二次試験受験番号記入指示等に関する現場実態調査 中間報告 2004.8.15 更新 2004.8.16

二次試験試験場において、試験開始前の受験番号記入がどのような状況であったかという情報を、受験生の皆さんにご提供いただいております。
これは、8月15日17時時点で集まったデータを、ざっと整理集計した結果を概略的に報告させていただくものです。
この結果をどのようにとらえるのかは後日に譲ることして、とりあえずコメントなしで結果だけ記載させていただきます。

※お知らせ※
中間報告内容を添付して、8月16日に技術士会にメールを送りました。
以下の中間報告内容を添付して、技術士会(試験センター)あてメールを送信しました。
私個人がこのような行動を取ったからといって、何がどのように変わるものでもないかもしれませんが、何もしないよりましだろうと考え行動することにしました。
調査の最終結果がまとまったら、改めてメールを出したいと思います。

【データ収集状況】
北海道5、宮城10、東京33、神奈川12、新潟4、愛知14、石川3、大阪14、広島4、香川5、福岡13、沖縄3
合計120件の情報をお寄せいただきました。

【会場別状況】

会場 受験番号等記入指示時刻
北海道 直前というものから10〜15分前というものまで幅がある。
宮城 平均して5分程度前から。道路の午前中は開始時刻から。総監は開始時刻から。
東京 早くて10〜15分前から。河川砂防は開始時刻から。港湾・土質基礎は部屋によって開始時刻からというものから10分前まで幅がある。
神奈川 5〜10分前から。総監は開始時刻からという例ばかり。
新潟 8〜10分前から。
愛知 早くて5分前から、開始時刻からという例も目に付く(河川砂防や鋼構造・都市計画)。
石川 早くて5〜10分前からというデータあり。
大阪 10分前から記入可能というところも多い。開始時刻からというのは道路だけ。
広島 5分程度前から。早くて8分前から。
香川 平均して5分程度前から。鋼構造午後は開始時刻から。
福岡 平均して5分程度前から。総監は開始時刻から。
沖縄 平均して5分程度前から。


【部門・科目別状況】

部門・専門科目 受験番号等記入指示時刻
建設 土質基礎 早いもので10〜15分前(北海道)、遅いもので開始時刻から(東京)
鋼構造 短いもので10〜15分前(東京)、遅いもので開始時刻から(愛知、香川)
都市計画 早いもので10分前(神奈川)、遅いもので3分前(新潟)
河川砂防 短いもので7〜8分前(福岡)、遅いもので開始時刻から(東京)
港湾 短いもので10分前、遅いもので開始時刻から
道路 早いもので10分前(東京)、遅いもので開始時刻から(愛知、宮城・神奈川・福岡の一部)
鉄道 1例のみ。15分前からの説明途中で記入指示があった。
トンネル 早いもので10分前(大阪)、遅いもので5分前(東京など)
施工計画 平均5分前、早いもので8分前(石川)、遅いもので3分前(宮城)
建設環境 短いもので10分前、遅いもので1分前
総合技術監理 開始時刻からというのが目立つが、新潟で科目不明ながら10分前からという例もある。
農業 農業土木 5分程度前から。新潟では一部10分前。
上記部門以外 衛生工学で開始時刻からというものあり。早いものでは10分前(情報工学・大阪・神奈川)。平均して5分程度前から。


【勝手な記入開始などの状況】
そのような行為を見たという例はそれほど多くありませんが、いくつか報告例があります。
特に目立つのが、午前中に試験開始前から記入してもよいとアナウンスされたので、午後は答案用紙が配布された直後から記入する受験生が見られたというものです。
また、封筒への記入は明瞭に指示されたが、答案用紙への受験番号記入指示は不明瞭であったというようなお話もいくつかありました。
また、これは開始前記入ではありませんが、「試験終了後も数分間書き続けていた」という例も複数ありました。