RCCM試験問題W−2臨時掲示板 平成27年度RCCM試験の問題4-2(鋼構造コンクリート部門)について語る、臨時掲示板です。
=鋼構造コンクリート部門= 2015.11.11開設、2015.11.30終了

[30] 1 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:59
1.道路橋示方書の基本理念及び設計の手法に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.現行の道路橋示方書の設計手法は、性能規定型の規定方法が採用されている。
b.改訂以前に用いられていた仕様規定型の設計手法は、現行の道路橋示方書では採用されていない。
c.耐久性の目標期間として、一定の知見が得られているものについては過去の実績より100年を目安に設定した。
d.要求する事項を満たす事が検証されるならば、規定される内容に厳密に従わない方法による設計も採用できる。


[52] RE:1 Name:J Date:2015/11/11(水) 17:35
答え:b

aとdは道示Tp9、cはp6に記述。


[29] 2 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:59
2.鋼道路橋の設計計算の精度に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.設計計算は、最終段階で有効数字3桁が得られるように行う。
b.コンクリートの許容応力度や安全率等のように有効数字が2桁以下で示されている許容値に対しても、最終段階の有効数字の桁数は3桁を確保するのがよい。
c.計算途中の有効数字の桁数は、定められていない。
d.設計計算にあたっては、荷重状態に応じた部材の材料特性、構造の幾何学的特性、支持条件等を適切に評価出来る解析理論及び解析モデルを用いらなければならない。


[56] RE:2 Name:初心者 Date:2015/11/11(水) 18:51
cにしてしまいましたがbのようですね。
鋼橋編P114

[63] RE:2 Name:nao Date:2015/11/12(木) 12:32
私もCにしてしまいました。
最終段階で3桁の精度を確保しようとしてるのに、
計算途中を指定しなくてもいいのかな?

[28] 3 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:58
3.道路橋示方書で規定している風荷重に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.標準的な風荷重の設定にあたっては、40m/sを設計基準風速としている。
b.鋼桁の抗力係数は、橋の総高(D)に対する橋の総幅(B)の比(B/D)が増加すると抗力係数は小さくなる。
c.カスト応答係数とは、風速変動の影響を補正するものであり、風の乱れ強さは高度が高いほど大きい。
d.上部工に作用する風荷重は、橋軸に直角に作用する水平荷重とし、設計部材に最も不利な応力を生ずるように載荷する。


[77] RE:3 Name:雄!番長 Date:2015/11/12(木) 21:55
c のようです。

a:道路橋示方書T共通編 p58 1)設計基準風速 の最後の方に記載されています。
b:道路橋示方書T共通編 p58 2)抗力係数 a)鋼桁 の最初の方に記載されています。
d:道路橋示方書T共通編 p53 2.2.9風荷重 (4)に記載されています。

ガスト応答係数(道路橋示方書T共通編 p60 3))
自然風は、時間的にも空間的にも風速が変動する乱流である。このため橋には、平均風速に起因する抗力の他に、変動風速に起因する変動的な抗力が作用する。変動的な抗力に起因する構造物の変形又は振動は、ガスト応答と呼ばれており、ガスト応答係数によりその効果が考慮される。変動風速の標準偏差と平均風速との比は乱れ強さと呼ばれているが、この乱れ強さが大きいほどガスト応答係数は大きくなる。風の乱れ強さは、高度が低いほど、また地表祖度が粗いほど大きい。

ちなみに私は(a)にして間違いました。(>_<)


[27] 4 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:58
4.鋳鍛造品の材質表記例として、鋳鋼品を示すものをa〜dのなかから選びなさい。
a.SF490A
b.SC450
c.S35CN
d.FC250


[53] RE:4 Name:雄!番長 Date:2015/11/11(水) 17:37
b のようです。

SC450は炭素鋼鋳鋼品(SC材)のうち、一般構造用の材料でSC材の中では最もポピュラーな材料といえます。SCに続く強さは引張り強さの最低値を示しており、この材料の場合450が下限ということになります。鋳鉄よりも強靭なかわりに、溶けにくく、引け巣(収縮が大きいために発生する空洞)のために鋳造性は悪くなりますので、留意する必要があります。


[61] RE:4 Name:ハンマーマン MAIL Date:2015/11/11(水) 21:54
dと思いましたが以下の記述ではbですかね? 鋳鉄と鋳鋼の違い!?
一般的によく使われる鋳鉄はねずみ鋳鉄と呼ばれ、片状黒鉛鋳鉄と呼ばれます。 JIS記号ではFCではじまる種類のもので、引っ張り強さによってFC25(FC250)、FC35(FC350)などがあります。
ちなみに、SC450は炭素鋼鋳鋼品(SC材)のうち、一般構造用の材料で、鋳鉄よりも強靭なかわりに、溶けにくく、引け巣(収縮が大きいために発生する空洞)のために鋳造性は悪くなりますので、留意する必要があります。
という記述がありました。


[26] 5 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:57
5.鋼材に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.鋼材を溶接する場合、一般に鋼材の合金元素量が少ないほど、また板厚が厚いほど溶接割れが生じやすい。
b.鋼材の溶接割れを防ぐ方法として、一般的に余熱が必要となる。
c.一般的な鋼材の溶接熱影響部は、溶接人熱量が大きいほどじん性が低下する傾向がある。
d.橋梁用高降伏点鋼板(SBHS)は、溶接予熱の省略や低減が可能な鋼材である。


[36] RE:5 Name:KA Date:2015/11/11(水) 14:59
a です。

鋼材を溶接する場合、一般に鋼材の合金元素量が多
いほど、また、板厚が厚いほど溶接割れが生じやすくなる

[64] RE:5 Name:nao Date:2015/11/12(木) 12:35
aですね。
過去問にも似たようなものがあったような気がします。

[25] 6 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:57
6.鋼道路橋設計における圧縮応力を受ける板及び補剛板に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.圧縮応力を受ける両縁支持板の最小板厚の規定は、使用鋼材の板厚、板の固定縁間距離及び応力勾配によって決定される。
b.架設時のみに一時的に圧縮応力を受ける両縁支持板の最小板厚の規定は、不経済な設計とならないよう別途定めている。
c.圧縮応力を受ける自由突出板の板厚は、自由突出幅の1/16以上とする。
d.圧縮応力を受ける両縁支持板の板厚および局部座屈に対する許容応力度の規定は、鋼桁の腹板には適用しない。


[81] RE:6 Name:雄!番長 Date:2015/11/17(火) 10:03
b と思われます。

a : 記述の通り(道示U P.163)
b : t≧b/80f かつ t≧b/220 (←不経済な設計?)
c : 記述の通り(道示U P.165)
d : 記述の通り(道示U P.163)


[24] 7 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:56
7.鋼道路橋の疲労設計に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.疲労設計にあたっては、原則として、疲労強度が著しく低い継手および溶接部の品質確保が難しい構造を避けなければならない。
b.応力による疲労耐久性の照査にあたっては、大型の自動車の繰返載荷の影響を適切に評価しなければならない。
c.疲労設計に用いる自動車荷重は、一般的に道路橋示方書に規定するL荷重を用いる。
d.応力範囲の算出の方法として、一般的にレインフロー法が用いられる。


[31] RE:7 Name:3部門目 Date:2015/11/11(水) 13:56
cにしました
L荷重が誤りで、T荷重を用いるべきです


[65] RE:7 Name:nao Date:2015/11/12(木) 12:35
cですね。
基本的にT荷重です。

[23] 8 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:56
8.鋼橋製作の加工に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.主要部材の板取りは、主たる応力の方向と圧延方向を一致させるのを原則とする。
b.けがきをする際は、完成後も残る場所には原則としてタガネ、ポンチきずを付けてはならない。
c.主要部材の切断は、原則として自動ガス切断法、プラズマアーク切断法又はせん断法により行う。
d.孔あけのボルト孔の径は、摩擦接合、引張接合と支圧接合では異なる。


[80] RE:8 Name:鋼構造 Date:2015/11/16(月) 21:47
a・・・記述の通り(道示UP.439)
b・・・   同上
c・・・せん断法×⇒レーザー切断法
d・・・記述の通り(道示UP.440)
よって、c

[22] 9 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:55
9.鋼橋の架設に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.曲げモーメントを主として受ける部材のフランジ部と腹板部とで、溶接と高カボルト摩擦接合を併用する場合には、高カボルトの締め付け後に溶接を行うのを原則とする。
b.部材の仮置きでは、部材が地面に接することのないようにしなければならない。
c.部材の組立に使用する仮締めボルトとドリフトピンの数は、架設工法によって異なる。
d.部材の組立に使用するドリフトピンの本数は、仮締めボルトとドリフトピンの合計の1/3以上とする。


[83] RE:9 Name:雄!番長 Date:2015/11/17(火) 21:48
a だと思います。

a:×…溶接の完了後に高力ボルトを締付けるのを原則とする。(道示U P.497)
b:記述の通り(道示U P.500 18.7.3)
c:記述の通り(道示U P.501(上))
d:記述の通り(道示U P.500(下))


[21] 10 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:45
10.鋼道路橋の鋼床版の設計に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.鋼床版が主桁の一部として作用している場合には、主桁の一部としての作用と、床版及び床組としての作用に対してそれぞれ安全でなければならない。
b.床版及び床組としての作用に対しては、鋼床版を版格子構造又は直交異方性版と考えて設計を行う。
c.鋼床版の縦リブの衝撃係数は、一律0.4とする。
d.車道部に主桁又は縦桁が配置される場合には、舗装のひび割れを抑制するために輪荷重の常時走行位置が腹板位置と一致するように配置する。


[78] RE:10 Name:nao Date:2015/11/14(土) 22:15
dですよね

[20] 11 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:44
11.鋼橋の連結の設計に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.主要部材の連結の設計は、作用力に対して行うほか、原則として曲げモーメント及びせん断力に対し母材の全強の75%以上の強度を持つようにする。
b.高カボルトを用いた接合で、母材の全強の75%以上で設計するとボルトが多列化して配列が不可能になる場合には、連結方法を現場溶接に変更する方法がある。
c.応力に垂直なすみ肉溶接と高カボルト摩擦接合とは、併用してはならない。
d.溶接と高カボルト支圧接合とは、併用してはならない。


[79] RE:11 Name:鋼構造 Date:2015/11/16(月) 21:44
a・・・せん断力は作用力を用いる×
b・・・記述の通り(道示UP.215)
c・・・記述の通り(道示UP.216)
d・・・   同上
よって、a

[19] 12 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:44
12.平成26年度「道路の維持修繕に関する省令・告示」に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.橋梁の点検は、必要な知識及び技能を有する者が行うこととする。
b.橋梁点検は、5年に1回の頻度で行うことを基本とする。
c.橋梁点検の方法は、橋梁の重要度等を勘案し近接目視、遠望目視その他の方法により行う。
d.橋梁点検の後は、健全性の診断を行い、その結果をT:健全、U:予防保全段階、V:早期措置段階、W:緊急措置段階の区分に分類する。


[32] RE:12 Name:3部門目 Date:2015/11/11(水) 13:57
cにしました
全て近接目視で点検すべきです。


[74] RE:12 Name:雄!番長 Date:2015/11/12(木) 21:10
C だと思います。
「重要度等を勘案し」と「遠望目視その他の方法」が誤りのようです。
参照↓
http://www.mlit.go.jp/common/001034659.pdf


[18] 13 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:43
13.平成26年度「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者登録規程」のなかの橋梁の点検・診断の資格制度に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.技術者登録規程の対象は、民間事業者等が付与する技術者資格である。
b.橋梁の登録規程が対象とする施設分野は、鋼橋とコンクリート橋に分けられている。
c.橋梁の業務としては、点検と診断に分けられている。
d.橋梁の知識・技術を求める技術者は、管理技術者と担当技術者である。


[50] RE:13 Name:アジング Date:2015/11/11(水) 17:11

技術者資格登録規程より
鋼橋・コンクリート橋ともに担当技術者のみですね。

[75] RE:13 Name:雄!番長 Date:2015/11/12(木) 21:17
d のようです。
鋼橋・コンクリート橋・トンネルは担当技術者
砂防・海岸・港湾・空港は管理技術者
公園施設(遊具)のみ両方のようです。

参照↓
http://www.nilim.go.jp/lab/peg/siryou/20141225_tyousasekkei_kondankai/siryou1_tourokusikakukatuyouhoukousei.pdf


[17] 14 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:42
14.鋼橋の損傷に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.塗膜損傷の要因である飛来塩分量は、海岸線に近い橋梁だけでなく凍結防止剤の散布の影響も大きい。
b.橋梁部位の塗膜劣化の特徴としてプレートガーダー橋の場合、桁内面より桁外面の塗膜劣化が激しい。
c.ソールプレート前面は、支承機能の低下に起因する疲労亀裂の発生事例が多い。
d.疲労損傷の多い橋梁としては、昭和31年または39年の道路橋示方書で設計された溶接橋が挙げられる。


[54] RE:14 Name:グラスホッパー Date:2015/11/11(水) 18:09
dですかね。
道路橋点検必携のP-319に「1964年以前は溶接に関する定量的な規定がない〜」とあります。


[58] RE:14 Name:崖っ淵 Date:2015/11/11(水) 20:52
bにしました。
プレートガーダー橋の内桁は潮風の巻き込みで外桁より損傷が激しいとおもったのですが。。
dの1964年以前という事は39年も含むのでは?

[16] 15 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:42
15.鋼橋の腐食損傷部材の補修・補強に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.腐食部分の応力的改善策を行う補修・補強方法としては、当て板補修と部材取替えがある。
b.腐食部への部材取付けは、高カボルトを基本に考える。
c.腐食した部分に凹凸があり所定の摩擦係数が確保出来ない場合には、現場溶接を用いるものとする。
d.腐食部への溶接を行う場合には、竣工年次の調査や必要に応じて鋼材の成分分析を行う必要がある。


[59] RE:15 Name:崖っ淵 Date:2015/11/11(水) 20:54
cにしました。
自信はないですが、消去法で

[85] RE:15 Name:通りすがりでした Date:2015/12/02(水) 18:48
鋼部材の補修補強は原則切った貼ったのボルト締めです。
溶接をすると、対象とする部材を含めて熱の影響を受けると聞いています。(すいません、聞きかじりですが)
実務では切った貼ったのボルト締めにしています。
某講習会で、某教授の指摘もありました。

[15] 16 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:41
16.コンクリートの配合設計における基本事項として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.単位水量は、細骨材率が小さいほど減少する傾向にあり、単位セメント量の低減も図れるので、細骨材率はできるだけ小さくするのがよい。
b.スランプは、施工性を考慮し品質を損なわない範囲でできるだけ大きくするのがよい。
c.空気量を多くすれば強度低下の原因となるので、耐凍結融解性を向上させる目的で多くする場合には、十分な注意が必要である。
d.水セメント比は、強度、耐久性、及び水密性等から定められ、これらのうちの最大値を選択するのが一般的である。


[57] RE:16 Name:初心者 Date:2015/11/11(水) 19:10
cだと思います。コンクリート工事ポケットブックなどに強度低下の原因ともなるので,4〜6%とすることが多い,,などと書かれてます。が,示方書や基準などは見つけられてません。

[66] RE:16 Name:nao Date:2015/11/12(木) 12:37
これは消去法でいくとcが残りました。
空気量について注意が必要なのは当然のことなので。

[14] 17 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:41
17.塩害によるコンクリート内部の鉄筋の腐食に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.塩害では、鋼材表面の不動態皮膜が塩化物イオンにより破壊されることで腐食が開始する。
b.鉄筋の腐食による体積膨張は、約2〜4倍であるといわれている。
c.マクロセル腐食では、アノード反応とカソード反応が同じ場所で生じる。
d.鉄筋の腐食速度は、海上大気中よりも海中部の方が小さい。


[47] RE:17 Name:グラスホッパー Date:2015/11/11(水) 15:46
cではないでしょうか。
アノードとカソードが近いのはミクロセル。
両者が離れた位置にあって腐食が大規模になるのがマクロセル。


[48] RE:17 Name:鋼構造 Date:2015/11/11(水) 15:48
c
アノード反応とカソード反応が近い場所で生じる場合の腐食はミクロセル腐食。よってc

[67] RE:17 Name:nao Date:2015/11/12(木) 12:38
cですね。
離れた位置で生じます。

[13] 18 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:40
18.プレストレッシング直後のプレストレスカは、PC鋼材の引張端に与えた引張力に種々の影響を考慮して算出する。その考慮する影響として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.コンクリートの弾性変形
b.PC鋼材とシースの摩擦
c.定着具におけるセット
d.コンクリートのクリープおよび乾燥収縮


[33] RE:18 Name:3部門目 Date:2015/11/11(水) 13:59
dにしました

過去に何回も出た問題で、誤っているものが入れ替わってます。
プレスとレッシング直後に考慮する影響は
1コンクリートの弾性変形
2PC鋼材とシースの摩擦
3定着具におけるセット


[68] RE:18 Name:nao Date:2015/11/12(木) 12:40
dですね。
3部門目さんのとおりです。

[12] 19 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:40
19.コンクリート連続桁橋の構造解析として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.連続桁橋は、施工方法によって施工段階ごとの構造系が変化するが、その影響は一般に微小であるため、斜張橋等特殊な場合以外はこれを無視して解析してよい。
b.連続桁橋は、プレストレスカ、温度の影響、クリープ、乾燥収縮、支点移動による不静定力を考慮して設計する。
c.複数の固定支承を有する連続桁橋は、橋脚を含めた構造モデルにより解析する。
d.連続桁橋の中間支点上の設計曲げモーメントは、支承幅、桁の高さ、横桁等の影響を考慮する。


[46] RE:19 Name:鋼構造 Date:2015/11/11(水) 15:43
道路橋示方書Vp.279〜286より
a・・・×連結前後に構造系が変化することを考慮しなければならない
b・・・○
c・・・○
d・・・○

[11] 20 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:39
20.コンクリート構造物における過大で有害なひび割れの発生を制御するため設計段階で考慮すべき事項に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.常時作用する荷重に対して、鉄筋に生じる応力を小さくする。
b.コンクリートの収縮や温度応力に起因するひび割れは、できるだけ発生させないように配慮する。
c.適切な伸縮目地を設置する。
d.鉄筋径を大きくして、配置間隔をできるだけ大きくする。


[45] RE:20 Name:グラスホッパー Date:2015/11/11(水) 15:40
dではないでしょうか。
コンクリート床版は、ひび割れを防ぐのに太径鉄筋は好ましくないとしています。
(道示U P-274〜275)


[69] RE:20 Name:nao Date:2015/11/12(木) 12:41
消去法でいくとdになりました。

[10] 21 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:39
21.コンクリート橋のラーメン構造の設計に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.ラーメン橋の解析は、プレストレスカ、温度の影響、クリープ、乾燥収縮、支点移動による不静定力及び地震の影響を考慮する。
b.断面力を算出する場合のラーメン軸線は、コンクリート全断面を有効とした部材断面図心に一致させることを原則とする。
c.断面力の算出にあたっては、その影響が一般に微小であることから、部材断面の曲げ剛性の変化及び剛域の影響は考慮しなくてもよい。
d.土圧が作用するラーメン橋は、全設計土圧が作用する場合及び全設計土圧の1/2が作用する場合のうち、不利となる断面力に対して設計する。


[55] RE:21 Name:グラスホッパー Date:2015/11/11(水) 18:24
c。
断面変化を無視して良い部材計算は考えにくいのでは?
ハンチの剛性は無視しますけど・・・。


[62] RE:21 Name:たんぼ Date:2015/11/12(木) 07:47
cですか。

道示V(p.279-280)
「(9)曲げ剛性の変化及び剛域の影響を考慮して解析し...」
と記載があります。


[9] 22 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:38
22.PC構造物の劣化の原因となるPC鋼材の腐食防止対策として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.低グリーティング型グラウトの採用
b.ポリエチレン等のプラスティック製シースの採用
c.エポキシ樹脂等による被覆鋼材の採用
d.橋面防水、コンクリート塗装の採用


[34] RE:22 Name:3部門目 Date:2015/11/11(水) 14:02
dにしました

全く間違いとは思いませんが…(橋面防水すれば床板クラックや地覆との境目に出来るクラック等からの浸水は防げると思います。そもそもそれはないという仮定の問題ですかね)
確か、過去にも同じ問題が出てたような…


[44] RE:22 Name:鋼構造 Date:2015/11/11(水) 15:29
答えは過去問からdと思いますが、

aの低ブリーディングが気になったのでaにしました。
ノンブリーディングのことなのでしょうか?

[51] RE:22 Name:J Date:2015/11/11(水) 17:29
aです。

道示Vp332
「グラウトはノンブリーディング型を使用する」


[60] RE:22 Name:通りすがりでした Date:2015/11/11(水) 21:10
PC鋼材の腐食防止対策として、
橋面防水とありますが、
これは上縁定着時代のものを対象にしているのでしょうかね。
ふと思ったんで、書き込んでみました。

[70] RE:22 Name:nao Date:2015/11/12(木) 12:42
過去問からdだと思ってました。

[73] RE:22 Name:たんぼ Date:2015/11/12(木) 19:56
aとd両方では?

道示ですと、a「ノン」、d「記載なし」ですよね。

ちなみに、dはコンクリートそのものの劣化防止ではないですか?PC構造物だけでなく、RCも含む全般。
ASRとか、コンクリートの土砂化など?


[84] RE:22 Name:kinki2 Date:2015/11/23(月) 10:58
正解は「a」だと考えます。

PC鋼材の腐食防止ということは、水の影響によるところが大きいため、橋面防水することは有効ではないでしょうか?
過去問題は、橋面防水だけが間接的な対策であったためそれが正解だったと思いますが、今回の問題「低ブリーディング・・・」とありますので明らかにノン=0とは異なります。
つまり今回は、直接的及び間接的な対策から間違っているものを選びなさいという問題に変更されていると考えられ、明らかに文言の違う「a」が正解となると思います。

[8] 23 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:25
23.コンクリート構造に関する設計の基本に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.設計では、構造物の要求性能を設定し、その要求性能を満たすように構造物の構造計画、構造詳細の設定を行い、設計耐用期間を通じて要求性能が満足されていることを照査する。
b.設計では、施工中及び設計耐用期間内において、構造物の使用目的に適合するために要求される全ての性能を設定する必要がある。
c.構造計画では、要求性能を満たすように、構造特性、材料、施工方法、経済性等を考慮して構造形式等の設定を行うが、維持管理手法については行わなくてもよい。
d.構造詳細の設定では、構造計画で設定された構造形式に対して、準拠する規準に定められた構造細目に従って形状・寸法・配筋等の構造詳細を設定することとする。


[43] RE:23 Name:鋼構造 Date:2015/11/11(水) 15:22
コンクリート標準示方書(設計編)p.2
1.○
2.○
3.×・・・維持管理手法も考慮して構造詳細を設定する
4.○

[7] 24 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:24
24.コンクリート構造物の検査に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.検査は、施工の各段階および完成時に、構造物の施工者の責任において実施しなければならない。
b.構造物の発注者は、構造物の重要度、用途・目的を考慮し、設計図書に基づいて検査計画を立案しなければならない。
c.検査は、検査計画に従い、信頼性が保証された方法によって行わなければならない。
d.検査結果が「否」と判定された場合には、対策措置を検討しなければならず、適切な対策措置を講ずることができない場合は、「否」と判定された施工の段階をやり直さなければならない。


[41] RE:24 Name:鋼構造 Date:2015/11/11(水) 15:17
コンクリート標準示方書(施工編)p.12
1・施工者の責任⇒発注者の責任×
2.○
3.○
4.○

[6] 25 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:23
25.コンクリート締固め養生として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.内部振動機の挿入間隔は、50cm以下が標準である。
b.層打ちする場合内部振動機は、下層コンクリートへ20cm程度挿入する。
c.コンクリートの硬化中は、有害な振動、衝撃等の影響を受けないように養生する。
d.養生方法は、湿潤養生を原則とする。


[35] RE:25 Name:3部門目 Date:2015/11/11(水) 14:04
bにしました

20p⇒10pです
過去に同じ問題が出てます
過去問ではaが1m以下となっておりaが誤りでしたが( ´∀`)


[38] RE:25 Name:KA Date:2015/11/11(水) 15:06
b です。

振動締固めにあたっては、内部振動機を下層のコンクリート中に10 p程度挿入する。

コンクリート標準示方書 施工編

[5] 26 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:22
26.場所打ち杭の鉄筋かごの製作及び建込みに関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.鉄筋の加工及び組立ては、鉄筋かごが必要な精度を確保し、堅固となるように行わなければならないため、その形状保持のために溶接を行うのがよい。
b.鉄筋かごの建込み中は、鉛直度と位置を正確に保ち、孔壁に接触して土砂の崩壊を生じさせないよう施工しなければならない。
c.鉄筋かごの建込み中及び建込み後に、ねじれ、曲り、座屈、脱落等により鉄筋かごが変形しないように施工しなければならない。
d.所要のかぶりが確保できるように、鉄筋かごには適切な強度を有するスペーサーを配置しなければならない。


[39] RE:26 Name:鋼構造 Date:2015/11/11(水) 15:06
道路橋示方書P.572より「組立の計上保持のために溶接を行ってはならない」
よってa

[4] 27 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:22
27.道路橋における耐震性能の照査に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.耐震設計上の地盤面より下方の構造部分には、慣性力、地震時土圧及び地震時動水圧を作用させなくてもよい。
b.橋脚が設計震度に対して十分大きな地震時保有水平耐力を有している場合、また液状化の影響がある場合等のやむを得ない場合でも、橋脚基礎に塑性化が生じることを考慮してはならない。
c.時刻歴応答解析法を用いた動的照査を行う場合に入力する地震動は、3波形程度を用いるものとし、その結果求められる応答値の平均値を照査するのがよい。
d.動的照査法における鉄筋コンクリート部材のモデル化は、コンクリートのひびわれ、軸方向鉄筋の降伏等の影響を適切に考慮した剛性低下型モデルとするのが望ましい。


[37] RE:27 Name:鋼構造 Date:2015/11/11(水) 15:01

液状化の影響がある場合は塑性化することを考慮する。

[40] RE:27 Name:グラスホッパー Date:2015/11/11(水) 15:13
bですね。
塑性化を考慮する場合には、応答塑性率と応答変位の照査を行います。
(道示X P-235)


[3] 28 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:21
28.コンクリート上部工のレベル||地震動に対する照査は、主桁に生じる最大応答曲率が応急修復が不要とみなせる許容曲率以下であることを確認することにより行う。この許容曲率として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.橋軸方向において、引張縁側に緊張したPC鋼材を配置している場合はPC鋼材が弾性限界に達する曲率
b.橋軸方向において、引張縁側に緊張したPC鋼材を配置していない場合は最外縁鉄筋が降伏点に達する曲率
c.橋軸方向において、引張縁側に緊張したPC鋼材を配置していない場合で、主荷重及び主荷重に相当する特殊荷重作用時の圧縮縁応力度が2N/mm2以上の場合は、最外縁鉄筋の引張ひずみが0.005に達する曲率
d.橋軸直角方向において、ウェブ最外縁鉄筋が降伏またはPC鋼材が弾性限界に達する曲率のいずれか大きい方


[72] RE:28 Name:J Date:2015/11/12(木) 14:11
答え:d

道示Xp265 表-解14.3.1
×いずれか大きい方
○いずれか小さい方

専門PCだけどマニアックな問題だな。


[2] 29 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:20
29.コンクリートのひび割れパターンとして、後打ちされた竪壁コンクリートの温度応力により生じるものをa〜dのなかから選びなさい。



[42] RE:29 Name:グラスホッパー Date:2015/11/11(水) 15:17
bです。
温度ひび割れは拘束面に対して直角方向にひび割れが発生します。
この問題の場合、先打ちの底版が後打ちのたて壁を拘束しているので、ひび割れはbです。


[71] RE:29 Name:nao Date:2015/11/12(木) 12:43
たくさん見てきましたので、外部拘束による温度ひび割れはbですね。

[82] RE:29 Name:雄!番長 Date:2015/11/17(火) 21:18
b だと思います。

[1] 30 Name:太刀魚 Date:2015/11/11(水) 12:19
30.点検に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.初期点検は、維持管理開始時点での構造物の性能に関する初期状態を把握することを目的として実施する。
b.日常点検は、巡回で点検が可能な範囲について、劣化、損傷の有無や程度の把握を目的として実施する。
c.定期点検は、日常点検では把握できないような構造物全体の劣化、損傷の有無やその程度をより詳細に把握することを目的として実施する。
d.緊急点検は、災害や事故により変状の生じた、あるいはその可能性のある構造物や部位・部材等を対象とし、点検者の安全を確保した上で速やかに実施する。


[49] RE:30 Name:KA Date:2015/11/11(水) 16:59
aではないでしょうか。


コンクリート標準示方書(維持管理)

初期点検:構造物の供用開始以前、供用中あるは大規模対策後に、初期欠陥,損傷,劣化の有無を把握するとともに,劣化機構の推定及び劣化予測を行うことを目的として実施するものとする。

[76] RE:30 Name:雄!番長 Date:2015/11/12(木) 21:31
a だと思います。

5章初期点検
5.1原則
(1)初期点検は,構造物の供用開始以前,供用中あるいは大規模対策後に行うものとする。
(2)初期点検は,初期欠陥,損傷,劣化の有無を把握するとともに,劣化機構の推定及び劣化予測を行うことを目的として実施するものとする。
(3)初期点検の結果は適切に記録しなければならない。