RCCM試験問題W−2臨時掲示板 平成27年度RCCM試験の問題4-2(地質部門)について語る、臨時掲示板です。
=地質部門= 20151.11.13開設、2015.11.30終了

[30] 1 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:58 
1.切土のり面におけるのり面保護工の選定において、安定勾配が確保でき、落石の恐れはなく、地山の分類としては土砂に分類され、湧水があるが、不安定化の可能性は低いのり面に対するのり面保護工として、最も適するものをa〜dのなかから選びなさい。
a.プレキャスト枠工(栗石詰)
b.植生基材吹付工
c.ジオテキスタイルエ
d.コンクリート張工(密閉型)


[36] RE:1 Name:今年の河川砂防受験者です Date:2015/11/14(土) 18:23
今年の受験者では無いのですが、ご意見が無いのでコメントします。
私は、bの植生基材吹付工ではないかと思います。
安定勾配が確保できているため、表面浸食を防止できれば良いと思い、経済性の良い植生工が適していると考えました。

[41] RE:1 Name:むら Date:2015/11/14(土) 22:41
安定斜面かつ湧水ありの場合は、プレキャスト法枠が適していると思います。湧水量が不明ですが、あえて記述していることとから、それなりの量があるとすると植生基材は流出してしまいます。

[43] RE:1 Name:いぬ Date:2015/11/16(月) 12:15
湧水がある安定斜面ということで、aのプレキャストのり枠(栗石詰め)を選びました。植生基材は湧水があると流出しますから

[29] 2 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:50 
2.まさ、しらす、段丘堆積層など砂質土からなる切土のり面において、侵食に対する耐性を把握する手法として、齪っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.標準貫入試験によるN値測定
b.砂、シルト分含有量の測定
c.乾湿繰り返し試験による劣化状況の調査
d.既設のり面での土壌硬度、のり面の侵食程度の調査


[32] RE:2 Name:ウォル Date:2015/11/13(金) 22:33
c
乾湿繰り返し試験は、岩盤に用いる

[28] 3 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:34 
3.道路土工(切土部)の詳細調査段階の調査目的に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.切土部の三次元的な地質の詳細把握を行う。
b.断層破砕帯、地すべり、斜面崩壊、土石流等のコントロールポイントにおける切土施工可能性の評価を行う。
c.法面勾配、施工方法、法面保護工・対策工の検討、課題の抽出を行う。
d.地山の土軟硬等工学的性状の把握を行う。


[51] RE:3 Name:123 Date:2015/11/17(火) 12:46
b.概略でやる項目

[52] RE:3 Name:NR15 Date:2015/11/17(火) 12:50
b。初期段階の検討項目です。

[27] 4 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:28 
4.ダムサイトなどで、大型土木構造物の岩盤強度評価のために行われる地盤工学会制定の「岩盤せん断試験方法」に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.岩盤せん断試験は、マサなどの風化軟岩や泥岩などの堆積軟岩を含む軟岩から節理など不連続面を含む硬岩に適用される。また、比較的厚さのある断層、破砕帯、シームについても適用することができる。
b.岩盤せん断試験の手法には、ブロックせん断試験、ロックせん断試験があり、き裂性の岩盤ではブロックせん断試験が、劣化しやすくコンクリートとの付着強度が十分期待できない軟岩等ではロックせん断試験が用いられることが多い。
c.ブロックせん断試験、ロックせん断試験とも、想定せん断面は縦600mm×横600mmの正方形を標準とし、想定せん断面と傾斜荷重のなす角度は15°程度を標準とする。
d.せん試験時の載荷は、鉛直荷重、傾斜荷重の2種類からなり、せん断試験の本載荷時は、傾斜荷重の増加に伴い、鉛直荷重を段階的に増加させる。


[33] RE:4 Name:ウォル Date:2015/11/14(土) 08:05
d
地盤工学会 地盤調査の方法と解説 平成16年版
p535 図7-1参照

[26] 5 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:25 
5.調査段階におけるグラウチングテストを計画する際に考慮すべき要素に関する配述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.グラウチングテストは、調査段階で必ず現地で実施し、地盤の改良効果を見極める必要がある。
b.ダム形式及びカーテングラウチング・コンソリデーショングラウチングなど対象とすべきグラウチング工法の種類は、計画立案における基本条件である。
c.地形、土質・地質構成、岩盤性状、岩級、卓越する不連続面の走向・傾斜、水理地質構造、透水性、限界圧力などの試験対象とする岩盤の地質条件は、事前に十分に検討しておく。
d.堤体および岩盤の上載荷重、施工位置などの設計・施工条件は、グラウチングテスト実施位置の評価あるいは実施位置以外での評価に展開させる場合に必要である。


[38] RE:5 Name:ウォル Date:2015/11/14(土) 20:04
a 必要に応じて実施

[25] 6 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:23 
6.シールドコ:法において併設トンネルの影響を検討するにあたり配慮すべき事項に関する田述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.先行トンネルへの影響は、後続トンネルの外径が大きいほど大きい。
b.併設トンネルの影響は、鋭敏比の高い軟弱地盤、自立性の乏しい砂地盤で顕著に現れる。
c.併設するトンネルの位置が水平方向、上下方向いずれの場合においてもその離隔距離が小さくなるほどその影響は増大する。
d.後続トンネルの施工は、先行トンネルの掘削の影響が残っている状態で施工することでトンネル相互干渉の影響が出にくい。


[53] RE:6 Name:NR15 Date:2015/11/17(火) 12:52
d。掘削の影響が残った状態の方が影響が出る。

[24] 7 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:18 
7.「トンネル標準示方書[山岳工法]・同解説」では、調査及び計画段階において特殊な地山条件の有無や分布と性状の把握のための調査が必要としているが、「地山条件」と「問題となる現象」の組み合わせの中で、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.地山条件:断層破砕帯、問題となる現象の例:突発的湧水
b.地山条件:未固結地山、問題となる現象の例:地表陥没
c.地山条件:膨張性地山、問題となる現象の例:地山の流出
d.地山条件:山はねが予想される地山、問題となる現象の例:切羽の崩壊


[55] RE:7 Name:NR15 Date:2015/11/17(火) 12:54
c。膨張性地山=浮き上がり、盤ぶくれ。

[23] 8 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:16 
8.山岳トンネルにおける前方探査手法の一つの「探りノミ」の手法や目的に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.ドリルジャンボに設置した計測システムで逐次自動記録し、そのデータの解析により地山状況を把握する手法
b.切羽観察で地質変化地点がみられた地点での前方地質等の状況確認
c.前方探査に加えて、水抜きボーリングの効果を期待
d.弾性波を利用した前方探査結果の精度の向上のための補完


[56] RE:8 Name:今年の河川砂防受験者です Date:2015/11/17(火) 18:35
誰も解答されないので、調べてみました。
出典:https://www.pref.nagano.lg.jp/gijukan/infra/kensetsu/gijutsu/documents/5-4tonneru.pdf

探りノミは、爆破孔やロックボルト孔削孔要のドリルジャンボを利用したノンコアボーリングで
簡易に行う前方探査である。切羽前方の地質状況や地下水状況を簡易に把握することが目的であり、
具体的には次のようなものがある。
@ 切羽観察で地質変化が見られた時点での前方地質等の状況確認
A 事前地質調査で予想される地質変化地点や断層・破砕帯の状況確認
B トンネル全延長に対する計画的な切羽前方地質等の状況確認
C 弾性波を利用した前方探査結果の精度向上のための補完
D 前方探査に加えて、水抜きボーリング効果を期待

記載が無い選択肢はaだけですので、答え(誤っているもの)は、aみたいです。

[22] 9 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:14 
9.河川堤防の新設時の予備調査において、透水性地盤として注意すべき箇所を説明した記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.平坦な湿地帯、湿田地帯
b.河川の付近で、扇状地域、自然堤防地域、三角州地域等の名称で呼ばれている箇所
c.旧河道の締切り箇所
d.洪水時の河川の水位の上昇により堤内地に湧水等が認められる箇所


[46] RE:9 Name:むら Date:2015/11/16(月) 12:59
a
b〜dは地質調査要領に「透水性地盤の存在する場所」として記載あり。
aは比高、周辺の地形によりけりかと思われます。


[21] 10 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:11 
10.道路土工一軟弱地盤対策工指針には「軟弱地盤の定義」として様々な地盤条件が示されている。その記載内容として誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.主として粘土やシルトのような微細な粒子に富んだ軟らかい土より成る。
b.間隙の小さい有機質土又は泥炭、ゆるい砂などから成る土層より構成される。
c.地下水位が高い。
d.盛土や構造物の安定・沈下に影響を与える恐れがある。


[34] RE:10 Name:ウォル Date:2015/11/14(土) 08:29
b
間隙の小さい×大きい○

[20] 11 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:09 
11.海洋における鉱物資源に関する記述として、最も不適切なものをa〜dのなかから選びなさい。
a.海洋底熱水鉱床とは、海洋底から噴出する熱水から析出・沈殿した多金属鉱床で、日本近海では沖縄海域や伊豆小笠原海域でその存在が知られている。
b.レアアース泥(レアアース資源泥)とは、近年、海洋底から深度10m以内の浅いところに発見されたレアアースを高濃度で含有する泥状の堆積層で、南鳥島周辺の太平洋にその分布が確認されているが、2013年現在、分布等の詳細については未確認である。
c.コバルトリッチクラストとは、中部〜西太平洋に点在する水深1000〜2400mの海山の斜面や頂部に海底の岩石を皮殻状に覆うように分布する海底資源鉱物で、マンガン、銅、ニッケルなどのほかコバルトを高濃度で含む。
d.マンガン団塊とは、マンガン、ニッケル、銅、コバルトなど多種類の金属を含む黒色で団塊状の沈殿物で、コバルトリッチクラストと同じく水深1000〜2400mの海山の斜面から頂部の海底に分布する。


[39] RE:11 Name:ウォル Date:2015/11/14(土) 21:01
d

マンガン団塊は、海底4000〜6000mの海底底に分布する

[40] RE:11 Name:ウォル Date:2015/11/14(土) 21:22
すいません、↑海底低× 海洋底○です

[19] 12 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:07 
12.道路土工ののり面工・斜面安定工指針に示されている落石対策工の選定フローチヤートでは、対策は落石予防工と落石防護工に大別されている。次に挙げる落石対策のうち、落石予防工に含まれないものをa〜dのなかから選びなさい。
a.ロックボルトエ
b.接着工
c.落石防護柵工
d.のり枠工


[37] RE:12 Name:今年の河川砂防受験者です Date:2015/11/14(土) 18:34
ロックボルトだけ、地中で効果を発揮するので、aかな。
と、思ったのですが、問題文を良く読むと、予防工とあるので、落石防護柵が間違いっぽいです。
落石防護柵だけが、落石発生後に効果を発揮します。
正解は、cだと思います。

[42] RE:12 Name:むら Date:2015/11/14(土) 22:47
おなじく、c
そのなのとおり、落石「防護」柵ですから。


[18] 13 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:05 
13.活動中の地すべり安定解析において、すべり面のせん断強度を求める手法の1つとして逆算法がある。逆算法ではC・tanφ関係図を作成し、すべり面の平均鉛直層厚に基づく経験値としての粘着力Cを定めて、C-tanφ関係図よりtanφ値を決定する手法が一般的である。すべり面の平均鉛直層厚が10mの場合の粘着力Cの経験値として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.5kN/m2
b.10kN/m2
c.15kN/m2
d.20kN/m2


[35] RE:13 Name:ウォル Date:2015/11/14(土) 08:35
b
道路土工 法面工斜面安定工指針p340表3ー21参照

[17] 14 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:04 
14.平成18年度に改訂された道路防災点検の点検要領の内容説明として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.安定度調査箇所の選定は、第1絞込み・第2絞込みにより決定する。
b.第1絞込みの検討に用いる資料としては、防災カルテ、災害記録、パトロール日誌等と、地形図、地質図などである。
c.絞込み作業の机上調査により抽出された安定度調査候補箇所に対して、第2絞込みで現地確認を行う。
d.点検技術者の個人差を是正するために、落石・崩壊、岩盤崩壊、土石流に関しては、キャリブレーションを行う。


[50] RE:14 Name:いぬ Date:2015/11/17(火) 07:52
キャリブレーションを行うべき点検対象項目は、安定度調査において評点のばらつきが懸念され、かつ、点検箇所数も多い以下の3 項目とする。
@落石・崩壊
A岩盤崩壊
B擁壁

よって d だと

[16] 15 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:02 
15.平成25年2月に国土交通省道路局より出された「総点検実施要領(案)」【道路のり面工・土工構造物編】の記載内容として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.この要領案は、道路構造令の第3条に規定する道路における道路のり面工・土工構造物の点検に適用する。
b.点検の目的は、第三者被害を防止する観点から変状等の異常を把握するものである。
c.主な点検対象は、のり面工、斜面安定工、カルバートエ、道路付属物である。
d.異常箇所の判定区分の目安は、第三者への影響の有無にかかわらず、豪雨や地震等の発生要因に基づき分類されている。


[44] RE:15 Name:むら Date:2015/11/16(月) 12:45
要領より
a(×):道路構造令ではなく道路法
b(○)
c(×):道路付属物は含まない
d(×):発生要因では分類しない


[15] 16 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 16:01 
16.砂防醐査における地形調査では、流域の概括的な地形条件を把握し、地形図、空中写真等をもとに、流域区分、谷次数区分を行うとともに、傾斜、斜面形状、起伏量、谷密度、河床勾配等の醐査を行うことが標準とされている。谷密度を示す方法で「河川砂防技術基準」に配載されていないものをa〜dのなかから選びなさい。
a.水源となる谷の総数を流域面積で割った値
b.水源となる谷の総数を全合流点の数で割った値
c.本支流の総延長を全合流点の数で割った値
d.本支流の総延長をその流域面積で割った値


[45] RE:16 Name:むら Date:2015/11/16(月) 12:50
b
それ以外は谷密度の項目に記載あり。

bでは谷数が増えればそれに応じて合流点も増えるため、密度が出ないと思われます。


[14] 17 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 15:59 
17.火山災害を軽減するため気象庁が発表している噴火警報、噴火警戒レベル等として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.噴火警報は、全国llOの活火山を対象に気象庁より発表される。
b.噴火警報が対象としている主要な火山現象は、爆発的噴火により生じる大きな噴石、噴火に伴い発生する火砕流、噴火に伴い発生した火砕流等の熱により積雪が解け発生する融雪型火山泥流である。
c.噴火警戒レベルは、火山活動の状況に応じて、防災機関や住民等のとるべき防災対応を5段階に区分して発表される指標で、従来は「レベル1」のキーワードは「平常」であったが、現在は「活火山であることに留意」に改められた。
d.噴火警戒レベルは、「火山防災のために監視・観測体制の充実が必要な火山」として選定された47火山(平成25年7月現在)で運用されている。


[61] RE:17 Name:今年の河川砂防受験者です Date:2015/11/19(木) 19:33
誰もコメントされないので、調べました。
気象庁のリーフレット(http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/funka/index.html)等によると、

a.正しい
b. 正しい
C. 正しい
d. 誤り(31火山)

※ なお、平成27年10月現在だと、32火山で運用されているみたいです。

[13] 18 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 15:55 
18.土壌汚染対策法施行規則により定められている「地下水などの摂取によるリスクに係る地下水基準」の基準値として、齪っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.カドミウム及びその化合物:0.Olmg/L以下
b.鉛及びその化合物:0.Olmg/L以下
c.六価クロム化合物:0.Olmg/L以下
d.ヒ素及びその化合物:0.Olmg/L以下


[49] RE:18 Name:土質屋 Date:2015/11/16(月) 22:33
cです。
六価クロムは0.05以下。

[12] 19 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 15:54 
19.基礎地盤の浸透破壊抵抗性を評価するための原位置試験において、試験を計画・実施する上で満たすべき望ましい条件として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.試験準備作業における不用意な緩みを防ぐとともに、試験装置が設計上最大限必要な浸透破壊抵抗性を評価できる十分な能力を有していること
b.浸透破壊が地盤構成粒子の流出や粒子間結合の浸透力による分離という破壊形態をとるため、試験対象地盤は不飽和状態とすること
c.効率的に試験を行い試験規模を最小限に抑えるため、地質の不均質さは無視した規模とすること
d.対象地盤に想定されるものに近い浸透流を発生させたうえで浸透破壊(パイピング)を模擬できること


[62] RE:19 Name:ひろし Date:2015/11/23(月) 13:43
  解答


正解   
   「b」 ・・・ ○ ?  正しいのではないかと思える。?



b.浸透破壊が地盤構成粒子の流出や粒子間結合の浸透力による分離という破壊形態をとるため、試験対象地盤は不飽和状態とすること


浸透破壊抵抗性を評価において、盤構成粒子の流出や粒子間結合の浸透力による分離による浸透破壊の考察は、(飽和状態では、液状化状態的になるため設問の考察には不向きと考える。)不飽和状態での原位置試験が適切と思える。



下記に、不飽和状態での種々の試験分析の記事を示す。


原位置と室内試験に基づく墳丘土の強度定数の評価
 墳丘土の浸透特性の把握
 墳丘土の伝熱特性の把握
 墳丘土の不飽和力学特性の把握

通常の堤体土質は不飽和状態におかれているため、不飽和透水係数を求める

地盤中の物質移動地盤浸透(不飽和土)のセッションで発表された合計8 編の論文 ・・・ 豪雨時の斜面,堤防などの土構造物の安定性評価において,不飽和土への雨水浸透挙動の正確な把握は重要である。

特に,不飽和土の浸透特性を評価する上で,間隙空気の挙動(間隙空気圧の発生)を正確に把握することの重要性が示された。

特に,河川堤防の耐浸透に対する照査では,飽和・不飽和浸透流解析のために,対象土質の水分特性曲線や不飽和透水係数のパラメータを的確に設定することが要求される。

不飽和地盤の浸透問題では,数値解析手法が高度化してきたが,原位置観測などによる現象解明や各種パラメータの測定法などといった基本的な部分のこれまでの研究をあらためて点検することも必要に思われる。


「降雨・浸透の影響を受ける不飽和盛土の耐震性に関する解析的研究」

 盛土は他の構造物にはない特徴として,降雨を受けることで飽和度の上昇や地下水位が形成され,崩壊に至ることがある。地盤を土骨格・間隙水・間隙空気からなる多孔質体として定式化した三相系多孔質体理論に基づく解析手法が開発され,数値解析に活用されている。
比較的簡便な不飽和土の繰返し載荷に対する構成式を構築し,三相系多孔質体理論に基づく解析手法への導入を図った。

地震力を受けることで,不飽和状態であっても飽和度の高い領域では,繰返し載荷によって平均有効応力が低下し,場合によっては液状化に至る。(地震発生中の土の挙動)


149 不飽和地盤における原位置透水試験実施事例
岡野裕平(復建調査設計)・菅野雄一・西田宣一・上熊秀保・松本敏明

[11] 20 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 14:02 
20.環境汚染調査において、分析誤差の要因の1つとして、試料収納容器の汚染や収納容器からの漏えい、収納容器壁面への吸着など収納容器の性能に起因するものがあるが、耐薬品性、耐熱性、物質の吸着性等の面で試料収納容器の材質として、最も優れているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.ポリエチレン
b.ポリプロピレン
c.ポリテトラフルオロエチレン
d.ガラス


[60] RE:20 Name:むら Date:2015/11/17(火) 20:39
ネットで調べてみました。
この4種類を直接比較したものを見つけられませんでしたが、
cのポリテトラフルオロエチレン(テフロン)が最も優れているようです。


[10] 21 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 14:00 
21.「建設工事における自然由来重金属等含有岩石・土壌への対応マニュアル」に示されている含有量試験、溶出試験についての記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.全含有量試験は、地質試料に含まれる自然由来の重金属等のうち、カドミウム、総クロム、総水銀、セレン、鉛、ヒ素、フッ素、およびホウ素の全含有量を測定するものである。
b.短期溶出試験は、人為由来の重金属類の溶出量が土壌の吸着に依存することに基づき、環境省告示第12号に示される方法によって評価する試験である。
c.酸性化可能性試験は、自然由来の重金属等を含有する岩石・土壌が空気や水分に曝され続けた場合の酸性化の程度を把握するために行うものである。
d.実現象再現溶出試験は、岩石・土壌の性状、工事内容、水文環境等の条件により変化する自然由来の重金属等の溶出特性を把握するために行うものである。


[63] RE:21 Name:ひろし Date:2015/11/23(月) 14:05
「b」 ・・・ × (環境省告示第12号の内容の不一致)




    「a」 ・・・ ○ ?

a.全含有量試験は、地質試料に含まれる自然由来の重金属等のうち、カドミウム、総クロム、総水銀、セレン、鉛、ヒ素、フッ素、およびホウ素の全含有量を測定するものである。

1.2 適用範囲   (1)対象物質
  土壌の汚染に係る環境基準の対象物質のうち、自然由来で岩石・土壌中に存在する可能性のあるカドミウム(Cd)、六価クロム(Cr (VI))、水銀(Hg)、セレン(Se)、鉛(Pb)、ひ素(As)、ふっ素(F)、ほう素(B)とする。

   成分表現が異なっている部分 ? (同じ内容かな ?)
    「総クロム、総水銀」 と 「六価クロム(Cr (VI))、水銀(Hg)」


    「b」 ・・・ × (環境省告示第12号の内容の不一致)

b.短期溶出試験は、人為由来の重金属類の溶出量が土壌の吸着に依存することに基づき、環境省告示第12号に示される方法によって評価する試験である。

環境省告示第12号. 容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(平成 ...

[9] 22 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 13:58 
22.地熱エネルギーの利用法であるバイナリー発電方式に関する記述として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.地熱を直接利用する方式であり、浴用、暖房、温室等で利用される。
b.地中の温度が年間を通じてほぼ一定であることを利用し、外気との温度差を利用してヒートポンプの熱源とするシステムである。
c.地熱流体の温度が200℃以上の場合において、生産井から取り出された地熱流体を低温低圧状態に開放した際の蒸気流によりタービンを回す方式である。
d.地熱流体の温度が150℃程度の場合に、低沸点の2次流体と熱交換して発電する方式である。


[57] RE:22 Name:今年の河川砂防受験者です Date:2015/11/17(火) 18:43
誰も答えていないので、調べて見ました。
出典:
http://geothermal.jogmec.go.jp/geothermal/type2.html

バイナリー発電

地熱流体が150℃程度以下の中低温であれば、分離した蒸気では直接タービンを回すことができません。その場合、水より沸点が低い媒体(水とアンモニアの混合物等)と熱交換し、この媒体の蒸気でタービンを回す発電方法があり、バイナリー発電と呼ばれます。この発電方法は地熱発電の可能性を大きく拡げるもので、年々増加しています。

気になる点もありますが、バイナリー発電方式の特徴を記載しているものは、dだけです。
dが正解だと思います。

[8] 23 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 13:57 
23.弾性波探査(屈折法)の解析において、従来から行われているはぎとり法及び、最近主流となっているコンピーターを使用したトモグラフィ解析に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.両解析手法とも、観測結果から初動走時を読み取り、水平距離、走時をプロットした走時曲線を作成する作業は同じである。走時曲線の作成時には、「往復走時の一致」「原点走時の一致」「走時曲線の平行性」に留意が必要である。
b.トモグラフィ解析では、地下をメッシュ分割して与えた初期モデルの速度値分布に対し、コンピーターによりパス計算、逆解析を行い、観測走時と計算走時との残差が少なくなるよう解析を行い、解析結果は等速度カラーコンターなどで表示される。
c.はぎとり法では、第2速度層以深の中間層の層厚がある程度厚くない場合、その層を通過する屈折波は初動として観測されない。このような層をブラインド層と呼び、その層の存在のため基盤の深さを実際より深く見積る例がある。
d.基盤速度上面付近に凹凸がある場合と断層などによる低速度層が存在する場合とは、同じような走時曲線を呈する。このような場合、はぎとり法ではそのいずれであるか判断しやすいが、トモグラフィ解析では判断が難しいことが多い。


[64] RE:23 Name:ひろし Date:2015/11/23(月) 15:41
  解答

 
     「a」 ・・・ ○ 
     「b」 ・・・ ○
     「c」 ・・・ ○
     「d」 ・・・ × (トモグラフィ解析により解明が可能となる。)



下記に、各設問の説明を示す。



     「a」 ・・・ ○

a.両解析手法とも、観測結果から初動走時を読み取り、水平距離、走時をプロットした走時曲線を作成する作業は同じである。走時曲線の作成時には、「往復走時の一致」「原点走時の一致」「走時曲線の平行性」に留意が必要である。

      萩原の方法(ハギトリ法)    
P波は、起震点で生じた全ての波群のなかで最も早く受震点に到達する。従って、受震点における観測波形の揺れ初め(初動)はP波の直接波あるいは屈折波である。屈折法解析は、この初動をもとに地下のP波速度分布を推定する手法である。

各受震点の初動到達時刻を読み取り、これを受震距離を横軸にプロットしたものは走時曲線と呼ばれる。

波形記録から得られた走時曲線について、
  往復走時の一致、原点走時の一致、走時曲線の平行性といったチェックを行い、
「拡張ハギトリ法」を適用して各層の速度走時曲線(ハギトリ線)を求め、速度構造が得られます。

  弾性波探査は、屈折法地震探査とも呼ばれ、地表または地中での発破などによって人工的に発生させた弾性波(縦波:P 波、または横波:S 波)が直接または屈折して地層中を伝播する状況を地表に設置した測定装置で観測し、その結果を解析して地下構造を解明する方法です。


    「b」 ・・・ ○

b.トモグラフィ解析では、地下をメッシュ分割して与えた初期モデルの速度値分布に対し、コンピーターによりパス計算、逆解析を行い、観測走時と計算走時との残差が少なくなるよう解析を行い、解析結果は等速度カラーコンターなどで表示される。

 解析と逆に速度構造を与えて走時を計算するパス計算を行い、パス計算結果が観測走時曲線と許容誤差以内で一致するように速度値と層境界深度を修正して、求める速度層断面が得られます。

「屈折法弾性波探査 屈折トモグラフィ  *トモグラフィ手法を用いた解析*」
走時曲線図:観測走時と計算走時の一致具合の表示
速度断面図:計算した速度値の色分けを、カラーコンター図としてビジュアル
に表示。


  「c」 ・・・ ○

c.はぎとり法では、第2速度層以深の中間層の層厚がある程度厚くない場合、その層を通過する屈折波は初動として観測されない。このような層をブラインド層と呼び、その層の存在のため基盤の深さを実際より深く見積る例がある。


下位ほど弾性波速度が速くなる層状の速度構造であっても、下位の速度層が薄い場合はブラインド層となって、屈折波が初動として地表に現れず、同層が検出されない事があります。
地盤の弾性波速度分布が、地下深部になるほど増加するものと仮定しています。実際の地盤において、このことは大局的にみると妥当ですが、下層が低速度層になっている事も皆無ではありません。この場合低速度挟み層上面を伝播する屈折波は生じません。初動として観測されるのは、さらにその下層を伝播する屈折波であり、実際とは異なる弾性波速度分布を求めることになります。



  「d」 ・・・  × (トモグラフィ解析により解明が可能となる。)

d.基盤速度上面付近に凹凸がある場合と断層などによる低速度層が存在する場合とは、同じような走時曲線を呈する。このような場合、はぎとり法ではそのいずれであるか判断しやすいが、トモグラフィ解析では判断が難しいことが多い。

高密度弾性波探査は、測線上に配置した受振点において、多チャンネルのデジタルデータを取得し、トモグラフィ解析をすることによって、土木工学的要求精度に対応した地盤の弾性波速度構造を解析できる探査法です。
―解析方法―
解析にはトモグラフィ手法を用いることにより、従来のハギトリ法による弾性波屈折法探査結果に見られるような層構造に拘束されることなく解析ができます。

はぎとり法による弾性波探査では,高速度層の下位に低速度層があるような場合には,解析上の限界から正確な弾性波速度値を求めることができず,実情に合わ
ない地質解釈をしてしまう例が多い。この改善手段として近年,弾性波トモグラフィを用いたトンネル調査が実施されている。

[7] 24 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 13:43 
24.孔内流向流速測定の様々な手法に関する記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.固体粒子追跡型:地下水中に浮遊する微細粒子の移動を測定することにより、地下水の流速と流向を知る方法である。孔壁付近では非直線的な地下水の流れが生じるため、できるだけ孔の中心付近の粒子の動きに着目する。
b.熱中性子検出法(濃度追跡型):熱中性子吸収断面積の大きいホウ素をトレーサーとして測定区間に注入し、指向性を持たせた中性子検出器を回転させて各方向のホウ素濃度の希釈状況の経時的変化を測定することにより流速と流向を求める。
c.電位差法(濃度追跡型):地下水と比抵抗の異なる溶液をトレーサーとして注入し、測定器の円周上の電極間の電気抵抗を測定して、トレーサーの希釈状況の変化から流速と流向を求める。トレーサーは、蒸留水あるいは適当な濃度の食塩水が一般に用いられる。
d.熱量法(濃度追跡型):ヒーターによって加熱された地下水をトレーサーとして、温度センサを用いて熱の移動を検出し、地下水の流速と流向を求める。中心に発熱部、周辺に温度センサを設置する方法と、周辺に発熱部、中心に温度センサを設置する方法とがある。


[65] RE:24 Name:ひろし Date:2015/11/23(月) 18:59
  解答
 
     「a」 ・・・ △? (説明内容は、直感的に正しいと思われる。?) 
     「b」 ・・・ ○
     「c」 ・・・ ○
     「d」 ・・・ × ? (周辺に発熱部で中心部の測定は、誤りと思える)
 


下記に、各設問の説明を示す。



  「a」 ・・・ △? (説明内容は、直感的に正しいと思われる。?)

a.固体粒子追跡型:地下水中に浮遊する微細粒子の移動を測定することにより、地下水の流速と流向を知る方法である。孔壁付近では非直線的な地下水の流れが生じるため、できるだけ孔の中心付近の粒子の動きに着目する。

  解答(推定意見)
   (前文は、正しい。 後文は、孔壁付近では非直線的な流れと推測される。
   さらに、孔壁での流れの阻害を避け、孔内の中心部での粒子の流れを
   測定する法が、観測精度が高くなると思われるため → △ ? )
    この設問に対する、資料は見つけれなかった。



  「b」 ・・・ ○

b.熱中性子検出法(濃度追跡型):熱中性子吸収断面積の大きいホウ素をトレーサーとして測定区間に注入し、指向性を持たせた中性子検出器を回転させて各方向のホウ素濃度の希釈状況の経時的変化を測定することにより流速と流向を求める。


「熱中性子検出法」

ホウ素を測定区間内に注入し、指向性を持たせた中性子検出器にて各方向のホウ素濃度を観測する。ホウ素濃度の希釈状況の変化から流速と流向を求める。ホウ素は熱中性子を好んで取り込む性質があり、トレーサーとして利用できる。


 A熱中性子検出法

ホウ素をボーリング孔に注入し、検出器でホウ素濃度を測定し、ホウ素濃度の希釈状況の変釈状況の流向と流速を求めます



  「c」 ・・・ ○

c.電位差法(濃度追跡型):地下水と比抵抗の異なる溶液をトレーサーとして注入し、測定器の円周上の電極間の電気抵抗を測定して、トレーサーの希釈状況の変化から流速と流向を求める。トレーサーは、蒸留水あるいは適当な濃度の食塩水が一般に用いられる。


 @電位差法

地下水と比抵抗の異なる溶液(食塩水等)をボーリング孔に注入し、検出器で電気抵抗を測定し、注入溶液の希釈状況の流向と流速を求めます。


 5-(1)電気探査による方法

電位電極間の電位差を測定して,地下の比抵抗分布を推定するもので

食塩水等のトレーサーを使用して,より大きな電位の変化を与えて計測が行われる流体流動電位法もある



  「d」 ・・・ × ? (周辺に発熱部で中心部の測定は、誤りと思える)

d.熱量法(濃度追跡型):ヒーターによって加熱された地下水をトレーサーとして、温度センサを用いて熱の移動を検出し、地下水の流速と流向を求める。中心に発熱部、周辺に温度センサを設置する方法と、周辺に発熱部、中心に温度センサを設置する方法とがある。


  ○・・・中心に発熱部、周辺に温度センサを設置する方法(下記のとおり)


  ×?・・・周辺に発熱部、中心に温度センサを設置する方法

    (この方法では、孔内の地下水の流向と流速の測定が困難であると思える。
     また、この方法の機器が見当たらない)


 B熱量法

測定器に内蔵したヒーターにより地下水を温め、温度センサーでの地下水の温度変化から流向と流速を求めます。


(1) 円柱の中央にヒーターを設置し発熱体を中心に円柱周りに(周辺)16個の温度センサーを配置している。

(2) 不明(周辺に発熱部、中心に温度センサを設置する方法)

[6] 25 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 13:31 
25.目的と対象となる土に応じて選択すべき、せん断試験方法の目安に関する記述として、最も不適切なものをa〜dのなかから選びなさい。
a.急速な載荷による非排水条件での原地盤の安定・変形問題(支持力、斜面安定、土圧算定など)に対応する試験としては、圧密非排水試験(CU)、圧密非排水試験(CU)、K。圧密非排水圧縮試験、K。圧密非排水伸張試験、不飽和土の三軸圧縮試験、ねじりせん断試験、一面せん断試験(圧密定体積)がある。
b.載荷重による圧密後に新たに急速な載荷重を受ける時の地盤の安定・変形問題(段階盛土など)に対応する試験としては、圧密非排水試験(CU)、圧密非排水試験(CU)、K。圧密非排水圧縮試験、K。圧密非排水伸張試験、不飽和土の三軸圧縮試験、ねじりせん断試験、一面せん断試験(圧密定体積)がある。
c.載荷重による圧密後に地盤内に過剰間隙水圧が生じないような速度でせん断力を受ける場合の安定・変形問題(盛土の緩速施工など)に対応する試験としては、圧密排水試験(CD)、不飽和土の三軸圧縮試験、ねじりせん断試験、一面せん断試験(圧密定圧)がある。
d.地盤の液状化強度特性を求めるための試験としては、繰返し非排水三軸試験がある。


[47] RE:25 Name:土質屋 Date:2015/11/16(月) 22:27
aはUU試験だと思います。

[5] 26 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 13:24 
26.地盤工学会基準(改正案)JGS2124による岩石のスレーキング試験方法の記述として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.試験試料は、24時間以上風乾させた後、(110±5)℃で48時間炉乾燥する。
b.乾燥後の供試体は、含水比が変化しないように室温まで冷ました後、試験容器ごと全質量を0.01gまで測定する。
c.供試体の水浸は、試料の最上部より10mm程度上方まで水を注ぐ。
d.水浸による供試体の形状変化は、水浸直後、30分、1時間、2時間、4時間、6時間、24時間ごとに目視観察および写真撮影を行う。


[48] RE:26 Name:土質屋 Date:2015/11/16(月) 22:30
aです。
×110±5℃
○40±5℃

[4] 27 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 11:56 
27.標準貫入試験以外のサウンディング手法の中で、盛土調査において山裾部の砂質地盤を対象とする場合に、最も適用性が高い手法をa〜dのなかから選びなさい。
a.オランダ式コーン貫入試験
b.スウェーデン式サウンディング
c.ポータプルコーン貫入試験
d.動的コーン貫入試験


[54] RE:27 Name:123 Date:2015/11/17(火) 12:52
山裾部で狭い
砂質土対象
b. SWS


[3] 28 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 11:44 
28.ボーリング機材の選定基準の目安に関するロッド総重量W(最高使用深さのとき、ドリルカラー、コアチューブ含む)との関係として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a.ボーリングマシンの巻き上げ能力=W×3以上
b.ボーリングマシンの油圧能力(上向き分)=W×2以上
c.やぐらの耐力=W×3以上
d.つり上げワイヤーの切断荷重=W×3以上


[58] RE:28 Name:今年の河川砂防受験者です Date:2015/11/17(火) 19:07
cが誤りです。
やぐらの耐力は、W×4以上です。

[2] 29 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 11:42 
29.南海トラフ巨大地震に関連する事柄の記述として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.南海トラフとは、相模湾から九州東方沖まで続く深さ4000m級の海底の溝(トラフ)のことである。
b.南海トラフ巨大地震の規模は、東日本大震災と同様のマグニチュード9クラスが警戒されている。
c.南海トラフでは、トラフ北側にある北アメリカプレートに、南側から太平洋プレートが沈み込んでいる。
d.南海トラフは、活発な活断層であり、この付近では過去にマグニチュード8クラスの地震が300〜500年ごとに繰り返し発生している。


[31] RE:29 Name:ウォル Date:2015/11/13(金) 22:31
a 相模湾× 駿河湾
b○
c南海トラフはユーラシアプレートにフィリピン海プレートが沈み込む
d地震周期は、約100〜150年周期

[1] 30 Name:Яyo- Date:2015/11/13(金) 11:12 
30.火山災害をもたらす火山現象において、到達距離の平均値としての大小を示す組合せとして、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a.噴石く火山ガスく火砕流く溶岩流
b.火山性地震く溶岩流く降下火砕物く空振
c.噴石く空振く溶岩流く火山ガス
d.溶岩流く火山泥流く降下火砕物く津波


[59] RE:30 Name:むら Date:2015/11/17(火) 20:28
明確な文献を見つけられないため、情報をかいつまんだ結果、一部の例外を除いて次のとおりでした。

火山ガス:火口等の限られた範囲
噴石・溶岩流:数km
火山性地震:火山とその近傍
火砕流・火山泥流:数km〜100km
降下火砕物・空振:数100km
津波:それ以上

これで組み合わせるとdが最も妥当かと思われます。