RCCM試験問題W−2臨時掲示板 平成21年度RCCM試験の問題4-2(建設環境部門)について語る、臨時掲示板です。
=建設環境部門= 2009.11.10開設、2009.12.26終了

[20] 1 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 09:12 [ 返信 ]
1. 環境影響評価の環境保全措置の検討において最も優先すべきものとして、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 最小化
b. 代償
c. 回避
d. 低減


[25] RE:1 Name:なかちゃん Date:2009/11/10(火) 12:50
Cだと思います

[42] RE:1 Name:h Date:2009/11/11(水) 06:33
cです。
回避→最小化→低減→代償です。


[19] 2 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 09:11 [ 返信 ]
2. 個別事業の法律で環境影響評価の実施を求めているものとして、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 港湾法
b. 公有水面埋立法
c. 道路法
d. 電気事業法


[44] RE:2 Name:shin Date:2009/11/11(水) 11:31
aのようです。

環境影響評価法
(平成九年六月十三日法律第八十一号)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H09/H09HO081.html

他の3つはありますが、
港湾法はありません。


[18] 3 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 09:08 [ 返信 ]
3. 環境影響評価法に関する記述のうち、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 第二種事業については、法対象事業とするか否かを判断するスクリーニング手続きが規定されている。
b. 法対象事業については、方法書の公告・縦覧及び説明会の開催により、環境影響評価の実施方法に関する意見を求めるスコーピング手続きが規定されている。
c. 事業者が作成した環境影響評価書に対して環境大臣が環境の保全の見地からの意見を述べることができる仕組みが規定されている。
d. 予測の不確実性が大きい場合、効果に係る知見が不十分な環境保全措置を講ずる場合等においては、環境への影響の重大性に応じ事後調査の必要性の検討や事後調査の項目、手法の内容等を明らかにするよう規定されている。


[41] RE:3 Name:h Date:2009/11/11(水) 06:32
bが×だと思います。
スクリーニングは方法書の段階の手続きで、説明会の開催は準備書の時点です。


[48] RE:3 Name:fishman Date:2009/11/12(木) 20:48

hさんの言う通り。

[17] 4 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 09:07 [ 返信 ]
4. 『大気の汚染に係る環境基準について』で規定されている浮遊粒子状物質の測定方法について、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a. ザルツマン試薬を用いる吸光光度法
b. 濾過採集による重量濃度測定方法
c. 非分散型赤外分析計を用いる方法
d. 溶液導電率法


[30] RE:4 Name:河坊主 Date:2009/11/10(火) 17:51
bですね。
http://www.env.go.jp/kijun/taiki.html


[16] 5 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 09:06 [ 返信 ]
5. 風害の予測手法として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 類似事例による予測
b. 流体数値シミュレーション
c. フォト・モンタージュ法
d. 風洞実験


[26] RE:5 Name:なかちゃん Date:2009/11/10(火) 12:54
Cだと思います。
これは写真を合成・編集する意味です。


[15] 6 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 09:04 [ 返信 ]
6. 京都議定書に関する記述のうち、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. EU加盟国、米国、日本や中国、インド等各国の温室効果ガス排出量について、法的拘束力のある数値目標を設定。
b. 数値目標は、2008年〜2012年の5年間(第1約束期間)に対して適用。
c. 数値目標を達成するための補足的な仕組みとして、市場原理を活用する京都メカニズムを導入。
d. 数値目標を達成できなかった締約国に対しては、過剰に排出した量を1.3倍し、第2約束期間の総排出枠から差し引く、遵守行動計画を作成するなどの措置が講じられる。


[27] RE:6 Name:なかちゃん Date:2009/11/10(火) 12:56
aだと思います。
中国は設定していない。


[40] RE:6 Name:h Date:2009/11/11(水) 06:31
aですね。自己中心的な中国が経済をさしおいて環境に関わる数値目標を掲げる訳はないです。

[14] 7 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 09:03 [ 返信 ]
7. 環境リスクに関する記述のうち、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. リスク・アセスメントとは、科学的な知見によってリスクを客観的に評価することをいう。
b. リスク・コミュニケーションとは、リスクを客観的に評価する際に、リスクの拡がりを分析することをいう。
c. リスク・マネジメントとは、リスク評価の結果を踏まえて環境リスクの低減方策を検討・決定し、実施することなどをいう。
d. ゼロリスクの原則とは、閾値がある化学物質等でリスクをゼロにすることをいう。


[49] RE:7 Name:shin Date:2009/11/13(金) 08:43
bでしょうか?

下記のような文章を見つけました。
>リスクコミュニケーションとは、環境リスクなどの化学物質に関する情報を、
>市民、産業、行政等のすべてのものが共有し、意見交換などを通じて
>意思疎通と相互理解を図ることをいいます。

「コミュニケーション」だから、「拡散分析」等ではなくて
「意思疎通・相互理解」であってますよね?


[13] 8 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 09:02 [ 返信 ]
8. 温室効果ガスであり、かつオゾン層の破壊を引き起こす物質として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 二酸化炭素
b. フロン
c. メタン
d. 二酸化窒素


[28] RE:8 Name:なかちゃん Date:2009/11/10(火) 13:02
bとしました。

[39] RE:8 Name:h Date:2009/11/11(水) 06:28
cだと思います。
ネットでいろいろ検索した結果、メタンは温室効果ガス、オゾン層破壊の両方の要素を持っているなどの情報が多数あります。


[50] RE:8 Name:shin Date:2009/11/13(金) 09:27
bではないでしょうか?

環境省ホームページよりQ&A抜粋
http://www.env.go.jp/earth/ozone/ozone.html
特定の産業活動や消費者用製品により、オゾン層破壊の原因となる塩素系物質や臭素系物質が
大気中に排出されることがあります。
これらの物質によって、塩素原子や臭素原子が成層圏に運ばれ、オゾン層破壊を引き起こします。
例えば、かつてほとんど全ての冷蔵庫やエアコンに使用されていたクロロフルオロカーボン(CFC)は、
徐々に成層圏に達し、そこで分解されてオゾン層を破壊する塩素原子を放出します。
その他に、消火剤として使用されるハロンも、臭素原子を持っており、オゾン層破壊物質の1つです。
人工的なオゾン層破壊物質の生産・消費は、1987年に採択された
「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」によって
世界規模で規制されています。

>塩素系物質や臭素系物質
とありますのでメタン(CH4)は当てはまらないと
思われます。

なおフロン(類)も温室効果ガスであることは
「フロン 温室効果」で検索すればわかります。


[12] 9 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 09:01 [ 返信 ]
9. 平成19年6月1日に閣議決定した「21世紀環境立国戦略」における今後1,2年で重点的に着手すべき8つの戦略として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 環境優先の低成長社会の構築
b. 気候変動問題の克服に向けた国際的リーダーシップ
c. 3Rを通じた持続可能な資源循環
d. 公害克服の経験と智慧を活かした国際協力


[21] RE:9 Name:河坊主 Date:2009/11/10(火) 12:19
以下のサイトにありました。
http://www.env.go.jp/guide/info/21c_ens/index.html
aが×で正しくは、
→環境・エネルギーを中核とした経済成長
b、c、dはあります。


[38] RE:9 Name:h Date:2009/11/11(水) 06:26
aが×だと思います。
そもそも社会経済を落とす目標を掲げないと思います。


[11] 10 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 09:00 [ 返信 ]
10. 騒音に係る環境基準において、「道路に面する地域」の特例である「幹線交通を担う道路に近接する空間」の幹線交通を担う道路として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 高速自動車国道及び一般国道
b. 高速自動車国道、一般国道、都道府県道及び4車線以上の市町村道
c. 4車線以上の道路
d. 25,000台/日以上の交通量がある道路


[43] RE:10 Name:shin Date:2009/11/11(水) 10:52
b

http://www.env.go.jp/hourei/syousai.php?id=07000040
以下記述がありました。

4 「騒音に係る環境基準について」の第1の1中「幹線交通を担う道路」とあるのは、次に掲げる道路をいうものとする
 (1) 道路法(昭和27年法律第180号)第3条に規定する高速自動車国道、一般国道、都道府県道及び市町村道(市町村道にあっては4車線以上の区間に限る。)。
 (2) 前項に掲げる道路を除くほか、一般自動車道であって都市計画法施行規則(昭和44年建設省令第49号)第7条第1項第1号に定める自動車専用道路。


[10] 11 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 08:59 [ 返信 ]
11. 農山漁村地域において、その自然、文化、人々との交流を楽しむ、滞在型の余暇活動が各省庁や自治体の主導で推進されている。 これらの呼称として誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. エコ・ツーリズム(環境省)
b. グラン・ツーリズム(経済産業省)
c. グリーン・ツーリズム(農林水産省)
d. ブルー・ツーリズム(国土交通省・水産庁)


[22] RE:11 Name:河坊主 Date:2009/11/10(火) 12:29
bが×
他はそれぞれ省庁のHPで紹介されています。
aエコ・ツーリズム(環境省)
http://www.env.go.jp/nature/
cグリーン・ツーリズム(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kyose_tairyu/index.html
dブルー・ツーリズム(国土交通省・水産庁)
http://www.mlit.go.jp/crd/chirit/blue-t/blue_index.html


[37] RE:11 Name:h Date:2009/11/11(水) 06:25
bが×。

[9] 12 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 08:56 [ 返信 ]
12. 地域の生態系維持を目的とし、指定された動植物の採取が規制される「野生動植物保護地区」の根拠法令は何か。正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 自然公園法
b. 自然環境保全法
c. 鳥獣保護法
d. 種の保存法


[23] RE:12 Name:河坊主 Date:2009/11/10(火) 12:33
bですね。
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2585


[36] RE:12 Name:h Date:2009/11/11(水) 06:24
bだと思います。間違えてdにしてしまった。

[8] 13 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 08:55 [ 返信 ]
13. 近年、日本の沿岸域で問題が顕在化している「磯焼け」に関する記述のうち、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 藻場を形成する海藻が著しく減少する。特にサンゴモは打撃を受けやすい。
b. 海底を覆うアマモは、表面から他の海藻が付着するのを防御する物質を分泌するため、磯焼けになると大型の藻類の回復は困難となる。
c. 磯焼けになると大型の藻類の回復は困難となるため、魚は寄り付かず、ウニや小型の巻貝ばかりが目に付くようになる。
d. 磯焼けの発生要因は、富栄養化の進行に伴う赤潮の頻発であると考えられている。


[51] RE:13 Name:なり Date:2009/11/13(金) 14:57
Cと思います。

[7] 14 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 08:55 [ 返信 ]
14. 水質浄化技術の1つである「接触酸化法」に関する記述のうち、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 接触材に付着した好気性微生物がリンや窒素を分解することで浄化作用を生む。
b. 有機物や土砂などの汚濁物質を接触・沈下させる物理的作用も期待できる。
c. 捕捉した汚濁物を貯留する容量の確保と充分な酸素の供給が必要となる。
d. 接触材として、礫、プラスチック、木炭、不織布など様々なものが利用できる。


[35] RE:14 Name:h Date:2009/11/11(水) 06:23
cだと思います。
「捕捉した汚濁物を貯留する容量の確保」の意味が分かりません。


[6] 15 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 08:53 [ 返信 ]
15. 陸上昆虫類の調査方法として、誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. パントラップ法
b. スウィーピング法
c. ビーティング法
d. フィールドサイン法


[24] RE:15 Name:河坊主 Date:2009/11/10(火) 12:35
dが×(哺乳類の調査方法)

[34] RE:15 Name:h Date:2009/11/11(水) 06:22
dが×です。
食痕等をみても昆虫類を同定できないと思います。


[5] 16 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 08:52 [ 返信 ]
16. 資源有効利用促進法において扱われている項目として、 誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 製品の省資源化・長寿命化
b. 事業者による製品の回収・リサイクル
c. 廃棄物の適正処理
d. 副産物の有効利用の促進


[29] RE:16 Name:なかちゃん Date:2009/11/10(火) 13:02
cとしました。

[31] RE:16 Name:河坊主 Date:2009/11/10(火) 18:01
cですね。
http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/admin_info/law/02/index.html
c以外は、上記HPに記載されてます。
廃棄物の適正処理は、「廃棄物処理法」ですかね。


[32] RE:16 Name:h Date:2009/11/11(水) 06:12
cです。

[4] 17 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 08:52 [ 返信 ]
17. 魚道の設計における配慮事項として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 魚道入口部では、遡上のきっかけをつかみやすいよう、水制工や巨石積工などによって前面水域に循環流を生み出すことが望ましい。
b. 横断構造物本体の越流量が大きい場合、落水による水勢が遡上を妨げぬよう、落水部と魚道入口は、なるべく離して設置することが望ましい。
c. 遡上行動時において、落差のある流れ込みを泳ぎ上がる場合の助走ができ、また休息場ともなるような「深み」を魚道の前面水域に設けるべきである。
d. 魚道出口付近では、対象魚の突進速度を考慮し、なるべく早く浅い流れを確保しておくことが望ましい。


[52] RE:17 Name:shin Date:2009/11/13(金) 16:35
a.×循環流を設けてはダメ
b.×落水部と魚道入口を離してしまうと魚が迷ってしまう。(魚は落水のような水の勢いのあるところを感知するため)
c.○
d.×魚道出口(上流側)は土砂流入等を防ぐために深く緩い流れ(もしくはプール状構造)とするのが
望ましいようです。


[3] 18 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 08:51 [ 返信 ]
18. 「川の自浄作用」を説明する記述として、正しいものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 物理的作用 (流入した汚濁物質が大量の河川水によって希釈・拡散されたり、比重の軽い粒子が速やかに流失して、水中の濃度が減少する作用)
b. 化学的作用 (酸化、還元、凝集、吸着などによって、汚濁物質が無害化したり、沈澱しやすくまた水中に溶出しにくい性質に変化する作用)
c. 生物的作用(汚濁物質が生物によって吸収・分解される作用。微生物による有機物分解が主たるものであり、窒素・リンには作用が及びにくい)
d. 社会的作用 (川の汚れが地域住民の目に触れることにより、水質浄化意識などの流域住民の意識啓発が高まる作用)


[33] RE:18 Name:h Date:2009/11/11(水) 06:20
bだと思います。
aもまよったのですが「比重の軽い粒子が速やかに流失して、水中の濃度が減少」の部分がネットなどで用語を探しても該当しませんでした。


[53] RE:18 Name:shin Date:2009/11/13(金) 16:45
大和川河川事務所のHPに記述がありました。
http://www.kkr.mlit.go.jp/yamato/glossary/35.html

bの記述がそのままですね。


[2] 19 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 08:50 [ 返信 ]
19. 水生植物の分類名とその代表的な種に関する記述のうち、 誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 浮遊植物 (根が水底に固着せずに水中や水面を浮遊している植物。ウキクサ、ホテイアオイなど)
b. 浮葉植物 (水面に葉を浮かべ水底に根を張った植物。ヒツジグサ、ヒルムシロなど)
c. 沈水植物 (植物体全体が水中にあり水底に根を張っているもの。ジュンサイ、ヒシなど)
d. 抽水植物 (水底に根を張り、茎の下部は水中にあるが茎か葉の少なくとも一部が水上に突き出ているもの。マコモ、コウホネなど)


[46] RE:19 Name:fishman Date:2009/11/12(木) 20:42

ジュンサイ、ヒシは浮葉植物です。

[1] 20 Name:APEC Date:2009/11/10(火) 08:49 [ 返信 ]
20. 植生調査の調査手法に係わる説明として、 誤っているものをa〜dのなかから選びなさい。
a. 植生調査ではその初期段階に、見通しがきく地点から全域を概観するとともに、航空写真を併用して、優占種やその高さ、常緑・落葉性、色調などから相観区分を行う。
b. 群落調査では、方形区を設定するとともに方形区ごとに階層区分を行い、各階層毎にその優占種と高さ(m)、植被率(%)を記録する。また生育する優占種を対象として、被度と群度を判定する。
c. 群落調査の方形区は、他の植生タイプとの移行帯にあると考えられる地点を避け、それぞれの植生タイプのうち、よく発達している均質な地点を複数点選定することが望ましい。
d. 方形区の面積は、 ある群落がその特徴的な組成や構造を発展させることのできる最も狭い面積以上の広さをとることが必要であり、通常、調査範囲内に生育する植物群落高以上を一辺とする方形区を基準とする。


[47] RE:20 Name:fishman Date:2009/11/12(木) 20:44

生育する全ての種の被度群度を判定。