過去ログ倉庫No.93


No.21603 SUKIYAKI塾って? 投稿者:エレクトロマスター 投稿日:2010/01/11(Mon) 12:39 [返信]

いまさらの質問かもしれませんが、SUKIYAKI塾のSUKIYAKIは食べ物のすき焼きのことであっていますか?
それとも、なにか特別な意味があるのですか?


       

No.21604 RE:SUKIYAKI塾って? 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/11(Mon) 13:03

「世話好き、世話焼き」の意味です。
それまでの個人HPでの支援から、メールなどを使って有志で受験支援活動(参加型の支援活動ですね)をしようということになったときに命名しました。詳細は
http://www.pejp.net/pe/profile.htm
に書いてあります。


       

No.21609 RE:SUKIYAKI塾って? 投稿者:ぼうず 投稿日:2010/01/11(Mon) 21:56

SUKIYAKI塾のプロフィールで名付け親と紹介されている ぼうず です。
名付けのヒントは、北海道庁でおこなっている
北海道すきやき隊(子育て支援団)にあります。
北海道すきやき隊(子育て支援団)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kms/homepage/homepage/Do-sukiyakitai-kessei.htm
この取り組みが始まったあとに、SUKIYAKI塾の名称募集がありましたので紹介しました。
パクリとはいえ、いい名称であるなあと思います。
(自画自賛!)


       

No.21610 RE:SUKIYAKI塾って? 投稿者:エレクトロマスター 投稿日:2010/01/11(Mon) 23:27

SUKIYAKIにそのような意味が込められていたのですね。
すき焼きが好きなのかと思っていました。
失礼しました。


       


No.21548 JABEEの合格率は0.9% 投稿者:JABEE 投稿日:2010/01/09(Sat) 12:48 [返信]

過去3年間でJABEEの合格率は0.9%のようです

JABEEにとって技術士試験は旧司法試験(3%)以上に難しいですね

サイコロ振っても受かる1次試験を突破してきた受験生ってそんなに優遇されるのでしょうか

試験官がJABEE修了生かどうかを全く知らないで採点しているなら別ですが、実情はどうなんでしょう??


       

No.21549 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/09(Sat) 13:47

「サイコロ振っても受かる1次試験」は事実と異なるし、失礼だと思います。

       

No.21550 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:勘介  投稿日:2010/01/09(Sat) 14:20

確か、21年度の受験生がJABEE4期生のはずです。
21500のレスにも書いてますが、21年度の筆記の合格率は7.0%(申込者に対して)です。最終合格率はこれからですが、20年度の20代の合格率8.6%(申し込みに対して)を考えると現時点ではこんなもんじゃないかと思います。多分、JABEE修了の受験生の多くは、合格率の低い建設でしょうから。
試験委員の方は、JABEEかどうかは知らないと思います。というのは、経歴票にはそのような記載する欄がありません。申込書の左半分は、試験委員にはいかないはずです。
第一次試験の合格率からしても、問題の内容からしても、努力をして勉強しないと合格は難しいと思います。また、社会人の方にとっては、その勉強の時間をいかにして作りだすかも大変ではないでしょうか。そのような中、合格された方には私は敬意を表したいと思います。(私は、S59年度の合格ですので、今とは事情が違います。昔は、そこそこの経験があれば何とかなったと思っています。)


       

No.21553 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:くりろう 投稿日:2010/01/09(Sat) 17:01

私の地域ではH20のJABEE受験者の最終合格率は1.2%でした。

私の部門は経歴以外の実践について口頭で基礎と専門知識を結構詰めて問います。
そのため、JABEEだから、あるいは一次突破だから有利ということはないですね。
やはり、知識以外の部分・・・業務プレゼンや第三者交渉など、
面倒くさく難儀した実践をある程度体験しないと、本当の意味で経験は育たないのでしょう。

一次試験は合格率だけで判断すれば難しくないように感じますが、
勉強をしないと簡単には合格するものではありません。
勉強しないで合格したという人は、すごい知識の持ち主か、単に運が良かっただけの人です。
勉強しても難しいもんですよ。


       

No.21554 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:しーばーど 投稿日:2010/01/09(Sat) 18:23

五択なのでサイコロは目が余る、などとぼけている場合ではありません。
不完全情報ですが、筆記の採点は、名前がマスクされていると聞いた気がします。したがってJABEE組かはわからないと思います。


       

No.21557 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:勘介  投稿日:2010/01/09(Sat) 19:46

JABEE修了生の受験申し込みは、全体でH20年度で80名、そのうち筆記合格2名、最終合格1名(建設)です。

       

No.21560 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:万年受験生 投稿日:2010/01/09(Sat) 23:25

やっぱり、いろんなコースを設けるのではなくて、だれしも一次試験を合格してから二次試験にチャレンジするという流れが、わかりやすくて公平であると思います。

JABEE制度は無くしたほうが良いと思います。


       

No.21561 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:JABEE 投稿日:2010/01/09(Sat) 23:34

JABEE修了生の受験申し込みは、H18-H20年度で111名、そのうち筆記合格2名、最終合格1名(建設)のようです。

3年でたった1名しか合格していないということですね

色々憶測するのは自由ですが、数字に表れる結果は事実であり、誰も否定できません

私が知りたいのは、JABEE修了生であるという事実が試験官には、わからないようになっているか否かです
【公表してください】

少なくとも受験申込時にはJABEE修了生であるということを書く必要があり、修了証明書も提出します。

また、JABEE以前の技術士の多くがJABEE制度に不満を感じている事実も知っていますし、それは人間の感情として自然でしょう。自分たちは1次試験から受けたのに、JABEEはそれが免除なのですから。その感情は当然でしょう

問題は、そのような人たちが試験官であるということです

【利害関係者が公平にジャッジできますか??】

試験官は論文に表現された内容のみで合否を判定すべきであり、面接時に提出される論文と当日のやりとりのみで合否を判定するべきではないでしょうか?

受験願書を出す時点で分かっている情報(JABEE)で合否が左右されるなら、はじめから受験資格を与えるべきではないと思います
これが事実なら一種の詐欺です

JABEEは実務経験が30年必要という受験資格にしたらどうでしょうか

若き技術者たちの中には、夢を持って、人生をかけてこの技術士試験に挑む若者もいるということ知ってほしいと思います

私は二度とこの試験は受けません
ですが、夢を持って技術士を目指す若者や子供たちがいることをどうか忘れないでいてほしいと思います
技術士の先輩方、関係者にはどうかこの点を考えてほしいと思います。

“自分の既得権を守るために一生懸命になるか”

“将来の日本を担う若者たちのために一生懸命になるか”


※これ以降は書き込みません


       

No.21563 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:なんだかね 投稿日:2010/01/10(Sun) 00:29

JABEEさんへ

もし貴方がJABEE資格を取得し、(貴方の想像の範囲で不公平感があるとして)2次試験に絶望したとしたら、
1次試験から受験して2次試験を受験したらどうですか?
制度に対して不満を言う前に精進してはいかがでしょうか。現時点での貴方は間違いなく99.1%側にいますよ。
逆にJABEE取得後、最短の経験年数で2次試験に合格された方は尊敬に値します。

蛇足ですが、筆記試験では受験番号+受験部門+選択科目+問題番号しかありません。筆記採点官には1次試験
での合格ルート(マークシートorJABEE)の情報は関係ないと思いますけどね。採点には必要ない情報ですし。

もうちょっと言わせて頂くと、「サイコロ振っても受かる1次試験」と揶揄されていますが、ボケッと大学を
過ごして「可」で単位を取得したレベルで技術士の受験資格を取得できる方が技術士試験を冒涜していると思
いますがね。

暴言失礼しました。


       

No.21564 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:あく 投稿日:2010/01/10(Sun) 00:32

新卒時に1次試験合格している人間も珍しくない現状で、JABEEを目の敵にしている既存の技術士ってどれだけいるのかと思いますけどね。

士補だけ取得しても実質的に意味が無いと割り切っている人の方が多いでしょう。2次合格者にとっては他人が1次免除になろうが関係ないし。肝心なのは「その後」でしょうて。


       

No.21565 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:中堅技術者 投稿日:2010/01/10(Sun) 00:35

技術士に求めるレベルとして、APECさんは
「主任的な立場で仕事をする技術者に求められる最低要求資格」
http://16611.webspace.ne.jp/rental/img_bbs2/bbs.php?pid=16611&mode=r&no=21004&mode2=tree
と言われています。

主任的な見地というのは実務経験なしにはなかなか得られません。
私は会社で出身大学のリクルータをした経験がありますが、私の会社の業務を基準に考えるとするなら どんなに優秀な学生でも直ちに主任級の仕事を任せることはできません。
逆に言えば、主任級の仕事をする上でものすごく優秀な能力が必要とは限りません。

学者ではないんですから、自分の技術的能力だけではなく社会的システムを使ってものごとを解決しようとする視点とか、独りよがりではない わかりやすい説明ができるかとか、もっと言えば失敗経験みたいなものも必要です。

そういった雰囲気が、大学卒業数年目の人にはまだ身についていない ということではないでしょうか。
少なくとも、人事に関してはリクルータをしていた程度の経験しかない私でも そういった雰囲気の有無はわかってしまいます。


       

No.21567 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2010/01/10(Sun) 01:01

>3年でたった1名しか合格していないということです
>ね
>色々憶測するのは自由ですが、数字に表れる結果は事
>実であり、誰も否定できません

JABEE修了生が二次試験を受けた実績が少なすぎて現時点では、統計的に評価出来る数では無いと思います。
それと、JABEE修了生と一次受験者とをその違いをもって評価の対象(選別)とする事はあり得ないと思います。
JABEE修了生は現時点で業務経験年数が少ないのでそれは、JABEEの制度がスタートして未だ年数が浅いため、二次試験の合格率が低くなる可能性は有ります。
その事とJABEE修了生かどうかで何らかの選別を行っていると考えるのは早計だと思います。
JABEEの制度がある程度定着してからその評価がわかると思います。今の段階では推測すら出来ないと思います。
仮に制度が定着して以降JABEE修了生の二次試験合格率が一次試験合格者より悪い場合は、JABEE制度の見直しを行うべきであって上記選別云々という事はあり得ないと思います。

>私が知りたいのは、JABEE修了生であるという事実が
>試験官には、わからないようになっているか否かです
>公表してください】
については勘介様が答えて頂いていますが、技術士会又は文部科学省にお問い合わせになった方が一番適切だと思います。


       

No.21568 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/10(Sun) 01:14

>【公表してください】

要求する相手が間違っていると思います。

JABEEさんの書き込みを見る限りにおいて、被害妄想的な感じを受けます。
私は昨年も今年も20台の若い口頭試験受験生を何人も見てきましたが、皆さん優秀です。
確かに経験の分厚さはありませんが、知識・見識とも高く、「あなたのような人がこれからの技術界を支えていってください」と言いたくなるような人が多くいらっしゃいました。

JABEEか一次試験かよりも、若いとどうしても経験の分厚さは身につけようがない点はあります。その点は確かに不利ですが、それは「不公平」では決してないと思います。
経験年数が規定ギリギリの人と、経験豊かな人が総合力で競争したら普通は後者が圧倒的に有利でしょう。
技術者として生きている時間が違うのだからそれは当たり前だと思います。
JABEEかどうかなど関係なく、誰かのせいだということもなく、単に力量の差だと思います。


       

No.21569 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:理系技術士 投稿日:2010/01/10(Sun) 01:15

>私は二度とこの試験は受けません

JABEE氏の文面からの推測ですが・・・。
JABEE氏は受けないほうがいいのでしょう。
技術者で飯を食うのは軟弱な人はやめておいたほうがいいです。
後で苦労しますよ。今、気づいてよかったと思いましょう。
技術士でなくても飯は食えますよ。自分の居やすい場所を見つけてがんばって下さい。


       

No.21570 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2010/01/10(Sun) 01:15

APEC様
入れ違いで修正を入れて同様な事を書いてしまいました。


       

No.21571 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/10(Sun) 01:22

あらら、私も修正しちゃいました。ごめんなさい。^^;

       

No.21573 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:マイナー部門挑戦中 投稿日:2010/01/10(Sun) 01:41

先日口頭試験を受験してきましたが、専門知識の他に専門科目以外の同分野の知識やこれまでの業務経験に関する確認が多くありました。
他の方も書かれているように、単にJABEE修習生は年齢層も低く、知識・経験不足の方が多いだけではないか
と思います。

現に、まずはダメモトで試験の雰囲気を掴むために受験されている方も結構いますし、そんなに拘る数字ではないのではないでしょうか。
少なくとも、夢を持って人生をかけて挑む若者なら、合格率なんて気にせず何度でも挑戦するのでは!?

もう受験をやめる...というのは負け惜しみや逃げているだけというイメージにもなりかねませんし、不合格の理由をJABEEに求めるよりは、冷静に自分の力量を評価した上で前向きに足りない部分を強化すべきと思います。
一方で、本当に受験をやめられるのなら、もともと技術士の資格自体が必要ではないということですし、穿った言い方をすれば、その程度の受験動機と取組姿勢なのでしょうね...
若手の方々は我々中年の意見をうざったいと思うかもしれませんが、身近な会社の上司や取引先の年輩者がそういう見方をしているかもしれないと意識してもらえいたいと思います。


       

No.21574 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:jj 投稿日:2010/01/10(Sun) 01:52

JABEEさんは、二度とこの試験は受けないそうですが、貴方のように論拠無く、「詐欺」とまで言いがかりをつけるような姿勢は、科学技術にかかわる仕事では通用しません。この仕事に向いてないように思います。私も、ご自身の結論が妥当だと思います。

       

No.21575 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:大学がおかしい 投稿日:2010/01/10(Sun) 02:02

JABEEについて一言
 半人前扱いのようで申し訳ないが、学生さんには罪は無いです。
 制度過渡期ということもあり、産官学いずれも手探りなのが実情でしょう。
 JABEE認定大学についても、何故か国立私立の有名大学は認定プログラムを持っていない所もあります。
 大学のブランド力で学生が集まり、就職も良好な学校は「余計な事をやる必要なし」といったところのようです。審査における認定証拠をそろえるのが大変との大学関係者のお話を伺ったこともあります。
 本来、大学の使命とは何なんでしょうか?
 私見としては、切磋琢磨で生き残りを賭けている産業界と、技術的教育機関としての大学の危機意識の差だと思います。
 社会的に技術者の労働環境の流動化(終身雇用の崩壊)は国際化と対になって現に進んでいます。国際標準化へ向け、技術士資格も進んでいかねばならないでしょう。場合によっては今の試験制度下での苦労が報われないとしてもです。
 未来の世代へと希望をつなげる為にも、大人として最高学府である大学に対しては「もっと物申す」必要があるように感じます。
 
 
 


       

No.21576 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:中堅技術者 投稿日:2010/01/10(Sun) 02:26

JABEE君に厳しい意見が多いですね。

私は、技術士試験においてJABEE修了生が不利に扱われているとは思えませんが、JABEE君には同情します。

非難覚悟で意見させていただきますと、技術士試験が相応の難易度であれば「何でJABEEの合格率が低いの?」なんて言われないのではないかと思います。

現行試験では1次試験は論外として2次試験の難易度もそれほど高くなく、経験論文は十分な推敲時間があれば対処できてしまいます。

口頭試験での選考に期待しますが、口頭試験の通過率を見ると口頭試験までたどり着けばそこそこの経験者は確率的に合格がありうると思われ、JABEE君のような不満も当然出てくるのかな?と思います。


ところで、JABEE課程っていうのは それほど内容があるものなんですか?
大変失礼な物言いですがストレートに言わせていただきますと、初めてJABEE課程が認定された大学・学科が発表された際、びっくりするほど いわゆる有名大学がなかったような記憶がありますが。


       

No.21580 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:勘介  投稿日:2010/01/10(Sun) 10:19

基本的な話をさせていただきます。
1.JABEE認定は、プログラムの教育内容を認定しているのであって、学生の能力を保証しているのものではありません。ということは、必ずしもJABEE修了生が優秀とは限らないといくことです。現実には、優秀な方が多いとは思いますが・・・。
2.JABEE修了は、技術士制度においてはあくまでも受験資格と関係しているだけです。JABEE修了だから、一次合格だから、優遇するということは試験大綱等のどの資料にも記載がありません。
3.技術士は国際的同等性を保持しています。そのための要件の一つとして、高等教育の担保があります。JABEEはワシントンアコードに正式加盟をしていることから、国際的な技術者教育の同等性を持っています。そのために、第一次試験が免除されているのです。第一次試験は、あくまでも高等教育を受けたことを担保するためのものです。
最低限、上記の3点はご理解願いたいと思います。技術士そのものや試験制度に関していろいろな思いやお考えがあろうかとは思いますが、これらが現在の技術士制度の根幹部分です。これを踏まえて、技術士の質をどう維持するのか、そのための試験内容をどうするのかという議論が必要かと思います。
試験委員の方にとって、JABEEかどうかは全く関係ないと思います。書かれている答案の内容が全てではないでしょうか?
掲示板で色々な書き込みがされていますが、言うだけではなく何かアクションを起こしていただきたいと思います。それがこれから技術士を目指す方に対して価値を与え、産み出す源泉だと考えております。


       

No.21582 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:勘介  投稿日:2010/01/10(Sun) 10:37

電気電子受験者様

全くその通りだと思います。私は、学生の方・先生方に対して、皆さんがJABEEの価値を決めるのだと話をしています。21年度の試験を受けたJABEE修了生は1-4期生の方のはずです。多分、推測ですが修了者7,000人程度のはずです。修了しても技術の道に進んでいない方もいますので、これからが勝負だと思います。
現時点で、旧帝大でJABEE認定課程がないのは、東大と京大だけです。


       

No.21585 RE:がっかりですね 投稿者:わんわん 投稿日:2010/01/10(Sun) 13:07

このHPは「技術士受験を応援するページ」ですが、どうも最近「応援したくなくなる」スレ立が多くなってますね。

       

No.21586 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:胡椒 投稿日:2010/01/10(Sun) 13:56

なんとなく同意します。このトビとか、地域ごとの合格者数とか、本当に技術士を目指す技術者の
発言とは思えないような気もします。

まあ、これも試験制度改革の結果なのでしょうね。

真剣に回答なされている技術士のかたを尊敬いたします。それに比べ、総監のほうはあまり変な質問が
ないようです。やはり、昔の技術士=いまの総監と思わずにはおられません。

以上、いいすぎかもしれませんが・・・


       

No.21587 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:理系技術士 投稿日:2010/01/10(Sun) 14:24

中堅技術者様の

>非難覚悟で意見させていただきますと、技術士試験が相応の難易度であれば「何でJABEEの合格率が低いの?」なんて言われないのではないかと思います。

>現行試験では1次試験は論外として2次試験の難易度もそれほど高くなく、経験論文は十分な推敲時間があれば対処できてしまいます。

の意味が???です。

「技術士試験の難易度」と関連付ける意味はあるのでしょうか?

「技術士として相応しい」と判断されれば合格ですし、相応しくなければ不合格なんですよ。

合格率など、何の指標にもならないのは明白なんですが、なぜそんな思考になるのでしょうか?
最近、そんなスレッドやレスが多々あるのが不思議です。

技術士の名称で科学技術に関する高度な応用能力を必要とする事項について、計画、研究、設計、分析、試験、評価をい行う者、またはそれらに対する指導の業務を行う者・・・、が技術士です。
それらの業務と法遵守、倫理感などがキチンと備わっているのかを、試験でもって評価しているのであって「既に技術士の力量がある」と評価されれば合格になるんですよ。

合格率などで技術士試験の制度を考察するのはナンセンスだと思いますが・・・。


       

No.21588 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:中堅技術者 投稿日:2010/01/10(Sun) 14:45

「数年程度の経験しか持たない若手のJABEE修了技術者に、経験豊富な技術者を含めた非JABEEと同等の合格率で合格可能と思わせてしまうような試験難易度が問題ではないか というのが趣旨です。

JABEE君の真意はわかりませんが、彼の主張は
「JABEE修了者も十分合格可能な能力を持っているのに、(一次試験を通過したのではなく)JABEE修了者ということでハンデを負わされて合格率が低くなっているのではないか」
というものだと思いましたので。

おかしいですか?


       

No.21590 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:大学がおかしい 投稿日:2010/01/10(Sun) 16:06

 JABEEを含めた技術者教育を考えることは将来の技術士像を考える上でも大変重要な話だと思います。
 JABEEのホームページは皆様、目を通しておられるでしょうから、そこから抜粋します。

 ワシントン協定加盟審査時に「日本はエンジニアリング・デザイン教育が弱い」と指摘された。
ちなみに、協定で求められている内容として、

(抜粋開始)
エンジニアリング・デザインとは、数学、基礎科学、エンジニアリング・サイエンス(数学と基礎科学の上に築かれた応用のための科学とテクノロジーの知識体系)
および人文社会科学等の学習成果を集約し、経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性などの現実的な条件の範囲内で、ニーズに合ったシステム、エレメント(コンポーネント)、方法を開発する創造的で、たびたび反復的で、オープンエンドなプロセスである。
(抜粋終了)

 上記の内容は、要するに日本の高等教育に欠けているのは、「専門的応用力の醸成」や「柔軟で創造的な問題解決能力」で、通常は社会に出てから「職場で実地経験」するから無しとしていた、大学関係者の「実社会との乖離」が原因ではないかと存じます。
 昨今、大学におけるFD(ファカルティ・ディベロップメント)なども、やってて当然のことです。
 
 技術士は「エンジニアリング・デザイン」はバッチリでしょうから、何かお手伝いできるのでは?
 
 勘介さまへ
 技術士会(私も会員です)としては「エンジニアリング・デザイン教育への支援」について、どの様な取り組みを組織的に考え、行っているのでしょう?
 ご存知の範囲でご教授くださいませ。

 (ちなみに、私自身はJABEE過程のインターン学生受け入れで、一定の責務は果たしております。)


       

No.21591 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:夢追い人 投稿日:2010/01/10(Sun) 16:43

JABEEさんの言いたいことが分かりませんし、ここまで長いスレになってるのかが分かりません。

1次試験合格もJABEEにしろ、ただ単に技術士二次試験を受験できる権利をもっただけで(経験年数も必要ですが)、別に技術士のレベルがどうたらこうたらという話にならないでしょう。ましてやどっちが不公平だとか、しょうもない話にしか見えません。

JABEEの方の合格率が低いのは、「業務経験不足による力量不足」が主な原因だと思います。
しかし、その中で合格できる方もいるわけで、そういった方は俗にいう「優秀な方」なんでしょうね。そして、今まで相当頑張ってきたんだと思います。


       

No.21593 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:勘介  投稿日:2010/01/10(Sun) 17:29

大学がおかしい様
私の知る限りでは、技術士会として組織的に「エンジニアリング・デザイン教育への支援」は行っておりません。私見ですが、JABEE制度と技術士制度は関係はあるものの、基本的には全く別の制度です。技術士会としてJABEE制度の内容に踏み込むのは如何なものかと考えております。ただ、JABEEの基準委員会や認定委員会には多くの技術士の方が参加しています。また、JABEEの審査に多くの技術士の方が産業界からとしてあたっています。(私も一応JABEEの審査をするための研修は受けています。)
修習技術者に対しては、実行委員会として組織的に研修会を行っています。その中で明確にはしていませんが「エンジニアリング・デザイン」とも関係する研修も開催されています。
「技術者教育」について、大学の先生方の考えと技術者の考えにかなりの乖離があるのではと最近感じています。FDにしても、内部の人間だけでは正当な評価ができないのではとも感じています。私が、FDではないのですが、ある大学の教育システムに関する外部委員をしての感想です。多分、大学と関係がある技術士の方(企業内技術士で大学で講義をされている方ではなく、FDに関係する委員会等に参加されている技術士の方という意味です。)の多くは、同じように感じているのではないかと思っています。この点も踏まえて、JABEEは「エンジニアリング・デザイン教育への対応 基本方針 (2009.3.18)」を出したのではないでしょうか。


       

No.21595 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:大学がおかしい 投稿日:2010/01/10(Sun) 18:00

勘介さま

丁寧なご説明有難うございます。
全く同感です。
多くの矛盾をかかえてはおりますが、大学をふくめた社会に貢献すべく、いろいろ考えて行動したいと存じます。
有難うございました。


       

No.21602 RE:JABEEの合格率は0.9% 投稿者:くりろう 投稿日:2010/01/11(Mon) 12:12

3日間見ないうちにこんなに書き込みが増えていました。驚きです。
ABEE課程は不利、一次試験合格者は有利ということだけなんですが・・・

ところで、私の周辺にも何人かいました。
「昨年と同じ内容を書いたのに、今年は不合格!おかしいんじゃないの」って言う方。
だから私は伝えました。「それは違うよ、ぎりぎりのラインにいるんだよ」と。

試験が公平とか不公平とか後ろ向きより、経験や知識、第三者とのコミュニケーションなどの総合力を上げる方が合格に必要です。
JABEEでも一次試験合格者でも力量のない人は落ちる。
二次試験、特に口頭試験は総合力を試されているので、そうした力量をつけないといけないんです。
社会に通用するタフネスさを身につけましょう。


       


No.21405 技術士試験を振り返り 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/12/30(Wed) 16:33 [返信]

まだ口頭試験が終了していませんが、もう平成21年も終わろうとしていますので投稿させていただきます。

今回で2回目の技術士試験でしたが、口頭試験まで無事に終えることができました。
この掲示板でもお世話になりまして、みなさんどうもありがとうございました。

ところで、1年ほどの長い技術士試験振り返ると、本当に良くできた資格だなぁと思います。
技術士の資格としての価値がないとか、いろいろな批判がある中で、私はやはり、さすが科学技術における最高峰の資格だと思います。


@願書(経歴作成)
自分がやってきた業務を振り返ることができ、改めて反省することや、現在と比較してどうかとか考える機会ができます。
そして、課題や問題点、対応策などをひととおり考えないといけないので、自然と地力がついてきます。

A筆記試験
当たり前のことですが、本番の試験では始めてみる問題に対して解答しなければなりません。
合格する論文を書くためには、専門知識と応用能力、課題問題点抽出・解決力がないといけません。
そのためには、多くの人は十分な準備・勉強が必要になります。
これを通して、知識が大幅に拡大していくとともに、課題の設定や問題点抽出、解決策などのプロセスを業務に活かす良い訓練になると思います。

B技術的体験論文
筆記試験で合格すると「技術的体験論文」の提出。
この体験論文を仕上げるにも、たったA4用紙2枚の3,000文字で仕上げるために、いろいろな事を考えながら作成しなければいけません。
簡潔に相手側へ分かり易く伝えるための訓練になると思います。

C口頭試験
筆記の合格発表から、口頭試験までは短い期間しかありません。この短い期間の中で、大げさにいうと、全ての必要な知識を頭にぶちこみ、それを全て口頭で説明できるようにしなければなりません。(本当はそうでもないが、受験生の心境としてはそうなってくる)
体験論文や経歴のプレゼンは、どうやって相手に分かり易く説明できるかの訓練になります。
技術士法や技術者倫理、技術の見識など、通常考えないことまで考えるようになります。
それらの準備を、業務をこなしながら行わないといけません。また、本番までの間、そして本番は過度の緊張やプレッシャーが押し寄せてきますので、精神的にも鍛えられます。

D試験終了後
多くの人の場合は、多分、試験終了するまでにお世話になった人達に対しての感謝の気持ちが湧き出てくると思います。
これで、日々まわりの誰かに支えられながら生きているということ、そして、周りに感謝ということを実感できると思います。

これら@〜Dという一連の流れを通すだけで、自分自身、技術者として、人間としての成長を遂げることができると思います。

さらに技術士になると、さらに研鑽する必要がでてきますので、さらに成長していきます。

ということで、「うん、本当によく出来た資格だ」
と思った次第でありますが、皆さんはどうお考えでしょうか?


       

No.21414 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:南の国から 投稿日:2009/12/31(Thu) 07:31

@この試験を受験して,口答前に非常に多くのことを勉強した,それが大きな収穫.

A合格して,仕事を見る目が変わった.技術的な専門性で仕事を見るようになった.これが2番目の収穫.

B技術士の評価が低い.これが不満の1つ.


       

No.21416 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:梅太郎 投稿日:2009/12/31(Thu) 09:43

私も全般的に非常によい試験制度だと思いますが、技術的体験論文に大きな欠陥があるように思います。受験者のみの力ではなく、既技術者などが修正・作成することが可能です。実際に私自身も受験指導で修正しています。
この技術的体験論文に技術士としての資料作成能力(文章力・整理力・図表表現力など)を凝縮して表現でき、その能力も試されるべきはずなのですが、現状は受験者本人以外の力が大きく作用することがあります。
この技術的体験論文の後出しは大きく改善すべきと思います。

上述した欠陥と思われる部分があるので、数年後には試験制度が変わるのではないかと推測しています。


       

No.21418 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:虎の子 投稿日:2009/12/31(Thu) 11:10

2回目の挑戦で口頭試験に到達し、合否を待っています。この資格試験を通じて感じたことは、、、

@
どの資格も同様ですが、試験勉強の得意不得意が結果を左右すると感じました。
技術士としての実力があると思われる人も落ちる人は落ちるし、運良く口頭試験へ進める人もいます。
私は後者ですので、合否結果にかかわらず、技術士の名に追いつく様に日々研鑽します。

運良くと書きましたが、その試験準備過程を周りの人より一所懸命取り組んだとは自負しています。
努力は必要だし報われる資格試験だと感じました。
また、この取り組みを通じて知識やプレゼン能力に
自信がつきました。

A
経験論文は筆記試験時にあわせて実施するとしても、近くに技術士がいれば、事前に既技術士に添削などを依頼すると思いますので、それほど論文に対する評価は変わらないと思います。
化けの皮は口頭試験でしっかりはがれると思います。
ましてや代理作成などは当然ですが、既技術士・受験者ともに自分のためにはならないと思います。


       

No.21419 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:利根川 投稿日:2009/12/31(Thu) 11:13

旧試験制度の体験論文も試験前に事前作成する段階で先輩技術士の方々に推敲してもらった人が多いので、いっしょでしょ。むしろ、面接でのプレゼンがない分だけ他人の論文パクリで合格している人がいたくらいです。

       

No.21428 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:梅太郎 投稿日:2009/12/31(Thu) 12:26

体験論文に関する私見です。
体験論文の作成は筆記試験時に行い、出題内容も毎年変えればいいと思います。
旧制度から続いている現状のような紋切型の出題ではやはり問題が多いと思います。


       

No.21430 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:利根川 投稿日:2009/12/31(Thu) 12:38

私は、体験論文の提出時期は現行のままで、文字数を1.5倍程度にして口答試験の時間を60分くらいにし、もう少し細かく試験管が口答試験時に受験者の技術士としての適正をチェックできるようにするぐらいの改定内容で十分だと思います。
あと、西日本の田舎者としては、大阪でも口答試験を開催してほしいです。これは、個人の希望ですが。


       

No.21433 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/12/31(Thu) 12:53

体験論文を含めた試験内容については、以前から何度か論議が交わされていますね。
私はどちらが良いかは分かりません。

体験論文は、どっちにしろ前もっての作成は可能だと思います。
18年度までの試験内容は、暗記して一気に書き上げる事が可能ですし、口頭試験での確認等もありません。また、筆記試験時は試験を受けているというより、字を書いているというような印象ではないでしょうか?(過去の体験記や話を聞いた印象)

私は19年度以降でしか受験してませんが、体験論文を作成する課程は同じだと思います。
そして、口頭試験では、自分で論文を作成していないパクリの人達は、化けの皮ははがされると思います。自分で作成してないと、プレゼンはもちろん、あの質問責めには対応できないと思います。

しかし、梅太郎さんがおっしゃるように、毎年出題内容を変えれば、18年度までのように暗記型はなくなり、その場で作成しなければいけませんね。
どういう問題にするかの課題は残るかもしればせんが、アドリブの1発勝負で体験論文を作成するのには非常に難しいことだと思いますし、意義のある試験になりそうですね。

ただ、そうすると、19年度以降は筆記試験における求められている内容というのは変わっており、18年度までの問題とは明らかに違います。
なので、体験論文を筆記試験時に行ったとしても、平成18年までの試験と同等ではありません。かなり難しく、そして受験生への負担がかなり大きくなると思います。
なので、現在のような試験内容に変更したと思っています。でも、この試験内容にしても、いろいろな声が聞かれますので、改善の余地はあるのでしょうね。


時間がないのでパーッとこのレスを書いているので、まとまってないかもしれませんが、すいません。


       

No.21434 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/31(Thu) 13:21

口頭試験で見極めようとする能力のメインは、応用能力、体系的専門知識、見識の3つだと思うのですが、これを見極める方法というか「窓」として体験論文を使うのであれば、利根川さんのおっしゃるようにウェイトを上げるというのはひとつの方法だと思います。(試験官の負担とか会場借用料等の増大に伴う予算的な問題などはひとまず置いて、方向性として考えた場合)
もう一つ、体験論文のウェイトを逆に下げ、様々な角度から応用力・知識・見識を問うというスタイルも考えられると思います。総監はそういう面が強く、体験論文のプレゼンをして、その質疑応答をして・・・・というような定型的なスタイルではない口頭試験が多く実施されています。

●体験論文は体験論文としてあらかじめ採点評価する。
●口頭試験は、体験論文のウェイトを下げ、定型的質問をできるだけなくして、様々な質問によって総合力を判定する総監口頭試験的スタイルにする。

というのはどうかなあと思います。
総監口頭試験実質25分のうち、10〜15分程度は体験論文がらみの質疑になっていることもふまえて、実質40分の口頭試験時間のうち、10〜15分を体験論文に関する疑問点等の質疑応答に、残り25〜30分を様々なスタイルからの質問にしてはどうかなあと。
体験論文プレゼンはなし。従来のような3分程度での概要説明だけ。あらかじめきちんと読んで評価採点してあるので、それで十分・・・・という感じですね。

思いつき程度の内容ですいません。

なお、東京以外での口頭試験もぜひ実施してほしいと思います。


       

No.21459 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:taro 投稿日:2010/01/02(Sat) 00:38

apecさんの経験論文採点に賛成です。

       

No.21460 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2010/01/02(Sat) 01:33

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

APEC様に確認&質問です。
>総監口頭試験実質25分のうち、10〜15分程度は体験論
>文がらみの質疑になっていることもふまえて、実質40
>分の口頭試験時間のうち、10〜15分を体験論文に関す>る疑問点等の質疑応答に、残り25〜30分を様々なスタ>イルからの質問にしてはどうかなあと。
以前、APEC様は体験論文を採点するのはどちらかというと否定的のように感じましたがそれは私の認識ちがいでしょうか。
それはさておいて、いわゆる体験論文のパクリのような問題については上記10〜15分程度程度で本人の業務である事も確認する事を含めるという事でしょうか。
(確認のような質問ですみません。)


       

No.21473 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/02(Sat) 18:42

私は別に体験論文採点に否定的ではありません。
現行の試験制度では体験論文そのものは採点対象になっていないという「現状」を理解していただきたいと思って、そのことを強調したことは何度もあります。それはあくまで試験対策としてです。

どうしたって限られた試験時間や定型的な試験制度では限界がありますので、試験方法はどんな方法でも一長一短あるものにならざるを得ないと思います。
たとえば私は本当は択一問題があってもいいと思っています。ただし、専門分野での重箱の隅をつつくような択一問題ではなく、幅広い知識と確かな考察力を試すような択一問題がいいと思います。これからは幅広い知識と見識の裾野を持った技術者が必要だと思うからです。
しかしそうしたところでそれなりの短所も出てくるでしょうから、今の制度なら今の制度で、その中でできるだけいい方向を目指せばいいのではないかと思います。

その上で、今の「技術的体験論文」を続けるのなら、という前提で前レスの内容は書かせていただきました。
体験論文自体は採点対象ではない現行のシステムの中では、提出時に多少不完全なものでも、口頭試験までにしっかりと掘り下げ、練り上げれば、かなり「巻き返し」ができますから、口頭試験に際してはそういうアドバイスもしています。
体験論文は、ひとつの業務の内容を、通常の仕事でやっ
ているときとは比べ物にならないほど深く掘り下げて考えることで、おおいに勉強になると思いますので、それはそれで意味があると思います。
ただ、広い見識や視野も必要ですし、確かな知識も必要です。現行の口頭試験では、体験論文のプレゼンと質疑応答に時間をかけすぎ、その人の技術者としての資質を広く様々な角度から見極めるという点では不満が残ります。
そこで前レスのようなのはどうかなあと思ったということです。

次に体験論文関係にかける時間を10〜15分にすることですが、現行の体験論文にかけている時間をみると、プレゼンに10分程度(経歴も含めてですが)かけており、その後質疑応答がだいたい10〜15分、合計20〜30分程度ということが多いようです。
事前にしっかり読み込んであれば、長いプレゼンは不要ですし、質問ももっと絞り込めます。(現行では、しっかり読みこんでいれば当然わかるような質問も多い)
つまり、プレゼンで7分程度、質問で5分程度短縮できれば、全部で10〜15分程度にすることは可能です。
そしてしっかり読み込む以上はそこでいったん採点してもいいのではないかということです。見方によっては、採点するという「縛り」がなければ、試験官がしっかり読み込むということを担保できないのではないかということもありますし。
採点結果は評価5項目のうち、経歴応用能力、知識、見識に関する評価に際しての「基礎点」みたいに使ってはどうかなと思います。

長々と書きましたが、これらはあくまで「現行の試験制度を手直しするならどんな方法があるか」という仮定の話です。
前述のようにどんな方法でも一長一短ありますから、いちがいに現行の試験方法が不適切だというものではありません。現行の試験方法の中でもそれなりに能力評価はできますし、それに対する試験対策の中で技術者として成長する機会も十分あると思います。


       

No.21475 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2010/01/02(Sat) 19:47

詳細なご返答及びご教示ありがとうございます。
私の個人的なとらえ方としては、
「その人の技術者としての資質を広く様々な角度から見極めるという点」と以前の経験論文を筆記から外して口頭試験で体験論文にして確認するという要素があるために口頭試験が30分から45分になったと理解しています。
APEC様のお考えのように「その人の技術者としての資質を広く様々な角度から見極めるという点」の比重を増やすという考えは私も賛成です。
実際には、複数の受験生の方の話を聞いていますと体験論文の説明で試験委員に理解してもらうのにかなりの時間(例として30分以上)がかかってしまった。
という方が結構いらっしゃいます。
実際、文科省の試験部会の委員の方には体験論文自体を採点したいという根強い意見もあるようです。(背景には体験論文が良く練り上げていないものが多数あるとの事です。)
体験論文の採点をすることで、その他の技術士の資質のような点について重きが置かれて、それは良い方向に向かうのかもしれません。
(一方で体験論文の作成の際の重要度が上がり、受験生の方、指導する方両者共大変ですがそれはしょうが無いことなのでしょうか。)
体験論文の採点の是非については、その事だけでは無く総合的な観点から今後、色々論議があっても良いかなと思います。


       

No.21486 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/02(Sat) 23:49

そうですね。制度を変えるまでの力になるかどうかはともかく、大いに議論することは理解を深めることにもなると思いますので大歓迎です。

その上で前レス・前々レスを補足します。電気電子受験者さんご指摘の、

>経験論文を筆記から外して口頭試験で体験論文にして確認するという要素があるために口頭試験が30分から45分になったと理解しています。

という点ですが、このために体験論文の単独評価がなくなり、口頭試験評価における「1つの参考」になったわけですが、そのために体験論文をあまり読み込まずに(極端な場合は読まずに)口頭試験に臨む試験官が少なからずおられるため、口頭試験で「読み込めばわかる内容」まで説明するのに時間を要しているということが起こっていると思っています。
そこで「きっちり読み込む」ことをしてもらうために採点評価をすればどうかと考えたわけですが、これにより試験官の負担はH19以前・H19以降のいずれと比較しても増えます。従前より長い口頭試験を行う上、論文はしっかり読んで評価しないといけないわけですから。

こういうことから実現性は疑問符がつく面もありますが、先にも述べたように体験論文をしっかり作りこむ過程で「深める」ことに対する能力が試されると思います。
そして口頭試験で時間をかけて視野・見識や知識の幅広さも確認することで、「T型技術者」かどうかを見極めることができはしまいかと考えたわけです。

これらは、「T型人間」を国(文科省)なり技術士会なりが「技術士のあるべき姿」として求めていることが大前提になってしまいますが。


       

No.21597 RE:技術士試験を振り返り 投稿者:イマジン 投稿日:2010/01/10(Sun) 21:35

ざっと流し読みしただけでコメントしますが、技術の幅と深さを確認する試験にすべきという点には賛成です。そのためには、少し試験の方法を見直した方がよいという考えにも賛成です。
私は技術の幅の広さを確認するという目的に対しては、口頭試験は不向きだと考えています。試験官にも得手・不得手の分野があるので、難しいと思います。やはり、択一問題のほうが適した方法だと思います。公平性も保ちやすいと思います。
一方で、経験や技術の深さを確認するという目的に関しては、択一試験は不向きで、論文記述試験や口頭試験が適していると思います。現行の体験論文は、図表込みで2ページのとても短い論文です。これで深さを表現するのは難しいし、評価するのも難しいと思っています。
試験官の負担ですが、体験論文を読む量が激減していることを見落としています。筆記試験合格者のみの体験論文しか読んでいないので、負担は大幅に減っています。


       


No.21592 技術士合格者数について 投稿者:sursum corda 投稿日:2010/01/10(Sun) 16:56 [返信]

技術士会は技術士の合格者増を期待しています。
私は昨年の日本技術士会「新春記念講演会」(1/9生涯教育推進実行委員会)に出席しました。
冒頭日本技術士会高橋会長の挨拶が有り、折りしもリーマンショックに端を発した世界同時不況が喧伝さなかでした。
その原因の一つ冷戦の終焉と共に優秀な頭脳が軍事を含む技術産業界から経済界への転進にも触れ、倫理観の重要性、
かつての世界恐慌に比して瞬時にして全産業、全世界に波及する情報化社会であること
我が国のみならず世界の不況克服のためにも各界・各産業における技術士の活躍・貢献が期待されている事
医学界、法曹界の不足を充足するため国では法科系大学院大学などの施策をしているが、
技術士はまだまだ絶対数が足りず現状の合格者数では十年後でも○万人しか増えない、
現状の技術士が十年後健在であっても合計十数万しかならない。30〜40万人位(記憶曖昧)必要。
概ね以上のような内容でした。

私は建設部門(昭和54道路・平成5建設環境)の技術士ですが、一昨年一念発起して総監を一次試験から始めて、来週口頭試験に漕ぎ着けました。

私は建設コンサルタントに就職した当時から「医者・弁護士のように」世間から評価されたいと考えてきました。
現役は引退しましたが、目の前の仕事をこなすだけの若い世代の技術士への挑戦の雰囲気が見えず、老体にムチ打ってみました。

大分以前に国会で事業仕分けでは有りませんが、受験資格に経験7年以上と大卒若しくは大学検定認定の時代、「大学検定試験合格者一人当たりの予算がかかり過ぎる、廃止せよ」の質問に対し
技術士資格の必要性・重要性の説明に対して「もっと増やす工夫せよ」の中から大学検定を廃して技術士補制度が生まれました。

現在は更に受験裾野を広げるために工夫されチャレンジの幅が広がってきました。その一つにJABEEも有ります。
「いなかもの」技術士(道路)を目指そう!さんのブログのファンでこれまで頑張れ、ありがとうございました。彼の1/4付けでも技術士に挑戦する技術者がまだ一握りだ、と有ります。そのとおりです。
総監のための勉強は遅きに失した感は否めませんが、大変楽しく、これからも技術者として世の中のお役に立ちたいと思っています。


       


No.21516 口頭試験の合格者数について 投稿者:あさ 投稿日:2010/01/06(Wed) 06:23 [返信]

口頭試験の合格者数について、ある専門科目を、各地域別に見たところ、平成19年度以降では、毎年ほぼ同数の合格者数であります。人数調整のような何か意図的な意味があるのでしょうか?

       

No.21517 RE:口頭試験の合格者数について 投稿者:胡椒 投稿日:2010/01/06(Wed) 12:20

全体の率での人数調整は若干あるのかもしれませんが、受験地での人数調整はないと思います。

もし、そんなことをして、表沙汰になったら裁判ものになるから。また、法的にも、最低でも
書類送検になると思います。

あくまでもたまたまだと思います。


       

No.21526 RE:口頭試験の合格者数について 投稿者:技術者 投稿日:2010/01/07(Thu) 11:05

ある専門科目のある地域では、平成19年度以降、最終合格者数が15〜20人で推移していますが、今年度の筆記試験では、30人弱合格しています。従って、前年度までのパターンですと、最終合格者数が15〜20人まで絞られてしまうのでしょうか?

       

No.21527 RE:口頭試験の合格者数について 投稿者:定説 投稿日:2010/01/07(Thu) 12:39

>人数調整のような何か意図的な意味があるのでしょうか?

試験機関の中枢に聞くしかない。
しかし、法的にどうかと言うより、結果を見れば人数調整してるのは明白。
明らかに相対評価なので、試験官も人間ですから、好き嫌い、もしくは、前後数人の受験生のレベルに大きく左右されると思いますよ。

技術士試験は正しいことを答えても合格できると言えない。他に比べてより深く、より正しく答えることが必要。


       

No.21533 RE:口頭試験の合格者数について 投稿者:お 投稿日:2010/01/08(Fri) 18:33

建設部門で3月の結果待ちの身です。

さてさて
>結果を見れば人数調整してるのは明白。

この言葉を皆さんスルーしているということは、
同意見ということでしょうか?

私は、とんでもない発言だと思います。

本当に明白なら、それを証明できますか?

そして、本当に明白なら、合格基準に照らして、
大問題だと思いませんか?
大問題といいますか、むしろ悪だといえると思います。
(正論を盾にして輩を排除しようとしている人々は)倫理だ義務責務云々だと綺麗ごとを言ってますが、
実際どうなんでしょう。


       

No.21534 RE:口頭試験の合格者数について 投稿者:いや 投稿日:2010/01/08(Fri) 19:32

いいかどうかは別として、国家資格なので人数調整はあり得ると思います。

現に公認会計士は、毎年会計事務所の受入れ先の状況をみて人数調整していますし、環境計量士は人数調整の結果合格基準を毎年下げています。

試験が平等かどうかということと、それが犯罪的かどうかは別のことです。もし人数調整しているのなら、それを明示すべきではありますが。


       

No.21537 RE:口頭試験の合格者数について 投稿者:くすまやー 投稿日:2010/01/09(Sat) 00:09

全国合計での人数調整はある程度していると思います。(真の意味での絶対評価でなくて、ある程度の相対評価はしているという意味で)

しかし、受験地域毎での調整はありえないと核心しています。

先ず、私が受験(建設部門)した地域では“あさ様”が言うような傾向は見られません。

次に、筆記試験の採点者は地域クローズということはありません(私の受験した科目はマイナーなため人数が少なく地域クローズということはありえません)

受験者の不安をあおるような書き込みは慎むべきではないでしょうか?


       

No.21556 RE:口頭試験の合格者数について 投稿者:よる 投稿日:2010/01/09(Sat) 19:09

 ある専門科目の各地域では、平成19年度以降、最終合格者数がほぼ各同数で推移しています。従って、前年度までのパターンですと、最終合格者数もほぼ各同数まで絞られてしまうのでしょうか?

       

No.21579 RE:口頭試験の合格者数について 投稿者:しーばーど 投稿日:2010/01/10(Sun) 08:32

技術士試験において、合格者の人数調整は意味が少ないと考えます。
司法試験は研修施設の容量という制限があります。
しかし、技術士にはその手の制限はないと考えています。
口頭試験は、その場で合否が決まっているようなのです。後日の人数調整は、難しいと思います。


       

No.21581 RE:口頭試験の合格者数について 投稿者:あらあら 投稿日:2010/01/10(Sun) 10:20

よる さんへ
>ある専門科目の各地域では、平成19年度以降、最終合格者数がほぼ各同数で推移しています。
>従って、前年度までのパターンですと、最終合格者数もほぼ各同数まで絞られてしまうのでしょうか?

私は 全体的にそんなことはないと信じていますが、
事象の真偽はともかく、
その質問提示で、誰か まともな[真実の]回答ができるかよくお考えください。

あなたが質問される立場なら、
ある専門科目の各地域 は どうでしょう?
と 抽象名を言われて 回答できますか。


       


No.17412 登録について 投稿者:suu 投稿日:2009/02/18(Wed) 20:40 [返信]

公務員で結果待ち(建設部門)の者です。
手引を取り寄せて合格した場合の登録方法を勉強中です。
私の場合、下記の@Aの登録の仕方があると思うのですが、職場異動の度に証明書をもらって登録変更するのは大変ですので、Aにしたいと思うのですが、既技術士の方がどうされているのか参考にさせてもらえないでしょうか。

@○○県△△課または○○県□□事務所で登録する
 →職場異動の度に登録変更が必要
A○○県庁で登録する
 →所在地は県庁所在地、電話番号は代表番号になる?

つまらない質問ですみません。
アドバイスをよろしくお願いいたします。


       

No.17413 RE:登録について 投稿者:ぼうず 投稿日:2009/02/18(Wed) 21:43

ぼうずです。
公務員技術士です。
私は出先機関の出張所のようなところに勤務していますが、登録時には県庁所在地の住所電話番号と知事の公印をもらって登録しました。
技術士に対する理解がないと照明員をもらうのに手間取るかもしれませんが、有資格者に御指南いただいてぜひ登録できると良いですね。


       

No.17414 RE:登録について 投稿者:関西州 投稿日:2009/02/18(Wed) 21:59

私の場合も、登録用書類2の証明書が知事名でしか発行できない、とのことで所在地は県庁の住所、名称は○○県、代表者は知事名としました。
所属長の証明で済むのでしたら、すぐに発行できるのですが、証明書発行依頼などという書類を作らされたり、結構時間がかかってしまいました。
『登記されていないことの証明書』がクリティカルパスだと思い、早くから準備していましたが、予想外の事態で、リスク管理ができていないことを痛感しました。


       

No.17415 RE:登録について 投稿者:偏屈受験生 投稿日:2009/02/18(Wed) 22:31

お疲れ様です。私も公務員の立場で登録しました。
知事印をもらうのは、(事務屋さんの無理解もあり)手間がかかります。しかし、自分をアピールする良い機会と考えて、手続きされることをオススメします。


       

No.17416 お恥ずかしい 投稿者:ぼうず 投稿日:2009/02/18(Wed) 23:03

ぼうずです。
N0.17413の書き込み、最終行「照明員」は「証明印」
の間違いです。
誤変換に気づかず書き込んでしまいました。お恥ずかしい!


       

No.17417 RE:登録について 投稿者:木っ端役人 投稿日:2009/02/18(Wed) 23:06

その職場(県庁や市役所、町村役場)で初めての方でなければ、結構簡単ですよ。
県庁ならば、確実に先達がいらっしゃるはずです。
技術士会に問い合わせれば、事務処理は簡単です。


       

No.17421 RE:登録について 投稿者:suu 投稿日:2009/02/19(Thu) 03:32

ぼうず様、関西州様、偏屈受験生様、木っ端役人様
ご回答ありがとうございました。
Aで登録できるよう準備したいと思います。
(まずは合格することが必要ですが・・・)
また、Aの場合、勤務先の名称は
○○県または○○県庁のどちらにすべきでしょうか?
○○県だと地名を表しているように思えたりします。
よろしくお願いいたします。


       

No.17422 RE:登録について 投稿者:道路公務員技術士 投稿日:2009/02/19(Thu) 07:47

「○○県」です.
地方自治体の正式名称です.

「○○県庁」ではありません.

代表者は,○○県知事というでしょう.
○○県庁知事とはいいません.

市の場合も,「○○市」です.
○○市役所ではありません.

この辺を混同されている.


       

No.17441 RE:登録について 投稿者:あらあら 投稿日:2009/02/23(Mon) 00:34

え!ご自分が所属する組織の正式な名称もご存じないのですか?知事や市長が聞いたら泣きますよ。。。

       

No.21511 RE:登録について 投稿者:しんた 投稿日:2010/01/05(Tue) 16:33

申し訳ございませんが、是非、ご教示ください。


私も、今年の二次試験結果待ちの者で、(国交省でない)省庁に勤務している国家公務員です。

技術士の登録について、不明な点があったので検索をしたところ、このトピックが表示されました。


suu様の@およびAを私に当てはめると、

@○○局△△課または○○局□□事務所(出先事務所名)で登録する
 →職場異動の度に登録変更が必要

A○○省で登録する
 →代表者として、大臣の印鑑が必要になる?

となってしまいます。

周りに既技術士がいませんので、相談できないのですが、どのようにされているのか、本掲示板をご覧の先輩方のご指導をたまわりたく存じます。


       

No.21518 RE:登録について 投稿者:イマジン 投稿日:2010/01/06(Wed) 21:29

登録変更ってところに皆さん引っかかっているようですが、とても簡単ですよ。
@でもいいんじゃないでしょうか。
出る杭を打つ・・・という組織に所属されている方はアピールの仕方もよく考えられた方がいいと思います。


       

No.21520 RE:登録について 投稿者:しんた 投稿日:2010/01/06(Wed) 23:01

イマジンさま

 お返事ありがとうございます。@は、面倒なのと、行き先で「出る杭を打つ」部署になる可能性があるため、ためらっております。

 では、「私印で、自分の自宅を技術士事務所として登録するのはどうか」と思いましたが、過去ログでも検索しましたが、どうもダメみたいですね…

 どうすればよいか、まだ悩み中です。折角お返事くださったイマジンさまには申し訳ありませんが、他の方のご意見も伺えると幸いです。
(もちろん、イマジンさまのご提案も捨ててはおりません。@も、視野には入れております!)


       

No.21521 RE:登録について 投稿者:今回は “くすまやー”で 投稿日:2010/01/06(Wed) 23:20

しんた様

私は国家公務員ですが、本局で登録(代表者は局長)しました。仮に他局等に異動になった場合は変更すればいいと思っています。

中々登録に理解をして頂けないケースも過去にはあったようですが、最近では国家公務員も技術士試験を受験、取得するようになりましたので申請すれば直ぐ許可はおりると思います。

ちなみに、我が組織は申請後、数日で決済がとれました。


       

No.21522 RE:登録について 投稿者:くすまやー 投稿日:2010/01/06(Wed) 23:47

(補足)

我が組織では、ここ2〜3年はお偉いさんから技術士を取得するよう言われる時代になっていますので、「出る杭は・・」ということはないですね。
中には変な方もいらっしゃいますし、部局によっては理解のない方もいると思いますが・・。

先輩技術士の中には、名刺を2種類(技術士表示の有・無)持っていて、対公務員には表示無し、業者向けには表示ありで使い分けている人や、技術士をもっていない上司と一緒に名刺を出すときには表示なしにするとか、気を使っているようです。

私は老骨?に属するため、気にせずに技術士の名称表示をした名刺を使っています。     (了)


       

No.21523 RE:登録について 投稿者:しんた 投稿日:2010/01/06(Wed) 23:48

くすまやーさま

 同じ国家公務員の実例をお示しいただき恐縮です。本局の局長決裁ですか。それだと、異動があっても同じ局なら心配ありませんね。その手も考えてみます。

 ありがとうございました。


       

No.21524 RE:登録について 投稿者:しんた 投稿日:2010/01/06(Wed) 23:50

今、補足も拝見しました。重ねてありがとうございました。

       

No.21539 RE:登録について 投稿者:くすまやー 投稿日:2010/01/09(Sat) 00:52

本スレに関係ない書き込みで恐縮ですが。

国家公務員ということで世間から冷たい目でみられがちです。民間に比べて公務員が云々というつもりは毛頭ありませんし、コンサルや建設会社の方はほんとうに大変だと思っています。(お世辞でなく)

ただ、ちょっとした疑問なんですが、当HPの書き込みの時間をみると、皆様、平日の勤務時間内の方も結構いらっしやいますよね。私は平日は帰宅後に当HPを拝見させて頂いていますので、書き込みも大体PM11時以降になってしまいます。

ちなみに、職場のPCはセキュリティーが厳しくて、当掲示板は職場PCでは恐らく開けません。

年度末の多忙な時期に何故? と疑問をもちつつ、当HPが癒しの場であるということで妙に納得しています。

公務員への反感を買うような書き込みで失礼しました。


       


No.21501 地方分権と技術士 投稿者:田舎技術士 投稿日:2010/01/04(Mon) 01:05 [返信]

「技術士資格の方向性」の中で地方分権と技術士とありましたが、皆さんに教えていただきたいことがあります。今までの公共事業は各団体から政治家への陳情により、事業化が進められてきましたが、公共事業削減の中、今までのシステムが変わり、専門家(技術士等)の提案書などを官に提出し市民団体を含む協議会が設立され、事業化の是非が決められるようになるのですか。

       

No.21503 RE:地方分権と技術士 投稿者:みんな頑張れ 投稿日:2010/01/04(Mon) 13:40

私の解釈ですが、地方分権とはお金を自由に使えることだと思います。
補助金制度の廃止に伴い、大事な使い方が求められると思います。
事業自体は、住民や議会で自ら決定されるため、無駄遣いは許されないでしょう。
よって、限られた予算の中で、求められた事業に対し、効率良い技術サービスを提供するのが、技術士の業務に適していると感じます。
事業化の是非は地方政治であり、変わらないと思います。


       

No.21504 RE:地方分権と技術士 投稿者:jj 投稿日:2010/01/04(Mon) 14:39

土地利用規制など地域を構成する様々な法制度や公共公益事業の決定権限やその許認可権限は、それぞれのプライオリティによって、国・都道府県・市町村の順で与えられています。例えば、線引きや用途地域の決定権者は都道府県の都市計画審議会にあります。このプロセスで国の意見を踏まえることも必要になります。このような規制や運用を、出来るだけ地方自治の判断に委ねることで、地域の実情や独自の創意を活かした地域づくりをしてゆこうというのが地方分権だと思います。もちろん財源も、国から地方の自由な裁量にシフトすべきということになります。

地域独自の特性や条件などをきめ細やかに活かしていく、地域の自律的な発展の時代に入ったということでもあると思います。
そのためには、地域づくりへの住民の主体的な参画によって、独自の知見を積み上げ、自らの責任でトライアルしてゆくことが期待されます。
技術士は、そのような取り組みに貢献してゆかねばなりません。

しかしながら、技術士の大半は、個別の科学技術の専門家であり、地方自治に関して知識も経験もお持ちでないのではないでしょうか。
政策づくりの仕事をしているのは、強いて言えば、都市計画その他一部の技術士くらいではないでしょうか。
地方分権で技術士が浮かばれるとかいう単純な流れは、現実的では無さそうに思えます。


       

No.21505 RE:地方分権と技術士 投稿者:sonny 投稿日:2010/01/04(Mon) 20:01

地方自治では、知事又は議会が議案を作成し、議会の議決を得る必要があります。
住民、NPO又は技術士から、要望書などをあげることはできるでしょうが、その要望書を踏まえた議案が作成されるかどうかは、知事又は議会が決めることになり、協議会で決めることはできませんし、そんなことをしたら、住民の代表である議会を否定することになってしまいます。

では、議案は誰が実際に作成するかと言えば、知事の部下である本庁の職員が作成するので、政策立案もおのずと本庁職員が作成することになります。
それは、都市計画にとどまらず、道路整備計画、河川整備計画あるいは、事業予算案など、すべての政策は本庁職員が作成します。

そういった職員が技術士を取得していけば、結果的にプロフェッショナルエンジニア(技術士)が政策立案をしていくことになるでしょう。

そのような状況となるように、我々ができることは、まだまだあります。


       

No.21508 RE:地方分権と技術士 投稿者:ド素人で分からない 投稿日:2010/01/05(Tue) 12:25

すいません。
理解できていないのは、私だけかもしれませんが・・・

以下のように公共事業実施におけるプロセスが変化するという前提でのレスでしょうか?

○今までの公共事業
各団体→政治家への陳情→事業化が進められてきた

○新しい公共事業
専門家(技術士等)の提案書などを官に提出→市民団体を含む協議会が設立→事業化の是非が決定

それとも、全く違うプロセスになるのでしょうか?


       

No.21510 RE:地方分権と技術士 投稿者:みんな頑張れ 投稿日:2010/01/05(Tue) 16:16

○新しい公共事業
受益者要望→自治体による事業化検討→専門家の検討及び意見聴取→協議会や議会で審議→事業化の決定→専門家による計画立案→協議会や議会で承認→事業実施
この程度が、現実的かと考えます。
流れとしては、現在とあまり差はありませんが、すべて記名入れでおこなうことと、常に第3者のチェックが働く形にするべきです。
この程度でも、技術士の重要性はかなり高くなると思います。


       

No.21512 RE:地方分権と技術士 投稿者:yasu 投稿日:2010/01/05(Tue) 19:01

市町村で公共事業を行う場合の流れです。

@住民から自治体に要望が出る
 (議員へ陳情すれば議会で要望が出る)

A自治体の関係部署で事業検討に必要な予算を算出
 (コンサルに提案書や見積りを出させる)

B議会で審議される

C予算が通ったら自治体で計画・設計を行う
 (コンサルに業務委託)
 (住民参加型の場合は住民説明会が含まれる)

D詳細設計の内容を精査する。
 (自治体内部や第三者を交えた協議会で精査)
 (工事に関する住民説明がこの段階で行われる)

E議会で最終の審議を受ける。
 (ここでNoとなれば事業中止)

F市長が承認して事業着手へ

従前は,Fの後に県や国に各事業でそれぞれ補助金を県や国に申請して事業認可を受けていました。
言い換えれば,「国が定めた指針で計画・設計を行っていればOKでしょ」となり,議会でも要望どおりの事業なら余程でない限りすんなり予算が通っていました。

しかし,今後は一括交付金となりますので,普通に考えればその手続きがなくなり(ここがまだハッキリしていない),事業の妥当性は議会で審議され,最終的に事業認可を行うのが市長となります。
皆さんが選挙で選んだ議員や市長の意見が,事業決定に大きく左右する訳です。
「民主党だから」・「顔がかわいいから」・「芸能人で知名度が高いから」で選んだ人達は,これから痛い目を見ることになるでしょうね(素人が重要案件を議論してどんな結論がでるのか・・・)。

コンサル技術者が@の段階から絡むことは独占禁止法で不可能ですので,コンサルの技術士はA・C・Dで力を発揮していくことになります(特にAができない会社は潰れていきます)。
公務員は議会での質疑応答や,コンサルが出した提案内容を理解できるだけの能力が必要ですので,技術士を取得する意味は大きいですね。


       

No.21513 RE:地方分権と技術士 投稿者:今回ばかりは匿名で 投稿日:2010/01/05(Tue) 20:39

基礎自治体と称されることになる市役所職員です。
yasuさん事業の流れはその通りで、技術士の重要性も全く持ってその通りだと思います。

しかし残念ながら、現状では・・・
市議会「市長の決めたことだから」
市長「職員が設計したことだし市議会が承認したことだから」
職員「コンサルがやったことだから」

見事に逃げ回る逃げ回る。誰も責任を取ろうとはしません。
自ら「技術士としてこの案件は反対です」なんて言う輩は存在しません。
yasuさんの言う「コンサルの出した内容を理解できる能力」は、身につけていないと業務が進まないわけでもありませんし、職員は身につけようともしません。ものすごい数のスタンプラリーが事なかれ主義を生んでいます。

まだ、「民主党だから」といわれる人の方が気概があるかもしれませんね。

我が国の方向性は、都道府県が分割されて基礎自治体と一緒になり、基本的な権限を全部有するようになるのかもしれませんが、その受け皿たろうという気概は全く感じられません。

阿久根市長のような方が市長にならない限り何も変わらないかもしれません。変えるために私自身市長選に出ることも考えないといけないかもしれません。

純粋な技術者はこき使われるばかりで、方向性を出すことを文系に任せすぎてきました。今後は、技術者こそが政治家になるべきだと考えています。

公務員2年生からの余計なひとことでした。


       

No.21525 RE:地方分権と技術士 投稿者:ド素人で分からない 投稿日:2010/01/07(Thu) 08:57

ありがとうございました。
大変勉強になりました。


       

No.21529 RE:地方分権と技術士 投稿者:ちゃり 投稿日:2010/01/07(Thu) 21:45

>今までの公共事業は各団体から政治家への陳情により、事業化が進められてきましたが、

その見方は全否定まではしませんが、かなり偏った見方と思います

>公共事業削減の中、今までのシステムが変わり、

その方向性はそう思います
端的に言えば
官僚主導⇒政治主導
国⇒都道府県⇒市町村
但し、国や官僚が無くなる訳ではなく、部分的・相対的な話

今までは、(多くの場合は優秀な)官僚が作った原案が多くの部分そのまま通ってきました
一方で地域密着型の事業(生活道路等)や開発型事業にはボトムアップ提案もありました

しかし、社会環境の変化の中でこのシステムに不具合が多くなってきて
現在、地方分権の流れとなっています。

しかし、話をここまで引っ張っておきながら、
どうなるかについての端的な回答は私もわかりません

>専門家(技術士等)の提案書などを官に提出し市民団体を含む協議会が設立され、
>事業化の是非が決められるようになるのですか。

そういう場合もあると思います。
そして、基本的にはそういう方向性にあると思いますが、
表現の流れだけでは、なんらかの制度や枠組みにあてはまるのかという発想に見えてしまい
部分的・限定的なものになると思います

今の混沌は、もっと大きなうねりになっていると私は感じています。
これからの「公」「共」事業は、
税金を使う支持を国民(都道府県民、市町村民)から得られる政策を
誰がどのように提案できるのか、その仕組みを考えるべきと私は思います。

基本的には提案型なので、提案を誰が行うということではなく、
首長であろうが、議員であろうが、一介の市民であろうが同じ土俵で提案をし、
一番優れた提案が出来た人の案が採用されるべきと思います。

首長や議員は、専門的な部分に関しては、自ら提案しなくても、
どの提案を採用するかという役割だけ行うことも考えられます。
マニフェストを示し、それに沿った提案を待っているかもしれません。

地方公務員の技術者も良い提案が出来なければ、
これからの時代、人事評価にも反映されるでしょう。

そこには新たな形の競争が待っていると思われます


       


No.21506 口答前 投稿者:匿名 投稿日:2010/01/05(Tue) 06:45 [返信]

今週末に,総監口答を受ける者です.

はずかし話ですが,この時期,どんな対策,何をやればいいでしょうか.

青本5pまでを読む,など,ご助言くだされば幸いです.


       

No.21507 RE:口答前 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/05(Tue) 08:34

匿名さんが、総監技術者としてどの段階にいらっしゃるかによって大きく異なりますのでなんとも申し上げられないのですが、総監口頭試験は、

@専門技術者としてではなく管理技術者として発想できること
A5つの管理を正確に理解し、使いこなせること
B5つの管理それぞれでの管理上の課題の解決(部分最適化)を全て完全に行うことは、限られたリソースの中で不可能なので、メリハリ・優先順位をつけ、トレードオフを最小化し、業務(あるいは職務)全体として最適化すること

の3段階のどこまで至っているかを判定するような内容になると思われ、最低でもAまでは行っておきたいものです。

@は、総監の頭に切り替わったと思っていても、特に経済性管理で専門技術者の頭が残ってしまったりすることがよくあります。私はセミナー等で「技術的課題に取り組んでいる専門技術者を見守る管理職の気持ち」と言っていますが、技術的課題を解決するのが目的ではなく、業務をスムーズに完了するのが目的です。

Aは、特に人的資源管理を人の配置、情報管理を技術データの取り扱いというように解釈しがちですが、本来は業務スタッフ・組織構成員の能力発揮・能力向上、意思決定のための管理情報の収集整理です。
ともかく、「5つの管理の自分勝手な解釈」に陥らないように注意が必要です。

Bは、一番重要な管理にリソースを優先的に割り当て、他の管理はミニマム・リクワイアメントを把握した上での必要管理レベル確保がポイントです。

そして何と言ってもマネジメントなのですから、
 ・5W1Hの明確化
 ・PDCAの実践
が大事です。
過去に
 「それはいつやるのですか」
 「手の空いたときに」
で不合格になっている例があります。自分の管理内容において5W1H(特にWho・When・How)が明確か、5W1Hを明確にして説明できるかを確認しておくといいでしょう。
また、人的資源管理で「モチベーションを維持」「スキルを維持向上」などの方策をとったという話がよくありますが、「その効果確認はどのようにしましたか」という質問がよくされます。PDCAのCですね。これも5W1Hを明確に説明する必要があります。

なお、総監は上記@〜Bを確認するのが目的であり、また試験時間も実質25分と短いので、決まった時間内で自由に体験論文のプレゼンをするといった形式がとられないことが多くありますから、「体験論文のプレゼンの後に質疑応答」と決め付けていると痛い目にある可能性があります。

総監の頭になり、5つの管理を正確に理解し、どこから何を聞かれても総監らしく正しく回答できる「訓練」をつむことが一番大事です。
模擬面接を繰り返し受けられることをお勧めします。


       

No.21519 RE:口答前 投稿者:わんわん 投稿日:2010/01/06(Wed) 22:49

現在行っている業務(日常業務)で総監5つの管理技術をどのように生かしているかを整理しては如何でしょう?
体験論文も聞かれますが、上記は質問されると思います。


       


No.21509 衛生工学部門(空調)受験について 投稿者:YUNGMAN 投稿日:2010/01/05(Tue) 15:35 [返信]

はじまして、YUNGMANと申します。
今年から、技術士衛生工学1次試験の受験を考えています。資格は建築設備士や学会設備士などを所持しています。これから学習するにあたり、不安があります。それは、2次試験対策は1次試験合格後からでも十分間に合うものなのでしょうか?どなたかアドバイスいただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。


       

No.21514 RE:衛生工学部門(空調)受験について 投稿者:アクセル君 投稿日:2010/01/05(Tue) 22:22

別のサイトで拝見した名前ですね。。。

それは置いておいて、十分間に合うと思いますよ。

ただし、今から通常業務の中で、下記3点をやっておいた方がよいです。
@空気調和衛生工学会などの学会誌を毎月熟読する。
A自分の専門領域の国の政策の中でどのような位置づけなのかを把握する。
(国土交通省、経済産業省、環境省のHPより)
B自分が興味を持つ技術分野に関して、可能な限り掘り下げて理解するよう努める。

当方、口答試験の結果待ちの身ですが、
建築設備士試験と技術士2次試験を両立させて、
筆記試験を1回で突破することができました。

ご参考になれば幸いです。


       

No.21515 RE:衛生工学部門(空調)受験について 投稿者:YUNGMAN 投稿日:2010/01/05(Tue) 23:52

アクセルさん、早速のアドバイスありがとうございます!建築設備士と2階建受験はすごいですね。今まで私は、毎月の学会誌をパラパラ見る程度だったので、今後は熟読したいと思います。やはり技術士は国政のチェックも重要なんですね。Bについては、業務の中で取り組んで行きたいとおもいます。
アクセルさん、口頭試験合格してると良いですね!これからも宜しくお願いします。


       


No.21443 あけましておめでとうございます 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/01(Fri) 00:00 [返信]

新年明けましておめでとうございます。

リーマンショクから続く不況、政権交代と激動の2009年は、これまでの習慣的な思考や行動を見直す時期に来ているのではないかということを気付かせてくれたように思います。
様々な立場での技術者・技術士の皆さんがこの掲示板には集まっておられることと思いますが、お互いを尊重することを最低限のルールとして、自由闊達に議論していただければと思います。

1月にまだ口頭試験を控えておられる方もおおぜいいらっしゃいます。悔いの残らないようがんばってください。

皆様、今年もよろしくお願いいたします。


       

No.21445 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:いかさま技術士 投稿日:2010/01/01(Fri) 01:01

あけましておめでとうございます。

普段はだいたいROM専門なんですが、この掲示板の議論をいつも拝見させてもらっています。
このHPを管理されているAPECさんに感謝申し上げるとともに、受験生の皆様にとって良い年でありますように祈念いたします。


       

No.21446 今年もよろしくお願いいたします 投稿者:胡椒 投稿日:2010/01/01(Fri) 01:25

結果によらず、今年も受験予定ですのでよろしくお願いいたします。

また、口頭未受験のかたの検討と発表待ちの方の合格をお祈りいたします。


       

No.21447 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:ごんぎつね 投稿日:2010/01/01(Fri) 02:11

あけましておめでとうございます。

SUKIYAKI塾の掲示板、参考にさせていただいております。

私自身、口頭試験を控えており、試験対策はこれからといったところです。
そのため、いつもの正月とは少し違います。
口頭試験では、30分という極めて限られた時間のなかで、等身大の自分を少しでもお伝えできるよう努力したいと考えています。

皆様のご健康とご健勝をお祈りします。


       

No.21448 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:コチタロ  投稿日:2010/01/01(Fri) 08:17

あけましておめでとうございます。
コチタロです。

口頭試験ですが、12月の前半戦を受験された皆さん、お疲れさまでした。一方、1月の後半戦を受験される皆さん、一緒に頑張りましょう!
筆記通過を成し遂げ、せっかく得たチャンスです。
絶対に「合格」をモノにしたいですね。

皆さん、今年もよろしくお願いいたします。


       

No.21449 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:sonny 投稿日:2010/01/01(Fri) 08:40

あけましておめでとうございます
昨年受験された方も、受験を支援されてきた方もお疲れ様でした
昨年は、広島から出て大阪に行く機会をいただき、とても良い経験になるとともに、メジャーな方々とお会いすることができ、感謝しております
そして、暖かくなるとまた今年度の受験シーズンがやってまいります
今年も微力ながら、支援に努めていきますので、よろしくお願いします


       

No.21450 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:友遊士 投稿日:2010/01/01(Fri) 09:23

謹賀新年
新年明けまして、おめでとうございます。
今年も、素晴らしいHPよろしくお願いいたします。
APEC様、皆様におかれまして、素晴らしい年でありますように!!


       

No.21451 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:夢追い人 投稿日:2010/01/01(Fri) 11:07

あけましておめでとうございます。

APEC様、皆様、今年もよろしくお願いします。
3月5日の発表までは「まな板の鯉」状態ですが、合否に関わらず次の準備をするつもりです。
受験を支援する方、受験をする方、ともに頑張っていきましょう!


       

No.21453 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:ハマーン 投稿日:2010/01/01(Fri) 14:07

あけましておめでとうございます。

本年も互いに成長できるようにがんばりましょう。

本年も何卒よろしくお願いいたします。


       

No.21454 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:ぼうず 投稿日:2010/01/01(Fri) 17:05

新年は穏やかな朝から始まりました。

新年明けましておめでとうございます。

このサイトに寄せる皆様の期待や思いは掲示板の書き込みを通じて伝わってきます。

自分の考えを整理するうえで、掲示板への書き込みは、とてもよい方法です。(人にいうほど自分で書き込みはしていないので、あまり説得力はありませんが.....(^^;)
活発な情報交換ができればよいですね。

今年も皆さんと一緒にsukiyaki塾を盛り上げていけたらと思っています。

今年もよろしくお願いします。


       

No.21455 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:会社から弾き飛ばされた  投稿日:2010/01/01(Fri) 21:15

あけましておめでとうございます。
僕は今朝から、今年の準備を開始いたしました。
結果はどうであれ、今から走り出すのが良いと思っています。
せっかくの板ですので、
ROMではなく、時々発信していきたいと思います。


       

No.21461 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:nobu  投稿日:2010/01/02(Sat) 06:43

今年もよろしくお願いします。
2年前初めてsukiyaki塾を知り、昨年建設部門の技術士になることができ、今年度総合監理部門に挑戦しています。
今月口頭試験を受けるため模擬面接を振り返り、反省しているところです。(私が初めて講師を体験したことも含めてです。その際の受講生の皆様、ありがとうございました。)
技術士の試験は、資格取得が目標だけでなく、その過程で自分の仕事や経験にも大変活かせるものと痛感しています。sukiyaki塾で色々な方とお話することができこのシステムはとてもよいものです。今年も微力ながら一緒に盛り上げたいと思います。


       

No.21464 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:ヒデ 投稿日:2010/01/02(Sat) 10:03

あけましておめでとうございます。
返信する機会が少なくなっていましたが、いつも興味深く拝見しております。
業務が電気・通信の内容に傾いている関係で
電検の資格に挑戦中です。
現在でも技術士の受験経験が大きな糧になっております。
今年も皆さんの投稿を楽しみにするとともに元気を分けていただければと思います。


       

No.21465 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/02(Sat) 10:28

おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

佐口さんの掲示板やこのHPの立ち上げの頃に、よく拝見させていただきました。久しぶりに他科目受験と思い立ち、昨年5月頃より掲示板を眺めていましたが、バランスを欠いた発言とか、人格を否定する発言とか、増加したように感じます。
自身が人様に対してえらそうにいえる立場ではありませんが。

日々の掲示板管理、おつかれさまです。


       

No.21466 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:般若 投稿日:2010/01/02(Sat) 11:56

あけましておめでとうございます。

今年も皆様の幸せを願い精進したいと思います。


       

No.21495 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:kiyo 投稿日:2010/01/03(Sun) 10:06

 新年、明けましておめでとうございます。
この講座で講師として参加させて頂いています。技術士に対する思いは皆それぞれ異なりますが、志の高い方々が集う場所だと思っています。
 受講生の方々の(もちろん自分自身も)これからの成長戦略を描くためのお手伝いを今年も継続して実行していきたいと思います。
 本年もどうぞよろしく御願いします。


       

No.21502 RE:あけましておめでとうございます 投稿者:南の国から 投稿日:2010/01/04(Mon) 06:31

正月3が日も終わり,これから,また口答が始まります.
私は,今週末です.お正月は,他の準備でほとんど口答対策ができませんでした.

これから準備です.口答受験の皆さん,がんばりましょう.


       


No.21406 技術士資格の方向性 投稿者:勘介 投稿日:2009/12/30(Wed) 16:35 [返信]

技術士の価値のスレッドが長くなったので、改めてスレッドを立ち上げます。
現在の技術士制度では、最短実務経験2年で第二次試験が受験できます。(非常に稀なケースでは、第一次試験に合格を若い時にして、技術士補登録をすればほとんど実務経験がなくても第二次試験が受験できることもあります。)このことを考えれば、技術士は「技術者としてのスタートラインに立つことを許される」ための資格と言えるのではないでしょうか?ここの「技術者」は「優れた技術者=技術士」と捉えることができます。
優れた技術者とは
a.高い職業倫理
b.柔軟で創造性に富む思考力
c.生涯にわたって新しい知識を獲得しそれを統合していく能力
d.自らの専門領域に関する知識とその応用力
e.技術分野全般を見渡す広い視野や幅広い知識
f.的確な問題設定力・洞察力を持ち、必要とする技術を組み合わせ統合して問題を解決する能力
g.経営・管理能力や説明力、コミュニケーション能力等を有し、国際的に通用すること
です。
技術士への想いは人それぞれ違うとは思いますが、H.12の法改正の前の「名をなし功なした」方の資格とは明らかに違ってきており、H.19の試験内容の変更(制度の変更ではありません)も、この方向性をより明確にしたものと考えられます。
これでは技術士が技術者の最高峰の資格とは言えないと感じられる方もいるとは思いますが、最高峰に上るための資格であり、そのために「資質向上の責務」が技術士にはあります。
技術士がどのように評価され、認知されていくかは、技術士資格を取得された方が、業務でその能力を示し、いかに社会に貢献していくかによって決まるのではないかと思っています。
技術士は、プロフェッショナルエンジニアです。
【 プロフェッションの概念 】
1. 教育と経験により培われた高度の専門知識及びその応用能力を持つ。
2. 厳格な職業倫理を備えている。
3. 広い視野で公益を確保する。
4. 職業資格を持ち、その職能を発揮できる専門職団体に所属する。
この概念をよくご理解いただくと、技術士に求められているもの、すなわち方向性が自ずと見えてくるのではないかと思います。
この掲示板は、既技術士の方々がこれから技術士を目指そうとしている方への幅広い視野からのアドバイスや提言を行うための議論の場かつ技術士を目指している方からの疑問質問、モチベーション維持の場だと想っております。前向きで、建設的なご意見を頂ければ幸いです。


       

No.21408 RE:技術士資格の方向性 投稿者:タロウ 投稿日:2009/12/30(Wed) 19:11

上記のご意見、その通りだと思います。
資格を取得することで最高峰にたどり着くという考え方が普通というか一般的でないように思います。
医師、弁護士、公認会計士・・・いろいろな難しいと言われる資格はありますが、ほとんど全てスタートラインであると認識しています。(最高峰にたどり着いたことで取得できる資格って具体的に何かありましたっけ?)
建設分野を含めた技術分野も、スタートラインに立てる人材を最初に選別することで、分野全体の品質向上につながることと思います。
そして最終的に評価してくれのは社会であり、社会貢献の大小であるのかな?と思っています。
ということで私も社会から評価される技術士、技術者になりたいものだ思いつつ平成22年を迎えることにします。


       

No.21409 RE:技術士資格の方向性 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/12/30(Wed) 22:13

私も技術士取得は単にその分野の管理技術者資格を得たに過ぎず、決して技術士取得分野の最高峰の技術者になったとは考えていません。実際、私のような若造にはまだまだ技術士取得分野内にも勉強しないとできない仕事が多々ありますからね。技術者たるものは現役の間は常に勉強です。

       

No.21411 RE:技術士資格の方向性 投稿者:田舎技術士 投稿日:2009/12/31(Thu) 01:23

私もタロウさんと同じ考えです。
技術士を取得することが最高峰の技術者ではなく、取得前、取得後の努力により、そのような評価が得られるようにするのです。
来年は、公共事業に携わる者に取って、試練の時となります。
技術士の底力を社会に示す時でもあります。皆さん、奮起いたしましょう。


       

No.21412 RE:技術士資格の方向性 投稿者:7 投稿日:2009/12/31(Thu) 02:44

私も勘助さんのご意見の通りだと思っております.
しかし,改めて考えると,「技術者のスタートラインに立つことを”法の下で”許されるための資格」として技術士を考えると疑問がわいてきます.
建設部門ですら”スタートラインに立つ前”(技術士取得前)の技術者が活躍する機会を(現状では)与えられているからです.したがって,法の下で資格を得ることでなければ「優れた技術者」として仕事をすることができないことはないように思います.
スタートラインに立つための資格として若年層から取得の機会を与えるなら,ある程度業務を独占できるよう法で制限してもよかったのではないかと思います.
医師や弁護士が法の下で資格を得ることでその職業に独占的に就くことができるのとは対照的です.
これは技術士の資格制度の欠陥なのでしょうか.それともいまだに量的な不足が故の過渡期にあると捉えるべきなのでしょうか.
医師や弁護士の資格制度と技術士の資格制度を同じようにせず,名称独占のみの資格にしたのはなぜなのでしょうか.
また,この掲示板で知る限り同じ技術士の中でも部門により資格の活用方法に差異があるようですが,それがそのままその部門における「技術士」という資格の価値基準の一つになっているように感じます.建設部門以外の技術士を保有することで,職業上の優位性はどのような現状なのでしょうか.また,将来的にはどのような資格をめざしているのでしょうか.
技術士が自己研鑽結果の評価を目的とするだけの資格であるなら受験勉強から得るものは大きく,また,取得したことで自分を律するための規範としての価値も大きいと思いますので,目的はある程度果たしていると思います.しかし,職業上の資格の価値として高めていくためには,もっと安定した報酬につながるよう制度を改善できることがあるように漠然と考えております.
勉強不足のため質問ばかりになってしまい申し訳ありません.


       

No.21413 RE:技術士資格の方向性 投稿者:南の国から 投稿日:2009/12/31(Thu) 07:20

近年(2年前),この資格を取得しようと思い立った者です.今年,1分野に合格しました.

以下は,私見です.

最近,この掲示板で,技術士資格が最高峰でないと知りました.今後,研鑽し,高みを目指したいと思っていますが,今の制度では,方向性が不明確ですね.

社会で技術士としてどのように活動すればよいのか.

それを指し示すリーダーシップが必要と感じています.政治面,産業面,制度・協会面でです.

低炭素社会の実現や科学立国のためには,多くの技術士の力が必要と思いますが,それをまとめる必要があります.

現状では,そのあたりの視点が希薄な感じを受けました.国会に,技術士の代表を送り込むべきです.


       

No.21417 RE:技術士資格の方向性 投稿者:TX650 投稿日:2009/12/31(Thu) 10:36

7さんが書かれた、建設部門以外の技術士を保有することでの職業上の優位性ですが、私の知人などで以下のような例を聞いています。

1)社内で技術士取得が奨励され、社内技術士組織も大きい大手メーカー勤務。給与や人事異動面で評価される企業もあるようです。
2)鉄道関連メーカー勤務。鉄道事業法に基づく設計管理者は、非建設分野では極めて稀な(ほとんど唯一?)独占業務です。
3)コンサルタント自営。特に自治体等が中小企業振興を目的として設けている専門家紹介・派遣制度への登録は、「技術士または博士」が条件となる場合が多いようです。
4)大学・高専などの教員公募で「博士または技術士」が条件となるケースがあります。

逆に言えばそれ以外の一般的な企業、特に大企業・有名企業に勤務し続けている場合には、職業上の優位性はほとんどないということが言えると思います。そういう企業にいる限りにおいては会社の名前と役職が技術者としての能力を裏付けてくれますので、技術士資格によって国家にそれを裏付けてもらう必要が感じられないわけです。
私自身、自動車メーカー勤務時は技術士資格の必要性を全く感じませんでしたし、先日化学メーカー勤務の友人と話した時にも「何に役立つ資格なのかわからない」と言われました。
非建設部門の技術者の技術士資格に対する認識としては、この辺が多数派というのが現状だろうと思います。

ちなみに私自身は現在、上記3)を目指しています。


       

No.21420 RE:技術士資格の方向性 投稿者:般若の意見 現状絶望編 投稿日:2009/12/31(Thu) 11:29

まず、7さんが定義された資格による業務独占化とは何か、という切り口から技術士試験の現状を考察したいと思います。

独占業務がある資格に期待される役割は、社会秩序の維持です。
例えば、医師が独占業務でなければ、我々の生命が脅かされます。
会計士が独占業務でなければ、企業価値評価が適正に行われず、資本主義社会が混乱します。
弁護士が独占業務でなければ、法治国家における我々の主権が侵害されます。

かように、資格制度における独占化はそれがなくなると社会秩序の維持が難しくなるため、これまでは「そのような観点から」一定の資格に産業を独占する権利が与えられてきました。

さて、技術士制度に業務独占を適用する場合、上記と同様の方向性では難しいことは明白です。それは、技術士制度が多分野にわたりそれらに産業独占権を付与することは、政府が産業を実質的にコントロールする共産主義化と同義であるからです。
しかしながら、建設分野のように一定の技術力を担保が要求される場合は、実質的な業務独占権を与える必要があり、実際に現行制度はそのようになっています。
さて、現状において、現状の制度をもって社会秩序が維持されていないかといえば、秩序は維持されています。

しかも、公共政策においては、国が集めたお金を国民へばら撒き所得を再分配する目的がありますので、技術士やそれに関連する人々のみがばらまきの恩恵を受けることは許されません。
したがって、業務独占もほどほどにする必要があります。

以上から、公共部門に限れば現状の技術士制度でよいと私は考えます。

さて、かように考えると技術士の地位向上に突破口がないように一見みえます。


       

No.21421 RE:技術士資格の方向性 投稿者:般若の意見 希望編 投稿日:2009/12/31(Thu) 11:31

しかし、私はその突破口が地方分権化にあると考えています。

簡単にいうと、市町村や都道府県でのインフラ政策に係るシステム設計の部分を技術士に独占させます。
もちろん、我々は技術士を選挙により選ぶことができないため、我々が選挙により選んだ政治家が、技術的専門分野のシステム設計について技術士へ委託するという民主的なプロセスを経る必要はあります。

今の国及び公共事業の問題点は、国がトップダウンで政策決定を行い、それを地方に押し付けていることです。
地方が自主的な政策のもとダムをつくるのは結構なことですが、国がダムを建設することでしか地方にお金が回らない仕組みをつくり、地域が破壊されてきた現状は問題です。
だから、まず地方が自立的に政策を立案できる素地をつくり、それぞれの地方で、地方それぞれの課題に対応するため技術士を活用する。
どの部門を独占的にシステム設計に係わらせるのかも、それぞれの地方で決める。国全体で紋切型に権限を付与することは困難ですが、市町村レベル、都道府県レベルでは可能でしょう。
それにより人材活用の最適化が可能となります。

人材活用の最適化以上に、地方分権と技術活用には極めて重要なメリットがあります。
それは、はじめに申し上げたシステム設計に技術士を係わらせるということで、どのような産業分野、インフラ整備が今後有効かを技術士が判断し、公共政策を設計させることです。
私は別スレッドで、現行の技術士制度が、それを取得しお互いに競争関係になることで誰かの仕事を奪ってしまう技術士のタコつぼ性について言及しました。
それが問題となるならば、技術士は産業を設計、想像、そして創造する側に回り、新たに創られた社会のなかで人々が仕事を得る手助けをすればいいと思います。
昨今の再生可能エネルギー政策などはその典型で、設計次第で今後の雇用を生み出す可能性があります。
それが可能なら、技術士のタコツボ化による共食い問題を回避することができます。もちろん、それには相応の能力と責任が伴うため必要ならば試験制度を再度改正する必要もでてくるでしょう。個人的には、現行の試験制度は、これまで何やってきたのかを問う旧来の試験から、それで何ができるのかを問う形式に変わったものであるため、その方向性は正しいと考えます。

以上は、かなり抽象的ではありますが、私の個人的見解であり、発言することにより皆さんの意識に対しなんらかの良い効果が期待できると思い書きました。

とにもかくにも2000年代初めの10年が、今日終わろうとしています。この10年はいったい何だったのでしょうね。
私達は次の10年でいったいどれだけのことを想像することができるでしょうか。

「インフラ整備」的思考から、「インフラ想像」的思考へ。「社会享受」的思考から、「社会想像」的思考へ。

私自身はこのスローガンのもと、自身の方向性を模索していきたいと思います。

※「想像」との言葉を使用したのは、「創造」するために「想像」しなければならない故です。


       

No.21424 RE:技術士資格の方向性 投稿者:利根川 投稿日:2009/12/31(Thu) 11:55

むしろ、能力が低い者に公共事業の名の下に責任のある仕事を与える考えのほうがおかしくないですか。税金で仕事をさせる以上、一定の能力を担保されている技術士に仕事させるほうが当然ではないですか。
私は公共事業の仕事の管理技術者は技術士限定にすべきと考えます。技術士をもってない人は年齢に関係なく技術士の下で補助者をしたらいいでしょう。


       

No.21425 RE:技術士資格の方向性 投稿者:価値浮揚 投稿日:2009/12/31(Thu) 12:01

お願いだから「想像」と「創造」くらいは区別してよ。

       

No.21429 RE:技術士資格の方向性 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/12/31(Thu) 12:28

>さて、技術士制度に業務独占を適用する場合、上記と
>同様の方向性では難しいことは明白です。それは、技
>術士制度が他分野にわたりそれらに産業独占権を付与
>することは、政府が産業を実質的にコントロールする
>共産主義化であるからです。

私は技術士制度に業務独占を適用するのは現状では無理があると思いますが、業務独占を適用することと、それが「政府が産業を実質的にコントロールする共産主義化」になるというのは極論であって論理的に飛躍があると思います。技術士は国家資格ですが、私たちが政府の考えを代弁しているわけではなく、技術者として行動しているわけですから。
もちろん資格付与に政府(文部科学省)の意見が反映されてはいますが、必ずしも技術士=政府ではなく、技術士会も技術者を代表する組織ですので、業務独占化で共産主義化になるというのはかなり飛躍があると思います。
追伸:共産主義というのは資本の形態を表すものです。即ち私的(又は私有)財産を制限して社会共有のものとするという主義です。技術士の業務独占化とは直接は関係ない事が明々白々です。


       

No.21431 RE:技術士資格の方向性 投稿者:理系技術士 投稿日:2009/12/31(Thu) 12:39

南の国からさんに質問します。

>最近,この掲示板で,技術士資格が最高峰でないと知りました.

あくまで個人的な興味なのですが、最高峰ゆえに受験してきた人や挑戦している人、し続けている人もいるのも現状としてあります。

他資格で最高峰の資格は何があるのでしょうか?
具体的に資格名を教えてくれませんか。


       

No.21432 RE:技術士資格の方向性 投稿者:PE 投稿日:2009/12/31(Thu) 12:48

般若さんはどうも必要以上に物事を難しく考えてしまっているように思います。
技術士が業務独占でないのは、技術士法ができて技術士が生まれた時点で、その守備範囲が広すぎたこともあって、人数が絶対的に不足していたからにすぎません。
平成12年の改正で、技術士はアメリカのPEのような資格を志向するようになっています。

そのPEですが、現在は全米で40万人いるといわれています。もっともアメリカでは州ごとにダブって取得する人もいるので実数はもう少し少ないでしょう。それでも人口比で考えると日本の数倍いると思われます。
PEは公共事業等では業務独占権が与えられ、この点において医師・弁護士・公認会計士と並ぶ4大ナショナル・ライセンスとされています。
社会的評価も高く、収入も高くなっています。
(参考:http://www.pe-edu.com/whatpe608.html

日本では、技術士の大部分が関与する公共事業においては、建設コンサルタント業務など一部についてのみ、ゆるい業務独占権が与えられています。「ゆるい」といったのは、「同等以上の能力」などの表現で技術士以外の資格でも管理技術者を務めることができるからです。

この業務独占権を建設コンサルタント以外の業務にも広げる努力をし、これが実現すればPE並みの社会的評価と収入が得られるようになるのでしょうか。
私はそうは思いません。
すでに業務独占権を(ゆるいとはいえ)有しているはずの建設コンサルタント技術士は、社会的高評価や高収入を得ているでしょうか。そうではないでしょう。
ではなぜ彼らが低い評価・低収入に甘んじているのか、そこに技術士資格の地位向上の鍵があるのではないかと考えます。
これについては私見もありますが、まずは
『業務独占にすればいいとは思わない』
ことだけ提起させていただきます。

地方分権の中での活用うんぬんといった話は、社会構造の中でのエンジニアの地位をしっかりと固めた後の話になります。


       

No.21435 RE:技術士資格の方向性 投稿者:梅太郎 投稿日:2009/12/31(Thu) 13:37

勘介さんの意見に賛成です。
加えて、以下のとおり地方在住の建設部門の民間技術士として発言します。
般若さんの「市町村や都道府県でのインフラ政策に係るシステム設計の部分を技術士に独占させます。」というご意見に興味を持ちます。多少、失礼または間違っているかもしれない意見になるかもしれませんが、私見を述べます。現状では公務員の方々を中心に地方の様々な政策や方向性が決まっているように思います。技術士程度の資格も有していない方々が、無難な方向性やちょっとちょっと!?というような方針や事業を打ち出しているように感じることがあります。
それに対して、般若さんがいうようにインフラ政策にとどまらず、技術分野全般に関する地方公共団体の政策から、システム設計まで全般について民間の技術士(建設部門だけはありませn)がもっと参画できることが望ましいと考えています。
もちろん、技術士のみならず博士など、高い専門性と見識、分野横断的な知識、歴史観、自然観などをしっかり持っている方達と連携していき、その結果として技術士保有者(もちろん継続教育していること)の経済的基盤が安定すればと夢想します。


       

No.21436 RE:技術士資格の方向性 投稿者:梅太郎 投稿日:2009/12/31(Thu) 13:41

No.21435の修正です。
以下のとおりです。
申し訳ありません


>技術士(建設部門だけはありませn)

正:技術士(建設部門だけではありません)


       

No.21437 RE:技術士資格の方向性 投稿者:地方人 投稿日:2009/12/31(Thu) 16:12

地方分権の中でエンジニアが重要な役割を担うべきだという意見は面白いと思いますが、地方は利害関係が露になりやすいので、高度な倫理観がより強く求められることと思います。
少なくとも「倫理なんてくそくらえ」というような人は落第ですね。笑。


       

No.21438 RE:技術士資格の方向性 投稿者:ガンダム 投稿日:2009/12/31(Thu) 16:25

時代の変遷により、社会システム等は、地方から国、国から地方、官から民、民から官に変化させるべきものだと思います。ただし、どれが正解とはいえません。それが長く続けば、地方も民も腐りますから。

・信なくば立たず →信用失墜行為の禁止
・善なりか(私心なかりしか)→公益確保の責務

専門技術職として、以上の2つの能力が保証されたのが技術士だと思います。

いったん信用を失ったものは、いくら優秀でも使えません。


       

No.21439 RE:技術士資格の方向性 投稿者:南の国から 投稿日:2009/12/31(Thu) 17:20

理系---さんへ

難易度からいえば,司法試験,公認会計士試験でしょう.

技術士試験が最高峰でないことは,掲示板で多く見かけられます.

私も,技術士試験は技術分野では最高と思っていました.しかし,そうではないようで,残念な心境です.


       

No.21440 RE:技術士資格の方向性 投稿者:7 投稿日:2009/12/31(Thu) 20:26

TX650さん,般若さん
丁寧な返信ありがとうございます.

TX650さんの返信を読む限りは非建設部門の技術士において,学校などアカデミックな職場においても博士(理学,工学,・・)と同等の高い評価を得ている場合もあるようで希望を持ちました.さらに評価が高まることに期待したいです.学術と技術の棲み分けが難しい工学分野においては,博士と技術士に求められるものが重複する部分が少なくないと思いますので,博士との仕事の取り合い?も増えていくのかもしれません.

また,般若さんのご意見の希望編で述べられておられます「地方分権」の切り口はとても興味を持ちました.自治体の技術者のみならず,国の技官ですら,「技術の保有・育成」から「技術の”調達”」へとその役割がシフトしているように感じているからです.「既存インフラの維持」,「既存インフラの活用」の部分でも(民間)技術士が行政のアドバイザーとなったり,(民間)技術士がインフラの活用を丸ごと請け負ったりということはどんどん増えていくように思います.
皆さまのご意見を読み返して,私なりの希望編を描いてみたいと思います.


       

No.21441 RE:技術士資格の方向性 投稿者:7 投稿日:2009/12/31(Thu) 21:54

連続しての投稿失礼します.

日本技術士会が発行する雑誌「技術士」の2009年9月のPEインタビューのコーナーで,元公務員の方が「67年に受験して合格しましたが,当時公務員は登録できないといわれ,退官して○○社に移籍した76年に登録しました」という言葉が掲載されています.
1967年といえば40年以上前の話ではありますが,この話が本当であれば,技術士は民間人のための資格制度で,その後に公務員にも開かれた資格に変わっていったということになります.この方は元建設技官ですので,ここにいう公務員とは国家公務員に限った話なのかもしれません.
もし,公務員の登録がどこかの段階からか可能となったのであれば,技術士の価値が,「技官」という位の価値を凌駕したともとれますし,技官の仕事が変わり,公務員とはいえ「お墨付き」がなければ技術が担保されなくなったともとれます.あるいは,民間への天下りのために技術士資格が活用されたのかもしれません.国家資格である以上,資格に求められるものも時代の要請に左右されることも多いと思います.技術士資格の歴史を踏まえると,今後の方向性を議論しやすいのかもしれません.


       

No.21442 RE:技術士資格の方向性 投稿者:ガンダム 投稿日:2009/12/31(Thu) 23:49

これからは激動の時代でしょうか。

今後の民と官の役割も不明ですよね。

これまでは、公共事業は、直営時代の官が「造る」時代から「調達して活用する」時代へと転換し、仕事の内容も大きく変質してきました。予算がどんどんつくが、人員が足りないので、アウトソーシングする。このため、(部署にもよると思いますが)インハウスエンジニアの技術力が落ちてきています。

一方、今後、予算が真に厳しくなれば、できるだけ直営で業務を進めていく可能性もあり、官側の技術力がついてくることも否定できません。

そこで、民、官と線引きをするより、ボーダレスの発想が求められるのではないでしょうか。

確かに、政治家の下で技術士が活躍する話もおもしろい視点ですが、政治家に公務員の役割を期待するにはマンパワーが不足しています。

技術士がどんどん中途採用公務員になる、発注者支援が増大する、という形の方が現実的かもしれません。

そのためには、業務にあたって官側にも技術士を要求する必要があります。これにより、官側に技術士が不足し、中途採用する、発注者支援を行う、そんな動きが加速するのかもしれません。


       

No.21444 RE:技術士資格の方向性 投稿者:sonny 投稿日:2010/01/01(Fri) 00:09

業務の直営化ですかぁ・・・
言うは易く行うは難しで、一旦失われた知識と能力は少々直営化しても容易に取り戻すことはできないでしょう
ただ、ある程度は直営化することによって、若手技術者の育成を図る必要はあると思っています
また、官側の技術者も結構、技術士取得を目指して努力しています
特に国の技術者が技術士を目指す力の入りようは、ちょっとびっくりするくらいです
技術士ビジョン21にあるように、官も民もそれぞれの立場でやるべきことがあると思います
もちろん、技術士を取得してから、どう生きるか、どのように社会に貢献するのか・・・・
そこは、各自でしっかりとイメージを持ち、かつ、実践することが必要です


       

No.21452 RE:技術士資格の方向性 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/01(Fri) 12:45

SONNYさんのいうとおりです。

官の業務の直営化といっても、すべてを直営化するのではないと思います。

民でも、官でも、長期的スパンで、アウトソーシングのバランス等、戦略的に人的資源開発の必要があるのでしょうから。アウトソーシングの方向性は、国・県レベルではこれまでと大きく変わらないと思いますが、市町村レベルでは、トップの方針次第で大きく変貌する可能性もあります。

ネット記事だったと思いますが、某区役所で予算が厳しくなり、設計業務のアウトソーシングをやめた(すべてをやめた訳ではないと思いますが)。そうしたら、職員のモチベーションがあがって、業務の効率化も進んだ、ということがあります


       

No.21456 RE:技術士資格の方向性 投稿者:sonny 投稿日:2010/01/01(Fri) 21:55

ガンダムさま

総監ネタではありませんが、中間管理職として、物質的インセンティブ(給与など)を付与することはできませんが、せめてモチベーションを上げてあげるなど、できることは色々あると思います。
そういう職場の活性化の中心に技術士がいた・・・とすると、それも技術士の貢献のひとつではないでしょうか?
みなさん、色んな立場があると思いますが、個人で何ができるか・・・
できないと思えば何もできませんが、できることも多いものです
それが見つけられるか・・・
それもひとつの技術力かと・・・


       

No.21462 RE:技術士資格の方向性 投稿者:はあ 投稿日:2010/01/02(Sat) 09:21

いつまでこんな不毛な議論してるんでしょうか。
この資格は建コン登録くらいしか必要性がないから、その意義やら方向性やらを無理やり探り出して抽出してるだけでしょ。
まあ、こんな議論、かなり前からあちこちの掲示板で見ましたけど、あんたらみたいな程度では何年、何十年やったって結論なんて出ませんよ。


       

No.21463 RE:技術士資格の方向性 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/02(Sat) 09:52

はぁさんへ

議論の全否定だけですか。はぁさんは、現状のままで改善意見なしですか。あるべき姿を語る意見に対して、建コン登録くらいしか必要性がない、現状を見ろ、お前らレベルの低い、不毛な議論と一刀両断では残念。せっかくの意見交換の場、多くの方の発言しやすい配慮あるコメントをいただきたい。

「この資格は建コン登録くらいしか必要性がない」は、本当にそうなのでしょうか。

「あんたらみたいな程度」と、最近掲示板で、人格を否定する発言が増加したようで残念・・・。

>いつまでこんな不毛な議論してるんでしょうか。
>この資格は建コン登録くらいしか必要性がないか>ら、その意義やら方向性やらを無理やり探り出して抽>出してるだけでしょ。
>まあ、こんな議論、かなり前からあちこちの掲示板>で見ましたけど、あんたらみたいな程度では何年、>何十年やったって結論なんて出ませんよ。


       

No.21468 RE:技術士資格の方向性 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/02(Sat) 12:51

ガンダムさんのおっしゃるとおりですね。
不況の中人心がすさんでいるのか、最近は掲示板の匿名性の陰に隠れた卑怯な書き込みが増えました。
こういった書き込みをする人には今年から少し厳しく対処したいと思っています。


       

No.21470 RE:技術士資格の方向性 投稿者:TX650 投稿日:2010/01/02(Sat) 14:53

最近どこでも、ものごとを○か×かの二分法で決め付けて、それと異なる意見の人を見下すような物言いをする人が多いですね。
TVのバラエティ番組の影響なのか、はたまた「自分に反対する者は全て抵抗勢力」と言い放った首相の影響なのか?
そういう論調は相手にしないのが一番だと、私は思っています。

新年早々残念な話題ですが…


       

No.21471 RE:技術士資格の方向性 投稿者:7 投稿日:2010/01/02(Sat) 16:13

建設コンサルタント登録に技術士が必要とされていること,そのことで技術士試験の受験者が増え,技術士が増えていることは高度な技術の維持,向上に少なからず貢献していると思います.ここにも他部門における技術士活用のヒントがあるのかもしれません.

はあさんのご指摘の通り,技術士の明確な必要性が建設コンサルタント登録制度や公共事業の契約制度にしか現れていないように私も感じておりました.
その一方で,私は職業技術者のレベルを評価する統一的な基準はどの技術部門においても必要だと感じており,現時点では技術士に替わる資格はないと思います.そのためには技術士制度と技術士の活用に関する公的な制度改善が必要不可欠だと考えております.このことについて技術士を目指して勉強されている方々と既技術士がともに考え,議論することは有意義なことだと私は思います.

この掲示板での議論だけでは「不毛」なのかもしれません.しかし,技術士制度の改善には,文部科学省や技術士会での審議を後押しする力も必要だと思います.その力の一つとして技術士や技術士をめざされている技術者の方々の機運の高まりがあると思います.

科学技術分野での公的な仕事や社会的な問題,事故への対応など高度な技術者の活躍の場は多い反面,”技術士”として活躍する場はほとんどないのが現状だと思います.”いま現在”必要性が限定的なこの資格ですが,「技術士資格の方向性」を考える上で,”私ども程度”の技術者の議論は続けていくべきだと思います.
また,この掲示板には,驚くほどの知識人や見識豊かな方々も参加されており,既に問題点をいくつか指摘されております.問題点がわかれば具体的な解決策をみつける力はあるはずです.

少々長くなり,失礼しました.


       

No.21472 RE:技術士資格の方向性 投稿者:勘介  投稿日:2010/01/02(Sat) 17:20

 色々なご意見を拝聴して、大変参考になっております。
 S32の技術士法成立からH12の改正までの40数年間のCEとしての歴史をどのようにしてPEに変えていくのか、技術士=PEということを、技術士自身が意識しなければ、技術士の価値は上がりません。ということは、技術者の地位も上がらないということです。
 今の技術士制度は、プロの技術者を育てるための制度といってもよいと思います。公務員の方の受験が多くなってきたのも、この意識が少しずつでも浸透してきたからではないかと思います。土木系の技術士が約7割を占めていますが、いろいろな機会をとらえて、土木(建設)系以外の方の技術士を増やすことに力を注ぎたいと思っています。(私は、一応建設と総監の技術士です。)


       

No.21474 RE:技術士資格の方向性 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/02(Sat) 18:44

米国PE制度に関するHPによれば、PEの権限・報酬と、その責任が一体になっていることがわかります。法により、官民問わず、責任の伴う技術業務の実施にあたっては担当者にPE(技術士)ライセンスを要求する、やはり、このことが一つの答えかもしれません。(5年くらいの資格猶予期間を設ける、あわせてRCCMのような資格を設けるならば、この間に受験者が増大し、資格者不足の問題も解消されます。技術士(責任と権限)の国際整合から考えても、おもしろい試みかもしれませんね。ちょっと飛躍しすぎかな)

しかしながら、技術士の価値や地位については、多岐に亘る問題があり、一つの要因をもって解決することは難しいのも事実です。見当違いな問題点を拾い集め、その解決策としていては手戻りが生じます。一方で、理屈ばかりこねて、実行しなければ意味がありません。

ですから、上述のとおり仮説をたて、これを検証し、最終的に実行に移していくことも必要と考えられます。

なお、下記の文章だけでは、米国PE制度の問題点が見えてきません・・・。ご存知の方がありましたら、追加願います。


HPより引用開始

PE資格とは PEは米国で、1907年に始まった伝統ある制度で、公共に奉仕するためにエンジニアの能力の客観的評価をめざすものである。米国でエンジニアの能力・技術の登録が制度化された背景には、公共の福祉という目的がある。

きっかけはワイオミング州で土地所有に関する地図、図面の作成によるトラブルが発生したため、すべてのエンジニアと土地測量技師の登録を義務づける法案が出され、正式な州法として成立した。エンジニア登録法は他の州にも広がり、現在では全州でほぼ同じ試験方法を採用している。

この資格制度は、エンジニアが公共の安全・健康・福祉を守り、これを危うくすることのない責任を負うことを保証するものである。

したがって、各州がエンジニアに与えるPEライセンス(登録では、Registered Professional Engineer となる)は、その所有者がPEとしてあらゆる業務を完遂する能力を持つことを法的に確認するもので、これは、弁護士, 医師、 公認会計士(CPA) なども同様である。

大半の市・州・政府機関では、責任の伴う技術業務の実施にあたっては担当者にPEライセンスを要求する。民間では、設計・生産業務・環境破壊訴訟等の増大に伴い、企業責任者は通常、技術責任者にPEライセンスを要求する。
大半の州では、PE以外のものが、民間業務で技術諮問・技術役務・契約・設計図・図面・仕様書等の提出等に従事することを事実上禁止していると言われている。

全州が、技術諮問業務の実施にライセンス取得を義務づける法律を採用している。他の効果としては多くの企業で管理職にはPEライセンスを要求し、また、ライセンスを取得すれば昇給の対象となる。更に、見逃されがちであるが、PEは法廷専門証人の資格を有する。

引用終了


       

No.21476 RE:技術士資格の方向性 投稿者:7 投稿日:2010/01/02(Sat) 19:57

平成14年度試験を受け,法改正後に登録したせいか,CEからPEへの転換となった技術士法の改定点(根拠となる条文)がいま一つよくわかりません.

平成12年の技術士法改正に伴い,CE(Consulting Engineer)からPEJに英文表記が変わったこと,米PEを念頭においていることは,様々なサイトで知っていますが,技術士法第1条(目的),第2条(定義)の条文を読み返してみてもよくみえてきません.試験制度の変更をもって英文表記を見直したと解釈するのでしょうか.

恥ずかしながらどなたかご教授いただけませんでしょうか.


       

No.21477 RE:技術士資格の方向性 投稿者:般若 投稿日:2010/01/02(Sat) 20:01

みないうちに議論がよくわからない方向に進んでいますね。地方自治法を基礎とした地方自治の方向で論じてもいいですが、複雑になりそうなのでやめておきます。

米国PE制度を切り口に議論したいのならそれも有効かと思います。

次レスに米国PE協会( http://www.nspe.org/Licensure/WhyGetLicensed/index.html )のページから引用に私の訳を追加したものです。英訳は苦手なので、意訳も含まれますがご容赦ください。

議論を拝見して不思議に感じたのは、技術士の地位向上を問題とする場合、@現状の技術士の地位があるべき地位にないらしいこと、Aそもそも技術士のあるべき地位とはなにか、を明確にしなければ議論が収束しない気がするのです。まずはここを明確にした方がよろしいかと思います。

例えば、下記の1.〜5.について、日本の技術士制度と米国PEの差異が顕著に表れており、その差異を解消しなければならないのはどれでしょうか。(例えば、PEのsign and sealは日本の管理技術者要件と異なるのか。異なるならその差異を解消すべきか、など)

ホームページやengineer boad(例えば、このトピックhttp://engineerboards.com/index.php?showtopic=4464「PEを取得することにより、給与はどのくらい上がったか」)を見る限り、確かに米国のPEは公益確保を出発点とはしていますが、いまやビジネスライセンスとしての色彩が強いのではないでしょうか。

ガンダムさんの引用は日本PE協会のものかと思いますが、引用元を示していただけるとありがたいです。


       

No.21478 What makes a PE different from an engineer? 投稿者:般若 投稿日:2010/01/02(Sat) 20:05

<<< What makes a PE different from an engineer? >>>
1.Prestige: PEs are respected by the public and are seen in the same light as licensed professionals in other fields. PEs are also held in high esteem by their peers within the engineering community, who see the PE as part of an elite group.
1.名声:PEは、民衆から尊敬される存在であり、他分野の士業(licensed professionals)と同様に脚光を浴びる存在です。PEは、技術者コミュニティーの中でも非常に尊敬され、彼らはPEをエリート集団の一員であると見なすでしょう。

2.Career Development: Employers are impressed with engineers who have their PE license. Licensure not only enhances your stature, it shows commitment to the profession and demonstrates heightened leadership and management skills. Licensure is also a necessity for rising to increased levels of authority and responsibility.
2.キャリア開発:雇用主は、PE資格を保持する技術者に対し感銘を受けます。PEはあなたの地位を引き立たせるだけではなく、あなたのプロとしての気構え、高いリーダーシップ能力、管理能力の証明でもあります。また、資格は高い職位と責任あるポジションを得るためにも必要です。

3.Authority: Only PEs can sign and seal engineering drawings; and only PEs can be in responsible charge of a firm in private practice or serve as a fully qualified expert witness. Also, many government agencies and educational institutions are emphasizing licensure among their engineers as well.
3.職権:PEだけが、技術設計業務にサインおよび押印することができます。また、PEのみが独立開業(弁護士)事務所に対し、専門家としての証言を行うことができます。また、多くの官公庁および教育機関の技術者に対しても同様の資格付与を勧めています。

4.Flexibility: Have a PE license opens up your career options. You can become a specialist, or establish your own business. It also protects you during industry downsizing or outsourcing. The PE license allows you to go as far as your initiative and talent will take you.
4.柔軟性:PEライセンスは、あなたのキャリアを広げます。あなたは専門家(specialist)にもなれますし、自身のビジネスを展開することも可能です。ダウンサイジング化、アウトソーシング化している市場において、あなたを守ってくれることもあるでしょう。あなたの自発性や才能次第で、PEライセンスはあなたに無限の可能性を与えてくれます。

5.Money:Studies have shown that most PEs earn higher pay throughout their business careers. Having your PE allows expanded opportunities beyond a company structure - as an independent consultant for example.
5.お金:調査によれば、PEはビジネスキャリアを通じて多くのお金を稼いでいることがわかっています。PEを取得することにより、会社に雇われているかどうかということを飛び越えて、あなたに多くの機会を与えてくれます。例えば、独立したコンサルタントになる、とかね。


       

No.21479 RE:技術士資格の方向性 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/02(Sat) 21:20

>みないうちに議論がよくわからない方向に進んでいますね。地方自治法を基礎とした地方自治の方向で論じてもいいですが、複雑になりそうなのでやめておきます。

スレ主の勘助さんのPEについてのお考えから、PE関連をネット検索したところでした。そんな程度の底の浅いネタを披露し失礼しました。

勘助さん>S32の技術士法成立からH12の改正までの40数年間のCEとしての歴史をどのようにしてPEに変えていくのか、技術士=PEということを、技術士自身が意識しなければ、技術士の価値は上がりません。ということは、技術者の地位も上がらないということです。

>米国PE制度を切り口に議論したいのならそれも有効かと思います。

>議論を拝見して不思議に感じたのは、技術士の地位向上を問題とする場合、@現状の技術士の地位があるべき地位にないらしいこと、Aそもそも技術士のあるべき地位とはなにか、を明確にしなければ議論が収束しない気がするのです。まずはここを明確にした方がよろしいかと思います。

前スレのテーマといい、今回スレの流れから、技術士の地位向上については、概ねの課題認識が共有されているのかと思っておりました。

例えば、PEさんのコメント(No.21432)です。その他たくさんの方がいろいろな指摘をされています。 また、技術士の定義は、勘助さんが冒頭で述べられております。


       

No.21480 RE:技術士資格の方向性 投稿者:般若 投稿日:2010/01/02(Sat) 21:34

それならば再度お伺いしますが、技術士のあるべき地位とはなんでしょうか。

義務責務はありますが、技術士のあるべき地位とはなんでございましょうか。


       

No.21482 RE:技術士資格の方向性 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/02(Sat) 22:19

>それならば再度お伺いしますが、技術士のあるべき地位とはなんでしょうか。
>義務責務はありますが、技術士のあるべき地位とはなんでございましょうか。

般若様

お答えする義務責務はないのですが、再度、PEさんの言葉を借ります。技術士のあるべき地位とは、このような地位向上を望む声がなくなることと考えます。

このことについては、建設部門に限らず、科学技術創造立国を目指す我が国にあって、技術者の社会的地位が事務職に比べて低く抑え込まれていることにも関わります。

上述については、あくまで私見であることを申し添えます。それから、私自身、口頭試験を待つ身で、この辺りで失礼させていただきます。

PE>日本では、技術士の大部分が関与する公共事業においては、建設コンサルタント業務など一部についてのみ、ゆるい業務独占権が与えられています。「ゆるい」といったのは、「同等以上の能力」などの表現で技術士以外の資格でも管理技術者を務めることができるからです。

PE>この業務独占権を建設コンサルタント以外の業務にも広げる努力をし、これが実現すればPE並みの社会的評価と収入が得られるようになるのでしょうか。
私はそうは思いません。
すでに業務独占権を(ゆるいとはいえ)有しているはずの建設コンサルタント技術士は、社会的高評価や高収入を得ているでしょうか。そうではないでしょう。
ではなぜ彼らが低い評価・低収入に甘んじているのか、そこに技術士資格の地位向上の鍵があるのではないかと考えます。
これについては私見もありますが、まずは
『業務独占にすればいいとは思わない』ことだけ提起させていただきます。


       

No.21483 RE:技術士資格の方向性 投稿者:般若 投稿日:2010/01/02(Sat) 22:32

PEさんは直接的に言及していませんが、「ではなぜ彼らが低い評価・低収入に甘んじているのか」と仰っています。

ガンダムさんは、「技術者の社会的地位が事務職に比べて低く抑え込まれていること」と仰っています。

以上から、What makes a PE different from an engineer?で紹介した項目では、1.Prestigeと5.moneyについて社会的地位向上が必要ということですね。

でそのために、3.Authorityの強化が必要であると。

皆様も同様の認識でしょうか。

ガンダムさん、口頭試験頑張ってください。


       

No.21484 RE:技術士資格の方向性 投稿者:はじめ 投稿日:2010/01/02(Sat) 23:15

皆さんの真剣な議論の輪に加わらせていただきます。

義務 duty(職務 全ての人が対象)
責務 obligation(契約に伴う債務 契約の相手が対象)

 よく似た言葉ですが、責務の方が抽象的な感じがします。また、対象者等が限定される点も特徴的です。

 公益確保の責務とは、社会との契約(contract with society)に伴って生まれるものであり、技術士としては、社会が与えてくれる報酬や名誉ある地位、信頼などの利益を受けれるシステムです。
 また、社会としては利益を与える前提で高度な専門的応用力が必要な業務の遂行と、技術士法における3義務2責務などによる高度な職業的倫理観を要求することができるシステムだと思います。
 社会契約モデル(万能ではありません)からみると現状、技術士への義務責務ばかりで、本来得られる社会からの利益(benefit)について、不十分な部分があるのが皆様の議論においても「ボトルネック」になっているようです。片務契約であると私も感じます。
 日本はアメリカ等のような契約社会になりきっていない部分もあり、裁量労働制などの労働契約関係も未成熟なのでしょう。技術者に必要な対価を払う意識が低すぎます。(介護福祉や医師の過重労働などもそうです。)
 
 最後に、科学技術についても最先端の専門的科学者の方々も大変重要ですが、実際社会に技術を導入する翻訳者(社会と技術の両方を理解している)の存在が必須で、技術士(専門的応用能力)の資格の今後の方向性ではないかと存じます。
 私は科学者ではありませんが、社会と公正な契約ができる技術士でありたいです。


       

No.21485 RE:技術士資格の方向性 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/02(Sat) 23:44

もうやめようと思いましたが、少々気になったのでレスします。NSPEのHPからライセンスを得る5つのメリット(Five Reasons to Get Licensed)を引用されて、ご自分の解説を入れていますが、そこに何か意味があるのでしょうか。

要は「PEのメリットは5つあります!」という程度の宣伝コメントに過ぎないものでしょう。


>PEさんは直接的に言及していませんが、「ではなぜ彼らが低い評価・低収入に甘んじているのか」と仰っています。

そこがポイントだと思います。

>ガンダムさんは、「技術者の社会的地位が事務職に比べて低く抑え込まれていること」と仰っています。

前述の関連で追加したものですが、事業仕分けにおいても、仕分人など事務職がノーベル賞受賞者を「非科学的」と切って捨てる、これが我が国のありようです。

技術士のモチベーションを維持するためには、総監的に、シンプルですが、物質的、評価的、人的、理念的、自己実現インセンティブを付与すればいいと思います。

>以上から、What makes a PE different from an engineer?で紹介した項目では、1.Prestigeと5.moneyについて社会的地位向上が必要ということですね。

でそのために、3.Authorityの強化が必要であると。


       

No.21487 RE:技術士資格の方向性 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/02(Sat) 23:56

さらに追加です。

http://nensyu-labo.com/2nd_sikaku.htm
http://nensyu-labo.com/2nd_koumu.htm

給料から社会的地位を評価するのは、いかにも米国的で好ましくありませんが、これによれば我が国にあって技術士が高評価とは言えないと思います。


       

No.21488 RE:技術士資格の方向性 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/03(Sun) 00:20

>なぜ彼らが低い評価・低収入に甘んじているのか

面白い議論ですね。私もおおむね同感です。私はまさに建設コンサルタントですが、技術者の地位は高くはありません。

このことに関して、ちょっと極論じみた意見を述べてみます。
日本の歴史文化のせいか、国民性のせいか、あるいは社会構造のせいか、会社が伸びようとするときに、技術で勝負しようとする以上に「イッパイ飲んで気心通じて」の世界、「理系はこれだからなあ」の世界があったという現実が、特に地方では色濃くあって、これが談合という土壌を作った一因なのではないでしょうか。

技術士(者)の多くが企業等の組織内技術士です。
画像は、私が講演などでよく使うPTTスライドですが(クリックすると大きく表示できます)、上のスライドのように、技術士(者)が企業などの組織の奥のほうにいて、社会と直接相対していません。
組織の奥にこもっていると、どうしても「組織から割り振られた仕事をやる」という形になっていきます。
技術者が技術者として経営者と相対することがなかなかむずかしいのは、こういったこともあるのではなかろうかなと思っています。
本当は下のスライドみたいになれるといいんですけどね。組織に属している技術者には本当に難しいことだと思います。
そしてそのためには
 ・公共の責任感(公益)を持ち
 ・市民(ユーザー)の視点を持ち
 ・法人の経営感覚を持ち
 ・専門職技術者としてアドバイスする
ことが求められると私は思っています。
私事になりますが、私はそのために「技術者である前に市民であれ」ということを自分に課しています。
言うは易しで、このことを本気で実行しようと思うと、けっこう大変です。^^;

話がそれてしまったかな?だったらごめんなさい。
デファクトスタンダードとしての業務独占がありながら、社会的地位も収入も高くならないのは、日本的な経営風土と、表に出にくい(あるいは表に出ようとしない)技術者の立ち位置(それが国民性によるものであっても組織風土によるものであって)に原因があるのではなかろうか、というのが私が感覚的に思っていることです。


   

   

No.21489 RE:技術士資格の方向性 投稿者:般若 投稿日:2010/01/03(Sun) 00:48

なるほど。仰るとおりだと思います。

であるならば、私の提唱する地方自治と技術士(者)の役割はやはり重要なテーマだと考えます。

地方自治とは、平たく言えば、自分たちが属する社会、コミュニティーをどうすれば自分たちにとって良いものへ変えていくかを市民一人一人が考え、実現していくことです。

いきなり国政に参加することは難しいにしても、地方自治に参加することは可能だと思います。

その上で重要なのは、これまでの行政にお任せという態度よりも、自分たちで社会を創っていくのだという気構えです。

その意味で、技術士(者)が行政から直轄関係にあることではなく、市民意志=政治過程上で役割をみつけていくことが重要であると考えます。我々は選挙で行政官僚を選ぶことはできませんが、政治家を選ぶことはできます。というか、それが民主主義であり、市民が社会を創っていくということです。

そのなかで市民が技術の重要性を理解し、技術士(者)を必要としたとき、はじめさんが仰るような社会契約が実現されるでしょう。

そのために、「技術者である前に市民であれ」という市民感覚は重要で、それは専門領域における市民の代表として振舞う気構えです。

2010年代は、私の読みでは、自分たちの社会を良くするためにいかに自主的に協調していくか、という時代になると思います。(90年代は混迷の時代、0年代は混迷を切りぬけ事故責任を適用したがダメだった時代、であるなら、10年代は自主的協調というは自然な流れでしょう)

その中で技術士(者)が自主的に市民感覚を発揮していくなら、活路は見いだせると思います。


       

No.21496 RE:技術士資格の方向性 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/03(Sun) 10:40

性格的に、途中で話しを投げ出すのは苦痛なので、やはり続けます。やり始めたことを、途中でやめることはストレスたまりますね。

>デファクトスタンダードとしての業務独占がありながら、社会的地位も収入も高くならないのは、日本的な経営風土と、表に出にくい(あるいは表に出ようとしない)技術者の立ち位置(それが国民性によるものであっても組織風土によるものであって)に原因があるのではなかろうか、というのが私が感覚的に思っていることです。


おっしゃるとおりと思います。以下、デフォルメした話しですが・・・。

これまでは、高度成長〜安定成長の時代でしたから、どんな組織も成長モデルが描け、我々技術者は組織についていけば飯が食える時代でした。ミスしても組織がしょってくれる、守られている状況でした。要は護送船団方式です(この方式の船長は、明治以来脈々と続いた官側の法科万能の流れ、法科OBです。今の国交大臣もそうです。銀行や一般企業など民間経営者も、そんな形だと思います。松下幸之助、本田宗一郎などの例外はありますが)ですから、技術者が表に出る必要もなかったように思います。

これからは、世界大不況とセットで来年度以降の公共投資削減により、選択と集中の時代に突入します。経営者は、今、経営資源をいかに効率化するのかが問われています。経営リソース、ヒト・モノ・カネの削減です。要は、遅れた船は、見捨てるしかないというものです。経営者は、優れたリソースを選別しなければなりません。

で、どうすればいいのか。これは難しいのですが。
リソースの選別のために、技術士資格を明確化することにつきるのではないでしょうか。
PEさんの見解と矛盾するのですが、
・技術業務にあたって法的に資格の縛りを強化する
・その上で技術者も経営に絡んでいく
・さらに、公共、新たな公、NPOに絡んでいく
ということが考えられます。
やはり、あらゆる技術業務は技術士(技術士補、その他補助資格)しかできないとすることが、地位向上の第一歩になると思います(前掲HPでは、技術士より1級建築士の数が多いにも関わらず、技術士より1級建築士の方が平均給与が高いので、法による業務独占は重要だと思います。このデータだけは不十分かもしれませんが)

根本的には、技術士数に比べて、事業のパイが小さければ飯(=地位)が食えなくなるのでしょから、この辺の手当も必要だと思います。

なお、地方分権は、耳障りは良さそうですが、真の分権にならないと意味がないでしょう。前掲した平均給与をみると、国家公務員より地方公務員の方が給与が高いし、さらに独立行政法人の方が高い状況にあります。市民の声が届きやすいはずなのに、お手盛りでしょうか。(給与が高いから杜撰経営だという意味ではありませんので、ここは読み流してください)

技術者が市民にかかわる。そして市民の声を政治に届かせる。

このことについては、APECさんがいみじくも指摘されたように、理論より実行が問われると思います。APECさんの活動には敬服します。

APECさん>言うは易しで、このことを本気で実行しようと思うと、けっこう大変です。^^;


       

No.21497 RE:技術士資格の方向性 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2010/01/03(Sun) 13:09

>やはり、あらゆる技術業務は技術士(技術士補、その
>他補助資格)しかできないとすることが、地位向上の
>第一歩になると思います
私も技術士の地位向上には大賛成ですが、「あらゆる技術業務は技術士しかできないとすること」は現実的には今は出来ないと思います。
建設部門の様に業務独占的な形にする事は、個々の分野(又は技術部門)で可能であるので出来るところはその様にすれば良いと思います。
私は、情報通信分野で技術士とは別に業務独占資格を所有していますが技術士資格が業務独占資格に成り得るかというと現実は難しいと思います。技術士が業務独占資格を補完する事は出来ますし、その分野、部門で個々に対応出来る様にしてはいかがでしょうか。


       

No.21498 RE:技術士資格の方向性 投稿者:ガンダム 投稿日:2010/01/03(Sun) 14:21

>私も技術士の地位向上には大賛成ですが、「あらゆる技術業務は技術士しかできないとすること」は現実的には今は出来ないと思います。
>建設部門の様に業務独占的な形にする事は、個々の分野(又は技術部門)で可能であるので出来るところはその様にすれば良いと思います。
>私は、情報通信分野で技術士とは別に業務独占資格を所有していますが技術士資格が業務独占資格に成り得るかというと現実は難しいと思います。技術士が業務独占資格を補完する事は出来ますし、その分野、部門で個々に対応出来る様にしてはいかがでしょうか。

私もデフォルメして記述しており、今の現実をみると、おっしゃるとおり難しいと思います。既得権益を持つもの、あるいは官僚も含めて大反対でしょう。この辺は権力闘争なのでしょうか。その辺は、技術士会さんにがんばってもらうしかないのでしょう。そのためには、組織拡大も大切でしょうし、技術士会のメリットも必要だと思います。
米国にできて、日本にできない違い、多々ありますよね。(電気電子は、当方よくわからないのですが、いろいろな資格を乱立するより、技術士で十分のように思います。実務経験で縛りを入れるとともに、工学士(技術士補)の能力があり、基準書等により業務を進めることで、大概の業務はこなせると思います)



とりあえず、先ほど、口頭試験のQAを作成しました。あと数日ですが、眺めながら過ごします。暗記はやめておきます。


       

No.21499 RE:ガンダムさん頑張って下さい 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2010/01/03(Sun) 14:30

ガンダムさん。
口頭試験ご健闘をお祈り致します。
吉報が聞けることを私も願っています。
又、ご討論できましたらお願いします。


       

No.21500 RE:技術士資格の方向性 投稿者:勘介  投稿日:2010/01/03(Sun) 21:28

とほほ様
JABEE修了生の合格は、
18年度2名申込、合格なし。
19年度29名申込、合格なし。
20年度80名申込、筆記2名合格、口頭合格1名(建設部門)。
21年度200名申込、筆記14名合格です。


       


No.21158 試験官の様子? 投稿者:心配性 投稿日:2009/12/18(Fri) 06:40 [返信]

この前、口頭試験を受けましたが、試験官の様子で気になったことがありました。試験官お二人の内、お一人が、時間中、貧乏揺すりやため息が多い感じがしました。ご本人の癖もあると思いますが、私の面接内容自体に不満があるのでしょうか?あるいは、不合格の合図・シグナルなのでしょうか?

       

No.21159 RE:試験官の様子? 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/18(Fri) 08:18

書いておられるようにクセなのかもしれませんし、その場にいないとなんともいえませんね。
心配だとは思いますが、これまで協力してくれた人たちへの恩返しの意味もこめて、仕事や家庭サービスに努め、あとは「人事を尽くして天命を待つ」でお過ごしください。


       

No.21173 RE:試験官の様子? 投稿者:ザザ 投稿日:2009/12/20(Sun) 01:33

上記の場合、癖かもしれませんが、『この様な様子の場合、合格の確率が高い』などを統計された資料等はどこかにあるのでしょうか!教えてください!

       

No.21198 RE:試験官の様子? 投稿者:腹ヘッタ 投稿日:2009/12/21(Mon) 20:52

ないんじゃないですかね。
あったとしても、合格するための教材にはならないだろうし。


       

No.21221 RE:試験官の様子? 投稿者:あ 投稿日:2009/12/23(Wed) 10:44

 試験官も十人十色。
 合格選定方法も十人十色。
 最終的には、時の運。
 ではないのかなあああああ。


       

No.21262 RE:試験官の様子? 投稿者:柔 投稿日:2009/12/25(Fri) 23:50

今さら、試験官の様子など気にしてどうします。

もう終わったことです。

以前から感じていましたが、技術士受験の人は「人が小さい」、「人間的スケールが小さい」。


以上


       

No.21267 RE:試験官の様子? 投稿者:しーばーど 投稿日:2009/12/26(Sat) 06:28

合格発表待ちの受験者です。私の場合、不安があったから書き込みをしてました(特に口頭前)。
何かを質問したいと言うより、ただ苦しさを吐き出していたのだと思います。
夜は眠れず、イライラし続け、苦しかったです。
口頭前10日間程は、掲示板の内容に耐えられず、見ない(書き込まない)ようにするためお気に入りからSUKIYAKI塾と掲示板を削除していました。
口頭が終わったら眠れるようになり、掲示板に無駄な書き込みをしまくってます。
技術士の方と受験者(未技術士)では目線の高さが違います。
私には、技術士の方 の目線には合わせ切れませんでした。
目線を調整し易いのは、技術士の方ではないかと、私は思います。
受験者は不安なので様々な書き込みをすると思います。
イラッとする書き込みはあると思います。しかし、そこは、 恕(思いやり)のある返答や為になるアドバイスもしくは無視で対応してもらいたいと思ってしまいます。
そういう私は未熟者で、試験待ちの人に噛みつきました。説得力がさらになくなります(笑)。


       

No.21271 RE:試験官の様子? 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/26(Sat) 08:51

口頭試験前の不安との戦いも、終わったあとの開放感や高揚感(終わったあ〜という開放感だけでなく、よおしやるぞお!的な気持ちも出てくるんですよよねえ。不思議なことに)も、全部「これからのための力」になると思います。

試験前の不安な気持ちを誰かに聞いて欲しい、吐露したい気分
試験後の開放感、みんなに「終わったよぉ」と言って回りたいような気分
自分の得た経験を後に続く人たちの役に立てたい気分

いろいろな気持ちがあります。
もちろん様々な立場の人がいて、たとえば本人は「終わったよぉ」でも試験前で不安な人もいるのであまりはしゃぎ回ってはいけませんが、「他人への気遣い」を忘れなければ、この掲示板が気持ちを吐き出す場として役に立てれば幸いだと思っています。

試験前の不安にせよ試験後の開放感にせよ、他人への気遣いなくぶわーっとぶちまけて、それらが収まるとけろっとして去っていくという人もいるでしょうが、「他人の気持ちを斟酌する余裕もないほどの不安」ゆえの行為を認識し反省もする人は、後に続く人がそういう心理状態になったときに親身にアドバイスしていただけるのではないかと思います。
合格の嬉しさと高揚感から、自分自身の経験を過度に一般化してしまってアドバイスすることもありますが、アドバイスすることで相談や質問を呼び、それらへの対応を通じて自分の経験を核にして引き出しを増やし幅を広げていかれる方もおられます。
ほんとうにいろんなものが勉強になるんだなあと思いますが、この掲示板がその役に立てるなら嬉しいことです。


       

No.21272 RE:試験官の様子? 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/12/26(Sat) 10:44

私の場合、昨年、初受験の時は、何が何でも通る、という気持ちで、口述前まで練習しました。
今年は、1つ技術士があるため、精神的には比較的楽でした。

しかし、口述で1つ失敗した点があるので、合否はわかりません。
落ちていれば、また、受験するつもりです。
初受験の時は、精神面で不安定ですね。3月の発表まで、何かと大変でしょうが、お互い、がんばりましょう。


       

No.21291 RE:試験官の様子? 投稿者:金杯 投稿日:2009/12/26(Sat) 22:12

今年を含めて6回口頭試験を受けてますが、試験官も本当にいろいろです。
部門科目による違いかなとも思っていましたが、去年と今年は同じ部門科目の口頭試験を2年連続で受け、個々の試験官の違いは大きいとあらためて感じました(去年は口頭で落ちたということです)。
試験官のクセみたいなものは気にされないことです。


       

No.21415 RE:試験官の様子? 投稿者:UTA  投稿日:2009/12/31(Thu) 09:18

情報工学部門のUTAです。
もう、今年も終わりですね。
それはともかく試験も、終了の鐘(ベルか合図か?)と同時にすべて終わりですから
その瞬間からもう次のことを考えなければいけません。
別にすっぱり次の試験に取り掛かれという意味ではありませんが、
終わったことをあれこれ考えても何も始まらないと思っています。
これも経験かもしれませんが、私は、基本的に毎年2回/年の試験を受けています。毎年受けていると言うことは、なかなか受かっていないと言うことでもありますが。。(T_T)
そうすると、自然とオンとオフのサイクルができて日常生活に組み込まれてしまいます。
試験が終わったらあまり、過去の試験の結果は考えずまったく別な楽しみに集中します。
私の場合は、家族を犠牲にして試験を受けることはないのであくまでも自分のために試験勉強中
できなかったことをやるようにしてます。
ということで結果発表があるまでは、日ごろできなかったことに集中し、合格発表の日を迎えるのがよろしいのではないかと
思います。


       

No.21491 RE:試験官の様子? 投稿者:試験官BABY 投稿日:2010/01/03(Sun) 01:57

試験自体のレベルが低いのでしょう

試験官は合格基準のみを公平に判断するのが仕事であり
個人の感情を出してはいけないはずです

試験制度自体に試験管の独断性を排他するような採点基準がないから試験管の心証のみで0点にでも100点にでもできるような気がします

はっきりいって中国の裁判と同じレベル

裁判官の心証で無罪にも死刑にもできるのですから

あんたみたいなやつは、生理的に嫌い。
だからあなたは死刑


       

No.21493 RE:試験官の様子? 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2010/01/03(Sun) 02:32

>試験自体のレベルが低いのでしょう

>試験官は合格基準のみを公平に判断するのが仕事であ>り
>個人の感情を出してはいけないはずです
>
>試験制度自体に試験管の独断性を排他するような採点>基準がないから試験管の心証のみで0点にでも100>点にでもできるような気がします

技術士試験の特に口頭試験では人間が判断する要素が大きいため、ある程度試験委員により差が出るのはやむを得ないと思います。
但し、私が感じているのは昨年の自分自身の受験や、受験生の方の話によるとH19年以降の試験制度の変更以来少しずつ平準化されていて、部門・選択科目や試験委員による明らかな違いは無いように思われます。(専門の中身は別ですが。)

>はっきりいって中国の裁判と同じレベル
>
>裁判官の心証で無罪にも死刑にもできるのですから
>
>あんたみたいなやつは、生理的に嫌い。
>だからあなたは死刑
裁判、特に他国の裁判と技術士試験を比較すること自体ナンセンスで意味の無いことですので、どうか受験生及び関係者の方はこういった書き込みには気をとらわれないようにして頂きたいと思います。


       


No.21481 書き込みについて 投稿者:田舎の技術者 投稿日:2010/01/02(Sat) 21:57 [返信]

最近、本HPをみるようになった技術士を
目指すものです。
技術士資格について様々なご意見を拝見することが
でき有意義な反面、一所懸命に本資格を目指しているものに水を差すような書き込みも多いと思います。
議論が多く熱くなるのも素晴らしいことかと思いますが、
受験応援ページが前提である掲示板で、一所懸命この資格を目指している人達そのものを否定するような書き込みはやめてください。
お願いします。


       


No.21379 下請技術士 投稿者:正月悶々 投稿日:2009/12/29(Tue) 10:56 [返信]

来年口頭試験を待つ者です。
建設コンサルタントの下請会社に所属されている技術士の方にご意見を頂戴したいと思います。
建設コンサルタント業務の再委託でいう「軽微な部分」と技術士法にある技術士の定義は相反しますよね。この矛盾について口頭試験で質問された方はおられないでしょうか?また、こうした質問に対してどのように説明すれば下請という立場を「技術士として相応しい」と納得させることができるのでしょうか?


       

No.21381 RE:下請技術士 投稿者:みんな頑張れ 投稿日:2009/12/29(Tue) 11:52

口頭試験で、私はありました。
経歴説明で、技術協力と言う言葉で回答したら、「それは何ですか」と聞かれました。
正直に、下請けだと返答しました。
加えて、発注者の了解を得ることで、おこなえる事も付け加えました。
逆に、小規模企業でも高等な技術に携わっていることが分かり、良かったような気がします。


       

No.21382 RE:下請技術士 投稿者:理系技術士 投稿日:2009/12/29(Tue) 11:56

私は建設コンサルタントでもなく、またその下請けでもないのですが一般論として技術士試験を考えると次のようなことが見えてくるはずです。

・どんな業務(もちろん法律違反などはダメ)であれ、「技術士の視点」で「技術士として行う業務」は「技術士として相応しい」といえる。

上記で「技術士」を強調しましたが、このスタンスで受け答えることが重要です。「技術士の視点」は自分なりの考えを持つことと、それをうまく表現できるようにしておくことが必須です。
口頭までの期間、これらを大いに考えていくと技術者として良い方向に向くかと思います。人にたよらず自分の考えをまとめていきましょう。技術士になるとすべて自己責任です。「技術者としてぶれない考え」を身につけるにはこの試験は良い機会です。口頭試験まで多く悩み、そして自信を持って望んでください。

>建設コンサルタント業務の再委託でいう「軽微な部分」と技術士法にある技術士の定義は相反しますよね。

これについてはわからないです。詳しい方からの見解を私も待ちたいと思います。


       

No.21386 RE:下請技術士 投稿者:胡椒 投稿日:2009/12/29(Tue) 13:12

業務の全部を一括して、又は設計図書において指定した主たる部分を第三者に委任し、又は請け負わせてはならない。
(主たる部分)
(1) 設計業務等における総合的企画、業務遂行管理、手法の決定及び技術的判断等
(2) 解析業務における手法の決定及び技術的判断

上記を純粋に適用すれば、だめになってしまいます。ただ、「技術的判断」を除けばOK。
具体的には、「○○を提案した」とか言えば問題ないと思います。


       

No.21388 RE:下請技術士 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/12/29(Tue) 15:20

結局、定義的には元請けが判断し、それを採用し、納品するわけです。一括外注するにしても、打ち合わせを行って、全てを判断すれば、法律的に問題あるのだろうか?

っと、疑問を持ちつつ、正月悶々さまも、下請けとして判断し、元請けに助言しているわけですから、それを元請けが採用したか否かなんて関係ないと思います。
大体、決定や判断について、元請けって言っても発注者の下請けだし、発注機関の職員だって上司の下請け見たいなもんだし、その上司だって上はいる訳だから、色々な次元で判断があり、どの次元でも了承を得る必要はあるのだと思います。
『私は○○分野の専門家として発注者(元請けコンサル)に提案(助言)し、結果、採用された』と言いきれば問題ないと思います。

でも、無難に行くなら、わざわざ下請けと言うことにふれる必要はないと思いますし、聞かれたら答える程度で良いと思う。

がんばってください。


       

No.21401 RE:下請技術士 投稿者:BJ 投稿日:2009/12/30(Wed) 01:55

下請けの技術士(鋼・コン)です。・・・笑

正月悶々様のお気持ち大変よくわかります。

私は1度口頭試験に失敗していますが、×だった理由はこのような命題だったと確信しています。

その時、試験官は当然、私の立場(下請会社勤務)を把握した上で、「結局、この構造にすることを誰が決めたのですか?」と質問してきました。

私は正直に第一声として「元請が決めました。」と答えました。
真実ですし、ウソを言っても突っ込まれるだけですから。

でも、そう答えながらも、元請が判断を下すには、私自身が行った検討結果と考察による提案内容が必要であったし、そこを説明したいという気持ちがありました。

しかし、試験官は、「そうですか。」で終わり。
私は続きを説明する機会を与えられませんでした。

口頭試験の場(空間)では、「ですが…」と説明を加えられない状況もあることを認識しておくことが重要だと思いました。

そして、その時の私にもっとも欠けていたのは、正月悶々様のおっしゃるような命題の理解でした。

逆に言えば、その理解が無かったために、試験官に上記のような質問をさせてしまったと思います(そのような内容の技術論文を提出していた。)

そのときの経験業務の主題は、”ある画期的な構造の採用”になっていました。

つまり、下請けである自分の立場での技術士のあり方を理解していれば、経験業務の主題は、”技術提案をする時点での判断”、つまり、どういう技術的判断をもって、技術提案をしたのかということになるべきだと思いました。(他の手法ではなく、その手法を提案した技術的な判断理由を述べる)
この判断は、提案する私の立場でしか出来ない判ですから。

採用の判断は、客先や施主ですが、提案の判断は提案者が行うものですよね。

そして、それぞれの立場での判断が必要だからこそ、それぞれの立場の技術士が必要と思いました。
「あなたの立場でどうして技術士が必要ですか?」という問いの答えはここにあると思いました。

口頭試験に失敗して気付いたことはこれでした。
そして、自分が技術士を目指す意味もさらにクリアになり、いまでは下請技術士です。

人に伝える文章って難しいです。
少しでも参考になればと思い書きました。
来年の口頭試験、是非、頑張ってください。
長文失礼いたしました。


       

No.21403 RE:下請技術士 投稿者:ごんぐり 投稿日:2009/12/30(Wed) 10:25

多くのケースで試験官の先生は、あなたが記載した、部門・選択科目・専門とする事項の技術士として相応しい理由を、どこかのタイミングで求められると思います。私の場合、体験論文を通してのやり取りの中でした。直接的に質問された訳ではありませんでしたが、どこかで相応しい理由を述べようと、事前に考えていましたので、この論文は○○の分野の話しですかね、と明後日を向いた方向の話しをされたスキに、私の選択科目・専門事項に相応しい理由を述べました。先生方も、分かりました、ということで、その後のキャッチボールはスムーズにいったと思います。それぞれの立場で、相応しい理由を整理し、できるだけコンパクトに述べられたら良いと思います。技術士として相応しい理由は、口頭試験の核心の部分ですので、ご自分の言葉でコンパクトに述べられるよう、磨き上げて下さい。(下請の方で、合格されている方は多くいます)

       

No.21467 RE:下請技術士 投稿者:正月悶々 投稿日:2010/01/02(Sat) 11:58

 みなさん、年末年始のお忙しいときにも関わらずご返答ありがとうございます。
 私が質問させていただいた事項ですが、体験論文に関していえば「技術士として相応しい判断をしているか?」といった質問には何とか対応できそうです。
 ただ、一般論として、私たちのような下請コンサルの立場で、国土交通省の再委託のルールにあてはめて「主たる部分」の業務に携わっているとすれば、コンプライアンス上の問題に抵触していると思われます。
 この問題について面接官から、技術者倫理の設問に絡めて「あなたは、再委託に該当する業務を下請けの立場で業務遂行されているようですが、コンプライアンス上、問題ないのですか?」と追及された場合、みなさんなら、どのような論旨で回答されるでしょうか?
 私としては詳しいことに言及せずに次のようにさらっと回答したいと考えています。
「過去の業務では確かに現在のコンプライアンスの点では問題になるような業務もあったと思われます。しかし、現在では再委託のルールを順守してその範疇で業務を遂行するようにしています。将来的には元請業務ができるようにしたいと考えています。」
 あらためまして、みなさんのご意見を参考にさせていただければ助かります。

(追伸)
 私事で恐縮ですが、私の会社は決して技術レベルは低くないのに、身近に技術士がいないせいか、技術士がひとりもいません。私は下請でも社会資本整備に関わる技術者である以上、技術士を目指すべきだと思い、ここまでやってきましたが、口頭試験を直前に控え「技術士はやはり元請の資格なのかなー」と最近では若干弱気モードでした。そんな中で、みなさんのご意見は非常に心強く、非常にありがたく読ませていただきました。私も何とか合格して、後続のみなさんのお役に立てればと思っています。


       


No.21457 総合技術監理部門の必須科目(記述式Uー2)対策 投稿者:ドキドキマン  投稿日:2010/01/01(Fri) 22:49 [返信]

 ここ2・3年の過去問を調べてみると、毎年サプライズ問題が出題されており、正直言って、試験時間3時間30分のなかで、ぶっつけ本番的な対応にならざるを得ないと思いますが、サプライ対策として具体的な試験対策はどうすればいいのでしょうか。
 このことは、ある意味では「本当の実力が試されている。」ということなのでしょうか。


       

No.21458 RE:総合技術監理部門の必須科目(記述式Uー2)対策 投稿者:APEC 投稿日:2010/01/01(Fri) 23:10

理想的には、という言い方になってしまいますが、5つの管理を正しく理解し、それを自分の仕事と結びつけて考え整理する中で「使いこなす」こともできるようになっておれば、単純に「質問を読み、考えて、答案を書く」というだけの内容になります。

それは大変なことのように思えるかもしれませんが、トレーニング次第です。
「トレーニング」と言いましたが、知識を身につけるのは「勉強」(形式知)ですが、それを身につけ、スキル(暗黙知)にするのは訓練・トレーニングです。
そしてその暗黙知を再び形式知として表現する力(表現力・コミュニケーション力)を鍛えれば、恐るるに足らずです。

そのためには、5つの管理の正しい知識と総監の発想を身につけることです。
5つの管理の正しい知識は、青本では1章に書いてあります。そこで基本的な考え方を理解し、5つの管理ごとの各章で具体的な技術を知り、使いこなす訓練をしてください。


       


No.21351 応用理学部門の情報 投稿者:スイカ 投稿日:2009/12/27(Sun) 23:56 [返信]

当方、応用理学部門の地質で技術士にチャレンジしたいと思っていますが、同部門に関する役に立ちそうなホームページや参考図書をご存じないですか?
それなりに受験者がいるのと思われますが、建設部門と比較するとあまりにも情報がないように感じます。
よろしくお願いします。


       

No.21373 RE:応用理学部門の情報 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/28(Mon) 16:49

サイトの各部門の部屋〜応用理学部門で私の知る限りの情報は掲載しています。
かくいう私も応用理学・地質ですが、19年度以降出題傾向は大きく変わったようですね。
もし参考にされるのでしたら、19年度以降の情報に限定されたほうがいいのではないかと思います。(ちゃんと調べたわけではありませんが)


       

No.21400 RE:応用理学部門の情報 投稿者:マイマイ 投稿日:2009/12/30(Wed) 01:48

応用理学部門の地質を目指している者です。参考になるかどうか分かりませんが、私が実際にやっている方法を1つ。今までの試験問題の傾向を見ますと、午前中の試験は、何となくその年々のトピックとなることがテーマとなっているように感じます。例えば、昨年の場合、地震がテーマとなっていたと思いますが、これは、新潟県中越沖地震や緊急地震速報の開始と相まっていたように感じました。また、今年は、やはり環境、とくに再生可能エネルギーや温暖化ガスがキーとなっていたように思います。やはり、科学技術白書や環境白書、防災白書などを読み、その年々のトピックが何かを見極め、広く浅く勉強していくしかないかなと思います。午後に関しては、ともかく専門とする部分(私の場合は物理探査や検層です)の問題は必ず出ているはず(と信じて)ともかくそれだけは絶対に答えられるようにとやや深めに勉強します。今年の試験問題の場合、物理探査における最新技術、これははずせませんでしたね。探査屋の間では数年前から話題になってましたから・・・。ある意味、やみくももやむなし、なんて思ってましたが、ある程度勉強していくと、「ん、これはきちんと把握しておかないと」といったインスピレーションを感じるようになりましたよ(抽象的でごめんなさい)。それと、できる限り、時間の許す限り大学や研究期間、環境NPOなどと仲良くなって、いろんな情報を仕入れることですかね。そんな流れで、今年は何となく再生可能エネルギーや温暖化ガス削減が試験に出るかな?なんて思いましたら、ごらんの通りです。まだまだ、修行中の身に付き、参考になるかどうか分かりません。何より、まだ技術士ではないので・・・本職の技術士から言わせたら、「ふ、まだまだ青いな・・・」なんて言われかねないかもしれませんが、私は、とくもかくも、まずがむしゃらにやってみれば、道は開けるかも・・・などと都合のいいことを考えてやってます。スイカさん、お互いがんばりましょう!!

       

No.21423 RE:応用理学部門の情報 投稿者:スイカ 投稿日:2009/12/31(Thu) 11:50

APEC様、マイマイ様
貴重な情報やご意見、どうもありがとうございます。
各種講座や対策資料が完備している建設部門で受験しようかとも思いましたが、やはり地質技術者として応用理学部門の資格取得を目指します。
定石通り過去問の傾向分析を行ったうえ、自分なりの勉強法を確立するしかないようですね。
技術士試験合格に近道なしと胸に刻んで、見識を広めながら試験勉強を継続していきたいと思います。


       


No.21383 略記事例 投稿者:びびりマン 投稿日:2009/12/29(Tue) 12:38 [返信]

1月に口頭試験を受験するもので、
いま一生懸命想定を作成中です。

ところで、皆様にお聞きしたいのですが、
「略記事例を説明せよ」という想定に対して、
何分程度の説明を準備されますか。
また、実際の口頭で何分程度の説明を求められたか
教えていただければ、幸いです。
今は、5分説明バージョンを最大として
想定の準備をしてますが、
詳述事例と同じように10分説明バージョンを
作成しようかどうか悩んでいるところです。


       

No.21384 RE:略記事例 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/12/29(Tue) 12:57

略記を10分で説明する必要はないと思います。そういう機会はまずないと思います。
経歴と論文2例について10分程度の説明が多いと思うので、それをふまえた準備で良いのではないでしょうか。


       

No.21385 RE:略記事例 投稿者:転石 投稿日:2009/12/29(Tue) 13:03

私も総監で1月待ちです。
私は話したい内容の核心をいかに「一言」で言い切るかがミソではないかと考えます。
この「一言」は制限時間に関係なく、絶対言わねばならない部分で、これが一番大事ではないでしょうか?
あとは制限時間に合わせて「一言」の注釈をつける練習をしようと考えています。
でも略記で10分は長いのでは?二つで20分?特に総監の場合、時間的にあり得るのかな?


       

No.21387 RE:略記事例 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/12/29(Tue) 13:21

略記を10分で説明しなさいという事は可能性としては一番低いパターンだと思いますが、準備時間に余裕があれば、精神安定剤的には良いと思います。(全くありえない指定方法ではないと思います。試験委員によっては略記の方が重要だと感じるか、又は詳術は良くわかったので略記を詳しく知りたいとかの可能性はありえます。
もし試験委員の方が時間指定なしで、略記のみを説明しなさいと言われたら私でしたら5分〜8分ぐらいで説明すると思います。ですから5分ぐらいというのは時間指定なしであれば問題ないと思われます。
わりと多いパターンは業務経歴と略記と詳述と合わせて10分が多いと思います。(私が昨年受験のときはこのパターンでした。)
この場合、経歴を2分ぐらい、略記を2〜3分ぐらい、5〜6分が詳述というのが良いと思います。(配分はご参考です。)
(部門・選択科目によっては時間指定なしというパターンもあります。)


       

No.21389 RE:略記事例 投稿者:南の国から 投稿日:2009/12/29(Tue) 17:00

略記3分,詳述5分,経歴2分,でどうでしょうか.

       

No.21390 RE:略記事例 投稿者:今回は匿名です 投稿日:2009/12/29(Tue) 17:17

総監の場合も経歴と体験論文説明で10分のパターンが多いのでしょうか?

       

No.21391 RE:略記事例 投稿者:勘介 投稿日:2009/12/29(Tue) 17:33

びびりマン様
どのような体験論文を提出されたかにもよりますが、略記の内容に、詳述の(1)〜(5)の内容が網羅されていて、概要を読んだだけで誰もが技術士にふさわしい業務だと感じるなら5分の説明でも十分でしょう。ご自身で読み返してみて、どうもと感じる場合は10分と5分を用意しておくのがリスクマネジメントからしてもよいのではないでしょうか。
口頭模擬の時にも、私はいろいろなパターンを示すなかで、この点も考慮して説明時間の違った質問をしてきました。
あくまでも、総監以外の20部門の口頭を受けられることを前提にして書き込みをしましたが、総監も同じことが言えるのではないかと思います。総監の場合は、3分と5分と考えていただければよいと思います。それと、略記に5つの管理が含まれているかどうかも、説明時間のポイントになるのではと思います。


       

No.21392 RE:略記事例 投稿者:今回は匿名です 投稿日:2009/12/29(Tue) 17:42

勘介様
総監の場合の5分と3分のケースは経歴説明込みと考えてよいでしょうか?


       

No.21393 RE:略記事例 投稿者:19年度受験者 投稿日:2009/12/29(Tue) 17:51

私は、あまり時間にこだわった準備はせず、総監の視点できちんと説明できるように集中しました。(何度か測ってみたら7〜8分程度だったので、これでよしとしました)

本番では、経験論文はほとんど質問されず、日頃の業務でどのように総監技術を使っているかを質問されました。いろいろな視点からの質問があったのを覚えています。


       

No.21394 RE:略記事例 投稿者:APEC  投稿日:2009/12/29(Tue) 18:20

総監の場合、一般部門のような「時間だけ決められて、あとは自由にプレゼンできる」ことは期待しないほうがいいと思います。
総監口頭試験の目的は、大部分が「5つの管理を正しく理解して使いこなせるか」です。ですから体験論文はそれを確認するための一手段にすぎません。
このため、私は模擬面接では「略記事例について、まず業務の概要を簡単に説明してください。そのあと5つの管理それぞれについて課題と解決策を述べてください」というように自由度を与えない設問を出したりしています。そして受講生が「この業務の課題は・・・・」というようにプレゼン的に進もうとした場合は、これをさえぎり、「業務の概要はわかりました。次に5つの管理それぞれの課題と解決策を順に言ってください」というように指示します。
このように、イニシアチブをこちらに渡してくれないのも総監口頭試験の特徴のひとつです。

もちろんプレゼンを求められる可能性もありますが、それはたまたま試験官がそういう方法を選択したにすぎません。
「まずプレゼン、その後それについて質疑応答」というパターンは総監には通用しない可能性が高いと思っておいたほうがいいと思います。


       

No.21395 RE:略記事例 投稿者:勘介 投稿日:2009/12/29(Tue) 20:30

今回は匿名です様
私が試験官だったらの場合の話として書き込みをしています。
体験論文が5つの管理の視点で書かれていたら、5分程度の説明をお願いします。それによってどの程度、総監を理解しているのかを見てみたい気がします。5つの管理が明確に書かれていない場合は3分も説明していただければ十分で、具体的に5つの管理をどのように行ってきたのかを突っ込んでみたい気がします。
体験論文だけを拝見させていただいた多くの方は、業務概要だけで、具体的に5つの管理をどのように実務で行ったのかが分からない記述になっていました。
体験論文に求められているものは、「総監技術士として相応しい業務の概要」です。この与えられたものに合致している方は、よく言われる雑談みたいな話で終わったとなるのでしょうが、そうでない方は、APECさんが仰るように、試験官にイニシアチブを握られ、しどろもどろの答弁をする羽目になるのではないかと思っております。
総監の視点の原点は、固有技術を捨てて総監技術で解決策を考えること、5つの管理で問題点を抽出することにあります。
この点を、初めから頭に叩き込んで、経歴と体験論文の説明をしていただきたいと思います。
提出した論文と説明の内容が多少違っても、「提出してから勉強して、提出した際の記述がおかしいと気が付いたので修正しながら説明します」と一言断ればなんとかなるものです。この方法で、合格された方もいらっしゃいます。
総監の答えに正解はないような気がしないでもありません。受験生の方の考え方に一本筋が通っていたら大丈夫だと私は信じています。頑張ってください。筆記試験で総監を理解していると判断されているのですから!


       

No.21398 RE:略記事例 投稿者:今回は匿名です 投稿日:2009/12/30(Wed) 00:48

APEC先生、勘介先生、ご指導、ありがとうございました。

       


No.21245 H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:しーばーど 投稿日:2009/12/24(Thu) 12:03 [返信]

一次試験合格の皆様おめでとうございます。
ところで、
H21年度の一次試験の合格率を見て、驚きました。
13.5%だそうです。
昨年度は50.5%です。

下記に、環境部門と合計のH21年度とH20年度の比較を書きます。

環境部門
  申込者 受験者 合格者 合格率
H21 1680  1382   186 13.5
H20 1838 1512 764 50.5

合計
  申込者 受験者 合格者 合格率
H21 29874 24027 9998 41.6
H20 29398 23651 8383 35.4

技術士会の統計データからの数字です。
問題があれば削除します。

私は二次試験は、上下水道−下水道で受けましたが、
一次試験は環境で受けました。
そのため、多少気になって数字を見たのですが、
驚きました。


       

No.21246 RE:H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:会社から弾き飛ばされた 投稿日:2009/12/24(Thu) 12:43

なぜ、そんなに低いんでしょう?
みな、こんなところで、足踏みしたくないと思っているはずです。

試験年度での合格率の差、
部門によって極端に差があること、
JABEEとの整合性、
なんか、バランスの悪さを感じます。


       

No.21247 RE:H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:会社から弾き飛ばされた 投稿日:2009/12/24(Thu) 14:46

某メルマガから引用します。
----------
大幅に合格率が低下したのは環境部門で、昨年度の50.5%から13.5%でした。専門科目の出題傾向が変更されたことが、原因のようです。
----------

こんなことってあるのでしょうか?
昨年度までの傾向と今回の試験内容を知らないので、コメントを差し控えますが、
ここまで落差が出ることに、違和感を感じます。

この板にふさわしい書き込みでしょうか?


       

No.21248 RE:H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/24(Thu) 16:49

全体では41.6%で順当な結果ですので、合格率の低下は環境部門に限ったお話のようですね。一瞬驚きました。
出題傾向を大きく変えたりすると確かに合格率は落ちるでしょうね。何らかの意図があったのでしょうが。


       

No.21249 RE:H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:しーばーど 投稿日:2009/12/24(Thu) 17:33

私も某メルマガを読みました。えらくあっさり書きとばしていますが...
少し検索してみましたが、以前よりかなり細かいところを問う問題になってるらしいです。
問題自体は見ていないのですが。


       

No.21255 RE:H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:はじめ 投稿日:2009/12/24(Thu) 23:50

一次試験合格された皆様、おめでとうございます。
 私は一次試験については2回受験しています。
平成16年環境部門で初受験して不合格。
平成17年度、お勉強して合格しました。
 不合格と翌年の合格によって知識の到達度が客観的に把握でき、以降1次試験の問題をアチーブメントテストとして解くようにしています。2次試験のような論文形式ですと明確な回答が得られず、自分の不得意な分野の「掘り起こし」には択一問題は本当に役に立ちます。
 今年の環境部門の1次試験の問題は拝見した記憶がなく、販売されている問題集でも買って解いてみようかと考えております。


       

No.21256 RE:H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:エンバロン 投稿日:2009/12/25(Fri) 00:15

私は問題をみましたが、低炭素系の最新知識を問われる問題もけっこうあり、実務だけをこなしていては難しい出題だったのかなと思います。

しかし、環境分野は先日のCOP15での喧々諤々ぶりに象徴されるように、日々制度がめまぐるしく変わりますので、常に新しい知識を吸収していく必要があるのでしょうね。

環境コンサルなどで実務を積んでいる方にとっては、環境分野の最新動向と実務が乖離しているということが結構あるのではないでしょうか。

加えて、昨今の環境ブームよろしく、エコ検定を受けたノリで一次を受験した方も相当数いたのではないでしょうか。


       

No.21292 RE:H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:金杯 投稿日:2009/12/26(Sat) 22:20

今年度の環境部門は低すぎです。
H15年度以降の部門別合格率を見てもダントツで最低でした。
この合格率を見て、環境部門を志す人が減らなければよいのですが。


       

No.21295 RE:H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:蒼い戦士 投稿日:2009/12/27(Sun) 09:25

H17年度の建設部門も相当低いですよ。

       

No.21298 RE:H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:過去の合格者 投稿日:2009/12/27(Sun) 10:42

環境部門1次合格者の皆様 おめでとうございます。
例年に比べ合格率が低く、それだけ難易度が高かったことなのでしょう。
しかし、以前から思っている事ですが、50%を越すような合格率では、ほとんど誰もが通る試験ですので1次を廃止してはいかがかと感じています。今年の環境部門ほど厳しくなくても良いですが、試験合格の権威を示すためにも、ある程度の難易度は必要だと思います。他部門ももう少し厳しく選別しても良いのかもしれません。ご意見は色々あると思いますが。


       

No.21308 ↑RE:H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:南の国から 投稿日:2009/12/27(Sun) 17:45

1次の廃止でなく,難易度を上げ,合格者を3割程度の絞るべきです.

安易に流れる傾向を断ち切って,品格をあげるべきです.


       

No.21311 RE:H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/27(Sun) 17:58

一次試験を廃止してしまうと、二次試験は、
 @従前の通り誰でも一定の経験を積めば受験できるようにする
 AJABEE認定修了者だけ受験できるようにする
のどちらかになりますね。

@はH12の技術士法改正の経緯(技術市場の国際開放の中で、ワシントンアコードに沿って高等教育を受けていることを技術士になる条件の一つとした)からそれてしまいますので、無理な選択肢だと思います。
AはアメリカのPEと同じになりますが、そうするとPEと同様、工学以外の履修者(理学や農学など)は永遠に技術士になるチャンスがなくなることになります。それでは不満がいっぱい出ないかなあと思います。

以上のように考えると、やはり一次試験は必要なのではないかなと思います。

修習技術者になるルートとしては、JABEE修了と一次試験があるわけですが、すでに前者のほうが人数的には主流になっています。
大学受験の条件が高校教育課程修了である中で、そうでない人にもチャンスを与えるために大検(今は違う名前なのかな)があるように、「JABEE修了者でない人にも技術士になるチャンスを与えるために一次試験がある」というのがこれからの一次試験の位置づけだと思います。
こういう状況で、修習技術者への主流ではない関門である一次試験のハードルを高くしても、あまり意味はないと思います。

合格率50%弱は、それが妥当なのかどうかは私にはわかりかねます。
ただ問題を見ていると、平成14年あたりの問題に比べると順当な内容ではないかなという感じを持っています。


       

No.21378 RE:H21一次試験環境部門の合格率 投稿者:金杯 投稿日:2009/12/29(Tue) 00:40

難易度についてですが、合格ラインが50%(半分正解でOK)というのは簡単すぎ、受験者の4〜5割が合格というのはハードルになってないなあと思っていました。
しかし、最終学歴別に見ると、短大やその他(高校が主?)が合格率2割くらいというのみると、JABEE大卒と比較してこの程度が妥当なのかな、という気もしてきました。

しかし、平均的な難易度をどの程度に設定するにせよ、年度による上下が大きすぎる、部門による難易度のばらつきが大きすぎるのは問題です。


       


No.21089 質問です。 投稿者:疑問です。 投稿日:2009/12/15(Tue) 12:39 [返信]

ある方から先日聞いたのですが、面接時に『技術士になったら何がしたいか?』と聞かれたら、これは『ほぼ合格かな』という質問なのでしょうか?

       

No.21094 RE:質問です。 投稿者:きまぐれ 投稿日:2009/12/15(Tue) 13:25

そんなことは無いと思います。
技術者としての向上心や、
独りよがりでなく、公益について考えているか
といった、技術者としての資質を見るのが
この質問の主旨だと思います。
よく聞かれる質問の一つです。


       

No.21098 RE:質問です。 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/12/15(Tue) 19:17

(色々な試問をなんとかクリアー)
試験官:技術士になったら何がしたいか?
ぼく :○○○などに取り組んでいきたいです。
試験官:ハイ分りました。がんばってください。
私はこの最後のやりとりで合格を確信しました。
特に最後の『がんばってください』と言う言葉というか、表情を含めた雰囲気で。

ですので、私は口頭の合否は、概ねその場で決まると思ってますし、主試験官に大きな決定権が委ねられてると思ってます。

まぁ、私の勝手な解釈的事例ですが。


       

No.21103 RE:質問です。 投稿者:リストラマン 投稿日:2009/12/15(Tue) 22:42

そのような決まり文句はないと思います。
しかし、試験官も人の子ですから、合格にしようと思った受験者には、それなりの言動が出てくると思います。
私の場合、試験官の質問に答えている時、うんうんと大きくうなずく時があるのを途中で気付きました。
たぶん、試験官が求めている答えを返しているからだと思い自信がわきました。


       

No.21126 RE:質問です。 投稿者:ゆうつ君 投稿日:2009/12/16(Wed) 20:59

 このレスにつなげて良いか分かりませんが、一つ質問です。
 この前、口頭試験を受験したのですが、巷に言い伝わる「【経歴+経験論文】を10分で説明せよ」などの要求はなく、「【経歴】を説明せよ」が来て、その後「【経験論文】を説明せよ」が来ました。つまり、各時間指定がなく、「自由に説明せよ」という要求です。
 この場合、@「試験官によって、試験の進め方が違う」のか、A「【経歴+経験論文】が事前審査などで芳しくなく、適当(言い方は悪いですが)に試験するか」という意味のどちらなのでしょうか?


       

No.21136 RE:質問です。 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/16(Wed) 23:11

@です。今年は特にいろいろな方法で試験されています。

       

No.21141 RE:質問です。 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/12/17(Thu) 02:51

16日に受験しましたが,ゆうつ--様と同じパターンで,時間指定がまったくありませんでした.

また,経歴を説明すると,「それは記述されていませんね」(省略した部分)と聞かれました.

また,経歴など事前に読み込んでいるようでした.

試験官は,いずれもOB風の方でした.

試験方法が,変わってきたのでしょうか.


       

No.21147 RE:質問です。 投稿者:リターン 投稿日:2009/12/17(Thu) 12:38

私は、面接の最後に上記のことを聞かれました。何か意味があるのでしょうか?

       

No.21148 RE:質問です。 投稿者:リターン 投稿日:2009/12/17(Thu) 12:43

先程の上記は、『技術士になったら何がしたいか?』という意味です。失礼しました。

       

No.21154 RE:質問です。 投稿者:リストラマン 投稿日:2009/12/17(Thu) 23:17

私の場合は最初に、時間指定はなく経歴を聞かれたので、「何分で、ですか?」と聞き返し、時間を確認しました。
そのあと、体験論文を聞かれましたが、その時は、時間の指定がありました。
「技術士になったら何がしたいか」とは聞かれなかったように思います。しゃべった記憶がないので。
しかし類似した質問、今の仕事で技術士はどう役立つかと聞かれました。就いている仕事で質問が違うのかもしれません・・・・?


       

No.21166 RE:質問です。 投稿者:モリアーティー 投稿日:2009/12/19(Sat) 06:35

昨年の口頭試験経験者ですが、ご質問と類似した感じ
のやりとりとして、試験終盤に、

試験管:「私は○○が大事だと思うんですよ。」

私:「そうですね、□□ということもありますから、
   ○○が大事になってくると思います。」

試験管:「技術士になられたら、その辺のところ、
     がんばってくださいね。」

このやりとりで、合格を確信しました。

結果、やはり合格でした。

参考までに。


       

No.21368 RE:質問です。 投稿者:さあー。。。 投稿日:2009/12/28(Mon) 15:19

 経歴書の業務期間について、説明時に業務期間を間違えて言ってしまいました。
 試験官は、「●●●●ですよね」と言われ、「そうです。間違えました」と言い直しました。
 これって、不合格・ダメですか?


       

No.21372 RE:質問です。 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/28(Mon) 16:47

その程度でしたらぜんぜん問題ありません。
経歴詐称や、間違っていた結果経歴が不足するなどでない限り大丈夫ですよ。


       

No.21374 RE:質問です。 投稿者:厳冬 投稿日:2009/12/28(Mon) 17:23

技術士受験を応援する掲示板ですが、

面接時に『技術士になったら何がしたいか?』と聞かれたら、これは『ほぼ合格かな』・・・>


申し訳ありませんが、このレベルの投稿はやめましょう。
失礼な言い方ですが、幼稚過ぎるというか何というか〜。


面接官が、ああ言われた。こう言われた。
・・・ほぼ合格かな〜〜。・・・いや不合格ですかね〜。
そして、その程度でしたら問題ありません。大丈夫でしょう〜〜>根拠がありますか?


安心感を得たいのはわかりますが、
皆さん、おかしいと思いませんか?

技術士を目指している人、既技術士がこの程度では・・・・。


       

No.21375 RE:質問です。 投稿者:おつ 投稿日:2009/12/28(Mon) 17:36

APECさんの回答からは、

業務期間を多少いい間違えたくらいで不合格になるような試験ではない→口頭試験の準備で余計な細かいことに頭を使わなくて良い、という意味が読み取れます。

なので、受験生へのアドバイスとして意味のあるやり取りだと思います。

根拠? 根拠がなくても何度か受けてれば当然のように分かると思います。


       

No.21376 RE:質問です。 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/28(Mon) 17:42

根拠は、私の知る限りその程度のことで(単に間違えただけで。例外は前レスのとおり)不合格になった例はないからです。

ちょっとミスったらダメとか、そういった重箱の隅をつつくような試験ではありません。もっと総体を見る試験です。技術士試験に限らず、総じて口頭試験ってそんなものですよ。

そういった個別の○×を気にするのではなく、総合的に力を見られるんだと思って、俯瞰的視野、総合的技術判断、社会経済の中での見識といったものを磨くようにされるといいと思います。


       


No.21062 撃沈! 投稿者:早く技術者になりた〜い 投稿日:2009/12/13(Sun) 17:37 [返信]

昨日、建設部門-施工計画で口頭試験をフォーラムエイトで受験してきました。
今回口頭試験は初めてで、いろいろと事前に情報を集めて試験対策したつもりでしたが、試験官が求めている答えは私の考えていたものとは、大きくかけ離れているような印象でした。試験の最後には、私の存在そのものを全否定されたような印象を受け帰宅途中は、かなりへこみましたが、今回の失敗を分析し、来年の受験に向けてがんばります。
家族を犠牲にするような受験勉強方法もちょっと考えなおして、謙虚な気持ちになって再出発します。


       

No.21063 RE:撃沈! 投稿者:あらあら 投稿日:2009/12/13(Sun) 17:56

私も本日受けてきました。
あまりよい出来栄えではなく(プレゼン練習不足)、
10分説明の時間配分にも失敗し、
途中で言葉にも詰まり、私も感触はNGです。

ただ、私は、人格(や存在)までも否定されたような
形ではなかったので、もし、
>私の存在そのものを全否定されたような印象を受け
が事実だとすると、

それにも関わらず、早期に
>かなりへこみましたが、今回の失敗を分析し、
>来年の受験に向けてがんばります。
と言える方は、本当に尊敬します。

ただ、過去にも、同じように
人格や存在否定レベルまで行ったけど、
合格された方 もいれば、

終始和やかな雰囲気で進んで、
『大丈夫』と思ったら、殆ど全項目が×評価で
不合格だった方もいるようなので、

精進することは必要としても、
あまり 自己否定に陥らないようにしましょう。

私も同じく あまり過度に期待しないで春を待ちます。


       

No.21064 RE:撃沈! 投稿者:Bちゃん 投稿日:2009/12/13(Sun) 18:30

こんにちは。
まず最初に口頭試験の結果は、その内容だけでは判断できないと思います。私自身、口頭試験では合格と不合格の両方を経験しましたので・・・。
ただ気になったのは、「家族を犠牲にするような受験勉強方法」という文書です。
正直、これは仕方ないと思います。
私は数年前に技術士試験に合格できましたが、そりゃー家内と子供たちに迷惑を掛けました。ちなみに、今でも頭があがりません。
そして、「この埋め合わせはするから」と言い続けています。
これが許されるのも家族だから・・・と思っています。甘いかも知れませんが。


       

No.21066 RE:撃沈! 投稿者:popo 投稿日:2009/12/13(Sun) 19:28

試験官が求める答えとは体験業務についてのものですか?大きくかけ離れるなんて考えられないです。しかも存在そのものを否定されるなんて、試験管の運が悪いのか準備が悪いのかどっちなんですかね?

       

No.21069 RE:撃沈! 投稿者:早く技術者になりた〜い 投稿日:2009/12/13(Sun) 22:15

試験官が外れだったということではないと思います。
挑発的な質問はある程度想定していたのですが、私の回答がきれいごとと受け取られたようです。
あと、私自身がこれまでの業務で自己の使命感と考えていたことが、独りよがりの傲慢だったのかもと反省している次第です。
これを機に再度自分自身を見つめ直し、謙虚な気持ちで技術力向上に努めていこう、来年こそはリベンジするぞという思いです。
これから受験される方は、最後の最後までがんばってください。こころより応援しています。


       

No.21071 RE:撃沈! 投稿者:BJ 投稿日:2009/12/14(Mon) 00:16

30代半ばの建設-鋼コンの技術士です。H19年度に合格しましたが、H18年度は口頭試験で×でした。

失敗した18年度の内容は、まさに試験官と噛み合っていなかったという点でした。

人に話をするときに、いくら高度なことを話していても、会話が噛み合わない独りよがりな話は不信感をいだくものだと思います。

試験官から見れば私はまさにうそ臭い感じに見えたと思います。

でも、こっちは相当の緊張とプレッシャーの中の必至の対応ですから、訳わからなくなっても当然。普通の人ならやっぱり、ちょっとビビってしまいますよ。

結果がでるまでは、「ひょっとしたら」とか、「いやいや・・・」とかいろいろ妄想が脳裏を駆け巡りました。

…不合格でした。が、今から思えばこの不合格は正解でした!

技術士として自分に何が足りないのか、技術士って何なのかを真剣に考える機会を得られたからです。

そして、その次の年は、日常の仕事で”技術士なら”という気持ちで挑めるようになり、結果、次の年には合格できました。

もし、18年に合格していたら、ただの天狗になっていたでしょう。


       

No.21078 RE:撃沈! 投稿者:本当に1年頑張りましたが。。。 投稿日:2009/12/14(Mon) 23:32

私は昨年度、面接で失敗し、今年もほぼ失敗です。
昨年以上に受け答えが出来ませんでした。

昨年度の筆記試験では勉強時間「ほぼ0分」でしたが、運で合格です。でも、面接で失敗。

今年は、そんな運が連続で来るはずないと、筆記対策で、3ヶ月間はほぼ毎日3〜4時間みっちり勉強した努力の結果合格。でも面接再失敗です。

昨年度、受かっていたら”なんや技術士ゆうて楽々やん”と天狗になっていたと思います。
でも、今年の面接再失敗を受けて、自分の対外折衝能力のなさを素直に認めることが出来ております。


    "技術士、遠し"です。


       

No.21084 RE:撃沈! 投稿者:電気2戦目 投稿日:2009/12/15(Tue) 01:46

去年の口頭試験は不合格でした。
今年は、12月13日に口頭試験を受けました。

・試験官は、大学関係者風の男性が2名。
・試験時間は45分で、終始おだやかな雰囲気。
・体験業務に関する技術的な質問が多かった。
・3義務、2責務、倫理関係の質問はなかった。

後で、振り返ると、質問の答えになっていない事が多か
ったように思う。特に、余計なことを多く言ってしまった。
質問は、簡潔に答えること! と決めていたが、
試験間の顔色を見て話しているので、つい余計なことを
言ってしまうものですネ。

とりあえず、試験が終わってから、電車の時間まで3時間
ほどあったので、ノートを一冊買って、喫茶店で、試験内
容を書き留めた。(汚い字で記憶だけを箇条書き)
30分程前にあったことすら整理して書けないぐらい、流
れをつかめていなかったことに、あらためて気付く。

合格の典型的なパターンである、時間前に終わることや、
3義務、2責務関連を聞かれなかったので、今年も厳しい
結果かも。3月までは、忘れることにします。


       

No.21100 RE:撃沈! 投稿者:まつ 投稿日:2009/12/15(Tue) 21:29

本日受けてきました。初受験です。
終始穏やかな感じで、問いかけにもほぼパーフェクトな受け答えが出来たと思いました。

合格を確信して退室しましたが・・・

先ほど、思い返すに、1点だけ、とんでもない回答をしたことに気づきました。新入社員時代の業務について、記憶が定かでない状態でいい加減な答えをしてしまい、「こいつ何も分かっとらんな」と思われても仕方ない回答をしてしまいました。

決して分かっていないわけではなく、その分野はむしろ得意分野だったのですが、後の祭り。

この1点だけで、多分撃沈です。


       

No.21108 RE:撃沈! 投稿者:還暦 投稿日:2009/12/16(Wed) 10:57

試験関係者の方に聞いたことがあります。


1.筆記試験の結果
2.業務経歴内容・経験年数
3.年齢
4.勤務先・現在の業務内容

この4つの観点より、口頭試験前に大方の合否は決まっているそうです。

皆さん、あきらめるのは早いです。


       

No.21109 RE:撃沈! 投稿者:とろろむぎ 投稿日:2009/12/16(Wed) 11:13

還暦さん
貴重な情報ありがとうございます。
口頭試問といっても所詮 45分間の受け答えです。
その日の体調、緊張具合で出来不出来あるので、
還暦さんの説明の内容の場合、公正な判断がされる
と思います。
いろいろ、心配をしてしまいますが、気持ちを前向き
に出来る情報ありがとうございます。


       

No.21114 RE:撃沈! 投稿者:胡椒 投稿日:2009/12/16(Wed) 13:57

>この4つの観点より、口頭試験前に大方の合否は決まっているそうです。
上記はないと思いますよ。特に、4があれが言語道断だと思います。また、1も口頭試験には
原則関係ないはずです。確かに、年長者のほうが受かりやすので、2はあると思います。
ただ、3はないのではないでしょうか?というか、2の経験年数と3は同意語です。

また、一般的に年長者が受かりやすいのは、経験年数が豊富で打合せにも慣れており、質問
に対する回答がうまい。また、色々経験しており、技術士の経歴としてもふさわしい場合が
多い。さらに、若い人は管理技術者でない経験論文を書く場合もあるが、あきらかに不利。
確かに、管理技術者=技術士ではないですが、管理技術者の業務のほうが有利ではあります。


       

No.21115 RE:撃沈! 投稿者:どんぐり 投稿日:2009/12/16(Wed) 14:45

二十代はやはり不利なのでしょうか。
口頭試験もやっと終えましたが、なんだか気が気で無くなります。


       

No.21117 RE:撃沈! 投稿者:初雪 投稿日:2009/12/16(Wed) 14:59

私も還暦様の言われるように口頭前に、だいたい決まっていると思います。

ただ、その判定基準がどうなのかは判りませんが〜。

運悪く2割前後の人が必ず落ちるわけです。

特に受験者の多い建設部門は、事前に大枠を決めておかないと判定が難しいのでは?


       

No.21119 RE:撃沈! 投稿者:奇術士 投稿日:2009/12/16(Wed) 16:42

あらあらさんの「終始和やかな雰囲気で進んで、
『大丈夫』と思ったら、殆ど全項目が×評価で
不合格だった方もいるようなので」
→まさに私はこれなのか?
 でもある質問に対する回答した際、「是非がんばっ てください。期待しています」と言われたのです  が、これでもダメ?!


       

No.21138 RE:撃沈! 投稿者:本当に1年頑張りましたが。。。 投稿日:2009/12/16(Wed) 23:20

口答試験を1度失敗し、今年もたぶん失敗した者です。

"まつ"さんが言っているように、分かっているのに違う回答をしてしまうのが口答試験の恐ろしさです。
私は、面接後に受け答えをメモする際には、スラスラとこう言えばよかったと思いつくのですが、口答試験中は頭に思いつきません。

したがって、冷静時には頭で分かっているけど、緊張した口頭試験時には対応できないことが分かりました。こういう私は、今後、OJTで対話力を磨いていきたいと思っています。

これから面接を受けられる方は、後輩でも誰でもいいので、模擬面接は体験した方がよいと思います。
訓練すればするほど、冷静に対応できると思います。


       

No.21144 RE:撃沈! 投稿者:ターボ 投稿日:2009/12/17(Thu) 09:24

12/16に受けました。機械部門、初口頭試験です。
私も撃沈です。5項目のうち1つが全くダメです。終了間際に再度質問してくださりましたが、答えられませんでした。試験官の方は合格させようという気持ちでいっぱいでした。セオリー通り準備できていれば合格でした。
敗因は、筆記試験をもっと復習していれば良かったと後悔します。逆に言うと運よく筆記に受かっていたらしいです。
また試験官の世代についても想定しておくべきでした。同じ分野でも幅が広いので、試験官の得意部門に合わせて古い項目についても把握しておくべきでした。設問は時事的な技術が主であると勝手に想定していましたし、それが得意分野でもありました。
このホームページにある助言についてしっかり準備すれば受かるという感触を得ました。準備さえすればそう遠くない資格であることを確信した口頭試験でした。来年もがんばります。


       

No.21145 RE:撃沈! 投稿者:還暦 投稿日:2009/12/17(Thu) 09:31

皆様、すみません。

以前、お聞きしたことをストレ-トに書き込みました。
私自身、この1〜4については疑義を感じる部分があります。

一方、コンスタントに約2割の人をどのように振り分けているのか?絶対評価なのか、それとも相対評価なのか?疑問に感じることもあります。


これから口頭を受験される皆様、平常心で頑張ってください。

ご指摘、有難うございました。


       

No.21146 RE:撃沈! 投稿者:あらあら 投稿日:2009/12/17(Thu) 12:06

> 1.筆記試験の結果
> 2.業務経歴内容・経験年数
> 3.年齢
> 4.勤務先・現在の業務内容
> この4つの観点より、口頭試験前に大方の合否は決まっているそうです。

還暦さんのこの情報が、仮に正確なもの(正しいもの)とします。
ただ、この情報が『いつ(When)』の時点の情報であるかですよね?

ここ3年くらい、試験方式が変更されているので、
それ以前の情報であれば、正確であっても
『昔はそうだった』の域を出ず、
現在の情報としては疑問符扱いになるかと思います。


       

No.21156 RE:撃沈! 投稿者:金杯 投稿日:2009/12/18(Fri) 00:26

まあ、傾向としては
「1.筆記試験の結果」がよくできていて、
「2.業務経歴内容・経験年数」が当該部門・選択科目・専門とする事項として申し分なく、
「3.年齢」は経験年数にほぼ比例し、
「4.勤務先・現在の業務内容」が体験論文や業務経歴の内容と合致していれば、
その人の合格の可能性は高い傾向にあるでしょう。
 また、上記の正反対の人については、合格の可能性は低い傾向にあるでしょう。
 もちろん、個別にはきちんと評価するにしても。

 上記のうち、いまどき年齢は関係ないような気がしますね。
 ある年齢以上だと「今まで何やってきたの? 試験に落ち続けてきたの? 定年間際に取得して今さら何の役に立つの?」という感じで不利になることもありうるのでしょうか。


       

No.21160 RE:撃沈! 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/12/18(Fri) 09:12

まず、口答試験は筆記試験結果と関係ないが、試験官に解答が手渡されているとすると、印象的な指標になる可能性はないと言い切れない。しかし、言い切れないと言うだけで、原則関係ない。
業務経験年数は受検資格を満たしていれば、原則、みな平等。印象的な指標になるかもしれないが。
年齢・勤務先は、一切関係ない。

口答試験はどれだけ筆記が高得点でも、『なんじゃこいつは』と思われるような極端に変な人(技術力不足含む)を排除するのが第一の目的だと思われる。

分けの分らない情報に左右されること無く、自分を信じてがんばってください。


       

No.21161 RE:撃沈! 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/18(Fri) 09:41

>1.筆記試験の結果

ほとんどの場合、口頭試験試験官は筆記試験採点者でもあるので、「1.筆記試験の結果」で口頭試験の結果が決まるというのは矛盾しています。
ただ、論述答案というのは、知識だけでなく着眼点、課題整理や問題点抽出、解決策の現実的で多方面からの検証など、回答者の技術力の多くが読み取れます。まさに「文は人を表す」です。豊富な知識と経験、そして簡潔明瞭な論理展開ができる人は、実際に会って話してもしっかりした技術者であることが多く、反対もまた然りです。
よって、筆記試験答案を採点する中で「この人はしっかりした技術者だ」「この人はどうも心もとない」「この人はこんな点が技術者として懸念される」といった感想を試験官が持ち、それを頭に入れて口頭試験に臨むことはあるのでしょうから、そういう意味では口頭試験が「完全にゼロからの積み上げ」とは言えない面もあるでしょうね。

>2.業務経歴内容・経験年数
>3.年齢

経歴内容が、たとえば1行しか書いてなくて「10年来ずっと同じ事を繰り返している」(成長していない)と試験官が感じると不利にはなりますが、それで「ほぼ決まる」などというものではありません。説明内容次第です。
経験年数は、今はむしろ長すぎるほうが不利だという印象があります。「あなたは経験年数が短い」という指摘は近年ほとんど出ていないようです。昨年も20代での受験者を何人も知っていますが、若いことが不利になったという例はありません。(なお、今は「若い」といえるのは31〜32歳くらいまでではないかと思います)
いっぽうで、経験年数が長い人に対して「あなたはなぜ今まで技術士を取らなかったのか」という、人によっては「今まで何をしていたのか」とか「あなたの年齢で取得して役に立つのか」というニュアンスで質問されたという例があります。
「実際に現場で最前線に立つ技術者が技術士資格を持つべきだ」という考えがあるようですので、これが関係しているのでしょう。

>4.勤務先・現在の業務内容

たとえば公務員、あるいは民間でも営業職、経営者については「あなたには技術士資格はいらないのでは?」というイジワル質問がされることはあります。
しかしそれが「口頭試験結果がほぼ決まっている」ことにはなりません。

以上のように、口頭試験における試験官のスタンスには関係するでしょうが、それで「最初から決まっている」ということにはならないと考えます。

しっかりした知識、経験、論理的思考力、見識、コミュニケーション能力、倫理観を持っているかどうか、これで合否が決まるという単純な話だと思います。


       

No.21162 RE:撃沈! 投稿者:hanako 投稿日:2009/12/18(Fri) 16:00

今年初受験だったのですが、皆様のご意見を拝見していると、どんどん自信がなくなってきました。

それなりにがんばって回答したつもりですが、よくよく考えると、ぜんぜん不充分なのかと思えたり・・・

なにより、試験中ずーっと試験官に笑みはなく、時折うなずいてはいましたが、気のない感じ、
硬い表情のままで、淡々と進めている感じで、所詮ダメだけど、仕方ないから進めている。とも思えて・・・

皆さん、試験官の様子はどの様な感じだったのでしょうか?

「人事を尽くして天命を待つ」ですが、やはり気が重いですね・・・


       

No.21176 RE:撃沈! 投稿者:人の道 投稿日:2009/12/20(Sun) 09:19

過去の口頭試験では2勝1敗
撃沈と思った時は間違いなく撃沈でした。
以上 経験より。


       

No.21189 RE:撃沈! 投稿者:会社から弾き飛ばされた 投稿日:2009/12/21(Mon) 12:17

20日、一番でした。

試験官さんたちは、合格させようと助け舟を出してくれていましたが、
そのうちいくつか、落としてしまいました。

コレも実力のうちです。
自分の実力は出し切れたので、
後は運任せです。


       

No.21196 RE:撃沈! 投稿者:comema 投稿日:2009/12/21(Mon) 19:07

いつも、拝見してきたものです。
私も今日受験し、撃沈でした。

受験会場は技術士会のビルでした。
新橋駅から約25分くらいです。
近くに、マクドナルドやカフェが朝早くからやっていて、そこで、勉強していきました。

技術士にふさわしい業務とは、ということが最大の課題となりました。

まったく、回答できないのと、自分でも、正直自問自答しながらの受け答えでした。

今でも、このことについて考えています。

体験論文テーマを考えて、来年又頑張ります。!?


       

No.21200 RE:撃沈! 投稿者:初陣 投稿日:2009/12/22(Tue) 01:01

comemaさん、『技術士にふさわしい業務』はテーマ選びではなく、選んだテーマの掘り下げいかんだと思います。
私はAPECさんの模擬面接を受け、まさに『技術士にふさわしい点は何ですか』と質問され、答えられませんでした。しかしそのあとAPECさんが一緒に考えてくれ、霧が晴れるようにはっきりと理解できました。問題点の抽出と掘り下げが大切といつもAPECさんが言っておられるわけがわかりました。
おかげで体験論文は自信をもって説明できましたよ。


       

No.21208 RE:撃沈! 投稿者:KASSY 投稿日:2009/12/22(Tue) 12:25

ゴールは、おわりじゃなくてまた、次への始まりってことで。

       

No.21211 RE:撃沈! 投稿者:comema 投稿日:2009/12/22(Tue) 21:05

初陣さんありがとうございます。
問題点と掘り下げですね。
もう一度その視点で、見つめなおしたいと思います


       

No.21212 RE:撃沈! 投稿者:金杯 投稿日:2009/12/22(Tue) 22:35

初陣さんのおっしゃるように掘り下げは重要。
その掘り下げがしっかりできて、何が技術士にふさわしいかが見えてきたと思ったところで、あらためて“棚卸し”をしてみるのもよし。
そのうえで、テーマを変えた方がよいと判断すれば、テーマを変えるのもありですね。

なお、テーマが、受験部門・選択科目の中ではきわどいかな、と思う場合は、誰かその部門・選択科目の既技術士などにアドバイスをもらいましょう。


       

No.21294 RE:撃沈! 投稿者:資格コレクター、て呼ぶなよ 投稿日:2009/12/27(Sun) 01:07

10年弱年ぶりに口答試験を受験することができたが、以前と比べて総じて受験者の年齢が若い。(女性技術者も10人弱控え室で見た)知り合いの受験生(30前と30後半)に質問の概要を教えてもらったが、時間いっぱいまで経験論文に関する質疑応答であったそうだ。技術士の責務や義務を問われなかったことについて相当落ち込んでいた。落とすつもりで時間いっぱいまで経験論文について質問をしたのか?と勘ぐってしまう。いろんな書き込みから想像して、5項目?について質疑応答をしてもらえた自分が不合格になるかもしれない。本当に試験結果がわからない(退席時の試験官の笑顔が何を意味していた??)が、3月まで夢を見させてもらおうと思う。

       


No.21282 アクセル君 投稿者:アクセル君 投稿日:2009/12/26(Sat) 16:10 [返信]

みなさんの投稿を拝見すると、
失敗したとか、致命的なミスとか色々書かれています。
実際のところ、何が要因で口頭試験に落ちるのですかね?

合格率的には80%程度なため、大半の人が受かるテストだと思うのですが、
そんな中で20%程度の人が落ちている現実がある訳です。

『合格者と不合格者の決定的な差』がどんな要因なのかご教示頂きたく。

私自身は試験官と喧嘩することもなく、
それなりのコミュニケーションを取れたと思っていますが、
皆さんの投稿によると、それでも落ちる場合があると。
(もちろん誤って答えてしまった質問や、答えられなかった質問もありました。)

ほんとに掴みどころがないなー。。。


       

No.21284 RE:アクセル君 投稿者:マラケシュ 投稿日:2009/12/26(Sat) 17:27

私も口頭試験受験者として同じような疑問を持っています。
しかし、この試験は人間が評価するものである以上、決められた評価項目の他に試験官の意志(わかりやすくいえば好き嫌い)が介在する可能性は排除できないと思います。また、仮に決定的なミスを犯したとしても、相対評価で浮上する可能性もあるかもしれません。言うなれば、受験生は“まな板の鯉”です。このため、「合格者と不合格者の決定的な差」をあげてもさらに悩みが深まるだけと推察します。


       

No.21285 RE:アクセル君 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/26(Sat) 17:36

「これで全部決まる」というものはありませんが、「これはやっちゃまずいよ」というようなものはいくつかあるので、セミナーではそれを説明しています。

一方、技術力やコミュニケーション力、さらには話し方等々人それぞれですので、上記一般論を個々にあてはめることはできません。
つまり、「やるべからず」的に事前にアドバイスしたり当日気をつけることはできるでしょうが、終わってから一般論を当てはめて合否を占うのはかなり困難です。

不合格になった人の再現記録を読むと、だいたい7割程度は「このへんが原因だと思う」というものがわかりますが、それも「不合格原因を探す」という大前提があるからで、つまりは「口頭試験の中で一番評価が低かったところはどこか」を探すことはある程度できますが、それをもってして合否を占うのもかなりむずかしいと思います。

つまり、「一般的傾向としての「べからず」などはありますが、それを当てはめてあなたの合否を予想することはできませんよ」ということです。
それに、仮に再現記録を見せてもらって、「あなたは合格しますよ」と言ったところで、それで合格が保証されるわけでもなんでもないですから、やはり不安は続くと思いますよ。


       


No.21277 来年度公共事業費について 投稿者:マラケシュ 投稿日:2009/12/26(Sat) 14:07 [返信]

昨日、2010年度の公共事業予算が発表されました。18%減という、クリスマスプレゼントとしてはドラスティックすぎる数字です。しかし、予算削減=仕事の減少という構図でとらえるだけではなく、技術士(受験生)として将来に対する抱負が求められるのではないでしょうか?APECエンジニアとして海外で活躍する、異業種との交流による需要創出など、皆様の前向きなご意見を伺えると幸いです。

       

No.21283 RE:来年度公共事業費について 投稿者:南の国から 投稿日:2009/12/26(Sat) 17:00

来年の口答に出そうな話題ですね.
しかし,これは個人のとらえ方の問題で,正解はないと思います.
私は,異業種,海外,いずれも指向します.


       


No.21215 このケースは不合格でしょうか? 投稿者:溜息 投稿日:2009/12/23(Wed) 01:44 [返信]

12/20受験しました。

試験内容は、ほぼ体験論文の質疑応答でした。

序盤は、順調に答える事ができたのですが、中盤に入り試験官の方が交代してから、論文の核となる基本的事項の質問がありました。

私は、完全に思い違いをしており、間違った答えを断言してしまいました。試験官の方からは、「そうですか?」と何回か聞かれましたが、私は自分が正しいと思い「間違いありません。」と答えました。
試験官の方は、内容の間違いを正さず、そのまま流してしまいました。隣の試験官の方も首をかしげていました。

このやり取りがとても気になったので、後で自分で調べたところ、完全に自分が間違っていたことに気付きました。

冷静に考えると、そのような基本的事項を間違えるようでしたら、体験論文の業務をやっていないと疑われても仕方ないと思い、また、基本的事項も知らないようでは技術士になる資格は無いと思われても仕方ないと思いました。

専門的知識については、経験論文の質疑応答の後に聞かれ、答える事はできましたが・・・

今まで1年間一生懸命やってきて、あの1問で不合格となると思うと、泣くに泣けません。

経験論文の質疑は25問聞かれ、1問を除いては、なんとか答えれました。ただ、その1問が、論文で非常に重要な事項で、それを間違える事は致命傷になると思いました。

やはり、その場合は、不合格となるのでしょうか?
どなたか御教授いただけないでしょうか?


       

No.21230 RE:このケースは不合格でしょうか? 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/12/23(Wed) 17:31

>論文の核となる基本的事項の質問
ということであれば試験官の心証はあまり良くないということになり、不合格にする理由にはなると思います。
但し、それで確実に不合格かというとそれも断言できないので復習が終わったらあとは発表を待ってみてはいかがでしょうか。その年の合格率により最後のところはわからないと思います。
もちろん今から勉強を開始されても良いですし、合格している場合でも損にはならないでしょう。


       

No.21233 RE:このケースは不合格でしょうか? 投稿者:まおまお 投稿日:2009/12/23(Wed) 18:36

私も同様に肝である部分の受け答えが上手に出来ませんでした。結構ウエイトが大きい部分と考えられ、帰りの新幹線の中では非常に落ち込んでいました。
このような方は他にも多数いると思います。落ち込まずに前向きにお互い研鑽に努めましょう。かすかな希望をむねにテンションあげましょう。


       

No.21250 RE:このケースは不合格でしょうか? 投稿者:おなじです 投稿日:2009/12/24(Thu) 17:40

私も同様なミスをしました。体験論文の核となる部分について、誤った受け答えをしてしまいました。
帰りの電車で落ち込み、受験したその日は、ため息の一日でした。
しかし、今は次のように考えています。
@結局、自分は、その事項に対して「ゆとり」を持って理解していなかった。ようは、勉強不足。
A仮に不合格でも合格でも、次回の口答試験に向けて、いい経験ができた。勉強になった。

いいアドバイスではないですが、後悔しても前進はしないので、「いい経験」と私は思うようにしてます。

あぁー、でも、なんであーいうミスがでてしまうのですかね?
合格、不合格は別として、「技術士としてふさわしい」と評価されていることを願うばかりです。


       

No.21251 RE:このケースは不合格でしょうか? 投稿者:Ken 投稿日:2009/12/24(Thu) 18:15

>試験官の方は、内容の間違いを正さず、そのまま流してしまいました。隣の試験官の方も首をかしげていました。

この後の審査官の試問は、どのように展開されましたか?

詳述した体験論文で、技術士に相応しい経歴内容と応用能力が確認できない場合は、略述した業務や経歴に記載した業務で確認することがあるようです。


       

No.21252 RE:このケースは不合格でしょうか? 投稿者:溜息 投稿日:2009/12/24(Thu) 22:57

多数ご意見ありがとございました。

試験官の方ですが、私の間違った答えを流された後は、また別の質問をされました。
どちらかというと淡々と質問されている印象でした。

気になるのは、やはり評価方法です。

評価方法は、加点方式ということを聞いていますが、本当にそうなのでしょうか?

減点方式なら私の答えは大減点のため間違いなくアウトだと思います。

加点方式なら1つの質問についての誤りですから、別の質問でカバーすれば良いということになります。

試験官の方も?と思っても、別の質問で確かめれば良いということにならないでしょうか。

希望的観測ですが、とても疑問に思いました。


       

No.21257 RE:このケースは不合格でしょうか? 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/12/25(Fri) 04:00

加点方式は間違いないと思います。ですから答えられなかったら他の質問で試してみて答えられたら加点するという事になり、加点できずに時間切れになったらその項目は合格に値しない事になります。
但し単純に機械的に加点するのではなくそこに試験官の考えや心証というものが、人間の判断ですから少なからず入ってきます。ですからあまりそこのところは深く考えてもわからないでしょう。
3月の結果を待ってみてはいかがでしょうか。前向きに考えて勉強するのも良いですし、ゆっくりお休みになるのも良いと思います。(人それぞれですね。)


       

No.21258 RE:このケースは不合格でしょうか? 投稿者:イマジン 投稿日:2009/12/25(Fri) 07:49

>加点方式なら1つの質問についての誤りですから、別の質問でカバーすれば良いということになります。

加点方式というのは、そういう意味ではないと思います。
私は、わからないときは「わかりません。今日帰ったらすぐに復習しておきます」と答えるのがよい。してはならないことは、間違ったことを答えるのと、「ん〜、え〜」などと言いながら時間を浪費することで、間違ったことを答えたら即アウトと思ってよい。
と、これまで受験指導の際にはアドバイスをしてきました。
加点方式というのは、わからない試問があってもその次の試問で挽回すればよいということで、誤答を帳消しにできるということではないと思います。

溜息さんにとっては辛い内容ですが、これから口頭試験を受ける方のために、あえて厳しく書かせていただきました。


       

No.21260 RE:このケースは不合格でしょうか? 投稿者:omoch  投稿日:2009/12/25(Fri) 22:04

溜息さん、本日はクリスマスですが、忘年会でちょっと酔っ払いモードですが書き込みさせてもらいます。

1問の失敗は取り返しがつかないか?
ケースバイケースで、正確には受験部門に応じた技術士の方にみていただくのがよろしいかと思いますが、
イマジンさんの書きこみにありますとおり、核心の質問に、助け舟を出したにもかかわらずNGであれば
その項目がNGになります。
合格基準は公表されていますが
 ○経歴及び応用能力
 ○ 体系的専門知識
 ○ 技術に対する見識
 ○ 技術者倫理
 ○ 技術士制度の認識その他
がそれぞれ(すべて)60%以上です。
すなわちそのうちのひとつでも60%を下回るとNGです。
質問のカテゴリーがどこか判断できませんが、
そのカテゴリー内でリカバリーできれば(加点方式で)OKですが
それでなければNGです。

自信をもって間違った答えを言いきったことは、まあどうかと思いますが、
後から調べなおした姿勢については尊敬に値すると感じます。
・・私なら自信を持った答えは調べなおしません。-o-;

合格してもできなくても、その姿勢を大事にこれからも技術者として励んでください。

追)口頭試験問答再現を送付いただければ精神安定剤変わりになりますが(当方機械部門です)


       

No.21261 RE:このケースは不合格でしょうか? 投稿者:柔 投稿日:2009/12/25(Fri) 23:43

「このケースは不合格でしょうか?」

いろいろ心配される気持は判りますが、合否は試験官が決めます。

ここで議論するのは単なる気休めです。


男らしく、どっしり構えて待ちましょう。


以上


       


No.21242 一次試験合格発表ありました 投稿者:まちづくり 投稿日:2009/12/24(Thu) 08:50 [返信]

官報に載っていましたので紹介します。http://kanpou.npb.go.jp/20091224/20091224g00272/20091224g002720005f.html
閲覧の仕方に注意が必要です。(上段の次ページを使って下さい。)


       

No.21243 RE:一次試験合格発表ありました 投稿者:政令市職員 投稿日:2009/12/24(Thu) 09:43

無事合格できました。

どうもです


       

No.21254 RE:一次試験合格発表ありました 投稿者:MTG 投稿日:2009/12/24(Thu) 23:49

私も無事合格できました。
これでスタートラインに着くことができました。


       

No.21259 RE:一次試験合格発表ありました 投稿者:機械人 投稿日:2009/12/25(Fri) 08:51

共通科目の自己採点でダメだと思っていましたが、なんとか合格しました。
このサイトには、かなりお世話になりました。ありがとうございます。次に向けてこれからもよろしくお願いします。


       


No.21185 修習技術者研修会 投稿者:しーばーど 投稿日:2009/12/21(Mon) 07:26 [返信]

12/19にあった技術士会の修習技術者研修会ならびに懇親会に出席しました。
SUKIYAKI塾の講師や受講生の方も多数参加しておられました。取り立てた特徴のない(と思いこんでる)私の顔を覚えている方もおられました。
セミナーによる学習もさることながら、質疑応答や懇親会が非常に興味深い機会となりました。
普段全く技術士の方々に接する機会がないので、
「技術士に相応しい」がわからないと開き直って
いました。
しかし、このような行事に参加すれば、技術士の方々と世間話レベルの会話から技術問題に関する会話までできます。試験前に知っておいた方が良かったとは思いました。
今回の試験は終わりましたが、技術者学習の終点はないので、今後も積極的に参加したいと考えております。
ところで、技術士の方(当たり前ですが技術士試験にすでに合格している方)に筆記試験のコツについて(しらふで)語ってしまう(笑)軽率な私はいったい何を言いたかったのだろうかと考えてしまいます。


       

No.21187 RE:修習技術者研修会 投稿者:筆記試験が難しい  投稿日:2009/12/21(Mon) 09:36

しーばーど様 筆記試験のコツとは何でしょうか。
筆記試験が受からないものにとっては、気になります。
差し支えなければ、教えて下さい。


       

No.21188 RE:修習技術者研修会 投稿者:しーばーど 投稿日:2009/12/21(Mon) 10:29

筆記試験をたまたま受かっただけの受験者の戯言ですので、あまり期待しないでください。
来年の3/5過ぎれば、タダの口頭失敗野郎に成り下がる可能性も高いので...
基本的にこちらのHPに書いてあることや通信教育や受験本の受け売りです。
@正しい文書作法で書く。
試験官が読んでくれる答案=文書作法が正しい文書
と言う考え方です。通信教育でお金を払って習いました。
特に、1文を短くすること(絶対3行以下)に注意したつもりです。
A無理な個性をアピールしない。
私の場合、無理に個性的な内容にしようとすると、文書の論理が崩れます。
私は、受験部門(下水道)からすると、業務内容(廃水処理)がアウトサイダーです。
自分の基準で書いたら、下水道のスタンダードからははずれると思いこみました。
そうすれば、自然と個性的になると思いこんでいました。
B運を上げる(笑)
受験に運を集中するために、ハズレ馬券を買うようにしています(笑)。素敵な女性と知り合う機会も作りません(笑)。
勉強量が全く足りていなくても、通信教育のスクーリングでは平気に、一番前で受けます(受かりやすいと講師の方が言ったのを真に受けて)。
ただ、自分は、勉強環境にものすごく恵まれている、と思います。これを、社会に還元できるようになりたいです。
C試験を受ける
勉強量が不足していようが、平気で試験を受けた。
これが、最大の要因だと思っています。

以上、全く阿呆な内容ですが、参考になれば幸いです。


       

No.21190 RE:修習技術者研修会 投稿者:嵯峨野 投稿日:2009/12/21(Mon) 13:14

そんなに難しく考えないで良いと思います。

技術士とは?
『高等の専門的応用能力』って書いてありますから,「私にはこれが有ります!」と表明すれば良いのです。
『高等の専門的応用能力』=「課題」に対して「どう考えたか」「どんな対応をしたか」のプロセス(手順)を踏める事,答案的にはこのプロセスを踏んで書いてある事です。
具体的に言えば
課題を構成している問題点を挙げること
それに対して具体的に対応策を出すこと @説得力(現実的なこと) A経験的である B一般論を基準にしていること  (白書や指針がベースになっている) C創意工夫があると最高!等

もっと詳しく知りたい方や興味のある方は、下記をご覧下さい。

http://sikaku.blog16.jp/


       

No.21192 RE:修習技術者研修会 投稿者:筆記試験が難しい  投稿日:2009/12/21(Mon) 15:06

しーばーど様、嵯峨野様 ご指導有り難うございます。
まだ、筆記試験は2回しか受験していないので、要領がつかめていないのかも知れません。
しーばーど様の@ACは実行していますが、Bは行っていませんでした。(これが大きな原因ですか)
平成22年は実行してみます。
皆様のように口頭試験を受けたいです。


       

No.21194 RE:修習技術者研修会 投稿者:しーばーど 投稿日:2009/12/21(Mon) 17:45

全く役に立たないコツを、偉そうに書いてしまってすみませんでした。
私の感覚だと、この試験に自己流(セミナー、参考書なし)で臨んでいる人が意外と多かったのです。
そのため、@が抜けてる人がいたのです。
Bについては、私が言うのも何ですが、「普通に、正しく、生活する」ぐらいです。私ができているかというと.....ですが。
「運を高める」と言うより「運を減らさない、余計な運を使わない」と言う方が適切かもしれません。
とにかく、お役に立てずにすみません。
私は、運の作用が強くて、今年は筆記に通ってしまっただけです。このままでは、来年通るわけがないので、少しずつ勉強をしてるふりをしているだけです。


       

No.21213 RE:修習技術者研修会 投稿者:金杯 投稿日:2009/12/22(Tue) 22:51

しーばーどさん、ごめんなさい。私、筆記試験はほとんど自己流です。
私の場合は、筆記試験では以下の2点に気を付けて記述しています。
 @論文の形を作る
 A減点要素を徹底的になくす
そして、これらを達成するコツとしては、無理をしない(実力以上を狙わない。60点以上で良し、満点は不要)ことです。


       

No.21216 RE:修習技術者研修会 投稿者:しーばーど 投稿日:2009/12/23(Wed) 03:17

反論というわけではありませんが、私のような論文を書き慣れていない人間の自己流は、危険だと思います。
論文慣れしている方や実際にスムーズに筆記に通った方は、 作法が身についているのだと思います。
発表待ちの私には、技術士の方に言えるようなコツはあるはずはないのに、調子に乗ったというだけの話です(笑)。


       

No.21218 RE:修習技術者研修会 投稿者:筆記試験が難しい 投稿日:2009/12/23(Wed) 09:31

金杯様の考え方がわかり、筆記試験が受からないものにとっては、大変参考になります。
@番の論文の形を作るは、参考論文をみていると理解できますが、問題はA番の減点要素を徹底的になくすではないでしょうか。
APEC氏が、このサイトや講習会でも話しておられましたが
既技術士や試験経験の豊富な方は、ポイントを掴みやすいのでしょうが、初心者には難しいコツだと思います。
また、60点以上を目指すことは必須事項だと認識しておりますが、論文試験で相対評価(いろいろな意見があると思いますが)では、60点では難しいのではないかと感じています。
筆記試験合格に対する考え方を、合格された皆様の意見が聞けるとうれしいです。


       

No.21219 RE:修習技術者研修会 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/12/23(Wed) 09:55

論文はやはり、一般・専門問わず、皆さんがおっしゃっているとおりに、
@専門知識
A課題の設定
B問題点抽出
C対応策

@の知識がなくては話にもなりません。そして、A〜Cの順で、しっかりと掘り下げて根拠を説明していくことが重要だと思います。
合格例などをみていると、文章力よりは、やはり上記のことから合格の判定を行っていると思います。
文章力は、よっぽど酷いものは別として、ある程度文章が書ければいいのではないでしょうか?

そして、独学ではなく、必ず現在の試験内容を理解した技術士の方に観てもらうことです。
何でもそうですが、独り歩きというのは怖いものです。
独り歩きで正しい方向に向かってくれれば良いのでしょうが、そんなのはまれです。
ですから、必ず添削を受け、正しい方向へと導いてもらいましょう。

以上は、私の経験から実感として得たものです。
参考になれば幸いです。


       

No.21223 RE:修習技術者研修会 投稿者:金杯 投稿日:2009/12/23(Wed) 11:57

私が書き込んだ内容は、どちらかというと、試験会場でどういうふうに記述するか、というものです。

筆記試験が難しいさんには誤解を与えたようですが、常に60点以上を目指すわけではありません。
自分の得意分野が出題された、ヤマがあたった、ということであれば、誰が見ても80点を取れる論文を作ります。
問題と自分の実力みて、○○点くらいいけそうだと思ったら、きっちりその点数を稼げる論文を作るということです。
そして、思いっきり不得意分野が出た、過去問と傾向が変わった、という場合でも、見ようによっては60点の評価をもらえる論文を作ります。
そのときに、50点しかとれそうにないと感じつつ、どんな試験官が見ても確実に80点とれる論文を書かなくてはと考えてしまっては、結果として60点にも届かなくなるでしょう。
それが、無理をしないということです。

実力どおりに評価してもらうには、くだらない減点要素は徹底的になくすことです。誤字だけでなく、うろ覚えの数値は記述しない、などです。

試験本番までには、上記のような論文作成の訓練や、知識の習得に励みます。


       

No.21226 RE:修習技術者研修会 投稿者:筆記試験が難しい 投稿日:2009/12/23(Wed) 14:52

しーばーど様、金杯様、夢追い人様、貴重なご意見有り難うございます。
皆様の意見を聞いて、ある程度の論文を作成するためには十分な添削を受けることが重要だと再認識しました。
これからの勉強は、添削をして頂こうと思います。
また、金杯様の試験場での心得も大変参考になります。
みなさま有り難うございました。


       

No.21232 RE:修習技術者研修会 投稿者:北の国から 投稿日:2009/12/23(Wed) 18:30

筆記試験が難しいさま、

「理科系の作文技術」という本を若い頃に読んで、私はとても参考になりました。

その中で書かれていることで特に留意してきたのは、「思われる」「考えられる」「推測される」などの文末表現を使わない、ということです。


       

No.21236 RE:修習技術者研修会 投稿者:金杯 投稿日:2009/12/23(Wed) 21:37

「考えられる」などの表現は避けるべきだというのは北の国からさんのおっしゃるとおり。
しかし、私は筆記試験でそのような表現を使うことがあります。
論文の流れから、あることについて書かなければならないが、はっきり憶えていない、というような場合は使ってしまいます。あるいは、定量的に述べずに定性的な表現で逃げるとか。断言して間違えるよりはまし、かつ、全く書かずに流れがわからなくなるよりはまし、という判断です。
このようにして、最低限論文の形をとりつつ、減点要素を徹底的になくす、というのが私のやり方です。

試験前に十分な知識を習得していることがベストなのはもちろんですが、どうすれば今ある知識を最大限活かして論文を書けるかという訓練も良いのではないでしょうか。

筆記試験で落ちた理由として知識不足を挙げるのは簡単ですし、理想の論文(80〜100点の論文)と比較してダメだしするのも簡単です。
けど、あなたが落ちたその筆記試験で、その時の限られた知識でもうまく書けば合格ラインに到達したかもしれないと考えると、そういう技術も有効だと思いませんか。

おもしろいはずのネタでも下手な芸人がやると笑えない。いまいちのネタでも上手い芸人がやるとそこそこ笑える。
そんな感じかな。


       

No.21237 RE:修習技術者研修会 投稿者:筆記試験が難しい 投稿日:2009/12/23(Wed) 22:00

北の国から様 アドバイスを有り難うございます。
文末ははっきり言い切るということですよね。
このことは、業務の報告書でもそうしています。
文書にする場合には絶対必要な事項として心得ています。(ここでの発言は皆様との会話も含まれますので適用すると、変になります)
木下是雄氏の「理科系の作文技術」だと思いますが、これは私も読んでいます。
金杯様の芸人の例えは、的確で非常に分かり易いです。
皆様のご意見から、今の自分を分析すると基礎知識が不足しており、アウトプットではないように感じました。 


       

No.21253 RE:修習技術者研修会 投稿者:勘介 投稿日:2009/12/24(Thu) 23:36

しーばーど様
修習委員会の研修会に参加、ご苦労様でした。私は仕事の関係で、懇親会だけでしたが修習技術者の方になにが必要なのかを知っていただき、そのための研修等提供しているのが、この研修会です。SUKIYAKI塾の講師の方は、修習委員会の委員として活動を行っている方々です。SUKIYAKI塾とは別です。これだけは、ぜひご理解願いたいと思います。修習委員会は、受験指導のための委員会ではなく、あくまでも修習技術者として身につけてもらうための研修や支援をする委員会です。
是非、皆さん参加してください。今回、第一次試験に合格された方は、1/30のガイダンスに参加してみてください。直接、第二次試験とは結び付かないかもしれませんが、必ず何か得るものがあるはずです。


       


No.19786 なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:Ryo− 投稿日:2009/10/04(Sun) 08:29 [返信]

http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100301000481.html

 家庭などの太陽光発電の電力を電力会社が一定の価格で買い取る新制度では、風力や小水力発電など太陽光以外の再生可能エネルギー発電装置を併設している場合、太陽光以外の電力が電力会社に流れないようにする装置を新たに有料で設置しなければならない(以上、ニュースより)とのこと。

 温室効果ガスの削減や、エネルギー安全保障の観点から、今後さらに太陽光・小水力発電等再生可能エネルギーの導入拡大を図ることが重要視されているのはご存知のことと思います。今回の措置案は、太陽光以外の再生可能エネルギーに対して不利な制度になると思われます。私としては、太陽光だけではなく再生可能エネルギー全般を電力買取制度の対象として、市場原理も利用しながら≪安く・設置が容易で・日本の実情にあった≫再生可能エネルギーの普及を図るべきと考えます。

 現状、再生可能エネルギーの建設コストは、風力発電が20円/kw、太陽光は80円/kw程度であり、太陽光の導入事例を増加させて、大量生産によりコストを下げるという政策も理解はできます。ですが、太陽光だけを優遇すると、今後開発される再生可能エネルギーの導入も阻害してしまうような気がします。そうなると、再生可能エネルギー全体の発展・普及にも不利になるような気がするのです。
 
 皆さんは、どう思われますか?


       

No.19787 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:般若 投稿日:2009/10/04(Sun) 09:01

仰るとおりだと思います。日本がなぜこのような歪な再生可能エネルギー政策を展開していうるのか、理由は自明です。

経産省は地方電力会社の利権のためにこれまでかたくなに他国で成功事例のある固定価格制の導入を頑なに拒んできました。その結果が、自然エネルギー拡大の足かせとしかならないRPS法です。

しかしながら、各国のグリーンニューディールの高まりやエネルギー安全保障、原子力神話の崩壊等をうけ、分散化エネルギーの開発という国家間競争のなか欺瞞が通用しなくなり、経産省が自分の面子を保つためしぶしぶ太陽光のFITをなし崩し的に導入することになりました。環境省主導ではこうはならなかったでしょう。

これが現在のエネルギー政策の現状です。仰るとおりこのままでは太陽光以外の再生エネルギーの普及を阻害する恐れがありますので、現行の枠組みを変更する必要があります。

そして、太陽光のみでは25%削減は無理です。このままだと再生可能エネルギー政策を導入したのに炭素削減目標を達成できないじゃん、という的外れな議論が噴出するでしょう。

問題は何かをやったという「処分」ではなく、何かをやらなかった「不作為」です。国民の目は「処分」には厳しいですが、その手口の巧妙さから「不作為」による誤謬を見過ごしがちです。

このような論点は技術士試験にはでませんね。出るわけないんですが(笑) 今年の応用理学の問題に再生可能エネルギーが出題されたそうですが、この問題は技術論ではなく政策論であり、技術を論じないことが解決につながるため、技術士試験に出題するのはどうかと思います。


       

No.19789 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:胡椒 投稿日:2009/10/04(Sun) 17:32

風力はへたに手を出すと批判の嵐になりそうだからだと、げすの勘ぐりをします。
○バードストライク
○希少動物の生息地の破壊
○騒音問題
○景観問題
○台風・落雷問題
○故障(欧州産・国産共多い)
一方の太陽光は設置場所さえあれば、可能。また、一般家屋建て替え時にも対応可能
等、少なくとも風力や地熱にくらべれば、導入が楽で問題が少ないからだと思います。

いま国交省でも「小力発電」の業務が多くでてきています。結構、仕事があるかもしれませんね。
太陽光:電気電子、機械、化学
風力:気象予報士、機械
小力発電:ダム、機械
これからは、土木より機械・電気電子のほうが、需要があるかもしれませんね。


       

No.19797 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:般若 投稿日:2009/10/04(Sun) 23:20

洋上風力発電にすれば問題となるのは以下の点だけでしょうか。

>台風・落雷問題
>故障(欧州産・国産共多い)

メンテナンスの面から言うと太陽光でエネルギーをまかなおうとすれば、市町村内の屋根やデットスペースにとにかく敷き詰めなかければならないので、風力発電よりもコストがかかります。

ランニングコストでいけば風力発電がもっとも低いというのは常識だと思っていたのですが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB

台風によるリスクは天候ディリバティブを利用してなんとかリスク分散できませんかね。

いずれにせよ、エネルギーの分散化によるグリッドパリティを目指すなら、複数の再生可能エネルギーによるエネルギー供給を実現する必要がありますので、太陽光だけってのはやはり納得できませんね。


       

No.19804 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:Ryo− 投稿日:2009/10/06(Tue) 11:09

>般若さん
 今年の2次試験・建設環境専門Aで、このような問題が出題されました。
≪世界的なエネルギー・環境問題の状勢変化のもと、わが国においても再生可能エネルギー利用拡大へむけた技術動向が注目されている。普及拡大の期待が大きい『太陽光発電』『風力発電』『バイオマス発電』『中小規模水力発電』『太陽熱利用』の新エネルギーの中から、あなたが特に重要と考える2つについて1.その概要と利点2.課題と普及に向けた将来展望についてあなたの考えを述べよ≫
政策論として論じるのは、確かに技術士試験としてはおかしいと思います。試験に出るから、というわけではないですが、技術論として考えてみる必要はあるかも知れません。

 例えば、設置面積の問題です。わが国では、国土面積約37万8000km2のうち、67%が森林・原野です。3%が河川で、可住面積は30%しかありません。森林・原野よりも可住部分に太陽光・風力発電等を設置した方がコストが安いでしょうから、必然的に可住部分に設置するようになると思います。

 さて、風力発電は、風の干渉等の関係である程度離して設置する必要があり、ローター(プロペラ・羽)の大きさによってきまっています。ローター直径の3倍と10倍の乗の面積が必要で、例えば横浜・瑞穂埠頭にある風力発電は、定格出力2000kwで、ローター直径は80mです。この場合、80m×3×800m≒0.2km2の面積が必要ということになります。つまり、1m2あたり約0.01kwの出力しか取れません。

 一方、太陽光発電は、現在いろいろな方式が開発されていますが、だいたい1m2あたりの定格出力は0.15kwくらいです。

 いろいろな事例を見ると、稼働率は風力が15%程度、太陽光は30%程度であるようですので、一日あたりの発電量は風力が0.036kwh/m2 太陽光が1.08kwh/m2となると思います。狭い日本で効率的に再生可能エネルギーを得るには、太陽光の方が優れているようです。洋上風力発電所にするにも、わが国は港も多いし、環境問題もあるしで設置しづらい、というのが現状かも知れません。

 風力発電の方が、設置費用もランニングコストも安いので当然導入を急ぎたいところなのでしょうが、胡椒さんも書かれていたように諸問題があります。さらに面積あたりの発電量は太陽光の方が多いので、結局適材適所で導入していくのが良いのかもと考えます。また、般若さんの言われている、天候デリバティブも導入を促進するための一つの方法と思います。

 計算や考え方等、間違っていたらご指摘ください。

 


       

No.19988 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:後がない 投稿日:2009/10/19(Mon) 23:59

Ryoさん、お久しぶりです。
筆記試験後も大変勉強されているようで恐縮するとともに、自己反省しております。

政府が太陽光を優遇する理由は、以下2点だと思います。

@次世代の再生可能エネルギーとして、太陽電池発電が最も我が国の現状にマッチしている

A技術的、経済的に世界の市場をリード出来る可能性が再生可能エネルギーの中で最も高い。この技術を用いて次世代の主力産業として伸ばしたい。

再生可能エネルギーには風力やバイオマス等もありますが、やはり日本の国土を考えると、豪雪地帯を除くたいていの地方でも一定量の発電が可能なのは一般家庭の家屋を対象とした太陽光発電であると思います。

風力発電に関しては一年中安定した風が吹く大陸とは限界量で比較できないほど少ないと思います。
バイオマスに関しては、分散している資源を回収する手間・暇・システム構築に大きなコストが発生します。

また、これらの技術やシステムを構築しても、それが現在の我が国産業の主軸である自動車産業等のようなものに成長する可能性は極めて低いと思います。

対して太陽光発電では、我が国5000万戸の家屋や工場・オフィスビル等全ての建築物にも設置可能です。

市場規模が大きいと言う事です。

さらに、大量生産が進めば、コストと販売価格も下がり、海外展開も今まで以上に進むはずです。

あとは一気に世界市場規模の産業へ急成長すると思います。

もう一つ、電力業界との調整もあると思います。
現在の送電施設では、不安定な電力の使用可能量はそれほど多くないようです。
安定した電量を確保したい電力会社。
再生可能エネルギー産業を伸ばしたい国。

そう考えると、風力発電では一度、全ての電力を送電施設に送る必要があり、あまり発電量が多くなりすぎると現状の送電施設ではトラブル発生リスクが大きくなるのではないでしょうか。

太陽光発電では、発電量のかなりの部分を自己の家屋や建築物で消費して、余剰電力だけを電力会社へ売電することが可能となっていますので、大量に発電した割には送電施設へのリスクはそれほど高くないと思います。

ちなみに、従来我が国が実施してきたRPS法(電力会社が一定量の再生可能エネルギーによる電力買い取り義務を負う)では、一定量の電力を集めさえすればお終いでしたが、これはこれで、国や地方の補助金によって、一般家庭に大分普及した実績があります。
しかし、価格面などから現状の制度では今後の大幅な一般家庭への普及はあまり望めないと思います。

今後、フードインタリフ制度(一定価格買取制度)が進めらるものと思いますが、これは太陽光発電をすればするほど売電で儲かる制度なので、今までの一般家庭よりも企業参入を目的とした制度だと思います。

よって、太陽光発電優遇の背景には、電力業界にも配慮しつつ、我が国の現状を考慮し、さらに技術力日本の新たな産業として育成できる可能性が高いという利点を考えたものだと思います。

ただ、これだけでは抜本解決にはなりませんよね。
将来的には、不安定な再生可能エネルギーによる多量の電力を抱えきれない送電施設が問題なのですから。

今後は、発電事業と送電事業を分離して、多様な再生可能エネルギーによる電力を吸収できるような送電会社を育成すべきだと思います。

また、不安定な電力を安定な電力へと変換する蓄電池(リチウム電池等)の技術開発も必要ですね。

そうなると、ますます非常に裾野が広い産業となると思います。

思いつくままに書きなぐったので、ちょっとまとまりのない文章ですが、いかがでしょうか。


       

No.19995 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:Ryo- 投稿日:2009/10/20(Tue) 22:13

 なるほどそうですね。太陽光が推奨される理由は、
・国内で設置できる場所が多い
・国内産業への波及が期待できる
といったところなんでしょうね。

 風力発電は、面積あたりの発電量が少ないですし、低周波・バードストライク等の理由によりなかなか難しそうです。

 あと、普及のために今後必要なことと言えば、蓄電池の開発。それからこれは自然エネルギー全般に言えますが、不安定な発電量によって送電線に負荷を掛けないためのスマートグリッドの導入といったところでしょうか。


       

No.19998 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:後がない 投稿日:2009/10/20(Tue) 23:43

スマートグリッド、先に言われてしまいましたね。

スマートグリッドは、IT技術を利用して効率的に発電量に対する電力の供給管理を行うシステムのことですね。

以前、TVで見た記憶が曖昧になっていたので、ネットで少し調べなおしましたが、現在の送電網では発電所から送電できる距離は送電ロスの関係から300〜600kmとのことです。

このため、あちこちに発電所を作る必要が発生するようです。

さらに、山奥にある集落に電力を通すためには、大きな鉄塔を建てたり、道路沿いにたくさんの電柱を立てたりする必要があり、コスト面で非常に非効率的だということでした。

こういった集落では、再生可能エネルギーを用いた分散型発電所を作り、地域内で電力の自給自足を図る。

さらに近場で同じように再生可能エネルギーによって発電している複数の集落と電力網をつなぐ。

こうして繋げていった電力網をスマートグリッドで管理すれば、火力発電所等の大規模発電所に頼らず、送電ロスが少ない安定した電力を地域内で効率的に確保する事ができるといった内容だったと思います。

さらに、上記のような過疎地と比較的大きな主要な集落や地方都市を発電網で結ぶことで、過疎地は主要集落や地方都市の発電供給源として存在意義が増すもとの考えます。

これですと太陽光発電だけでなく、より地域密着型の再生可能エネルギーを使用するメリットが出てきます。

国内の基幹産業を育成する太陽電池に対して、スマートグリッドは、より地域再生や地域産業の活性化に向いていると思います。

例えば、林業が盛んな地域では木質バイオマスを利用した発電、畜産が盛んな北海道では畜産系糞尿を利用したメタンガス発電、年中風が強い豪雪地域は風力発電が主流になるかもしれません。

送電線も一般の発電所のように遠いところから送電するために生じる送電ロスも少なく、効率が上がります。

また、これらで発電した電力をプラグインハイブリッド車や電気自動車で蓄電することにより、災害時に停電等の緊急時にも蓄電池としての機能を併用することも可能となるそうで、過疎地の災害対応にも生かせそうです。

ただ、個人的には、スマートグリッドの実現は、再生可能エネルギー普及が進み、将来的に現在の電力業界が現状システムでは対応困難になり、さらにプラグインハイブリッドや電気自動車の普及等が進んでからかなと思います。

話が少し飛びますが、最近ではリチウム電池だけでなく、大容量電力蓄電に適したNAS電池の研究・開発が進んでいるようですね。

再生可能エネルギーによる産業革命は夢がもてますね。


       

No.21169 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:般若 投稿日:2009/12/19(Sat) 19:20

ほったらかしにしていましたが、政権交代もあったためかそろそろ風力発電のFITが本格的に議論されそうですね。

世界中で風力発電が普及している理由は、やはりラニングコストが他の再生可能エネルギーよりも低いからでしょう。加えてこの資料では単位面積当たりの発電量も風力発電が太陽光よりも勝るようですね。
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g91130d10j.pdf

この掲示板にはいらっしゃらないようですが、世界の再生可能エネルギー動向を理解した専門家の意見を聴いてみたいです。

市場動向を考慮すると、やはり風力が圧倒的な感じがします。なぜ、我が国は太陽光一点張りなのでしょうか。

以下のスタンフォード大学によるレポートでは、日本にも風力発電に適したクラス3以上の地点が北海道、東北、関東、四国、沖縄に存在します。
http://www.stanford.edu/group/efmh/winds/global_winds.html

しかも、同レポートには’This estimate is conservative’とあるように、この見積もりは控えめな値です。

以上を考慮すると、日本で太陽光発電だけがFITで優遇されるのは国策ミスとしか考えられませんね。


       

No.21170 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:ターボ 投稿日:2009/12/19(Sat) 22:33

太陽光だけ優遇は確かにおかしいです。
太陽光、風力、小水力、地熱、バイオマス、雪氷など自然エネルギーはエネルギー密度が低いですから小規模分散型で利用すべきです。太陽光が良い、風力が良いという議論ではなく、二酸化炭素を増加させる化石燃料ではなく、半減期までに数万年必要な原子力発電ではないから自然エネルギーならどれも良いという結論になると思います。自然エネルギーは地域固有のエネルギーですから特性を生かして使用すれば良いと思います。太陽光、風力は天候に左右され、バイオマス、雪氷は保存できます。
自然エネルギーは機械部門でも出題されました。出題者、試験官は皆様ご高齢の方のためか、自然エネルギーに関する関心が低く、自然エネルギーの利点をあまり理解されていないようでした。公益の確保には最も重要なエネルギー源です。


       

No.21171 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:般若 投稿日:2009/12/19(Sat) 22:45

現在の蓄電技術を使えば、太陽光や風力の天候により安定供給されないという話は眉唾だと思うのですが、どなたか専門家はいらっしゃらないですか?

       

No.21172 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:後がない 投稿日:2009/12/20(Sun) 00:55

専門家ではないですが、すいません。

太陽光だけが我が国で優遇されるのは、やはり経済効果を狙ってのことだと思います。

地球温暖化対策は、経済発展とともに推進していくことが国の方針のはずです。

そう考えると、風力発電は、圧倒的に海外の風車が多いです。日本の風力発電用の風車でさえ、やはり輸入物に頼っているというTV番組を見た記憶があります。
よって、風力発電は、日本の産業になり難いと思います。

バイオマス発電は、食糧残渣や畜産廃棄物、下水汚泥、間伐材、建築発生木材等の処理も両立できるので、一石二鳥といえますが、太陽光発電と比較すると、やはり経済効果は少ないと思います。

太陽光発電は、自動車のように、日本の主要な産業になりえるからではないでしょうか。

国内でも、ちょっと高めの自動車1台分の価格で、自宅に設置できますし、現在ならば約10年で元を取れるようですね。

私も予算がありさえすれば、設置したいくらいです。


       

No.21178 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:般若 投稿日:2009/12/20(Sun) 11:49

経済効果を狙って太陽光だけを優遇しているのなら、やはり政策ミスになりますね。

理由は以下の4点です。

@1970年代に米国大気汚染防止法に便乗し、ハイブリット車を売りまくった日本が、自国の都合だけで、他国のメーカーを排除する道理は通らないから。
同じ理由で、CO2 25%削減という大義名分のもと国際交渉を牽引し、日本の省エネ技術や太陽光パネルを他国へ売ろうとしているときに、自国では外圧を排除し、他国へ参入する交易も道理が通らないから。
そもそも経済がグローバル化した国際経済では、経済が一国で閉じているのではなく、それぞれの国で生産する財について自国で生産するのに都合のよいものは輸出し、他国で都合のよいものは輸入するという比較優位の原則に沿ったものであることは自明である。

A日本の風力発電メーカーは、三菱重工など少数のメーカーに限られ世界でのシェアも2%程度だが、そもそもこれは風力発電に対する政策を怠ってきた結果であること。
再生可能エネルギーが政策問題であることは、もはや国際的な常識であり、実際に、風力発電におけるシェアで群を抜いているデンマークやドイツ、最近ではアメリカや中国などでは推進政策により風力発電のシェアが伸びている。
http://jwpa.jp/xls_data/30-01Asiryou.pdf
日本で風力発電メーカーが育ってこなかったのは、RPS制度による定量買取により市場制限をかけていたためである。売る場所がないのに、開発が促進される訳がない。

B日本がCO2削減25%を表明した今、川上の排出源である電力会社の発電に風力その他再生可能エネルギーを動員しなければ、結局2020年までに他国から排出権を購入するはめになること。家庭での排出量削減も結構だが、川上の排出量削減と家庭での省エネ化は掛算で効いてくるため、地方電力会社の既得権益をぶち壊す改革が必要である。
実際に、去年日本の地方電力会社は外国より、(一説では2兆円にもなる)排出権を購入した。

CCOP15の結果にもみるように、温暖化の成否は別として(これを論じるとわけのわからない懐疑派がでてきて議論がややこしくなるので)、外交交渉が「地球環境問題」というキーワードのもとで進むゲームになっていること。したがって、ゲームに負ければ国益を損ねてしまうこと。
このゲームの中で日本が主導権を握ることは有意義であり、その意味で25%は評価に値するが、いつまでも目標だけ言っていては、国際的なイニシアティブを握る機会を逸し京都議定書のデジャブになってしまう。
余剰電力以外も含めた再生可能エネルギー全体へのFIT導入、国内排出量取引制度の政策実行が重要だ。


       

No.21183 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:般若 投稿日:2009/12/20(Sun) 22:17

このトピックへの返信をほったらかしていたのは、Ryo−さんの単位面積あたりの発電効率が正しいか私には判断しかねたことがあります。

もしかすると、敷き詰めればは(敷き詰めれるだけのコスト投入が必要ですが)、太陽光の方が効率はいいのでしょうか?

そもそも、風力発電で敷き詰める必要はないのかもしれませんし、ローター直径の3倍と10倍の乗の面積が必要という物理的根拠が理解できません。

構造物周りの風速ポテンシャルの変化がその領域内で起こるとうことでしょうか。私も流体力学を勉強したことがありますが、ロータ直径Rの30乗というオーダーは、流体力学的にどうすれば算出されるのか、釈然としないというのが正直な感想です。

つまり、Rの30乗のオーダーの空間に風車が影響を与えるということですよね?

そんなことってありえるんですか?


       

No.21186 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:しーばーど 投稿日:2009/12/21(Mon) 07:53

正直、このスレで具体的な議論をできるだけの知識を持ち合わせていません。
しかし、たまたま技術士会の修習技術者研修会の2010年2月分のテーマがこのスレで検討されている事項にかなり近いので、参考にしたいと考えています。


       

No.21195 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:いさ 投稿日:2009/12/21(Mon) 17:57

最近、太陽光発電の仕事にかかわるようになってきたので、少し感想などを書き込ませていただきます。

■太陽光発電がFITで優遇されたのは、主に家庭用のみ

 太陽光発電でも、発電事業目的や、昼間ほとんど電気を使わないような設置形態では
 高額買い取りの対象になりません。
 あくまで「自前で使うために発電した電気で、余ったものを売る」のが対象です。

■事業用では、太陽光はまだまだ儲かるようなものではない

 また、500kW以上の設備は優遇の対象になりません。
 ぎりぎり優遇対象になる、500kW弱の設備を設置するには
 現状の太陽光発電設備の費用は、1kW当り70〜100万ですから
 仮に70万としても、500kW×70万=3億5千万円のコストがかかります。

 発電できる量は、最適条件でkWh/年=kW×1,000が目安ですので
 500kW×1,000=500,000kWh/年 です。

 仮に太陽光発電の電力を全て売電できたとしても、
 非住宅用 24円/kWh×500,000=1,200万円/年
 元を取るのに30年はかかります。

 実際は全ての電力が売れるわけではないので、発電電力がすべて倍の価値にはなりません。
 また、メンテフリーとは言いつつも、インバーターの寿命が来たり、電気設備保守の費用がかかったり・・・
 元を取れるのは、実際は40〜50年はかかるでしょう。

 こうして見ても、優遇と言っても、現状は決して儲かるようなものではないです。

■自家発電用に風力発電を設置するのは、現状メリットが少ない

 自前で電気を使うために、工場などの敷地に風力発電を設置するとなれば
 ・風がある程度吹く地域でないと、役にたたない
 ・規模が大きいほどコストが良い>大規模な設備が必要
 ・景観、騒音、日照の問題をクリアしなければならない
 ・台風、落雷の被害で損傷するリスクが高い
 ・バードストライクの問題
・・・など、まだまだ解決すべき問題は山積みです。

 その点、太陽光なら、
 ・小規模のシステムでも充分実用になる
  >ちょっとしたコストをかけてつけるにはちょうど良い
 ・設置位置の選定が比較的楽(陽当たりが良ければよい)
 ・台風や落雷の心配も少ない
  >屋根材と同程度の強度がある
  >既設の避雷保護範囲内に設置できる
 ・騒音、景観など邪魔になる要素が少ない

・・・ということで、
 太陽光>自家発電用には最適
 風力>大規模な発電設備
となり、今回のFITには風力発電はそもそも該当してない、と言えると思います。

■それにしても、ダブル発電で買取単価が安くなるのはおかしい

 当初の議論に戻ると、
 家庭用で燃料電池や風力発電などとの併用の場合、売電単価が¥48→¥39に下がってしまいます
 これはどう考えてもおかしい話で、同じ単価にするべきです。
 今回は時間がなくて太陽光のみの制度としたにしても、早急な解決が望まれるところです。

■蓄電池による安定供給は、現状ではかなり厳しい

 蓄電池は現状でもそうとう高価なシロモノで、メモリ効果というのもありやっかいです。
 (メモリ効果のない蓄電池はさらに高い)
 劣化もするので、定期的なメンテ・取替が必要となります。
 つまり蓄電池を入れるとコストが跳ね上がってしまうのです。
 とてもペイできるものでは無くなってしまいます。
 実用的なものにするには、相当の技術革新が必要です。

■まとめると
 今回の措置は、FITに対するプレッシャーが高まってきて
 「しょうがないから太陽光で余った電気だけでもやるか」程度のものにすぎなそうです。
 まあ難しいところに手をつけただけでも進歩だとは思いますが、
 本気で低炭素社会を考えるなら、まだまだやるべき事は山ほどあると思いますね(=・ω・)ノ


       

No.21231 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:般若 投稿日:2009/12/23(Wed) 18:27

いささま

今回のFITというのは、現状の太陽光のみに限定したFITのことですよね。

でしたら、そもそも風力を除外しているので、現状の日本のエネルギー政策で風力が重要な位置を占めえないということに、議論の余地はないと思います。

仰るとおり、家庭用で家庭に設置する場合、国内にはゼファーというメーカーがありますが、風力発電はそぐわないでしょうね。

ただし、ドイツなど諸外国の例に見るように、小売が供給できる電力を選べるとしたらどうでしょう。

現状の日本の電力市場の問題点は、発電から送電まで地方電力会社が独占的に行っていることです。

諸外国でFITが風力など他の再生可能エネルギーにも適用されている理論的背景として、長期的には売上が変動費を上回り利益を出すことができても、設備などの高額な固定費の回収が短期的には困難であるためFITを導入するということがいえます。もちろん、長期的には技術革新やそれに伴う規模の経済が働き、再生可能エネルギーの発電コストが火力などによる現状の発電コストを下回ることが予定されており、その技術革新をいかに達成するかが国際競争になっているわけです。(ご存じかと思いますが、この現状の発電コストと再生可能エネルギーによる発電コストが一致する状態を"グリッド・パリティ"と呼ばれており、再生可能エネルギー開発のGORLはグリット・パリティです。)

このような国際情勢の中で、太陽光だけにFITを適用する政策には、首をかしげざるを得ません。

もちろん、グリット・パリティが本当に存在するのか、私は専門家ではないのため、判断に苦慮するところですが、家庭の電気ももともと発電所から来ているわけで、エネルギー政策を家庭単位で考える、あるいは家庭単位で考えざるを得ない日本の現状というのはいかがなものか、と思うわけです。

市場競争あっての市場最適化があり、日本の役所が経済に介入してうまくいった試しがないということ(例えば、昨今の"japan is cool"という名の元でコンテンツ産業の興隆を図りながら、月収数万円のアニメーターの待遇が是正されずに、上澄みばかり搾取しようとする輩が跋扈する現状を考えてみてください)を考慮すれば、政治主導に頼ることにも疑問が生じますが、新しいシステムを創出するには高度な政治判断力が必要になるということは残念ながら自明だと思います。

私としては、現状の日本の政策を考慮しますと、やはり再生可能エネルギーの問題は政治問題としか思えませんし、このような政治的なスキームを設計することも実は高度な技術ではないかと考えております。なぜなら、グリット・パリティを予測して、それを実行に移すには、非常に高度な設計能力と判断力、そして行動力が必要になるわけですから。

日本ではいわゆる職人的な技術だけが技術だと思われており、システムを設計することは技術であると認知されていません。したがって、それを評価、監視するための風土もありません。"技術"という言葉から連想される技術者の特質が、「これまで何をやってきたのか」という実績主義的なものだけであり、「それで何をするのか」という未来志向型でないことは非常に哀しいです。

以上をもって、日本の再生可能エネルギーの未来は危ういな、と思う次第なのですが。

要するに、このままじゃダメだろってことです。


       

No.21234 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:YASU 投稿日:2009/12/23(Wed) 20:56

般若さん、そろそろ自分でスレを立て直しては?
とっくに、「この制度はおかしい」と結論が出ている質問に対して、持論を長々と展開した上で(しかも押しつけがましい)、「この制度はおかしくない?」と同じ問いかけを何度も何度も繰り返すのは見ていて不快です。

般若さんの書き込みを見る限り、もっと別のことが聞きたいんですよね?
その質問をハッキリ明記したらどうですか?
それで回答がないようなら、専門家がこのスレを見ている人にいないということで諦めましょう。

それと、技術者がシステム設計しかしていないというのは大きな間違いです。
少なくとも、自分が関わっている土木・下水道分野では、根幹となる政策に技術者は大きく関わっています。
共同研究・アドバイザー・データ検証など多岐にわたって活躍していますし、私自身も計画業務を専門的に行っているため、業務自体が自治体での方針決定に関するものが多いですし、基準類・マニュアル作成などにも参加しています。

ちなみに、下水道では小水力・バイオガス・風力・ヒートポンプ・下水汚泥の燃料化など、現在進行形で色々な検討・開発が行われています(それこそ産官学の取り組みです)。
買い取りだけの話で、再生可能エネルギーの開発が遅れるなんてことはハッキリ言ってあり得ません。
だって、電気を売ることが目的ではなく、自前で電気を作る方が主目的ですから。


       

No.21238 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:般若 投稿日:2009/12/23(Wed) 22:24

この制度はおかしいですね、という問いかけに対し、そのとおりだと思うので、確かにおかしいですねとフォローしているだけです。
このスレッドで私自身が問いかけをしたわけでもなく、私自身もそれを意図していません。

そして、太陽光だけを優遇することが再生可能エネルギー政策について妥当だとは思わないので、それについて持論を述べているだけです。

加えて、技術者がシステム設計しかできないとは主張しておりません。

逆です。

システム設計が技術者の役割と認知されていない現状があり、実際に設計できないことを問題だと提示しているわけです。技術者がシステム設計を本当にできるならそれは素晴らしいですね。マジでそうなっているんでしょうか?

下水道がどうかというのは、どうでもいいのです。

自力でエネルギーを発電して、それが市場経済で浸透するためにFITが必要ですよ、と主張しているわけです。

技術があって、それを活かすために政策が必要ということです。自力でエネルギーを生産できたとして、それが市場経済で成り立つかどうかは別の問題です。そして、再生可能エネルギーについては、自力でエネルギーは生産できるが、現状の太陽光発電だけを優遇している政策では、市場経済で成り立つかは疑問であると、私は主張しています。

あなたは、なぜそんなに苛立っているのですか?
正直、理解できませんね。

自分自身の実存の問題なのですか?どうでもいいじゃないですか。そんなの。

KY的ですが、私はそういうのに興味を抱くことができないので、すみません。自分が属している社会とその構成員の人生がよりよいものになる、という評価基準しか持ち合わせいませんので。


       

No.21239 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:いさ 投稿日:2009/12/23(Wed) 23:31

えーと・・・繰り返しになりますが、私の意見は

■もちろん今回のFITには、家庭用燃料電池や、小型風力発電も、当然含めるべき・・・です
 が、太陽光以外の発電方法も対象になるのは、多分、時間の問題でしょう。

 ただし、家庭用に限らず、これだけ太陽光発電設備の設置件数が増えているのは
 優遇されていることが理由ではない、と考えます。

■ズバリ、自家用発電設備として、設置しやすく使いやすいからです。

 風力発電は場所も選びます、風も無いと回りません。
 小学校なんかで設置したはいいけど、回ってないような大きめの風力発電設備はあちこちにあります。
 ゼファーの小さいのは結構良く発電してくれますが、それでもめいっぱい回ってせいぜい500W程度。コンセント1コ分です。

 燃料電池は大型のものはなかなか難しいようで、やはり1kW程度のものがメインです。
 しかし灯油やガスなどの燃料が必要なうえに、お湯がいっぱいになってしまうと発電できません。
 現状では、厳しく言えば、発電もできる給湯器、ぐらいでしょう・・・

 そうするとやはり採用するのは太陽光、ということになります。
 屋根などデッドスペースに設置できて、日が当たれば発電できますからね。
 しかも、枚数を増やすだけで発電量も上げられます。10kWくらいは標準だし、スペースが空いてればさらにいくらでも発電できちゃうのです。

■これまでの理由から、スクール・ニューディール、工場、配送所、その他、あちこちの設備に
 風力でもなく、燃料電池でもなく、
 太陽光が採用されていることは納得していただけますよね?

 別に、その他の再生可能エネルギーより優遇されているからでは無く、
 単に設置しやすく効果が上がるからです。それだけなのです(=・ω・)ノ


       

No.21240 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:YASU 投稿日:2009/12/24(Thu) 04:30

>般若さん
 苛立っているというより、マナーの問題です。
 ここは自動フロートタイプの掲示板です。
 スレ主が回答しなくなった古いスレを、他人が私物化してポンポン上げ、最新の話題が後ろに回されているのを不快に思っているだけです。
 そういった意味では、Ryo-さんもスレ主として設置間隔の質問に回答し(ローター直径の3〜10倍の誤植ですよね)、新たな回答が出てスレが上がっているのですから最後まで面倒を見て頂きたい。

>マジでそうなっているんでしょうか?
 自分は河川・下水道が専門ですので、この分野以外の回答はできませんが、地方自治体からは各種の基本構想から詳細設計、事後調査までコンサルタントに業務委託が出ています。
 システム設計の定義が私と違うのかもしれませんが、先の書き込みの意味としてはそれ以外にも、国土交通省や第三者機関で施策を決定するために行われている、共同研究にコンサル技術者も参加しています(コンサル技術者の意見・成果が施策に反映されている)。

>下水道がどうかというのはどうでもいい
>自分自身の実存の問題なのですか?

 再生可能エネルギーの利用は、多くの分野で期待されています。
 下水道でも、先に記載した多くの新エネルギーの利用に向けて、国土交通省や地方自治体での取り組みだけでなく(この取り組みにはコンサル技術者が関わっている)、メーカーでもシステム開発を行っています。
 それは、電力を買い取って貰うというのとは関係なく、「CO2排出量の削減・クリーンな新エネルギーの有効利用」という再生可能エネルギー利用の一番の目的に向けた取り組みです。
 下水道は公共下水道で税金が投入されており、汚水処理には高額な費用とエネルギーが必要です。
 それが、自前で、しかも廃棄物としていたものが資源として使えるのです。
 これが、あなたの捨て台詞にある公益の確保に繋がらないとでも言うのですか?

>FIT制度について
 今のFIT制度がおかしいと感じるのは、皆さんの意見と私も同じです。
 しかし、太陽光以外が普及しない理由は、いささんの意見と私も同じで、単純にコスト面・技術面で不利だからだと考えています。
 では、それで開発が遅れるかと言えば、前述したとおり、既にFIT制度とは別次元の話で、各分野でシステム開発を進めていますので、システムが成熟していけば、世界への進出や小規模施設へのフィードバックも行われていくと期待しています。

 むしろ、行政にはFIT制度より、設備投資に関する助成金を「費用対効果で赤字が出ない・厳しい家計状況でも積極的に導入できる」ようなレベルで行って欲しいと思います。
 それこそ、エコカー減税のように、設備導入ラッシュが行われることも十分にあり得るのですから。
 地方自治体は手本となるよう、積極的にシステム開発をコンサルやメーカーと共同で行い(PFI事業)、メーカーはその成果をフィードバックして民間にも普及させるというのが各自の役割でしょうか。


       

No.21241 RE:なぜ、太陽光だけ優遇? 投稿者:般若 投稿日:2009/12/24(Thu) 05:42

YASUさんの場合は、やはり実存の問題なんですね。

       

No.21244 技術者と「計画」について 投稿者:TX650 投稿日:2009/12/24(Thu) 11:26

話が再生可能エネルギー政策からそれますが…

般若さんはこう書かれました。
> 日本ではいわゆる職人的な技術だけが技術だと思われており、システムを設計することは技術であると認知されていません。
> システム設計が技術者の役割と認知されていない現状があり、実際に設計できないことを問題だと提示しているわけです。

いっぽうYASUさんはこう書かれました。
> 技術者がシステム設計しかしていないというのは大きな間違いです。
> 少なくとも、自分が関わっている土木・下水道分野では、根幹となる政策に技術者は大きく関わっています。

私は機械分野から入って建設分野にも少々関わってきた技術者として、お2人どちらがおっしゃることも正しいと考えます。
社会全体のために事業を、また事業全体のために個々のものづくりを「計画」することが技術者の役割と認知されているかどうかは、技術分野(技術士でいう「部門」)によって大きく異なると感じているからです。
(ここでいう「計画」とは「実験計画法」や設計工学的な「設計計画」等ではなく、「何を目的として」「何をつくるか」を考え、調べて決めることです)

個別にはいろいろあるでしょうが極めて大雑把に言えば、建設系の分野ではYASUさんがおっしゃるように、上記の「計画」も技術者の役割として位置づけられています。
いっぽう、それ以外の分野では般若さんがおっしゃるように、技術者は与えられた個別のものづくりだけを行なうのが役割という認識が強いと思います。
この差は、大学のシラバスや学会の分科会構成などを比較してもよくわかります。

私自身は、このように建設系以外の技術分野において「計画」が技術者の役割としてきちんと位置づけられていないことは、由々しき問題だと考えています。その点においては般若さんと問題意識を共にするものです。

なお「システム設計」という言葉の捉え方にも当初食い違いがあったようですが、これは般若さんがおっしゃる「システム設計」≒「計画」と捉えれば話が噛み合いますね。
この当初の食い違いも、分野ごとの技術者の役割認識の違いのひとつの現れなのかもしれません。


       


No.21203 口頭試験期間・会場は? 投稿者:表・裏 投稿日:2009/12/22(Tue) 05:02 [返信]

口頭試験期間は、12月何日から何日までと、1月何日から何日まで実施しているのでしょうか?試験会場は、フォーラムエイト・技術士会のビル?・その他あるのでしょうか?

       

No.21217 RE:口頭試験期間・会場は? 投稿者:新幹線 投稿日:2009/12/23(Wed) 05:02

常識的には、御用納めまでと、御用初めから1月末日までではないのか?

       

No.21220 え〜?? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/12/23(Wed) 10:02

>常識的には、御用納めまでと、御用初めから1月末日までではないのか?

何が常識なのでしょうか?
技術士会のHPには以下のように記載されてますよ。

口頭試験の期間は平成21年12月4日〜12月21日及び平成22年1月8日〜1月20日の予定です。

適当な書き込みはやめたほうが良いと思いますよ。ここの影響は大きいので。


       

No.21222 RE:口頭試験期間・会場は? 投稿者:そわそわ 投稿日:2009/12/23(Wed) 10:45

 試験会場は、フォーラムエイト・技術士会のビル?・その他あるのでしょうか?

       

No.21227 RE:口頭試験期間・会場は? 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/12/23(Wed) 16:55

>試験会場は、フォーラムエイト・技術士会のビル?・>その他あるのでしょうか?

私が知っているのは今年と昨年はフォーラムエイト
と技術士会のビル(総合監理のみでしょうか)のようです。
以前使用されていた麻布セミナーハウスは今取り壊されているようです。
他に情報ありましたらよろしくお願いします。


       


No.21049 受けてきました。 投稿者:OB 投稿日:2009/12/12(Sat) 00:52 [返信]

初めまして。
本日初めて口答試験を受けてきました。
緊張しますね。
前日から現地入りして会場下見とお隣地区にある明治神宮参拝
疲れてホテルで図らずも夕刻まで睡眠
デパ地下で食材購入してホテルで一人夕食
ひととおりの口答試験対策ルーチンを声出し自問自答で。
途中入浴、TVニュース
12時頃までにルーチン終了
不安なことも抱かえながら就寝へ
なかなか寝付けなかったり夜中に目覚めたり
目覚ましの7時30分前には起床
TVでニュースチェック
購入しておいたパンと牛乳とコーヒーとヨーグルトで朝食
身支度後、
気になることをホテルのインターネット10分100円で解決
朝刊は見出しを舐める。
専門分野に関することが無いことを確認するのが精一杯
緊張している自分
さて出陣。雨。
途中の薬局で、ユ○ケルの高額一本とのど飴購入
開始50分前着。7階の受付け待ちながらユ○ケル一気立ち飲み
6階の控え室へ
注意事項と受験部屋の位置図確認
。。この間は宇宙空間を彷徨っているような感覚

開始**:30の10分前に受験部屋の*階へ
トイレで放出
部屋前の椅子で待機
向かいとその隣も同様に待機中
**:28分向いの方のドアいきなりオープンで試合開始


       

No.21050 RE:受けてきました。 投稿者:金杯 投稿日:2009/12/12(Sat) 01:00

OB様お疲れさまでした。
記憶がはっきりしているうちに、口頭試験を再現しておくことをお奨めします。
取りあえずは、ゆっくりお休みください。


       

No.21051 RE:受けてきました。 投稿者:OB 投稿日:2009/12/12(Sat) 01:12

>金杯さん
有難うございます。
羽田のラウンジで口頭応答内容の再現を試みました。
意外や意外、質問内容の全てはなかなか思い出せませんね。
徐々に精度が高まることを自分に期待しています。


       

No.21053 RE:受けてきました。 投稿者:しーばーど 投稿日:2009/12/12(Sat) 08:08

私もユ○ケルス○ー を試験前に、景気付けのために飲みました。
私が調べた結果では、渋谷ではサ○ド○ックが一番安かった(2480円+たまたま特別割引11%)です。
私はある受験勉強本からの受け売りで5年ぐらい前からユ○ケルを試験前に飲んでました。
同じことをしている方がいるので、レスをしてしまいました。
レベルの低い書き込みすいません。
ユ○ケルは新宿の方が安いです。


       

No.21060 RE:受けてきました。 投稿者:コータロー 投稿日:2009/12/13(Sun) 16:22

12日 建設環境で受けました。とりあえずの印象。
@試験官は優しかった。
(冒頭に、緊張によって回答がうまくいかない点は
 採点とは関係ありませんよ…という趣旨の説明がありました)
A技術的というより技術者としての適正(主に倫理観)
 を見ている印象が強かった。
B前の人が出てくる時間はばらついていた。
 ちなみに自分は35分でした。
C6年前に受けた時より受験者は若い人が多いな、
 と感じました。これは自分が年をとったせい…。


       

No.21061 RE:受けてきました。 投稿者:知床世界遺産 投稿日:2009/12/13(Sun) 17:32

OBさん、はじめまして。
北海道から遠征してきた知床世界遺産と申します。
実は自分は12/11、802号室で受験しました。
顔を見たのは803・804・805の3名くらいですね。
もしかして会っていた方かも・・・(^_^;)。


       

No.21065 RE:受けてきました。 投稿者:お 投稿日:2009/12/13(Sun) 19:22

私は9日に受けてきました。

ここで私の質問に答えてくださった方々、
面談アドバイスいただいた勘介様、ありがとうございました。

当日は体調がよく、開始3分で緊張のため喉がカラカラになりましたが、自分の力をそれなりに発揮できたので、終わったあとの満足感がありました。


       

No.21073 RE:受けてきました。 投稿者:hanako 投稿日:2009/12/14(Mon) 12:31

皆様、お疲れ様でした。
私も建設環境で受けてきました。

2人の試験官は、1人はスーツの役人風、1人はラフな服装の大学関係者風で、後者の大学関係者風の人が進行役でした。

コータローさんと同じ方かもしれませんが、優しい感じではありましたが、終始笑顔はなく、淡々とした進行しでした。

体験論文の内容が基準に達していないので、一通りのことだけ淡々と???ということなのか
評価してもらえているのか???

特に細かなつっこみもなく、全体としてプラスに考えることも、マイナスに考えることも、どちらにでもとれる・・・

3月までこの気持ちとは・・・、
皆さん同じでしょうが、ただただ、「悩ましい・・・」


       

No.21074 RE:受けてきました。 投稿者:ひろたん 投稿日:2009/12/14(Mon) 13:00

12月13日 初めての口答試験の経験です。
     建設部門で受けました。

みんな外に出るのかなと思ってましたが、待合室に
いた人は意外と多かったと思います。
1/4程度埋まってた気がします。。

待合室はそれほどいやなムードではなかったので、
そのまま1時間30分まってました。
そしたら、なんと受験生のひとりから声をかけられ
ました。よくみると昨年度業務の担当者です。
”びっくり”!!

開始 11:15 のはずが 11:20ころ前の人が出
てきました。しばらくしてようやくスタート
約35分間のできごとでした。

面接の感想
 模擬面接でドキドキしたせいか本番では意外と
 緊張しませんでした。
 でも、あとで思い出すとなんていわれたのか記憶
 が飛んでいるところもあり、やはり緊張していた
 んだと思います。

 模擬で聞かれたことがあったので何とか答えれま
 した。

模擬面接 APECさま 大変ありがとうございました。
あとでブログみましたら、大変なスケジュールで驚
きました。


       

No.21079 RE:受けてきました。 投稿者:APEC 投稿日:2009/12/14(Mon) 23:33

ひろたんさん、ご苦労様でした。
模擬面接が多少ともお役に立てたのでしたら嬉しい限りです。(早起きして行った甲斐がありました)
もし差し支えなければ、模擬面接と同様の質問とはどのようなものであったら、メールででも教えていただけると来年に向けて参考になります。


       

No.21087 RE:受けてきました。 投稿者:まる 投稿日:2009/12/15(Tue) 11:34

私も13日の朝に受けて来ました。

北海道からなので、当然前日入り。
会場の確認をしに行くとなんとヤマハ渋谷店のあるビルじゃないですか。
私、趣味が音楽なので、この建物自体がテリトリーになった感じがありました(単純)

当日は時間が早かったため、おさらいをする時間もなく、腹をくくるには良かったかもしれません。
開始45分前に会場入りし、経験論文説明を復唱練習していました。試験の中で唯一独壇場でしゃべらなければならない時間ですので、これだけは練習が必要だと思いました。

途中、用足しにでると不思議と落ち着きました。

僕の場合はAPEC様の著書と他の会社の技術士の方による指導で挑みました。模擬面接もしてもらいましたが、模擬面接のほうが緊張しました。

試験管の方は、コンサル系と思われる方と役人風の方の2名。
終始穏やかに質問してくださり、穴を探そうというような質問はありませんでした。
経験論文に関する質問が大半でした。

「じゃあこれで終わります」と言われて時計を見るときっちり45分経っていました。
あっというまでした。

自分ではやってきたことの7〜8割は出すことができたと思います。
もちろん試験管の方の評価は別ですが。
今年の試験は悔いなく終わることができました。

掲示板でアドバイス頂いた方々、本当にありがとうございました。


       

No.21092 RE:受けてきました。 投稿者:OB 投稿日:2009/12/15(Tue) 13:02

>みなさま
レス有難うございます。

>しーばーどさま
私も実は、「ユ○ケルス○ー」が所望だったのですが、あいにく店頭に無く、止む無く1ランク下位の一品で妥協しました。
不思議と元気が沸いてくるような気分になりました。

>知床世界遺産さま
きっとお会いしたと思います。
hanakoさんも仰ってますが、
悩ましい日々が続きます。。。。


さて、試験官のかたは、60才代の官庁OB風と50才前半役人風の優しい方々でした。
「あまり緊張なさらなくてもいいんですよ。」
「昨日からいらしていたのでしょうね。大変ですね。」
「昨夜は眠れましたか?」
から始まりました。
試験官は双方で確認しながら質問をするのが常でした。
体験論文への質問が多かったです。
腕時計を初めて見るとすでにちょうど30分経過していました。
それからは気が楽になりました。
合計40分間で終了しました。
「えっ、終わり?」という感じがしました。
そんな思いが顔にも出ていたと思います。
全ての質問には応えましたが的外れもあったかもしれません。

「お疲れ様でした。」
直立し
「有難うございました。」
深々と一礼しました。
「気をつけてお帰りください。」
「はい、有難うございます。失礼いたします。」

終わったのでした。
すべてが。


       

No.21101 RE:受けてきました。 投稿者:協力グロンさんで妥協  投稿日:2009/12/15(Tue) 21:50

本日受けてきました。
経歴と経験業務を10分でなんてとても無理です。15分で準備してたんですが、転職、現場組には酷な要求です。経歴だけで5分になってしまいます。案の定途中でせかされていまいました。でも採点基準は説明のうまさなんでしょうか?
審査官は途中でさえぎってすいませんといっていましたが、経歴が長くなると当然説明時間が長くなりますよね?愚痴になってしまいましたが、来年もかな?推敲を重ねてみます。なお、技術者倫理は非常に重点を置いているようです。経験を整理してみてください。


       

No.21102 RE:受けてきました。 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/12/15(Tue) 22:33

協力グロンさんで妥協様
とりあえずお疲れ様です。
ひとまずお休みになって合格していることを期待しましょう。
>経歴と経験業務を10分でなんてとても無理です。
要は自分の強調したいところを強調できるかだと思います。
私は去年口頭試験を受けました。転職経験はありませんが業務の数は結構ありましたので全て説明すると確かに経歴だけで5分ぐらいかかったかもしれません。
一般的には若い時の業務はさらっと説明して、最近の業務は少し詳しくするのが良いと思います。
また、人によっては時期によらず強調したい業務があるかもしれません。
経歴と体験論文の説明の部分だけは受験者に一時的にせよ主導権が渡されるのですからこれをうまく活用すべきだと思います。
私の場合は、強調したいところとそうでないところを分けることで経歴が約2分(業務経歴票は余白が無い状態でした)で経歴と体験論文2例を合計して約10分で済みました。
これから口頭試験を受験される方も工夫すればなんとかなると思います。


       

No.21110 RE:受けてきました。 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/12/16(Wed) 11:58

16日に受験.
印象として,非常に厳格だった.

最後に,H.12の技士法改正,2責務の意味を聞かれ,国際標準と答えたが,それ以外に,と聞かれ,分からなかった.


       

No.21142 ↑RE:受けてきました。 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/12/17(Thu) 03:09

上記の補足です.H.12年に技術士法が改正されたが,その理由は,と聞かれ,国際標準に合わすため,と答えました.
が,それ以外に,と聞かれ,分かりませんでした.
これは,高度な質問と思います.


       

No.21167 RE:受けてきました。 投稿者:ユルネバ 投稿日:2009/12/19(Sat) 14:34

初めての書き込みです。
受験してまいりました。昨晩は21:00に就寝し、朝5:00
に起床し最終のチェックを行いました。現地には2時間
前に到着し、煙草を二服(喫煙所に試験官風の方々も同
席)と甘いものをむさぼり糖分で脳が活性化するように
心がけました(折衝前に使う技です)。
いよいよ面接!!試験官はコンサル風・教授風の2名で
した。最初に「大変緊張しております」と自己申告し
面接へ。経験豊富ですねの一言で、リラックスできま
した。一連の経歴説明はなく、すぐさま論文説明に移
りました。なかなかうまくいったと思ったのですが、
質問内容から技術提案を2項目のうち1項目しか説明
していないことに気付く・・・・ですが、申し訳ござ
いませんの一言と質問の受け答えでなんとか補填でき
たのではと感じました(ここまでで30分)。専門技術で
は3つのうち、一つだけ頭に浮かばす知っているので
すが・・で、最後は帰宅して確認しますと答えまし
た。最後の一つもうまく誘導していただき答えをだせ
たのではないかと思います。最後の技術士倫理の質問
でしたが、数字を一つ間違えましたがその場で正され
ました(技術士法を見直しますと言ったら、いいですよ
と笑っておっしゃいました)(全40分)。全体的に和やか
な雰囲気進み、そういう中で自己アピールはできたか
な感じました。試験官の方にはリラックスできる環境
をつくっていただき感謝しております(恵まれていまし
た)。ようやく、胃の痛みも治まってきました。あと
は、静かに天命を待つのみです。


       

No.21168 RE:受けてきました。 投稿者:はじめ 投稿日:2009/12/19(Sat) 16:50

 私も本日(12/19)受験しました。私にとっての今年の試験は終了しました。
 昨年と違い、厳しい突っ込みもなく
(かえってコワイですが・・・)
穏やかな雰囲気で「雑談のような」38分間でした。
 合否は別として、今の自分を出せたと納得しています。
 試験官からの質問の意図が若干不明瞭な部分も幾つかありましたが、とりあえず主査と思われる方(最初に切り出した方)が「うなずいて」いたのでそのまま回答を続行しました。
 質問内容を確認するのがベストでしょうが、「ボディーランゲージとしての肯定」と勝手に解釈しています。
(何の確証もありませんので、各自ご判断を!)
 経歴及び体験論文の説明も指定時間内に収まった方が試験官様の心証も良いことを実感しました。
 これから受験の皆様、大変でしょうががんばって下さいませ。


       

No.21174 RE:受けてきました。 投稿者:あー。 投稿日:2009/12/20(Sun) 01:47

今迄のご意見の中で目立つ『司会進行役』の方の機嫌が良かったり、態度(笑う・ウナヅク)が良ければ、合格なのでしょうか?このご意見は、昨年までに合格された方の意見が頂きたいです。限定してスイマセン。

       

No.21184 RE:受けてきました。 投稿者:S_F 投稿日:2009/12/20(Sun) 23:46

はじめまして、初めて書きこみます。
河川、砂防及び海岸・海洋で本日受けてきました。16時から開始で最終組のようでした。経歴2分、体験論文9分で説明との指示でした。
体験論文は、試験官二人から、2例とも、いろいろとじっくり質問されました。ここまでで30分ぐらい?
長く感じました。
試験官は当方の専門分野と完全に一致していないのか、それでまた答えにくいような質問にもなっていたような。
技術についての見識、技術者倫理、資質向上は特に厳しいツッコミもなく終了。
自分の答えを後から考えるとちょっと不適切と気がついたりして、結果は如何に?


       

No.21191 RE:受けてきました。 投稿者:Ken 投稿日:2009/12/21(Mon) 13:54

12月前半に始めて口頭試験を受けました。

・経歴と体験論文の質問
・選択科目等に関する技術的な質問
・技術士法および倫理、CPD等の質問
上記、3事項の質問の最後に、進行役の試験官がとなりの試験官に”よろしいですか?”と確認をしながら試験を進めていました。

他の受験者様も同じような流れでしょうか?

ちなみに質問数は、上から18問、12問、4問でした。
このうち、中段の12問中2問は、答えられずにパスしました。
試験時間は37分でした。


       

No.21193 RE:受けてきました。 投稿者:まー 投稿日:2009/12/21(Mon) 15:33

12月前半に、初めての口頭試験を受けてきました。
筆記が絶対不合格と思っていたので、筆記合格後にあわてて体験論文等を準備し、明らかに準備不足の口頭試験でした。

大半が経験論文に関する質問で、その類のものは、ほぼ答えられたのですが、
選択科目等に関する質問は、少し不安です。
特に、一般問題の選択しなかった方、
コンピューターの導入による計算結果の合理性に関する課題について質問されました。

その後いろいろ調べてみましたが、
何と答えればよかったかわかりません。

どの様に答えるべきだったか、どなたかご教授ください。

ちなみに試験時間は、35分程度と短く、義務責務も聞かれませんでした。


       

No.21214 RE:受けてきました。 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/12/23(Wed) 00:02

12月20日に受けてきました。
始めに試験官から、「試験時間は40分間です」と言われ、ちょうど40分で試験は終了しました。
結構な数の質問をされたと思います。
試験官の方は穏やかな方で、淡々と試験は進みました。
なので手応えなど全く分かりません。
合格発表を待つのみです。


       


No.21210 緊張しますね・・・ 投稿者:胡椒 投稿日:2009/12/22(Tue) 12:48 [返信]

6年ぶりの口頭試験。徹夜で10分間スピーチ等をプラマイ5秒で9分35秒に仕上げる。
余裕しゃくしゃくで面接会場へ・・・最初からスピーチがなく経歴質問と回答。
その後、体験論文の説明になり、もう頭は真っ白。やはり緊張しますね。
技術的な質問では、最初は3答中2答、2問目は4答中3答。いま考えれば、簡単な質問なのに・・・

後半は、「簡単に」と2回言われた。

うーん。雰囲気は合格を確信しているのですが、ちょっと不安です。この状態があと2ヶ月
続くと思うと・・・


       


No.21201 時間延長 投稿者:KASSY 投稿日:2009/12/22(Tue) 01:28 [返信]

私の回答の填補が悪かったのと、試験管が聞きたいこと多っかたのと、題意にあっていない答えをして言い換えたからとで、時間がなんと五分延長しました!
これってあり?でしょうか。


       

No.21202 RE:時間延長 投稿者:KASSY 投稿日:2009/12/22(Tue) 01:34

最後の三大義務と、2大責務、公益性の優先、技術士制度とは、はいえたかな?

       

No.21204 RE:時間延長 投稿者:そか 投稿日:2009/12/22(Tue) 05:15

受験者回答が題意と違う場合、試験官が言い換えさせる回数は1回のみでしょうか?反対に、回答に対して、試験官が言い換えさせない場合は、回答が正解ということでしょうか?

       

No.21207 RE:時間延長 投稿者:KASSY 投稿日:2009/12/22(Tue) 11:52

そういう基準で考え、色々思いかえすと×くさいですね。
ただし引っ掛けもあると思い込んで混乱した度合い高かったです。
まあ、自分が悪い、人事を尽くした結果の自身の至らなさを反省し、今後に活用します。


       

No.21209 RE:時間延長 投稿者:にーな 投稿日:2009/12/22(Tue) 12:32

私も50分かかりました。
時間オーバーのためか、まだ退出していない時から試験官の方が「よろしいですか?、いいですかね」などと話をされていました。
本当は次の人を呼んでいいかの話かもしれませんが、今私は「いいですかね」が合格という意味と信じております。
そう思わないと3月まで辛いので。
お互いに合格を信じましょう。