過去ログ倉庫No.87


No.19919 技術士受験を応援する・・・ 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/10/15(Thu) 12:47 [返信]

APECさん、いつも本当にお疲れ様です。そして、ありがとうございます。

私は二次試験を受けるとなってはじめてこのサイトを知りました。
ボランティアでここまでやっていて本当に凄いと思いました。これは今も変わりません。
掲示板でも自己のレベルアップにと活用してもらっています。

しかし、最近の一次試験が終わり、APECさんが以下のようなコメントをなされました。
>情報工学の専門問題をいただいた以外は、どなたからも提供も提供の意思表示もありません。
ニーズが低いということなのだろうと解釈しています。

悲しくなりました。
ニ−ズが低いのではなくて、受験者が入りにくい環境を作ってるのではないかと思ったのです。
技術士について何も分からないので質問しているのに、よってたかって「自分で調べなさい」とか「甘えるな」とか批判をする方がいます。また、特定の方を狙って誹謗中傷めいたことをコメントする方が見受けられます。
こういったことにより、中に入りづらくなってるのではないかなぁと思った次第です。

その当時、私は2chの技術士スレを観てみました。すると、APECさんにはお世話になってるとかSUKIYAKI塾に助けて貰ってるとかのコメントがありました。
ニ−ズは高いのです。

私がお願いしたいのは、APECさんが頑張って提供しているこの場を、もっと受験生が利用しやすい場にしましょうということです。
受験生のみなさんも、どんどんこの掲示板を活用しましょう!

批判を承知でこのスレをたてました。
偉そうなことを言って申し訳ありません。


       

No.19921 RE:技術士受験を応援する・・・ 投稿者:闘魂 投稿日:2009/10/15(Thu) 14:57

2chみたいになってはいけませんがある程度の
言葉は引き締まる時もあるかと存知ます。
昔から佐口氏の時からもそうでしたよ。
それが度を過ぎれば見苦しいバトルになってましたがね。
どのような意見もそれはそれで意見としてそれこそ
発言の数が減るのでは?
夢追い人さんを批判するつもりはありませんし、それも立派な意見です。
ただ一次試験は来週にも解答が発表されるため
ニ−ズが低いのも確かかもしれません。
APEC氏が時間を作りライフワ−クのようにされていることは立派なことではありますがね。


       

No.19922 RE:技術士受験を応援する・・・ 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/10/15(Thu) 18:54

闘魂様、ありがとうございます。
私が言いたかったのは、頭ごなしに批判するのは良くないと思ったのです。
何も考えずにただ聞けばいいと思ってる方に対しては厳しい意見もあろうかと思いますが、技術士試験等について右も左も分からない若い技術者が、緊張しながら思い切って質問し、いきなり痛烈な批判を受けたら・・・と考えると、どうもなぁと思うのです。
私が甘いんですかね。
人それぞれなのでいろいろな考え方、受け取り方があるので難しいですね。
私は、図太いのかバカなのか、こういった厳しい中で修行をするつもりで掲示板に参加しました。結構、勉強になると、つくづく思っています。


       

No.19927 RE:技術士受験を応援する・・・ 投稿者:YOSHI 投稿日:2009/10/15(Thu) 21:27

皆さん こん**は。久しぶりにこの数日書き込みさせていただいています。夢追い人さんの提起にたいし、少し自己弁護からはじめます。

APECさんが以下のようなコメントをなされました。
>情報工学の専門問題をいただいた以外は、どなたからも提供も提供の意思表示もありません。
ニーズが低いということなのだろうと解釈しています。

このことをどう捉えるかですが、小生の自己弁護というのは、PC環境がこの2年で大きく変わり、問題を提供するのがものすごく時間がかかることしかできなくなり、事実上不可能になったことです。以前は何回か提供できたのですが、そういうことでAPECさんには申し訳ない限りです。

ニーズが低いのではなく、敷居が高いのでもなく様々な要因があるのだと解釈しています。

そこで、少し意地悪な解釈をすると受験した皆さんが、答えは一週間したらわかるのだから、あれこれ悩んでもしかたがないと、諦観に近い考えをお持ちかもしれないということです。

小生は、ここの一次試験正解をを語るスレは、多くの方々の問題を解く方法を知る極めて有用なスレだと感じています。自分にない解答方法、考え方を知ると「なるほど」「すごいな」「そうか」と思うことが多く楽しいです。

技術士会から正解が発表され、それと自分の解答を突き合わせて、合格に達した、達しなかったという結果を知るだけでは、せっかく試験を受けて、ウンウン唸って解いた努力がもったいない気がします。

自分の考え方を知り、人の考えを知ることも試験のあとの楽しみ(苦しみ、恥ずかしさのほうが多いですが)です。

そういう意味で、APECさんや皆さんに感謝です。ニーズは高いと思います。


       

No.19939 RE:技術士受験を応援する・・・ 投稿者:OIDON 投稿日:2009/10/16(Fri) 01:45

夢追い人さん

>技術士について何も分からないので質問しているのに、よってたかって「自分で調べなさい」とか「甘えるな」とか批判をする方がいます。
これは全てが批判では無く、その人の為を思って厳しい言葉を投げられている方も居る様に思います。

>また、特定の方を狙って誹謗中傷めいたことをコメントする方が見受けられます。
これは私も不快に感じることがあります。
技術士または技術士を目指す人らしい発言してほしいと思っています。

私個人の意見としては、このサイトの書き込みは登録制になれば、偽名を使って誹謗中傷の書き込みも減り、建設的な意見が出てもっと良くなるのではないかと思っています。
しかし、今のサイトで十分満足しています。APECさんには大変感謝しております。


       

No.19941 RE:技術士受験を応援する・・・ 投稿者:はじめ 投稿日:2009/10/16(Fri) 08:14

夢追い人様のおっしゃる趣旨については、色々考えさせられますが同感です。
その上でAPEC様のご尽力と、多くの技術者の皆さんの個人的利害関係を越えた意見が集うこの掲示板に改めて感謝したいと思います。
私は毎年のように、試験問題は一次二次を問わず掲示板で見せていただき、自分なりに考えながら他の方々の意見を参考に勉強させて頂いています。「失敗から学ぶ」機会として、また「何故そうなるのか」深く突き詰める作業なくして自らが成長出来ないと個人的には思う故です。
今年の一次試験問題も満点目指してチャレンジしましたがダメダメでした。お陰様で解析と数学の本引っ張り出して毎日読んでます(笑)
ニーズと言えるかわかりませんが、掲載継続を希望します。また何かお手伝い出来るのであれば、「出来る範囲」で、させて頂きたいと思います。


       

No.19942 RE:技術士受験を応援する・・・ 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/16(Fri) 08:18

夢追い人さん、皆さん、励ましのお言葉ありがとうございます。ようやく一次試験臨時掲示板の作業も終わり、ほっと一息です。(次は添削の山が待っていますが^^;)

一次試験は、受験生の絶対数がどんどん減っており、毎年新たに修習技術者となる人たちの打ち明けは、JABEE認証者>一次試験合格者になっているはずです。
JABEE認証大学の卒業生が全員技術者になるわけではありませんから、JABEEを持っている学校の先生とかいるんだなあと思うと、ある意味感慨深いものがあります。
さらにご指摘のように一週間すれば正解が公表されるのですから、臨時掲示板のニーズは以前に比べれば格段に下がっているのは確かだと思います。
そしてこの正解公表で合否もほぼ確定するわけですから、合格発表のドキドキもずいぶんとなくなっているようです。

私のところにも、たとえば試験前の相談、試験直後や合否発表時の報告メール、体験記の寄稿など、すべてにおいて一次試験は減っています。「あれ、もうすぐ試験だったよなあ」とか「今日は発表だったんだよなあ」といった感じで、実に静かです。

ニーズがないならそれでいいと私は思います。
ただ、一次試験が高い壁になって先に進めなくている方も確かにいらっしゃるので、そういう方がおられる限りサポートは続けていきたいと思います。


       


No.19898 一次試験臨時掲示板 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/14(Wed) 10:53 [返信]

ようやく基礎科目が開設できました。

http://jbbs.livedoor.jp/study/5348/

問題文をご提供いただいたNさん、ありがとうございました。


       

No.19904 RE:一次試験臨時掲示板 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/14(Wed) 14:27

情報工学部門開設しました。

http://jbbs.livedoor.jp/study/5351/


       

No.19905 RE:一次試験臨時掲示板 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/14(Wed) 14:42

適性科目開設しました。

http://jbbs.livedoor.jp/study/5349/


       

No.19913 RE:一次試験臨時掲示板 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/14(Wed) 23:56

専門科目・建設部門開設しました。

http://jbbs.livedoor.jp/study/5350/


       

No.19916 RE:一次試験臨時掲示板 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/15(Thu) 10:09

上下水道部門開設しました。

http://jbbs.livedoor.jp/study/7803/


       

No.19933 RE:一次試験臨時掲示板 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/15(Thu) 23:33

生物工学部門開設しました。

http://jbbs.livedoor.jp/study/6646/


       

No.19936 RE:一次試験臨時掲示板 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/16(Fri) 00:30

機械部門開設しました。

http://jbbs.livedoor.jp/study/8904/


       

No.19937 RE:一次試験臨時掲示板 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/16(Fri) 01:07

応用理学部門開設しました。

http://jbbs.livedoor.jp/study/5352/


       

No.19938 RE:一次試験臨時掲示板 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/16(Fri) 01:28

農業部門開設しました。

http://jbbs.livedoor.jp/study/7796/

正解公表までに新たな臨時掲示板を開設する時間もないので、これにて臨時掲示板の開設を終えたいと思います。

問題文をご提供いただきました皆さんに改めて感謝申し上げます。
おかげさまで後に続く受験生の皆さんにとっておおいに助けになる資料ができたと思います。

どうもありがとうございました。


       


No.19866 今年はないのでしょうか? 投稿者:答え合わせしたい人 投稿日:2009/10/13(Tue) 11:16 [返信]

http://www.pejp.net/pe/index.htm

去年はこのようなページがあったとおもうのですが・・・

トップにホテルにいるとあったのでその影響ですかね・・・


       

No.19869 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:Ryo− 投稿日:2009/10/13(Tue) 13:59

 こんにちは。APECさんのブログによると、
http://blog.livedoor.jp/apec_pe/
 10月10日から9日間の巡業に出られているようです。毎日セミナーやらでお忙しく、夜もお疲れであろうことが予想されます。帰られたら掲示板も開設されるのではないでしょうか。


       

No.19870 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:ボランタリ− 投稿日:2009/10/13(Tue) 15:22

ボランタリ−な活動だって書いてあるように
ちった-自分でも考えましょう!
技術士になろうとしている人が甘えすぎでは?
気になるのは解りますがその辺も既に意識してこそ
ではないかな?


       

No.19874 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/13(Tue) 16:44

管理人のAPECです。

とりあえず専門科目の情報管理はいただいたので、今夜遅くなりますが第1号で開設したいと思います。

それ以外は、基礎科目、適性科目なども含めて、どなたからも試験問題のご提供がないので、臨時掲示板が開設できずにいます。
どなたかいただければ嬉しいのですが・・・・


       

No.19875 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:答え合わせしたい人 投稿日:2009/10/13(Tue) 17:01

ボランタリ−さん
すいません
ほかにもおそらく気になる人がいるでしょうから代表して書かせてもらいました
気を悪くされたなら申し訳ございません

Ryo−さん
ブログがありました
つい忘れていました
昼よりも夜の方が大変かもしれませんね・・・

管理人のAPECさん
文字のべたうちでよろしければお手伝いできるかと思いますが本日用事がありこの後作業ができません
明日なるかもしれませんがお手伝いさせていただければと思います
もしほかの方が作業されていればその旨を書き込んでいただければそちらを避けて作業したいと思います
スキャナーがないので画像系が難しいかもしれません
共通科目は持ってないので申し訳ないです
後、メールで送ればよいでしょうか?


       

No.19887 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/13(Tue) 23:11

情報工学の専門問題をいただいた以外は、どなたからも提供も提供の意思表示もありません。
ニーズが低いということなのだろうと解釈しています。

ご無理のない範囲でお願いします。
図だけが不足する状態になるということは、スキャンデータだけでも送ってくれる人がいると助かるのですが・・・・


       

No.19889 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:jin 投稿日:2009/10/13(Tue) 23:57

http://www.econetbank.com

ここには、環境と建設の1次試験の解答が寄せられています・・・ちょっとつながりにくいみたいですけど。


       

No.19891 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/14(Wed) 02:19

基礎科目、OCR前ながらご提供いただきました。ありがとうございます。
これからOCRをかけます。
困ったことにPCを新しくしたためOCRソフトがなく、フリーソフトをDLするところから対応しています。^^;
睡魔に負けそうなのですが、明日中になんとかアップできればと思っています。

臨時掲示板の目的は「正解が何番か」ということよりも、「なぜそれが正解なのか」という議論により、後に続く受験生の参考にすることが主です。
ぜひご理解いただき、議論を深めていただけたらと願っております。


       

No.19892 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:fly 投稿日:2009/10/14(Wed) 02:43

APEC様

出来ればすでに問題文の提供を受けた、またはその意思を示している人がいる科目が何かについてtopページに記載して頂ければ助かると思います。
受験者の中には提供を申し出たいが、もう誰かがやっているだろうからとベタ打ち作業に二の足を踏む人や、誰もやっていないなら無理無い範囲で自分が提供しても良いと考える人もいるかと思いますので。


       

No.19893 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:fly 投稿日:2009/10/14(Wed) 02:47

No.19892に追記

また、提供を受けた部門名が分かれば、「ベタ打ちを行ったが誰かがすでに提供していた」という事が防げると思いますので。


       

No.19896 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:ボランタリ− 投稿日:2009/10/14(Wed) 10:19

こうやって思うといかにAPECさんが手を掛けてるかが
解ることでしょう!
簡単そうで中々時間を割くのは大変なことです。
しかも自分には関係ないことでも!
私には真似できません。改めて頭が下がります。


       

No.19897 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/14(Wed) 10:33

現在、以下の問題をいただいています。

○基礎科目(午前中に開設予定)
○専門科目(上下水道:できれば本日中に開設予定)
○専門科目(情報工学:できれば本日午後開設予定)
○専門科目(生物工学:できれば本日中に開設予定)

以上です。


       

No.19899 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:いさ 投稿日:2009/10/14(Wed) 12:04

やはり1人でボランティア的活動をするには限界があろうかと思います。
私もできればお手伝いしたいのですが、なかなか・・・

例えば、wikiのようなシステムを使って、手が空いている人からどんどん編集・拡充できるようになればいいなあと思います。


       

No.19902 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/14(Wed) 13:49

適性科目もご提供をいただきました。
ちょっと時間が取れないので、今夜の作業になります。


       

No.19909 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/14(Wed) 23:32

おかげさまで専門科目・建設部門もいただきました。
眠いのですが、せっかくのご提供が嬉しいので何とかこれからがんばって開設します。


       

No.19914 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/15(Thu) 09:43

機械部門、応用理学部門もご提供を受けました。ありがとうございます。

       

No.19935 RE:今年はないのでしょうか? 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/16(Fri) 00:12

農業部門いただきました。ありがとうございます。

なお、時間的制約で、19日の正解公表までにこれ以上アップすることは無理だと思います。

私の希望としては「答え合わせ」だけでなく、「なぜそれが正解か」という議論をしていただければありがたいと思うのですが、現実問題として正解がわかってしまえばそういうことはどうでもいいという方が大勢でしょうし、それを責めるべきものでもありませんから、臨時掲示板は農業部門までとさせていただきます。

問題のご提供ありがとうございました。


       


No.19932 一次試験の計算器具について(来年に向けて) 投稿者:YOSHI 投稿日:2009/10/15(Thu) 23:06 [返信]

皆さん スレNo.19820 「使用電卓について」に小生が計算尺云々と応えたばかりに当該スレの主題から外れてしまいました。くりうなぎさんには申し訳ない思いでいっぱいです。さはさり乍ら、一次(二次もですが)試験の計算用具として算盤、計算尺、電卓(機能制限あり)とありますのでこれらを上手に利用しない手はない、というのが小生の基本的考えです。

スレNo.19820でも書きましたが、電卓も使いますが計算尺も使って解答を求めています。たぶん40才後半より若い方は計算尺がわかりにくいと思いますので少し説明します。

簡単にいうと、対数を利用した乗除計算を行う器具です。A×B=Cの対数、すなわちlogA+logB=logCを利用して計算するものです。かつて小生たちが中学生時代に使用していた簡単なものでも、乗除、対数、三角関数、平方(平開)、立方(立開)2/3乗、3/2乗の計算を有効数字2〜3桁で求めることができます。

もう少し技術業務に使うものでいえば、片対数方眼紙や対数確率紙も計算は行いませんが基本的な考えは同じです。

アナログ計算機ですから、たとえば比例、反比例は一度どこかに合わせれば、あとは一覧できます。対数目盛がありますから、ある数字のn乗(nは整数である必要はありません)を目視で簡単に求めることができます。

そこで一次試験での利用ですが、電卓には電卓の良さがあり、計算尺には計算尺の良さがあります。スレNo.19820 でも述べましたし、基礎科目の1−2−4にも書きましたが、これなどは計算尺の対数目盛を用いれば楽にできます。

もちろん、2のn乗をガマの油売りの口上よろしく、1枚が2枚、2枚が4枚(n=1)、4枚が8枚(n=2)とやっていっても同じです。解き方は一通りではありません。しかし、電卓で2×2×2×・・・とやっていっては掛ける回数に間違いが起きやすいでしょう。

計算に限らず、ある目的を達成するのに何が良いかはケースバイケースでしょう。ごこかへ移動するのに歩く、自転車、バイク、車、列車、船、飛行機等手段は多くあります。移動距離、時間等目的に応じて使い分ける、あるいはいくつかを組み合わせるのと同じように計算も、いくつかの選択肢があるのであって、どれかだけが優れているというものではないでしょう。

今年の一次試験会場では、JABEEの影響でしょうか、数年前までのような20台前半の方が多いという状況ではなく、平均年齢は確実に上がっています。少しでも計算尺をお使いになった経験のある方であれが一次を受けられるのであれば、中学生時代のもので十分利用価値がありますから、お使いになることをお勧めします。


       

No.19934 RE:一次試験の計算器具について(来年に向けて) 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/10/15(Thu) 23:35

計算尺ですか。
懐かしいですね。
私は計算尺全盛の時代とは少し違うのですが、
中学生の時にある種の国家試験を受験した時に
確か電卓の使用は認められておらず
計算尺は使用可でしたので、そのときは私はとりあえず使用出来るようになっていたはずです。
私の知っている国家資格は電卓の使用は不可で計算尺なら使用可という時期も少しの間あったようで技術士試験もその名残りでしょうか。
(対数が基本となっている点思い出しました。)
技術士試験とあまり関係なくてすみません。
さらに現役で使用されているYOSHIさんには懐古的で済みません。


       


No.19820 使用電卓について 投稿者:くりうなぎ 投稿日:2009/10/10(Sat) 17:10 [返信]

はじめて質問します。

明後日の一次試験で使用する電卓ですが、プログラム、関数機能はないのですが、左上に「時間計算」というものが付いています。(表示が変わります)

これってまずいんでしょうか?。
直前の質問ですいません、アドバイスいただけないでしょうか

機種名:カシオ 電卓 SL-300A-OE-N


   

   

No.19822 RE:使用電卓について 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/10(Sat) 20:28

さすがに技術士会も想定していないでしょうから、その部屋の試験官の判断でしょうね。
電卓を使う機会は多くはないので、100円電卓を持っていかれるのが間違いないでしょう。


       

No.19823 RE:使用電卓について 投稿者:萌と麻衣のパパ 投稿日:2009/10/10(Sat) 22:34

画像を見る限り、私的には問題となるレベルではないと感じます。しかし不要なトラブルは絶対的に避けるべきですので、百均でもよいので新しい電卓の購入をおすすめします。試験頑張って下さい。

       

No.19825 RE:使用電卓について 投稿者:かりゆし 投稿日:2009/10/10(Sat) 23:46

“受験の手引き”か“受験票”に使用可能な電卓が規定されていたと思います。四則演算、平方根、百分率、数値メモリの機能のみだったと思います。

“時間計算”機能が付いていたから有利かというと、全く関係ないと思いますが、規則は々。私が試験官であればNGと判断します。

願書を出した際の“受験の手引き”や受験票を今一度確認するのが寛容かと。


       

No.19828 RE:使用電卓について 投稿者:うなぎさん 投稿日:2009/10/11(Sun) 04:49

>APEC様
>萌と麻衣のパパ様
>かりゆし様

ご意見ありがとうございます。
皆様おっしゃる通り、当日は僅かなリスクでも回避すべきです。本日100円ショップに走ります!。

(余談ですが、受験案内書には使用できる電卓の代表例が写真で載っており、右側のものは左上に時間計算機能が付いているように見えるのですが、解像度が悪くハッキリしません。残念です・・・。)


       

No.19839 RE:使用電卓について 投稿者:やんばる 投稿日:2009/10/12(Mon) 02:41

質問主旨からは外れるんですが・・・

電卓。
私は甘く見て持っていかなかったんですが、持って行くべきです。(私だけですかね。面倒なので持って行かなかったのは)

面倒くさいけど やれば確実に解ける問題ってやつが出て、解いたことは解いたんですが 不必要な時間をかけてしまいました。

基本的に時間不足となる可能性は低い試験かと思いますので手計算でもいいんですが、試験中に「くっそ〜」と思うのは精神的に良くありませんからね・・・

電卓は持っていってくださいよ〜


       

No.19873 RE:使用電卓について 投稿者:YOSHI 投稿日:2009/10/13(Tue) 16:22

久しぶりに書き込みます。小生は電卓も持っていきますが、主たる計算器具は計算尺です。流石に算盤とはいきませんが、計算尺は専門、基礎と電卓よりはるかに役立ちます。

例えば今年のどこが役立つかといえば、今年の基礎1−2−4などは楽でした。電卓ではたいへんだったと思います。

是非皆さんも計算尺をお使いください。


       

No.19883 RE:使用電卓について 投稿者:かりゆし 投稿日:2009/10/13(Tue) 22:29

YOSHIさま

計算尺現役とはすごい! YOSHIさまツワモノですね。

私も高校の時に計算尺2級?の資格を取ったような気がしますが、今では使い方すら覚えていません。合格証書も残っていないと思う。高校卒業以降、大学、社会人と全く使ったことがありません。便利なんですけどね、使えれば・・・。

計算尺かー、懐かしいなー って、せっかく歳がばれないようにしてたのに。

試験官が若い方であれば「これ、何ですか?」と聞かれそうですね。 


       

No.19903 RE:使用電卓について 投稿者:YOSHI 投稿日:2009/10/14(Wed) 14:08

スレの主題からずれますが、関連ということでお許しを。かりゆし様、2級はすごいです。小生はたしか3か4です。中学では一通り使い方を習い、高校で少し高級なのを買わされ、試験で級を取得し、大学では学科に関連する計算尺を買わされました。

社会人になってからも主たる計算ツールはタイガー、電卓、エクセルと変わりましたが計算尺は使い続けました。最近では検算や概算を求めたり、数学的カンを鈍らせないことに役だっています。(年が丸わかりですね)

一次試験にはもってこいですね。今年は高校時代に購入した普通の片面尺と、大学時代の両面尺の両方を持っていきました。

昨年は試験管が「懐かしいな~」と言っていました。今年は多分バイトのお兄ちゃんはわからなかったでしょうが、どこかで「あれ、何」とか言っていたかもしれません。


       

No.19907 RE:使用電卓について 投稿者:かりゆし 投稿日:2009/10/14(Wed) 22:54

あまりにも計算尺が懐かしくて掲示板に書かせて頂きました。

計算尺は2級ではなかったのかもしれません。大変失礼しました。

話は変わりますが、我が母校は変なところに力を入れていて、卒業までに測量士補と珠算3級は取得すること。計算尺やペン字なんかもやらされました。
また、当時は測量競技会(平板とトラバース?の2種目)というのがあって、我が校は全国の常連校だったのですが、私の代は県代表になれず先生にこっぴどく怒られました。結局、高校では測量士まではとれず、競技会の失敗がトラウマになったのか、以来、大学の測量実習もさぼり、社会人になっても測量から遠ざかっています。

スレの主題からかけ離れた内容で、皆様申し訳ありませんでした。


       

No.19908 RE:使用電卓について 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/10/14(Wed) 23:04

計算尺、名前は聞いたことありますが、実物は見たことありません。どういうしくみで計算する道具なのですか?

       

No.19910 RE:使用電卓について 投稿者:かな 投稿日:2009/10/14(Wed) 23:34

計算尺…時代錯誤もはなはだしい。
計算機が優れているにきまってるでしょ。

士補の試験に計算尺を持っていくのですか???
それに測量士補なんて、申請の資格、測量士自体
もほとんど、申請資格になっているのが実態です。

測量士は国家資格ですが、その他の民間資格も淘汰して欲しいです。技術系の資格は技術士の一本化をして欲しい。


       

No.19911 RE:使用電卓について 投稿者:勘介 投稿日:2009/10/14(Wed) 23:50

YOSHI様
中学時代を思い出させていただきました。今では使うことは全くないので、使い方も忘れてしまっています。11月に実家に帰りますので、探してみます。ひょっとして使い方を思い出すかも?
本題からめちゃくちゃ脱線して、本来の掲示板の目的と違う書き込みで申し訳ありません。


       

No.19915 RE:使用電卓について 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/15(Thu) 09:49

かなさん、「申請すれば取れる」=「申請できる資格を取る(卒業するとか)まで何もしない」のと、「申請できるようになる前にその資格を取る」のとではずいぶん違いますよ。それを無駄ととるかどうか、そのあたりに教育機関の姿勢が出ているようにも思います。

また、技術士と技術士補だけにするといいとのことですが、JABEEの解説にも書いてある(サイトでも引用しています)、エンジニアとテクニシャンの違い・役割分担を考えれば、それは世の中の仕組みとしてふさわしくない発想だということがご理解いただけると思いますよ。

私は計算尺は見たことしかないですが、頭をぜんぜん働かさなくても計算ができる機械ではないように思いますね。


       

No.19926 RE:使用電卓について 投稿者:つったん 投稿日:2009/10/15(Thu) 21:12

いやはや、計算尺の話で少々盛り上がっていますね。
私も学生時代、2級に挑戦するも惜しくも1問ミスで取得できなかった記憶があります。(^_^;)

「計算機」の話題提供として、私の場合、今も35年以上前に買ったCASIO fx-102が現役で動いています。当時は「電卓界の名器」と云われていたような・・・?
先ほどまでも、他社さんからの見積書のチェックに使っていました。

一次試験終了後の四方山話ということでご了承ください。


       


No.19809 施工計画部門における参考書 投稿者:初受験 投稿日:2009/10/08(Thu) 13:47 [返信]

施工計画部門で、積算を中心に来年度頑張りたいと思っているのですが、皆さまはどのような参考書で勉強をなされているのですか?お教えいただければ、大変助かります。

       

No.19810 RE:施工計画部門における参考書 投稿者:横浜すばる  投稿日:2009/10/08(Thu) 20:55

初受験様
専門科目の受験は何で受けるつもりですか?
施工計画でも
コンクリートとか?
大規模掘とか?
いろいろあるので......。
過去問を検討のうえ専門を決めたほうがいいと重います。


       

No.19819 RE:施工計画部門における参考書 投稿者:8787 投稿日:2009/10/10(Sat) 15:16

積算を中心にということは、貴方はおそらく
官庁の方ですね。(勘違いでしたらスミマセン)
私も官庁のいわゆるそっち系の者です。

積算に関しては専門の参考書はあまり見あ
たらないです。が、国交省の最近のトレンド
を抑えておけばOKと思います。
私の場合、建設マネジメントを専門とする
分野の一つに選択しています。
こうなると、
H20はCM方式とユニットプライス
H21、はデザインビルドと
業務のプロポ&総合評価方式

プラスもう一つ(リサイクルなど)
が回答候補になると思われます。

私の受験方法としては、国交省がどういった
施策をトレンドとして持っていて、試行する
にあたってどういった課題を抱え、どういった
方向に向かいつつあるのかを勉強しています。

しかし、筆記試験はこれでクリアできたとしても
「積算や建設マネジメント」は、体験論文が難し
いと思います。「技術的」な課題が訴えづらいか
らです。たとえば、
「低入札が止まらなかったから、色々課題と対応策を考えて施工体制確認型総合評価落札方式を制度設計し
低入札を解消でき、公共工事の品質確保ができた。」
なんてことを論文で書いたとしても、「技術的」課題
でないので、合格できないと思います。(品質確保のためには、世の中にとって良いことですが・・・)
積算も一緒だと思います。
ですので、積算だけでなく、やはり現場経験を活かした施工計画で体験論文のメインを締めくくる作戦が良
いと思います。


       

No.19824 RE:施工計画部門における参考書 投稿者:かりゆし 投稿日:2009/10/10(Sat) 23:37

初受験さま

私は事業者系の技術士(建設部門−港湾及び空港)です。専門分野を中心に土木系事業の調査・設計、事業計画策定、積算、入札契約手続きなどの経験が長かったのですが、私は現場監理の立場で従事した工事を題材に「○○条件における△△の施工計画の検討」で冒頭の選択科目で合格しまた。一応、ストレートで合格。

私も積算や建設マネージメントでの受験はお勧めしません。事業者系技術者が、積算や建設マネージメントで体験論文を書くのは結構大変です。事業者系においては、個人の範疇でこういった分野の課題解決方法を工夫することは限られますよね。加えて口頭試験では“提案内容が技術士としてふさわしいと思う理由は?”とか“その提案はほんとうにあなたが考えたの?”とか聞かれます。
「ハナハナさん」のご意見のように、現場経験を生かした施工計画をテーマに体験論文を書くという選択もあります。また、所属団体にもよると思いますが、今までの経験の中でメインの分野、例えば道路とか都市計画などを選択すれば、計画から設計、施工まで色々な視点で捉えることができます。
勉強の仕方については、やはり「SKIYAKI塾」に掲載されている方法が大変参考になることは間違いないですね。
私が購入・使用した参考書は日経BP社の「技術士第二次試験 建設部門 合格指南」、この本はお勧めです。
それから、国土交通白書T部は必須。また、専門分野に関する審議会答申、トレンディーな話題は要チェック。日経コンストラクションや専門分野に係る技術雑誌・建設新聞などの気になる記事はスクラップしておく。

当然のことですが、勤務時間内に受験勉強はできませんが、会議資料や稟議資料等々の作成や工事発注、現場監理など色々な場面で、常に問題点を意識して業務にあたるなど、普段の業務を活用したOJTを実践することが効果的です。ただし、模擬問題による論文作成トレーニングは絶対必要です。


       

No.19876 RE:施工計画部門における参考書 投稿者:たけ 投稿日:2009/10/13(Tue) 17:29

初受験様

たけと申します。2006年度に施工計画を受験し、積算系の2問を解答して合格しました。その際に参考としたのが、
土木学会で発行している
「土木技術者のための原価管理」
という書籍です。
実行予算など一連の解説などがあり、参考になった覚えがあります。最新の情報には対応していないと思いますが、基礎知識の整理には役に立つかと思います。


       

No.19895 RE:施工計画部門における参考書 投稿者:初受験 投稿日:2009/10/14(Wed) 07:45

お答えくださった皆様、本当にありがとうございました。同じ境遇で、合格なされている先輩技術士がいらっしゃるということに勇気づけられました。早速、来年の試験に向けて精進したいと思います。

       


No.19757 環境測定体験論文書き方 投稿者:トマト  投稿日:2009/09/28(Mon) 20:56 [返信]

2次試験は受けたものの、合格は断言できないが、体験論文用意があと一ヶ月ですね。
環境測定の場合ですと、JISで決められた方法で、分析するのがほとんどですが、どういった内容で書けばいいのですか。
この部門の先輩の方がいらっしゃれば、教えてください。


       

No.19758 RE:環境測定体験論文書き方 投稿者:金杯 投稿日:2009/09/29(Tue) 00:33

いろいろありますよ。
私が受験した時は、一例は日本では公定法が存在しない物質の測定法について複数の方法を比較検討、もう一例はその研究目的に即したサンプリング方法を提案、というところです。
公定法には定め切れていないところとか、公定法の単純な適用が困難な場合とか、自分の身の回りを探してみればありませんか。
対策のための調査とか、何か目的をもった測定とかだと、いろんなことを考えて実施していると思いますが、いかがでしょう。逆に、法定の定期測定とかだと、あまり工夫のしどころもないかもしれませんね。
また、現場では、結構いろいろな工夫や対応をしますが、ラボの中だけだとなかなか見あたらないかしら。

測定方法そのものが特別難しいものであったり、最新の設備を使ったりという必要は全くありません。


       

No.19759 RE:環境測定体験論文書き方 投稿者:Rawi 投稿日:2009/09/29(Tue) 12:28

JIS通りの操作ではうまく行かない場合はありますよね。そういう問題点をどう解決したかとか、いい題材だと思います。

案件によっては、JIS通りの測定は求められず、より安価にとか、より簡易にとか、より精密にといった要望があるはずです。

そんな課題を技術者としてどのように解決したか等を題材にされてはいかがでしょうか。

ただし、願書の経歴にそのようなことが書かれていればですが・・・


       

No.19765 RE:環境測定体験論文書き方 投稿者:つったん 投稿日:2009/09/30(Wed) 21:48

ほぼ1年ぶりの書き込みです。日々忙しく、こちらを覗かせていただくことも少なくなっていました。
一服中に覗かせていただくと、マイナー部門「環境部門−環境測定」の体験論文に関するスレを見つけ、思わず反応しました。
アドバイスになるかどうかはわかりませんが、私の体験を踏まえて少々書かせていただきました。

私は平成19年度に当該部門(科目)に合格しました。
当該科目は大きく分けて、「濃度」と「騒音・振動」に大別されると思います。それぞれで環境測定に係る内容(現場測定、室内分析、解析等)が異なると思います。
私の場合、2題概術は@騒音測定例、A粉じん測定例を選定し、詳述は後者を書きました。Aは現場測定方法を主題としましたが、それには全体を網羅する測定マニュアルがないものでした。
したがって比較的、「課題→解決策」の流れは多少のオリジナリティが出せたかと思います。
トマトさんの専門がわかりかねますが、室内濃度分析が主体となれば、JIS等に準拠することが原則ですので、事例選定はかなり困難かと想像します。
現場測定の方が書きやすいこともあることの事例ということで紹介させていただきました。

実は私の場合、当時も大変忙しく(建設コンサル)、体験論文を書き始めたのが締め切り1週間前でした(そんな時期から始めるのは良くない反面教師ということでご了解ください)。
無論、もし、筆記合格すればテーマは何にするかは決めていました。
締め切り直前に、こちらに時折顔を出される「腹ヘッタさん」(以前からの直接面識のない知り合い?)から、彼のブログのコメント欄を通して推敲していただけるとお誘いを受け、間際での奮闘論文にご丁寧にアドバイスいただきました。

また、先に登場されている金杯さんから、
同じく腹ヘッタさんのブログのコメント欄で知り合い、こちらは論文提出後だったのですが、口頭試験に向けてのアドバイスを受けました。
的確にして厳しいご指摘をいただき、提出後の体験論文の甘さを痛感しました。
が、口頭試験では金杯さんほどのするどい設問はなく胸をなでおろしました。(^_^;)

お二人ともに、この場をお借りしまして、
改めましてその節は本当にお世話になりました。

体験論文はわずか2頁の中に、口頭試験に耐えうるまでの論文記述は本当に難しいと思います。
しかし、それをフォローするだけの受け答えを準備しておれば、そこそこの自信を持って臨めるとは思います。
但し、これは口頭試験2勝1敗の者にしての感想かも知れません。(^_^;)

すみません、最後は方向違いのようなレスとなりました。<(_ _)>


       

No.19796 RE:環境測定体験論文書き方 投稿者:金杯 投稿日:2009/10/04(Sun) 22:55

つったんさん、ごぶさたしています。


>が、口頭試験では金杯さんほどのするどい設問はなく胸をなでおろしました。(^_^;)

その節は、無用におどしたようで失礼しました。ま、無事合格、結果オーライということで御容赦を。

ところで、トマトさんからの反応がないのですが、期待していた答えとは違ったのかしら。
それとも、メールアドレスを入れているところからすると、個別に返信してほしいということなのかしら。


       

No.19807 RE:環境測定体験論文書き方 投稿者:トマト 投稿日:2009/10/07(Wed) 22:30

結果発表まであと僅かですね。
体験論文で悩んでいます。
業務例の1はなんとか纏めましたが、
詳細を書く業務はなにをどんな風に書いたらいいか思いつかないですね。
日常分析は金属の分析をしています。調査関係ではごみ焼却施設の環境調査をやってます。


       

No.19811 RE:環境測定体験論文書き方 投稿者:つったん 投稿日:2009/10/08(Thu) 21:50

トマトさんの「ごみ焼却施設の環境調査」に興味があります。
それは環境省(旧は厚生省)の「廃棄物処理施設生活環境影響調査指針」に基づく調査でしょうか?
もちろん、指針はマニュアルの一種といえますが、
・調査項目の選定時に「環境測定」の立場からの課題はありませんでしたか?
・また現場測定(採集)時に、その現場特有の課題はありませんでしたでしょうか?
・そして、これらをうまくクリアした解決策があるのではないでしょうか?
このような切り口もあろうかと思います。
但し、業務例1とかぶっておればお許しください。


       

No.19877 RE:環境測定体験論文書き方 投稿者:YOSHI 投稿日:2009/10/13(Tue) 18:23

トマトさん、始めまして。YOSHIと申します。つったんさんと同様久しぶりの書き込みです。小生も最初の技術士部門は旧制度時代に環境ー環境測定で取得しました。この科目は少ないですよね。頑張ってください。

さて、本題ですが、たしかに環境測定はJISや環境省告示方法等決められた方法での測定がほとんどです。しかしながら、実試料では、JISや告示方法ではうまくいかないことが多々あります。

例えば、BODで酸化物の処理は残留塩素についてしか記載されていません。過酸化水素を含む排水はではどうするのだ、といったようなことにぶつかります。どうされます。BOD試験は条件試験ですから、与えられた条件だけで行うのか、あるいはBOD測定の主たる目的は有機物を測るのだからそこに焦点をあてるか、そうすると窒素化合物の硝化との整合性はどうするか、と様々な要素、疑問がでてきます。あるいは、公共用水域の測定で測定機関が違うと大きな差が出たりします。

このような事例というのは測定に携わっていると多くでてきます。

そこで、技術士に(なるに)相応しい業務ができるかどうかになります。環境測定の怖いところは、操作(サンプリング〜前処理〜機器分析〜計算)のどこで(意図的であろうが無かろうが)間違っても、何らかの結果が出てしまうことです。

このような、間違った真値でない結果を出さないようにご自身が何をされたか、そこを書けば良いと思います。もちろん測定ですから真値は神のみぞ知るですが、そこに近づくためにどうしたかを、考え方、手法、得られた値を示して延べればよいと思います。

因みに小生は、THM生成能の問題で書きました。(詳細は省きます)

最後になりましたが、私達がトマトさんと呼んでいた女性の方が、昨年一発で合格されました。その方と同様トマトさんも合格されるものと確信しています。


       


No.19860 技術士補【電気電子】試験回答のたたき台 投稿者:tera 投稿日:2009/10/12(Mon) 22:22 [返信]

皆様、本日はお疲れ様です。

技術士補【電気電子】試験回答の
たたき台にして下さい。

※あくまで「たたき台」です。

■適性科目U
 1:B 6:C 11:C
 2:B 7:@ 12:B
 3:@ 8:D 13:B
 4:A 9:B 14:D
 5:A 10:C 15:B

■基礎科目T
 1-1:B 2-1:D 3-1:@ 4-1: 5-1:
1-2:D 2-2: 3-2:@ 4-2: 5-2:B
1-3:@ 2-3: 3-3: 4-3:B 5-3:C
1-4: 2-4:C 3-4:C 4-4:C 5-4:A
1-5: 2-5:A 3-5: 4-5:@ 5-5:


■専門科目(電気電子)W
 ↓ほとんど自信ありません。

 4- 1:B 4-11: 4-21:@ 4-31:D
4- 2:A 4-12:A 4-22:@ 4-32:D
4- 3:A 4-13: 4-23:B 4-33:
4- 4:C 4-14:A 4-24:D 4-34:B
4- 5:C 4-15: 4-25: 4-35:A
4- 6:B 4-16: 4-26:B
4- 7: 4-17:@ 4-27:C
4- 8: 4-18:@ 4-28:D
4- 9:@ 4-19:B 4-29:D
4-10:B 4-20: 4-30:


       


No.19707 一次試験がんばってください 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/16(Wed) 22:41 [返信]

一次試験まであと1ヶ月をきりました。
受験生の皆さんは、「合格のために必要な点数を獲得する」ことに絞って、効率的に勉強していってください。

基礎科目(1問1点、15点満点、最低ライン6点つまり6問)と専門科目(1問2点、50点満点、最低ライン20点つまり10問)の合計で、65点満点中33点を得点しなければなりません。
基礎科目が最低ラインの6点でも、専門科目で33点−6点=27点(14問)とれば合格です。25問中14問正解ということは正解率56%です。
しかし専門科目が最低ラインの20点だと、基礎科目で33点−20点=13点(13問)をとらないといけなくなって、15問中13問正解はかなり困難です。

つまり、専門科目で56%(14問)以上得点すること、これが合格の最大のポイントです。

がんばってください。


       

No.19711 一次試験がんばってください 投稿者:ちびライオン 投稿日:2009/09/18(Fri) 07:38

私は、H19年度に受験しました。

仕事が忙しく、6月位から10月の試験日まで全く勉強できませんでした。(仕事を理由にサボっていました・・・)

試験当日も行くつもりがありませんが、会社の上司に言われて、しょうがなく受けに行きました。

しかし、試験は共通免除で基礎科目(6問正解:6/15点)、専門科目(14問正解:28/50)でぎりぎり合格しました。(神様に感謝しました!)

そんな感じでしたので、勉強された方も、できなかった方も必ず受験して下さい!

そして、第一次試験をパスして第二次試験にチャレンジしましょう!!!


       

No.19827 RE:一次試験がんばってください 投稿者:建設部門  投稿日:2009/10/11(Sun) 03:48

一次試験の専門での合否通知書で疑問があります。
基礎と適正は1点回答で封書きますが。

適性はクリアしています。
専門部門の得点数は1問正解に当たり2点での評価なのでしょうか?
昨年受験した際は適性8点、基礎9点で専門が12点で不合格でした。
この12点とは2倍の24点という結果で不合格になったのでしょうか?
お聞きしたい事は専門で13点回答しないと駄目なのでしょうか?
今年は13問狙いで基礎科目を7点以上目標としています。

ご教授お願いいたします。


       

No.19830 RE:一次試験がんばってください 投稿者:勘介 投稿日:2009/10/11(Sun) 07:54

建設部門様
専門は最低でも40%必要ですから20点:正解数で10問となります。そして、基礎+専門で50%以上が合格点ですから、(基礎15点+専門50点)×50%=32.5点≒33点が必要です。
建設部門さんの例で考えると、基礎は9点ですから基礎の最低点6点はOKです。では、専門は12点ならNGです。仰っているように、12問*2点なら24点ですから専門はOKです。次に、基礎+専門でみると、24+9=33点となりますからOKのはずです。でNGだったということは、合否通知書の点数は、正解数*2の点数です。正解数ではありません。12点は6問しか正解していなかったことになります。そのため、専門は13点以上ではなく、20点10問以上正解する必要があります。基礎で7問(=7点)が目標であれば、専門は13問(26点)以上でないとOKになりません。1週間後に正解が発表されますので、自己採点ができます。それで確認してください。各科目、途中退席をすると問題用紙は持ち帰ることはできませんが、最後まで残っていると持ち帰ることができます。(ただし、次の科目もあるからといって、机の上に置きっぱなしで退席すると回収されます。鞄にしまってください)


       

No.19831 RE:一次試験がんばってください 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/11(Sun) 08:07

専門科目は1問2点です。12点ということは正解数6問ということです。
サイトの「第一次試験対策」〜「試験の概要」をご覧ください。


       

No.19832 RE:一次試験がんばってください 投稿者:TX650 投稿日:2009/10/11(Sun) 11:07

建設部門さん
自分の成績通知書(昨年度)の表示を確認しました。専門科目の成績は50点満点、即ち正解数×2の点数で表示されています。従って12と表示されていれば、APECさんがおっしゃっているように正解数6問ということです。


       

No.19833 RE:一次試験がんばってください 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/10/11(Sun) 14:14

明日一次試験を受けられる方、頑張って下さい!
勉強した方、勉強してない方など様々だと思います。

勉強した方は、勉強してきた自分の力を出し切れば大丈夫だと、自信をもって挑みましょう!

勉強してなかった方は、是非、試験会場には行きましょう。そして試験を受けましょう。
それだけで、合格には50%以上近づいてるでしょう。
私も勉強してなかったんですが、とりあえず受けようということで試験を受けたら運良く合格してました。

それと、自分の得意分野がでる可能性もありますし、それも期待しましょう。
択一式ですので、今からでも勉強は遅くありません。最後の悪あがきとして頑張って下さい!


       

No.19834 RE:一次試験がんばってください 投稿者:建設部門  投稿日:2009/10/11(Sun) 21:30

多数の回答ありがとうございます。
謎が解明できて感謝しております。

明日ですが受験される皆様は体調管理に配慮されて無事、合格をお祈りします。

私は専門が重大な課題と感じました。
とのかく頑張りましょう!


       

No.19841 RE:一次試験がんばってください 投稿者:勘介 投稿日:2009/10/12(Mon) 07:18

フレー!フレー!受験生!全力を尽くして頑張ってください。これが技術士への道の第一歩です。
と言っても、今頃これを見ている受験生はいないか〜?


       


No.19816 都市および地方計画で・・・ 投稿者:ISS 投稿日:2009/10/09(Fri) 22:11 [返信]

体験論文を検討していてふと疑問に思ったことがあり、投稿します。

建設部門の「都市および地方計画」で都市計画区域外の業務を取り上げることはよくないのでしょうか。

例えば、観光などを軸に地域活性化計画を検討するような業務です。

今後増えそうな分野だと思うのですが、こういった地域は往々にして都市計画区域外であることが多いように思います。

技術士の体験論文の題材として適切か判断が難しく、投稿させていただきました。

よろしくお願いいたします。

(ちなみに、専門とする事項は「都市計画」として申し込みました)


       

No.19817 RE:都市および地方計画で・・・ 投稿者:れい 投稿日:2009/10/10(Sat) 00:29

確かに今後、都市計画区域外での地域活性化策
というのは増えてきそうですね。
技術士の選択科目の観点から考えたとき、都市計画区域外の場合、例えば都市施設(特に、道路)であれば経験論文の素材にまだなじみそうですが、地域活性化策はどのような切り口で書かれるのでしょうか。
通常、観光を切り口とした場合には、都市計画法よりも
むしろ中心市街地活性化法が根拠規定になりそうですが。


       

No.19818 RE:都市および地方計画で・・・ 投稿者:らくちん技術士 投稿日:2009/10/10(Sat) 01:12

平成の合併を経て都市計画区域の見直しが進んでいます。都市計画区域外の地域づくりが無いとは言いませんが、都市計画区域外にあたる地域が極めて少なくなっているはずです。

具体にどのあたりの地域をイメージされているのか分かりませんが、口頭試験の前に、現在の都市計画区域の再編について、確認されることをおすすめします。

そのうえで、都市および地方計画で都市計画区域外の地域づくりをテーマにすることは全く問題無いと思います。


       

No.19821 RE:都市および地方計画で・・・ 投稿者:ISS 投稿日:2009/10/10(Sat) 18:29

返事ありがとうございます。

具体的なことはここでは書きづらいのですが、市町村合併を契機とした、吸収合併される側の地域振興を念頭に置いています。

ですので、高齢化が進む山間部で地域の生き残る策として、地場産業や景観、それらをもとにした観光を軸とした地域づくり・・・というと伝わるでしょうか。

核とする拠点づくり、一時的に集中する観光交通の解決策、持続的な運営体制づくりなどでまとめようと考えていたところ、対象地が都市計画区域外だけど大丈夫かなと不安になりました。
(専門とする事項を都市計画としているので根本的に論外と言われやしないかと・・・)

問題なさそうであれば、ご意見参考に検討を進めてみようと思います。


       

No.19826 RE:都市および地方計画で・・・ 投稿者:shako60 投稿日:2009/10/11(Sun) 00:14

若年技術士(都市及び地方計画)です。

都市計画区域外を対象とすること自体は全く問題ないと思います。
ただし、ご経験の業務のなかで、なぜその業務を選んだのかは整理しておく必要があると思います。

都市及び地方計画では大きく分けると地域計画、交通計画、ランドスケープ、開発計画だと思いますが、特に地域計画系では、
@何をもって技術というのか
A困難な課題をどう設定するか
Bどう創意工夫したのか
などを明確にしておかないと、焦点のわからないぼんやりとした論文になってしまうと思います。

たとえば、お示し頂いた観光施策等についていいますと、その施策アイデアを売りにするのか、施策のプロセスの工夫を売りにするのか…。

それから、都市計画をどうとられていらっしゃるか。
地域づくりまで含めたコトバなのか、都市計画法でいう都市計画という狭義の意味なのか…。

整理されておくといいかと思います。


       

No.19835 RE:都市および地方計画で・・・ 投稿者:ベテラン 投稿日:2009/10/11(Sun) 22:29

 この選択分野の採点官や面接官は、国交省の旧都市局現役かOB、連法人の方があたることが多いと聞いています。彼らは100%都市計画法の下で働いているわけです。
 ということは、都市計画法の範囲から外れることは大きなリスクを負うことになると思います。そのハンデをはねのけるほどの問題提起、課題、技術、苦労、結果を主張できれば道は開けるでしょう。


       

No.19836 RE:都市および地方計画で・・・ 投稿者:らくちん技術士 投稿日:2009/10/11(Sun) 23:58

・私は、上で「都市および地方計画で都市計画区域外の地域づくりをテーマにすることは全く問題無いと思う」と書いたのは、都市計画の技術は出来るだけ幅広い地域を取り込もうとする傾向があると考えているため、そのように書きました。
・しかしながら、19年度からの口頭試験では「専門とする事項」についての確認が主目的とされるようです。上の他の皆さんの意見を見ても、少し慎重に考えたほうが失敗しないかなと思い直しました。恐縮ですが、意見を少し訂正させていただきます。

・ちなみに、「高齢化が進む山間部で地域の生き残る策として、地場産業や景観、それらをもとにした観光を軸とした地域づくり・・・核とする拠点づくり、一時的に集中する観光交通の解決策、持続的な運営体制づくり」という仕事は、下の選択科目の内容では、「地域計画もしくは地方計画」にあたるのではないかという気がします。
・ここで、「都市計画」を専門事項とされているということですので、都市計画法の範囲から外れるのは仕方が無いとしても、例えば、「観光交通の解決策などを都市交通全体の観点」「都市の持続的言発展のバックボーンとしての農村活性化(土地利用計画)」など、都市計画的技術の観点に留意されるのが良いような気がします。
また、景観形成であれば、都市計画の重要な課題でありながら、都市計画区域に捉われない技術ですから「景観」の観点も良いように思います。
・あまり無理をして論旨を曲げるのも良くないので、1本は少し幅を広げて地域計画的業務とし、1本は、代表的な都市計画にするという考え方もあろうかと思います。

※参考(都市及び地方計画の選択科目の内容)
国土計画、都市計画(土地利用、都市交通施設、公園緑地及び市街地整備を含む)、地域計画その他の都市及び地方計画に関する事項


       


No.19719 体験論文講座 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/09/21(Mon) 16:54 [返信]

今日,広島で体験論文講座を受講しました.自分では,気づかなかった点を,再認識しました.
筆記の結果は分かりませんが,これから準備したいと思います.
Apecさま,ありがとうございました.


       

No.19728 RE:体験論文講座 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/22(Tue) 23:38

どうもお世話なりました。
お伝えしたいことはいっぱいあるのですが、まとまりの悪い話で恐縮です。
でも、大事なこと、
 ●成果・結果が大事なのではなく課題解決のプロセスが大事
 ●アイデア提案型はダメ
 ●成果をくどくど書く必要はない
 ●現時点評価は「振り返ってあれでよかった」と書くのではない
 ●論文+口頭プレゼン+質疑応答で納得させればよい
といったことはかなり強調したのでご認識いただけたのではないかと思います。

後は、「話を聞くとできそうに思うけれど、いざやってみると難しい」ことですので、とにかく練り上げていってください。


       

No.19738 RE:体験論文講座 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/09/23(Wed) 20:04

今回、最も印象に残ったのは、アイデアではなく、論理力だということです。論理的に経論を組み立てる。今後、留意します。
しかし、総監では何でしょうか。
お教えください。


       

No.19740 RE:体験論文講座 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/23(Wed) 21:04

総監も技術ですから論理であることは同じだと思います。
ただ、専門技術部門が絞込みと掘り下げなのに対して、総監は管理ですから、「いっぱい気がつく」ことがポインだと思います。
専門技術部門では「こんなにいっぱい思いつきました」はダメですが、総監は「こんなにあれこれリストアップして手を打ちました」がむしろ手柄だと思います。
あくまで個人的な考えですが。


       

No.19741 RE:体験論文講座 投稿者:勘介 投稿日:2009/09/23(Wed) 22:07

基本的には、20部門も総監も同じではないでしょうか?固有技術を使うか総監技術を使うかが大きな違いでしょう。ただ、20部門より総監のほうが幅広い視野、視点からの発想が求められていると思います。
あくまで個人的な考えですが。(誰かと同じ終わり方だ!)


       

No.19746 RE:体験論文講座 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/24(Thu) 18:54

確かに業務内容や業務成果ではなく、課題解決プロセスを通じて課題解決能力(それもアイデア提案型ではなく問題点抽出解消型の)を評価するという点は、技術士試験全部に共通しています。
ただ、口頭試験では専門部門は体験論文で取り上げた課題解決に集中しての質疑応答があるのに対し、総監は「何はともあれ5つの管理」で、
 @専門技術ではなく管理技術で課題解決できるか
 A常に5つの管理の視点で課題をリストアップして解決策を提示できるか
 B5つの管理にメリハリをつけた全体最適化ができるか
といった3段階で評価してくると考えています。
そのため、仮想ケースなども織り交ぜながら、「何を聞いても5つの管理で答えられるか」的な質問が多いように感じています。

そうすると、問題点の抽出、その分析とどんどん掘り下げて必然的に解決策に到達するという専門部門に求められる課題解決スタイルよりも、5つの管理の視点でおよそ考えられる課題をずらーっとリストアップして、それらの相互関係を整理し、1つ1つについてはそれほどハイレベルではなくても、全体にいきわたる「かゆい所に手が届く」管理が高く評価されるのではないかなと思います。
少なくとも私やその後に口頭試験を受けた方はそうでした。

小学校の遠足の引率をする先生のようなもので、交通事故対策を万全にしていて雨に降られてカゼを引かせるより、あらゆることに小さい注意をいっぱい払えるほうがいい、みたいな感覚です。例えが悪いかな。^^;


       

No.19829 RE:体験論文講座 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/10/11(Sun) 05:58

昨日,大阪でAPECさんの個人面談を受けました.体験論文には,自分では気づいていない弱点があることを知りました.
ありがとうございました.


       


No.19805 台風襲来 投稿者:ともとも 投稿日:2009/10/07(Wed) 21:26 [返信]

ここ10年で最大だそうですね。
数日前の勢力910hPaという数字はかつて見たことがありません。

「自然災害が多発する中で、社会資本整備に関する現状と課題を述べ、これに対する方策についてあなたの意見を述べよ。」

とりあえず、市民の生命財産と社会経済活動を守るため今から出勤してきます(^^)


       

No.19806 RE:台風襲来 投稿者:つったん 投稿日:2009/10/07(Wed) 21:38

ともともさん、ご苦労様です。
そして、その他官庁の方で徹夜体制の方も多いかと思いますが、関係者の皆さんよろしくお願いします。
私も台風後の災害状況によっては、急な仕事が入る可能性があり、現業をこなしつつ待機しています。
台風のため、仕事を余儀なくされる方、安全管理の徹底もお忘れなく!


       

No.19808 RE:台風襲来 投稿者:土建屋 投稿日:2009/10/08(Thu) 05:38

ぜひ、災害現場で矢面にたって、陣頭指揮をとってきてください。

       

No.19812 RE:台風襲来 投稿者:ともとも 投稿日:2009/10/08(Thu) 21:53

さてさて、ほぼ24時間ぶりに帰って参りました。
災害そのものはたいしたことなく、若干床上浸水があった程度で済みました。
時間雨量75mm程度を記録したようですが、それも1時間足らずで小雨になり、河川越流はいつものところで1箇所でした。
それよりも、中部電力管内で何と40万戸停電が数時間続くという大変な事態になりました。
私の市でも4万戸が停電しまして、その対応に結構時間を食われましたですね。

それにしても、これほど大規模&長時間の停電は私もかつて経験がありません。

送電線が切れた?風で切れるとすれば一体どれほどの風が・・・?設計風量はいくらなのかな?
鉄塔が倒れた?以前四国電力で鉄塔のボルトが引きぬかれ倒壊するという事件がありましたが、

そもそも風荷重は十分考慮して設計しているはずが、何でかなあというのが私の素朴な疑問です。

どなたか事情or技術的理由をご存じor予想がつく方いましたら教えてください。


とりあえずもう寝ます・・・。


       

No.19813 RE:台風襲来 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/09(Fri) 00:12

ご苦労様でした。
私の会社は測量班を中心に高水観測でした。本当にご苦労さんだったと思います。
こういうときにしっかり働いている姿はもっと報道されてもいいと思います。


       

No.19814 RE:台風襲来 投稿者:土建屋 投稿日:2009/10/09(Fri) 08:03

台風の中、ご尽力くださりありがとうございました。

       

No.19815 RE:台風襲来 投稿者:いつか 投稿日:2009/10/09(Fri) 15:40

私も20時間程の勤務となりました(市役所土木事務所勤務です)。途中1時間程度仮眠したとはいえ体力的にきつかったです。いつも感じるのが、警報がなかなか解除されないこと。発令が早いのもため息ですが、解除がなかなかされないのも疲れ倍増です

関東はJRが麻痺したため翌朝からの人員がなかなかたどりつけず、徹夜組がさらに疲労しました

とはいえ、道路冠水も明け方3時とかで交通への支障は小さく、倒木も地滑りも人的被害なし、と台風の大きさの割に被害は少なくてなにより。平成16年の台風23号の被害以降の対策が役立ったのかな、と思います

こういう時、小さい子を抱える(母)親としては、子供より仕事を選ばなくてはならないのが少々辛いですが、市民のためにこれからも頑張ります!


       


No.19788 体験論文の 「問題点が原因究明の場合」 の疑問 投稿者:道路構造物 投稿日:2009/10/04(Sun) 12:58 [返信]

いつもお世話になっています。
現在、APEC様の口答試験対策をネットで購入し、体験論文を大幅にリニューアルする中で疑問が出てきてしまいました。
APEC様の体験論文と同様に、私の体験論文も施工中の課題を原因究明して解決するパターンなのですが、
原因究明を問題点とし、技術的提案の中で究明を続けると、それが課題解決のための問題点(ボトルネック)の抽出となってしまい、抽出と提案の区別がわからなくなり困っています。
具体的に添削していただくのが一番だとは思うのですが、とりあえず、APEC様の体験論文での、問題点の抽出と原因究明(技術的提案)の「線引き」はどこでされたのか(フミン酸の把握は問題点の抽出ではないのか?等)、「合格するための考え方」をお教え頂ければ光栄です。


       

No.19790 RE:体験論文の 「問題点が原因究明の場合」 の疑問 投稿者:横浜すばる 投稿日:2009/10/04(Sun) 17:46

道路構造物さま
原因究明とは課題解決の初期段階で行うプロセスの一部です。
原因を突き止めて、その障害を取り除き課題を解決します。
原因を究明することが目的ではありません。
あくまでプロセスの一部です。
課題解決のために原因を究明します。

参考になれば幸いです。

がんばってください


       

No.19791 RE:体験論文の 「問題点が原因究明の場合」 の疑問 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/10/04(Sun) 18:54

原因究明と言う行為が創意工夫を伴う妙案の場合、それは解決策となります。また、究明した原因から複雑な事情が判明し、その事情を考慮し、創意工夫した対策工を主張したい場合、原因究明と言う行為は、課題抽出行為となります。
要するに、原因究明行為自体は、『課題把握』とも『課題解決策』とも成り得ます。

受験科目や専門とする事柄、あるいは調査業か設計業かも含め、論文で何を論点(最大アピールポイント)とするのか整理されてはどうでしょう。あれもこれも書こうとすると・・・・


       

No.19798 RE:体験論文の 「問題点が原因究明の場合」 の疑問 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/05(Mon) 00:53

課題とは、「難しいけどやってよね」です。
問題点とは、「そんなこと言っても、○○だから大変なんですよ」の○○です。

私の体験論文でいうなら、
課題:地盤改良したけど壊れてしまった。なんとかしてよ
問題点:そんなこと言っても原因がわかりません。
となります。


       

No.19799 RE:体験論文の 「問題点が原因究明の場合」 の疑問 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/10/05(Mon) 06:44

私も,課題と問題点の意味がイマイチわかりません.

課題=解決すべき大きな問題

問題点=課題解決を実行する時の具体的な問題,

という理解でよいでしょうか.


       

No.19800 RE:体験論文の 「問題点が原因究明の場合」 の疑問 投稿者:おつ 投稿日:2009/10/05(Mon) 07:59

課題:やらなあかんこと
問題点:課題を達成するために解決すべき問題

課題は設定するもの,または設定されるもの。
問題点は課題を分析して抽出するもの。

みたいな感じでどうでしょうか?


       

No.19801 RE:体験論文の 「問題点が原因究明の場合」 の疑問 投稿者:道路構造物 投稿日:2009/10/05(Mon) 09:31

皆様、お忙しい中のご対応ありがとうございます。
課題と問題点の違いは、このホームページに記載のとおりで理解しているつもりです。
ただ、問題点が原因究明の場合は、技術的提案の中で原因究明をした後、その原因に対する対策を提案しなければ課題は解決しないので、必然的に2段構えになることに疑問がありました。
まだ時間はあるので、その2段構えのボリュームと技術士らしさを考慮して、試行錯誤してみようと思います。
原因究明が技術士レベルとは考えにくい場合は、
課題→原因究明(問題点の抽出)→原因の解決(技術的提案)
にします。
原因究明が技術士レベルであることが表現できたら、
課題→色々と調査したが原因不明である状況(問題点の抽出)→原因究明+原因の解決(技術的提案の2段構え)
にします。
合格発表前に悩むことではないかもしれませんが、今やらなければ集中できそうもないので、がんばります。


       

No.19802 RE:体験論文の 「問題点が原因究明の場合」 の疑問 投稿者:aojisai 投稿日:2009/10/05(Mon) 23:25

私も課題と問題点の解釈で悩んでいます。
課題=業務目的
ということでしょうか?
仮に課題=業務目的とした場合、課題抽出能力とは業務目的を的確に把握する能力ということになるのでしょうか?


       

No.19803 RE:体験論文の 「問題点が原因究明の場合」 の疑問 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/05(Mon) 23:55

私は、技術士試験で求められる課題解決の流れを以下のように考えています。

@与えられた課題を整理する
Aその課題に関わる情報を収集整理する
B集めた情報をもとに、課題解決を阻むボトルネックである問題点を抽出する
Cその問題点がなぜ・どのように発生しているかを掘り下げ分析する
D問題点抽出分析の結果から、必然的に解決の方向性を導く
E解決の方向性に現実の様々な条件を加味して、実現可能な具体的方法を提案する

大事なのは、Bは「〜すること」みたいなToDoにするのではなく、課題を解決したいけれど○○なので難しいみたいな感じで書くこと、たとえば「工期がほとんどない」とか「類似のケースを取り扱った事例がほとんどない」「資材の調達が困難」「発生原因が不明である」といったようなことかと思います。
また、解決策は問題点の掘り下げによって必然的に方向性が決まるのが理想的で、逆に
「こんな課題を解決したいんだけどどうしようか」
「こんな方法Aはどうですか」
「いや、こんな方法Bもあります」
「方法Cもある」
「比較して方法Aが一番いいから採用しよう」
というようなアイデア提案型のもので、これだと「思いついた中ではAが一番いい」わけですから、
「Dのほうがいいんじゃない?」
というようにそれ以外にもっといい方法があるんじゃないかと試験官が言い出したら説得が大変です。
つまり、アイデア提案型だと最適解であることを試験官が納得してくれない可能性があります。

また解決策提案は試行錯誤でないことが大事です。

結局、課題を与えられたら、それを解決する上で何が邪魔をしているのか、ボトルネックなのかを絞り込み、そのボトルネックをWhy・What・Howの視点で掘り下げることで解決策の方向性を必然的に導くという課題解決プロセスを示すことで、最短距離で最適解に到達するという技術士に求められる能力をアピールできると思います。

そして一番大事なことは、業務成果ではなく課題解決能力を示すことです。
技術士資格は、「いい仕事をしたね」という「ご褒美」として与えられるものではありません。「今後困難な課題に遭遇しても、あなたは課題解決のスキルを持っているのだから、きっと解決してくれるだろう」という技術者に対して能力証明みたいなものとして与えられるのです。

これらの「試験が求めているもの」を正確に理解しておかないと、業務の社会的意義だとか規模、あるいは解決策をいっぱい考えたこと、その成果の大きさなどを一生懸命アピールしてしまって、肝心の問題点抽出解消という最も求められる能力を表現できなくなってしまいます。

なお、私の例示しているH14の経験論文では、課題は破壊した地盤改良の原因究明と対策、問題点は通常の調査では破壊原因がわからないことで、解決策は基本的に原因究明です。
ですから、その後に続く対策などはあまり力を入れていません。
問題点を解消して課題を解決したら次の課題が出てくるような場合は、課題解決プロセスが優れているほうをメインにして、サブのほうはさらっと書いておいて口頭試験で説明したり質問されたら答えたりといった対応がいいのではないかと思います。
課題解決能力をアピールするのが論文のテーマなのですから。
なお、「課題解決プロセスが優れているほう」というのは、上述より明らかなように、解決策がハイレベルだとか独創的だとかいうのではなくて、問題点の絞込みと掘り下げから解決策の方向を見出すまでの過程が、より論定的というか論理展開が鮮やかなもの、という視点です。


       


No.19667 理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:ahoo009 投稿日:2009/09/13(Sun) 09:57 [返信]

衆議院議員の略歴を見て弁護士、医師は結構いましたが、さすがに技術士はいませんでした。が鳩山さんは東大の工学部出身、管さんは東工大。これだけで不安より期待が大きくなってしまった自分は甘いのかな。

       

No.19668 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:IQ50000 投稿日:2009/09/13(Sun) 11:06

 何をもって理系出身者と定義されるのかわかりませんが、故 田中角栄氏は中央工学校土木科を卒業しています。
 それから斉藤環境大臣は衆議院議員で工学博士と技術士(応用理学部門)を取得されています。
 私は民主党政権になって公共事業が激減し、悲惨なことになると不安で一杯です。


       

No.19670 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:ahoo009 投稿日:2009/09/13(Sun) 12:33

早速のご教授ありがとうございました。比例区選出の公明党議員まで見ていませんでした。理系の定義ですが技術士受験サイトなので工学系と自分の中で狭義に定義していました。公共事業ですが、マニフェストを詳細に検討しろといわれ、関連する項目を検討して思ったことは、確かに大型事業は激減すると思いますが水循環事業や環境関連事業は増えるように思います。特に地球温暖化防止関連事業は伸びるように思います。事業規模が細分化され今まで以上に忙しくなるが利益率は悪くなるように思います。

       

No.19672 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:胡椒 投稿日:2009/09/13(Sun) 14:11

>民主党政権になって公共事業が激減し、悲惨なことになると不安で一杯です。
これは避けられないと思います。私は設計系ですので、計画が決まって構造物の設計
を担当しますが、「?」と思う計画も多いです。「本当にここにこれがいるの?」と
思いつつ設計する業務もあります。
やはり、政治家と国土交通省はやりすぎたのではないでしょうか?政治力で作った道路
や公民館が多いですし。田舎にいくと立派な建物のほとんどが、役所、図書館、公民館
などの公共施設です。ウルグアイラウンドの補償で作った温泉施設とか、社会資本整備
として本当に必要だったのでしょうか?また、年金や雇用保険を利用した豪華な休憩施設
等も本当に必要だったのでしょうか?つい最近、キャリア技官で財団にいる人とそういう
話になった時、「きみのような人がそれでは困る」と言われました。「雇用維持のためにも
公共事業は必要なんだ!」と言われました。

私はこの業界を変えるには良い機会だととらえます。業界の保護でなく、真の意味の国民の
ための社会資本整備はどのようなものであるかを考えるべきではないでしょうか?

ただ、来年以降は不況になると予想しています。製造業は海外の低価格にも打ち勝つ
努力をしたところが生き残っています。我々も技術力を研磨して、最後は技術力=人材の
勝負だと思い、資格取得や最新技術の講習会に参加している次第です。

ちょっとまとまりがなくなりましたが・・・


       

No.19673 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:IQ50000 投稿日:2009/09/13(Sun) 15:30

ahoo009様
胡椒様

こんにちは。
ahoo009様がおっしゃるように、道路や箱物を中心とした大型事業は激減しても、環境関連や防災関連についてはまだ望みがありそうですね。特に温暖化防止については次期与党の目玉ですしね。

私もある施設の計画をやったとき、担当者から、「実は施設そのものよりも、工事用道路をその後に生活道路として住民が使いたがっているんだよ」とボソッと言われてガックリしたことがあります。

無駄な箱物は作る必要はありませんが、やはり役所だけはそれなりのものが必要と考えています。先の豪雨時に佐用町役場は浸水でコントロールタワーとしての機能を果たすことができませんでした。こういうところには、きちんと予算付けして欲しいですね。

最後に、胡椒様が言われているように、やはり最後は「技術力」勝負だと思います。低価格競争は体力を失うだけで得られるものはありません。他が太刀打ちできない技術力を付ける、これが王道だと考えます。

長文、失礼しました。


       

No.19675 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:景気悪化 投稿日:2009/09/13(Sun) 17:07

新聞記事より

16日に誕生する民主党中心の新政権に、県内の建設業界や自治体が戦々恐々としている。先の衆院選で、同党が、道路予算に充てられてきたガソリン税などの暫定税率を廃止するとマニフェスト(政権公約)に掲げていたからだ。代替財源の有無など税制改革の全体像は不透明ながら、単純に暫定税率をやめた場合、県の道路予算の2割程度に穴があく計算となり、道路整備はもちろん、公共事業への依存度が高い地場経済に影響が出る恐れがある。 


       

No.19676 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:景気悪化 投稿日:2009/09/13(Sun) 17:17

技術力のないところは落ちこぼれるでしょうが、技術力が拮抗する業者間でのたたき合いが発生するのではないでしょうか?

高速道路の料金収入やガソリン税が激減し、その他公共事業予算もトータルで減額される中で、温暖化・防災関連に傾斜配分される形になるのでしょう。

いわゆる無駄遣いで見いだした予算は、子供手当などで直接国民に配るというビジネスモデルのようですから。


       

No.19684 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:IQ50000 投稿日:2009/09/14(Mon) 13:53

景気悪化様

技術力が拮抗する中でたたき合いを避けるには、プロポーザルに持ち込むのが最良でしょうね。国交省はいいとして、都道府県・市町村レベルでプロポーザル経験がないところに、どうやってプロポーザル発注してもらうか、ここら辺の「営業力」もモノを言いそうです。プロポーザルであれば、発注予算の9割以上で受注することも可能です。


       

No.19685 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:現実 投稿日:2009/09/14(Mon) 22:24

>プロポーザルであれば、発注予算の9割以上で受注することも可能です。

●国交省プロポーザルも総合評価落札方式が急増

つまり、68%が相場になります。

●自治体プロポでは、すでに提案付き入札

つまり、金が一番安いところが他と比べてダメ過ぎないかをチェックするだけ

●保身役人が技術者の生活をまともに考えるはずがない

さて、そろそろ首洗って覚悟しないと


       

No.19691 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:IQ50000 投稿日:2009/09/15(Tue) 12:57

現実様

こんにちは。
プロポーザルと総合評価では、いずれを選定をするか、その基準自体が違いますよね。本気でプロポーザルに注力している会社は、「どちらを選定」という段階でプロポーザルにせざるを得ない(皆が納得する)仕掛けをしますよ。具体的なことは企業秘密もあるのでアレコレ言えませんが。7掛けが相場なんて、2流の営業マン並みの取組では、当然ながら予定価格9割でのプロコン特定なんて無理ですよ。
それから「自治体プロポはすでに提案付き」というのは、どこかの会社の仕掛けプロポだということでしょうか?そんなの当たり前じゃないですか。発注者が自らプロポにする物件なんてごくわずかで、ほとんどは仕掛け物件。それをどうやって奪い取るか、これもプロポに注力している会社は戦略を練って対応していますよ。
以上がプロポーザルを本気で取りに行っている会社の「現実」ですよ。


       

No.19693 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:現実 投稿日:2009/09/15(Tue) 21:20

IQ50000様

時代遅れですよ。状況は既にそこには無い。
貴方、自分が管理技術者で今年度、何本取ったのですか?
その営業テクで、5本くらいはいきましたか?
まあ5本超えてりゃ上等ですね。敬服します。

しかし、民主党にとって、プロポーザルは随意契約ですから、壊滅の可能性さえあるのですよ。このスレッドはそういう文脈の話です。


       

No.19696 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:IQ50000 投稿日:2009/09/16(Wed) 08:26

現実様

おはようございます。
5本ですか?もう取っていますよ。プロポだけじゃないですけどね。会社としてはプロポは5本以上特定されていますよ。

民主にとってプロポは随契だから壊滅の可能性って、意味がわかりませんね。価格競争だけになるとでもお考えですか?それこそ時代に逆行でしょう。


       

No.19697 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:IQ50000 投稿日:2009/09/16(Wed) 08:31

現実様

追加です。
今まで天下り財団に随契で発注されていた案件がプロポになって、民間が直接受注していることはご存知ですか?


       

No.19698 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:IQ50000 投稿日:2009/09/16(Wed) 11:46

連投失礼します。

自分でいろいろと書いておいて何ですが、スレの内容が、「もうダメだね」とか「オタクはどれだけ仕事を取っているの」みたいな方向になっています。
ここはAPEC様が管理されている掲示板であり、このHPを立ち上げられた理念からすると、少々脱線しているのではないかと思います。
新政権になって大型公共事業が削減される方向はほぼ間違いがないところですが、その中でどうやって活路を見出すか、という前向きな意見交換をしませんか?
座して死を待つ・もうこの業界はダメ、みたいな話であれば、他の掲示板でできることです。
スレを荒れ気味にした張本人としては申し訳ありませんが、そのように考えています。


       

No.19704 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:景気悪化 投稿日:2009/09/16(Wed) 21:47

>ここはAPEC様が管理されている掲示板であり、このHPを立ち上げられた理念からすると、少々脱線しているのではないかと思います。

>新政権になって大型公共事業が削減される方向はほぼ間違いがないところですが、その中でどうやって活路を見出すか、という前向きな意見交換をしませんか?

>座して死を待つ・もうこの業界はダメ、みたいな話であれば、他の掲示板でできることです。


自分の考えにそぐわない意見は排除する、という論理展開ではおかしくないでしょうか。

これまで公共事業が激減してきた中で、さらなる削減を進めることが、どれだけ地方に疲弊をもたらすか、このことについて我々自身が声を挙げることも、必要と思います。

弱肉強食といわれればそれまでですが、暫定税率廃止など急激なハードランディングではなく、これを維持しつつ、これまでと同じように少しずつ削減することができないものでしょうか。できるだけソフトランディングで。

あまり業界からの声も聞こえないので、それでもやむを得ない、がんばれる、というように受け取られてしまいます。


       

No.19708 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:IQ50000 投稿日:2009/09/17(Thu) 08:24

景気悪化様

おはようございます。
脱線気味の流れを元に戻して前向きな方向の話をしませんか、という提案のどこが「意見の排除」になるのでしょうか?よく理解できませんので、可能であれば再度ご説明ください。


       

No.19710 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:景気悪化 投稿日:2009/09/17(Thu) 23:00

>連投失礼します。

>自分でいろいろと書いておいて何ですが、スレの内容が、「もうダメだね」とか「オタクはどれだけ仕事を取っているの」みたいな方向になっています。
>ここはAPEC様が管理されている掲示板であり、このHPを立ち上げられた理念からすると、少々脱線しているのではないかと思います。
>新政権になって大型公共事業が削減される方向はほぼ間違いがないところですが、その中でどうやって活路を見出すか、という前向きな意見交換をしませんか?
>座して死を待つ・もうこの業界はダメ、みたいな話であれば、他の掲示板でできることです。


IQ50000さんへ

連投投稿や異なる意見に対しての否定的なトーンの文章が続いたことから、そう受け取りました。

前向きな意見は良いことですし、それはそれですばらしいことです。

でもブルーな方に、がんばれ、っていってもなかなか難しい時もあるように感じます。

現在、公共事業予算はピークの5割減で、業者数はピークの1割減です。その差は、中小業者の平均年収の減少などに現れているように思います。

これからは、さらに公共事業予算は減少すると想定されます。この状況になんとか食らいついていく覚悟ですが・・・、パイが小さくなる中で、ワーキングプア状態では正直つらいところです。

グッチっても状況は変わらないので、これでやめておきます。


       

No.19792 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:御参考 投稿日:2009/10/04(Sun) 19:12

下のような記事がありますが、実際にそうなっているようです。さらに、第三四半期の発注予定は、民主党効果がテキメンで、ほとんど見えない状態です。
流石に、IQ50000さんの立派な会社でも既にお気づきだと思いますが

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20090303/530803/

2009年度国交省のコンサル業務で総合評価を今年度の5倍ほどに(009/03/04)

総合評価落札方式建設コンサルタント業務ガイドライン入札発注者国土交通省
国土交通省は、2009年度の建設コンサルタント業務に採用する総合評価落札方式の件数を、今年度採用件数の5倍程度に拡大する意向だ。国交省建設技術調査課の前川秀和課長が明らかにした。 (332字)


       

No.19793 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:IQ50000 投稿日:2009/10/04(Sun) 20:39

御参考様

はじめまして。ご指名(?)のようなので一言。
総合評価を5倍に、というのはアドバルーンみたいなもので、お金と技術を両方見ますよ、談合なんかしてませんよ、という「国民向けのPR」ですね。
プロポーザルの案件とは金額的にも、求められる技術的にも別物と考えています。
総合評価が5倍に増えたら、プロポーザルはどれくらい減るとお考えなんですか?ご意見があればお聞かせ願います。プロポーザルが無くなる(激減する)という根拠があればお聞かせいただきたいものです。

あ、それから弊社は別に「立派な会社」ではありませんので。


       

No.19794 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:御参考 投稿日:2009/10/04(Sun) 21:08

「プロポーザルが無くなる(激減する)」なんて言っていませんよ。
「実際にそうなっていますね」と言っているのですよ。

根拠も何も、PPIの履歴などを見りゃ誰でも分かりますね。

標準プロポが激減して、公募そして入札(総合評価)が大幅に増えているじゃないですか?
そして、第三四半期の予定の公表が例年の同時期に比べて異常に少ない。これは民主党政権の影響が出ているのかなと思っています。

また、国交省の総合評価の落札傾向では、価格が70から75パーセントに収束してきており、やはり技術点で決まるようになってきている。つまり、プロポーザルと同様の業者の選定結果となってきており、価格だけが基準内の最低になってきているというのが普通の見方だと思います。

貴方の前向きな「お考えや姿勢」は否定しませんし、そうあるべきだと思いますが、状況の変化に対する普通の見方に対して、私見を押し付け過ぎるのは、議論の妨げにもなっているということを指摘申し上げるべく参考記事を差し上げたまでです。

貴方の思い込みを無理に変えさせようとは思っておりませんので、ご容赦ください。


       

No.19795 RE:理系出身者が初めて日本の首相に 投稿者:IQ50000 投稿日:2009/10/04(Sun) 21:24

御参考様

早々にご返答ありがとうございます。

>「プロポーザルが無くなる(激減する)」なんて言っていませんよ。
「実際にそうなっていますね」と言っているのですよ。

確かにおっしゃっていませんね。ただ私の書き込みも、「ご意見があればお聞かせください」と「お願い」しているだけですので、あしからずご了承ください。

>根拠も何も、PPIの履歴などを見りゃ誰でも分かりますね。
標準プロポが激減して、公募そして入札(総合評価)が大幅に増えているじゃないですか?
そして、第三四半期の予定の公表が例年の同時期に比べて異常に少ない。これは民主党政権の影響が出ているのかなと思っています。
また、国交省の総合評価の落札傾向では、価格が70から75パーセントに収束してきており、やはり技術点で決まるようになってきている。つまり、プロポーザルと同様の業者の選定結果となってきており、価格だけが基準内の最低になってきているというのが普通の見方だと思います。

はい、私もそのように普通に認識しています。しかし総合評価とプロポーザルは違いますよね、というだけのことです。

あまり前向きな議論になりませんね。この辺でおわりにしませんか?


       


No.19778 技術的体験論文について 投稿者:ピノキオ 投稿日:2009/10/01(Thu) 23:27 [返信]

 皆様ご教授ください。
 体験論文の作成に取り掛かろうと思い、技術士2次試験受験申込書を確認しながら考えていたところ、専門とする事項に「施工管理」と私は記入していました。
 発注者側現場監督員という立場であるため、工事発注の設計、積算そして施工管理を行っております。
 技術的体験論文は施工管理のみについての記入としたほうが良いのでしょうか?施工計画から施工管理までを含めて記入したいと考えておりますがいかがでしょうか?よろしくお願いします。
 なお、施工管理を調べると、原価管理、工程管理、品質管理、安全管理と記入していましたので、施工計画について記入して不利であれば、安全管理と品質管理について記入しようとも考えています。
皆様のお力をお貸しください。


       

No.19779 RE:技術的体験論文について 投稿者:sakae 投稿日:2009/10/01(Thu) 23:46

APECさんの体験論文セミナーを受講した者です。
技術士資格は選択科目で交付されるので、専門とする事項から少しくらい外れても大丈夫と言われていました。
ただし面接で説明するようにと聞いたように思います。


       

No.19782 RE:技術的体験論文について 投稿者:星空 投稿日:2009/10/02(Fri) 13:00

昨年度、受注者の立場で受験(合格)した者です。

この分野は常にPDCAサイクルとして回っていると思います。

端的に、P:施工計画(広義で積算や実行予算も含む)を実行に移すのがD施工管理で、その管理の中で施工計画と対比してC:評価したり、A:改善したりします。

施工計画無くして施工管理はできません。施工管理無くしては施工計画の成果や効果がわかりません。

専門とする事項についての技術的提案を記述するのが課題のはずですが、説明の必要上、施工計画に触れることもあってはよいのではないでしょうか。

ちなみに、私は専門事項を「施工計画」として、効果の説明上、工程管理とか原価管理に触れました。

口頭試験時にきちんと説明できれば、大丈夫ですよ。
がんばってください。


       

No.19785 RE:技術的体験論文について 投稿者:ピノキオ 投稿日:2009/10/03(Sat) 08:47

sakae様、星空様
施工計画、管理については分離して考えるものではないものと理解いたしました。
ありがとうございました。


       


No.19760 JR福知山線脱線事故調査委員会 投稿者:智楽 投稿日:2009/09/29(Tue) 22:58 [返信]

表題の委員が事故当事者に情報漏洩。情報漏洩をした委員の行為に絶句。この委員がもし技術士であれば・・・。
信用失墜行為の義務、秘密保持違義務の違反ですね。
当然、技術士でないはずです。こういう人が出ること自体、世の中間違っていますし、人選をした人の責任も当然問われるものと思っています。
皆さんはどう思われますか。


       

No.19761 RE:JR福知山線脱線事故調査委員会 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/09/29(Tue) 23:28

情報漏洩させた委員や情報を不正入手した人の中に技術士がいたら、信用失墜行為により技術士資格の登録を取り消すべきだと考えます。(委員の位置付けをよく知らないので、守秘義務違反にも該当するかというと、恥ずかしながらその点はわかりません)そもそも、遺族の気持ちを考えると人間として恥ずかしくないのですかね。トップ自らが不正を働きかけ、保身をはかる姿勢にはあきれます。

       

No.19762 RE:JR福知山線脱線事故調査委員会 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/30(Wed) 00:20

確かに私も憤りを感じますが、守秘義務違反となると、言及するには注意が必要だとも思います。
守秘義務の対象は「業務上知りえた秘密」であり、その業務あるいは職務が守秘義務を伴うものであることが条件になります。すべての職務が守秘義務を伴うわけではありません。
そして守秘義務違反は、その義務を定める法律(技術士なら技術士法)に違反し、罰則も付されるものです。
ですから、個人を特定した上で「守秘義務違反だ」と公の場(たとえば掲示板)で言う場合は、実は守秘義務違反ではなかった場合、しっぺ返し(訴えられるとか)がくる可能性すらあります。

反論しているのではありませんよ。
非倫理的だということと、法律違反だということは区別して、その上で非倫理的だとか反社会的だといった議論をするほうがいいのではないかという意見を述べさせていただきました。

その上で申し上げると、守秘義務違反があったかどうかはわかりませんが、中立公平を期待されたはずですから、社会の期待を裏切る反社会的行動であったと思います。


       

No.19763 RE:どんな立場であったかに注意が必要では 投稿者:罰則規定 投稿日:2009/09/30(Wed) 17:08

私も憤りを感じます。
こういうケースでは、どんな立場(身分)であったかに注意が必要です。
この委員の場合、公務員の特別職に当たる立場であったため、公務員法(の罰則規定)が適用されない、という報道がありました。
また、委員としての立場は、運輸安全委設置法により定められた身分で、こちらの法には罰則規定自体が存在しないという報道もありました。
という事情で、この委員本人には、法的に責任を取らせることができないとなれば、任命者に相応の責任を取ってもらわないといけないと私は思います。

公務員でないものに公務員法の罰則規定をあてはめて罰することは独裁のようなものであり、罰する側に非常に問題があると思っています。

仮に、この委員が技術士で、技術士として委員を務めていたのなら、もちろん守秘義務違反でしょう。
事故調査報告書案は委員でなければ入手できないのですから、「業務上知りえた秘密」の典型でしょう。


       

No.19784 RE:JR福知山線脱線事故調査委員会 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/02(Fri) 14:22

書き忘れていました。
福知山事故が起こったあと、コロンビア空中分解の後に提出された事故調査報告書に「NASAはチャレンジャー事故をふまえても安全文化が養われていなかった」といった意味のことが書かれていたのを引き合いに出して、「JR西日本は信楽鉄道事故をふまえても安全文化が養われていなかった」と言ったことがあったと思いますが、驚くべきことに福知山脱線事故を経てもなお安全文化が養われていないのですね。

私はセミナーなどでしょっちゅう旅をしますが、JR西日本を利用します。しかしもし同程度のサービスを得られる私鉄などがあれば利用しません。
他に方法がないから、安全文化のない会社のサービスを受けざるを得ない状況にいます。
赤字路線でも廃線になってくれると困るから、地元負担で電化もしました。
つまり、JR西日本はこれらの弱みの上にあぐらをかくことができます。
同じようなことは食品でもあります。雪印食品はつぶれましたが、同じ牛肉偽装をした日本ハムはそのままでした。

社会的制裁がなければ、あとはその企業の反省・自浄作用に委ねるしかありません。それがない会社のサービスを受け続けなければならないのは、やるせないものです。


       


No.19764 景観利益と利便性向上の関係 投稿者:初心の是非を忘れない。 投稿日:2009/09/30(Wed) 19:30 [返信]

 先日の新聞報道されています、広島県福山市鞆の浦港の持つ地の利(景観保全)と高速道路整備に伴う地域振興と景観への影響について、10月1日に法的判断が下されます。鞆の浦に限らず、類似事例は日本で多くあると思います。地域住民の求めるニーズと地域内外問わない国民の利益をどう評価するか、財政的な負担や費用対効果を踏まえ、環境面や景観、歴史、交通利便など総合的に見てどうかということになると思います。
 今後の社会資本整備のあり方として、特に道路事業の将来戦略をどう描いていくか、今後の国土交通行政の動向が注目されます。
 私見としては、戦略の内容よりも、それを練り上げるプロセスとして、地域住民の意見をいかにくみ上げるかにつきると思っていますが、皆さんの見解はいかがでしょうか。


       

No.19775 RE:景観利益と利便性向上の関係 投稿者:Ryo− 投稿日:2009/10/01(Thu) 14:40

 鞆の浦は、私も行ったことがあります。景色のいいところで大変素晴らしかった記憶があります。鞆の浦架橋の是非を問う判決、架橋反対の住民側勝訴ですね。これまで重視されていなかった景観に対する価値が認められ、さらに公共事業に対しての差し止め判決事例として、大変異議深い判決となったと思います。ですがまだ広島地裁ですから、これからまだ高等、最高裁と続いていくものと思われます。国立のマンション訴訟のように、高等でくつがえされる可能性も残っています。

 現在の架橋計画がなくなった場合、バイパスを建設する手立ては<山側をトンネルで抜く><沈埋+地下トンネル>の二つが考えられると思います。沈埋+地下トンネルは、費用面からいっても可能性は低いと思われます。

 山側トンネルが、費用も安く、工期も短くてすむのでこのまま架橋が実現されなければ、山側のトンネルになるのでしょう。山側トンネルになれば、旧市街地から見た歴史的景観は保全され、観光資源としても価値が高くなると思われます。鞆の浦は瀬戸内海国立公園であり、世界遺産級の歴史的史跡が残って、さらに都市景観100選や歴史的景観100選に選定されています。ですので、更なる観光資源としての活用が期待されると思います。

 ただ、架橋計画で付随する駐車場計画がなくなるので、観光地としての駐車場確保はこれからの課題でしょう。また、漁港整備がなくなるので、漁業の振興からみた場合、なんらかの漁港整備が必要なのかも知れません。

 また、山側トンネルにした場合には、旧市街地への緊急車両等のアクセスは架橋計画よりも劣ると考えます。高齢化が進み、木造家屋が多い鞆の浦で、緊急車両等のアクセス改善は解決しなくてはならない課題なのではないでしょうか。結局、旧市街地の道路拡幅などをおこなう必要が出てくるのではないかとも思います。

 


       

No.19777 RE:景観利益と利便性向上の関係 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/01(Thu) 17:19

利便性=幸福という経済発展右肩上がり時代の前提が崩れつつあるのかもしれませんね。
ただ、利便性は必要だけれど、事業計画が利便性と景観の両立に関して十分配慮していない(ずさんである)という主旨の判決だったと思います。
十分な情報提供の上で「住民自決」を求める(インフォームドコンセント)ことで何のために事業をするのかという本質をしっかり掘り下げ、その本質を事業の各段階で委託先にもしっかり伝えて実務を積み上げることが求められているのだと思います。
私のようなコンサル技術者も、「発注者がこう言うからそうした」みたいな意識ではニーズに応えられなくなってくるのでしょうね。


       

No.19780 RE:景観利益と利便性向上の関係 投稿者:広島県民 投稿日:2009/10/01(Thu) 23:57

鞆の浦・・・何度も行ったことがありますが、確かに地元の観点から見れば、景観に優れていると思いますが、宮島に比べれば、その知名度、景観に見劣りがすると思います。
正直なところ、鞆の浦の景観で公共工事ができないなら、
どこの市町村の景観でも必ず、公共工事ができない地区が1箇所はあるような気がします。
福山市の鞆の浦での、「基盤整備を求める地域住民」と「景観を守りたい地域住民」との真の割合が知りたいものですね。


       

No.19781 RE:景観利益と利便性向上の関係 投稿者:はじめ 投稿日:2009/10/02(Fri) 08:20

原生自然ではない場所の景観とは自然的風致と、そこで生活している「人の営み」が醸し出したものでしょうから、景観を保全するには、地域住民が「暮らし方」を変えない努力をする必要があると思います。
地域自治を考える時、「ノイジーマイノリティ」の意見が往々にしてマスコミなどで取り上げられ、住民総意であるかのように喧伝されます。(今回の裁判ケースはそんな事無いでしょうが。) 事業にあたって、地域住民に事業者が理由を説明するのは当然として、開発反対派住民も経済性を考慮した別プランの提示や「守られた利益」への金銭的負担、開発賛成派や「サイレントマジョリティ」に対して「納得」してもらう努力を持って頂きたいと常々考えてます。


       

No.19783 RE:景観利益と利便性向上の関係 投稿者:APEC 投稿日:2009/10/02(Fri) 14:09

今回の判決は、「公共工事はダメ」と言っているのではなく、「ずさんな公共工事はダメ」と言っているのではないかと思います。
対象地域の価値観や地域住民の願いなどを十分調査し、その上で守るべき地域資源等にも配慮した(専門技術力が必要ですよね)計画を立案し、最後の判断は地域の住民にゆだねるといったシステム・手順があれば、必要な公共工事は行えばいいと私は思います。


       


No.19766 別部門の一次試験を受ける意味について 投稿者:ひおろん 投稿日:2009/10/01(Thu) 04:29 [返信]

少し複雑な事情になるのですが、質問させてください。

私は昨年の機械部門の一次試験に合格した者なのですが、技術士の試験制度をよく知らなかったため、一次試験出願時、「別部門の二次試験を受けるには、その部門の一次試験に合格していなければならない」と思い込んでおり、共通科目免除で出願してしまいました。

 しかし、そのような必要はないそうですね。

 たしか将来技術士になったとして、別部門の技術士の二次試験を受けるには、適性科目だったかどうか忘れましたが、一科目だけ受ければよいとの情報を目にしました。

 記憶があいまいになってしまったのでもう一度確認したいのですが、私のように、機械部門で一次試験を合格している者が、別部門の一次試験を受けることは、意味があるのでしょうか。

 ちなみに、将来的にはその部門の技術士にもなりたいと考えています。

 どなたか制度にお詳しい方、または技術士試験制度について詳しい情報源をご存知の方、ご回答のほどよろしくお願いします。


       

No.19767 RE:別部門の一次試験を受ける意味について 投稿者:つったん 投稿日:2009/10/01(Thu) 05:13

大変悩ましいご質問かと思います。

>たしか将来技術士になったとして、別部門の技術士の二次試験を受けるには、適性科目だったかどうか忘れましたが、一科目だけ受ければよいとの情報を目にしました。
@これはおそらく、平成14年度以前に第一次試験の合格を経ずに第二次試験に合格している場合の科目免除のことではないかと思います。これ以後の第一次試験合格者は部門を問わず第二次試験を受験することができます。

>機械部門で一次試験を合格している者が、別部門の一次試験を受けることは、意味があるのでしょうか。
A(勉強することに)意味がないことはないのですが、試験制度からいえば必要のないルートです。

>どなたか制度にお詳しい方、または技術士試験制度について詳しい情報源をご存知の方、ご回答のほどよろしくお願いします。
この受験支援サイトでもAPECさんが詳しく説明されている筈ですが、元情報は日本技術士会の下記の情報源をご覧ください。
日本技術士会(http://www.engineer.or.jp/

試験・登録情報(http://www.engineer.or.jp/examination_center/index.html

技術士試験制度について(http://www.engineer.or.jp/examination_center/pejseido.pdf

なお、上記@Aに関しては、「技術士試験制度について」の7頁、9頁に説明されています。


       

No.19768 RE:別部門の一次試験を受ける意味について 投稿者:ひおろん 投稿日:2009/10/01(Thu) 06:24

つったん様

早速のご回答ありがとうございました。

SUKIYAKI塾の、

資料室>技術士Q&A>一次試験>技術士でも一次試験を受験するの?

の記事が、私の最も聞きたいことでした。

結局、私が受けようとしていた一次試験は、試験制度上は意味はなく受験の必要はありませんでしたが、今までちょこちょこ勉強してきましたことで、よりいっそう技術士の下地の確認ができたと思っています。あくまで下地ですが…忘れていたことも多かったので。

重ね重ね、ご回答に感謝いたします。ありがとうございました。


       

No.19769 RE:別部門の一次試験を受ける意味について 投稿者:勘介  投稿日:2009/10/01(Thu) 08:25

勘介です。
第二次試験は、修習技術者(第一次試験合格者とJABEE修了生(官報に告示された認定された課程))にさえなれば、一次試験の合格部門、官報に告示された部門に関係なく、どの部門でも受験できます。また、技術士補に登録をした場合でも、その登録部門に関係なく第二次試験はどの部門でも受験できます。技術士補に登録しても、修習技術者には変わりはないので、どの部門でも受験できるわけです。
第一次試験は、あくまでも高等教育を受けていることを担保するための試験です。基本は認定課程を修了することなのですが、それ以外の方のために第一次試験があるものと考えてください。二次試験の受験のルートとしては、第一次試験がメインではないということをご理解願います。事実、第一次試験の合格者の累計は約11万人で、JABEE修了生は来年3月末で11-12万人にはなると思われます。この事実からも、おわかりいただけるのではないでしょうか。
別の部門の一次試験を受ける意味についてですが、基本的には意味はないのですが、組織の事情で別の部門の技術士補の登録する必要が生じた場合などには、一次試験を受けざるを得ません。一次試験合格者の方では、このようなケースは稀だと思いますが、JABEE修了生の場合には、一次試験免除の特典を持っていながら、組織から言われて別の部門で技術士補登録するために受験されている方がいます。(例えば、修了JABEE課程が応用理学部門に対応と告示されていて、建設コンサルに勤めて、建設で技術士補登録をするように言われた場合などは、建設で一次試験を受験する必要があります。)ただ、このような方でも、一次試験に合格をしなくても、4年間の実務経験(経路2!)があればどの部門でも第二次試験は受験できます。というのはJABEE修了生なので、一次試験免除で第二次試験を受験できるからです。(実務経験は必要ですが)
ひおろん様、ご連絡をいただければ、判り易い資料をお送りします。(技術士会のHPにはアップされていませんが、技術士会の修習委員会の資料です。) 


       

No.19770 RE:別部門の一次試験を受ける意味について 投稿者:技術士補 投稿日:2009/10/01(Thu) 08:46

技術士補は、単なる大学のエンジニアリング課程(理系)の卒業証明。

       

No.19771 RE:別部門の一次試験を受ける意味について 投稿者:ひおろん 投稿日:2009/10/01(Thu) 09:33

>勘介さま、技術士補さま
ご回答ありがとうございました。

>勘介さま
確認したいのですが、別部門の技術士補となる場合には、その部門の一次試験に改めて合格することが必要だということですね。この解釈でOKでしょうか?



私は現在、機械部門の一次試験に合格した段階なのですが、これから指導技術士の先生を探して技術士補となり、大学院の2年分を合算して2年のご指導によって機械部門の二次試験に臨みたいと思っています。

さらにこれは将来の話になるのですが、別部門、というのは電気電子部門なのですが、これも大学院の2年を使って、残り2年のご指導によって電気電子部門の二次試験に臨みたいと思っているのです。ご指導は電気電子部門の社外の技術士の先生にお願いしたいと思っています。

この場合は、電気電子部門の技術士補になる必要があるのでしょうか。それとも、技術士補とならずとも、修習技術者として技術士の先生に2年間ご指導いただくことで、二次試験に臨めるのでしょうか。



複雑な質問になってしまい申し訳ありません。


       

No.19772 RE:別部門の一次試験を受ける意味について 投稿者:勘介  投稿日:2009/10/01(Thu) 11:10

技術士補様
技術士補は、れっきとして国家資格ですよ。単なる大学のエンジニアリング課程(理系)の卒業証明ではなく、国際的な技術者教育を受けたのと同じレベルである、ということの間接的な証になります。この点がJABEE修了生とそれ以外の理科系等課程の修了生との違いです。誤解のないように!
二次試験を受けるに当たっては、経路2を使えば技術士の指導を受ける必要はありません。機械部門を受験する際でも、優れた指導者の下で実務経験を積めば、必要な書類さえ整えることが出来ればOKです。機械部門の技術士になってから、電気電子部門に挑戦する時も同じです。経路1にこだわる必要はありません。実務経験7年(院2年を含む)あれば、経路3で受験できますので2つ目に挑戦する時には経路3で受験できるかもしれません(二次試験を1回で合格すればよいのですが・・・。失礼しました。)経路1-3とは

〔経路1〕 技術士補として登録し、補助する技術士の下で4年を超える期間の実務経験を積む
〔経路2〕 優れた指導者(指導技術者)の監督の下で4年を超える期間の実務経験を積む
〔経路3〕 7年を超える期間の実務経験を積む(第一次試験合格前の実務経験も通算できる)


       

No.19773 RE:別部門の一次試験を受ける意味について 投稿者:勘介  投稿日:2009/10/01(Thu) 11:18

ひおろん様
「部門の技術士補となる場合には、その部門の一次試験に改めて合格することが必要だということですね。」
そのとおりです。技術士補の登録する際に、合格した部門、JABEE修了課程の部門と同じ部門の技術士を補助する技術士とする必要があります。このことから、改めてその部門の一次試験に合格する必要があるということになります。ただ、個人的には、二次試験受験だけを考えると、技術士補に登録することの必要性は感じていません。組織から、いろいろな事情で登録を求められれば別ですが。私は、昭和60年に技術士補の登録をしたことがありますが、当時は修習技術者というものがなかったのでそれはそれなりに良かったのですが、現在ではそれほどの価値は持たないと思っています。しかし、世間に技術士制度を広めるためには、技術士補の登録をして名刺に入れてもらいたいと思います。少し、矛盾するかもしれませんが、私の立場も有り、技術士会寄りの事も書かせていただきました。


       

No.19774 RE:別部門の一次試験を受ける意味について 投稿者:ひおろん 投稿日:2009/10/01(Thu) 13:32

>勘介様

再び詳しいご回答ありがとうございます。
疑問点がすべて解消されました。
重ね重ねお礼を申し上げます。

またお世話になることがあるかも知れませんが、そのときはまたどうぞよろしくお願いします。


       


No.19731 総合技術管理の「専門とする事項」と体験論文について 投稿者:転石 投稿日:2009/09/23(Wed) 11:35 [返信]

 今年総合技術監理を受験する者です。
 「専門とする事項」と体験論文のテーマに関してお伺いしたいと思います。
 私の専門とする事項は、建設部門の建設環境における「自然環境および生活環境の保全」です。これは平成16年にゼネコンに勤務していた当時の専門分野であり、その2年後には中小の建設コンサルタントに転職して、建設環境の分野からすっかり離れてしまいました。現在では、建設環境とは関連のない技術部門の部長として、部の運営管理に追われ、実務からも離れてしまっています。
 総合技術監理の体験論文を記述するにあたり、あらためて設問を読み直すと「専門とする事項」について記述せよ、とあります。
 この問題に対して、以下のどちらを選択すればよいか決めかねています。
(1)「専門とする事項」を重視して、ゼネコン時代のテーマを記述する。
(2)現在の業務を重視して、現在の部の運営管理について記述する。
 (1)では「専門とする事項」はクリアするでしょうが、業務内容が比較的古い、現在の業務とつながっていないという問題があります。一方(2)では「専門とする事項」から離れてしまうという問題があります。むろん、少しでも専門分野とこじつけて記述しようと思いますが、かなり無理がある記述になってしまいます。
 技術士取得後、時期や立場が変われば「専門とする事項」が変わったり、離れたりすることも多々ある事例ではないかと思われます。「業務経歴」を記述する時点の問題かもしれませんが、現在同じような問題に直面されている方、過去同様の体験をされた方がおられましたら、どのようにアプローチすればベターなのか、ご教示いただければ幸いです。


       

No.19732 RE:総監の「専門とする事項」と体験論文について 投稿者:勘介 投稿日:2009/09/23(Wed) 12:14

転石様
私なら、ゼネコン時代のことを書くでしょうね。また、そのように指導すると思います。総監への頭の切り替え、総監の視点(5つの管理)を忘れずに、論文を仕上げてください。


       

No.19743 RE:総監の「専門とする事項」と体験論文について 投稿者:ななめ魚 投稿日:2009/09/24(Thu) 18:11

専門技術の新旧ではなく、管理手法を問われることに注意が必要です。
よって、素直に(1)が良いと思います。
私の場合、現業務内容を離れた古い技術題材でも何ら問題ありませんでした。


       

No.19750 お礼 投稿者:転石 投稿日:2009/09/27(Sun) 14:15

勘介さま、ななめ魚さま、アドバイスありがとうございます。
(1)で臨もうと思います。
筆記試験の合否が不明ですが、悔いの残らないように万全に準備したいと思います。


       


No.19718 技術的体験論文に、カラー写真の貼付 投稿者:ごんぐり 投稿日:2009/09/21(Mon) 15:07 [返信]

技術的体験論文に、カラー写真を貼付するのは、規則違反になるのでしょうか?

       

No.19720 RE:技術的体験論文に、カラー写真の貼付 投稿者:いなかもの 投稿日:2009/09/21(Mon) 16:55

原稿はカラー写真でも構わないと思いますが,提出論文は白黒ですので,それをコピーして白黒にしてから提出する必要があります.
カラー写真を使用した意図が試験委員にキチンと伝わればいいでしょうけど,試しに一度コピーされてから,その出来栄えを誰かに見てもらうことも必要かと思います.


       

No.19725 RE:技術的体験論文に、カラー写真の貼付 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/22(Tue) 11:36

体験論文は白黒印刷もしくはコピーを3部提出です。つまり紙で、郵送もしくは持参にて提出します。
カラー印刷・カラーコピーしてあったら受け付けられません。

また写真は白黒印刷したときに内容がわかるかどうかよく確認してください。緑の森などはしばしば白黒印刷するとわけがわからなくなったりします。


       

No.19726 RE:技術的体験論文に、カラー写真の貼付 投稿者:ごんぐり 投稿日:2009/09/22(Tue) 12:02

早速の回答を頂きまして、ありがとうございます。

       

No.19733 RE:技術的体験論文に、カラー写真の貼付 投稿者:智楽 投稿日:2009/09/23(Wed) 12:17

ということは写真の添付はO.K.なのですね。
技術士会HPの様式記入例でも図表等とありますので
写真は等に含まれると判断しています。
学会誌の論文でも図表、写真を駆使して作成されてますよね。
合格された方で写真を添付された方はいますか。


       

No.19734 RE:技術的体験論文に、カラー写真の貼付 投稿者:勘介 投稿日:2009/09/23(Wed) 13:17

智楽様
私が受験支援した方では、写真を貼付して合格された方はたくさんいます。図は二次元で表現しますが、写真は三次元での表現です。図よりもっともっと理解しやすい道具です。ただ、何でも写真を使えばよいというものではなくて、何のために写真を使うのかをよく考えて、場合によっては写真に書き込みする事も有効な手段だと思います。


       

No.19735 RE:技術的体験論文に、カラー写真の貼付 投稿者:犬の散歩(電気電子) 投稿日:2009/09/23(Wed) 14:30

図や表も含めて私の場合は、原稿は敢えてカラーで作成しました。それを白黒印刷して3部提出しました。それでも、合格しました。
要は、白黒であるこという命題の中で論文を見る人の立場になって成果物を見たときに分かってもらえるように工夫する分には自由だと思います。


       

No.19747 RE:技術的体験論文に、カラー写真の貼付 投稿者:智楽 投稿日:2009/09/25(Fri) 12:57

勘介様、早々の回答ありがとうございました。
箱根の峠越え達成は未だわかりませんが、体験論文の作成、がんばります。


       

No.19748 RE:技術的体験論文に、カラー写真の貼付 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/25(Fri) 16:21

図表をカラーで作成するときは、白黒印刷してみてチェックすることを忘れずにやってほしいと思います。
散布図に2種類のデータを描くときに赤ドットと青ドットを使い、白黒印刷したら全然区別がつかないといった例もあります。
グレーの濃さでかすかに区別がつく場合も、そんなことする前に形を変えるとか、棒グラフなら塗色でなくハッチにするとか、そういった工夫が必要だと思います。


       

No.19749 RE:技術的体験論文に、カラー写真の貼付 投稿者:かりゆし 投稿日:2009/09/25(Fri) 21:39

私はカラー写真に書き込みをして添付しましたが、白黒コピーでどうなるのか、書き込む文字や矢印などの色合いもきちんとチェックした方がいいですよ。

       


No.19562 2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:梅雨明け 投稿日:2009/08/31(Mon) 12:57 [返信]

ここで議論になったと思いますが、やはり出題ミスとの事で、本日、技術士会ホームページから発表が出ています。

http://www.engineer.or.jp/examination_center/Press_announcement/2009_1.pdf


       

No.19563 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:般若 投稿日:2009/08/31(Mon) 14:19

おめでとうございます。

       

No.19564 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:気まぐれ技術士 投稿日:2009/08/31(Mon) 14:27

>これにより、解答の一部に影響の出ることが考えられ
>るため、採点に当たっては、解答に至る思考過程、考
>察力等を重視し、必須科目の評価対象である論理的考
>察力、課題解決能力の観点から、受験者に不利になら
>ないよう配慮して平等に採点を行うこととします。
具体的にどうするのでしょうか?
問題が間違っていないと解釈して無理矢理解答した人
は、かなり甘めに採点してくれるのかな?
人生かけて受験している人もたくさんいるのに、
困りますねえ。


       

No.19565 RE:2次 応用理学部門(必須)?-3 出題ミスの発表 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/08/31(Mon) 15:09

応用理学部門の合格率を例年並みに調整するために、それなりの明快な論旨構成の論文を上から何パーセントとか決めて合格にするのじゃないのかな。いいかげんな問題を出された受験生がかわいそう。
こんなことが来年以降も再びあったら、技術士会の信用が失墜しかねませんね。


       

No.19571 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:腹ヘッタ 投稿日:2009/08/31(Mon) 19:45

ああ、トピが立っていた、あの出題ですね。
確かに、「以外」という単語が入るか入らないかで、かなり違ってきますからね。

改めて出題文を読み返すと、流れからして当然のようには感じられます。ただ、受験生の立場で試験に臨んでいたとしたら・・・冷静に判断することは難しいでしょうね。


       

No.19572 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:梅雨明け 投稿日:2009/08/31(Mon) 22:44

過去の出題ミスが気になったので調べました。
(日本技術士会HPの「プレス発表」に載っています。)
以下は、その要約ですが、過去にH15からH17まで1次試験の出題ミスが相次いだことから、ついに対策チームを設置して対策に当たっています。その後4年たって今回の2次試験で出題ミスがやはり起きました。

私は応用理学部門は受験していませんが、自分がもし受験していたら穏やかには居られないと思います。

”原因を徹底的に究明する”とありますが、原因が何であって(ヒューマンエラーなど)、それを防ぐ予防処置をどうしたのかがブラックボックスです。是非、技術士会にはオープンにして欲しいですね。


H21.08/31(2次試験)必須科目(応用理学部門)
<対策>このような事態の発生原因を分析し、再発の防止に努める。

H17.11/10(1次試験)基礎科目、適正科目、専門科目(機械部門、化学部門、経営工学部門)
<対策>再発防止のため、技術士試験センター内に対策チームを設置する。

H16.11/04(1次試験)専門科目(環境部門)
<対策>出題ミスの原因を調査・究明し万全の措置を講じる。

H16.08/13(2次試験)必須科目(建設一般)択一試験
<対策>問題作成にあたり、より一層のチェックの充実強化を図る。

H15.10/31(1次試験)基礎科目、専門科目(船舶部門)
<対策>原因を徹底的に調査・究明し万全の措置を講じる。

H15.08/27(2次試験)必須科目(環境一般)択一試験
<対策>作問に当たっては最新の法令のチェック等、万全の措置を講じる。

H15.08/08(2次試験)必須科目(総合技術監理部門)択一式
<対策>再び起こらないよう、原因を徹底的に調査・究明し、万全の措置を講じる。


       

No.19573 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:昨年の落選者 投稿日:2009/08/31(Mon) 23:38

しかし、受験者にはこのようなミスを起こさない能力が試されているにも関わらず、何か理不尽な思いがします。本来なら、試験関係者の資格剥奪も必要と思いますが、ファジーな処置で終わってしまうのでしょう。しかし、受験者に対してはなはだ失礼な出来事ですね。がっかりしました。

       

No.19574 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:OIDON 投稿日:2009/09/01(Tue) 01:11

梅雨明けさんの言われるように、現在の予防措置がどうされていたのか気になりますね。
択一選択ならともかく、問題量が限られ、短い時間で論文作成することを考えれば、何を書くか悩む時間を費やした受験生の方々は本当に大変だったと思います。
問題文を見れば既技術士の方なら気づきそうなものですが、ちゃんとチェックされているのか気になります。


       

No.19575 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:般若 投稿日:2009/09/01(Tue) 07:54

梅雨明けさんの意見に同感です。

おそらく、表面的なチームを設置するとか、人員を増やす等の物理的対策は有効ではないのでしょうね。要は作問ミスを撲滅するための"ロジック"は何なのかということが重要です。

例えば、実際に作問したものを、20人程度のテスターに解いてもらえばこのような問題は発生しないと思います。

ただし、技術士試験は他部門にわたるため実際に実行するのにはハードルがあるのかもしれませんが。


       

No.19576 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/01(Tue) 08:18

事務局ミスとはイージーなミスですね。出題者に戻さず「こちらでやっておきます」的に処理したのが直接原因なんでしょうが。
応用理学部門は8年前に廃掃法改正で産廃が1項目増えていたのを見逃していたという出題ミスをやりました。
あれは出題者の不勉強が原因だったようであり、今度は技術のわからない事務局のミスで、直接原因は異なるわけですが、根っこのところでは共通原因もあると思います。
経費とのトレードオフになる面もあるでしょうが、きちんとやってほしいと思います。

しかし一次試験など択一問題での出題ミスでは、どのように処理をするのか明示されていたのですが、今回はすごくあいまいな対応表現ですね。
記述式答案なので難しいのでしょう。おそらく採点者にそういうことを含んで評価してやってくれと頼む程度なのでしょうが、自分の知っている再生可能エネルギーについて記述することを封じられてしまって仕方なく不得意な分野について書いたが内容は不本意という人もいるでしょうから、「平等」確保はむずかしいように思いますね。
結果的に筆記合格率が上がってくるはずですが・・・・


       

No.19577 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:Baby 投稿日:2009/09/01(Tue) 11:12

許し難いミスです。
担当責任者はなんらかの処分を受けるべきです。
このような状態で不合格となった場合、悔いが残る受験者は少なからずいるはずです。
このような漠然な対応を堂々と発表すること自体おかしい。もっと強く抗議しても良いかと思われます。
それこそ、希望者には今年度、再受験の機会を設けても決しておかしくないことではないでしょうか。
全員、必須問題を満点としてもやりすぎではないと思います。


       

No.19578 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:中年技術者 投稿日:2009/09/01(Tue) 11:58

同感です。受験者の気持ちや状況が理解できていれば、起こるはずのない事態です。技術士の価値を下げた出来事と思います。過去には試験問題の漏洩などもあったり、取得しても胸を張りたくない気持ちです。話が逸れましたが、何らかのけじめはつけてもらわねばならないでしょう。

       

No.19584 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:北の国から 投稿日:2009/09/01(Tue) 18:31

受験者が書く答案より遥かに短い問題文にミスがあったのでは、
これを採点対象にすることに矛盾を感じます。

採点対象から外し、出題側の方々が答案用紙2枚半〜3枚以内で
課題・問題点および対策を述べるべきだと思います。


       

No.19590 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:あっきー 投稿日:2009/09/01(Tue) 22:00

ここまでくると、総合技術監理部門の論述問題の題材と近い気がする・・・。

       

No.19591 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:LUPINV 投稿日:2009/09/01(Tue) 23:34

>過去には試験問題の漏洩などもあったり
話の腰を折って恐縮ですが、そんなことがあったのですか?


       

No.19593 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:金杯 投稿日:2009/09/02(Wed) 01:28

“漏洩”、ありましたね。
たしか建設部門の一般択一問題だったと思います。
試験開始前に情報があったようで、試験会場で漏洩が疑われる問題を選択しないように指示された、ときいたように思います。
受験者にすれば、選択の余地が少なくなってしまったことになります。

出題ミス関連では、ミスの発覚が合格発表後になり、それで不合格→合格になった受験生に、口頭試験の追試験が行われたこともありました。
その人たちだけ、後から追加合格になっています。

ついでに、択一試験の出題ミスへの対応も理解できないところがある。
選択肢の中に正答がない場合は、その問題を答えた全受験生を正解とする、というのは理解できる。
しかし、選択肢の中に正答が2つある場合も、その問題を答えた全受験生を正解とする、というのは理解できない。
常識的には、2つある正答のいずれかを選んだ受験生は正解とし、それ以外の選択肢を選んだ人は不正解とすべきでしょう。他の試験では、私の知っている限り、みなそのようにしています。
まあ、受験生にとってはラッキーなので、抗議の声はきいたことがありませんが。


       

No.19594 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/02(Wed) 08:35

そうそう、私が建設部門を受験した平成14年度のことです。択一問題のうち2問を「この問題は選択しないように」という注意が受験前にありました。
なんだそりゃと思っていたら、問題漏洩の疑いがあったためとウワサで聞きました。
両方とも自信を持って答えられる問題だったので、ちぇっと思いましたね。

あのころは先に書いた廃棄物の数などのイージーミスを含め、一次試験は毎年のように出題ミスがあって、臨時掲示板でもちょっと答えが絞れない問題があるとすぐに誰かが「出題ミスか?」と言い出す始末でした。
それに比べれば改善されているとは思いますが、今回のようなポカミスもあるのですね。

ただ、技術士会に対して物申すのであれば、直接申し入れるべきだと思います。ここでは遠吠えになってしまいますからね。
話を広げてしまうそうで躊躇される面もあるのですが、試験官の「打ち切り」ミスなど試験運営の不手際もあったようですし、不正ではないかという事例も耳にしていますので、ちょっと落ち着いたころにそういった話を集約して、試験制度・運営改善のためにという視点で提言しようかと思っています。
以前にも試験運営に関し申し入れたことがあって、音沙汰なしでしたけど。^^;


       

No.19595 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:あらら 投稿日:2009/09/02(Wed) 10:53

漏洩については、オープンにされているのは氷山の一角だと思います。実際にあった話ですが、確か5年ほど前に、当時勤めていた会社の上司から、極秘メールと題うって、建設一般問題が配信されてきました。配信されたのは試験3日ほど前で、半信半疑であることと、当時は準備不足であったことより、私自身は受験しなかったのですが、あとで問題文を確認したところ、一字一句整合していました。当時は複雑な思いをしましたが、技術士試験というのはこの程度のレベルなのだと正直がっかりした思い出があります。今思えば、この上司も資格取得者として資質に欠けた言動・行動が多く、多分漏洩にあやかった一人であったのではないかと思います。物的証拠があるわけでもないので、これ以上のコメントは控えますが、一字一句整合するなんて、確率論から考えてもありえないでしょう。

       

No.19596 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:Baby 投稿日:2009/09/02(Wed) 11:26

記載されていたこの問題の担当窓口に直接電話をかけてみました。

私「今回の出題ミスについてですが、希望者に再試験を実施するようなことは考えないのですか?」

センター女性「採点は、公表通り、論理的、かつ・・・考察・・(略)で、きちんと対応し・・不平等とならないように対処する所存です。」

私「それであれば具体的に(たとえば模範解答の一つを公表するなど)採点方法を公表すべきではないですか?」

センター女性「それ以上お答え出来兼ねます。」

私「出来か兼ねるとは?あなたが知らないので答えられない?のか、答える義務がないということなのか、どちらですか?」

センター女性「ちゃんとこの件については対応方法を”正式に”お伝えしているので、それ以上お答えする義務はないということです。」

私「今あなたが言ったことは、試験センターの正式なコメントとして受け止めてよいですね?」

センター女性「・・・・・」

私「分かりました。失礼します。」

途中、やり取りをはしょっていますが、上記のような流れでした。

センターのこの問題の担当の方は、こんな感じでがっかりしました。もちろん、この担当者が直接この問題を引き起こしたわけでないのは分かっていますが、少なくとも、これくらいのクレームはセンターとして予測して、マニュアル棒読みでも、対応できるくらいにはなっているのかと思いました。

センターが真剣にこの問題に取り組んでいない証拠です。

私は、この部門の受験者ではありませんが、再試験の機会を与えるか、それか、最低でも受験料を返還するか(問題解決にはなりませんが・・)、目に見える形で対応、謝罪すべきと考えますが如何ですか?!


       

No.19597 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:標的 投稿日:2009/09/02(Wed) 21:54

>もちろん、この担当者が直接この問題を引き起こしたわけでないのは分かっていますが、少なくとも、これくらいのクレームはセンターとして予測して、マニュアル棒読みでも、対応できるくらいにはなっているのかと思いました。


とことん追求するなら、責任者を出せと詰め寄って引っ張り出し、その相手に自らの名前や連絡先等を明示してからにするべきでは?
もし、対応を明示したマニュアルが簡単に作れるのなら、まもなくH.P.にアップされると思いますが・・・。


       

No.19598 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:般若 投稿日:2009/09/02(Wed) 22:13

まあまあ皆さん落ち着いて。

あまりぶしつけに感情をさらけだすと、技術士としての品格が損なわれますよ。

あまり相手を卑下せずに、今後の対応を技術士会へ期待しましょう。


       

No.19599 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:気まぐれ技術士 投稿日:2009/09/03(Thu) 09:02

今後の対応を・・・・
今年の受験生はどうなるのか。
今まで漏洩や出題ミスを繰り返したのでしょう?
自分がその立場であっても冷静にいられるのか。
怒鳴りたい気持ちも分かる。


       

No.19645 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:クプクプ 投稿日:2009/09/10(Thu) 01:02

ふーん、そうか。

わたしゃ、応用理学を受験した当事者に一人ですが、
感想としては、「やっぱりね」程度ですね。

問題文の流れからすれば、あそこの「5)以外の」は、どうみても変だし、問題文の主題から考えれば、(注)以降の文章は、たいして意味がないようでした。
だから、一瞬だけ、おや?と思いましたが、あまり気にしないで、解答してしまいましたね。

まあ、間違いは、間違いなので、繰り返さないように再発防止をしてもらうということしかないでしょうね。

いっそ、口頭試験で、「問題文に間違いがあったのですが、それについて、どう思いますか?」なんて、質問があったら、どう答えましょうかね。。

でも、解答内容を考えると、落ちているような気がしている今日この頃です。。


       

No.19651 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:アンモナイト 投稿日:2009/09/10(Thu) 19:08

受験した当事者です…
私自身のミスもありますが、正直この問題のおかげで
今年の受験がパァ〜になった人間としては「今さら」
って感じですが、納得もできません。
この出題ミス、当日でも確認できたのでは?と思ってしまいます。

私は最初、問題となった「以外」に気づかず(これは私自身のミスと思ってます)、U-3について解答してました。
解答を書き進めて行き、(1)について書き終わって一息ついている時に問題の箇所に気づきました。
気づいた時は「え〜?ここに書かれている以外に新エネルギーってあるのか?」とパニックに。
しかしどう考えても間違いだろうと思い、ムダかな?と思いつつ監督者に確認しましたが…
「問題文の訂正の連絡はありません。問題文の内容についての質問には答えられません」という回答でした。
こう言われると、問題文が正しい=1)〜5)以外の新エネルギーについて解答しないといけない、と判断せざるを得ず、他の新エネルギーが思い浮かばない私としては他の問題を選ばざるを得ませんでした…
この時点で1時間以上経過しており、結局U-1を選んで解答したのですが、時間が足りず解答用紙の3枚目の3行程度で無理やり終わりにした、という解答に…
あとは私の恥話ですが、午後の試験開始時に問題を
選択して問題番号を記入した時に気づいたのが
「あぁ!午前中、問題番号を書き直した記憶がない…」
時間に追われていたこともあり、提出時の確認もし忘れた私の完全ミスです…
私自身のミスも重なっているので仕方ない、
と思っていますが、発表内容から考えると
当日、私と同じような質問をした方が何人かいれば
対応できたのではないかな、と思ってしまいます。
まぁ、「問題文に関する質問は受け付けません」と
なっているので、私のように質問した人はいないのかも
しれませんが、内容に関しない質問についても全く受けつけない、という点は今回のようなことがあると疑問に思います。


       

No.19662 提案 投稿者:ポチ 投稿日:2009/09/12(Sat) 14:20

以下、今後に備え高いレベルでのひとつの提案を致します。

「解答用紙上で出題ミスを指摘した上、問題を正しく矛盾無く書き換えた上で解答する」


       

No.19665 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:ミケ 投稿日:2009/09/12(Sat) 20:33

出題にミスがないというミスがでたらどうするんですか?

       

No.19674 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:ポチ 投稿日:2009/09/13(Sun) 16:21

ミケ殿

出題ミスが無い場合は当然無いものとして題意どおり解答します。

「出題にミスがないというミスがでたら」
「出題にミスがない」はミスなんでしょうか?
意味が全くわかりません。


       

No.19677 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:クプクプ 投稿日:2009/09/13(Sun) 17:26

出題ミスを指摘して解答することは、極めてリスクが高い提案のような気がしますね。

1.ミスだと思ったが、実はミスでなかった場合。
2.ミスなんだけど、採点時までにミスだと認められなかった場合。
3.ミスなんだろうけど、採点側は、そんな指摘を望んでいない場合。
とかの場合には、減点もしくは、題意に沿わない解答ということで、採点すらしてもらえないかも(私の想像ですが)しれません。

一番いいのは、そういう問題を解答せずに、他の問題を選択することですね。リスク回避かな。

でも、それしか解答できない場合は、全体の題意に沿って解答するしかない(私の場合がこれでした)。これは、リスク保有かな。

出題ミスを指摘して解答する方法は、リスク削減のようですが、リスク拡大の可能性が高い方法のように思います。
まあ、それでも挑戦してみたいと思う人は、自己責任でやってください(私は、やりませんが)。

出題ミスとかは、あっちゃならないことなんですが、
その場に直面した場合に、どんな対応するか、いろいろ考えるところですね。


       

No.19678 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:ミケ 投稿日:2009/09/13(Sun) 20:51

>>ぽちクン

「解答用紙上で出題ミスを指摘した上、問題を正しく矛盾無く書き換えた上で解答する」

のではないですか? 出題ミスを指摘した上という条件を出しておいて出題ミスがなければ、出題ミスがないという出題ミスがあると主張されるおつもりか?

なるほど、これは一本とられたわ。


       

No.19679 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:環境部門ですが 投稿日:2009/09/13(Sun) 21:50

ポチさんへ

質問して受け付けないといわれたら、
あくまでも出題ミスはないとして解答するしかないと思います。
題意にそって解答するのが基本ですので...。
不本意でも、題意にそって解答すれば採点対象になるでしょう。
もしくは、他の問題を選択するかですね。
しかし、今回の出題ミスは、個人的には
全員必須科目はA判定にするべきだと思います。
受験者は受身の立場ですので、問題に誤りがあるなんて、思っても題意にそって解答するしかない。
題意にそわない解答は減点対象になると、
題意にそって解答するように意識して日々受験勉強してたんですから。
その分、筆記合格者が増えると思いますが、
口答試験でしっかりと必須科目の技術的応用能力を
判定すればいいと思います。


       

No.19680 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:OIDON 投稿日:2009/09/13(Sun) 22:47

必須科目全員A判定は良くないと思います。

例えば、客先より課題を与えられ、その課題が間違っていたとして、客先に間違いを確認できない場合を想定した場合、客先に「できませんでした」という回答はしないと思います。やはり自分なりの考えを述べるのが技術士としてふさわしいと私は思います。
そのため、白紙答案や技術的な論文が書けていない物は、やはり落とすべきです。苦手な分野であっても、60点まではいかないにしても、合格できる方は、技術士としてふさわしい論文は書けるのでは?と思います。

また、採点を甘くした部分については口頭試験にて確認すれば良い事のように思います。
そういうのもあって、技術士会の回答は漠然としたものしかしていないのかもしれません。

どちらにしても、技術士としてふさわしい人は落として欲しくはないですが。。


       

No.19686 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:金杯 投稿日:2009/09/14(Mon) 22:50

今年応用理学部門を受験したので、一応私も当事者です。設問ミスには全く気付かず、他の問題を選んだので何も影響ないのですが。
その私でも、一般論文全員A判定というのは、おかしいと思う。技術士としてふさわしいとはいえない受験者を技術士にしてしまう可能性大だから。
しかし、技術士会が言うような“受験者に不利にならないよう配慮して平等に採点を行う”なんてできるわけがない。どうやっても、アンモナイトさんのような例は救済できないでしょう。

個人的には、再試験が最善だと思う。筆記試験合格発表から口頭試験の間(11月中下旬か)に、一般論文BC判定(かつ専門論文A判定)の受験者を対象にして行う。対象者は体験論文の締め切りも口頭試験も1ヶ月程度後ろにずらす。
このくらいの対応なら現実的に可能だと思うけど、いかがでしょう。


       

No.19687 RE:2次 応用理学部門(必須)?-3 出題ミスの発表 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/09/14(Mon) 23:27

私も金杯さん同様、専門科目でA判定の人全員を対象に再試験をすべきだと考えます。そのためには、応用理学部門の体験論文提出と口頭試験を遅らせるのもしかたないと思います。このままでは、技術士会の信用問題にかかわります。
応用理学部門を受けていない建設部門の技術士が失礼しました。


       

No.19690 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:やってられない 投稿日:2009/09/15(Tue) 12:03

すいません。横スレです。総監を受験された方はご存知とおもいます。
今回の総監の択一問題の問39の(イ)ですが、水質が抜けていますが○でした。つまり、正解はBではなくてAでした。設問は「水質」の文言がなく・・・「など」と記述されています。青本には「水質」の文言があって・・「など」の記載とあります。それっておかしくないですか。より正確な回答をしたのに×というのは納得しかねます。{そうであれば、大気「など」}の一文言でも○ということになるのでしょうか?
総監を受験された皆さんはどう考えますか?私は、おかしいと思います。


       

No.19692 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:般若 投稿日:2009/09/15(Tue) 20:08

これまでのご意見を参考にし、私も再受験に一票ですね。

ただし、その場合受験料、交通費は技術士会もちでもちろん全額支給で。

できますかね? 無理ですよね。


       

No.19694 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/09/15(Tue) 21:48

これまでROMでしたが、実は私はこの出題ミスを技術士
会(試験センタ)に届けた者です。
その届けの前に届けた方がいらっしゃる様だったので
一人でも声が多い方が良いのかなという感じでした
が、驚くことに試験センタの事務の方のお話では、出題ミスの発表後で私一人しか届けていないとのことでした。
私の場合、氏名、連絡先、技術士である事と、その部
門名も明らかにしたので受付たのでしょうが、それで
も連絡用の受付が機能していないのか意図的に取り上
げなかったのか不明です。(アンモナイトさんが試験監督官に届けたのも無視されたのでしょうか。ちなみに最初は電話でしたが後に残すため(自分自身の情報も)に試験センタ長あてでメールを出しました。)
出題ミスの発表後に私も皆様と同様な意見で、技術士
会(再度試験センタ長あて)に再試験の要望をメールを
出しましたが職員の方は上記発表が最善な方法だとの
話であまり再試験をやりたがらないような感じでし
た。(ミスの原因は発表の様に純粋に事務部門の誤りという事です。発表の名前が会長でなく試験センタの長であるのもそこにあるのでしょうか。)

ちなみに試験センタの運営は受験者の受験料だけで収支がまかなわれていて技術士会からの会員の会費から
は一切充当していないとのことで、そのような費用の
問題もあって再試験ができないのかもしれません。
(今試験は赤字だというのは、過去の受験料の繰越で行
っている様です。結果的に受験者(過去の受験料も含めて)の負担で再試験という事で問題視する方もいらっっしゃると思います。)

私一人では、非常に声が小さいので再受験を望まれる
受験生の方や技術士の方は是非、要望を技術士会に出
して頂ければと思います。


       

No.19703 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:ポチ 投稿日:2009/09/16(Wed) 20:54

電気電子受験者 殿 一人しか指摘できなかった、しかも他部門受験者の指摘とは…

低いレベルですね…私が提案した意図を理解できないんでしょうね…

全員不合格でもよいかと思います。


       

No.19709 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:タマ 投稿日:2009/09/17(Thu) 18:01

応用理学の技術士です。

応用理学全体を侮辱する前に、なぜ自分の意図が理解してもらえないのかを反省すべきではないでしょうか。

ポチさんは「解答用紙でミスを指摘して」と提案されてますが、ミスと考えた理由を明記し自分なりに修正した問題文を最初に記載する必要があると思います。

ミスと考えた根拠と回答の内容が基準に達していれば合格に値すると思います。

ミスかどうかは試験中にはどうあがいても分からんのですから、単にミスを指摘しろというのは言葉足らずに思えます。

いかがでしょう?


       

No.19742 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:ポチ 投稿日:2009/09/24(Thu) 16:36

平凡な技術士レベルでは言ってもムダですね。
なにせ受身で理解できるレベルに達していないのですから言ってもムダでしょう。
既技術士で独自技術や新分野に取り組んでいる方や、既に試験官を超えるレベル(ポテンシャル)でいるものの現在は受験者という方でしたら理解できるでしょう。

技術士会や試験官に挑戦するのですから、相当の勇気と指摘する能力が要る、ということです。
安全パイでいくのなら理解できないのでもいいでしょう。

応用理学部門において、日々の既存技術の修得もいいですが、新技術や独自技術を生み出す努力でもしたらいかがですかね?例えば地震予知に関する独自の方法でも編み出したらいかがですかね?
最後の文章にミス指摘の意味が含まれていると思いますが…なにせ平凡でよいのでしょうから…


       

No.19744 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/24(Thu) 18:15

「解答用紙上で出題ミスを指摘した上、問題を正しく矛盾無く書き換えた上で解答する」のはなかなか大変でしょうね。「この問題はおかしいんじゃないか?」と思うような問題には様々なものがありますし、もちろんあらかじめ予想もできないし、試験会場では精神平穏というわけにもいきませんから、今回のような比較的単純な場合に限りそういう手もあるということかなと思います。

ただ、「これはミスだ」と指摘すると、出題者がミスだと判断しない場合は「オマエこそ間違っている」と採点者に思われてしまいますから、たとえば今回の問題なら、「問題文のようなことはあまりないと思うので、こういう場合について(少し設定を変えて)解答する」みたいな書き方にするといいのではないかと思います。

ただ、そのようなことを試験会場で行うことは、やはり困難だと思います。
予想外の、そして考えてもそう簡単に答えが出ない問題、つまり引き出しを開けられない問題に遭遇すると冷静に考えにくくなりますし、別の問題を選んだほうが得点できるだろうかとか、いろいろ考えもするでしょう。
私もたぶん無理です。


       

No.19745 RE:2次 応用理学部門(必須)U-3 出題ミスの発表 投稿者:ポチ 投稿日:2009/09/24(Thu) 18:53

APECさんがまとめて頂いたようですのでよろしいかと思います。

私は別部門で独自の技術に取り組んでいます。
アイデアで生み出される技術であり、最初に取り掛かれば「なあんだ、たいしたことない」ものですが、
技術上の秘密がありますのでここでは控えます。

少し高いところを目指そうと思い、気が張りすぎました。反省し、努力します。
お互いレベルアップに向けて頑張りましょう。


       


No.19605 技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:うし 投稿日:2009/09/04(Fri) 09:24 [返信]

技術士はスペシャリスト?ってことに対して違和感を持っています。
私自身技術士ですが、会社が小さく、何でもしなくてはいけないので非常に広範囲の仕事をこなしています。スペシャリストというよりはゼネラリスト。
これでいいのかと日々格闘中です。


       

No.19606 RE:技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:腹ヘッタ 投稿日:2009/09/04(Fri) 09:54

「こうでなければならない」、「こうあるべき」、そんな風に窮屈に考える必要はないんじゃないですかね。
技術者としての倫理と、最低限の技術力と、業務完遂への熱い想いと。
そこから先は、人としての器量の問題かと。


       

No.19607 RE:技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:TX650 投稿日:2009/09/04(Fri) 11:24

スペシャリストの技術士(技術者)とゼネラリストの技術士(技術者)。どちらのあり方もあってもいいし、どちらの人材も必要だと思います。
私自身はゼネラリストの技術者を目指しています。


       

No.19608 RE:技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:金杯 投稿日:2009/09/04(Fri) 23:06

技術士は、部門と選択科目ごとに与えられ、試験ではさらに細かく“専門とする事項”を選択する。しかし、一方で試験では、部門ごとに一般論文があるし、一次試験では部門までしかわかれていない。
だから、専門性が求められると同時に、(部門の範囲で)一定の幅広さは求められているといえそうです。

しかし、技術士資格を有する各技術者がスペシャリストかゼネラリストかというのは、それとは関係のない話し。
技術士資格を有する人でも、各人の意識や所属先で求められるものによって、スペシャリストにもゼネラリストにもなりうると思います。

まあ、人生いろいろ、技術士もいろいろ♪ でよいのでは。


       

No.19613 RE:技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:胡椒 投稿日:2009/09/05(Sat) 13:53

どちらでも置かれた環境にもよるので、問題ないと考えます。
確かに、高度に専門的な技術というのは、技術者にとってあこがれる
面は強いですが、総合的に判断する技術力も重要だと思います。私も、
スペシャリストには強いあこがれがありますが、地方支社のため不可能です。
というか最近は総合監理のマネジャー的要素のほうが強くなっています。

結局、本人が技術者としての真摯な姿勢を持っていれば、どちらでも問題
はないと思います。また、会社としては、ゼネラリストのほうが喜ばれます。


       

No.19614 RE:技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:はじめ 投稿日:2009/09/05(Sat) 20:29

特定のテーマを深く探求する学者(学究)とは異なり、人間の生活の役に立つ(実学的見地)ではゼネラリストかと思っています。
街や生活環境、道具をつくるとは、そういうコトかと。
APEC様がおっしゃるT型形成を目指してますがコレがなかなか難しいです。
中核となる技術分野ではトップレベルの応用が可能で、いろんな領域の人たちと連携協同(話が通じる)出来るのが理想と考えます。


       

No.19615 RE:技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:omoch 投稿日:2009/09/06(Sun) 00:20

スペシャリストになりたいけどゼネラリストを要求されるという企業内技術士のジレンマでしょうか。

しかし、実際の日本の企業で(といいいながら海外の企業の実態を知りませんが-o-)
スペシャリストという職責を知りません。
私は総合化学系企業で、高度専門職という処遇がありますが、
どうも実態はポストに就けない人の処遇のような・・・。
(酔っ払いモードの愚痴はいけませんね-o-)

で、
スペシャリティーを持つゼネラリストってどうでしょう。
管理職で専門分野の技術を極める意識を持つことって両立すると思います。
年に数日学会に出ること、学会誌を通勤中に読むこと。
引用文献を取り寄せて読むこと。
業務によっては部下に学会論文を書かせることもできるかもしれません。まあレアかもしれませんが。
・・この意味でははじめさんの意見と異なりますね。
  分野の違いがあるのかもしれませんが、私は総合化学系、専門は樹脂成型で、
  この分野での学会活動は実学に役立つものと感じてます。

うしさんが技術士を取得した時の心意気と
いまの現状とのギャップが生じているのかもしれませんが、
日本のものづくり産業のために(ちょっと大袈裟ですね)ぜひとも志高く頑張っていきましょう!


       

No.19616 RE:技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/09/06(Sun) 06:05

今の試験制度だと,ゼネラリストが通り易いと思います.

技術士をスペシャリスト的にするには,技術士をさらに区分して,高級化する試験制度が必要ではないでしょうか.


       

No.19617 RE:技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:勘介 投稿日:2009/09/06(Sun) 08:07

建設部門の方に限って感じていることは、設計関係の方はスペシャリストのように思います。私自身はスペシャリストになりたいがそこまでには至っていないと自分自身で感じています。かといってゼネラリストかというとそうでもないようにも思っています。それぞれの方が、自分自身をどのように思っているかでよいのではないでしょうか?金杯さんが仰っているように人生いろいろ、技術士もいろいろ♪です。
ただ、技術士制度の方向性からいうと、スペシャリスト、ゼネラリストのどちらでもなくその卵のような気がしています。技術士になってからの歩む道で違うのではないでしょうか?
技術を以って社会に貢献するために研鑽を重ね、信頼される技術者を目指すことは必要だと思います。私も牛歩の歩みですががんばります!


       

No.19635 RE:技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:気まぐれ技術士 投稿日:2009/09/08(Tue) 12:15

私の会社ではゼネラリストの方が重宝されます。
スペシャリストはどちらかと言えば研究職のようで、本社以外にいくとこが無い。
顧客と話している時に、他現場のことで質問されて、”いやあ、私土質専門なので河川の事はちょっと知らないですわ”ではつまらないでしょう?


       

No.19636 RE:技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:TX650 投稿日:2009/09/08(Tue) 16:43

皆様のコメントを改めて読んで、本当に「人生いろいろ、技術士もいろいろ♪」だなと思いました。
技術者に求められるゼネラリスト性を私なりに整理してみます。
 1)専門分野の技術者として、他分野からの依頼や情報を読み解いて自分野としての課題と問題点を抽出する能力
 2)専門分野のリーダーとして、自分野を取り纏めると同時に他分野との調整を行なう能力
 3)プロジェクト全体のリーダーとして、プロジェクト内の各分野を統括・監理する能力
 4)商品企画者や技術企画者として、専門分野間やプロジェクト間、また技術部門以外との調整を行なう能力
この中のどれを(またはどれとどれにまたがる幅を)イメージされているか、コメントを拝見しても皆様それぞれだなと感じました。

「いろいろ」である理由としては、勿論それぞれの職場や職務内容・経歴の違いが大きく影響しているでしょうが、もうひとつ、技術分野(部門)ごとの「技術」の守備範囲の捉え方の違いというのもあるように思います。
例えば建設分野では古くから「計画学」などの形で、技術分野全体を俯瞰したり社会や人間生活とのつながりを考慮したりする視点が確立されており、大学などの教育においても明確に位置づけられていますが、私が歩んできた機械分野ではそういった視点はあまり強くなく、大学でもほとんど触れられませんでした。(今はカリキュラムも多少は変わってきているようですが…)
そういった技術分野(部門)ごとの違いも、皆様それぞれのスペシャリスト⇔ゼネラリストのイメージに反映されているのではないかと思います。


       

No.19737 RE:技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/09/23(Wed) 17:33

私が勤める中堅コンサルタント会社では最低ひとつの分野ではスペシャリストになりつつ、ゼネラリストの技術者になれと言われます。
実際、取得技術士分野とは違う仕事も担当させられつつ、取得技術士分野で難しい仕事があればその仕事も担当させられています。でも、それで自分の技術力が向上するならいいんじゃないかと割り切っています。


       

No.19739 RE:技術士はスペシャリストか?ゼネラリストか? 投稿者:らくちん技術士 投稿日:2009/09/23(Wed) 20:08

いろいろなのだと思います。
そのうえで、
本物のスペシャリストたるには、
狭い領域だけで完結することは無く
ある程度の幅で専門家である必要性を感じています。

私は、どちらかというとボヤーともしていますが
本当にそういうスペシャリストたるよう努力を続けているつもりです。
なかなか難しいです。

現実は、積極姿勢で、かつ悩み多い日々ではあります。
しかし、技術士試験は、本当に励みになり、ありがたい機会だと感謝しています。
考えはいろいろですが、お互い刺激し合って頑張り続けたいものです。


       


No.19723 コメ・土質・食味について 投稿者:タロウ 投稿日:2009/09/22(Tue) 06:20 [返信]

農業の技術者じゃないのでどなたか教えてください!我が家は兼業農家でコメの栽培をしています。
そこで質問なのですが、私のいる集落の中では「砂地のコメは美味い」と言われております。これまで私もそうなのかなあと思っていましたが、これについて技術的な説明って出来るのでしょうか?
少し調べてみましたが、あまりスッキリした考え方が出てきませんでした。感じ的には、『砂質土→タンパク質を抑制→食味向上』というような流れかなあと思いました。何か科学的なメカニズムをお知りの方がいらっしゃいましたらお教え願います。

実は砂質土の田んぼのコメということをアピールしてみたいのですが、根拠がはっきりしていないのです。


       

No.19727 RE:コメ・土質・食味について 投稿者:ぼうず  投稿日:2009/09/22(Tue) 18:24

タロウさん、こんにちは!

「砂地の米は美味しい!」というのは、一般的な話としてはあると思います。
この話をするためには、「イネ」という作物と「砂」という土の両方の話をしなければいけません。
正確に伝えようとすると、かなりのボリュームになりますので、こんな感じということで、以下に書いてみたいと思います。

まず、「イネ」は穂を出すまでは、自分の体を作るために養分を吸収します。そして、穂を出してからは、光合成で出来た養分とイね自身の貯蔵養分を穂の中の一粒一粒に送り出します。この養分がなくなると、イネは成熟します。
養分が土に沢山あるいは長い期間あると、イネはいつまでも土の中の養分を吸収してイネ自身の体に保持します。長い期間養分を穂に送り出す事は、穂にでんぷんだけではなくたんぱく質も蓄積していきます。一般的にはたんぱく質含有量が高いほど、美味しくないと言われています。

次に、「砂」のことです。
砂と言うのは、肥料分を長く保持できません。そのため、砂の割合が多いほど作物に吸収される以外の養分がすぐになくなってしまいます。逆に、粘土質の多い土は、肥料分を長く保持します。

上記の2つの事をあわせて考えると、タロウさんの三段論法が成立するはずです。
つまり、砂質土で栽培されている米は、出穂以降に吸収する養分が少なくて、たんぱく質含有量が少なく、美味しい米が出来やすい というわけです。
しかし、砂質土は肥料の持ちがよくないため、生育そのものがよくありません。ですから、収穫量も粘土質の多い土で出来るお米よりも少ないはずです。

細かいことを言うと、水のやり方とか、堆肥を使うかとか、稲わらをすきこむかとかいうことでも、収量や品質に影響がありますので、砂質土でも色々な味になってしまう米があります。

砂質土もアピールポイントの1つにはなると思いますが、
タロウさんのおうちで当たり前のこととしてやっていることを改めて見つめてみては?
つまり、
そのたんぼをどうやって作ってきたか、そうやって造った田んぼでどんな想いでイネを作り、コメとして食べてもらうか なんていうことも 立派なアピールポイントだと思います。

最後はちょっと余計な事を書きました。すみません。

今日は、自宅からではないのでこれ以上の事はかけませんが、後日でよければ参考文献などを御紹介したいと思います。メールを下さい。


       

No.19729 RE:コメ・土質・食味について 投稿者:はじめ 投稿日:2009/09/23(Wed) 00:42

タロウ様ご無沙汰です。
 冬場湛水不耕起栽培の件以来でしょうか?
 私は農業の専門家ではないので、「お米のお世話になっている一人」として(やや的外れですが)コメントさせていただきます。
 ご質問の件については、ボウズさまがコメントされているとおりだと私も思います。
(砂質土は収穫前の肥切れが良いでしょうから。)
 精米する前のお米は表面付近に胚芽や糠(ぬか)があり、精米することによって吸水の良い白米として粘りのある食べておいしいお米にすることが出来るんですよね?
 食味を優先するのであれば、その通りでしょうが、栄養を考えて「玄米」や「胚芽米」のようにわざとタンパク質(アミノ酸)や有益な栄養素を摂取するために白米ではない食べ方をしたりもします。
 私ども庶民が白米を食するようになった明治時代にはビタミンB1不足による「かっけ」が流行したりしました。
 お米の値段と農家の方々の収益を考えれば、雑味の無いお米が望まれているんでしょうが、「お米のユーザー」として味だけではなく、栄養満点のお米をいかにしておいしく食べるか工夫していきたいところです。
 日本の農業の将来も考えて、大量の肥料と農薬を投入する高収量高品質米だけでなく、自国の気候風土で素朴に育てていただいた栄養価の高いお米に金銭的価値を見出せるように消費者の意識が変革する必要があると考えています。
 農家の皆様だけでなく、「毎日おいしいお米を主食として食べさせて頂いている」私たちも良い知恵を出し合えれば最高ですね。
 
 
 


       

No.19730 さすがです。 投稿者:タロウ 投稿日:2009/09/23(Wed) 06:50

コメントありがとうございます。
さすがです。

ぼうずさま、はじめさまはもちろん流石です。
加えてこの掲示板が流石です。
一流の方や一流を目指している方々は流石です。

少しコメについて書きます。
今年の我が家のコメの自信作のポイントは以下の通りです。
@砂質土の田んぼ
A遠赤外線乾燥(長時間)
B疎植栽培
私的には、@Bはタンパク質含有の低下、Aは熱変性の抑制 という効果があると考えております。
あと食味に影響あるのかよく分かりませんが、秋起こしの際に土づくり肥料(ケイ酸+ようりん)を継続的に投入し続けることです。
おかげさまで、今年友人に自信のコメを贈呈したところ本当に好評をいただきました。(もっと売って欲しいと言われた)

個人的にはコメに「鳥さんに優しい」という付加価値をを付けるのではなくて、コメ自体に食味・栄養分といった付加価値を付けることが王道ではないかと思っています。

今後コメの自由化を踏まえると、世界規模で通用するようなコメを作ることが求められます。その際に重要なことは価格競争だけでなく付加価値で勝負することが重要と思います。特に日本のコメの場合。
その際に留意しなければいけないことは、日本の農地が有している地形的・気候的な独自の特徴を生かすことであろうというのが、最近の私の農業、コメ論であります。
それと当然ですが、効率的な大規模経営は欠かせないと思います。

ついでに書きますが、あと流通も問題ですね。
例えば私のように食味という点で努力したコメを上手く流通させるシステムです。農協出荷では長所が生かされません。やはりネット通販が有望なのか? もしくは農協自体がコメを真剣に考えた流通システムを構築することが重要なのかもしれません。(←これが農協の本来の姿?)

朝からコメに関する持論を展開してしまいました。

ちなみに私の専門は建設(道路)です。


       


No.19689 早く国会始動しないかな 投稿者:三面接着は、雨漏りの元 投稿日:2009/09/15(Tue) 10:55 [返信]

 民主党の公約の中に、地方に分権なんてことありましたよね。財源も移譲するとなると、地元業者のしごとが増えますよね。

       

No.19705 RE:早く国会始動しないかな 投稿者:ringochan  投稿日:2009/09/16(Wed) 21:48

土木分野以外ならそうかもしれないですね。
私が職業とする土木の場合、

地方に財源移譲
→地方に裁量権が移る
→地方では福祉等、土木事業より優先順位が
 高いものはたくさんある。
→土木事業は相対的に細る。。。

本当に必要とされるものに予算が割り振られる
ことになるので、賛成ですけどね。


       

No.19712 RE:早く国会始動しないかな 投稿者:三面接着は、雨漏りの元 投稿日:2009/09/18(Fri) 15:28

 ここのサイトでは、政治がらみの話はタブーらしいですね。しかし、建設、コンサル絡みには、大きな要件だと思います。

       

No.19713 RE:早く国会始動しないかな 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/18(Fri) 16:25

別にタブーではありません。ただ、プロパガンダをする人はお断りです。

またこのサイトは受験を応援するページなので、受験支援第一です。(第一であって唯一無二ではありません)
そのことをご理解いただけない方もお断りします。

その上で、我々技術者も政治や経済に無頓着であるべきではないと思いますから、地方分権であったり道州制であったりあるいは予算配分や公共事業のあり方などの議論は歓迎します。
もちろん公共心をもって、ですが。

あと、受験生への気遣いもお願いしたいですね。
ここは受験を応援するページですから。


       

No.19716 RE:早く国会始動しないかな 投稿者:胡椒 投稿日:2009/09/21(Mon) 12:12

気の早い話ですが・・・面接で「政権交代に伴う社会資本整備のあり方について私見を伺いたい」
と聞かれたらみなさまどう思います。
特に直接的に「1.ダムの見直し」「2.高速道路無料化」「3.道路特定財源の廃止」「4.財源問題」等
聞かれたら、返事に困ってしまいます。

個人的には、1〜3までは実施すべき。4は公共事業の削減と思っていますが、それでは「×」でしょうね。
どう答えるのが良いのでしょうか?


       

No.19717 RE:早く国会始動しないかな 投稿者:ともとも 投稿日:2009/09/21(Mon) 12:23

国会答弁みたいに答えるのも有りでしょうが、試験ですから、
「私はそれでも推進すべきと思います、なぜなら・・・」
「私はやめるべきと思います、なぜなら・・・」
いずれでもいいと思いますよ。
ただし、なぜなら以降に論理的な理由をきちんと述べる必要がありますけどね。

正しい答えというものが存在しないからこそ、その見識と論理的な思考力が試される、いい質問だと思います。まちがっても「うちの会社がつぶれるから」というような理由で反対、というのではダメですよ(^^)


       

No.19721 RE:早く国会始動しないかな 投稿者:三面接着は、雨漏りの元 投稿日:2009/09/21(Mon) 22:46

僕も、おおよそ[ともとも]さんと同じ意見です。試験の解答は、合理的かつ論理的考察によって理論構成が出来るかが分かれ目だとおもいます。それは、他の国家試験の論文試験で同じだとおもいます。
PS、実質的にはダムも高速無料かもイエスandノーで明確に解決できるものではない。


       

No.19722 RE:早く国会始動しないかな 投稿者:景気悪化 投稿日:2009/09/22(Tue) 00:05

「1.ダムの見直し」「2.高速道路無料化」「3.道路特定財源の廃止」「4.財源問題」について、
どう考えても、建設部門のスタンスからして、政権の意見とは相容れないような気がします。しかし、政権の意見を踏まえて、トレードオフの解決が正解なんでしょうね。

1.はじめに中止ありきでは検討の余地もない状況
2.公共交通を圧迫しCO2増で、90年比25%減と矛盾、その他メンテ費用、渋滞発生など
3.利用者負担や環境税的な意味合いで必要
4.公共事業その他事業を含め、長期的、総合的、本質的な側面から、真に必要なものを考慮のうえ事業を決定すべき。はじめに公共事業削減ありきでは、検討の余地もない状況


       

No.19724 RE:早く国会始動しないかな 投稿者:25%は無理 投稿日:2009/09/22(Tue) 07:08

胡椒さまの想定質問、ありそうですね。

回答してたら、政権批判になりそうな気がする。
難しいなあ。


       


No.19663 箱型擁壁における施工上の不安について 投稿者:初心の是非を忘れない 投稿日:2009/09/12(Sat) 16:43 [返信]

箱型擁壁などの大型ブロック擁壁では、ある程度強固な地盤上にも受ける必要がありますが、現実的には、N値が10〜15程度の砂礫系地盤に設置されている事例が多くあります。土質の技術士さんにお伺いしたいのですが、どのレベルくらいなら、崩壊等のトラブルが回避できるのか、教えていただけますでしょうか。

       

No.19666 RE:箱型擁壁における施工上の不安について 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/09/13(Sun) 09:16

崩壊等のトラブルが回避できるのか否かは、N値(実際はc,φの推定要素でしかない)だけで決まるものでない。
壁高1mの擁壁と10mの擁壁、あるいは同じ壁高5mでも前面勾配によって必要となる地盤強度は異なる。また、当然、支持だけでなく滑動・転倒もどの程度許容するのかでことなる。(箱型擁壁なら下段の幅や重量により安定度と地盤強度の要求レベルが異なる)

物事はあらゆる要素から決定されるので、1つの条件(地盤のN値)だけ提示されても『どのレベルくらいなら、崩壊等のトラブルが回避できるのか』に、無責任な返答しかできない。

ただ、一般的な壁高(5m以下、n=1:0.5)で背面土が比較的良質土(φ≧30度)、そして極端に大きな土圧以外の作用荷重(地滑り荷重や衝撃荷重など)がかからない普通の擁壁なら、必要支持力が100kN/m2以下とも考えられる(経験的)ので、N値15以下でも持ちそうな気がするけど、これもある種無責任な回答か・・・

それにしても、お城の反り返った巨大な擁壁。昔の技術者はすごいな〜。


       

No.19681 RE:箱型擁壁における施工上の不安について 投稿者:初心の是非を忘れない 投稿日:2009/09/13(Sun) 23:14

ありがとうございます。構造計算上で許容できる範囲をみているのもひとつではないかとも思います。参考文献を調べてみます。

       

No.19683 RE:箱型擁壁における施工上の不安について 投稿者:ななめ魚 投稿日:2009/09/14(Mon) 08:29

平板載荷試験等による経験から、砂礫下位に軟弱層がなけれN=15程度あれば持つと思います。
ただし、N値は高くても地下水処理が悪ければ、経時的に変状をきたす場合があり注意が必要です。


       

No.19699 新技術Netis登録工法の適用について 投稿者:初心の是非を忘れない 投稿日:2009/09/16(Wed) 13:26

自動車荷重の負荷を受ける道路法面の擁壁の工法検討に際して、Netisの登録工法である大型ブロック積擁壁(うらかたくん)や箱型擁壁(フリーウォール)などがありますが、選定上のメリットやデメリット、両者の差異が明確に分からないので、法勾配や高さ等で選定を定めるポイントがあるのでしょうか。土質の技術士さんの意見を頂戴したいのですが。

       

No.19700 RE:箱型擁壁における施工上の不安について 投稿者:偽技術者 投稿日:2009/09/16(Wed) 16:07

>選定上のメリットやデメリット、両者の差異が明確に分からないので、法勾配や高さ等で選定を定めるポイント

そのままじゃないですか。メリットやデメリットを挙げて、その箇所における景観的配慮や施工性、経済性等をふまえて決定するでしょう。
何を求めているかだとおもいますが。

質問の意味というか聞いてる内容がおかしいような気がしますね。


       

No.19701 RE:箱型擁壁における施工上の不安について 投稿者:初心の是非を忘れない 投稿日:2009/09/16(Wed) 16:22

ありがとうございます。質問の趣旨を明確にすべきですね。色々な工法がありますが、現場の施工条件や交通状況、環境、維持管理性、経済性を踏まえて、決定するということは認識しているのですが、新工法の場合、事例が全てではないと思うのですが、ともすれば、より投資額が大きくなる場合もあると思います。NetisのHPによると経済性有利ということがクローズアップされていて、玉虫色に映ってしまうのですが。
もっと調べてみます。


       

No.19702 RE:新技術Netis登録工法の適用について 投稿者:TX650 投稿日:2009/09/16(Wed) 20:34

建設は門外漢ではありますが、以前ある商品のNETIS登録に関わったことがありますので…
(先刻ご承知の内容でしたら恐縮です)

> NetisのHPによると経済性有利ということがクローズアップされていて、玉虫色に映ってしまう
NETISの登録内容は基本的にその技術・商品を取り扱う業者からの申請に基づいたものですから、どれを取っても経済性をはじめとしたメリットが最大限書いてあるのはある意味当然です。
NETISは広告媒体ととらえ、「使えるかもしれない」新技術を見つけたら、業者から詳細データを貰ったり実施事例や論文などを調べたりして精査する必要があると思います。


       

No.19714 RE:箱型擁壁における施工上の不安について 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/09/19(Sat) 10:29

初心の是非を忘れない さま

ご質問時、『土質の技術士さんにお伺いしたいのですが・・・』と毎回釘をさされてますが、擁壁などを専門とする技術者は土質のみでなく、砂防だって道路だって専門家ですよ。それに、質問内容のレベルは建設部門の技術者なら概ね把握できるはずです。
一応私は土質基礎ですが、初心の是非を忘れないさんの質問の仕方は、他の有能な方の意見をご自身で封印されています。

なお、NETISなどで登録されている新技術。確かに新技術活用や検討を推奨される発注機関もあります。NETISは人によっては信じない人もいます。土木研究所などの高い質の合格製品でないと受け付けない発注担当者もおられます。NETISは登録が比較的容易。
新技術を使う場合は、在来工法を含め相当な技術的見知から安全性等の立証が必要です。素人が安易にメーカーの都合の良い報告のみで採用できるとは思いません。(私もいい加減なメーカーにだまされ、設計成果の提出直前に痛い目にあったことがある)
本当に実績のある在来工法で対応できないのですか?在来工法は優秀です。また、新技術工法ありきで計画すると、適切な選定プロセスを逸脱する恐れもあります。
新技術は、在来工法を使いこなせる技術者しか、選定にかかわるべきでないと思います。


       

No.19715 RE:箱型擁壁における施工上の不安について 投稿者:初心の是非を忘れない 投稿日:2009/09/19(Sat) 21:23

ハマーン様のご指摘の通り、少々私自身甘えがあると思います。すみませんでした。在来工法も含めて、類似事例などを研究してみます。多様なご助言いただき、ありがとうございす。

       


No.19621 高速道路無料化 投稿者:7 投稿日:2009/09/07(Mon) 02:11 [返信]

次期政権を担う民主党のマニュフェストに掲げられている高速道路無料化について,政治的アピール,行政の継続性といった観点を抜きに,純粋に技術者の見識ある意見をお聞きしたいです.既存ストックの有効活用,環境問題,交通安全対策,受益者負担,維持管理費の確保・・.高速道路無料化を考えるとき,今後の公共事業のあり方についての非常に大きなテーマに感じます.有料の高速道路とひとまとめにいっても個別の路線,あるいは,区間により一般道に与えるインパクトや防災上の役割もさまざまかと思います.マスコミの報道をみる限り技術的な観点での議論の深まりが不足しているように思います.また,高速道路会社のみらならず公団方式で進められ,独立法人化されたり民営化された他の旧公団の今後のあり方についても影響を与えることになりそうな気がします.

       

No.19622 RE:高速道路無料化 投稿者:般若 投稿日:2009/09/07(Mon) 08:04

受益者負担に関して言えば、無料化すればそのような概念そのものがなくなります。

なぜならば無料化された道路は、自動車専用の国道と変わらなくなるからです。

私はこの国道しか使わないんで、私の税金はこの道路に使ってくださいね、とは言わないでしょ。

無料化されれば、自動車税などで高速も整備する。それだけのことです。使いもしない無駄な道路を作る金を維持管理にまわせば可能です。今の日本は福祉などに回すべきお金を道路をはじめとする土建屋行政が搾取しているため、このような構造を完全に破壊する必要があります。

道路公団も立場上会社に変わったにも関わらず、持ち株比率が100%で、中身はなにも変わっていません。つ・ま・り、株式会社化されたことで社会的責任が無限責任から有限責任になりさらにめちゃくちゃなことをやってるのが今の道路行政の実情なのです。

これでは、借金なんてとても返せたものではありません。


       

No.19623 RE:高速道路無料化 投稿者:般若 投稿日:2009/09/07(Mon) 08:11

ついでにこの記事も紹介しておきます。個人的には技術者の意見なんて何の役にも立たないと思うけど。私も含め官僚にいいように利用されているだけです。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090906-OYT1T00513.htm


       

No.19624 RE:高速道路無料化 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/07(Mon) 09:00

利権とか自分の組織の存続が、自分の生活がとかいう話を抜きにしないと技術的議論というのは進まないと思いますので、それを前提にぼんやりとですが思うことを。
財政的に可能かどうかも今はまだ「やってみないとわからん」ということかと思いますので、ちょっと横に置いておきます。

物流幹線としてのポテンシャルは非常に大きく、そういう意味では経済効果が期待できるのかなと思います。
人流のほうも1,000円化の時の交通量を見ているとかなりの「集客効果」はあるでしょう。通勤道路としても使われるでしょう。
やはり問題はそれらによる渋滞発生ではないかと思います。一般道のように抜け道にさっと逃げるわけにはいきませんからね。
ということで、渋滞が予想される路線は無料化しないという方針のようですね。
無料化なり通行料軽減なりを行うことで起こる交通流の変化を予測し、沿線のサービス業に与える影響も便益分析に加えた「最適化」を行うこと、それが当面必要とされる技術者の役割の一つではないかと思います。

また、全国規模の道路ネットワークの役割の見直しとともに、低炭素社会構築の方向性も含めて戦略的に考えるべきなのではないかと思います。
ホントにぼんやりしていますね^^;。申し訳ない。


       

No.19625 RE:高速道路無料化 投稿者:チップススプレッダー 投稿日:2009/09/07(Mon) 10:29

旧道路公団の残した借金60兆をどうやって返すかを考えれば簡単なことでわ? 消費税を15パーセントで返済???

       

No.19626 RE:高速道路無料化 投稿者:胡椒 投稿日:2009/09/07(Mon) 12:42

個人的な意見ですが、「本来無料化が正論」だと考えています。子供ころは、30〜50年して償還が
終われば高速道路は無料と教わりました。ところが、実態は緊急に必要とも思えない場所をそれも、
とびとびに整備する現状です。

ただ、無料化は現在の高速を受益者負担で償還してからにして欲しいと思います。または、高速道路
特定税をガソリンと経由にかけて償還するとか、あくまでも受益者負担の原則をお願いしたいものです。


       

No.19627 RE:高速道路無料化 投稿者:はじめ 投稿日:2009/09/07(Mon) 23:46

 門外漢なので見当はずれかもしれませんが、 
 首都圏一極集中の高速道路網を「無料化によって地域の足」として再構築するのはそれなりのメリットがあると思いますがどうでしょうか?(首都圏など混雑地域への流入にはロードプライシングをかけると明言しています。さらに東京へ出るのに今までより途中で渋滞にハマるでしょうから・・・)
 皆様ご存知の「ストロー効果」など、高速道路の大都市への接続は地方小都市などの経済の沈滞という想定外の効果も生み出しました。
 人口減少局面も視野に入れ、東京から地方へ社会的人口移動を促進する可能性もあるのでは?
 東京中心の経済・物流を地方エリア内に還元する効果を期待します。
 


       

No.19628 RE:高速道路無料化 投稿者:金杯 投稿日:2009/09/08(Tue) 00:21

“技術者の見識ある意見”ですか、何やら難しそうですなあ。
まあ、環境部門の技術士ですので、その方面から。

渋滞がなければ、信号交差点等がある一般道よりも高速道路のほうが、NOx等の排ガスもCO2の発生も少ないです。その意味で、高速道路に容量の余裕があるのであれば、高速道路の料金を下げて(無料化を含む)転換を図るのは良いことだと考えます。
都市部に近いところやネットワークが完成していないところでは、高速道路の渋滞が激しくなってかえって環境に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。それが予想される区間は、料金を下げない(無料化しない)という施策も必要でしょう。
ただ、現状より安くなるばかり(高くなることがない)であれば、どう考えても誘発交通量によって全体交通量は増えます。国内全体では運輸部門によるCO2の発生は増えてしまうでしょう。
鳩山さんは「90年比25%減」と言っているようですが、高速道路を無料化しながらそれを達成するには“環境税”(名前は、炭素税でも地球温暖化対策税でもいいですが)を導入して、ガソリンや軽油の価格を現状より高くするしかないのではないでしょうか。
高速道路無料化により、高速道路の維持管理費をどこから捻出するか、という話しもあるようですが、環境税の一部をまわせば解決しそうに思います。
実際にやろうとすると、もちろん解決すべきことはいろいろとでてきますが、「高速道路原則無料化+環境税導入」で結構いけるのではないでしょうか。どこまで有料にするか(いくらにするか)、税率を何%にするか、というのが重要でありかつ難しいのですが、どこかに最適解があるように思います。

環境面から言えば、ただ単純に高速道路を無料化して、都市近郊の高速道路渋滞を招いて大気汚染を悪化させたり、誘発交通量により国内全体のCO2を増加させるぐらいなら、無料化なんてやらないほうがマシです。1,000円乗り放題も同じことです。


       

No.19629 RE:高速道路無料化 投稿者:匿名希望係長 投稿日:2009/09/08(Tue) 00:34

これでもう議論が終わってしまうかもしれませんが、一応貼っておきましょうね。無料化の真実を国民のほとんどはわかっていません。技術士って政策論に対しては、ほんとに無力なんですね。トホホ。

http://www.videonews.com/on-demand/431440/001223.php#com


       

No.19637 RE:高速道路無料化 投稿者:ぷりうす 投稿日:2009/09/08(Tue) 23:41

少しピントがぼけているかもしれませんが、
車ならどれもこれも、無料化(あるいは千円乗り放題)とするよりも、エコカーであれば、割引率を大きくする、といったことにできないものでしょうか。
そうすれば、渋滞にあっても、温室効果ガスの排出量は増えないはず、と思うのですが。


       

No.19638 RE:高速道路無料化 投稿者:SSKバイパス 投稿日:2009/09/09(Wed) 15:14

高速無料化で、道路施設と鉄道施設に大きな不公平が生まれないのでしょうか?

       

No.19639 RE:高速道路無料化 投稿者:般若 投稿日:2009/09/09(Wed) 22:02

意味不明ですね

       

No.19640 RE:高速道路無料化 投稿者:LUPINV 投稿日:2009/09/09(Wed) 22:26

>意味不明ですね
なにが?日本語がわからないの?


       

No.19641 RE:高速道路無料化 投稿者:般若 投稿日:2009/09/09(Wed) 22:40

え? 意味不明じゃん。SSKバイパスが何でそう考えてるのかじゃあ説明してくれる?

俺はわからないよ。だから、意味不明。

キミはわかるの?


       

No.19642 RE:高速道路無料化 投稿者:金杯 投稿日:2009/09/09(Wed) 23:11

エコカーといってもいろいろありますが、“ぷりうす”さんがいうからにはハイブリッドでしょうか。
ハイブリッドは加減速が多い一般道では、ハイブリッドではない一般車に比べてかなり燃費が良くなりますが、定常走行できる高速道路では、その優位性がなっくなってしまいます。
というわけで、ハイブリッドカーの高速代を割り引いて一般車よりも優遇する理由はありません。一般道では一般車よりもハイブリッドカーの方が優位であることを考えると、むしろ、一般道を走行する車両にハイブリッドカーが多くなるように、一般車の高速代を割り引くべきといえます。

ハイブリッドカー等の導入促進を図るなら、減税や補助金になるでしょう。高速代の割り引きではなく。
ハイブリッドカー等の燃費の良さ=ランニングコストの優位性、をより明確にするとしたら、燃料に税金を書けて高くするのが一番です。

国内の運輸部門全体からのCO2排出量でみるなら、公共交通機関、特に鉄道をもっと利用されるようにするべきです。


       

No.19643 RE:高速道路無料化 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/09(Wed) 23:40

SSKバイパスさんがおっしゃる「不公平」について、私もちょっと意味がわかりかねます。
道路使用は無料になっても車の運行にはカネがかかるわけですし、あるとすれば価格均衡が崩れる程度で、それは「不公平」とはちょっと違うと思うので・・・・何か別の見方を見落としているのかもしれませんが。

ただお願いしたいのですが、人を見下したような物言いとか、賛成できないからといってHNに敬称をつけないなどは控えていただけませんか。
技術士倫理要綱にもこんなのがあります。
(相互の信頼)
 8.技術士は、相互に信頼し合い、相手の立場を尊重し、いやしくも他の技術士の名誉を傷つけ、あるいは業務を妨げるようなことはしない。


       

No.19644 RE:高速道路無料化 投稿者:じゃがいも 投稿日:2009/09/09(Wed) 23:51

1無料化と受益者負担
高速道路を通る車から料金を徴収して整備や維持費に充てるのは一番分かりやすい受益者負担であるが、高速道路に乗らない人でも、高速道路を通った人や荷物の恩恵を受けていることは、理解できるだろう。無料化してみんなの税金で賄うのも広い意味で受益者負担といえるのではないでしょうか。公営プールの利用者が利用料を払う受益者負担とは性質が違うと思います。私は、道路は原則無料がいいと思いますが、独立採算でやっていける路線を早く整備するためならば、有利子借入金で整備し通行料で償還していく道路があってもいいと思います。ただし、国民の負担総額は、無料の方が利息と料金徴収施設・業務がない分無料道路の方が少なくなるのは明らかです。
2 無料化に伴う渋滞の問題
短期的には、通行量を制限して対処するしかありませんが、その方法は有料にするほかに、無料にしてナンバーで制限するか、首都高でやっているように渋滞時ランプ閉鎖するなど、いろいろ工夫の余地はある。別の見方をすれば、無料化して渋滞すると言うことは、それだけ高速道路に対して需要があると言うことだから、渋滞が発生する所にはもっと高速道路を造らなければならないと考えるのが素直な判断だろう。無料化によって高速道路の整備が促進されると期待できる。

明日の応募書類ができたので、狭小な意見を書いてみました。


       

No.19646 RE:高速道路無料化 投稿者:GRID 投稿日:2009/09/10(Thu) 01:15

高速道路が1000円になり、JR各社の収入が落ち込んだようです。鉄道事業者にとって高速道路無料化は歓迎できず、不公平に思うでしょう。
「道路施設と鉄道施設に不公平」というのは、こういうことをおっしゃりたかったのではないでしょうか。
違っていたらすみません。


       

No.19647 RE:高速道路無料化 投稿者:7 投稿日:2009/09/10(Thu) 01:58

各位
返信頂いた方々のご意見を読ませていただき,マスコミ報道では得られない情報を得ることができました.また,メリット,デメリットのとらえ方は技術者といえど立場や技術的なスタンスで大きく異なることもわかりました.

鉄道と道路の話題がでておりますが,私も高速道路無料化のことを耳にするたびに独立採算の”公共事業”だった国有鉄道事業のことを考えておりました.60年前に発足し,公共企業体だった国鉄がJRグループになって22年がたちますが,地域ごとの格差はありつつも,それなりに経営効率の改善,サービスの向上は図られており,分割民営化のメリットはデメリットを上回っているように思っております.
道路の中でも特殊な高速道路事業については,新幹線,航空などとともに交通ネットワーク事業会社の一つとして民営化が進んでいくものと考えておりました.そして,JRのようにNEXCOも多角経営が進んいくのだろうと思っておりました.それは,私の中では,”道路(一般道,生活道路)”と”高速道路”が全く別もの(別の存在価値を有するもの)ととらえており,むしろ,鉄道や航空に近い存在という認識があったからだ思います.返信いただいたご意見を読み,高速道路も一般の道路と同列に考えるのが自然な気がしてきました.

また,間接的な受益者を考えると鉄道,道路,船舶をはじめとする交通インフラは広範囲な受益者がいることは理解できました.
高速道路の積極的な利用により一般道の交通安全や渋滞緩和,CO2削減に寄与することは歓迎できます.反面,渋滞によりトラックや高速バスによる長距離輸送の定時制が大きく損なわれたり,CO2の排出量が増加するとするならば進入車両のなんらかの選別,抑制が必要かと思います.また,施策としては,他の鉄道やフェリーなどの長距離輸送とのバランスを長期的に考えた政策となるよう期待したいです.


       

No.19648 RE:高速道路無料化 投稿者:チップススプレッダー 投稿日:2009/09/10(Thu) 10:50

 結局、総論の議論で借金60兆円はどうする?
国債発行額(民間で言えば台風手形)800兆円あるの知っています? 子供や孫に借金のこして死んでいけばいいか???


       

No.19649 RE:高速道路無料化 投稿者:SSKバイパス 投稿日:2009/09/10(Thu) 15:26

 言葉足らずで申し訳ありませんでした。

 もし、おわかりの方がおられたら教えてください。

@疑問

 JRは鉄道施設にたいしていくら負担しているのでしょうか?国鉄清算事業団の存在もよくわかりませんが、少なくとも維持管理費用は全額負担で、施設利用についても何らかの(特に新幹線)負担を強いられているのではないのでしょうか?

A高速無料化・暫定税率廃止の不公平感について

 たとえば高速バス会社などは、この政策で道路施設に対しての負担がなくなってしまうような気がします。JRは鉄道施設の保守も含めて運賃設定を行い営業しているのに、かたやバス会社は車両のメンテや燃料代のみの負担だけでって感じですが・・・。

B私の考え 
 暫定税率や高速代の負担は全国に道路網を広げるための特例措置と考えてしまえばそれまでですが、鉄の道もクルマの道も同じように無料(施設使用と維持管理)なのが公平だと思うのですが・・・・。


       

No.19650 RE:高速道路無料化 投稿者:SSKバイパス 投稿日:2009/09/10(Thu) 16:19

Bの続きです。
自動車税や重量税があるので、(クルマ側が)道路をまったくタダで使用するわけではないので、余計ややこしくなりますが、高速無料化なら、新幹線特急料金も税金投入でタダにすればいいのにって思いません?


       

No.19652 RE:高速道路無料化 投稿者:Ryo- 投稿日:2009/09/10(Thu) 21:42

高速道路の無料化に関する議論には私もとても関心があります。さて、高速道路の無料化で、どんな影響があるのでしょうか。自分なりに【国の借金肩代わり】と【経済効果による税収増加】について考えてみました。かなり乱暴な試算になってしまいましたので、みなさんのご意見をいただけると幸いです。

【高速道路の債務】
・ケンプラッツの記事
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20090806/534561/

・高速道路機構のHP
http://www.jehdra.go.jp/zaimujouhou.html

以上二つからみると、高速道路に関する借金は現在30兆円ほどであるようです。高速道路を無料化すると、この30兆円を国が財源確保して肩代わりすることになると思われます。では、その30兆円を経済効果による税収増加でまかなえるのでしょうか。

【経済効果】
高速道路無料化による経済効果は、諸説あります。最近では7.8兆円という試算もあります。http://sooda.jp/qa/111987
しかし、日本の年間GDPは約500兆円です。近年における日本の経済成長率は1から2%程度ですので、高速道路無料化による経済効果は多くてもGDPの1%くらいだと思います。仮にGDPを1%押し上げたとして、5兆円の経済効果です

【経済効果による税収アップ】
さて、法人税が30%、個人の所得税は10%から50%くらいまでありますが、まあ10%の人が多いと思います。仮に5兆円の経済効果があるとして、法人税と所得税で平均20%の税率とすると、1年間の税収アップは1兆円です。

上記から、高速道路機構がもつ債務30兆円に対して、増加した税収1兆円をあてると30年分になります。利息もありますので、結局経済効果による税収アップでは不足し、国債の発行に走るのではないでしょうか。


       

No.19653 RE:高速道路無料化 投稿者:Ryo- 投稿日:2009/09/10(Thu) 22:59

連投失礼いたします。

高速道路無料化で、二酸化炭素排出量が増加するという可能性が指摘されています。それをちょっと検証してみました。

高速道路がいわゆる上限1000円になったのは、2009年3月28日からです。そして、上限1000円の恩恵を受けるのは自家用車なので、トラック等が使用する軽油ではなくガソリンに注目します。果たして上限1000円が始まってガソリン消費量は増加したのでしょうか。消費量は統計がないので、生産量で比べてみることにします。

ガソリン生産量・・経済産業省HPより
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/seidou/result/gaiyo/07_shigen.html

実は、ガソリンの生産量は2008年の同月に比べ、4月は12%減少、5月も5%減少です。6月はかろうじて6%増加ですが、7月は前年同月と変わりません。結局、4月から7月トータルでも前年割れなのです。

統計を見てみますと、ガソリン消費量は年々少なくなっており、それを考慮すると高速道路が無料化になってもガソリン消費量はあまり増加しないのではないか、というのが私の考えです。この考えに対しても、みなさんの考えをいただければ幸いです。


       

No.19655 RE:高速道路無料化 投稿者:モナ命 投稿日:2009/09/11(Fri) 22:26

 一般道路でなく高速道路を利用することと、普通電車でなく新幹線を利用することは、どちらも時間をお金で買うことと同じです。すなわち、高速道路を無料にするのであれば、新幹線を普通料金で乗れるようにすべきです。怪しげなシンクタンクが経済効果を試算して無料化を主張していますが、一度、特急料金の無料化についても経済効果を試算してみても面白いのでは。自動車よりも大量輸送機関である電車にシフトしたほうが地球温暖化への影響も格段に少なく、民主党が主張するCO2の25%削減に寄与すること確実です。
 ただし、高速道路や特急料金を無料化にすれば、飛行機の国内線は壊滅的打撃を受けることになり、地方空港も皆潰れてしまうでしょう。
 したがって、高速道路の無料化は、経済効果や受益者負担の原則から考えれば全くナンセンスですが、現在の高速道路料金に割高感があるのも事実であるため、曜日や車種で割引制度を検討した国民の理解が得られるのでは・・・。余計な雇用対策(料金所勤務者2万人)も発生しません。


       

No.19658 RE:高速道路無料化 投稿者:チップススプレッダー 投稿日:2009/09/11(Fri) 23:44

 よく政治家は、ヨーロッパやUSAを例にだすが、日本のように山岳地帯に作らないといけないとなると建設コストは必然的に高くなる。アメリカのハイウェイーは、国道のバイパスのようなもの。

       

No.19659 RE:高速道路無料化 投稿者:コロ助 投稿日:2009/09/12(Sat) 08:20

無料化ではなくロードプライシング的な機能分担の戦略が必要ではないでしょうか。高速の混雑度を見ると、路線ごとに差が大きく、容量にゆとりがある路線をうまく活用することが重要だと考えます。また、目的や緊急度に応じてルートを選べるということは大切なことだと思いますので、いくらかの料金抵抗を残し、管理費程度の料金は徴収する管理有料化が妥当ではないでしょうか。無料化にあたっては機構の保有する債務が課題になりますが、国債による手当ではなく、当面、暫定税率を残し、債務償還に充てるのがよいと思います。細かいことを言えば、整備の手法について、新直轄方式(地元負担はあるが無料)のメリットが薄くなり、有料道路方式で結果無料の方がよかったという話もあるかもしれません。

       

No.19671 RE:高速道路無料化 投稿者:Ryo− 投稿日:2009/09/13(Sun) 13:11

>モナ命さんがおっしゃるように、新幹線・特急などを値下げした経済効果も試算して、高速道路無料化のメリットと比較する必要がありそうです。ニュースなどで発表されている【高速道路無料化の経済効果】は、道路建設の費用対効果を判断する際に用いる「走行時間の短縮」「燃料費などの削減」「交通事故の減少」の3項目を金額に換算する手法をとっています。また、船舶・鉄道等他の輸送機関へ与えるマイナスの影響は入っていません。商品・サービスに関する経済効果をもっと吟味する必要があると思います。

>コロ助さんが言われるように、無料・有料の区分を残して、ロードプライシング的な機能を残すことは賛成です。交通流の振り分けにも寄与すると思います。あと、暫定税率はやはり残すべきなのでしょうね。なんと言っても、暫定税率による道路特定財源は、5兆円もあります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E8%B7%AF%E7%89%B9%E5%AE%9A%E8%B2%A1%E6%BA%90%E5%88%B6%E5%BA%A6

有料区間を残すことによる料金収入と、道路特定財源から回したお金で、なんとか増税せずにいけるかもしれません。


■■ただ、一つ気がかりなのは、30兆円にも上る高速道路関係の借金です。借金を国が肩代わりした場合、償還期間は60年であり、返済金額は、1.3兆円/年だそうです。現在から40年後の2050年には、わが国の人口は1万人程度になると予想され、さらに現在よりも高齢化が進んでいます。GDPが下がることは容易に予想され、下がったGDPの中で数十年前に造った道路の負債を負わせることになります。子孫に多大な負債を放り投げることになるのではないでしょうか。


       


No.19469 技術士制度は現行で十分か? 投稿者:15 投稿日:2009/08/23(Sun) 23:34 [返信]

技術士制度が現行のもので十分か2chで議論してみました。

2chでは、科学的基礎知識が担保されていないということで、技術士の現行試験制度は改正の余地があるのでは?という意見が出されました。

それについて皆様どう思いますか?
ttp://namidame.2ch.net/test/read.cgi/lic/1250953597/l50


       

No.19470 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:Baby 投稿日:2009/08/24(Mon) 02:09

”科学的基礎知識が担保されていないということで・・”
良く理解できませんが、ここに他サイトの議論をわざわざ持ち込む必要はないと思います。


       

No.19471 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:ワイアットアープ 投稿日:2009/08/24(Mon) 03:18

私論ですが,不十分と思います.

現行の試験制度では,個人の技術力を十分判定できていません.

採点時間の問題はありますが,

@経験論文の枚数を10枚以上とし,それを,45分の面接で討論し,技術力を判定する
A択一専門を復活する,

など,対策が必要と思います.


       

No.19472 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:同じ悩み 投稿日:2009/08/24(Mon) 08:01

>@経験論文の枚数を10枚以上とし,それを,45分の面>接で討論し,技術力を判定する
>A択一専門を復活する,

択一の専門復活はいいかもしれないと思います。採点の迅速化などメリットがあると考えるからです。

しかし経験論文については、現行制度でよいのではないかと思います。簡潔に解りやすく報告することも技術者として必用なテクニックと考えるからです。

科学的基礎知識が担保されているか?、については現行制度においても、その最低限のレベルについては確認できるのではないでしょうか?専門記述はある程度の基礎知識がなければ歯が立たないのではないでしょうか。
まぁ、それ以上についてはCPDなどの取組姿勢の評価を見ればよいのかと考えます。


       

No.19473 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:勘介  投稿日:2009/08/24(Mon) 09:54

専門の択一が、19年度から無くなった経緯(一次試験で確認している)からして復活する可能性はほとんどないと思います。また、技術士制度の方向性からしても同じことが言えると考えます。試験問題の内容に関してはまだまだ改善の余地は残されてはいると思います。

       

No.19474 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:不十分 投稿日:2009/08/24(Mon) 10:17

<択一専門を復活する,>も必要と考えますが、それよりも個人的には、「経験論文」の復活を望みます。
受験者の負担軽減から、「経験論文」が後出し制度が施行されましたが、いまだ納得しかねます。
それ以前の合格者は、その負担を乗り越えて合格したのです。
また、現状の試験制度を続けるのであれば、平成12以前合格者とか平成13年以降合格者という差別化を撤廃することが必要と考えます(同じ技術士です。)さらに、平成13年から平成18年度合格者(経験論文あり、択一あり、建設一般あり、専門あり)が最も割に合わない制度となっているように考えます。


       

No.19480 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:ワイアットアープ 投稿日:2009/08/24(Mon) 20:51

最近の合格者です.いままでの投稿を見ていると,経験論文というより,仮想の論文もあるように見受けられました.

だとすれば,経験論文の意味がないことになります.

採点者側も,そのような点を判断したいのではないでしょうか.

新参でナマですみません.


       

No.19481 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:通りすがり 投稿日:2009/08/24(Mon) 22:37

経験論文については多くの人が事前に作成したものを暗記して、試験日にはそれを書くだけと聞いています。そんな試験はまったく無意味と思います。
択一に関しては勘介さんが書いているように、1次で確認済みです。2次では応用力を問われているため、現行の試験方法でよいと考えます。むしろ現行の方が技術士としての素養を評価できていると思います。


       

No.19482 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/08/24(Mon) 22:45

昔の試験は専門は知識を羅列するのが主で応用力はあまりいらないし、経験論文は事前に作ったものを当日ひたすら書くだけだしと、腕力勝負のかなりおかしな試験だったと思います。むしろ、今の試験の方が技術士の適性をみるのにふさわしいと思います。
若造のくせに失礼しました。


       

No.19483 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:ここほれワンワン 投稿日:2009/08/24(Mon) 23:12

H18(建設)とH20(総監)に受験しましたが、以前が応用力を要しないなどこれぽちもありません。
時間が短い分、題意に対して自分の知識をどのように原稿用紙に組み立て述べるか、それはそれで大変でした。
また経験、専門問題とも、それをどのように役立てるか、応用するかを最後に述べないと評価も低かったと記憶しています。
口頭試験では経験論文、専門問題については必ず「変化球的質問」があり、これをどうクリアするかも試験後に自己回答を再現し、どんな変化球がくるか関係分野は予習しておかないと撃沈される点は今でも同じはずです。


       

No.19485 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:OIDON 投稿日:2009/08/24(Mon) 23:20

二次試験受験中ですが、私も意見を言わせてください。
私は二次試験については現行のままでも良いのではないかと思います。経験論文については従来の”試験時間内に書くようにした”場合、十分な経験を書けなく、その人が本当に経験した業務について正しい評価が出来ないものと思います。逆に時間内に書ききることが中心になり、他の論文内容が薄くなりがちだと困るのではないかと思います。
私の場合、電気電子部門に関してですが、一次試験の問題をもう少し難易度を上げたほうが良いと思います。特に応用分野の問題で、自分の専門分野については簡単でサービス問題になってしまいます。私の場合、弱電回路が専門ですが、ある程度条件を与えられた上で寿命を求める計算をする等のほうが実務的ではないかと思います。
しかし、こうは言っても他の資格試験よりは問題が練られているように感じます。
また、JABEE認定校卒は一次試験免除ではなく、やはり一次試験の専門分野については受験必須として欲しいです。二次試験の論文を記載するにあたって、一次試験レベルの知識は必ず持ち合わせて欲しく、「認定校を卒業=一次試験の知識がある」が成り立つとは限らないのではないかと思います。
そして、技術士になった後の事ですが、技術士は「資質向上の責務」があるため、数年ごとに更新試験を行い、基礎レベルと最新技術についての理解度を確認するものがあっても良いのはないかと思います。
但し、その分、社会にもっと認められるべき資格にして欲しいです。


       

No.19486 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:7 投稿日:2009/08/25(Tue) 00:17

私は,H14度に建設部門,H15度に総合技術監理部門に合格した者です.本年度久しぶりに受験しました.したがって,これまでの試験問題,論文文字数の変遷について詳しい訳ではありませんが,少なくとも受験生の意識として,昔(H14,H15当時)は腕力を要する試験という印象がありました.
午前中に800字詰め答案用紙5枚(=4000文字)に経験論文を「記載する」試験だったかと思いますが,考えながら書ける人は希で,準備し,暗記たものをいかに迅速かつ正確に答案用紙に書くかが勝負でした.既にワープロ時代が到来して久しかったので,「書く」作業そのものが肉体労働で,午前試験が終わると,腕の筋肉をもみほぐし,午後に備えておりました.
本年度受験してみての印象は,少なくとも「考える時間」があり,「肉体的負担」が軽減されておりました.現行の試験に改善の余地はあると思いますが,飛躍的に「知的な」試験に改善されていると思いました.


       

No.19489 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/08/25(Tue) 05:44

最近,試験に参戦したものです.

技術士試験の質を改善するには,1次を高度化する,経験論文の要求を学会発表論文程度にする,ことで実力を判定する,のはどうでしょうか.

いずれにしても,現在の試験方法では,技術力を判定するより,筆記力を判定しているような気がします.


       

No.19491 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:勘介  投稿日:2009/08/25(Tue) 07:59

第一次試験についてご意見が出ているようですので・・・。現在の技術士制度での第一次試験の位置付けは、高等教育を受けた事を担保するためのものです。本来は文科省認定課程を修了して実務経験を積み重ねて第二次試験を受験です。しかし、これでは認定課程以外を修了(卒業)された方は技術士試験を受けることが出来ません。そのために、第一次試験があるのです。
第二次試験は極論かもしれませんが、技術力よりも考え方思考能力が問われていると思います。大学院を修了して最短2年の実務経験で第二次試験が受験できます。このことからして、技術力(学問的なものではありません)を判断するというよりは、「応用能力・論理的考察力・課題解決能力」があるのか、プロの技術者としての素養があるのかを第二次試験では求められています。
これらから、技術士としての資質(あまり表現はよくないのですが技術士の質)を向上させ、保っていくためにCPDが重要で、何れ更新制度も議論されると思います。


       

No.19493 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/08/25(Tue) 09:31

このようなスレは去年にもありましたね。相当な議論を展開したと思います。
私はH20,21の試験しか受験していません。
いろいろな人から聞いた話、また、体験記などを読むと、以前の問題は試験中に考えて論文を作成する時間が無いように思います。
もちろん、試験中に考え論文を作成した方もおられるはずなんですが、大半の方が試験前に準備したものを暗記し、それを一気に記述していったのではないでしょうか?

現在の試験はというと、前もって準備して解答出来るような問題ではないと思います。
出題の意図が変わってますので。時間が長くなっていますが、決して時間的に余裕ができたとは思えません。それなりに時間を要する出題だと思っています。

試験勉強をするなかで、過去問と現在の問題を解いていくと、内容が違うのは明らかであり、現在のほうが難しくなっていると思います。(専門は建設:土質基礎に特化した話になってます)

一般に関しても、以前は一般的な知識としてが問われており、キ−ワ−ドが入ってればOKだったというのは否めないと思います。

ただ、以前は
・体験論文
・択一
・一般
・専門

現在は
・一般
・専門 

と出題量が全然違いますので、どちらがどうのこうとは言えないと思ってますし、受験勉強をする過程は同じだと思うので、どちらにも良い面、悪い面があるのかなぁと思います。

択一問題に関しては、一次試験があるので必要ないと思います。
ただ継続した研鑽は必要ですよね。中には技術士を取得したから後は知らないという感じの、名ばかり技術士もおられます。そういう方ができないような体制づくりは必要だと思います。

私としては、現行制度では技術士の質が低下するとか、そういったことはないと思っていますので、全く問題ないと思います。
ただ、専門科目がマニアックな問題にならないことを期待しています。

私のコメントで気にさわった方はすいません。


       

No.19495 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:不十分 投稿日:2009/08/25(Tue) 10:35

既技術士です。
すみません。内容説明不足でした。
私が求めている試験制度は、「経験論文」は総監で出題されるような暗記型では対応できない「試験のあり方」です。また、合格年度による差別化に対する技術者評価の撤廃です。(先述しましたが、同じ技術士です。合格年度や年齢は関係ないと思います。)


       

No.19497 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:勘介  投稿日:2009/08/25(Tue) 12:21

参考にしてください。19年度に試験内容の変更があった際のパブコメに対する回答です。
http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2006/06021001/002/001.htm


       

No.19501 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/08/25(Tue) 19:03

勘助様

ご指摘の箇所、参照しました。試験委員の考え方が分かり、参考になりました。
また、技術士取得が入り口とすれば、より高度の資格を作るのも一法と考えます。
高みにチャレンジするのは、人間の習性でしょう。


       

No.19504 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:金杯 投稿日:2009/08/26(Wed) 01:13

「一次で確認済みだから二次の択一は不要」というのなら、二次で受験する部門に対応して、一次でも同じ部門を合格していなければならないはずです。
しかし、そうはなっていない。

本当に「同じ内容の試験を繰り返すことはしない」というのなら、二次で既合格部門の別科目を受験するさいには、一般問題を免除すべきでしょう。
しかし、そんな議論はきいたことがない。

二次から択一をなくした本当の理由って、他にあるのでは? と勘ぐりたくなりますね。

当たり前ですけど、択一って採点は簡単だけど問題作成は大変なんだよね。
択一を導入すると、建設部門は採点の労力が大幅に減るメリットがあるけど、受験者が少ない部門では問題作成のデメリットの方が大きいのでしょう。
総監を除く20部門のうち、半分の10部門は受験者が200人もいないのですよ(最少は船舶・海洋の11人)。 ※受験者数データは昨年度

もしかして、こんなところかな、と。


       

No.19508 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:なんとなく 投稿日:2009/08/26(Wed) 21:12

昔も今も問題内容にはほとんど変化ないと思います。
試験時間の長さや経験論文の有無に違いはありますが、大したことではないように感じます。そんなことより、技術士を取得した後の取り組みが大切でしょう。

名ばかりの技術士と言われないように。


       

No.19512 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/08/27(Thu) 04:33

この問題には、様々な側面があるように思います。そのため、各人の受け取り方が違い、様々な意見が出るのではないでしょうか。

1つの側面からの見方として、
@技術士を技術の到達ラインと考える方、
A技術士を技術の入門段階ととらえる方、の2者です。

@用には、高度試験が適しています。そのため、より高度の技術士資格を検討すべきです。高級技術士などです。
A用には、現行の試験で十分です。しかし、取得人数が増えるため、希少価値はなくなります。


       

No.19513 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:7 投稿日:2009/08/27(Thu) 06:53

西部戦線さんの問題提起に関連するかもしれませんが,国際化の中での海外の技術者資格(例えば,米国のPE等)との相互承認の問題として,技術士資格のレベルの設定の見直しがあるかもしれません.これは有資格者数の確保の問題も関連します.APECエンジニア登録の観点からみると一級建築士も同じ議論があるのかもしれません.このあたりにお詳しい方がおられたら解説いただけないでしょうか.

       

No.19514 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:勘介  投稿日:2009/08/27(Thu) 09:11

西部戦線様 7様
「@技術士を技術の到達ラインと考える方」については、いろいろなお考えの方が居られてどのように考えるかは個人的なものとは考えますが、技術士制度の方向性はAの技術者のスタートラインとなっています。技術士の質をどのように保っていくかという問題はありますが、認知度の向上も考慮するとやはり人的な数の確保は必要です。この点のトレードオフに対する回答の一つが現在の合格率だと思われます。
資格の相互認証に関しては、APECエンジニアにおける一級建築士に関しては動向等の情報を持っていませんので判りませんが、技術士に関しては高等教育の担保や資質向上の担保はH12の技術士法の改正で行われています。またJABEEはワシントンアコードに加盟(技術士制度の国際的同等性に直接関係はしませんが)してますので、技術士の制度上は国際的同等性を確保されていることになっています。APECエンジニアでも実際には国家間の協定締結が必要ですので、現時点では確かオーストラリアとだけしか?協定の締結がされていないはずです。技術者資格としてはそれぞれの国家の技術者資格と技術士は同等に扱われますが、業務特典等は協定締結がないと与えられません。この程度でよろしいでしょうか?


       

No.19515 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:パチンカ− 投稿日:2009/08/27(Thu) 13:44

もともと技術士の数を増やすという目的は
達成しているようにはみえませんが?
この点は?みなさんどうでしょう?
既技術士が他部門を取得したりは聞きますが
全体を通してみると技術士制度、資格にあいそを
つかした人も少なくないように思います。
一部の人がはしゃいでいる感があり真の技術者を意識した純粋な人も減っているとも感じます。
技術士・・建設コンサル登録に必要。ここに重点を
おきそれ以外の部門ではメリットがない。
この辺に知名度が上がらず周知されない理由がありそうです。そうでなければ誰も受験しないから仕方がありませんがね。


       

No.19516 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:こりんぞう 投稿日:2009/08/27(Thu) 14:22

現在、その部門でさえ、学会認定資格に越されそうな雰囲気。本気で技術士制度(資格のメリット)を考えないとダメな時期にきているのかもしれません。

       

No.19517 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/08/27(Thu) 18:11

<学会認定資格に越されそうな雰囲気

国交省の都合で対等するかもしれませんが、追い抜けれることはありません。
学会認定資格の評定が高いのは、ある種、RCCMの代替と言うか、天下り先の移行なのかも・・・

APECの登録申請要件(たとえば、他国はエンジニアリング課程終了が前提条件など)、国家資格であることを考えると、追い抜けれることはない。

と思う今日このごろ


       

No.19518 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/08/27(Thu) 18:23

パチンカーさん

一部がはしゃいでる?
失礼な。
みんな必死で頑張ってますよ。
たしかに建設関係以外の部門では必要性は低いかもしれない。
しかし、建設関係に関わる人は生き残るために、飯を食っていくためにと頑張ってる人がたくさんいるんですよ。
そこらへんは頭に入れていて下さい。


       

No.19520 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:なんとなく 投稿日:2009/08/27(Thu) 21:43

技術士は、約20%の合格率ですから、技術者の5人に1人は取得できる資格です。だから、そんなに偉ぶる資格ではないし、逆に取得していないと、技術者として肩身が狭いのではないでしょうか。少々言い過ぎかもしれません。

いずれにせよ、資格取得のため身につけたノウハウは、仕事で生かさなければ瞬時にサビつきます。要は、業務の中で、課題・問題点を発見し、解決する能力を継続していくことが重要と思うのです。

超難関資格だろうが、難関資格だろうが、使わなければすぐにサビつくし、仕事に生かせるか疑問です。それに超難関資格の人が普通に業務をこなすより、難関資格の人が熱心に仕事をするほうがいい仕事になると思います。

まぁ、どうでもいいことでした。


       

No.19521 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:なんとなく 投稿日:2009/08/27(Thu) 21:55

付け加えると、超難関資格をつくることに反対です。
資格取得のための勉強に長い時間を費やすことは馬鹿馬鹿しいからです。

技術士試験は、今も昔も、そんなに変わらないし、受験勉強に労力を要求されるものではないと思います。仕事を一生懸命こなし、+αで勉強する、仕事そのものが勉強にもなるいい資格だと思います。


       

No.19523 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/08/28(Fri) 00:06

技術士試験受験勉強は労力を要求されるものではないとはすごい自信と能力の人がいるもんですね。ということは、必死で勉強してなんとか受かった僕は頭が悪いんですね。悲しくなります。

       

No.19524 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:7 投稿日:2009/08/28(Fri) 00:16

勘介様
丁寧な解説ありがとうございました.非常に勉強になりました.

また,建設部門の話題で恐縮ですが,日経コンストラクションの2009.8.14号をみておりましたら,建設コンサルタントの登録会社数は3933社,登録部門数の総数は9286,その9286人いる技術管理者の資格の内訳として,実に7671人(82.6%)が技術士,残りはRCCMなど国土交通大臣の認定資格者とのこと.建設コンサルタント登録の技術管理者のうち技術士が8割を超えているというのはすごいことですが,技術管理者における技術士の割合が増加していくのか,低下していくのかで技術士資格の付加価値にも影響をあたえそうですね.


       

No.19525 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/08/28(Fri) 02:45

超難関資格はつくるべき?

つくるべきと思います。
仕事や経歴、知識で優位にあるヒトが正当に評価され、見返りとして報酬を受けるのは当然ではないでしょうか。

単なる筆記試験でなく、経歴も知識も筆記力も全て評価できる試験制度にすればいいのではないでしょうか。


       

No.19528 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:パチンカ− 投稿日:2009/08/28(Fri) 08:51

夢追い人さん
あなたは、また私の肝心な質問にはコメントも付けず
意味も履き違えしょ〜もないコメントを付けますね。
そこに食いつくとは思いませんでした。
私は、試験に臨む受験生に向けてのはしゃいだ一部の人と言ったつもりはありませんでした。ここは書き方がまずかったかもしれません。
試験に臨むものも必死な人余裕で何部門も受け続ける人いろいろな人がいるんでしょうから一概に飯食っていくため必死!って人も表向きよりはすくないでしょう。あんたもはしゃいでる一人か?
技術士資格は国家資格なので民間資格に追い越されることはないと私は思います。


       

No.19529 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:APEC 投稿日:2009/08/28(Fri) 09:24

技術士資格が、建設分野以外ではなかなか有効活用できない(技術者にとっても、業界にとっても、エンドユーザーにとっても)現状は確かにあると思います。活躍の機会があまりないと、受験動機はどうしても自己研鑽の一環等になるのですが、

●動機はそれぞれですが、受験すると決めた以上は置かれた状況の中で一生懸命やる。

●資格のあり方は、私益・公益両面からの視野で大いに議論し、可能であれば要望や活動等にも動く。

というのがあるべき姿ではないかなと思います。

受験するかどうかとか、どんな姿勢で臨むかということは人それぞれであって、かつ個人的なことなのですから、他人がとやかく言うことではないと思います。
受験しようかどうしようかと思っている人に対する情報提供は必要でしょうけどね。
私も受験支援はしますが受験勧誘はしていません。

技術士制度は、やはり業務独占ではなく名称独占にとどまっているのがネックなのでしょう。
業務独占の部分がある建設分野ではニーズは間違いなく高まっています。それは数年間のSUKIYAKI塾の活動を通してもはっきりわかります。講座の募集を開始したときの応募状況でもわかりますし、講座を始めてからの熱意でもわかります。
SUKIYAKI塾にせよ、APEC-semiにせよ、その受講生は受験生の中の特に熱心な人なのでしょうが、そういう人が増えているということですね。
制度として業務独占資格にしていくと、科学技術立国である我が国の技術分野ほぼ全部を網羅する資格だけに、いろいろと不都合も出るでしょうし、また既存資格や既得権益との衝突もあるでしょうから、ちょっとむずかしいのでしょう。
他方、実質的な業務独占はさほぼ顕著でないにせよ進行しているように思います。それは建設分野だけかもしれませんが。(他の分野に身を置いていないものでわかりません)
技術士の地位が上がるとすれば、技術士各々が活躍し、それを技術士会や文科省が後押しして、実質的な業務独占の範囲を広げていくという方向なのではないかなあと、ぼんやりですが思っています。

試験制度ですが、現行新制度にはいい点も疑問な点もあると思います。
いい点は、「記述士」からの脱却、知識だけでなく考察力・応用力を評価しようという姿勢でしょうか。
平成12年以前、13年〜18年、19年以降と3つの制度で受験した経験からいうと、今の制度が一番「深く考え、練り上げて答案を書く」という感触を持っています。それは、「長い論文を丸暗記して時間内に書きまくる」という、本来求められるべき能力と乖離したもので勝負していた時代からみれば改善だと思います。
疑問点は、たとえば「一次試験で基礎能力は確認済み」と言いながら一次試験の合格部門と別部門で二次試験が受けられることなどです。

まったくの個人的な考えですが、更新性を導入し、一次試験基礎科目程度の基礎学力を確認するようにしたらいいんじゃないかなあと思ったりもしています。
ただ、教員に更新制度が取り入れられたのを見ていても思いますが、「実のある更新制度」ってむずかしいんですけどね。

長文失礼しました。


       

No.19530 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:不十分 投稿日:2009/08/28(Fri) 10:29

合格年度による技術士の差別化に関しては、皆さんどうのようにお考えでしょうか?私の意見は先述しました。(合格年度による差別化はナンセンスと考えますが。同じ技術士です。)差別化するということは、平成12年度以前の技術士試験合格者が、それ以降の合格者より、優秀ということを示唆しているのでは。

       

No.19531 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/08/28(Fri) 12:47

パチンカーさん

しょうもないコメントにコメントしたけですよ。
じゃあ、はしゃいでるというのはどういう意味なんですかね?

>あんたも、はしゃいでる人か?

って言われて釈然としないんですがね。 まぁ、あなたにどう思われてもどうでもいいですが。

私が知ってる中でも、技術士取得に向けて必死に取り組んでる方は大勢います。また、APECさんをはじめ、一生懸命に指導、支援してる方もいらっしゃいます。
あなたがどう思われようが勝手ですが、こういう場でああいう発言は失礼にあたると思います。

ただそれだけです。


       

No.19533 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:APEC 投稿日:2009/08/28(Fri) 14:21

合格年度による差別化とは、たとえば建設コンサル業務における管理技術者要件が、H12以前の技術士は特にないのにH13以降は経験年数7年以上などの条件が付されていることでしょうか。

これについては、建設省(技術士資格の交付者ではない)が管理技術者には相当の経験を必要とすると考えており、H12以前は技術士の多くは(あるいは大部分は)経験7年以上を有していたが、新制度での受験要件変更で、経験年数7年未満の技術士が多くなることを見越して付した条件であると解釈しています。
つまり、能力が低いからどうこうというのではなく、求める経験年数を満たさない技術士が増えるという状況変化への対応だと思います。繰り返しますが、経験年数が少ないこと=能力が低いということではありません。
文科省が交付した資格を国交省が活用するとき、どういった資質を重要視するかは任意だと思いますし、上記のような「条件付け」は差別とはいえないと私は思います。


       

No.19534 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:ピカ 投稿日:2009/08/28(Fri) 15:05

H20受験の技術士です。
社会が技術者を必要としている以上、技術者の技術力の程度を示す何らかの指標は必要ですよね。

まして、その技術力の程度については、一見しただけではわからないし、場合によっては、使ってみて初めてわかったり、数十年後に評価されたりってこともあれば、なおさら指標は必要ですよね。(ラーメン屋さんは、食べればわかるし、そもそも個人の好みもあるから、指標は必要ないですよね)

でも、その指標を正確に作ることは、そもそも無理ですよね。求められる技術力の定義もはっきりしていないし(建設部門の中でも、発注者、設計者、施工者など立場が変われば違うし)、どういう技術者像が上位なのかも明確ではないですよね(技術力のいろいろな側面の優先順位も定かではないし)。

そんな状況で、たかだか技術士の資格一つで、指標になるはずがありません(技術士を持っているからどうだ、とか、持っていないからダメだ、なんて議論や評価は全くのナンセンスです)。

なので、その資格試験を完全にする(指標にたる試験にする)こと自体が、ナンセンスです。
もし、試験制度の議論をするなら、高い技術力を持った技術者について共通認識を作る方が先かもしれません。

技術者であれば、だれしも、それぞれの立場で、目標とする自分だけの技術力像を持っていると思います。その技術者像に向かって精進していくうえでの初めの一歩が技術士資格の取得かもしれません。少なくとも、私はそう思ってます。

一方、技術士資格が業務受注のハードルに使われているもの現実です。そういう意味では、資格取得は、『遊び』じゃない、というのも理解できますし、それを否定するつもりも全くありません。

長くなってすいません。休めなかった夏休みの消化のため、午後休していたら、つい話の輪の中に入りたくなってしまいました。


       

No.19535 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:南の国から 投稿日:2009/08/28(Fri) 16:42

最近の合格者で、事情がよく分かりませんが、

1、技術士の資質の低下が問題なら、CPDを全員に義務化すればよいのではないでしょうか。

2、その中で、累積点数が多い人を、上級、中級、一般、などで評価してはどうでしょうか。技術士に通っても、遊んでいれば、資格を失う、それで技術力を担保すれば。

3、受験能力と、継続能力が必要となります。

4、いずれも、技術士が世間から低く見られないような工夫が必要でしょう。不努力が、自分の首を絞めるようなことにならないためにも。


       

No.19536 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:勘介  投稿日:2009/08/28(Fri) 17:28

責務と義務との言葉の持つ意味の違いはよく判りませんが、技術士には資質向上の責務が課せられています。努力目標的なものかもしれませんが、CPDを行い記録を残すことは重要だと思います。技術士会には、CPD認定会員制度があります。この制度の活用もこれから議論する必要があるかもしれません。
私は、技術士は技術者の中から選ばれたものに与えられる資格ではなく、技術士に求められている能力を有している事を証明する資格だと思っています。それ故に、技術士資格を持っていなくても私より優れた技術者の方が大勢いることを常に心に留めています。
技術士会の会長も技術士の認知度向上や資質向上には力を入れています。明日、会長ともここでの議論・意見を基に、いろいろと話をしたいと思っています。


       

No.19537 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:西部戦線 投稿日:2009/08/29(Sat) 01:04

勘助様

私論ですが、社会から評価されるためには、難易度の維持・向上も必要と思います。会長様との件、その線もご考慮ください。


       

No.19538 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:なんとなく 投稿日:2009/08/29(Sat) 01:27

通常の資格試験とは一線を画しているのが、技術士試験ではないでしょうか。
確かに、受験勉強と捉えれば、その労力たるや凄まじいのかもしれません。
しかし、受験対策本をなぞって短期集中で能力アップすべき資格でもないように感じます。
なぜなら、仕事で日々鍛錬することで、技術士としての能力が自然に身につくし、本来そうすべきだと思うからです。
業務の中で、現状と課題及び問題点、対応策、評価、効果、発展を意識しながら、よりよい成果をつくりあげる。日々、報告書を熟考しまとめる。国の施策に目を通す。技術部門の動向を把握する。
これらのことについては、私は30〜36才で実践しました。
したがって、過去問や白書の通読など、いわゆる受験を意識しながらの勉強期間は3ヶ月ほどでしたが、実質、仕事での取り組みにより力がついたと思っています。

このように、技術士試験では、どのように仕事に取り組んできたかが大切です。また、仕事の成果そのものが資格取得以上に誇れることにもなります。
通常の資格試験とは一線を画す。これこそ、技術士試験ではないでしょうか。

たかが資格、されど資格。よくできた制度に異論なく・・・


       

No.19539 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/08/29(Sat) 09:57

私もなんとなくさんの意見に賛成です。

>通常の資格試験とは一線を画す。これこそ、技術士試験ではないでしょうか。
>たかが資格、されど資格。よくできた制度に異論なく・

たしかに、日常の業務において、どのように仕事に取り組んできたかが大切だと思います。
しかし、業務をこなしているから技術士に合格できるというのは、案外非常に難しいことなのだと思います。
優秀な方はそれで可能だと思うのですが、私みたいなのは、やっぱり日々の業務+勉強をしないと非常に難しい試験です。

まぁ、マニュアル技術者はどんなにあがいても取得は厳しい試験だと思いますし、基本的には、日常の業務や私生活を含め、考えて行動ができる人がとるべくしてとる資格なのかなと思います。

もちろん、専門知識は必要ですし、それを使いこなせる応用力、文章力、構成力等、様々な力がないと合格レベルには達しないわけで、ただ暗記すればいいというような試験ではないと思います。

ですから、私は、良くできた試験制度だなぁと思います。
若干の改正することはあると思いますが、私がどうのこうの言えませんのでそこは控えときます。


パチンカーさん
昨日は感情的になってしまい、言い過ぎました。
申し訳ありません。


       

No.19540 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:港湾ボーイ 投稿日:2009/08/29(Sat) 11:31

なんとなくさんに同感です。
私も50にして、初めて受験しましたが、受験勉強のモチベーションを維持する努力たるや自分なりに凄まじいものでした。
そして、いざ受験当日専門の問題をみて、過去問でみたことない問題が出ていました。そのため、受験勉強はあまり役立ちませんでしたが、仕事で身につけた知識をフル動員して、どうにか3枚×2問を書くことができました。(合否は別として)
日々の鍛錬の重要性(技術士を受験するかしないかは別にしても)の再認識と受験勉強により、あらためて、基礎知識を習得することができ、今まで深く考えないで行っていた仕事を見直しすることもできました。


       

No.19544 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:NA 投稿日:2009/08/29(Sat) 19:00

試験制度を次々と変更することよりも、資格登録者の技術士会への参加(会員になる)を必須化し、かつ毎年会費を徴収するなどするのはどうでしょうか。

強制的ではありますが、帰属意識の強化と組織力の強化の一助になるのでは、と思います。全員参加になれば、社会発信力の強い人も増すことになり、技術士会の体質の変革と、価値の向上に寄与するのではないかと思います。(結果として、技術士の質も向上?)

結局、世の中は数に基づく組織力と発信力でしょうから…。


       

No.19545 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:なんとなく 投稿日:2009/08/29(Sat) 20:53

技術士会の会費を激安とし、一方で得られるメリットを増大させたらどうでしょう(ネットによるCPD講習会受講・技術情報・CPD登録の無料など)。

きっと、技術士会も活性化しますよ。

ちなみに当方未加入です。


       

No.19546 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/08/29(Sat) 22:53

私は技術士に技術士会への入会を義務づけて、そのかわり、技術士会の入会金と会費を下げるべきだと思います。
現在、地方都市の技術士の私には技術士会の恩恵が少ないですが、入会の義務化により支部が活性化して行事等が盛んになり、会員のメリットが増える気がします。ちなみに、私は会員です。


       

No.19549 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:7 投稿日:2009/08/30(Sun) 02:40

私は平成15年から技術士会の会員です.会費を下げることに賛成です.入会の動機は,地方都市にいて他の技術士の方とつながりをもちたかったからですが,私の知る限り技術士会に入っている技術士の割合は低いように感じております(統計は知りません).地方で働いているせいか,会誌が届く他はほとんどメリットがないように思います.そのため年20,000円の会費については高く感じます.また,弁護士における”弁護士会”,医師における”医師会”のような団体のように政治力や発言力のある組織を目指しているとするならば,会員数を増やす努力や,情報発信の努力があまりに足りないように感じます.特に,情報発信手段の一つであるはずの会誌はメッセージ性が乏しく,外部への情報発信の目的ははたしていないように思います.せめて,会費を学術団体並に半分程度に下げ,技術士における組織率を高め,高い組織率を背景に外部への発言力,情報発信力を高めるという手段をまじめに考えてもよいように思います.

       

No.19551 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:とも 投稿日:2009/08/30(Sun) 09:01

現在の技術士登録数=約6万人
技術士会への技術士会員数=約1.2万人
20%程度の登録割合のようです。

ちなみに私は非会員です。やはり入会するメリットが見えないのが要因です。私の周りにも「入って良かった」という人はいません。


       

No.19552 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:勘介  投稿日:2009/08/30(Sun) 09:26

技術士会入会のメリット:単に入会して講演会を聞きに行ったりしているでけではメリットはないと感じるはずです。会の活動に参加して初めてメリットを感じるのではないでしょうか?地方の方が活動に参加するにはどうするか、組織に属している方が時間を取れるかと言った問題点を克服する必要がありますが・・・。私の周りで活動されている方々はメリットを感じていると思っています。
技術士の質の維持向上と数について:2000年の法改正以前は1,000人/年程度しか合格していなったものが、昨年は3,000人/年以上の方が合格しています。受験者を増やして問題のレベルを下げずに数を増やそうとしています。4,000人/年以上の合格者、120,000人技術士登録を目指しています。第二次試験はレベルを下げることはしませんが、第一次試験は、40-50%程度の合格率を目指しています。
技術士資格取得のメリットは、業務独占資格ではないのでこれがメリットと言えるものは少ないのですが、徐々にですが技術士の方の仕事が評価されて技術士の資格を持っている方なら安心だというような認知度・信用度が上がってきています。これは、建設以外の部門の技術士の方が実感されていることです。
技術士制度。試験内容に全く問題がないとは言いませんが、何もせずに議論ばかりでも前には進みません。技術士になるまでの過程における努力は決して無駄にはなりませんし、技術士の認知度向上が数の増加にもつながりますので技術士の方は自分が出来る方法で、技術士の地位を高めていってもらいたいと思います。


       

No.19553 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:やまねこ 投稿日:2009/08/30(Sun) 09:28

主に建設部門の観点(正確には建設コンサルタント業界なのかな)で技術士制度について議論されているようですね。技術士制度自体が時代に応じて変化していくことは、ある程度致し方ないものだと思います。建設部門以外(正確には建設コンサルタント業界以外)で私が知っている技術士は、現行の技術士制度については全然気にしていません。自分の技術に自信を持っているからだと思います。
定年になって会社を離れたときに、民間や外国(主に新興国)で独立した一個人技術者としてコンサルタント活動を行う上で技術士を役立てている方は、他部門の技術士の方が需要があるようにも思えます。
定年であれ独立であれ、組織を離れた時に世間からみて需要がある技術者でなければ、ただの技術士の名称です。常に会社組織を離れても食っていける需要のある技術者になることを目標にしていれば、試験制度はあまり気にする必要もないと思います。会社を辞めると実感しますよ〜。


       

No.19561 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:パチンカ− 投稿日:2009/08/31(Mon) 08:58

まだまだ実際に手を動かしてるものが取りにくい
資格であることは間違いないかもしれません。
夢追い人さん、私も書き方に問題はあったかと
思います。
なんの回答もないままのレスだったのでよけいな一言を書いたのは認めます。
私も夢追い人さんを頭でっかちの能書きばかり言う
人かと思っていましたが少し誤解していました。
きっちり謝れる、筋が通った人ですね。おかしな技術者にはこれが中々できません。
どんな時代になろうが人対人の血の通ったコミニュケ-ションが重要だと思います。
こちらこそ申し訳ありませんでした。


       

No.19569 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/08/31(Mon) 16:04

パチンカ−さん
わざわざありがとうございます。
これからも、よろしくお願い致します。


       

No.19592 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:マイコン 投稿日:2009/09/01(Tue) 23:34

>技術士試験の質を改善するには,1次を高度化する,経験論文の要求を学会発表論文程度にする,ことで実力を判定する,のはどうでしょうか.
今月の月刊技術士に専門科目の試験検討について少し触れてますね。


       

No.19600 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/09/03(Thu) 10:57

マイコンさん

>今月の月刊技術士に専門科目の試験検討について少し触れてますね。

よろしければ、内容を教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願い致します。


       

No.19601 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:マイコン 投稿日:2009/09/04(Fri) 00:04

夢追い人さん
レスが遅くなってすみませんでした。

具体的な内容は記載されていませんが
理事会議事録として
「技術士試験に係る問題検討チームでの検討中内容、及び文部科学省技術士分科会制度検討作業委員会に対し
検討用資料として提供を行う旨の報告があった。なお、内容等に意見があれば事務局に連絡することとされた。」
とあります。
専門科目を5グループに分ける案等が出ているようです。


       

No.19602 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/04(Fri) 01:29

この専門科目の話は一次試験のことですので念のため。

       

No.19603 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/09/04(Fri) 08:08

マイコンさん、APECさん、ありがとうございました。

一次試験で専門科目(5グル−プ化)を設けるということですか。
ということは、このグループと同じ科目だけの二次試験受験になるんですかね?
良いことだと思います。
一次試験もどんどん高度化していくんでしょうね。


       

No.19604 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:15 投稿日:2009/09/04(Fri) 08:56

一次が高度化していった場合、現行試験の受験者への対応はどうなるのでしょうね?

特に、二次の作文試験だけで合格した技術士の中では、数学や物理学を全く知らない科学的基礎のなっていない方々が散見されます。

このような方々は、適正試験のみならず今後一新される内容も含め再受験を促したいです。
おそらく混乱を招くということで無理なのでしょうが、それが日本の技術のボトルネックになってる感はいなめません。


       

No.19630 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:ぷりぷり 投稿日:2009/09/08(Tue) 01:25

おいらは一次試験に合格したのが平成10年頃なのですが、その頃は適正問題なんてなかったとです。
近年、技術士を取得したのですが、技術者倫理にかんする確認は口頭試験で3義務と2責務をこたえるだけでした。
技術者倫理が叫ばれるなか、大昔に二次直接合格した人がわざわざ一次試験で適正を受けているのに、おいらのようなケースの人は、一次試験で部門の専門知識しか確認してもらってないのにいいのかなと思います。
一次試験にしろ、二次試験にしろ要求される事項について、しっかり漏れのないように確認すべきだと思います。試験申込が複雑化してもです。


       

No.19631 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:15 投稿日:2009/09/08(Tue) 01:41

評価する能力に対し漏れをなくす、というのは重要な考え方ですね。

コロコロと制度を変えていたのでは、社会に対しどのような能力を担保しているのかわからなくなります。

そのような態度が資格の信頼性を低下させるのは自明です。


       

No.19632 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:ワイアットアープ 投稿日:2009/09/08(Tue) 02:44

問題があるのに,制度を変えない.矛盾していませんか.
易化でない方向に変えるべきでは.


       

No.19634 RE:技術士制度は現行で十分か? 投稿者:15 投稿日:2009/09/08(Tue) 07:49

制度を変えることには賛成ですが、易化うんぬんは関係ないですね。試験が難しいことと、社会的要請を満たすことはまったく別です。

       


No.19609 この時期の過ごし方 投稿者:南の国から 投稿日:2009/09/05(Sat) 06:20 [返信]

教えてください.

この時期,10月下旬まで,どのように過ごせばよいでしょうか.

@.受験した科目を見直す
A.別の科目を勉強する.来年に向けて.
B.趣味などに費やす.10月から忙しくなるので.


       

No.19610 RE:この時期の過ごし方 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/09/05(Sat) 07:13

私の場合は、この時期、体験論文の準備をしていただけで、後は特に勉強もせずにのんびりしていました。筆記試験で合格していたら、口頭試験までかなりしんどいので、休めるうちに休んだ方がいいと思います。

       

No.19611 RE:この時期の過ごし方 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/09/05(Sat) 08:47

体験論文を準備しつつ仕事MAX。
筆記を合格してた場合、合格発表直後1週間はMAXで論文修正。その後、口答試験までなんとも言えない不安な日々を過ごす。不安ながら、ここで不合格にはなれないと焦り、イライラ募る。仕事できない。周りから試験勉強で仕事がおろそかと非難されるかも。
つまり、その時を想像し、仕事のコントロールができるように、今仕事を行う。不合格の場合でも、仕事して損はないでしょう。
なお、ここで言う仕事とは家族サービスなども含むほか、会社や周りの人にもよるから、最もしわ寄せが行きそうな部分を今のうちからフォローしておく。
これでどうですか?ある種自分自身の工程管理ですね。


       

No.19612 RE:この時期の過ごし方 投稿者:同志 投稿日:2009/09/05(Sat) 10:12

筆記試験合格から口頭試験のその日までは,前述されたとおり,なんとも言えない状況ですね。
さらに,口頭試験が終わってから合格発表までが,これまた,悩める毎日ですよ。
毎日,通勤の傍ら「だめだろなあ,う〜ん大丈夫かな」と心の中で連呼する。
いろいろなことが心の中を交差します。
しかし,このような苦労が続いた挙句に「合格通知」が来た時は,もう最高の気分になれますよ。
どうぞ,忍耐力と精神力を継続させて,目的を達成できるよう頑張ってください。


       

No.19618 RE:この時期の過ごし方 投稿者:胡椒 投稿日:2009/09/06(Sun) 11:10

参考になれば・・・
1)とにかく目の前の仕事に全力投球する
 (もし受かった場合怒濤の二週間がまっています)
2)3日だけ経験論文に回す
  初日:業務の選択と骨子
  2日 :経験論文作成→査読依頼
  3日 :論文修正→査読依頼
  可能であれば4日を作り再修正ですが、あまりCPは良くありません。
3)残りの日は家族サービス
 (その時に試験のことをさらりと根回し)
上記あたりが理想です。来年以降のことは、発表を見てから考えればよいことです。


       

No.19620 RE:この時期の過ごし方 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/09/06(Sun) 22:41

私の場合(去年)、筆記試験の自己採点の出来はぎり
ぎり(合格不合格どちらでもとりあえずそうかなと思
うレベル)だったのですが、とりあえず体験論文の作
成に少し時間を費やしました。
体験論文の作成に3日間で良い方もいらっしゃるでしょ
うが、合格した時に2週間しかないので筆記発表までに
体験論文の完成度を上げることを是非お勧めします。
(万が一不合格でも無駄にはなりません。)


       

No.19633 RE:この時期の過ごし方 投稿者:南の国から 投稿日:2009/09/08(Tue) 02:48

精神的に不安定な時期,この際,不得意な,環境をやってみようと思います.

しかし,いやな時節ですね.みなさん,がんばってください.


       


No.19464 土木学会認定技術者資格について 投稿者:1級受験者 投稿日:2009/08/23(Sun) 12:31 [返信]

はじめまして。
国交省のプロポで、上級技術者あるいは1級技術者が技術士と同等の点数になるなど、技術士を取得していない人にとっては、取得したい資格になりました。
そこで、今年度の土木学会認定技術者資格を受験するのですが、試験内容は、経験+技術者倫理+専門になります。
経験と専門は技術士と同じような内容ですが、技術者倫理は、技術者倫理に反すると思われる事例を挙げて倫理的課題と解決策について1000字で述べます。
受験された方で、アドバイス等ございましたら、お教えください。よろしくお願いします。


       

No.19467 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:いっち 投稿日:2009/08/23(Sun) 21:45

昨年度、1級に合格した者です。

@経験:技術士体験論文が出来ているならその内容で十分とおもいます。
A専門 (択一):過去門を反復練習
   (論文):1問しかないためまったく知らなければまったく書けないし、
       知っている内容が出題されたらかなり有利
しかし、択一と論文を合せて7割出来ていれば合格ですので、論文がまったく出来なくても択一が満点なら合格にするのかもしれません。
B技術者倫理:自分自身の技術者倫理に関する論文を書かせる問題ですよね。
この分野は数年前まで、技術者倫理に関する事件を取り上げ、それに対する感想や自分ならどうするという意見を問う問題が出ていたとおもいます。
私の場合は、それら過去問で提示された事件の内容を参考に、自己の体験を選び記述しました。

全般的な感想としては、受験者数が少なく技術士試験よりも対策していない人が多いという印象を受けました。(合格された方の話をお聞きするとですが)
僕自身は技術士試験の勉強としても役に立ちましたし、技術者としての知見も増えました。

ですので、受験or合格することは決して無駄ではないと思います。
しかし、プロポで技術士と同等になったというなら、受験者も格段にふえてもよさそうなのに、
なぜ受験者が増えないのでしょうか。(ちなみに僕はプロポなど関係ない零細コンサル勤務です)
ご存知の方がいればお教えください。

なお、技術士試験以外の内容は他でしたら?と思われた方、ごめんなさい。


       

No.19494 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:胡椒 投稿日:2009/08/25(Tue) 09:32

技術士と上級をもっています。
学会の資格はBコース設置により、あまり魅力はなくなったと思います。
まあ、技術士とほぼ同様の試験ですので、技術士のついでに所得なされ
たらどうか程度で考えています。
まだ学会の資格が技術士同等のプロポは少ないと思いますし・・・
なお、技術士を持っていないものには、受験を推奨しています。


       

No.19496 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:Baby 投稿日:2009/08/25(Tue) 10:41

結局、明確な差別化が図られていないように思います。これでは、技術士である方はなかなか興味を持たないでしょうし、もしかしたら将来、土木学会認定技術者資格を持っている人は技術士を受験すらしないかもしれません。
ただ単に、入札資格などのハードルを越えるためだけの資格であるとするならば、これほどつまらないものはありません。(技術士も、土木学会資格も)
正直、国土交通省、文部科学省が自身の都合にいいように実施しているとしか思えません。
これでは本来の目的で”あろう”技術者育成、技術向上にこれら資格は貢献できないとおもいますが、如何でしょう?。


       

No.19499 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:九州人 投稿日:2009/08/25(Tue) 14:18

九州人です。
私も上級資格を有しています。
昨年から、筆記試験なしのBコースというものが現れて、戸惑っております。
私は、筆記試験→面接試験と一通りの試験を乗り越えて取得したので、このBコースと同じ扱いにされるのが正直????と思っています。
さらに、国土交通省の資格要件にも参入してきており、このタイミングがなにかを勘ぐってしまいたくなるような感じです。
これまで、ちょっと誇りに思っていましたが、薄らいできております。
試験問題自体は、本当に良問であり、既技術士でも難解な問題であると同時に字数も多いため、なかなか手強い試験であることには間違いありません。
ただ、入札の資格要件のハードルを越えるためだけの扱いにされるのが一番怖いですね。(Babyさんと同意見です。)


       

No.19505 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:いっち 投稿日:2009/08/26(Wed) 10:37

みなさま、レスありがとうございます。

●胡椒さま
受験者が増えない理由として、
・Bコースができ試験以外からの合格者が出ることで、試験を受ける気が起こらない。
・プロポのうち学会資格が高評価される物件が依然少く、業務での実益に直結しないため、取得するインセンティブが働かない。
というところでしょうか。
プロポの経験が全くなく、業界全体ではどうなっているのか分からなかったので参考になりました。
ありがとうございました。

●Babyさま
@技術士にせよ学会資格にせよ名誉資格ですので、入札要件に入っていなければ何の効果もないことを考えると、両資格の差別化は確かにありませんね。
違いといえば、文部科学省か土木学会かというところでしょうか。
今後の入札要件における両者の上下関係が気になるところですね。
今のところ技術士が下がるとは思えませんが、これまでの文科省および国交省の動きを見てると学会資格が上がることは十分考えられると思います。

A私の受験の大きな目的は、(入札要件に入る、もしくは有利な)資格を得ることで会社に必要とされる技術者になることです。
そのため、自己研鑽はあくまで副次的なもののため意識としてはあまり崇高ではありません。
しかし、取得に向けて勉強するにつれ、資格試験のフォーマットに合わせての勉強ですので多少偏りはあるにせよ、技術力もしくは知識量は向上したと思います。
ですから、ある意味貢献しているのかな、と感じています。
>正直、国土交通省、文部科学省が自身の都合にいいように実施しているとしか思えません。
ということが、すこしわかりかねますが、それがわかればBabyさんのおっしゃる通り、貢献できないと思うのかもしれませんね。
ありがとうございました。


●九州人さま
たしかにBコースなるものは、Aコースを乗り越えられた人には「えっ?」と思いますよね。
Bコースの選考をどの程度厳しいものにするかが、今後の学会資格の方向性を決めそうですね。
ありがとうございました。


       

No.19506 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:こりんぞう 投稿日:2009/08/26(Wed) 13:26

たしかに、これまでの国交省の動きを見てると学会資格が上がる可能性も十分考えられますね。

今後の入札要件における技術士との上下関係がすごく気になります。(英名表記を比べると、明らかに学会資格の方が上のような書き方だな〜と感じました)。

この学会認定資格の動向によっては、技術士建設部門の資格価値や受験者数に大きな影響を与えるでしょうね。


       

No.19519 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/08/27(Thu) 20:39

この資格の上級と一級の難易度はどのくらいなのですか?
受験対策本はあるのでしょうか?


       

No.19522 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:田舎技術士 投稿日:2009/08/27(Thu) 22:25

国交省のホームページの中でブロポーザル方式と総合評価方式のガイドライン(暫定版)では、技術士とRCCMしか評価しないと記述されています。
今後、最終版や内規仕様書で土木認定技術者の資格を評価する方向になるのかな?


       

No.19526 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:ちんた 投稿日:2009/08/28(Fri) 07:40

総監を持っていると科目免除が多いので、上級を受けてみようと思っているのですが、この資格は取得より維持の負担がやたらに大きくないですか?実際にこの資格のCPDを積んでいらっしゃる方の印象を伺ってみたいところです。

この資格は1次試験共通科目がネックとなって技術士をあきらめている人(文系出身技術者等)にとっては有効な選択肢の一つと考えています。ただ、技術士を十分狙える人があえて技術士より認定技術者取得を優先させる意味も今のところは無いと思います。


       

No.19527 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:ヤッターワン 投稿日:2009/08/28(Fri) 08:28

技術士(建設/総合)、上級技術者です。

私の経験を基にざっくり分けると・・・。

・上級技術者
 建設部門の2科目で技術士を取得している(狙える)程度の難易度

・一級技術者
 1科目で技術士を取得している(狙える)程度の難易度。


       

No.19532 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/08/28(Fri) 13:50

かなり難しい資格だったのですね。正直、驚きました。

       

No.19541 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:私には無理 投稿日:2009/08/29(Sat) 15:57

そのような難関試験で、面接だけで受験できるコースがあるんですね。

さぞ、すごい面接でしょうね。

しかし、この資格の科目ですが「流域都市」で、河川の問題ばかり出題されていたり、
「道路」が無くて「交通」になっており、土木で最も多い道路設計技術者にはなじみにくい問題になっていたり、
「調査計画」とか「設計」など文脈の違う科目が並列になっていたり、
しかも、筆記コースの科目と面接コースの科目が微妙に違うらしいのですが・・・・


科目の設定や出題傾向からして、意味不明な資格のように思いますが。

難関というより難解な資格といったほうがよいのではないですか


       

No.19542 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:私には無理 投稿日:2009/08/29(Sat) 16:34

・ちなみにABコースの科目を並べてみると19科目にもなることが分かりました。
(土木学会の幹部の宴会中に、酔っ払った先生がたが思いついた項目をメモして科目にしたのでしょうか?)

・学術団体らしく、整然と説明して欲しいところですが
絶対に無理ですね

・なんか、特殊な事情でもあったのでしょうか?

・このような意味不明な制度を前提に良問かどうか、難しかい資格かどうかを言ってもはじまりませんね。自分が合格した科目の位置づけすら出来ないのですから。何の力を試されたのかすら不明ということになります。「何となく実力があるんだぞ!」とでも主張するしかありません。

・確かに、今年度から本格的にプロポ要件に組み入れられています。このような科目体系であれば、科目を指定しにくく、つまり科目を問わず管理技術者になれるようになる可能性が高く、実利面では取り得な資格ということになるのではないでしょうか。

・ともあれ、このような論理的にも不毛な資格制度は、遠からず崩壊するでしょう。

鋼・コンクリート、
地盤・基礎、
流域・都市、
交通、
調査・計画、
設計、
施工・マネジメント、
メンテナンス、
防災、
環境、
河川・流域、
海岸・海洋、
都市・地域、
トンネル・地下、
橋梁、
調査・測量、
マネジメント、
防災、
環境・エネルギー

それにしても、この制度、おそまつなレベルですね。
小学生の学級員会でも、これは無いでしょう。
土木分野のはしくれとして、我が学会のなされようには赤面してしまいます。


       

No.19543 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:ヤッターワン 投稿日:2009/08/29(Sat) 17:50

確かにBコースについては意味不明ですね。Aコースだけにしてほしいという私個人の考えを土木学会にぶつけております。

先の記述は、Aコースにおける出題内容と、上級の場合は主分野と副分野の二つの専門を選択しないといけないという理由に基づきました。

「上級持っててえらいんだぞ!」と思っているわけではありませんので、ご理解のほどお願いします。


       

No.19548 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:私には無理 投稿日:2009/08/29(Sat) 23:24

>公務員の方のための資格

なるほど

総合評価も含めてプロポ=技術士が当たり前の時代になって、評価する側が無資格では国民に説明つかないですからねえ。

しかし、こんな裏口見え見えの制度にしちゃって、どーしたもんでしょうね


       

No.19550 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:若輩技術士 投稿日:2009/08/30(Sun) 08:50

面接のみの試験(土木認定技術者試験)は、経験年数+測量士補(測量士試験)より、劣る試験です。優秀な公務員が活用するとは、思えません。
私の知っている優秀な公務員は、ほとんど技術士を目指し取得しています。(近年、公務員の受験、取得が増加していると思うのですが)
正直、言ってBコースで管理技術者をされると公務員自体、迷惑になると思います。
まぁ、そこまで、公務員がさもしいとは、思いたくありません。


       

No.19554 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:気まぐれ技術士 投稿日:2009/08/30(Sun) 12:20

資格の格付けについては私たちが決める事ではなく、
発注者やお役人が決めることで、それについて議論
しても意味が無いと思います。
苦労して取った技術士と、ブラックボックスに包まれ
たBコースなるものが同等として扱われることに不快
感を覚えることについては共感できますが、僕は仕事
に必要なら取る、不要ならば取らないというスタンス
で行きます。
ただ、問題を見たところ、上級にせよ1級にせよ広く
浅くといった感じで、建設部門の方なら技術士の勉強
の貯金で解けそうだと感じました。
総監を取ったら経験論文と口頭試問が免除されるとの
ことで、総監取得後のおまけで取りたいと思います。
力試しというつもりは無いですね。こんなものは。


       

No.19555 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:えふ 投稿日:2009/08/30(Sun) 13:15

>資格の格付けについては私たちが決める事ではなく、
発注者やお役人が決めることで、それについて議論
しても意味が無いと思います。

・実態はそのとおりですが、本来は国民が決めることであります。

・技術士法に基づく技術士制度が存在する中で、土木学会が極めて類似の資格を創設し、Bコースなる明らかに社会通念を逸脱した審査方法によって、国土交通省等の職員に便宜を図るような運用をし、ひいては、発注者能力を国民に対して偽る意図があるかもしれないとすれば、無視できない社会問題であると考えます。

・また、土木学会によると、この資格は英文表記では、Professional Civil Engineer等とされています。技術士の英文表記は、ご存じのようにProfessional Engineerです。建設部門の技術士ならばProfessional Engineer(civl)でしょう。名称独占の技術士に対して、英文表記まで効力が及ばないまでも、土木学会のこの姿勢には、技術士法の権威に対する脅威を感じます。

・土木学会の資格が単なる民間資格であれば別ですが、文部科学省所管の団体であり、この資格は、既取得者がわずかしかいないにも関わらず、既に国土交通省のプロポーザルの技術者要件として運用されています。
少なくとも、特に国家資格や公共事業の発注要件となる資格制度は役所が勝手に決めるものでは無く、国民が決めることであるはずです。

・この議論は、技術士制度に関わる社会問題に関する健全な議論だと思います。

・しかしながら、どうも社会問題と言うよりも事件性を感じてしまいます。従って、この掲示板で、私はこの議論を高める意図はありません。別の場で公式に問題提起してゆきたいと考えています。


       

No.19556 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:気まぐれ技術士 投稿日:2009/08/30(Sun) 13:54

>・しかしながら、どうも社会問題と言うよりも事件性を感じてしまいます。
うおっと、そこまでの問題ですか。
わたしのようなお気楽ものには、そこまでは考えられません。
きっと私のようなお気楽ものが、技術士の質を落としているのでしょうね。
もっと、簡単に考えてはいけないのですか?たかが資格ですから、本人が必要と考えるものを取れば良いだ
けの話じゃないですか。ただの身分証明ですから。
お役人の都合に振り回されるのは腹立たしいことですが、足掻いて見たところでどうしようもないことです。その役人から仕事をもらっている、単なる1技術者ですから。こんなとこでワーワー言っても、何も変わらないでしょう。
これ以上書くとスレをあらしてしまいそうなので、撤退します。ごめんなさい。


       

No.19557 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:えふ 投稿日:2009/08/30(Sun) 14:12

私らの技術というものは、物事の位置づけや論理的な流れ、そして公共性を重んじる倫理が大切だと思っています。
だからこそ、その私らの身内がまずいことをするのを放置すべきでないというような思いです。


しかし、受注者の身分で、クダクダ言ってるばあいじゃないくらい厳しい状況になっているのも事実ですね。


       

No.19619 RE:土木学会認定技術者資格について 投稿者:み 投稿日:2009/09/06(Sun) 13:48

ジャストな部門がなかったので、仕事に一番近い部門で受験し昨年度合格した者です。

昨年度、とある部署からのプロポで、上級資格を持っている方を管理技術者にたてて提案書を出したのですが、
管理技術者の資格が0点でした。

参加要件では、上級あるいは1級資格も技術士同等の扱いだったので、なぜ0点だったのか問い合わせたところ
『部門が「施工・マネジメント」ではないから』とのことでした。
しかし、説明書に書いてなかったことから、結局満点をもらいました。
そこで満点をもらってもトップには及ばなかったのですが、逆転していたらどうするのだろうと思いました(笑)。

それはともかく、「施工・マネジメント」という名称はどの分野でも通用するので、他の分野をがんばって合格しても無意味なのかなぁと思いました。


       


No.19579 道路部門の経験論文について 投稿者:30年後の技術士 投稿日:2009/09/01(Tue) 12:31 [返信]

私は、高卒9年目の若年技術者で、昨年から2次試験を受験しています。
実務経験としては、道路設計、擁壁・函渠設計、橋梁及び下部工詳細設計等の経験があります。
しかし、今までの経験ではとうてい技術士としてふさわしい経験はありません。
具体的にですが、道路部門で技術士を取得された方はどのような経験論文をお書きになられましたか?
もしよろしければお知えてください。


       

No.19580 RE:道路部門の経験論文について 投稿者:通りすがり 投稿日:2009/09/01(Tue) 15:20

そんな部門はありません。

       

No.19581 RE:道路部門の経験論文について 投稿者:気まぐれ技術士 投稿日:2009/09/01(Tue) 15:48

>しかし、今までの経験ではとうてい技術士としてふさ
>わしい経験はありません。
そんなに小難しく考えることは有りません。
こんな高度なことをやった〜とか、こんなでかいプロ
ジェクトで〜といった必要はありません。
詳しくはこのHPに丁寧に書いてますので、それを一読
されて、ご自分でまず叩き台を作ってみてください。
どんな仕事でも何らかの課題、問題点、工夫はあるは
ずです。


       

No.19582 RE:道路部門の経験論文について 投稿者:APEC 投稿日:2009/09/01(Tue) 15:58

そうですね。業務の規模とか技術レベルよりも、課題解決の過程に視点をあわせた論文が書けるかどうかだと思います。
求められるものが何かはサイトをご覧ください。

なお、「具体的にどんな論文を書いたか」とのことですが、イメージがつかめるだけでなく、論文の全貌が知りたいということですか?それならば、メールアドレスを入力して、論文を提供いただけた場合に受け取れるようにしておくべきかと思います。
掲示板に具体的内容まで書くのは大変ですし、図表類まで掲載することも困難です。
まして今の体験論文は、@論文内容+A口頭試験のプレゼン内容+B質疑応答の回答内容の3つの総合評価ですから、「こんな内容でした」という概要だけでは、合否と論文内容の関係を理解いただくのは無理だと思います。


       

No.19585 RE:道路部門の経験論文について 投稿者:30年後の技術士 投稿日:2009/09/01(Tue) 18:42

すいません。建設部門:科目が道路でした。勘違いしてました。

●気まぐれ技術士さん、APECさん、もう一度ここの掲示板をみて勉強します。

ちなみに、昨年会社の上司が、論文提出後の口頭試験で不合格でした。私よりもはるかに経験が長く、技術的な仕事をたくさんされた方でも厳しい試験のようでした。
もちろん、論文の内容、プレゼン力、技術士としての資質を問われる試験ですが、私は正直受かることはないであろうと思いました。


       

No.19586 RE:道路部門の経験論文について 投稿者:気まぐれ技術士 投稿日:2009/09/01(Tue) 18:56

受かるわけがないと思って、受かる訳が有りません。
20代で受かっている人もたくさんいます。
試験ですから。
経験が多いに超したことは有りませんが、逆に口頭で
墓穴を掘ることもあります。
私よりも優れたあの人が落ちたのに、私ごときが受かるはずない・・・等と思ってはいけません。
自分を信じてがんばってください。


       

No.19587 ●気まぐれ技術士さまへ 投稿者:30年後の技術士 投稿日:2009/09/01(Tue) 19:49

温かい励ましの言葉ありがとうございます。

常日頃の業務の中で、訓練を重ねていきます。

今年は・・・、うーんと少し厳しいようにありますが、今からでも技術的体験論文を作成してみたいと思います。(道路:道路構造物です)

30年後の技術士ではなく3年後になれるように努力します。

私のつまらない書き込みに返事を書いて頂きありがとうございました!!!


       

No.19588 RE:道路部門の経験論文について 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/09/01(Tue) 20:38

私も会社の諸先輩方に今の君では経験不足なので合格は厳しいと言われたにもかかわらずなんとか合格(建設部門:鋼コン)しました。地道に努力すれば必ず合格できると信じて頑張ってください。

       

No.19589 RE:道路部門の経験論文について 投稿者:top7 投稿日:2009/09/01(Tue) 21:02

金額とか規模ではなく、マニュアルどおりにやっても解決できなかった業務とかが、論文のテーマの候補になるかと思います。

あせらず、じっくり選んでください。