過去ログ倉庫No.82


No.18571 自信ない部分の回答方法について 投稿者:OIDON 投稿日:2009/07/11(Sat) 22:15 [返信]

初めて二次試験を受けます。
色々な内容を勉強しておりますが、試験に得意なものばかり出題されるとは限らず、計算式や数値、説明に自信の持てない部分については皆さんどう記述されていますか?
やはり記述しませんか?その場合は、図や概要などで答案用紙を埋めますか?
数値の場合、自信が無い場合は、数値を書かずにボヤかした表現とかを使いますか?(〜より多い、少ない等)


       

No.18573 RE:自信ない部分の回答方法について 投稿者:秘密 投稿日:2009/07/12(Sun) 11:13

部門・選択科目により出題方法が異なるので、質問するときは部門・選択科目を明記すべき。

また、一般論として、自信のない問題を解答をして合格できるわけがない。なぜなら、極一部の合格しそうな他者は自信をもって解答するし、この試験は相対評価ですから。
現段階では、自信のない問題が出た時のことを考えるより、自信のある問題が出た時に確実にA評価となるように修行する方が良い。

技術試験は当然ながら同科目合格者は受験できませんので、所詮他者もプロフェッショナルエンジニアでなく、他者もOIDONさん同様に怯えてますよ。一緒に怯えても意味がない。共同作業じゃなんのだから。


       

No.18576 RE:自信ない部分の回答方法について 投稿者:林寅吉  投稿日:2009/07/12(Sun) 19:12

結構厳しいですね。
部門・選択科目により出題形式は異なりますが、ここは一般論で良いのではないかと思います。
まず争点となる「自信の無い問題」についてですが、技術士試験は部門全般から広い視野で出題されるため、誰でも大なり小なり不得意分野の出題がなされる可能性はあります。
その際、どう表現するかはいわゆるテクニックであって、算式に拘らず、その先の応用能力を示す方法は幾通りかあるように思います。
勿論定量的に示すことが最良かもしれませんが、問題点の抽出と解決策を示すに至って必ずしも算式で示す必然性は感じませんし、対応策に重点を置けば如何でしょうか。
また人それぞれ考え方は異なるでしょうが、「自信のない問題が出た時のことを考えるより、自信のある問題が出た時に確実にA評価となるように修行する方が良い。」との事ですが、この場合、自信の無い問題が出た時点でoutです。私は、自信のある問題に磨きをかけるより、自分の弱点を補強し、分野を問わず平滑的に回答できるよう、弱点を克服する事が合格の近道と考えます。
まぁこの辺りについては人それぞれ考え方は千差万別ですから、議論する必要は無いと思います。自分独自の考え方に自信を持って臨むべきです。あと残り3週間ですし。


       

No.18577 RE:自信ない部分の回答方法について 投稿者:t-m 投稿日:2009/07/12(Sun) 20:17

自信ないなりに、
思いつくキーワードをなんとかつなげて
文にするしかありませんね・・・。

数値は、自信がない場合は使えないので、
ボヤかした表現になってしまいますねえ。


       

No.18578 RE:自信ない部分の回答方法について 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/07/12(Sun) 22:18

苦手な内容の試験問題が出たら、具体的な数字とかはだせなくても、キーワードをつなげて論文を作成したらよいです。日頃きちんと勉強していたら、高い得点は無理でも合格基準の60点は取れます。

       

No.18579 RE:自信ない部分の回答方法について 投稿者:OIDON 投稿日:2009/07/13(Mon) 00:49

>秘密様
貴重なご意見ありがとうございます。
ちなみに部門は電気電子、選択科目は電気応用です。
選択科目を選択する際にかなり迷いました。仕事では電気応用の他に、電子応用、情報通信も
関係していますがどれもその分野のうちの一部分をかじっている程度でありました。
その中でも4月時点で、一部分を細かく説明できる科目では無く、多く回答できる科目を選択科目として
選びましたが弱点となる部分はあり、技術士を目指すものとしては愚問かなと思いながらも質問させて頂きました。
”他者も現在はプロフェッショナルエンジニアでは無い”ですね。頑張ります。

>林寅吉様
昨年の一次試験合格時点では弱点だらけで、キーワードをまとめていくことにより徐々に知識が
広がっていきましたが、選択科目のほうに不安が残っています。
とりあえず、まずは弱点の克服が大事ですね。地道に残りの3週間で弱点克服していきたいと思います。
算式や化学式が入れられれば入れ、難しい場合は表現方法を変えて埋めていく。知識を広げることで
テクニックを身に付けたいと思います。

>t-m様、上戸彩ファン様
キーワードをつなげて文にするというテクニックを身に着けることで、弱点を補う方法ですね。
弱点を中心に広い知識を付けられる様頑張ります。


       

No.18580 RE:自信ない部分の回答方法について 投稿者:zone 投稿日:2009/07/13(Mon) 07:47

OIDON様

電気電子部門では計算式や数値といった細かい部分よりも、技術のスジを理解しているか?が問われていると個人的に思います。

自信が持てない試験問題だった場合、近い分野の技術から類推して回答する方法で私は乗り切りました。

類推のセンスを磨くには、ある技術トピックスについての長所短所を技術者/消費者/国内/海外といった複数の視点から検討することが効果的です。
これを繰り返し行うことで、頭の中で技術進化や系譜が整理されてくるようになります。

ご参考まで。


       

No.18591 RE:自信ない部分の回答方法について 投稿者:UTA  投稿日:2009/07/13(Mon) 23:27

情報工学部門です。
私が試験を受けた時には、いかに自分の土俵に
持ち込むかを考えました。
私自身、情報工学すべての分野において
博識かというと当然ながら勿論そんなことはなく
いつも問題を見て「答えられる問題がないョ。。」
と感じたものです。
応用能力を問われていると思えば
そこは、なんとか書くだけです。
とにかく持てる知識を総動員して、
自分としての解答を書くしかありません。
式や数値で説明する必要があると思えば
それらを使って説明しますし、
必要なければおそらく無理には書きません。


       

No.18592 RE:自信ない部分の回答方法について 投稿者:OIDON 投稿日:2009/07/14(Tue) 00:35

>zone様
電気電子部門の先輩から頂いたアドバイス心強く感じます。
キーワードをこれまでまとめてきましたが、長所短所を調べはしたものの、「技術者/消費者/国内/海外といった複数の視点から検討する」
という所が整理できてなかった様に思います。この整理によって頭の中に入りやすそうで実践してみたいと思います。
また、応用分野のキーワードを整理していくうちに応用分野がつながる共通となる技術のキーワードも見えているものもあり、そこから応用分野の知識を広げていきたいと考えています。
そして、電気分野の基本となる知識も頭にいれておきます。

>UTA様
やはり最終的には「知識を搾り出す」ことが実践で出来るかがカギですね。
今まで受験した資格試験は選択式が多かったですが、選択式の場合は消去法ですみましたが、筆記の場合は”あやふや”なことは書かないほうがよさそうですね。
また、実力を発揮できる様なコンディションも整えることも必要なのかもしれません。
一次試験でも緊張から頭の中が真っ白になり、最初は解ける問題が解けず、ある程度調子が良くなった時に最初解けなかった問題に戻ったら解けたという経験もしたので、自分のペースに持ち込めるよう気をつけたいと思います。


       

No.18601 RE:自信ない部分の回答方法について 投稿者:林寅吉  投稿日:2009/07/14(Tue) 22:32

蛇足かもしれませんが。。。
自信の無い問題の場合は特に、「〜と思われる。」「〜と考えられる。」なとどといった表現は避けた方が賢明です。自信の無い問題に限った話ではないでしょうが、業務での報告書とは違って、「〜である。」「〜と判断する。」「〜とすべきである。」といった曖昧さの無い表現が良いと思います。私はそう心掛けていますが、つい自信の無い問題だと弱気な言い回しとなるケースがどうも多いようなので留意が必要です。


       

No.18604 RE:自信ない部分の回答方法について 投稿者:OIDON 投稿日:2009/07/14(Tue) 23:22

>林寅吉様
追加アドバイスありがとうございます。
頭では理解しているつもりですが、緊張等で気持ちがうっかり出ないよう気をつけます。
相手は採点員ではなく、クライアントという意識を持てるよう望みます。
色々ご配慮頂き、ありがとうございます。


       


No.18161 APECさんのセミナー 投稿者:やす 投稿日:2009/04/20(Mon) 16:40 [返信]

今年初めて受験する者です。
APECさんが東京と大阪でセミナーを開かれたようですが、受講した人おられましたら、どのような内容だったか教えてもらえませんか。
5月のセミナーを受けるかどうか考えています。


       

No.18171 RE:APECさんのセミナー 投稿者:あらあら 投稿日:2009/04/21(Tue) 19:50

>受講した人おられましたら、
>どのような内容だったか教えてもらえませんか。

内容を問いたいなら、素直にAPECさんに質問する
形でよいのではないでしょうか。また、
トップページのセミナー案内でも既に
かなり紹介されていると思います。

利用者(受講者)に聞きたい意図ならば、
内容ではなく、
「よかった(支払い費用が回収できる内容だった)?」
の感触を問いたいのではないのでしょうか?

>受けるかどうか考えています
多分、費用対効果OK?の意図の質問と拝察しますが、
であれば、「内容」という単語使用は
ちょっと的外れのように思います。


       

No.18178 RE:APECさんのセミナー 投稿者:まめまめ 投稿日:2009/04/22(Wed) 09:14

出願・筆記試験対策セミナー(ビデオ&テキスト)
の販売が出ましたよ。
こちらを見られたらいかがですか?

サンプルでは分かりにくいと思いますが、
私は大阪で受けた3時間のほとんどが大変勉強になりました。

勉強になったかどうかは人それぞれだと思いますが、
何かひとつでも自分の中でキラリとした内容があるだけでも
受講して良かったと言えるのではないでしょうか?


       

No.18180 RE:APECさんのセミナー 投稿者:あきおじさん 投稿日:2009/04/22(Wed) 21:38

私は、大阪で総監セミナーを受講しました。受講している方々の熱意にも刺激を受けました。受講者が2人でやりとりする時間が30分ありましたが、相手の方から一方的に学ばせていただき申し訳なく思いました。毎日ブログを楽しみに拝見しているAPECさんに会えたのもよかったです。

       

No.18291 RE:APECさんのセミナー 投稿者:南の国から 投稿日:2009/05/31(Sun) 09:11

昨日受講しました.要点をうまく講義していただきました.ありがとうございました.
質問です.
答案に,図表を描く場合,文字は1マスに2文字以上入れても良いでしょうか.
2文字以上入れないと,図表になりません.


       

No.18292 RE:APECさんのセミナー 投稿者:jojomu 投稿日:2009/05/31(Sun) 09:36

図表内は治外法権です。お好きなように。

       

No.18293 RE:APECさんのセミナー 投稿者:APEC 投稿日:2009/05/31(Sun) 15:33

そのとおりで、図表の中はマスは無視できます。
ですから、内容的に入りきらないと思ったときに、表にして小さい字で書いて収めるという荒業もあります。(小さい字にした分だけ目立たなくなるのでお勧めできない場合もあります)


       

No.18301 RE:APECさんのセミナー 投稿者:熱い(厚い)人 投稿日:2009/06/01(Mon) 17:21

APEC殿
沖縄県でもセミナー開催していただけないでしょうか。どうしても旅費などの経済的負担が大きいです。
一考お願いします。


       

No.18302 RE:APECさんのセミナー 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/01(Mon) 17:44

沖縄!
うーん、それはいいですね。
ただ現実問題として日程がかなり厳しく、今年は7月中旬にしか行けそうもないですね。

ざっと調べてみると、たぶん経費(旅費、宿泊費)が6万円くらいなので、会場費が公共施設か何かで安く確保できれば、20人集まれば受講料3,000円台で開催可能だと思います。
でも、セミナーだけで行くのはもったいないから、旅行を兼ねて行くことにすれば、もう少し経費の受講生負担を軽くすることもできるかも。

もし希望が多かったら本気で考えてみようかな・・・・^^;


       

No.18303 RE:APECさんのセミナー 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/06/01(Mon) 18:05

是非沖縄へ!
よろしくお願い致します。


       

No.18304 RE:APECさんのセミナー(北海道の場合) 投稿者:ぼうず 投稿日:2009/06/01(Mon) 18:25

ぼうずです。
参考になると思いますので、書き込みます。
来月北海道でセミナーを開催しますが、その中で
APECさんの講義が半日あります。
この実現のきっかけは、私からAPECさんへの
「北海道でもやれませんかねえ?」という問いかけでした。熱い(厚い)人さんや夢追い人さんと同じです。
実現にこぎ着けるためには、セミナーの日程と場所を
皆さんがAPECさんに提案することだと思います。
ニーズがあるところには、必ず行く人だと思います。
受験生自身が企画するのは困難かもしれませんが、ぜひご検討ください。
ちなみに北海道では残りは、北海道内講師による部門別対応を行います。講師陣に沖縄のかたがいるかどうかはわかりませんが、いるとすればその講師を巻き込むこともいい手かもしれませんね。実現すると良いですね!


       

No.18306 RE:APECさんのセミナー 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/01(Mon) 22:32

「本気で考える」ことができるかどうか検討するため、北海道セミナーでもお世話になっているツアー会社に旅費の計算をお願いしました。
単純に旅費・宿泊費・会場費といった経費合計を頭割りした受講料で受講いただくことが可能であれば行きますよ。


       

No.18308 RE:APECさんのセミナー 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/06/01(Mon) 23:19

ぼうず様
ご教授ありがとうございます。
おっしゃるとおり、指をくわえて待ってるようじゃダメですよね。
本当に来ていただくために頑張りたいと思います。


       

No.18311 RE:APECさんのセミナー 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/06/02(Tue) 07:55

熱い(厚い)人様

現在、APECさんと沖縄でのセミナ−についてお話させて貰っています。(APEC-semiを受講してますのですぐにメ−ルしました)
もし、よろしければAPECさんのほうに直接をメ−ルをして熱い(厚い)人さんのメ−ルアドレスを教えて貰えないでしょうか。その後、私のほうから連絡しますので・・
一緒にAPECさんを沖縄に来てもらうことが出来たらいいなぁと思っています。
よろしくお願い致します。


       

No.18315 RE:APECさんのセミナー 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/04(Thu) 17:32

夢追い人さんのご尽力で、沖縄セミナー実現の運びとなりました。「ひこうき」というものにあまり乗ったことがない人間なので、旅費を過大評価して可能性を考えていなかったようです。何でも「やってみる」もんですね。

また、5月の一連の筆記試験セミナーのビデオを配布開始しました。よろしかったらご覧になってください。


       

No.18366 RE:APECさんのセミナー 投稿者:ぼうず 投稿日:2009/06/10(Wed) 22:09

祝!沖縄開催!
口に出して言葉にしなければ相手に伝わりません。

想いが伝わり、現実になりましたね。
準備も大変でしょうが、がんばってくださいね (^^)v


       

No.18447 RE:APECさんのセミナー 投稿者:沖縄県民 投稿日:2009/06/18(Thu) 17:40

ぼうずさんのアドバイスもあり、なんとか開催までこぎつけました。
受講申し込みも30名(現時点で37名)は超えております。
あとはセミナ−を成功させるだけですね!

ありがとうございました。


       

No.18508 RE:APECさんのセミナー 投稿者:島尻郡 投稿日:2009/06/30(Tue) 23:35

沖縄県民さま

APEC殿のセミナ−への参加方法教えて下さい。


また、受講日時・講習場所を教えていただけないでしょうか。お願い申し上げます。


       

No.18509 RE:APECさんのセミナー 投稿者:ぼうず 投稿日:2009/06/30(Tue) 23:53

沖縄県民さんではありませんが、ご案内します。

SUKIYAKI塾のトップページに
「INFOMATION」があります。
その中の「APEC−semi」の項に
「二次試験筆記試験セミナー(建設部門)を7月11日に沖縄・那覇で実施します」というお知らせがけいさいされています。
その文章の前半部分をクリックすると具体的な開催日程が掲載されているページに飛んでいきます。


       

No.18510 RE:APECさんのセミナー 投稿者:沖縄県民 投稿日:2009/07/01(Wed) 07:17

島尻郡さんへ
ぼうずさんのおっしゃるとおりです。
会場は大きいところを押さえていますので、まだまだ定員に余裕はありますので、申し込みは大丈夫ですよ。
APECさんが沖縄まで来るので、是非参加したほうが良いと思います。

ぼうずさんへ
ぼうずさん、またまたありがとうございました。


       

No.18511 RE:APECさんのセミナー 投稿者:なにわマン 投稿日:2009/07/01(Wed) 09:18

6月28日に大阪で参加した者です。
友人から、目から鱗のセミナーと薦められたので受けましたが、本当に目から鱗がぼろぼろで、5連敗の理由がはっきりわかりました。
キーワードは「B評価になる失敗をしない」でした。私はズバリそれをしていたのでした。
ぜひ受けられることをお薦めします。


       

No.18512 RE:APECさんのセミナー 投稿者:島尻郡 投稿日:2009/07/01(Wed) 10:20

ぼうず様、沖縄県民様
大変有り難うございました。
すぐに、受講の申し込みを行いました。
間に合って良かったです。
tank you very muchです。





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No.18510 RE:APECさんのセミナー 投稿者:沖縄県民 NEW! 投稿日:2009/07/01(Wed) 07:17


島尻郡さんへ
ぼうずさんのおっしゃるとおりです。
会場は大きいところを押さえていますので、まだまだ定員に余裕はありますので、申し込みは大丈夫ですよ。
APECさんが沖縄まで来るので、是非参加したほうが良いと思います。

ぼうずさんへ
ぼうずさん、またまたありがとうございました。


       

No.18539 RE:APECさんのセミナー 投稿者:島尻郡 投稿日:2009/07/06(Mon) 11:34

沖縄県民さま

APEC氏のセミナーの場所なんですが、
「那覇市職員厚生会館」名では(ヤフーの地図で)建物を特定することがが出来ません。場所を教えて頂けないでしょうか。お願いします。


       

No.18541 RE:APECさんのセミナー 投稿者:沖縄県民 投稿日:2009/07/06(Mon) 12:42

島尻郡様

サイトの申し込みフォ−ムの
A那覇市職員厚生会館
というところをクリックすれば、資料が見れますよ。

というか、那覇新都心のサンエ−メインプレスの向かえです。
那覇市上下水道局と同じ敷地内にありますよ。


       

No.18584 RE:APECさんのセミナー 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/07/13(Mon) 20:48

APECさんの沖縄セミナ−が先週土曜日(7/11)にありました。
筆記試験3週間前という中でのセミナ−でしたが、たくさんの方がAPECさんのセミナ−を受講されました。
また、3週間前といえど、素晴らしい内容で残りの短い期間でも非常に役に立つセミナ−でした。
APECさんは凄い!と改めて思ったセミナ−でした。
本当に沖縄まで来て下さってありがとうございました。

北海道のぼうずさん
ぼうずさんのおかげで沖縄で開催することが出来ました。本当にありがとうございました。


       

No.18585 RE:APECさんのセミナー 投稿者:ぼうず 投稿日:2009/07/13(Mon) 21:26

夢追い人 様
ぼうずです。

沖縄セミナー、大成功だったようですね。

会場準備や開催までの段取りはいろいろとご苦労があったと思います。

でも、それを上回るセミナーの内容であったり、充実感があったと思います。

その想いを胸に、試験まで突っ走ってください!
応援しています!


       

No.18588 RE:APECさんのセミナー 投稿者:APEC 投稿日:2009/07/13(Mon) 22:56

おかげさまで4月の出願・筆記試験セミナー、5月からの筆記試験セミナー、無事に終わることができました。
かなりハードなスケジュールを組んだりしたのですが、体調を壊すこともなく、むしろ飲み食いツアーみたいになって太ってしまうくらいでした。
多くの受験生の皆さんの熱さを感じることができ、また本当意多くの皆さんと飲み語らうことができて、感謝に耐えません。

私のお伝えしたことがどこまでお役に立てるかはわかりませんが、どうか皆さんがんばってください。


       


No.18513 平成21年度技術士第二次試験の試験会場 投稿者:ごんぎつね 投稿日:2009/07/02(Thu) 05:02 [返信]

官報(6月30日付)に 平成21年度技術士第二次試験の試験会場 が発表されています。
残りは1ヵ月ですね。

追記:
見やすいように一覧表を作成しましたので、ご参考まで。
http://blog.goo.ne.jp/gon_pe/e/2a8ee81d5cf1d221a713b72e6014e57f


       

No.18514 RE:平成21年度技術士第二次試験の試験会場 投稿者:同士 投稿日:2009/07/02(Thu) 22:23

転勤などで転出しない限り、同じ試験会場です。
この試験はひとつひとつ達成していく中で、会場の雰囲気にも慣れてきますね。
さらに、最近では試験開始時間(総監ですが)も以前より遅くなりましたので、気分的には楽になってきております。
あとは机の幅の狭さの問題かな。
これが改善されたら、さらに・・・。


       

No.18515 RE:平成21年度技術士第二次試験の試験会場 投稿者:APEC 投稿日:2009/07/03(Fri) 01:31

今年は久々に建設部門受験なので、おそらく大阪産業大学なんだろうなーと思っています。
駅から歩いていくとけっこうバテるんだよねーと、道路沿いをずーっと歩いていく光景が思い出されてきました。
がんばりましょう。


       

No.18517 RE:平成21年度技術士第二次試験の試験会場 投稿者:ごんぎつね 投稿日:2009/07/03(Fri) 06:16

>同士さま

 昨年度は文京区にある大学で受験しました。
 大講義室の長机で、縦方向がやたらに短く、苦労した記憶があります。
 机の上にA4縦の解答用紙が入りきるかギリギリで、また、前後の座席の間隔が狭く、
 前の方の背中に用紙が当たると気の毒なので、解答用紙を斜めにして何とか書いていた記憶があります。
 (同じ大学でも、教室のほうは中学校や高校のような個人別の机なので違ったのでしょうが。。。)
 今回、少しでもよい環境ならば嬉しいのですが。

 「さらに・・・」 ???

>APECさま

 お世話になっております。
 今度は、建設部門の別科目ですか。。。すばらしい。
 率先垂範ですね。
 そして、APECさまは将来も決して決してボケたりはしないでしょうが、念には念を入れた、早め早めの予防策ということでしょうか?
 心構え、バイタリティ、モチベーション等、少しでも見習いたいと思います。(^^ゞ


       

No.18523 RE:平成21年度技術士第二次試験の試験会場 投稿者:電気電子受験者 投稿日:2009/07/04(Sat) 06:33

久しぶりに書き込みをさせていただきます。
私が去年受験した時は東京外国語大学でした。
今から思えば大変無茶な勉強スケジュールで大変に幸運であったとしか言えませんが…。
それにしてもAPECさんはすごい意欲と向上心だと思います。
ところで私のハンドルネームですが、改名(?)する事も考えましたが初心を忘れないようにという自分自身への気持ちも込めて以前と同じ名前を続けようと思っています。
駄文で、失礼致しました。


       

No.18524 日本技術士会からの公表(試験会場、受験票発送日) 投稿者:ごんぎつね 投稿日:2009/07/04(Sat) 07:47

日本技術士会から「平成21年度技術士第二次試験筆記試験会場について」について正式なアナウンスがありました。

そして、受験票は7月6日(月)の発送とのことです。

なお、「施設の状況等について、試験会場事務局等に電話等による問い合わせを行わないで下さい。」という注意書きもあります。
電話が殺到すると、先方のご迷惑になりますので注意しましょう。
本スレッド等で情報交換するくらいに止めておくのがよろしいのではないかと思います。


追記:
日本技術士会からのアナウンスは、階層(ネスト)の深い場所に書かれているので、見つけづらいかも知れません。
最初の投稿で示したURLの追記部分にリンクを示しておきましたので、必要に応じてご利用ください。
http://blog.goo.ne.jp/gon_pe/e/2a8ee81d5cf1d221a713b72e6014e57f


       

No.18547 第二次試験の受験票が届きました 投稿者:ごんぎつね 投稿日:2009/07/07(Tue) 12:06

今朝、平成21年度技術士第二次試験受験票が届きました。

封筒には以下の3種類が同封されています。
・平成21年度技術士第二次試験受験票
・技術的体験論文について
・新型インフルエンザの流行状況等に伴う対応についてのお知らせ

ちなみに、受験票は黄色でした。
新型インフルエンザ関連のお知らせが、時流を表していますね。

心と体の健康に留意していきましょう。

追記:
私の場合、準備不足も甚だしい状況ですが、特別な事態が発生しない限り、
次年度以降の糧とするためにも受験するつもりです。


       

No.18555 RE:平成21年度技術士第二次試験の試験会場 投稿者:クリスタルカリバーン  投稿日:2009/07/08(Wed) 16:56

昨日届きました。
昨年までは首都大学東京だったのですが、今年は東大駒場です。
(首都大学東京は今年も試験会場の1つです)
部門変更などないのですが、なぜか会場が変わりました。
複数ある試験会場に受験者をどうやって割り振っているんでしょうね?
どうでもいいことなのですが・・・


       

No.18556 RE:平成21年度技術士第二次試験の試験会場 投稿者:ユタカ 投稿日:2009/07/08(Wed) 18:33

香川県在住のマイナー部門技術士です。
今年は久々に新規部門にチャレンジします。

本日受験票が届きましたが、試験会場を見て少々ガッカリしました。
これまでの受験は自宅から徒歩で行ける香川大学幸町キャンパス(街中)だったのですが、今回は香川大学林町キャンパス(郊外)でした。
「駐車場はないので公共交通機関で・・・」と言われても、結構不便なので困っています。
家内に頭を下げて車で送ってもらうのがベストかも知れないです。

そんなことより勉強ですね。
頑張ります。


       

No.18566 RE:平成21年度技術士第二次試験の試験会場 投稿者:苦言への苦言 投稿日:2009/07/10(Fri) 14:50

公共機関の駐車場使うなんて誰も一言もいってないですよね。

       

No.18575 RE:平成21年度技術士第二次試験の試験会場 投稿者:ごんぎつね 投稿日:2009/07/12(Sun) 18:59

日本技術士会の試験・登録情報のトップページに「平成21年度 技術士第二次試験 筆記試験会場について」の情報が追加されました。
(7月7日に追加されたようです。)

わかりやすくなったので、よかったと思います。


       


No.18542 電気電子部門1次試験 過去問題を掲載しているサイト 投稿者:K.N 投稿日:2009/07/06(Mon) 23:18 [返信]

こんにちは、

今年、技術士 電気電子部門の1次試験を受験します。専門科目の中でわからない問題がありますので、質問したいのですが、その問題をここに掲載すれば、著作権に触れるかもしれません。そこで、過去問題を、掲載しているサイトを探しているのですが、あるでしょうか?


       

No.18544 RE:電気電子部門1次試験 過去問題 投稿者:zone 投稿日:2009/07/06(Mon) 23:59

「引用」という形を取れば著作権的に問題ないでしょう。
以下の点に留意して質問して頂ければ、お答えできるかもしれません。
・必要最小限の範囲で、改変せずに転記
・出典を明記(平成xx年度電気電子部門1次試験X−Y)


       

No.18546 RE:電気電子部門1次試験 投稿者:APEC 投稿日:2009/07/07(Tue) 09:44

技術士試験の過去問題については、それが技術士試験問題であることを明記すれば、引用・転載等、一切問題ありません。(臨時掲示板開設とか「合格答案実例集」出版といったことにあたり確認したことです)
ただ、年度、一次試験・二次試験の別、科目、問題番号は明示したほうがいいと思います。


       

No.18572 RE:電気電子部門1次試験 過去問題 投稿者:K.N 投稿日:2009/07/12(Sun) 08:14

了解しました。解からない事項を質問させて頂きますので、よろしくお願いいたします。

       


No.18569 B/Cの見直しの信頼性について 投稿者:レセプションフルオープン 投稿日:2009/07/11(Sat) 03:26 [返信]

今後の道路整備の方向性を示す道路の中期計画の素案がこの度まとめられ、そのなかでで、最新の交通需要推計に基づく費用便益算定を行うこととなっていますが、このB/Cは、算定者がそれぞれ作成することとなる道路配分ネットワークや配分対象OD表によって、温度差が生じることが懸念されます。より信頼性の高い交通需要推計手法として、利用者均等法があると聞きますが、どれくらいの信頼度があるのでしょうか。人口減少や若者の車離れなどを考えても、今後の道路整備は厳しい局面になっていくと思われます。
交通需要推計に詳しい方々の見解をお聞かせください。


       


No.18525 受験票届いてますか? 投稿者:Mint 投稿日:2009/07/04(Sat) 13:06 [返信]

残り1ヶ月をきりましたが、皆さんにはすでに受験票は届きましたか?

       

No.18526 RE:受験票届いてますか? 投稿者:同志 投稿日:2009/07/04(Sat) 16:50

まだです。
受験票が届きますと、気合がさらに入りますね。
ところで、以前自分が合格した時の受験番号でその後の受験者が合格すると、なんだかほっとした気分になります。
がんばりましょう。


       

No.18527 RE:受験票届いてますか? 投稿者:ごんぎつね 投稿日:2009/07/05(Sun) 07:07

受験票は7月6日(月)の発送ですよ。

追記:
日本技術士会からアナウンスされています。
No.18524 参照
http://16611.webspace.ne.jp/rental/img_bbs2/bbs.php?pid=16611&mode=r&no=18524&mode2=tree


       


No.18521 総監の記述式論文の書き方 投稿者:総監初受験者 投稿日:2009/07/03(Fri) 19:45 [返信]

総監の記述式論文の書き方でちょっと気になることがあり質問させて頂きます。
記述式論文については、そこそこ総監用語(青本に出てくる)をちりばめながら記
述した方がよいのでしょうか?
それとも逆に総監用語の羅列になるとよくないのでしょうか?
そのへんのバランスがちょっと気になっています。
あまり本質に関係ない質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。


       

No.18522 RE:総監の記述式論文の書き方 投稿者:やんばる 投稿日:2009/07/03(Fri) 23:23

総監論文ですから、総監用語を用いた論文が良いです。但し、用いる用語をしっかり理解した上でが前提です。その理由は、用い方がおかしければ口頭試験でしっかりチェックされるからです。
後すこしです、頑張ってください。


       


No.18516 一次の二部門合格の必要性 投稿者:boss 投稿日:2009/07/03(Fri) 06:16 [返信]

本日で今年の一次試験の締め切りですが
一次試験を二部門合格されている方は
いますでしょうか?

自分は 一次建設部門に合格しているのですが
将来は 応用理学 地質部門で合格を目指して
いるので 応用理学の一次も合格している方が
試験には 有利なのかな?なんて考えてしまいます。
(受験資格的には 合格していなくても構わないのは
 知っていますが)

ご意見を聞かせていただければ ありがたいです。


       

No.18518 RE:一次の二部門合格の必要性 投稿者:みんな頑張れ 投稿日:2009/07/03(Fri) 08:55

まったく関係ないと思います。
基礎知識の吸収程度であれば、無駄にはなりませんが。
一次建設、二次応用理学の人を、2人知っています。
廻りだけで2人は、比較的多いと思いますけど。


       

No.18519 RE:一次の二部門合格の必要性 投稿者:こんちゃん 投稿日:2009/07/03(Fri) 12:31

私は衛生工学の技術士です。
一次試験は衛生工学→衛生工学の技術士となりました。しかし、建設部門の一次試験も秘かに受け合格しました。
受験資格的に受けた訳でなく、いちからスタートするために一次試験から受けることとしました。


       

No.18520 RE:一次の二部門合格の必要性 投稿者:jojomu 投稿日:2009/07/03(Fri) 17:19

私は一次「建設」、二次「応用理学(地質)」です。
勤めている会社内でも、私の他3名が同様のコースです。
職種によるでしょうが、同様のケースは比較的多いのではと思います。
有利かどうかについていえば、全く関係ないでしょう。


       


No.18503 第2次試験 投稿者:ひろじ 投稿日:2009/06/27(Sat) 08:40 [返信]

こんにちは。私はJABEE認定を受け一次試験は免除されており、今後機械部門の二次試験を受験しようと考えております。現在某機械メーカーで生産管理の仕事をしていますが、現在の仕事はどちらかというと生産計画作成や工程管理であり深く技術を掘り下げているわけではありません。二次試験受験は可能でしょうか。それとも生産技術部門等に移り技術に関わる業務を経験したほうがよいのでしょうか。よかったらアドバイスお願いいたします。

       

No.18504 RE:第2次試験 投稿者:勘介  投稿日:2009/06/27(Sat) 11:13

ひろじ様
受験は、実務経験の要件さえ満たせば可能です。経路2での受験が良いと思います。部門を何で受けるかですが、機械か、現在の仕事からして経営工学かでしょう。技術を掘り下げていなくても、どのように考えて業務を行っているか、これから技術者としての素養をどのように磨こうとしているのか、が重要だと思います。是非、技術士資格にチャレンジしてください。


       

No.18507 RE:第2次試験 投稿者:Bちゃん 投稿日:2009/06/28(Sun) 15:35

ひろじさんこんにちは。
私は機械部門の技術士ですが、先日同じ工場に勤務している方が経営工学部門に合格されました。
その方は、ひろじさんと同じく生産管理の業務で工程管理が主な業務内容です。
確かに、一つの技術を深く探求する・・ということは少ないかも知れませんが、「管理技術」や「工程(ライン)設計」という言葉もありますし、技術士法に定義されている能力を身につければ、充分合格は可能だと思います。
頑張って下さい。


       


No.18475 技術士を育てる会社 投稿者:けん 投稿日:2009/06/21(Sun) 21:45 [返信]

私は某電気機器メーカに5年ほど勤めておりますが、
技術士として自分の技術力に自信を持ち、
異業種の専門家の方達とも切磋琢磨
したいと思うようになり、一次試験を今年受験します。

私は技術士(電気電子部門)になるという
キャリアプランを実現できる
転職先を探しております。

技術士を育てる雰囲気がある会社というものは
ございますでしょうか。技術士補であっても
採用している技術士事務所はございますでしょうか。
現役の技術士の方々と身近に仕事が出来る場で
自分の技術を磨いていきたいと思っています。

よろしくお願いいたします。


       

No.18476 RE:技術士を育てる会社 投稿者:kidscon 投稿日:2009/06/21(Sun) 23:54

>>けんさんへ
技術士(電気電子部門)になるというキャリアプラン・・・すばらしい。先輩としてとても嬉しく思います。
是非一次試験は一発合格を目指して下さい。
異業種の専門家の方達とも切磋琢磨・・・いいですね。若手技術士補の集まりもあるようですので技術士
会に入会されたら良いかと思います。

ただ、組織ぐるみで技術士育成に力を入れてくれる会社というのは電気系ではあまり聞いたことがありませんね。
転職をお考えになるご事情はわかりませんが、どんな仕事でも二次試験(体験論文)のテーマは転がっている
ということには気づいて欲しいと思います。
電気機器メーカに5年勤務されたキャリアを生かして二次試験に挑む方法も十分あるように思います。

技術士事務所ですか。若いやる気のある方なら採用してくれるんでしょうね。
今はあまり景気の良さそうな話しは聞きませんけど、これからは何と言ってもエコの時代ですから。
電気設備や電子機器、情報通信(ICT)や制御の分野はきっと引っ張りだこになってくるでしょう・・・と期待をこめることにします。


       

No.18477 RE:技術士を育てる会社 投稿者:zone 投稿日:2009/06/22(Mon) 07:02

この業界で組織ぐるみでの技術士取得支援を行っているのは、大手重電のHさんが結構有名ですね。

その他企業でも資格取得奨励金制度で支援しているところは多いですが、受験指導までは期待できないと思います。

私としては、1次合格して祝賀会に出席することをお勧めします。そこで知り合った既技術士から指導を受けるとか、
異業種の同士を見つけて勉強会を開くのも良いのではないでしょうか。


       

No.18478 RE:技術士を育てる会社 投稿者:合格後が大切 投稿日:2009/06/22(Mon) 20:07

T電の関係会社であるK電工が、全社的な支援体制を強化して08年度の合格者を大幅に増やしたと、業界紙に出ていました。転職可能かどうかはわかりませんが。
「(08年度)社員16人が合格(過去最多)」「部門別内訳は、電気電子12人、情報工学2人、建設2人」「社全体の技術士は119人」「今後在籍する技術士の減少を想定し、技術士数増加に向けて全社的に支援体制を強化。」「08年度から本社事業本部や支店で部長、支店長が受験を推奨。支援体制として社内技術士による論文添削指導、受験に支障を与えない業務ローテーションなどが行われた。」など(09.3.13付D気新聞より)


       

No.18481 RE:技術士を育てる会社 投稿者:暴言野郎マックガイハー 投稿日:2009/06/22(Mon) 21:39

技術士資格取得目的の業務や転職は難しい
と思います。
通常の業務を通じて経験論文ネタを仕入れる
ものであり、技術士事務所に転職してからは
難しいのではないでしょうか。
私なら今の会社で技術士取得してから転職します。


       

No.18482 RE:技術士を育てる会社 投稿者:kidscon 投稿日:2009/06/22(Mon) 22:17

技術士事務所も視野に入れておられるようですので、技術士会の検索システムで調べた結果を一部ご紹介しましょう。
技術士事務所として登録されている、大手有名コンサルタント会社です。
電気電子部門の部会などでも活発な活動をされていますので、きっと社内で受験を奨励されていると思います。

会社名だけ入力した技術士数: 560名
会社名&電気電子部門:     32名
同上&総合技術監理部門:     7名
部門フリーの総合技術監理部門:235名

東京都千代田区に本社があります。ご参考まで。


       

No.18486 RE:技術士を育てる会社 投稿者:詐欺士(似非総監) 投稿日:2009/06/23(Tue) 23:07

けん様が電機メーカーでどのような業務を担当しているのか分かりませんが、もし、「ポンプ」や「水処理」に関連した業務に少しでも携わっているのなら、水コン(上下水道コンサルタント)がお勧めです。
昔この業界にいましたが、コンプライアンス遵守の世の中の流れで、「メーカーに頼まず自社で業務をこなす」(本来は当たり前のことなんですが・・・・)必要性が高まり、大手(下水道事業団発注の処理場やポンプ場関連業務を履行するレベル)はどこも血眼になって技術者を確保しようとしています。
但し、もしこうした会社に入った場合は。技術士取得は「夢」ではなく「業務命令」になります。

なお、業界自体は非常に斜陽産業のため、将来性は「??????」なことを申し添えます。


       

No.18505 RE:技術士を育てる会社 投稿者:けん 投稿日:2009/06/27(Sat) 18:21

先輩方々よりの貴重なご意見、ありがとうございました。まずは一次試験を突破できるよう頑張ります。

       

No.18506 RE:技術士を育てる会社 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/06/27(Sat) 20:13

電力系コンサルタント会社なんかに熱心に電気の技術士を養成しているところがあるみたいですよ。

       


No.18385 勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:三頭 投稿日:2009/06/14(Sun) 19:44 [返信]

私は休日、図書館の自習室に通って、勉強をしています。今日も、朝から図書館で論文作成の練習をしていました。練習なので、速記していたわけでもなく、下に紙を敷いて、柔らかくしていましたが・・・。

それでもほどなくして、近隣で読書中の中年女性が、鉛筆のコツコツという音がうるさいと、苦情を言ってきました。私は謝罪をして、遠い席に移動しましたが。

本心は、「ムダ話は別だけど、自習室とは、そういうところだよ。いつもは、あっちこっちでコツコツ。それも気になるなら、耳栓でもすれば?」と言いたかったけど、こらえました。

20分後、学生が増えてきて、コツコツの合唱状態になり、分かったかなと思い、女性の席を見ると、もう姿が消えていました。

こんなことも、40歳を過ぎて技術士試験に挑戦しているから思うことであって、挑戦していなかったら女性と同じ感覚だったかも(笑)

なんせ、自習室の雰囲気なんて、20プラス数年前に味わったきり、忘れていましたから。


       

No.18386 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:同志 投稿日:2009/06/14(Sun) 20:35

いやはや、三頭さんと同じような経験があります。
私も図書館で自習していたとき、同じ机に座っていた女性がしばらくするとせんべいを食べはじめたのです。
ぶんなぐってやりたい気持ちになりましたが、そこは抑えて、席をかわりましたけど。
リスクは自分から近づかなくても、どこからか近づいてくるのですね。
このような時のリスクマネジメントは、自分からそこを抜け出すこと。
または、相手が移動するところまで頑張ること。
余計なことですが、論文は暗記するのではなく、理解するように心がけてください。
集中していれば、周りのことも気にならないかもしれませんぞ。
がんばりましょう。


       

No.18389 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:リストラマン 投稿日:2009/06/14(Sun) 23:45

いやはや煎餅ですか。私の場合は、隣席の女性が魚肉ソーセージをぱくついていました。
先ほどから生臭い臭いがするので変だ?と、さすがに集中が途切れて気付きました。

おそらく彼女は、飲食禁止は知っていて、「音がしない食べ物であれば許される」と禁止の理由を解釈していたのだと思います。
注意するとすぐに、ソーセージを引っ込めてくれましたがこういったエピソードからも、張り紙の禁止事項も人それぞれ都合がいいように解釈するものだと思いました。


       

No.18394 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/06/15(Mon) 12:09

私も図書館のほうで勉強する機会が増えてるんですが、確かに鉛筆のコツコツという音は気になるときは気になっちゃいますね。
下敷きとか敷いていれば音はならないと思いますが、机の上に直接用紙を置いて書けば音が大きくなるようです。
あと、赤ペンやマ−カ−で線を引くために、ペンをとっかえひっかえしてマ−キングしてる方がいて、その時に机に静かに置けばいいのに大きな音をたてて置く人がいるんですよね。こういう方は周りから白い目で見られています。みんな一生懸命なので、自分では気づいてないみたいですね。
他には親子連れも結構多くて、小さい子供はどうしても騒ぐんですよね・・泣いたりとか。

私は、1回気になったらずっと気になってしまうので、デジタルオ−ディオを聞きながら勉強しています。
音楽聞きながら勉強なんて?って思う方もいるかもしれませんが、私は意外と集中できます。


       

No.18395 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:きりん 投稿日:2009/06/15(Mon) 12:29

夢追い人 様

デジタルオーディオから漏れてくるシャカシャカ音が、周囲の迷惑になっているのではないかとは思いませんか?
シャカシャカ音は、聞いている本人には分かりませんが、周囲の人は気になるものですよ。


       

No.18396 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/06/15(Mon) 12:38

きりん様

ご忠告ありがとうございます。

私が使っているのはイヤホンですし、音漏れしない構造になっているので大丈夫です。
漏れないかどうか試してもいます。


       

No.18397 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:きりん 投稿日:2009/06/15(Mon) 14:41

夢追い人 様

別に忠告したわけではありません(笑)
夢追い人さんならご配慮されていると思っていました。

私は、音楽を聴きながら勉強をしたことないのですが、勉強がはかどる音楽なんて売ってるんですかね?
あったら、試したいと思います。


       

No.18399 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/06/15(Mon) 16:46

人の字を書く音に反応して、試験会場ではどのようになさるのでしょう。耳栓って持ち込み可能でしたっけ。それに試験会場では、消しゴムで消す際、机を揺らしたり、諦めていびきをかいて寝る者まで現れるしまつ。

皆さんのように倫理観ある受験生ばかりでないのが以外に多いように思います。


       

No.18400 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/06/15(Mon) 20:51

ハマーンさんに同意見です。本試験には変な人がたくさんいます。鉛筆音程度が気になる集中力で本試験の時に集中できるのか疑問です。
合格するには集中力をつけるトレーニングも大事ですよ。


       

No.18403 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:同志 投稿日:2009/06/15(Mon) 22:05

そうそう、試験場で思っていることは、あの机の狭さですね。
みなさんは気になってはおりませんか。
まあ、試験に夢中であればそんなもん、気にしている場合かと言われそうですね。
あと、試験中に後ろの受験者がページをめくる度に背中に触れるの。
あれはいやですね。
こんなことにも気を使っている場合ではないのですが。
机はやはり広いほうがいいでしょうね。
会社の机とか、自分ちの机とか。
なんせこの試験は、何かとストレス紛れの中で行われるのですから。
みなさんがんばりましょう。


       

No.18409 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:カイザー 投稿日:2009/06/16(Tue) 00:00

確かに試験場が狭いです。集中力なくなりますね。
1次試験の会場のときもひどかったです。
時計もないし。
ただ、このくらい気にしていたらだめなんでしょうけど。


       

No.18411 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:zone 投稿日:2009/06/16(Tue) 07:31

逆に快適な試験会場にあたる事もありますね。

大阪大学の新教室が試験会場だったときは
机も広く、前後左右の間隔も十分、空調もマイルドで
とても集中して試験の臨むことができました。

でもまぁ結局この年は筆記不合格でしたが…


       

No.18488 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:mcberry 投稿日:2009/06/24(Wed) 09:08

試験の途中で空調から水が滴り始め
その後ストップ。
空調が途中で止まると、最初からないよりもさらに灼熱地獄という感じでした。
私はこの年は重願で前日の勉強しかやっていなかったこともあり、適当に書いて出てきちゃいました。
この年のこの部屋の合格者はほとんどいなかったのでは。


       

No.18502 RE:勉強していなければ分からないことも・・・ 投稿者:リアリスト 投稿日:2009/06/26(Fri) 17:00

試験場の自分の席の周囲環境というのは、非常に重要だと思います。
一昨年受験したときは、隣の人の論文の書き方が尋常ではなく、ものすごい勢いで鉛筆を走らせているものだから、机は揺れるわ手が疲れないのかが気になるわで、しかも1枚以上書いたであろうと思われる都度、全部消して書き直しているような感じの連続でした。
集中しようとしても物理的に机が揺れるものだから集中しきれず、本当に参りました。
まぁ、結果的に合格したので良かったものの、失敗していたらやりきれない気持ちになっていたと思います。
集中して物事を行うときに、無意識のうちに周りに迷惑を掛けていないか、最近では特に注意するようにしています。


       


No.18483 環境測定2次試験 投稿者:tmt 投稿日:2009/06/23(Tue) 20:46 [返信]

環境測定における分析精度管理の必要性を明記し、具体的な環境媒体を
挙げて問題点について論述せよ。

この問題について問ういった内容で述べたらいいか教えてください


       

No.18484 RE:環境測定2次試験 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/06/23(Tue) 21:15

自分なりの解答を述べずに、いきなり他人に解答を求めるような程度の技術者では技術士になるのは難しいですよ。自分としての解答を出してから、他人に意見を求める癖をつけてください。

       

No.18490 RE:環境測定2次試験 投稿者:Rawi 投稿日:2009/06/24(Wed) 11:24

どこかの掲示板の過去ログに、同じような話題があった気がします。
検索されましたか?


       

No.18495 RE:環境測定2次試験 投稿者:おつ 投稿日:2009/06/25(Thu) 12:39

環境測定の「か」の字も知らないことを予めご了承ください。

私なら,とりあえず下記の見出しで書くかな・・・気分転換がわりにやってみただけなので参考にはなりませんが・・・

1.環境測定の目的・役割
 そもそも環境測定ってのはなんのためにやってるの?
2.目的を達するための重要ポイント
 @客観性の確保。
 A管理基準値と比較し得る精度
 B・・
 C・・・
3.分析制度管理の必要性
 先に述べた目的と重要ポイントを満たすために必要だってことを簡単に書いておく。
4.具体的事例:○○の場合
「○○測定の目的」
「必要な精度(管理基準値との関係)」
「必要な精度を満たすための注意点・問題点」
「自分の工夫(これまでの経験)」
「将来展望」


       

No.18496 RE:環境測定2次試験 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/25(Thu) 13:50

どこまではわかるけれど(あるいはこうじゃないかと思うけれど)、ここがわからないというポイントを示していただけるとアドバイスのしようもあるんですが・・・・

       

No.18498 RE:環境測定2次試験 投稿者:tmt 投稿日:2009/06/25(Thu) 21:39

「具体的な媒体をあげて問題点について論述せよ。」
この部分に関しては、やはり有害大気汚染物質測定方法マニュアルの精度管理やダイオキシン類に掛かる土壌調査マニュアルの精度管理の内容が論述の対象になるんですか。


       

No.18499 RE:環境測定2次試験 投稿者:金杯 投稿日:2009/06/25(Thu) 23:36

環境測定の技術士です。

H13の問題ですよね。
私だったら・・・・。
最初の1/3くらいで、分析精度管理の必要性を述べます。
その後は、自分の得意な分野で、具体的に例を挙げながら、問題点(&できれば解決の方向)を述べます。自分の得意な分野(問題文では媒体と言っていますが)は、大気でも水質でも土壌でもかまわないです、本人が書きやすければ。

「有害大気汚染物質測定方法マニュアルの精度管理やダイオキシン類に掛かる土壌調査マニュアルの精度管理」でもいいと思いますが、私なら避けます。
マニュアルがきちんとあるものについて、問題点を指摘するのは難しいように感じます。逆に、マニュアルどおりのことを述べるだけでは、問題点について論述したことにならないでしょう。
もちろん、マニュアルの問題点をしっかり述べるだけの実力があれば構わないでしょうが。

環境測定の受験者にありがちなのが、JISや指針にしたがって分析を行っており、技術士としてふさわしい経験がない、というものです。
JISや指針でカバーし切れていないところにこそ、技術力や経験に基づく判断が求められるものと考えます。
本スレッドの問題文への記述のしかたについても同様のことがいえて、マニュアルが整備仕切れていないような分野や、マニュアルで対応できないようなケースについて記述する方が、書きやすいうえにアピールにもなると思います。
せっかく「具体的な環境媒体を挙げて、」とあるのですから、自分が日頃問題意識を持ちながら取り組んでいる、自分の得意分野に引きずり込んで、そこで勝負しましょう。

過去問を研究するのは重要なことですが、あまり古いものについては、最近と傾向が異なっていないか確認されることをお奨めします。

環境部門の中でもマイナーな環境測定の技術士が増えることを期待しています。
tmtさん、がんばってください。


       

No.18500 RE:環境測定2次試験 投稿者:はじめ 投稿日:2009/06/25(Thu) 23:37

 ナノグラム単位の微量物質のモニタリングでは最適なサンプリング、信頼性の高い分析、適切な評価が必要でしょう。
 分析の目的、対象となる物質(ダイオキシンなど極微量化学物質)、環境媒体(大気、水、土壌、生物中など)によって手法が異なり、それぞれ最適化や高精度化が求められます。
 環境省が実施している、「環境測定分析統一精度管理調査」はご存知でしょうが、同一試料でも実施者によって結果にはばらつきが出ます。
 このため、統計学的手法を用いた複数回の分析実施やクロスチェックが精度管理上重要となります。
 この問題は金杯様ご指摘のとおり過去に出題されたものでしょうが、答案としての「何が課題で解決すべき問題なのか」は業務を通じて、ご自分で考えるしかないのでは?
 


       

No.18501 RE:環境測定2次試験 投稿者:Rawi 投稿日:2009/06/26(Fri) 16:50

本掲示板の過去ログは「分析値の信頼性の確保について」で、意見がありましたね。
同じような題材で毎年出題がありますが、この手の問題は難易度が高い気がします。

題意のままですと問題点のみを記載してしまいがちですが、技術士論文としては「一般的背景→課題→解決策→展望」の構成が必要かと思います。

具体的な媒体・・・が引っかかりますが、すでに公定法になっていることばかり述べても、評価が低いと思います。

私なら選択しない問題かな・・・
(A評価がもらえるものを書ける自信が無いです)


       


No.18487 なぜ、無意味な伏字にするのか 投稿者:あらあら 投稿日:2009/06/24(Wed) 00:09 [返信]

企業や団体に対して
悪評・非難・中傷的な内容を述べるならともかく、

当該団体に対して
良さそげな内容(好感をもたらす内容)や
本当の事実のコメントをする場合に
伏字をする方が多いのですが、必要でしょうか?

私が不勉強で知らないだけで、
伏字にしないと法律違反や掲示板規約違反でしょうか?

最近の具体例を上げます。

>この業界で組織ぐるみでの技術士取得支援を行って
>いるのは、大手重電のHさんが結構有名ですね。

↑実際、その通りですし、伏字にするような
 内容とは思えず。。。。


>T電の関係会社であるK電工が、
>全社的な支援体制を強化して08年度の合格者を
>大幅に増やしたと、業界紙に出ていました。

↑実際、すぐにわかってしまうし、
 中傷でも何でもなく、
  伏字にするような内容とは思えず。。。。


       

No.18489 RE:なぜ、無意味な伏字にするのか 投稿者:xxx 投稿日:2009/06/24(Wed) 11:05

第三者が企業名を入れて検索したときに闇雲にヒットしないようにするためのエチケットという面もあると思っていましたがどうでしょうかね。
それと、その後に続くかもしれない意見、反論が、その企業にとって不名誉なものも出ないとも限らないです。なので誰でもわかるようにした伏字にしておけば検索にヒットしないので無難な面もあると思います。
実名を出すか出さないかは記入者と管理人さんに任せておけばいいと思うのですがいかがでしょうか。
私はNo.1847とは無関係です。


       

No.18491 RE:なぜ、無意味な伏字にするのか 投稿者:XXXX 投稿日:2009/06/24(Wed) 15:29

良いことをわざと書く宣伝が横行することにも繋がると以前説明があったような・・・・

       

No.18492 RE:なぜ、無意味な伏字にするのか 投稿者:zone 投稿日:2009/06/24(Wed) 19:27

伏字でカキコミした当人です。

別に意図があって伏字にしたわけではなく、普段の仕事でも会社名をアルファベットで呼ぶことが多いので、
いつものクセでそう書いてしまっただけのことです。
(どこで誰が聞いているか分からないので、社内の人間と話すときには符丁を用いることが多い)

要らぬ誤解を与えてしまったようで、その点は申し訳ないです。


       

No.18493 RE:なぜ、無意味な伏字にするのか 投稿者:合格後が大切 投稿日:2009/06/24(Wed) 23:02

正直申し上げて、伏字にする必要があるのかなあと思いつつも、企業名等の実名を挙げることに何となく抵抗を感じ、あのような表現としました。
xxxさんほかの説明のような意味があったのかと、ホッとしています。
もし、実名を用いて、逆の指摘を受けていたならば答えに窮してきっと後悔していたと思います。
ご指摘いただいたあらあらさん、お答えいただいたxxxさんほかのみなさんどうもありがとうございました。勉強になりました。


       

No.18497 RE:なぜ、無意味な伏字にするのか 投稿者:あらあら 投稿日:2009/06/25(Thu) 18:31

>第三者が企業名を入れて検索したときに
>闇雲にヒットしないようにするためのエチケット

なるほど、そう言われれば確かにそのような
側面がありますね、納得です。

>良いことをわざと書く宣伝が横行することにも繋がると以前説明があったような・・・・

なるほど、、
マッチポンプの視点は私から欠落していました。

大変参考になりました。ありがとうございました。


       


No.18479 技術士名刺表示 投稿者:BUN 投稿日:2009/06/22(Mon) 20:26 [返信]

50代前半、既技術士(建設)。中堅技術系専門会社勤務。新規物件の積算業務中でありますが発注者より設計図等の発注資料作成依頼されています。
断われず対応している状態。会社からも断わるなという指示です。
厳密にいえば法違反です。技術士の責務が守れない状況です。家族もいるし、辞めるわけにもいかないのでせめて名刺の技術士を消したいと考えています。この場合、名刺から名前を消すだけでよいのか事務所を移さなければならないのかご教授願えないでしょうか。
発注者が姿勢を正さない限りこの問題は受注者から正すことはできないです。
また、この場合の対応策としてご意見をお聞かせ頂ければと思います。
ちなみに相手の発注者の担当も技術士です。


       

No.18480 RE:技術士名刺表示 投稿者:IQ50000 投稿日:2009/06/22(Mon) 21:22

今ひとつ、真意がわからないのですが・・・。
まず新規物件の積算業務中というのは誰が行っていることなのでしょうか?発注者が新規物件の積算業務中で、BUN様の会社になにがしかを依頼しているのでしょうか?そもそも新規物件というのは工事のことでしょうか、それとも設計業務のことでしょうか?

仮に工事の発注で、いわゆる詳細設計に値するものを作ってくれと言われているのでしたら、「それで会計検査は大丈夫ですか?住民監査請求に耐えられますか?」と強く確認すれば済む話だと思うのですが。

また法違反とは具体的にどの法律のどの条項に違反するとお考えなのでしょうか?

辞めるわけにもいかないのに、事務所を移す必要があるのかという点も良くわかりません。辞めるわけにいかないのであれば、とどまる以外に選択肢はないと思いますが。少なくとも名刺から技術士を消しても、業務で管理技術者を担当すれば、その案件で技術士資格が必要と仕様書に書かれている限り、BUN様は技術士です。本当に嫌であれば、技術士登録を廃止しなければなりませんが、それで今の会社にとどまることができますか?

50代の先輩に対して失礼かと思いましたが、率直な感想を書かせていただきました。


       


No.18353 総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:南の総監受験生 投稿日:2009/06/09(Tue) 13:59 [返信]

今年初めて総監を受験します。私の理解不足のため、わからない点があります。
青本のP138にリスクマトリクスがあり、領域Dの説明文に「リスクを許容」と書いてあります。リスク対策に「許容」は入っていません。
この「許容」と対策のひとつである「保有」の違いがよくわからないのです。どなたかご教示いただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。


       

No.18361 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:南の国から 投稿日:2009/06/10(Wed) 07:07

私も同類の初受験生です.
許容は,発生確率が低く,被害も小さいので,対策しなくても良い,ということでしょうか.
総監って難しいですね.


       

No.18365 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:apecチルドレン 投稿日:2009/06/10(Wed) 20:13

H20年度に総監部門(建設-施工計画)に合格したものです。自分なりのリスク保有についての考えを述べさせて頂きます。
発生確率が低く、被害規模が小さいリスクに対しては、事前対策に費用をかけるよりも、発生後に対応した方が全体として被害が小さくなる場合があります。このように事後対策でも時間的・経済的に問題がなければ、リスクを低減・回避・移転せず、無対策で保有する方が有利となる場合があります。これをリスク保有と考えています。
 経済性管理と安全性管理のトレードオフにおける判断基準の1つだと考えています。


       

No.18380 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:kidscon 投稿日:2009/06/13(Sat) 00:31

ここでいう「保有」と「許容」は区別していると思われます。
「保有」は、そのリスクが実際に発生すると困るリスク。事後に何らかの対策が必要なリスク。
それに対して「許容」は、そのリスクが実際に発生してもそれほど困らないリスク。ちょっと嫌だけど我慢できるリスク。
従って「許容」の場合はリスク対策を建てません。
質問者の意図を汲んで、平易な言葉でお答えするとこのようになろうかと。。。


       

No.18382 お礼 投稿者:南の総監受験生 投稿日:2009/06/13(Sat) 17:59

南の国からさん、apecチルドレンさん、kidsconさん
 ご回答ありがとうございました。

わかりやすいご説明で、区別がよくわかりました。

みなさま、どうもありがとうございました。


       

No.18383 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/14(Sun) 08:11

同じと考えてかまわないと思います。
「リスク(が顕在化すること)を許容し、それを保有したままにする」ということですから。
対策としてリスク保有を選んだなら、一切の対策は行いません。対象は、確率に関係なく(確率は大でも)被害規模がごく小さいもの、被害が大きくとも確率があり得ないほどものすごく小さいものでしょう。
どんな小さなことでも対策をとったらリスク保有にはなりません。


       

No.18393 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:とうりすがり 投稿日:2009/06/15(Mon) 10:46

許容と保有は違うのでは無いですか?
許容とは若干のリスクが残るにしても対策を取らない境界です。
それに対して保有はリスク対策も必要なゾーンですから(事後の金銭的保障も対策と考えます)種々のリスクに優先順位をつけると考え易いのでは無いですか?

・最優先で対策が必要なリスク
 対策をこうじないと業務進捗を出来ない事象
・優先的に対策が必要なリスク
 ただちに対策が必要な訳では無いが事前に対策が必要 なリスク
・優先順位の低いリスク=保有リスク
 事前対策が望ましいが、業務の進行にさほど支障が無 いリスク


       

No.18398 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:いさ 投稿日:2009/06/15(Mon) 14:52

私もAPECさんと同じく「許容」と「保有」はほぼ同じものと考えています。
「リスク許容」=リスクを受容する許可を与えること。言い換えればリスクを受容する意思決定、と日本語上は読めます。
(ちなみに「リスク保有」=特定リスクからの結果を受容すること。青本P139)

青本P138で言う、D領域は、リスクを保有して良いと即断(言い回しはちょっと良くないですが)できる範囲だということです。
B・C領域にも、リスク保有するかもしれないリスクは存在しますが、即断(許容)はできない、ということでしょう。


       

No.18405 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:いさ 投稿日:2009/06/15(Mon) 22:20

追記です。APECさんのおっしゃるとおり、リスク対策を取るとしたリスクは「リスク保有」とは言いません。

リスクはゼロにはできない、というのがリスクアセスメントの原則です。
そこで、数あるリスクを一定の基準で評価をして、あるラインで線引きをします。
そのラインより低いリスクは「リスク保有」として、甘んじて受容(許容)します。
そのラインよりリスクが高い、となったリスクは、
 ・「リスク低減」 対策を取って基準ライン以下にする。
 ・「リスク回避」 そのリスクのある事はやらない。
 ・「リスク移転」 リスクを別なところに振り替える。保険に入るなど
のどれかの対策を取ることになります。
「リスク低減」をしても、リスクはゼロにはなりませんが、基準ライン下までリスクを下げることができれば、「リスク保有」することができることになります。

ですから、「リスク保有」でもリスク対策が必要、と言うのは誤りで
「リスク低減」策を取った結果、許容領域まで下がったリスクは「リスク保有」できる、というのが正しいでしょう。


       

No.18406 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:kidscon 投稿日:2009/06/15(Mon) 22:32

18380の回答で、ほぼ全員の方の同意が得られると思っておりました。
質問者からもお礼を戴き自己満足しておりましたが甘かったですね。
まさかMr.総監のAPECさんを含む複数の方から異を唱えられるとは、思いもよりませんでした。

ただ、青本の言わんとしている本質を素直に読めばやはり18380の回答はほぼ正解でしょう。
少し表現が足りなかったでしょうか?

私は「何も対策をしない」という表現の中には、3種類のケースが含まれていると考えます。
・大きなリスクに備えて保険を掛けるというリスク対策があります。ご存じの通り「移転」ですね。
しかしこれは見方によっては本業に対しては何も対策をしていない、ともとれます。
・同様に、「保有」はその時は何も対策をしていないように見えますが、リスクが顕在化したときには、例えばお金、例えば人的資源を掛けて事後の処理をします。
つまり「保有」すると決めて「覚悟」ができています。保険を掛けるよりも総合的に利があると判断しているわけです。
・さて「許容」はどうでしょう。リスクが顕在化してもちょっと我慢して受け入れましょうという意味です。
例えば多少品質が落ちるとわかっていても、これにいちいち拘っていたら採算が合わないとか、小さな少数のリスクに全て対応していたら経済的に元も子もなくなるというケース。
つまり事前も事後も対策をとらないリスクのことでしょう。
似たような意味ですが、ここでは明らかに区別して記述されていると思われます。

いさ さんへ。
あまり単語そのものの意味にこだわるのではなく、前後の文脈を読み取る方が重要ではないでしょうか?
貴殿の文章を何度読み返してもおっしゃりたい意味が伝わってきません。
総監を既にお持ちでしたら大変失礼なのですが、私はとにかく解りやすい平易な文章を心がけて総監を一昨
年取得しました。
偉そうにすみませんが参考になればと思います。


       

No.18407 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:勘介 投稿日:2009/06/15(Mon) 23:32

kidscon様
ひとつ、質問です。リスクが顕在化した時には、それは既にリスクではなくなっているのではないでしょうか?リスクマネジメントと危機管理の違いではないかと思います。そのように考えると、APECさんの答えが妥当のような気がするのですが・・・。如何でしょう?


       

No.18412 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:いさ 投稿日:2009/06/16(Tue) 17:49

>貴殿の文章を何度読み返してもおっしゃりたい意味が伝わってきません。
ガーン煤i ̄□" ̄; 本当ですか・・・がっくり・・・
だから総監落ちるんだな、精進します。

でも、kidsconさんの論理は、リスクマネジメントの定義から、根本的に外れているところがあると思うんですよね。
リスクにどう対応するか、というのは4つしか無いのです!(もちろん組み合わせて使っても良いのですが。)
 ・リスク保有=リスクから生じる損失を受け入れます(受容します)
  (事後処理はする場合もあるでしょうが、それは損失を受け入れたということ)
 ・リスク低減=リスクの発生確率、またはリスクの結果の損失を低減します。
 ・リスク回避=リスクのある状況に巻き込まれないようにするか、リスクのある状況から撤退します。
 ・リスク移転=リスク損失の負担を、他者と分担します。
詳しくは、JIS Q 2001:2001「リスクマネジメントシステム構築のための指針」を参照ください。

>「保有」は、そのリスクが実際に発生すると困るリスク。事後に何らかの対策が必要なリスク。
まず、ここは100%ありえない、と言い切れます。
JIS Q 2001:2001によると
 「リスク保有(risk retention) 特定のリスクに関する損失の負担の受容。
  備考1.リスク保有は、認知されていないリスクの受容も含む。
  備考2.リスク保有は、保険又は他の手段で移転する対応を含まない。
  備考3.受容の度合い及びリスク基準への依存の度合いは、様々である。」
とありますので、
>「保有」は、そのリスクが実際に発生すると困るリスク。事後に何らかの対策が必要なリスク。
>「保有」はその時は何も対策をしていないように見えますが、リスクが顕在化したときには、例えばお金、例えば人的資源を掛けて事後の処理をします。
ね、こんな事はどこにも書いていないでしょう?度合いは様々なのです。


>「許容」は、そのリスクが実際に発生してもそれほど困らないリスク。ちょっと嫌だけど我慢できるリスク。
>従って「許容」の場合はリスク対策を建てません。
>「許容」はどうでしょう。リスクが顕在化してもちょっと我慢して受け入れましょうという意味です。

こんな事も、どこにも書いていないですよね。
 ※ まあ、もともと「許容」というのがリスクアセスメントの用語では無いので・・・
   青本での使用は、リスクマトリクス(リスク・マッピング)で分類したときの例として、
   リスクレベルが低い部分を「組織として許容できるレベル」と(あくまで例として)表現したにすぎないものです。
   なので、D領域「許容」レベルについて、はたして対策を取るのか?取らないのか?は、
   青本に書かれているだけでは判断できません。
   それは次の段階(リスク対策の意思決定)で決めるべき部分ですよね。

「許容」で一番近いイメージが、個人的には、OHSAS18001:2007の
「受容可能なリスク(acceptable risk) 法的義務及び自らのOH&S方針に照らし合わせて組織によって許容できる水準まで低減されているリスク」
かな?と思うんですが、まあなにしろ「許容」は正式用語ではないんで・・・
私は青本からそれ以上は読み取れませんでしたが!?

あと話が少しずれますが、
>「何も対策をしない」という表現の中には、3種類のケースが含まれていると考えます。
>・大きなリスクに備えて保険を掛けるというリスク対策があります。ご存じの通り「移転」ですね。
>しかしこれは見方によっては本業に対しては何も対策をしていない、ともとれます。

「リスク移転」を行うのは立派なリスク対策である、と強く主張しておきたいです。
見方によっては、というのが意味不明ですが?見方によって体系が変わったらまずいですよ・・・
リスク移転(主に保険)というのは、リスクによる損失の中でも、金銭面の損失を移転するだけ、
と捉えておけばよいかと思います。
 ※ 「何も対策をしない」という言い回しは、青本や規格のどこにも書いてはいませんが、まあそれはおいといて。


これだけは言いたい!というのが
リスクアセスメント(リスクマネジメント)は、先人が体系だって作り上げているものです!
個人の意見で勝手に解釈を変えてしまうのは良くないと思っております。
 # 俺は、そんな体系や規格より、もっといいものが作れるんだぜ!というならそれでもいいですが
 # 総監の試験が求めているものとは違うと思います。

うーん・・・どうでしょう?またわかりにくくなっちゃったかなあ・・・
もう文章で伝えるのって苦手で(ノ_・。)
どなたかフォロー頂ければ幸いです。


       

No.18416 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/17(Wed) 01:14

皆さんの議論のおかげで、受験生の皆さんの認識が深まっていることと思います。ありがとうございます。

たとえば信頼限界99%で製品管理をして出荷している場合、100個に1個は不良品が出てもしかたないと考えるわけですよね。
つまり、この品質管理システムは発生確率を1%に低減する(リスクマトリクスでは↓の移動になる)リスク低減策であるとともに、なお残る1%の不良品発生に関してはリスクを保有しています。
保有しているわけですから、これ以上リスク発生確率を下げる対策はとっていません。ちょっとでも確率低減の何かをすればそれは低減策です。(ただしマネジメントといえるような「何か」ですが)

一方、このようにすると100個に1個の割合で返品されたりして、相応の損害というか被害が出ます。だから「お金を払う覚悟」は当然あります。リスクがゼロになったりしないわけですから、払わなければいけないのは当然です。
たとえば1個あたりの返品被害額が10,000円で、製品が10,000個出荷されているとすると、
 10,000円×10,000個×0.01=1,000,000円
の損害が見込まれるわけです。しかしこの損害をさらに下げる(発生確率をさらに下げる)ためには検査システムなり機械なりに投資が必要で、それが上記損害額より高くつくならば、リスクを保有したほうが割安なわけです。
この1,000,000円の出費は年間予算に計上します。そのお金をあらかじめ用意することは「移転」ではありません。検査費用を計上するのと変わりません。

リスクがゼロにはならない以上、リスクに対して何もしないで、顕在化したときに「お金を払う」という以外に方法はありません。「ちょっと我慢して受け入れる」のも同じで、リスク保有です。「リスク許容」という「別のもの」はありません。

ついでに、0.01%の確率で何かの事故が起こって賠償金などで10,000,000円を払わねばならないと見込まれるとします。見込み額は
 10,000,000円×10,000個×0.0001=10,000,000円
なのでさすがにこれはイタイと考え、1,000,000円を掛けて保険に入るという手があります。リスク移転ですね。


       

No.18419 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:とうりすがり 投稿日:2009/06/17(Wed) 10:11

リスク管理という言葉が混乱を起こしているようですね
許容と保有は明確に違うと思います。
リスクアセスメントはリスクマネジメントのサブプロセスで、
許容:リスクの評価→考察→判断を行うのがassessment
   (評価まではevaluation)なので
   対策を取る事象かどうかの線引きが許容

保有:判断を行って許容出来ないレベルでは有るが、優   先順位が低くかつ現実的に対策が取れない事象が   保有という概念では無いでしょうか?


       

No.18421 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/17(Wed) 10:31

とうりすがりさんのおっしゃるのは、

●リスク-----@対策をとるリスク----@-1低減/@-2回避/@-3移転/@-4保有
          A対策をとらないリスク----許容

ということですか?


       

No.18422 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:とうりすがり 投稿日:2009/06/17(Wed) 11:21

少し違いますね
リスク対策にレベル分けをすると判り易いと思いますが
許容:対策をとらないと判断したリスク
保有:対策は取ると判断したリスクで有るが、現実的に   許容レベルまで達しないまたは対策を行っても許   容レベルに達しないリスクと考えます。

レベル1 事業・業務を行う際に対策を取らない        と進行が出来ないリスク
レベル2 事業・業務を行う際に対策を取らない        と重大な支障を生じるリスク
レベル3 事業・業務を行う際に対策を取るのが望まし     いがさほど支障がないリスク
レベル4 事業・業務を行う際に支障は有るが、対策は     とらないと判断したリスク

つまりレベル1のリスクが対策を行ってレベル4に下がれば許容の範囲に入るのですが、レベル3の範囲に入るのが保有リスクという事では無いでしょうか?
現実的にレベル4まで対策を取れればよいのですが、
レベル3程度までしか下がらないリスクが保有リスクと考えるのですが?
事業を行うに当たり、最初は許容レベルと判断したリスクであっても進行に伴い再評価を行って許容出来ないリスクに成るのが顕在化という事だと思うのですが。


       

No.18424 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/17(Wed) 12:57

それって(レベル3とレベル4って)、具体的行動は同じなんじゃないですか?
じゃあ同じですよね。
 (低減)リスクの被害あるいは確率を下げる
 (回避)リスクが発生するもとになる行動そのものをやめる
 (移転)リスクを他のものに移転する(保険をかける)
 (保有)何もしない
ですからね。
同じことしかしないのに、望ましいとか覚悟するとか分けようとすることの意味がわかりません。

レベル1のリスクが下がって対策をとらなくてもよくなったものがリスク保有です。
リスクが許容できないけど対策をとらないのは非論理的です。諸般の事情で「とれない」のであっても、経営判断ですから「とらない」のです。

リスクですからリスクマトリクスの上のどこかに落とせないとおかしいわけで、そうするとあとは「このリスクをどうするか」、つまりリスク対策をどうするかという判断になります。
リスク対策は低減・移転・回避・保有しかないのは確かなことですから、「リスク対策として許容を選んだ」なんてことはありませんし、リスク許容などというリスク対策にはないわけで、試験答案で書いたら採点者は「はぁ?」となります。
ですから、リスク対策として議論する以上、「保有と許容の違い」などとありもしないものとの違いを議論しても意味はないわけです。

単純に
「リスクの結果が許容できる範囲だから保有する」
「許容できないから低減、回避、移転いずれかの対策を講じる」
これだけの話ですね。


       

No.18425 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/17(Wed) 13:27

(おまけ)
>事業を行うに当たり、最初は許容レベルと判断したリスクであっても進行に伴い再評価を行って
>許容出来ないリスクに成るのが顕在化という事だと思うのですが。

顕在化したらすでにリスクではありません。


       

No.18426 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:いさ 投稿日:2009/06/17(Wed) 14:13

さすがはAPECさん!わかりやすいご説明感服いたします・・・

「リスクの顕在化」については、言葉の意味をかんちがいしているのでは?

とうりすがりさんは
リスクの顕在化=「許容できる範囲のリスクが、リスク変化により、許容できない範囲になること」
と考えているようですが、

一般的には、リスク(=損失をかぶる可能性)が、可能性でなく実際に起きてしまうことを言いますよね。
言いかえると、リスクの顕在化=「事故・危機的な状況・クライシス」
ですかね・・・


       

No.18427 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:とうりすがり 投稿日:2009/06/17(Wed) 16:52

おっしゃるとうり、リスク対策に許容があるわけではありませんね。許容は対策をとるかとらないかの線引きなのですから。
保有とは対策の方法なのですから、許容と保有を同義ととらえるのはいかがなものでしょうか?
リスクの内対策を行わないのが許容ではないですか?
対策をとるリスクの中に保有という対策があるのでは無いですか?

マネジメント全体から見れば、マトリックス上は許容=保有と考えて良いと思いますが。
許容出来ないリスクへの対策のマトリックスならば、
チルドレンさんのおっしゃるとうり、【無対策で保有する】と考えます。


       

No.18428 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/17(Wed) 17:02

>対策をとるリスクの中に保有という対策がある

では、具体的にどのような対策をとりますか?


       

No.18429 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:らがー 投稿日:2009/06/17(Wed) 18:03

あくまで青本の見解になりますが,許容と保有,これらは異なるものだと思います.青本を作成した三菱総研編著の「リスクマネジメントガイド:日本規格協会発行」p.96でも,その旨を記述されています.

【1.リスクの受容性検討】
 まず,許容できるか否か,を判断する.
 青本で言うと,p.137下から16行目「リスク基準に基づきリスク対策を行うべきリスクを決定する」や,p.137最終行「許容する領域と許容しない領域の間の線引きを行う」の箇所です.

【2.リスク対策の検討】
 上記1.で許容できないと判断されたリスクを「リスク対策」する.
 青本のP138の表で言うと,D以外の領域はすべて「許容できないリスク」になります.許容できないリスクだからリスク対策(保有・低減・回避・移転)する,これが青本の見解だと思います.

単なる「語句の定義」と言えばそれまでですけど,ちょっと議論がかみ合っていないと思ったので…….


       

No.18430 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:いさ 投稿日:2009/06/17(Wed) 18:17

青本P.135に「リスク図の考え方」が載っていますよね。
左下に「リスク保有領域」と書いてありますね。
曲線が「許容する領域と許容しない領域の線引き」ですよね。

とすると、「許容する領域」=「リスク保有」なのでは?
当然マトリクスのDも含みますし、B・Cの一部も含んでいますよね。


       

No.18431 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:いさ 投稿日:2009/06/17(Wed) 19:36

しつこいようですが、もう1点だけ。

「リスク対策の選択」という用語ですが、
JIS Q 2001の原著によると「Selection of risk treatments」となっています。
直訳すると、「リスクの取り扱い方の選択」です。
 # その下に、回避(risk avoidance)・移転(risk transfer)・低減(risk reduction)・保有(risk retention)
 # と4つの取り扱い方が書かれています。

BS31100では、「responding to risks」(リスクへの対応)と書かれています。
 # その下にavoid(回避)・modify(修正)・transfer(移転)・accept(受容)
 # となっています。

「リスク対策」というよりは、「リスクの取り扱い方(対応方法)」というほうが近いのかと思います。

ですから
 > 対策をとるリスクの中に保有という対策がある
 > 許容できないと判断されたリスクを「リスク対策」する
のではなく、
リスクの大きい小さい、許容できるできない、は関係なく、
「リスクは、対応方法として回避・移転・低減・保有の中から、どれかを選択する。」
これだけの話だと思います。


       

No.18434 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:kidscon 投稿日:2009/06/18(Thu) 00:31

皆さん、もう少し柔軟に考えませんか? 
青本135ページの図5-3と、138ページの図5-4を無理矢理同じフィールドに乗せて議論するのは
如何なものかと思います。

図5-3はリスクの概念のようなものですからリスクについて「のみ」書かれています。
一方、図5-4はリスクの評価フレームですから、評価結果はともあれ、とりあえず気づいた物をリスクとし
て並べて吟味しましょう、ということでしょう。
ですから結果としてそんな物リスクじゃない、となれば本来D領域にも置かない、という考え方もあるで
しょう。その場合は確かに「保有」だけで全てを説明できます。

しかし、青本の著者は138ページにおいて、明らかにD領域を「許容」という言葉を使って「保有」とは
区別しています。
(D領域=「許容」とは書かれていませんので誤解無きよう。)
B領域にもC領域にも「保有」という選択肢があるといってますので、著者はあえてD領域とは区別をした
かったのだと思います。
私はD領域にも「保有」が含まれていても何ら問題はないように思いますが、ちょっと単純化して説明した
かったのだと思います。

「保有」は何もしないのではなく「覚悟」を決めているので、事後のことを考え、危機管理としては考慮す
べきでしょう。場合によっては利益の積み増しをするとか、事後の要員配置を検討しておくとか。
もちろんこれらはリスク低減策にはなりませんが、立派なリスク対策の一つです。

139ページの「リスク保有」の説明の中で「受容」という言葉を使っており、「保有」とは「結果的に生
じる損失負担及び利益を受容すること」と書かれています。
つまり事後に何らかの出費が伴うことも「覚悟」しているのが「保有」、となります。
これに対して「許容」は事前も事後も何もするつもりがありません。強いて言えば少し嫌だけど「我慢」す
る程度の領域でしょう。
ここでのD領域はリスクとは呼べないリスク、ともいえる領域なのですから、無理に四つのリスク対策に含
めなくても良いでしょう。
言葉は似ていますが青本では「許容」と、「保有」の説明である「受容」とは区別されています。

たとえ賠償責任が発生しなくてもリスクはリスクだと考えることもできます。
だけどD領域については、「これを組織として「許容」することに決めたんだ」ということです。やはり
D領域から除外してしまうのは危険なのではないでしょうか。
それも含めて「保有」だ、とおっしゃるならそれも正解でしょう。
しかし質問者に対してストレートに回答する場合は、青本の意を汲み「区別」に沿って説明すべきだと考え
ました。


       

No.18435 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/18(Thu) 00:56

先の質問に戻ってしまいますが、許容できないリスクの対策の中にリスク保有があるのであれば、そのリスク保有というのは、具体的にどのようなことをするのでしょうか。
許容できないのに何もしないというのは非論理的ですよね。実務を思い出して考えてもらえれば「対策をするのかしないのか、するとしたらどうするのか」しかないことはおわかりいただけると思うのですが。

まあ、議論がかみ合っていく気がしないのでこのあたりにします。このこと試験で問題になったことはないようなので、あまり重要ではないのでしょうが。
試験に向けての理解としては、

リスク--+---許容できない--+----リスク低減・・・・リスクの被害規模and/or確率を下げる
      |            |
      |            +----リスク回避・・・・リスクが発生する原因となる行為をやめる
      |            |
      |            +----リスク移転・・・・リスクに保険をかける
      |
      +---許容できる---------リスク保有・・・・なにもしない

というようにして、「許容できるリスクは保有する」とあっさり理解しておけばいいでしょう。
p.138のフレームでは、D全体とBおよびCの一部(端っこに近いエリア)が保有だと思っておけばいいでしょう。まあそんなことはp.135を見れば一目瞭然ですが。

なお、ハザードが顕在化して以後の備えは基本的に危機管理です。
厳密に言い出すとややこしくなりますが、ハザード顕在化を境に、それまでのことを考えるのがリスク管理、それ以後のことを考えるのが危機管理というように区別しておいたほうがいいでしょう。このあたりを混同しだすと、体験論文や口頭試験で思わぬ失敗をすることがありますので、注意が必要です。


       

No.18437 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:とうりすがり 投稿日:2009/06/18(Thu) 10:29

ラガーさん、kidsconさんに同感です。
事前に対策を実行するのでは無く、事後の処理を考慮しておくのが、保有では無いでしょうか?
保有の領域ははじめから対策として有るのでは無く、許容出来るリスクでは無いけれど、実行出来無い領域と考えます。


       

No.18438 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/18(Thu) 11:31

なあるほどね、やっとおっしゃりたいことがわかりました。
たとえば不良品が出て損害を受けるリスクはゼロにはできないので、ある程度まで確率を下げて(通常は危険率1%)、あとは保有するわけですが、その損害に備えて予算を確保しておく場合と確保しない場合があるよということですね。
それはその通りだと思います。たとえばパソコンマウスを製造出荷するときに、初期不良による返品分の損益は最初から見込んでおくでしょうが、いきなり爆発して人身事故になることによる曽根木は見込んでいないでしょうからね。
で、予算を確保する場合を「保有」と呼んでおられたのですね。つまり
  リスク保有=顕在化した場合の備えがあるもの(ここでは「保有」)+顕在化した場合の備えをしないもの(ここでは「許容」)
という、リスク保有の中の細かい話をしておられたわけですね。
つまり、青本p.138のフレームのDの領域は、p.135でがリスク保有の領域に入り、またBやCの一部もリスク保有の領域に入るんだけれど、それは同じリスク保有でも微妙に違うんだよと。
それなら納得です。議論のレベルというか細かさが違っていたのではかみ合うわけがないですね。^^;
ただ、覚悟するとかガマンするといった情緒的というかあまり論理的でない言葉で表現するのはあまり感心しませんね。やはり管理・経営に関する技術なのですから、具体的にどういう行動を取るとか、客観的な表現や例示での議論が望ましいと思います。


       

No.18439 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/18(Thu) 11:35

追記しますと、「許容できないが保有する」みたいな表現も誤解を生みやすいと思います。許容できなければ対策するのが当然なのですから。
さらに低減することが望ましいが、割に合わないのでそれ以上の低減をしないリスクと、取るに足らないリスクというような(ちょっと長いですが)感じのほうがいいのでは?


       

No.18451 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:いさ 投稿日:2009/06/19(Fri) 00:32

正直、私は納得できませんね。

>事前に対策を実行するのでは無く、事後の処理を考慮しておくのが、保有では無いでしょうか?
そんなことが、青本&規格のどこに書いてあるのですか?
青本のどこから読み取れるのですか?
青本では事前処理はリスクアセスメント、事後処理は危機管理、と、明確に区別しているのではないですか?

リスクとは何らかの損失の可能性があるものです。
損失規模が多かろうが少なかろうがリスクです。
覚悟を決めていようと、少し嫌で我慢しようと、関係ありません。

もし組織にとって損失がない、と判断するものであれば、それはリスクではありません。
リスクでない以上、この場で論議するものではありません。
まして青本で取り上げるはずもありません。リスクマトリクスに載せているはずもありません。
そのへんが勘違いなさっているのではないですか?

リスクである以上、対策(対応)は、保有・低減・移転・回避 4つのうちいずれかしかなく、
許容であるから保有ではない、ということはあり得ません。
リスクが許容できるから対策はしない=保有する、ということなのです。

いっちゃ悪いですが、kidsconさん、
貴殿の文章を何度読み返してもおっしゃりたい意味が伝わってきません。
あまり単語そのものの意味にこだわるのではなく、「体系の本質」を読み取る方が重要ではないでしょうか?
総監を既にお持ちですのに、大変失礼なのですが、
私はとにかく「物事の本質を理解すること」を心がけて総監の筆記試験は合格しました。
 # 口頭試験は落ちました。その顛末は「技術士試験を応援する 第二次試験合格法 口頭試験編」にも
 # 掲載させていただきました。
しかしこれまでの書き込みを読ませていただきますと、
リスクアセスメントの「本質」を理解されているとはとても思えませんでしたので、あえて書かせていただきました。

 # あー書いちゃいました・・・こういうのがネット上でのコミュニケーションの
 # 未熟なところである、と青本にも書いてあるのにね。
 # でも、
 # >いさ さんへ。
 # >あまり単語そのものの意味にこだわるのではなく、前後の文脈を読み取る方が重要ではないでしょうか?
 # >貴殿の文章を何度読み返してもおっしゃりたい意味が伝わってきません。
 # ここまで言われてだまってるほどこっちは穏便じゃないですよ、一回は引きましたけどね!
 # ネット上でなく、ツラ合わせても、そんな言い方しますか!? (なんなら一回会いますか!?)
 # それで結論がこの体たらくじゃ、ほんとお宅総監合格したの!?と言っちゃいますよ。マジで。
 # まあ受かっちゃえば勝ちなんでしょうけどね・・・!!


       

No.18452 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/19(Fri) 01:30

まあ、「保有」、「許容」について、「リスク保有じゃなくて許容」みたいな誤解を与えるような語句の使い方があったのは、確かにどうかと思いますね。
「許容」という言葉が使われている青本p.138のフレームのD領域がp.135の中ではリスク保有部分に当たるのは明らかですからね。

ただ、試験は「60点」で合格するわけで、合格したから全部知っているというわけではありません。
私も一昨年の択一はちょうど60%だったし。^^;


       

No.18457 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:北の国から 投稿日:2009/06/19(Fri) 16:06

こんにちは。
総監は受験すらまだ考えてもいないですし、青本も読んだことないですが、このスレはとても勉強になります。そんな私の「今の」考えを書かせていただきます。

1.リスクがないお仕事ってあるのでしょうか?
(「リスクを保有する」と「リスクを保有している」は少しニュアンスが違うような気もします。
前者は当事者が気付いたときに言うことで、後者は当事者が気付いていないような自然の摂理や原理原則も含まれるのでは?)

2.低減・回避・移転したところで、リスクはゼロにはならないのでは?

以上のことから、リスクを保有しているかどうかで言えば、低減・回避・移転の対策をしてもリスクは保有している。
低減・回避・移転の対策を取るか取らないかは、対策費用vs.リスク頻度×損害額などの経営判断であり、結果、低減・回避・移転の対策を取らない事を「許容」という。

つまり、リスクを保有しているかどうかの判断が最初にあって、保有リスクに低減・回避・移転の対策を取らない「許容」であるならば、実務上はリスクを保有しないことと同じ(なにもしない)ってことになるのではないでしょうか?
もっと言えば、リスクを保有していることは認識していたが許容したことと、リスクを意識していなかった(無いと思っていた)ことは、利用者(庶民)にとっては同じことではないかと思います。

結果、なんとなくですが、「リスクを保有しない」=「リスクを許容」のように思うのですが、いかがでしょうか?


       

No.18459 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:らがー 投稿日:2009/06/19(Fri) 20:19

工法の比較検討(一次・二次選定)をイメージすればわかりやすいのかもしれませんね.いったんザルに通すかどうか,だけの話だと思います.

1.リスクの受容性検討【一次選定】
青本p.138のフレームは,数多くのリスクを大雑把に分類するためのフレームでしょう.
そこでD領域のもの(許容できるリスク)は排除されるわけです.簡単に言うと,腰を据えて検討する【リスクの数を減らす】ということです.

2.リスク対策の検討【二次選定】
青本p.135の図は,一次選定の段階で残った(許容できない)リスクを検討する概念図,と解釈すればいいんじゃないでしょうか.

善し悪しは別として,ザルに通す(前処理する)のが青本の見解です.
ちなみに,青本の見解を絶対視するのではなく,一次選定を飛ばして二次選定から始めるなど,各自が置かれている立場で柔軟に解釈すればよいと思います.

APECさんも指摘されているように,誤解を与えるような語句の使い方をしているのが一番の問題ですけどね……(^^ゞ.
余談になりますが,規格(TR Q 0008)で定められている「リスクの受容」を,青本にも入れたほうがよいのかもしれません.リスク(対策)対応したリスクだからこそ「リスクの受容」をするわけですし,それを入れれば一次選定の段階で受容する意味もわかりやすいのかなと.

あと,せっかくオープンな議論の場が提供されているんだから,それを誹謗中傷の場にすることは避けましょう.


       

No.18461 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:いさ 投稿日:2009/06/19(Fri) 22:42

北の国から様
 > このスレはとても勉強になります。
そういっていただけると私も書き込みしてる甲斐があります(^−^)
実際、議論していると私も勉強になります。


私もいろいろ考えたり調べたりしているのですが、
現在、私の思っているのと一番近いイメージが、下記の説明のものです。
(リスクマネジメントのサービス企業のページです。)

リスクの洗い出し
http://www.risk-services.co.jp/category/1266371.html
リスクの特定と算定
http://www.risk-services.co.jp/category/1266372.html
リスクの回避と低減
http://www.risk-services.co.jp/category/1266373.html
リスクの移転と保有
http://www.risk-services.co.jp/category/1266374.html

この説明ですと「リスク特定」の時点で、対策を取るリスクと取らないリスクにわけています。
(らがーさんのおっしゃる一次選定の部分ですね。)
 # しかし、
 # 【実際の洗い出し作業からリスク特定をおこなった結果、
 #  「非特定」扱いになるリスクは、実務上はわずかですが、
 #  かけられるコストと時間には限りがありますから、
 #  対策の猶予があるリスクは非特定とし、監視にとどめておく、ということになります。】
 # とも書かれています。
ここで「重要度の低い」と判断して非特定としたものについては、
その会社にとってリスクではない、と言ってもいいのかもしれません。

その後、「リスクの算定と評価」ではじめてリスクマトリクスが登場します。
このマトリクスの8・9領域(青本で言うD領域)は、決して検討から除外するものではなく、当面監視下に置く、としています。
また、「リスク保有」の説明では、いわゆるD領域は、「保有」と書かれています。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
また、JIS Q2001も見ていただきたいのですが
(下記から検索・閲覧できます)
http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html

リスクマネジメントの進行順として
「リスク発見」→「リスク特定」→「リスク算定」→「リスク評価」→「リスク対策の選択」
となっています。

「リスク特定」が、らがーさんのおっしゃる一次選定の部分ですね。
リスク特定方法の例まで書かれています。
しかしその中には「リスクマトリクス」は含まれていないように読めます。

「リスク算定」で、リスクを定量的又は定性的に判断する、とあります。
               ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
この言葉が青本に使われていることからも、リスクマトリクスはこれであることは議論の余地はありません。
従って、リスクマトリクスは前処理をするためのツールではなく、
「リスク評価」をする(=リスク基準を作り、優先順位を決める)ためのものであることは明らかです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
どうですか?
リスクマトリクスがD領域だから(=「許容」だから)、「保有」「低減」「回避」「移転」のどれでもない、っておかしいと思いませんか?
D領域「許容」≒「保有」のほうがしっくりきませんか?
 (正確には、「許容」⊂「保有」だと思いますが)


       

No.18462 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/19(Fri) 23:45

もう終わろうと思っていましたが・・・・
らがーさん、それは私には理解できません。

てことは、p.138のフレームのA〜Cを落とし直したのがp.135で、ここではフレームのDはないということになりますよね。
でも両方XY軸は同じなんでしょう。
リスクは被害規模にせよ確率にせよ、定量化できうるものです。実際はコストや時間の関係で、ちょっとしたミスなんかのリスクを定量化するためにFTAとか使うことはないけれど、理想的には定量化したいものですよね。

そうすると、たとえば被害規模1、確率1のリスク@がDに入り、規模10、確率1のリスクAが・・・・えーと今手元に青本がないので・・・・BかCかどちらかに入るとして(覚えてないところが笑いますが^^;)、規模1、確率10のリスクBがBなりCに入るとして、p.135にプロットしなおすと、リスクAとBはプロットされるけどリスク@は欄外に出るということですか?@とAは確率1で同じ、@とBは規模1で同じなのに?

それは私には理解できません。上記の例で説明してもらえませんか?


       

No.18464 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:らがー 投稿日:2009/06/20(Sat) 00:40

>いささん

>「リスク特定」が、らがーさんのおっしゃる一次選定の部分ですね。

これは違います……(^^ゞ.
私が書いた一次選定はリスク解析後の話です(そうでなければマトリクス表示できない).
青本の解釈もそうです(もちろん青本p.138のフレームも).リスク特定の段階で,許容できるリスクか否か,は判断していません.

いささんのイメージに近いHPでは,「リスク特定」の時点で,対策を取るリスクと取らないリスクにわけていますが,青本では「リスク評価」の段階でそれを判断すると表現したかったのでは?

個人的には,青本の表現がよいとは思っていません.しかし,青本の解釈がどうなのか,という質問に対しては,D領域「許容できるリスク」とリスク対策の一環である「リスク保有」は別物です,と回答するのが筋かなと…….

---------------------------------------------
>APECさん

>p.135にプロットしなおすと、リスクAとBはプロットされるけどリスク@は欄外に出るということですか?@とAは確率1で同じ、@とBは規模1で同じなのに?

p.135にプロットし直すときには,すでにD領域のリスク@は受容している(許容できるリスクと判断した)わけですから,再度プロットする必要は無いと解釈しています.
リスク@をp.138のフレームでもう一度プロットし直そうという時点で,お互いの解釈のずれが出ているのだと思います.ずれの原因は,マトリクス表示で「許容」という語句を使った青本なんでしょうけど……あくまで青本の見解を問われていたので.

私も終わらすつもりだったので,平行線のままかもしれませんが,これで終わりにします……(^^ゞ.


       

No.18465 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:いさ 投稿日:2009/06/20(Sat) 05:48

うーん、「リスク評価」(リスクマトリクスを使って)一次選定・二次選定をする、
と青本で表現しているとは読み取れなかったのですが・・・
D領域=「組織として許容できる範囲」 
       と青本で表現していても
    =「許容だから一次選抜で排除して、二次選抜(リスク対策の選択)には含めない」
       とは書いていませんよね?

D領域=「組織として許容できる範囲」
    =「だからリスク対策の選択で保有とします」
と考えるのが素直な解釈だと思うんですが、

でも青本を会社に置いてきてしまったので、私も今度よく読みなおしてみます・・・(^−^;

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> p.135にプロットし直すときには,すでにD領域のリスク@は受容している(許容できるリスクと判断した)
> わけですから,再度プロットする必要は無いと解釈しています.

うーんそうすると、
p.138のリスクマトリクスでプロットした時には
↑ ・・ ・・ ・ ・ ・・
|・ ・・ ・ ・・  ・
|・ ・ ・・ ・ ・・・
| ・・ ・ ・ ・・ ・ ・
|・ ・・・ ・・ ・・ ・
| ・ ・・ ・ ・ ・・ ・・
+−−−−−−−→
こんな感じにばらけますよね。

それをらがーさんの言うとおり
p.135に落としたときには、D領域はすでに抜いてあるとすると
X・Y軸は同じなのですから
↑ ・・ ・・ ・ ・ ・・
|・ ・・ ・ ・・  ・
|・ ・ ・・ ・ ・・・
|      ・・ ・ ・
|     ・・ ・・ ・
|      ・ ・・ ・・
+−−−−−−−→
左下がすっぽり抜けた、おかしなプロットになりませんか?
こんな不自然なことって無いですよね・・・


 > もう終わろうと思っていましたが・・・・
 > 私も終わらすつもりだったので
すみません、私ももう終わりたいと思っています(−−;
スレッドも長くなってしまいましたし。
途中で蒸し返してしまって申し訳ありませんでした。


       

No.18467 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/20(Sat) 13:00

さすがにそういうお答えをいただくととめられなくなります。

p.138のフレームの一定の被害規模・確率以下のエリアがDで、これは全部p.135にはプロットされないとなると、一定の被害規模・確率以下のエリアは「何もプロットされないエリア」になりますが、そういうことですか?

そもそもなぜ一次選定・二次選定などというややこしいステップを踏むのか、ちょっと理解できません。
実際のリスク管理の現場でそのようなステップを踏んでいる例は私は知らないので、そういう例があったら紹介していただきたいのですが・・・・


       

No.18468 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:らがー 投稿日:2009/06/20(Sat) 17:08

>いささん

>左下がすっぽり抜けた、おかしなプロットになりませんか?

D領域を1/4の正方形と考えれば,いささんが図示したように違和感はあると思います……(^^ゞ.
しかし,D領域は1/4の正方形と決められたものではない(任意に定める)ですよね.
もっとD領域が小さい場合はいかがでしょうか?
実際,「許容できるリスク」と即断可能な領域は狭いと思いますけど…….

--------------------------------------------
>APECさん

>そもそもなぜ一次選定・二次選定などというややこしいステップを踏むのか、ちょっと理解できません。

私も二度手間する必要はないと考えていますし,実際こんなステップを踏んでいる例は知りません……(^^ゞ.
これまでのレスにも書いているように,実際どうなのかではなく【あくまで青本の見解を述べているだけ】であって,一連のレスはすべてそのつもりで書いています.

p.137下から16行目「リスク対策を行うべきリスクを決定する」という文面では,リスク対策を行うべきリスクは何か,を決めているわけですよね.その決定で漏れた「リスク対策を行わなくてよいリスク」は何か,決定を下した過程はどこに入ってくるのか,を説明できますか?

p.139上から10行目「リスク対策はリスク保有・リスク低減・リスク回避・リスク移転の4つに分類できる.」ですから,リスク保有に該当するリスクは含まれないわけですよね.
それを踏まえて,前後の文面から「リスク対策を行わなくてよいリスク=許容できるリスク」,この過程はリスクの受容性検討(前処理的なもの)と解釈すればよいのではないでしょうか.
この点が互いの解釈のずれですし,p.138のフレームやp.135の図に対する見方の違いだと思います.
--------------------------------------------

私も長居するつもりはなかったのですが……(^^).
筆記試験が近いですから,スレッドを有効に使うためにも,これで終わりとさせてください.


       

No.18469 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:いさ 投稿日:2009/06/21(Sun) 01:53

ああ、やっとわかってきましたよ(^−^)
つまり、らがーさん、kidsconさん、とうりすがりさんの主張は、

・p.137で、リスクマトリクスで 「リスク対策を行うべきリスクを決定する」 と書いてあるので、
 D領域「許容」はリスク対策ではない。
           ^^^^^^^^^^^^^^^^
・しかし、p.139上から10行目
 「リスク対策はリスク保有・リスク低減・リスク回避・リスク移転の4つに分類できる.」
 と書いてあるので、リスク保有はリスク対策である。
            ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・したがって、「許容」≠「リスク保有」

ということなんですね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
でも、そう解釈すると出てくるさまざまな矛盾点には、なんとかつじつまを付けなければならない。

たとえば、
APECさんの意見
 ・「対策をとったらリスク保有にはなりません。」
 ・「許容と保有は、具体的行動は同じなんじゃないですか?」
に対しては、
  →「許容=ちょっと我慢」「保有=覚悟する」
  →「許容=若干のリスクが残るにしても対策を取らない境界」
    「保有=事前対策が望ましいが、業務の進行にさほど支障が無いリスク」
  →「保有=許容出来ないレベルでは有るが、優先順位が低くかつ現実的に対策が取れない事象」
  →「保有=事後の処理を考慮しておく」

と、いろんな説明が出てくる。


また
 ・「青本p.138の「許容」D領域が、p.135ので「リスク保有」に当たるのは明らか」
という意見についても
  →「p.138は、一次選定、p.135は二次選定を表している」
   でも「二度手間する必要はない」し、
      「実際こんなステップを踏んでいる例は知らない」

 ・「左下がすっぽり抜けた、おかしなプロット」
  →「D領域は1/4の正方形と決められたものではない(任意に定める)」
  →「実際、D領域は狭いのでかまわないのでは」

と苦しい説明になってしまうのではないですか?

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「許容」=「保有」と考えれば、つじつまは合うし何も問題ないのにね!?
まあ結局、青本の書き方が悪い、と・・・(^−^;

「対策をとったらリスク保有にはならない」のに、
「リスク対策はリスク保有・リスク低減・リスク回避・リスク移転の4つに分類できる」
のがそもそも日本語として変ですよね。


       

No.18474 RE:総監部門 リスクアセスメントの用語について 投稿者:凡人 投稿日:2009/06/21(Sun) 13:34

終わりかけの議論に割り込んですいません。

APECさんがいみじくも指摘された18435のとおりです。
確かに、言葉の定義の正確さを考えれば、反論される方々ご意見は理解できます。しかし、必要のない解釈を付け足して議論を複雑にする必要もないでしょう。
なぜなら我々学者ではないのですから。対策、保有、許容など、言葉の定義に振り回されるべきではなく、実務者として、妥当と判断される解釈を選択すべきではないでしょうか。

よって、以下引用18435のとおりと考えます。

リスク--+---許容できない--+----リスク低減・・・・リスクの被害規模and/or確率を下げる
      |            |
      |            +----リスク回避・・・・リスクが発生する原因となる行為をやめる
      |            |
      |            +----リスク移転・・・・リスクに保険をかける
      |
      +---許容できる---------リスク保有・・・・なにもしない


       


No.18261 感心します 投稿者:感心 投稿日:2009/05/25(Mon) 15:52 [返信]

 この不景気で建設、コンサル関係が壊滅状態なのに皆さん頑張りますね。政府が追加で補正予算のばら撒きをはじめたとして、下々まで仕事が回ってくるには2,3年先のことになるでしょう。

       

No.18262 RE:感心します 投稿者:tanosii 投稿日:2009/05/25(Mon) 16:07

まぁ、趣味とやりがいでやってますから。
限度はあると思うけど


       

No.18263 ありがとうございます。 投稿者:arigatou 投稿日:2009/05/25(Mon) 16:58

お褒めのお言葉を頂き、大変ありがたく思っています。

建設産業は、以前よりは悪くなりましたが、まだまだ他の職種に比べると楽だし、収入も悪くありません。ちゃんとデータもありますよ。夜中まで仕事する、なんてことは、どこでもよくある話です。

今現在ご自分が勤める会社・現在の境遇で上を目指し、日々精進することができることは素晴らしいじゃありませんか。マイナス思考な人は、チャンスが手からこぼれてしまいますよ。


       

No.18264 RE:感心します 投稿者:do-mo 投稿日:2009/05/25(Mon) 19:32

結構楽しいですよ。
2、3年先・・・
技術士取得に向けて励みになりました^^


       

No.18444 RE:感心します 投稿者:感心 投稿日:2009/06/18(Thu) 16:35

補正予算の恩恵は、ではじめましたか? 地元の市町村は例年になく発注の時期が早まっているきがしますが?
砂漠に、バケツで水撒き程度のような気がします。


       

No.18445 RE:感心します 投稿者:N 投稿日:2009/06/18(Thu) 16:56

「感心」さんのおっしゃることも
考えによっては一理ありますね。

別の考えで、長期的投資を行うことで雇用や産業が
回復するって考えもあるかと思います。

壊滅状態は、コンサル関係だけでは
無いのでは?って思いますよ。(国自体が疲弊)

確かに市町村に限らず発注が早まっている
と思います。不景気だから尚更早めているのでしょう。
毎年、この時期は年度末と比べ忙しくないですから。

ところで、「感心」さんのおっしゃる
2,3年先の仕事が回ってくる考えは、どのような
お考えですか?地方の建設工事会社に対しての
お考えでしょうか?


       

No.18463 RE:感心します 投稿者:感心 投稿日:2009/06/20(Sat) 00:18

一年ぶりに、建築の下請けの社長と話をしたのですが、分譲マンション30戸入居の大規模改修工事において、スパーゼネコンに見積もりを提出したところ、17社中8位だつたそうです。因みに、予定価格は2300万円程度だったそうです。

       


No.18450 表、式の書き方、マス目の使い方 投稿者:ばさばさ 投稿日:2009/06/19(Fri) 00:14 [返信]

何回か受験しています。基本的なことかも知れません
が、論文で表、式の書き方、マス目の使い方について決まりがあればご教示ください。
読みやすくするには、有効かと思います。

@読みやすいように区切りのよいところ、または数式 を文と文の間に入れる際には、上下1行あけても構
 いませんか。
A分数などの式は2〜3行使って書いてもOKか。
B表を書き図の説明を加えるなどの際にはマス目を気
 にしなくてよいのか?(合格者に聞いた話)。


       

No.18454 RE:表、式の書き方、マス目の使い方 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/19(Fri) 07:34

いずれもOKです。

       

No.18455 RE:表、式の書き方、マス目の使い方 投稿者:胡椒 投稿日:2009/06/19(Fri) 09:23

@はちょっと疑問に思いますが・・・どうなんでしょうか?
区切りの良いところというと、各章又は段落だと思いますが、1行あける必要は
ないと思います。皆様の意見はいかがですか?


       

No.18456 RE:表、式の書き方、マス目の使い方 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/19(Fri) 14:31

好ましいかどうかではなく、そういうことをやってもかまわないのか、というルール上のご質問と思いますが。

なお、私は章(大項目)ごとに1行明けることが多いですよ。そのほうが区切りがはっきりして読みやすいと考えてのことです。
もちろんこれもルールでもなんでもありません。

どちらがいいかは人それぞれの判断でいいのでは。
また、文章ビッシリタイプの答案もあれば、入れ子構造で箇条書きも多用したスッキリタイプの答案もあるでしょうから、空行の効果もまたそれぞれだと思います。


       

No.18460 RE:表、式の書き方、マス目の使い方 投稿者:北の国から 投稿日:2009/06/19(Fri) 21:31

書きたい文章が一杯あるなら少しでも数式や図表のスペースを節約して文章を書く。

要求された最低文字数をクリアできるほどの文章を思いつかないのであれば、数式や図表などでスペースを埋める。

結局、そのときの設問と自分の解答能力によりマス目をどう埋めるかという、試験対策技術的な話になるのではないでしょうか?どちらが採点上有利なのかは、採点員にしか分からないことだと思います。

どちらかと言うと、文章として書きたいことがたくさんある方が、試験会場では役に立つはずですから、そうなれるように勉強することが一番だと思います。


       


No.18284 酷似論文 投稿者:ビックリマンタロウ 投稿日:2009/05/30(Sat) 12:47 [返信]

鳥居直也氏編著「技術士受験を応援する第二次試験 2008年度合格答案実例集 建設部門」を知人に借りて読んでビックリしました。この中のカイカイ氏の再生骨材の論文は、昨年度のガ○ン○のホームページに掲載された再生骨材に関する予想問題の模範解答に、はじめに以外が内容、文書表現ともに酷似していますね。こんな論文を載せた本を販売して技術者倫理上問題ないのかな。酷似していても丸写しじゃないから問題なしという判断なのかな。

       

No.18285 RE:酷似論文 投稿者:APEC 投稿日:2009/05/30(Sat) 14:53

ご指摘のことは、「参考・大元のある答案」であることは教えていただいていたのですが、本書の目的が「『どのようなことを、どのような構成で、どのような論旨で書けばA評価が得られるのか』ということを、現にA評価を取った実例で示したい」ということであったことから、掲載させていただいたところです。
そうか、そこで公開されていたのですね。それは主催者様とカイカイさんにご迷惑をかけてしまいました。お二人にはいずれも連絡がつきますので、直ちに謝罪したいと思いますし、不快に思われた皆さんにも謝罪いたします。


       

No.18288 RE:酷似論文 投稿者:自助論 投稿日:2009/05/30(Sat) 18:21

想定課題に対して自ら論理構成を考えたうえで試験に臨むのはよいのでしょうが、合格論文集そのものを使って技術士となるのも・・・。

まぁ、個人的な感想です。


       

No.18298 RE:酷似論文 投稿者:オリジナル論文作者 投稿日:2009/06/01(Mon) 08:17

APEC様
ある人からこの話を聞いて少し驚きました。
私自身に実害はなかったので、気にしないでください。
それにしても、自分自身ではいまいちの出来の論文と思っていたので、あの程度の物が合格論文例として書籍に取り上げられたのが正直恥ずかしいです。
それでは、失礼します。


       

No.18299 RE:酷似論文 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/01(Mon) 09:55

このたびは大変ご迷惑をおかけしました。
心からお詫び申し上げます。

実際の合格例をできるだけたくさん、という思いから、視野が狭くなっていました。反省して今後の教訓としたいと思います。

ご迷惑をおかけした皆様方に再度お詫び申し上げます。


       

No.18300 RE:酷似論文 投稿者:青い炎 投稿日:2009/06/01(Mon) 10:13

ガチンコ技術士学園運営責任者の浜口です。

ビックリマンタロウ様ご指摘ありがとうございました。
この件はAPECさんから直接連絡いただいて、
オリジナル論文の作者の了解も得られましたので、一件落着しました。

もともとガチンコ技術士学園は技術士受験応援ページの1コーナーとしてスタートしたのですが、
巡り巡って、当学園の模範解答例を模した論文が
APECさんの書籍に取り上げられるのは感慨深いです。

というわけで、せっかくの機会ですので、ガチンコ技術士学園のHPもみていただけると幸いです。
二次対策(建設)の方は、本番の試験まであと2ヶ月ですが、
気合を入れて勉強するには最適の資料を用意して待っています。
資料のみの方を含めてすでに受講生は700名を超えましたが、まだまだ募集を行っています。
また、一次受験者の方もそろそろ本腰を入れて勉強を始める時期にきたかと思います。
http://www.gachinko-school.com/


       

No.18313 RE:酷似論文 投稿者:あらふぉー 投稿日:2009/06/03(Wed) 04:47

・構成・論旨のあり方を実例を基に勉強することは、合格有無に係らず、
 プレゼンテーション能力向上に繋がることから、大変有効であると認識しています。

・ただ、技術士になるために合格論文集そのものをパクる行為は、
 技術者倫理以前に、人間としての品格が問われてしかるべしと思います。

・一般に、引用事例まで含めて完璧に"裏"を取ることが不可能であることは自明です。
 今回の件は、APECさんには軽過失があったとは感じます。
 だからといって、"技術者倫理"というこの分野独特の文言を振りかざして指摘する行為には、これまた品格の問題を感じます。
 
・カイカイ氏論文は模範解答と"酷似"とのことであり"丸写し"でないこともあり、
 記載背景などを十分把握できる立場でない私は、カイカイ氏の品格について言及する意図はありません。
 また、十分把握すること自体に、私は興味を持ってもいません。
・オリジナル論文作者の了解を得たから一件落着との考えは明らかに論旨がずれています。
 ご自身のサイト紹介も、流れの空気を読んで、別の機会に行うべきこととも思います。
 ただ、別に今回の件は、いつまでもグダグダ論じ続けるほどの内容でないため、打ち切りとすることは賛成です。


       

No.18314 RE:酷似論文 投稿者:seba 投稿日:2009/06/03(Wed) 09:33

打ち切りという提案がある中で大変恐縮ですが、
書籍に酷似論文を掲載することの問題点と、
問題にならないための方法について、
どなたか分かりやすく説明していただけないでしょうか。
このスレッドの最初から気になっていたもので。


       

No.18316 RE:酷似論文 投稿者:RRN 投稿日:2009/06/04(Thu) 18:48

あらふぉーさんの意見に賛成です。

       

No.18317 RE:酷似論文 投稿者:korekids 投稿日:2009/06/05(Fri) 01:02

合格論文パクリととるか,論旨アウトラインと読んだかの違いで,とりわけ問題視(このスレッドの流れ)する内容・指摘では内容に思えます。

論旨(骨組み)が類似することが論文パクリ?
掲載した目的は?
といったことと,
浜口さんのフォローを重ね合わせてみても,積極的な情報提供の一側面としてとらえても良いのでは・・・,と思います。


       

No.18318 RE:酷似論文 投稿者:SETO 投稿日:2009/06/05(Fri) 11:45

書籍掲載は、著作権の問題があるのかもしれませんが、著作権があること、著作権者が特定されること、著作権者が差止請求や損害賠償請求を申し立てることが問題化する要件です。
本件の場合、「酷似」なので著作権侵害といえるか疑問なことと、オリジナル論文作者さんが容認していること(本人である場合に限る)から、著作権に関する問題が発生することはないと思われます。

酷似論文を書くことの試験上の問題については、問題はないと考えます。理由は以下の通りです。
体験論文であれば『パクリ』でしょうが、これは筆記試験であり、模範答案の丸暗記であれ、マニュアルの丸暗記であれ、知識を有しており問題解決の方法も知っているという点では変わりありません。
言い換えると、筆記試験では『パクリ』という問題自体がないものと考えます。あるとすれば『カンニング』でしょう。
試験会場で模範解答などを書き写す行為はカンニングですが、直前まで本を読んで覚えていたことをそのまま書く行為はなんら問題ありません。
従来の試験では、経験論文や答案を丸暗記して、それをそのまま書いて答案とするのが当たり前でした。

倫理上の問題は、自らの考察ではないことでしょう。
しかし参考、酷似、同一と、様々な参照方法がありますから、いちがいにはいえないでしょう。まして他人がとやかく言うことではありません。
あえて言えば、考え方だけ参考にして、自分で構築しなおすようにするべきだということでしょう。


       

No.18319 RE:酷似論文 投稿者:キムチ 投稿日:2009/06/05(Fri) 23:21

他人の経験で受かっている人を何人か知っていますが、それに比べればなんてことはないでしょう。
部下にこの経験を使えと上司が勧めるような会社も中にはありますからね。
まぁそこまでいけば別次元の話でしょうか。


       

No.18367 RE:酷似論文 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/06/10(Wed) 22:30

他人の経験で合格した人がいるなんて初めて聞きました。酷い話です。でも、それで面接を乗り切ったなんて、ある意味すごい気がする。

       

No.18368 RE:酷似論文 投稿者:korekids 投稿日:2009/06/10(Wed) 23:07

他人の経験といっても,業務を通して関わっている以上はまるっきりパクリではないでしょう。
業務の主担当者として,どのような分野で関わったを表現するまでで。
とくに,経験年数の比較的短い技術者にとっては,誰もが通過する過程ですよね。
さらに口頭試問を乗り越えて合格したことは,我々にとっても励みになります。


       

No.18370 RE:酷似論文 投稿者:おいおい 投稿日:2009/06/11(Thu) 00:36

経験論文の話じゃなくて筆記試験の答案の話なんですけど。(笑)

       

No.18371 RE:酷似論文 投稿者:ヲイヲイ 投稿日:2009/06/11(Thu) 00:46

上戸彩ファンさんはキムチさんのレスを受けて発言してみえると思いますが。
問題になっている「合格答案実例集」は筆記試験の合格答案集ですから。
どちらにしても浅読みのかんちがいは恥ずかしいことです。


       

No.18372 RE:酷似論文 投稿者:うーん 投稿日:2009/06/11(Thu) 01:15

みなさんが、そんなに大げさに議論するほどの問題なのか、私にはさっぱり分かりません。
APEC様の今までの献身的な活動に敬意を表するとともに、これからも、良質な情報をご提供いただき、技術士を目指す方々に勇気を与え続けてくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。


       

No.18373 RE:酷似論文 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/06/11(Thu) 06:21

確かに、前の人のコメントを受けて、もらった経験論文での受験に対する話をしたのに。話の流れが理解できなかったかな。(笑)

       

No.18374 RE:酷似論文 投稿者:ヲイヲイ 投稿日:2009/06/11(Thu) 08:51

>話の流れが理解できなかったかな。(笑)

今ごろレスするあなたはKYではないと?


       

No.18375 RE:酷似論文 投稿者:オイオイ 投稿日:2009/06/11(Thu) 09:13

くだらん争いはお互いメ−ルでやりとりして下さい・・

       

No.18376 RE:酷似論文 投稿者:キムチ 投稿日:2009/06/11(Thu) 23:54

korekidsさん。
私が知っているのは、業務に全く関わっていない業務の経験を使って受かった人です。
あしからず。

自戒も込めて言うと、最近、2ちゃんと対して変わらないような気がしてなりません。
皆さんストレス溜まっているんですかね。


       

No.18458 RE:酷似論文 投稿者:ヤンバン 投稿日:2009/06/19(Fri) 18:26

人の経験を使うとは、どうしようもない奴もいるな。

       


No.18440 骨子法による答案 投稿者:厚生省の白鳥くん 投稿日:2009/06/18(Thu) 11:38 [返信]

技術士試験を応援する第二次試験合格法
建設部門出願〜筆記試験編
の骨子法を活用しつつ、「上下水道部門」を勉強しています。

過去問や水道ビジョンなどをテーマ毎に自分なりの骨子にまとめて、骨子そのものを頭に叩き込むという戦法です。

そこで、疑問に思いました。

(骨子さえ間違ってなければ、)骨子法に基づいた箇条書きをすることで、確かに論理的で簡潔な内容にまとめることができますが、
解答用紙の空きスペースが多く残り、全行を埋めたとしても全マス数に対する全文字数は、時には6割程度になってしまいます。
 他の解答例(書籍)をみる限りでは、このような箇条書きだらけのものは皆無で、かなりのマス数が文字で埋め尽くされています。
☆このやり方は全部門の採点者に通用するのでしょうか?


       

No.18441 RE:骨子法による答案 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/06/18(Thu) 11:58

空きスペースが多い ⇒ ×
箇条書き多様 ⇒ 解答論文(論文)として成立しない

と思います。
空白が多い論文は、中身が薄いと予想されます。仮に濃かったとしても、空白部を使えばもっと濃くできます。論文が合格域の濃さを持っているかが問題だと思います。
箇条書きは読みやすい文章とするための技にすぎないと思います。逆に、箇条書きした各項目を一文で短適に書くのも技です。

>骨子さえ間違ってなければ、・・・

解答内容は正しくて当たり前なので、そのこと自体にあまり意味はないと思います。


骨子そのものを頭に叩き込む戦法はいいのでしょうが、結局、会場でそれをチョイスし、繋がる『論文』にしないといけません。
付け加えると、箇条書きがダメと言っているのではなく、効果的に使うのが普通であって、多用すべきでないと言ってるに過ぎない。


       

No.18442 RE:骨子法による答案 投稿者:厚生省の白鳥くん 投稿日:2009/06/18(Thu) 12:07

ハマーン様

即レスありがとうございます。本当に助かります。

ポイントは、優先度の順に
@解答が題意に沿っている
A内容が濃い
B読み易い
C字数が多い
ってとこですかね。

初めての挑戦ですが、受けるからには一回で・・・との決意なので、当日までにこれくらいのことは頭の中で整理しておこうと思います。


       

No.18443 RE:骨子法による答案 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/06/18(Thu) 12:49

私は建設の人間であまり上下水道部門のことは良く分りませんが、『論ぜよ』とか『説明せよ』と出題されているときは、自分の考えを書く必要があると思います。建設なら、『・・・についてあなたの考えを述べよ』と出題されるので、あなたの考えが必要に思います。なので、上下水で『論ぜよ』と出題されたら、『上下水道技術者としてのあなたの考えを論ぜよ』と私なら読み替えます。私が受けるならですが。

なぜ、こんなことを書くかと言うと、杓子定規に
>ポイントは、優先度の順に
>@解答が題意に沿っている
>A内容が濃い
>B読み易い
>C字数が多い
>ってとこですかね。
じゃないと思うのです。
なぜなら、当該試験は一応専門的応用能力を必要とする者の試験ですので、いつも言うのですが、新聞読む普通の社会人や丸暗記が得意な新入社員が書けない様な解答をする必要があると思うからです。上記@BCは普通の社会人として当たり前な内容で、Aに付いても何かの文献を見つけ出し、丸暗記して解答したとして、濃さうんぬんを論議できないと思います。これらの程度のことが、論点になるほどこの試験は甘くないと思いますし、もしこれらの論点が正しいとするなら、20代後半の技術士がごろごろ出現するが、合格者若返っているとは言え、20代合格者が少ない(合格平均年齢40歳程度=実務15年程度)のはそういう理由のような気がする。


       

No.18446 RE:骨子法による答案 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/06/18(Thu) 17:36

私個人としては骨子法で箇条書きばかりの解答は論文とは言えないと思います。
でも、その方法で建設部門の技術士に合格した人を知っているのも事実なんですよね。


       

No.18448 RE:骨子法による答案 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/06/18(Thu) 22:53

ここでいう(APECさんが薦めてる)骨子法というのは、骨子に+αということではないですか?
あくまでも試験は論文形式での解答ですので、骨子のみでは論文ではないですよね。
骨子で論文の核をつくり、それに周りを分かり易く論理的に充填していくことで、論文として仕上がっていくのではないでしょうか。
ハマーンさんがおっしゃるように、骨子を効果的に用いるべきだと思います。
厚生省の白鳥くんさん(?)がおっしゃてる論文作成法では、空白ができるのは当たり前で、謝った解釈だと思います。
間違ってたらすいません。 


       

No.18453 RE:骨子法による答案 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/19(Fri) 01:43

骨子法を使うときに気をつけていただきたいことが2つあります。

1つは、項目数が多くなりすぎる現象です。
骨子法は、書くべき項目をリストアップするようなものですので、慣れてくると項目数が増えます。それはそれでけっこうなことなのですが、増えすぎると、項目タイトル行が多くなって、文章を書くスペースがなくなってきます。
サイトでも本でも読んでいただけるとおわかりになると思いますが、骨子法は大中小の入れ子構造の項目を作り、そして項目ごとに2〜3行程度の文章を入れます。
ですから答案用紙は、タイトル行のところは右側が空白になり、文章部分は右端まで文章が行きますから、そこそこに空白のある、すっきりと読みやすい文章になります。(びっしり書き込んである答案に対して試験官がどう思うかはセミナー受講生の皆さんにはお話していますが、あまりいい評価はもらえていません)
ところがタイトル行だらけで文章を書くスペースがなくなると、非常に薄っぺらい感じの答案になります。
こういう場合は、項目数をシェイプアップする必要があります。その作業の中で内容が濃くなり、またメリハリもついてきます。

2つ目は、箇条書きが過多になりやすいことです。
各項目ごとに書くべき内容を骨子の中にメモ程度に書いておくことが多いのですが、これはメモですから体言止めになったりして箇条書き風になります。
すると、そればかり書いたり見たりしているうちに、それを文章にする必要性を感じないというか、箇条書きで十分な感覚になってきて、箇条書きのまま答案にも書くということがあります。
箇条書きにすることが効果的なものと、そうでないものがありますので、そこはよく区別する必要があります。

なお、今日もセミナーで申し上げてきましたが、これは試験ですから、ちょっと極端なことを言うと、合格できるかどうかは、「いい論文かどうか」とか「たくさん知っているかどうか」「実力があるかどうか」ではなく、「採点基準を満足しているかどうか」で決まります。
こう書くと「実力があれば合格できる試験じゃないとおかしい」とか言って息巻く人が出てきそうなのでお断りしておきますが、実力は関係ないとか言っているのではありませんよ。採点基準をよく知って、それにあった答案を作るべきだと言っています。

採点基準はサイトにも本にも書いてありますし、セミナーではくどいくらい説明していますが、問題点の抽出が一番のポイントで、それを抜かしてしまうのがB評価の一番の原因になっています。
それをしっかり書き込むために(忘れないために)骨子法は有効な方法のひとつだなあと最近再発見しています。


       


No.18377 技術士と技師? 投稿者:はじめ 投稿日:2009/06/12(Fri) 19:33 [返信]

試験準備や仕事の合間の雑談だと思って下さい。
「技師」、「技術者」や「資格としての技術士」と日本語として「技術」は共通で後ろに「師」「者」「士」がついています。どう違うんでしょう?
ツマラナい書き込みで、お忙しい方は読み流してくださいませ。


       

No.18378 RE:技術士と技師? 投稿者:暇人 投稿日:2009/06/12(Fri) 22:43

疑問点は自ら調べることが大切でしょう。
そうすると「技術士」になれますよ。


       

No.18379 RE:技術士と技師? 投稿者:はじめ 投稿日:2009/06/13(Sat) 00:30

 私の見解ですが、社会的には「単なる呼称」の問題に過ぎないと考えております。

ただ、個人的な思い入れにおいては
「師」・・・道を修め、他者を教え導く人
      (ケースとして医師と医者)
「士」・・・能力(資格)によって社会貢献する人
      (ケースとして技術士と技術者)
 ですので、「師」は他人との関係が重要で「士」は自律し、研鑽することが必要なのではないかと思います。言葉には字源・語源があり、それを理解していきたいです。

 また、「士」は士大夫を語源としており、男性的な表現です。一例として「看護婦・士」が「看護師」になったりしてますよね。
 仕事を始めた頃、「技師」とか「主任技師」と呼ばれた時期があり、妙な違和感をずっと持ってました。
 寺田寅彦先生や青山士先生のような生き様としての「師」には恥かしい位遠く及びませんが、技術者として成長していきたいです。
 


       

No.18392 RE:技術士と技師? 投稿者:とうりすがり 投稿日:2009/06/15(Mon) 10:06

現代での使い方は混在していると思いますが、
士の語源は統治層の階級名です、有る集団内での序列を表す言葉です。
それに対して師は統治関係に無い独立した個人に使用され資格に使用する言葉としては不適切だと思います。
看護士は既存の名称と区別するために作った言葉だと思うのですが?


       

No.18410 RE:とおりすがり様 投稿者:策 投稿日:2009/06/16(Tue) 06:20

当レスも雑談です.
以前,別の検定で,私のブログにお越しになったかたでしょうか.
間違っていれば,ごめんなさい.合っていれば,よろしく.


       

No.18414 RE:技術士と技師? 投稿者:はじめ 投稿日:2009/06/17(Wed) 00:09

とうりすがり様へ

 「一休み」のつもりで起こしたスレですので、個別の見解はご容赦ください。
「保健師助産師看護師法」なる法律があり、平成13年に呼称を定める際、紛糾したそうです。職業における「男女の性差」に敏感な資格においてはデリケートなのでしょう。
(ちなみに、助産師は現在でも男性が取得できないレアな資格です。)
 改めて技術士における男女比については確認してみたのですが、女性の割合が数%程度でしょうか?
 弁護士は約4分の1が女性でその他の士業も1割を切る資格は稀なようですから、ちょっと特殊なんですね。
 「男女共同参画社会」における方向性についてはどうなんでしょうかね?
 まあ、かくいう私も「大多数」の男性ですが・・・
 


       


No.18384 技術士と弁理士について 投稿者:技術を突き詰めていきたい 投稿日:2009/06/14(Sun) 13:24 [返信]

知っている人がいたら是非ご教授願いたいのですが、
現在、技術士を取得し、将来的には特許等申請業務も行いたいと思っています。現在は建設会社に勤めておりますが、その中で経験を積みたいと考えております。やはり、通常の弁理士業務を行うためには建設会社では無理なのでしょうか?方向性を替えるわけではなく現在の業務の延長として特許等の業務についていきたいと考えております。もし何かご意見・情報等がありましたら教えてください。


       

No.18388 RE:技術士と弁理士について 投稿者:ともとも 投稿日:2009/06/14(Sun) 22:49

私も以前に弁理士取得を考えていました。
その過程で気づいたことを以下に示します。
・弁理士業務とは、法律業務である。試験内容は技術とは全く関係ない。
・技術的には、自分では何も生み出さない。
・実務では、クライアントが特許化したいと考えている技術的内容をめいっぱい大げさにふくらませて、審査官に特許化してもいいかなあと思わせるような書き方にする能力がもっとも重要。

建設会社にお勤めとのことですが、社内に弁理士はいますか?たぶん、知財部門の方が社外の弁理士に内容を説明して明細書を書かせていると思います。

知財部門に移籍すれば弁理士業務の一端は担えると思いますが、技術的に向上するかというとハテナマークですね。

技術を突き詰めていきたいとお考えのようですが、弁理士はその対極にあるとさえ感じます。

ただ、最先端の技術に触れていられるという点ではおもしろいとは思います。ご自身で発明したい、開発したいという方には全く不向きな業務です。

以上、弁理士試験を結局受験せず、別の道を選択した者からのたわごとでした。
参考まで。


       

No.18391 RE:技術士と弁理士について 投稿者:よろしく哀愁 投稿日:2009/06/15(Mon) 00:41

ともともさんと同意見です。

以下、重複しない内容を記載します。
1.特許出願業務等を行いたいとの記載からは、
 「技術士ビジョン21に示してある知財評価者」や
 「各地域産業振興団体などがのアドバイザー名目の特許出願指導者」でなく、
  代理人としての弁理士業務を意味するものと仮定します。

  全くご存じないようなので明確に記載を致します。
  代理人は、技術者としての通常の業務の延長で、対応できる職種ではありません。
  建築業に限らず、一般の技術者として積むことができる程度の経験など、
  弁理士の実務において殆ど役に立ちません。 
  ここで、"殆ど"と書いたのは、経験業務であれば出願案件の理解が
  多少容易になる程度の意味にすぎませんので念のため。
  
  本気で弁理士業で身を立てたいのなら、まず特許事務所に転職することが現実的です。
  一般に、特許事務所勤務でノウハウと顧客をゲットしてから開業しています。  

2.代理人として特許出願等を行うのであれば弁理士資格が必要です。

  弁理士試験そのものは完全に法律職としての試験であり、技術士試験と別次元です。
  一般に合格には結構な勉強量が必要であり、学生ならまだしも社会人なら数年掛かるのが普通。

  また、弁理士を名乗るためには、まず弁理士試験に合格するだけでは不十分で、
  合格後に面倒な研修を経て、更に弁理士会に登録する必要があります。
  登録すると、毎年24万円の登録料の支払いを要します。

  技術士とはかなり異なります。 


       

No.18402 RE:技術士と弁理士について 投稿者:技術を突き詰めていきたい 投稿日:2009/06/15(Mon) 21:11

ありがとうございました。

       


No.18387 広島セミナーお疲れさまでした 投稿者:M委員長 投稿日:2009/06/14(Sun) 21:44 [返信]

 APEC様
 6/13広島セミナーお疲れさまでした。遠くからお越しいただきまして、スタッフを代表して御礼申し上げます。
 こちらの趣旨をご理解いただき、柔軟に内容を調整していただきました。受講者の方にも十分響いたと思います。
 また、懇親会では、次々にAPECさんと直接は話したいという参加者の対応ありがとうございました。しっかり広島の味を堪能いたたけたでしょうか?
 次は口頭試験対策でしょうか。またお会いできる日を楽しみにしております。


       

No.18390 RE:広島セミナーお疲れさまでした 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/14(Sun) 23:49

本当にありがとうございました。
2日間にわたり本当によくしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。お腹もいっぱいになりました。グラスも派手に割れました。(内輪ネタ^^;)
口頭試験の時期には、なんとかやりくりしてぜひおうかがいしたいと思います。
皆さんにもよろしくお伝えください。


       


No.18333 公務員の総監 投稿者:オールドルーキー 投稿日:2009/06/07(Sun) 14:37 [返信]

あと3年で退職の地方公務員です。退職を前に総監受験を志しているのですが、このホームページで紹介されている総監対策の中では、「総監とは組織継続のための監理技術」ということが言われています。私自身どうもまだ総監の考え方が分かっていないのですが、会社がつぶれることのない公務員にとって、「組織継続のための方策とは如何?」と悩んでいます。公共事業の事業主体となっている役所としては、「組織継続のための監理技術≒市民の理解を得ながら、また、コンサルタントや建設業者さんと協働しながら、低廉で品質の高い社会資本整備(公共事業)を継続的に実施するための管理技術」と考えるのは、方向性として間違っているでしょうか? ご教授の程よろしくお願いします。

       

No.18339 RE:公務員の総監 投稿者:kidscon 投稿日:2009/06/08(Mon) 00:10

この国が誤った方向に進んでいかないように、明るい未来が存続できるように努力してください。
青本の5ページまでと、各章のトップページ(1項のみ)を少なくとも3回は読んでみてください。

わりと読みやすい文章で、非常に重要なことが書かれています。
技術士以外の一般技術者の方々にも、是非この総監の心は理解して欲しいところです。
そうすればもう少し打合せがスムーズに運ぶような気がします。


       

No.18341 RE:公務員の総監 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/08(Mon) 00:18

オールドルーキーさん、公共にとっての「組織の継続」ですが、逆説的に「あんな役所はいらない」と国民あるいは上級庁から思われるような場合は?と考えればいいのではないでしょうか。
予算を確保して事業を実施する中でのQCDのバランスが極端に悪いとか、人の能力開発や能力発揮が著しく劣る(結果として品質や事業遅れにつながる。それは事業費の無駄遣いにもつながる)、情報整理が悪い(同じくQCDにつながる)・・・・といったような組織にならないようにはどう管理するか、と考えればいいのではないでしょうか。


       

No.18342 RE:公務員の総監 投稿者:おなむじな 投稿日:2009/06/08(Mon) 05:16

私も,定年まじかの受験生です.お互い,がんばりましょう.
体力,記憶力のハンディを克服して.夏の6時間はキツイ.


       

No.18345 RE:公務員の総監 投稿者:ともとも 投稿日:2009/06/08(Mon) 21:13

>「組織継続のための監理技術≒市民の理解を得ながら、また、コンサルタントや建設業者さんと協働しながら、低廉で品質の高い社会資本整備(公共事業)を継続的に実施するための管理技術」

少し変えましょう。
・・・・・低廉で品質の高い社会資本整備(公共事業)を継続的に実施できる組織作り」

特に公務員が発想しにくいのが、人的資源管理のように感じています。
全体を見ることに慣れていないことと、人間がコロコロ入れ替わる&専門的能力を重視されない風土のためにシステム的にミスを減らす方策や能力に応じた仕事配分といったことがなされていないと感じています。

そうした中で、特に年長の方に必要なのが総監技術だと思いますので、是非取得されてください。

公務員2年生より参考まで。


       

No.18349 RE:公務員の総監 投稿者:オールドルーキー 投稿日:2009/06/09(Tue) 06:36

皆様 色々とアドバイス頂きありがとうございます。
青本の第1章を熟読していくとともに、アドバイス頂いた公務員の総監の切り口を自分なりに考えてみようと思います。あと現役は少しですが、総監取得に向けて頑張ります。そして逃げ切りではなく、最後まで全力で公僕となって燃え尽きようと思います(苦笑
おっさん?おじいさん?パワーで頑張ります。


       

No.18350 RE:公務員の総監 投稿者:くりろう 投稿日:2009/06/09(Tue) 09:19

あまり難しく考える必要はないと思います。

今までの経験の中で如何に気配りをしてきたか・・・
人材や予算の使い方、折衝の進め方、地域の環境と意見の変化、開示情報とそうでない守秘の境界。
これらのうちどれかに着目、あるいは複数を組み合わせた実績を整理してみてはいかがでしょう。

択一問題は勉強と記憶が必要ですが、記述は俯瞰した監理技術を要します。
一企業人からの視点として、公務は技術系技術より監理系技術に携わる傾向が強いと思います。
したがって、総監には向いている職種であろうと思います。ただ、その前に一般部門のクリアは必然ですけど。

なお、口頭試験では「総監を取得して3年間で退職ですが、その間にどのように使いますか?」
といった実際の問題点の問いかけがあるかもしれません。


       

No.18360 RE:公務員の総監 投稿者:オールドルーキー 投稿日:2009/06/10(Wed) 02:54

>くりろう さま
色々とアドバイスありがとうございます。
口頭試験のことも見据えて実績整理をキッチリしたいと思います。(既に経歴書は手遅れですが・・^^;)現在の状況は、専門技術の技術士は何とかH19年度に取得いたしました。そして今年総監と・・考えている状態です。
ただ、実績整理の中で、どうも整理しにくいのが、人的資源管理の部分です。
ともとも さんも言われていますが、公務員の人的資源管理というのがよく分かりません。


       

No.18369 RE:公務員の総監 投稿者:くりろう 投稿日:2009/06/10(Wed) 23:29

オールドルーキー様へ

失礼しました。
既に一昨年、技術士になっておられるとのことですね。
それで試験時間が6時間ということだったのですか・・・
でも、それならば話は早いです。

人的資源管理が考えにくいということですが、これは人材を如何に該当部署や業務に適するように育てるか、配置するか、
そのため、どのような教育活動を計画して実施し、あるいは依頼して学ばせるか・・・などを書いていきます。
他にも、何を価値観とするか、インセンティブの問題も含めると書きやすいです。

お金だけでは人は動かないを基本に、教育が安全や経済メリットを増加し、職場の雰囲気を向上させる、
といった観点も公務にはあると思います。
では、ご健闘を祈念します。


       

No.18381 RE:公務員の総監 投稿者:オールドルーキー 投稿日:2009/06/13(Sat) 09:02

>くりろう 様
公務員の人的資源管理についての考え方ありがとうございます。自らの経歴をじっくり振り返りながら考えてみたいと思います。合格めざして頑張ります。


       


No.18215 建設一般 投稿者:ジュウザ 投稿日:2009/05/17(Sun) 00:12 [返信]

みなさん、建設一般の論文作成進んでおりますでしょうか?
白書をかなり読み込んだのですが、今年はなかなか
予想問題が絞りにくいですね。
キーワードは、「住みやすい」「地域活性化」「環境」
「安全」で論文を準備していますが、皆さんはどのように
お考えでしょうか?
あと2ヶ月ちょっと、気合を入れて、がんばりましょう!!


       

No.18218 RE:建設一般 投稿者:建設受験生 投稿日:2009/05/17(Sun) 08:38

白書を読んで,今年は,「国民の立場から見て---」という問題が出るような気がしますが,どうでしょうか.カンです.

       

No.18224 RE:建設一般 投稿者:Ryo- 投稿日:2009/05/17(Sun) 15:25

こんにちは。私は、予想問題を考えるのではなく、いろいろな重要キーワード【移動する】【住まう】【活動する】等に関してどのような切り口で問題がでても対応できるように訓練しています。

特に大事なのは、apecさんも言われているように why what how の視点だと考えています。それらの視点から、課題に対して掘り下げて考え、解決策を導くまでのプロセスを考えることを主眼にして勉強しています。


       

No.18227 RE:建設一般 投稿者:ジュウザ 投稿日:2009/05/18(Mon) 01:44

なるほど・・・・重要キーワード【移動する】【住まう】【活動する】ですね!!
例えば、「地域活性化」「環境」「安全」の予想
問題の中にも、この3つの重要キーワードの観点からの
課題と対策を取り入れ、
どのような問題が出ても臨機応変に対応できるよう
修正してみます。
大変、参考になりました。
あー、早く試験終わらないかなあ。


       

No.18344 RE:建設一般 投稿者:富山の土木屋 投稿日:2009/06/08(Mon) 17:02

先日実施した講習会で,受講生用に建設一般の予想問題を作成しました。
建設受験生さんが言われるように,国民の立場から見て・・・というのが,私の考えに近いです。
説明責任,VFM,地方の社会資本整備などがポイントのような気がします。
山を張るのは良くないのですが,重要そうな所をより深く勉強することも大切だと思います。
予想は予想,自己責任でお願いします。
http://kondankai.web.fc2.com/


       

No.18356 RE:建設一般 投稿者:あらあら 投稿日:2009/06/09(Tue) 18:50

過去の出題傾向に対して、
あまりにも問題の問いかけ方としては
細分化しすぎる(特定しすぎる)嫌いはありますが、

国土交通省の施策で現在、最も身近で広範囲に
議論が及んでいる話題としては、
「ETC1000円制度」があると思います。

●観光需要の促進、交流機会の促進
●ETC普及促進による料金所渋滞の解消の可能性

といったプラス面もある反面

●Co2排出総量の増加
●地方公共交通機関への打撃、経営圧迫
 (現に、フェリーなどの経営企業が店じまいが
  出ています)、ひいては、自動車を持たない
  生活者の移動手段の確保が困難になる
●高速道路の借金償還年数の延長による長期的な
 財政状態の悪化
●物流業者や高速バス運営者にとっては、
 混雑による定時到着が難しくなり、
 顧客満足度の低下を招く。
●地方部にはメリットがあるが、都市部はメリット低いという恩恵格差

など、建設部門の一般問題としては
喧々諤々の議論になる論点満載と思います。

「ETC1000円制度」が国民生活にもたらす影響に対するあなたの意見を述べよ

では、何となく過去の問題に比した問題の格調?は低いような感もあり、
出題としては出ないような気もしますが、
誰でもが何らかの意見を述べる事ができ、
回答が画一的にならずに分散して、
採点側にとって、非常に面白い題材ではないでしょうか?


       

No.18358 RE:建設一般 投稿者:林寅吉 投稿日:2009/06/09(Tue) 23:06

ちょっぴりだけ異論があります。「ETC1000円制度」についてですが、まず「高速道路の借金償還年数の延長による長期的な財政状態の悪化」に関してですが、高速道路料金を1000円とする担保として、税金を高速道路債務保有機構に投入することで賄っているという見識です。従いまして借金償還年数の延長ではなく、利用者が得した分税金が使われているということですね。
また高速道路料金の値下げについては、そもそも発端は既存ストックの有効活用であったはずです。それが「安心実現のための緊急総合対策」では「物流コストの引き下げを通じ、国民生活や地域経済を支援する観点から高速道路料金を値下げする。」と観点が変わり、「生活対策」では「国民生活の支援や地球温暖化防止の観点から更なる料金値下げを実施する。」とされています。即ち高速道路料金の値下げに関しては不透明感というか、政策の方向性がばらばらで統一性が見出せません。選挙対策ではないかとの批判を浴びる危険性をもはらんでいます。特に地球温暖化対策という名目については、モーダルシフトが重点政策の要であるはずですから、料金値下げはこれに相反する施策であると思います。このような観点から、「高速道路料金の値下げ」に関しての出題があった場合、解答が悩ましいかもしれませんね。


       

No.18359 RE:建設一般 投稿者:初挑戦 投稿日:2009/06/09(Tue) 23:13

APECさんのセミナーで出題されている5題は、インフラ整備の重要テーマを5つに絞り1問ずつ解説付きで、秀逸だと思います。

       


No.18009 総監について 投稿者:奇術士 投稿日:2009/04/05(Sun) 22:17 [返信]

総合監理部門はマネジメントの経験が豊富にないと合格は難しいのでしょうか?10年の実務経験が受験資格となっているようですが、たとえば極端な話でいえば、技術士の定義にもある「計画・研究・・・・」の業務経験が10年あっても、受験願書の業務経歴書の自分の立場がいわゆる一担当者であって、管理職(中間管理職を含む)の経験が全く無くても合格することは可能でしょうか?

       

No.18010 RE:総監について 投稿者:座頭三 投稿日:2009/04/06(Mon) 09:15

奇術士様

今回、マイナ−総監に合格した者です。
業務経験25年の中で、管理監督の経験は全くありません。
ただ、一担当者として品質改善、原価低減、納期短縮、特許管理、社内教育、5S活動、危険物管理等に取り組んできましたので、これらの内容を強調して業務経歴を作成しました。

管理監督経験の有無は全く関係ないと思います。

業務経歴を作成する前に、通称「青本」を一読して、各管理毎に自分の業務経験を整理されたらいかがでしょうか?

できれば、メインの業務を選定して、5つの管理の視点からの課題及びリスクと、それに対する解決策まで練られたらベストだと思います。

課題・リスク→解決策(青本の内容+自己の考え)→効果


       

No.18016 RE:総監について 投稿者:奇術士 投稿日:2009/04/06(Mon) 22:55

座頭三様

ご回答ありがとうございます。努力次第では合格できるという自信がつきました。前向きに取り組んでみたいと思います。


       

No.18024 RE:総監について 投稿者:胡椒 投稿日:2009/04/08(Wed) 08:37

大丈夫ですよ。周りに管理職+管理技術者の経験なしで総監に受かっている人間がいますから。
頑張って合格してください。ただし、昨年あたりから総監も難しくなってきました。頑張って
ください。なお、最近は総監をとって初めて技術士と言えるような風潮もでてきました。


       

No.18032 RE:総監について 投稿者:上戸彩ファン 投稿日:2009/04/09(Thu) 18:26

奇術士様、私も今年、管理職でもないのに総監を受験します。周りの人には無謀と言われていますが、ダメもとで挑戦します。お互いに頑張りましょうね。

       

No.18044 RE:総監について(苦言) 投稿者:時代屋 投稿日:2009/04/10(Fri) 14:21

>なお、最近は総監をとって初めて技術士と言えるような風潮もでてきました。
>
あまりよろしくない風潮だと思いますが。。。

知名度も業務独占も全くない資格に、(士補<士<総監みたいな)階層を作ってどうするのでしょうか。。。
 ※世の中ではタテ社会→ヨコ社会にパラダイムシフトが進んでいるというのに...

どこの業界かはわかりませんが、そのような”どんぐりの背比べ(しかも内輪で)”をしているようでは、
本当に『昭和(時代)の化石化した資格』にまっしぐらですね。

自分達で、今後の自分達の資格のあり方を閉ざしていることを、肝に銘じたほうがよろしいのではないのでしょうか。


       

No.18045 RE:総監について 投稿者:XXX 投稿日:2009/04/10(Fri) 18:58

建設コンサルタント業界では技術士の知名度はあり業務独占的な面もあります。
また、大手コンサルでは技術士は当たり前で総監がないと総監が取れない人もしくは総監を取る能力がない人とも見られてしまう場合もあります。
それ以前にこの不況の中で総監でもなんでもとって社内のどんぐりの背比べに勝たないと安心して働かしてくれない会社もあるとおもいます。
急激なヨコ社会へのシフトにはあまり実感がないですがヨコ社会で役だつノウハウは総監の勉強で得られることも多いです。
平成になってから社会人になったので昭和の資格は知りませんが、昭和の時期に技術士になった人の方が同時期以降になった人より経験だけではなく技術的着眼点のレベル高いと感じることが多いです。
昭和の技術士は自分達の実力と研鑽の継続で尊敬される存在になったのでしょう。「最近の技術士」もなんとかその域に達したいですね。
それと、(士補<士<総監みたいな)階層を作ったのは文部科学省で技術士ではありません。
こうなった以上、例えば部下が皆総監の場合、上司が総監がないと引け目を感じてしまうで様な立場の人も出てしまいます。
少なくとも総監に挑戦することが自分達の技術士資格のあり方を閉ざしている訳ではないと思います。
ただ総監になって数年経過しましたが、総監の技術士を嫌う人がいることは肝に銘じておいてもいいと思います。これには驕らず、謙虚にが基本なのと昭和の技術者が頑張ったように長い年月をかけて社会的な信用を得ていく必要があるのでしょう。
私も平社員のときに上司先輩より早く総監を取得し当時は時代屋さんの苦言を何度か頂きました。でも今となってみると上記のような感覚です。
時代屋さんの苦言の反論のようになってしまいましたが、こんな業界もありますといういうことで。。。ご容赦ください。
奇術士様頑張ってください。


       

No.18047 RE:総監について 投稿者:時代屋 投稿日:2009/04/10(Fri) 20:49

XXXさんの掲載に反論するつもりは全くありません。
(近視眼的な見方と"技術士"全体の見方の違いがありますので → どちらが良い悪いではなく)

「最近は総監をとって初めて技術士と言えるような風潮・・・」という思いを一人一人が持ってしまい、
また保有割合の多い建設・ゼネコン業界で、それを多勢で覆ってしまったら...
 (今後は、ヨコの業種のネットワーク繋がりが必要となってくる様相を呈していて)
例:他部門の技術士の方のあり方は? 世の中一般的に認知される”技術士”とは? ・・・(どんどんタコツボ化し、やがては・・・)
ということを懸念したまでです。

もちろん、総監にチャレンジすることは歓迎するべきことであり、もっともっと多くの人に『技術士』を知ってもらい、活用してもらいたいと思い、
自分達で自分達の手足を縛り、足元をすくってしまうようなことは危険ではないでしょうか...と書き込みをさせていただいた次第です。


       

No.18049 RE:総監について 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/04/10(Fri) 23:21

>知名度も業務独占も全くない資格に、(士補<士<総監みたいな)階層を作ってどうするのでしょうか。。。

私個人的にはそういう階層はありだと思います。実際、建コンではそうですよ。発注者からみても同業者からみてもそういう風潮はあります。


>なお、最近は総監をとって初めて技術士と言えるような風潮もでてきました。

これに関しては、そういう風には感じません。大手会社(技術士が大勢いるところ)での話ではないでしょうか。技術士が少ない地方、会社はどう思うのでしょうか?


>どこの業界かはわかりませんが、そのような”どんぐりの背比べ(しかも内輪で)”をしているようでは、
本当に『昭和(時代)の化石化した資格』にまっしぐらですね。

何故どんぐりの背比べをしてると言えるのでしょうか?少なくとも、必要とする部門はあるのですから別に良いじゃないですか。


       

No.18053 RE:総監について 投稿者:同じ悩み 投稿日:2009/04/11(Sat) 09:10

私はゼネコンを経て大手コンサルに勤め、現在中堅コンサルタントに勤めている者です。30台後半です。

>なお、最近は総監をとって初めて技術士と言えるような風潮もでてきました。
大手コンサルに在籍していた時、私の上司が総監を取得した際に口にした言葉が強く印象に残っています。
「総監取れてよかった。正直、恥ずかしかったんだよね。」
こんな言葉が口をついてしまうような雰囲気が大手にはあるのかも知れませんね。

翻って、今の会社では、
「一般部門取得してくれ。業務の資格要件を満たすために!」
地方とか中小では、総監云々よりもとにかく仕事を取るためお客さんに特定してもらわなければならず、そのためには一般部門の技術士が是が非でも必要という状況ではないのかなぁ、って気がします。

私個人も総監ってなんなのかイマイチ良く分かりませんが、業務を大局的な目で検討するようにはなったかなと感じることはあります。

まぁ、何にしても技術士は自己研鑽が必要です。また、総監に受かれば、CPDも20単位獲得です。

取得してからでも悩めるので、とにかく取得しちゃいましょう!


       

No.18055 RE:総監について 投稿者:南風 投稿日:2009/04/11(Sat) 12:11

電子部品メーカの総監技術士です。液晶、PDPパネル、携帯電話、PC等に適用される電子部品の開発、生産活動に携わっております。

新製品や新工法の研究開発段階においては専門部門の経験や知見が必要であり、それを量産化して生産活動を実施していく段階においては総監技術が必要です。

私の場合、総監技術は非常に役に立っております。すなわち、品質、コスト、納期、生産管理システム、顧客や競合他社に関する情報管理、製造ラインの人的配置と安全確保、安全衛生教育、製造物責任、ISO関係、社内および社外に対する環境負荷低減、等々生産活動の中で常に経験しています。

私の場合、専門部門と総監部門は新製品開発、安定生産を実施して、真の社会貢献をする上において、車の両輪であります。


       

No.18056 RE:総監について 投稿者:こころ 投稿日:2009/04/11(Sat) 13:56

恐らく、時代屋さんの言われていることは、「総監は偉くて、士・士補は下っ端だ」(職能ではなく、ヒトとしての高低)という概念を
技術士一人一人がもってしまい、それが技術士界全体に拡がり、やがては見向きも相手にもされず、衰退に繋がってしまいかねないのでは?
ということなんじゃないかなと拝見させていただきました。

各々の業界の事情や資格の位置付けはいろいろあると思いますが、『技術士全体の繁栄』として捉えた場合、
・「最近は総監をとって初めて技術士と言えるような風潮」は、仕事の需要と資格の供給が逼迫しているところでは、
その枠組の中で、”部分最適化”に走っていると見えなくもないし、
・冒頭に書いた懸念・リスクを抑止し、技術士の存在と活用度をアップして、技術士全体の需要を喚起し、繁栄に繋げていく
”全体最適化”(そうすれば今逼迫しているところも、仕事の需要と資格の供給のバランスも整ってくるのでは)と捉えることもできるかと思います。

それぞれの所属する企業やそれぞれの方の立場で、本当に見方は変わってしまうので、
誰が良い悪いとか「その見解は違う」とか言えないかと思います。

ただ、本当に『ヒトとして』、「総監だから」「士だから」「士補だから」という”心のカベ”は作ってはいけないと感じるところです。


       

No.18058 RE:総監について 投稿者:ごん 投稿日:2009/04/11(Sat) 21:48

青本を見ると、総監ってPMPと同種の資格なんですね。
なんで、プロマネ技術が他のオーソドックスな技術分野と同列に並ばないんだろう。

プロマネってことで経験等の条件を厳しくするのはいいと思うけど、他の技術士資格を要求する必要は無いようにも思えます。
コア技術があってのプロマネってことかもしれませんが・・・


       

No.18059 RE:総監について 投稿者:エセPM 投稿日:2009/04/11(Sat) 23:23

>青本を見ると、総監ってPMPと同種の資格なんですね。
>なんで、プロマネ技術が他のオーソドックスな技術分野と同列に並ばないんだろう。
>
日本の”マネジメント”の感覚(従来の技術分野を積み上げての「管理職」的イメージ?)と
諸外国などの、役割で定義される”マネジメント”の違いなのでしょうか?

私にもよくわかりませんが、日本の”マネジメント”の言葉の使い方が間違っているような気がいつもします。

総監≒PMPであるとするならば、技術部門と同列の立ち位置ではないでしょうか。

確か、技術士の部門の定義でも、総監=総合技術監理★部門★であって、それぞれの技術部門と同列の位置づけに見えますが、
現実には違っていますよね。


       

No.18074 総監とは 投稿者:PMP(☆虎) 投稿日:2009/04/12(Sun) 22:10

「青本」ベースで言うと5つの管理を総合的にマネジメント=監理する立場です。

で、業務経歴で本当にマネジメンの経験が必要か?
と言えば、決して必要ではないでしょう。

但し、管理ではなく監理としてのマネジメントを理解していれば、OKです。

南風さんが言われるように、総監技術を知ることは、業務、プロジェクトに対するアプローチの仕方が変わってきます。

単なる資格取得だけにとどまらず、総監を目指すことは確実に技術者としてのスキルアップにつながると思います。

なお、別のレスでもアップしましたが、「青本」は「体系」と称しながら体系でにはなっていません。

ごんさんのコメントにもありますが、国際的にはPMP資格がプロジェクトマネジメント資格の標準ともいえます。

また、国内資格ですと「中小企業診断士」の資格が総監な受験学習内容になっています。

まぁ、「中小企業診断士」の受験参考図書は割愛して概要だけをまとめたようなものが「青本」です。

私の講座の受講生で総監合格後、PMP受験資格も得て、その後、「中小企業診断士」を目指している仲間もいます。

スキルアップはいろんなアプローチがあります。
でも、技術者であれば、「総監」は取得しておきたい資格ですね。

では、


       

No.18076 RE:総監について 投稿者:奇術士 投稿日:2009/04/12(Sun) 22:51

いろいろなご意見非常に参考になりました。ありがとうございました。

       

No.18081 RE:総監について 投稿者:同じ悩み 投稿日:2009/04/13(Mon) 08:51

キーワードの勉強には、「技術士ハンドブック」が良いと思います。高くて、厚いですが。
総監のすべての分野を網羅していると思います。


       

No.18105 RE:総監について 投稿者:胡椒 投稿日:2009/04/15(Wed) 07:50

色々と申し訳なく思います。但し、経験年数の緩和により若い技術士が多くなったこと、
また平成13年度以降の技術士の扱いが低いことから、7年の経験を要求する総監をとって
あたりまえという風潮があります。
総監を持っていない人は、監理技術を知らない人又は取る能力のない人と思われます。
決してランクを作るという意味ではありませんが、そういう傾向はさらに強くなって
きているように思います。
お騒がせしまいた。


       

No.18242 RE:総監について 投稿者:西部の住人 投稿日:2009/05/21(Thu) 08:25

総監筆記試験時に,情報管理をどのようなものと解釈すればいいでしょうか.
 
青本では,情報公開,IT,知的財産,セキュリティなど,様々なものの集合のようで,相互の関連性が明確でないようですが.


       

No.18243 RE:総監について 投稿者:定年チャレンジャー 投稿日:2009/05/21(Thu) 12:53

西部の住人様へ
情報管理に限らず、すべての管理はそれぞれの項目にマトリックス的に相互関連しているのではないでしょうか。


       

No.18244 RE:総監について 投稿者:APEC 投稿日:2009/05/21(Thu) 13:06

ひとことで言えば、組織が継続的に事業を続けていけるようにするための、情報の管理だと思います。

(1)管理意思決定のためには情報の質・量・迅速さが必要。これを満たすような仕組みをつくる。
   ※現場管理だって、進捗状況、資材調達予定、市場単価、人の動きなどの情報がないと、明日どうするか決められませんものね。
(2)情報セキュリティ(情報の漏洩やウィルス等事業遂行に支障をきたすものが入り込むことがないようにする)
(3)知財管理

というように私は整理しています。


       

No.18245 RE:総監について 投稿者:西部の住人 投稿日:2009/05/21(Thu) 18:24

Apec様 定年チャレンジャー様 

ありがとうございました.青本を,その視点で読み直してみます.
総監技術をまだ会得していません.


       

No.18246 RE:総監について 投稿者:西部の住人 投稿日:2009/05/22(Fri) 04:18

追伸
青本は統一性がない,同感です.5つの管理を見直した結果,3つに集約できるのではないでしょうか.
・経営管理(経済性管理,人的資源管理,情報管理)
・安全管理
・社会環境管理
技術を使う上で,この3点の配慮が必要.その能力をみるのが総監試験では.


       

No.18247 RE:総監について 投稿者:XXX 投稿日:2009/05/22(Fri) 16:37

西部の住人様
ネットでは最後まで青本をの内容を否定したうえで合格する人も見ますが、私の周りでは青本で総合管理を体系として勉強してためになったという人の方が多いです。
私自身、総監の受験勉強開始直後は内容のわかりにくさに四苦八苦しましたが、今となっては青本は統一性がないとの実感がなく体系的によく整理されていると思っています。
もう少し勉強を進めると青本の印象も違ってくる場合もありますので同じ勉強するなら早い段階で青本否定しないほうがお得だと思います。
それと、経済性管理、人的資源管理、情報管理を経営管理としての方向から強く意識して見てしまうと技術管理としての趣旨からずれてしまうと思います。
こうなると合格に対しては不利になります。
そうではなく合否に関係なく青本の長所欠点を含めて理解し自分なりのマネジメントの手法を整理するのであれば、またネットで考え方を紹介してください。 


       

No.18250 RE:総監について 投稿者:西部の住人 投稿日:2009/05/22(Fri) 19:04

×××様

青本を否定はしません.逆に,あれが基本でしょう.私が言いたいのは,分かりにくいということと,体系化がされていない,ということです.それは青本もいっています.p.4,総合管理技術として統一的に適用可能な段階ではない.
可能なら×××様の持つ体系をお示しください.


       

No.18251 RE:総監について 投稿者:めんどい男 投稿日:2009/05/23(Sat) 02:00

遅ればせながら青本で勉強を始めました。
まずは青本を斜め読みして、さっそく過去問を解いてみました。

・・・社会環境管理がまるでいけません。

私はPMPを持っている(社命でしぶしぶ)せいか、他の「XX管理」には馴染みがないわけではありませんが、社会環境管理はまるでだめです。
ここはちょっと青本をまとめなければ。

皆さんはいかがでしょうか?

PMPは分厚いテキスト2冊を友人から借りて勉強しましたが、試験は択一だけですし、そんな難しい試験じゃありません。問題集もありますしね。
周りの人間も指名されてしぶしぶ受験し、ほとんど1発合格していきます。
PMPはプロジェクトマネジメントの体系化のみならず、プロセスの定型化にもこだわっていて、特に後者がややこしいのですが、これを書き出してみるとプロセスがリンクしていないというか、不完全で、勉強する気が萎えます。
この秋から内容も一新されてしまうそうで・・・まだ、発展途上なんですね。

総監も択一はそれほど難しくなさそうですが、暗記が多く、やっぱり理系には勉強しづらい内容です。
眠くなります。
プロセスの定型化をしようなどと考えていないところは良いと思いますが、なんか「技術士」って感じじゃないですね。あえて言えば「監理士」ですな。

なんで総監のみの技術士というのがないのか わかったような気がします。


       

No.18252 RE:総監について 投稿者:北の国から 投稿日:2009/05/24(Sun) 05:45

青本の始めを読んでみました.行間が狭い.字間が狭いので読み難い.内容は,いいことが書いてあるような気がしました.
7月末までに1回読んでみます.


       

No.18253 RE:総監について 投稿者:西部の住人 投稿日:2009/05/24(Sun) 07:05

情報管理が解りにくい点について,考えました.
建設系では,情報の価値が低い.そのため,日常より情報を深く考えていない,そのリテラシーがないということではないでしょうか.
反省します.


       

No.18269 No.18252の「北の国から」さま 投稿者:北の国から 投稿日:2009/05/26(Tue) 16:38

もしかすると私が後発なのかもしれないですが、少し前まで私が使っていたHNがカブってまして、本文の句読点の使い方で区別はつきそうですが、私がHN変えたほうが宜しいでしょうか?(^^;
それは一向に構いませんのでご指示願います。
青本も読んだことが無い私とごっちゃになっては、かえってご迷惑かとも思いますし。


       

No.18271 RE:総監(北の国から様) 投稿者:南の国から 投稿日:2009/05/27(Wed) 05:33

先発,北の国から様

スミマセン.私が後発ですので,「南の国から」に変更いたします.
ご容赦ください.また,北の国から様はどのようなご分野でしょうか.私は,建設(都市)部門です.定年対策として,今後,複数の分野も視野に入れようかと思っています.


       

No.18273 「南の国から」さま 投稿者:北の国から 投稿日:2009/05/27(Wed) 13:37

いえいえ、返ってお手数をお掛けし申し訳ありませんでした。まだ東と西が残ってますね(^^;

スレの内容からは外れますが、ご質問があったのでお答えします。

私は機械部門の情報・精密機器です。総監や他部門は受験するパワーと費用があればいずれ挑戦したいとは思っています。

今後ともよろしくお願いします。


       

No.18290 RE:総監について 投稿者:南の国から 投稿日:2009/05/31(Sun) 06:21

総監筆記論文の書き方が,どうもよくわかりません.
最近の問題自身が,複雑で,難解です.

何か,いい参考書はないでしょうか.


       

No.18330 RE:総監について 投稿者:西部の住人 投稿日:2009/06/07(Sun) 06:51

総監初参加です.
青本,全部は読んでいません.この時期ですが.最近,青本の良い点も少し見出しました.拾い読みできることです.


       

No.18331 RE:総監について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/07(Sun) 09:42

青本ですが、筆記試験の記述問題や体験論文、口頭試験で重要視されるのは、
 ○専門技術ではなく管理技術として課題解決しているか
 ○5つの管理を正しく理解しているか
 ○単なる管理技術でなく総合技術監理になっているか(5つの管理、全体最適化)
の3点であり、それは青本の5ページまでに書いてあります。
ここを読み飛ばして2章から読み込んでいる人が実に多いのです。
そういう人は「経済性」「人的資源」「情報」「安全」「社会環境」といった管理がそれぞれ何の管理なのかを正確に理解せずに各論に入るため、従来の自分自身の知識・発想の中にある「経済」「人」「安全」「社会」などの語句で置き換えてしまって誤解している人が少なくありません。
青本の2章からあとは知識を学ぶ部分です。
青本の5ページまでが「総監とは何か」を読み取るべき部分です。
くれぐれも5ページまでを読み飛ばすことのないようにしていただきたいと思います。


       

No.18335 RE:APEC様 投稿者:異邦人 投稿日:2009/06/07(Sun) 17:03

武士道とは死ぬことと見つけたり.
総監とは5頁を読むこと.

5頁ってすぐ読めるのですが,問題は身についたかどうかですね.


       

No.18336 RE:総監について 投稿者:キムチ 投稿日:2009/06/07(Sun) 21:31

青本の5ページを読んで身に付けるものではないでしょう。
普段の業務の中で身に付けてないと、それこそ付け焼き刃の技術だと思いますが。


       

No.18340 RE:総監について 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/08(Mon) 00:11

そうですね。
実は5つの管理は全部普段からやっていることともいえます。それは管理職であっても部下がほとんどいない立場の人であっても、会社員でも公務員でも。
あとはそれを5つの管理の中で整理できるかどうかだと思います。
そのためには5つの管理とは何かを正しく理解しなくてはいけなくて、それは青本の5ページまで(「5ページ」ではなく「5ページまで」)に書いてあるので、それを読み取って理解する、ということです。


       

No.18343 RE:総監について 投稿者:ななめ魚 投稿日:2009/06/08(Mon) 09:48

APECさんがこのホームページで述べている「総監の視点」。
これに全てが集約されていると思います。

日々の業務管理と照らし合わせれば、管理職の有無に関わらず自ずと視点が見えてきます。


       

No.18347 RE:総監について 投稿者:PMP(☆虎) 投稿日:2009/06/08(Mon) 23:47

久々での投稿です。

総監ってなんだ?!

青本の第1章に記載されています。
今年、私が行った講座4/25・26でも4/25の午前中はそれをテーマとした講座でした。

5つの管理の「個別管理」から「全体監理」へ
「部分最適化」から「全体最適化」へは
そして、「最適決定」と「満足決定」とは?
合意決定のプロセスは?
判断基準は?
情報公開基準は?

総監受験対策として、記述対策、技術的経験論文、口頭試験に向けて、5つの管理の内容も含んで2日間、9時間の講座をしましたが、それでも伝えきれないことがたくさんあります。

「総監とは?!」に限定した講座のビデオも配布したいと思っています。
(ちかじか、アップするかも。。。)

なお、講座での最高齢の方は69歳でした。
人生、学習!!
それを実践されている方がおられます。

その講座での受講生は、いろいろな事情はあるでしょうが、そのような人生の大先輩の方の向上心に触れ、圧倒されたと思います。

私も圧倒されました。何せ、私と一回り以上違う方が資格取得を通して、技術力をアップしたいと望んでいるのですから。。。。

「自分が成長したい」と思いチャレンジすることが大切ではないでしょうか?!

では、総監合格を目指している方への応援のメッセージとします。

あと2カ月です。


       

No.18348 RE:総監について 投稿者:PMP(☆虎) 投稿日:2009/06/08(Mon) 23:59

PMP(☆虎)です。

誤解があったらいけないので追記します。
APECさんが言われている青本の5ページまでは、理解していることが前提だということです。

5ページまでに青本が要求している「総監技術士」が全て要約し記載されているわけではありません。

「なんちゃって総監技術士」にならないように


       


No.18320 道路or施工計画? 投稿者:ジロタロス 投稿日:2009/06/06(Sat) 00:00 [返信]

地方の中小建設会社で施工管理、積算の仕事をしている30歳の技術士補です。
22年度の2次試験合格を決意し受験勉強をはじめようとしたところですが、選択科目を「道路or施工計画」のどちらで受験しようか、自分にとって何が「専門とする事項」に適しているのか?迷っている私に諸先輩方からのアドバイスが頂けたらと思い投稿してみました。
業務内容は、道路(排水構造物、道路土工、舗装工)や下水道(開削、小口径推進)工事の監理技術者として従事しております。
このような幅の狭い経験工種の中で、得意分野を挙げるとすると「舗装」工事があてはまります。
専門とする事項について「舗装工事の施工管理」ならば自分にぴったりですが、「施工管理」では技術士としてふさわしい業務と認められないと思われます。
仮に「舗装工事の施工計画」とした場合、道路科目として適しているのかどうか、(それは道路ではなく施工計画だろ?)など皆様からのアドバイスをお願いいたします。
補足ですが、専門科目の過去問からすると「道路」の問題のほうが自分には、むいていました。


       

No.18321 RE:道路or施工計画? 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/06/06(Sat) 09:15

>技術士としてふさわしい業務と認められないと思われます

技術士としてふさわしい業務ってなんですか?
技術士ってなんですか?

ホントにこのことを理解されてのご質問ですか?
これを理解されないと道路であれ施工計画であれ合格できませんし、大多数の不合格者はこれが理解できないので、誤った方向で勉強し、無駄に時間を費やします。(丸暗記の1級土木などとは異なり、努力した時間が合格に近ずくわけではない)

ご質問内容(道路か施工管理か)とこれらは無関係ではありませんし、ここで誰かに「あなたは道路です」とか「施工計画です」なんてことを言われて決めるもではありません。

ジロタロス さんは幸い時間があります。『技術士とは何か』『試験での求められるレベルとは何か』をまず感じ取られる方が先だと思います。
今年受験するつもりで、今年度受験者に合わせて勉強すれば、色々見えてくると思いますよ。(真剣にやらないと意味なし)

ちなみに、技術士とは何か理解できれば、きっと道路であれ施工管理であれ土基礎であれ下水道であれ建設環境であれ努力すれば合格できると思います。だって、経験って何をしたかではなく、どのように考えてその業務に挑んだかだと思いますから。


       

No.18323 RE:道路or施工計画? 投稿者:ジロタロス 投稿日:2009/06/06(Sat) 17:31

ハマーン様、アドバイスありがとうございます。

>技術士としてふさわしい業務と認められないと思われます

↑私の文章が間違っていたと反省しています。


>専門とする事項について「舗装工事の施工管理」ならば自分にぴったりですが、「施工管理」では技術士としてふさわしい業務と認められないと思われます。
仮に「舗装工事の施工計画」とした場合、道路科目として適しているのかどうか・・

↑上記の文を

「舗装工事の施工管理」ならば自分にぴったりですが、「施工管理」では業務経歴票に記入する職務内容として適切ではない思われます。
仮に「〜(課題)における舗装工事の施工計画」とした場合、道路科目として適しているのかどうか・・

と訂正させていただいた場合、まだ勘違いしているように思えるでしょうか?
よろしければ、再度ご意見をお聞かせ願えませんか?
よろしくお願いいたします。


       

No.18325 RE:道路or施工計画? 投稿者:APEC 投稿日:2009/06/06(Sat) 18:54

求められるのは、選択科目に関する知識と課題解決能力です。
知識は、サイトの筆記試験の過去問題を見ていただければ何が必要かはわかると思います。
課題解決能力は、その知識が応用できるものとして備わっているかどうかで決まりますから、経験が深いほうが一般に有利です。これもどのようなことが筆記試験で聞かれるのかはわかると思います。

その後は体験論文での勝負になりますが、これはその経験業務がどの分野でのものかではなく、その業務の中での課題解決が、道路の計画・設計・維持管理に関するものであるか、施工に関するものであるかによって決まります。
たとえば同じ道路工事であっても、取り組んだ課題が道路計画設計に関することであれば道路でしょうし、工事中の仮設や施工方法に関することであれば施工計画でしょう。

技術士は、「今後課題に遭遇したときに、最短距離で最適解にたどりつく能力があるか」を見るのであって、これまでの実績に対して免許皆伝が与えられるのではありません。ですから、実績そのものをアピールするのではなく、実績を通して能力をアピールします。
道路の計画設計技術者としての能力と、設計された道路を施工する上での能力の、どちらを持っておられるかという視点でご検討いただければいいのではないかと思います。

がんばってください。


       

No.18326 RE:道路or施工計画? 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/06/06(Sat) 20:44

APECさんに同じです。

PS
文面の端々に『ぴったり』とか『適している』などが散見されますが、くれぐれもご自身でラインを引かず
周りの技術士(出来れば現役)の指導を受け、十分な準備をし、来年度、経歴添削講座(SUKIYAKI塾に限らず)から受講されることをお勧めします。(具体的な経歴が分からない状況において掲示板での説明には限界がある)

私はこの試験は努力も大切ですが、最も重要なのは『求められる水準』を適切に把握することだと考えてます。

頑張ってください。


       

No.18328 RE:道路or施工計画? 投稿者:ジロタロス 投稿日:2009/06/06(Sat) 21:47

APEC様、ハマーン様 貴重なお時間をさいてのアドバイスありがとうございます。

質問したい事が次々に湧いてでてくるのですが、細かなところは指導技術士の方に相談してみたいと思います。

まずは、「求められる水準」を把握することに専念し、把握できたうえでそこに向かって頑張ります。

ありがとうございます。


       


No.18280 スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:TOM 投稿日:2009/05/30(Sat) 08:08 [返信]

鮮新世後期の土丹を材料とする高さ10mの道路盛土があり、盛土は完成後2年弱が経過しています。地表で観測される沈下量が16cm位(1.6%)生じていて、盛土材のスレーキングによる沈下の疑いがあります。(材料試験のスレーキング率98%)現地の沈下がスレーキングによるものであることを示し、今後の沈下量を予測する手立てはあるでしょうか?
近日中に調査方針を立案する必要があり、頭を悩ませています。どなたかお知恵をかして頂けませんか?


       

No.18281 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:みんな頑張れ 投稿日:2009/05/30(Sat) 09:30

それ程深刻ではありませんでしたが、私は文献を参考にして、検討したことがあります。
「地盤工学・実務シリーズ 盛土の挙動予測と実際」(社団法人地盤工学会)です。
参考にされてはいかがでしょう。
既に承知であればご容赦を。


       

No.18283 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:TOM 投稿日:2009/05/30(Sat) 10:31

みんな頑張れさん、ご回答ありがとうございます。
この文献は見ていなかったので、参考にさせて頂きます。もしよろしければ、教えて下さい。
沈下の原因がスレーキングであることを特定するには、どうすればよいでしょうか?
コアを採取して、著しく粘土化していれば解りやすいですが、施工時から粘土を含んでいる可能性もあると思いますし、何かよい方法はありますか?
また、この方法で対策の要否の判断までできるでしょうか?(自分で文献確認すべきと思いますが)
あと、盛土基礎地盤は沖積粘土が5mあり、N値4以下は改良済み、N値5の未改良粘土が2m位残っている場所もあり、基礎地盤沈下の疑いもあります。


       

No.18286 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:自助論 投稿日:2009/05/30(Sat) 15:16

文献を確認してから聞くべし、と思います。技術士たるもの。あるいは目指すものとすれば。

       

No.18287 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:みんな頑張れ 投稿日:2009/05/30(Sat) 17:40

自助論様、私も本音はその通りです。
TOM様も焦っているのでしょうか。
文面からだと、解釈しきれないので、無責任な答えはいかがな物かと考えます。
私は、土質の専門ではないので、特に慎重になります。
一つ感じるのは、TOM様の思考が直線的な気がします。

ー以下、本音ー
私だったら、供用後2年であれば、10m程度の盛土であれば落ちついたと考えます。
盛土が粘土化なら、沈下どころの騒ぎでなく崩壊の恐れもあるし、2mの粘土層がそれほど悪さをするわけが無い気もします。
もし、ひどいのでれば、排水計画、破砕や改良などの当初設計に原因があった気がします。
98%のスレーキング材を利用しているなら、こんな騒ぎを起こさない設計が必要で、材料の性にしてはかわいそうです。


       

No.18289 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:TOM 投稿日:2009/05/30(Sat) 22:58

みなさんのおっしゃる通りです。まず文献を確認すべきですね。自分でも焦っていたと思います。今日本屋に行きましたが、置いてなかったので、早急に入手します。
現地の状況を追記しておきます。
当初は、プレロードで施工する計画だったのですが、工事の遅れで地盤改良に変更し、突貫工事をしたようです。近くにカルバートがあり、沖積層では改良が行われていましたが、切り盛り境界付近より破損したため、JGSで追加改良が行われています。工期に追われて、改良範囲の特定や改良工事自体にも問題があった可能性があります。現地の沈下は、最近でも1cm弱/3ヵ月程度が続いていて、終息方向には向かっておりません。発注者は、1年後に道路を維持管理部署に引き渡すことになっていて、引き渡しに当たっての今後の対応に悩んでおられて、そのための調査と必要であれば対策工の立案を請け負っております。
自分なりに検討をして、また報告させて頂きます。
思考が直線的、以前も一度指摘されたことがあります。


       

No.18294 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:ハジ 投稿日:2009/05/31(Sun) 16:24

可能であれば土質材料を専門としている大学教授などの意見を聞いてみるのも一つの手段だと思います。当然ながら役所さんも了承していただいて、簡単な委員会などを立ち上げて解決することは、よくわからない現象を論理的に解決するにはいいことです。以前そういう風に対処しました。
ただ、文面を見ていると、スレーキング性の材料が原因というより、地盤改良が悪かったのではないでしょうか?スレーキング対策だけでなく、改良地盤の調査と動態観測箇所や内容の増加も考える必要があると思います。


       

No.18295 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:TOM 投稿日:2009/05/31(Sun) 22:03

地表面沈下観測では、沈下は沖積層分布域に限定されています。沖積層を外れると盛土厚も薄くなるのですが、スレーキングの場合は盛土厚が薄くても多少は沈下が生じるように思います。初期の沖積層の沈下で盛土に緩みが生じて、雨水浸透によりスレーキングが生じていることも考えられます。盛土後2年近くが経過して、圧密沈下が落ち着いてこないのも疑問があります。今の所、盛土の空気間隙率の確認、改良土のN値又は一軸圧縮強度の確認、未改良沖積層の圧密降伏応力と土被圧の比較、沈下計による動態観測を考えています。ただ、他の部署も絡んでいて、そこから今後の沈下予測を要望されています。双曲線法の予測をくつがえすような検討方法はないと主張しているのですが、なかなか納得してくれません。基礎地盤の圧密沈下にしても、盛土後2年近く経過した試料の圧密試験結果から今後の沈下量を予測して、双曲線法のグラフを修正するようなことは、現在の圧密沈下の検討方法では難しいと考えています。
まずは、現状から考えらる原因や、調査方法とこれからわかること及びその精度、費用などを整理して、発注者と協議しようと思っています。その中で大学教授に相談することも話し合いたいと思います。
今日も本屋に行ってきましたが、目当ての本は置いてなく絶版になっています。県内の公共図書館にもないようなので、知り合いの会社にでも当ってみようと思っています。


       

No.18296 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/05/31(Sun) 22:49

まずは、層別沈下計によって盛土地盤、改良地盤、未改良粘土層のどの層で沈下が発生しているかについて把握することが必要ではないでしょうか。
それから沈下の発生についての原因究明をし、対策を検討することが大事だと思います。
盛土層と未改良層の両方にて沈下が発生していると思いますが、いかかがでしょうか?改良部の施工不良というか、期待していた改良効果が得られていない可能性もありますよね。
盛土層については、スレーキング率が98%なので、土塊の混入率によって沈下の発生度合いも変わってくると思うので、ボーリングコアから盛土の状態(土塊片の有無、大きさなど)を確認することも大事だと思います。私の経験から言わせてもらえれば、土塊片の有無によって沈下が生じる度合いは違うと思います。
変形による圧縮沈下についての検討も大事だと思います。
基礎地盤についても、圧密降伏応力と現在の鉛直荷重との関係を把握することも大事ですよね。
N値が5といえど、10mの盛土であれば沈下は発生しますからね。
とにかく、盛土地盤が悪い、基礎地盤が悪いとかきめつけずに全ての層が原因と思って調査をするのが良いと思いますけどね。


       

No.18297 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:TOM 投稿日:2009/06/01(Mon) 00:10

盛土と沖積層(改良土含む)の両方に沈下を疑っています。試験と数式による沈下予測より、沈下観測を強化するのが確実と思っています。ただ、発注者の任期が残り1年のため、ゆっくりとした対処のみで発注者の立場として良いのかを考えています。
土塊片の有無の確認は、ボーリングコアから土塊片とそれ以外の重量率などを示せばよいのでしょうか?1度の調査で重量率からスレーキングの進行判定や沈下量の推定には結びつけにくいようにと思います。初期状態がはっきりわからないので、目視判定でこのへんはスレーキングが進んでいる可能性があるとか、進んでいないなどの現状資料に留まってしますように思います。(でもそれは今後の重要な資料になると思いますし、現状ではそれ以上の方法はないように思います)
変形による沈下については、横断測量でもすればよいのでしょうか?FEM解析(経験が少ないので調べないとよくわかりません)?
以上のように考えています。貴重なご意見ありがとうございます。


       

No.18305 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:ななめ魚 投稿日:2009/06/01(Mon) 20:29

こんなことがありました。
宅地造成2年後、駐車場が約30cm程沈下=陥没し、続いて2箇所で同様の被害が発生しました。
盛土材料は泥岩片であり、法面中にパイピングホールらしきものがあったことから、原因は地下水浸透によるスレーキングの進行と細粒分の流出ではないかと推察されました…が、内々に聞き取りを行ったところ、突貫工事による転圧不足も原因の一つであることが判明しました。

まずは原因究明が必要と考えます。
ボーリングにより盛土内部と基礎地盤の状況を確認し、その上で皆さんのご指摘同様、層別沈下計測、サンプリング、孔内水平載荷試験等による変形・沈下特性の把握が必要と考えます。
不良範囲が想定できれば、対策工法も絞れるのではないでしょうか。(ex.改良、置換え、床版、基礎など)


       

No.18307 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:TOM 投稿日:2009/06/01(Mon) 23:08

原因を決めつけずに、あらゆる可能性があることを忘れず業務を遂行するよう心がけたいと思います。みなさんから貴重なご意見を頂いて、段々と迷いもなくなってきました。ありがとうございます。
本日、今後の沈下量の推定方法について、私にとっては新情報が得られました。変形係数の逆数をmv値として、通常の圧密沈下のmv法で沈下量を推定し、現状と近い値が得られた実績があるそうです。誰でも知っている大規模埋立地の例で、理論的にも私は違和感を感じず受け入れられました。あと、沈下時間をどうするかを検討中です。
変形による沈下については、変位杭観測などのことですね。変形=FEMなどの難しいものとの発想で直ぐにはわかりませんでしたが、あとから気づきました。
文献も本日知り合いの会社で見つかりました。明日手元に到着予定です。


       

No.18309 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/06/01(Mon) 23:23

>変形による沈下については、変位杭観測などのことですね。

ん、変形係数を用いた沈下量の計算のことでは?


       

No.18310 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:TOM 投稿日:2009/06/01(Mon) 23:50

う〜、変形係数を用いた沈下量の計算ですか。
FEMや即時沈下の検討式、記載したmv法などは思いつきますが、勉強不足なので調べてみます。
変位杭観測はあまり意味がないのかな、これについても考えてみます。


       

No.18312 RE:スレーキング材盛土の沈下予測は可能? 投稿者:TOM 投稿日:2009/06/03(Wed) 00:00

本日、文献を確認しました。JHの試験方法で、19mm以上の礫材のみで作成した供試体に、一定荷重をかけ乾湿を繰り返して求めた圧縮率から沈下量を推定する方法のようですね。
適用については、沈下原因や現地の土質状況をよく吟味した上で判断しようと思っています。
その他にも、盛土自体の沈下量などについても書かれていて参考になりました。ありがとうございました。


       


No.17847 土木設計技士の資格取得について 投稿者:初心の是非を忘れない。 投稿日:2009/03/22(Sun) 15:58 [返信]

この資格試験が4月より新たにスタートするそうです。
技術士試験や土木施工管理技士などと異なり、設計業務に特化した資格と聞いています。
皆様の中で、受験をお考えの方がいらっしゃいましたら、受験の動機などをお聞かせいただけますか。
私も構造計算等の知識の整備のために、第二の資格として受験を検討しているところです。


       

No.18272 RE:土木設計技士の資格取得について 投稿者:土木設計技師 投稿日:2009/05/27(Wed) 11:48

申込期限が6月11日に延長されたようですね。
よほど申込者が少ないのかなぁ。
「土木設計技士」っていう響きは悪くないですけど、
取得する意義がいまいち解りません。受験料高いし。

受験する人いますか?その目的は?


       

No.18275 RE:土木設計技士の資格取得について 投稿者:goody 投稿日:2009/05/27(Wed) 23:31

所詮、国家資格と民間資格の違いでしょう。
国家資格を取得するほうが、モチベーションも上がります。
国家資格を取得して、土木設計技士の分も頑張ればよいのではないでしょうか。
国家資格への挑戦を期待します。
頑張ってください。


       

No.18276 RE:土木設計技士の資格取得について 投稿者:土木設計技師 投稿日:2009/05/28(Thu) 22:09

goodyさん、ご意見ありがとうございました。
私も技術士のはしくれとして、話題提供のつもりで書き込んでみました。

ここでは民間資格の話題はNGでしたか。
ずいぶんと国家資格を強調されており、見下したような表現にかなり
困惑しています。
いろんな分野や資格(RCCMなど)に興味を持ち、勉強や研鑽することは
大事な事と思っていますから。

いずれにせよ「土木設計技士」の資格自体に興味をお持ちの方は少
ないようですので、もう結構です。失礼しました。


       

No.18277 RE:土木設計技士の資格取得について 投稿者:新庄イチロー 投稿日:2009/05/29(Fri) 09:04

土木設計技師さんへ
この話題については、RCCM受験を応援するページ内で以前行なっておりました。 参考までに


       

No.18278 RE:土木設計技士の資格取得について 投稿者:夢追い人 投稿日:2009/05/29(Fri) 21:43

土木設計技士の興味が薄い理由は、私や職場の人の考えは以下のとおりでした。

・創設されたばかりで良く分かららないため様子をみたい。
・取得してメリットがあるかどうか?
・試験場所が遠い(始まったばかりなのでしょうがない)

正直、良く分からない試験が多い中で、新たな資格が出てきても、メリットがなければすぐに受験しようとは思う方は少ないのではないでしょうか?
地質調査業協会や建設コンサルタンツ共同組合(でしたっけ)のみの主催というのも土木設計技士としてのPRは低いのではないでしょうか?

私の場合は技術士を受験するので、その前に試験がある土木設計技士の受験は一切考えませんでした。試験日が近い技術士を受験する方で土木設計技士を受験する方はあまりいないと思います。

技術士やRCCMなどのように役所受けする資格なら良いと思います。(建コンの場合)
それ以外の資格では
・土木施工管理技士
・測量士
・地質調査技士
・地すべり防止工事士
・土地区画整理士
・コンクリート診断士
・下水道関係
などでしょうか。
他にもあると思いますが。とりあえず・・・

発注者は要求するくらいの資格になればいいのですがね。


       

No.18282 RE:土木設計技士の資格取得について 投稿者:ハマーン 投稿日:2009/05/30(Sat) 09:45

技術士を仮に最高峰として、いきなり受験することは無謀だと感じてます。
仮に30才で技術士になるにしても、それまでのステップや継続的な知識取得が必修なので、若手技術者は是非受験して欲しい物です。
昨今は会社も利益に直結しない資格には手当てを削減してます。若手も技術士ばかり意識し、夢ばかり見てますが、私は土木設計士であれ学会資格であれ、自分の背丈に合った勉強から着手すべきと考えてます。当然、経営者や管理職も技術者の成長を個人に委ねるだけではなく、適切なステップを示してあげることが大事かと(技術士、技術士と騒ぎすぎる)。 でないと、自社から技術士が育たず、結局老練な中途や名義貸しにしか頼れない会社になる。
RCCMや技術士を取得している人が土木設計士など発注要件以外の資格を受験するか否かは微妙ですが、特に20代の技術者には受験して欲しい。


       


No.18248 やる気 投稿者:しんどい 投稿日:2009/05/22(Fri) 18:12 [返信]

しかし、このところやる気がでない。みなさんどうですか?

       

No.18249 RE:やる気 投稿者:Ryo- 投稿日:2009/05/22(Fri) 18:30

すっごくやる気ありますよ!頑張りましょう!

       

No.18260 RE:やる気 投稿者:そうなんです 投稿日:2009/05/25(Mon) 10:28

合格したい気持ちがあるか?
自分は合格レベルに達しているか?
ではないでしょうか。

みんな合格したいからやる気がでる、
合格レベルに達していないと知ってるからやらねばと
今勉強する。
7月になって勉強しても間に合わないと知ってるから
今勉強する。

私もしんどいです。
今年受かりたいです。
どれだけやったら受かるか分からない。
勉強したことが出なかったら・・・と不安です。

しんどいさん、お互いにしんどくてもがんばりましょう。
今年で受かってしまいましょう!


       

No.18267 RE:やる気 投稿者:瀬戸内海 投稿日:2009/05/26(Tue) 00:41

合格したい気持ちがあるか?
自分は合格レベルに達しているか?
ではないでしょうか。

みんな合格したいからやる気がでる、
合格レベルに達していないと知ってるからやらねばと
今勉強する。
7月になって勉強しても間に合わないと知ってるから
今勉強する。

私もしんどいです。
今年受かりたいです。
どれだけやったら受かるか分からない。
勉強したことが出なかったら・・・と不安です。

しんどいさん、お互いにしんどくてもがんばりましょう。
今年で受かってしまいましょう!
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続きを3回目にやっと合格した私が・・・

1回目・不合格の時も
2回目・不合格の時も

3回目・合格の時も
同じことを感ました。
自分の技術力の不足を。

試験を通じての,最終的な感想でした。

そして,今,思うこともあります。

あの時した努力や一生懸命考えた思いが,今,ベースになってるな。でも,まだ足りないな。
試験にトライした意味はここだったんだな。
そりゃ,本音は最短で合格したい。
けど,2回落ちた分,思考時間が増え,思考訓練の繰り返し,結果はその分ベースに深みが出来たかな。

目の前の問題は重要。(早期・最短合格)
そして,その先の人生も重要。(人間,技術者としての深み)

スキー・モーグルの上村選手のコーチはスキーに悩む彼女に言ったそうです。

「スキーをやめても,君にはその後の長い人生があるんだよ」

そういう,なんと言うか【覚悟】みたいなものに対して,
40半ば,なんとなく判ってきたように思います。

閑話休題。
(自分で言うな!!)


       

No.18268 RE:やる気 投稿者:そうなんです 投稿日:2009/05/26(Tue) 10:15

そうなんですよ瀬戸内海さん。

私も何度も落ちてます。
1回で受かってたら、その後こんなに勉強していないのではと思います。
落ちてて良かった。とは言いたくないですが・・・
こうして毎年勉強してて、その分野の内容が確実に身になってきていると実感しています。

技術士になったら、名称を傷つけないためにも日々研鑽はすることになると思いますが、まだまだその実力が足りないのだと思い、勉強しています。


       

No.18270 RE:やる気 投稿者:詐欺士 投稿日:2009/05/26(Tue) 23:59

私は1回目の二次試験に合格するのに4回かかりました。
受験当時は建設関連業が最低レベルの90年代後半、「リストラされないため何とか技術士にならなければ・・・」と必死でした。

でも、一回目の合格以後は、業務の合間に趣味的に行う学習や技術研鑽だけで、今では4部門取得しました。

巷に星の数ほどある資格試験なんて、どれもそんなもんですよ。

気楽に構えていきましょう!


       


No.18254 東京セミナーありがとうございました。 投稿者:かとた 投稿日:2009/05/24(Sun) 21:19 [返信]

 東京セミナーは大変、有意義な内容でした。
 合格率は一定であることを考慮すると、筆記試験セミナーは全国で開催されており、受講者が多いので、技術士試験の合格要求レベルを全体的に押し上げることになると感じます。
 さらにインターネットが浸透する中で、SUKIYAKI塾は技術士試験に対するインパクトが大きいため、コンテンツの内容が充実すればするほど、試験の難易度が増していきそうです。


       

No.18255 RE:東京セミナーありがとうございました。 投稿者:SEMINA 投稿日:2009/05/24(Sun) 21:49

私も率直に大変、有意義な内容でした。
特に最終時のロールプレーでは、説明力を試すまたは鍛えるに良い方法を取得できたと思っています(しかも10分足らずの短時間で)。
本日セミナーの骨子法では、課題点→問題点への抽出まで至る過程をなんとなくですが理解できました。
今後、ロールプレー(話す力)を強化し、課題点→問題点への抽出を完全に理解したいと思います。


       

No.18256 RE:東京セミナーありがとうございました。 投稿者:無謀男 投稿日:2009/05/24(Sun) 23:06

私も最後のロールプレイは非常に有意義なものだと感じました。
自分が理解していても、人に理解してもらうのは本当に難しいということが再確認できただけでも参加した意義があるというものです。

『中抜け』
『・・・みたいな』

↑本日のキーワードです。

今後受講される方は楽しみにしていてください。


       

No.18257 RE:東京セミナーありがとうございました。 投稿者:勘介 投稿日:2009/05/25(Mon) 07:42

東京セミナー受講生の皆さん、ご苦労さまでした。皆さんの意欲に圧倒されてしまいました。このモチベーションを維持して8/1,2には実力を発揮していただきたいと思います。皆さん熱心だったのですが気になった点は、建設の時に国土交通白書を持ってきている方(机の上に出してみている方)が皆無だったことと、総監では青本を同じく見ている方が半分程度しかいなかったことです。ロールプレーにはぜひ必要と思います。最後まであきらめずに頑張ってください!

       

No.18259 RE:東京セミナーありがとうございました。 投稿者:OCD 投稿日:2009/05/25(Mon) 10:07

セミナー受講された皆さん、お疲れ様でした。
私は4/12と5/23の両日参加しましたが、皆さんの熱気には圧倒されます。
勘助様、ラガーマン様は毎回参加され大変なことだと思います。(午前中の抗議の後、ラガーマン様に挨拶に行った者です。)
講義内容は大変参考になることが多く有益で、ロールプレーの難しさがよくわかりました。「勉強不足を痛感しました」
APEC様には、お体を大事に技術士受験生のため頑張って下さい。


       

No.18266 RE:東京セミナーありがとうございました。 投稿者:APEC 投稿日:2009/05/25(Mon) 21:12

皆さん、ご苦労様でした。本日帰宅しました。
勘介さん、ラガーマンさん、バイアリータークさん、本当に助かりました。ありがとうございました。

なんというか、出し切ったみたいな充実感のある講義でした。
この講義内容を練り、また話しながら改良していく中で、私自身も大変スキルアップできたと思います。

「中抜け」そのとおりですね。それさえ気をつければ(気をつけられるようになれば)ぐぐっと合格に近づくと確信しています。

皆さん、がんばってください。