専門論文が3時間30分、一般論文が2時間30分と長くなったことで内容を充実させないといけない、大変だという意見が多いです。凝った内容を予想する向きも多くあります。 確かにそのような一面もあるでしょうが、ある意味、妥当な時間になっただけではないのかと思っています。今までは速記が必要でしたし、異常でした。 専門論文、一般論文の枚数を考えると妥当ではないでしょうか。今までの異常さと比べて、長くなったことばかりを気にして焦る必要はないと思います。
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No.7669 RE:19年度対策 投稿者:トミー 投稿日:2007/03/10(Sat) 15:56
ヒロさんの意見にウンウンと頷く反面、経験論文がなくなったことを考えると、何も変化がないとは思えません。 仮に平成18年度と平成19年度の試験の内容&難易度が同じだとすれば、平成18年度に受験した方から見れば、不公平(?)だと思うのではないでしょうか。 どっちが有利or不利とは思いませんが、トータルで考えて、平等になるように変更されていると思います。
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No.7670 RE:19年度対策 投稿者:ホタル書忘 投稿日:2007/03/10(Sat) 16:03
こんにちは。私もヒロさんの意見に同感です。今までは考えながら書き続け、途中で書き直したくなっても時間がないという状態でした。 問題的には応用力を試されるものとなるでしょうが、時間がある分、考える時間も増えるわけで、そこまで心配する必要はないのではないかと思ってます。 普段仕事を行っていく上で色々な問題が発生し、それらの解決方法を考えて克服しているわけですから、分野の基礎力を身につけ、普段の仕事の中で”考える力”を養っていくのが一番の勉強になると思います。 私はこれまでも考えていたつもりでしたが、最近になって、”考える”ってことを意識しだしました。
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No.7671 RE:19年度対策 投稿者:ラインハルト 投稿日:2007/03/10(Sat) 18:08
この試験の難しさは、五択でないということ、合格率はほぼ固定(建設なら10%)であると言うことです。 専門合格50%、一般50%、口頭+経験50%で約12.5%。 これは不動で、各試験の時間が長くなると、本当の実力勝負になるかと。逆を言えば、一般五択が無くなったことで、まぐれ合格は激減するかと。 この意味は、たとえば、一般の合格率は50%ですが、逆を言えば50%は合格させないといけない。いくら論文が良くても五択でNGなる実力者もいる。逆に実力なくても、五択(白書・過去問丸暗記)が良ければ結構いける。
ぼくはこの制度改正で、経験豊富な技術者の方が受かりやすくなる変わりに、勉強をがんばるだけで経験の少ない若者は受かり難くなると思ってます。(若輩者のぼくはやばい)
最終合格数(率)は、これまでと同程度か、それより少なく(難しく)なると予想してます。特に建設は。
合格率が上がるという予想もありますが、建設で技術士の偉大さ(部門登録)を考えれば、社会情勢からみても増えるとは思えない。試験が簡単になるとも思えない。
どうですか、ぼくの考えは・・・ 今年もがんばるぞ・・・・
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No.7673 RE:19年度対策 投稿者:NT-EE 投稿日:2007/03/10(Sat) 20:41
そうですね、私も合格率は下がると思います。 ただし、難しくなるというわけではなく、経験論文と択一が無くなったことで、受験者の裾野が広がることに起因すると考えます。 今まで受験に対して二の足を踏んでいた多数の人が受験することで、合格率は下がるものの、合格者数は増えるのではないのでしょうか。(受験してこなかった人の中にも優秀な人は沢山いますから) 今回の改正で技術士の数を増やしたい、しかしながら、レベルは下げたくないわけですから。
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No.7677 RE:19年度対策( 投稿者:初心の是非を忘れない。 投稿日:2007/03/11(Sun)
12:49
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No.7678 RE:19年度対策 投稿者:初心の是非を忘れない。 投稿日:2007/03/11(Sun)
12:53
ほたる書忘さま 『考える』平成19年度新制度対策として、建設オピニオン等の雑誌でキーワード検出をしています。キーワードを脳裏に染付かせた上で、持論を展開する訓練がいいのかと思いまして、色々対策手法があると思いますが、皆さんの対策手法はいかがでしょうか。
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No.7680 RE:19年度対策 投稿者:Jr 投稿日:2007/03/11(Sun) 17:44
H19技術士試験はかなりハードルの高い試験になると想定しています。 時間が長くなって考える時間が増えたということはより内容の濃い文章がが求められるでしょう。また、具体的事例の提示は、仮想例に対して回答するようなより実務に近い設問になるのではないでしょうか? APEC様のHPでも「土質及び基礎」のような問いかけ問題になるのでは?という見解が記載されていたように思います。 筆記試験の合格者は昨年より少し上昇し、口頭試験で3割程度落ちて、トータル前年度より若干合格者は少なくなるのではないでしょうか? なぜなら、口頭試験に提出される経験論文は全てA判定では無いからです。A判定でない方が、あの面接45分を乗り切ることは難しいと思うからです。 皆様、まだまだ時間はあります。技術士という視点を持って業務を行うように心がければ、道は開けると思います。頑張って下さい!!!!
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No.7682 RE:19年度対策 投稿者:FUNFUN 投稿日:2007/03/11(Sun) 20:45
皆さんのご意見と異なる様ですが、私の所感を述べさせてください。 ご存知のように、日本技術士会では、技術士の知名度や地位を上げ、また世界で伍してゆける技術士を多く輩出することで、我が国の目指す知的財産創造立国を実効有るものにしようと考えています。このため、平成15年度より技術士の試験制度を見直しました。1次試験を設け、そのハードルを低くして、技術士を目指す、特に若手を呼込むことに成功しました。試験制度が変わった平成15年度から平成18年度までの1次試験合格者は、延べ71,556人に達しています。この大量合格者に対して、平成16年度から平成18年度までの2次試験合格者は、延べ7,047人しかおりません。1次試験合格者の10%にも達していないのです。ただし、総合技術管理部門は除いています。総合技術管理部門の受験者は、殆ど2次試験合格者である技術士だからです。 そこで、日本技術士会では、残りの1次試験合格者が近い将来、技術士になって貰うように、平成19年度より2次試験の試験制度を見直しました。従って、大きな流れとしては、技術士が今後大量に増加することになります。ここが大事です。 技術士の質、レベルや試験制度の不公平の是非など、色々ご意見はあるでしょうが、冒頭に申し上げた目的を実効あるものにするために、日本技術士会は技術士の数を増やすと決めたのです。 試験時間が長くなったら内容も濃くしなければならないとご心配の様ですが、今までの2次試験を突破できる力のある人であれば、時間のある分だけ内容も充実するのは当たり前です。特段、内容云々についてのご心配はいりません。 以前の試験制度では、800字詰めの原稿用紙が基本でした。600字詰めに代わってから、業績論文も4000字から3600字と論述ボリュームが少なくなりました。この時は、「800字詰めの時代に合格した技術士は、優秀であり、その後に合格した技術士とはレベルが違う、クライアントも合格年度を見て厳然と優劣を区別するであろう。」とまことしやかに言われました。本当にそうでしょうか。2次試験に合格できる力のある人は、制度が変わっても十分対応できるはずです。 従って、平成19年度の2次試験筆記は恐れるに足らず、2次試験口頭は、今まで通り業績論文が書ける、言葉を代えると、自己の業務内容が技術士試験の業績論文スタイルに沿って整理できれば、試験が今までより15分延びようが恐れるに足りません。平成19年度からは、技術士の数を増やすための制度見直しなのです。 反対に、総合技術管理部門は、合格者が減少傾向にあります。1,407人(H16)→1,037人(H17)→815人(H18)と減少しています。総合技術管理部門の受験者は、通常の各専門部門の2次試験の全科目に合格する必要があります。従って、受験者は2次試験の科目免除のある技術士が普通です。技術士は、既に技術士なので増やす必要はありません。総合技術管理部門は、純粋に実力勝負となります。皆さんのご心配は、技術士になってから、上級部門である総合技術管理部門を如何にクリアするかということになります。技術士試験の権威は、今後、総合技術管理部門の技術士であるかどうかに移ってくるものと考えます。
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No.7684 RE:19年度対策 投稿者:APEC 投稿日:2007/03/11(Sun)
23:53
私は「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ですが、合格率はアップすると思います。30%近くなるかもしれないと思っています。その根拠などはサイトを見ていただくとして、それより重要なのは、人によって大きく差が出ると思われることです。
試験内容が同じで単に難易度が変わるだけなら、ボーダーラインが上下するだけですが、試験内容が変わるので、その変化が自分の得意方向にふれた場合は有利になりますし、不得意方向への変化なら不利になります。 全体合格率が高かろうが低かろうが、「自分は合格するのか」が大事だと思いますので、そちらの分析をされたほうがいいのではないかと思います。
サイトにも書きましたが、不利に働くのは、以下のようなタイプの人だと思います。
●理論的基礎がしっかりしておらず、鵜呑み・丸暗記でいろいろな知識を身につけている人
●マニュアルエンジニア。判断根拠が理論的ではなく「マニュアルに書いてあるから」という人 ●理論的根拠ではなく、経験則で技術判断を下していく人
●知識・見識が狭い人。自分の専門以外はあまり知らないという人
●想定問題などを一杯用意して答案を作成し、これを頭に叩き込んで試験に臨むという人 ●臨機の対応が得意でない人
●文章力があまりなく、あらかじめ練り上げないと読みやすい文章が書けないという人
●コミュニケーション能力・プレゼン能力に弱く、「棒読みタイプ」の人
これに対して、理論的背景がしっかりし体系的に整理された知識を持ち応用力のある人や、かつ表現力やコミュニケーション力のある人には大いに有利に働くと思います。
まずは自分にとって有利なのか不利なのか、そしてその判断のために、自分は上記のようなタイプに当てはまるのかどうか、客観的に冷徹に判断する必要があると思います。 私はそれができる人を応援したいと思っています。
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