環境部門、環境測定で二次受験を考えているものです。
環境測定による分析は、公定法に基づいて行い、測定対象は環境水、排水、土壌、環境大気、排ガスなどになり、環境測定の技術士もこの測定経歴の中から、
技術士としてふさわしいものを経験論文として提出すると考えています。
この科目で、例えば何が入っているかわからない機械油から、
環境測定の公定法を工夫して成分を同定する等の経験は、分析対象が環境中のものではないので、
経験論文としては不適当でしょうか?
私は無理があると思うのですが、
一度他の人の意見を聞きたかったもので...。
別の話になるのですが、
環境測定の技術士を受験される方には、おそらく化学分析全般をされている方も多いと思います。
環境負荷物質を測定などは、環境中のものに限らず、製品中、生体中等もあり、特に環境中よりも創意工夫の経験が多いと思います。
自分にぴったり合った部門がなかなか見つからなく
検討中(化学部門、資源工学等)なのですが、
分析に関する問題の多い、環境測定がぴったりだと
考えています。
環境部門に「環境保全技術」というような科目ができれば、化学メーカー、電気メーカー、機械メーカー
等のメーカーの環境に関心の高い技術者も受験しやすくなると思うのですが...。
知り合いに環境部門を取得したかったのですが、
該当科目がなく化学部門を取得した人もいるので、
ふとそう思いました。
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No.7390 RE:環境部門(環境測定)の経歴 投稿者:ハングリー 投稿日:2007/02/13(Tue) 23:56
すいません。所見を述べる前に前提条件が不足していると感じましたので、ちょっと質問してよろしいでしょうか。守秘義務の関係で回答がお嫌なら、レスは無くても構いません。
@何が入っているか分からない機械油から、具体的に対象物質として何を同定しようとしているのでしょうか。
A「環境負荷物質を測定などは、環境中のものに限らず、製品中、生体中等もあり、特に環境中よりも創意工夫の経験が多いと思います。」は、おっしゃるとおりです。分析手法が確立していないものを策定していくのはとても大変で有意義なものです。ところで、あなたのおっしゃる環境負荷物質とは何なのでしょうか。POPs? RoHS?
B「分析に関する問題の多い、環境測定がぴったりだと考えています。」も、なるほどと思います。ところで、環境省が毎年環境白書を発行してますが、この白書に興味はおありでしょうか。
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No.7404 RE:環境部門(環境測定)の経歴 投稿者:けんぞう 投稿日:2007/02/14(Wed) 20:59
ハングリーさんありがとうございます。
@例で書いたので内容が全く違って申し訳ないです。
加熱した製品から発生する揮発性成分を
使用した薬剤のMSDS等から生成成分を推定し、
環境測定の公定法で分析するといった場合や、
製品中の異物解析を環境測定の公定法で行った
場合などです。
私の業務経験は環境測定半分、製造工程での
必要分析半分といった具合です。
自分の業務を棚卸しした結果、環境測定より
製造工程の分析の方が創意工夫が多いため、
経験論文にかけないかと考えました。
ARoHSです。
B一次試験は環境部門で受験しており、
もちろん白書は読んでいます。
環境に関心が高いので二次試験も環境部門
で受験したいと考えています。
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No.7405 RE:環境部門(環境測定)の経歴 投稿者:ハングリー 投稿日:2007/02/14(Wed) 22:49
やはりRoHSでしたか。
以下は私見ですので、あまり気になさらずにお読みください。
@私の知り合いにも、当初は環境部門を受験しようとしたが指導を受けている方から「環境部門には合わない」といわれたため、化学部門の技術士になられた方がおられます。やはり電気機器メーカー勤務の方です。
ARoHSは、製品(構成する部品)中に含まれる有害物質を計ることから、計量法でいうところの環境測定とはいいにくい。製品性能試験に近い。
B私自身、取得当時はメーカー勤務でした。が、業務内容は、JIS K 0102シリーズや環境省告示法といった環境測定の公定法について、簡易法を開発しようというものでした。つまり、あくまで計量法でいうところの環境測定に着目した業務でした。
だからといって、貴殿の業務が環境部門に全くマッチしていないとは言い切れません。しかし、許されるなら、まず化学部門等で技術士となり、その上で環境部門に改めてチャレンジされてはいかがでしょうか。
SC30さん、どう思われます?
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No.7410 RE:環境部門(環境測定)の経歴 投稿者:SC30 投稿日:2007/02/15(Thu) 02:47
けんぞうさん、初めまして。ハングリーさん、お世話になってます。
結論からいうと、けんぞうさんがいくつか例示されたような分析では、環境測定は無理でしょう。
環境測定は、一般環境を対象にした測定・分析でなければならないと思います。
何か、環境測定の公定法というところにこだわっているようですが、仮に一般環境を対象にしていても必須ではありません。
むしろ、きまりきった公定法の知識経験だけでは立ち行かないような場合こそ、技術士としての応用・工夫の見せ所でしょう。
けんぞうさんの場合、環境にとても関心があることはよくわかります。また、多少なりとも環境測定の経験もおありとのことですので、何とか環境測定で受験するのにふさわしい経験論文ネタをさがすのも良いと思います。
しかし、文面からすると、これまでの経験にもっともふさわしいのは、おそらく応用理学−物理及び化学でしょう。
ご質問の主旨からははずれますが、環境測定の合格率は2年続けてわずか5%台の超難関でした。
No.6801のスレッドのレスで(スレッドの主旨からずれていますが)、似たような質問があって私とハングリーさんがいくつか答えています。
そちらも御一読いただけるとお役に立つと思います。
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No.7420 RE:環境部門(環境測定)の経歴 投稿者:けんぞう 投稿日:2007/02/15(Thu) 20:16
ハングリーさん、SC30さんありがとうございます。
やはり、この経験論文では環境測定は難しいようですね。
応用理学の過去の問題をみると、専門問題が歯が立ちません...。
環境測定の専門問題はとっつきやすいので、
やはり、環境測定で受験するように進めます。
ただし、自分の業務経験を環境測定の業務の中で、
もう一度棚卸し、ふさわしいものを経験論文にします。
それにしても、環境測定の合格率は相変わらず低いですね。
どうしてでしょうか?
次回は試験制度が大幅に変わるので、
他科目と同程度になることを期待して勉強に励みます。
ハングリーさんとSC30さんは、すでに環境測定の技術士の方なのですね?
私も数少ない環境測定の技術士に仲間入りできるよう頑張ります。
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No.7489 RE:環境部門(環境測定)の経歴 投稿者:水圏環境 投稿日:2007/02/19(Mon) 12:41
合格された方に伺うと,、以下の雑誌を読んでいた方がよいとのことです。
・『環境と測定技術』
最難関の1科目なので大変だと思います。
私もいずれは挑戦したい科目です。
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No.7514 RE:環境部門(環境測定)の経歴 投稿者:SC30 投稿日:2007/02/21(Wed) 02:36
ハングリーさんも私SC30も環境測定の技術士です。ハングリーさんのほうが先輩にあたると思います。
なぜ環境測定はこんなに難しいのでしょうね。以前からあまり合格率は高くありませんでしたが、ここまで低くはありませんでした。
どちらかというと、口頭試験合格率が低い(7割程度)ことが目につきました。最近は筆記試験の段階で厳しいですね。
今年から制度が変わるので難易度も変わると思います。これまで環境部門二次試験で厄介だったものの一つが一般択一です。それがなくなるだけでも負担が軽くなります。
けんぞうさん、是非がんばって環境測定の技術士を目指してください。
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