部門を問わず,平成19年度の経験記述の解答形式についてご意見を伺います。
従来は,600字×6枚=3600字以内ですよね。
それを,各部門・各科目ごとにおおよ毎年の傾向が決まっていて
3例紹介1例詳述や
1例詳述や
2例詳述などの
解答形式が指定されていました。
平成19年度からは,1500字×2枚=3000字となるため,文字数が少なくなります。
多くは記述中に図表が挿入されるので,実質記入できる文字数は2500字くらいになるものと思われます。
こうなると,1例詳述では適度な長さの論述展開ができて良いことでしょう。
しかし,2例詳述では満足できる論述展開ができなくなってしまうと思われます。
私は,もしかして2例詳述形式がなくなるのではないか?と予想しております。
みなさまは,どのように予想されますか?
|
|
|
|
|
No.6943 体験論文の内容 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/22(Mon) 13:06
書いた内容を読んで評価するのではなく、口頭試験のネタに使うわけですから、私なら1例だけにします。
・これまでは筆記試験でA評価をもらえた論文しか口頭試験では質問対象になっていなかったわけですが、今年からはそういう「保証」はなく、口頭試験でボロボロに叩かれるケースも出てくると思われる。
・1日7〜8人の口頭試験をこなす上に直前提出なので、じっくり読む時間などない。いかに斜め読みであらすじをつかませるかが勝負
ということで、書き方もかなり変えた方がいいように思います。
そして何よりも、経験論文を仕上げてから一般・専門の勉強という「段取り」を変えないといけないですね。
|
|
|
|
|
|
No.6945 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:PRE ンジャー 投稿日:2007/01/22(Mon) 13:47
APECさま
ご返信ありがとうございます。
従来の受験勉強は, 経験作成 → 一般,専門対策 であったものが
新しい受験勉強は, 一般,専門対策 → 経験作成 が好ましい
ということでしょうか?
|
|
|
|
|
|
No.6946 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:くりろう 投稿日:2007/01/22(Mon) 16:24
くりろうです。
経験論文の口頭試験は、作者が本人かどうかの確認が第一です。
提出なら論文を十分に練っているので内容が濃くなると思います。
しかし、これまでの試験で経験Aの人には、記憶どおりに書いた人は大勢いるはずです。
つまり合格する人とは、審査官に対峙する受験者の話しぶりから、”論文内容が当たり前に感じられる受験者”であると感触を受けた場合の筈です。
※ちょっと表現が難しいですが・・・(^^;)
何処を見ているかといえば、
1)課題の解決と技術者の創意工夫
2)それがもたらした結果と課題
3)実際に行った事例が持つ真実味
これらを読み取ろうとするでしょう。
内容は重要ですが、内容を把握している者だけが持つ説得力を伺ってくるはずです。
ちょっと聞くとオドオドするような返答では、本当に自分がやった現場でも真実味が薄くなります。
自信を持って望むことでしょう。
もう一つ大事な点は、それ以外の経験とのギャップがないことです。
経験論文ばかり立派で、他の経験がチープでは、その辺りの質問で攻めれば落ちます。
くれぐれも経験は論文だけではないくらい勉強しておきましょう。
|
|
|
|
|
|
No.6947 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:APEC 投稿日:2007/01/22(Mon) 18:16
受験勉強の中で技術体験論文をどう扱うかは、人それぞれ大きく異なると思います。
初受験とそうでない人では大きく違いますし、A評価をとったことがある人とそうでない人とでも大きく違います。
また、文章力のある人とそうでない人でも大きく違います。
さらに、従来の経験論文は創意工夫をいかに評価してもらえるような書き方ができるかが勝負でしたが、技術体験論文は業務の概要と技術的課題がわかりやすいことが第一条件で、創意工夫のポイントはその場で口で説明できます。つまり従来は文章力が非常に重要でしたが、今年からはコミュニケーション能力(もしかするとプレゼン能力)が勝負の分かれ目になるかもしれません。ポイントが変わるわけですね。
たとえば初めて受験する人や経験論文の成績がこれまで悪かった人の中で、まだ書くネタも決まっていないとか何を書いたらいいのかつかめていないという人は、筆記試験対策で手一杯になる前(春先くらい)にテーマと概要だけを詰めてしまった方がいいのではないかと思います。
しかし肝心の筆記試験対策を後回しにして添削を受けて文章を練り上げるなどというのは、プロポーズする前から結婚式の打合せをするようなもので、意味がないと思います。
遅くともGWあたりには体験論文の準備はいったんストップして、肝心の筆記試験対策に集中されることをお勧めします。
そして、筆記試験を受けてから発表まで2ヶ月、口頭試験まで4ヶ月もあるのですから、筆記試験後に体験論文をじっくり練り上げれば、合格発表後に慌てずにすみます。骨子がすでにできていれば、2ヶ月もあれば十分できると思います。
|
|
|
|
|
|
No.6948 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:イマジン 投稿日:2007/01/22(Mon) 20:21
PREンジャーさん、こんにちは。
>しかし,2例詳述では満足できる論述展開ができなくなってしまうと思われます。
そのとおりです。
私もそのあたりがすごく気になったので、今度出版する本の中にも、経験論文の出題形式についての検討(試行)を載せています。
「2例詳述」も「3例略記+1例詳述」もなくなり、「1例詳述のみ」か「2例略記+別の1例詳述」になると予想しています。
|
|
|
|
|
|
No.6949 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:都計カブト 投稿日:2007/01/22(Mon) 21:56
都計カブトと言います。
経験論文が3,600字→3,000字以内と言うことと、既に申し込みの受験の経歴に技術士にふさわしい業務の記述をすることから、2例略記又は3例略記は無くなるのではないかと考えます。
それと、経験論文は、提出前までにおそらく誰もが何らかの形で技術士である方にチェックを受けて提出されることが十分想定できます。技術士がこれから技術士の資格を得ようとする者の指導者になり、また技術士も自らの能力の継続研鑽(CPD)を図ることにもなる仕組みを今まで以上に明確にしているように思います。(適切な指導者により4年で2次試験受験を勧めていることが意図されていると思います)
受験者は、高度に完成された経験論文(業務報告書、企画書と言ったほうが捉えやすいかもしれませんが)をもって、口答試験で試験官(クライアント又は経営層と考えましょう)に納得いく説明(プレゼンテーション)をどこまで出来るかではないかと思います。
専門などについて記述する高等な能力は、2次の筆記試験で評価され合格されているわけですから、それだけに口答試験では経験論文の内容について、数々の質問事項を通して今まで以上に他者に対して、問題解決に向けてのコミュニケーションの能力、プレゼンテーションの能力及び技術士としての見識・制度の理解等について評価されると考えます。
いかがでしょうか?
|
|
|
|
|
|
No.6959 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:PRE ンジャー 投稿日:2007/01/23(Tue) 10:02
みなさま
たくさんのご返信をありがとうございました。
今年,必ず合格するようにがんばります。
いまから,経験記述の骨子を組み立てつつ,
一般記述とい専門記述の準備もすすめていきます。
貴重なご意見をありがとうございました。
|
|
|
|
|
|
No.6978 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:としけいかく 投稿日:2007/01/25(Thu) 11:33
これまでのみなさんのやりとりを見てきて、ふと疑問が惑いています。それは、「経験の問題」があるのかと言うことです。じゃぁー、いつ出すのかとなります。筆記合格通知書しかないですよね。それか、公表するのか。後者は、限られた人だけへの「問題」ですから、ないような?。 前者は、18年度まで、部門、科目で問題が違っていた訳ですし、それを合格者ごとに通知書に印刷する???? 煩雑過ぎてないような?。
ですから、”該当する科目の「技術体験論文」の提出”のみが「問題」だと思ってます。
勿論、採点の目は、これまでと同様で、書き方も必然的に、これまでと同じ「感覚」になってくるのでしょうね。
この「感覚」が分かるまで4年を要した訳ですが−−−−。 決して、機関誌などに投稿する「論文」調になったら、評価はもらえない???−−−分からないですね−−口頭試験の一部だし−−−、単なる質問のネタに過ぎないのか−−−−???
私も、もう一つ部門を変えて受験しようと思ってます。例年どおり「問題」が与えらても、そうでなくても昨年までのパターンで3000字以内でまとめるつもりです。勿論、後者であれば、1例ですね。
|
|
|
|
|
|
No.6983 経験記述の出題時? 投稿者:都計カブト 投稿日:2007/01/25(Thu) 22:01
都計カブトと言います。
私なりに考えてみました。
経験論文の出題及び提出方法については、2次試験当日の会場、論述試験終了後に説明が行われるのではないかと考えます(もしかしたら手書きの人用に用紙まで配られたりして・・・)。受験者に公平に情報が伝わることを考えるとこの方法が良いかと思います。また、その前の週末に技術士会本支部及びホームページ等でも発表されるかと思います。
ちなみに一級建築士の場合は、2次試験の設計製図の課題が7月下旬に行われる1次試験時に会場で発表されます。一級建築士の設計製図は1次の学科試験の合格者のみに受験資格を与えられます。9月の中旬の1次試験合格通知が着てから、10月上旬の2次の設計製図の試験勉強を始めても間に合いませんので、1次試験終了後、合否が分からない状況で設計製図の試験勉強に入ります。
経験論文ですがオリジナリティの視点から、学会の論文(この経験は私にはありませんが)、大学院の修士論文のレジメに近いイメージを持っています。ですが、内容を吟味する十分な時間、ワードで図やグラフそれこそ写真の張り込みまでOKとなれば、今まで試験会場で3時間半の限られた時間で、手書きで表現したレベルに比べ、内容の高い論文に仕上げることが可能になってしまう・・・と言うことは、経験論文の準備も今までと比べて結構大変!?
いかがでしょうか?
|
|
|
|
|
|
No.6989 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:としけいかく 投稿日:2007/01/26(Fri) 09:39
都計カブトさんの上げ足を取るようで悪いですが、「図表等を含め−−−−」を「写真まで」と解釈しますか??? 18年までも不可能でしたので、常識的には写真は評価されないかと???
|
|
|
|
|
|
No.6991 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:試験一回目です 投稿日:2007/01/26(Fri) 12:45
久しぶりに書かせていただきます。
今回の技術体験論文では図表の使い方が結構重要と思っています。文章と図表のバランスを考えないと,相手(試験官)に読みにくいものとなってしまうと思われます。
この観点で行くと,写真使用は,@おそらく白黒コピーで試験官に配布されること,Aコントラストがないとつぶれてしまい詳細な部分が不明確となる可能性が高い ことから避けるべきと考えます。
もしも使用する場合,紙はもったいないですが2〜3回ほど重ねコピーして判別できれば(図表も同じか?)大丈夫なのではと思っています。
|
|
|
|
|
|
No.6993 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:いさ 投稿日:2007/01/26(Fri) 19:19
経験論文(技術体験論文)がワープロ書きで提出できる…ならば、当然写真も貼り付けられますよね!
(もしかしたら、写真はダメよ、とか注文がつくやもしれませんが…)
形式が変わった今回は、とにかく試験官に理解させることが第一だと思います。
論文自体に点数をつけるわけではなく、あくまでも質問のネタにするわけですから…
とすると、写真やグラフ、図面などを画像ファイル、ExcelやCADから貼り付けて論文にするのも、有効な手かもしれません。
もちろん、論文の内容自体が稚拙だと、口頭試験当日に厳しいツッコミが飛び交うでしょうから、内容も充分大切ではあるのですが…
しかしどういう風な形式になるのか、ちょっと楽しみですね!(^−^)
|
|
|
|
|
|
No.6995 従来タイプ?レジメタイプ?どっちだ!! 投稿者:PRE ンジャー 投稿日:2007/01/26(Fri) 19:58
こんにちは,PRE ンジャーです。
みなさま本当にたくさんのご意見をおよせいただきありがとうございました。
これらのご意見は,次のふたつに分類できます。
予想されるパターンその1!
「従来の経験記述タイプ」
この場合は詳述1例になる可能性が大きいでしょう。
論述展開に字数をさくことができ,受験生としては組み立てやすいです。
いっぽう,試験官が事前に熟読しなければならず負担になります。
予想されるパターンその2!
「学会論文などのようなレジメタイプ」
都計カブトさんが予想していただいたタイプです。
この場合は,経験2例を紹介する可能性が大きいでしょう。
1枚の紙に1例を紹介して,2枚記入とするものです。
論述展開に字数をさくことができませんので,その分試験官の目をひくように工夫しなければなりません。
いっぽう,試験官はその場で紙を見ながら質問すれば良いのであまり負担になりません。
さあ!みなさんは,どっちだと思いますか???
|
|
|
|
|
|
No.7001 RE:経験記述は1500字×2枚=3000字以内! 投稿者:都計カブト 投稿日:2007/01/27(Sat) 00:24
としけいかくさん、申し訳ありません。
昨年12月25日に発表された平成19年度技術士第二次試験実施大綱(ちゃんと読まないといけませんね)に、技術的体験論文(図表等を含め3,000字以内でA4用紙2枚以内とし、白黒とする)を口答試験前に提出するとありました。白黒とすることからも、写真が認められる可能性は非常に低いですね。また、A4用紙2枚以内で3,000字以内ですから、手書きが認められることも考えられません。
あと技術的体験論文を修士論文等のイメージとしているのは、「オリジナリティ」の視点です。私が行った技術的提案に私の立場と役割から、オリジナリティの視点があった提案で、技術的成果としてどうであったか、そして現時点でその技術的成果に対し、私自身が改めてそれをどのように評価するのか、と言うことと考えていますので、技術的体験論文の対策の基本はかわらないと思っています。大事なことのひとつは、私にしかかけない技術的体験論文であるかと言うことだと思っています。気をつけなければいけないと思うのが、機関紙などの「論文調」の論文になってしまうことと思っています。評価されないと考えています。
詳述1例か2例かなどは、選択科目によるのではないでしょうか?私が選択する「都市及び地方計画」では、3,000字で詳述2例などは考えにくいと思っています。
|
|
|
|
|
|
|