過去ログ倉庫No.37

No.3551 出身学科について 投稿者:文型出身者 NEW! 投稿日:2006/05/07(Sun) 23:09 [返信]

はじめまして。
地質もしくは地球物理で二次試験の受験を考えているのですが(経験が足りないのでもう少し先ですが)、それらの学科出身でないと、論文がよくても面接で落とされると耳にしました。 
現在でもそのような風潮はあるのでしょうか?
ちなみに商学部出身で、一次試験は受かってます。




No.3509 建設一般の回答方法 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/05/03(Wed) 20:06 [返信]

教えて下さい。
建設一般(記述)は、例年『○○について、あなたの意見を述べよ』と出題されてます。
また、回答方法も、
・『はじめに』で、社会情勢などお題を踏まえ軽く触れる
・『現状課題』で、お題の現状課題を書く
・『おわりに』では、がんばって技術者としてアピールして締め括る
はなんとなく分ります。
しかし、悩むのが『お題のあり方』です。
ここでは、
@自分の立場(たとえば、設計者とか発注者など)からみたややマクロ的内容を書く
A立場を無視して、『今の動向は○○です』みたいに広く浅く書く
のどちらで書くのでしょうか。
僕の持ってる参考書(回答例)では、多くがAで回答してます。
しかし、個人的な観点(単なるコンサル)で考えると、
たとえば、コスト縮減で考えると、
・問題は『あなたの意見を・・・』なので、入札改革など大それたことより、設計に関連する部分のみで勝負する。
のが良いと思ってます。
でも、技術士は視野が広くなくてはいけないので、それだと『視野が狭い』と判断される恐れが・・・
でも、白書の表題レベルを広く浅く列挙しただけの論文では、『あなたの意見を述べよ』にならない。と言うか意見じゃない。
問題が、『○○における今後あり方を述べよ』ならそれでも良いと思うのですが・・・
うん〜。分らない。

みなさんはどのようにされるのが良いと思われますか?教えてください。



No.3512 RE:建設一般の回答方法 投稿者:バル 投稿日:2006/05/04(Thu) 02:42

ラインハルトさんこんにちは。
私の考えを述べてみます。
最初に断っておきますが、私は受験者なので「問いに対する正答」ではなく、あくまで「私の意見」です。

建設一般は、自分の立場で実施できる内容かどうかは別として、「お題」に対してより効果の高い論述をすべきではないでしょうか。
コスト縮減を「お題」とするならば、設計に特化した記述だけでは、コスト縮減効果は小さいと思うのです。

 例えば私が@で書くとすると、専門は橋梁の設計施工ですので「基本設計の見直しによるコスト縮減」「施工方法の変更によるコスト縮減」「新技術の適用によるコスト縮減」ということになります。これだけでは、効果の高いコスト縮減は達成できていないと思います。
 一方Aで書くとすると、「設計基準の性能規定化(架橋地点に適した入力地震動の設定とか)」「資本整備の重点化(効果の小さい事業は中止するとか)」「競争性の高い入札制度」「企画の変更(1.5車線道路とか)」等になります。(私には決定しようがない代物です)
 コスト縮減効果は圧倒的にA>@となります。
Aを踏まえて、多少自分の意見を付け加えるということではどうでしょうか?
自分も受験者なので、偉そうには言えませんが・・



No.3514 RE:建設一般の回答方法 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/05/04(Thu) 10:45

バルさん ご解答ありがとうございます。

もしよろしければ、もう少し教えて下さい。

たしかに、『A>@』なので、『Aを踏まえて、多少自分の意見を付け加えるということではどうでしょうか?』が正論だと思います。(最初はそう思ってました)

でも、この解答手法では、解答数(3枚数)を考えると、みんな概ね同じような解答になるような気が・・・
建設二次試験の合格率は約1割で、60点以上が必要。論文なので採点の基準があいまいとすれば、他者より1歩抜き出た論文が合格レベル(60点)となるような気が・・・

となると、Aにした上、全体の質は無論のこと、勝負どころは『おわりに』となるのですか?




No.3515 RE:建設一般の回答方法 投稿者:週末婚 投稿日:2006/05/04(Thu) 11:07

はじめまして。私も受験者であり、建設一般を最も苦手とするものです。私は、近代図書の『論文作成のテクニック』を購入し、それをベースに勉強しています。すでにご存知であったらお許しください。
そこには、例えばコスト縮減で言うと、その主要な背景は少子高齢化にあり、少子高齢化全般から大きく問題点を取り上げ、その問題点を述べる、そして課題としてコスト縮減を含んだ事柄をトッピングしながら挙げていく。
ここで設計上の問題点を強く述べたいのならこの課題の部分でそのようなニュアンスで入れ込んでいき、それに対するあり方として、設計に対するあり方を強く述べる。
そして終わりにでは、設計関係を中心に述べたが他にも、維持管理や入札、契約方式、地方の独自性、PFI等いろいろある、みたいな事を述べ、最後に自分の意気込みをアピールする、というようにかかれている、と解釈しています。
様は、出題者が何を言わせたくてコスト縮減問題を出題しているかというところをついて、そこから自分のワールドに持ち込んでいって、最後に包括的に述べる。
私はこの方法で行こうかと考えています。
生意気をいいました。
お互いにがんばりましょう。



No.3517 RE:建設一般の回答方法 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/05/04(Thu) 11:47

週末婚さん返答ありがとうございます。
ぼくもたぶん同じ参考書をもってます。
そこで、今回の疑問となったわけです。
今年の建設一般は、色々な予想がありますが、みなさん『安心・安全』は準備されると思うのです。

仮に、予想外の問題が出れば、近代図書『論文作成のテクニック』でやるしかしょうがないと思いますし、そのような対処方法も準備するつもりです。

しかし、問題は予想道り『安心・安全』が出た場合です。近代図書『論文作成のテクニック』の手法は結構無理があるような気がして・・・(まちがいではないと思うのですが)
大本命にお題に対しては、ちょっと厳しいような・・・・
週末婚さんはどう思われますか?よろしければ教えて下さい。





No.3518 RE:建設一般の回答方法 投稿者:週末婚 投稿日:2006/05/04(Thu) 13:03

ラインハルトさん。私と同じで悪戦苦闘されてますね。
申し訳ないですが仲間が増えたようでうれしいです。
がんばりましょう。
さて、安全・安心についてですが、私も最初は新しい『お題』かな?と思っていました。
しかし、それは、子供や高齢者が多く犠牲になる、防災・減災対策のおくれ、企業の安全意識の向上(これは、追加ですが)、グローバル化への対応、等、結局は主要なお題『高齢化・国際化・災害多発』などが合体したものであり、これを逆に考えると、そういった問題が合体してくる時代に突入してそれで国民が不安に感じてきているのではないでしょうか。
例えば、昔は高齢化が問題にされましたが、いよいよ昨年に死者が出生者を上回ることがはっきりと明らかになった、京都議定書が発行された、事故が多発した、建設業の信用性を失うことが相次いだ、大雪に対する脆弱さ、鉄道事故の続発、こんなことが重なってきたため国民は不安になり、危険な世の中だ、と実感し始めたのではないでしょうか。
したがって、1つのお題で集中するのではなく、数々のお題のキーワードを整理するのと、全体を問われたときに要領よくまとめることも私は練習しています。
でも、基本は、1つの『お題』であり、いろんなことが重なって成熟社会にはいり、その対応を国土交通白書にあるように求められている、と思っています。
私としては、新たに『事故』というお題をひとつ追加して、あとは先に述べた基本を守り、それと全体の融合として『安全・安心』ととらえています。
それと、少子高齢化→高負担社会→不安→コスト縮減→設計上の問題、これもひとつにはなりませんか?






No.3519 RE:建設一般の回答方法 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/05/04(Thu) 14:30

週末婚さん、ご返答ありがとうございます。
かなり悪戦苦闘してます。普段、こんなこと考えて仕事してないので・・・・

週末婚さんのおっしゃられる通りで、あらゆる課題があらゆる問題と結びついており、その解決策までもが連動してるように思え、結局、的が絞れない、筆がすすまなかったのです。
でも、週末婚さんの見解で、とりあえず突破口の光が見えたような気になってきました。

とりあえず、もう一度『白書』を読み返し、再考します。



No.3520 RE:建設一般の回答方法 投稿者:青い炎  投稿日:2006/05/04(Thu) 14:41

建設一般の論文の書き方については、ガチンコ技術士学園の記述対策編で詳しく解説していく予定にしていますが、
>@自分の立場(たとえば、設計者とか発注者など)からみたややマクロ的内容を書く
>A立場を無視して、『今の動向は○○です』みたいに広く浅く書く
@もAも不十分だと思います。例えば去年の問題は

2−2−1.災害に強い国づくりのための社会資本整備のあり方について、あなたの意見を述べよ。
2−2−2.平成17年2月に発効した京都議定書を踏まえ、建設分野が取るべき地球温暖化対策について、あなたの意見を述べよ。

の二つでしたが、問われているのはあなたの『意見』であって、意見を出す人の立場など全く関係ありませんし(@)、国土交通省の掲げる政策(A)でもありません。

素直に題意に沿って解答することが大切だと思います。2−2−1ならば、災害に強い国づくりのための社会資本整備にあり方について、『自分の意見』を主張することが大切ですし、2−2−2ならば地球温暖化対策について、『自分の意見』を主張することが大切です。
『自分の意見』をいかに論理的に展開できるか、いかに読み手を説得できるかが建設一般で問われていることだと思います。つまりそれが技術士に求められていることなのではないでしょうか?ただ私の場合は我流ですので、ガチンコ技術士学園の記述編の参考にすべく、みなさんが参考にされている近代図書の『論文作成のテクニック』を購入してみます。



No.3521 RE:建設一般の回答方法 投稿者:バル 投稿日:2006/05/04(Thu) 15:38

うわっ!仕事の合間に掲示板を覗いてみたのですが、随分とレスが進展していますね。しかも「ガチンコの青い炎さん」までコメントされています。
もはや私がコメントする内容は無くなったようです。

ラインハルトさんの質問内容に関して、私の意見を1点だけ述べます。
「他者との勝負どころ」についてですが、記述論文が同点であれば、勝負は「択一対策の出来」になるのではないでしょうか?
択一も記述も15点ずつです。択一が満点に近ければ、記述は書くだけでA評価になることも考えられます。
(私自身は、もちろんこんな大バクチを打つ自信はありません。記述問題がそれなりに出来ても択一で取りこぼしてしまうことを心配しています。)

ラインハルトさんも週末婚さんも頑張っていますね。いい刺激になります。私も頑張ります!



No.3522 RE:建設一般の回答方法 投稿者:九州人 投稿日:2006/05/04(Thu) 18:09

こんにちは、九州人です。
私も青い炎さんと同様、自分の意見を論述することが重要であると思います。
私も、昨年の建設一般の論文は、自分の意見を中心に記述しました。
そのためには、白書を自分なりに消化する必要があると思います。
私は、昨年、「災害に強い国づくりのための社会資本整備のあり方について、あなたの意見を述べよ。」について解答しました。
その際、もちろん題意に沿うことももちろん重要ですが、自分の意見を所々盛り込みました。
昨年は、日本技術士会から「減災と技術」という書物が発行されていたため、こちらも結構読み込みました。(今年もなにか出版されるのではと気にしてます。)
今年の白書は、安全・安心ですので、もっと広い視野での意見を求められるのかもしれません。
しかし、自分の意見を盛り込むことを忘れなければ大丈夫だと思います。
なにはともあれ、青い炎さんのガチンコ技術士学園で情報収集するのが一番いいかもしれませんね。



No.3524 RE:建設一般の回答方法 投稿者:週末婚 投稿日:2006/05/04(Thu) 21:33

確かに自分の意見を述べることは重要だと思います。
いろんな方はそのように言われます。
しかし、そのような方々の書かれた論文を見せていただくと、言い回しこそ〜すべきである、〜と考える、となっており、自分の考えのような文末になっていますが、中身は国土交通白書に書いてあることのとおりであるケースが多いです。
私としても、そのような書き方しかしようが無いと思います。それはまぎれも無く日本の問題であり方向性であります。このホームページでも、あまり自分を爆発させないほうが良いとあります。
爆発までは行かないんでしょうが、私がラインハルトさんに共感を持ったのは、コンサルはコンサルの視点で、ゼネコンはゼネコンの視点で、公務員は〜・・・というそれぞれの視点で論述すればよいのではないでしょうか?
青い炎さんや九州人さんの言われる自分の考えとはそういうことではありませんか?
当然、最初から、マクロではじまりマクロで終わるのはだめでしょうが、いろいろ問題がある中で私はこういうことが問題であると考え、今後はこうしていくんだ、でもそれだけではだめで他にもこんなことも、そしてこういうことも必要で、最近ではこんなことも行われている、といった論述展開では合格点は難しいでしょうか?
白書や書物を読んで、語尾を変えて自分の考えのようにするふしがありますが、全体や背景を論述した上で、ラインハルトさんの書かれた@を強調する論文は、読んでいる人も面白いと思うのですが。
いかがでしょうか?



No.3525 RE:建設一般の回答方法 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/05/04(Thu) 22:55

週末婚さん こんばんわ。
朝からこんな時間になってしまいました。

とりあえず下書きで、今日1日かけて1本書きました。
週末婚さんのおっしゃられる『いろいろ問題がある中・・・で私は・・・考え、今後は・・・、でも・・、そしてこういうことも必要で、最近ではこんなことも行われている』
に近いものになりました。
悩んで、ようやくたどり着けたようなきが・・・
あくまで、下書きなので今後も修正加筆はつづくのですが・・・特に『はじめに』と『おわりに』は・・・

でも、つらいことに、本音は『いつもそんなこと意識してないから、当然、自分の考えがない』です。白書を読んで論文を書くと、無知識なぼくは、論述できず、写すことになってました。

結局、九州人サンがおっしゃられる『白書を自分なりに消化する必要がある』が絶対条件なんでしょう。

また、あしたからがんばります。
あ〜、あと3ヶ月しかない・・・
子供たちごめんね。





No.3528 RE:建設一般の回答方法 投稿者:ニコ・ロビンの父 投稿日:2006/05/05(Fri) 15:04

迷わせるかもしれませんが、私の知っている情報を載せます。

「自分の意見を述べて合格する人」もいれば「白書を丸写しして合格する人」もいます。

私は、合格の秘訣は、"自分の意見を述べる"ことが重要だと思ってます。「私は、○○について△△と考える。」というような構成で、そこに自分の現場エピソードも交えながら文章を書き、合格しました。

しかし、「今年度の国土交通白書では、○○について□□というように書いてある。」という合格論文をみたことがあります。「私は、」という主語が一つも見あたりません。正直、びっくりしました。(択一で高得点だったんだ、きっと、と思いこみたくなります。)

【キーワード+自分の考え,体験】がポイントだと私は考えています。



No.3529 RE:建設一般の回答方法 投稿者:APEC  投稿日:2006/05/05(Fri) 16:17

盛り上がっていますね。春の祭りボケからやっと復帰しつつあるAPECです。^^;

サイトでも書いていますが、「あなたの意見を述べろ」といわれたからと言って、「よーし」とばかりに自分を爆発させてしまうと、大きい落とし穴にはまります。
どんな立場であろうが、自分の意見であろうがなかろうが、現状はどのような状態になっていて、どんな問題があって・・・・という現状認識・分析は、客観的でなければなりません。技術士の資質を試す試験なのですから、それは当然です。
また、国としてはどのように考えているのか、どのような施策を講じているのかということも知っておくのは、これもまた当然のことです。それに従う従わないは別として、それを知っているということが採点者に読み取れなければ、試験答案としては不十分になります。

これらのことができて、その上ではじめて「自分」が出てくるのではないかというのが私の意見です。
それはたとえば、「このような状況で、このような施策が講じられている。そういう中で、私が専門技術者としてできることはこのようなことだと思う」みたいな、「社会の中での自分の役割」として記述するのも一つでしょう。
コスト縮減なら、高コスト構造の現状分析、コスト構造改革の内容について説明し、その中でご自分の果たせる役割は何かという視点で記述されてはいかがでしょう。そのように表現すれば、視野が狭いとは思われません。
あるいは、「安心安全」なら、自分の周囲から話を始めてもいいかもしれません。少子高齢化にしても、災害に対する脆弱さにしても、自分の身の回りにはたくさん実例があるでしょう。そういうことを述べてあると、地に足が着いたというか、地域密着というか、国民生活から乖離した技術者ではないというアピールにもなるでしょう。
そういう意味では、もし安心安全を取り上げた幅の広いテーマで出題されれば、切り口はいっぱいあると思います。



No.3537 RE:建設一般の回答方法 投稿者:週末婚 投稿日:2006/05/06(Sat) 10:32

ありがとうございました。
この議論の中で、私自身、建設一般の記述試験に対して思い込みや勘違いがあったことがかなりあり、非常に参考になりました。それなりに解答論文は用意していたものの、それは単なる白書の内容を羅列したものです。これを、題意を損なわないようにアレンジし、かつ、自分の意見もとりいれたものに仕上げられたらと思います。
建設一般は、非常に苦手なので、ガチンコを忠実に実施していくことでレベルを高めていきたいです。

ということで、週末婚、明日は私のたった一日のゴールデンウィーク、妻、子供と9日ぶりの再会です。勉強を忘れ、思いっきり遊びます。



No.3538 RE:建設一般の回答方法 投稿者:青い炎  投稿日:2006/05/06(Sat) 10:59

>どんな立場であろうが、自分の意見であろうがなかろうが、現状はどのような状態になっていて、どんな問題があって・・・・という現状認識・分析は、客観的でなければなりません。

そうですね。建設一般論文は2段階に分けると書きやすいと思います。つまり現状認識・課題設定までは国土交通白書をなぞりながら、対策案については自分の意見を主張します。もう少し具体的に書くと以下のような書き方がおすすめです。

(はじめに)
起:その問題が問われる背景を述べる。背景については基本的には国土交通白書や新聞等に書かれている内容ですので誰もがほぼ同じ内容になると思います。論文テクニックとしては、ここでいきなり結論を述べるということもかなり有効だと思います。
(現状・課題)
承:国土交通行政が現在抱える課題というのは誰が考えてもほぼ同じです。課題設定を間違うと独りよがりな論文となってしまい、APECさんが危惧するような「落とし穴」に嵌ってしまいます。つまり課題設定については国土交通白書の内容そのものでいいと思います。ただし、対策案から逆算して対策案を意識して書くことが、読み手に対するやさしさ、つまり点数アップにつながると思います。
(対策案)
転:ここで、題意に沿って自分の意見を出すことになります。大切なことは論理性と説得力です。読み手が『なるほど』と思うだけの論理性があれば自分の意見を爆発させても問題がないと思います。
(まとめ)
結:今後のあり方についての結論です。それを踏まえての今後の建設技術者のあり方などが書かれてあると、応用力が感じられます。

ところで、話は変わりますが、ガチンコの第五回、第六回をアップしました。
第五回 居住環境・交通ネットワーク
第六回 安全の確保
択一編も佳境ですね。交通ネットワークや安全の確保などは国土交通省や建設技術者の存在意義の本質的なところです。受験対策と技術者として幅広い知識の習得がうまく両立できた資料になっていると自負しています。

申込み開始してから20日間ほどが過ぎましたが、現在450人を超える方から申込みを頂きました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
引き続き、ガチンコの申込みを受け付けておりますので、良かったら活用してください。
申込みはこちらから↓↓↓
http://www.pejp.net/pe/gachinko/gachinko_index.htm



No.3542 RE:建設一般の回答方法 投稿者:イマジン NEW! 投稿日:2006/05/07(Sun) 11:31

久々に書き込みます。

>@自分の立場(たとえば、設計者とか発注者など)からみたややマクロ的内容を書く
>A立場を無視して、『今の動向は○○です』みたいに広く浅く書く
>のどちらで書くのでしょうか。

ということですが、@もAも「自分の立場」で書いているので、どちらでもOKだと思います。
バルさんのような橋梁技術者であれば、a.地球人、b.日本人、c.国土交通行政に携わるもの、d.建設コンサルタントに携わるもの、e.橋梁設計に携わるもの、f.鋼上部工の設計に携わるものなどの「自分の立場」があるかもしれません。
広さから言えばa>b>c>d>e>fの順になりますが、a(地球人)が全てを含むからと言って、aの立場だけで一般論文を記述しようとすれば、具体性に欠け、現実の問題を捉えていないと映る論文になるかもしれません。
かと言って、f(鋼上部工の設計者)の立場で書けば、視野に偏りがあると映るかもしれません。

青い炎さんは次のような例を挙げられました。
>(はじめに)起:その問題が問われる背景
>(現状・課題)承:国土交通行政が現在抱える課題
>(対策案)転:ここで、題意に沿って自分の意見を出す
>(まとめ)結:今後のあり方についての結論です。それを踏まえての今後の建設技術者のあり方など

この例に、私の勝手な想像を加えさせていただけば、起ではa(地球人)もしくはb(日本人)、承ではc(国土交通行政に携わるもの)、転と結ではcもしくはd(例えば、建設コンサルタント)と、順に立場あるいは視点を掘り下げていっていると思います。
このように立場や視点を変えていくことで、1つの論文の中に、視野の広さや問題認識の確かさと言ったところと、具体性のある現実的な取り組みやあなたの個性と言ったところの両方をバランスよく表現しやすくなると思います。

自分の一般論文を振り返ると、起をc、承、転、結をd〜eの立場で、理想論にならないように具体性を意識して書いていました。


>論文なので採点の基準があいまいとすれば、他者より1歩抜き出た論文が合格レベル(60点)となるような気が・・・
それから、上記の書き込みがありましたが、もしかすると、これは気負い過ぎているかもしれません。
一般論文で60%以上、つまり合格ラインを超える方の比率は5割くらいだと思います。
というのは、@経験、A一般(論文+五択)、B専門の全てが60%以上の方が筆記試験合格です。筆記試験の合格率が2割強で、各科目(@、A、B)で合格ラインに達する人に相関がないとすれば、各科目で合格率に達する人の比率は約6割(0.6^3=0.22)です。実際は各科目で合格ラインに達する人にはある程度の相関があるでしょうから、「各科目で合格ラインに達する率は5割くらい」なのだろうと考えています。
ですから、他者より1歩抜き出るというほどではなくても、「半分より上に入る程度のところに建設一般の合格ラインはある」と思います。
それから、建設一般の記述試験で高得点が出ることは稀だと聞いたことがあります。ですから、五択も重要です。個人的には、一般論文よりも五択の方が準備に時間と労力を要すると考えています。
ガチンコで白書を研究し尽くした○○○さんでさえ、五択で数問はずしたと本人から聞きました。それほど、五択で確実に正答を選ぶことは難しいのです。五択で確実に点を取る準備には相当な努力が必要だと考えています。

出題予想の立てやすさから言えば、経験論文、一般論文、専門論文の順なので、「専門よりは予想しやすい経験と一般では確実に合格ラインを超える」と自信を持てるようにしておくのが理想だと思います。
皆さん、残りの期間、悔いの残らないようにがんばりましょう!




No.3543 RE:建設一般の回答方法 投稿者:γ−GTP NEW! 投稿日:2006/05/07(Sun) 12:48

議論が一段落しておりますが、標記につき当方もひとこと申し上げます。

建設一般という分類の論文ですが、実はこの論文についても「 経験 」について付記したほうが「 自分らしさ 」をアピールできると考えます。

理由は、「 あなたの意見を述べよ 」という出題に対しては、実際の解決策等よりも「 そう考える(に至った)根拠の提示 」が求められていると考えるからです。
(あるべき姿は、白書が提示済みですから・・)

そう考えると、白書の丸写しでは「根拠の提示」がなされておらず、それゆえ誰が書いても同じ(=読み手の関心が得られない)論文となってしまうと思われます。

逆に、この根拠が「 自分の経験 」に基づいたものであれば、読み手にずっしりと響くと思います。
その際、「 自分の経験 」とは社会基盤整備技術者の自分でも、社会基盤利用者としての自分でもよいと思います。いずれの場合も「 自分の特徴、 他の誰でもない自分 」を「 アピールできる経験 」であることが重要と考えます。

ということで、「はじめに」および「現状認識(課題抽出)」までは白書からの引用でも、「解決策」や「おわりに」では「 自分の経験 」に基づく考え方や根拠を記述すべきではないでしょうか。

(但し、自分を爆発させないためにも、「解決策自体」は白書からの引用となりますが、その解決策が必要と考える根拠には自分の経験を絡ませる、という手法になる点、ご留意ください)

また、蛇足ですが・・・、
現状認識(白書からの引用)についての記述では、定量的(数値)な把握をしていることをアピールしたほうが良いと思われます。
しかも、細かい専門的すぎるデータよりも、誰もが知っている程度の数値が良いと考えてます。

当方は採点者ではないので真偽は定かではありませんが、「自分が採点者なら」と考え、上記のような論文にして自己アピールをしたわけです。

以上、ご参考になれば幸いです。



No.3547 RE:建設一般の回答方法 投稿者:ラインハルト NEW! 投稿日:2006/05/07(Sun) 19:02

みなさん、参考になりました。ありがとうございました。

基本的には『自分の意見をおりまぜろ』と理解しました。当然、爆発せずに。適度に。また、それを書くのは、『あり方(対策)・おわりに』がセオリーと。

まわりに相談相手がいないぼくにとっては、非常にありがたいサイトです。感謝します。



No.3550 RE:建設一般の回答方法 投稿者:バル NEW! 投稿日:2006/05/07(Sun) 21:46

私もとても参考になりました。皆さんありがとうございました。(イマジンさん、私の事例を具体的に挙げてくださってありがとうございます。)

この掲示板もついに具体的な論述構成の話に推移してきたのですね。私も受験者として遅れをとらぬよう、もう少し緊張感を高めて試験対策に取組んでいこうと思います。




No.3548 建設部門の用語がわかりません。 投稿者:さつき NEW! 投稿日:2006/05/07(Sun) 20:02 [返信]

建設部門の用語がわかりません。問題の用語等がわかりません。この技術士応援ページに用語の説明がありますか?
教えてください。



No.3549 RE:建設部門の用語がわかりません。 投稿者:APEC  NEW! 投稿日:2006/05/07(Sun) 21:43

島びとさんご提供の「建設新語集」はいかがでしょうか。
http://morihaya.net/pejp/word/word_index.htm




No.3545 どの科目で受験するのが有利ですか? 投稿者:さつき NEW! 投稿日:2006/05/07(Sun) 15:00 [返信]

40代の測量士です。土木施工1級を受験しようと思います。それが、受かったら、土地区画整理士の勉強をしようと思います。測量業務では、技術士の資格までは、要りませんが、高度な技術を身につけたいと思っています。それで、技術士に挑戦したいです。測量士であれば、応用理学を勉強する方が多いと聞きました。土地区画整理士を勉強するので、建設部門の都市計画のほうが、有利ですか?それとも応用理学ですか?



No.3546 RE:どの科目で受験するのが有利ですか? 投稿者:くりろう NEW! 投稿日:2006/05/07(Sun) 18:52

くりろうです。

技術士試験は業務と関連した科目を選定し、それに応じた勉強を進める方が合理的です。
現在、測量士としての立場があり、技術士が特に必要な資格でなければ、
得意な分野で受験する方が楽ですし、合格率は高くなります。

応用理学の場合、測量ならば地質(地理情報)、あるいは地球物理(測地)に関連分野があります。
しかし測量業務そのものを対象とすると、論文は書きづらいかもしれません。
GISも対象になる可能性はありますが、技術士会の科目分類表では
「地質に関連した次の項目」、という表現をとっています。
つまり、測量技術そのものではなく、それを応用した地質課題の解決を図ったとフローが重要になります。

また、応用理学の問題には地質知識を問う設問があります。
市販の参考書に「応用地質用語集」という冊子がありますので、それを見て決めても良いかもしれません。
私もそうですが、異業種の用語にはよく分からないものが結構あります。
このほか、「応用理学部門技術士としての技術社会への見解」のような記述設問があります。

都市計画に関する業務が考えられるならば、建設部門の都市計画の方がマッチするかもしれません。
このほうが用語の類似性などがあり、建設一般なども書きやすいと思います。

なお、19年度以降は経験論文は提出になりますので、
専門分野をどれだけ克服できるかが重要になります。





No.3536 河川、砂防及び…科目の専門問題について 投稿者:茶房 投稿日:2006/05/06(Sat) 09:46 [返信]

はじめて投稿します。
皆様GWを利用して頑張っていることと思います。
さて、私は建設部門河川、砂防…(専門は砂防)の2次試験に向け準備を進めているところですが、疑問点があります。
専門問題のAについてですが、H14年度に「河川砂防海岸に関する情報の収集と提供のあり方」という問題が出題されています。この解答の仕方には以下のような二つの手法があると思います。
@「河川砂防海岸」全てについて、現状・課題・解決策を論じる
A「河川」分野だけ、あるいは「砂防」分野だけといったように、ある分野に特化して論じる
私としては、序論で河川砂防海岸全般にわたる災害の現況を論じ、「以下に砂防分野における情報の収集と提供の課題と解決策について述べる」といった形で砂防分野に特化して論述することを考えております。
皆様いかがお考えでしょうか?よろしくお願いします。



No.3539 RE:河川、砂防及び…科目の専門問題について 投稿者:ジン NEW! 投稿日:2006/05/06(Sat) 23:39

@問題文「河川並びに砂防・海岸に関する情報の収集と提供のあり方について論ぜよ。」は、前述であるから、河川、砂防、海岸に関する諸施策について対象としていると考えられます。
Aこれらの中から、「情報を収集、提供」しなければならないものは、特定されます。
B問題文には、「誰に」提供するのかは示されていませんが一般には、国民、政府及び関係機関、周辺国と考えられます。
C課題としては、災害、環境(地球環境)、水といったところでしょうか。




No.3540 RE:河川、砂防及び…科目の専門問題について 投稿者:はるき NEW! 投稿日:2006/05/06(Sat) 23:52

茶房様、GW中の勉強、ご苦労様です。私はH15年度に河川砂防及び海岸海洋(専門はダム)を取得し、この時にH14の問題も想定し、私は@のパターンで準備しました。専門A問題は、広い視野で河川砂防海岸をとらえて回答すべきかなと思います。一つの専門とする事項まで掘り下げて回答するのは、専門B問題の方だと思います。@だと、どうしても一般論的な内容になりますが…。私の場合は、情報源がもう古くなってしまいましたが、河川2002.1月号の「水情報国土の構築に向けて」や同9月号の「防災情報の集約」、国土交通の「危機管理のIT戦略」等を参考にまとめてみました。1.はじめに、2.今後の情報化の課題、3.危機管理も含めた今後の情報化のあり方、4.おわりに、というような流れでした。考え方は色々とあると思いますが、国土交通省の河川局のホームページや最近の雑誌河川や国土交通、白書などから、特に最新のキーワードを盛り込んだ内容にすることをお勧めします。ご参考までに。茶房様、頑張ってください(^o^)


No.3544 RE:河川、砂防及び…科目の専門問題について 投稿者:茶房 NEW! 投稿日:2006/05/07(Sun) 14:23

茶房です。
ジン様、はるき様、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
専門問題Aの性格上、@の全般的な論文構成が適しているようですね。これで想定論文を作成することにしました。
GWも終わりつつあり、二次試験まであと3ヶ月です。そろそろピッチをあげていこうと思います。




No.3523 岩盤は土質基礎か地質か 投稿者:オールドタイマー 投稿日:2006/05/04(Thu) 18:10 [返信]

建設部門土質および基礎で受験予定ですが、2テーマのうち1つをダムの嵩上げに伴う基礎の対策(掘削など)を予定していました。ところが基礎は主にCL級岩盤(一部はCLM級)で、先輩よりこれだと応用理学の地質の範疇ではないかと指摘されました。土質基礎で扱うのはもっと変形係数が小さい範囲だとのことですが。切り口次第でなんとかなるのか。アドバイスいただければ幸いです。


No.3527 RE:岩盤は土質基礎か地質か 投稿者:くりろう 投稿日:2006/05/05(Fri) 12:20

ダム基礎岩盤の経験論文が建設部門の土質・基礎か?
それとも応用理学の地質か?・・という質問ですね。

結論から言うと、「どちらでも書ける」で良いと思います。
理由は、建設部門が全て軟らかな地質を相手にしているわけでなく、
応用理学部門ではヌルヌルした膨潤性粘土鉱物が対象になることもあります。

大雑把に区分すると、
1)建設部門が工学系の教育機関を学んだ人が対象
2)応用理学部門は理学系の教育機関を学んだ人が対象
と考えればよいでしょう。

技術士は文部科学省ですから、こういう風に考えても良いのではないでしょうか?。
要するに考え方次第で内容は色々書けますよ。

ただ、違うのは口頭試験での雰囲気と問いかけです。
応用理学の地質は、地質の基礎的知識と工学領域への配慮を聞かれました。
建設部門では建設工事に係わる土質力学の考え方を問われました。
どちらが簡単だったかは脇に置いて、審査官は地質は3名ですから緊張しますし、質問が矢継ぎ早に次々出てきて大変でした。
建設部門2詳述の場合は、内容が異なる分野の方が良いかもしれません。杭基礎と盛土安定とか・・



No.3530 RE:岩盤は土質基礎か地質か 投稿者:APEC  投稿日:2006/05/05(Fri) 16:24

くりろうさんとおおむね同じ意見です。
経験論文について言えば、創意工夫は何かというのがポイントでしょう。たとえば膨潤粘土を含む劣悪部があるとします。この粘土の工学的挙動について書くならば土質基礎っぽいですが、鉱物学的特性や地質構造について書くなら応用理学地質っぽいですね。でも、どちらでも答案として成り立つことがほとんどです。
むしろ、経験論文だけの試験ではないのですから、部門一般や専門問題をどうするかなどの総合的判断が必要です。
応用理学地質ですと、経験論文は1例だけで、一般見識に関する記述も求められます。
部門一般は、建設一般とはぜんぜん違う問題構成ですし、択一は理学全般の知識を要します。
とにかく試験ですから、合格しやすいと思うほうを選ぶのが一番です。



No.3541 RE:岩盤は土質基礎か地質か 投稿者:オールドタイマー NEW! 投稿日:2006/05/07(Sun) 07:50

くりろうさん、APECさんアドバイスありがとうございます。
ポイントは工学か理学かという点のようですね。
以前、ある講演で(講師が誰だったか忘れましたが)コンクリートはなぜ固まるかという問題に対し、固まるんだからいいじゃないかという意見もある。工学ならこれでよい。理学はこれではいけないという話を聞いたのを覚えています。この話で差を考えればよいようですね。




No.3510 助言お願いします 投稿者:無知物 投稿日:2006/05/03(Wed) 20:27 [返信]

全くの無知で社会人としての経験も浅く恐縮なのですが、二次試験の受験資格についてもう少し詳しく教えてもらえないでしょうか。指導者というのはどのように探すのでしょうか?また実務7年と書いてありますが、具体的にどのようなものなのでしょうか?
私は産廃業者のものですが、実務というものは積めるのでしょうか?
二次試験を受けれる見込みがないと一次試験は受けても意味がないのではないかと何も踏み出せずにいます。
どなたかご教授お願いします。
ちなみに環境部門受験を考えています。



No.3516 RE:助言お願いします 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/05/04(Thu) 11:18

僕の個人的考えでは、
@いま、将来『技術者』で飯を食って行こうと思っている
Aいま、受験する状況が整っている。
なら、ためらわず夢をもって受験すべきと思います。
仮に、産廃業のプロフェッショナル(たとえば環境系の)になりたいのであれば、二次試験の受験資格(経歴)が今無くても、または、今後積めそうになくても、意識して作業に従事すれば、おのずとついてくると思います。
ただ、該当する実務経験をつめばいいだけです。それで、二次試験は受けられる。

また、一次合格者は、あらゆる部門の二次試験を受けられます。@のみの理由でも一次は受けられる。

一次試験は、学生に近い年(若いあいだい)受けた方が楽。

あくまで、私見です。



No.3526 RE:助言お願いします 投稿者:YOSHI 投稿日:2006/05/05(Fri) 10:34

無知物さんこんにちは。小生の経験から申し上げます。ラインハルトさんが述べておられることとも重なりますが、ご容赦を。

まず、ご自身が職業人(プロ)として何を目指すかを明確にしてください。大きくは、職業を通じての社会貢献と小生は考えています。そこで今携わっている業務で何が課題で、その課題に対して、技術者としてどのように解決していくか、日々考え工夫しておられるはずです。

ご質問の、「指導者をどのように探すか」ということについて言えば、ご自身の中で構築するしかないのだと考えます。小生自身、組織や周りに技術士がいたわけでもなく、同僚に技術士を目指す者がいたわけでもありませんでした。日々の業務を流すことなく、一つ一つの業務の意味、背景等を考えながら進めていけばそれが実務というものになります。

あなたは、運搬業、中間処理業、最終処分業、どの業ですか?全てですか?それぞれの業で日々課題があるはずです。

具体的にいくつかを言えば、廃棄物で石綿廃棄物はどう処理していますか?。国の指針に対して、あなたの組織の中で、あなたはどのようなことをしましたか?
顧客対応ではコスト削減を図らなければなりません、だからと言って安易に、脱法紛いのことはすべきではない、とすればそこにあなたの創意工夫が生まれます。

「実務というもの」は上記のようにして積んでいってください。

一次試験を受け(環境部門あるいは衛生工学部門)是非、二次試験(どちらかといえば衛生工学が良いかな?)も受けてください。

技術士試験は、自分に技術者として何が必要かを教えてくれる試験でもあります。頑張ってください。



No.3531 RE:助言お願いします 投稿者:APEC  投稿日:2006/05/05(Fri) 16:29

>指導者というのはどのように探すのでしょうか?

サイトの「技術士試験制度の解説」〜「経験年数はどうカウントするのか」をご覧ください。

>また実務7年と書いてありますが、具体的にどのようなものなのでしょうか?
>私は産廃業者のものですが、実務というものは積めるのでしょうか?

単純労務・事務でなければOKです。つまり、事務職とか、現場の単純労務者としての実務経験は認められない可能性が高くなりますが、たとえ自分が補助的立場であっても、自分の頭で判断して作業する立場での実務経験を積めばOKです。



No.3533 RE:助言お願いします 投稿者:無知物 投稿日:2006/05/06(Sat) 00:57

皆さん明確なお返事ありがとうございます。
自分の業務としては中間処理やリサイクルを主にやっています。
動機は肉体労働者としてでなく技術者として働きたいという気持ちを形にしたいというだけで、明確なものはないのですが皆さんのお話を聞いて一次試験受験しようと思います。

皆さんおかげで一歩踏み出せそうです。
ありがとうございます。




No.3506 原子力・放射線部門を受験される皆さんへ 投稿者:電力マン 投稿日:2006/05/03(Wed) 09:49 [返信]

私のHPに、重要キーワード集をアップしました。
一次、二次共通で使えると思います。
ご自由にダウンロード願います。
http://koide55.hp.infoseek.co.jp/study.htm



No.3508 RE:原子力・放射線部門を受験される皆さんへ 投稿者:MSTK 投稿日:2006/05/03(Wed) 18:28

ご存知かもしれませんが、原子力・放射線部門なら「原子力がひらく世紀」を一読しておくことをお薦めします。口頭試験の前に購入して読んでみましたが、この内容が頭に入っていれば筆記試験突破が少しは容易になるかなと思いました。



No.3511 RE:原子力・放射線部門を受験される皆さんへ 投稿者:電力マン 投稿日:2006/05/03(Wed) 22:54

MSTKさん、こんばんは。
「原子力がひらく世紀」については、私も入手してみました。
確かに一次試験や二次試験の必須科目対策用としてはこの程度で十分かもしれません。
しかし、二次の選択科目用としてはちょっと総花的で不十分かなと感じています。
選択科目の解答としては政策的な側面からの考察も必要になってくるので、原子力委員会の「原子力政策大綱」を熟読しておく必要性を感じています。
あとは、平成17年度版の「原子力白書」がつい最近発刊されたので、そちらも要チェックと感じています。
皆さんのご意見をお願いします。




No.3423 専門問題の過去問 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/04/18(Tue) 15:23 [返信]

ご存知であれば教えて下さい。
平成14年度以前の建設部門(専門問題)の過去問を知れるサイトなどはありますか?
当サイトでも概要は分るのですが、出来れば問題を見たいです。本屋さんに行っても、せいぜいH12からの問題しか載ってません。



No.3424 RE:専門問題の過去問 投稿者:APEC  投稿日:2006/04/18(Tue) 17:56

通商産業研究社から二次試験問題集が複数年度合冊で出ていますよ。
私はH7から持っています。



No.3429 RE:専門問題の過去問 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/04/19(Wed) 09:08


ネットで『通商産業研究社』で探したらありました。

APECさんありがとうございます。



No.3498 RE:専門問題の過去問 投稿者:Q太郎 投稿日:2006/04/30(Sun) 11:48

申し訳ありませんが、私にも便乗質問させてください。
H7以前の建設-専門問題については、どのように調べたらよろしいのでしょうか?
サイトや本屋でも見つかりません。
こちらで教えて頂き、H7まではわかったのですが...
どなたかご教示ください。



No.3499 RE:専門問題の過去問 投稿者:yken 投稿日:2006/04/30(Sun) 21:57

科目によっては協力できるかもしれません。
手元にある資料でどの程度あるかはわかりませんが。



No.3502 RE:専門問題の過去問 投稿者:Q太郎  投稿日:2006/05/01(Mon) 10:34

yken様、ありがとうございます。
当方の受験科目は建設-施工計画です。
どうぞ、よろしくお願いします。



No.3505 RE:専門問題の過去問 投稿者:yken 投稿日:2006/05/02(Tue) 20:14

施工計画は昭和56年から平成4年までありました。(5年と6年が見当たらない。。。)
私も問題眺めてみましたが結構その時代を反映した問題が出やすいのかなと感じました。(今年あたりは、供用中の鉄道下における構造物築造に際しての施工上の留意点について。・・・とか^^;)

書籍をスキャンしたもので、そのようなものをネット上で公開してよいものかと思いましたが、”私用に限り”ってこと^^;で、GW期間(に頑張っている方)限定で5日まで置いておきます。(結構データが大きいので6日には消去します。このスペース他にも使うので。)
関心ある方はお早めにDLしてください。
道路、施工計画はS56〜H4まで、その他の科目は〜H3まであります。
http://page.freett.com/ykenkoh/s-kako.htm



No.3507 RE:専門問題の過去問 投稿者:Q太郎 投稿日:2006/05/03(Wed) 11:33

yken様、ありがとうございます。
有益に活用させて戴きます。

早速、ダウンロード致します。
この連休は、過去問解析と対策に勤しみます。




No.3450 「林業技術者さん」へ 投稿者:森林土木受験予定者  投稿日:2006/04/21(Fri) 15:04 [返信]

今年度「森林土木」で受験予定です。専門選択問題について,H15までの問題文を本HP上で紹介していただいており,大変参考になります。H16及びH17についても問題文を入手されておいでのようでしたら,ご紹介願えればと思います。横着なお願いですが,よろしくお願いいたします。


No.3476 森林土木受験予定者 様 投稿者:林業技術者  投稿日:2006/04/26(Wed) 21:33

 久しぶりに掲示板をのぞき、書き込みを発見しました。H16,H17とも問題はすでにAPECさんのHPに登載されているようです。森林部門の情報も充実してきてたいへん嬉しく思います。また、技術士受験の機運も少しづつ浸透し、私の県でも今年は3名が2次試験に臨む予定です。
 技術士の資格は、長年森林と林業にかかわらしていただき、そして育てていただいたことへの恩返し、また、今後の活動への大きな自信につながると思います。頑張ってください。



No.3477 RE:「林業技術者さん」へ 投稿者:もりもり 投稿日:2006/04/27(Thu) 07:54

森林土木の問題は、あまり公開されてないんですよね


No.3504 RE:森林土木過去問題 投稿者:FCU 投稿日:2006/05/02(Tue) 06:21

森林土木受験予定者様
H16,17の専門問題(森林土木)は下記のとおりです。
なお、このサイトの「過去問題」に未掲載であった「H16経験論文」もあわせてAPECさんの方にメールしましたので、近々掲載していただけると思います。参考にしてください。
<H16専門論文(森林土木)>
T−2−1 治山緑化工に導入されている外来植物に関わる問題点と今後の対処方針について、木本植物及び草本植物をそれぞれ1例挙げて述べよ。
T−2−2 山村における林業の振興や地域の活性化のために、林道が経済行為として果たす役割について述べよ。
T−2−3 森林土木事業における木材利用の取り組みについて、その背景を説明し、あわせて具体的な取り組み例及び今後の展望について述べよ
<H17専門論文(森林土木)>
T―2−1 最近実施されている森林土木事業における事業評価について、意義、方法、問題点等について述べよ。
T―2−2 近年の豪雨、地震に起因する山地災害の発生に対応して防止対策のあり方について述べよ。
T―2―3 林業における間伐作業において、路網の果たす役割を経済的、技術的面から具体的に述べよ。
以上です。




No.3494 ガチンコ技術士学園 投稿者:青い炎  投稿日:2006/04/29(Sat) 17:19 [返信]

ガチンコ技術士学園
択一対策編

第三回 公共事業改革
第四回 都市再生・地域再生

をアップしました。(1日遅れて申し訳ありませんでした。)

公共事業改革は毎年3〜4題出題されている頻出テーマです。特に平成17年4月に制定された「公共工事品確法」は確実におさえておく必要があります。また、ここのところ談合の摘発が相次いでおり、解説を読む際は、公共事業はどうあるべきかについていろいろ考えながら読んでください。

都市再生・地域再生は今年の国土交通省の重点施策の中でもかなり大きく取り上げられており、記述対策の観点からも要注意テーマだと思っています。

ガチンコの申込みは、随時受け付けています。
申込みはこちらから↓↓↓
http://www.pejp.net/pe/gachinko/gachinko_index.htm

ガチンコではH17過去問を確実に復習することを勧めています。毎年同じような問題が出題されているからです。そこで、ゴールデンウィーク期間中(5/7まで)に申し込まれた人には金融機関が休みですので、ゴールデンウイーク期間中の勉強用としてH17の過去問と択一詳細解説と論文解答例を申込み時に添付ファイルで送るようにします。良かったら利用してください。



No.3501 RE:ガチンコ技術士学園 投稿者:APEC  投稿日:2006/05/01(Mon) 08:33

1日遅れになったのは、私が出張中+PTAの会議&懇親会で対応できなかったせいです。どうもすいませんでした。
品確法は、いろいろな意味で注目しています。
最も重要なポイントとして、公共が国民に対して品質を保証する責務があることを明確にしていることではないかと思います。たとえば、
  公共は国民に対して品質確保責務がある
 →だから請負業者に対しても品質保証を要求する
 →それは一方的な瑕疵担保責任などでは不十分で、品質確認をする必要がある
 →プロポや完成検査における公共の技術力確保が必須
 →公務員技術士の必要性、民間検査などの市場拡大
というようなこともあるわけです。



No.3503 RE:ガチンコ技術士学園 投稿者:青い炎  投稿日:2006/05/01(Mon) 19:26

APECさんいつもお世話になっています。

公共工事品確法について、さらに付け加えるなら、今後はCM方式の市場が確実に広がるような気がします。一人の建設技術者としてCMRは興味がつきませんね。




No.3479 みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:悲しき公務員 投稿日:2006/04/28(Fri) 01:34 [返信]

悲しき公務員です。ご無沙汰しておりました。

4月26日のお昼に,NHK−TVで小泉首相談話を取り上げていました。
曰く,『これからの日本に高度な科学技術は大切である。科学技術とは人材である。これからなお一層,技術者育成をはからねばならない・・・云々』とかなんとか。
個人の持てる科学技術能力を客観的に評価しうるものとは,資格ですよね。
そして本邦において,科学技術に関する最も権威ある資格は何かと問われれば,それは技術士資格をおいて他にありますまい。
換言すれば,我が国の宰相は,技術士輩出に力を注ぐべき,と言っているのであります。

それなのに,行政組織に籍を置く技術者が,「それゆえ」にこの資格の登録を拒まれているという現実が,わたくしにはとても信じられなく,情けないことなのであります。

わたくしは,林業の技術吏員です。しかし合格したのは,一次・二次とも環境部門でした。
わたくしは近年,複数の,国の外郭団体で,技術的な委員などを務めています。
学会論文も数編書いています。賞もいただきました。
そういう会合に行きますと,他のメンバーの方々は大学の先生だったり,博士だったり,そしてもちろん技術士だったりするわけです。
何もないのはわたくしだけ。

ここ数年,子供たちからは「とうちゃん,何でウチには夏休みが来ないの?」と問われ続けていました。
7月下旬〜8月上旬は追い込みの季節です,そりゃ無理というもの(ごめんね,家族のみんな)。

試験に合格しただけでは技術士ではありませんから。何としても登録しなくては。どうやら,そんな思いが強すぎたようです。


結局,当分の間,合格したことを忘れることにしました。
帰宅して思い切り妻を抱きしめたら,なんだか涙が出てきました。さっき,申請書一式をコンビニのゴミ箱につっこんできたところです。

これからだ!とみなさん思っていらっしゃる時期に,変な書き込みをしてごめんなさい。



No.3480 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:foresta330  投稿日:2006/04/28(Fri) 02:45

資格はあくまで資格、本来実力があれば、それでいいはず。資格、資格とまわりが言うので、57歳で受験することにしました。はっきり言えばたかが技術士だと思っています。この程度の試験は実力があれば合格します。


No.3481 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:GRID 投稿日:2006/04/28(Fri) 03:11

悲しき公務員さん。
以前から気に留めておりましたが、結局、
認められなかったんですね。
ハッピーエンドの顚末記を期待していたのですが・・・

技術的な委員も努めておられるとのこと。技術士の肩書きは委員を努められる上で有効でしょうに・・・

「組織内の偉い人」や「搦め手」をお使いにならなかったようですが、賢明なるご判断だったかと思います。使った場合、しこりも残りますし・・・(生意気を書いてすみません)

とにかく、少しでも早く、理解のある方があなたの上司になれば良いと思いました。
また、ご自分への登録許可をご自分で認められる立場になられるのも時間の問題でしょうから、技術士になられるのも時間の問題です。

一日も早く登録できますように・・・



No.3482 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:九州人  投稿日:2006/04/28(Fri) 09:00

悲しき公務員様へ
心中お察しします。
なぜ?どうして?という感じです。
しかし、私には理解できない現実がそこにあることと思います。
GRIDさんが言われているように、技術士登録される日も遠くないはずです。
試験に合格された、その誇りを胸にがんばりましょう。
影ながら応援しております。



No.3483 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:応援団の一員 投稿日:2006/04/28(Fri) 09:34

国民の立場で物事を考えると『?』ですね。
実力のある人、やる気のある人が報われない社会構造は可笑しい。当然、血税を払っている国民からすれば、実力のある人、やる気のある人に物事を任せたい。

結局、無能、無気力な上司が自分の身のを守るために、そういうことをしてるのでは?

そういう役人がいるとしたら、はやく退場してほしいですね。会社でもそうですが。



No.3484 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:foresta330  投稿日:2006/04/28(Fri) 10:04

行政担当者として委員会等に出席する場合に、求められているのは、技術士としての意見ではなくあくまで行政と言う立場での意見だと思います。あえて技術士を名乗らなくても責任ある判断に基づいて意見を述べることは技術士登録の有無に関わらずできるとおもいます。
 コンサル業等の民間においては、免許登録や企業の技術力の判断基準になっていますが、行政執行者はむしろそうしたものにたよらず、広く国民の意見や専門家の意見を聞いて総合判断することが大切なのではないでしょうか。
 技術士は国家資格なので、公務員といえども登録は可能だと思いますが、特段の業務上の意義も見当たらないということでしょう。
 もっと、ありていに言えば霞ヶ関で毎晩夜中の12時まで仕事して、技術士試験どころではない人に申し訳ないと言うことかもしれません。



No.3485 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:悲しき公務員 投稿日:2006/04/28(Fri) 11:53

ええと,とてもメメしいスレ立てになってしまいました。どうもすみません。
色々応援していただいて,ありがとうございます。本当に,ありがたいことです。
それで,別にみなさんに慰めて欲しいとか,同情して欲しいとか,ザマミロと言って欲しいとかではないんです。
今まで応援してくださった方々に対する,一応のケジメのつもりで書き込ませていただきました。

願いはひとつ。
受験生のみなさんが無事念願を果たされ,そして既に技術士になられたみなさんも益々ご活躍され,「技術士」を押しも押されぬ資格にしていただきたい,ということです。
医師や弁護士なら,よその業界の人だって,それどころか国民等しく存在を知っています。
ま,資格と職業が等しい「業務独占資格」の強みですよね。
さて我らが技術士はどうか。技術屋でないひと,一般の方々には全く知られていません。
「五大国家資格」などと身内で言っているのも可笑しい限りです。
いつの日か技術士をメジャーにしていだたき(つまり現在はマイナーだと言っております),「なるほど,あの時ダメ出ししたのはこの資格だったのかぁ,悪いことしたかな」と後悔させてやってください。お願いします。

あのように書きましたが,今後全く望みがないわけでもありません。
まわりに応援してくれる人々がいっぱいいます。実は所長も,一回は「ハンコ押してやるよ」と言ってくれたのです。
ただ,本庁の了解が得られないだけなのです。それだけのことです。
所長が腹をくくって「オレの責任で押してやる」と一言いってくれればいいだけのことです。

「簡単だ」という方もいらっしゃるのですね。まったく心強い限りです。
ちなみにわたくし平社員ですので,会には実績で呼ばれております。

・・・失礼しました。    あ,今日はお休みしてます。



No.3486 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:電力マン 投稿日:2006/04/28(Fri) 12:37

話の経緯がよくわかりませんが、要は悲しき公務員さんは技術士登録をしたい、だけど登録申請書には組織の長の認め印が必要だ、だけど本庁の了解が得られないので所長が印を押してくれない。
と、こういうお話と理解しましたが間違っているでしょうか?
だとすれば登録申請書になぜ組織の認めが必要なのか自体疑問ですが、一度、技術士会に相談してみてはいかがでしょうか?技術士試験に合格していることで、登録自体はそれ以上会社とのつながりを証明しなければいけない必然性はないように思います。
話がとんちんかんでしたらご容赦ください。



No.3487 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:貧乏技術士 投稿日:2006/04/28(Fri) 15:24

悲しき公務員様。

わたくし、50歳が近いのに平社員に少し色が付いた民間製造業の貧乏技術士です。
公務員の組織についてはよく存じ上げませんが、本庁の了解は必要ないと思いますがどうでしょうか。
本庁の了解なし、所長の判断でできないものでしょうか。

同じ公務員の方でも、登録できる人、できない人、これはやはりおかしいと思います。これから技術士を増やそうという時代の中で、支障なく登録手続きができるように官民一体となった取り組み、制度化が必要だと思います。

わたくし、今年度、初めて総監にチャレンジします。
明日からGWと言うのに、遊べるお金がない貧乏人です。
今日も、会社帰りに図書館に寄って、青本を勉強します。
「いつかはきっと」を心に秘めて、がんばりましょう。



No.3490 RE:ぜひ登録してください。 投稿者:FCU 投稿日:2006/04/29(Sat) 07:48

悲しき公務員様
私も公務員ですが、うちの組織でも本庁の証明印をもらうのに毎回苦労しています。
公務員がこのような資格を持つことになかなか理解を得られにくいのが現状です。
以前に証明印について技術士会に問い合わせたところ、
・所属する組織を「○○県」など組織の代表名で登録する場合は「本庁の証明印」が必要。
・所属する組織を「○○事務所」など出先機関で登録する場合は「出先の長の証明印」でよい。
ただし、この場合は、所属が変わるごとに住所変更届をする必要があります。
ですから、所長の証明があれば登録は可能です。
業務を遂行する上で、高い信頼を得るためには、資格よりも実際にいい仕事ができることが大切であると思います。
しかし、やはり資格を名乗ることは、より高い信頼を得ることや自らの責任感を高めるためにも重要であることは確かです。
また、技術士会などを通じて、異分野の方々と交流を深めることは、大変いい刺激になります。
ですから、可能であるなら登録し、「技術士」であることを名乗り、国民経済の発展のためにますますご活躍されることを期待しています。



No.3491 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:電力マン 投稿日:2006/04/29(Sat) 08:49

しかし、変ですよね。
技術士登録に組織の認めがなぜ必要なのでしょうか。実務経歴証明だけで十分ではないでしょうか。
技術士は個人の資格でありながら、これでは、組織に縛られているのが普通であって、独立は前提としていないような感じですね。やはり30年以上前にできた制度だからでしょうか?
それに、国家試験でありながら公務員の登録を嫌がるというのは如何なものでしょう。本当に技術士を増やす気があるのでしょうか?
試験制度改革もいいですけど、時代に即した制度にして欲しいものです。



No.3492 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:foresta330  投稿日:2006/04/29(Sat) 09:30

 技術士登録に所属長の承認が要る理由は、推測するに公務員の職務専念義務かもしれません。技術士資格を持って副業をする不逞の公務員もいるかもしれませんし、実際に技術士ではないが過去にそんな公務員がいたように聞いてます。
 一応、承認と言う行為で抑止力になっているのでしょう。
 しかし不思議なのは、農業を営む場合は兼業農家として公務員でも農業に従事してますね。



No.3493 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:青い炎  投稿日:2006/04/29(Sat) 16:44

悲しき公務員様

>それなのに,行政組織に籍を置く技術者が,「それゆえ」にこの資格の登録を拒まれているという現実が,わたくしにはとても信じられなく,情けないことなのであります。

非常に共感しました。背景には公務員の共同体化があるような気がしてなりません。共同体の特徴は仲間の居心地の良さを追及することにあると思います。居心地の良さは何かというと競争がないことに尽きます。上司は悲しき公務員さんが技術士になってしまうと、これまで保ってきた組織の秩序が乱れることを危惧されたんじゃないでしょうか。

しかし時代は確実に変わっています。ガチンコでも非常に多くの公務員の方から申込みを頂いています。今は登録できなくても、近い将来技術士に登録できる環境が必ず整うはずです。しかもその時に技術士試験に合格していた公務員とそうでない公務員には大きな格差が生じるだろうと思います。
公共工事品確法などを読んでいると、発注者側の発注能力のことがいろいろ書かれています。これからは間違いなく公務員にも実力主義が導入されるだろうと思います。少なくとも技術士はその分かり易い尺度になるだろうと思います。

だから、悲しき公務員さんも今回のことを嘆かないで、自分の尺度で素晴らしい技術者の道を歩いていれば、それで十分だと思います。いつか必ず評価される時がくると思います。



No.3495 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:ぼうず 投稿日:2006/04/29(Sat) 17:28

証明書の文言の中に、「技術士法に規定する業務に従事するため、・・・・」というものがあります。
この業務という文言に抵抗を示す人がいるようです。
私自身は、つい先日登録をすることが出来ましたが、
証明印をもらう際に、この業務とはなんぞや?ときかれました。
私は、公務員として行っている業務と変わるものはないと答え、あとは技術士のビジョンとか技術士法の関連条文とかコピーして根気よく説明しました。
結局有資格者が個々にいるらしいという部署に問い合わせていただき、印を押してもらいました。
同じ部門科目では、私の先輩が2次合格したものの登録まかり成らんと言うことで足踏みしていましたが、私の登録を前例として登録作業を進めると言っています。
技術制度そのものへの理解は進んでいないのが、げんじつです。しかし、登録することとその後の業務で誠実にかつ
実績を積むことが、技術士そのものへの理解を深めることにつながると自分に言い聞かせて日々頑張っています。

悲しき公務員さんへ

登録は一時お預け状態としても、技術士会や支部で行っているぎょうじに参加するというのはどうでしょうか?
ひょっとして、同業者で登録した人がいるかも知れませんよ。私は、科目は違いますが、既登録者から登録までのポイントなどを聞いて、登録作業を進めました。
今すぐでなくても、きっと機会はあると思います。その機会を捉えて是非登録し、良い前例を作って下さいね。



No.3496 みなさん、ありがとうございます!! 投稿者:(少し立ち直った)悲しき公務員 投稿日:2006/04/30(Sun) 04:24

応援メッセージ、ありがとうございました。
スレ立てしたあの日に(実際は前日になりますが)、実は職場でひと悶着ありまして。
前段として、2月中旬から「待て」「待て」「待て」といわれ通しだったわたくし、今月の中旬、新所長から「押してやる」と言われ、一気にテンションが上がっていたのです。

わたくしどもの「組織」は、「本庁の方」「出先のやつら」と例えるような風潮がありまして・・・。いやなに、ある程度はわかるのです、「そういう雰囲気」が必要なのは。「本庁の了解が必要」ということも、やむを得ないこととして受け止めています。

それで、「いよいよか!」と思ってしまったのですね。永年の思いが集積しておりました。
ところがあの日、再び「待て」。「いつまで待ったらいいのですか、わからない人たちがわからないことを相談してても、何も出てくるわけがないじゃないですか、わたくしが直接本庁に行っていいですか」と聞いたのです。それまでもここ数年「欠席裁判」のようなことを経験していたので、またそんなことになったら嫌ですから。
そしたら3月までの経過を知らない新副長が「○○、組織をわきまえろ」と一喝してくれまして。ま、わきまえていたつもりだったので(そうでなきゃ、とうの昔に行っております)、ちょっと(否、かなり)ショックだったのです。

ここ数日で、みなさまのおかげもあり、とても落ち着くことができました。厚く御礼申し上げます。
(その一方で、面白くもないスレ立てをしてしまいましたこと、深くお詫びいたします)


技術士という「とても美人なお嬢さん」は、とても気難しく、次から次へと「あれ買って」「これも欲しい」「そんな手紙じゃ気持ちは伝わらないわ」と言ってきますが、一度婚約してしまえば、一生添い遂げてくれるわけです。
しばらく婚約時代を楽しむのも、いいかもしれませんね。



No.3497 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:eup 投稿日:2006/04/30(Sun) 10:57

私もこの3月に苦労をして登録にこぎつけました。
副業をするのではないか。別に登録しなくても本来の
業務と変わらないのではないか。という意見に答えるうちに口頭試験で問われた「このような資格をとらなくても公務員の方は自己啓発していればそれでよいのではないですか。?」という言葉を思い出しました。あの試験官の方も公務員だったのかもしれません。我が組織でも事務方の理解の無さには唖然としました。これでは地域間の競争にも勝てそうもないですしいつまでもお役人として上から物を言い民間企業の方々と対等に話すことができない、話すつもりもない役人ばかりの現況に危機感を抱いております。
文部科学省に問い合わせたらどうでしょうか。本丸の意見をいただけたら効果があるのではないですか。国の力は絶大ですから。指導的立場である組織においてそのような体質ですと下部組織においては非常に困るわけですが。
今のところ肩書きに技術士は名乗れないということですが、志の高い悲しき公務員さんの業務におけるご意見等は必ず反映されていくものと思います。登録できる時が必ずきますから今は我慢の時期なのでしょうか。陰ながら応援しております。



No.3500 RE:みなさん,がんばってくださいね! 投稿者:技術志 投稿日:2006/05/01(Mon) 02:56

悲しき公務員様

久々に魂の揺さぶられるレスに遭遇したので書き込みさせて頂きます。

自分の力の及ばない「組織の壁」(本庁の承認)に対する無念さ・悔しさは私の想像を絶することでしょう。悲しき公務員様は5年も努力を続けられてきたのですから・・・。

何と声を掛けたらいいのか言葉が見つかりません。
でも今はゆっくりと休んで下さい。そして家族とGWを楽しまれてはいかがでしょうか?

皆さんが応援しているように私もいつの日かきっと悲しき公務員様が技術士登録をできる日がくる事を祈っております。

公務員であれ民間技術者であれ、また技術士であれ2次試験合格者であれ あの熱い夏を突破してきた技術者は同志であり、同じ目標を目指した17年度合格組です。

そして私の願いは
悲しき公務員様が十分に静養された後にまた「技術士として麗しい県土作りに貢献したい」という初心を思い出して頂けたら・・・。

悲しき公務員様には辛い試練でしょうが心から応援しています。
そして「みなさんと一緒にがんばります」
「やっと登録できました」というレスにはまた書き込みさせて下さい。




No.2868 場違いですみません… 投稿者:環境系技術士 投稿日:2006/03/05(Sun) 00:30 [返信]

このBBSでの皆様の熱い書き込みが励みになり、今年、技術士(建設部門・建設環境)に合格することができ、先日、無事、登録を完了した者です。
さらに嬉しいことに、先日合格発表のあった環境アセスメント士(生活環境部門)にも合格しました。
今年始まったばかりの環境アセスメント士ですが、同様の境遇の方おられましたら、今後の展望等について少し語り合ってみませんか!?



No.2878 RE:場違いですみません… 投稿者:パチスケ 投稿日:2006/03/05(Sun) 18:16

パチスケです。
私も環境アセスメント士(生活環境部門)に合格しました。第1回だから、合格しやすいだろう、技術士のCPDにプラスになるだろうという打算の側面と、環境コンサルティング会社に勤めているから当然という側面とで受験しました。
環境アセスメント士もCPDを課しており、しかも、所定のCPDをクリアしないと、資格として更新できないようですね。
もっとも今後、どれほど認知されていくのか(民間の資格ですし・・)とは思います。環境アセスメント士は技術士よりは内容がはっきりしていて説明しやすいかもしれませんが、で、何しているの?ともとられやすいかなとも思います。
自分自身の能力向上のみならず、技術士、環境アセスメント士、の社会的認知度向上に向けて、何かしら頑張っていきたいと考えております。



No.2881 RE:場違いですみません… 投稿者:環境系技術士 投稿日:2006/03/05(Sun) 21:11

パチスケ様

ご返答頂き、ありがとうございます。実は、このBBSは以前から拝見していたのですが、なかなか一歩踏み出すことができず、今回が初めての投稿となります。技術士になったのだから何かしらの話題でこのBBSに参加したいという思いからです。
私も第1回目だから合格しやすいだろうという打算的な考えで受験しました。あと、技術士の取得はまだ先かなと思っていたので、環境アセスメントの業務に携わる者として何か環境に関する知識・経験を証明できるものを取得したいというがむしゃらな思いもありました。
受験番号の末尾から判断して、対申込者の合格率はそんなに高いものではなかった気がします。(欠席者も結構いた気もしますが…)
認定試験が、建設環境を専門とする私にとりましては、技術士(建設部門)の専門や一般問題よりも実務と直結した内容で、環境アセスメントのプロを認定する姿勢が感じられ良いなと感じました。
バチスケ様のおっしゃられるように、今後の認知度向上が鍵な資格だと思います。
私もその名に恥じぬよう能力向上に励み、技術士・環境アセスメント士の認知度向上にも努めていきたいと思います。



No.2882 RE:場違いですみません… 投稿者:APEC  投稿日:2006/03/05(Sun) 23:02

実は、私も環境アセスメントは仕事の一つですので、大変興味を持っています。来年度は挑戦しようかなと・・・・
まだしっかりとは決めていませんが、挑戦することになったら、いろいろと教えてください。



No.2884 RE:場違いですみません… 投稿者:パチスケ 投稿日:2006/03/06(Mon) 09:10

ちなみに、幾つか情報を・・・
登録料15,000円
資格登録の有効期限は、平成18年6月1日付けから5年間
登録資格の更新時には、日本アセスメント協会が別途定める「継続教育(CPD)制度」に基づく所定のCPD時間の取得が条件
「継続教育制度」は、平成18年6月1日から運用開始
となっております。
また、登録を行う際、本籍地の身分証明書と、登記されていないことの証明が必要です。
当日の試験でも、倫理の問題が出たり、とかなり技術士を意識した資格となっております。技術士の経験論文と同じような筆記試験でしたので、環境系や建設系の技術士は取り組みやすい試験かと思います。



No.2899 RE:場違いですみません… 投稿者:環境系技術士 投稿日:2006/03/07(Tue) 00:35

HP管理者のAPEC様よりお返事を頂けるとは光栄です。私でわかることでしたら、何でもお応えいたします。
バチスケ様が記載してくれていますように、技術士試験と類似するものがありました。但し、経験論文の最後の題目「環境アセスメントの信頼性向上のための考え」を書くところは完全にアドリブでした。試験会場が東京1箇所というのは、西日本の人間としては痛いと思いました。せめて大阪に試験会場があれば、もう少し受験者も増えるのではないかと。

ちなみに、日本アセスメント協会主催(だから?)の講習会にて講師の環境省の方は、こう言った資格試験がスタートしたことは喜ばしいことだとおっしゃっていました。

最後に、6月登録まで待ち遠しいです…



No.2916 私も受けました 投稿者:SC30 投稿日:2006/03/08(Wed) 00:10

昨年8/30No.2でアセスメント士を紹介した者です。
私もアセスメント士生活環境部門に無事に合格しておりました。登録するかどうかは会社と相談です。

試験問題は、記述式と択一式。
記述式は、技術士二次試験の経験問題を少し簡略化したような出題です。
択一式は、専門知識、共通基礎、管理技術等の3つです。総監の5つの管理、技術士一次試験の適性問題、RCCMに出てきそうな発注・契約や積算、技術士環境部門一次・二次試験の択一問題に類似した問題、が多いです。アセスメントにおける予測・評価のような問題は意外と少なかったです。
ですから、技術士の受験経験があればかなり取り付きやすいでしょう。総じて、技術士試験問題などと比べるとそれほど難しい問題ではないと感じました。

残念ながら試験問題の持ち帰りは認められておらず、試験問題の公表もありませんが、上記の技術士試験等の過去問が役に立つと思います。
技術士(環境−環境影響評価、建設−建設環境等)と同時に受験するのも効率的で良いと思います。ただし、アセスメント士の試験日が12/11で技術士二次試験の口頭試験期間中にあたることには注意が必要です。

アセスメント士は生活環境部門と自然環境部門の2つに分かれています。
生活環境は申込者344名で合格者100名、自然環境は申込者281名で合格者88名でした。
受験当日の教室内の状況からして、受験率は7〜8割と思いますので、実質的な合格率は40%前後と思います。
大体はアセスメント協会の予想(予定?)どおりです。
あとは、合格者のうち何割が実際に登録するか、初年度の状況や試験内容を踏まえて来年度からの受験者が増えていくか、でしょう。

個人的には、試験問題の公表(または問題の持ち帰り)、合格ラインの公表などにより、資格試験の透明性が確保されることを望んでいます。それがなければ、この資格が広く信用されるものにならないのではないかと感じています。
また、試験問題や合格ラインがわからないのでは受験対策が取りづらく、受験が敬遠される要因にもなりえます。



No.3153 RE:場違いですみません… 投稿者:ももも 投稿日:2006/03/28(Tue) 12:19

環境アセスメント士を自然系で受験・合格しました。
試験当日のメモでは、業務経験問題は30行×20列×4枚で、設問は次のような感じでした。

1.あなたが選択した専門部門について、実際に体験した環境アセスメント業務を3つ挙げ、その概要を説明せよ(600文字以内、答案用紙1/4頁)。

2.上記3業務のうち1つを選び下の項目について、それぞれ記述せよ(1200文字以内。2/4〜3/4頁)。
(1)業務詳細と役割
(2)業務実施上の問題点とその対応策
(3)現時点での評価

3.あなたが体験した業務を通じて、環境アセスメントの信頼性の向上を図るためには、あなたの考えを記述せよ(600文字以内、4/4頁)。



No.3279 RE:場違いですみません… 投稿者:SC30 投稿日:2006/04/04(Tue) 23:05

4月1日発行の日本環境アセスメント協会機関誌で環境アセスメント士の特集を組んでいます。
その中で、これまでの経緯、試験実施状況、アセスメント技術者への期待、等が述べられています。
残部があれば、会員外へも機関誌を販売してくれると思いますので、環境アセスメント士に関心のある方は問い合わせてみるとよいでしょう。
協会のHPはこちら。
http://www.jeas.org/index.html



No.3455 沈み掛けたスレを上げてすいません 投稿者:SC30 投稿日:2006/04/21(Fri) 22:29

費用を会社が負担してくれそうなので、登録の手引きを取り寄せてみました(1部1,000円也)。
その中で、「環境アセスメント士」新規登録申請書をよくみると、冒頭にこんな記述がありました。

-------------------------
私は、下記事項を承諾のうえ、「環境アセスメント士」の登録を申請いたします。

 貴協会が、下記の個人情報を本「申請」から「登録」までの手続きに利用することと、下記の個人情報を基に、「環境アセスメント士名簿」を作成し、全「環境アセスメント士資格登録者」と国・都道府県・市区町村・独立行政法人・公団・公益法人などの公的機関に公表することを承諾いたします。
-------------------------

そしてその“個人情報”の中には住所・生年月日・現住所・本籍地等が入っています。いくら公的機関とはいえ、このような個人情報を公表したいとは思いません。

さらに、“個人情報”には“保有関連資格”という項目が入っています。保有関連資格は、技術士、環境計量士、公害防止管理者、環境カウンセラーが例に示されており、最大5つまで書き込むようになっています。環境アセスメント協会がどうやってこの新参資格「環境アセスメント士」を売り込もうと考えているか見えてきた気がします。
正直に言って、登録者の個人情報をそういう用途に使うのは如何なものかと思います。もちろん、それが嫌なら登録をしなければよいのですが、個人情報の公表を承諾しないと登録できないなどということは受験の手引きには全く書いていませんでした。

合格したことに喜んで登録申請書を書いている人は、一度よく考えてみることをお勧めします。



No.3460 RE:場違いですみません… 投稿者:通りすがりのもの 投稿日:2006/04/22(Sat) 12:22

通りすがりのものです。

SC30さんのご指摘は理解できます。
どこまでの個人情報なら公表してもよいと考えているかは、個人差がありますので悩ましいですね。

ただ、新参のアセスメント士が技術士やRCCMなどのように取得するに値する資格として世間に認知されるためには、協会としてできる限りの努力をしてもらいたいと思います。



No.3463 RE:場違いですみません… 投稿者:SC30 投稿日:2006/04/23(Sun) 01:43

通りすがりのものさんがご指摘のとおり、個人情報の扱いは悩ましいものがあります。
だからこそ、受験案内の段階でしっかり告知して欲しかったですね。

また、アセスメントにふさわしい資格として認められるように、協会の努力が必要なこともご指摘のとおりです。
試験問題の公表、各科目の配点や合格基準を公表し、試験のレベルが第三者からも判断できるようにして欲しいですね。これができていないと、なかなか試験の中身や資格制度を信用してもらえないでしょう。公益を担う(はずの)環境アセスメント士を決める試験としては透明性の確保が重要かと思います。
また、この資格を本当に広めたいのなら、全国で試験会場は東京1カ所だけという状況は改めるべきです。ペーパー試験しかないのだから、やる気になればすぐできると思うのですが。

通りすがりのものさんのお立場はわかりませんが、これまでにこの掲示板等で環境アセスメント士を紹介してきた私としては受験予定者等に注意を促しておきたいと感じたものです。



No.3489 RE:場違いですみません… 投稿者:環境系技術士 投稿日:2006/04/29(Sat) 00:03

お久しぶりです。意外に息の長いスレとなり、光栄です。
さて、私は、喜びのあまり早々に登録手続きを済ませました。ちなみに、登録料等の会社負担はありません…。

確かに、SC30様のご指摘される登録要領にある断り書きは、ややっと思いましたが、登録するためには仕方ないかなと思い、あっさり手続きをしてしまいました。

> 環境アセスメント協会がどうやってこの新参資格「環境アセスメント士」を売り込もうと考えているか見えてきた気がします。
と言うのは、協会が「環境アセスメント士」に登録している人は、こんな有資格者なんだよ的な宣伝効果を狙っているということでしょうか?

また、“個人情報”を載せた名簿が出回ることによって、我々にどのようなデメリットが生じるのでしょうか?
例えば、不要な勧誘電話につきまとわされるなど?

SC30様のご指摘を見て、若干、不安になってきました…。




No.3475 今年もいそがしく・・・ 投稿者:もりもり 投稿日:2006/04/25(Tue) 19:33 [返信]

もりもりです。
今年二次試験受験予定ですが、相も変わらず忙しい毎日です。こんな状態で、体力持つのか心配です。
あまり、力まずに寸暇を見つけては勉強していますが。ここ数年の大雨のため相当仕事がズレ込んでいる
状態です。肉体的にはかなり参っています(45歳)
ん〜 自分の予定通りに仕事が出来ればいいのですが、これもコンサルの辛いところですね。
単なる愚痴と思って見ていただければ幸いです。
森林土木のことで私の知ってる情報でよろしければ
何か提供したいと思います。
逆に知りたいこともたくさんあるのですが。
専門問題は、「森林整備保全事業計画」「地球温暖化」「土砂災害対策」「環境保全」「山村・林業の活性化」この辺を押さえておく必要があると思ってますが
どうでしょうか?どなたかご意見ないでしょうか?



No.3478 RE:今年もいそがしく・・・ 投稿者:foresta330  投稿日:2006/04/27(Thu) 14:20

専門問題は、おおむね『もりもり』さんの予想で少なくとも一問は的中すると思います。
参考までに森林一般(記述式)の白書、新規予算等からの私の予想です。9問中3問的中すれば100%的中とします。

次の9項目から3項目を選んで解答せよ。(600字)

(森林・林業一般)

 1 災害に強い森林づくり

 2 森林の癒し効果

 3 森林情報管理手法

(森林土木)

 4 現地発生材を利用した森林土木工法

 5 減災の観点からのソフト対策

 6 高性能林業機械と路網整備

(森林環境)

 7 森林景観の保全手法

(林産分野)

 8 地域材認証とブランド化

 9 木材を利用した新素材 

すでに過去出題されて陳腐化しており、出題されないと思われる分野

 地球温暖化、森林機能関係、間伐関係、森林施業関係、事業評価等 








No.3488 RE:今年もいそがしく・・・ 投稿者:もりもり 投稿日:2006/04/28(Fri) 19:02

foresta330さん。
すごいというか、鋭い予想ですね。参考にさせていただきます。
大体の項目で私が準備している項目と一致していると
思いますのでこれから原稿を仕上げていきたいと思います。 「森林セラピー」とか「癒し効果」とかなんか出題されそうですよね。




No.3465 就職活動 投稿者:sasaki 投稿日:2006/04/24(Mon) 00:09 [返信]

久々に書き込みます。
以前よりこのサイトでお世話になって昨年の試験で技術士補(建設部門)になった大学院生です。
建設業界の就職活動も本格化してきましたが、早々と本命ゼネコンの内定をとることが出来ました。やはりといいますか新卒採用の際に履歴書に技術士補のことを書くとその点を高く買ってもらえることが多く、面接に有利に働きました。 もちろんそれだけではなく努力した部分はありますが、とにかくAPECさんありがとうございました。
また、このサイトをごらんになられている方に私と同じ学生の方がおられますが、間違いなく取得することは就職活動に有利に働きます。履歴書に合格が書ける早い段階で取得しておくことをお勧めします。



No.3469 RE:就職活動 投稿者:APEC  投稿日:2006/04/24(Mon) 10:26

sasakiさん、内定おめでとうございます。
会社にもよるでしょうが、一次試験合格は少なからず有利に働くと私も思います。
私も就活に来た学生の履歴書に目を通すことがありますが、やはり資格欄に目が行きます。それは、「どんな資格を持っているのかな」というよりも、むしろ「学生のうちから資格の大切さを認識しているか」という目で見ます。
というのは、「資格がなくても日々の仕事ができるんだから、それでいいや」とか「実力があれば資格なんて」と考えて、結局、そこそこの年齢になってから慌てる技術者が少なくないこと、ところが今の技術士試験は一次試験という必須の関門があり、それはできるだけ「学生の頭」を持っているうちに取らないと苦しいからです。
学生時代に「単位が揃えばいいや」と思っている学生は、就職してからも「仕事がこなせればいいや」になりやすいものです。
そういう中に、一次試験に合格した学生がいれば、学生時代から資格の重要性を認識しているのではないかと判断し、当然ながら採用判断に大きく影響します。

大学によっては、JABEE認定でありながら、学部生のうちに一次試験にチャレンジさせるところもあるようです。JABEEとは何なのかが、企業に十分浸透していない現段階では、これも効果的でしょう。



No.3474 RE:就職活動 投稿者:MIC 投稿日:2006/04/25(Tue) 19:03

業界は違うのですが(製造業です)、私も採用のために履歴書を見る機会があります。

もし、履歴書に技術士一次試験合格と書いてあったら、自分の採用判断に影響する可能性は大です。さらに、技術士補となっていたら、かなりポイントは高くなると思います。
基礎能力に加えて、向上心や仕事に対する意識などの点からも評価します。この点で、JABEE認定より、一次試験合格者のほうを高く評価することになるかもしれませんね。

まだ、実際には、このような履歴書には遭遇していませんが。




No.3470 教えて下さい 投稿者:グリーン 投稿日:2006/04/25(Tue) 11:36 [返信]

SUKIYAKI塾の経験論文添削は、いま、新規申し込みの受付は中止になっていますが、いつごろOKになりますか、どなたか教えて下さい。
道路希望です。



No.3471 RE:教えて下さい 投稿者:APEC  投稿日:2006/04/25(Tue) 13:02

SUKIYAKI塾の休講期間は、5月8日までです。
5月9日から再開する予定ですので、よろしくお願いします。



No.3472 RE:教えて下さい 投稿者:グリーン 投稿日:2006/04/25(Tue) 13:24

APEC様、ありがとうございます。
新規でも、5月9日からで、宜しいのですか。
お手間をとらせてすいません。



No.3473 RE:教えて下さい 投稿者:APEC  投稿日:2006/04/25(Tue) 16:06

よろしいですよ。
ただ、すでに講師さんの手持ちが多くなっており、GW明けからは再添削も多くこなさないといけなくなりますので、専門分野の講師さんの添削は受けにくくなってくるかもしれません。
またアナウンスしますので、よろしくお願いします。




No.3467 農業部門の経験論文 投稿者:神頼み 投稿日:2006/04/24(Mon) 08:30 [返信]

農業部門の経験論文の出題内容には、「技術士としてふさわしいと思われる1事例をあげてその理由を述べ」と記載されています。これに対する書き方としては、「技術士としてふさわしいと思う理由」とタイトルを付けて書くべきなのでしょうか?それとも、技術的課題を記述する中で、「技術士としてふさわしいと思う理由」が読み取れるように書けば良いのでしょうか?教えてください。よろしくお願いします。


No.3468 RE:農業部門の経験論文 投稿者:くりろう 投稿日:2006/04/24(Mon) 09:04

技術士としてふさわしいと「あなたが思っている」事例を記述しなさい・・・という設問形式です。
もう少し深読みすると「あなたを技術士としてとりあえず認めましょう。
さて、技術士になったとして、これまでの業務で”これぞ技術士の業務!”といえるものには何がありますか?
ということです。
これは私の経験ではなく、技術士受験講習のテキストによく掲載されているものです。

こういう質問なので、あえて「○○がふさわしい」という説明文は書かなくてもOKです。
では、どこがふさわしいか判らないのでは??という心配があるかもしれませんが、
これが小設問の「課題と解決」を問う部分です。つまり、この記述内容がふさわしいかそうでないかを判断するポイントです。
ここを明確にすれば、わざわざ”○○がふさわしいと”という表現はしなくてOKです。
したがって、論文作成はここに気をつけましょう。




No.3448 ガチンコ技術士学園 投稿者:青い炎  投稿日:2006/04/21(Fri) 12:47 [返信]

先週ようやく国土交通白書2006を入手したので、平成13年度〜平成17年度までの5冊の白書を並べて、資料編も含めて徹底的に読み込みました。同じ話題でも、年によって大きく扱ったり、サラッとふれられるだけだったり、方針が変更されたりしています。

しかし、建設一般にこれだけ情熱をかけている人間も珍しいんじゃないかと思います。ここまでくれば完全にマニアですね。白書以外にも国土交通省HPから打ち出した資料や図書館で借りた資料などが大量に部屋に散乱していますし。

そういったわけで最新の白書の内容と、過去問の傾向を踏まえてエッセンスだけを抽出したものとして、

ガチンコ択一編 第一回 建設一般常識
ガチンコ択一編 第二回 国土交通行政

をアップしました。意見や感想などがありましたら教えてください。
ダウンロードはこちらからです。
  ↓
http://www.pejp.net/pe/gachinko/gachinko_index.htm



No.3451 RE:ガチンコ技術士学園 投稿者:青い炎  投稿日:2006/04/21(Fri) 16:54

申込みはいつからでも大歓迎です。


No.3454 RE:ガチンコ技術士学園 投稿者:ライト 投稿日:2006/04/21(Fri) 20:58

失礼を承知でお聞きしますが、択一はこのガチンコをやっておけば十分とお考えですか?
過去の受験生の声も聞きたいです。

あと、一次試験用の問題集(テクノから出ている100問等)は二次試験に対応できるものなのでしょうか?


初心者なものですみません。
教えてください。



No.3458 RE:ガチンコ技術士学園 投稿者:ブライアンズ 投稿日:2006/04/21(Fri) 23:58

ガチンコ技術士学園を受講中の者です。本日第一回目の問題に取り組み、早くも自身の弱点(知識不足や修習すべきポイントの認識欠落)に気が付きました。択一は独学にて学習する方法も選択肢としてありますが、短期間に効率良く実力を向上させたいなら、ガチンコはお勧めです。


No.3461 RE:ガチンコ技術士学園 投稿者:K-O 投稿日:2006/04/22(Sat) 12:42

昨年に続き、今年もガチンコにお世話になっています。昨年は、お蔭様で建設一般の判定はAでした。解説が丁寧で詳しいです。市販の問題集の解説では、ここまで詳しく説明されているものはないでしょう。また、決められたペースにしっかりついていけば、確実に受験当日まで準備できます。何かペースメーカーがあると精神的にも安心ですよね。
※青い炎さん。といいつつ仕事に追われ、まだ、ダウンロードしかやってません。もう仕事なんかやってる場合じゃない。(いや、いかん。いかん。)早く、スタートしなくちゃっ!みなさん頑張りましょうネ。



No.3462 RE:ガチンコ技術士学園 投稿者:リップラップ 投稿日:2006/04/22(Sat) 23:51

ライトさんへ
私もK−Oさん同様2年連続ガチンコに大変お世話になっているものです。
昨年は、ガチンコのみの学習で択一11問正解できました。本来ですと白書の熟読が当然のセオリーなんでしょうが、ブライアンズさんやK−Oさんがおっしゃっている通り、白書のどこがポイントなのかが的確に理解できる講座です。正直なところ、何回読んでも白書って面白くないと思うのは私だけでしょうか。そんな私にとって大変助かる講座です。また、択一のみならず建設一般論文を考える上でも、択一の解答解説がとっても参考になりますよ。



No.3464 RE:ガチンコ技術士学園 投稿者:青い炎  投稿日:2006/04/23(Sun) 11:49

ライトさんへ
ガチンコ技術士学園さえやれば、建設一般の択一対策は十分だと思っています。最効率化にとことんこだわっておりますので、必要十分だと思っています。
また、記述対策にも大いに助けとなるように考えて作っています。漫然と国土交通白書を読んでも、ポイントがつかめませんので、今年は記述対策編を加えて解説を行います。また、論文作成がどうしても苦手な人ように論文添削も行っていますので、良かったら検討してください。

ブライアンズさん、KOさん、リップラップさんへ
申込みありがとうございました。6月30日の模擬試験配布日までには、自分なりにペースを工夫して計画的に終了させるようにすれば良いと思います。
ガチンコの解説では、ところどころ国土交通省批判や私の意見などが含まれていますが、それは愛嬌として見逃してください。



No.3466 RE:ガチンコ技術士学園 投稿者:オビワン 投稿日:2006/04/24(Mon) 08:30

ライトさんへ
私は昨年、青い炎さんの「白書を読むよりガンチンコをやった方が効果的」と言う言葉に乗り、技術士 建設部門に合格した者です。
私の感想としては、ガチンコは建設一般の過去問より少しレベルの高いものだと感じました。
しかし、ガチンコをやりながら判らないところを白書で調べていくうちに、これまで読みにくかった白書がだんだんと読めるようになっていきました。
いろいろな問題集を見ましたが私個人としては、ガチンコがおすすめです。




No.3427 公務員の技術士さまへ 投稿者:さかと 投稿日:2006/04/18(Tue) 23:57 [返信]

はじめまして、私は国家公務員として道路事業に携わっている30代の土木屋です。
道路事業に携わることで、今まで経験した技術を活かすべく、何か資格として持ちたいと思い、技術士を受験した次第です。
さて、二次試験に望むわけですが、公務員という仕事柄、どうしても技術提案というものはコンサルが行い、良い提案を吟味し、絞り込み、道路行政を行うのが常となっているのが現状だと思います。
私が行っている仕事内容は、地元調整および業務管理です。
二次試験の経験論文では、技術士として、問題に対し、どう対応したか、技術提案をし、どう解決したか、というものが問われていると思いますが、私の立場からすると、表向きは行政が解決しているように見えても、実際はコンサルタントが提案してきた技術により、解決しているわけで自らが発案し、技術的解決をしていないと思うのです。
業務については、私がコンサルタントと一緒になって遂行していますが、コンサルタントが提案してきた技術内容をあたかも自分が考えたように経験論文としてよいのかという想いもあります。
そういったことから、公務員で技術士になられている方がたくさんいらっしゃると思うのですが、公務員の立場からどういった経験論文を書いておられるのか、よろしければ教えて頂けないでしょうか。



No.3428 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:ついつい書いてしまいました。 投稿日:2006/04/19(Wed) 08:25

<実際はコンサルタントが提案してきた技術により、解決しているわけで自らが発案し、技術的解決をしていないと思うのです。
<コンサルタントが提案してきた技術内容をあたかも自分が考えたように経験論文としてよいのかという想いもあります

本当にそうであれば、技術士を受験する資格がないですね。只、上記であっても、試験には合格する事が出来ますよ。
 技術士としてふさわしい経験、として文章が書ければ良いわけです。
 公務員だけでなく、コンサルでもゼネコンの立場でも技術士の試験を受けようと思ったとき、先ず自分の経験として書ける物があるか?と考えます。それは、全く嘘でなければ、少しでも関わっていれば、要するに合格に耐えうる内容であれば、みんな使わせてもらっていると思います。
 従って、コンサルの提案であっても、自分が関わっているのなら、自分が発案したとかいても多分許されるでしょう。試験に合格するにはその要件に応えればできる事です。それまでのプロセスが大切です。
 それより、このタイトル「技術士さまへ」??です。将軍様をイメージしてしまいました。



No.3430 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:ラグーン 投稿日:2006/04/19(Wed) 13:22

私は地方自治体に勤務します公務員技術士です。公務員土木技術者は、公共事業の計画、設計監理、工事監理、維持管理を主に担当していますが、現在では直営時代とは異なり、ほとんどの事業を建設コンサルタントや建設会社に委託や請負にだしているのが実状です。。そのため、さかとさんがおっしゃるとおり、委託(請負)業務に直接携わる建設コンサルタント等の技術者の方々とは立場が異なります。しかし、公務員土木技術者は、各業務に対して発注者としての監理者の立場から携わっていることから、各業務の方針や課題の解決策の立案、品質管理の妥当性等自らの知見や経験、技術に基づいて色々な場面で判断をしております。確かに、発注者の技術力低下という記事が、最近、色々な雑誌等に書かれているとおり、発注してから成果等を受け取るまで何の関与もせずに、全てコンサルタントや建設会社にまかせっきりという発注者の担当者も中にはおります。これは本来の公務員技術者ではありません。前置きが長くなりましたが、「技術士にふさわしい業務」というのは、上記に述べたとおり、自らが主体的関与した業務の中にあると思います。それがコンサルタントや建設会社の技術者の方々との協同成果であっても、発注者としての立場から解決した成果が必ずあるはずです。もしないとしたら、それは”公務員”「技術士にふさわしい業務」ではないということです。構造解析的な成果だけが技術士に相応しい業務ではありません。例えば、公務員技術者が得意とする業務に「積算」がありますが、技術士建設部門の選択科目にも「施工計画・施工設備および積算」があります。ただし、ここでいう積算は積算段階での施工計画の策定や建設マネジメントととらえることが妥当だととは思いますが・・・。もちろん、他の科目でも大丈夫です。答えになっているでしょうか?


No.3438 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:YOSHI 投稿日:2006/04/19(Wed) 19:07

さかとさん、こんばんは。小生は公務員ではありませんが、多くの公務員の技術士の方、受験する公務員の方を存じ上げています。

技術者として、どのような考えで仕事をするかについて纏められているのが、技術士会が出した。「技術士ビジョン21」(下記)です。

http://www.engineer.or.jp/jcea/vision21textversion.pdf

これを受けて、職域別技術士の役割が示されました。(下記)

http://www.engineer.or.jp/topics/syokuikibetu.pdf

この両方、とりわけ後者をご覧いただけば、公務員技術士の役割についてのお考えが整理されると思います。

さかとさんが、ここに書かれているようなスタンスで業務遂行に当たられていれば、自ずと経験論文の書きぶりは定まると思います。

雑駁な内容ですが、参考にしていただければ幸いです。



No.3439 RE:ご自分の論文で勝負してください 投稿者:イマジン 投稿日:2006/04/19(Wed) 22:23

さかとさん、こんばんは。
私は30代の地方公務員で技術士です。職場には私以外に技術士がいません。私はコンサル出身ですので、内からも外からも公務員技術者を見てきて、技術士を持っている方もたくさん存じております。

まず、最初に言っておきたいのは、コンサルは技術士の取得においてはとても恵まれた職業ですので、コンサルと公務員とを比較するのはやめた方がいいと思います。
自力でコンサルと同じ経験論文を書こうと思うなら、並大抵の努力では及ばないと私は思います。スレの印象から言えば、レスにあるように「本当にそうであれば、技術士を受験する資格がない」と感じます。
コンサルと同じような経験論文を書いて技術士になった公務員の方も何人か存じていますが、お勧めしません。論文を見れば、すぐにコンサルだと分かります(勘違いします)。そして、口答試験の際に、その答案を書いたのが公務員だと分かるので、「そういうことか。この人はそういう人か」という目で見られることは避けようがありません。あとは試験官次第ですが、そういうことを許さない方でしたら、口答試験の合格は難しいと思います。
さかとさんはコンサルタントではないのですから、ご自身の視点・価値観でこの試験に挑んで欲しいと思います。
どのようなご経験をお持ちで、どの科目で受験しようと考えておられるのか分かりませんが、「地元調整および業務管理」という仕事内容は、少なくともコンサルとは違う仕事内容です。当然、コンサルとは違う視点がさかとさんにはあるはずです。そういうところでさかとさんの創意工夫や価値観を表現して欲しいと思います。コンサルには書けない経験論文が書け、うしろめたい思いをすることもありません。
ちなみに、私も今年技術士を受験します。これまでとは違う、自分の中では新しい分野への挑戦なので、合格できるか分かりませんが、公務員になってからの自分の経験だけで勝負しようと思います。
時間は十分あります。あとは努力次第でしょう。お互いにがんばりましょう!




No.3440 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:さかと 投稿日:2006/04/19(Wed) 23:00

みなさま、いろいろな観点からアドバイスをいただき有り難うございました。
確かに、公務員の立場からすると、計画の立案やコンサルからの提案に対して、決断を下し、事業を推進しているのは行政であります。
そういった観点から経験論文を再度見直しをしたいと思います。
現在用意した経験論文はコンサルの立場で書いているようなものなので、公務員の私でしか書けないような経験論文を作成して参りたいと思います。
有り難うございました。



No.3441 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:ころ助 投稿日:2006/04/19(Wed) 23:06

私は40代の地方公務員技術士です。私たちは、コンサルタントの方と一緒に技術的業務に取り組んでいます。コンサルタントの方から提案をいただくことが多いのも確かです。さかとさんは、公務員としての関わり方を、どう心がけておられますか。公務員は住民に代わって公共サービスを提供しています。コンサルタントの方の提案は、そのまま採用するのでなく、その事業に住民・利用者が何を求めているのか見極めて、修正案、代案を示されてはいませんか。題材は同じでも、経験論文の内容はコンサルタントの方と公務員では違ってくると思います。私は、公務員技術士としての切り口、テーマを一つ定めること。住民・利用者の求めるもの、住民・利用者にとって重要だと考えるもの。安全であったり、わかりやすさであったり。その一点に絞った創意工夫を深く掘り下げるのがよいと思います。技術力に加え、技術を生かすこころを表現できればベストでしょう。


No.3442 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:はるき 投稿日:2006/04/19(Wed) 23:42

さかと様、技術士を受験するに当たり、悩まれていること、私もご理解できます。私も地方公務員で県庁に勤めており40歳半ばですが、何とか建設部門、総監を取得してきました。入庁当初は請負業者さんに課している資格は当然、発注者側の技術者も取るべきものと思い、一級土木、管工事、造園、測量士など取得してきましたが、いざ、技術士試験を受験するに当たり、果たして、自分に本当に高等の応用能力を発揮してきた業務があるのかなと悩みました。しかし、ラグーンさんやころ助さんがおっしゃっているように、コンサルさんと異なった視点で、発注者側の技術者として、実際に工事を行うに当たり、改善や工夫された点も必ずあると思います。それはコンサルさんの成果だけではなく、ご自身の成果であるとも思ってください。同じテーマでも切り口を変えれば、発注者側、受注者側とでそれぞれ、技術士にふさわしい論文が作成できると思います。私も、このような考えで筆記、口答試験を何とかクリアしてきました。さかと様のご自身の今まで苦労された経験・経歴に自信をもって、チャレンジしていってください。応援しています(^o^)


No.3443 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:yuki 投稿日:2006/04/20(Thu) 23:20

わたしは
人口4千人の町(いつ再建団体になる?)役場勤務の建築職です。
1級建築士ではあります。
昨年建設部門で1次試験受験して合格しました。
土木工学「わけわかめ」からはじめました。
総監を取得したかったからです。
今も、総監は勉強のしがいがあるとおもい
そのために、無理やり「都市計画」で2次めざしてます。
わが町は都市計画区域ではありません!どうなることやら
(施工計画とかのほうがいいのでしょうが)
でも、がんばります。
公務員であることのアカウンタビリティです。
私なりの職業人としての倫理です。
これからしてゆきたいことを勝ち取るためです。

さかとさんは
土木屋です。直球で専門です。
国家公務員です。技術レベルが「高等」な仕事に携わってます。
うらやましいです。私から見ればずーと有利です。

気持ちが弱くなることはあります。
でもそれは「自律」回路を「収め」るしかないです。

1に気合
2に根性
3に戦略(情報収集、分析、立案検討、実行、検証 のローリングウェーヴ)

コンサル想定の「模範解答」に腹たちませんか?
きれいごと・・・
「提案した」
でおわり。
それで終わるんでしょうか?現実社会は?
技術士制度ってどうあるべきなんでしょうか?
「国家」公務員ならば、
よけいに
攻撃的に考えてください。
それが私のようなものには励みになります。

(コンサルのみなさんには、すいません)






No.3444 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:ラグーン 投稿日:2006/04/21(Fri) 07:36

yukiさんへ
市町村の技術者で、このような気概を持たれている方がいらっしゃることに心強さを感じました。今までの行政は上級官庁からのトップダウン方式で運営されているように感じられましたが、これからはボトムアップ、いわゆる直接住民サービスを提供する市町村の時代だと思います。そのような社会情勢の中で、我々公務員技術者は何ができるのか?・・。それは、住民の視線に立ったきめ細かな行政サービスの提供だと思います。それを果たす前提条件として、我々公務員技術者は、個々の細部技術の修得はもちろん、マネジメント能力の開発を行うことが非常に重要となってくると思います。その一手段として技術士「総合技術監理部門」の取得を一つの目標におくことは有効なことだと思いますよ。yukiさんは建築関係だということですが、都市計画以外にも、施行計画や鋼構造(コンクリート)、建設環境などでも大丈夫だと思います。技術士試験は、元々コンサルタントの方を対象とした試験でありましたが、最近は、我々公務員技術者にも門戸が開かれたように感じます。「・・図書」出版の問題集に記載されている解答例のような業務内容がだけが経験論文として相応しいわけではありません。公務員技術者は、監理者としての立場から書けるテーマはたくさんあります。頑張ってくださいね。



No.3445 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:元公務員 投稿日:2006/04/21(Fri) 11:28

私も元公務員です。積算業務が多く、各種専門誌に積算論文を投稿しており、同様のテーマで施工計画、施工設備及び積算」の「積算」の経験論文で受験し、不合格が続きました。先輩から「積算以外のほうがよい」との助言を頂き、積算はあきらめました。
 積算で合格できないのか。 積算で合格できないのか。想像ですが、私の経験論文の内容は技術士試験が求めている「積算」の内容とかけはなれていたのではないか。技術士試験が求めている「積算」の内容を理解しなければならない。悔しいですがこのことを理解せず、長い間、失敗を繰り返し、今になって気が付きました。
来年度からは、事前提出で口頭試問。技術士試験が求めている「積算」の内容がつかみ、口頭では自信があるので来年にかける。



No.3449 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:ラグーン 投稿日:2006/04/21(Fri) 12:48

元公務員さんへ
私は専門とする事項を「積算」として、平成16年度の技術士試験に合格することができました。元公務員さんがどのような積算に関する経験論文を書かれているか分かりませんが、技術士試験が求めている「積算」の内容を私見ですが以下に述べます。参考としてください。     1.積算というのは基本的に予定価格を算出する行為です  が、積算をするにあたって、積算段階での施工計画を  策定する必要があります。そのため、発注者が積算行  為をするために、どのような施工計画を考えたか、そ  の辺が試験に求められているような気がします。(最  終的には、施工条件明示書や特記仕様書としてまとめ  られますが・・・。)              2.「積算」には、建設マネジメントも含まれますが、例えば、  技術的な事項を含めた入札方式の検討や、施工条件に  基づく、設計変更などが該当します。この辺を発注者  としての立場から技術的に検討した業務が、対象論文  として使用できるのではないかと思います。    3.また、「積算」行為そのものに対して、ユニットプラ  イス方式等の制度設計や、採用にあたって技術的観点  から改良した等の業務が対象となるのではないかと思  います。    



No.3456 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:高志の国から 投稿日:2006/04/21(Fri) 23:01

さかと様
 はじめまして、
 施工計画の公務員技術士の「高志の国から」 http://ameblo.jp/fukui-koshi/ です。
私も経験論文を書く際に同じように悩みました。
技術提案はコンサルタントが行う訳ですが、
提案された技術を評価し採用するというのは、さらに高度な技術力が求められる訳です。
この工法の採用により効率的、効果的な社会資本の整備に繋がり、コストダウン(ライフサイクルコスト等)に繋がり、アウトカムとして指標化できたか。
の課程を分かりやすく説明することができれば、読み手に伝わると思います。
読み手は、必ずしもその専門の方とは限りませんので一般の方にとっても読みやすく分かりやすくすることが必要です。(専門家ばかりが読む技術研究論文ではないということです)
公務員にはアカウンタビリティ能力も求められますので、その一環として取り組んでみるとモチベーションアップにも繋がりますよ!

高い志を持ってお互い頑張りましょう!

余談ですが、
現在は、国家公務員でも河川、道路、企画、技術管理(調査)などいろいろな分野に配置換になるので専門分野の選択に悩まれている方が多いようです。



No.3457 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:元公務員 投稿日:2006/04/21(Fri) 23:52

ラグーンさんアドバイス有難うございます。きつい言葉でしたので訂正させて頂きました。
技術士試験が求めている「積算」の内容が見えてきました。過去の専門問題をみてもおっしゃる通りです。
今年は専門とする事項を「施工計画」で提出済みです。施工条件、設計変更あたりもからめた経験論文を作成し、今年の合格を目指します。




No.3459 RE:公務員の技術士さまへ 投稿者:yuki 投稿日:2006/04/22(Sat) 01:07

ラグーンさん、暖かい言葉ありがとうございます。
ボトムアップの時代なんです、本当に。ですが、町村は圧倒的にマンパワーが足りていない。職員採用に「教育」をもとめない(みんなと同じ)、といって職員教育に熱心でもない。
「よそ者」の私ができることは、目指すことぐらいです。見せることぐらいしかできないと思いつつ向かっています。

高志の国からさん、参考になりました。
「評価」をつきつめると「高等な」スキルだったんですね、技術士制度的に。
アカウンタビリティ(評価可能性)とともに今一度、業務を見直します。ちょっと見えてきた気がします。





No.3446 建設一般の予想 投稿者:ナカヤマッコ 投稿日:2006/04/21(Fri) 11:30 [返信]

今年の「建設一般」はどんな問題が出題されると思いますか。皆様の御意見をいただければと思います。
ちなみに私の予想は以下のとおりです。
■社会経済情勢の変化に対応して、魅力と国際競争力を高めていくことが重要な課題となっているが、その現状と課題について述べるとともに、今後の社会資本整備のあり方について、あなたの意見を述べよ。

■相次いだ自然災害や公共交通機関の事故などが不安を高めたことにより、国民の多くが今の日本は危険と認識される中で、その現状と課題について述べるとともに、安全性を高めるため建設分野がとるべき方策についてあなたの意見を述べよ。



No.3447 RE:建設一般の予想 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/04/21(Fri) 12:18

ぼく、ひそかに『社会資本の老朽化』が出るのではと。
当然、安心・安全系も可能性は高いのですが・・・



No.3452 RE:建設一般の予想 投稿者:蒼天吉日 投稿日:2006/04/21(Fri) 16:59

@予想より2年早く、2005年に、日本の人口が、初めて『自然減』に転じたこと。
A国土交通白書2006の「はじめに」より、『安全・安心大国の実現』を目標に掲げていること。
B昨年の国土交通白書と比較すると、2006の第U部第4章に「少子化、高齢社会への対応」の項目が追加されたこと。

以上より

■少子高齢化という社会構造の大きな変化の下での、安全・安心な国土づくりの方策について、あなたの意見を述べよ

というのはいかがでしょう?



No.3453 RE:建設一般の予想 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/04/21(Fri) 19:44

最近の継続的課題で、今後も(試験の日ぐらいまで)つづく『原油高騰系』などありえないですか?
また、
原油高騰⇒資材高騰⇒『コスト縮減』
少子高齢化⇒財源低下⇒『コスト縮減』
老朽化⇒維持修繕多額⇒『コスト縮減』
情報公開⇒透明性⇒『コスト縮減』
自然災害多発⇒復旧いっぱい⇒財源少ない⇒『コスト縮減』
なんやかんや言いながら『コスト縮減』など・・・

悩んで予想するより、全部覚えた方が楽なような気が・・・

でも、老朽化のあのグラフは気になるなぁ〜





No.3351 まだ、思案してます 投稿者:もりもり 投稿日:2006/04/11(Tue) 14:58 [返信]

某法人に勤務する45歳の技術者です。現在は、部下の指導をしながら自身も設計の仕事に携わっています。今年二次試験(森林−森林土木−林道)を受験する予定ですが、まだ申込書が仕上がりません。業務経歴(職務内容)の書き方がいいのか、よくないのかわかりません。こんな感じでダメなんでしょうか?
( )内は立場です。
1.山村において生活道としての役割を果たす林道の設計(主な担当者)
2.県発注林道工事の設計・積算(主な担当者)
3.森林公園と山村集落を結ぶ林道の計画から設計(主任技術者)
4.急傾斜地における林道の設計および指導(管理技術者)
5.奥地山岳地域における林道の設計および指導(管理技術者)
6.豪雨により被災した林道の調査・設計の指導(管理技術者)



No.3352 RE:まだ、思案してます 投稿者:くりろう 投稿日:2006/04/11(Tue) 16:32

くりろうです。

他分野なのでこれでよいか分かりませんが、私の関連分野(土木)ならこうします。

1.山村において生活道としての役割を果たす林道の設計(主な担当者)
生活道に利用される林道の設計と実施結果(主任担当技術者)

2.県発注林道工事の設計・積算(主な担当者)
○○林道工事の設計と積算(主任担当技術者)

3.森林公園と山村集落を結ぶ林道の計画から設計(主任技術者)
○○県立森林公園と集落のアクセス林道の計画および設計

4.急傾斜地における林道の設計および指導(管理技術者)
  これはこのままで良いでしょう(^^)/

5.奥地山岳地域における林道の設計および指導(管理技術者)
  奥地山岳地域というのが専門用語なのかよく判りませんが・・・、
深山地域の山岳林道建設における設計および技術指導(管理技術者)では?

6.豪雨により被災した林道の調査・設計の指導(管理技術者)
  被災林道の復旧工事に関する調査・設計および対策の指導ではどうでしょうか?



No.3353 RE:まだ、思案してます 投稿者:もりもり 投稿日:2006/04/11(Tue) 17:26

くりろうさん 早々にご返事いただいてありがとうございます。大変参考になります。
あまり、詳細に書いてしまうと論文内容と合致しなくなると考えて、多少ぼかしています。



No.3355 RE:まだ、思案してます 投稿者:もも 投稿日:2006/04/11(Tue) 18:43

技術士とは「高等の専門的応用能力を必要とする事項についての・・・」と定義されてますので,もりもりさんの記載ではインパクトに欠けますね。口頭試験の時には,答案用紙と申込書しか有りませんので面接官はその時々で業務経歴を追って質問されます。表現の仕方一つでちょっとしたプラス効果に受けとめてもらえると思いますよ。
そこで,単なる林道の設計と言う表現ではなく次のコメント盛り込んだ表現にしてはどうでしょうか。他にも色々ありますが。
1.生態系にやさしい林道設計(線形・構造),または環境にやさしい林道設計
2.周辺間伐材の利用を考慮した・・・・・
3.林道の排水施設計画を重点考慮した林道設計
4.災害時の避難道路も兼ねた・・・・・
など,ちょっとした課題点を付加することがその後,得することがあります。つまり口頭試験でその事項に焦点を向けさすことが可能となります。今までの林道設計経験の中でのちょっとした気遣い事を思い出して下さい。それが大きな経験論文のテーマ(技術的な課題)になるかもしれません。頑張って下さい。



No.3366 RE:まだ、思案してます 投稿者:もりもり 投稿日:2006/04/12(Wed) 09:27

ももさん ありがとうございます。
実際の業務内容を詳細に明記してないのに、
私の日頃の業務を観察しているような鋭い指摘です。
まさに、ももさんの書かれているような内容なんです。ついでで申し訳ないんですが、あと2つくらい職務内容を追加予定ですが、どうでしょうか?
1.地すべり地域内の旧国鉄用地を利用した林道の設計(主な担当者)
 この業務では、林道の路線計画を立案する際に、地すべり地内の軌道跡地を利用することでコスト縮減を図れることを提案し、設計段階でのその対策工について記載しようとしています。
2.森林認証を取得した〇〇町における林道の計画から設計(主な担当者)
 この業務は、認証取得した〇〇町の〇〇林道の全体計画立案と実施設計です。この林道は、町道と作業道をアクセスし、路網を形成するための骨格となる林道です。具体的には、現場発生材(支障木)を利用した工法を多用した設計となっております。
感じたままで結構ですので、みなさんの率直なご意見をお待ちしています。



No.3369 RE:まだ、思案してます 投稿者:もりもり 投稿日:2006/04/12(Wed) 13:13

度々すみません。
業務経歴票の職務内容には実際の業務名を書かなくてもいいんですよね?



No.3371 RE:まだ、思案してます 投稿者:くりろう 投稿日:2006/04/12(Wed) 15:33

実際の業務名を書くと意味がサッパリという場合があります。
広島県で例を挙げるならは「広第123号設計委託業務」
(広島がこういう工事名かどうか知りませんが・・・(^^;))
全く分からないでしょ。
だから職務内容は「県道○号の斜面安定化対策設計と施工計画」のように、
ある程度状況を分かるように書くことが必要になるのです。
ただ、細々と3行くらいに詳しく書く方もいましたが、
これもまた判りにくいんですね。読みづらいというか(-_-)



No.3373 RE:まだ、思案してます 投稿者:もりもり 投稿日:2006/04/12(Wed) 16:25

そうですね。
色々書こうとすると読みづらいんですね。
私としては、試験員が職務内容をパッと見て
現場の状況を思い浮かべることが出来るよう配慮しているつもりです。それで「〇〇林道工事の斜面対策設計」とか「林道〇〇線の排水処理対策」といった表現にしてないのです。アピール作戦としては、どうなんでしょうか?



No.3376 RE:まだ、思案してます 投稿者:もも 投稿日:2006/04/12(Wed) 19:39

再度提投稿します。
実は私以前森林土木を受験し幸いにして合格しました。
その時の経験から申しましてNO3355に提示させて頂きました。もりもりさんまだご思案しているようですのでもう少し業務経歴の例を掲示します。
1.郷土樹種によるのり面緑化の検討・計画
2.貴重な野生生物の保全を考慮した林道計画及び実施設計
3.地域生活道路との連携を兼ねた路線計画立案
4.大規模のり面を対象とした恒久のり面安定化対策の検討・計画及び実施設計
5.保全を配慮した全体計画時における景観予測
6.地すべり地を縦断する林道設計の工法検討
7.地域活性化対策を担う林道ルート選定・計画立案
8.森林整備コストの縮減を前提とした高密路網整備の計画立案
などなど。つまり専門が林道と書かれてものり面もありますし林道の第1目的は森林整備のための路線ですから。その意味から自然斜面を掘削して開設させる(盛土構造の場合もありますが)わけですから。緑化,地すべり,崩壊,落石等いろいろな斜面災害が想定されるわけですからいろいろなケースの業務経歴を列記された方が良いと考えます。あたかも「・・・・・・・林道の設計」とだけ羅列しても面接官が見たときに視野の狭い見方・誤解を招きかねませんので。私の場合上記書き方で2件ほどを2行に列記致しました。また○○県,○○林道とかは別に気になさらず省略してもかまわないと思います。私の場合全く書いてません。
参考になれば幸いです。



No.3393 RE:まだ、思案してます 投稿者:もりもり 投稿日:2006/04/14(Fri) 10:03

もも様 大変参考になります。ご丁寧に経歴例を示していただいてありがとうございます。
申し込み期限の19日まで熟考したいと思います。
「業務経歴票の職務内容」と「経験論文のテーマ名」は完全に一致させた方がいいのでしょうか?



No.3401 RE:まだ、思案してます 投稿者:イマジン 投稿日:2006/04/15(Sat) 09:45

こんにちは。イマジンと申します。

>あまり、詳細に書いてしまうと論文内容と合致しなくなると考えて、多少ぼかしています。
そういう配慮も必要だと思います。
業務経歴には立場、内容、期間をあわせて書きますので、あまり具体的に書きすぎると「この期間これしかやってないの?」と疑念を持たれたり、全体的に業務経験が不足しているように映ったりするということにも配慮された方がいいと思います。
それから、昨年、口答試験支援ボランティアに協力させていただいた際に気づいたのですが、業務経歴に書いている役職と経験論文に書いている立場が一致していないということが結構多くあります。
皆さん合格されたので、あまり気にしなくてもいいのかもしれませんが、試験官が気づいた場合、いい印象は持たれないと思いますので、気をつけた方がいいと思います。

>「業務経歴票の職務内容」と「経験論文のテーマ名」は完全に一致させた方がいいのでしょうか?
専門科目によって異なりますが、あまりこだわる必要なないと思います。



No.3419 RE:まだ、思案してます 投稿者:もりもり 投稿日:2006/04/17(Mon) 08:51

イマジンさんありがとうございます。
心強い意見を拝見しました。勇気百倍です。



No.3437 RE:まだ、思案してます 投稿者:もりもり 投稿日:2006/04/19(Wed) 18:09

本日、二次試験の申込書を投函しました。
色々と助言をいただきましたみなさんに感謝いたします。ありがとうございました。





No.3431 論文の表記法について 投稿者:ピカラン  投稿日:2006/04/19(Wed) 14:44 [返信]

経験論文や一般論文の書き方について分からないことがありますので、どなたか御教授ください。
論文の構成上どうしてもカタカナ表記が多くなってしまいます(ワーカビリティーなど)。この場合、半角文字で論文に記入していってもよいのでしょうか?それとも平仮名と同様に全角表示で記入していくべきでしょうか?
半角カタカナを多用すると論文全体として書き込める文字数がかなり変ってくると思います。
どなたかアドバイスください。



No.3432 RE:論文の表記法について 投稿者:くりろう 投稿日:2006/04/19(Wed) 16:00

くりろうです。

これも意見が分かれるかもしれませんが、私はどちらも「仮名」なので1文字1マスとしました。
数字とアルファベットは半角でOKです。

読めれば良いという人もいますが、文字数調整に同じような単語を
半角、場合によって全角と使い分けしない方が良いです。
アカウンタビリティやフィージビリティースタディという総監用語も、
マスが勿体ないなぁと思いながらも書きましたよ。
図表の文字はフリーですけど。



No.3434 RE:論文の表記法について 投稿者:ピカラン  投稿日:2006/04/19(Wed) 16:44

くりろうさんへ。
アドバイスありがとうございます。



No.3436 RE:論文の表記法について 投稿者:yken 投稿日:2006/04/19(Wed) 17:51

以前も話題になっていたような気がしますが。。。
そんなに気にせず読みやすければいいのでは?とのことだったと思います。
私の場合は,カタカナは1マス2字で書きました。

ワーカビリティーは,ワー/カビ/リテ/ィーとせず,ワー/カ/ビリ/ティ/ーのような書き方をしました。

あまり難しく考えず読みやすければいいような気がしますよ。




No.3426 河川砂防のキーワード 投稿者:初回受験 投稿日:2006/04/18(Tue) 22:18 [返信]

初めて受験する者です。
やっと願書を書き終えました。
これから勉強しようと思いますが、まず河川砂防部門におけるキーワードを探そうと思います。
ここで、経験豊かな皆様からのチェックすべきキーワードがありましたらご教授いただければと思います。
30〜50くらい集めて論文対策にしたいと思います。
よろしくお願いいたします。



No.3433 RE:河川砂防のキーワード 投稿者:くりろう 投稿日:2006/04/19(Wed) 16:22

くりろうです。

同じような依頼系の書き込みは過去にも幾つかありましたが、
このサイトの経験者の見解や反応は次のようなものが多いです。

1)まず、自分で探しましょう
2)受け身ではダメです
3)何を受験するのか分からないと教えようがありません

私も同じ意見ですが技術士を目指すならば、
まず(1)を実行しましょう。
それで自分の受験分野と科目のキーワードを探し、
それを分類した上で重点項目と参考用語を分け、
自分専用のノートを作りましょう。

こういう行動が技術士の基本となる「創意工夫」になり、
そのうち自分自身で課題を解決する意識が育ちます。

もう一つ、
30〜50くらいのキーワードを集めて論文対策しようと思っているようですが、
このサイトを見ている経験者の中には、おそらく一桁上の数の
キーワードに目を通している可能性があります。
私はそんなに勉強していませんが、やる人はやっているようですよ。
頑張りましょう。



No.3435 RE:河川砂防のキーワード 投稿者:yken 投稿日:2006/04/19(Wed) 17:42

河川砂防は専門外ですが,過去問整理すると100ぐらいは軽く集まると思いますよ。
頑張ってください。




No.3405 環境部門の選択科目 投稿者:もともと 投稿日:2006/04/15(Sat) 15:54 [返信]

初めて投稿させて頂きます。
環境部門の環境保全計画で二次試験を受験する予定で、願書を作成しています。
専門とする事項として「現状の解析及び予測、評価」と考えております。
選択科目を選ぶ際に、環境保全計画と環境影響評価の内容の最後に「専ら一の技術部門に関するものを除く。」と記されており、この意味が理解できないで困っています。
また、環境保全計画を選択科目とした場合に、事業の実施に関係する「現状の解析及び予測、評価」を経験論文のテーマとすることは不適当なのでしょうか。
恐れ入りますが、ご教示いただければ幸いです。



No.3406 RE:環境部門の選択科目 投稿者:csman 投稿日:2006/04/15(Sat) 16:59

単純に考えますと、環境保全計画といっても、さまざまな項目(分野)があります。
したがって、たとえば自分の専門(得意な分野)が大気汚染の二酸化窒素であっても、
それだけを分野とするのはダメですよ、ということではありませんか。また、試験案内の
科目表に掲載されているものでは、たとえば「環境情報の収集」のような記述も
認めませんよということでしょう。
しかし、全項目を対象とは考えにくいため、自然環境と生活環境に大別することは、
一般的かと思われます。
実際、選択科目も「環境測定」と「自然環境保全」に区分されていますし。
「環境保全計画」には、「環境の現状の解析及び将来変化の予測」が含まれて
いるでしょうから、当然経験論文のテーマになります。ただし、経験論文名を
どのように付けるかは十分考えているでしょうね。(極力インパクトのあるものが
良いでしょう。)
いい試験結果を期待しています!



No.3407 RE:環境部門の選択科目 投稿者:ハナアルキ 投稿日:2006/04/15(Sat) 20:49

環境部門は部門横断的な技術が要求されます。
環境部門の性質を考慮すると「専ら一の技術部門」とは、たとえば「建設部門」のような技術士試験の部門を意味すると思われます。
環境部門で受験される場合、「環境保全計画」であれば、部門横断的に応用がきく技術をもっていることをアピールすることが必要だと思います。



No.3408 RE:環境部門の選択科目 投稿者:もともと 投稿日:2006/04/15(Sat) 21:26

早速のご教示ありがとうございます。
大変参考になりました。これを踏まえて、試験に備えていきます。



No.3411 RE:環境部門の選択科目 投稿者:SC30 投稿日:2006/04/15(Sat) 22:46

「専ら一の・・・・」が付いている環境影響評価と、唯一付いていない環境測定の技術士です。
私も「専ら一の・・・・」には自分の解釈で良いのか自信が無く、掲示板(佐口さんのだったかな)で質問した憶えがあります。
その後にいろいろな方の話を聞いたり、自分なりに調べてまとめています。

環境部門は特定の専門分野に限らないものです。たとえば建設に限った環境であれば建設部門の建設環境が対応し、農業に限った環境であれば農業部門の農村環境が対応します。
そのことを明確に示しているのが、選択科目の内容の最後にある(専ら一の技術部門に関するものを除く。)という記述です。
このことを考えると、経験論文であまりにも内容が特定部門に偏り、かつ特定部門の視点からしか述べていなければ、「これは環境部門の論文にはふさわしくない。」と判断されかねません。

私の手元にある資料の一部を紹介します。

出典:「新設された技術士「環境部門」の概要」高木宏明(環境庁企画調整局) 資源環境対策Vol.30 No.3(1994)

----引用開始----
3.他部門における環境関係選択科目
 「環境部門」は、環境に関連する広範な知識・技術を有し、既存の技術部門では対応できない横断的・共通的な環境保全に係る諸問題に対応する人材の育成を目的とするものである。一方個別の技術部門においては、それぞれの環境問題に対する取り組みを反映した環境関係の選択科目が設定されている。
(後略)
----引用終了----

専門とする事項や経歴票の記述は、経験論文や口頭試験にも関わってくる重要なことです。
願書提出までじっくり考えてください。



No.3416 RE:環境部門の選択科目 投稿者:YOSHI 投稿日:2006/04/16(Sun) 16:20

小生環境部門の測定、衛生工学の水質管理等の技術士です。基本的な考え方は、ハナアルキさんやSC30さんのおっしゃるとおりです。「専ら一の」とは、例えば建設工事に伴う環境保全計画ではありませんよ、ということです。

国の施策でいえば、環境基本計画に網羅されるような内容を、日常的な業務の一環としておやりであれば良いのではないでしょうか。

小生の周りでは、行政の方、市町村の環境基本計画策定業務を受託される民間の方々が、環境保全計画で取得されています。

なお、今年度は、国の環境基本計画の考え方が大きく変わりました。(下記URL)環境部門の方は要注意です。

http://www.env.go.jp/policy/info/3rd_kihon/

なお、専門とする事項をあまり長くすると、解答用紙に書くときに時間がかかります。あせりに繋がりかねません。

では、がんばってください。



No.3418 RE:環境部門の選択科目 投稿者:もともと 投稿日:2006/04/17(Mon) 02:48

貴重な情報を頂き感謝します。
私の主な業務経歴は、建設環境、廃棄物管理、工場等の施設の苦情対策に関連する騒音・振動・大気汚染・悪臭などの生活環境に関する現状解析、予測、対策立案、評価です。

したがって、業務経歴の個々全てが部門横断的ではありませんが、経歴全体を通してみると部門横断的であると考えています。経験論文では横断的視点を含む事案と他部門に該当しない工場騒音の対策と考えています。環境部門として対応可能でしょうか。

また、環境保全計画の「現状の解析および将来変化の予測ならびにこれらの評価」、「事業の実施が環境に及ぼす影響の調査、予測および評価」に大きな違いがあるのでしょうか。

以前から部門と選択科目について悩んで、結局、締め切り直前まで引きずってしまい、反省しているところですが、ご教示いただければ幸いです。



No.3421 RE:環境部門の選択科目 投稿者:YOSHI 投稿日:2006/04/17(Mon) 12:45

もともとさん、業務内容からは環境保全計画で十分いけると思います。

「現状の解析および将来変化の予測ならびにこれらの評価」、「事業の実施が環境に及ぼす影響の調査、予測および評価」の差異については、私見ですが、次のように考えています。

「現状の解析および将来変化の・・」のほうは、何らかの事業に伴うものではなく、社会のありよう、進む方向についてのことについて言っているようです。「事業の実施が・・・」は、具体的な事業についての影響を言っているようです。

従って、この二者間の違いは、別な言い方をすれば、前者は戦略的、あるいは総括的、後者は戦術的、あるいは個別的といえます。

願書を出されたら、過去問等を見て、その題意に沿った考え方を心がければよろしいかと思います。

一つの業務でも、切り口を違えれば、違う部門あるいは違う科目の経験として捉えることが可能になります。

例えば、工場の施設の苦情に対する業務では、対策は衛生工学部門にもなるでしょうし、それを有効に評価あるいは設計するにあたって、環境部門の測定にもなるでしょう、また環境保全計画にもなるでしょう。施設の新設であれば、建設環境にもなるかもしれません。

繰り返しになりますが、受験科目、専門とする事項を決めたら、その概念からずれないように、ご自身の業務経歴の中身を整理することが大事です。



No.3425 YOSHIさんと同意見 投稿者:SC30 投稿日:2006/04/18(Tue) 22:11

「現状の解析および将来変化の・・」は、影響を受ける側(環境側)からの視点かと思います。
そして「事業の実施が・・・」は、負荷を与える側(発生側)の視点かと思います。

環境側というと、地域住民や自然環境の立場になるので、国や自治体(≒社会)となることが多く、その結果として戦略的な観点になると思います。
一方、発生側というと、個別の工場・事業所等での対策となることが多く、その結果として戦術的になるのだと思います。

これが、ダムのような大規模な公共事業や、道路のように影響を与える側と受ける側の区分がつけにくいものになると、どちらとも言えない(あるいは、どちらとも言える)ことになるのかもしれません。


また、「部門−選択科目−専門とする事項」を決めるということは、その視点から自分の経験を述べるということです。




No.3400 総監の勉強方法 投稿者:同じ悩み 投稿日:2006/04/15(Sat) 05:40 [返信]

佐口さんの掲示板に書き込みしたのが2年前だから、久方振りの書き込みになります。その間、技術士をめぐる環境の変化は劇的ですね。

ところで、私は今年、総監を受けるべく年始から勉強を始めたのですが、最近行き詰っております。青本は2回読み、過去出題された問題に該当するページについては更に読み込むということを行い、択一に関しては何とかなるかな、という手応えを感じてはいるんですが、経験論文や一般論文の方には全く自信がありません。青本に目を通せば通すほど、自分はそんな視点で業務を行ったことがあるだろうか、という疑念が湧き経験論文の筆が全く進みません。まあ、未だ4月ですから焦ることもないとは無いとは思いますが、皆さんはどんな勉強方法をされているのか、ちと気になりましてスレッドを立ち上げました。



No.3402 RE:総監の勉強方法 投稿者:イマジン 投稿日:2006/04/15(Sat) 10:15

こんにちは。イマジンと申します。
総監を受けた時、私は実務経験9年で、試験内容も毎年のように変化している時でした。
おっしゃられている通り、択一対策は青本の熟読に限ると思います。
経験論文対策としては、なるべくたくさんの総監技術士に読んでもらうことがいいと思います。
私は自分の経験年数が少ないことも気になっていたので、少しでも知っている総監技術士の方には皆さんに経験論文を読んでいただきました。10数人の総監技術士に読んでもらい、実にたくさんの意見をいただきました。よく言えば多様な、悪く言えばバラバラで統一性のない意見が多く戸惑いましたが、非常に参考になりました。
一般論文対策としては、建設での受験でしたので、過去1年間の建設分野のニュースをかき集めて分析しました。試験前には、通勤電車の中や歩いている時などに意識的にそういうことを頭の中で考えるようにしました。傍から見たらヘンな人だったと思いますが、総監の試験では、総監の頭になりきることが重要だと思います。

人それぞれ、自分にあった勉強法があるので、あまり参考にならないと思いますが。



No.3403 RE:総監の勉強方法 投稿者:APEC  投稿日:2006/04/15(Sat) 11:07

択一は手応えがおありになるということは、総監個別技術の知識は身に付けた、ということかと思います。
あとはその活用・応用ですね。
ご自分の身に付けられた知識と、身の回りの事柄がうまくリンクしていない、いわゆる「頭で覚えただけ」の状態にあるのかなと思います。

私が勧めているのは、日常の業務管理内容を総監的に整理することです。
たとえば工期に間に合うように、いろいろと段取りをしますよね。これを工程計画としてPERTで整理してCPMを使ってみます。
部下(いなければ同僚でもいいし、自分自身でもいい)の技術力アップのために何をしているか、ということを書き出してOJTとOFF-JTに分類してみます。
業務の中で生じるいろいろなミスについて、リスクマトリクスの中に整理してみます。つまりミスを重大性と発生頻度で分類してみます。
こういったことにより、総監的視点、イマジンさんのいわれる「総監の頭」を作っていきます。

また、イマジンさんと同様、日常のトピックを総監的視点で整理してみるのも有効です。

詳細は、サイトの『総合技術監理部門対策』〜『総監受験にあたってのアドバイス』をご覧ください。



No.3413 RE:総監の勉強方法 投稿者:同じ悩み 投稿日:2006/04/16(Sun) 10:47

早速の御返答有難うございます。
早めに論文を仕上げて他の人に見てもらうことが大事そうですね。
うだうだ悩んでないで、早速論文の作成を行います。

イマジン様、APEC様、解り易い説明有難うございます。早速アドバイスを参考に、論文作成に取り掛かろうと思います。

なにか何とかなりそうな気がしてきました(本当か!)。



No.3414 RE:総監の勉強方法 投稿者:KLAXON 投稿日:2006/04/16(Sun) 12:02

KLAXONと申します。
私も”総監の頭になれ”と指導を受けましたが、なかなかそのような視点を持つことができませんでした(今でも持てたかは疑問です)。私の場合は、青本で理解が深まらなかったので、Webラーニングを毎日続けました。トレードオフの具体例は、宮入賢一郎さんの本で学習しました。また過去の業務で、”総監の視点があったら、どうなっていらだろう”と考えてみたりもしました。話題は終わっているかもしれませんが、参考までに。



No.3420 RE:総監の勉強方法 投稿者:くりろう 投稿日:2006/04/17(Mon) 09:05

総監の受験体制は今から始めても十分間に合います。
私が取得した年は受験準備を連休明けからスタートしました。
前年は4月に入った時点で取りかかったのですが途中で息切れ(6月くらい)し、8月の受験当日には照準が合いませんでした。
経験論文についても不合格の時期はボンヤリとした印象でしたが、合格年は「あっ!そっか!!」という明確な視点が判りました。(分かった気がしました)
これが「総監の頭」ができたということだと思います。
他の技術部門は専門性が高いのですが、総監技術は通常の業務を遂行する部分でリスクとかトレードオフとか・・・
「これをこうしたいけど、そうするとこんな問題が出てくる。だけどそれを幾らか負担しないと目的が達成できない・・・」
こういう悩みは良く出てきますね。
総監は内なる技術ともいいますが外部に対する技術も結構含んでいるものです。
管理職でなくとも担当業務ではリーダーという意識で携わるので、どうすれば順調に遂行できるか考えることが経験論文の骨子に役立つと思います。
広い視野でものを見るということが総監の基本と思います。



No.3422 RE:総監の勉強方法 投稿者:同じ悩み 投稿日:2006/04/17(Mon) 22:09

KLAXON様、くりろう様、アドバイス有難うございます。論文書くのはもう少し待って、今しばらくは総監の頭になるように、訓練をしていきたいと思います。あまり焦っても、ろくな論文にならなそうで、そんなものを他人に読ませるのも失礼にあたると思いますから。宮入賢一郎さんの本、私も読みましたよ。なかなか読みやすい本でした(それなのに総監的な視点が持てないのはどういうことだ!?)。まあ、GW明けくらいから試験勉強のエンジンをかけていこうと考えてます。それまでは、ひたすら青本読んで、総監的な考え方ができるように訓練してます。



No.3409 建設部門(建設環境)についての情報をください 投稿者:ISO 投稿日:2006/04/15(Sat) 21:35 [返信]

専門論文の参考になるようなお勧めサイトがありましたら教えてください。


No.3417 RE:建設部門(建設環境)についての情報をください 投稿者:環境 投稿日:2006/04/16(Sun) 20:44

あんまりいい情報はないですね〜



No.3415 マイナー部門 投稿者:非建設部門 投稿日:2006/04/16(Sun) 13:14 [返信]

以前「マイナー部門」(定義はともかく)が話題となりました。添付の資格講座では「資格」というものの限界をある程度クールに見極めたうえでその活用を模索しているように思えます。各回の「はじめに」、「終わりに」や技術士法の解釈、適性科目(技術者倫理)のとらえ方など、他部門でも参考になります。
http://www.aomorigk.com/kouza/kouza01.html




No.3358 国土交通白書でました。 投稿者:週末婚 投稿日:2006/04/11(Tue) 23:08 [返信]

国土交通白書出ましたね。
T部のテーマは『安全・安心』ですね。
日本が抱えているさまざまな問題を取り上げています。
予想していたグローバル化(国際化)は、あまり取り上げていませんでした。どちらかと言えば、事故、トラブル、災害、少子化に焦点を当てているように思います。
東アジアも念のため視野に入れておいたほうが良いか、T部で取り上げている方向に焦点をずらしたほうが良いか悩みます。2〜3用意するにしても、白書の取り上げ方を見ると可能性は薄いように思えるのですが・・・・。
APECさん、皆さん、いかがでしょうか?



No.3359 RE:国土交通白書でました。 投稿者:青い炎 投稿日:2006/04/11(Tue) 23:19

本屋からは今週末には入荷すると聞いていて、予約済みなのですがまだ入手していません。しつこく宣伝しますが、平成18年度版のガチンコ技術士学園を販売しました。詳細はこちらです。
http://www.pejp.net/pe/gachinko/gachinko_index.htm

>APECさん、皆さん、いかがでしょうか?
私は、今年の建設一般の本命は「事故防止」だと予想しています。今年のガチンコも事故防止関係に力を入れていく予定です。国交省の考え方も含めて、各テーマごとに詳しく解説したガチンコH18の販売を開始しましたので、もし良かったらご検討ください。



No.3360 RE:国土交通白書でました。 投稿者:バル 投稿日:2006/04/12(Wed) 00:08

週末婚さん こんばんわ。
以前「早くこい 国土交通白書」でコメントさせていただいたバルです。
以前のレスで、3年連続の「防災」出題はないのでは?とコメントしましたが、T部を斜め読みしていると不安になってきました。(多くのページを割いていますね・・今年も出題されたりして・・)

鋼橋談合・入札改革などは全く見当たりませんね。
私は、建設会社の人間なので敏感に反応しすぎていたようです。建設会社では、大手企業の談合決別宣言・入札改革により、社内組織が再編成されるくらい大きな影響があったからです。
ちょっと的を外しておりまして、その節は失礼致しました。




No.3363 RE:国土交通白書でました。 投稿者:週末婚 投稿日:2006/04/12(Wed) 07:43

とんでもありません。
バルさんも、皆さんも真剣に答えていただき感謝しております。
私としてはやはり、『事故やトラブルが続発する中、国民が安全で安心して暮らせる社会経済を構築する上で、建設分野としての役割』なんて、全般的なことを問うような感じがします。T部の内容そのままでちょっと単純ですが。
それと繰り返しですが、東アジア、どうでしょうか?



No.3412 RE:国土交通白書でました。 投稿者:バル 投稿日:2006/04/16(Sun) 00:11

こんばんわ。本日「白書」手に入れました。
他の方の意見も聞いてみないと解りませんが、今年の白書の内容だと「東アジアを含めた国際化」って可能性低いんじゃないでしょうか。
週末婚さんがおっしゃれるように「安全・安心社会の確立に向けて」が本命のような気がします。

試験と関係ないかもしれませんが、私が個人的に目が止まったのは、第8節「社会資本の適切な維持管理・更新の推進」。コラムの図は、以前「日経コンストラクション」にも同様のものが掲載されていましたが、建設技術者の将来はいったいどうなるんだろうか。建設投資増額の伸びが±0%のケース1は普通に考えてあり得んでしょう。あと30年近く建設産業に従事すること思うと不安・・(いや、法律が改正されるから35年か。)

・・・そんなことを考える暇があったら、試験勉強に集中するようにしよう。「効率的な維持管理のあり方」が出題されたりして・・(大穴でしょう。)




No.3389 総監経験論文について 投稿者:eup 投稿日:2006/04/13(Thu) 22:12 [返信]

いつも拝見させていただいております。
eupと申します。
今年、総合技術監理部門を受験しようと考えております。
そこで、ご意見をいただきたいのですが

・経験論文を記述する中で選択科目以外の技術分野に
 おける経験を事例としてあげても良いのでしょう 
 か。(登録している部門は上下水道部門ですが建設
 部門にあたる事業に関する事例も使用したいと考え
 ています。)

・上下水道部門を受験したときの口頭試験において経
 歴書には上下水道以外の経歴も載せていましたが何
 も聞かれませんでした。総監では論文中に他部門の 
 事項が記述されていれば当然内容等について質問さ
 れると考えた方がよいのでしょうか。それは技術的
 な事項についても聞かれるのでしょうか。

みなさん、ご意見よろしくお願いいたします。



No.3397 RE:総監経験論文について 投稿者:九州よしりん 投稿日:2006/04/14(Fri) 18:10

受験されるのは、「総合技術管理部門―上下水道」ですから、経験論文の記述内容は、上下水道の業務管理について書かれた方がよいと思います。少なくとも、少しは上下水道が入っていないと駄目でしょう。

例えば、総合技術管理部門―建設の受験者が、衛生部門のことについて書かないでしょう?それと同じだと思います。

また、経歴書には上下水道部門以外も記載していいとは思いますが、取得後上下水道の業務が入っていないとおかしな事になります。技術士は取得してからの研鑽も大事ですし、取得後に上下水道関係の業務を行っていないことは、取得したら終わり〜って宣言しているも同然だと思います。

経歴書に少し建設をちりばめるくらいであれば、よほどのことがない限り建設に関する専門部分の質問はないと思います。

なお、口頭試験では、総監以外の部門同様に専門の試験官ですから、総合監理に関する質問の他に上下水道の専門に関する質問が1〜2問あります。

そこで以下をお奨めします。
@経歴書には建設とともに上下水道の業務をちりばめる。
A経験論文は、極力上下水道とする。数業務を同時に管理している事を書くにしても必ず上下水道は入れる。

以上です。



No.3410 RE:総監経験論文について 投稿者:eup 投稿日:2006/04/15(Sat) 22:26

九州よしりん様ご意見ありがとうございます。
私は上下水道部門の技術士資格を取得しましたが職務上の異動のため建設部門の経験年数の方が多く題材も多いと感じています。
現在作成中の論文では、上下水道部門のみの事例では内容が薄い感じがしておりました。
今後はご意見を参考に上下水道部門をメインにして他分野の事例も加えて更に準備を進めようと思います。
ありがとうございました。




No.3404 サスティナブル建築 投稿者:シルバー 投稿日:2006/04/15(Sat) 14:34 [返信]

いつも拝見させております。
衛生工学、空気調和施設における選択問題で
御教示頂ければと思います。
例年、熱源システム及び系統図を記載する設問があります。
延床面積2万m2クラスでコンセプトとしてサスティナブル建築とあった場合、
どの様なシステムを採用するのがベターでしょうか。
奇をてらってコジェネ、氷築熱等を採用すべきか、
シンプルにいくべきか悩んでいます、




No.3398 不謹慎かもしれませんが 投稿者:くりろう 投稿日:2006/04/14(Fri) 22:28 [返信]

「ドラゴン桜」を今頃読んでます。
内容はともかく、二次試験の勉強意欲を上げるのに役立ちそうですね。
ちょっと専門外の今年の試験、そろそろ再始動にかかりましょうか。
受験を続けることも技術の研鑚と思って頑張ろうと思います。
大阪次郎さん、先日はAPEC氏のブログでご挨拶が出来ませんでした。
この場を借りまして「今後ともよろしくお願いします」
では



No.3399 RE:不謹慎かもしれませんが 投稿者:APEC  投稿日:2006/04/15(Sat) 00:42

ドラゴン桜、私は好きです。
私が別の表現で言っていることと同じようなことが書かれていたりして、「そうそう、そうなんだよ」と思いながら読んだりして。
モーニング最新号では、「褒める指導」の効果か、特進組に触発されたのか、大学進学を口にする生徒が増えたというストーリーでした。すごくいいなあと思いました。
自分で自分の天井を作ってしまっていることって意外と多いのですが、それを危機感でなく希望でもって打ち破るというのは、素晴らしいと思うのです。
一度しかない人生を技術者を生業にして過ごすと決めた人たちの、できるだけ多くの人が、青天井で夢をもって前向きに生活できたらいいだろうなあと、心から思います。




No.3356 河川砂防の受験資格について 投稿者:畑違い 投稿日:2006/04/11(Tue) 18:50 [返信]

いつも,このHPには,大変お世話になっております。
建設部門の河川,砂防及び海岸・海洋科目の第二次試験受験について,ご相談させて下さい。
小生,近年は地すべりや斜面崩壊に対する調査・設計業務を生業としており,いずれは同科目を取得したいと,現在のところ漠然と考えております(まずは来年度受験を目指しています。)。
ただし,業務自体は建設系・農業系が半々で,経験論文に足るような業務となると,農業関連の業務が主体となってしまいます。具体的に現在考えている論文は,農業用取水ダム湖周辺の地すべり対策工設計なのですが,これって河川,砂防の観点からみると,専門が違うのじゃないか,と言われそうな気がしてなりません。
やっていることは,治水のそれと違いはないのですが...........
他の建設系の業務では,インパクトが弱いものばかりで,アレンジするにしても限界を感じています。せいぜい論文2題であれば,2題目を何とかする程度の建設系の現場はあります(結果的に河川付替の設計がメインとなった業務で,地すべり対策としての専門学識を十分アピールできない。)。
まあ,来年度試験方法が変わることを考慮すると,対策の立てようもないのですが..............
この場合,建設ではなくて,農業部門にすべきなのでしょうか?時節柄をわきまえず,初歩的な相談で恐縮です。
ちなみに私は,応用理学部門の既資格取得者です。



No.3364 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:ラグーン 投稿日:2006/04/12(Wed) 07:58

建設部門「河川・砂防及び海洋」「地すべり防止」で大丈夫だと思いますよ。ただ、専門とする事項を「地すべり防止」とすれば、課題が2つ求められた場合、両方とも地すべり防止に関するものを書かなければなりません。部門の選択について、現在、農業関係に携わっているから農業部門でなくてはならないと考える方がよくいらっしゃいますが、あまりこだわる必要はないと思います。究極の話、農道で建設部門の「道路」で受験することも可能です。また、下水道の「雨水渠」の専門の方が、建設部門「河川・砂防及び海洋」で合格した方もいらっしゃいます。ただ、一般科目や専門科目は少し苦労するかもしれませし、口頭試験対策にもそれなりの努力が必要だと思います。


No.3365 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:ニコ・ロビンの父 投稿日:2006/04/12(Wed) 09:19

結論から言いますと、「河川、砂防および海岸・海洋」での受験OKだと思います。
私は、「河川、砂防および海岸・海洋」の技術士試験に合格しました。
専門は「地すべり防止」でした。
私も、畑違いさんと同様の業務経歴です。建設系・農業系・林業系の業務に従事しています。

「河川、砂防および海岸・海洋」部門は、名前の通り守備範囲が広い。口頭試験の時、専門外のことを質問されたらどうしようかと思っていましたが、結果、河川や海岸、海洋については聞かれませんでした。
砂防計画についても聞かれませんでした。
私の専門が「地すべりや斜面崩壊」だったからだと思います。
専門問題は、地すべり防止(調査や設計)に関する設問は1題も出題されない事が想定されます。近年は「土砂災害時の連絡体制」や「土砂災害防止法」について問われています。
経験論文は、農地災害と林道災害に関する事を書きました。
畑違いさんは、応用理学部門の資格を持っているということですし、応用理学的観点から解答するっていうのも有効だと思います。
余談ですが、私は応用理学部門の受験を予定しています。



No.3370 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:次郎 投稿日:2006/04/12(Wed) 14:08

 皆様とまったく同意見です。問題ないと思います。ダムが農業用であろうが水力発電用であろうが、さほど関係がないと考えられます。私は経歴のスタート時に林野関係の地すべりばかりやっていましたが、それも正直に経歴書に書いたくらいです。さすがに、「林野庁所管の」とは書かずに、「河川源流域での地すべり」としましたが・・・。
 むしろ、ラグーンさん御指摘の、「専門とする事項を「地すべり防止」とすれば、課題が2つ求められた場合、両方とも地すべり防止に関するものを書かなければなりません。」の方が重要と思われます。
 そして、専門問題を考えたとき、どの分野が一番自分にふさわしいか(回答できるか)という観点から、部門を選んだ方がよさそうです。専門を「地すべり」とした場合、応用理学や建設のほか、農業や林業部門が該当しますし、建設の中でも、河川・・以外に、道路、土質及び基礎(あまり例を知りませんが、鉄道やトンネル、電力土木もある?)等があります。斜面系は最も守備範囲が広いと思われます。十分ご検討下さい。
 



No.3372 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:くりろう 投稿日:2006/04/12(Wed) 15:40

くりろうです。

私も河川砂防で「地すべり防止」受けようかなぁ〜と思っているんですが、
両方とも「地すべり防止」で書かないといけないのでしょうか?
書くこと自体は問題ないのですが「急傾斜」を書こうかな?とも思ってるんです。
地すべり・急傾斜はある意味同じ所轄に属していますので・・・
科目メニューには「急傾斜」というのは無いんですよね。
でも、急傾斜の技術課題って沢山あるんですが。



No.3374 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:畑違い 投稿日:2006/04/12(Wed) 19:10

ラグーンさん,ニコ・ロビンの父さん,次郎さん,皆さんの暖かいご返答を頂き,感激しております。どうもありがとうございました。小生田舎住まいで,周囲に河川・砂防の既取得者がいないため,この数年どう取り組むか分からず,悶々としておりました。皆様のお言葉から,俄然やる気が出てきました。農政OKなら,経験はいくらでもあります。頑張るぞ!
ニコ・ロビンの父さんは,今年受験されるのでしょうね。応用理学頑張って下さい。工学の分かる応用理学受験者なんて格好いいです。
ところで,くりろうさんのご質問は,私には分からないのですが,不確かな記憶だと,過去に急傾斜を地すべり防止で受験した人がいたように思ったのですが...........



No.3377 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:もも 投稿日:2006/04/12(Wed) 20:14

くりろう様へ
私も「河川,砂防及び海洋・海岸」を合格したものですが,専門とする事項を非常に迷ったものの1人です。私の実際の専門は「がけ崩れ」「急傾斜」「地すべり」「岩盤崩壊」「落石対策」でした。あまり急傾斜とか限定すると業務経歴とかの記載に苦労すると思い最終的にそれぞれの事項を満遍なく経歴に散りばめ経験論文は岩盤崩壊を論述しました。私の決断した最終的な判断は専門とする事項単なる「砂防」として申し込みしました。理由は選択科目の内容の中で必ず選択しなければならないと考えた場合漠然とした砂防の言葉しか選べなかったからです。ちなみに面接の時にそのことを問われれば私の主たる専門分野は「がけ崩れ」「急傾斜」「地すべり」「岩盤崩壊」「落石対策」ですと言いきればいいんだと開き直りの心情でした。
ちなみに面接時には砂防と言う言葉及び本来の砂防的な内容のつっこみは全くなく経験論文,業務経歴の中からの質問のみでした。一つの例と言うことでお伝えしておきます。



No.3380 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:サスケ 投稿日:2006/04/12(Wed) 21:58

初めて投稿します。
私は数年前に「河川砂防及び海岸」で合格しました。
ほとんど急傾斜ばかりの業務を担当していましたが、受験当初は(何回も落ちた!!)「受験の手引き」に載っている「地すべり防止」としていました。でも経験記述の内容は急傾斜ばかりだったので最後は「急傾斜地対策」として受験・合格しました。
専門問題対策はあくまで「地すべり」や「土石流」に関する内容を整理していました。
口頭試験の際は、「あなたは砂防はあまりやっていないみたいだが・・・」と前置きしたうえで最近の砂防分野での問題・課題について聞かれました。
以上、参考まで。



No.3381 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:くりろう 投稿日:2006/04/13(Thu) 09:07

ももさん
サスケさん
貴重な御助言をありがとうございます。

急傾斜・地すべり防止は幅広い意味でどちらも同一の所轄ですし、同じ部署には河川分野もあるので悩みますね。
地すべり防止だけにこだわると視野狭窄になりそうですし、
運良く口頭試験に行っても「河川砂防のことは何も知らないんじゃないの!」
と審査官に言われかねないので躊躇してしまいます。

でも、とりあえず受験申請は地すべり防止で提出しました。
建設は岩石崩壊と法面設計・応用理学はトンネル地質でいきましたが、
これらはどちらかと言えば専門なので特に心配しませんでした。
地すべり防止・急傾斜も業務の半分を占め専門に近いのですが、
なにせ河川砂防を問われると・・・ウーン。
大規模砂防ダムをやってから15年以上・・・もう忘れている部分がかなりありますね(^^;)。



No.3387 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:タブノキ 投稿日:2006/04/13(Thu) 18:37

ピカピカの一年生技術士です。この掲示板を見て疑問に思ったので、先輩技術士の方に教えていただきたいのですが。
受験資格で議論されているように、各部門に関連した業務を行う場合、技術士としての名称表示について教えてください。
例えば、
日常は、林野関係の地すべり防止業務ばかりをやっているが、技術士試験では河川砂防の地すべり防止で合格したとします。
このような場合、本来の業務が林野の地すべり業務が多ければ、森林土木が最適だと思うのですが。
河川砂防の技術士の名称を表示して、林野の地すべり対策業務を行うことは、名称表示の場合の義務に違反しないのでしょうか。
自分の周辺でも応用理学部門の技術士の方が林野地すべり調査を行っている例がありました。
行政区分(林野、農業、道路、砂防など)に対応した部門は、その部門の業務しかできないのでしょうか。考えすぎかもしれませんが悩んでいます。
このような観点から受験部門の選定のしかたも重要ではないでしょうか。



No.3391 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:ラグーン 投稿日:2006/04/14(Fri) 07:23

タブノキさんへ
建設部門の「地すべり防止」を専門とする技術士が、名刺等に「技術士(建設部門)」と表示して、林野や農政の地すべり防止事業のコンサルティングをしても問題はないと思いますよ。地すべり防止事業は、保全対象等の相違により所管が国交省、林野庁、農水省に分かれておりますが、地すべり防止技術の観点らみると、ほぼ共通しております。
技術士の部門区分は、あくまでも技術に対して区分してるものであって、国等の所管区分で分けているものではありません。ですから、応用理学部門の地質を専門とする技術士が、対策を含めて地質という観点から、地すべり防止事業をコンサルティングすることも問題はありません。
ただ、技術士倫理要綱に「専門分野の権威」(?)というものがありまして、あくまでも自分自身の専門分野に特化したコンサルティングを行うべきであって、技術士だからといってあまり詳しくない技術に対しては、責任ある立場でコンサルティングをすべきではないと思います。
また、国等の発注者が、管理技術者等に部門指定をされている場合は、上記に拘わらず、それに従う必要があります。これは、技術士法に定められた技術士の概念とは別次元の問題です。



No.3392 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:畑違い 投稿日:2006/04/14(Fri) 08:57

余談ですが.............
以前,農政の業務で,管理技術者の要件として,「農業部門」の技術士が指定されていることがありました。この時は,「応用理学部門」を修正追加して頂くことができましたが,最近のプロポでは,完全に「農業部門」に限定しているものがみられます。
また,国交省においても,ダムで管理技術者が「建設部門」に限定するプロポがありました。私の受験動機もこの辺にあります。
今後は,施主からの部門指定が厳しくなっていく可能性が高いと思われます。



No.3394 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:くりろう 投稿日:2006/04/14(Fri) 10:31

技術士の特典で見ると、農水省は担当を林業・農業部門の技術士に限定しています。
国交省は間口が広いというか、インフラが種々におよぶので多部門を認めています。
技術士会の「技術士倫理要項」では次のように示しています。

(専門技術の権威)
2.技術士は、つねに専門技術の向上・・・・・・また、自己の専門外の業務あるいは確信のない業務にはたずさわらない。
この文章をそのまま適用すると、「専門的なコンサルティングに専門技術士以外は立ち入ることはできない」ということになります。

ところが、科学技術を利用する分野には境界部分が極めて多く、他部門を無視して業務が遂行できるというものでもありません。
たとえば、建設コンサルティングは多種の部門が含まれますが、土木工事の大半は地盤(地球)が相手になります。
これに該当する専門部門は建設部門の土質、あるいは応用理学部門の地質だけです。
しかし、設計・施工側も地質を解釈・理解して対策手法をコンサルティングします。
土質・地質技術士も、将来何を造るのかか判らないと有効な調査計画・実行はできません。

このように技術アプローチは色々な方向からあって良いことです。
つまり、設計側が土質に詳しくなる・土質側が設計もできるようになる・・・ということは当然の流れです。
なお、プロポや技術者の選定において技術士を制限しているのは、技術とは異なる別の理由があるからです。
もう一つは、事務側がよく知らないまま書類を作成していることもありますよ。



No.3395 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:次郎 投稿日:2006/04/14(Fri) 15:05

 地すべりを例にとれば、地すべりは素因と誘因があればどこででも起きる現象であり、自身が「俺は砂防地すべりだ」などと宣言しているわけではありません。所管は、人間が後から保全対象や場所その他を考慮して、便宜上取り決めたものです。このような観点から考えると、私の専門は「地すべり防止」であって、それが林野庁管轄であっても、農林水産省管轄であっても、遠慮なく業務を担当させていただきます。
 しかしながら、先ほどからの議論で御指摘のように、いろいろ注意すべきことがあるので、重複しますが、以下のように書いてみました。

1.「名称表示の場合の義務」との関係
 技術士とは車の運転と違って免許ではないので、たとえ技術士でなくても、どの業務もできるはずです。ただし、技術士は、第46条や倫理要項に従って、「応用理学」だとか「建設」部門だとか名乗りながら、農地地すべりを担当することになります。

2.部門や科目指定の業務の場合
 前述のように、これは発注者側の都合であって、「農業部門」指定であれば、私は担当できません。

3.技術士の部門との関係
 タブノキさん御指摘の「本来の業務が林野の地すべり業務が多ければ、森林土木が最適だと思うのですが。」というのは、大変もっともな意見です。ただし、これは個人の問題であって、林野の仕事が多くても、建設部門の資格がほしいと考えることは自由です。

 というようなことを考えました。
 少し話は飛びますが、建設部門を受かったとき、「地すべり防止」しか知らない人間が、建設部門を名乗ってもいいものかと悩んだことがありました。そこで、名刺には、部門-科目-専門とする事項まで書こうと思いましたが、あまりにくどくて断念しました。今でも本当にいいのかなと思い悩んでいます。



No.3396 RE:河川砂防の受験資格について 投稿者:タブノキ 投稿日:2006/04/14(Fri) 17:22

ラグーンさん、畑違いさん、くりろうさん、次郎さんご意見ありがとうございました。
以前(合格前)は、何の抵抗もなく林野、農業、砂防などの斜面災害対策等の業務をしておりました。しかし、名刺に森林部門と書いてから業務範囲が狭まったような気がしてなりませんでした。
皆さんの意見を参考にもう少し悩んで見ます。ありがとうございました。

一年生技術士 森林部門:森林土木 タブノキ
     (このページから育ちました)




No.3378 突然ですが 投稿者:くっ、くさぶー 投稿日:2006/04/12(Wed) 20:43 [返信]

コンプライアンスを「法令順守(遵守)」と訳される
のには非常に違和感を覚えるのですが、みなさんは
どのようにお考えでしょうか。

コンプライアンスに関する設問があったときには
法令遵守の内容で答えるのが一般的なのかなどうなのかな。



No.3385 RE:突然ですが 投稿者:APEC  投稿日:2006/04/13(Thu) 12:59

違和感を覚えられる理由は何でしょう。
もし、「法令順守というからには、法さえ守っていればコンプライアンスといえるのか?」というような、コンプライアンスを倫理の領域にまで広げて解釈されてのことであれば、「違和感」はよくわかります。

最近は、法律を遵守する(逆に言えば、法に定められていないことに関しては特に制限されない)ことに加えて、反社会的行動・倫理に反する行動などもコンプライアンスの範疇に含めて考えることが多くなっていますね。
技術者も、順法というだけでなく、倫理(特に技術者倫理)を強く意識して行動すべきであるといったことを書けばいいのではないでしょうか。
また、上記のような「コンプライアンス」の範囲の広がりについても言及すれば、現状認識のアピールにもなりますね。

以上のようなことについては、下記サイトにわかりやすい文章がありましたので、あげておきます。
http://www.tkcnf.or.jp/19ao/kaityou1502.html



No.3388 RE:突然ですが 投稿者:九州よしりん 投稿日:2006/04/13(Thu) 19:37

コンプライアンスとは「〜を遵守する 〜の期待に応える(Comply with)」という意味のはずですが〜という事での違和感でしょうか?

その場合においても、APEC氏が紹介したサイトなどを参考にされてもよいのではないでしょうか。

日本では、今やコンプライアンスといえば「法令遵守」、「倫理遵守」です。
「郷に入らば郷に従え」って諺もありますから、肩の力を抜いて、「コンプライアンス」=「法令・倫理遵守」でいいと思いますよ。(^o^)



No.3390 RE:突然ですが 投稿者:くっ、くさぶー 投稿日:2006/04/13(Thu) 22:44

APEC様、九州よしりん様、ご回答ありがとうございます。

1年ぶりぶりのくさぶーです。
いや^−、またまた二次試験の季節がめぐってきました。
はやいものですねー。みなさま、今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、コンプライアンスの件ですが、新聞をみるとかならず次のような表記になっています。
コンプライアンス(法令遵守)。
別に「法令遵守」でいいんじゃないの。と思った次第です。
くさぶは「コンプライアンス」を「やってくれ言われたらやらにゃならんの、やってくれ言われんでもやらにゃならんことはやらにゃならんでの」と理解しています。
前段は「九州よしりん様」、後段は「APEC様」のおっしゃるとおりと思います。

ただ、周囲を見回すとあまりにも「コンプライアンス(法令遵守)」みたいな輩が多いので閉口しています。
お二方のご意見、参考にさせて頂きます。








No.3337 専門問題の解答方法 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/04/10(Mon) 23:23 [返信]

専門問題(建設:土質・基礎)の回答方法について教えてください。
@『はじめに』と『おわりに』は必要なのでしょうか?
  近年の傾向では、1課題につき3問(2〜4問の場合
  もある)を3枚以内で書くことになってますが、内容を
  濃くしようとすると、削除したくなります。また、
 『回答論文』を意識すると、あまり不必要なことを書く
 のに抵抗を感じます。(逆に減点対象になるのでは…)
  他部門(他科目)で『○○について述べよ』と言う問題
  であれは分かるのですが、土質・基礎は他と異なるよ
  うな気がするのですが・・・
A 正確な出題例
  回答枚数の書き方は、別の方の質問で理解できました。
  問題集やネットで見ても最近の問題分が分かりません
  ので、ご存知の方がおられましたら教えてください。
  具体的に言いますと、問題文の締めはどのようになって
  いるのでしょうか?
 『以下の中から2問を選択し、それぞれ3枚以内で回答
  せよ』のような問題なのでしょうか?
  このような問題形式の場合は、回答枚数は3枚中○枚と
  書くのでしょうか?
  これは、建設一般でも同じなのでしょうか?
以上、よろしくお願いします。
 



No.3338 RE:専門問題の解答方法 投稿者:バル 投稿日:2006/04/11(Tue) 00:03

ラインハルトさん こんにちは。
@の回答ですが、以前の私の質問(2006/3/21 No3095 専門技術論文の書き方)が参考になりませんでしょうか?
様々な方からのアドバイスをいただいていますよ。





No.3339 RE:専門問題の解答方法 投稿者:夜青龍 投稿日:2006/04/11(Tue) 03:48

ラインハルトさん,おはようございます.

様々な御意見があると思いますが,私の考えでは
答案の書き方に対してガチガチに考える必要はない
と思います.
題意を純粋に考えて,土・基礎の技術士としてふさ
わしい項目・事項を盛り込んだ内容として,3枚中
の8〜9割位を執筆するつもりで書けばよいと思い
ます.
ここでは女子フィギュア:村主章枝さんばりの
「表現力」がとても重要になると思います.

思い返せば大学受験の時なんかに,例えば数学の
勉強をしていると,ふと気付くと問題を”覚えよう”
としていた自分がありました.しかし,それでは,
実際の受験では対応できないことが多かったように
思います.
やはり題意を純粋に考えて,それに対して数学の
知識を駆使して解く訓練が重要でした.

何かうまいこと言えませんが.いかがですか?



No.3340 RE:専門問題の解答方法 投稿者:ラグーン 投稿日:2006/04/11(Tue) 07:39

@について、私の経験から話したいと思います。結論から申し上げて、「はじめに」と「おわりに」を書く必要はないと思います。特に専門問題は、「◯◯の△△について述べよ。」という問題形式が多いため、内容表現が的確で題意に答えていれば問題はありません。また、「土質及び基礎」の問題形式を拝見すれば、なおさらだと思います。私は、「1.概説」、「2.△△について」という書き方を過去の試験で多用しました。概説で○○の現状等を述べて、「以下に○○の△△について述べる。」で締めくくり、「2.△△について」につなげました。「はじめに」と書き始めると「おわりに」が必要となりますが、この記載方法だと「おわりに」を書く必要はありません。これは一つの例です。ようは、問題の主旨に的確に答えているかどうかです。ただ、「○○についてあなたの意見を述べよ。」という出題形式の多い一般論文では、「はじめに」と「おわりに」を含めた方が書きやすいですね。


No.3341 RE:専門問題の解答方法 投稿者:Shima 投稿日:2006/04/11(Tue) 08:13

@についてですが、専門の問題では、はじめにとおわりに、といった形式は不要です。ただ、イントロとエンディングはどんな形にしろ、「はじめに」と断らなくとも出てきます。問題に答える場合、現状を述べ、問題点を指摘し、その解決、そして今後の展望。と並べれば、己と、「はじめにとおわりに」の主旨は達成できています。だから、こうでなくてはならない。と言う方がおかしいですね。


No.3344 RE:専門問題の解答方法 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/04/11(Tue) 11:28

みなさんさりがとうございます。
たしかにNo3095でも書いてありました。(見てませんでした)

Shimaさんがおっしゃられるような、はじめにとおわりにを書かない良い作戦を練ってみます。




No.3375 RE:専門問題の解答方法 投稿者:γ-GTP 投稿日:2006/04/12(Wed) 19:38

昨年度合格したものです。専門は杭基礎です。

土質及び基礎の専門問題は、「与えられたテーマに関し論述せよ」型ではなく、「与えられた条件下で適する工法を選定せよ」型が多いです。(特に、基礎、山留め、液状化対策、ではこれが多いです)
しかも、工法選定に必要となる調査、その設計・施工について、枝問で問われます。

それゆえ、論述により自分の見識をアピールする他の分野と異なり、枝問で問われていることに「モレなく」回答することで、自分の知見をアピールする必要があります。

例えば、以下のような出題に対しては、
問題10)○○における橋梁の設計
Q1)図の現場条件下で適する工法を2つ選定せよ
Q2)必要な調査を挙げよ。その内容を説明せよ。
Q3)選定工法の設計における留意点、施工における留意点を延べよ。

以下のような回答が望ましい(Q−Aの対応が見やすく、採点者が採点し易い)でしょう。

問題10)○○における橋梁の設計
1)適する工法: ○○工法、△△工法
2)必要な調査および内容: 
  (1)○○工法:@調査名−−、A内容−−−−−−
  (2)△△工法:@調査名−−、A内容−−−−−−
3)A)設計における留意点
  (1)○○工法:@−−、A−−、B−−、・・・
  (2)△△工法:@−−、A−−、B−−、・・・
  B)施工における留意点
  (1)○○工法:@−−、A−−、B−−、・・・
  (2)△△工法:@−−、A−−、B−−、・・・

昨年度の当方の回答を、当サイトの「合格論文例」に公開しておりますので、ご参考までにご確認ください。

土質及び基礎については、過去問をじっくり見て、出題全15題(地質、調査、地すべり、山留め、液状化、地盤改良、基礎、・・)の中から、自分の回答すべき2題の分野を決め、最低5年分できれば10年分の過去問を解き、解答内容を体系的に整理しておくことをお勧めします。

以上、ご参考になれば幸いです。




No.3382 RE:専門問題の解答方法 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/04/13(Thu) 10:47

γ-GTP さん、適切な意見ありがとうございます。
この疑問は、γ-GTP さんの合格論文を拝見して悩んだものです。当初、色々な参考文献などを見ていると、「はじめに」、「おわりに」の記述をいっぱい見ましたが、γ-GTP さんの回答方法を拝見して、『これが回答論文として正しいのでは?(土質基礎では)』と思いはじめて悩んだ次第です。
あまり、悩んでいてもしょうがないので、みなさんの意見と一致するγ-GTP さんの手法を参考とし、一歩踏み込んだ回答ができるように、技術的内容を深める努力に時間を費やしたいとおもいます。
ありがとうございました。



No.3383 RE:専門問題の解答方法 投稿者:γ-GTP 投稿日:2006/04/13(Thu) 12:51

そうでしたか。ご参考にしていただいていたようで、ありがとうございます。

土質基礎の場合は、あの解答方法でよいと思われます。
当方が参加した「地盤工学会の技術士試験対策講習会」でも、そのような解答方法を推奨しておりましたので。

蛇足ですが、以下にご留意されることをお勧めします。
@問題の図に記載されている条件はヒントなので、必ずそれを根拠にして解答すること
Aいきなり解答を書き始めずに、問題文の余白にアウトライン(項目)を書き、「解答のモレ」がないことを確認すること
B自信のあることだけ書くこと(誤った記載は絶対に減点されます。現場施工でも設計でも、明らかな誤りは許されませんよね)

特に、上記Aをやっておくと、時間を効率的に使える(手戻りしない)だけでなく、口頭試験に向けた解答復元に有効です。(これは丁寧に書く必要はありませんので、是非やって頂きたいと思います)

以上



No.3384 RE:専門問題の解答方法 投稿者:γ-GTP 投稿日:2006/04/13(Thu) 12:58

ただし、昨年の問題においても、枝問で「○○について、あなたの意見をのべよ」という形式の出題がありましたので、その点ご留意ください。


No.3386 RE:専門問題の解答方法 投稿者:ラインハルト 投稿日:2006/04/13(Thu) 16:49

γ-GTP さん、またまた適切な意見ありがとうございます。
特にAなどは、まったく頭にありませんでした。

実行したいと思います。





No.3333 専門とする事項で悩んでます。 投稿者:けんけん 投稿日:2006/04/10(Mon) 22:33 [返信]

こんばんわ。
私、今年度下水道で第二次試験を受けようと思っています。今申込用紙を書いているのですが、私の実務経験の場合専門とする事項は下水道設計か、管渠どちらにすれば適切でしょうか?
1、経験論文=工場排水を下水道に接続する為の実施       設計及び、実施段階での指導(管渠工       事)
  技術的課題=軟弱地盤対策
2、経験論文=○○団地下水道接続管渠実施設計及        び、実施段階での指導 
  技術的課題=軟弱地盤対策
 
です。
宜しくお願いします。



No.3334 RE:専門とする事項で悩んでます。 投稿者:海援隊 投稿日:2006/04/10(Mon) 22:53

下水道計画か下水渠のどちらかではないですか?実施設計であれば下水渠のほうがいいと思います。自分の場合、実施設計と施工管理をやっていますが、下水渠を専門としています。


No.3335 RE:専門とする事項で悩んでます。 投稿者:九州よしりん 投稿日:2006/04/10(Mon) 23:00

業務内容は管渠の実施設計のようですから、一般には「下水渠」とします。

下水道設計では、あまりにも幅が広すぎます。管渠も下水道設計に包括されますが、処理場もポンプ場も下水道設計です。そう考えると下水道設計では、広すぎます。

したがって、「下水渠」あるいは「下水道管渠」がよいのではないでしょうか。

専門とする事項の内容としては、御存知のように「下水道計画、流域管理、下水渠、下水処理、廃水処理、その他の下水に関する事項」ですよね。この中に当てはめるとすれば「下水渠」となります。

また、どうしても当てはめたくない場合には、「下水道管渠」かなと思います。



No.3357 RE:専門とする事項で悩んでます。 投稿者:けんけん 投稿日:2006/04/11(Tue) 21:06

海援隊さん、九州よしりんさん、どうもありがとうございました。専門とする事項は下水渠にしたいと思います。
私は、今年の二次試験で合格するつもりで頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します。



No.3379 おしえてください。 投稿者:けんけん 投稿日:2006/04/12(Wed) 21:01

先日はお返事ありがとうございました。
私は、設計事務所やコンサルタントではなく設備会社に勤めているので、本管の計画や設計ではなく下水道管接続に伴う工場や団地の排水設備工事の計画、実施設計は行っています。このような場合技術士としての実務経験としては弱いでしょうか?