過去ログ倉庫No.27


No.199 所詮きれいごと? 投稿者:ゴッドギャンブラ− 投稿日:2005/10/07(Fri) 12:53 [返信]

試験形態でいろいろといわれているようですがひとつの国家試験で絶対数を増加させたい。経験のないひとも受験対象になる。不公平の解消!などを考慮すれば当然の話ではないでしょうか?いまのままではいつになったら諸外国に劣らない数になるんでしょうか?きれいごとではなく技術士のメリットがあるから最終点であるひとも少なからずいて(大部分かも)当然でしょう。だから部門によって技術士数が圧倒的にちがってあたりまえだしそのメリットの恩恵がなくなればそれこそ技術士を受験する人は減少するに決まっています。ま、決まったうえでその時代の形態で受けるしかない弱い立場です。受験資格が12年以降しか得られなかった人はどんなに立派な人材であってもボケた12年以前の技術士の下にみえるように区別されるなんて国家試験聞いたことがありません。そこがそもそも間違っている。また来年度も区別されるようなことではそれこそなにもんって?感じています。


No.200 RE:所詮きれいごと? 投稿者:あらあら 投稿日:2005/10/07(Fri) 12:57

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/13/130213_.html

ちなみにこれが管理技術者要件に関する
前回の改正時の参考情報です。

→これに対して意見募集でしたが、
 最終的な現行の運用も大体これになっているように思う

まぁ、H12年以前のほうが扱いは有利ですよね。



No.202 RE:所詮きれいごと? 投稿者:暴走をやめてください 投稿日:2005/10/07(Fri) 19:47

あらあらさん貴重な情報ありがとうございます。技術士にも格差があったとは知りませんでした。マイナーな試験制度の改正ですらこの格差ということは、万一、今回の試験制度変更が確定したら…。やはり、どなたかが述べられていましたとおりRCCMの次くらいにランクされるのでしょうか?ひょっとすれば、管理技術者としては認められないものとなるのでしょか?私は、今回の改革は、完全に簡易作文の作成試験に変わると言う印象を持ちました。おそらく、国土交通省や旧技術士さん達も同じ印象をお持ちだと思います。委員会の方がもし、この掲示板を見ているのなら「お願いですから、もう暴走をやめてください」と言いたいです。暗記力でも速記力でも受けてたちますから、せめて、現行試験を受けるチャンスを下さい。そして、もし叶うなら、平成12年度以前の試験を受けさせてください。何なら、技術士1級、技術士2級等と分けていただいても結構です。お願いですから先輩技術士と同等と認められるチャンスだけは残しておいてください。


No.212 RE:所詮きれいごと? 投稿者:くりろう 投稿日:2005/10/08(Sat) 12:21

>技術士1級、技術士2級等と分けていただいても結構です。

この考え方は平成11年に技術士会が行ったアンケートで、私が記述したことに似ています。
当時は総監部門の設立と、受験制度の見直しが進められていました。
各地で講習会(説得会?)も行われ、多くの方が「折角技術士になったのに、また、受験しなければならないのか」という苛立ちに似た意見があったことを覚えています。

総監は他部門の上級というニュアンスが強いです。
私は当時、総監も他部門も同一にして、メリットの少ない技術士補を2級技術士にしたらどうかという案を提出したのです。
しかし、こういうミニマムな意見は通るはずもなく、今の制度になりました。
プロポで評価が違うというのは、「インフレ技術士」という認識をしているからだと思います。
説得会ではこういうことは無いと言う話だったのですが。
今の制度でできることは、総監を取るしかないのです。

両方に跨る技術士として、とりあえず試験は現状維持して様子を見て欲しいと思います。



No.225 総監とればいいんです 投稿者:SC30 投稿日:2005/10/08(Sat) 21:40

別にH12以前の試験をお願いして受けさせてもらうことはないです。
まあ、H12以前は1回の試験で良かったのが、総監以外と総監の2回受けなければなりませんけど。1次必須を考えると3回かな。



No.226 RE:所詮きれいごと? 投稿者:・・・ 投稿日:2005/10/08(Sat) 22:00

>資格保有だけでは管理技術者としての能力要件(業務経験・専門技術力・管理技術力など)を満足できない場合が予想されるので、業務の特徴に応じた管理技術者としての経験や関連業務に従事した経験を問うこと。

資格に格差があるのではなく、業務経験年数の縛りを設けているだけでしょう。実質、総監か否かの資格で評定点に関係あるわけではないのですから。

正直なところ、個人的に総監には魅力を感じません。



No.227 RE:所詮きれいごと? 投稿者:九州人  投稿日:2005/10/08(Sat) 22:30

議題とは反れるかもしれません。
わたしの会社では技術士を取得すると全てが終わるような風潮があります。田舎の小さいコンサルはそうなのかもしれません。
そんな状況を見てきた私は、技術士という資格に魅力を感じませんでした。また、どんな資格であるのか知りもしませんでした。
しかし、4年前に大手コンサルに出向して感じたことがあります。
技術士は仕事をするための運転免許証みたいなものであるということです。
ほとんどの人がある年齢に達したら技術士を取得しているという現実的にありました。
出向期間の4年間も過ぎて、元の会社に戻ってみると以前と状況が全く同じでした。
私は、これではいけないと思い、今では真剣に技術士取得を目指しています。
技術士を取得するということは、終わりではない、始まりだという認識を持って、日々向上心を持って邁進していく精神があれば、技術レベルも向上していくことと思います。
今、取得年度が問題になっています。
しかし、問題なのは取得する側の気持ちだと感じます。
これからの会社をよくしていこうという気持ち、日本のこれから真剣に考える気持ちを併せ持っていけば取得年度は関係ないものと考えます。
試験制度の改正は、偉い人の考えることです。
我々は、そんなところに価値観を置かずもっと大きな視点で、日々の向上に努めることが大切だと考えます。
やっぱり、論点がすれてました。すみません。



No.229 H13以降技術士は総監がほしいところです 投稿者:SC30 投稿日:2005/10/08(Sat) 22:55

総監に魅力を感じないという人がいるのはもっともです。
何年度の取得かなどということにこだわるよりも、もっと重要なことがあるというのも当然の指摘です。

しかし、H13以降に取得した技術士がH12以前の技術士と(見かけ上)同等になるには総監が必要なのです。
プロポで負けた時に、その理由として、
「おたくの管理技術者は総監をもってないから」
と言われちゃうからね。(私の親しい人の体験です)
こういう場では、H13以降技術士は総監取ってスタート台です。



No.235 RE:所詮きれいごと? 投稿者:くりろう 投稿日:2005/10/09(Sun) 00:18

>正直なところ、個人的に総監には魅力を感じません。
>>H13以降技術士は総監取ってスタート台です。

総監に対する異なる2つの意見があったので、私も経験から一言述べます。

社内に総監に魅力がないという既得者がいます。
彼は専門技術に生き甲斐を感じる、どちらかと言えば研究者的な技術士です。
逆に企業経営には無頓着で、損益の考え方は今ひとつです。
ただ、こういう方は真の技術者のようで、専門技術に長けています。

総監ができた時は、「どうして、また受験を強いるんだ」と私も憤っていました。
しかし、取らずに不平を言っても説得力が無いので、反抗心から受験に臨みました。
不合格を重ねたある時、ポッ!と総監の意図するものが見えた気がしました。
これが合格のきっかけです。
総監の目指すところは専門技術だけでは不十分、5管理を満足させることが公共の福祉に係わる技術であると気づきました。
総監は専門技術とはやや離れた、経営的観点の強い部門ですね。
経営者を含めた管理技術者に必要な要素が沢山含まれています。
総監の魅力を語るには、まず取得した上で再考することをお勧めします。
評価が低い云々を論じるより、総監を取得した方が悩みも苛立ちも解決すると思います。
13年度以降に限らず、技術士のスタート台のような気がします。





No.244 RE:所詮きれいごと? 投稿者:カッチョマン NEW! 投稿日:2005/10/09(Sun) 23:40

また、いろいろと論議が違う方向にいっているように思うのですが!
技術士って所詮、名称独占の資格で業務独占の資格でもなんでもないんですからどの部門のなにを取ろうが大差ないんではないでしょうか?それこそある部門の建設コンサル
登録部門に乗っけれるから取るだけでしょ!
なんかかんかいっても!別にそれだけでいいんでは!
そんな資格なんだから!持っててもなくても今の建設業界下火の時代あんまり貢献できませんね。もう少し人間味のある考え方ができるような感性を真の技術士には求めたいものです。




No.240 今更ですが... 投稿者:zick  NEW! 投稿日:2005/10/09(Sun) 20:29 [返信]

はじめまして。
一次実力養成試験(情報・論理)をやらせていただいたのですが、
問題4(サイコロシミュレータ)の選択肢
『繰り返し回数が十分に多ければ、
x1〜x6の値はほぼ同じになるはずである。』
は正しいことになっていますが、
1〜6の乱数(実数)を発生させ、四捨五入すると、

1になる場合 : a=1.0〜1.4
2になる場合 : a=1.5〜2.4
3になる場合 : a=2.5〜3.4
...(中略)...
6になる場合 : a=5.5〜6.0

となり、1と6が出る確率が、小さくなると思うのですが...
まあ、技術士一次試験までもう半日ないので、
今更なんですけど。



No.241 RE:今更ですが... 投稿者:sis NEW! 投稿日:2005/10/09(Sun) 21:53

それはですね、
1:0.5〜0.9
6:6.1〜6.4
が抜けているからです。

この矛盾が発生した理由は、
1と6だけ、上記に記した条件を
足していなかったからです。

確率は、同条件下でないと一貫性が保てません。



No.242 RE:今更ですが... 投稿者:zick  NEW! 投稿日:2005/10/09(Sun) 22:14

返信ありがとうございます。
たしかに0〜6.5までの乱数が発生すれば、
同一確立になりますが、
問題文には
『1〜6の乱数を発生させ、四捨五入すると、』
とあります。

私は『1.0〜6.0 の実数を発生させてる』と考えたんですが...
まあ、明らかに違う選択肢があったので、
気にしないのも手かもしれませんね。

素早い返信本当にありがとうございました。



No.243 なるほど 投稿者:APEC  NEW! 投稿日:2005/10/09(Sun) 23:17

本当ですね。あまり深く考えていませんでした。^^;
してみると、
 0以上1未満の乱数を発生させ、変数●に入れる
 変数●を6倍して小数点以下を切り捨て、変数●に入れる
 変数●に1を加える
というようにしたほうがいいですね。
レス遅くなってすいませんでした。
がんばってきてください!




No.185 さて1次試験です 投稿者:F2 投稿日:2005/10/05(Wed) 21:43 [返信]

1次試験がもう少しです。
今年、2次試験を受けた点からの注意点として、
1 受験番号等を間違いなく、しっかり記入する(有無も無く失格になります)。
2 受験番号等の記入ミスは致命的。必ず再確認すること(過去に1文字書いていないだけで採点されなかった人がいるそうです)。
追い込みの勉強だけでなく、本番でのケアレスミス防止を少しでもいいので、頭に隅に入れておく。



No.196 がんばってきてください 投稿者:APEC  投稿日:2005/10/07(Fri) 00:42

いよいよですね。
一次試験は知識問題であり、択一問題であり、広い範囲からの出題がされます。
こういう試験は、「直前の詰め込み」がすごく効きます。この週末で一気に突破も充分可能です。
人間の頭は、記憶中枢である海馬にいたるまでに、前頭葉かどこかに一時的な記憶ストック箇所があるそうです。ここは、大量に詰め込める代わりに、短期間で更新されるそうで、反復使用されるなどして、選別された記憶だけが海馬に刷り込まれるとのことです。
その一時ストック期間は3日前後だそうです。
つまり、直前3日前以降なら、一時ストックヤードに詰め込み、試験まで維持することが可能ということになります。
7日〜9日は最後の詰め込み。実力確認で「あと一歩」または「及ばない」という結果が出た人は、死に物狂いで詰め込んでください。
マイペースで準備してきたとしても、最後の数日間は全力を出しましょう。
がんばってきてください!



No.197 RE:さて1次試験です 投稿者:としけいかく  投稿日:2005/10/07(Fri) 10:55

いよいよ、1次試験ですね。15年度に受験した先輩として助言させていただきます。他の科目は大丈夫ですが、基礎科目は時間が足りません!!!!!得意の分野から、「ガメツク」得点できるよう心がけて下さい。私の場合は、1.設計.計画→2.情報−−→5.技術−−→4.材料−−→3.解析です。
それぞれ、得意分野がありますので、とにかく、時間をかけられる前半に「ガメツク」−−−−−−健闘をお祈りします。



No.207 RE:さて1次試験です 投稿者:oku 投稿日:2005/10/08(Sat) 01:27

 1次受験の皆さん。
 あせらず、あわてず、あきらめず、さいごまで、粘ってください。そして、自分を信じ、記入ミスがないようにしてください!!
 健闘を、祈っています!



No.214 RE:さて1次試験です 投稿者:おさかな  投稿日:2005/10/08(Sat) 14:28

今年はじめて1次受験します。
諸先輩方々の直前になってのアドバイスは大変身にしみます。
明後日なので今更・・・という気持ちもありましたが、APECさんの内容で再奮起です!
1次受験の皆さん、最後にしっかり詰め込みましょう。




No.215 RE:さて1次試験です 投稿者:がけっぷち 投稿日:2005/10/08(Sat) 14:55

1次試験の当日アドバイスをお願いします。
専門科目は2時間あり、必ず時間があまります。
下記のどちらで望んだ方がいいとお考えですか。経験論などの意見を聞かせてください。
a.問題を解き、見直し終了後、退出して基礎科目にそなえて最後の勉強をする。(試験日の精神安定を図る)
b.答え合わせに使用するために、専門科目の試験問題を退出しないでもらう。(試験後の精神安定を図る。)



No.216 初受験です 投稿者:あおぞら 投稿日:2005/10/08(Sat) 15:14

勉強は今週の火曜日から始めました
ダメもとながらも
鉛筆転がして受けてきまーす♪



No.218 がんばりましょう 投稿者:大学生 投稿日:2005/10/08(Sat) 17:12

みなさん!特に共通科目の免除がない人!
お互いがんばりましょう。

僕は基礎やら専門やらで共通に十分な時間をかけれずに、不安な気持ちでいっぱいです。
今日、今から最後の詰め込みに入ります。
努力の先にある合格目指してがんばります。



No.220 問題用紙は持ち帰ったほうが 投稿者:APEC  投稿日:2005/10/08(Sat) 19:32

がけっぷちさん、人それぞれだとは思いますが、絶対に合格する自信のある人以外は、私はbをお勧めします。
やはり答えあわせができるのとできないのとでは、大きく違います。点数は合否通知とともに知ることができますが、どの問題を間違ったのかはわかりません。
合格すれば「どれが正解でどれが不正解だったかは分からないけど、とにかく合格した」でOKですが、もし不合格だった場合、得意・不得意分野の分析などができるかどうかで、次回試験対策が大きく変わってきます。

あと、人間の集中力はそれほど長く続きません。
早めに退出して、昼休みもずっと「詰め込み」をやっていたら、集中力が途切れてしまって、昼休みの終わりごろに疲れて眠くなってしまったという例もあります。

もちろん人それぞれですが、私は、問題用紙は持ち帰ったほうがいいと思います。



No.223 RE:さて1次試験です 投稿者:いよいよ 投稿日:2005/10/08(Sat) 20:30

問題に対しては、
とにかく、粘って、粘って、
貪欲に攻めまくってください。
それと、
「休憩時のリフレッシュ」
も重要だと思います。

受験者の皆様の
ご健闘をお祈りしています。



No.231 RE:さて1次試験です 投稿者:がけ 投稿日:2005/10/08(Sat) 23:34

APECさん貴重なご意見有難うございます。
「早めに退出して、昼休みもずっと「詰め込み」をやっていたら、集中力が途切れてしまって、昼休みの終わりごろに疲れて眠くなってしまったという例もあります。」
で気持ちが多少楽になりました。
当日は、あまり硬くならずに頑張ります。



No.234 細かい話ですが 投稿者:APEC  投稿日:2005/10/08(Sat) 23:56

細かい話ですが、例えば昼食を腹いっぱい食べると満腹感が眠気を誘います。逆に空腹感は頭の冴えを誘うといいます。
本当かなあと思う点もありますが、私個人的には、サンドイッチ一袋(いつもの昼食に比べてはるかに少量^^;)を機械的に食べながらアンチョコを読んでいると、闘争心のようなものがわいてくるのは確かです。

どんな試験でも、どんな仕事でも、とにかく自分の目の前に立ちはだかるものに対しては、全力を振り絞って立ち向かいましょう。
冷めた人から見れば馬鹿かもしれませんが、リラックスしつつも力の限りを尽くす、スポーツも試験も同じです。



No.236 RE:さて1次試験です 投稿者:技術な士 投稿日:2005/10/09(Sun) 00:58

ラストスパート、お疲れさまです。受験生の努力には頭が下がります。本番は、人間ですから、固くなってもよいと思います。私も、妙に緊張した記憶があります。ただ、焦って頭が真っ白にならないよう、逆に真っ白になるような問題は飛ばして、スピードにのって着実にこなしていけば大丈夫です。その他本番のアドバイスは、このHPで盛りだくさん示されていますから再確認を。



No.237 RE:さて1次試験です 投稿者:nobu 投稿日:2005/10/09(Sun) 09:07

はじめまして。私もおさかなさん同様、今年初受験で大変緊張しております。
今まで数々の資格取得の勉強をしましたが、今回の勉強では普段仕事の中で使っている言葉の意味や語源など感心させられたり納得したりなど楽しい(?)受験勉強だったような気がします。
現在、最後の詰め込み作業中ですが、明日は精一杯頑張ってきます。同志の方頑張りましょう!

追伸:こちらのサイトや諸先輩方々のアドバイスも大変参考になりました。有難うございました。
次回は合格の文字を引き下げて報告できたらと思います。



No.238 RE:さて1次試験です 投稿者:九州人  NEW! 投稿日:2005/10/09(Sun) 17:43

わたしは、H15年度に受験して合格しました。
その時は、ほとんど専門しか勉強しませんでした。
今晩が本当に勝負だと思います。
絶対諦めない気持ちを持った人が合格すると思います。
ガンバレー!!



No.239 RE:さて1次試験です 投稿者:ここね NEW! 投稿日:2005/10/09(Sun) 20:28

とうとう明日ですね。仕事、家庭、さまざまな雑用の中でやるだけやってきました。後は運まかせ。子供を寝かしつけながら寝ます。



No.230 試験制度の改正(案) 投稿者:技術な士 投稿日:2005/10/08(Sat) 23:17 [返信]

↓やはり、ここで出された案は既定路線なのでしょうか。審議状況がまったく見えず、残念ですね。素案の段階でネット上に公表し広く議論しよう、というスタンスは文科省にはないのでしょう。
文科省の事務方案でほぼ確定ならば、残念。審議会の意義はありませんよね。審議会委員は、いい加減目覚めなさい!

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/kaisai/05091401.htm



No.233 RE:試験制度の改正(案) 投稿者:技術な士 投稿日:2005/10/08(Sat) 23:43

私の立場は次のとおりです。

●試験制度の改正(案)についての公開議論が必要。

・経験論文の廃止は賛成だが、各部門共通の択一試験の充実が必要(足切り用試験)。(50問)
・午後からの論文試験はそのままとし、択一後別日程で実施。(3600字+1800字)
・面接試験は、経験論文の事前提出とする。経験論文に関する内容確認のみ30分実施。以上




No.219 情報工学部門 投稿者:sakamoto 投稿日:2005/10/08(Sat) 19:16 [返信]

一次試験は平成16年度専門科目問題・推定正解付
となっているんですが、どこにあるんでしょうか??
どなたか教えてくださーーい!!



No.221 RE:情報工学部門 投稿者:APEC  投稿日:2005/10/08(Sat) 19:34

サイトの「各部門の部屋」をご覧ください。


No.222 RE:情報工学部門 投稿者:sakamoto 投稿日:2005/10/08(Sat) 20:13

各部門の部屋におけるkokoさんのPDF、WORDを閲覧したのですが見当たりません・・・・
どこかにあるのでしょうか??
お手数かけてもうしわけありません・・・



No.232 失礼しました 投稿者:APEC  投稿日:2005/10/08(Sat) 23:41

なるほど、WordとPDFには正解をつけていませんでしたね。失礼しました、
「一次試験:平成16年度専門科目問題・推定正解付」とある左に黄色い四角がありますよね。それをクリックしてください。HTMLで表示されます。




No.171 経験論文は必要か 投稿者:かめさん@浜 投稿日:2005/10/04(Tue) 10:16 [返信]

「No.137 平成19年度の試験内容」がとても長くなってしまったので、経験論文に絞ってスレッドを上げてみました。

経験論文は、技術士としてというより技術者として、業務に対してどのような姿勢で向かうべきかと言うことを教えてくれるような気がします。
試験ではその姿勢を実現して業務を行ってきた人が合格して、それをできなかった人は不合格となるという事でしょう。
ですが、個人的には、何年も技術者として仕事をしてきて時間に流されている日常が多い中、改めて考える機会を与えてもらった事はとても良かったと思っています。

経験論文はなぜ他人に添削してもらった方が良いのかというのも、単に試験対策ということだけではなく、先輩技術者にその辺の考え方を
教えていただくという部分もあると思われてきました。

文部省が今後の技術者のあり方を考えているのであればぜひ、経験論文は無くさないでほしいと思います。

経験論文を筆記試験からはずすというのは、むしろ採点者側の負担を軽くするためではないかと思っています。




No.172 RE:経験論文は必要か 投稿者:来年こそ  投稿日:2005/10/04(Tue) 13:30

賛成です。経験論文は、無くさないで欲しいです。経験論文のおかげでという事が自分自身の中でたくさんありました。何回も書き直し、そして何度も読んでおかしいところを修正して推敲していく作業の中で気付く点もありますし、なによりも自分自身が成長していったような気がします。
経験論文の廃止には、反対です。



No.173 RE:経験論文は必要か 投稿者:くりろう 投稿日:2005/10/04(Tue) 14:21

@独学で作文して自らが推敲した経験論文 
(自分で手術法を考案し改善などを加えた医者)
A独学で作文したものを添削してもらい高度な経験が含まれた論文
(手術能力を先輩医師に見てもらい高度なテクニックがついた医者)
B他人が書いた経験をいかにも自分のように変えた論文
(他の医師の手術経験を自分の手柄のように話す医者)
C他人が書いたものをそのまま暗記して一字一句記述した経験論文
(病変を把握せずマニュアル通りに手術する医者)

あなたはどの医者に治療を受けたいですか?
@〜Cの中で合格率が高くなるのはAと思います。
Bは経験が豊富でも実績がない技術系職員?に多く見られ、コンサルティング企業の技術者は協議でたびたび体験するケースがあるでしょう。
その次が@です。努力は買いますが他の意見を聞かないと失敗も多いと思います。
Cは技術屋とは呼べません。文字どおり記述屋で現場適応能力が欠けています。
経験論文は料理番組ではないのですから、作り置きするような論文提出では応用能力を要求する技術士の資質は計れないのではと感じてしまいます。
技術士試験は試験当日の問題の僅かな違いにも追従できる課題対応能力を試験しているものと思っていました。総監は緊急対応能力を審査するような試験になってきていますね。
経験論文を試験会場で書くこと自体が技術士の適正上必要なのではないかと思います。



No.174 RE:経験論文は必要か 投稿者:としけいか  投稿日:2005/10/04(Tue) 17:19

経験論文は必要と思います。しかし、提出方式にすることで正当に評価できるでしょうか。限られた時間で自分が実際行った仕事を書き進めることしか私にはできません。しかし、時間さえかければ、受験参考書をまる写しだってできますよね。口頭試験で相当、キツイ突っ込みになるでしょうけど、高度になればなるほど試験官も見抜けないでしょう。口頭試験は相当に「混乱」すると思います−−。
何とか、今年受かっててほしい。そうすれば、H18は旧来通りでしょうから−−−−また、経験も含めた時間との闘い−−−。                    11/10−−−「試験改訂なんか関係ないヨ」となりたいですね。



No.176 RE:経験論文は必要か 投稿者:中年技術士 投稿日:2005/10/04(Tue) 21:31

かめさん@浜さんに全面的に賛成です。私は中堅コンサルで仕事をしている中年技術士です。我社の技術士を受験する若者は、結構前向きに経験論文の作成に取り組んでおります。経験論文を作成する中で、即答できないような質問をしてくる者もめずらしくありません。外から見ていても彼らの技術力がみるみる伸びてくるのが伝わってきます。もし、入社して、数量算出の要領や技術ソフトの操作を学び、後は外注管理で省力化を図るのが現代のニーズというなら経験論文はいらないでしょう。しかし、業務の中であくまでも新しい課題に挑戦していくというなら、経験論文は不可欠です。時代は、マニュアル通りの難しい理論など求めているとは思えません。単純でもいいから新しい発想を求めているのではないでしょうか?それを問うのが、自分なりの考えをぶつける経験論文だと考えております。確かにゆとりを求める若者も多くなってきておりますが、難関試験にチャレンジする意欲が高い若者も多くおります。彼らの向上心を削ぐような試験改革には、反対です。そして、それが採点の省力化目的なら、絶対に許されることではありません。


No.179 RE:経験論文は必要か 投稿者:すねお 投稿日:2005/10/04(Tue) 23:05

こんばんは。業務経歴論文の廃止については、文科省からパブリックコメントが出されれば、正式に意見は申し上げたいと思います。私はどちらかといえば、廃止には反対ですが、技術士試験制度の改革について、従来案として出されていたものがひっくり返ったことがほとんどないようなので、すでに既定のものと半ばあきらめております。
一言で申し上げれば、業務経歴論文の廃止≒従来の技術士の選抜方法の否定 というようにとらえられると個人的には思っています。暗記と速記力のあることのどこがいけないのか、私には全く理解できませんが、これはJABBEを適用された若手への配慮とご指摘のように採点の負担の軽減でしょうか。特に21部門で複数の専門科目があることを考えると、毎年百数十通りの試験問題を作成し、かつ、そのご専門の試験委員を拘束し、問題作成から採点までお願いするということの手間はかなりのものになると思います。私の受験した会場は、マイナーな部門の受験者の集まった部屋でしたから、極端なことを言えば、一人一人によって試験問題が違うということになります。ただ、専門の重視という今回の改正に観点からいえば、この部分はあまり関係ないのかもしれません。
1つ理解できないのは、午後問題から択一を除くというスペックで、合計6時間という試験時間を与えられることでしょうか。従来の形式ですととうてい時間がないのですが、改正後は時間が余るということになります。
個人的な影響としては、問題集や通信講座で経験論文が鍵といっていた対策がほとんど意味をなさなくなってしまうこと、特に、受験者が手薄と思われていた午後T-2と午後U-1などの試験がメインになるわけなので、そのリスクが読めないことです。パブリックコメントでは意見は申し上げますが、業務経歴論文廃止について同様の意見を出される方が多ければ、多少は影響を与えられるかもしれません。(ただ、こうした意見は想定の範囲内でしょうから、「ご批判は当たらないものと考えます。」とかわされる可能性もあります。個人的には、国家試験でこれほど試験方法がコロコロと変わるものは見たことがありません。正直なところ、技術士というものに対する見解やこうあるべきという姿を見失っているようにしか思えません。事前提出の経歴書は、多分、筆記をパスしないと読まれることもないでしょうし、口答試験の一添付資料的な位置づけになるのではないでしょうか。合否に決定的な影響を与えるとは正直思えません。)



No.181 RE:経験論文は必要か 投稿者:技術士2号 投稿日:2005/10/05(Wed) 00:56

 すねお様と同じ考えです。パブリックコメントが出されれば私もはっきり意見を述べます。私は技術士会に入会しておりますが、試験改革に関する情報も事前に入手できませんでした。一体どこでどのような立場の人間が集まって話を進めているのでしょう?科学技術に関係している者が中心となって公平に話が進められているのでしょうか?ある特定の人間に強い発言力があり逆らえない状態なのか?今回の試験管改革だけは方向性が全く見えません。択一を導入したり、経験問題の字数を減らしたり、導入した択一が不要だと言ったり、ここ数年の試験内容の変更は何の為だったのでしょうか?その結論が経験論文不要論に至った経緯が全く見えてきません。自ら採点結果を公表すると言って、今度はそれに手間がかかるといわれても...


No.182 経験論文の別途提出を歓迎します 投稿者:SC30 投稿日:2005/10/05(Wed) 00:57

以前、この掲示板で技術士試験のあるべき姿について議論した時、「経験論文の別途提出」を私は主張しました。
昨年の8月のことです。
残念ながら、まだ過去ログには収録されていません。
APECさん> みなさんに御覧いただきたいと思うのですが、できますでしょうか? できましたら、お願い致します。

ただ、そのときの私のイメージは、筆記試験の文章量や問題数は減らさず、口頭試験はより充実させ、合格ラインを60%よりも上げる、というものでした。従来の試験よりも、経験・実力をしっかり評価できるものにしたいと考えてのことです。
文科省案とはちょっと違いますね。



No.183 RE:経験論文は必要か 投稿者:くさぶ 投稿日:2005/10/05(Wed) 06:07

経験論文について少し混乱があると思います。

そもそも「来年こそさん」の情報では、

「口頭試験の試問は、筆記試験合格者が口頭試験前に口頭試験の一部として提出した技術的体験論文と業務経歴により行うものとする」

ということなので、経験論文がなくなるわけではないでしょう。

「高度の専門的<応用>能力」を問うのであれば、文字よりもフェイスツーフェイスでの応答がより適切であり、「見る人が見、聞く人が聞けば判る」のではないか。

あらかじめ準備した経験論文を設問に応じて変形することのどこか「高度の専門的<応用>能力」なのか。

筆記試験は、「知識」を問うものであって、「智恵」を問うことには馴染まない。と、くさぶは思うのであった。

この点において、変更情報のなかに、筆記で応用能力を問うというような内容があった点、異議ありである。

まぁ「技術的体験」については「当たり前」として、より実戦的になるのでしょう。
従って、若い方にはより「難しい」試験となる。そう思います。



No.184 RE:経験論文は必要か 投稿者:かめさん@浜 投稿日:2005/10/05(Wed) 09:47

新制度で口答試験の時に提出する経験論文に対して、受験生から口頭で簡単な説明を聞き、それを元に経験論文と想定問答集を作成する
ゴーストライターをやって小遣い稼ぎをやるというのはいかがでしょうか。

ちょっと逆説的な説明でしたが・・・。そこまでやらなくても、それに近い状況が発生すると思います。特に、受験指導機関とか社内研修とかで・・・。




No.187 RE:経験論文は必要か 投稿者:不思議な試験です 投稿日:2005/10/05(Wed) 22:33

>「高度の専門的<応用>能力」を問うのであれば、文字よりもフェイスツーフェイスでの応答がより適切であり、「見る人が見、聞く人が聞けば判る」のではないか。

口頭試験の30分で、どれだけの高等の専門的応用能力が確認できるのか、わかりません。その一方で、論文ならば、その能力を確認できるというものでもありません。

試験制度には、一長一短があると思いますが、少なくとも技術士制度がはじまって以来、経験論文による試験があり、それによって高等の専門的応用能力を確認する方式に齟齬はないと考えます。

知識問題ができることより、論文方式の方が、思考能力を考査するには適当でしょう。

技術士の総合力の確認ならば、論文中心しかあり得ないと思います。

以上



No.188 RE:経験論文は必要か 投稿者:ぐるぐる 投稿日:2005/10/06(Thu) 10:49

技術士の経験論文で重要な点は、技術士法第2条より、高等の専門的応用能力ではなく、科学技術に関する高等の専門的応用能力です。
新制度の提出論文についても、ここを意識して提出しなければ、面接の時点で、既に不合格とされているでしょう。よって面接は30分で済むわけです。第2条を改正しない限り、経験論文は何らかの形で残ります。



No.189 RE:経験論文は必要か 投稿者:九州人  投稿日:2005/10/06(Thu) 10:56

久々にこの掲示板を見ました。
二次試験の合格発表まで、残り1ヶ月といったところです。合格してればいいなぁと思う毎日です。
平成19年度の試験内容の改正については、私も「来年こそさん」と同じような情報を入手しました。でも、そのような情報に左右されることなく、日々の勉強や自己啓発に励もうと考えております。試験制度の改正には、納得いかない部分が多々あることと思いますが、11月10日を境に来年向けた準備or口頭試験に向けた準備に励もうと思います。
でも、本当に試験制度変わるのかなぁ。



No.194 RE:経験論文は必要か 投稿者:APEC  投稿日:2005/10/06(Thu) 18:59

SC30さん、過去ログの整理が進んでいなくてごめんなさい。時間を見つけて進めますので・・・・

経験論文については、たとえ丸暗記ではなくても、推敲を繰り返すというスタイルが多いですし、私もそのように勧めています。なぜかというと、大多数の人が推敲を重ねて完成度の上げたものを書いてくる以上、アドリブに近いものではなかなか対抗できないからです。
もちろん採点・合否判定は絶対評価なのですが、記述答案の採点基準が完全に客観的指標に基づくものではない以上、練り上げられた答案の中に、読みやすさという点で劣る答案が入っていれば、どうしても点数が低くなりがちです。

このようなことから私は、記述式問題は、以下のどちらかが適当と思います。

 (A)予想できない問題を与え、その場で回答。
    技術力だけでなく、コミュニケーション力なども試される。
 (B)(どうせ予想されるなら)あらかじめ課題を出して、用意した答案を提出。

(A)は専門問題で対応できると思います。また、経験論文は(B)にして口頭試験で内容を問う場合、読みやすさうんぬんではなく、「技術士としてふさわしい創意工夫があるか」に絞り込んで評価すればいいと思います。

どんな試験方法を取っても、それが一斉試験である以上、不適当な部分は残ります。また、試験である以上、実力とは別のテクニックも存在します(それを提供するのも私のサイト運営の目的です)。
しかし、ベースになるのはやはり技術力です。マニュアルエンジニアに陥らず、創意工夫を心がけて仕事をしてきたかどうかが勝負だと思います。



No.198 RE:経験論文は必要か 投稿者:らがー 投稿日:2005/10/07(Fri) 11:19

 私は,今一度原点に返ってみてもよいのではないか,つまり,平成12年度までの試験形式に戻したほうがよいのではないか,と思っています.

 APECさんの考えを私の考えで修正してみると,

(A)予想できない問題を与え,その場で回答(専門論文).
(B)出題傾向をある程度固定させて,用意した答案を記述(経験論文).

(A)はAPEC氏と同じく専門問題で対応.ただし,建設一般の択一問題を無くす代わりに,2題から3題にする.現行試験(1題3枚=3,600字)から1題2枚とする,つまり1題あたりの記述枚数を削減する.
 建設一般の論文は,改正案で示されている技術部門全般にわたる問題にする必要はないと思うので,現行どおり(1題3枚=1,800字)とする.技術部門全般にわたることは総合技術監理で十分でしょう.

(B)は経験問題で対応.ただし,口答試験時の提出にすると,かめさん@浜さんの指摘どおりゴーストライターが出てくる事態になると思うので,現行どおりの試験のほうがよいと考えています.
 ベストな選択でないのはわかっていますが,今の技術士はこの試験形式だったのですから,あえて改正する必要はないでしょう.

 とにかく,現行の試験になってから,択一問題では愚問が目立ちますし,なにより努力して合格しても旧技術士と差別されていること自体,大きな問題点でしょう.今の改正案で実施されると,さらに差別化が進んでしまうことが危惧されます.

 既に技術士の方はどんな改正になろうと影響は少ないかもしれません.でも,受験者の立場で考えてみると,コロコロ試験制度を変えられたらイヤになりますよ.特に何年もかけて受験されている方にとっては.

 あくまで技術士になることが最終目的ではなく,技術者としての通過点ですから,むやみやたらと受験者を振回すのはいかがなものか,と私は考えています.



No.201 RE:経験論文は必要か 投稿者:理解できません 投稿日:2005/10/07(Fri) 19:16

はじめまして、建設コンサルタントに勤める技術士です。今回の試験制度の変革に関して色々と考えましたが、やはり試験制度を変更する理由が全く見当たりません。既に書きつくされていますが、現行の試験が技術力を判定するためにはバランスのとれた制度だと思います。経験論文を事前提出とした場合、かめさん@浜さん、らがーさんの言われるように必ず代筆者が現れるでしょう。また、面接でそれを確かめると言っても、たかだか30分の試験で、経歴、経験論文、技術者の倫理、一般常識を確認できるわけがありません。また、面接で経験論文のみを確認するのであれば、面接の順序によって、すごく判定が変わります。つまり、後に面接を受ける方が情報量が多く質問内容の予測がつきやすいということになります。特に変更後、第一回目の面接では、情報量なしと有りでは圧倒的に差が出るでしょう。今回の試験制度の改革では、あまりにも試験に灰色の部分があり、国家試験には合わないような気がします。技術士を目指すのなら、最低限自分で構成を考えた論文を時間内で書く力くらいは備えるべきでは、ないですか?最低限のことを試験から削除し、灰色な部分を多く取り込んだ今回の試験を用いた場合、技術士としての最低保障がなくなるわけですから、やはり今までの技術士と同じ扱いを発注者がしてくれなくなりますね。これからの受験生のことを考えると今回の試験制度改革は、やはり方向性が見えません。意外とかめさん@浜さんの言われるとおり、採点の省力化に取り組んでいるのかもしれません。


No.203 RE:経験論文は必要か 投稿者:かーすけ 投稿日:2005/10/07(Fri) 20:04

まったくの憶測です。
こんな理由では無いことを願っています(笑)。

1.経験論文の廃止について
採点結果を出すようになったため、同じ内容の経験論文で年によって評価が大きく異なるケースが出ると拙いと考えた。
*平成16年の評価がA、同じ内容の論文で平成17年の評価がCなど

2.択一の廃止について
択一の問題を作成するのが大変である。
毎年のように間違いを指摘されるので嫌になった。



No.204 RE:経験論文は必要か 投稿者:転職技術士 投稿日:2005/10/07(Fri) 23:09

私が、少し前まで働いていた会社に技術士の採点官がいました。皆さんの予想通り、採点に信じられないような労力を費やしているようです。採点結果公表前までは、一科目でも足切り対象になれば、そこで採点を終わっていたそうです。今は、全科目に目を通して採点しているため、睡眠時間を確保するのが大変なようです。採点公表に関しても、平成15年度に受験生の


No.205 RE:経験論文は必要か 投稿者:転職人 投稿日:2005/10/07(Fri) 23:59

私が、少し前まで働いていた会社に技術士の採点官がいました。皆さんの予想通り、採点に信じられないような労力を費やしているようです。採点結果公表前までは、一科目でも足切り対象になれば、そこで採点を終わっていたそうです。今は、全科目に目を通して採点しているため、睡眠時間を確保するのが大変なようです。採点公表に関しても、平成15年度に受験生の少なかった年があり、「委員会の先生方がこれ位の人数なら採点できるだろう」という一言で決定したようです。しかし、翌年に受験申し込み者が大幅に増加し、点ではなく、評価に公表制度を変えたり、失格制度を導入したりと内部で急遽、対抗策をこじつけていったようです。失格者に関しては、今年はほとんどいないようで、採点官の負担は、尋常ではないと聞いております。委員会の先生方は、業務の第一線を退いた方ばかりで、業界の現状など見えておりません。特に建設部門は、大学の先生や大企業の重役が集まっていると聞いております。ご存知の通り、パブリックコメントは、匿名では出来ません。名前、住所、会社名まで述べたものだけコメントできるのです。彼らは、反対意見を述べようとする者に対しては、スゴイ抑止力です。そして、彼らは選挙で選ばれたものでもないので、技術士試験制度に関しては、完全社会主義といえるでしょう。今回の改革が流れに乗っているとすれば、もう誰も止めることはできないのです。また、国土交通省は、技術士試験とは無関係な組織です。こんな意味のない試験制度の改革を認めることはまずあり得ません。アメリカが昔のソ連のたわ言を全く聞かなかったのをイメージすれば分かりやすいと思います。ある意味、ここで、書き込みを行っている人は非常に冷静に現状分析を行い、確実に将来予測を行っていると思います。必ずこの試験制度が導入されれば、導入以降の技術士合格者には、管理技術者資格を与えてくれません。そして、制度変更の目的は、自分たちの失敗を受験制度の変革と言うものにすり替えてきているだけです。以前の試験改革では、最後まで抵抗した委員会メンバーがいたそうです。名前は忘れましたが、結構有名な方だったようです。前回で懲りたのか、今の委員会メンバーにはそのような人物はおりません。今回の受験制度改革で一番リスクを負うのは、建設部門のこれからの受験者達です。残念ですが、技術士の今後の姿や最適な試験制度のあり方などの議論が出来るのは、もう少し先になりそうです。今は、ひたすら現行試験が残るように祈るしかありません。そう、試験制度の変更が流れに乗っていないことを祈るしかないのです。


No.206 パブリックコメントについて 投稿者:すねお 投稿日:2005/10/08(Sat) 00:23

転職人さんの下記のコメントが目に留まりました。

>特に建設部門は、大学の先生や大企業の重役が集まっていると聞いております。ご存知の通り、パブリックコメントは、匿名では出来ません。名前、住所、会社名まで述べたものだけコメントできるのです。彼らは、反対意見を述べようとする者に対しては、スゴイ抑止力です。

私にとっては、あまり関係のないことですので、意見は意見として申し上げるだけです。
個人的には、改革案のように進むと見ていますので、選抜方式が変わればそれに対応する方法を考えるまでだと内心は思っています(個人的には、これまで作成したレジュメがゴミになるというのが無念ですが)。一方、択一と経験論文が消えるので、弊社の若手は歓迎しているみたいですし・・・
そもそも技術士を海外諸国との相互認証をするべく、いきなり10万人に増やそうという発想を持ったことが間違いなのではないでしょうか。失礼ながら、海外認証をとられて、実際にアジア諸国で仕事をされている技術士 あるいは海外から日本で従事されている海外技術士の方は意外と少ないのではないかと思います。



No.208 RE:経験論文は必要か 投稿者:くさぶ 投稿日:2005/10/08(Sat) 04:53

>平成16年に受験申し込み者が大幅に増加し、点ではなく、評価に公表制度を変えたり、失格制度を導入したりと内部で急遽、対抗策をこじつけていったようです。

平成16年度受験組です。
「やっぱりな〜!」って思いました。
試験結果を受け取ってからずーとモヤモヤしていたんですが、やっぱり、「失格」などという仕業は「手前勝手」なご都合だったんですね。・・・ふざけるな!!

ところで「技術士」の存在は「社会の要請」なんでしょうか。
「世のため人のため」というより「技術士」のためのような気がしてならないのですが・・・



No.209 RE:経験論文は必要か 投稿者:かめさん@浜 投稿日:2005/10/08(Sat) 07:59

技術士というより技術士会かもしれない・・・。

論文査読の負担軽減であれば、マークシートの択一をもっと充実させて、そこで足切りしていまえばいい。
結果公表でも、後の事を考えてA(合格),B(おしい)は論文まで採点して、Cランク(問題外)は論文対象外とかはっきり公表すればいいのでは無いでしょうか。
少なくとも失格条項を厳しくして、負担軽減をするよりは受験生は納得すると思うのですが・・・。





No.210 RE:経験論文は必要か 投稿者:まんねんくん 投稿日:2005/10/08(Sat) 08:52

皆さんの議論を拝見させていただきています。
私は既に技術士ですが、受験制度の改変は、「今後どのような方々が技術士の仲間入りをするのか?」という点においても関心事です。
当然、これから受験を志される方にはとっては大きな関心事でしょうね。

経験論文は必要でしょうが、これまでの原稿丸暗記みたいなやり方には疑問を感じていました。
弁護士は極端としても、公認会計士や弁理士など社会的に認知度の高い国家資格の多くは大変厳しい受験内容だと聞いています。
技術士を社会生活に根ざした認知度の高い資格とするためには、より的確に技術者レベルを把握でき公平性の高い試験制度とすべきでしょう。
その意味では、幅広い専門知識の有無は択一で把握し、経験や応用能力は口頭試験で問うという方法がよいように思います。ただ、30分の口頭試験では足りないでしょうね。それを補うために経験論文を事前に提出することも意味があるかも知れません。

ところで余談ですが、掲示板の書き込みを見ていると、大変読み辛いものが見受けられるように思います。
もう少し論点を絞って読みやすい文章とすることは、経験論文や技術士の業務とも深く関わっていると感じるのは私だけでしょうか?
(私も文章が下手なので大きなことは言えませんが)



No.211 RE:経験論文は必要か 投稿者:くりろう 投稿日:2005/10/08(Sat) 11:58

まんねんくん さん?の次の意見に同意します。

>>ところで余談ですが、掲示板の書き込みを見ていると、大変読み辛いものが見受けられるように思います。
もう少し論点を絞って読みやすい文章とすることは、経験論文や技術士の業務とも深く関わっていると感じるのは私だけでしょうか?

私(まんねんくん)だけではありません、私(くりろう)も同じ意見です。
読みやすく記述することが論文の記述テクニックに通じています。
既に技術士になっている方、以前に掲示した自己の文面を再チェックしてみましょう。
技術士でない方は、読みやすさを比べてみましょう。
記述試験の参考になると思います。



No.213 RE:経験論文は必要か 投稿者:・・・ 投稿日:2005/10/08(Sat) 13:30

●弁理士試験は、@短答式筆記試験(5枝択一:マークシート方式)、A論文式筆記試験(論文方式)および B口述試験(面接方式)により構成されます。弁護士試験もほぼ同様な構成と思います。勿論、作問・出題形式はそれぞれです。

●技術士試験も、前記@、A、Bによる専門技術者としての能力確認は必要でしょう。

●受験者や採点者の負担を考えると、@の時期を3ヶ月ほど早め、受験者の足切りを行うことも考えられます(この足切りは、司法試験等でも行われています)。建設部門に限ってみれば、@で3割、Aで@の5割、BでAの9割の合格率ならば現行と同様の合格率になります。

●@については、1次試験内容をボリュームアップしたものとし、各部門や選択科目に関する基礎学力、専門技術に関する法律、時事問題を出題する。Aは、午後からの論文試験のみとする。Bは、経験論文を事前提出とする。

でどうでしょうか。



No.228 そもそも今の部門わけでは無理があるのかな 投稿者:SC30 投稿日:2005/10/08(Sat) 22:36

APECさん、過去ログの件、無理なことを言ってごめんなさい。

転職人さんの話を聞いてると、
 技術士を増やしたい → 受験者を増やしたい → しかし記述試験の採点者を増やせない → 採点が簡単な試験にする
というのが浮かんできます。
しかし、記述式試験の採点に苦労しているのは、建設や総監だけなのではないでしょうか。
技術士21部門のうち、受験者が100人もいない(H16)のが約半数の11部門!もあるのです。
これらの部門では、従来のあるいはH12以前の試験方法でも採点には問題ないように思います。

建設部門などで採点が大変というのなら、私もかめさん@浜さんのように、択一で足切りしちゃえばいいのでは、と思います。もちろんそれには今より質も量も充実させなければなりません。
当然そのような方法も検討したと思いますが、今回の改正案を見ると“択一試験の充実は無理”とあきらめたのでしょう。

建設部門のように受験者が多い部門では、択一試験の導入で採点者の負担がかなり軽くできます。多少苦労してでも、質の高い択一問題を多数揃えようという気になるように思います。
しかし、受験者が100人にも満たないような部門で質の高い択一問題を多数揃えようというのは、無理があるのでしょう。試験問題作成の負担が大きく、割に合わないと思います。

受験者が10人程度の部門と10,000人程度の部門を同じ試験方法で対応しようというところから無理があるように感じます。
以前あった部門の大括りの話しはどうなっちゃったんでしょう。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/toushin/03060203.htm




No.190 技術士は必要か 投稿者:アナーキー 投稿日:2005/10/06(Thu) 11:04 [返信]

中途半端な改正はやめて、このような案はどうでしょう。これなら、名義貸し技術士を排除できるかな。
2年後の団塊世代の技術士の数って多いんでしょうか?

1)実務経験7年以上の技術者を全員、暫定技術士とする。
2)暫定技術士は、毎年の管理・担当業務で発注者から点数評価される。
3)ある点以上の暫定技術士は、技術士として次の年の1年間業務できる。
4)ある点以下の暫定技術士は、H19改正案の技術士試験をうける。
5)H19改正案の技術士試験で合格すれば、技術士として次の年の1年間業務できる。
6)駄目ならクビ
7)RCCMを管理者要件、プロポ要件からはずす。




No.191 RE:技術士は必要か 投稿者:あらあら 投稿日:2005/10/06(Thu) 12:09

全ての技術士が公共事業だけをやっている
わけではないし、名義貸し技術士を排除する
方法は技術士試験制度に無関係な話だと考えます。

名義貸し技術士を排除する目的は、
公共事業遂行に必要な(有益な)技術者の
確保のためであり、
技術士試験制度と結び付けて考えるのは
完全に筋違いだと思います。

TECRISなどで、その技術士に厳しい評価が
与えられればそれでよいことだと思いますが。



No.192 RE:技術士は必要か 投稿者:おもしろい 投稿日:2005/10/06(Thu) 16:35

技術士試験の制度が平成12年度から変わった原因をもう一度考えてみましょう。
なぜ経験7年では試験を受けることができなくなったのでしょう。
もし、口頭試験に行ったときに是非この考えを話して下さいね。
早く技術士試験に合格して下さい。
改善案を聞くのはそれからです。



No.193 RE:技術士は必要か 投稿者:くさぶ 投稿日:2005/10/06(Thu) 18:56

>技術士の経験論文で重要な点は、技術士法第2条より、高等の専門的応用能力ではなく、科学技術に関する高等の専門的応用能力です。

技術士第二次試験については、技術士法第6条に規定されているとおりです。
条文中に「必要な」という文言で表現されており、いわずもがなでしょう。



No.195 面白い問いかけですね 投稿者:APEC  投稿日:2005/10/07(Fri) 00:36

逆説的で面白いですね。冗談ではなくて、向いている方向性としては私は賛成です。
高いハードル、しかし越えれば後は悠々自適、肩書きで一生食っていけるというのは、私は好きではありません。
入り口のハードルは低く、市場競争の中で切磋琢磨して実力で勝負していくのが好きです。
そう考えれば、たとえテクニックだけで試験に合格しても、さらには丸暗記やらパクリやらで合格したとしても、それはただの「参加権」を得たに過ぎず、その後の競争の中で本当の実力が時間をかけて問われることになるので、「試験合格テク」は大いに使ったらいいと思います。
市場競争の中で・・・・ということは、発注者にも良し悪しを見分ける力と自己責任が求められるようになります。
要は「看板」、「肩書き」の通じない世界、資格が最低限の身分保障になる世界です。これについては様々なご意見がありますが(他人の考えを否定することはしないということを前提に)、私はそういう考えです。




No.163 二次試験受験分野の選択について 投稿者:クロマティ  投稿日:2005/10/03(Mon) 22:21 [返信]

二次試験受験区分の選択についてご教授願いたく、投稿いたしました。

環境測定(主としてGCを用いた有機化合物の分析)に3年ほど従事した後、現在は分析機器メーカーにてGC、GCMSの分析アプリケーション開発に従事しています(0.5年)。
環境、製薬、飲料、原料など、GCとGCMSを使用するあらゆる分野を対象とし、良いデータを得るために、どのような条件で装置を使用するか(時には抽出、精製、濃縮等の前処理法も含めて)を発案し顧客に提供する業務です。

一次試験は環境部門で合格しました。是非とも技術士を取得したいと考えておりますが、現在は「環境」でもなく「化学分析全般」でもない私のようなキャリア(将来も含め)では、どの分野が最適なのか判断しかねております。
また、残念ながら職場には参考とすべき前例がありません。
そこで、以下の2点についてアドバイス頂けますでしょうか。

1.予想される受験区分
2.区分選択にあたって参考になる資料および相談先

漠然とした質問で恐縮ではございますが、何卒宜しくお願いいたします。



No.166 RE:二次試験受験分野の選択について 投稿者:APEC  投稿日:2005/10/03(Mon) 22:43

うーん、化学部門には該当しそうな選択科目がないので、環境部門−環境測定ではないでしょうか?
ソフトウェア開発にディープに入っていくとなると情報工学もありかもしれませんが。・・・・



No.170 RE:二次試験受験分野の選択について 投稿者:SC30 投稿日:2005/10/04(Tue) 03:24

クロマティさんのスレにあるこれまでの実績からすると、現時点では環境測定が最有力でしょう。
クロマティさんは「環境測定に3年ほど従事」の前は、実務経験はないのでしょうか?
学校を卒業してから最初の3年が環境測定だとすると、「科学技術に関する専門的応用能力・・・」という観点からは厳しいかもしれません。

現在及び今後の実務の内容を考えると、応用理学ー物理及び化学もありうるかもしれません。

過去問の専門問題を見ると、各部門・各選択科目のイメージが多少はつかめると思いますので、一度御覧いただくとよいでしょう。



No.175 RE:二次試験受験分野の選択について 投稿者:棟梁  投稿日:2005/10/04(Tue) 20:30

応用理学部門の物理及び化学に化学分析、機器分析、物理及び化学的計測、とあります、これが最も近いように思いますが。但し、私の持ってる参考書で応用理学部門の過去問題を見ますと、選択科目は「地質」のみしか載ってません。これは、参考書の記述が省略されたのか、該当受験者が居なかったので問題が作成されなかったのか?


No.178 RE:二次試験受験分野の選択について 投稿者:クロマティ  投稿日:2005/10/04(Tue) 22:02

APEC様、SC30様、棟梁様、ご解答ありがとうございます。
本来は自分で考えるべき内容にも関わらず、丁寧なコメントをいただき、大変助かりました。
おかげさまで、的が絞れてきたように思います。

APEC様>
将来的にソフトウェアの開発に関わることはありますが、ユーザーの立場で必要な機能についてコメントするレベルと思われます。
その意味では浅い関わりといわざるを得ません。

SC30様>
前職に就いた当時は新卒でした。修士卒です。大学では環境測定に関する研究をしておりました。
キャリアから判断すると、現状としては、やはり環境-環境測定が最も近い分野ですね。
しかし、合格に充分な実務経験とは言えない、というところでしょうか。


みなさまよりご提案いただいた分野の過去門を取り寄せ(意外と大変?)、現職の内容との関連性を検討したいと思います。

技術士は是非とも取得したい資格です。相当の難易度ですので将来を見据えた部門選択が必要となりますね。





No.180 RE:二次試験受験分野の選択について 投稿者:SC30 投稿日:2005/10/05(Wed) 00:42

修士卒で大学でも環境測定に関する研究をしていたのであれば、社会人としての経験は3年でもそれなりのレベルのことをしているのではないでしょうか。
であれば、経験はクリアできるかもしれませんね。

しかし、今後さらに高いレベル仕事をしていったときは、やはり“化学分析”関連で技術士を取得したいですよね。

御自身のこれからの方向性(自分がやりたいこと、会社から期待されていること)も合わせて考えると良いでしょう。

環境測定の過去問は、九州男児さんと私からの提供で5年分くらいは揃っていますので、“各部門の部屋”をご覧ください。
応用理学ー物理及び化学は、過去問集を購入するしかないかな?




No.137 平成19年度の試験内容 投稿者:来年こそ  投稿日:2005/09/30(Fri) 18:30 [返信]

「技術士試験の試験方法の改正について(案)」の情報を入手しました。
概要は、以下の通りでした。
改正点(第二次試験)
1.筆記試験関係
(ア) 総合技術監理部門を除く技術部門関係
 a)選択科目関係
 ・T−1については、毎年同様な実務経験を問う長文な論文形式の問題の出題があり、また、受験者の暗記力、速記力を問うものとなっていることから、受験者の負担軽減を図るため、技術的体験については口頭試験にて重点的に問うこととし、筆記試験から廃止する。筆記試験合格者は口頭試験前に技術的体験論文(図表等を含め3,000字以内でA4用紙2枚以内とし、白黒とする。)を口頭試験の一部として提出することとする。
・選択科目に関し、専門知識だけではなく、応用能力を問うことも必要であることから、『「選択科目」に関する専門知識と応用能力』とし、解答方法は現行どおり600字詰用紙6枚以内とし、解答時間を3時間30分とする。
 b)必須科目関係
 ・技術部門全般にわたる一般的専門知識に関する事項を問う現行の五肢択一式については、第一次試験においても同様な問題が出題されており、重複を避ける観点から、筆記試験から廃止する。
 ・記述式については、技術部門全般にわたる論理的考察力や課題解決能力を問う問題を出題することを明確化する観点から、問題の種類を『「技術部門」全般にわたる論理的考察力と課題解決能力』とし、解答方法は現行通り600字詰用紙3枚以内とし、解答時間を2時間30分とする。
 c)配点については、選択科目のT−1及び必須科目のU−1を廃止することから、選択科目と必須科目それぞれ50点づつ、合計100点とする。
(イ) 総合技術監理部門関係
 ・総合技術監理部門の選択科目は、他の技術部門の選択科目と必須科目と同一の内容であるため、他の技術部門と同様の改正を行う。
 ・総合技術監理部門では第一次試験を実施していないため、必須科目の五肢択一式は現行どおりとする。
 ・必須科目の記述式については、技術的体験は口頭試験にて重点的に問うこととし、技術的体験論文を口頭試験の一部とすること、また、総合技術監理としての課題解決能力及び応用能力を問う問題を出題することを明確化する観点から、問題の種類を『「総合技術監理部門」に関する課題解決能力及び応用能力』とし、解答方法は600字詰用紙3枚以内とし、解答時間は五肢択一式と合わせて4時間とする。
 ・配点については、必須科目の五肢択一式及び記述式それぞれを50点づつ、合計100点とする。
2.口頭試験関係
 ・口頭試験の試問は、筆記試験合格者が口頭試験前に口頭試験の一部として提出した技術的体験論文と業務経歴により行うものとする。
 ・口頭試験の試問時間は、現行どおり総合技術監理部門を除く20技術部門は30分、総合技術監理部門は45分とする。

これを見ると、来年、取得していた方がいいですね。暗記だけでは、到底対応できないかもしれません。



No.138 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:キットカット 投稿日:2005/09/30(Fri) 21:02

へ〜へ〜へ〜へ〜へ〜へ〜へ〜へ〜へ〜へ〜へ〜へ〜

へぇえ・・まじっすかあ?

・・・簡単になるように思いました。
口頭試験で初めて経験論文っすかあ!?

このまま採用決定とはならないのでしょうけど、
またえらい変えるように議論してるんですねえ・・・



No.139 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:009 投稿日:2005/09/30(Fri) 21:21

一見、内容を読むと難しくなるように感じましたが、時間配分を見てホッとしました。要は、今まで午後だけで対応していた問題に1日掛けられるということです。しかも、択一が無くなりますので時間的にかなり余裕があります。これなら、技術士資格を取得し易くなると思いますよ。面接で経験を問うと言う部分も今までと何ら変わりませんしね。ただ、経験論文が試験ではなく提出となったことで、論文記述に長けた者に、代筆させることができるのでは?と言う部分にしこりが残ります。論文の内容さえまとまっていれば、面接で何を質問されるかなどは、大体予測が可能ですから。。。。まぁ、結局は暗記の量が減って、時間的に余裕ができると考えればいいのではないでしょうか。


No.140 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:くりろう 投稿日:2005/09/30(Fri) 23:49

フーム。
改正案を見ると何となく楽になるような感じもしますが、これは第二次試験を経験重視ではなく、技術に関する幅広い基礎知識の有無と、その応用能力を試すような方向に向けられているように思えます。
つまり筆記試験は若年技術者に有利な改正でしょう。
第二次試験は指定校でエンジニアリング課程を修了した修習技術者の次のステップという位置づけなのでしょうか。

将来は第一次試験自体が無くなり・・・エンジニアリング課程を卒業した者でなければ技術士にはなれない、PEやCEに似た資格制度がその先にあるようです。国際的技術者の相互交流も目的のひとつでしょう。
熟年受験者にとっては辛くなりそうです。



No.141 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:APEC  投稿日:2005/10/01(Sat) 00:14

くりろうさんと同じ感想です。
本当にそうなるのなら、私が個人的に望む形に近いです。
その代わり、アカデミックな「深み」がなく、「質のいい、仕事ができる官僚」的な技術士ばかりになってしまう懸念もあります。
どんな変革も、それゆえに生まれるデメリットはあるわけですが、それ以上のメリットを社会に対して生み出せるような変革であってほしいですね。
大変に興味深い内容だと思います。



No.142 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:技術士のつぶやき 投稿日:2005/10/01(Sat) 00:17

私は下記のように理解しました。
★ 建設一般 →『「技術部門」全般にわたる論理的考察力と課題解決能力』を問うこと
理論的考察力とは、設問の背景を正確に理解し、その本質を捉えること
設問に対する課題を自ら設定し、その解決策を述べること
★ 専門問題 →『「選択科目」に関する専門知識と応用能力』を問うこと
専門知識とは、基本的な知識を正確に理解し、かつ表現できること
応用能力とは、具体的な事象に対して専門知識の適用プロセスを述べられること
★ 口頭試験 → 経験論文を違った設問形式とした場合の回答を口頭で確認すること

要は、マンネリ化した出来レースをやめて、ガチンコ勝負で合否を決めようとする方針か。
これまで通り、採点基準や合否判定基準の甘辛で合格率をコントロールする方針か。
考えようによっては難しくなる。しかし、従来どおりの採点基準や合否判定基準であれば非常に簡単な試験になる。
毎年、試験制度や試験方法を変える資格試験だ。試行錯誤にもほどがある。
文科省は、ゆとり学習や総合学習なるものを導入した結果、子供たちの学習能力が低下したこと踏まえ、新たな試験制度を確立していただきたい。



No.144 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:不思議な試験です 投稿日:2005/10/01(Sat) 01:23

●変わりますね。デラックスな試験から小論文試験に。

●暑い夏に、必死で取り組むハードな試験。それを乗り越えた者が理解できる喜び・・・。

高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価、指導の業務を行う者を選別する試験なのでしょうか。



No.147 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:あらあら 投稿日:2005/10/01(Sat) 23:05

中身に対する賛否はともかく、
これが導入されたら・・・・。

現在でも、国土交通省などのプロポの
評価採点基準では、『平成12年以前の技術士』 と 
『平成13年以降の技術士』
では、前者を高く評価するような意味合いの
主旨で書かれています。(文面上は経験年数の
大小みたいな書き方ですが、私はそのように
受け止めています。)

これに更に平成19年以降の・・・みたいな分化
された評価基準が追加されるんでしょうかね。

現在、午後は4時間で
一般と専門で合計9枚(5400字)+択一であり、
実質、択一に20分くらいは掛かりますので、
3時間40分で5400字を書いていることになります。

問題の難易度がどうなるかはわかりませんが、
(問題が質的に変化する感じを受けますので、
 単純な字数での比較は意味がないとは思いますが)
新制度では同じ5400字に6時間掛けることが
できることになります。

普通に考えると、やはり平成19年以前のほうが、
優秀・・・に見えるような気はします。

★平成12年までは午後は択一無で8000字でしたが、
 それを100%桝目を埋める人は殆どいなかったと
 思われます。大体8割とかよく言いましたよね。
 とすると、6400字程度。現行制度だと、時間的に
 大体5400字をフルに埋めています。(私は)
 となると、択一の時間を考えると、さほどの
 差はなかったように思います。
 
 しかし、本当にこんな出題(試験方式)になるんですかね。
 総合技術監理の出題の質的変化の必要性は
 あるかもしれませんが、
 一般部門の分は違和感が拭えませんね。



No.148 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:くさぶ 投稿日:2005/10/02(Sun) 09:57

情報をありがとうございます。

くさぶの考えですが、「試験」は「次代を担う人材としてどうか」が最も大切な視点だと思います。

時代の「変化」をみつめ、感じて、めまぐるしく生ずる問題を予防解決する能力を問うものでなければならないと思います。

新しい時代には「新しい感性」が必要なのは言うまでもありません。

ところで、くさぶに言わせると、試験(制度)は例えて言えば「野球のストライクゾーン」。
どこかをかすっていればいいんです。




No.149 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:平凡な技術士 投稿日:2005/10/02(Sun) 16:12

現行試験は経験論文の「暗記力と速記力」に重点を置いている。と言う意味が全く分かりません。私は、経験論文を解くのに暗記力も速記力も全く関係ありませんでした。たまに経験論文を丸暗記して試験に望むという話は聞きますが、それは一握りでしょう。ほとんどの人が経験論文は、骨組み構成を考えて、試験に望んでいるはずです。そして、この骨組みを考えるのが試験勉強の有意義な部分だと思っています。これが、なくなるなら、現在の技術士試験とは全く別な試験と思えてなりません。逆に言うと経験論文があるから「高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価、指導の業務を行う者」を選別する試験といえるのではないでしょうか?「暗記力と速記力」に重点を置いている時点で、技術士ではないように思うのですが。


No.150 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:すねお 投稿日:2005/10/02(Sun) 17:23

平凡な技術士さんのご意見に賛成です。業務経歴論文(T-1)が技術士試験の本質というのでしょうか、確かにこれがないと単なる知識の試験になってしまうようにも思えます。とはいえ、改正案はすでに既定の路線ではないでしょうか?これまでも、総合技術監理部門の創設や技術士の部門(専門科目の新設など)の改正には、パブリックコメントなどを設けていましたが、文化省と見解が違う意見については反映されなかったように思います(例えば、次のURL http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2003/03072801.htm)。単純な見方をすれば、JABBEの認定をパスして二次試験を受けられる方が今後増えてくるので、こうした若い人に業務経歴論文を書かせるのでなく(年配者ほど実務経験が少ないため書くテーマもないようでしょうから)、「受験者の暗記力、速記力を問うのはおかしい」というトーンで廃止の理由付けをされたのではないでしょうか。
業務経歴を口答試験で確認するといっても時間は30分と不変なので、従来とは全く別の試験になると思います。(しかし、いかに過渡的にあるとはいえ、試験制度がめまぐるしく変化しすぎだと思います・・・)



No.151 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:不思議な試験です 投稿日:2005/10/02(Sun) 18:18

●まず、「技術士試験の試験方法の改正について(案)」の情報ソースは、信頼性が高いのでしょうか。

●技術士試験の論文を突破したという自負は、技術士の活動を行う上で非常に重要でしょうから、この試験制度は残すべきと考えます。試験内容を変えて若年者の受験を促すより、若年者の取得インセンティブを高めることが必要です。

(話は主観的に脱線しますが、数年前に、文科省?科技庁?だったか、技術士数が1人しかおらず、審議会の場で、率先して取得者を増やすべきだとの議事録があったと思います。要領のいい役人・若年者等?が受かりやすいような試験制度ではいけないはず)

●若年者の取得インセンティブを促すならば、技術士の活用や取得後のメリットを高めることだと思います。特に建設部門以外で、技術士の活用や取得後のメリットを高めていく必要があるのではないでしょうか。

以上より、現行試験制度の存続が望まれます。



No.152 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:末端技術者 投稿日:2005/10/02(Sun) 21:59

No.147 さんにも書いてあった、

>現在でも、国土交通省などのプロポの評価採点基準では、『平成12年以前の技術士』と平成13年以降の技術士』では、前者を高く評価するような意味合いの主旨で書かれています

>これに更に平成19年以降の・・・みたいな分化された評価基準が追加されるんでしょうかね。

こうなる可能性は高いと思います。
しかし、全て同じ技術士というの名の資格なのに、差別化されるはおかしい。他の資格(1級建築士等)でこんなことは聞いたことが無い。文科省の資格を国土交通省が利用していることからこうなるかも知れませんが。(技術士の主流を占めるのは、建設部門だが、それらは建設コンサルタント業務すなわち国土交通省関係の業務に利用されている。本来は国土交通省が独自の資格を設定して対応すべきだと思うが。)

それ以外にも、現在の試験制度はおかしなところがあると思う。既取得者が再度に受験するのに1次試験を課していたり、多分昔より試験が少し易しくなったため、さらに差別化を図るため総合技術監理部門を設置したり。
試験回数をやたらめったら増やして、受験料を収入を稼ぐためではと勘ぐりたくなる。

試験制度を改正して良くなればいいですが、結局、上記の前回の改正の様に改悪になって欲しくない。



No.153 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:くりろう 投稿日:2005/10/02(Sun) 23:06

プロポでは新旧部門の評価を、総監−12年度以前−13年度以降の順位(経験年数)で考えているようです。
本当はこういう差別化はいけないのですが、発注側の意向なのでどうにもなりません。
今の総監部門の制度変革やJABEE課程の特典にも、色々と指摘があったんですよ。
「インフレ技術士の増加が懸念される」云々ということもありました。でも、そうはならないということでGOサインを出したのですから、こういった差別化は困りものですね。

試験の方法が少しずつ変わることは、時代への対応という意味で必要なのかも知れませんが、受験者側としては困るんですね。改正案で経験論文が事前提出となった場合、合否はともかく、若年技術者は経験期間の絶対量が少ないので結構シビアな質問があるかも知れないですね。
個人的には今の制度でしばらくやって欲しいです。

もう一つ、複数取得の時の口頭試験は免除して欲しいと思います。経験を問うということで必要なのでしょうが、発表までの2ヶ月を悶々として過ごすのは嫌なものです。





No.154 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:二次二度目の中年 投稿日:2005/10/03(Mon) 01:35

来年こそさんの情報から推測すると、科目と時間割は午前が一般で2時間半、午後が専門で3時間半といったところでしょうか。
8月盆休み前の、あの経験論文が無くなるとしたら、少しさみしく感じられます。

二回受験したぐらいでこんな事を書くのは少し図々しいかもしれませんが、経験論文対策と称するいかにも試験勉強的な事前準備が出来なくなる分、より地力の差が勝敗の分かれ目になるのではないでしょうか。
専門記述にせよ一般記述にせよ、経験密度の豊富な技術者だからこそ論文の内容にも味が出るものと思います。採点者が見比べれば、その差が歴然とするのでは?そう考えると、必ずしも若い人に有利な方向とは思えないのですが、どんなもんでしょうか。

二度目の受験での一番の反省は、午後の後半以降からお尻が痛くてたまらなかったことです。来年は座布団持参で受験します。



No.155 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:くさぶ 投稿日:2005/10/03(Mon) 05:02

技術士第二次試験
(技術士法第6条) 
第二次試験は,技術士となるのに必要な技術部門についての専門的学識及び高等の専門的応用能力を有するかどうかを判定することをもってその目的とする。

試験本体として、根拠が不明確であった技術的体験論文(経験論文)を、口頭試験の際の「基礎資料」とすることは大変結構なことだと思います。





No.156 口頭試験の時間は? 投稿者:元祖神頼み 投稿日:2005/10/03(Mon) 11:23

来年こそさんの情報では、《・口頭試験の試問時間は、現行どおり総合技術監理部門を除く20技術部門は30分、総合技術監理部門は45分とする。》となっていますが、総監の諮問時間45分とは併願者の場合であって、併願者以外は30分ですよね?


No.157 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:かめさん@浜 投稿日:2005/10/03(Mon) 11:34

う〜ん
技術士の受験指導機関は、提出用経験論文の添削で商売繁盛となるでしょうね。
口頭試験を落ちたときの翌年救済(筆記免除)は出てこないのでしょうか・・・。

あと、これまでは経験論文は記述でふるいにかけられていたものが、一発勝負になって評価する方も
大変でしょうね。本当に試験が30分でできるのでしょうか。
できれば、15分位追加して経験論文の内容を説明する時間がほしいですね。



No.158 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:来年こそ  投稿日:2005/10/03(Mon) 19:33

この情報は、平成17年9月26日(月曜日)14時〜16時の文部科学省 科学技術・学術審議会 技術士分科会 試験部会(第8回)で、「技術士試験の試験方法の改正について(案)」の会議情報を入手したものです。もちろん、試験制度が確実に変更なるということではありません。あくまで、(案)ということみたいです。でも、何らかの変更があるものと思います。わたし自身は、経験論文が無くなるのは少し寂しい気がします。経験論文は、自分の中では、芸術作品的な位置づけでした。自分のやった業務を限られた時間の中で思いっきりぶつける。この経験論文が無くなって、たった30分程度でその評価が下るというのは、なんとなく寂しい気がします。
専門については、今よりも準備することが難しくなるような気がします。過去問題が効力をなさないような気がします。今までは、過去問題を20問程度準備すれば、それでなんとか書けるようなものでした。しかし、この制度の変化で、もっと問われるレベルが高くなりそうな気がします。今までも、専門は準備しにくいものでした。しかし、もっと準備がしにくくなるような気がします。
やはり、制度の変わる前に取得しておきたいものです。



No.159 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:心配症 投稿日:2005/10/03(Mon) 19:37

経験論文を除くと、
現在:4時間で一般と専門で合計9枚(5400字)+択一
改正案:6時間で一般と専門で合計9枚(5400字)

確かに、現在の試験は、時間に余裕がなく、ストーリーを考えながら記述するというスタイルでした。ハードでしたが、「迅速に課題を解決する」「走りながら考える」という技術者の本質を突いたものとして興味深く理解意していました。それが、じっくり考える時間を与えられるということは、求められるスキルも大きく異なる、即ち、より学生ライクになってくるのではと懸念しています。professional engineerを称するのであれば、現在の試験の方が的を射ているように思います。JABEEへの配慮でしょうが、資格レベルが変容するのは如何なものでしょうか。



No.160 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:天馬 投稿日:2005/10/03(Mon) 21:00

 個人的には、なかなかの改革だと思います。
 今の試験制度の中心となっている「経験論文」は添削などによる「ブラッシュアップ」が可能であり、そのための講座があるような試験のため、真の実力が見えるものとは思えないからです。(そうはいっても、天馬も5年以上添削指導を続けています。)
 ただ、一番の心配は、筆記試験に合格すれば、9割ぐらいは最終合格できた制度が、改革?によって口頭試験の合格率が下がることです。
 田舎の受験者は今まで以上に大変なことになります。
 新制度では、地方でも口頭試験をして欲しいものです。



No.161 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:来年こそ  投稿日:2005/10/03(Mon) 21:15

天馬さん、賛成です。田舎のものにとっては、口頭試験はかなりの負担です。特に最近、どこの会社も試験費用が個人負担になってきておりますので、田舎でも口頭試験をお願いしたいものです。


No.162 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:天馬 投稿日:2005/10/03(Mon) 21:30

 技術士の業務執行能力についての国道交通省の位置付けですが、現状では、「技術士(12年度以前)≒RCCM>技術士(13年度以降)」でしょう。
 今回の改革が実現すれば、「技術士(12年度以前)≒RCCM>技術士(13年度以降)>技術士(19年度以降)」になると思われます。
 ひいては技術士<RCCMが予想されます。
 この点については非常に危惧しています。

 なお、私が勤める自治体では、基本的にこの考え方に反対なので、「技術士(12年度以前)≒RCCM≒技術士(13年度以降)」で取り扱っています。
 また、今回の改革についても「技術士(12年度以前)≒RCCM≒技術士(13年度以降)≒技術士(19年度以降)」と取り扱えるようにする見込みです。しかし、国土交通省は品確法がらみで締めつけて来るのでしょうね。
 個人的な意見としては、「技術士(12年度以前)≒技術士(13年度以降)≒技術士(19年度以降)>RCCM」としたいのですが、無理でしょうね。



No.164 技術士の格付け・RCCM 投稿者:APEC  投稿日:2005/10/03(Mon) 22:32

スレ主旨と外れてしまうので、続くようなら別スレで。

20世紀技術士>21世紀技術士というのは、当らないと思います。国交省は、経験7年以上を管理技術者要件と考えているので、「技術士で経験年数が7年未満の人は駄目よ」と条件付けをしているに過ぎません。経験年数7年未満の技術士は21世紀技術士であることがほとんどなので、あのような記述になっていると考えます。つまり、技術士の「質」ではなく、経験年数を問題にしていると解釈しています。

たとえ21世紀技術士でも、<RCCMということはありません。経験年数7年は必須ですが、それさえあれば、プロポでも業務評定でも、技術士5点・RCCM2点です。

おそらく新制度になっても、資格+経験年数を要件とする姿勢は変わらないと思います。ですから、21世紀技術士という一つの枠でくくられると予想します。
もしH19以降技術士が格下扱いになるとすれば、それはH19以降技術士の質が劣るという一般認識ができてしまった場合です。ということは、H19以降技術士のがんばり次第ということになると思います。



No.165 追記です 投稿者:APEC  投稿日:2005/10/03(Mon) 22:38

私の県の今年度教員採用試験は、10人以上に1人という狭き門ですが、筆記試験では半分以上通し、面接試験が実質本番というスタイルでした。
教員不祥事などを受けて、知識と同等以上に、人格や人間性、コミュニケーション能力などを重視した結果です。
また、個人面接(1人の受験生を3人で面接)とともに、集団面接(テーマを与えてディスカッションさせる)もあったようです。
やや軽率気味に「やってみよう」と実行に移し、失敗しても気にせずに試行錯誤を繰り返すという、いいような悪いような特性が文科省にはありまして、これは「共通一次試験」から「センター試験」までの経過や、「ゆとり教育」での迷走にも現れています。
試験制度といえども、どんどん改善していくことには賛成なのですが、「詰め」を十分してほしいと思います。



No.167 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:暗記大魔王 投稿日:2005/10/03(Mon) 22:49

えー これまでの制度が大幅に変わるのですか。個人的には今までの制度が良かったのですが。私は、完全に暗記派です。経験論文も一字一句憶えました。さらに建設論文4本、専門論文8本憶えればかなりの確率で合格できるから、今までの制度が良かったです。
あと、資格として、RCCMが技術士を評価的に上回ることはないと思います。それは、技術士が、何年度の合格者であれ、合格年度で、優劣をつけるのは、あくまで
マニアックな世界でしかなく、所詮RCCMから技術士を取得すれば、名刺に技術士のみを記載するからです。
すなわち、建設部門のこの業界では、RCCMより技術士の資格の取得難易が難しいことが染み付いているからです。



No.168 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:不思議な試験です 投稿日:2005/10/03(Mon) 22:50

午前・午後とひたすら書き続ける能力は人間の潜在能力を引き出します。瞬時に構成を考え、ひたすら書く、書く、書き続けること。その能力が身に付けば、論理的思考能力は格段に向上します。文章力には、きわめて高い思考能力が要求されます。

技術士試験は、真の意味でデラックスな試験です。なくなるとしたら残念としかいいようがありません。



No.169 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:悲しい勘違いでした 投稿日:2005/10/03(Mon) 23:47

 私は、現行試験の経験論文を「最新の技術を業務に反映しているか試すもの」と考え。また、専門問題は、「基本的な事項を理解しているか試すもの」と考えておりました。ですから、経験論文の題材に選ぶものは出来るだけ5年以内のものを選んでいました。逆に基本的事項である専門問題に関しましては、10年以上前(新人の頃)の業務までさかのぼり、作成した報告書を参考にして解答の準備をしていました。そういった意味で、現行試験はバランスのとれた良い試験だと考えておりました。私は、この制度で技術士になれたことを誇りに思っております。一般問題(特に択一)は、記憶に走ったことは認めますが、現行制度が時代のニーズに合っていないというなら、その部分を明確に示した上での試験制度の変更として欲しいです。しかし、経験論文が、記憶力と速記力に重点を置いていたとは、今まで気付きませんでした。あくまでも技術力と表現力に重点をおいていると思っていましたので、この部分は正直、ショックを受けておりますが.....


No.177 RE:平成19年度の試験内容 投稿者:ともとも 投稿日:2005/10/04(Tue) 21:31

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/index.htm

こちらをみると、2005-10-04夕方現在、技術士分科会試験部会(議事要旨)は、第7回までしかアップされていませんね。
委員からどんな意見がだされたか、また事務局案は原案通り了承されたのか、そこんところが知りたいですね。

スレ主の来年こそさんは、傍聴されたんでしょうか?
傍聴者にも、資料くれるんかなあ?いっぺん行ってみたいなあ(^^

ちょくちょく確認しようっと。

でわ、また。




No.122 1次試験専門科目の正答について 投稿者:おさかな  投稿日:2005/09/25(Sun) 11:09 [返信]

初めて投稿させていただきます。
1次試験そろそろで皆さん追い込みの事と思います。
1つ教えて頂きたい事があります。
私は専門科目で水産部門を選択しています。
過去問を軸に勉強していますが、H13,15年の問題でどうしても分からないものが何問かあります。
正答かその入手方法をどなたか教えていただければ幸いです。主要図書は出来るだけ調べましたが、H13,15年の2年だけ入手できないのです。
水産部門は建設や電気部門のように受験生が少ないので、問題集が少なく苦慮しております。宜しくお願いします。



No.123 RE:1次試験専門科目の正答について 投稿者:ただいま一次勉強中 投稿日:2005/09/25(Sun) 11:29

H13水産部門正当
問い一から順に
4353331452
通商産業研究社 一次試験問題集より





No.124 RE:1次試験専門科目の正答について 投稿者:おさかな  投稿日:2005/09/25(Sun) 17:41

「ただいま一次勉強中」さん、ご連絡有難うございます。
折角ご連絡頂いた正答、水道部門のようでした。
水産部門ご存知の方、宜しくお願いします。



No.126 RE:1次試験専門科目の正答について 投稿者:九州男児 投稿日:2005/09/26(Mon) 17:02

解答付きの問題集としては、「技術士第一次試験問題集 平成○○年度版 潟eクノ」よりでています。ちなみに私は平成14年度版を持っていますが、平成13、15年度版も発売されているのではないでしょうか?
確認してみてください。



No.131 解答はないようです 投稿者:すねお 投稿日:2005/09/27(Tue) 20:03

大きな本屋で問題集を見たのですが、テクノの解答付きは14年度のみで、13年度以前はついていませんでした。また、通商産業研究社の問題集も解答のついている部門が建設とかでしたので、水産部門はありませんでした。テクノは15年度以降は建設など10部門の解答・解説つきですが、やはり水産部門はないようです。
専門外ですので、無責任なことはいえないのですが、過去問はインターネットや水産白書などを見ながら、解答を推定されてはいかがでしょうか。水産部門のように解答がないという場合は、ご自身で解答を推定しながら勉強されるというのでも結構力がつくように思えるのですが。。。



No.132 RE:1次試験専門科目の正答について 投稿者:おさかな  投稿日:2005/09/28(Wed) 08:33

皆さんご連絡有難うございます。
やっぱりないですよね。
すねおさんの書かれてあるとおり1つ1つ調べるしかないですね。専門は結構自信があったのですが、よくよく問題見ると結構穴があって分からない所も結構ありました。もう少し余裕持って始めればよかった・・・。
もう少し時間ありますので、1次受験の皆さん追い込んでいきましょう。



No.133 RE:1次試験専門科目の正答について 投稿者:九州男児 投稿日:2005/09/28(Wed) 13:02

おさかな様
私も色々調べてみましたが、すねお様のいうとおりでした。すみませんでした。
実は私も昨年水産部門で受験し合格しました。
そこで、時間もないことですので、私なりのポイントというかアドバイスをしますので、参考にしてみてください。
まず、傾向からいうと「水産ハンドブック」からの出題が多いと思います。特に水産食品衛生、水産化学についてはよくみておいてください。その他有害赤潮、海洋深層水の分野は、定義、利用状況、構成種、被害などはおさえておくべきと思います。水産白書については細かい数値は除き、「コラム」をチェックすること(昨年のWー2はコラムから出題されています)。水産土木については、実際魚礁等の設計を行っている人以外は難しいと思います(私は除きました)。
 水質の環境基準値等は要確認です(ただし、環境関連の部署ならわかっていると思いますが)
時間がないので以上としますが、とにかく最後まであきらめずがんばってください。



No.146 RE:1次試験専門科目の正答について 投稿者:おさかな  投稿日:2005/10/01(Sat) 17:03

九州男児さんご教授有難うございます。
昨年合格されたんですね。うらやましい限りです。
あと1週間、九州男児さんのポイント確認しつつ、悔いの無いよう努力します。
1次受験の方、体調に気を付け、頑張りましょう。
私は3日ほど前から風邪をひいてしまい、大事な休日なのにやる気がでなくあせっている所です。




No.143 総監の必須記述式解答について 投稿者:くりろう 投稿日:2005/10/01(Sat) 00:22 [返信]

昨年度にようやく総監を取得しました。
今年は落ち着いて某出版社の過去解答集を見ることができたので、16年度の必須記述はどんな合格解答が掲載されているか興味津々で立読みしました。

16年度の必須記述問題といえば、「大きな事故は小さな予兆を見逃したこと・・・」というものでしたね。
しかし、その過去解答集には「事故を想定して述べよ」という出題テーマに答えず5管理を淡々と列記したものや、コンプライアンスをどうすれば達成できるか具体行動プログラムを書いていないなど、これで本当に合格論文なのかな?と思うものもありました。
逆に、「ああ、こういう風にもっと俯瞰的に書けば良かったのか」と思うものもありました。

私が当時記述した論文は深く考えないと意図することが伝わらない内容になってしまっていたので、「不合格かな」と思って発表まで過ごしていました。
やはり口頭試験でその部分について質問されました。
詳述すると、「あー、なるほど、そういうことでこういう記述になっているのか・・・」と感想を述べられていました。

つまりこのことから必須記述には、「こう書かなければならない」という決まりは無く(質問項目には的確に答えないといけないのですが)、総監として俯瞰した技術を備えていれば良いのだなという感じがしました。

17年度の必須記述は掴み所がなかったと聞きますが、案外審査員も判定に苦しむ内容になっているかも知れません。
あと1ヶ月と少しで発表ですが、5択で大きな失敗をしていない方はそろそろ準備に入った方がよいかも知れません。何が審査員の評価を受けるか判らない試験です。この総合技術監理部門は。



No.145 RE:総監の必須記述式解答について 投稿者:つねゆき 投稿日:2005/10/01(Sat) 11:15

総監の結果を待っています。
確かに、くりろうさんの言うとおりですね。わたしも常々、そう思っておりました。

この技術士試験で求められているのは、「高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画,研究,設計,分析,試験,評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」で、マニュアル(合格の回答例や青本の内容)をそのまま適用した文書ではないと思います。
何らかの新たな視点、見識が求められていると思います。
専門科目での口頭試験を受けた際に、最後に、「技術者の国際相互承認」について問われました。私の部門は、APECエンジニアの申請対象外の科目であるため、頭が真っ白になり「よくわかりません」と答えたら、再度、問い直してきました。答えに窮して、「APECのことでしょうか、よくわかりませんが・・・・・、技術者を派遣した場合、ある程度同じレベルでないと・・・・・(言葉が続かなかった)」と答えました。今思うに、私の場合その時、「国際的な規格統一の流れに対する日本の対応」と返答したら、落ちていたのではないかと思います。
試験官は、表面に現れている現象の背景にあるものについて見識を持っているか、見ていたように思います。今度は、しっかり答えられるように、準備にかかりたいと思います。




No.24 口答試験について 投稿者:すねお 投稿日:2005/09/01(Thu) 01:23 [返信]

例年、話題になると思うのですが、口答試験について教えていただけますか。部門によって試験日が違うのでしょうか?直感的に、受験生の多い 建設や総監などは平日でも実施されるようですが、受験生の少ない部門は、ひとまとめに実施されると考えるべきでしょうか。
受験票には12月2日から12月19日までの1日としか書いておらず、極端な話、万一まぐれで筆記が受かったら、振替休日をとりまくり、万全な体制で上京すべきかと思慮する毎日です。



No.27 面接官の集まり具合が大きいと思います 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/01(Thu) 08:23

口頭試験は、「面接官集め」が大変で、面接官の専門分野によって試験日が決まってくることが多いようです。では部門・専門科目ごとにかたまっているかというとそうでもなく、同じ専門科目でも専門分野によって日が変わったりもするようです。そのあたりはよくわかりませんが・・・・
面接官もほとんどボランティアなので、休日に集中するのも当然の結果ですが、それだけでは全部こなせませんから、平日にも実施することになるのですが、そのあたりも「面接官の都合」によるところが大きいのではないかと思います。
口頭試験もよほどの事情でないと遅刻は認められませんから、東京以外在住の人は前日上京して、時間と心に余裕を持って臨まれるべきかと思います。



No.28 RE:口答試験について 投稿者:ヒロスケ 投稿日:2005/09/01(Thu) 08:34

10月11日に発送される合格通知に、口頭試験の日時、場所が記載されていますので、その時点で休暇をその日だけ申請されればいいと思います。

時間は、遠くの記述試験受験地ほど遅い時間に設定する等の考慮はされているようです。

私(記述は新潟試験場)が受験したときは、日曜日の3時半からでしたので、休暇を取らずに受験できました。

日曜日の渋谷をスーツ姿で歩くのには抵抗がありましたが…



No.39 ありがとうございました 投稿者:すねお 投稿日:2005/09/02(Fri) 23:47

いろいろと ご意見、ご助言をいただき、ありがとうございました。
11月10日の発表を待ってから、対応を決めたいと思います。(ヒロスケさんの10月11日というのは、11月10日のことだという理解でいいですよね?)



No.41 強風で電車がとまった 投稿者:SC30 投稿日:2005/09/03(Sat) 02:21

昨年の口頭試験当日、強風で電車が止まっちゃいました。朝起きてニュースではじめて知って慌てました。午前中の試験だったので、「もう少し早く起きればよかった」と思ったことを憶えています。
東京では観測史上最大の瞬間風速(その後統計方法が変わって2位の扱いに変わりましたが)を記録するほどの風で、台風よりはるかに強かったのです。
私は動いている線にルートを変更して行ったのですが、そちらもダイヤが乱れて本数が間引きされており、結局、予定の1.5倍くらいの時間がかかりましたが、何とか間に合いました。
当日会場に行くと、遅刻したらしい受験生も見かけました。また、その数日後にこのAPECさんの掲示板で、試験官の中にも遅刻した人がいたらしい報告がありました。

何があるかわかりませんので、余裕をもって会場へ行けるようにしましょう。



No.44 RE:口答試験について 投稿者:K2  投稿日:2005/09/04(Sun) 02:43

私は、昨年土曜日の朝一番だったのですが、前日は休暇をとり、夜はホテルに泊まりました。埼玉から2時間弱ですが、やはり何が起こるかわからないので、安心をとりました。


No.45 RE:口答試験について 投稿者:WSS 投稿日:2005/09/05(Mon) 07:50

SC30さんと同じ日に受けてますね。

私も当日住んでる沿線の電車が架線支障で不通になっており、早めに動いた方がいいと判断して、動いている私鉄の駅までバスで行きました。
面接時間は14時でしたが、渋谷には12時には着いてましたが。
確かその日は風もすごかったですが、確か12月なのに夏日だったと思います。(12月なのにえらい暑かった記憶があります)。飛行機が壊滅的打撃だったような…

遠方の人は前日入りすることをお勧めします。



No.46 RE:口答試験について 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/05(Mon) 08:28

私もこれまで全て前泊です。
東京まで5時間程度なので、夕方の試験なら楽々日帰りできますが、念のため全て前泊しました。当日はゆっくり出て、いつもフォーラム8の少し向こう、吉野家向かいの「NOA道玄坂」2階の「Mospeng cafe」で過ごしていました。
試験時間はほとんど夕方で、総監の時だけ午後1:30でした。やはり遠方に配慮いただいているのでしょうか。その代わり、その日のうちに帰宅できるかどうか・・・・という時間なので、終わってからゆっくりすることはできず、いつも飛んで帰りました。^^;



No.51 RE:口答試験について 投稿者:クリエイティブな狼 投稿日:2005/09/07(Wed) 21:27

APEC殿、元気ですか?
先日は京都と大阪の府境付近をセミフィールドワークしてました。内容は秘密です。

ところで、これまでの私の口頭試験は、15時30分(応用)・13時30分(建設)・11時30分(総監)でした。
九州からの遠方受験者ですが、この時間割のように特に遠方者を先に済ませているような感じはしません。ただ、ブロックごと(AとかDとか)に纏めていることは確かです。

受験日の前日には渋谷に入りました。
遠方の受験者ほど何度も受験に行くことは経済的にも厳しいので、一発合格のためにも余裕をもって到着することが大切です。宿泊・交通機関、これらの選択はリスクマネジメントですよ。

ちなみに、応用は審査員が3名でしたが、それ以外は2名体制でした。3名が相手の場合は休む暇なく質問攻めでしたね。

口頭試験は実力+意欲です。受験生は頑張って望んで下さい。今なら間に合います。



No.53 お久しぶり! 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/07(Wed) 22:44

これはこれはクリエイティブな狼さん、ご無沙汰です。
口頭試験、なんかだんだん早くなってますね。まあ九州から当日、ということもあまりないだろうから・・・・
私も応用理学の時は3人でした。比較的ゆったりしてましたが。
余裕は大事ですね。精神的にあまり余裕のない状態であることが多いので、せめて時間的・物理的には余裕を持ちたいものです。

ところで・・・・以前にお申し出いただいていた経験論文添削講師の件、来年度は、より大きく輪を広げたいと思っていますので、ぜひよろしくお願いしますね。



No.54 RE:口答試験について 投稿者:キットカット 投稿日:2005/09/08(Thu) 13:29

そういえば、今年の合格発表は、いつなんでしょう?
技術士会のページで探したんですが見つかりません。
どなたかご存知の方おられますか?



No.55 筆記発表は 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/08(Thu) 16:49

筆記試験の合格発表は、11月10日だと思いましたが・・・・違っていたら、どなたかご指摘ください。


No.60 環境−環境影響評価では試験官が4人いました。 投稿者:SC30 投稿日:2005/09/09(Fri) 00:05

部屋に入ったら試験官が4人もいて驚きました。
4人の前に座ると集中砲火を浴びせられるような気持ちになりました。
しかし、実際に質問をしてくるのはそのうちのたかだか一人に過ぎませんので、一つ一つの質問にしっかり答えればそれでよいのです。
いろいろな方向から次々と質問がくるので、試験官が2人の場合よりも少々やりにくかった程度です。

口頭試験4回目だったので、少しは気持ちに余裕がありましたが、1回目や2回目だったら冷静ではいられなかったかもしれません。
2人か3人しか聞いたことがありませんでしたので。



No.64 RE:口答試験について 投稿者:坊主  投稿日:2005/09/10(Sat) 11:04

情報工学部門(情報システム・データ工学)で昨年受験し、合格しました。面接官は2人でした。経験論文を試験当日にアドリブで書いたので、面接では現在の業務内容、成功事例などについて突っ込まれたのを覚えています。


No.98 RE:口答試験について 投稿者:くりろう 投稿日:2005/09/19(Mon) 12:39

口頭試験の会場の雰囲気をお知らせします。

再受験者は既知のとおりですが、初めての方は緊張と心細さがストレスになるかも知れません。あまり早めから待機すると逆効果になるかもしれません。
周りに知り合いがいると良いのですが・・・私は3回とも待機場で知り合いと話をする機会がありリラックスできました。
APEC氏が写真の貼付ができる新掲示板にしたので、試しに使ってみます。

追伸:福岡大会の出席は無理ですか・・・残念。
母校の同窓会は昨年のY・I先生の退官記念式で、地元の同窓生に話をしました。しかし、遠いなぁ。





No.99 RE:口答試験について 投稿者:まさか 投稿日:2005/09/19(Mon) 13:20

昨年初回受験であり、まさか合格するとは夢にも考えていなかったので、筆記合格からが強いストレスに悩まされ、寝付けない日々が続きました。緊張感を抱えながら夜遅くまで勉強していると、床についても目が冴えて眠れなかったことを覚えています。
思ったより口頭対策ってハードなんです。せめて、技術者倫理や今年の災害等のトピックなどを、今のうちから整理しておくことをお勧めします。
まさか、に備えて。



No.100 舐めてかからなければOK 投稿者:くりろう 投稿日:2005/09/19(Mon) 17:15

舐めてかからなければOKです。

私は筆記試験で合格と思ったことは一度もありません。
だから発表までの2ヶ月半に口頭対策をスタートしたこともありません。全ては12月までの1ヶ月間が勝負です。

応用は初めての技術士取得だったので一所懸命でした。
建設は総監と重願だったので総監ノートの見直しでOKでした。
総監はだんだん難しくなることが予測されたので、これまた一所懸命でした。
口頭試験は80〜85%が合格します。
それだけに口頭試験のNGは精神的打撃が大きいので、とにかく経験業務の整理や新技術・トピックスの吸収を優先した勉強をしました。

身近に口頭試験で涙を呑んだ反面受験生の例です。
口頭試験の3日前に逢う機会があったので、「勉強してる?」と聞くと、「いやー、口頭はアドリブで行きますよ」と言っていました。ところが待合室ではすごく緊張していたようで結局NGでした。
落ち着きを取戻した頃に尋ねたところ、「経験業務をしつこく聞かれ、つじつまが合わなくなって、もう頭が真っ白になってしまった」と感想を述べていました。
「受験勉強は邪道だ!」という方もいますが、口頭試験は実務のプレゼンテーションと同じです。プレゼンの前には社内で協議したり、調査結果のデータ整理や検討をしますよね。あれと同じことです。
「実力で試験を受け、合格する者が本当の技術士だ」という人もいますが、そう言う人で合格した人を知りません。
口頭試験は舐めてかかると痛い目を見ます。
しかし、気を引き締めて対策すれば、来年2月中旬の朝5時には苦労が報われます。



No.101 RE:口答試験について 投稿者:まさか 投稿日:2005/09/19(Mon) 21:11

口頭試験日によっては、筆記合格発表から1ヶ月の期間がとれない場合があります。私の場合、既技術士から口頭対策資料1式を借用して、何をするのか決定したことが始まりでした。
@受験動機・技術士をとってからの予定
Aこれまでの経歴整理
B経験論文の再整理・補足
C専門論文の再整理・補足
D建設一般論文の再整理・補足
E建設部門・選択科目の専門知識の整理(最近の話題を含む)
F技術者倫理
G技術者を巡る動き(企業災害・海外含む技術士制度)
※特に@BFは必ず聞かれます。筆記発表前でも、Fについては今から資料を眺めても損はありません。また、各種の資料収集だけでも損はないと思います。

以上の対策を約1ヶ月弱でやり遂げたのですが、結構ハードでした。
ただし、HPの口頭試問例(過去問)を確認して、十分に対応できるという方ならば、口頭対策は不要かもしれません。



No.102 経歴書に記載した項目にのみの説明でよいか 投稿者:aoki 投稿日:2005/09/20(Tue) 09:08

技術者としての経験38年の私は、経歴書に全部署を記載できず、特に創意工夫の深い経歴のみ記載しました。
 「これまでの経歴」は経歴書に記載した項目のみの説明でよいのでしょうか。
それとも、入社以来38年間の経過が分かるような説明がよいのでしょうか。



No.103 RE:口答試験について 投稿者:くりろう 投稿日:2005/09/20(Tue) 09:30

技術経歴が長期に及ぶ場合、全てを記述することはできないですね。そこで、記されているように創意工夫のある業務を抽出し、その説明ができるようにしておくと良いと思います。

ただ、技術は進歩することと、個人の能力も向上していることから、あまり古い経歴よりも近年(ここ10〜15年くらい)の経歴を説明した方がよいと思います。
口頭試験では受験申請書に記載した経歴データに基づいてチェックするので、それ以外の経歴ばかりを説明すると具合が悪いかもしれません。
(経験豊富ですね!という風によい方向に取ってくれるといいのですが)
特に、経験年数が豊富な場合は監理の立場が主体と解釈されやすく、直接、業務に関与していないと思われる場合があるかもしれません。
ただ、実務経験の豊富さからすれば質疑応答は雑談風になるかもしれません。それはそれでOKです。



No.106 RE:口答試験について 投稿者:まさか 投稿日:2005/09/21(Wed) 01:28

昭和●●年●月の入社以来●●年間、一貫して●●に携わってきました。このうち、A業務(事業関連)については●年間、B業務については●年間、C業務については●年間となります。
A事業については、●●、××、△△と部署を変えながら、・・・・・・の責任者として・・・について取り組みました。B事業については、・・・・
平成●年より、C事業について・・・・
(5W1Hの記述を意識、経歴書に記述した創意工夫のある業務がポイント)

私の場合、本番では「経歴」を聞かれませんでした。が、事前の準備としては、だらだら説明するより、簡潔にポイントを押さえて2分程度で説明できればよいものと考えおりました。経歴を聞かれる場合、一般に最初の質問となる?ので、かなり重要と思います。はじめ良ければ、スムーズにあっという間に時間は過ぎます。



No.107 RE:口答試験について 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/21(Wed) 08:53

私の場合、それぞれのエポックごとに、代表的な(創意工夫のある)業務を用意し、概要を(さわり程度)述べました。無論、突っ込まれても答えられるように、業務内容はある程度具体的に思い出して頭にいれておきました。
経歴を述べる部分は、技術者として成長している「自分史」が表現できれば言うことなしだと思います。

・・・・くりろうさん、そちらから松江を遠いと言ってたら、私はどうなるの。^^;
でも・・・・遠いよね。



No.108 RE:口答試験について 投稿者:Mokα 投稿日:2005/09/21(Wed) 19:33

「技術士に相応しくて、経歴書に記載し損ねたこと」を説明したほうが良いと思います。
私の場合、経歴書に学会発表や出願特許、規格の委員会の経験を記しませんでした。
初めの質問の
「職務経歴を簡単に説明してください」
に対する説明としてこれらを補足説明しました。
特許に関して後の質問でも2、3ありました。



No.109 RE:口答試験について 投稿者:くりろう 投稿日:2005/09/21(Wed) 21:32

ん?、経歴書に学会や特許の記述はできるのですか?

昔の受験申込書には実績記入欄があって、学会論文などで5項目の欄を埋めないと口頭試験でNGという噂ががありました。今の経歴書は職務内容欄だけになっており、若年技術者でも公平に評価しましょうというスタンスになったのではないですか?
ただし、職務が特許の取得活動の方は、まさにこれを記載するのでしょう。
私の場合、過去3回の口頭試験で学会や特許、新案などの質問を受けたことは一度もありません。
逆に全ての回で問われたのは、経歴説明と記述しなかった経歴の詳述、記述の補完、トピックスや新技術の今後における動向・技術研鑽の方法、技術士倫理と技術士活動に対する考えなどです。
部門によって問いかけが違うかも知れませんね



No.110 ありがとうがざいました 投稿者:aoki 投稿日:2005/09/22(Thu) 12:58

皆さん、ありがとうございます。
専門誌に投稿したことも混ぜ、 技術者として成長している「自分史」が表現できるよう、がんばります。



No.112 技術士会に入会していますか? 投稿者:元祖神頼み 投稿日:2005/09/23(Fri) 09:02

今年総監を受験しました。私は技術士会に入会していません。「技術士会に入会していますか?」という質問に対し、「入会していません。」と答えて「なぜ入会しないのですか?」といった質問をされた方はおられますか?現在口頭試験に向け想定問答を作成中ですが、現実的な質問かどうか疑問に思ったもので。


No.116 RE:口答試験について 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/23(Fri) 15:52

「技術士受験講座」の口頭試験体験記(http://morihaya.net/pejp/koutou/pe001.htm)を見る限りでは、そのような質問例はないと思います。
入会のメリットとしては、人脈であったりモチベーション維持、技術情報入手、講習会等案内情報入手、CPD登録簡素化などがあろうかと思います。
しかし、地方在住の方にとっては、メリットがあまりなく、会費の割高感が強いのではないかと思います。
また、地方ごとに技術士会支部とは別の組織がある場合も多く、その場合は前述のメリットの多くがそちらから格安会費で得られます。
※技術士会に入るなと言っているわけでは決してないので念のため。

技術士会に入る義務などはありませんし、国家試験である以上、そのようなことで点数が左右されるべきでもありませんので、口頭試験対策としては気にしなくていいと思います。
万一聞かれても、思うままを遠慮せず答えればいいのではないかと思います。



No.136 RE:口答試験について 投稿者:かめさん@浜 投稿日:2005/09/29(Thu) 18:16

私は2次試験の口頭で、「技術士補としてどのような活動をされましたか。」と聞かれました。
なぜ技術士会に入っていないのですかというような直接的な質問はないと思いますが
「技術士としてどのような活動をされましたか」と聞かれた時に技術士会に入っていなくても
「技術士としてこんな活動をしていた」と説明できるように準備しておく必要はあると思います。
技術士会に入っていれば、簡単に答えやすいとは思いますが・・・。





No.120 知財管理者の総管の受験について 投稿者:太郎 投稿日:2005/09/24(Sat) 13:01 [返信]

現在、企業にて知財管理を行っています。技術者ではありませんが、工学部を卒業しており、前の職場では、開発に携わっていました。このような私でも、何としても技術士の国家資格を取得したいと思い、昨年度技術士一次試験を受験し、合格しました。そこで、以下の点につき、お手数をお掛けしますが、ご教授下さい。

(1)技術士の部門一覧を見ますと、みなその分野での経験論文が求められるように思います。前職での開発経験といってもたいしたものではありませんので、やはり、現職での知財管理を生かしたいと考えています。そこで、総合管理部門を受験しようと考えています。知財管理と総合管理とは少し異質なようにも思えるのですが、総合管理を受験される方はどのようなバックグラウンドをお持ちの方が多いのでしょうか?

(2)試験制度は、来年変わるのでしょうか?今の試験制度は、筆記試験に合格しても、口頭試験で不合格になると、最初から受験する必要ありますので、少し躊躇しています。








No.121 RE:知財管理者の総管の受験について 投稿者:くりろう 投稿日:2005/09/24(Sat) 17:14

明確な回答になるか判りませんが、私の総監口頭試験では応用部門でありながら知的財産基本法についてコメントを求められました。

知財管理のどのような職務をしていたか判りませんが、部門では経営や情報などが範疇かも知れません。ただ、技術士の範囲は広いので色々な記述方法があると思います。
経験論文が過去の技術成果を問うという考えだと、現在だけの職務では難しいかも知れません。むしろ、過去の経験を現職に技術士としてどのように生かしてきたかを考えた観点が良いように思います。

なお、総監部門は他の一般部門のどれかを取得しないと受験できません。単独で総監の試験を受けることはできないのです。まず、一般部門を受験して様子を見たほうが色々な面で負担が少ないと思います。
それと、総合管理ではなく総合監理です。この「かんり」の意味するところの違いが総監の重要なキーポイントなのです。

来年度以降の試験については発表されていません。口頭試験で不合格の場合は、また1からスタートでしょうね。
経験重視よりも基本技術の知識に変化しているとは聞きますが、どの程度移行しているか不明です。



No.125 いきなり総監受験はできないことになっています 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/25(Sun) 23:51

太郎さん、こんにちは。

基本的な問題として、総監は、総監を除くどれかの部門の技術士になってから、あるいはそれらと併願でないと受験できません。つまり、総監技術力のベースとなる、どれかの技術部門の技術力が認められてから総監が受験できます。いきなり総監は受験できないのです。まず、いずれかの技術部門の技術士を目指してください。
また、受験のためには、技術士法にいう、調査・研究・・・・指導の所定の経験年数が必要です。専門技術者としての経験をお持ちでないのであれば、そのあたりも十分吟味する必要があろうかと思います。

焦らなくても大丈夫、計画をしっかりたてて、着実にステップアップしてください。がんばってください。



No.134 RE:知財管理者の総管の受験について 投稿者:太郎 投稿日:2005/09/28(Wed) 23:07

くりろうさん、APECさん、丁寧なご回答ありがとうございます。総管ではなく、総監ですね。申し訳ありません。あといきなり総監は受験できないのですね。知りませんでした。知財管理は技術者に負けない位の技術力が必要なときもあります。このため、私も、技術の勉強は技術者に負けない位研鑚してきたと考えています。ただ、それ専門の開発研究経験がありません(即ち、ペーパーの知識なら技術者・研究者にも負けない自信はあります)。このような私では、現行の技術士試験では、お呼びでないような気がします。APECさんのアドバイスのように、計画を立ててとりあえず着実にステップアップしていきたいと思います。


No.135 RE:知財管理者の総管の受験について 投稿者:すねお 投稿日:2005/09/29(Thu) 01:45

太郎さん こんばんは。
知財管理というと イメージが想起しにくいのですが、特許などの登録情報を更新したり、ライセンスの情報などの管理をされるという理解でよろしいでしょうか。
そうした場合は、経営工学部門のサービスマネジメントや数理・情報などがなんとなく近い分野の気もします。ただ、知財ということであれば、難関資格で有名な弁理士をお持ちであれば技術士資格は要らないかもしれません・・・




No.69 はじめて見ました。 投稿者:しんたろう  投稿日:2005/09/13(Tue) 09:51 [返信]

今年初挑戦しました。
受験後、いろいろ気になって・・・
そして、このHP初めて見ました。
こんな良いHPがあったことがわかっていたら
勉強したかもしれません。(笑)
経験論文も何も用意せず素で受験してしまいました。
(問題集もネットなど何も情報なしで受けた。)

今年はその他大勢になりましたが、APECさんに感謝です。皆さんの投稿を読むと学習意欲が沸いてきます。
来年がんばります。



No.70 RE:はじめて見ました。 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/13(Tue) 12:21

しんたろうさん、はじめまして。APECです。
私も最初の受験は(もうずっと前ですが)素で受けて惨敗でした。あのころは、ただ「落ちた」としかわからず、合格ラインまでどのくらいあるのか想像もつきませんでしたが、今は成績通知がありますから、たとえ駄目でも、本当の「地力」の判断ができます。
経験論文のように練り上げて点数アップにつなげるものはともかく、建設一般や専門問題(特に専門問題)は、その場で発揮できる知識・見識・表現力の勝負である部分が多いので、成績通知は貴重なデータになります。
また、試験に合格するためは無論ですが、技術者としての力量・バランスを採点してくれると思えば、成績通知は大いに役立つ情報だと思います。



No.130 択一と記述 投稿者:しんたろ 投稿日:2005/09/27(Tue) 19:18

択一は8個しか取れませんでした。
記述は・・・自分でもわかりません。
何を書いたか思い出せません。(笑)
受験態度失格です。(反省)
1次はH14年に合格しましたが2次は初挑戦です。
今回は素で受けたのでたぶん駄目でしょうね。
後で考えるとできる問題だと思ったので悔しいです。
この悔しさを来年に頑張ります。
APECさんのご指導ありがとうございました。
結果が送ってくるので弱点がわかりそうです。




No.73 電卓について 投稿者:no Name 投稿日:2005/09/14(Wed) 13:13 [返信]

はじめまして。
一次試験では電卓の使用が認められていますが、
使用電卓の条件が厳しいので、質問させてください。

私はcanonのF-720という電卓を持っていますが、
この電卓は使用可能なのでしょうか?

また、キヤノンの電卓に技術士試験に対応と書いて
ある製品がありますが、そのように示された電卓は
一次試験では問題なく使用できると考えて宜しいしのでしょうか?

宜しくお願いします。



No.74 RE:電卓について 投稿者:すねお 投稿日:2005/09/14(Wed) 14:24

技術士一次試験の要綱を満たせば使ってもよろしいのではないかと思います。
詳しくは 下記のURLをご覧ください。

http://www.engineer.or.jp/online_shinsei/manual/first/guidebook/26.pdf

ただし、F-720という機種については、文字の表示が2行であり要件を満たさないと思いますので、利用不可になるのではないでしょうか。
下記の製品情報ですと F-604はOKのようです。

http://cweb.canon.jp/calc/lineup/function.html



No.75 RE:電卓について 投稿者:no Name 投稿日:2005/09/14(Wed) 20:47

すねお様
お返事有難うございます。
とても参考になりました。

以前どこかで使用不可な電卓の表を見かけたのですが
ご存知ありませんでしょうか?




No.76 RE:電卓について 投稿者:棟梁  投稿日:2005/09/14(Wed) 22:28

昨年度の試験場に持ち込み不可の電卓一覧表はありますが、かなり沢山あります。ちなみにキャノンでは、
CC(55、100、810)、DF(100,300)、DM(100,150,200,250,500,561,720,721,725,730C,730M,735,745,800,1000,2000)、F(73P,300P,700,800P,802P,803P,804P)まだまだ続きますが、F720は不可の機種にありませんから、使用可だと思います。



No.77 個人的見解ですが。。 投稿者:すねお 投稿日:2005/09/15(Thu) 10:01

手元に使用禁止の電卓リストがないので、確たることは言えないのですが、http://cweb.canon.jp/calc/lineup/function.html
のページを見る限り、F-720iは技術士試験に対応とは書かれてはいないので、使えないリスクがあると思います。他のF-502、F604は技術士試験に対応と書いてあります。
一番確実なのは、使用禁止の電卓リストと照合して該当しない機種であることを確認するか 技術士会に事前に問い合わせて確認することだと思います。
情報処理技術者試験では、使用不可能な電卓が増えすぎてしまい、電卓そのものを持ち込み禁止にしてしまいましたが、技術士試験の場合は、電卓を使うレベルの計算問題があるので、試験会場で取り上げられてしまうと、精神的にもきついと思います。
お役に立てず、すみません。



No.78 RE:電卓について 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/15(Thu) 10:44

平成15年度の二次試験受験申し込み案内に電卓リストがあったので確認したところ、F720は使用が認められない電卓リストに入っています。
あれ?と思ったので、技術士会に聞いたところ、「一度不可リストに載った機種は、避けた方がいいです」との答えでした。
スペックと受験案内記載の条件を比較すると、もしかするとOKかもしれませんが、たとえばメモリー機能が豊富にあるとか、何か引っかかるスペックがあるのかもしれません。何せ一度不可リストに載ったわけですから。
避けられた方がいいと私も思いますが、どうしても気になるなら技術士会に問い合わせされることをお勧めします。



No.79 RE:電卓について 投稿者:質問者 投稿日:2005/09/16(Fri) 10:36

皆様、親切で丁寧なお返事有難うございます。
F-720では不安なので、他機種を購入することに
しました。

いろいろ調べた結果、カシオの「fx260ソーラー」
という電卓は去年の試験でも使用できたということ
なので、その電卓かキヤノンの技術士試験対応の
電卓にしようかと思います。



No.127 RE:電卓について 投稿者:ただいま一次勉強中 投稿日:2005/09/26(Mon) 22:56

どなたか回答をお願いします。
私の愛用電卓CASIO fx−350(20年前の機種)
が使用可なのでしょうか?
SIN、COS,DEG、log等のキーがあるの一般的な関数電卓です。
プログラム機能は有してません。
受験案内に記載の使用電卓の注意には抵触しないと
思ってるのですが、大丈夫でしょうか?



No.128 RE:電卓について 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/27(Tue) 00:06

平成15年度の二次試験受験申し込み案内では、fx350TLがアウトです。TLではないのでしたら、OKでは?


No.129 RE:電卓について 投稿者:つばめ 投稿日:2005/09/27(Tue) 17:16

私も大学の入学時に配布されたfx350をずっと愛用しています。
昨年の1次試験でも使用しました。試験中に監督員からチェックを受けましたが、特に問題はありませんでした。




No.111 一次試験まであと少し 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/22(Thu) 18:38 [返信]

一次試験対策・基礎科目のページの更新がやっと終わりました。
ちょうど泊り込み監視の現場と重なり、スーパーハウスの中で編集したり、いい思い出になりました。
でも、頭モーロー気味の中で作った部分もあるので、間違っていたらご指摘くださいね。

やはり「人に教えることのできる資料作り・頭の整理」は、最高の勉強になります。私自身、知識の再確認になりました。

次は適性科目、とりあえず16年度問題の掘りさげをやっていますが、何とか月曜日くらいにアップできればと思います。

一次試験受験の皆さん、あともう20日を切りましたが、最後の追い込みがんばってください。



No.113 RE:一次試験まであと少し 投稿者:Rな男 投稿日:2005/09/23(Fri) 13:12

一次試験の合格率なんですが、適性試験のみを受験し、その合格率を除くと、正味の合格率ってここ2年はどれくらいなんでしょう?


No.114 RE:一次試験まであと少し 投稿者:勘介  投稿日:2005/09/23(Fri) 14:32

左から申込者数(人)・受験者数・合格者・対申込合格率(%)・対受験者合格率の順番です。
平成15年度 適性・専門・基礎の各科目受験 54,986 45,812 20,833 37.9 45.5
適性科目のみ受験(既技術士が受験) 8,402 8,174 7,631 90.8 93.4
適性・専門の各科目受験(既技術士が受験) 66 59 27 40.9 45.8
全科目受験
4,127 2,828 317 7.7 11.2
計 67,581 56,873 28,808 42.6 50.7
平成16年度 適性・専門・基礎の各科目受験 48,657 39,082 20,681 42.5 52.9
適性科目のみ受験(既技術士が受験) 1,933 1,810 1,803 93.3 99.6
適性・専門の各科目受験(既技術士が受験) 88 74 39 44.3 52.7
全科目受験
4,673 3,002 455 9.7 15.1
計 55,351 43,968 22,978 41.5 52.3



No.115 推定合格率 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/23(Fri) 15:45

適性のみ受験を除いた対受験者推定合格率は、14年度が4.7%、15年度が43.7%、16年度は43.8%です。
詳しくは、サイトの一次試験対策のうち、「平成16年度試験について」のページをご覧ください。



No.117 RE:推定合格率 投稿者:Rな男 投稿日:2005/09/23(Fri) 18:30

ありがとうございます。
実質合格率は約40%ですか・・・
微妙な数値ですね。いづれにしても、学習あるのみ。
今日は一日専門を攻めてました。
明日は基礎攻めだ!



No.118 一次試験合格率の補足 投稿者:勘介  投稿日:2005/09/23(Fri) 18:48

勘介です。技術士会がH.17.2に出している「技術士制度」という小冊子に一次試験の内訳が載っています。その数字がうえの数字です。部門別、受験地別までは分かりませんが、「Rな男」さんのご希望には沿っているのではないかと思います。


No.119 RE:一次試験まであと少し 投稿者:・・・ 投稿日:2005/09/23(Fri) 23:52

正直にいうと、合格して当然というのが第1次試験ですが、油断禁物です。気を引き締めてラストスパートを。ラスト1ヶ月が肝心です。



No.65 試験監督員 投稿者:私もあなたもラッキー♪ 投稿日:2005/09/11(Sun) 19:26 [返信]

10月10日(体育の日)は技術士第一次試験ですね。受験生の皆さん、試験準備は順調に進んでいますか。私事で恐縮ですが当日、某試験会場の試験監督員の依頼を受けました。
試験監督員が集まらないらしいです。試験監督員といっても、試験問題を配ったり、不正行為の監視をしたり、その他簡単なお手伝いと思います。
しかし、試験監督員は技術士資格を有する必要があり、日本技術士会が正式に依頼するようです。技術士の責務(?)ではないですが、依頼を受けることにしました。
そこで、下記の事項について皆さんのご意見を聞かせていただけませんか。
● 以前、話題になった試験会場のごとの不公正や受験生の立場から試験監督員への要望(こんなことはやめて欲しい、こうした配慮が必要である、その他どのようなことでも良いです。)に関すること
私だけで対処できませんが、主任試験監督員か総括試験監督員(恐らく、こういった方がいるのでしょう。)に意見具申ぐらいはできると思います。
● 試験監督員を経験した方の感想や監督する際に注意することなど、試験監督に関する全般的なアドバイス
受験者の受験環境の改善に少しでも役立つと思います。

よろしくお願いします。



No.66 RE:試験監督員 投稿者:棟梁  投稿日:2005/09/12(Mon) 10:35

私もあなたもラッキー♪さん、試験監督お疲れさんです。私も例年一次試験の監督をやらせてもらっています。試験の数日前に日本技術士会から、60ページ余に及ぶ「筆記試験実施・監督マニュアル」が送られてきます、詳細に職務内容が決められており、裁量の余地はほとんどありません。たぶん、私もあなたもラッキー♪さんは、主任試験監督員です、数名の試験監督員(学生アルバイト)が付いてくれます。マニュアル通りの作業ですので、何か突発的なことが無い限りは楽な業務です。ただ、間違いが無い様緊張感はありますが。


No.67 RE:試験監督員 投稿者:私もあなたもラッキー♪ 投稿日:2005/09/12(Mon) 21:27

棟梁さん、的確なアドバイスありがとうございます。
主任試験監督員は、会場となる大学の先生と思っていましたが、・・・・・。(二次試験を受験していたときは、どうみても先生と学生の感じを受けてたもので。)
とにかく、無事に役目を果たせるよう頑張ります。





No.90 RE:試験監督員 投稿者:クリエイティブな狼 投稿日:2005/09/16(Fri) 22:57

3年ほど前の筆記試験の話です。
2名の監督員の雑談がうるさく、論文の記述に集中できなかったので、挙手して言いました。
「試験の邪魔になるので喋らないで欲しい!」
監督員は最初、何のことか判らないようだったので聞き返したので、もう一度「あなた達の話が気になって試験に集中できない」
さすがに恐縮したようで謝って静かになりました。
同じ思いをしていた受験生もいたようで、振り返って笑っていました。
監督員は技術士OBのアルバイトですから気楽な気持ちだったんでしょうが、コチラは真剣です。こんなことを言ったら反感を買ってOUTかな?とちょっぴり思いましたが・・・この部門は1発合格でした。



No.104 RE:試験監督員 投稿者:アルバイト 投稿日:2005/09/20(Tue) 12:56

技術士の試験監督のバイト料ってどのくらいもらえるのでしょうか?


No.105 RE:試験監督員 投稿者:棟梁  投稿日:2005/09/20(Tue) 19:46

バイト料は期待しない方がいいです。この業務はバイトではなく、技術士としてのボランテア活動と考えて私は参加しています。受験生の皆さんの真剣な取り組みと会場の緊張感のある雰囲気が好きですから。



No.91 今年はパスしました 投稿者:クリエイティブな狼 投稿日:2005/09/16(Fri) 23:20 [返信]

これまで12年間、毎年恒例のように技術士試験を受験してきました。
振り返ると最初の頃と今とでは試験の内容や方法が大きく変わっています。最初は誰もこのHPのようなことを教えてくれず、周りにそういう人もいなかったので「受験しては落ちる」が年中行事と化していました。

しかし不思議なもので、合格し始めると次々に合格するのですね。やはりテクニックは存在します。

ところで。今年は専門と毛色の異なる部門を選択してしまいました(失敗)ので、筆記試験を久しぶりにパスしました。長い受験生活ではこういう年も必要ですが、受験をしないというのはこんなにも暇なんですね。
受験勉強を20年続けた技術屋と、ビールと野球で同じ年月を過ごした技術屋は、当然能力に差が出るでしょう。
来年はまた受験するぞー!



No.94 RE:今年はパスしました 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/18(Sun) 00:26

そうでしたか。クリ狼さん(ごめんなさい、勝手に略しちゃいました。でも「くりろう」って可愛くないですか?)、すごいですね。
実は私も今年は受験なしです。でも、確かに物足りなさを感じています。(暇ということはないのですが)
よし、来年一緒に再びA挑戦しましょうか。



No.96 RE:今年はパスしました 投稿者:クリ狼 投稿日:2005/09/18(Sun) 18:12

HN:「クリ狼(くりろう)」で行きましょう。
ところで、10月19日は技術士全国大会が福岡であります。私は青年技術士の発表会場にいると思います。技術士の中ではまだ青年なんですよね。
FU−SUNも来ると思います。
博多まで遊びに来ませんか?
私は今週は関西出張です。例の秘密の仕事が取れてしまったもので・・・。



No.97 福岡はちょっと・・・・ 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/19(Mon) 10:05

青年ですか・・・・私の周りでは30代の技術士が増えているので、若返りつつあるなあと思っていましたが、まだまだですね。
福岡まではさすがにちょっとキツイですね。母校で同窓会でもあれば行きますが・・・・企画してくれると嬉しい・・・・^^;

話は変わりますが、やはり「(ほぼ)毎年受け続ける」ことは、知識・見識の維持だけでなく、受験に対するカンを鈍らせないためにも有効ですね。
技術士に限らず、私も「何か最低1つは受験する」ようにしていきたいと思います。




No.86 口頭試験 投稿者:さくら 投稿日:2005/09/16(Fri) 17:50 [返信]

技術士2次口頭試験場には、椅子の横に荷物置き場があるようですが、荷物なし(手ぶら)では印象良くないでしょうか?



No.87 荷物を持たないのは難しいのでは 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/16(Fri) 18:36

別にいいとは思いますが、試験後、待合室に戻ることは許されませんので、試験場では荷物を持ち歩かざるを得ません。
どこか預かってくれるところもありませんし・・・・
最初から荷物を一切持たずに試験場まで行く、というのも、テキストも参考書もなしで試験時間まで過ごせるなら可能ですが・・・・



No.88 RE:口頭試験 投稿者:Mokα 投稿日:2005/09/16(Fri) 21:45

あったほうが良いと思います。
私は札幌からだったので当然荷物はありました。
口頭試験の質問に
「良いと思う教科書や参考書はありますか」
という質問がありました。
正確な書名を思い出せずシドロモドロになりかけたころに
カバンに入っていたことに気づき、試験官に渡したら
「○○先生か、いつも持ち歩いているのですね」
と感心れました。
これでかなりリラックスできました。



No.89 RE:口頭試験 投稿者:クリエイティブな狼 投稿日:2005/09/16(Fri) 22:46

荷物はプレゼンテーションのツールと思うことにしています。審査官の立場になって同じレベルの受験者を試験する場面を想像して下さい。

スーツを着て手ぶらで颯爽と入室し口頭試験を受ける受験生と、少々野暮ったく重そうな旅行バッグを抱えて入室する受験生では、後者を合格させたい気持ちになります。
こんな考えは私だけかも知れませんが・・・

「遠隔地からの受験は荷物が多くて大変だなぁ」と思って甘くしてくれませんかねェ〜
普段の技術屋はそれほどスマートでは無いはずです。
関東ブロックの受験生には縁のない話かも知れません。



No.92 RE:口頭試験 投稿者:いかさま技術士 投稿日:2005/09/17(Sat) 00:36

地方からの受験でしたが、手ぶらで受けました。
2回受けましてどちらも合格しましたので、特に判断基準となっていないように思います。

ちなみになぜ手ぶらだったかといいますと、受験までの時間を外では落ち着けないと考え、当日もホテルを取ってあり、荷物を置いてくることができたからです。
それと、会場で参考書やノートを直前にみるというのがあまり好きではないものでしたから。。。(;^_^A



No.93 RE:口頭試験 投稿者:pop 投稿日:2005/09/17(Sat) 22:13

口答試験は、12月に行われます。都心の会場とはいえ、コートが必要な季節でもあります。私は、昨年コートを持参しませんでした。なぜなら、あまり多くの持参品があると嵩張ってしまうからです。少々寒くとも、頭を冷やす方が良いという考えもありました。雨でも降れば、傘も必要となります。荷物を置くイスは、カバンを置くためだけにあるのではないと思いますよ。合格通知、案内図、折りたたみ傘、携帯電話、ペットボトル(緊張で口が渇く)、お守り・・・、やはり使い慣れたカバンは、普段の顧客との会話の雰囲気を作る上で、または自然な動作で心を落ち着かせる上で、重要なアイテムではないでしょうか。クライアントとの打ち合わせを想定すれば良いと思います。



No.95 RE:口頭試験 投稿者:クリ狼 投稿日:2005/09/18(Sun) 18:03

発注者協議の際のプレゼンテーションと思えば、鞄は安心感を促すアイテムになります。この中には色々なお助けグッズが入っていますからね。
それにいつもの鞄であれば、打ち合わせの雰囲気を試験会場に持ち込めるので、自分の土俵で相撲がとれます。
私は持参派です。

※APEC氏からHNの短縮形を提案されました。
これはこれで良いなぁ。次からはこれで行くからね。




No.81 不動沈下について 投稿者:悩める新人 投稿日:2005/09/16(Fri) 14:17 [返信]

はじめて、投稿します。
実は、2年前に造成工事を行った際、擁壁(プレキャスト製品)を築造したのですが沈下してしまい、造成地に亀裂が入ってしまいました。そこで、皆さんの知恵を借りたいのですがどういった復旧があるのでしょうか。



No.82 原因調査をしっかりと 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/16(Fri) 15:20

やはり最初に沈下原因を究明すべきだと思います。
「沈下」という、地盤や構造物が下がる現象には、
(1) 弾性変形
 いわゆる「即時沈下」などと言われているもの。地盤が降伏しない程度の範囲内で変形している。
 地盤はまだ降伏・破壊していない。荷重原因を除去すれば元に戻る。
(2) 圧密沈下
 土粒子が圧縮され、粒子間の水が排出されることで土が締り、体積が減少して沈下します。
 排水の遅い土(粘性土)の場合、長期にわたって沈下が続きます。
 また、厚い有機質土地盤では、圧密沈下(一次圧密)に続いて土粒子自体がつぶれていき、なかなか止まらない二次圧密を起こすことがあります。
(3) せん断破壊
 地盤のせん断強度を上回る応力により、地盤が降伏・破壊して、要はすべります。一般にすべり冠頭部が沈下、末端部が隆起します。
といったものがあります。
また、擁壁がらみの場合、たとえば擁壁が滑動・転倒して(前に出てきたりつんのめったりして)背面に空洞ができ、沈下してしまうとか、地下水とともに土粒子が吸いだされるなどの現象も、可能性としては考えられますね。

とにかく原因を究明しないと効果的な復旧はできませんので、原因調査をしっかりやられることをお勧めします。



No.83 RE:不動沈下について 投稿者:悩める新人 投稿日:2005/09/16(Fri) 16:32

APECさん、ありがとうございました。
原因追究に邁進します!!
原因が判明しましたら又、連絡します。



No.84 不当沈下について 投稿者:悩める新人 投稿日:2005/09/16(Fri) 16:36

「不動」ではなく「不当」です。(不動なら沈下なんかしませんよね。)
すいません。
新人なので・・・。



No.85 RE:不動沈下について 投稿者:ちっぴ 投稿日:2005/09/16(Fri) 16:44

>「不動」ではなく「不当」です。

「不同」だよ。
「不等」でもいい。

でも「不当沈下」でぐぐったら、すげーhitするな。
ちなみに「不動沈下」でもhitする。

「不当沈下」ってはじめて聞くけど、これでもいいのかな?




No.71 一次試験対策を進めるにあたって 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/13(Tue) 14:05 [返信]

一次試験まであと1ヶ月を切りました。
一次試験は科学技術・専門分野・倫理等の基礎的知識を問う試験ですが、見識・応用力などではなく、とにかく知識だけを問いますので、「追い込み」「一夜漬け」が効きます。1ヶ月もあれば十分合格できますし、特に最後の1週間の追い込みが非常に効果的です。
これから試験直前まで、一次試験対策のページを更新していきたいと思っていますが、限られた時間の中での作業のため、あれもこれもというわけにもいきません。
そこで、どんな部分に特に力を入れたらいいか、受験生の皆さんのご希望を聞いてみたいと思い、アンケートを作ってみました。
http://apec.fc2web.com/pe/ichiji/questionnaire_ichiji.htm です。ぜひご意見・ご希望をお寄せください。



No.72 RE:一次試験対策を進めるにあたって 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/14(Wed) 11:16

早速多くの回答をお寄せいただき、ありがとうございます。
コメント欄を設けたのですが、その中に、ご要望や、アドバイスをお返しするほうがいいと思うご意見・ご質問などもありましたので、私からのコメントをお返しするページも作りました。
http://apec.fc2web.com/pe/ichiji/res_questionnaire_ichiji.htmです。
サイトに書いてあることとダブる部分もありますが、ご覧ください。
なお、ほぼ同じ内容のご意見等は割愛させていただいていますので、ご了承ください。

予想以上に多かったのが、「基礎科目の勉強法がわからない。文献で勉強しているが点数に結びつくか不安」といったような、基礎科目に関する不安でした。

確かに基礎科目は、日常の仕事内容とはかけ離れており、さらに基礎であるがゆえに範囲もやたらと広いので、勉強の方向性も見えてこないし、勉強の効果が出ているのかどうかもわからないし・・・・と、雲をつかむような感じになりやすいですね。

サイトでもしつこく書いていますが、基礎科目対策は、
 @過去問題を解いて、得意分野・不得意分野を把握
 A70%以上取れるような得意分野は勉強しない(時々実力確認はする)
 B不得意分野は捨てる(ただし1分野まで)
 Cやや得意分野・やや不得意分野に集中して勉強
という方法が一番いいと思います。
なお、1週間程度のサイクルで、実力確認→集中分野決定→勉強→実力確認というPDCAサイクルを回すことが効果的です。

なお、基礎科目が40%でも、専門科目56%(25問中14問)で挽回できます。
でも、専門科目が40%だったら、基礎科目は87%(15問中13問)取らないと挽回できません。
専門科目のほうがずっと重要であるということも忘れないでください。



No.80 基礎科目解析対策 投稿者:aoki 投稿日:2005/09/16(Fri) 12:01

あと、1ヶ月足らずの時点では、解析、特に計算問題は捨てましょう。解析が得意な者で
も計算問題は時間がかかり、捨てた方がよいと思います。
文章問題で1点でもとりたい方は、差分法、有限要素法、境界要素法の概念だけでもつかんでおきましょう。
そもそも、解析とはなにか、私は40年前の卒業論文で斜ラーメン橋の鋭角部の応力計算をしました。格子に分けて各格子について手計算で応力を計算しました。情報処理が発達し、無限に近い有限の要素に分けて解析できるようになりました。夢のようです。
・差分法とは、解析領域を規則正しい格子によって分解し、差分で近似しようとする方法である。
・有限要素法は、無限の自由度を持った連続体を有限個の要素に分解し、その挙動を求める方法である。
・境界要素法は、境界のみの情報を用いて解析を行う方法である。




No.1 新掲示板を立ち上げました 投稿者:APEC  投稿日:2005/08/30(Tue) 21:02 [返信]

これまでの掲示板は、すぐにアクセスできなくなるため、新掲示板を立ち上げました。
旧掲示板でできていた、以下のようなことは全部できます。
●レスも含めて書き込みごとに文字色を変える
●レスごとにタイトルをつける
●新規レスのついたスレッドを上に上げる
●URL情報には自動的にリンクできるようにする
さらに、新機能として以下のようなものが加わりました。
◆画像がアップできる。
 試験会場の写真などもアップできますね。
 模式図などを示して相談することもできます。
 ただしあまり大きいファイルはアップできません。
◆表示形式がいつでも切り替えられる。
 通常の書き込み一覧表示、ツリー表示、トピック表示を切り替えられます。
◆投稿後に再編集ができる。
 書き込み内容を、後で編集できます。もちろん削除もできます。
◆携帯からアクセスしやすい
 携帯電話から掲示板が閲覧できます。
 旧掲示板より操作しやすくなっています。
◆レス制限がない。
 これまでは20レスでスレッドが一杯になりましたが、その制限がなくなりました。

徐々に移行したいと思いますので、新しい話題をどんどん書き込んでいただけたらと思います。
なお、旧掲示板はhttp://fc2bbs.com/bbs?uid=16140です。



No.16 お断り 投稿者:APEC  投稿日:2005/08/30(Tue) 21:26

旧掲示板で議論中だったスレッド3本を移植しました。
これらスレッドでこれまで書き込まれていた方々には、無断で書き込みをコピペさせていただきました。ご了承ください。
これら3スレッド以外のスレッドは、できれば新掲示板で改めて議論していただけるとありがたく思います。
勝手を言いましてすいません。

p.s.カウンタも旧掲示板からそのまま持ってきました。^^;



No.18 ちこっとびっくり。 投稿者:まてぃ 投稿日:2005/08/31(Wed) 00:01

APECさん、掲示板の管理、ありがとうございます、です。

掲示板開いてみて、「間違えたか。。。」と思ってしまいました。
サービスレベルにご配慮いただきありがとうございます。
(文字の色も増えている?)

(私がたてたスレの移植もありがとうございます。そちらには明日レスしようと思います)



No.19 RE:新掲示板を立ち上げました 投稿者:Shima 投稿日:2005/08/31(Wed) 04:41

APECさんおはようございます。御無沙汰しておりましたが、また掲示板に立ち寄らせてもらいます。色も増えて楽しそうです。


No.47 RE:新掲示板を立ち上げました 投稿者:魔法使い 投稿日:2005/09/06(Tue) 08:08

shimaさん、お久しぶりです。お元気でしたか?
私はあまりこの板にはおじゃましませんが、技術士に関する情報交換が盛んなようですね。よろしければ私どもの板にも立ち寄りください。



No.49 RE:新掲示板を立ち上げました 投稿者:Shima 投稿日:2005/09/07(Wed) 07:23

魔法使いさん、御無沙汰しております。そちらにもお邪魔させていただきます。今、仕事がばたばたです。時々懐かしい掲示板には行っております。ABC


No.68 RE:新掲示板を立ち上げました 投稿者:魔法使い 投稿日:2005/09/12(Mon) 22:24

あらら、そうでしたか。



No.48 トピック提供のお願い 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/06(Tue) 08:12 [返信]

サイトにはいろいろなページを作ってあるのですが、ここ1年ほど、更新にあまり時間を割けない状態が続いています。
中でも手が回らないのが「トピック」で、試験動向を多少抑えるのが精一杯、科学技術に関する関連トピックは何ヶ月かに1回、まとめて押さえるのが関の山です。
もしよろしければ、トピックなどの情報をいただけるとありがたく思います。
それだけでなく、試験制度に関することや会場情報、受験対策の取り組み方など、何でも情報をいただけるとありがたく思います。



No.61 RE:トピック提供のお願い 投稿者:海人 投稿日:2005/09/09(Fri) 22:38

APECさん
技術士試験受験にあたり、このサイトを活用させていただき、ありがとうございます。
さて、このサイトでお世話になった御礼といっては何ですが、微力ながらご協力させていただきたいと考えております。そこで、質問ですがトピックの提供する場合は、どのように提供すればよろしいのでしょうか?この掲示板に書き込めばよろしいのでしょうか、それともメールを送付させていただけばよろしいのでしょうか?また、メールの場合、添付ファイルの形式等にご希望があれば合わせてお教え願います。




No.62 ありがとうございます 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/10(Sat) 01:08

海人さん、本当にありがとうございます。
掲示板だと、時間とともに沈んでいくので、できればメールでいただいて、整理して「関連トピック」のページに掲載させていただければと思います。
ぜひよろしくお願いいたします。



No.63 ちょっと辛気臭いかもしれませんが 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/10(Sat) 01:12

ちょっと、私の思いを書いてみたくなりました。辛気臭いかもしれませんので、読み飛ばしていただいて結構です。

いつのまにか、様々な形で情報を提供していただいた方は30人を越えました。何が嬉しいといって、これほど嬉しいことはありません。
「技術士受験を応援するページ」は、管理者権限として私の一存でどうにでもできるという意味で、「私のもの」ではあります。
しかし私は、みんなで知恵を寄せ合って、みんなで情報を提供して、互いを励ましあい叱りあい助け合うことができないものかと、いつも思っております。
私の理想は、管理人が私であるというだけで、そこには数多くの人が寄せていただいた情報が溢れているという状態です。もちろん私も管理人としてだけではなく、情報提供者(ただしone of them)ではあり続けますが・・・・

大競争時代といわれ、不景気の中で世知辛く、ともすれば他人の不幸を吸い取って自分の幸福をささやかに積み上げねばならないような時代であるからこそ、あえてそれに逆らって、「参加と連携」を志向してみたいなあ、あわよくば「参加と連携ここにあり」と大見栄を切ってみたいなあと思ったりしているわけです。

少々長く辛気臭い話になってしまいました。ごめんなさい。
どんなものでもかまいません。トピックのご提供、リンク先のご紹介、体験記、勉強方法に関するアドバイスやアイデア、活動事例、模擬問題、過去問題・・・・
どうかご協力よろしくお願いいたします。




No.2 今さらですが、今年の環境部門の問題について 投稿者:SC30 投稿日:2005/08/30(Tue) 21:17 [返信]

九州男児さん、APECさん、今年度の環境−環境影響評価の問題をアップしていただきありがとうございます。

簡単に感想を述べてみます。

選択論文は私の予想に反し、アセスの制度や手続きに関するものは1題でした。
その他の3題は、調査・予測・評価でしたから、コンサルや調査会社に勤めるような人にもとりつきやすかったのではないかと思います。ただ、動植物を専門とする人には厳しかったでしょう。

経験論文は昨年と同じ2例概術うち1例詳述でした。
しかし、他の部門・科目の状況を見ますと、来年も同じかどうかは怪しいですね。


ところで、アセス関係の資格として、環境アセスメント協会が今年から環境アセスメント士なる資格を作りました。ただいま受験申し込み受付中です。
技術士(環境−環境影響評価、建設−建設環境)との関係ってどうなんでしょう。



No.3 アセスメント士について 投稿者:九州男児 投稿日:2005/08/30(Tue) 21:17

こんにちは。
私もアセスメント士については疑問がありました。
そこで、本日環境アセスメント協会へ以下の事項について確認いたしましたので、報告いたします。
[質問事項]
・受験にあたっては、当協会の会員等に所属する必要があるか?
・試験科目の「専門T−1)業務経験とあるが、技術士と同様に所定の字数での経験論文試験と考えてよいか?
 経験論文であれば、字数等などの制限はどうなるのか?
・平成16年度に技術士(環境部門 環境影響評価)が新設されたが、環境アセスメント士との関係はどのようになるのか?
[回答]
(1)受験資格で、当協会の会員である必要はない。
   どなたでも受験できる。
(2)試験科目の論文ですが、技術士と同様です。
   2,400字です。
(3)「環境アセスメント士」は、名前のとおり環境アセスメントに特化した資格です。技術士との関係はない。
   環境アセスメントを遂行する上で必要となる知識を持っている事を当協会が認定するものである。
   なお、この資格に関しては、国土交通省、環境省、経済産業省、農林水産省からも積極的に進めるように言われている。



No.20 RE:今さらですが、今年の環境部門の問題について 投稿者:ハングリー 投稿日:2005/08/31(Wed) 12:56

おおー、環境アセスメント士ですか。情報ありがとうございます。早速、協会のHPを見てみました。
生活環境部門と自然環境部門に分かれるのですね。試験方法が筆記試験のみで記述式と択一式。口頭試験はないようですね。



No.21 RE:今さらですが、今年の環境部門の問題について 投稿者:zzz 投稿日:2005/08/31(Wed) 19:25

今、手元にアセスメント士(略称:アセッサー)の受験の手引きがあります。

・申し込み締め切り:9/9
・受験料:12,000円(手引き\1,000、登録料\15,000)
・試験日時:12/11 10:00〜16:45
・試験内容は記述式2400字(業務経験)以外は択一式
・受験資格:大卒後5年(院卒3年、それ以外8年)
・受験科目免除などの優遇措置なし(所持資格等の記述欄なし)
・10月初旬頃協会からテキスト販売予定
・資格更新にはCPDを要する

以下、私見。
果たして技術士との差別化を図れるのかどうか。経験論文や環境全般の基礎知識、技術者倫理を問う問題など設問自体技術士試験に似たものになるのではないか。4省が認可した資格だそうだが国家資格になる見通しはまずない。建設環境もしくは自然環境保全、環境測定、環境影響評価の技術士を持っていればこの資格の必要性は低いのではないか。経験年数5年を要することもあり、この資格を目指すよりは技術士を目指す方が賢明ではないか。 
そもそも昨年、環境影響評価の技術士を作っておいて今年環境アセスメント士を認可した環境省の気が知れない。社団化した協会のお金儲けの臭いがして嫌気がさす。登録料\15,000は高すぎるんじゃないの。近頃の環境関係の資格乱立には本当に辟易する。
とはいえ、いつか必要になるかもしれないし、最初の年は簡単かもしれないとの期待を込めて受験してみようかとも思っている。いつも嫌々ながらこうやって資格に踊らされているんだよなあ。



No.22 アセッサー 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/01(Thu) 00:02

茶化すわけではありませんが、「アセッサー」というのは、ちょっと気恥ずかしいなあと思うのは私だけ?^^;

私も興味は持っていますが、環境部門なり建設部門・建設環境とどこが違うのか、いまいち理解できていません。
「資格を取るための資格」になってしまわないか、少し様子を見ようと思っています。



No.25 アセスメント士。 投稿者:SC30 投稿日:2005/09/01(Thu) 02:03

九州男児さん、情報ありがとうございます。zzzさん、試験の詳細についてフォローありがとうございます。

現段階での私の受ける感じも、zzzさんの私見とほぼ同様です。最後の「・・・・資格に踊らされているんだよなあ」というのも、かなり当たっていそう。
たしかに、技術士に環境-環境影響評価ができた次の年にアセスメント士を作るというタイミングもよくわからない。それだけアセスメントにたずさわる技術者の質の確保が必要とされるようになってきたのかもしれませんが。
最近、特に環境関係でいろいろな資格ができていますね。ここでさらに追い打ちをかけますと、日本環境測定分析協会では来年度から「環境測定分析技能士」(仮称)制度を始めるようです。
環境関係の資格に限りませんが、最近はCPDとセットで登録更新制をとるものが多いですね。いくつもの資格を持っていて、それらの多くが登録更新制をとると、資格の維持保有の負担がものすごく大きくなる。正直言って、ほどほどにしておいてほしいです。

私の場合、受験するかどうかは会社と相談して最終判断かな。うちの会社もアセスメント協会の会員なので(会社宛にポスターと手引きが送られてきた)、誰も受験しないわけにはいかないかもしれない。また、何かの役に立つかもしれないので、会社で一人は資格を持っておいたほうがよいかもしれない。それで会社が費用を全部負担するというなら、受けても良いかな。
来年以降に受ける人のために、誰か一人くらいは情報収集をかねて受験するのも悪くないかも。



No.26 RE:今さらですが、今年の環境部門の問題について 投稿者:くさぶ 投稿日:2005/09/01(Thu) 05:10

まぎらわしいですね。くさぶはずっと「士」のつく資格は「国家資格」と思っていました。他に「師」とか「者」とか、カタカナ表示もありますが、民間資格と国家資格が明確にわかるような「仕舞い」にしてほしいです。日本語は末尾が大事ですから。

アセッサーが公的な資格であるとすると、「後発」であるが故、技術士の一部部門の業務を制約するのではないかと思います。
こういったやり方であれば、技術士は「利権の巣」となるおそれがありませんか。



No.29 民間資格が必要なのですか 投稿者:ダレンシャン 投稿日:2005/09/02(Fri) 00:33

私は、地方公務員ですが、身近なコンサルタントの方をみてまして、いわゆる民間資格を取得するという姿勢に疑問を常々持っておりました。
例えば、今回のアセスメント士にしても取得すれば、なにか社内でメリットがあるのでしょうか。所詮は、民間資格なのですから、技術士を取得していれば、アセスメント士を取得する必要はないのではないでしょうか。
もちろん、自己研鑽といえばそれまでですが、いわゆる資格に踊らされているという感を強く受けます。なぜ、それほどまで、民間資格の取得の必要性があるのでしょうか。



No.30 情報収集が大切ですね 投稿者:APEC  投稿日:2005/09/02(Fri) 08:55

民間資格にもいろいろあって、むずかしいですね。
ほとんどの資格は、創設当時は比較的易しく、人気が高まるにつれ難度が上がってくるので、取れるものなら早めに取った方がいいのですが、無駄な資格を取っても仕方ないですしね。
やはり情報収集が大切ですね。
平成4年でしたか、RCCMが創設されたとき、私の会社は情報を収集して重要資格となると判断、社命で受験資格のある者全員に受験させ、全員合格でしたが、これは今になって地方の中小コンサルである我が社には大いにプラスになっています。



No.32 RE:今さらですが、今年の環境部門の問題について 投稿者:なまちゃん 投稿日:2005/09/02(Fri) 12:26

> 私は、地方公務員ですが、身近なコンサルタントの方をみてまして、いわゆる民間資格を取得するとい う姿勢に疑問を常々持っておりました。
例えば、今回のアセスメント士の 社内でメリット があるの。所詮は、民間資格。
もちろん、自己研鑽といえばそれまで、いわゆる資格に踊らされているという感、それほどまで、民間資格の取得の必要性があるの 。

 数年前、団体間でアセ士の資格担当の取り合いをしている旨の話を聞いていて、決まるべく所に決まったな、と思った次第です。
 民間資格は、その受験料や更新料やその関連資料販売や講習などで一部の収益をまかなう団体の為に時代に一部沿っていると入っても成り下がっている感じが否めません。

 その団体の持つ利権をあてに天下りをしようとほくそ笑んでる人も多いのではないでしょうか。

 我々は、それを利用して自己啓発に励む機会にはなるものの、過去二回受験した土○○士の団体職員から見下した目で応対され個人的には、民間資格の意義を再思案した次第です。
 でも、知識としては習得すべきもので、かつそれを利用して設けた方がいいかもしれないが、・・。

話がそれて申し訳ないです。
今年の総監は、選択を見直す時間がなかったので、ケアレスミスが多いこと。無ければ30だったのに残念
また、来年今度は青本中心に、・・



No.35 RE:名称独占 投稿者:くさぶ 投稿日:2005/09/02(Fri) 18:59

ところで「アセスメント士」は「民間」資格なんでしょうか?

また、例え民間資格であっても、これに協賛する企業がある以上、環境アセスメントに関しては、技術士ではなく「アセッサー」が優先されるわけですよね?

技術士をお持ちの方が、アセッサーを取得されて当該企業群のお仕事をされるときは当然アセッサーとして活動されることでしょう。
そのときの報酬はアセッサーとしての報酬額となります。

下世話な話ですが、これって「コストダウン」の一環なんでしょうかね。そうすると、他分野においても同様の動きが今後活発化しませんか。

管理人さんがボソッとのべておられましたが「名称独占」では限界があるのでしょうね。やはり「業務独占」でないと。



No.40 大化けするかはわかりませんが・・・ 投稿者:すねお 投稿日:2005/09/03(Sat) 00:07

こんばんは。いつも掲示板を拝見しています。
APECさんのご指摘はごもっともで、RCCMは技術士よりもメジャーな資格なりました。先輩からは、技術士より価値があるかも・・・と言われました。
IT分野で働いていますと、アメリカでこれがはやっていますといった いくつもの怪しげな資格が出てきて、いまやその数は20や30くらいあるのではないかという状況です。その感覚から申し上げれば、アセスメント士は、ホームページで拝見した限りでは、協会の方がおっしゃるように、国土交通省、環境省、経済産業省、農林水産省からも積極的に進めるように言われているようには、とても思えませんでした。(通常、主務省庁があれば、当然、環境省でしょう。4省庁相乗りというのは考えられないというのが私が結論付けた理由です。)
http://www.jeas.org/koho/pdf/shikaku0506.pdf
の中でも、5の資格登録で、「資格の普及をはかるために、これから宣伝する旨の記載があります。」 私見ですが、これはかなり怪しい書き方だと思いました。主務省庁が4省庁ならば、協会ではなく、各省庁の担当セクションにうかがった方がよいかもしれません。恐らく、どの省庁担当者もフォローしていないように思われます(環境省はもしかしたら、フォローしているかもしれませんが・・・)





No.42 アセス士が普及するかは国交省次第? 投稿者:SC30 投稿日:2005/09/03(Sat) 02:44

環境影響評価法の付帯決議に「資格制度の導入検討」があり、基本的事項の見直しでも「資格(認定)制度の活用」という言葉が盛り込まれていたとのことです。
ですから、社会の要請というか、環境省の後押しというかがあってのものであり、怪しげな団体が勝手に作った資格ではありません。

主務4省のうち、環境省はもっぱらアセスを監督する方で、他の3省はアセスに関わりの深い公共事業の許認可権者ですね。
アセス士がメジャーになるかどうかは、アセスの多くが公共事業を対象としている以上、国交省等がどれだけ認めるかにかかってくるのでしょう。国が認めれば自治体も続くのではないでしょうか。
協賛する企業があるかないかは、普及にはあまり関係ないでしょう。もちろんアセスメント協会会員各社にそっぽを向かれるようでは話しになりませんが。



No.43 アセス士試験情報 投稿者:SC30 投稿日:2005/09/03(Sat) 03:18

専門科目T−1(業務経験) 記述2400字
専門科目T−2(専門知識) 択一40問
共通科目U−1(共通基礎) 択一20問
共通科目U−2(管理技術等)択一10問

択一問題は全問解答(選択はない)だそうです。
配点は公表されていませんが、択一1問が1点で全体100点らしいです。経験論文は差し引きで30点ですかね。
そうすると、技術士試験のように科目ごとに合格ライン(60%)が設定されるのではなく、全体で合格ラインが設定されるのでしょうか。各科目で最低ラインは設定される可能性も否定できませんが。

試験問題の持ち帰りやHPでの公表、択一問題正答の公表、合格基準の公表は予定していないとのことです。
残念ですね。試験問題のレベルと合格の難易度が有資格者のレベルを測る良い目安となります。本当にアセスメント協会にやる気があって、試験問題や合格基準に自信があるのなら、絶対公開すべきだと思うのですが。

アセスメント協会は何とかしてこの資格を普及させたいようです。
数は力なりではありませんが、とにかくある程度の数は揃えないと、関係省庁や自治体などに管理技術者等での活用をお願いできないのでしょう。
目標は、毎年200人、5年で1000人だそうです。
受験者600人で合格者200人くらいを考えているようなので、合格率は33%予定??
ところが、8月末で受験申込書を取り寄せた人が900人、実際に申し込んだのはその1割だそうです。9月9日が消印が締め切りですので、これから駆け込み申し込みが多数予想されますが、それでも600人は厳しそうな気が・・・・。
受験者が予定より少ない、けど資格取得者を増やしたい、となると、合格基準はどうなる?? オープン記念セールがあるか??

10月販売予定のテキストは、アセスメント協会主催で11月にある実務研修のテキストだそうです。したがって、必ずしもアセス士資格のためというわけではないです。しかし、学識経験者ではなく実際に実務をしている人が執筆しているそうなので、よくある参考書や教科書とはちょっと変わっていておもしろいかも。



No.59 申し込みました。 投稿者:SC30 投稿日:2005/09/08(Thu) 23:55

今日、受験申し込み書を郵送しました。
会社を代表して、様子見に受験することにしました。
試験の内容と合格基準のレベルをみて、来年度以降に社内の者に勧めるかどうか判断します。

よくよく考えると、アセス士の試験日は12/11なので、技術士二次試験の口頭試験に近いですね。技術士二次試験を受験された方には、あまり勧められないかも。

明日が申し込み締め切りです。




No.50 土木学会認定試験 投稿者:あやぶー  投稿日:2005/09/07(Wed) 17:58 [返信]

先日、土木学会の認定試験が行われました。わたしも受験したひとりですが、かなり人数の少ないことに驚きました。確かに、取得後のメリットもまだこれからということでしょうが、あまりに少ないのにびっくりです。今まで、技術士の試験を受験してきましたが、かなりのギャップがあります。
試験は、共通:1問、専門主分野:2問、専門分野:1問ということでそれぞれ2000字ということで、全部で8000字の試験です。(上級技術者)
専門の内容は、技術士のものより難易度が高かったような気がします。選択の余地がないというのもハードルが高いような気がします。しかし、実務というレベルにおいては、?という感じがしました。
技術士試験ではないですが、どなたか受験された方がいらっしゃったら感想をお聞かせ下さい。



No.52 RE:土木学会認定試験 投稿者:登録番号1 投稿日:2005/09/07(Wed) 21:52

よく聞く話ですが、土木学会の認定技術者試験は、試験問題とかは結構良いんだけど、名前が良くない。学会員にしか受験資格を与えないという閉鎖的な制度で、取っても直接的利益はなく、5年ごとに更新も必要で、社会的認知度も低い等々の不満を耳にします。

私は実務経験が12年もありませんので、上級ではなく一級技術者試験でしたが、試験会場が全科目で1教室(50人くらい?)だったことには驚かされました。

この試験を受けて良かったと思ったのは、登録した時に登録証が2通(日本語と英語)もらえたのが少し嬉しかったのと、登録番号1をゲットしたのがむちゃくちゃ嬉しかったですね。
一方で残念だと思うのは、数年後に上級技術者の受験資格を得て、これに合格して登録すると、この登録番号を失うことですね。というは、半分冗談ですが、正直言ってあまり魅力がないですね。

それから、上級技術者の受験資格が実務経験12年以上というのは感心しませんね。
私は技術士をいくつか持っていますが、実務経験12年はまだ数年先です。
せっかちなのかもしれませんが、実務経験12年を満たすまでに待ちくたびれてしまいますね。
経験を経験年数で測るのか、試験答案で測るのか、この辺りをもう少し分かりやすくしてもらいたいのと、時代の変化は急速で30年前の12年と今の12年は全く違うのだということをもう少し考えてもらえたらもっといい資格になるのに、と思いますね。




No.56 RE:土木学会認定試験 投稿者:田舎の技術士 投稿日:2005/09/08(Thu) 19:35

受験した人の感想を求めているのに意に反した書き込みをしてしまいますが容赦下さい。
私は、学会レベルでこのような認定試験をすることに非常に疑問を持っています。学会の会員は長きに渉り貢献あるいは短期でも著しい貢献をしてきた人を差別化する制度があっても良いかとは思いますが、組織を階級分けするような認定制度を設けるべきではないと考えるからです。まるで軍隊の階級制度の感じです。優秀な人もそうでない人も学会の会員としては同列であって良いはずであり、学会に求めるものは研鑽が図れる情報の授受、人的交流などで十分であり、少なくとも会員の序列決めなど不要ではないでしょうか。
差別化は他に国家試験や民間試験があり、その制度によれば良いのです。何でも順番付けをすれば良いというものではないと感じる所です。
(勝手な自論をかざしてすいません)



No.57 RE:土木学会認定試験 投稿者:コンサル勤務者 投稿日:2005/09/08(Thu) 19:45

会社の指示により、これから伸びる資格ということで、2年前に5名で受験しました。結果は一人合格です。その後、この資格に関する維持費や必要なCPD講習会への参加費を会社が出さないということを言い出したので、今では我社では誰も受験しておりません。「受験料+土木学会入会費+土木学会年会費+土木学会の主催する講習会へ定期的な参加費(CPD確保のため)」等を考えると会社の経費が莫大になるそうです。この資格を25年間維持するためには少なくとも数百万円のお金がかかるそうです。CPDに関しても土木学会主催のものに参加するのが素直に時間が稼げるシステムのようです。今では、コンサルをはじめ、土木関連業者の中でも、ほとんど受験するものはいなくなっているようですね。ですから教室はガラガラになっているんではないでしょうか?やはり、建設コンサルタントでは、技術士かRCCMですね。特に最近では技術士保持者でもRCCMを受験する傾向が強いですね。残念ながら土木学会認定試験は、消えていくことになると思います。変な言い方ですが、今の世の中で、子育てや住宅ローン等が残っている世代では、この資格を取得することは、自殺行為に近いですから。。。。。


No.58 RE:土木学会認定試験 投稿者:スゴイ資格ですね 投稿日:2005/09/08(Thu) 22:29

私も簡単に試算しました。土木学会認定試験のホームページを元に学会年会費やCPDを考慮した場合、年間にかかる費用は4万円〜6万円くらいですね。その他、更新料や入会費、またもうすぐ4回も試験を受ける制度に変更なることを考えるとトータルで、最低、一人当たり200万円〜250万円は投資する必要があるようです。私も子育て世代です。土木学会もしょせんは、天下りの受け入れ先であることを考えると、確かになぜ彼らの面倒まで見なければならないの?と考えさせられます。一時、わけの分からない民間資格の受験案内の電話がよく会社にかかってきましたが、この部類とあまり変わらないような気がします。コンサル勤務者さんのおっしゃる通り、先の長い資格試験ではないような気がします。もっとも、会社役員や経営者等の金銭的に余裕のある方は高級クラブに入会したような感覚で楽しめるのかもとは思いますが....



No.31 今年度の上下水道部門の経験問題 投稿者:いっち  投稿日:2005/09/02(Fri) 11:49 [返信]

今年の上下水道部門第二次試験を受験した者ですが、午前の試験について試験時間修了15分前に退出してしまったため、問題を持ち出しできず、午前経験問題の問題文(を忘れてしまいました。社内で知りたい者がいるので今年度受験した方で、できるだけ正確な問題文をご存じの方、教えてください。お願いいたします。


No.33 今年度の上下水道部門の経験問題(2) 投稿者:いっち  投稿日:2005/09/02(Fri) 14:30

すいません。下水道部門だけで構いません。
よろしくお願いします。



No.34 RE:こちらで 投稿者:no Name 投稿日:2005/09/02(Fri) 16:29

私は受験していないのでわかりませんが
こちらでたずねてみてはいかがでしょう?

http://ew.sanuki.ne.jp/nsw/



No.36 RE:今年度の上下水道部門の経験問題 投稿者:ばっかす  投稿日:2005/09/02(Fri) 20:27

上水道及び工業用水道、下水道、水道環境の3科目がありましたが、何を知りたいのでしょうか?


No.37 RE:今年度の上下水道部門の経験問題 投稿者:いっち  投稿日:2005/09/02(Fri) 21:14

nswさんのBBSでもお願いしました。それと、ばっかすさんの質問には「下水道科目」です。


No.38 RE:今年度の上下水道部門の経験問題 投稿者:いっち  投稿日:2005/09/02(Fri) 21:46

SOさんという方に直接メールにて問題文を教えていただきました。
この場を借りて、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。




No.12 技術士試験のあり方・内容について 投稿者:まてぃ 投稿日:2005/08/30(Tue) 21:23 [返信]

APECさんが書かれております、
>択一がいいか記述がいいかという点も意見が分かれるところですね。
>私個人としては、業務独占資格あるいはそれ的な位置づけを求める
>ならば、広い視野からの判断力も技術者に求められていることも考
>え合わせ、択一・記述の組み合わせで、なおかつ限られた時間の中
>でできるだけ多くの問題を出せる方法がいいのではないかと思いま
>すが、スレの目的とも外れますので、ここまでとさせていただきた
>く思います。
の関連に興味があります。スレ違いということて新規に。

質問があります。
択一問題を受験された方がよくこの掲示板に書かれる常套句?として
「重箱をつつくような択一は技術士にふさわしいとは思わない」
というのがありますが、なんだか点数の悪かった人が問題のせいにしているようにも見えなくはありません(要は自分の得点のとれる問題にしてくれっ感じ?)。ここは建設的にどうあるべきかをお聞きしたいと思っていたところ、APECさんから1つの考えが示されました。
質問1 択一の是非について。択一という出題形式が技術士試験にふさわしくないと言う場合はどのような試験が技術士試験にふさわしいのでしょうか。
質問2 択一は認めるが、現在の出題は技術士試験にふさわしくないと言う場合はどのような択一問題の場合、技術士試験にふさわしいのでしょうか。
似たようなところで、「出題傾向が急に変わり用意してきたことがパーになった(怒)」というご意見も見たことがあるのですが、
質問3 資格試験なのだから毎年同じハードルであるべき(出題不変)と考えますか。それとも高等の応用専門能力を問われるのだから毎年全く違う問題であるべきと考えますか。

皆さんにとって興味ないかも知れませんが...。



No.13 重箱 投稿者:くさぶ 投稿日:2005/08/30(Tue) 21:24

まてぃ様
こんばんは、くさぶです。

今回の試験も「失格」にびくついております。
それはさておき、ご提題の件、私案を含め見解を述べさせて頂きます。

>質問1 択一の是非について。択一という出題形式が技術士試験にふさわしくないと言う場合はどのような試験が技術士試験にふさわしいのでしょうか。

択一式は存外に幅広い知識が必要ですからこのままでいいのではないかと思います。

質問2 択一は認めるが、現在の出題は技術士試験にふさわしくないと言う場合はどのような択一問題の場合、技術士試験にふさわしいのでしょうか。

今回の試験(衛生工学)ではCSRの出題があったと思います。
初見は「?」でしたがコンサルなら必要ですのでOK。

>似たようなところで、「出題傾向が急に変わり用意してきたことがパーになった(怒)」というご意見も見たことがあるのですが、

「高度の応用能力」は技術士としての実際業務に必要なことであって、「試験」への応用能力は必要ないと考えます。従って、出題形式はさわる必要はないと思います。

質問3 資格試験なのだから毎年同じハードルであるべき(出題不変)と考えますか。それとも高等の応用専門能力を問われるのだから毎年全く違う問題であるべきと考えますか。

問題は変える必要があるでしょう。受験者層、社会情勢の変化を勘案すると同じハードルは不可能でしょう。

次に私案を述べます。

私案1 経験論文廃止
 理由:肝心な「経験」よりも「論文の書き方」で合否が決まる    のはおかしい。(失格も含めて)

私案2 短答式を新設
 理由:かたよりのない、最新の知識を問う必要があるでしょ     う。

択一は「情報」を知っているかどうかを問い、短答式で「情報の知識化」レベルを問うのが妥当。さらに専門論文で「知識の体系化」レベルを問う。

私案3 一般論文廃止

 理由:択一、短答式で十分。



No.14 私案 投稿者:猛虎 投稿日:2005/08/30(Tue) 21:24

二次試験結果待ちです。まてぃさんのスレに興味を持ちました。来年度から試験制度が変更されるとのこと。合格者のレベルを落とさず、受験者の本質を問う試験に変更されることを望みます。
 
>質問1 択一の是非について。択一という出題形式が技術士試験にふさわしくないと言う場合はどのような試験が技術士試験にふさわしいのでしょうか。

択一式は、幅広い見識を有しているかどうかを確認するためのツールとして有効であると思います。しかしながら、いわゆる「重箱のスミ的」問題が多いとの声も聞かれます。例えば、今年度の「平成27年には3人に1人が65歳以上の高齢者・・・」という問題は、その典型ではないでしょうか。また、論文と択一式の重みが同じなのが納得いかないという声があるのも現状です。

私の考え
 ■択一式のあり方
細かい数値を覚えることにより正誤を判断する問題を取りやめ、建設部門が抱える課題や、それに対する施策・方向性を正しく理解しているかを問う形式にする。また、回答数を増加し、配点の重みを変更する。
例えば、現行の15問から30問回答に増やし、択一式の配点を0.5点(30問とした場合)とする。これにより、回答の迅速性が求められ、より幅広く正確な知識の有無を確認できるのではないでしょうか。
 
■一般論文のあり方
基本的には、くさぶさんの「短答式を新設」、「一般論文廃止」に賛成です。少し補足しますと、現行の一般論文試験では、予想問題の的中度合いにより、当日の論文の出来が変わるという事態が少なからずあると思います。そこで、建設一般における今日的トピックスを短答式で述べるという方式はどうでしょうか。
例えば、「既存ストックの有効活用策」、「少子高齢化社会における社会資本整備」などの複数(10項目程度)のトピックスの中から、任意に5〜6項目程度選択し、1項目につき300字程度で論述するといった感じです。
 これにより、受験者の幅広い見識と、丸暗記的な試験勉強を排除できるのではないでしょうか。(私は、どちらかといえば丸暗記に頼ってましたが)

>質問3 資格試験なのだから毎年同じハードルであるべき(出題不変)と考えますか。それとも高等の応用専門能力を問われるのだから毎年全く違う問題であるべきと考えますか。

経験論文に限って述べさせていただきますと、私は、経験論文は一種の芸術作品だと思っています。それは、自身の経験をたったの3600字で表現するために、推敲に次ぐ推敲、図表のレイアウト変更などのちょっとした工夫を重ね、読みやすさ、分かりやすさを追求し、長期間かけて作成するものだからです。そんな手塩にかけた我が子(論文)を、、試験当日に万全な状態で送り出してやりたいと思うのが人情では無いでしょうか(浪花節ですが)。
したがって、毎年同じハードルであるべき(出題不変)と考えます。
くさぶさんへ、「論文の書き方」→「表現能力」と解釈できませんか?



No.15 技術士にふさわしい試験 投稿者:ヒロスケ 投稿日:2005/08/30(Tue) 21:24

 まず、完璧な試験方法はないと思います。
 その上で、「技術士」を世に出すための試験ですから、「技術士とは何か」が重要なキイになると思います。
 技術士とは「コンサルティングのできるエンジニア」という位置付けは変わっていないと思います(法改正に伴い、英語名称が、コンサルティングエンジニアからプロフェッショナルエンジニアに変わっていますが、コンサルティングを含めてプロフェショナルだと理解してます)ので、クライアントに対して提案、助言ができるかどうかを問う試験が、技術士にふさわしい試験であると思います。
 そういった観点から、今の試験がそう外れているとは思いません。知識、技術、経験も重要ですが、仕事をしていて一番難しいのが、素人に提案してそれをきちんと理解してもらうこと…プレゼンやコンサルティングではありませんか?
 技術士はそこを問われるわけです。ですから、記述試験での文章の書き方や表現方法、口頭試験での答え方、個人の持つ雰囲気、人当たりなど、個々の資質までもが試験の対象になるのだと思います。技術士法に報酬規定があって、技術士会が報酬を毎年算定してますが、日額報酬約15万円と弁護士より高額です。知識と技術と経験があればいいという資格じゃないと思います。
 知識と技術と経験を問うのであれば、技術検定(1級施工監理技師等々)という国家資格が昔からありますしね。



No.17 重箱の済 投稿者:APEC  投稿日:2005/08/30(Tue) 23:22

「重箱の隅」と言われる問題には、問題の本質には関係が薄い and/or 細かい数字を問うというものがあるようですね。
このような問題が多くなってくる原因の1つとして、
(Q)正解を議論の余地の無いものにしなければならない
(A)@白書のような「テキスト」に書いてあることをそのまま正解に使うのが間違いない。
   A「解釈の仕方次第」にならないためには、数字の問題が楽でよい。
ということがあるのでしょうね。
私自身、オンライン試験問題を作っていて、ネタ切れになると「数字問題」に走りそうになりましたから。

一次試験はもっと極端です。試験問題が「大学専門課程程度の問題」と明記してあるのに、14年度は「大学で教えていない内容」が出て問題視されました。
これを受けて、15年度以降はことごとく「テキスト」から、それも「テキスト丸写し」問題が多くなりました。
その分、問題文でクドクド説明をする必要がなくなったため、15年度から問題文が一気に短くなっています。

簡潔明瞭で、本当の実力(特に本質を理解しているかどうか)を確認でき、しかも「解釈の違い」によるあいまい正答がない択一問題、というのはなかなか難しいですね。



No.23 RE:技術士試験のあり方・内容について 投稿者:ps 投稿日:2005/09/01(Thu) 00:13

結局は、与えられた課題に対応すべく準備を行い、人事を尽くし天命を待つのが受験者の心得でしょう。
出題内容は、現在のままで良いと考えます。論文中心かつ択一でプラスαを図るという試験は、貴重でしょう。このような貴重な試験制度を廃止してはいけません。




No.4 試験制度が大きく変わるようですね・・・ 投稿者:すねお 投稿日:2005/08/30(Tue) 21:18 [返信]

APECさんの技術士は 五大国家資格というコメントを見て 失礼ながら考させられました。あえて申し上げるならば、今時技術士が五大国家資格というのは、当業者の相当年を召した方がおっしゃる言葉で、一般には伝わらないのではないかと思います(弁護士、医師、会計士、弁理士と同列という感じはしません)。技術士の私が申しあげるのもはばかれるのですが、五大国家資格というのは実感ももてませんし、臆面も無く主張する気にもなりません。(批判めいた内容になってしまいましたが・・・やはり、実感や実態と乖離している印象が否めませんでしたので、コメントしました)

前置きが長くなりました。来年から、技術士の試験制度が変わるのは、噂ベースでは既定のように思います。JABBの第一期生がチャンレンジするので、従来の午前問のような若手が不利になる業務経歴論文は廃止になるか 事前提出のような形になるか といったことは 噂ですが複数の技術士の方からうかがったことがあります。
個人的には、どのように試験制度が変わっても、公正に受験される方が審査されれば問題はないと思いますが、旧来の方式に慣れてきた頃でもあり、大幅に制度が変わるというのは 正直なところ戸惑いは隠せないといった心境です・・・・



No.5 いやはや 投稿者:おつ 投稿日:2005/08/30(Tue) 21:19

おはようございます。
私は,APECさんの「国内の知的職業各界を代表する国家資格が5つある、ということだと思います」ということで,十分,説明できていると思っています。現実的だと思います。
「5大国家資格だから偉いんだぞ」といいたい人には現実と乖離した感があるのでしょうが,「国内の知的職業各界を代表する国家資格が5つある」につきると思っています。それ以上でも以下でもない。
試験制度の変更については,どんどんやっていただきたいと思います。純粋に力のある人間が合格する試験になっていけば良いと思います。



No.6 そうですね 投稿者:APEC  投稿日:2005/08/30(Tue) 21:19

私もおつさんに同感で、力のある人がどんどん合格してほしいと思っています。ずっと以前、佐口さんの掲示板に書きましたが、私が個人的に望んでいる試験の形式は、
●試験の半分くらいは択一で、広い基礎知識や見識を試す。
●専門分野に関しては、マニュアルエンジニアでない、創意工夫のできる技術力を試す。記述式問題とするが、ボリュームは600時詰め2枚くらい。
●経験論文は毎年コロコロ変えて、丸暗記できなくする。
といったものです。

そういう試験スタイルを望むのは、私自身が目指す技術者像、専門バカでなく、広い知識と見識の裾野を持ち、しかし専門分野ではプロの底力を発揮でき、マニュアルを尊重はしても隷属はしないというエンジニアを求めているためだと思います。

ただ、そういうタイプでない人、現場でずっと苦労してきた人、実直に専門力を積み重ねてきた人は置き去りにしてもいいのかというと、決してそうは思いません。現状に甘んじ、一歩を踏み出せないとどうしようもないですが、一歩を踏み出しさえすれば、できるかぎりの応援をしたいと思います。



No.7 どうでもいいことですが… 投稿者:ヒロスケ 投稿日:2005/08/30(Tue) 21:20

日本の国家資格の5大資格は、「弁護士・弁理士・公認会計士・税理士・技術士」と教わってました。
医師は、国家でなくて医師会がレベル保全を担っていて、国家試験としては合格率95%以上という医大を出れば比較的楽に取れる程度の試験なので、5大資格には入らないのだと聞いて納得してました。

技術士制度については、職業資格にしてほしいと思います。

建設部門、上下水道部門は国土交通省がバックアップしてくれていて特典が多くメジャーな資格になってますが、日本のものづくりを担う製造業の業界では全く知られていないのが実態です。

例えば、一定規模以上の工場には、その製品に関わる部門の技術士、環境系の技術士を置くことを義務づけるといった職業資格となることがメジャーな資格となる唯一の方法ではないでしょうか。

試験制度については、どんな試験でも完全なものはあり得ないと思います。私は択一のないオール記述式の以前のものがいいと思います。択一のどうでもいいような細かな問題にはうんざりしました。試験制度を短期間でころころ変えるのも技術士の位置づけがハッキリしていないことを象徴しているようでいやな気分です。



No.8 ん?そうだったかな? 投稿者:APEC  投稿日:2005/08/30(Tue) 21:21

税理士・・・・そうだったような気もしてきた・・・・^^;
もう一度調べてみますね。もし私が間違っていたらごめんなさい。

ヒロスケさん、「職業資格」というのは、弁護士などのような業務独占資格、すなわち「その資格がないと○○はやっちゃいけない」という資格のことでしょうか。
そうですね。技術士が名誉資格というか、特別に高い技術力を持っている者の称号であったころならともかく、今後はその必要性は出てくると思います。アメリカのPEが主任技術者の要件であるように・・・・

択一がいいか記述がいいかという点も意見が分かれるところですね。
私個人としては、業務独占資格あるいはそれ的な位置づけを求めるならば、広い視野からの判断力も技術者に求められていることも考え合わせ、択一・記述の組み合わせで、なおかつ限られた時間の中でできるだけ多くの問題を出せる方法がいいのではないかと思いますが、スレの目的とも外れますので、ここまでとさせていただきたく思います。



No.9 5大資格 投稿者:沖美 投稿日:2005/08/30(Tue) 21:21

私も、すねおさんのように、全く同列に考えていませんでした。
そこで、弁護士・医師などとの同列の5大国家資格というのを
みて、逆にすごいものだと感じて、別のところではその意味の
レスしていました。
自分の中に、弁護士や医師のほうの資格が『上』に
見ている部分があったようですが・・・
単純な比較はできないですね。
同列比較は無理でも、5大資格の意味合いは、
感じます。



No.10 弁護士・弁理士・公認会計士・技術士・? 投稿者:APEC  投稿日:2005/08/30(Tue) 21:22

気になったのでちょっと調べてみたのですが、「5大資格」に決まった組み合わせはないようです。
弁護士・弁理士・公認会計士・技術士の4つは一定しているようですが、あと1つが、医師、税理士、不動産鑑定士、土地鑑定士などいろいろ言われているようです。
いずれにせよ、これらとの比較の中で、技術士の「名称独占資格」、すなわち「技術士を名乗ることができる」という以外に独占できるものがなく、「業務独占」(その資格を持っていないとできない仕事がある)に比べれば圧倒的に「うまみのない」資格になっていますね。
これは、技術士のカバーする産業分野は、技術界全体に及ぶため、そこで行われる仕事の内容もまた多岐にわたり、業務独占内容を一律決められないという事情もあるようです。
結果、たとえば建設分野で、建設コンサルタント登録時の技術管理者であるとか、コンサルタント業務受注時の管理技術者といったものには技術士しかなれない(管理技術者はRCCMもなれますが)というように、必要に応じて「分野限定業務独占資格」化しており、その分野だけではステータスが高くなっているという状況になっています。

まあ、別に何大資格でもいいのですが、エンジニアのトップ資格であること、そして我が国は科学技術立国であること、この2点を思えば、技術士は誇りある資格であることは確かだと思います。
だからといって威張り散らせと言っているわけではありません。そのことを、試験合格への、あるいは合格後の仕事へのインセンティブにしてほしいと思っていますし、それゆえに試験もそれなりのものであってほしい(難度でなく、内容が)と思っています。



No.11 会計士は税理士を含んでいる? 投稿者:リッチー 投稿日:2005/08/30(Tue) 21:22

以前に税理士の方から聞いたことがあったのですが、「公認会計士持っていたら税理士なんていらないんだよな」ということでした。どうやら、会計士は税理士と同じ仕事をしてよいようなのですが、逆はだめということらしいです。だから、両者は同列では論じられない資格なのだと想います。

http://www.tky-ma.net/page038.html
≪税理士との違い≫わが国には、税務に限定して他の先進資本主義国にはない税理士制度が存在します。(ドイツには類似の制度が存在します。)しかし、公認会計士は税理士となる資格を有し税務を行えます。なお、税理士は公認会計士試験に合格しない限り公認会計士業務を行えません。