本家・のりたまとうさんです。
今年、総監を初受験します。
何を使って勉強したらいいのか、教えてほしいです。
とうさんは、
PMP☆虎さんの「総監 虎の巻シリーズ」を購入しようと半分決意しております。で、購入の前に皆さんに聞いてみようと思いました。
参考書や講座等、お勧めのものがあれば、教えてください。
お願いします。
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No.23127 RE:総監の勉強方法について 投稿者:みんな頑張れ 投稿日:2010/05/12(Wed) 11:40
総監受験者は3千人程度と少なく、出版としてビジネスに成らないので、「虎の巻シリーズ」以外は皆無と言っていいでしょう。
独学であれば、「虎の巻シリーズ」。
講座であれば、スキヤキ塾、PMP講座、他に各団体の受験指導となるようです。
頑張ってください。
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No.23128 RE:総監の勉強方法について 投稿者:総監の頭 投稿日:2010/05/12(Wed) 12:30
昨年度、総監に合格したものです。私の勉強方法について参考までに・・・。
購入した参考書等は、青本とPMP★(虎)さんの虎の巻シリーズのみです。
虎の巻シリーズは、受験に先立ち「ガイドブック」と「青本の徹底理解」を購入、筆記合格が判明してから「技術体験論文作成方法」を購入しました。
講座等は何も受けていません。
勉強としては、
@青本を読破(かなり斜め読み)
A「ガイドブック」を読破
B「青本の徹底理解」を読み込む
C「ガイドブック」にある「業務分析シート」を自分なりにアレンジし、自分の経歴に書いた業務のシートを作成
という感じです。CをするのにBに戻るということを何度も繰り返しました。
BとCを逡巡する合間に、過去の五択問題をSUKIYAKI塾や「青本の徹底理解」を使って勉強しました。
APECさんもおっしゃっているとおり、総監はいわゆる「総監の頭」になることが重要だと思います。
BとCを逡巡する間に、徐々に「総監の頭」になっていったのかなぁ・・・(完全になってはいないと思いますが)と思います。
筆記に関しては、過去問をやってみる等の対策は一切していません。
総監を受ける方は、ほとんどが既技術士だと思いますので、技術部門で培った文章作成能力があれば、あとはいかに「総監の頭」になっているか、が勝負だと思います。
自分も、自分なりの「業務分析シート」を作っていて、ついつい、技術論に走ってしまい、総監の視点で業務を見つめなおす難しさを痛感しました。
以上、まとまりの無い文章になってしまい、スミマセン。参考になれば幸いです。
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No.23129 総監の頭について 投稿者:のりたまとうさん 投稿日:2010/05/12(Wed) 12:43
某メルマガからの引用です。
このメルマガを書いた方はすばらしい人だと、感心しました。
総監の視点を主婦の家事にたとえています。
以下引用
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平たく考えてみると、
家庭の主婦は、無駄使いを減らして家計のやりくりをしながら、
子供を学習塾に遣り、なだめすかして時には叱りながら、
朝のごみの分別をして、
井戸端会議でいろんな情報も仕入れて、
さらに内職に精を出す・・・。
そしてまだ同じコトを繰り返していく・・・。
これこそ、まさに、総合技術監理的な視点で日々の生活を実践している、ということといえるのです。
無駄使いを減らすのは、経済性管理。
子供を学習塾に遣り、時になだめ叱るのは、人的資源管理。
ごみの分別は、社会環境管理。
井戸端会議は、情報管理。
そして内職は、これは夫の給料の激減を恐れるというリスク管理ということで安全管理になります。
当然、内職に精を出しすぎたら、こどものしつけもおろそかになりがちですし、井戸端会議にもなかなか参加できなかったりするでしょう。
また、子供の勉強に力を入れるあまり学習塾に通わせると、ストレートに家計が圧迫されます。
でもやっぱりいい学校に入らせたい、でも家計は苦しい・・・こんなトレードオフの課題についても、空いている日曜日にフリーマーケットで不用品を売って、その売り上げをお月謝に回したりなどと、知恵を凝らして乗り切っています。
このように、普通の主婦もこれら一切にうま〜く折り合いをつけて、家族のために、なんとか日々の暮らしを凌いでいるのです。
残念ながら、あなたは主婦ではありません。
したがって、「家族のために」を「社会のために」、そして「日々の生活」を「日々の業務」に置き換えたら、いいのです。
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日常業務を、このように見れる目を養わなければならないわけですね。頭の中を作り変える必要アリです。
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No.23131 RE:総監の勉強方法について 投稿者:のりたまとうさん 投稿日:2010/05/12(Wed) 18:06
みんな頑張れ様
総監の頭様
虎の巻シリーズを購入いたします。18,000円とのこと。
助言ありがとうございます。
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No.23134 RE:総監の勉強方法について 投稿者:塩ラーメン 投稿日:2010/05/12(Wed) 21:28
私は、さまざまな図書をたくさん購入(業務も忙しく時間がなかったので、全てを読んでいるものではなく部分読みです)しましたが、役に立ったなぁと思えるのは、そのうちいくつかです。
特に役立ったものは、
@総合技術監理部門傾向と対策(CEネットワーク)→択一対策
A総合技術監理精選問題集
Bトレードオフを勝ち抜くための総合技術監理のテクニック第3版
Cその他、近代図書の過去問と解答あたり。
かなぁと思っています。他に読んだものも、知らず知らず知識になっていたのかもしれません。
まずは、筆記を突破するだけなら、青本を繰り返し読むこと、そして@やAを繰り返し読むこと。Bは息抜きも含めて総監の頭になることです。記述はCで書き方のコツが必要です。業務の課題ではなく、「業務を進める上での課題」ですので。そこのところのを十分意識すれば、大丈夫です。
でも、本当に気合いが入ったのは、筆記突破してからでした。ここで完全に総監の頭になりました。新聞の事故などの記事を読んで、ぱっと5つの管理の問題点やリスク管理が浮かんでくる、過去のすべての業務経験も5つの管理やリスク管理で説明できるなど・・・です。
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No.23135 RE:総監の勉強方法について 投稿者:ランディー 投稿日:2010/05/12(Wed) 22:35
昨年度、総監初受験でしたが何とか合格できた者です。
既に何人かの方がResされていますが、自分の経験が参考になればと思い、書かせていただきます。
自分は建設部門合格後、すぐに総監を受けようと決めたのですが、最初に対応したのが良質の参考書探しでした。
具体的には、「本屋で立ち読み」&「国会図書館で斜め読み」を敢行し、一般販売されている参考書はほぼ全て目を通しました。
しかし、これらの中には今ひとつ自分の頭に馴染む参考書がなかったので、その後、PMPさんの「総監虎の巻シリーズ」なども購入しました。
で、1年間の受験勉強を通じた結論からいいますと、自分のお薦めは次のとおりです。
@総監の“基本視点”の理解
→APEC-semiセミナー(講義&テキスト)
A総監の“技術体系(青本)”の理解
→総監虎の巻「青本の徹底理解」
B総監択一の対策
→総監虎の巻「択一問題対策」
C総監筆記の対策
→(推薦書特になし)
D総監口頭の対策
→APEC-semi口頭セミナー(講義&テキスト)
@については、かなりの数の本に目を通しましたが、APECさんのテキストが最も簡潔・明瞭でした。
初受験の方にはオススメです。
Aについては、青本自体は読みにくい(フォント・文字色等に工夫がないという意味で)のですが、「青本の徹底理解」はそれを見事にフォローしていると思います。
(ただ、若干誤字があるのが気になりました。)
Bは、過去問題+想定問題のボリュームから見て、上記の「択一問題対策」がダントツでした。
Cについては、参考書に頼るというよりも、@を理解した上で、自らの業務を総監的に整理しなおす、というのが王道(かつ近道)と感じました。
(実際自分は、@Aの他は、過去問(2問ほど)について自分の業務を基に回答案を作成してみただけでした。)
Dは、APEC-semiに参加させていただたのですが、大変有効と感じました。
最後に蛇足ですが、筆記試験の直前は、択一対策に重点を置くことをお勧めします。(択一問題は忘却曲線の影響が大きいため。)
自分の場合、直前の1か月ほどで、上記Aの全問題を3回転繰り返し解いたのですが、その結果、本番では択一40問中34〜35問正解でした。
以上、参考になれば幸いです。
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No.23137 RE:総監の勉強方法について 投稿者:にんじん 投稿日:2010/05/12(Wed) 23:04
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No.23138 RE:総監の勉強方法について 投稿者:やま 投稿日:2010/05/12(Wed) 23:15
昨年度、総監合格したものです。
私は、いわゆる「黄本」で主に勉強しました。
青本は、文章ばかりでポイントがつかみにくいので、
箇条書きしてある「黄本」がわかりやすかったです。
日本技術士会九州支部から発行されています。
正式には、「技術士制度における総合技術監理部門の
技術体系<第2版>」という本です。600円とリーズナブル
です。詳細はこちらで
http://www.pekyushu.com/sub/book00.htm
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No.23139 RE:総監の勉強方法について 投稿者:塩ラーメン 投稿日:2010/05/12(Wed) 23:58
試験には役立たなかったのですが、業務を進める上での知識として役立ったのは、技術士ハンドブックです。問題解決やプロジェクトマネジメントの記述は勉強になりました。仕事で考え方を活用しています。
これをベースに、筆記の予想問題・解答を考えてみましたが、もちろん出題されませんでした・・・。(でもよい訓練になりました)
今年は、プロジェクトマネジメントが出たりして・・・
リスククマネジメントや技術経営関連図書、ピンボック、ドラッカーのマネジメント、MBAマネジメントブックなども、なんとなくマネジメント力がついたような気になります。
以上については、試験を単に突破するという目的からすると、効率のよい対策ではありません。
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No.23144 RE:総監の勉強方法について 投稿者:のりたまとうさん 投稿日:2010/05/13(Thu) 09:40
あさ、かあさんに、書置きで18000円振り込んでおいてと頼んでおきました。これで「総監 虎の巻シリーズ」の購入は完了です。
あと、「黄本」を九州支部に問い合わせています。
皆様、助言ありがとうございます。
初めて知ることばかりで、驚いています。
先人の方々がどうやって突破したのか?試行錯誤があったと思います。
それを教えてもらうのは、ズルイのかしらと思いました。申し訳ございません。
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No.23145 RE:総監の勉強方法について 投稿者:のりたまとうさん 投稿日:2010/05/13(Thu) 10:22
ごめんなさい。
再度質問です。
黄本の購入方法を日本技術士会九州支部に問い合わせたところ、以下のようなメールが返ってきました。
とうさんは埼玉県に住んでいます。入手方法を教えていただけませんか?
よろしくお願いします。
そのまま引用
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お尋ねの件、黄色本につきまして、これは(社)日本技術士会本部発行の正式の本ではなく、九州支部の技術士の会員の先生方が作成された本です。 従いまして、現在、(社)日本技術士会九州支部としては販売しておりません。 事務局
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No.23146 RE:総監の勉強方法について 投稿者:都市計画 投稿日:2010/05/13(Thu) 11:52
いろんな勉強法が出ていますが、私は、まず択一で点数を上げることを目標にしました。最低でも24問〔60点〕-------、実際は27問〔67.5点〕までいきましたから、-----ある程度、試験中でも択一の点数予想は立てることが可能です。-----論文にかける時間があまりなかったので〔新制度では時間は余裕ありでしたかね??〕、52.5点以上の論文を書くように努力しました。
択一の勉強が主となりますが、青本の暗記には、半分行ったところで挫折しました。そこで、問題を多く解くことに切り替えました。問題集を結局3冊買い、それ以外の過去問も含め600問ぐらい解いたと思います。
勉強方法はそれぞれと思いますが、青本なり、参考書の暗記については、私は挫折しました。もともと、理解むずかしい項目でしたので-----。参考になれば、幸いです。
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No.23147 RE:総監の勉強方法について 投稿者:自己流 投稿日:2010/05/13(Thu) 13:18
私は、青本のみ+模擬面接なしで合格できました。
青本を読み込んで、その体系をしっかり押さえることで、キ-ワ-ドは殆ど暗記していました。
そして、自己の業務を青本の体系に沿った形で整理して、自分なりの参考書(ノ-ト)を作成しました。
皆様のご健闘をお祈りします。
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No.23153 RE:総監の勉強方法について 投稿者:goodsoil 投稿日:2010/05/13(Thu) 21:13
総監3浪中です。
4月から兆候がありましたが、5月に入って治療中の鬱がひどくなり、10日間ほど勉強していません。今日は久しぶりに掲示板を開けました。
計画通りいくか分からないけれど私の勉強方法は以下のことを考えています。
1.択一問題で7〜8割を取れるようにすること。
(1)過去問を解く時は新宿始発の小田急線各駅停車便(急行と違って帰宅ラッシュアワーないので必ず座れる)に乗る。帰宅まで時間はかかるが、その時間のほとんどは問題集解答に集中出来る。
(2)問題によって、図書館で借りた本が良いか、インターネット検索が良いか、自分の相性がある。その相性を考慮しながら、暗記ではなく理解するように努める。
2.論文問題で6割を目指す。
自分が総監技術士にふさわしいと考える材料で、H19年以前の過去問も含めて書き下ろす。
同じ過去問でも、以前作成したものを全く見ずに書いてみると、骨子法を使うにも関わらず、バリエーションが出てくるから不思議だ。
※択一にこれまで以上に力を入れることにしたのは、今年の3月にある講座のガイダンスで、「筆記論文7割限界説」を聞いたからです。
文章が長い総監の問題は問題文自体の中に答えのヒントが含まれている場合が多く、問題の要求事項に適切に答えれば6割は何とか取れるそうです。
その一方、全く予測していない未知の問題が出る総監では7割を超える得点を出す人はほとんどいないそうです。その講座の講師の中に、何人か筆記論文を採点したことのある人達がいるそうですが、全員同じこと(7割限界説)を言っているとのことでした。
択一のおかげで合計6割を超えた場合、当然口頭試験は厳しくなるでしょうが、体験論文を上手くまとめることや口頭模擬試験の場数を踏めば、逆転もある可能性はあります。
しかし、筆記に合格しないと次に進める可能性は来年の試験までゼロです。
何だか総監のマインドではなく、総監筆記突破情報のような話になり、自分自身情けなく感じていますが、他の総監受験者の参考になればと思います。
今日も勉強はしないで早く寝て、悪化中の鬱を最低限・短期間に止めるよう努めます(予防保全?)。
お休みなさい。
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No.23154 RE:総監の勉強方法について 投稿者:ひこにゃん 投稿日:2010/05/13(Thu) 21:22
総監の論文は日頃から総監技術を意識して仕事をしていればだれでも5割くらいは取れます。したがって、勉強時間の9割を択一試験の準備にあてるのが正解だと思います。
実際、私はその勉強時間配分で一発合格しました。
総監を受ける皆さん、頑張ってください。
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No.23155 RE:総監の勉強方法について 投稿者:名無し 投稿日:2010/05/13(Thu) 21:56
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No.23156 RE:総監の勉強方法について 投稿者:昨年度の受験生 投稿日:2010/05/13(Thu) 22:25
昨年度、総監(建設)に1回目の受験で合格しました。
勉強方法は、青本の通読2回とキーワードの書き出し1回。それと過去問5年分。
論文対策は、日常業務で総監の5つの管理を意識するだけで十分だと思います。
筆記試験に関して言えばこれ以上お金をかけなくても準備は出来ると思います。
口頭試験は別の対策が必要ですが・・・
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No.23160 RE:総監の勉強方法について 投稿者:塩ラーメン 投稿日:2010/05/13(Thu) 23:12
さて、まとめです。(自分なりの・・・)
択一対策が最も重要であることは、皆さんの意見のとおりです。ですから、択一の問題集は、たくさんあってもよいでしょう。
また、論文対策は、過去の解答例を読むことで、5つの管理を学べばなんとかなるものです。5つの管理の主な対策は限られています。ですから、だれでも簡単に覚えられます。そして、試験問題を読んだ後、どうしても書けないようなら、その対策を考えて、対策→問題点→課題→現状と逆にたどると、まったく書けないということは回避できます。
総監の頭というのは大切ですが、正直なところ、高いレベルが要求される口頭対策だろうと思っています。
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No.23165 RE:総監の勉強方法について 投稿者:TT 投稿日:2010/05/14(Fri) 01:23
少し古いですが、H19に総監(上下水道)で合格しました。勉強法は、「過去問5年分→青本→過去問5年分→青本」のようにしました。はじめから青本だと、とっつきにくいですが、過去問を読んだ後だと、要点が掴みやすいように感じました。
がんばってください。
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No.23168 RE:総監の勉強方法について 投稿者:50代の挑戦者 投稿日:2010/05/14(Fri) 12:53
昨年度、総監に初挑戦して合格(奇跡的?)した50代の受験者です。参考までに・・・・
参考図書は下記の5点を中心に勉強しました。
1.CEネットワーク編 技術士試験総合技術監理部門 傾向と対策 → 5択の勉強に役立ちました。
2.技術士会九州支部編 総合技術監理部門の技術体系(黄色本) → 青本より総監の体系が理解できます。
3.アートプラン 総合技術監理部門キーワード辞典2009年版 → パソコンに入れて、総監用語を理解するのに役立ちました。
4.日経BP社 技術士総合技術監理部門合格指南 →記述試験の立場(役職等)による総監5分野の表現の違いが理解できました。
5.トレードオフを勝ち抜くための総合技術監理のテクニック → 「総監の頭」を理解するために役立ちます。
総監の筆記試験は、出題が予測できません、昨年度はあてが外れましたが、APECさんの「総監の頭」を意識した勉強をしていたので、セーフでした。試験勉強時間に限らず、日常的な業務の中で、仕事を総監の5分野に当てはめた思考を身に付けることが必要と考え、実行したのが良かったと思います。口頭試験の時、冒頭、日常での業務を5分野に分けて,対応していることを具体的に述べてくださいといわれ、スムーズに回答できたことが、口頭試験がすんなりいった一因と思っています。
この試験は、5択の出来・不出来が合否を決めると思います。私は、5択は70%の出来でした。5択は、青本以外からの出題が多くなっています。経営工学やCSR(組織の社会的責任)、労働基準法等に関する本を図書館で読んだりして、幅広い知識の習得に努めました。
受験生皆様の合格を祈念します。
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No.23169 RE:総監の勉強方法について 投稿者:のりたまとうさん 投稿日:2010/05/14(Fri) 17:42
総監 虎の巻シリーズを入手しました。
これを中心に勉強し、必要に応じて図書館で本を借りてみようと思います。
このスレッドで、勉強の仕方に道が開けたのは、とうさんだけではないでしょう。がんばりしょう!
皆様、アドバイスありがとうございました。
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No.23171 ひこにゃんさん 投稿者:ハイスペック 投稿日:2010/05/15(Sat) 00:13
ひこにゃんさん、「30代前半で一発合格」と最初に書かれていたのに、「30代前半」を削除されていますね。
早く合格するに越したことはないので、択一勉強9割配分が合格への早道ともっと強調して良いのではないですか?
試験は試験、合格してすっきりした気持ちで総監の視点を持って仕事に専念するのも悪くないと思うのですが・・・・
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No.23174 RE:青本を理解できないという方に 投稿者:塩ラーメン 投稿日:2010/05/15(Sat) 09:41
コメントが細切れですいませんが、青本の理解で悩んでいる方に対して、自分が役立ったことを述べます。
総合技術監理部門傾向と対策(CEネットワーク)は、択一問題としても良問でしたが、そこにあるキーワード体系図も優れものでした。
青本を1、2度通読した後、
青本と体系図を同時に確認しながら、じっくり読むことで、青本が体系として頭の中に入ってきます。必要に応じて、体系図に手書きの補足を加え、自分なりの体系図とすることで、さらに理解が深まると思います。
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No.23178 RE:総監の勉強方法について 投稿者:ワイアットアープ 投稿日:2010/05/15(Sat) 17:18
日々,研鑽.これでしょう.年齢,IQは関係ないと思います.
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No.23180 教えてください。 投稿者:やることやるだけ 投稿日:2010/05/15(Sat) 19:31
以前、掲示板に書き込みのあった「黄本」の購入先を教えてください。
正式名称が「技術士制度における総合技術監理部門の技術体系<第2版>」といい、日本技術士会九州支部では販売していないとのことですが、結局、どちらで購入すればよいのでしょうか?
同じ書名で日本技術士会が平成16年1月に発行している本は、水色ですが黄色の本なのでしょうか?
違いがわからないのですが。
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No.23181 RE:総監の勉強方法について 投稿者:ひこにゃん 投稿日:2010/05/15(Sat) 19:59
黄本のタイトルは青本と違いますよ。また、私は黄本を去年、技術士会九州支部で買いましたよ。
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No.23182 RE:総監の勉強方法について 投稿者:やることやるだけ 投稿日:2010/05/15(Sat) 20:08
ひこにゃん様情報を有難うございます。
のりたまとうさんの過去の書き込みでは、九州支部では販売していないことですが。。。。
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No.23184 RE:総監の勉強方法について 投稿者:ひこにゃん 投稿日:2010/05/15(Sat) 22:50
去年黄本を買った時は技術士会九州支部に現金書留で料金を払って郵送で送ってもらいましたよ。ホームページに載っている電話番号に問い合わせてみてはいかがですか。黄本は青本よりも総監択一試験勉強に役立つので、絶対に買う価値がありますよ。
ただし、去年の段階で残りわずかと言ってましたので、売り切れていたらごめんなさい。
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No.23185 RE:総監の勉強方法について 投稿者:やることやるだけ 投稿日:2010/05/16(Sun) 03:08
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No.23189 RE:総監の勉強方法について 投稿者:goodsoil 投稿日:2010/05/16(Sun) 20:29
今日久しぶりに、やっと少し勉強しました。でも択一でも論文でもなく、総監5つの管理についてそれぞれ、自分の関わった業務とあるべき立場を再整理しました(今頃何をやっているんだ)。
さて、前回、3月に某技術士受験講座ガイダンスで「筆記論文7割限界説」を聞いたことを書きましたが、そのガイダンスでもう一つ、「筆記論文芋づる式爆弾」という話も聞いたので、それを書きます。
択一はご存じのとおり、1問間違っても他の39問には何ら影響を及ぼしません。
一方、筆記の方は、ここ2年(平成20年度、21年度)、あの長く、必ずしも分かりやすいとは言えない問題文章で、設問の要求事項を取り間違える人がいるようです。私自身、平成20年度試験は要求事項ではなく、要求事項を書くにあたっての付帯文章のことを書いてしまい、筆記で不合格でした。
筆記では総監の視点から、自分の業務等の具体例(1枚)−課題抽出(2枚)−課題解決(2枚)で一本筋の通った論文にしなければなりません。
ところが、取り上げた具体例や課題抽出のどれかが要求事項から外れていれば、課題解決(※5枚中最後の2枚、おそらく一番配点が高い個所?)も一本筋を通しているために、自動的に要求事項から外れた解答となり、極めて低い評価になるそうです。
一つの設問の読み違いから、芋づる式に連動爆発するそうです。
もう少し元気になったら、その対策として、APECさんも本サイトに書かれている逆設定骨子法(課題解決→課題の抽出→具体例の順)も練習しようかと思います。
お休みなさい。
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No.23201 RE:総監の勉強方法について 投稿者:のりたまとうさん 投稿日:2010/05/17(Mon) 09:11
やることやるだけ様
ひこにゃん様
フォローありがとうございます。
とうさんは、黄本はとても気になったのですが、
「虎の巻」を購入しましたので、参考書の購入はここまでにしようと思います。
不器用なので、手を広げると収集が付かなくなってしまいますので。
黄本が入手できるようでしたら、
レスお願いします。興味あるかたもいると思いますので。
PS
とうさんは、3月ごろから「トニ−・ブザン」さんのマインドマップを勉強しています。これが、総監の勉強に役に立つのでは?って考えています。
青本の目次+αを「X-mind」というソフトで描いています。面白いですが、これで身につくのかどうかは?です。
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No.23203 RE:総監の勉強方法について 投稿者:塩ラーメン 投稿日:2010/05/17(Mon) 20:33
自作のマインドマップもよいと思います。私は、仕事に漏れがないよう、ときどきフリーマインドを活用しています。
しかし、時間がない方には、既存の体系図として「総合技術監理部門傾向と対策(CEネットワーク)」をお勧めします。
@体系図を確認
A青本を通読
B択一問題と回答を読む
C体系図と青本を熟読(体系図をみて青本の記述が頭に浮かぶように)
D体系図に留意点等を加筆
時間に応じて、B〜Dを繰り返す。
私は、工程管理ミスで、A及びBが2回、C及びDが1回しかできませんでした。それでも7割以上得点できました。
結果として、よい短期対策でした。
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No.23205 RE:総監の勉強方法について 投稿者:やま 投稿日:2010/05/17(Mon) 22:34
黄本について、誤った情報を流してすみませんでした。
情報管理がまったくできていませんでした。
黄本の書名は、「総合技術監理部門の技術体系(第2版)
受験対策解説書」でした。
現在入手できないようですが、残念です。
総監取得の先輩から勧められて購入し、ボロボロになるまで
勉強した思い出の書籍です。
復刻を強く希望します。
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No.23213 RE:総監の勉強方法について 投稿者:みちる 投稿日:2010/05/20(Thu) 22:18
地方の小規模コンサルに勤める者です。道路と土質及び基礎の技術士とトンネルのRCCMを持っており、21年度に総監(建設)に2回目で合格しました。2年間で10冊近い本を買い1つの講座を受講しました。既に多くの意見が寄せられていますが、何かの参考になればと思い総監の勉強で役に立ったもの・ことを書きます。
[1] 択一式問題
(1)青本
受験1年目には、最初にざっと読みましたが、難しくて2〜3割程度しか覚えることができなかったと思います。
その後、青本はどんな構成になっているか、どこに何が書いてあるかなどを中心に数回とばし読み(1回1時間程度)をしました。
このとばし読みがあとで結構役に立ったように思います。
その後、過去問、予想問題をしながら、ここはよく出ると思ったところを1回に数時間ずつかけて部分的に読み直しました。これを10回くらいしたと思います。
受験2年目には、全体を通してよく読み直しました。
(2)過去問
この種の試験は過去問に限ると思い、sukiyaki塾のホームページに掲載されている過去問を印刷して利用させていただきました。
また、臨時掲示板にはどれが正解かの迷いも含めて多くの方の御意見が載っており、たいへん参考になりました。
ほぼ全問題がありますし、該当する青本のページ数も書いてあるのでとても使いやすく、その上無料です。
青本を見ながら全問題を解き、その後見ないで解けるようにしました。
お勧めです(APECさん、有り難うございました)。
(3)キーワード辞典
過去問を解くのに必要で青本に載っていない術語はキーワード辞典(アートプラン。「技術士試験総合技術監理部門キーワード辞典 2008 年版」)で調べました。
過去問や青本の難解な箇所についての詳しい説明、練習問題、最新の法令も載っており、値は張りますがお勧めです。
(4)予想問題集
理解できたかどうかチェックするために予想問題集(日刊工業新聞社。技術士「総合技術監理部門」必須科目択一式問題集)をしました。
択一式問題の予想問題に特化した問題集です。
青本を見ないで解けるようになるまで何回かしました。
問題が精選されており、知識の整理と漏れ防止に役立ちました。お勧めです。
(5)英語の意味の確認
青本にも試験にもたくさん英語が出てきますが、知らない単語は辞書でできるだけ意味を調べるようにしました。
OHSMS、PERT、TCP/IPなど略号にもこれで少し馴染めるようになりました。
少し手間がかかりますがお勧めです。
(6)計算式の簡素化
(a)信頼度
ブリッジ構造システムやk out of n冗長システムなどのような複雑な信頼度の計算問題もかなりやってみましたが、その公式がとんでもなく複雑なので、この公式で解くのではなく、直列システムと並直列システムの公式に帰着させてこの2つの公式だけで解くのがいちばん確実で早いと思いました。
(b)投資
投資について毎年の返済額、投資可能限度額、必要な収益額、借入金利の上限などを問う問題もかなりやってみましたが、青本51ページのM=Pi(1+i)n/(1+i)n-1の公式を覚えておいてこれで解くのがいちばん確実で早いと思いました。
この公式は応用範囲の広い式のようで、試した問題はこの公式1つで全部解けました。
ただこの式は複雑なので、覚えやすくするためにこの式の1+iをXで置き換えてM=PiXn/Xn-1の形で覚えておいて、実際に使うときにはM=Pi(1+i)n/(1+i)n-1に戻して使いました。
この2つでかなり楽になったように思います。
お勧めです。
(7)Webラーニングプラザ
2年目には、Webラーニングプラザ(http://weblearningplaza.jst.go.jp/)も見ました。
最初はよく頭に入らなくてすぐやめたのですが、2年目の最後に見たときにはなるほどと思いました。
これは多分、青本のように体系立ってなく単発のものの寄せ集めだからだと思います。
青本を6〜7割済ませてからなら役に立つと思います。
青本の補充と仕上げにお勧めです。
(8)ISO 9000など
2年目には、ISO 9000(JIS Q 9000)など認証を必要とする規格は見ておこうと思って読んだのですが、全く歯が立たちませんでした。
藁にも何とかで、ISOを取得している中堅コンサルに勤める同期の友人に聞いたら会社に内緒でISOの活動記録を綴じたファイルを見せてくれました(すみません!)。
それを見ながら友人に説明して貰ってやっと分かりました。ISO 9000の認証を受けるということがこのようなことだったとは! 目から鱗でした。
もしISO認証を取っておられない場合は、懇意なご友人からそのようにして話を聞ければ認証制度やISO 9000(JIS Q 9000)の文章の理解には何よりの近道と思います(この方法はややうさん臭い感じがすることは否定できませんが...)。
(9)時間配分
1年目は、12月から準備を始めたのですが、資料、書籍、講座などの調査、手配に時間がかかり、年度末は仕事が忙しくて全く手つかずで、本格的には4月から勉強を始めました。
自分では95%くらいの仕上がりで受験したつもりだったのですが不合格でした。
2年目は、あと5%くらいだったので余裕があると思ったのですが、念のために1年目と同じ4月から本格的に勉強しました。
しかし、いざやり出してみると最後は青本を丹念に読まざるを得ないことが分かり、読み出すと青本のここもあそこもと分かってないところが本当にたくさん出てきて青本と首っ引きになり、結局1年目以上の時間がかかりました(1年目より詰めてやったのですが、試験前日と前々日はほとんど徹夜になりました)。
1年目に95%仕上げたと思ったのがとんでもない勘違いだったと思い知らされました。
今から思うと2年目もかなり際どいところで合格したのかも知れません。
運にもかなり助けられたように思います。
[2] 記述式問題
記述式問題は、1年目に参考書を2冊買い講座を1つ受講しましたが、どれも総花的かひどく細かい点のみを繰り返して指摘されるかで、あまり役に立ちませんでした。
記述式問題は、やはりぶっつけ本番というか試験会場勝負というか、それしかないように思います。
APECさんの御発案の骨子法はそのとおりだと思いAPEC-semiを受講したかったのですが、仕事の都合で断念せざるを得ませんでした。
1年目に受講していればあるいは結果も違っていたかもと悔やまれます。
[3] 全体
他の方も言っておられるように総監は青本勝負だと思います。
1年目は記述式問題を読んだときには「えー、何をどうしろということ?」という感じで訳が分からなかったのですが、2年目は記述式問題をざっと1回読んだときに出題者が何を言いたいのか何となく分かるような気がしました。
青本にほとんど全ての時間をかけた2年目の勉強は間違っていなかったように思います。
とりとめのないことを書いてすみません。総監を取っても何も評価されないしISOなどとも馴染みの薄い小コンサルに勤める者の受験記録でかなり特殊かも知れませんが、もし何かのお役に立てればと思います。
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No.23215 RE:総監の勉強方法について 投稿者:ゲッター4 投稿日:2010/05/21(Fri) 08:34
みちるさま
大変丁寧な書き込みありがとうございました。
私も地方の小コンサルに勤務しておりましてみちる様の境遇に近いものがありますのでとても参考になりました。
今年総監を初受験するのですが何をしてよいのやら
途方にくれていました。
みちる様のご意見を参考にさせていただきながら総監試験突破に向けて取り組んで行きたいと思います。
ありがとうございました。
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No.23216 具体な勉強の姿が見えてきました 投稿者:のりたまとうさん 投稿日:2010/05/21(Fri) 13:58
のりたまとうさんです。
みちる様
ありがとうございます。
一筋縄ではいかない苦労が見えてきました。
とうさんは、途方にくれていましたが、
皆さんがそれを乗り越えてきたんだなぁって、理解できてきました。
レスをプリントアウトしましのた。後ほど、反芻します。
少なくても技術士ハンドブックは手元に置く必要があると感じました。
皆様の書き込みに感謝いたします。
PSみちる様にゲッター4様で思ったのですが、
懐かしの合体ロボみたいですね(申し訳ないです)。
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No.23217 RE:総監の勉強方法について 投稿者:通りすがり 投稿日:2010/05/22(Sat) 03:18
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No.23227 RE:総監の勉強方法について 投稿者:ゲッター4 投稿日:2010/05/22(Sat) 21:52
ほんとですね。
○ッター○ボみたいですね。
(笑)
言われるまで気がつきませんでした…
今年から会社のISOにおける品質管理責任者に立候補しました。
(なかなかやり手がいないもので…)
総監の勉強にも役に立つかなと思いまして…
動機が不純ですね。
でもやるからには品質向上のため一生懸命取り組もうと思います。
ISOの品質活動はいろいろ勉強にもなりますね。
やはり出来るだけ日々の実務との関連を持つほうが試験対策にも有効だと思っています。
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No.23249 RE:総監の勉強方法について 投稿者:永遠の旅人 投稿日:2010/05/24(Mon) 19:41
みちる様
横からしょうもない突っ込みですみません。
ブリッジ構造システムなどを直列システムと並列システムの公式だけで解くってどうやるんですか。青本のシステム信頼度解析のところを見ましたがそんなことは何も書いてませんよね。
できれば簡単でもいいので教えていただけませんか。
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No.23250 RE:総監の勉強方法について 投稿者:塩ラーメン 投稿日:2010/05/24(Mon) 22:52
しょうもないつっこみなら、すべきではないでしょう。
それこそ、よこからしょうもないつっこみでした。
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No.23252 RE:総監の勉強方法について 投稿者:しんた 投稿日:2010/05/24(Mon) 23:27
>塩ラーメン様
永遠の旅人様の「しょうもない」は、謙遜の枕詞と思います。そう荒立てなくても宜しいのではないかと存じます。
>みちる様
是非、私もお伺いしたいです。この掲示板を見ておられる方々にも、期待されている方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
ご指導宜しくお願い致します。
>永遠の旅人様
非常に有難いご指摘でした。深謝致します。
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No.23253 RE:総監の勉強方法について 投稿者:貝狗狗 投稿日:2010/05/25(Tue) 18:50
ブリッジ構造システムの信頼度の計算では、
真ん中のアイテムが正常な場合と故障の場合により、それぞれ直並列システムと並直列システムとして見なすことじゃないですか
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No.23255 RE:総監の勉強方法について 投稿者:goodsoil 投稿日:2010/05/26(Wed) 00:28
(6)計算式の簡素化
(a)信頼度
ブリッジ構造システムやk out of n冗長システムなどのような複雑な信頼度の計算問題もかなりやってみましたが、その公式がとんでもなく複雑なので、この公式で解くのではなく、直列システムと並直列システムの公式に帰着させてこの2つの公式だけで解くのがいちばん確実で早いと思いました。
(※ここまで、みちるさんの文引用)
→ブリッジ構造システムについてインターネットで調べたら以下のURLが見つかりました。
http://ares.tu.chiba-u.jp/~lecturenote/~shinraisei/Lecture%208.pdf
貝狗狗さんの言うように真ん中のアイテムq3が正常な時は直並列システムに、故障時は並直列システムになるようです。
q3が故障時に並直列システムになるのは分かりますが、正常な時に真ん中のアイテムq3がどうして消えてしまうのかは分かりません。
その点を理解しないまま計算してみると、
q3が正常な時は、[1-(1-q1)(1- q2)][1-(1-q4)(1-q5)]
q3が故障の時は、1-(1- q1 q4)(1- q2 q5)
q3のアイテムが同時に正常・故障の状況はありえないので、
q3が正常な時は、q3[1-(1-q1)(1- q2)][1-(1-q4)(1-q5)]
q3が故障の時は、(1- q3)[1- (1- q1 q4)(1- q2 q5)]
上述のように正常・故障が同時に発生することはありえないので正常時の確率と故障時の確率の和になり、
Q=(1- q3)[1- (1- q1 q4)(1- q2 q5)]+ q3[1-(1-q1)(1- q2)][1-(1-q4)(1-q5)] となる?→青本の式と少し違いますね。
k out of n冗長システムは手をつけていないのですが、どこかの問題集に2 of 3の信頼性の問題が載っていたので書きます。何でも青本の余白に書き込んでしまうので、リソースがどの問題集なのか覚えていません。
2 of 3とは「3台の機器を並列に接続し、少なくとも2台が稼働している状態」
1.3台が全て稼働している確率は稼働率をRとするとR3
2.2台が稼働し、1台が故障している確率は3 R2(1- R)
この3は、故障している機械が機械A、機械B、機械Cの3通りあるため。
ここでも3台全てが稼働している場合と1台が故障していることが同時に発生することはありえないので、確率の和となり、R3+3 R2(1- R)= R2(3- 2R)となる。
(b)投資
投資について毎年の返済額、投資可能限度額、必要な収益額、借入金利の上限などを問う問題もかなりやってみましたが、青本51ページのM=Pi(1+i)n/(1+i)n-1の公式を覚えておいてこれで解くのがいちばん確実で早いと思いました。
この公式は応用範囲の広い式のようで、試した問題はこの公式1つで全部解けました。
ただこの式は複雑なので、覚えやすくするためにこの式の1+iをXで置き換えてM=PiXn/Xn-1の形で覚えておいて、実際に使うときにはM=Pi(1+i)n/(1+i)n-1に戻して使いました。
この2つでかなり楽になったように思います。
(※ここまで、みちるさんの文引用)
→青本のP51の欄外注釈で「等比級数の和の公式を適用し、Sを消去する」とあります。
P51の中段の式、S= P (1+i)n=M+M(1+i)+ M(1+i)2+・・・+ M(1+i)n-1の式の両辺に1+iをかけた式から、S= P (1+i)n=M+M(1+i)+ M(1+i)2+・・・+ M(1+i)n-1を引くと、
P[M(1+i)n+1- M(1+i)n]= M[(1+i)n-1-1]となり、M=Pi(1+i)n/(1+i)n-1の式が導けます。
私は細かい数式の暗記はいくら頑張っても、ど忘れするタイプなので暗記が苦手な方はこちらも良いと思います。
本番ではなく模擬試験でしたが、「S= P (1+i)n=M+M(1+i)+ M(1+i)2+・・・+ M(1+i)n-1の式からMを導き出す式を選択せよ。」という問題がありました。これも答えを暗記出来る方は一瞬で解答できますが、覚えられない、似たような数式が選択肢にならび、だんだんどれが正解か自信がなくなる方は、こちらの方がお勧めです。
設問が3年位で投資回収をするとなっている場合は、正味現在価値法(NPV法)を用いる方が毎年の均等資金額を求める計算は楽だと思います。
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No.23278 RE:総監の勉強方法について 投稿者:西部戦線 投稿日:2010/05/27(Thu) 19:34
レスを見ていると,人それぞれですね.
ご自分に会った方法が良いのでしょうね.
えらそうなことは言えませんが,青本は,1回は読んだほうが良いのではないでしょうか.
青本は,読みにくいですが,味があるように感じます.
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No.23290 RE:総監の勉強方法について 投稿者:みちる 投稿日:2010/05/28(Fri) 22:54
永遠の旅人様、しんた様
最初の投稿ではたいへん分かりにくい書き方をしてしまい申し訳ありません。
また、出張が続き、御返事が大変遅くなったことをお詫びいたします。
既にgoodsoilさんの素晴らしい御回答が出ているので今さらと思いますし、内容的にもgoodsoilさんとほとんど同じになると思いますが、少し時間が出来たので一応書いてみます。
長くなると思いますがよろしくお願いします。
一言で言うと、このような複雑なシステムを直列システムと並列システムだけで成るシステムに分解して、分解したものを(当然ですが)直列システムと並列システムの公式だけで計算します。
[1] 直並列システム
まず、簡単なところで直並列システムについて考えます。
青本170ページの(c)の図のサブシステムの信頼度が次のようであるとして、(c)の図の信頼度Rを求めるとします。
q11=0.9、q21=0.6
q12=0.8、q22=0.5
q13=0.7、q23=0.4
q11、q12、q13で成るフレームをフレーム1とし、q21、q22、q23で成るフレームをフレーム2とします。フレーム1は並列システムですので、フレーム1の信頼度をRf1とすると、Rf1は並列システムの信頼度の公式により、
Rf1=1-(1-q11)(1-q12)(1-q13)・・・・・式1
=1-(1-0.9)(1-0.8)(1-0.7)
=0.994
です。
同様に、フレーム2の信頼度をRf2とすると、
Rf2=1-(1-q21)(1-q22)(1-q23)・・・・・式1
=1-(1-0.6)(1-0.5)(1-0.4)
=0.88
です。
(c)のシステム全体の信頼度をRとすると、(c)はフレーム1とフレーム2とが直列につながったシステムですので、直列システムの信頼度の公式により、
R=Rf1×Rf2・・・・・式2
=0.994×0.88
=0.87472
です。
これで、直並列システムの信頼度を直列システムと並列システムの公式だけで求めることができました。
上記2箇所の式1はともに青本169ページの(3)の式の [ ] 内と同一であり、式2は(3)の式そのものです。つまり、(3)の公式は上記の手順で求めたものです。
この手順の具体的な説明は、例えばWebラーニングプラザの
http://weblearningplaza.jst.go.jp/cgi-bin/user/top.pl?next=lesson_list&type=simple&field_code=37&course_code=543
から、「9. システム信頼度解析→6 直-並列システムと並-直列システム」と進んだところにあります。
Webラーニングプラザでも上記と全く同じ手順で直並列システムの公式を求めています。
しかし、信頼度の数値を用いて上記のように計算していきさえすればそれで答が出てしまうので、公式そのものを作ることもそれを覚えておくことも、全く必要ないわけです。
[2] 並直列システム
直並列システムと同様です。
[3] ブリッジ構造システム
青本170ページの(e)の図のサブシステムの信頼度が次のようであるとして、(e)の図の信頼度Rを求めるとします。
q1=0.9、q2=0.8、q3=0.7、q4=0.6、q5=0.5
ブリッジ構造システムの複雑さの原因はq3があることですので、q3が正常に作動している場合とq3が故障している場合とに分けることによりq3をはずして、システムを簡単にします。
(i) q3が正常に作動している場合
q3が正常に作動しているので、その信頼度は1ですので、q3の代わりにそこに実線があるのと同じになります。
できあがりの図としては、例えばWebラーニングプラザの
http://weblearningplaza.jst.go.jp/cgi-bin/user/top.pl?next=lesson_list&type=simple&field_code=37&course_code=543
から、「9. システム信頼度解析→8 ブリッジ構造システム」と進んだところのAの図になります。
つまり、q3は消えてなくなります。
しかし、そこに実線は残ります。
q3が消えてなくなるのは、信頼度や故障率を検討しなければならないものはそこにはないので、書いても別に構わないのですが、書かない方が図がスッキリするからです。
実線が残るのは、そこを通ってデータの伝送は行われるからです。回路としての働きは残るからです。
あと細かいことですが、実線を書くといきなりAの図のようにはならないで、まず青本170ページの(e)の図のq3を消してここに実線を書いた図(これを「実線図」とします)になります。
実線図がなぜAの図のようになるかということですが、実線図が言いたいのはq1→q4、q1→q5、q2→q4、q2→q5の4つの伝送経路が確保されていることだけですので、この経路が円弧でも、ギザギザでも、螺旋でも、何でもいいのでとにかく結ばれてさえいればいい訳です。
それで、実線図をできるだけ分かりやすくするために、「q1→q4、q1→q5、q2→q4、q2→q5の4つの伝送経路が確保されている」という条件を犯さない範囲で線の書き方をいろいろ変えてみます。
すると、Aの図でもいいことになります。
できるだけ直列システムと並列システムに分解しようとしていたところですので、「ラッキー!やっと見つけた! これに決めた!」ということです。
つまり、q3が正常に作動している場合は、(e)の図はAの図と同一です。
Aの図のシステムの信頼度を「RA仮」とします。
Aの図は直並列システムなので、RA仮は[1]の方法によって直列システムと並列システムの公式だけを用いて次のように求められます。
q1とq2の並列システムの信頼度=1-(1-0.9)(1-0.8)=0.98
q4とq5の並列システムの信頼度=1-(1-0.6)(1-0.5)=0.8
∴RA仮=0.98×0.8==0.784・・・・・式3
(ii) q3が故障している場合
q3が故障しているので、その信頼度は0ですので、q3もそこを通る回路も消えてなくなります。
消えてなくなるのは、q3の位置ではデータ処理もデータの伝送も行われないので、q3を通る回路はないのと同じだからです。
ないのと同じなら書かないのがいちばんスッキリしているということでq3を消してしまったのがWebラーニングプラザのBの図です。
つまり、q3が故障している場合は、(e)の図はBの図と同一です。
Bの図のシステムの信頼度を「RB仮」とします。
Bの図は並直列システムなので、RB仮は[2]の方法によって直列システムと並列システムの公式だけを用いて次のように求められます。
q1とq4の直列システムの信頼度=0.9×0.6=0.54
q2とq5の直列システムの信頼度=0.8×0.5=0.4
∴RB仮=1-(1-0.54)(1-0.4)=0.724・・・・・式4
(iii) システム全体の信頼度
Aの図のシステムはいつも存在しているわけではなくq3が作動しているときだけ存在し、q3が故障しているときは代わりにBの図のシステムが存在します。
q3の信頼度は0.7なので、Aが存在する確率は0.7となります。
例えば、(e)のブリッジ構造システムを10時間作動させると、7時間はAのシステムとして作動(存在)し、3時間はBのシステムとして作動(存在)することになります。
「Aが存在してかつAが正常に作動しているという信頼度」つまり「Aが存在してかつAが正常に作動しているという確率」を「RA真」とすると、(e)がq3(=0.7)という確率でAになり次にAがRA仮(=0.784)という確率で正常に作動するので、
RA真=q3×RA仮・・・・・式5
=0.7×0.784
=0.5488
となります。
同様に、(e)が1-q3(=0.3)という確率でBになり次にBがRB仮(=0.724)という確率で正常に作動するので、
RB真=(1-q3)×RB仮・・・・・式6
=0.3×0.724
=0.2172
となります。
(e)のシステムは、q3が正常に作動しているときも故障しているときもどちらのときも正常に作動するので(つまり、(e)のシステムは、RA真の確率で正常に作動し、それ以外にRB真の確率でも正常に作動するので)、(e)のシステム全体の信頼度をRとすると、
R=RA真+RB真・・・・・式7
=0.5488+0.2172
=0.766
となります。
これで、ブリッジ構造システムの信頼度を直列システムと並列システムの公式だけで求めることができました。
式3は、青本169ページの(5)の式の「+より後でかつq3以外」の部分です。
式4は、青本169ページの(5)の式の「+より前でかつ(1-q3)以外」の部分です。
式5は、青本169ページの(5)の式の「+より後」の部分です。
式6は、青本169ページの(5)の式の「+より前」の部分です。
式7は、青本169ページの(5)の式そのものです。
つまり、(5)の公式は上記の手順で求めたものです。
Webラーニングプラザでも上記(i)、(ii)、(iii)と全く同じ手順でブリッジ構造システムの公式を求めています。
しかし、信頼度の数値を用いて上記のように計算しさえすればそれで答が出てしまうので、公式そのものを作ることもそれを覚えておくことも、全く必要ないわけです。
[4] k out of n冗長システム
ブリッジ構造システムとほぼ同様です。
以上ですが、誤り、不明点などあれば御指摘ください。
この解き方のいいところは、この方法はブリッジ構造システムやk out of n冗長システムなど個別のシステムだけに適用できるのではなく、複雑なシステムの全てについて適用できることです。
つまり、ほかの見たこともない形のシステムの問題に出くわした場合でもこの解き方なら何とかなります。
この解き方は前回の投稿で言ったキーワード辞典で最初に知ったのですが(つまり、上記の説明は完全な受け売りです。すみません。)、その後Webラーニングプラザを見て、そうなんだ、みんな複雑な公式は使わないで直列システムと並列システムの公式だけで解くんだ! と思って、変なところに感動したのを覚えています。
キーワード辞典では、式5と式6で足し算や割り算ではなくかけ算を用いる理由や、式7がかけ算や引き算ではなく足し算になる理由なども、上記のようなアバウトな言い方ではなく、確率、空間、標本点などの基本概念の定義から始めて数学的に厳密に証明しているようです。
「ようです」と言うのは、ここは数学の用語が難しくてキーワード辞典を読むときによく理解できなかったからです。
もしどなたかお分かりの方がおられましたらお教えいただけると有り難いです。
整理すると、前の書き込みの「(6)計算問題」で言いたかったのは、次のα、βの2点です。
(α)信頼度の計算問題では、(イ)直列システムの公式、(ロ)並列システムの公式、(ハ)信頼度=1-故障率の公式、の3つさえ覚えておいて分かるところから計算していけば、ブリッジ構造システムなど難しいシステムでも充分解けます。
この3つの公式以外は全く不要です。
(β)投資の計算問題では、青本51ページの「M=・・・」の式は必須です。この式を暗記しておけば、毎年の返済額(M)、返済年数(n)、借入限度額(P)、借入限度金利(i)を求める問題でまず解けない問題はありません。
ただし、同ページの「S=・・・」の式は全く不要です。何の使い道もありません。
(もちろん、「M=・・・」の式を覚えておくのでなく試験会場で自分で導き出せればさらに応用が効いてよいと思います。)
蛇足ですが、青本51ページの「M=・・・」の式のM、n、Pの文字の意味が青本の呼び方では分かりにくいので、次の< >内のような意味であると考えると少しですが分かりやすいと思います。
( )内は青本での呼び方(分かりにくい呼び方)です。
M:<毎年の返済額> (毎期末の均等資金額 毎年末の均等資金額 年価)
n:<返済に要する年数>
P:<投資のための借入額、投資額> (現在の資金額 初期投資額 現価)
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No.23291 RE:総監の勉強方法について 投稿者:しんた 投稿日:2010/05/29(Sat) 03:22
goodssoil様
みちる様
非常に丁寧なお返事、深謝致します。素晴らしい!!!
これからじっくり拝見してみます。
重ねて有難うございました。
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No.23296 RE:総監の勉強方法について 投稿者:永遠の旅人 投稿日:2010/05/30(Sun) 19:33
貝狗狗様
goodsoil様
みちる様
なるほどー。
こういうことだったんですね。
印刷して何回も読み返しました。
ありがとうございました。
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