過去ログ倉庫No.9

 
不心得物 - むら -2004-02-07 14:46:14 削除
私を指導していただける人をさがしておりますが、正直なところ謝礼のところで悩んでおります ぶっちゃけはなし いくらぐらいなのでしょうか 又 登録のため名前だけ なんて考えたりしております 不心得物ですみません どなたか アドバイスを


 
登録について - ゴッド -2004-02-07 13:59:29 削除
技術士試験受験資格についてですが一次試験合格前の経験年数も
加算されるんでしたね。(4年)
そういう認識だったのですが技術士補登録して合格する前の経験4年
として受験資格クリアということでいいんですね。
それとも7年ということで受ければいいんですか?
確認のためご助言をいただければ幸いです。

経験7年の一部としてなら加算できます - APEC -2004-02-07 14:38:39 削除
二次試験受験資格は以下の3つのどれかになります。
 (A) 実務経験7年 and 一次試験合格
 (B) 修習技術者として4年の実務経験
 (C) 技術士補として4年の実務経験
一次試験合格前にさかのぼって実務経験年数をカウントできるのは、上記条件Aの「実務経験7年」をカウントするときだけです。
「修習技術者として4年」、あるいは「技術士補として4年」の4年をカウントする場合は、それぞれ一次合格以前にさかのぼることはできません。例外は大学院在籍期間を経験年数に算入するときで、これだけは上記A〜Cどの条件であっても2年を限度に加算できます。
詳しくは、http://apec.fc2web.com/pe/kaisetsu/manual15.htmをご覧ください。

加算ではなく減算ではないでしょうか。 - まてぃ -2004-02-07 15:53:49 削除
大学院在学年数ですが、よく業務経験年数に加算されるという話が書かれていますが、受験資格等をみて私が解釈したところでは、求められる期間から減じることができる(積み木を足すのではなく、ハードルを低くする)ということではないでしょうか?
受験申込票も業務経歴の欄に大学院の経験を書かないと思います(在職のみでしょう)。それとは別に大学院における研究経歴という欄になっているはずです。
というより、受験資格の記述に従えば在学期間は業務経験ではないと思います。
受験できる時期の計算、ということでは結果は同じですが。

ありがとう! - ゴッド -2004-02-07 17:19:47 削除
ありがとうございました。
私は、技術士補登録をおこなうつもりですが、技術士補登録し
4年の実務経験でいけるとばかり思っていました。
APECさんの書かれた(A)として受ければいいわけですね。
基本的な質問であったかもしれませんがどうしても確認したかった
ことだったため感謝しております。


 
一次試験のレベルは? - 龍馬 -2004-02-07 03:17:41 削除
 今年受験しようと思いますが、今回は、合格率が高かったようですが、何かあったのでしょうか?
 一次試験のレベルとしては、一級土木施工管理技士の試験と同レベルくらいなのでしょうか?
 なんとなく、参考書は一級土木の試験時に買った参考書で十分ではないかと思いますが、いかがでしょうか?

私は結構難しかったです - 転石 -2004-02-07 08:18:31 削除
竜馬さん、こんにちは。
私は今年一次試験の建設部門に首の皮一枚で合格した者です。
合格率については様々な方面で分析されているようですが、受験した私個人としては、専門科目の論述問題がなくなりすべて択一式になったこと、基礎科目の問題にミスプリがありその問題の選択者は全員正解になったこと、そしてこちらのようなHPで多くの情報を仕入れて勉強して試験に臨んでいた受験生が急増したことが主な原因かなと思います。

それはさておき、レベルについては専門科目に限って言えば、平成15年度は確実に難しくなったと思います。というか、正解の判断に迷う問題がいくつかありました。教科書的な内容プラス実務的な視点が求められているのかもしれません。逆に実務経験があると選択肢の言葉尻にこだわってしまうような問題もあり、一概には言えません。
私も参考書には一級土木施工管理技士の受験時のテキストを使いました。ただし、法令に関する内容はその後の法改正で若干内容が変わっている部分もありますので現時点の情報を仕入れることも重要だと思います。あと、過去問題を徹底的にやりました。その問題だけの正解を当てるのではなく、キーワードとその背景を調べて不明な点をしらみつぶしにしました。そうすることで実務経験がない分野でもある程度知識がついてくると思います。

今年の一次試験の合格者の中には全く勉強しないで合格した人もいるようですが、私の場合は寸刻惜しんで3月から必死に勉強しました。私が思うには勉強しないで合格した人はそもそも実力はあるのかもしれませんが、受験前後で結局何もステップアップしていないわけです。しかし、やはり準備して臨んだ人であれば、仮に不合格であったにしても何か確実に成長している部分があると思います。
私も昨年の勉強のおかげで実務で相当役に立った新しい知識もあったし、忘れていた知識を思い出すきっかけにもなりました。一次試験の合格通知ももちろん嬉しいことですが、こうした勉強の過程で得た成果が何よりも良かったと思っています。
私もこのモチベーションをそのまま二次試験にぶつけようと思っています。竜馬さん、お互いに頑張りましょう。

私も難しかったです - つgi -2004-02-07 10:12:24 削除
私も、個人的に難しく感じました。
転石さん同様、それなりに勉強して臨んだにも関わらず、本当にギリギリで合格しました。私の会社では、受験者全員が合格しており、中には一夜漬けで(このHPだけで)あっさりと合格した人もいました。
試験問題はいろんな意味で難しかったですが(苦笑)、択一問題となったこと、合格基準が下がったことにより、はっきりとした答えがわからなくても、5択である程度答えを絞ることができれば、運次第で合格を勝ち取れるのかなぁ、という感じもしました。(だからといって、”勉強してもしなくても同じ”、というわけではありませんので、お取り違えなく。もちろん、勉強した方が合格の確率が上がりますよね。)

一級土木試験のテキストは、一次試験(の一部の分野の)対策には役立つと思います。ただ、そのテキストが問題集の場合、答えを丸覚えするのではなく、何故そうなるのか、その背景まで立ち返って、周辺知識を拡充していけば、なお良いと思います。一級土木の問題集は、毎年同じような問題が出るので、やっているうちに問題の中身を良く考えなくても答えが分かってしまいます。この、”なんとなく分かったつもり”が一番危険ですからね。

まず過去問を解いてみては? - APEC -2004-02-07 11:16:42 削除
龍馬さん、こんにちは。
とりあえず15年度問題を一式、模擬体験で解いてみられてはいかがですか?
HPに問題文だけのものと解答・解説つきのものがありますので、前者をプリントアウトして解くといいです。
また、通商産業研究社から問題集が出ています。
一級土施工のテキストだけでいけるかどうかは、それで判断できると思いますよ。
私の意見としては、土施工の参考書は専門科目(それも全部ではない)には参考になると思います。

15年度は・・・。 - YN -2004-02-07 13:36:58 削除
15年度の専門試験に関しては、覚えてないと出来ない問題も多少ありましたが、かなりの問題が土木工学的な考え方?ができれば大体わかるような気がしました。14年度以前は大体が各種構造令などをしっかり勉強して(覚えて)ないと解らなかったのではないでしょうか?
 基礎科目は、数学・物理が得意な人はかなり有利だと思います。勉強しなくても受かる人は受かるのでは・・・。普通の人は各分野勉強するのみだと思います。
 確かに15年度の試験は一夜づけ、もしくは勉強しなくても受かる人は受かると思います。来年度は??
 私は、かなり勉強して受かったクチですが、「あれだけ勉強したのだ」というまた違った自信もついて良かったと思います。
 いろんな意味で20代の内に受けると良いと思います。


 
色んな案内どうします? - 知床世界遺産 -2004-02-06 17:19:08 削除
APEC様。日頃より当HP等で、色々とお世話になっております。ホントに感謝してもしきれません。ところで、当HPご利用の皆様にお尋ね致します。私はちょっとお茶目な35才ですが、今回の1次試験合格後、種々の案内や通信講座の紹介メールがきまくりです。私を田舎者だとバカにしすぎだよと思うくらい天文学的な値段の講座もあります。あんまりバカにしないで下さい。田舎生活と都会生活の格差は現代ではほとんど無いでんすよ(ちなみに自分は15年程地元以外で生活経験有りですから)。それとか1次合格者の歓迎会が催されてたり・・・。結局は自分で判断しなければなりませんが、どなたか意見をお聞かせ下されば助かります。ちなみに自分はこんなに素晴らしいHPもありますし、地元の先輩技術士の会も充実しておりますから、特に特別な講座を受けるとか、遠方まで集会に出掛けるとかは避けた方が得策と考えております。時間を割いてでもそういう集会は価値があるよ等、自分が知り得ない現実もあろうかと思います。こんな未熟者に救いの助言をお願い致します。
選び方は分かりませんが、、、 - 青年技術士懇談会はgood -2004-02-06 20:43:20 削除
知床世界遺産さん、はじめまして。
数年前に技術士補に合格した時は、私のところにもいろいろな案内が来ました(メールは来なかったけど)。
そのうちの1つに○○青年技術士懇談会というものがあり、入会しました。この会には、「青年」とは言いがたい大先輩の技術士の方もたくさんいましたが、技術士補でも技術士でも分け隔てなく一緒に勉強会(分野は様々なので、一種の異業種交流会)をしたり、お酒を飲んだりの集まりです。
どちらにお住まいか分かりませんが、面白い会もあると思います。


 
2次試験経験論文について - がいすと -2004-02-06 16:03:06 削除
このHPに巡り合ったおかげで、無事1次試験に合格することができました。APECさんを始め、ご指導いただいた皆様、本当にありがとうございました。
そこで徐々にではありますが2次試験の準備へととりかかっていきたいと思っておりますが、一つ気にかかることがございます。
専門や建設一般の記述試験に対する勉強方法はある程度指針がつき、突き進むのみでありますが、経験論文の出題方法の紆余曲折が引っかかります。
3テーマ概要1テーマ詳述、2テーマ詳述
等であります。
勿論、まだまだ各々の業務における材料や問題点を箇条書きにしてまとめている最中でありこのような御質問を掲示するのは時期尚早とは思われますが、2次試験の勉強を経験された方、合格された方、是非とも御教授ください。

上記に補足いたします。 - がいすと -2004-02-06 16:16:54 削除
3テーマ概要1テーマ詳述、2テーマ詳述
等であります。
ここで概要はともかくとして詳述についてはやはり2テーマについて詳細に準備し、すべての出題形式について吟味するべきなのか否かということであります。
勿論、まだまだ各々の業務における材料や問題点を箇条書きにしてまとめている最中でありこのような御質問を掲示するのは時期尚早とは思われますが、2次試験の勉強を経験された方、合格された方、是非とも御教授ください。

選択科目は? - APEC -2004-02-06 17:20:26 削除
がいすとさん、まずは一次合格おめでとうございます。
経験論文の出題形式ですが、時々変更はされているものの、毎年ころころ変わったりはしないので、予想はつくはずです。
それ以外の形式で出題される可能性は低いですがゼロではありませんから、リスク管理的な話になりますね。
選択科目は何でしょう?それによって変わってきますよ。

お世話になります。 - がいすと -2004-02-06 18:01:10 削除
早々なる御返信ありがとうございます。
自分の詳細を全く記述しておりませんでした。申し訳ありません。
選択科目は建設部門:鋼構造です。
すでに概要としてのネタは3テーマ決定しておりまして、詳述ネタも1ないしは2テーマ準備できる段階にあります。
APECさんがおっしゃるように、リスク管理的には詳細論文を1テーマだけではなく2テーマ書くべきなのか・・とも思い始めています。
論文を書き始める段階では、このHPにあるように様々な要点を箇条書きベースでまとめていくことは非常に有意義なアプローチだと思います。しかし箇条書きから文章構築、さらには推敲を始めた段階ではかなり詳細なチェックが係ってくると思いますが、APECさんを始めとした二次試験準備を経験された方は、リスク管理として1テーマ詳述論文推敲だけではなく2テーマ詳述までも視野に入れて準備をされてこられたのかお教えいただけないでしょうか。

自己解決です。 - がいすと -2004-02-06 18:36:09 削除
鋼構造およびコンクリートは3門概略+1門詳述が去年まで続いているようです。
まずはじっくりと自分で自分の選択科目の過去の出題形式をまとめないといけませんね。
お騒がせして申し訳有りませんでした。
出直してまいります。

油断は禁物 - 昨年は焦った -2004-02-06 20:29:34 削除
がいすとさん、はじめまして。
私も専門は鋼構造です。
確かに鋼構造では、ずっと3例略記1例詳述が続いています。
また、理由を説明しにくいのですが、鋼構造という科目は1例3枚(1800字)では詳述しにくい性質の科目だと思いますので、これまで通りの出題となる可能性が非常に高いと思います。

ですが、油断は禁物です。
私は昨年道路で、3例略記1例詳述の答案しか準備せずに受験しましたが、2例詳述の出題でしたので、かなり焦りました。
私の知る範囲では、それまでの道路の出題は3例略記1例詳述のパターンでした。みんなが同じように焦ったせいか、運良く筆記試験に合格していましたが、ボーダーラインギリギリだった筈です。
2例詳述の準備を100%暗記レベルにする必要はないと思います(それよりほかにやるべきことがある)が、「もしも」を考えて、出題されたらこういう構成で書こうとイメージトレーニングをしておくのはよいと思います。
それだけで、「もしも」の時の動揺がかなり違うと思います。


 
1次試験の通信講座ありませんか? - らんぼ -2004-02-06 14:55:28 削除
1次試験の通信講座を探しています。
とくに1次試験に合格された方に教えて欲しいのですが、
「この通信講座が役立った」というのがあったら、ぜひ教えて下さい。

通信教育?? - とも -2004-02-06 15:42:32 削除
今年合格したものですが、1次試験は、
こちらのAPECさんのHPで十分ですよ。
通信教育は、10万前後だと思いますが・・・。
教育給付金の制度は、1次試験で使うのはもったいないと思います。
1次はAPECさんのHP+参考書で、2次はAPECさんHP+通信教育(添削)としたほうがいいと思いますが。

もったいなくとも・・合格できるならば - らんぼ -2004-02-06 16:02:22 削除
実はAPECさんのHP+参考書で試験に挑んで、不合格でした。4ヶ月しか勉強期間が無かったのが原因かとも思うのですが・・。
今年はどうしても合格したいのです。

3つほど紹介します - APEC -2004-02-06 17:26:46 削除
らんぼさん、リベンジめざしてがんばってください。
主なところとして、JMAM技術士センター、国家試験受験指導センター、テクノ・リアライズ技術士補受験対策講座があります。いずれもHPの「役立つ情報リンク」から行けますよ。
なお、自己採点結果をもとに、できれば一次試験の敗因分析をしっかりやってください。

私は。 - haru -2004-02-06 18:37:44 削除
私は、テクノ・リアライズの通信講座を受けた経験がありますが、
いろんな本をたくさんもらいましたが、あまり役に立つものは、
ありませんでした。
価格も結構高かったと思います。
結局は、過去問題する勉強方法で乗り切りました。
通信教育は、当たりはずれが多いと思いますので、真剣に吟味して下さい。(値段も高い)

通信教育?? - とも -2004-02-06 19:38:24 削除
『APECさんのHP+参考書で試験に挑んで、不合格でした。』
私も今年の敗因を研究した方がいいと思いますよ。
今年落ちたから、すぐ通信教育というのは、浅はかな考え方だと思います。
それでも通信教育というのならば・・・。
通信教育を使うメリットとは、私が思うに、
『自分が、高いお金を払って(犠牲をおって)、取り組んでいるから』ということで、高いモチベーションの維持ができるということですかね。通信教育の教材の内容は、あたりはずれがあると思いますし、今年から、試験内容も変っているので、そこまで、対応してくる通信教育の会社があるのか非常に疑問です。
去年、社内で受けた人がいましたが、過去門の5択一の順番を変えただけの教材のところもありましたよ。(どこというのは言えませんが)
通信教育をするのなら、十分吟味した方がいいですよ。
ぜひ今年は、合格できるといいですね。
あとは、どんな試験もそうですが、自分をどれだけ追い込んで、試験勉強を出きるかだと思いますよ。がんばってください。

私の場合 - mo -2004-02-06 22:39:23 削除
今年1次建設部門を合格しました。
私は、過去3度通信教育を受講しました。
試験制度が変わる前、2000年度JMAM、翌年新技術開発センター、試験制度の変わった今年度新技術開発センターで受講しました。
それなりに、勉強にはなりました。
しかし、私は、過去問題、proengineer.jpで毎日メール送信される過去問や、一次試験対策用問題集、このサイトの直前対策問題等で勉強したことが、1番の勝因と考えています。
私事で参考になるかどうかわかりませんがお伝えします。
がんばってください。

試験制度ではなく試験問題でした。 - mo -2004-02-06 22:48:27 削除
上記レスに試験制度と書きましたが、試験問題の間違えでした。
お詫びして訂正します。

通信教育機関について - しげやん -2004-02-06 22:57:38 削除
私のお薦めです

CTSC中部技術支援センター
  技術士第一次試験受験者応援団
  応援団長:寺本
  E-Mail teramoto@ctsc.co.jp
  http://www.ctsc.co.jp/

自信をもって、やりましょう - 高熱隧道 -2004-02-06 23:26:24 削除
過去問については、正答を得ることを目指すのではなく、択一問題それぞれをよく理解することが大切です。きっと類似設問が出題されるはずですから、繰り返し問題を解くことで、記憶に残るとともに、解答のスピードも速くなります。そして、知らず知らずに、いわゆる択一の法則も身に付きます。過去問は、キチンと3回ほど繰り返しましょう。

その過程で、HPを用いて過去問の関連情報について補強し、APECさんのサイトを確認する。

さらに、時間があれば、過去問を吟味した上で、自分にあった資料(設計系、情報系、解析系など)を探すことでしょうか。

その学習過程を信じて、ざっと試験直前(3日間)におさらいする。

すなわち、通信講座は不要です。

みなさん。ありがとうございます。 - らんぼ -2004-02-07 08:00:07 削除
みなさんの貴重な御意見。
大変参考になります。
ありがとうございす。

合格できなかった要因を考えては - ピエール -2004-02-07 22:02:33 削除
私は、今回JMAMの講座を受けましたが、haruさんが受けられた講座と同様の内容でした。このホームページに出会わなかったら合格できなかったと思っています。
このHPから学んだことは、各科目の出題傾向をつかんで、不得意な分野は捨てて、得意な分野を要領よく徹底的に勉強する。(私は基礎科目はそうしました。その結果、基礎科目に救われて合格しました。)
このHPを再度確認して、勉強の方法などを考えてはどうでしょうか。


 
共通試験について - キャプテン・スパロー -2004-02-06 11:25:03 削除
はじめまして16年度一次から受験する。高専卒10年目の地方公務員です。技術士補になるためには共通科目も受験する必要があり,勉強しようとしてますが,良いHPおよび文献がなかなか見つかりません。やはり合格するには理工系大学卒程度の教養が必要のように思われますがなにかありませんでしょうか?個人的な意見なのですが高専課程はやはり中途半端な位置のような気がします。高専卒業のかたで技術士を目指している方いらっしゃいましたら。ご指導の程よろしくお願いいたします。
少しばかりでも参考になれば - Tsuji -2004-02-06 12:56:51 削除
 二次の結果待ちのTsujiです。私も地方公務員です。2点ほど述べさせていただきますと、
1.共通科目について:大卒でない場合、共通科目も受験する必要がありますが、受験の負担を軽くするために、共通科目が免除になる国家試験を先に受験し、合格をしてから一次を受験するという方法もあります(対象資格に付いては、文部科学省HPを参照)。その代わり、一次の受験年度が一年遅くなります。また、現在ご自分がお持ちの資格があれば、それが共通科目免除になるかどうかを確認されたら良いかと思います。
2.高専過程で履修した内容が、教養面で不安だという点について:無責任かもしれませんが、大卒程度といってもピンからキリまでです。また、卒業から10年程度経てば、大多数の方が再度基礎科目の勉強をし直すという事になると思いますし、高専まで卒業されたのでしたら教養レベルのベースは大卒とさほど差はないと思って良いのではないでしょうか。思い違いかもしれませんが、見えない壁を作ってしまうと苦しくなるので、思い切ってぶつかってみてください。私は大卒ですので無責任な事を言ってるように聞こえるかもしれませんが・・・


つぶやきです - kk -2004-02-06 18:31:33 削除
話はそれますが、高専卒の方は優秀な方多いと思います。偏見かもそれないですが僕の周りではこの人はひと味ちがうなって感じる人の多くが高専卒だったりします・・・
高専卒先輩として - tanaka -2004-02-06 20:09:48 削除
自分も高専を25年も前に卒業して今年一次試験は
受かりましたよ(但し、共通は免除ですけど)
まずはスタンダードに考えると受験部門がわからないので
一概には言えませんが自分は建設部門だったので従来より
持っていた一級土木で共通は免除になっています
キャプテンさんももし建設部門だとしたらまずは一年遅れても
一級を取ってからがお進めですよ 一次試験に出てくる問題
も一級の内容を踏まえているとぐっと楽なはず
部門の違いなんかで免除が不可能となれば共通からでしょうが
受けてない自分が言うのもおかしいけど 受験参考書では自分も
パラパラと見ましたが決して高専課程で履修した内容で解けない
って感じはなかったと思いますよ−−−ただクリアーの条件が
平均点以上ってとこが問題ですけど
ちなみに自分は高専では金属工学科を卒業していますが 縁あって
建設会社に勤務しました その後測量士補、土木施工一級、そして
今回の技術士補−−−−みんな独学で何とかなりましたよ
2次試験のほうは一年、二年じゃ無理だとは思ってますが何とか
50前に取ろうってのが今の目標です 大卒者の方には失礼かも
知れませんが基礎と実践教育の高専に誇りを持って挑んでください
蛇足ですが 高専でのカリキュラムと大学での課程での基礎科目に
ついてはそれほど大差があるとは思えません
今と昔は違いはあるかも知れないけど基礎の応用編については
みんな大学と同じ教科書つかってましたよ。 
中途半端な位置づけってのは高専でなければという社会的な意義
意識の変化があるのは確かですが −−−−自分の学んだことまで
否定する必要はないと思います。

共通科目など - APEC -2004-02-07 11:29:55 削除
共通科目は、選択科目によってそれぞれ特徴があると思います。
数学などはおおむね大学入試レベルである程度点数が取れると思います。対して地学などは入試レベルより少し高いですが、暗記ものなので大学テキストなどを入手できれば対処できます。

その前に、皆さんおっしゃっておられるように、免除ねらいか受験かをまず決める必要があります。
過去問題を解いてみて、どう思うか(取り組むか、回避するか)ですね。

免除対象資格は、一級土施工や測量士、環境軽量士、甲種危険物などがあります。http://apec.fc2web.com/pe/kaisetsu/manual07.htmにまとめてあります。

高専卒の方で優秀な方は私の周囲にも多いです。
というより、高専と大学の違いなど、社会に出て数年でなくなってしまうと思います。そんな違いより社会に出てからどれだけ意識を持ってがんばったかのほうが、はるかに大きいと思います。
なお、14年度段階で徳山・岐阜・舞鶴の3工業高等専門学校がJABEE認定審査中でした。もう認定されたんじゃないかな?

環境計量士は免除資格? - つったん -2004-02-07 13:09:59 削除
APECさん、いつも的確なアドバイスご苦労様です。
ところで、共通科目の免除対象資格に「環境計量士」は入ってないと思いますが?

あれ?ほんとだ - APEC -2004-02-07 14:42:40 削除
つったんさん、ご指摘ありがとうございます。本当ですね。環境計量士は共通科目免除対象資格ではないですね。
私の勘違いでした(何と勘違いしたんだろうか?)。申し訳ありません。

ありがとうございました!!! - キャプテン・スパロー -2004-02-07 17:18:28 削除
みなさま、アドバイスありがとうございました。励みになりました。前向きにまた自分なりにぶつかっていきたいと思います!!!
こんばんは。 - IKA -2004-02-07 20:21:21 削除
はじめましてキャプテン・スパローさん。
高専の話題ですが、私の支部でも十数名おられるみたいです。
支部の自己紹介のとき、高専を出てます(最終学歴ではないのですが)といったら“私もです”といっておられた方が何人もいました。多いのでビックリしたのを覚えてます。ただ、私より若いからはおられず残念に思いました。これからは、若い人も多くなるという感じがしています。
なにかお手伝いできればいいなぁと思っております。
(高専というと親しみを覚えるもので)。


 
オークションに1次試験・建設の参考書を出品しています - sumisumi79 -2004-02-05 09:40:44 削除
技術士第1次試験の参考書3冊を出品しています。
H5〜H14の建設専門とH13・14の基礎、適正の過去問題・解答・解説集です。

H15年技術士補・建設部門を受験して、合格しました。
これから勉強なさる技術屋同志のために出品します。(縁起よし)
ビッダース<本雑誌コミック<教材学習<資格就職をのぞいてみてください。

40%の合格率ならオレも(ワタシも)挑戦してみよう!
H15試験に振られて、このウラミ・・・のあなた
まずは敵を知ることから、はじめてはいかがでしょうか。

管理人さまへ
営利が目的ではありません。
しかし、このような書き込みがサイト趣旨に反するのであれば、削除してください。


 
本当の平等とは - たくや -2004-02-05 00:51:16 削除
自分は公務員です。コンサルの中には一生懸命に仕事をしてくれるコンサル、そうでないコンサルがいます。今の入札制度は、一生懸命に仕事をしてくれるコンサルが必ずしも優位にたっていると思いません。一生懸命仕事をしてくれるコンサルは、請負金額高い低い関係なく仕事がとれる制度ができないものかと考えます。また、官製談合の法律が厳しくなったこともあり、信頼のおけるコンサルに相談することすら難しくなってきました。
難しい問題ですね - APEC -2004-02-05 01:07:07 削除
そうですね。
私はコンサルですが、過当競争の中で「安かろう悪かろう」になりがちなことを残念に思い、またお役所で気軽に相談してもらい、一緒になってあれこれ知恵を絞って解決策を考えるという機会も減ってさみしく思っています。

>一生懸命仕事をしてくれるコンサルは、請負金額高い低い関係なく仕事がとれる制度
市場競争の中で、適正価格入札に落ち着いていくのでしょうが、それでは体力のない企業が持たなくなってしまいます。
やはり方向性としてはプロポではないでしょうか。
また、成果品検査内容を採点してデータベース化し、その結果が企業や技術者の点数となって次回以降の受注に影響するシステム(業務評定)も同様です。
ただ、現状ではいろいろと問題のほうが目立つ面もあります。プロポなど「新たな官製談合」と酷評されることも多々あるようです。
この点の克服が課題ですが、方向性としてはいいのではないかと思っています。

コンサルへの気軽な相談・・・・これが特に地方の小規模自治体ではけっこう重要なのではないかと思います。
それをするとすぐに「ツバつけた」と言うコンサルにも問題がありますが、その技術的レベルが高ければ、おいそれと他の会社にともいきません。
産官学連携といいますが、利害が絡むとなかなか難しいのが現状ですね。本当の連携のためにどうしたらいいか、私もこれというものは浮かびません。
協会のような組織を作って、営業活動との間にワンクッション置くとか、いろいろな方策が考えられますが、最近はシニア年齢の方が技術NPOみたいなものを作っている例もあるようです。

計画系業務の適正価格 - まてぃ -2004-02-05 09:08:08 削除
口頭結果待ちです。
>>一生懸命仕事をしてくれるコンサルは、請負金額高い低い関係なく仕事がとれる制度
>市場競争の中で、適正価格入札に落ち着いていくのでしょうが、それでは体力のない企業が持たなくなってしまいます。
上記文面を請負金額が低くても一生懸命仕事して欲しい、と読んでしまいました。
正直な気持ち、手を抜く気はありません。しかし、その金額でどこまでできるかをご理解いただきたいときがあります。例が悪いですが、10円玉1枚渡されて缶ジュースを買って下さい、一生懸命に、と言われてもというときがあります。そのときはいろいろ説明して例えば弊社のペットボトルのジュースを紙コップについで渡すとか、ジュースじゃなくて水手もよいのでは、といった提案はしますが。
APECさんも適正価格>現状価格、という認識かも知れませんが、特に私が携わっている計画系の業務はその感が強いです。
とんかちに直結しないから、もともとは行政内部の仕事だから、歩係りがないから、などなどなかなか積算が難しいところです。
しかし、VEという面でもマスタープランの成否によるその行政体の浮沈は構造物単体のコストダウンの金額とは比較にならないと思うのですが...。確かにそれだけの金額に見合う遠い将来に耐え得るだけの計画を立てることは難しいと思います。

知恵 - 釣りバカ -2004-02-05 13:14:31 削除
はじめまして。私はコンサルで分野が違うかも知れませんがまてぃさんと同じ計画系の業務に携わっている者です。
私は、たくやさんのスレに対しまてぃさんとは逆の受け取り方でした。
そのように考えてくれている発注者もいて、うれしくなりました。
なぜなら、私の携わる業界も社会情勢や顧客のニーズ、価値観が多様化してきており、「○○の機能はなくても構わないから安くして」という声もあれば逆に「高くても構わないから○○の機能を付けて」などの要望や『安全性の向上』、『リスク管理』、『環境への配慮』、『住民(納税者)への情報公開、アカウンタビリティ』などが求められるようになってきており、今までの標準設計、マニュアル設計では対処できず、顧客個々への対応技術(歩掛りにない作業:知恵)が必要となってきています。その対価を認めてもらうための議論をはじめたところだからです。
現時点における私の考えはそれには、公共事業費が激減する中で生き残れるかどうかは知恵で決まり各々の会社、技術者の勝負です。知価社会への変遷、脱マニュアル化に向かっていると考えます。
よって、現時点では知恵を認めてもらうには発注・契約制度の改革やダンピング受注といった様々の高い障壁があるため、APECさんの業務評定(現在の知恵が認められれば次の受注に繋がり、そうでなければ指名から外される(淘汰される))の中で、必死に知恵を競い合いお互い技術力を高めていくべきだと考えます。なぜなら、厳しい状況であればあるほど人間は必死になるからです。また、それによって高められた技術が、結果的には知恵として認められると考えるからです。
この考えの中で、正直(コンサルが直訴しても)発注制度は変わらないだろうという考えが根底にあります。でも、たくやさんのような考えの発注者の方々が多くおられたら、市町村レベルでは契約制度を変えてくれるかも!?と思ったからです。
たくやさんへ:そういうことは可能なのでしょうか?

追伸 - 釣りバカ -2004-02-05 14:17:55 削除
先程の「また、それによって高められた技術が、結果的には知恵として認められると考えるからです。」の文中のうち“知恵”は“知恵の価値”の間違いでした。申し訳ございません。

それから、まてぃさんの『10円でジュースを買ってきて下さい。』の話については、役所予算がない低価格受注なら発注者も暗黙の了解をしてくれているでしょうが、予算は相応に確保していたのだけどダンピングによる低価格受注だったら、“あなたの会社がこの低価格で出来ると判断して札をいれたんじゃないの?”と思うことでしょう。
この2パターンについて、コンサルのみなさんはどのよう心構えで業務を遂行してますか?
また、発注者側の方はどのような姿勢でいますか?
正直なところを教えて下さい。宜しくお願い致します。

比喩がまずかった。 - まてぃ -2004-02-05 18:32:58 削除
釣りバカさん、こんにちは。
一言足りませんでした。釣りバカさんが書いておられる前者の「ジュースは必要だけど予算がない」パターンの事例です。このときに発注者がジュースの値段がよく分からない、という意図で書いたのですが(で後段の計画系業務の価値につなげてしまいました)、よくよく考えるとジュースの一般的価格を知らない人はそうはいないし、標準歩掛り?はありそうなので、比喩が悪かったです。(魔法のランプの購入依頼でたとえるか...なおさらよくわからない...)
ごめんなさいです。
自社のダンピング入札額なら当然会社として許容します。
また、いずれのパターンでも私個人は誠心誠意務めます。なぜなら私はお客さんに喜んでもらうことが嬉しいからです。但し採算が悪い、家に帰れないなど会社や家庭や健康面としては???なので商売人としての立場では間違っているのかもしれません。
私の会社の社長は社長になるずいぶん前から「知恵の対価として報酬を頂くプロフェッショナルビジネスを社業とする」といっていますが、なかなかその段階ではない感じがします。
ちなみに本省業務では知恵に価値を見いだしてくれる方、対価を払う方、公に知恵を出すのは当然と考える方、(こちらの知恵が低かったのでしょう)対価あるものと考えない方、いろいろいらっしゃりました。自治体業務では単費の業務ではやはり近年の財政危機から予算制約第一ですが、後精算をしていただける自治体など、やはり多様です。
3.で書いたのは「一生懸命に、と言われても『というときがあります。』」とたまたまについて書いたものですいません。

適正価格 - APEC -2004-02-05 18:57:04 削除
「適正価格」はよく調査設計業務なら設計額の60〜70%、施工なら70〜80%と言われますね。現状はそれを下回ることが多いと認識しています。

私も、甲乙どちらの原因で低価格になったとしてもできるだけのことはしますが、やはり発注者側に原因がある時は、質をできるだけ下げない範囲で経費を削ることが多いですね。
むろん、その場合は発注者と相談します。発注者のニーズを細かく聞いて、それをクリアできる最低値のメニューを提案し、その金額すら出ない場合は「奉仕」しています。
こんなケースはこれまで、地元自治体で何か突発的あるいは予想外の事情がある時しか発生したことがないので、「そういう時に力を貸すのも地場コンサルの役目」と(カネの貸し借り感覚ではなく)思っています。
そうすることが適切なのかどうかはわかりません。

適正価格とダンピング - 急流河川 -2004-02-06 09:40:39 削除
コンサルで調査、計画から設計まで担当しています。
>ダンピングによる低価格受注だったら、“あなたの会社がこの低価格で出来ると判断して札をいれたんじゃないの?”と思うことでしょう。この2パターンについて、コンサルのみなさんはどのよう心構えで業務を遂行してますか?
あくまで私の属している部署(社全体がどうかはわからない)の場合ですが、ダンピングが理由で手を抜くことはしていません。それは受注者の責任です。我々技術者は、応札金額に関わらず、仕様書に従って、淡々と顧客の発注に応えなければなりません。経験から言って、自分に甘くなり、技術的に詰めきらないで次の段階に進もうとしても、結局は自分の業務に跳ね返ってきます。もちろん効率化等の工夫により、赤字を下げる努力は当然のことで、手抜きとは違います。

>「適正価格」はよく調査設計業務なら設計額の60〜70%、施工なら70〜80%と言われますね。
そうなのですか・・・わかりません。ひとつ言えることは、現在の実態(遊んでいるOBを抱え、当たりもしない入札に付き合わされ、特記仕様書に書かれてもいないオーダーが頻発するなど)では、現在の設計額は妥当だと思います。そういうムダを排除していければ、上記の金額まで落ちていくのかもしれませんね。

優劣 - 釣りバカ -2004-02-06 13:05:03 削除
まてぃさん、APECさん、急流河川さん返答ありがとうございます。
自分のことを最初に述べなくてすいませんでした。
私も基本的には両者とも技術者として誠心誠意業務を遂行するよう心掛けております。
が、今の忙しい年度末(納品が重なる時期)は前者と後者の住み分け(前者には手を抜いている)が無意識のうちにされているのではと考えるので質問させて頂いた次第です。
当然、全ての業務を100%にしようと思うと時間や健康、家族などを犠牲にしなければなりません。
仮に、急遽今週中に2つの物件(同じ内容で片方は1000万円だが、もう片方は300万円の場合)で資料提出を求められた場合、頑張ってやっても1つの業務で丸1週間かかるとします。他の技術者や外注、発注者に折衝したり、他のあらゆる策もとったがだめだった場合どうしますか?
@1000万円の業務を100%こなし、片方には謝る。
A300万円の業務を100%こなし、片方には謝る。
B1000万円、300万円の業務とも50%の出来で持っていき、両方に謝る。
Cその他
もちろん、両方の業務とも社会的な影響度は同一とします。
Cで『寝ないでも両方100%こなす』という回答はなしでお願いします。
私はこのような時、無意識に@を選んでいるような気がします。
みなさんはこのような場合ではどのように対処されていますか?
優劣を付けずに対処しているのでしょうか?


Cその他・・裏技(すこし冗談) - まてぃ -2004-02-06 14:28:59 削除
まず作業計画を説明し、わき目もふらず総掛かりでやって1週間かかることを説明します。
次に急遽必要になった理由と成果の必要精度を聞きます。ここで理由と必要精度(前提条件により両業務とも同じということですね)によってはB(50%)でOKとしていただけるかもしれません(発注者とは折衝済とあるのでこれは除かれるのかも知れません)。
本来は会社として受けている以上、社内外の技術者を動員して両方100%とすべきと思いますが、あらゆる手がダメということですね。

私には両方一生懸命にやる(Bか)ことがいいと思うのですが、私の現在の立場では決めれないことであり、上司に判断を仰ぎます。それに従います。

ここからは冗談ですが、同じ内容なら、1つやれば他方に出す分もできちゃっている...っていうのはなしですよね。


 
がんばります! - ランプロ -2004-02-04 20:37:41 削除
はじめまして。APECさん。
 一昨年、2次試験の口頭試験で不合格になり、昨年補を受験し、今回合格いたしました。ほぼ合格は想像できたので、apecさんのいわれるとおり、14年度の国土交通白書を斜め読みをしておりました。
 さっそく、ホームページには次の技術士2次試験の取り組みについて更新されてますね。合格気分をバネにして気合いがはいりました。いつもいつもありがとうございます。

 ところで、経験論文を取り組まなければいけないのですが、前回、私が筆記試験で書いた論文は業務経験が3年たったときのものを選択して書きました。しかもあれから2年もたちました。もちろん経験問題は最近の業務のものがいいのでしょうが、一度合格した論文の内容もそのまま利用したい(もちろん文字数が変わりましたから多少は変える必要がありますが。。)と思っているのですが、全体から考えて、どちらに取り組んだほうがいいでしょうか?
 よろしければ、ご相談にのって頂きたいと思います。

できればそのままで - APEC -2004-02-05 00:57:06 削除
ランプロさん、まずは一次試験合格おめでとうございます。
やはり一度合格した論文は間違いなく合格ラインに達しているわけですから、捨てがたいですね。
その技術や手法が陳腐化していたり否定されていたりしなければ2年程度の経過は大丈夫だと思います。
たとえば、「今では当たり前だが当時は斬新だった。そういうものにいちはやく目をつけて、十分検討した上で取り入れた点が技術士としてふさわしい」というのならいいと思います。その技術自体が技術士としてふさわしいのではなく、そういう姿勢がふさわしいのですから。

ただ、そういった場合は「現時点での評価」が非常に重要になります。
2年の経過の中で、その技術・手法への評価はどう変わったでしょうか。また、今ならもっといい方法がないでしょうか。あるいはもう一度同じことをやるなら、どんな点を改良工夫するでしょうか。
そちらのほうでは、今度は「2年間でより成長した自分」を表現するチャンスです。

内容をよく吟味されて、可能であれば、前回合格した論文に2年間の重みも加えて、より高いレベルのものに仕上げるという方向性がいいのではないかと思います。

私は全面的に書き直します。 - 転石 -2004-02-05 09:27:39 削除
ランプロさん、私も同じ立場です。
また、私もランプロさんと同じことに悩んでいましたが、私の場合、2年前の論文と同じテーマで全面的に書き直そうと思っています。その理由を4つほど述べてみます。
(1)文章の表現に問題があるため
2年前の経験論文を読み返してみると「これでよく筆記試験に合格したものだ」と思わざるを得ません。2年前には気づきませんでしたが、論点に曖昧な点があること、適切でない表現があること、文章自体の流れが悪いことなど文章上の欠陥が気になりました。
(2)「現時点の評価」が変化しているため
APECさんの言われるとおり「現時点の評価」に対する自分の見方がその後の経験で変化しています。2年前の論文で書いた解決策についても、その後の実務経験を通して様々な問題点を抱えていることが判明し、現在の実務ではさらに改良しています。現在の気分としては今のことを書きたいし、2年前の結論で書く気にはなれません。
(3)文字数が少なくなるため
2年前に経験論文を書いて私が痛感したことは、「文章は増やすことは容易だが減らすことは難しい」ということです。2年前4000字だったものが今年は3600字です。400字も削るとなると、削りに削って完成した論文の文字数を減らすわけですから、部分的な改訂はかえって文脈上の整合を崩しかねません。私の場合はやはり全面的に書き直さざるを得ないと思っています。
(4)二次試験そのものが不合格であったため
筆記試験は合格していても、結果的に口頭試験で不合格だったということは、合格論文のつもりでも、ひょっとすると不合格に限りなく近い論文だったのかもしれません。私の場合は実務上の経験が不足していることが口答試験の敗因だったと考えていますが、こうした敗因も踏まえて論文を見直すと、2年前とやや異なるアプローチもありうると思います。
これらの点を踏まえ、現在、私は白紙の状態から論文骨子を箇条書きにする作業を始めています。「今ならもっとうまく表現できる」という確信をもって、ピリっと一味違った論文に仕上げるために、悶々と苦しい日々を乗り越えようと腹をくくっています。
やはり、2年前の論文は他人の論文だと思います。今年の8月時点の完成版こそが一番いい論文だと思います。しかし、私たちの場合、それはゼロからの作業ではないはずですし、これまでのノウハウもあります。お互いにがんばりましょう!


 
指導技術者の条件 - MJ -2004-02-04 18:32:23 削除
APEC 様、皆様方
こんにちは。

今回、環境部門の1次試験に合格した者です。
そこで、教えて頂きたい事があります。

2次試験への受験資格は
(1) 一次試験に合格、かつ、実務経験7年(一次試験合格後7年ではない)
(2) 一次試験合格後、技術士補登録せずに修習技術者として4年
(3) 一次試験合格後、技術士補登録して4年
のいずれかと思いますが、私は大学院の2年を加算して来年で7年となる為、来年2次試験の受験資格があります。
そこで、2次試験の願書では指導技術者を明記するのですよね?
その指導技術者ですが、技術士補登録した場合、
・同じ部門(私の場合は環境部門)の技術士を見つけなればならないのでしょうか?

また、登録しなかった場合は「優れた指導者の監督の下での実務経験」云々とありましたが、
技術士をもっていない上司でも良いのでしょうか?

申し訳ありませんが、ご教授願いますでしょうか?

あのさぁ - なんちゃって技術士 -2004-02-04 18:40:53 削除
合格発表が出たとたんに、

「私は2次試験受けれるのか?」とか、「技術士補登録はどうやってやるのか?」とか、「指導技術士は〜」とか、、、、。

あのねぇ。ここはAPECさんが個人の好意(無償)運営してくれている。技術士試験の支援のためのページですよ!何か勘違いしてませんか?
技術士協会の出先機関じゃないんです。
技術士協会に電話して聞けば解るようなことを、何故ここで聞くんですか?技術を磨く前に、相手を思いやる心を磨いてください。

お気遣いありがとうございます - APEC -2004-02-04 18:59:26 削除
なんちゃって技術士さん、お心遣いありがとうございます。
確かに技術士会に電話されるのが一番いいですね。
でもまあ、私も本当に負担名場合はレスしませんから、本当にわからない時は書き込まれてもいいですよ。
それに、こういうことを見ていると、制度のどの部分がわかりにくいのか、サイトで何を重点的に説明すればよいのかもわかるので、参考にもなるんです。
また、よろしければ、皆さんもおわかりになったら答えてあげてください。

7年経験で受験する場合は、指導技術者はいりません。
願書記入時には、次のようになります。
(1)経験7年+一次合格
 実務経験を社長さんに証明してもらうだけでOK。
(2)一次合格+修習技術者として4年
 指導技術者による監督内容の証明と、社長による指導技術者の適格証明が必要(一番面倒)。
(3)一次合格+技術士補として4年
 指導技術士に4年の経験証明をしてもらう。

有難うございます - MJ -2004-02-04 22:16:44 削除
APECさん、親切なご回答有難うございました。

また、なんちゃって技術士さん、ご指摘ありがとうございます。
確かに怠慢しておりました。
一応、他にわからない問題点等は他のサイトから情報を得ていたのですが、調べる詰めの甘さを痛感しました。
以後、気をつけたいと思います。

たしか - IKA -2004-02-05 09:57:55 削除
気になったのでメールします。社長印じゃなくても良かったような気がします。なぜなら、私は、事業部長印で技術士試験を受けたので。(手元の資料を調べたのですが、書類が無かった。)それとも私が間違っていたのかなぁ。

(1)経験7年+一次合格
 実務経験を社長さんに証明してもらうだけでOK。

そうです - APEC -2004-02-05 10:36:05 削除
IKAさんのおっしゃるとおりです。
わかりやすいようにと思い、一般的なケースで書きました。社長でなくても、代表権があればOKです。さらに個人経営の場合とかいろいろありますが、それはHPのほうを見てください。


 
技術士受験資格について - toranosuke -2004-02-04 11:39:32 削除
こんにちわ。
技術士第二次試験の受験資格について教えてください。
私は2004.01.30の発表で第一次試験に合格しました。
そして2004.04.01時点で大学院の経験年数2年を含めて
実務経験年数が7年になります。
そこで、2004.04.01からの第二次試験の申し込みを
することが可能ですか?
先輩や掲示板等から情報を仕入れているのですが、
今ひとつ納得のいく情報が無いので、
どなたか教えてください。
よろしくお願いします。

納得して下さいね - 伏龍 -2004-02-04 12:17:59 削除
ココのサイトにも技術士試験制度の解説として説明があります.
http://apec.fc2web.com/pe/
この説明でも分かりませんか?
その上で,この掲示板に問い合わせるのでしたら,
このサイトの解説では不十分と言うことになりますね.
二次試験の結果が危ぶまれますよ.
ぜひとも,今年の二次試験でよい結果を出してください.

経験年数 - ずけ -2004-02-04 12:53:52 削除
実務経験年数が出願時に7年ちょうどになるため悩んでおられるのではないでしょうか。
2次試験は7年を”超える”実務経験がないと受験できません。
私も、昨年度の願書提出時、4月1日でちょうど経験が7年0月だったため悩みました。

そこで私は、実務経験年数を7年1月と申込書に記入し、4月の第二週頃に願書を提出しました。(この時は、佐口さんの掲示板でアドバイスをいただいた。)
このやり方で受験できましたので、Toranosukeさんもそうされてはどうでしょう。

質問の意図を取り違えていたらごめんなさい。

大丈夫ですよ - APEC -2004-02-04 12:59:53 削除
大丈夫・・・・と思います。
私が初めて二次試験に出願したとき(事情があって受験はできませんでした)、大学院の2年を含めて実務経験7年ちょうどで出願し、問題なく受験票が来ました。
不安があれば、直接技術士会に電話で確認されることをお勧めします。必ず丁寧に教えてくれます。
ついでですから、他にも聞くことがないかあらかじめ用意して、疑問に思うことを全部質問してしまいましょう。

これならどうでしょう - 伏龍 -2004-02-06 08:38:45 削除
これを参考して下さい.
http://www.j-center.co.jp/shikaku/gi_2index.htm

感謝 - toranosuke -2004-02-07 11:27:14 削除
おはようございます。
伏龍さん、ずけさん、APECさん親切にありがとうございました!
いろいろ不安だったので、掲示させてもらいました。
かなり「納得!」することができました!


 
技術士補登録方法について - haru -2004-02-03 23:16:59 削除
技術士補の登録方法を調べているんですが、「技術士補 登録の手引き」を請求する以外に、@本籍地の身分証明書とA登記されていないことの証明書 がいるんですねえ。
ここで質問なんですが、Aは、法務局に交付手続きを郵送で請求するんですか??
去年とかに、登録した人がいれば、お教えください。なんか、手続きにお金やら、手間やらかかりそうですねえ。

東京法務局です - APEC -2004-02-03 23:37:56 削除
証明書は、東京法務局でしか発行していません。
申請書の様式は下記よりダウンロードできます。
http://www.moj.go.jp/ONLINE/GUARDIAN/7-1.html

これに記入して、東京法務局に郵送します(下記)。

東京法務局後見登録課の住所:
〒100−8170
東京都千代田区九段南1−1−15
九段第2合同庁舎 東京法務局後見登録課
  TEL:03(5213)1360

二次試験に合格して初めて技術士登録するときもこれが必要です。

ありがとうございます。 - haru -2004-02-03 23:44:16 削除
結構、手続きが大変ですねえ。
早速、明日より開始します。
ありがとうございました。

もう一つ教えてください - rin -2004-02-05 21:31:37 削除
身分証明書(身元証明書)っていうものは各市区町村にて発行されているのでしょうか。本籍地が現住居から離れているため、郵送にて発行申請しようかと思います。HP見てますが、戸籍等はありますが、該当するようなものはなさそうです。各市区町村でも必ず身分(身元)証明書っていうのでしょうか。教えてください。
APEC氏の代わり - oji3 -2004-02-05 22:12:30 削除
 登録の手引きを見ながら書いています。
(1)提出書類
 (ハ)身分証明書(又は身元証明書)
 (※日本国籍以外の方、登録原票記載事項証明書を添付)
 各申請者の本籍地にある市区町村長が発行しています、その様式も
各市区町村で異なります。3ヵ月以内の発行であることが必要。

技術士会の案内の通りです
まず、「行ってみよう、やってみよう!」の精神も必要では・・・

電話してみて! - 総監受験生 -2004-02-06 01:03:15 削除
rinさん、私の場合も本籍地が遠隔地であったため、郵送で入手しました。
市町村によっては、郵送やメール等で対応していただける場合もあります。市町村によって手続きや様式等が異なることが多いので、まずは、本籍地の市町村役場に電話してみてはいかがでしょう。

まずは - 頼り切り -2004-02-06 02:07:25 削除
このサイトは、技術士会のHPではないです。

別スレでもありましたが、疑問する前に調べる方法はあると思います。

このHPでは善意で教えてくれる方もいますが、結果は、全て自己責任です。自分で納得の行く答えを得たいのであれば、技術士会へ電話するなり、方法があるかと思います。
紙面に書かれていること以上の判断根拠はありません。まずは紙面を熟読されること、関連機関に問い合わせることをお勧めします。

エスカレートすると、今年の2次試験の問題は何ですか?みたいな質問まで出てきそうですね。


 
筆記試験採点者について - バムケロ -2004-02-03 23:00:15 削除
はじめまして!
いつもHPを拝見させていただいています。
今年、技術士の試験を受験しようと考えています。(建設部門 鋼構造およびコンクリートのコンクリート)
そこで質問なんですが専門とする事項によって経験論文の採点者は違うのでしょうか?また、口頭試験の面接官も違うのでしょうか?例えば、「鉄筋コンクリート」や「コンクリート構造」など。私の論文のなかには鉄筋コンクリートのことが2つとコンクリート構造のことが1つ記述しようと思います。どっちにするか迷っております。(どちらかというと鉄筋コンクリートの方が得意ですが最近の業務がコンクリート構造が多いので)どなたか教えてください。よろしくお願い致します。

専門とする事項 - 吉兼 -2004-02-03 23:49:49 削除
鋼コンで過年度合格したものです。
質問は鋼コンの経験論文は3略記うち1詳述なので、それらにおいて「鉄筋コンクリート」と「コンクリート構造」を混在した経験論文を作成してよいか?と捉えてよいのでしょうか?
受験に際して、申し込みに記入する”専門とする事項”はどちらかひとつを選択となるので経験論文においても混在した記述にはならない(しない方がよい)と思います。

内容はずしていたら、ごめんなさい。

吉兼さんのおっしゃるとおり - APEC -2004-02-04 08:20:27 削除
吉兼さんご指摘のように、鋼構造コンクリートの場合、「専門とする事項」に「鉄筋コンクリート構造」と「コンクリート構造」がありますよね。願書に記入するのは1つなので、これらにまたがるのはよくないでしょう。
つまり、「専門とする事項」の範囲内でなら複数のテーマがあってもいいと思います。という以前に、バケムロさんの場合願書に書く「専門とする事項」を何にするかというほうが悩むところではないでしょうか。

なお、経験論文の採点は複数の採点者が行っていると聞きます。従って専門も微妙に違うでしょうし、論文の評価も異なると思います。採点者間であまり点差が開いたときは調整するとも聞きます。


 
土木出身者ではない者の勉強法 - 26歳技術者 -2004-02-03 00:36:39 削除
APECさま、その他皆様

H15年度試験は、まったく勉強せず、合格しなかった者です。(コンサル経験年
数は3年)

ただ、勉強しなかったのですが、(私でも)適正があと1問、専門があと3問で合格でしたので、もしかしたら、だいぶ合格率が高いかと恐れていました。ふたを開けてみるとご承知のとおりでした。。。
(基礎はたまたま、5割以上正解していました)

来年度こそは合格しなければと思い、本日、はじめてじっくりと当サイトのページを拝見させていただきました。かなり充実されている内容で、ぜひ、このページからの情報もいただきながら勉強したいと考えています。

そこで、ご相談・ご意見をおうかがいしたい点があります。

「私は理工系の出身ではなく、文系・理系が混在する学部にいたため、基礎・専門ともに大学時代に勉強した内容とはほど遠く、ほとんど知識がない状態です。

特に専門がきついです。仕事のなかでも、ほとんど土木関連のものはなく、業務をしながら新たな知識を学ぶということがないものですから‥。

このような方は私以外にいらっしゃるのでしょうか。。勉強方法や試験にあたっての考え方などのアドバイスがいただければ幸いです。
(都市及び地方計画を専門としています。) ※これまでは土木系の知識は必要とされなかったのです。。」

稚拙な質問で大変、恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

大丈夫です - aya -2004-02-03 18:36:36 削除
私も土木とは無関係な学科を卒業して,建設ではない分野でずっと仕事を続けて,その後,建設の仕事を始めてまだ3年ちょっとの未熟者です。
今年,初めて一次試験(建設部門)で受験し,このサイトのおかげで合格することができました。
ひとえに,このサイトのおかげです。
ここに書かれていること以外はほとんど何もしていません。
このサイトを隅から隅まで読んで,過去問題や模擬問題を何度も何度も繰り返しやるだけです。
15年度の一次試験を受けて,APEC様がまたどんどん新しい対策を考えてくれることと思いますので,常にチェックをされるといいと思います。(すべてAPEC様に頼りっきりで,申し訳ありません。)
何も心配することはないと思います。

まず、合格ならば過去問! - 高熱隧道 -2004-02-03 21:36:12 削除
専門外の方にあっても、試験に合格するだけならば、技術士1次試験全問題と解答(通商産業研究社)などを繰り返し読み、覚え込むことがベストと考えます。さらに、APECさんのサイトについて、隅々まで目を通すことで十分でしょう。


さらに、専門外の方が土木を理解したいのならば、やさしい技術書がお勧めです。土質及び基礎では、高校生レベルの良書として、能城正治他『図解土木講座、土質力学の基礎』(技術報出版,?年)があります。そして、土質試験の手引き(土木学会・土質工学会)があれば基礎事項は身につくと思います。構造系では図解土木講座「応用力学の基礎」、水理系では図解土木講座「水理学の基礎」があります。そして、コンクリートや基礎関係の良書としては、土木施工管理技術テキスト一般土木編(土木施工管理技術研究会)があります。また、土木全般を広く浅くということでしたら、「ハンディブック土木(オーム社)」もあります。

いずれも、専門外の方でも十分にわかりやすい図書と考えます。
基礎がかたまれば、いくらでも応用が利くはずです。

スーパーエリートの受験術 - ヒージャー -2004-02-04 13:01:07 削除
私も土木は学校で勉強したことがありませんが、土木系の公務員をしています。
数年前に1級土木施工管理技士試験に合格し、今年は技術士1次試験に合格することができました。

いざ、受験勉強を始めると知らないことばかりで嫌になるのですが、試験勉強することで仕事用の知識が増えると考えています。
私の場合はとにかく過去問をしつこく覚えることに徹しています。
問題を「解く」のではなく、問題を「答えごと覚えよう」とします。
それから参考書にざっと目を通し、体系づけていくというのが近道だと思っています。

このメソッドは「スーパーエリートの受験術」という本を著した有賀ゆう氏も指南している方法です。
是非おためし下さい。(ちなみに、この方法で英検準1級にも合格できました)


大学の教科書など - APEC -2004-02-04 13:12:50 削除
基礎科目については、合格レベルに達するために仕入れなければならない知識は、それほど多くないと思います。
考え方というか発想の転換が必要な人もいますが、それは過去問題とその解答・解説に取り組むことを反復すれば、かなり身につきます。

専門科目は、工学系でない人、さらに日常業務で携わることの少ない人には、確かにきついと思います。
工学部出身の友人・先輩などがいれば、大学で使っていた「教科書」を借りるといいですよ。
ただしあまり古いのは駄目です。特に環境方面での考え方はここ数年でかなり変化しましたから、できれば「現役」の教科書がいいですね。
たとえば、最寄の工学系大学に当たってカリキュラムとテキストを調べ、それを図書館で入手して勉強するなどが考えられます。

基礎・専門科目については、16年度対策としてこの「大学の教科書」を要約した、短時間で最低限の知識を得ることのできる資料を作りたいと、まあ実際はどこまでできるかわかりませんが、目標を持っています。

適性科目は、技術者倫理に関するテキストを2冊ほど読めば十分だと思います。
次の3冊をお勧めします(全部買う必要はありません)。
「科学者倫理の世界」〜藤本温編著、森北出版
「技術者の倫理入門」〜杉本泰治・高城重厚、丸善
「科学技術者の倫理−その考え方と事例」〜日本技術士会訳編、丸善

なお、「試験に合格する」ことへの最短ルートは、高熱隧道さんも述べておられるように、過去問題が一番です。解答と解説をじっくりやること、解答を見て「ああそうか」で終らず、なぜそれが解答なのか、その周辺知識も含めて調べると、けっこう力がつきます。

そんなこと! - エースをねらえ! -2004-02-07 13:12:08 削除
私は建設部門に携わって12年、主に建設コンサルトとして従事しています。土木出身でないと言われていますが、私もその一人です。私はこの業界に入るまでいろんな業界で仕事をしてきましたが、そんなことを言っている人に成功はない!試験においても一緒!スタートで少し、彼らがリードしているだけで、がんばれば良いことだと思う。
現に私は、三流大学の夜間で機械工学科でしたが、昼は仕事(ダスキンの営業マン)に夜は遊びに行っており、80年代後半〜90年代前半の典型的なジュリアナ世代で勉強は殆どしていなかった。しかし、会社に居るときは業務遂行のために、人よりより高い給料をもらうために人の2倍以上は頑張った。他の業界では私は何々出身だからと言う人はいない。この業界に入っても一緒!そのおかげで、私の現在は土木出身らには負けていると思ったことがないし、給料も彼らより高い。
いつも胸に秘めていることは、「エースをねらえ!」
以上

おそらくは理系でなくとも - 頼り切り -2004-02-07 16:06:44 削除
工学系じゃなくても、あまり関係ないと思います。そもそも、工学系ってだけでも、建築、建設、化学、情報と、かなりジャンルが広いですが。。。

通常業務で、基礎科目、専門科目を網羅されている方なんて、おそらくいません。業務の中の知識で解ける問題は、せいぜい1題あれば良い方で、私は0題でした。

合格にたどり着いたのは、このHPを見たり、過去問など一般的な対策をとったり、今までの経験だけで十分に合格ラインをクリアできます。知らない分野の知識を習得するのに、文系、理系の差はありません。

ただし、基礎科目対策として、大学受験レベルの数学、化学、物理、生物は、見直した方が良いです。理系出身者であれば、この手間はかなり軽減出来ると思います。


 
ところで、実名公表とはいかがなものですかね - aa -2004-02-02 21:32:34 削除
合格発表の件ですが、ネット上を実名を発表するというのはいかがなものですかね。
この名簿を元に電話帳かなんかで調べて、DMが大量に来そうな気がします。

技術士は最高の資格だから名前を乗せたと言うことなんでしょうけど、
技術士補は載せる必要ないような気がしますね。

技術士会は個人情報の扱いについてどう考えてるんでしょうね。

ネットの問題?氏名公表の問題? - まてぃ -2004-02-03 10:51:52 削除
口頭結果待ちです。
「平成15年度技術士第一次試験の実施について」(2003/01/28、文部科学省)によると
9.合格発表
平成16年1月に、試験に合格した者の氏名を技術士第一次試験合格者として官報で公告するとともに、本人あてに合格証を送付する。

とあり、氏名は官報にさらされること(公告されるとあるので広く一般公衆に告知すること)は実施要項に示されており、それを知った上で受験したのだから、氏名をさらされるのを同意の上、受験していることになると思います。
また、士会について「どう考えてるんでしょうね。」とのことですが、上記は文部科学省の決定に従っているだけで、士会に対して疑問を投げるのはどうかと思います。

気になったので。 - 胡蝶 -2004-02-03 23:37:40 削除
文科省は合格者氏名発表に係る個人情報保護ポリシーを公開していません。

・何故合格者氏名を公開する必要があるのか
・誤字による取り違え,合格者による公開拒否にどう対応するのか

など,一切説明がありません。個人情報保護法が本実施に移されるまで,改めないつもりでしょうか?

受験者が事前に公告を知っていたとしても,文科省には合格者が不利益を被る事態を防ぐ善管義務があります。これが果たされていなかったと判断されれば,文科省は賠償責任を問われる可能性があります。

適性科目にいいネタが出来たのでは。>技術士会


実は誤字がありました - APEC -2004-02-03 23:42:20 削除
まてぃさんのおっしゃるように、氏名の情報公開を出願前に公表しているので、公開自体は問題ないでしょうね。

ただ、胡蝶さんのおっしゃる「誤字」はありましたよ。
14年度二次試験発表で、私の名前が間違っていました。
地方新聞を先に見ていたのでよかったものの、文科省HPのPDFファイル上で自分の名前で検索して「ありません」と言われたときは、かなりビビりました。
受験番号で検索して見つかって、誤字がわかったからいいようなものの、「これはシャレにならんぞ」と思いましたよ。


 
技術士会の入会について - いなかもの -2004-02-02 16:59:43 削除
技術士会のHPを拝見しましたら入会の案内がありました。
もし入会すれば準会員B(公務員のため)ですが、技術士会には入会した方がいいのでしょうか?
二次試験のためには必要かな、とも考えています。
他にメリットはありますか。
APECさんアドバイスよろしくお願いします。

技術士会・・・・ - APEC -2004-02-02 22:35:02 削除
まず最初に申し上げておきますが、私も現在は技術士会員ではありません。お付き合いはありますが。
それは横に置いといて、客観的に述べてみます。

最大のメリットは人脈でしょうか。公務員の方にとっては、「同じ自治体の公務員の先輩」がどれだけいるかが大きいのではないかと思います。
あとは支部によってまちまちでしょう。大都市を中心に、若手会員の勉強会など、意識の啓発に有効で勉強にもなる活動を活発にやっているところもあります。
二次試験や一次試験の支援をやっているところもあります。私もいくつかの支部にHPの引用許諾のお申し出をいただいたことがあります。

おそらく年度末に「合格祝賀会」が支部などで催されるのではないかと思います。ご多忙でしょうが、できるだけ出られてみてはいかがでしょう。その支部の雰囲気がわかると思います。
入会はその段階で決められてはいかがでしょう。

なお、「技術士会」とは別に「技術士懇談会」などの組織がある地域もあるようです。それも技術士会と同様、まずはのぞいてみて、雰囲気でご判断されてはいかがでしょうか。


 
技術士会HP つながりました. - けんけん -2004-02-02 16:10:45 削除
技術士会HP 再開したようです.
登録の仕方など掲載されていました.
参考までに!!

ありがとうございます - aya -2004-02-02 20:24:17 削除
ほんと。やっと繋がるようになりましたね。
ありがとうございます。


 
技術士補登録手続きについて - aya -2004-02-02 08:35:19 削除
技術士会のHPがいまだに繋がらないのは私だけでしょうか。
技術士補登録手続きについて知りたいのですが,日程などがわからないので,少し不安になってきました。
待ってたらそのうち繋がるとは思いますが・・・。

つながりません。 - mo -2004-02-02 10:02:37 削除
1月30日AM5時過ぎに、繋がったきり今も、繋がりません。
そのうち、繋がるでしょうか。
私も登録と技術士会入会について、わからないので調べたいのですが。
待つしかないと考えています。


 
補がなくなったら - YOSHI -2004-02-01 14:09:24 削除
佐口さんにBBS1の155にも書きましたが、厚生労働省の今年1月1日からの労基法改正についての概要説明(下記pdf)は参考になりますよ。

http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/11/dl/tp1111-1a.pdf

高度な技能を持つ労働者は、期限の定めのある労働契約が出来ますが、
高度な技能を持つ者として、博士、医師、弁理士等とならんで技術士が挙げられています。

そして励みになるのは、経験年数が長くて(具体的に書いてあります)年収1075万円(月収89.5万円)を越える労働者も高度な技能をもつ労働者としていることです。

逆に考えれば、医師や弁理士そして我が技術士もこの年収以上であることが当然であるとして良いのかもしれません。

補が付いていればどうかといえば、半分くらいは行ってもよいのでしょうかね。

1075万円貰う技術士が何割くらいいるかわかりませんが、それはさておき、この労基法改正の概要は励みになります。

一次合格の皆さんこれを頭にイメージしながら頑張って「補」が取れた
資格を目指しましょう。

そして「技術士」の皆さん、経営者にこの概要を印刷して読んでもらいましょう。中村さん、田中さんとまでは行かなくともそれなりの認識はしてもらえるでしょう。


取っても取らなくても - 頼り切り -2004-02-01 15:12:55 削除
私の会社では、昇進には影響するでしょうが、金銭的には一銭にもなりません。金が全てではないですが、重要ですよね。
給与は・・ - メカ -2004-02-01 19:20:56 削除
ん〜給与は資格で上がるものではないと思いますね。

資格手当てが出る会社もありますが、この資格を取って
から研鑚し、社会貢献や企業利益に繋がれば給与として
還元されるでしょう。
経営者は資格を取ったからといってそんなに給与は上げ
ないと思います。

非建設系ですが技術士を取っても給与が上がりませんでした。
私が知ってる限りでは技術士の方でも年収400万円の方もいれば
1500万円の方もいます。それは資格ではなく本人の努力で勝ち取
ったものと認識しています。技術士でもそうですから技術士補は
ほとんど変わらないと思います。頑張って企業利益に貢献すれば
間違いなく給与に反映されます。合格したばかりで夢のない話で
申し訳ないのですがこれが現実です。


仕事で勝負しましょう - 高熱隧道 -2004-02-01 19:39:29 削除
私は公務員ですから、技術士を取得しても処遇は変わりません。かえって、・・・という気もします。しかし、こうした学習の過程を通じて、技術者としての視野や見識が高まりますので、本来、公務員こそ取得するべき資格のように考えます。物事の捉え方が変わってきます。

1土施などは取得しておりますが、技術者のあるべき姿を学ぶには、技術士に勝る者はありません。取得までの過程が、よい経験になると考えています。


 
熟練技術者はどのように勉強したらよいか - aoki -2004-02-01 01:18:55 削除
私の会社でも指導技術士がこのホームページを会社のグループウェアにを照会され、私を含め、多くの1次試験合格者が誕生しました。APECさん、ありがとうございました。合格したのは私(59才)以外は35才以下の若い技術者であり、昨年度まで2次試験に挑戦してきて合格できなかった熟練技術者が1次試験に合格できなかったようです。熟練技術者が苦手な問題は基礎科目でしょうか。(熟練技術者の多くは1級施工管理技士等により共通科目免除。)APECさんご指摘の通り今回の問題は特に解析分野などは間違いなく難度が上がっており、私が予測が甘かったことを反省しています。「基礎知識」だけでは不十分で「もう一歩踏み込んだ」勉強をして頂く必要がある、と思います。このような状況の中、「熟練技術者はどのように勉強したらよいか」について検討しています。


我が社も同じ - ame -2004-02-01 08:55:41 削除
我が社も同じ状況であります。20代の合格率は80%であり、我が社の合格者は、この年代であります。30代以上になると合格率は10%に落ちてしまいます。専門では合格圏内にあるのですが、基礎科目の点数が低く、不合格になっています。基礎科目の対応が今後必要になっていると思います。(30代以上は今回の試験を甘く見ており、勉強をおろそかにしていたことも原因であると思います。)
うちの自治体もほぼ同じです - 天馬 -2004-02-01 09:32:31 削除
うちの自治体も40代以上の方の合格率は低いようです。(15%ぐらいか?)
若い人は高い合格率のようです。(当自治体の全受験者は確認できないのですが、私が確認できた人は全て合格していた。)
今回は基礎科目の足きりがないとのことで、高い年齢向けだと思っていたのですが・・・。

37才の場合ですが - 高熱隧道 -2004-02-01 10:00:11 削除
結果として、
今年の基礎科目は、それほど難しかったとは思いませんでした。なぜならば、確かにレベルの高い問題もあったと考えますが、わかりやすい文章問題も多くありましたから。

私の場合は、基礎科目対策として、過去問を3回解いて暗記し、APECさんのHP情報を2回繰り返し読みました。さらに、大学受験時代に使った数学、物理などの公式や、シスアド系の本などを斜め読みしました。

本番の試験では、まず、文章問題を全て解き、マークチェックを終えてから、計算問題に取りかかりました(APECさん指摘のように、計算問題は時間がかかるからです)。

これだけキチンと対応すれば、半分以上は確実に得点できると考えます。運がよかったのか、私の場合は8割強の得点でした。
(受験直後、一番不安な科目ではありましたが・・・)



基礎科目対策 - 頼り切り -2004-02-01 11:51:32 削除
基礎科目を改めて見なしました。

1−3,1−5 は、過去問を解くことで対応可能
2−2 落ち着いて対応すれば、数値を2で割っていくだけです。
    後回しにした方が楽ですね。
4−1,4−6,4−7 センター試験対応の問題集レベルです。この            辺りは勉強しておく必要があります。
5−6 よく読めば、適切でないものが分かると思います。

これで7/15です。
5択ですから確率的に残り8題中1〜2題は当てられるでしょう。そうすれば8/15で、5割達成です。
試験後にAPECさんが模擬体験報告をされてますが、まずは、出来そうな問題から手を付けること。問題をよく読んで、手を付ける問題、後回しにする問題を速やかに判断することが重要だと思います。

過去問とセンター試験レベルの勉強が基礎科目対策になると思います。
満点を取る試験ではなく、半分だけ取れれば良い試験と割り切って勉強した方が高得点に結びつきますよ。

学生時代の教科書ノート・子供の教科書 - YOSHI -2004-02-01 12:19:58 削除
小生の職場では30代、40代、50代と満遍なく合格しました。合格率75%でした。
さて、どう勉強したかといえば小生の場合あまりしませんでした。一応学生時代の教科書とノートを夜寝るときに睡眠薬代わりに読んだくらいです。(でも改めて、学生時代の数学や物理は難しかったと感じました。40歳くらいまでは期末試験の夢を見ていましたから。)

それと、子供が数年前まで工学部、理学部の学生でしたから、彼らの教科書を眺めていました。(読んだわけではありません)

小生の職場は、結構多くの国家資格取得を要求されるので、受験した者はいつも基礎科目内容に関連する勉強をしていたりするので、1次試験の基礎科目に対応しやすかったのかもしれません。

それと、実際の解答場面では、数学でも問題の考え方が解れば解き方も解るので、それほど苦労しなくてすみました。

私は41歳 - はげ山君 -2004-02-01 13:04:19 削除
私も41歳3人(姫×3)の子持ちですが、何とか合格出来ました。というか、1000%の自信を持ちながらも、1年前のトラウマ(2次試験口頭試験不合格)に悩まされていた自分(私の自信は怖い)からやっと解放された気分です。振り返れば今回の1次試験勉強は、へぇー!の連続でした。あまりの自分の基礎知識のなさに情けないやら、恥ずかしいやら。今は1年前の自信は自任であり、技術士としては役不足であったと素直に思えるようになっただけでも、今回の1次試験の意義は十分あり、感謝しているぐらいです。
今回の1次試験の合格率についていろいろと議論はあるようですが、要は自分であり、自分が納得出来る結果ではなく成果が得られればそれでよいではありませんか。あくまで1次試験は通過点でありその先の2次試験、これもまた技術者としてのゴールではないので、その先にある各自の目指す技術者像への研鑽をしていかなければ。結局諦めた時点がゴールなので、志のある技術者は一生勉強、勉強になっちゃいますね。
熟練技術者が受かりにくかったことについて一言言わせてもらえば、恥ずかしさを捨て貪欲に基礎知識の習得に励むことが、その先のステップに繋がるのだ、という信念を持てば何も恐れるものではない!ということです。

はげ山さん、おめでとう - 万年受験生 -2004-02-01 14:32:14 削除
はげ山さん。
去年は、大変でしたね。合格おめでとう。
あなたは、きっと悔しくて、悔しくて、猛勉強されたと思います。
本当に、りっぱです。おめでとう。(*^^)v

さて、この試験は、ちょっと合格率が高くてIDのようになっているけど、人は人。恥をかいても、がんばるしかない。

分からないところは、受験hp、参考書、通信添削、受かった部下
等に聞いて、確実にプラスにしていくしかないと思います。
大変だけどそう割り切って、雑音を消して、勉強されるといいと思います。

なお、中高年の人は、十分な経験があるわけですから、合格の次年度、技術士を受験できるよう、テーマや経歴などまとめておかれるといいでしょう。
そうしなければ、不景気のおり、冷遇や解雇されてしまいます。
自らのため、家族のため、ムダな時間は全て捨て、効率的にやってみてください。
現実に、中高年で受かった人は、そうしたわけですから、
できないわけはありません。
この受験hpを使って、合格者の勉強法を徹底的に真似るといいです。
がんばってください。

どのように勉強したらよいか - わかぞう -2004-02-01 14:34:44 削除
知識(技術)は陳腐化します。それが出題に反映された結果、熟練の人がフルイ落とされたのだと思います。つまり、いま必要とされている基礎知識の標準は、出題問題のようになっていて、熟練の人は学生時代に習っていない題材ばかりだったため、とまどったはず。というよりも不利です。ともかく、これが現実なのですから、いつまでも陳腐化した技術に拘泥していては、合格できません。履修科目に新しく組み入れられた知識は若い人は既に常識として有しています。しかし熟練の人はかなり昔の、陳腐となった学習要綱での知識しかもっていません。まずは、とまどわないようにするために題材に慣れる必要があると思います。そして、常に技術の大局的な動向と現在必要とされている知識に敏感となり、若い人よりも知識が劣っていることを自覚し、若い人に恭順の意を示して謙虚に教えを請うたりして、学習に励まなければならないでしょう。
基礎科目は新しい? - 頼り切り -2004-02-01 15:08:45 削除
わかぞうさんへのレスです。
このスレ内のaokiさん、ameさん、高熱隧道さんの意見では「基礎科目が熟練者にとってはきつい」という感じです。
熟練者が基礎科目が苦手なのは、高校時代に習ったことを忘れているからであり、新しい知識を吸収していないからではないと思います。
人間は忘れる動物なのですから、忘れたなら思い出し、忘れないようにすれば良いだけです。

熟練者は、過去問の出題傾向を分析し、高校時代のノートというわけにいかないでしょうから、センター試験対策程度の参考書で勉強されるのが基礎科目対策には有効だと思いますよ。

お役に立つでしょうか - 高熱隧道 -2004-02-01 18:30:43 削除
今回、技術士試験は初受験であり、APECさんのサイトを参考に、学生の頃に戻って学習させて頂きました。あまり偉そうなことは言えませんが、改めて、基礎科目を振り返ってみます。

私の場合、専門科目に学習時間をとられた結果、時間が足りないという物理的な制約を受け、次のような形になりました。

・設計計画は、過去問とインターネット(法律や用語など)
・情報論理は、過去問とシスアド系の本や用語解説、インターネットなど
・解析は、過去問とインターネット、※技術士第1次試験基礎科目徹底解析(テクノ)、数学や物理の公式集など
・材料科学バイオは、過去問とインターネット、大学入試用ハンドブック(化学・生物)など
・技術連関は、過去問とインターネットなど

※過去問は1年分のみ。そこで当該図書を入手。が、出題傾向と若干異なるように感じました。

解析では、微分や偏微分、構造力学、水理学、電磁力学などから、公式や考え方を知っていれば解ける問題が1つはでるだろうと予想していましたが、結局は空振りでした。が、3−2の文章問題については消去法で対応し、あと3−5などの解けそうな問題を選択しました。3−3や3−4などは時間をとられたくなかったのでパスしています(式の外形から絞ろうかなとも思ったのですが、正答確率の高い問題を選択)。

それから、インターネットのADSL常設環境があるとベストだと思います。そして、過去問を解いた後、幅広く関連情報をネット上で調べ、さらに、そのポイントについて「選択と集中」を行うことでしょうか。私の場合、学習中は勿論、それ以外の時もネットに繋ぎっぱなしでした。そうしておくと、学習開始のきっかけをつくりやすくとなるという副次的効果もあります。

「APECさんの模擬体験報告」はどこにあるのか - aoki -2004-02-01 22:22:11 削除
熟練者の基礎科目対策について皆さんから御意見ありがとう。熟練者に不利だなどと愚痴を言っていましたが、熟練者でもがんばれば合格できることが分かりました。
高熱隧道さん、文章問題は熟練者向きの問題もあり、まずは、文章問題をマスターするのがよいですね。
頼り切りさん、満点を取る試験ではなく、半分だけ取れれば良いのですね。高校時代に習ったことを復習すれば熟練者向きの文章問題と合わせて半分はとれるのですね。APECさんの模擬体験報告は特に熟練者に効果抜群のようですね。
「はげ山君」さん、「恥ずかしさを捨て貪欲に基礎知識の習得に励む」ことですね。満点を取る試験ではないのでまずは基礎知識習得ですね。このためには、わかぞうさんご指摘のように「若い人に恭順の意を示して謙虚に教えを請う」ことですね。
「APECさんの模擬体験報告」はどこを参照したらよいんでしょうか。



模擬体験報告は一時的に削除しています - APEC -2004-02-01 23:42:33 削除
aokiさん、私の模擬体験報告は、現在アップしてありません。
一度アップしましたが、タイミングが悪かったので、一度削除させていただいています。

一応全科目の模擬体験をしているので、もう少し(一週間程度?)時間を置いてから、参考になりそうなものをいくつかアップしたいと思います。

同時に、皆さんの(合格された方は無論、もし差し支えなければ合格できなかった方も)体験記や勉強法、ノウハウ、テクニック、「前日はこうした」などの試験準備などを募集したいと思っています。
来週はちょっと忙しいかもしれないので、どこまでできるかわかりませんが、私の視点・体験・考え方ばかりでなく、多くの方のお知恵を拝借して、次年度受験者の方の力になりたいと思っておりますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

感謝と私の勉強した項目 - ひみつ -2004-02-03 03:01:57 削除
まずは、APECさんに感謝します。
専門の過去問だけを行い、基礎の要点をつかみ切れていなかった私が
合格できたのは、ここのおかげと思っております。ありがとうございました。
合格したことはそれとして、スタートラインにたっただけと気を引き締め
二次試験に向かおうと思いますので、今後も宜しくお願いいたします。

早速ですが、こんな私のも役に立つかどうか解りませんが、とりあえず...
適性科目・・・『はじめての工学倫理(斉藤了文、坂下浩司:昭和堂)』を読みました。
       @守秘義務と公衆の福利(優先されるのはどっち)
       A内部告発をする前に(条件、手順・方法)
       など、実例を元に記載されていますので、大変わかりやすかったです。
       あと、これ以外では、APECさんが言っています『梨花に冠を正さず』
       を守るようにしました。(自己採点13/15)

専門科目・・・過去問だけでした。といっても、過去問の中にでてくる用語を広げ調べることはしました。
       専門11科目(建設分野です)のうち、都市計画と河川は全くすてました。
       私の業務・鋼構造コンクリート、関連分野で土質基礎・道路・鉄道
       過去問をみて、頭に入りそうだった港湾空港・電力土木・トンネル・
       施工管理(転職前は施工管理をしていましたので)・建設環境
       と分けました。なぜこんなことをしたかというと、満点をとる必要はない
       13問正解出来れば基礎科目最低7点合計33点になると、
       APECさんのHPに書いてあったから思い切って...
       ですから、都市計画と河川は択一セオリーで選びました。
       (自己採点13/25)

基礎科目・・・APECさんのHPだけです。ただ、普段から新聞等に乗っている
       技術関連の記事はよく読むように心がげておりました。
       たった、これだけですが、5択が2択or3択になったので
       非常に選びやすかったです。
       (自己採点11/15)

マークシートには、テンプレート用意しました。RCCMの時も利用したのでが、
読んでいる最中は、丸の中に少しマークするだけで、最後の10分くらいから、
一気にテンプレートを使い仕上げました。

長文で申し訳有りません。こんなのでも役に立てばと思います。

熟練技術者と一次試験 - 青い炎 -2004-02-03 08:06:43 削除
今年の一次試験に落ちた熟練技術者は、これまで何年にもわたって二次試験に合格できなかった人たちです。当社でも3人受験して全滅でした。彼らが合格できない理由はただ一つだけで、勉強する癖がついてないからです。仕事が終わったあと、家で30分でもいいから毎日勉強すれば一次試験など確実にクリアできます。それともう一つ彼らに共通しているのは、『別に落ちてもいいや』と思っていることです。モチベーションも高くなく、勉強もしないんじゃ受かるわけはないと思います。『熟練技術者はどのように勉強したらよいのか?』こんなことはaokiさんやAPECさんがいくら考えても無駄だと断言します。いくら良い勉強マニュアルを作成したところで、笛吹けど踊らずは目に見えています。本人が自分にあった勉強法を考えるべきだと思います。そして結果についても本人たちがキチンと責任を負うべきです。彼らは技術者としては淘汰されなければいけないんじゃないでしょうか?
自分を追い込め!! - とも -2004-02-03 12:58:06 削除
青い炎さんの意見は、厳しいようですが、その通りだと思います。
わたしは、今年APECさんのHPのおかげで合格することが出来ました。
しかし、自分でも、『今年絶対合格するぞ』というモチベーションを維持できるように努力しました。
いろんな人に、受験することを公表し、『絶対合格するから!!』といいました。そのことで自分を追い込みました。自分をどれだけ追い込めるかだと思います。

心の壁 - aya -2004-02-03 13:31:32 削除
青い炎さんのおっしゃるとおりだと思います。
この一次試験は,必ずしも熟練技術者の方に不利な試験だとは思いません。毎日30分はなかなか続けられなくても,土曜日に2時間集中するだけでも十分だと思います。熟練技術者の方は「蓄積された経験と勘」という最大の武器を持っています。大変うらやましく思います。若年者は勉強するしかないですが,熟練の方はこの経験と勘を最大限に生かせば十分にクリアできる試験だと思います。
私と一緒に受験した熟練技術者の方も少しの勉強で合格されました。
青い炎さんのおっしゃるとおり,気持ちだけの問題だと思います。
基礎科目に対して必ず拒絶反応を起こすと思いますが,この心の壁を壊すことができれば,あとはこのHPを隅々まで読んで少し勉強するだけで一次試験はクリアできると思います。
「一次試験に通っても,二次試験をクリアしなければ意味がない」と言い訳をいう人もいます。「だから一次試験はやる気が出ない」なんて,そんなの理由にならないと思います。

えらそうなことを言って申し訳ありません。
私は熟練技術者の方々を本当に尊敬しています。どうか心の壁を打ち破って,一次試験など軽くクリアして,二次試験に挑んで頂きたいと思います。

やる気 - 知床世界遺産 -2004-02-03 16:24:57 削除
こんにちは。私もこのAPEC・HP無しには合格は語れぬぐらい、このHPにどっぷりつからせていただいた者です。私は実力でなく、「親の七光り」だけで建設会社の役員をさせてもらってます。ペンネームのとうり熊の方が人間よりも多い場所に住んでます。「俺だって頑張ってるんだ」「2代目のただのボンボンと思われたくない」一心で受験を志しました。こんな超田舎でも、立場上人に教えを請えないような地位にいても、「やる気」さえあれば合格しますよ、絶対。学歴等の過去や年齢は関係ありません。「今この時精一杯やる事」が重要です。年だとか忙しいとか言い訳するよりも、誰に何と言われれても、悔いも後ろめたさもないぐらい精一杯やれば失敗しても必ず次につながるはずです。何も技術士が全てじゃありませんよね。努力する事が貴重ではないでしょうか?苦しみもがく事が1つ1つ自分の血肉になるはずです。そうすれば何も技術士の取得に失敗したって「立派な技術者」「立派な人間」に近づくはずです。それで良しとしましょうよ。    
な〜んて偉そうですが、自分も今、別の悩みがあって上記のように人に励ましていただいた言葉の受け売りですが結構前向きにいけるでしょう?「やる気」あるのみですよ、「やる気」。

やってみるしかないよ - 万年受験生 -2004-02-03 19:31:37 削除

あの問題は、おじさん連中には「かなりきつい」。
苦手な科目は、開き直って、ギリギリでクリアを狙う
しかないです。

でも、合格した場合、いいこともある。
技術士2次試験の口答試験の時が「楽」。
試験官は、体験談(成功、失敗談→どう挽回したか)
を聞きたがる。
ここで喜ばすと印象がよくなり、合格するよ。
この話術は、若手には無理です。
背水の陣。
計画を立てて、「がんばる」しかないです。




要は自分ひとつ! - unfinish -2004-02-07 12:51:31 削除
”青い炎”さん、いつも厳しい意見ですね。
でも、あなたのような厳しい意見があるから合格した人もいるはずです。
私は今年度の一次試験にぎりぎりの線で合格したunfinish(中途半端な)熟練?技術者です。
過去、二次試験に数回挑戦し全て撃沈、昨年度の一次試験も撃沈しました。
私は、通っていた大学から見て社内で最も低い頭脳レベルと自分で分析しています。
今年度の一次試験の受験に際し、”青い炎”さんのように毎週やれば楽であったものを最後までやれなかった。
多分、みんなが”このおっさん、落ちるな”と思っていたはずです。しかし、合否発表結果の日に、私だけが落ちると言うことを考えると、ラスト1ヶ月間は背水の陣と言っては大げさですが、必死で頑張り、頭から火が出るのを目撃した人もいます。
私は、弱音や言い訳をするのが嫌いなので、ayaさんの周りのひとのようなことは口が裂けても言えません。だから、頑張りと意思だけでクリアするしかないのです。
一次試験の合格へは、計画も大事、やる気も大事、そしてそれらが継続することが最も大事で、一番楽な道だと思います。そして、共にやろう!と言ってくれる仲間、厳しい批判を投げかけてくれる仲間も大きい。
しかし、その条件がカッコだけそろっても、成果がでないのは、要は自分ひとつ!気合いの問題だと思います。


 
技術士補登録ってした方がいいの? - 無知 -2004-02-01 00:42:14 削除
1次試験合格したんですが、技術士補登録って
した方がいいのでしょうか?
経験年数は7年目で来年受検時、7年以上はクリアしています。
でも、技術士補登録したら4年は2次試験受けられないのですよね?(院卒なら2年ですか?)
ただ、社内的に技術士補の登録はしておきたいのですよね。
もう年齢的にリストラの対象にもなりますし・・・・。
どなたかアドバイス願います。

7年経験での受験と士補登録両立できます - APEC -2004-02-01 00:54:09 削除
二次試験受験資格は、
(1) 一次試験に合格、かつ、実務経験7年(一次試験合格後7年ではない)
(2) 一次試験合格後、技術士補登録せずに修習技術者として4年
(3) 一次試験合格後、技術士補登録して4年
のいずれかです。願書に(1)〜(3)のどの資格で受験するか書く欄があります。
「いずれか」なので、無知さんの場合、来年度以降はずっと(1)の条件で受験できます(わざわざ(2)や(3)にする必要はありません)。
したがって、技術士補登録したとしても、(1)の条件で受験すればいいので、問題はないと思います。

登録料 - 無知2 -2004-02-01 12:03:28 削除
技術士補の登録料ていくらなんですか?
登録しなければ、名乗ってはだめなんですよねえ。

どうなんでしょう? - ?? -2004-02-02 08:40:32 削除
私も技術士補に今年合格したものです。
社内には技術士の人はいません。
技術士補に登録できるんでしょうか?
確か、指導技術士が必要だと思ったんですが?
これは自分で探さなければ行けないのですか?
登録したいのですが??
どうすればいいのでしょう??

指導技術士など - APEC -2004-02-02 09:24:47 削除
士補登録の際に必要になる指導技術士は、「日常的に指導できる」、そして士補が「日常的に補佐できる」ことが条件です。
これは、社内の技術士ということとは必ずしも一致しません。社外の指導技術士との間で、電話や手紙、メールなどで「日常的に」指導・補佐ができればいいというのが技術士会の解釈です。これは修習技術者の監督技術者についても同じです(以前、電話で確認しました)。

問題は、上記の解釈(というか、それを生真面目に守るか)です。
社外技術士を指導技術士として、本当にその人の(つまり他社の)仕事を補佐するのか、というと、現実にはそうでもないようです。
願書では、修習技術者+監督技術者の場合は、監督内容(いつ、どのような内容の指導を受けたか)を記載せねばなりませんが、士補で受験する場合は、士補の登録番号・登録年月だけ記載すればOKで、指導技術士のどのような業務を補佐したかなど書く必要はありません。つまり、指導技術士は名前だけでいいというのが実状です。
掲示板という公開の場でそのようなことを勧めることはできませんが、会社とも相談されて、よくご検討ください。
なお、「指導技術士探し」は、技術士会支部や先輩技術士に相談して進めるのがいいようです。
私のほうにもあてがありますから、見つからなければメールください。

登録料っていくらでしたっけ?
登録しなければもちろん士補は名乗れません。なお、技術士法を読むと、「士補を名乗ってよいのは、指導技術士の補佐をするときだけ」となっています。これを厳密に解釈すれば、「技術士補」と書いた名刺は、指導技術士の仕事を補佐する時以外は使えないことになります。

技術士補新規登録の場合の手数料と登録免許税 - まてぃ -2004-02-02 15:32:17 削除
口頭結果待ちです。
技術士補新規登録の場合
・手数料   6,500円
・登録免許税 15,000円
が必要です。
なお、「登録の手引(申請書等用紙付)」は郵送を希望されるときは、240円切手を貼り、送付先を明記した角形2号(240mm×332mm)の封筒と、「技術士登録の手引の請求」又は 「技術士補 登録の手引の請求」 と明記したメモ及び手引代1,000円の定額小為替証書(郵便局で購入)を同封して請求して下さい。

士補登録のメリット - 吉兼 -2004-02-02 23:12:25 削除
士補登録して4年経ったときのメリットとして、
@ 二次試験の際、業務経歴書には4年分だけ書けばよい。
  (10年以上あっても、登録後の4年分でよい)
A 口頭試験での業務経歴も4年分を説明すればよい。
ってところでしょうか。
登録にお金かかる分、ちょっと手間省けます。

7年以上の経験があり、一次合格後、1,2年で二次合格するようであれば、メリットは無いのではないでしょうか。

論点はずれますが - まてぃ -2004-02-03 10:40:39 削除
口頭結果待ちです。
>士補登録して4年経ったときのメリットとして、
>@ 二次試験の際、業務経歴書には4年分だけ書けばよい。
>  (10年以上あっても、登録後の4年分でよい)

二次試験の業務経歴書に4年分だけしか書かない、という
ことはお奨めできません。
合格基準を読めば分かりますが、技術士にふさわしい経験を
積んでいるかが問われる試験でもあるので(もちろんただ年を
増やせばいいわけではありませんが)4年より7年分書いた方
がいろいろ経験してきたことを示せると思います。

大丈夫ですよ - 吉兼 -2004-02-03 23:28:53 削除
士補登録4年で経歴書にも4年10ヶ月分しか書かずに合格してます。口頭試験の際も「学校卒業後からと士補登録後のどちらで述べればよいか」とこちらから確認して答えました。

経験をアピールするなら、7年と言わず、学校卒業してから今までのことを記すのが成長の過程がわかってよいと思います。
4年未満の時期ではそうしてました。
以上、参考になればです。

私も経歴は全部書きます - APEC -2004-02-03 23:46:11 削除
私も経験をアピールしたいので、業務経歴は卒業から全部書きます。
そして、口頭試験で「経歴を説明してください」といわれたときに、社会人になってから今までの「ドラマ」を話すようにしています。
ただ、私の場合は口頭試験でそのほうが話しやすいのでそうしていますが、人それぞれだと思います。
スレのテーマからそれましたね。ごめんなさい。


 
教えてください。 - losalios -2004-01-31 16:40:29 削除
どなたか教えてください。
願書で書いた専門科目と選択記述で選択する
専門分野は同一でないと駄目なのでしょうか?
それと、1次試験合格の有効期限(2次試験受験
権利期限)、筆記試験合格の有効期限(口頭試験
受験権利期限)ってあるのですか?
当方先日合格したばかりの新参者でして、不躾な
質問、何卒、お許しください。

技術士二次試験に関して - しがないトンネル屋 -2004-01-31 18:15:47 削除
(1)二次試験願書中には技術部門、選択科目、専門とする事項という欄があり、私の場合それぞれ技術部門:建設、選択科目:トンネル、専門とする事項:シールド工法で受験しました。ここで、二次試験の専門の選択科目で山岳トンネルの問題を選んだ場合、たぶん業務経歴とも一致しないこととなるためOUTとなる可能性が大きいように思います。
無難に願書と同一の選択をすべきでしょう。なお、H16年度から技術部門の見直しがあり専門とする事項が大きく変更されていますので受験要綱、技術士会のホームページなどでご確認下さい。それによって選択問題の傾向も異なってくると思います。
(2)一次試験合格の有効期間は命ある限り有効ですので、業務経験7年以上を有するか、技術士補登録後4年を経過すればいつでも二次試験受験可能です。ほとんどの人が一次試験合格+実務経験7年以上で受験しているのではないでしょうか?今後は後者受験も増えてくると思いますが。
(3)技術士二次試験は筆記試験と面接がセットになっており、筆記試験合格でも面接で不合格であれば、ふりだしに戻り来年度からまた二次試験の筆記試験から受け直しとなる過酷な試験です。
私も今年二次試験結果待ちですが落ちたらすごいショックです。最近仕事が手につかない今日この頃です。お互いがんばりましょう。

ありがとうございます。 - losalios -2004-02-01 01:19:48 削除
しがないトンネル屋さんありがとうございます。
願書に書く時、充分筆記試験も見据えて記入いたします。
回答ありがとうございます。


 
お手伝い - ちちもん -2004-01-31 11:28:24 削除
●APECさん,ご無沙汰しております。他が一杯だったので新しく書き込みさせていただきます。
●こちらのHPには応用理学部門の方も多少なりとも訪問されていると思います。したがいまして,2月の発表が済み,仕事が一段落したら,微力ながら応用理学部門対策のお手伝いをさせていただければと思っております。
●私見ですが,H15の応用理学専門は内容が偏っていたと思います。特に問25〜問30は物理探査に精通していないと解けない問題であり,特定の技術者(資源探査系)に有利だったと推察されます。
●受験者のため,来年度以降はバランスのとれた良問を期待しております。 

ぜひお願いします - APEC -2004-01-31 12:32:49 削除
ちちもんさん、ありがとうございます。ぜひお願いします。
ご指摘の偏りは私も同意見ですが、応用理学部門における地質は、昔から物理探査系に重きが置かれていたように思います。
そういうことも考慮した試験対策の練り上げが必要ですね。

2次試験の発表が終ったら、このHPもリニューアルしていきたいと考えております。
一次試験も二次試験も、私の知識や考えの偏り・不足を補っていただくべく、多くの受験者の方の経験を取り入れたいと思っています。
また構想がまとまりましたら掲示板で皆さんにご相談したいと思います。
よろしくお願いします。


 
「相応の対価」を604億円と認定,青色LED裁判 - 胡蝶 -2004-01-31 00:36:30 削除
ビッグニュースですね。

読売:
> 三村量一裁判長は「小企業の貧弱な研究環境の下、個人的能力と独創的な発想で
> 世界的発明を成し遂げた、職務発明としては稀有(けう)な事例だ」と述べ、
> 「発明の対価」を少なくとも604億円と認定した上で、請求通り200億円の支払いを命じた。

東京地裁は「貢献度」として50%を認定。対価も600億円超と,前日報じられた1億6500万円を一夜にして600倍に。進行中である他裁判においても,原告達を大いに勇気付けることでしょう。

APECさん,トピックにいかが?


200億かー - jno -2004-01-31 10:10:15 削除
胡蝶さん、こんにちは。
青色ダイオード、すごいですね。
地裁が、発明者の「貢献度」を50%と認定したのもすごいです。
発明者の請求額である、200億円をまるまる認めているが、
「発明の対価」を少なくとも、
604億円と認定していることも興味深いです。
発明者の権利を保護する意味では良いが、
日亜だけでなく、他の企業側は、困った判決ですね。
もっとも、日亜の「利益は、-15億円」の主張は、
「それは、いいすぎじゃないか?」と個人的に感じてしまいましたが。
ところで、この地裁判決からみるかぎり、
企業側がいくら発明の対価を高額設定しても、
発明者が不満を感じて、訴訟起こされたら、
結局は、多大な労力と、
へたしたら、さらに高額な発明の対価を、
裁判所に決められてしまう感がします。
職務発明に関する法改正が検討されているようですが。

知的財産管理の重要性 - APEC -2004-01-31 12:47:45 削除
企業の知的財産管理・ナレッジマネジメントの重要性を端的にあらわした判決が続きましたね。しかし200億でもすごいが、「いやいや、もっとありますよ」と言ったのだからこれはすごい。原告側は「値上げ」を検討するとのことです。

企業にとってみれば、「あなた方は1200億円以上の利益を得た(あるいは得られた)はずだ」と言われたことになります。その利益をみすみす逃していたか、あるいは管理がルーズで認識していなかったということになります。

知的財産管理は今後の企業にとって、リスク管理も含むマネジメント技術を確立して当たるべき重要な問題になってきましたね。
総監部門−経営工学あたりの技術士の活躍の場もできるでしょうが、もっと多くの人・企業・総監技術士にとって、「新たな市場」として注目すべき分野だと思います。

社説などをひととおり読んで、頭の中を整理したらトピックに乗せたいと思います。

成功報酬 - tanaka -2004-01-31 13:05:23 削除
特許の考え方の問題だと思うのですが
会社的な幹部としての意見とすれば研究者の雇用形態が
どうなっていたのか? 例えば基準法でも研究者の労働時間って
のは確か裁量労働時間の対象になっていて不規則さも一部認められて
ます 一般の社員との待遇も違います
そんな中でヒットを打った時だけの成功報酬的な話とすれば三振した
ときの経費はどうなるんでしょ? だからと言って個人の努力、発明
を否定はしませんが 発明ってのはよくあるけど それが今回のように
世の中ですっごいって言われる時は 発明も大事だけど それを必要
とする環境があるのか? いいタイミングで出せるのか?
そこも大きなポイントだと思う。
成功した人に大きな報酬があるのは夢があってええけど
その為に普段は食費ぐらいしか出せませんって言うシステムになった
時夢を持ってその会社に入る人いるかな?
話だけですが海の向こうのアメリカじゃちょいとヒットすると
発明した本人ってのが何十人も出てきて裁判ざたになることが
多いって話だしなぁ(ちょいと実験を手伝っても発明したことに
なるらしい)
本当の意味で発明とか特許とかを目指し易い環境ってのは単にお金
の問題だけなんだろうか?

成功報酬と基礎研究 - APEC -2004-01-31 13:28:07 削除
なるほど、成功報酬を手厚くすれば、逆に結果の出せない研究者は冷遇されるというわけですね。
研究自体は投資ですし、成功報酬は成功によって企業が新たに得た利益の中から応分に取ればいいので、基本的には別物扱いができるはずなので、それを実際に形にしてマネジメントできれば、研究者の生活を保障しつつ夢を与えることもできようかと思いますが・・・・
ただ、不況で基礎研究費は削られる一方ですね。
日本はもともと、国も企業も基礎研究に力を入れていない国ですが、不況でそれが一段と顕著になっています。アスキーの脳の研究など面白かったのですが、あれも打ち切りになりました。
アメリカは80年代の不況期にも基礎研究費だけはハイレベルを維持して、それが90年代以降の好況を支える原動力にもなったと聞いています。
どうも日本は目先のカネにばかり目が行くようですが、国の下支えも含めて、基礎研究にもっと日を当てる必要がありますね。

えせ競争社会が進みすぎても・・・ - 高熱隧道 -2004-02-01 16:06:33 削除
私は、成功報酬があまりに巨額に過ぎるのではないのかと受け止めました。急激な米国型社会の到来には、驚きを禁じ得ません。

某紙記事の抜粋によれば、「大学院で電子工学を学んだものの、会社では専門外の仕事が与えられた。そのテーマが緑色などの発光ダイオードに使う結晶成長。専門を生かせず、仕事を捨てたつもりだったのが、結果としてよいテーマであった。だが、10年間まったく研究に目がでず、当時の社長に首を覚悟で、新規一転青色ダイオードの研究をやらして欲しいと直談判。社長の英断で研究が行われることになった・・・」とあります。

確かに、金、人、知識の乏しい環境で、自らの力を中心に世界発の発明を成し遂げたことは素晴らしいと思います。しかし、周囲のバックアップがあったからこそ、その成功があったと考えるべきではないのでしょうか。

そして、中村教授のように陽の当たるのは希有な例で、おびただしい数の企業人は組織の中で埋没しています。そのような人たちにもっと陽を当てるべきでしょう。

私は次のように考えます。中間層のレベルの高さから、日本の社会経済の発展がなされてきました。例えば、工場や現場での品質・安全・工程・原価管理など、こうした中間層の「現場の知恵」が確保された結果、日本の技術力が世界に評価されたのではないのでしょうか。また、産業事故の防止や中小企業の高い製造技術は、APECさんがいみじくも指摘されるよう、経験を積んだ職人の暗黙知が支えているものと理解しています。やはり、学者の研究や机上の学習だけで、社会経済が発展するものではないのでしょう。

翻って、ごく一部のエリートを優遇し、その他を冷遇していく競争社会があります。それは1%の人に40%の富みが集中する米国社会です。その1%の人は、よい教育を子供に与え、よいコネクションを築き、社会階層を構築していきます。あえて、競争社会とは言わず、えせ競争社会と呼ぶべきでしょう。

とはいっても、従来の日本型滅私奉公を推奨するものではありません。確かに、個人に光をあててあげないと、研究へのインセンティブが働かなくなるからです。しかし、「特許めあてのリスクの高い研究を進め、優秀な中間層が育たない」「いたずらに射幸心を煽るような状況を与えることはいかがなものか」と考えます。したがって、従来の中間層のレベルを保ちつつ、米国型のやり方を取り込むという手法がベストだと考えます。

この辺のさじ加減が難しいのでしょう。

近年、日本企業にあっても、年功序列の崩壊やリストラというリスクを抱えていますから、その代償として、成功報酬のアップは求められています。このことには、将来、我が国が向かうべきであろう、国家戦略が問われているようにも感じます。

また、特許庁では、企業が支払う発明の対価(報奨金)について、発明者の意向を反映させる仕組みを設ける方針を明らかにしています。職務発明に関する指針、発明者の異議申し立てを認めたり、さらには、第三者機関によるチェックなど企業の社内制度を整備させる方向のもようです。

予想 - 万年受験生 -2004-02-01 18:50:12 削除
このニュースを聞いて思ったこと。

○経営者は、やりづらいだろうなあ。
年功序列から実力主義に転換しても、うまくいってないのだから、
「研究職までも・・・・」と思うでしょう。

○若手は、一つの目安ができたので、
年寄りが、いろいろ言って面倒なら、認めてくれる国へ
行こうと思うでしょう。
野茂やイチロウみたいな呼び水に映るでしょう。

○いずれにせよ、ガイドラインより既成事実が先に出てしまったので、大変です。遅い。
国益に値するクラスの頭脳流出が、加速するのでは・・・・。





うーん。そうかもしれませんね - 高熱隧道 -2004-02-01 19:47:57 削除
プロ野球がいい例で、能力のある選手は大リーグ指向ですよね。本来、日本の野球を盛り上げないといけないのに。
お金と名誉を求めて。さらにいうと、「高津」は給料が下がっても大リーグに行ったぐらいですから・・・。

多少処遇をあげても、世界レベルの研究環境、その魅力が整っていないと、頭脳流出は止められないのかもしれませんね。



 
国土交通白書? - Anonymous -2004-01-30 21:25:29 削除
二次試験の建設一般対策として国土交通白書を勉強するようにいわれていますが、何年版を勉強すれば良いのでしょうか? H16の試験であればH16年版でしょうか? そうするとまだ発行されていないので勉強できないということに...どなたか教えてください。
H15版で始めましょう - APEC -2004-01-30 23:22:54 削除
H16版は早くて3月、遅くて4月発行と思われます。
H13年度版とH15版(=H14年度版)を比較すると、第1節(H15版で少子高齢化・人口構造変化について述べられていたところ)はぜんぜん違いますが、第2節はあまり違っておりません(1年たらずで国土交通政策がコロッとかわるはずがないので当然ですが)。
したがって、H15版を使って、第2節を読み砕くところから始められることをお勧めします。

なお、当時から今にかけて一段と進んだのは、効率的な社会資本整備でしょう。社会資本整備重点計画法、道路のローカルルールなどに端的に現れています。
そのあたりの情勢を頭において読まれてはいかがでしょうか。


 
受験番号の - 修習技術者 -2004-01-30 21:00:47 削除
アルファベットA〜Mは、どれが何処の受験地なのでしょうか?
ご存知の方がおられたら、お教えください。

私は。 - ひろぶ -2004-01-30 23:19:35 削除
私はCで大阪でした。すみませんが、その他のことはまったく解りません。
技術士補合格できました。これは、まさにAPECさんのおかげです。この場をお借りしてお礼を申しあげます。本当にありがとうございました。

何に使うか分かりませんが - 頼り切り -2004-01-31 07:27:20 削除
お知り合いの発表を確認されたいのであれば、
@対象部門の文部科学省発表DPFファイルを全て、一つのフォルダにダウンロードする。
Aアクロバットの検索機能で、対象フォルダを指定し、検索する。

この手順で調べることが出来ますよ

受験地 - 21世紀技術士 -2004-01-31 09:18:08 削除
A-北海道B-東京C-大阪D-福岡E-愛知F-宮城G-沖縄H-新潟K-広島M-神奈川 です
1年前の試験監督をしたときの資料では上記のようでした。
今年も同様とおもいますが、、、、。

E、F - JK -2004-01-31 09:19:28 削除
Eは名古屋です。Fは仙台だと思います。
アルファベット - jno -2004-01-31 09:55:30 削除
受験番号のアルファベットは、
受験地を意味してたんですか!!
知りませんでした。
科目免除の種別かなと思っていました。
ちなみに私は、「B」で、
東京で早稲田でした。

Lは・・・ - 技術士を目指して -2004-01-31 10:57:01 削除
私はLで四国は高松会場でした。
やりました合格しました。
こちらのホームページのおかげです。
ありがとうございました☆

私も高松です。 - がいすと -2004-01-31 11:17:40 削除
私もLで高松会場でした。
このHPがなければまたダラダラ目的もなく勉強して確実に落ちていたでしょう。
今は二次試験の勉強がしたくてたまらない状況になっています。
もう半分中毒のようになってしまいました。
本当にありがとうございました。

金沢 - tanaka -2004-01-31 12:19:17 削除
金沢はJでした。
受験番号の構成 - APEC -2004-01-31 12:40:16 削除
皆さん、合格おめでとうございます。
二次試験に向けて、また一緒にがんばりましょう。

受験番号は、次のような構成です。
最初の2桁は部門。建設部門は「09」。
次のアルファベットは受験地。A北海道、B東京、C大阪、D福岡、E名古屋、F仙台、G沖縄、H新潟、I欠番(数字と紛らわしいので?)、J金沢、K広島、L高松、M横浜
その後の数字が当該部門・受験地における受験番号。
共通科目を受験した場合は、その後にさらにアルファベット2文字(数学・物理受験なら「AB」)


 
お世話になりました。 - ひろりん -2004-01-30 17:22:38 削除
APEC様
なんとか、共通科目からはい上がることができました。お世話になり本当にありがとう御座いました。今回の試験を受けてみて、専門科目と共通科目の差が激しいのではないかと思いました。専門科目でいくらいい点を取っても共通科目でそれなりの点をとるのはほんとに大変だなあと痛感しました。今後とも宜しくお願いします。

おめでとうございます - APEC -2004-01-31 10:38:58 削除
ひろりんさん、おめでとうございます。
共通科目からの受験、大変だったろうと思いますが、よくぞやり通されました。
社会人技術者が共通科目でよい点を取れるかどうかは、学校で習った基礎科学を忘れていないかどうかのテストのような感じで受け取っています。
そういう意味では、一夜漬けでどうこうなるものではないのですが、対策をたてられないものか考えてみたいと思っています。よろしければご協力ください。
今後もよろしくお願いします。

一次試験共通科目対策 - ひろりん -2004-02-01 11:27:41 削除
APEC様
一次試験の共通科目でなにか対策を提案してほしいとのお申し越しの件、了解しました。一次試験の共通科目を受けられる方への今思いつくとりあえずのアドバイスとして、
1)得意科目を一つ作る。私の場合は数学でした。そして、過去問題と対比させながら練習問題を解いてみる。特に微積、ベクトルです。わからないところは教科書を一から復習すると効果的。
2)私は建設系ですのでもう一つの科目としては、暗記物として対応できる地学が最適でした。もちろん地学も大学クラスですので参考書をそれに見合ったものを手に入れる。
3)基礎科目、専門科目より共通科目に準備時間が掛りました。
とりあえずはこんなところで参考になれば。


ありがとうございます - APEC -2004-02-01 23:37:29 削除
ひろりんさのおっしゃるように、得意科目を作ることは大切ですね。
実は私も「模擬体験」をやってみました。私は数学に弱いので、物理と地学でやってみましたが、勉強をせずに「腕試し」をしたこともあって、物理はなかなかきつかったです。

私も、一次試験対策ページを作成しはじめてから、自分の基礎学力が忘却の中で低下していることを痛感しましたが、特に共通科目は基礎の基礎なので、科学技術を生業としている以上できなければならないと思うので、それだけに自分がはがゆかったですね。

頭の若返り運動だと思って、大学センター試験問題や高校入試問題なども時間があればやってみるのがいいかもしれませんね。

時間がなかなかとれませんが、共通科目対策ページも少しずつ作りたいと思っています。

ごくろうさまでした - 高熱隧道 -2004-02-02 00:30:57 削除
私の場合、基礎科目の学習でさえ憂鬱でしたから、さぞかしご苦労があったことと推察します。おめでとうございます。

私は物理が好きなので、物理の問題を眺めさせてもらいました。共通一次(センター試験)レベルに近いのでは、という印象を持ちました。

そこで、物理の受験については、公務員試験『工学に関する基礎(数学・物理)の頻出問題』(実務教育出版)の頻出問題や物理の公式集をこなせば、きっと合格点が取れるのではないかと考えます。
(実際には解いていないのですが・・・)


 
一次試験合格後 - 子羊 -2004-01-30 10:53:41 削除
みなさんは一次試験合格後、
職場の上司&同僚に報告しましたか?
会社に内緒で受験したので報告すべきかどうか
迷っています・・・

上司には報告 - いなかもの -2004-01-30 11:02:19 削除
わたしは、上司には報告しました。
昨年落ちたときも報告しました。
今回合格したことをとても喜んでいただきました。うれしかったです。
次も頑張れと励まされました。
同僚には何も話していませんので、聞かれたら話します。

報告 - くさぶ -2004-01-31 05:23:19 削除
私も、個人で受験しました。
会社、上司への報告はしません。
独立系の資格はあえて報告することはないと思います。
(コンサル系は別でしょうが)


 
合格おめでとうございます - APEC -2004-01-30 10:15:50 削除
めでたく一次試験に合格された皆さん、本当におめでとうございました。
この喜びを力に変えて、二次試験に向かって、また技術者としての成長に向かって、楽しみながらがんばっていきましょう。

惜しくも涙を飲まれた皆さん、まずは気持ちの整理をつけてください。
そして、もう一度がんばろうという気になったら、またHPを覘いてください。できるだけのお手伝いをさせていただきます。
がんばりましょう。

有り難うございました - こんく -2004-01-30 12:43:11 削除
APECさま お陰様で一次試験合格しておりました.
貴サイトを知ったのが,試験日2日前で,それからは,必死に
詰め込みました.私は自己採点でボーダーぎりぎりだったので,
貴サイトに出会わなければ,多分不合格だったろうと思います.
今後は,二次試験合格に向けて精進して行きたいと考えて
おります.
重ねて有り難うございました.

おめでとうございます - APEC -2004-01-31 10:36:05 削除
こんくさん、合格おめでとうございます。
喜びをモチベーションに変えて、試験勉強にもお仕事にもがんばってください。

おかげさまで次の目標目指せます - UTA -2004-01-31 14:51:25 削除
初めて書き込みさせて頂きます。
どこか一次試験の解答はないかと探して貴サイトを見つけました。
おかげさまで約3ヶ月間安心して待てました。
一次試験は、今回が初めてで問題の難易や傾向などよく分かりませんが、
難しいとの評判の基礎科目は、むしろ私には合っていたかもしれません。
専門科目の正答率の方がずっと低かったです。
ちなみに私は「情報工学」部門になります。
次は、2次試験を目指してとなりますが、その前に連戦連敗中の
情報処理試験があり、そちらをまずはクリアしたいと考えて
おります。
もちろん、2次試験対策の方も一朝一夕にはできないので少しづつですが
勉強していこうと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。

合格証書が届きました。 - パチスケ -2004-01-31 17:44:23 削除
本日の郵便で合格証書が届きました。
かなり早くてビックリしました。
ご報告までに・・・
東京だから、もう届いたのでしょうか?

re:合格証書が届きました - ポン -2004-01-31 21:02:55 削除
大阪も届きましたよ。
報告です - いとう -2004-01-31 21:52:35 削除
APECさん、私も合格できました。
総監の資料、ありがとうございました。
がんばります。

re:合格証書が届きました - けんけん -2004-02-02 13:24:10 削除
やっと合格証書が届きました.
こちら鳥取は東京から遅れること2日ですね.
少し安っぽくて,びっくりしました.
数万人分も作るんだから,仕方ないですね.
今日から本年度2次試験へ向けてGoです.

二次試験受けてみます - aiokomete -2004-02-02 13:51:22 削除
APECさん、環境部門で受けた私も適正ぎりぎりで合格できました。一次試験を受ける直前にこのホームページを知ったのですが、最新情報、技術的課題、仲間意識、喜怒哀楽等沢山ありますねー。また、技術者としての生き様はどうあるべきか、必然的に回答の得られるすばらしいページだと感心しております。全国からアクセスしていらっしゃる技術士を目指す方々の意気込みを糧に、誘いの多い今日この頃ですが、今後二次試験に向けて頑張っていこうと思いますの。APECさん、お忙しいとは思いますが今後ともよろしく御願い申し上げます。このHPに愛を込めて!

この基礎知識を生かしましょう - APEC -2004-02-02 22:39:49 削除
合格された皆さん、おめでとうごさいます。
モチベーションの高くなった今がチャンスです。行け行けでやりましょう。
なお、二次試験ばかりではなく、仕事にもせかく勉強した基礎知識を大いに生かしましょう。これまで「ふーん、そんなものか」と思っていたことにも、「ああ、これは勉強したことだ」というようなものが混じってくると思います。

確かな基礎知識・その応用・経験、これだけ揃えば怖いものなしです。
技術士になっても、「俺は技術士だ」というだけでふんぞり返っていられる時代ではありません。そこから先のためにも、基礎知識と仕事を結びつける訓練を続けましょう。それは二次試験にも非常に有効なはずです。


 
やったー! - いらいら -2004-01-30 09:58:29 削除
総監受験生 さんありがとうございます。
自分の名前確認できました。
バンザ〜〜〜〜〜イ。
二次試験に向けて頑張ります。

おめでとうございます - 総監受験生 -2004-01-31 09:20:32 削除
いらいらさん、合格おめでとうございます。
*もう「いらいら」していないと思いますが・・・

私も適性のみですが一次試験合格しておりました。次は二次試験ですね。お互いがんばりましょう。


 
ありがとうございました - aya -2004-01-30 09:05:43 削除
合格していました♪
APEC様のおかげです。本当にありがとうございました!
ちなみに1週間前の1級土木施工管理技士も合格してました。
勉強ぐせがついているときに,まとめて一気にいろいろチャレンジするのも効率的みたいですね。
今の段階で,技術士会は繋がりませんが,文部科学省からだと繋がるみたいです。

お礼 - gal -2004-01-30 09:27:04 削除
合格です。別スレで,二次試験の字の汚さのことを書きましたが,APECさんの言うとおりですね。ちょっと考えてみます。
技術士とって,アメリカのPEもとるのは無意味かな?

ありがとうございました。 - ジャンボ -2004-01-30 09:41:54 削除
APECさん、ありがとうございました。
先程、文部科学省、技術士会どちらともに名前があるのを確認しました。「やったー」の一言です。
これから気を引き締め8月の2次試験に向けてお世話になりますので、よろしくお願いします。
ちなみに我社の合格率は、2人/5人でした。
やはり40%近くの合格率だと来年はまた難しくなるのではないでしょうか?

ありがとうございました。 - mo -2004-01-30 10:02:47 削除
1次試験建設部門に合格しました。
APECさん、ありがとうございました。
このHPには、たくさんお世話になりました。
次は2次試験です。
またお世話になります。
よろしくお願いします。

合格しました。 - suzu -2004-01-30 10:21:29 削除
今回初めて書き込みます。
APEC様、いつもこのホームページを楽しみに拝見させて頂いております。昨年、初めて一次試験にチャレンジしましたが、おかげ様で合格することが出来ました。これといった対策も立てておりませんでしたが、このHPの充実した内容のおかげでいつのまにか合格レベルになっており、大変感謝しております。これからは、二次試験合格を目指して勉強していきたいと思います。しかしながら、私の周りには技術士受験生がいないため、対策・悩み事等について、今後、掲示板に書き込ませていただきたいと考えておりますので、皆様、どうぞ意見交換を宜しくお願いします。
ちなみに、自己紹介をします。現在30才。大学院を卒業後、5年間地方の建設会社で現場代理人を行い、昨年転職して現在は地方の市役所職員1年生です。一応受験資格は満たす(?)ことと、今年から採点結果を通知してもらえるということで、今後の勉強の対策もかねて、今年、建設-施工計画で受験しようか迷っています。ただ、正直言って、経験不足です。同様の経験の方は、特に、意見交換を希望します。

お礼 - 転石 -2004-01-30 12:04:48 削除
私もAPECさんやみなさんのおかげで何とか合格することができました。本当にありがとうございました。このHPなしでは合格できなかったとつくづく思います。
これでようやく1昨年と同じスタートラインに立てるようになりました。昨年の口答試験の雪辱を果たすべくこれからも頑張ります。また、微力ながら協力できることはしたいと思いますので今後ともよろしくお願いします。

ありがとうございました - -2004-01-30 12:47:33 削除
昨年二次試験に落ちて二次試験の受験資格を無くし落胆。
今回一次試験合格で、二次試験受験の権利を得て、やっともとの
スタートラインにたてました。
これもこちらの情報を試験前に見ていたおかげです。
ありがとうございました。

4-4溶接の問題 - as -2004-01-30 18:20:05 削除
一次試験めでたく合格しておりました。

紛糾していました4-4溶接の問題の正否が私のボーダーラインでしたが、この問題の解答をAにして合格となりました。
したがって、こちらの解答案は正しかったものと推測されます。

ありがとうございます。 - むすめ -2004-01-30 19:33:39 削除
学生時代からあわせて、今年は3回目!ようやく合格することができました。こちらのサイトを知ったのは、試験当日2日前ですが、非常に助かりました。はやければ3年後には二次試験!
がんばります。

合格報告 - m_b -2004-01-30 22:20:06 削除
APECさん,おかげさまで一次試験に合格していました。このサイトがあればこそです。ありがとうございました。

一次試験によって私が何を得たのか,思いを巡らせているところです。


合格−ありがとうございました - ヒージャー -2004-01-30 22:53:38 削除
おかげさまで、1回目の受験で1次試験に合格することができました。
どんな参考書より、このHPが役だったと感じています。
本当にありがとうございました。
今度は2次試験合格を目指して、がんばりたいと思います。
これからもよろしくお願いします。

ありがとうございました - こばやん -2004-01-30 23:21:38 削除
このページに支えられて勉強してきた成果がでました。
今後ともよろしくお願いします。

ありがとうございました - HHO -2004-01-31 00:06:43 削除
APEC様、おかげさまで合格できました。
思い起こせば昨年試験の前前日の土曜日まで現場にかかりきりでまったく試験勉強ができていませんでした。受験を諦めようかと思い初めていた矢先にこのHPにたどり着きHPに書かれている資料を片っ端からプリントアウトし、まさに一夜つけの猛勉強、試験前日までの2日間は睡眠時間4時間で詰め込むだけ詰め込み試験にのぞみ何とかこうして合格することができました。このHPたどり着かなかったら絶対に合格はありえなかったと思います。
とにかくこのHPの内容の素晴らしさは私のような不心得者でも合格させてしまう凄さを実感しました。2次試験は1次のように一夜漬けというわけにはいかないでようががんばってみようと思っています。これから受験される皆さんに必見HPと紹介つもりです。
本当にありがとうございました。

お互いがんばりましょう - 高熱隧道 -2004-01-31 00:35:04 削除
皆さんおめでとうございます。
APECさん、今後ともよろしくお願いします。

合格 ありがとうございました - ヒロリン -2004-01-31 00:59:15 削除
APECさん
おかげさまで 合格できました
うちの会社では5人うけて合格したのは俺だけでした
次は2次試験です 今後ともよろしくお願いします

合格しました! - tanaka -2004-01-31 08:12:10 削除
丁度発表日に出張中だったんで朝ホテルのロビーで
無料ネットを見つけてアクセスしたんですけど6:30頃には
パニック状態でつながりませんでした 途中知り合いに確認した
ところ昼頃合格を知りました!!(と言っても受験番号がうる
覚えでjと末尾の47だけは記憶ありってとこで)
こちらの答えとの比較では以外にも専門が13問とギリギリで
マークシートになれてない自分にとっては最後まで予断を許さなかった
状態だったんですが受かりました!
やっとこのコーナーの2次試験コーナーを真剣に見ることができます。


 
リベンジする人集まれ〜! - 適性に欠ける技術士 -2004-01-30 09:00:27 削除
私は既技術士ですが、正解が1問足らずに不合格となりました。
「2−10」の正解がBであれば合格でしたが、やはり@が正解だったようです。出題の中身はともかく適性に欠ける技術士を返上するため再度がんばります!!

あさ6時にページ開いたのに名前は・・・なかった - -2004-01-30 14:45:59 削除
昨年は「現代工学の基礎」の●ピーに追われたので、
今年はしっかり読んで、もちろんこのHPでも勉強して
リベンジします。
APECさん、今年もお世話になります。

おそらくぎりぎりで落ちた人TT - コージ -2004-01-30 20:16:36 削除
今回で2度目のチャレンジでしたが,不合格でした。
落ちた要因は専門が悪すぎたためと思います。
それと記述があったころと内容が激変していたため,
試験対策を誤りました。
1次試験とはいえ,記述があったほうが技術士として
ふさわしいと思うのですが・・・。
負け惜しみはこのくらいにして,またリベンジします!

おそらくぎりぎりで落ちた人−NO.2 - yama -2004-01-30 23:14:50 削除
恥ずかしながら「適性」で一問足らずで落ちました。一問目の「科学」か「技術」か消し直したのが合否の分かれ道でした。あの文章はテキストにありました。読んでいませんでした。今思い起こすと、適性に関する勉強を怠っていました。この結果は、受験資格以前の自分の心構えというかなんというか・・・・・。はっきり言って悔しいの一言です。来年こそは合格しますように頑張ります。
くやしいです - たくや -2004-01-31 00:21:37 削除
適正で一問足りなくて落ちました。適正で落ちるのは人間を否定されたみたいで本当に悔しいです。
ぜんぜん、勉強しないで合格したという人がいますが、たとえそれが事実であっても、一生懸命勉強して落ちた人もいることを考えて、少しは遠慮してほしいものです。そういう気遣いない人には絶対技術士にはなって欲しくないです。

勉強しているはずですよ - えーと -2004-01-31 00:30:58 削除
適性試験のみならいざ知らず。基礎及び専門科目を受験するならば、ぜんぜん勉強しないのはあり得ないと思います。どのような優秀な人でも、過去問を中心に勉強しているでしょう。
がんばってください。

がんばってください - やま -2004-01-31 01:23:32 削除
適性で落ちた人は「適性がない」ということを自ら立証したことになりますが、今後の身の振り方、進路変更等どのような対応をとられるのか大変興味深いです。
そして、会社からどのような業務を与えられるのかも興味深いです。

くやしいです - KIN -2004-01-31 02:14:38 削除
くやしーい
忙しい業務のかたわら自分なりに時間を作って勉強しましたが、基礎科目で取りこぼしがあった。家族も犠牲にして、休日は時間を費やしてきた。この悔しさをバネにがんばります。大学を卒業して12年近くなるが、自分の知識、能力のなさを知らされたように思う。

がんばりましょう - APEC -2004-01-31 10:52:29 削除
惜しくも涙を呑まれた皆さん、お察しいたします。
どうか再度ご奮起ください。応援いたします。

私もいろいろと対策を考えたつもりでしたが、15年度問題を振り返ってみると、想定外の部分も多くありました。

基礎科目は私の想定していた問題レベルの少し上のレベルでの出題が目立ちました。と言うと異論がおありの方もおられるでしょうが、解析分野などは間違いなく難度が上がったと思っております。
私の提示した「覚えるべき事項」のレベルから「もう一歩踏み込んだ」ところまで勉強する必要があるなあと感じました。

専門科目は、おおむね想定レベルの問題でしたが、正解を迷う問題もありました。各分野の基準指針のようなものではなく、大学の「教科書」で勉強することがポイントになると思います。

適性科目は、14年度までの常識感覚を問う問題から、「体系化された技術者倫理を知っていますか」的問題に変わりました。異論がおありの方もおられましょうが、難しくなったと思います。
適性科目を取りこぼしたからといって、人格を否定されたとかそういうことは一切ないと思います。
極論すれば、適性科目の「技術者倫理」は、個人の倫理観を問うものではなく、他の技術分野と同じように体系化されたものであり、それを記したテキストに書いてある内容を問うものであることを知らなかっただけとも言えるでしょう。
また、人によっては日常業務の中での習慣などが頭の中に強くありすぎて、「考えすぎて間違った」人もおられることと思います。

私も以上のような点を反省し、さらに対策を練ります。
今後も応援させていただきますので、がんばってください!

がんばれ - 青木十三 -2004-01-31 21:57:58 削除
 適性で不合格の人は、考えすぎの方のほうが多いと思います。それだけ、誠実で正直だと思います。むしろ、適性が高いのかもしれません。
次回は、がんばってください。

頑張ります - へこんでいる奴 -2004-02-01 20:35:36 削除
専門、基礎は十分に勉強をしたので両方とも7割は取れたと思っています。
ただ、適正を国語の試験と勘違いし、深読みしすぎて
1問足りずに粉砕しました。
会社ではほとんどの人が合格しています。かなりきついです。
結果がすべてなので、これ以上言い訳はやめます。
個人的意見ですが、今年の試験はまた難易度を上げてくるような気がします。それにも対応できるよう頑張ろうと思っています。APECさん、今年もよろしくお願いします。


適性試験は単なる知識確認試験では - APEC -2004-02-01 23:58:44 削除
適性科目で思わぬ結果となってしまった方は、意外と多くいらっしゃるようです。

ぜひご認識いただきたいのは、「この試験は人格テストではない」ことです。

技術者倫理に関する文献がいくつかあります(HPの15年度問題解答案で紹介しています)が、要は「教科書的文献に書いてあることをどこまで知っていますか」という問題が非常に多く出されています。
結局のところ、知識を問う問題が主体なのです。
また、「あなたはどうしますか」的問題は、原則論を聞いています。つまり、「あなたなら実業務でどうしますか」ではなく、「どうするのが原則論として正しいとあなたは思いますか」なのです。ここのところを勘違いすると、思わぬ取りこぼしをします。
確かに倫理観や人格で解ける問題も多くありますが、上記のような技術者倫理体系を知らなかったり、あるいは原則論と実際論を間違えたりすると、ボーダーぎりぎりや不合格になったりすることもあるでしょう。
特に14年度までが、自分の倫理観・常識感覚で解けるという問題であったため、油断もあったと思います。この点、私は完全に見誤っていました。深くお詫び申し上げます。

長くなりましたが、極論すれば総監試験が「あなたは総監技術をよく知っていますか」という試験なのと同じく、「あなたは体系化された技術者倫理をよく知っていますか」的試験なのであり、赤子さんの会社のAさんやBさんは、そういった技術者倫理体系などをよくご存知ではなかった(おそらく油断して勉強していなかった)ということ、ただそれだけのことではないでしょうか。

だめだ・・。 - 無能 -2004-02-02 02:15:00 削除
基礎科目と適正科目は合格ラインだったようですが、専門がダメでした。今年が2回目の受験で、通信講座も受けたし、御ページにも出会い、去年以上に充実した勉強ができたはずでした。その通信講座の添削でも合格ラインに達していたのに、フタを開けてみれば去年と同じ結果。後輩は1回で受かったし、先輩や同期社員も前回以前で既に受かっています。自分だけが取り残されていくようで、自分はこの業界に向いていないような気がしてきました。もう何をどうすればいいのか分かりません。合格率も相当高く、これで受からないなんて自分という人間は何なんだろうとか考えてしまいます。
頑張れ! - しまぴー -2004-02-02 12:59:11 削除
無能さん(このHNはちょと...)、おそらく同じような思いをしている方も多くおられることと思います。
当社も18人前後受験した結果、予想外の人が合格したり不合格だったりした一面がありました。
中には、「これまでいろいろ受験してきて、初めて不合格だ」という方もおり、そんな方は、すごい落ち込みようです。
私なんかこれまでの各種受験経歴で、一発で受かったためしがありません。(笑)
ですから、そんな場合も気分的な落ち込みもほとんどありません。(笑笑)
現状は混乱しているでしょうから、気分が落ち着いたら再度の敗因分析をしましょう。
2回目が駄目なら3回目があります。
そして、再度立ち上がったらターゲットを9ヶ月後に合わせ、また前を向いて歩きましょう。
ちなみに私は一次既取得者ですが、簡単に一次を取得出来た者ではありません。


この恨み絶対晴らすぞ - kameda -2004-02-02 19:38:39 削除
APECさん。
結果報告します。
1次試験。予想通り×でした。
かすかな望みを持っておそるおそるサイトを見ましたが、やはり涙でした。
自己採点では基礎が1問不足していたと思います。専門(18)と適正(9)は余裕でした。内野ゴロですべりこみアウトって感じです。
やはり原因は時間不足。あの出題ミス2問が痛かった。あれで10分損した。
結局、違う問題をやりました。
・・・・・・
ん?やはり自分の学力がなかったのか。大卒中年に基礎はきつい。
学力あればミスの1つや2つどうでもないですね。訂正。訂正。
初受験ですが、1浪することにしました。
今年の対策として、基礎の材料バイオはまるっきり分からんので捨てることにします。
サイコロもっていこう。残りの4群で目標7問。

ところで私もAPECさんのサイトの一ファンですが、
模擬体験・模擬試験・演習問題・これだけ覚えてシート
の16年度版が登場するのはいつ頃なのでしょうか?
なんとAPECさんのサイトを知ったのは昨年の試験後。
会場で“これだけ覚えてシート”を持っている人がいて、“あれは何だろう?”って思っていました。
一番の敗因は、APECさんのサイトを知らなかったことかな?
APECさん。頼りにしてすいません。宜しく御願いします。

最後に技術士会へ一言。
“この恨みは今年、絶対晴らさせていただきます。”

うん、がんばりましょう! - APEC -2004-02-02 22:27:08 削除
無能さん、お察しします。つらいことと思います。
それを承知で申し上げますが、もう一度がんばりましょう。
本当の勝負は二次試験ですよ。一次試験でもまれた分だけ基礎力がしっかりつきますから、二次試験にも有利に働くし、仕事にもきっと役立つはずです。
そして、さらに二次試験の先には、技術士としての切磋琢磨があります。今しっかりとつかた地力は、そこでもきっと役立つはずです。

kamedaさん、そうです。リベンジしましょう。一次を突破して二次も一気に突破して、鼻を明かしてやりましょう。

16年度対策は、次のように進めるつもりでいます。

(1) まずは見込みが完全に外れた適性科目対策を作り直し。技術者倫理体系をカバーし、模擬問題なども備えたものに。
(2) 基礎科目対策をバージョンアップ。15年度版対策を見直すとともに、今年の結果を踏まえ、「あと一歩踏み込んだ」内容も付加して、基礎レベルと応用レベルの2段階に。
(3) 専門科目を15年度問題を分析してリニューアル。さらに、16年度はより「大学の教科書」的になるという予測も踏まえ、傾向的中立アップをめざす。

そして、それらの前に、少しでも多くの方から「体験記」を募り、また私自身も模擬体験結果を出していきたいと思います。
さらに、私の不得意科目(基礎・解析など)を中心に、皆さんのお力を借りていきたいと思います。
21世紀は選択・競争・自己責任の時代ではありますが、同時に参加と連携の時代でもあります。
みんなでどんどん協力してどんどん技術士になって、切磋琢磨しようではありませんか。

私もできる限りお手伝いしますので、一緒にがんばりましょう!


 
一次試験合格発表されました - いなかもの -2004-01-30 05:29:14 削除
APECさん、名前ありました。
嬉しいです。
基礎科目0点部門あっても良かったみたいです。
これで安心して二次試験へ焦点を合わせられます。

これまでのご支援ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。

ありました - 見習い -2004-01-30 05:37:49 削除
合格発表されましたね。
なかなかつながりませんでしたが、自分もようやく名前を確認できました。
自己採点ではボーダーライン上だったんで、心配しておりましたが。
APECさんのこのHPにどれだけ助けられたことか・・・。
本当にありがとうございました。
これでようやく2次試験に向けて勉強がはかどりそうです。

ありがとうございます またお世話になります。 - 頼り切り -2004-01-30 05:45:11 削除
自分の名前を確認しました。
このHPに頼り切りでした。

次は2次です。まだ通過点だったんですよね。
これからも頑張ります

合格しました - -2004-01-30 05:50:18 削除
APECさんのホームページのおかげです。本当にありがとうございました。2次試験もよろしくお願いします。
(参考)
 解答案によると私は、出題ミスによる1点がプラスされて基礎科目の得点が6点でした。0点分野もありました。

合格率は - 頼り切り -2004-01-30 06:01:07 削除
気になる合格率は、どの程度だったのでしょう?
もう、HPにつながらない・・・・・
確認された方、いませんか?

合格 - ame -2004-01-30 06:06:15 削除
合格しました。APECさんありがとうございました。
よかった! - YN -2004-01-30 06:06:22 削除
とにかく合格しました。いろいろ(沢山?)勉強した甲斐がありました!
適性、ひょっとして少し甘めだったような気がするのは私だけでしょうか?皆さん今後も頑張りましょう。。

合格率 - aa -2004-01-30 06:16:42 削除
取りあえず 対受験者合格率だけです。かなり高率ですね。

機 械 63.2
船 舶 52.6
航 空・宇 宙 66.1
電 気・電 子 26.1
化 学 46.9
繊 維 62.7
金 属 47.0
資 源 工 学 85.7
建 設 51.2
水 道 51.9
衛 生 工 学 71.1
農 業 71.2
林 業 39.0
水 産 41.9
経 営 工 学 38.1
情 報 工 学 48.1
応 用 理 学 35.7
生 物 工 学 68.1
環 境 48.3
合 計 50.7

只今確認しました - パチスケ -2004-01-30 06:22:14 削除
APECさん、皆様ありがとうございました。
只今、自分の名前を確認いたしました。
お世話になりました。
さて、2次試験に向けて勉強開始!!
の前に、別試験に向けて最後の追い込みです。
これからもよろしくお願いいたします。
弊社で受けた人は、皆受かりました。(環境部門ですが)

合格発表見た感じ - うーん -2004-01-30 06:26:23 削除
>5
合格率はわかりませんが、
合格者名簿はPAGE22〜PAGE160までの137頁あります。
1頁あたり35人×4列=140人合格者が記載されていますので、
合格者数は単純に約140×137=19180人???
これって滅茶苦茶多くないですか?

受験者数を私は知らないのでなんともいえませんが、
合格率80%とかいってたりして…
ちらっと番号見る限りでは、少なくとも50%は超えてますよね。。。

合格者の皆さん、おめでとうございます - つったん -2004-01-30 06:30:17 削除
aaさん、合格率はどこからの情報ですか?合格者数から計算されたのですか?そうだとするとすごい(迅速)ですね。
合格率は予想以上に高かったですね。
合格者の皆さん、本当におめでとうございます。

合格者数 - aa -2004-01-30 06:32:11 削除
技術部門 合格者数
(人)
機 械 1,025
船 舶 10
航 空・宇 宙 39
電 気・電 子 752
化 学 175
繊 維 37
金 属 101
資 源 工 学 30
建 設 19,370
水 道 2,172
衛 生 工 学 905
農 業 1,298
林 業 173
水 産 104
経 営 工 学 110
情 報 工 学 555
応 用 理 学 616
生 物 工 学 213
環 境 1,123
合 計 28,808

技術士会のHPです - aa -2004-01-30 06:33:13 削除
>>11
技術士会のHPに掲載されているものです。

情報ありがとうございます - つったん -2004-01-30 06:46:16 削除
技術士会HPには繋がらなかったもので、知りませんでした。
受かってました。 - 青い炎 -2004-01-30 06:50:52 削除
ほっとしました。ところで合格率は適正のみの人も含めてですよね。
ありがとうございました。 - 島びと -2004-01-30 06:55:42 削除
APECさん、ありがとうございました。
何とか合格できました。
二次に向けて頑張ります。

純粋な合格率は - 初めて受験 -2004-01-30 07:00:19 削除
皆さんおめでとうございます。でもどのようにしたら、「適性試験のみの」合格者、「基礎科目+専門科目+α」から這い上がった合格者の、識別合格率が出るのでしょうか?なんとなく受験番号の頭数桁の記号と番号で分類できるような気もしますが。ある記号+受験番号になると、合格者番号が連番で、ほとんど皆連番で合格となっています。
おそらく - 青い炎 -2004-01-30 07:37:02 削除
建設部門では
基礎科目からの合格者は133人ですね。
適正のみの合格者は5534人ですので、
受験者数37832人
合格者数19370人

に対して適性のみの合格率を100%とすると
適正のみを除いた受験者
37832−5534=32298
適正のみを除いた合格者
19370−5534=13836
13836÷32298=約43%

というわけで適正のみを除いた建設部門の合格率は
約43%ですね。(対受験者)





繋がりません - いらいら -2004-01-30 07:53:22 削除
合格発表が見たくてしかたないのに、試験センターへアクセスできません。いらいらいら・・・
皆さんみたいに早く自分の名前を確認したいのに・・・

文部科学省HP - 総監受験生 -2004-01-30 07:59:25 削除
いらいらさん、文部科学省のホームページのほうがつながりやすいですよ。掲載場所は「報道発表資料」です。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/index.htm


 
土木学会の試験 - 21世紀技術士 -2004-01-29 19:32:17 削除
発表がありました
http://www.jsce.or.jp/opcet/shikaku/top3.htm
CPDの個人の勉強の一環として、1級を受験し、とりあえず番号はありました。
今後のことは、よくわかりませんが、怠け者の私には少なからず刺激となりました
技術士試験との内容的な比較はありますが、手続きの踏み方はスマートです---コンビニで支払い・問題の開示等
受験時の予想どおり、受験者の少ないのには唖然と言う感想です
技術士試験とは直接関係しませんが、話題として書き込みます。
不都合があれば、APECさん、削除してください

問題ありませんよ - APEC -2004-01-29 20:26:27 削除
21世紀技術士さん、ぜんぜん問題ありませんよ。
技術士ばかりが資格じゃありません。新しい資格もできているし、参考になる資格はどんどん教えてください。

土木学会の試験 - H15鋼構造合格者 -2004-01-30 17:47:16 削除
21世紀技術士さん、はじめまして。
私も一級技術者を受験し、数日前に合格通知が届きました。

試験問題は、HPに公開されていますが、中々よい問題だったという印象を持っています。このページを見られている方で技術士を目指している方は、技術士と併せて土木学会認定技術者試験に挑戦することは、とても効果的だと思います。
合格率は、経験問題免除(技術士)の方で40.0%、それ以外の方で34.4%となっており、技術士であっても6割が落ちる試験です。
実際、試験の時も技術士の方(合格証の写しを提出していた方)が1/3くらいだったと思います。

一級技術者の受験資格は、現在は技術士と同じ実務経験7年以上で、受験資格の経過処置期間が完了すると、1つ下の資格取得後5年の実務経験が必要となります。登録時には土木学会員であることが必要です。また、資格の更新にはCPD単位が必要となる予定になっています。

私の場合、次は上級技術者を受験しようと思いますが、あと3年待たないと受験資格を得られないので、その頃までやる気が継続するかが気がかりです。

ちなみに、本日は技術士補の合格発表がありました。
建設部門の合格率は、(受験番号から私が推定したもので)倫理のみ(技術士)の方で90%以上、基礎科目免除(大卒等)の方で40%以上、全科目受験(学生等)で10%未満だと思われます。

私が技術士補を受けた頃は、(大卒で)合格率10%前後でしたが、今年の合格率はとても高いです。
それから、全科目受験(学生さん?)は立派ですね。
風の噂によれば、過去に技術士補(部門不明)に15歳で合格した方がいたそうで、その方はまだ技術士の受験資格がないそうですが、是非、前人未到の記録(20歳か21歳で技術士!)を作って欲しいですね。

土木学会の試験(一部訂正) - H15鋼構造合格者 -2004-01-30 18:01:04 削除
一級技術者試験の合格率は、経験免除40.0%、それ以外30.9%でした。
土木学会認定資格の位置づけが知りたいです。 - もうすぐ技術士補兼2級技術者 -2004-01-30 22:44:13 削除
はじめまして。先日、土木学会認定の2級技術者に合格したものです。
私は、予てから土木学会に入会しておりましたので、この資格を受験することにしました。
1月26日に合格通知が届きましたので、総務へ提出し、手当て等は付くのでしょうか?と相談を持ちかけました。
結果は、そんな意味のない資格に手当てが出せるかということでした。
たしかに会社自体あまり景気が良くないので、別に手当てなんか期待せず、ダメもとで聞いてみたのですが、「意味のない資格」と言われたので、カチンときました。
この土木学会の資格試験については、関連雑誌等においても議論されているようですが、私はいつかこの資格が公共事業発注において使われるようになり、技術士の差別化を図ることができる良い資格になると思っていますが、皆様はどのようにお考えでしょうか?また皆様の周りではどのような評価がなされているのかお聞かせ願いたいと思います。

ちなみ本日技術士補に合格しました。M1の時から受け続け、足掛け5年かかりました。正直、学会資格より嬉しかったです^^!

技術資格の動向 - H15鋼構造合格者 -2004-02-01 13:51:18 削除
もうすぐ技術士補兼2級技術者さん、おめでとうございます。
努力するものが報われる時代、努力するものを応援する会社が報われる時代が来ることを祈ります。そうならないと科学技術立国なんて、夢のまた夢。

技術資格の今後の動向について、個人的には次のように考えています。
<技術士第一次試験について>
技術士法の改正は、一長一短あると思います。
第一次試験を必須としたはプラス評価。一次試験の合格率を実質10倍(大卒でH14年度5%未満→H15年度約50%)にしたのも技術士数を増やすという意味ではプラス評価。しかし、士補の価値を大きく下げたのはマイナス評価。合格率は30%程度にしておくべきであったと思います。
ただし、近未来を予想すると、若い一次試験合格者が増えたので、5〜10年後には20代技術士(27〜29)がたくさん出てくる。そして、定年を迎えた団塊の世代は、CPDを取得してまで技術士を更新する価値がなくなり、更新(技術士)を放棄して行くことが予想され、技術士の急速な若返りが期待されます。これは大きなプラスと評価します。
<総合技術監理部門について>
あまり魅力を感じません。
公共事業の調査・設計業務のプロポーザルでも、技術士(建設部門)よりも技術士(総合技術監理部門)が加点されることは無いようなので、必要性は薄れていくと思います。
<土木学会認定技術者について>
受験資格、資格の分野と階層、試験問題のいずれも技術士に匹敵する、もしくは技術士制度よりもしっかりしていると感じますが、「登録時に土木学会員(特別上級ではフェロー)であること」の条件がこの資格の普及を阻んでいると思います。
私は正会員なので、この条件はそれほど気にならず、年会費の12,000円は毎月送られてくる土木学会誌を1,000円で買っていると思えば、別に高いとは感じません(中々勉強になる内容です)が、会員でない方には、登録費+年会費が高いと感じるでしょう。
また、会員限定というのは、いかにも民間資格という雰囲気も醸し出しているので、学会は二重に損しているように思います。会員という条件をなくし門戸を広げれば、受験者が増え、その中から「さすが土木学会」と感じる方が出てくれば、学会員も増え、学会の地位向上に繋がっていくのになと思います。
肝心なことを書き忘れていました。国土交通省のHPに、「道路構造物の今後の管理・更新等のあり方 提言」というものがあり、次のように書かれています。
「所要の技術力を有した技術者を確保するためには、・・・略・・・例えば(社)土木学会が認定する技術者資格や(社)日本コンクリート工学協会が認定するコンクリート診断士などの資格があり、これらの既存の資格の活用に加え、新たな資格制度の創設も含めて、技術者の育成と活用のあり方について検討を進めることが必要である。」
http://www.mlit.go.jp/road/current/kouzou/index.html
特に今後需要が増すが技術士にない分野(例.メンテナンスなど)は、技術士に代わる役割を土木学会認定技術者が担う可能性が考えられるので、特に重要だと思います。

PS.
土木学会の宣伝をするつもりはないのですが、何か損しているような気がして、ついつい余計なことを書いてしまったことをお詫びします。


 
一次試験受験者の方へ - F2 -2004-01-28 18:58:16 削除
 さて、もうすぐ合格発表ですね。
1次試験合格発表から2次試験まであと7か月しかありません。
合格する方、残念ながら涙を流す方、それぞれありますが準備の方を忘れずに(特に合格者の方。願書の業務経験を適当に書いてはいけません。合格の喜びよりもこちらのことも忘れずに)。
 残念な結果になってしまった方も、次の試験まで約9か月です。がんばっていきましょう。

桜咲け! - APEC -2004-01-28 22:20:01 削除
>次の試験まで約9か月
そうか、そうですよね。
一次試験は択一オンリーになって、ぐっと「教科書おさらい」的になりました。
「工学系大学のエンジニアリング課程修了程度の学力を確認する」という目的での試験制度改定ですから、当然といえば当然ですが、16年度からはさらにあからさまな「大学の期末試験」的様相になってくると予想しています。
着実にまじめに勉強すれば合格できる試験です。がんばりましょう。

話が先に飛んでしまいましたね。失礼しました。
今は、明後日の発表を心静かに待ちましょう。
皆さんに吉報が届くことを、心よりお祈り申し上げております。

いよいよか - ぎりぎりす -2004-01-29 08:52:54 削除
あと、チョイですね。発表まで。何か10月のことが遠い記憶のなかに眠ってます。たぶん、きっと引っかかってると思いますが、不安です。
ひょんなことから、2日前に試験問題をみたのですが、なんか難しく感じました。こんな問題解けたっけ?って感じです。皆さん試験が簡単になっていってるとおっしゃいますが、おいらはそうは思いません。しかし、矛盾しているが、もっと難度を上げるべきともおもっています。
ところで、合格率はどうでしょうかね?おいどんは、15〜25%ぐらいかなと思ってます。昨年の難関部門は、15%ぐらいになっておるのではないでしょうかね。でも、そんなことどうでも良いでえす。今は、とにかく合格してればそれでよいのかな?吉報を待ちます。皆さんも祈っていることでしょうね。

そうですね - gal -2004-01-29 10:14:16 削除
 私は一次試験はどう考えても合格しているはずですし,(マークミスをしていないかは何度もcheckしました),そろそろ二次試験を受けるのか,アメリカのFE,PEを受けるのか決めないと・・・。
 今までの二次試験は,人から「おまえは字が下手だからおちてるんだよっ!」と幾度と無く言われており,このままでは絶望的かもしれません。

字の汚さですか - F2 -2004-01-29 20:29:59 削除
 うーん。汚さの度合いでしょうね。
たとえば、カタカナのソがンと区別がつかないほど汚いとか。
 字が汚い人は、その辺りを自覚すると結構直ります。
 字が汚いというより、読めない字を書かないという気持ちと練習ご必要ですよ。

合格祈願 - APEC -2004-01-29 20:30:26 削除
皆様の合格を心よりお祈りいたします。
http://www.engineer.or.jp/examination_center/success/first/2003/oshirase.htmlによれば、番号だけでなく氏名も公開するとのことなので、明日は私も早朝に起きて、何人かの方のお名前を探したいと思います。

ところでgalさん、「字が下手で不合格になる」という例は非常にまれです。
もう一度ご自分の解答を思い出してチェックしてみられてはどうでしょう。
きっと原因が潜んでいると思いますよ。

つながりません - スーパーいたち -2004-01-30 05:12:27 削除
この掲示板はずっとROMしてました。皆様、始めまして。

私も同じく早起きして合否をチェックしようともくろんでいたのですが、皆さん考えることは同じようで・・・
インターネット官報のほうが早いかな?

つながりません2 - ??? -2004-01-30 05:20:42 削除
私も。早起きしたのに困ったものですな・・・。
つながります - -2004-01-30 05:22:56 削除
文部科学省
文科省ならOK - APEC -2004-01-30 05:24:09 削除
先ほど確認しました。
文科省のHP(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/index.htm)より、報道発表資料→1月と行くと、スルッと見られます。

お世話になりました - 若者 -2004-01-30 05:35:58 削除
はじままして、APECさん
一年間お世話になりました。

何とか合格しました。

桜咲きました - 元塾講 -2004-01-30 05:40:03 削除
桜咲きました。
このホームページには大変お世話になりました。
APEC様、このような情報提供交換の場を構築していただきまして誠にありがとうございました。
早速2次の学習に取り掛かることとします。

サクラ咲く!! - 初めて受験 -2004-01-30 05:43:47 削除
ありがとうございました。サクラ咲きました!!
合格でした - nori -2004-01-30 05:44:40 削除
なんとか合格でした。ありがとうございました。

ありがとうございました - じゃんぼ -2004-01-30 05:45:16 削除
合格することができました!
なんとか合格しました! - ボル -2004-01-30 05:55:59 削除
合格しました。
勉強開始の頃は、問題集を読んで途方に暮れてましたが
このHPを知り、随分助けていただきました。
APECさん、本当にありがとうございました。

やったー! - つぎは2次だあ -2004-01-30 06:15:31 削除
初めての受験でしたが合格しました
APECさんの言うとおり文部科学省のHPでは直ぐ見ることができました。
知人の技術士合格を知り受験したのですが、このHPがなかったら、キットここまでたどり着けなかったと思います。とにかく次へ向けてがんばります。
APECさんありがとうございました

合格しました(建設部門) - けんけん -2004-01-30 06:55:20 削除
建設部門に合格しました.RCCMの掲示板では書き込みをしてましたが,こちらは初めてです.皆さんとともに頑張ってきて,何とか合格できました.自己採点では,専門がぎりぎりでした.
桜散る・・・ - スーパーいたち -2004-01-30 07:03:37 削除
自己採点では合格ラインに達していたはずなのに,桜散りました・・・(T_T)自己採点が間違っていたのか,マークミスでもしたか・・・
私の受けた応用理学部門は相変わらず合格率が低いですね・・・

朝早く大学に来たのにこれを見てがっくり来ました.また受けなおします・・・

おめでとう&がんばって - APEC -2004-01-31 10:34:54 削除
合格された皆さん、おめでとうございます。さらに二次試験に向けてがんばってだくさい。

スーパーいたちさん、学生さんでいらっしゃいますか?まだまだ時間はあります。がんばってください。
応用理学では地質がご専門ですか?地質分野の問題をいかに取りこぼさず、他分野を少しでも得点するかが課題ではないかと感じました。
地質分野での受験に限られてしまいますが、応用理学部門の対策も検討していきたいと思っておりますので、またがんばってください。


 
総監の合格基準 - oku -2004-01-27 00:38:19 削除
 総合監理の合格基準について、教えてください。(過去にもあったかもしれませんが)
 平成15年度の合格基準は、「 合格適格者は、選択科目1及び選択科目2の各々の得点が60%以上、選択科目3の得点が択一式及び記述式の合計で60%以上、かつ必須科目の得点が択一式及び記述式の合計で60%以上の者とする(免除される試験科目を除く。)。」とあります。16年度も同様と思いますが。
 このうち、必須についてですが、必須の配点は、択一が20点、記述が2題で20点となっています。合計で60%以上ということは、極端な例ですが、択一20点満点+記述4点=計24点で合格ということになるのでしょうか。
 それとも、択一で60%、記述の2題それぞれで60%を取らないといけないのでしょうか。

おそらく - APEC -2004-01-27 15:32:22 削除
総監必須は、おそらく「極端な例」の24点でも合格すると思います。
かつての膨大な記述式の二次試験の記憶からか、択一問題のウェイトを低く見がちですが、総監以外部門の必須(建設部門の建設一般=択一+記述)も同様のはずです。
択一は、きちんと勉強しさえすれば、かなりの高得点が期待できます。そのウェイトが高いということは、「まじめに網羅的に勉強した人が合格しやすくなる」という、いかにも文科省的・東大入試的な試験になっていると理解しています。

ということは、 - oku -2004-01-27 21:36:33 削除
記述の1−2−2は、あまり書けなくても、択一でカバーできる可能性があるとも考えられますが、今から、このように考えるのではなく、全問題、60%以上取れるように努力していきたいと思います。


 
米国BSEその4 - APEC -2004-01-26 16:55:14 削除
とうとうその4です。このテーマは、インフォームドコンセントなどいろいろ面白い議論ができますね。

Keiさん、アメリカは和牛の輸入を禁止しているのですか?どういう理由なのでしょう。また調べてみます。

Keiさんのおっしゃる「自由な選択には安心・安全な食材の提供という大前提がなければなりません」の「大前提」は誰が作るのか、ということについて考えました。
これを乱暴に言えば、
「何でもかんでもインフォームドコンセントが求められると、それはそれで納得ずくになっていいのかもしれない、自分で判断しないといけないことが多すぎて大変だ。『信用する』ことを大前提として、自分では判断しない、あえて『公衆』となるものがあってもいいんじゃないか」
ということになるでしょうか。

それはそのとおりだと思います。
飛行機や新幹線に乗るたびに、事故発生確率や安全管理面でのリスクなどをいちいち説明してもらって、リスクを承知の上で乗っているでしょうか。
自分の住んでいるところの自然災害に関するリスクを知っているでしょうか。
交通事故死のリスクは、日本の人口1億2千万人・年間交通事故死者数8千人として、約1:15,000ですが、そんなことを頭に入れて毎日運転しているでしょうか。

ただ私は、そのように「自己責任において判断することをしない(時間がないとかその気にならないとか)、つまりサービス提供側を信用して『公衆』になる」という判断自体がまたインフォームドコンセントではないかと思います。

食品安全にしても、たとえば遺伝子組み換え大豆は表示が義務付けられていますが、卵細胞クローン牛肉は表示の必要はありません。
そして遺伝子組替え食物と卵細胞クローン牛肉は、いずれも有害性・無害性について、まだ完全に証明されていません。
そういうことについて、我々国民が安心して食生活を送れるように、制度を作っていかねばなりません。
もちろん我々は素人ですから、専門家にまかせますが、その結果について説明を受け、同意を与えねばなりません。
それは、個別事案に対する承認ではなく、選挙を通じての総論是非判断的なものにはなるでしょうが、とにかく我々は最初から最後までまかせっきりで、安全が天から降ってくるように思っていてはちょっとマズイ時代にいるのではないかと思います。
「安全と空気と水はタダ」という言葉がありますが、どれも今後は努力なしには手に入らない時代だと思います。
そのあたりが、自力で国を作ったアメリカと日本の違いかなあと言う気もします。

なるほど・・・ - Kei -2004-01-26 17:49:11 削除
「安全が天から降ってくるように思っていてはちょっとマズイ時代にいるのではないかと思います。」なるほど、ですね。

 私も誰かが安全な食品を提供してくれるから、何も考えなくていいと思っているわけではありません。私が書いた「大前提」というのは、もう少し掘り下げると、少なくとも現在の科学的知見に照らして、取り得る最大限の対策を講じた上で「安全と判断される」食品を提供するのが、生産者及び行政の責任ということになるのでしょうか。
 消費者の選択はその責任が果たされていることを前提としてなされるべきもので、危険かもしれない食材、たとえばUSビーフを店頭に並べて、よければ自己責任で選択してください、というのは違うと思います。それは選択ではなく、むしろ「賭け」ということばで表現したほうが適切かもしれません。

 卵細胞クローン牛肉の表示に義務がないことは知りませんでした。これこそ、一日も早い安全性の確認が望まれる問題ですね。「食の安全」は難しいテーマで、私が言うような「大前提」が容易なことでないことは認めます。でもプライオリティの高い理念であることは確かだと思います。

食品安全の責任 - APEC -2004-01-26 18:54:17 削除
Keiさん、少々失礼なレスであったにもかかわらず、レスをありがとうございます。

供給側の食品安全確保の責任ということですね。それについては全く同感です。HACCPというシステム(これもアメリカ製ですが)もありますから、その実効性を高めていくことが大切ですね。
子どもに危険なものは食べさせたくないという母親の気持ちが、BSEやトリインフルエンザなどの攻撃にさらされています。「何が安全なのか教えて」という声に応える行政が望まれていると感じます。
21世紀は「選択・競争・自己責任」の時代といわれますが、同時に「参加と連携」の時代でもあると思っています。ですから、供給者も消費者も、他人任せにせずにお互い切磋琢磨する位の気持ちで積極的に情報交換できればいいなあと思います。

アメリカというのは不思議な国だなあと思います。
素晴らしい所が本当にたくさんあるのですが、どうしようもなく独りよがりでもあります。
最近思ったことですが、私の知っているアメリカ人たちは、イラクの件にしても9.11にしても、実にバランスよく考えていると思います。偏狭だなと思ったのは、共産主義を頑固に否定することだけでした。
しかし彼らに言わせると、偏狭なアメリカ人というのはたくさんいるよ、そういう人は国外に出ないから、君たちは知らないんだよ、ということでした。
こういうのは南部に多いんだよねとも言っていましたが、陽気でオープンで物怖じせずに積極的に、というアメリカ人像は、アメリカ人の一部だけらしいです。

今回のBSEの対応は、食という国民生活の基本を守る義務と、アメリカという「逆らえない国」の要求というトレードオフを、政府がどのように解決するかという問題だと思います。
おおいに注目しましょう。


 
特許担当者の技術士試験 - SECUA -2004-01-23 21:28:56 削除
初めまして。私は現在、企業の特許部門に所属しており、技術者の書いた提案書を元にして特許庁に提出するための明細書を書いたり、侵害問題(法律)などの業務をこなしております。発明はほとんど情報の分野なので、情報の勉強もかね、昨年技術士第一次試験(情報工学)を受験しました。自己採点の結果、たぶん合格してそうです。したがいまして、次のステップとして技術士第二次試験を受験したいと考えております。ここで質問なのですが、私、特許担当なので、直接システムを組み立てたり、プログラムを組んで開発をした経験が全くありません。他人の発明を、文章として表し、様々な実施形態を知識を膨らませて明細書を記載しているのみです。このような私でも、情報工学の経験論文(?)を記載することが可能でしょうか(記載するなら、いままで書いた他人の発明を膨らませて書きたいと思ってます)。また、合格は可能でしょうか。ご教授お願いいたします。
業務経験がどうでしょうか - APEC -2004-01-23 22:02:44 削除
うーん、まず必要な実務経験があるかどうかの問題かなと思います。
二次試験受験資格は基本的に、
 (1) 実務経験7年以上 かつ 一次試験合格
 (2) 一次試験合格 かつ 一次試験合格後に実務経験4年以上
のいずれかですが、この実務経験というのは、「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画,研究,設計,分析,試験,評価又はこれらに関する指導の業務」でなければなりません。
今お勤めの業務内容は、上記の「業務」に該当するか、ちょっと不安です。
特許提案の「評価」という解釈かと思いますが、これは可能でしょうか。それとも内容のレベルにかかわらず、「事務処理」の範疇に入ると判断されてしまうようなものでしょうか。
まずはここについてご検討されてはいかがでしょう。

その上で申し上げますと、「経験論文を記載すること」は、誰でもできます。ただ、まるっきり他人の発明を自分のものとして膨らませる、つまりまるっきりのパクリは、「できる・できない」の問題ではなく、「やってはいけない」と思います。
倫理的にも不適当だと思いますが、パクるものが発明だけに、法に触れます。

もっとありていに申し上げれば、業務経験も多少はゲタをはかせられます。他人の論文をパクることも不可能ではないでしょう。そして、口頭試験などの網をうまくすり抜けて合格する可能性も、ゼロだとは断言できません。
しかし、やはり限度があるでしょう。
全部じゃないといけないとは言いませんが、大部分は自分自身の本当の経験、そして自分自身の従事した業務と自分自身の創意工夫で勝負していただきたいと思います。

弁理士じゃないの - 万年受験生 -2004-01-23 22:13:28 削除
他人の経験だと、面接が大変だよ。
よく分かりませんが、技術士試験にかける
エネルギーを弁理士試験に向けたらどうでしょうか。
特許関係の仕事でがんばるなら、その方がいいと思います。


あ、なるほど - APEC -2004-01-23 22:20:09 削除
弁理士ですね。さすが万年受験生さん。
ご回答ありがとうございます - SECUA -2004-01-23 22:37:29 削除
さっそくのご回答ありがとうございます。やはり私の仕事内容では現状の技術士第二次試験は難しそうですね。弁理士は既に取得しており、次のステップとして技術士になりたかったのですが。。やはり他人の発明を自分の経験として記載するのは倫理に反しますね。残念ですが現状の試験内容では技術士第一次試験合格のみで諦めるしかなさそうです(私も技術者に負けぬ技術者と思っているのですが)。
a - -2004-01-23 23:55:28 削除
「システム設計開発に関する指導の業務」を経験論文としてまとめれば良いのではないでしょうか。
業務上、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項であるシステム設計について、特許取得するための指導をしていると思います。その業務が発明の成立に何らかの影響を与えていれば、その過程を論文としてまとめればよいのでは。例えば特許性を持たせるための先行技術の回避、課題解決点等をどのようになしたかを。明細書に書いてあることがそのまま題材となりそうですが、自己の業務成果となりえるような書き方が要求されましょうが、とりあえず受験してみては。

なるほど - SECUA -2004-01-24 09:04:38 削除
そのような書き方もあるのですね。少し望みがでてきました。ありがとうございます。おっしゃるように論文の書き方をいろいろと工夫してみようと思います。
ちょっと待ってください - 万年受験生 -2004-01-24 10:43:33 削除
単純に考えると、技術士というのは、○の技術を商品化とか世の中で活かすようにコンサルタントする仕事ですよね。

弁理士は、その各々の技術を審査する仕事ですよね。
悪用すると、○○の技術は手薄で××をよく知っているから、
別に利用できるとか特許が取りやすいなど、都合よくコンサルタント
できてしまいますよ。

同じ組織や個人が、相反する仕事を行うことになりませんか。
まずいかも知れませんよ。


ちょっと変かも? - 頼り切り -2004-01-24 11:09:28 削除
万年受験生さん 技術士の業務はおっしゃるとおりですが、技術士でなければできない業務というのは、建設関係の受注に関する件だけでは?

技術者であれば、受験生さんのおっしゃるコンサルタント業務はするでしょうし、特許情報に精通した技術者であれば、「同じ組織や個人が、相反する仕事を行う」ことは起こると思いますよ。

弁理士と技術士を一緒に持っていても、守秘義務さえきちんと守れば問題ないと思います。

たぶん - IKA -2004-01-24 12:15:16 削除
はじめましてSECUAさん。
私は、「システム設計開発に関する指導の業務」に近い内容で試験を受けました。既存のシステムの導入と活用です。現在の仕事は、技術の開発者でもなければ研究者でもないのですが大丈夫でした。論文は、書きにくいなぁとは思いましたが一生懸命書きました。
内容についてokの試験官もいればNGの試験官もいると思います。(この掲示板でも意見が分かれるように)。
自分なりに突き詰めていけば、結果が出る可能性も有ると思います。

業界のルールは? - 万年受験生 -2004-01-25 20:09:57 削除
回りの人達はどうされているのでしょうか。
特許関係は、よく訴訟問題になってます。
知的な財産ですし、ナーバスな分野だと思います。
技術士合格・登録後、1人が表裏一体の2つの看板を出すことになると、お客が信用するのでしょうか。
契約の形態やあなたの立場はどうするんでしょうか。
よく業界のルールを調べてみては、いかがですか。


技術士と弁理士 - jno -2004-01-27 00:10:04 削除
皆様、こんばんは。
SECUAが、
「技術士の資格を特許業務に活用させたいという」お考えについて、
いくつかのご意見が交わされているのを見まして、
私からも一言述べさせてください。

私は、研究業務に従事していましたが、
現在は、特許業務に従事しております。
質の良い特許業務のためには、
やはり、科学技術や科学知識を熟知している事が、
大前提であると個人的に考えております。

一般に博士号を有している特許担当者は、
初対面の発明者(多くは、研究者や技術者)からでも、
信頼されやすい気がします。
技術系の最高資格と言われている、
技術士についても同じことが言えるのではないでしょうか?
もちろん、「学位」と「資格」という、
違いがありますので、
一概には言えないかもしれませんが。
また、技術士+弁理士という方もおり、
活躍しております。
さらに、特許庁が公表しておりますように、
技術士を有している方は、
「当該技術分野において、高度な知識を有している云々・・・」と、
国が認めております事から、
弁理士試験の専門科目は免除になっております。
法曹界でも、「技術判事」についての議論が、
盛んに行われています。

これらの社会の動向を見ると、
私個人が感じている、
「弁理士業務(特許業務)と技術士業務は、
相互に活用しうる事はあれ、
反発し合うことは無い」事に通じるような気もします。

万年受験者さんは、
「同じ組織や個人が、相反する仕事を行うことになりませんか」との見解を示されております。
これは、勿論ありうると思います。
しかし、これは、頼り切りさんも言われておりますが、
弁理士法および/または技術士法に規定されております、
「守秘義務」に関わる問題になるのではないでしょうか。
これは、技術士+弁理士だろうが、
技術士だろうが、あるいは、弁理士、弁護士、
いずれも関係ないと思います。
技術士として、コンサルタント業務に従事している方でも、
異なるクライアントからの依頼が、
たまたま、競合する場合である事は、
ありえるのではないでしょうか。

取り留めない文章になってしまいましたが、
いかがでしょうか?





大変失礼しました。→SECUAさん - jno -2004-01-27 09:50:30 削除
SECUAさん、
大変失礼しました。
自身の文章を今朝読み返していたら、
敬称がついていないことに気が付きました。
お詫びいたします。

発明になぞらえて言うならば - 胡蝶 -2004-01-28 00:24:58 削除
> ここで質問なのですが、私、特許担当なので、直接システムを組み立てたり、プログラムを組んで開発をした経験が全くありません。

技術士は発明を「した」人に受験が認められるものです。研究業務などから知財業務へ転ずる人もいるようですが,当業者として実務経験が無いならば,経験論文を書くことは困難ではないでしょうか。

技術士制度も変わって行きます。知財部員が技術士に挑んで敗れたとしても,昔話となる日が来るでしょう。しかし,現在は実務経験そのものが求められています。

受験に先立ち,技術士を探して相談することを勧めます。


発明でなくとも - 頼り切り -2004-01-28 06:39:04 削除
胡蝶さんへ
発明をした方でなくとも、技術士になることはできると思います。技術士法でも、発明者であることを求めてません。

ただし、経験論文を書くときには、胡蝶のおっしゃられる「当業者としての実務経験」が重要になりますね。でさんや、IKAさんのように、経験論文へのアプローチが決め手になると思います。

技術士法
 (第二次試験)
第六条 第二次試験は、技術士となるのに必要な技術部門についての専門的学識及び高等の専門的応用能力を有するかどうかを判定することをもってその目的とする。

さて - 万年受験生 -2004-01-28 12:56:06 削除
技術士試験の受験は可能でしょう。
ただし、従来の受験生とは異なるので、自分の立場など、明確にしておかねばならないでしょう。面接時間の30分はとても長いです。

試験官が弁理士業務を知っている保障もないので、ここのレスと同じような質問も出るでしょう。面倒くさく感じたら「没」にもなります。

小生が気になっているのは別の話で、将来、個人が2つの看板を掲げた時のことです。

弁理士業務は、法律で詳細に役割が述べられており、2つの看板が
仕事をやりづらくしないのかな?と思ったのです。

例えば、自ら技術コンサルタント(技術士として)をして、その後、
特許の出願まで(弁理士として)できます。
その時、自らの成果を公正に判断できるのかな?と思いました。

次に、弁理士の仕事には、裁判の仲裁もあります。
自らの中立性を保つために、競合会社の仕事は、
受注できないのでは?と思いました。

つまり、とても、シビアの問題が多くて、1つの士に徹した方が
楽かなと思いました。

なお、小生は弁理士ではありませんので、
失礼なことを言っているかもしれません。
その場合は、お許しください。

難しい問題ですね。 - jno -2004-01-28 20:03:57 削除
1.「従来の受験生とは異なるので、自分の立場など、明確にしておかねばならないでしょう。」について:
ご指摘のとおり、自分の立場等を明確にするなど、
バリバリの技術畑出身の受験者とくらべ、
一工夫がいるのではと感じております。
あとは、弁理士業務(特許業務)は、
発明者(研究者や技術者)の技術を「評価」し、
特許とするべく「指導(提案)」をいたしますが、
このような業務内容を技術士受験資格の「経歴」に該当するのか、
技術士会に問い合わせる必要があるかもしれません。

私は、まだ駆け出しな者ですから、
万年受験生さんの疑問に対して、
的確なお答えができていないかもしれませんが、
一見解として、参考にしていただければと思います。

2.「例えば、自ら技術コンサルタント(技術士として)をして、その後、特許の出願まで(弁理士として)できます。
その時、自らの成果を公正に判断できるのかな?と思いました。」について:
「特許」は、その時代の「技術水準」を反映しているとともに、
産業上利用価値が高い、新しい技術に対して付与されます。
そのため、弁理士業務には、
特許としての「技術評価」と、
その技術を特許にすべく「技術指導(提案)」が、
含まれていると考えております。
そこで、単に弁理士としてだけでなく、
技術士としての裏付けの下で、
「技術評価」と「技術指導(提案)」を行なうことにより、
クライアントに対して、より質のよいサービスが行なえるのでは、
と考えております。
おそらく、SECUAさんが、弁理士の立場から、
技術士受験を試みているのは、
このような背景もあるのかなと、思っています。

3.「次に、弁理士の仕事には、裁判の仲裁もあります。
自らの中立性を保つために、競合会社の仕事は、
受注できないのでは?と思いました。」について:
このご指摘は、そのとおりだと思います。
ただ、受注できないというより、受注しないと思います。
これは、他の士業も同じではないでしょうか?
たとえば、技術士の場合、
A社からある技術aについてのコンサルティングを依頼され、
これを受件した後に、
A社のライバル会社Bが、
技術aと類似した技術a'について、
コンサルティングを依頼してきた場合、
いかがでしょうか。
また、弁護士の場合でも、
Xさんが、Yさんを訴えたいと相談にきて、
この依頼を受けた後、
同じようにYさんが、Xさんを訴えたいと相談にきた場合、
いかがでしょうか。

ちなみに、裁判の仲裁(裁判における仲裁かと解釈しました)については、
弁理士(あるいは、弁護士)は、クライアントの代理人ですので、
クライアントの意向を沿う形で、活動します。
ですから、裁判になれば、
基本的には「勝ち」か「負け」のどちらかになりますので、
当事者の代理人になると、中立ではなくなると思います。
仲裁は、裁判官等が、
これ以上の係争を防止するため、
和解を提案することかと考えていますが、
実際のところ、どうなんでしょうか。
確かなことではないので、ご了承ください。

ありがとうございます。 - SECUA -2004-01-28 21:44:03 削除
皆様、いろいろとご意見頂きありがとうございます。たいへん恐縮しております。私が技術士を目指したのは、jnoさんが述べられているとおり、技術士として発明者に質の高いサービスを提供できると思ったからです。

つまり、特許出願にあたり、発明者はえてして自分の発明した範囲(実施例レベル)のみ視点が向けられております(全員がそうとは言い切れませんが・・)。特許は、出願から20年存続しますので、可能である限り、先を見通して出願する必要があります。また出願後、審査官から拒絶理由が来る場合に備えて、多くの実施例を盛り込んでおく必要もあります。要するに、発明者とは違った視点で、かつ将来を予測して新たな事項を提案することもあります。このような立場にあるため、コンサルティング的な技術士を取得しようと思った訳です(勿論、自己を向上させることも目的です)。

競合からの双方依頼については、弁理士・技術士ということではなく、弁理士のみであっても、弁理士倫理で明確に禁止されており、それに反すると資格剥奪等厳しい処分を受けます。





逆は? - IKA -2004-01-29 09:42:24 削除
こんにちは。
例えばこんな場合はどうなのでしょう?
それは、技術士が弁理士を受けるということ。SECUAさんの逆のパターンです。今すぐには、受けようと思ってはいないのですが、近い将来は、受けようと思っています。御意見をいただければ幸いです。

弁理士は - SECUA -2004-01-29 12:10:07 削除
技術士の方が弁理士試験を受験される場合、論文試験時における選択科目が免除されます。したがいまして、勉強すべき科目は法律科目のみです。具体的には、特許法、実用新案法、意匠法、商標法、条約、著作権法、不正競争防止法です。技術系の方は(私もそうでしたが)法律を学ぶのは初めてだと思いますので、受験を決意されるときは、受験機関に通われた方がよろしいかと思います。


 
上下水道部門 - agashi -2004-01-23 12:27:23 削除
上下水道部門の勉強をできるようなHPってないのでしょうか?
参考にならないかもしれませんが - APEC -2004-01-23 21:50:24 削除
「水道部門のお勧めのサイト」は私も知りません。

もうご存知かもしれませんが、エコネットバンクに技術士・技術士補の掲示板が部門別にあり、その中の水道部門のページ(http://www.netbeet.ne.jp/user-cgi/iwai/bbs/gi/10/yybbs.cgi)に、いくつかのサイトが紹介されています。
また、そこの掲示板でいろいろと情報交換をされてはいかがでしょうか。

参考になりますでしょうか? - しまぴー -2004-01-23 22:25:01 削除
こんばんは。いつもお世話になってます。
以前、以下のHPにたどりつきました。
http://plaza26.mbn.or.jp/~tsgo/tsgo/index01.htm
参考にされてみてはいかがでしょうか。

参考にしてください - むつ -2004-01-24 00:02:47 削除
私が受験したときにお世話になったHPです。
技術士を前提としていませんが、水道技術については
かなり集積しています。
参考にされてはどうでしょうか?
http://www.asahi-net.or.jp/~kv6t-ymgc/


 
そろそろ発表ですね - 頼り切り -2004-01-20 07:24:50 削除
技術士補試験の発表が近づいて来ました。合否に関わらず2次試験対策を始めていこうと思ってますが、やはり1次試験の結果が出ないとモチベーションが上がりませんね。
発表前、みなさんの気分はいかがですか?

同感 - ぎりぎりす -2004-01-20 08:49:07 削除
同感、同感ですね。それよりも、合格率が気になってしかたがないです。建設部門を受けた人が半数ぐらいいると思うが、受験者約3万人に対して、20%としても6000人の合格者がいるわけで・・・。合格率はどのぐらいかな?
不安です。 - 知床世界遺産 -2004-01-20 10:28:52 削除
始めて投稿させていただきます。自分もこのHPに大変お世話になりながら、1次試験受験にこぎつけました。結果がどうであれ、受験を志してから得た物が自分の場合はたくさんありました。今回不合格でも、受かるまで受験しようと思ってます。小さな結果に一喜一憂せず、もっと大きな目標に向かって着実に進むという気構えが有れば、多少失敗しても結果は後々伴うと信じています。今現在はこのHPの「試験に向けて」に記されているように白書を読んで必須科目の記述部分の対策をしてます(遅々としてすすんでませんが・・・)。もし1次がだめだったら、1月30日から又1次対策を始めます。不合格でも命までは取られませんよ。ダメなら再度頑張りましょうよ。
適当に息抜きもしましょう - APEC -2004-01-21 13:08:41 削除
あと10日ですね。皆さんのお気持ちよくわかります。

明日は一級土木施工管理技士の実地試験結果発表です。学科試験を突破して実地試験を受験した人は今頃ドキドキでしょう。
2月17日は二次試験の発表です。私も発表待ちです。
先日は大学入試のセンター試験でした。大学入試の結果発表の日は、朝起きてから合格連絡をもらうまでの記憶が定かでありません。よほど緊張していたのでしょう。
そして一次試験では結果待ちが3万人近くいるのですね。絶対評価ですから、この3万人は競争相手ではなく戦友といえるのかもしれません。

日本にもこれだけ人がいると、年中何かの試験があり、多くの人がそれを受け、合否を気にしながら日々を送っているんでしょうね。

適当に息抜きもしながら、当日を待ちましょう。
この掲示板に書き込んで気が紛れるのでしたら大歓迎です。
しかし、仕事上のミスにだけは、お互いに注意しましょう。

合格発表 - 伏龍 -2004-01-21 17:55:14 削除
一次試験の合格発表について,技術士会からコメントが出ましたね.技術士会のHPが最も早く発表されるみたいです.
http://www.engineer.or.jp/examination_center/success/first/2003/oshirase.html

心配ですね! - いなかもの -2004-01-21 18:12:50 削除
自己採点では、きっと合格しているはずなんですが、
基礎科目の例の噂(0点があると……)だけが気懸かりです。
本当に蓋を開けるまで結果は解らないな、という心境です。

合否発表の日は恐らく寝つかれず、起きているか、寝ているか、わからない状態で目が覚めているのではないかと思います。
どっちにしろ、結果を発表させていただきたいと思っています。
そして、結果を踏まえて、次の段階へ進んでいきます。
それまでは体力・気力・モチベーションを充電しておきます。
APECさん、また、よろしくお願いします

あと、10日。それまでは「学会に身を置いて自分を高めよ!」 - Cy -2004-01-21 19:31:05 削除
土木学誌(2004年1月号)掲載の会長提言です。
論文ネタ、切り口にどうぞ。
二次試験の大穴テーマかも・・・
http://www.jsce.or.jp/journal/teigen.pdf

管理人さま:無断リンクまずかったら、削除してください。


ありがとうございます - APEC -2004-01-21 21:49:53 削除
Cyさん、いいお話をご紹介くださいましてありがとうございます。リンクは別にいいでしょう。クレームでも来たら考えます。
「土木技術者の気概の高揚」、大切ですね。
バブル以降の政策にもかなり責任はあるとは思いますが、やはり斜陽産業といわれたり、世間から白い目で見られたりするのは、やる気を失わせますからね。
本当に必要なものを作っていて、それに予算がついてきた時代から、産業従事者が食っていくために予算を取ってくる、そのためにハコモノを無理やり理由付けして作っていくという事例が少なからずある時代をへて、今は少しずつ「カネは必要なものに使おう。そのために見方を変えよう」となってきています。

そういった中で、とにかく踏ん張って持ちこたえ、小さくなったパイを分け合う中に残ろうという人(会社)、パイが小さくなって自分の分も減ったので、別の食べ物も少しずつ食べようと、営業範囲を広げたりシフトする人、思い切って食事メニューを変えようという人、いろいろおられます。
いずれにせよ、ぜひとも前向きに夢を持って生きて行きたいじゃないですか。できれば喜びも持っていたいし。
そのために必要なものの一つが技術士であるならば、積極的に取得しましょう。そして私はそれをお手伝いします。

果報は寝て待て - kameda -2004-01-21 22:38:41 削除
自己採点では限りなく×に近い微妙なところです。????
模範解答のサイトをAPECさんを含めて4つ見ました。
そのうち3つのサイトで不合格。1つのサイトでのみぎりぎりで合格。
つまり合格率25%
APECさんのサイト解答ではcryです。
もう諦めて当日は寝る事にします。
”果報は寝て待て”
もし×なら浪人しようかな?
まだ迷っています。
APECさん助けてください。


いよいよか・・・。 - 島びと -2004-01-21 22:58:08 削除
 1次試験を受けたのが昨年の10月13日でしたから約3ヶ月半待たされたことになりますね。点数的には大丈夫なハズなのですが、合否がわかるまではドキドキですね。
 1次試験のための勉強をして自分自身が変わったなと思えることがあります。今まで何も考えなかったことも「これでいいのか?」と踏みとどまりよく調べるようになりました。また、国土交通白書を読むようになりしました。(1次試験前に白書もよく読んでたら専門科目もさらに2,3問正解を増やすことができたのに・・・。)とにかくこの約3ヶ月間何かしてないと落ち着かないって感じでした。未だに試験から開放されていないんですよね。そのおかげでよく勉強するようになったとは思います。
 とりあえず、1月30日に皆さんと喜びを分かち合える時を待ちわびている今日この頃です。

がんばりましょう - APEC -2004-01-22 00:04:53 削除
kamedaさん、お察しします。
「浪人」とは、もしもの時は再挑戦するという意味でしょうか?
私は今後も一次試験・二次試験のお手伝いを続けるつもりでおります。
もしもの時は一次試験を、桜咲いた時は二次試験をお手伝いします。どちらにしても、がんばりましょうよ。

島びとさん、素晴らしいことですね。きっと二次試験でも仕事でも役立ちますよ。
流されながら仕事をしているのと、考え、勉強しながらしているのとでは大違いです。何年かすると大変な差となって現れてきます。


 
米国BSEその3 - タイガー -2004-01-18 17:24:41 削除
その3まで作らせてもらいました。

>時代は変化しています。いわゆるお上が規制を行う行政責任型から、
>規制を少なくした自己責任型の社会が、世の流れではないでのしょうか。

世の流れは、確かにそのとおりだと思います。そして個人的には、仕事でも私生活でも
その流れに対応して生きてゆけるよう、知識・技術を磨いていくつもりですし、
現時点ではそれでやっていけると思います。

ただ、共存・共生をうたう中で、社会的に弱い立場になる人の割合はますます増えていくでしょう。
自分も含め、誰でもいずれは社会的弱者の立場になっていくわけです。
その時に全て自己責任で良いのかということです。

規制するのが必ずしも良いことだとは思いませんが、根拠となる情報を全て提示した上で、
行政は 、「白か黒かの判断」をするべきではないのでしょうか。
これまでの議論は突き詰めると、「灰色なので自己責任で」という、
行政にとって一番楽な結果に収束しているような気がします。

自己責任=小さな政府? - 高熱隧道 -2004-01-18 19:21:30 削除

「少々窮屈ではあっても、行政の対応が安全側にシフトしたものになるのは当然という論法」という立論に対して、上記の反駁を述べたのです。規制が当然という発想は、日本的な発想だろうという見解です。したがって、社会的弱者に対して、全て自己責任で良いというものではありません。

国民の生命と財産を守る観点から規制は必要でしょうが、その場合にあっても、自己責任と規制のバランスが重要だと理解しています。また、社会のスピードの激しい変化、新たな課題の発生や利害の対立などで、規制そのものが実態として追いついていないことは周知の事実でしょうから、今後、現代社会が自己責任にシフトするだろうことは容易に想像されます。

すでに経済社会では、少しづつ欧米型の「自己責任」が求められています。例えば、多くの会社で個人の能力や適性に応じた職場選択や昇進制度が進められています。行政任せ、企業任せの考え方から、個人の「自己責任」によって選択していく社会の到来でしょう。これまで、我々は、行政指導による護送船団方式に慣らされてきました。純大手はもちろん大手でさえ、その中では自己を抑え、その代わり集団に守られて生活をしてきました。しかし、現在、高度成長の制度的支柱であった終身雇用や年功序列などの共同体経営、もたれ合い社会では、グローバル化する社会経済に対応できなくなったのです。

戦後経済は高度成長を遂げましたが、バブル崩壊後は経済不況や少子化、自然・生活環境などの悪化によって社会全体の活力が失われています。一方、情報化社会への移行のスピードはますます高まり、世界のグローバル化の波も日本経済に大きな影響を及ぼしています。このような社会的動向の中で生きる我々には、欧米並、あるいはそれ以上に「自己責任」を伴った自己の確立が急務でありましょう。
 
まずは、社会経済の観点から述べさせてはもらいましたが、
事実、国内に限らず世界規模で、新しい課題が生じ、その対策が求められます。国家による完全で迅速な管理というものは、まず不可能であり、我々は自ら情報を選び自ら判断し、一人ひとりが自らの問題に対応していかなければなりません。「自己責任」という意識がどうしても必要となると考えます。もちろん、適切な判断をしていくためには情報公開の制度が不可欠です。そして、行政の不具合を埋めるような存在、マスコミやNPO、消費者団体の活躍なども求められると思います。逆にいうと、おびただしい数のNPOなどが活躍し、これらの行政指導の穴を埋める、あるいは行政を牽引していく役割を担うものと確信します。


「選択・競争・自己責任」AND「参加と連携」 - APEC -2004-01-19 09:20:29 削除
高熱隧道さんのご見識に感服します。
ちょっと思いつくままにレスします。

別スレでも書きましたが、現代は「選択・競争・自己責任」の時代であるとともに、「参加と連携」の時代でもあります。
一見相反するように見えるものが両立するような社会を目指すべきだと思います。

技術者としてのあり方にしても、資格取得も、企業内・あるいは社会での評価も、選択・競争・自己責任です。
私はPTAやNPOを通して学校教育にもかかわっていますが、教育分野でもそうなりつつあります。
学区自由化の中で学校を選び、学校の中では学力に合わせて習熟度別授業が行われ、できる子はさらに伸ばす授業になっているという形式が取り入れられつつあります。

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」(憲法25条)ことの確保が、個人の努力ではどうにもならない状態があった時代はとうの昔に過ぎ去りました。
今では、そのような生活を営めない人は、その人が怠惰であったからだ、自己責任・自業自得だという風潮が広がっています。

「支えあう」ということはできないのかな、と思います。
手を差し伸べると、それに甘える人もたくさんいるのは確かですが、「誠意を持って、時間をかければ、やがて通ずる」ことも少なくありません。
「参加と連携」にはこういった信頼関係が不可欠ではないかと思います。アカウンタビリティにしても、その後にPIなりに進むために信頼関係を醸成することが大きな目的のはずです。

行政・企業・市民などがお互いに「何をやっているのか」「何を考えているのか」を明確に示しあって(情報公開・交換)信頼関係を築いた上で連携すること、そういう道を模索しているのが今ではないかなと思います。
少なくとも私はそうしていますし、このHPもそういう思いで作っています。
技術士試験を受けるかどうかも自由な選択です。そして試験だから競争ですし、資格取得後も競争です。その結果は自分に返ってきます。
しかし、それではお互いに声を掛け合うこともなく、一人一人がバラバラで技術研鑽するのか、というとそれではむなしいし、世の中のためにもならない気がする。お互いに連携しつつ、腕を磨きあうという形がいいなーと思い、自分にできることとしてこのHPを作りました。

あのう・・・ - 初心者 -2004-01-21 20:22:42 削除
今更かも知れませんが、安全であるという判断はどこから来るのでしょう?
危険であることを証明することはできても、
安全であることの証明は現実的に不可能ですよね。

BSEはもちろん、遺伝子組み替え食品などなおさらです。
アトピーの原因すら正確にわかっていない状態なのに、
何をもって人体に対して無害だというのでしょう?

100%安全なんてありません - APEC -2004-01-21 21:36:42 削除
おっしゃるとおり、完全なる「安全の証明」は不可能だと思います。
たとえば、
  トリインフルエンザは卵や肉を解して感染した例はない
 →しかし感染する可能性ゼロとはいえない
 →インフルエンザウィルスは熱に弱いので加熱調理すれば死ぬから感染しない
 →耐熱性ウィルスが出現しない保証はない
というように、議論が尽きなくなります。
遺伝子組替え食品については、無害だとする報告書が出たから安全だと言う人もいますが、それで絶対にいかなる害もないと信じる人は今時いないでしょう。
ダイオキシンも環境ホルモンも、最初から有害だとはわかっていませんでした。その存在すら知られていなかったものもあります。
さらには、身の回りが非常に清潔になると、今度は体内の抗体が花粉に反応するようになって花粉症が蔓延したり、意外な現象が起こります。

そう考えると、100%の安全が保証されなければいけない、あるいは「それまで俺は何もしないぞ」と言っていたら、何もできなくなってしまいます。
交通事故を恐れて外出できなくなるようなものです。
したがって、リスクを抱えたままでそれらと共存する、あるいはそれに手を出すことになります。

では、安全性を確認しようとする試みは無意味かというと、そうではありません。
何が危険で何が危険でないか、あるいは危険の度合い(顕在化の頻度、影響の大小)をより正確に知ることができるようになるからです。
これは、リスク管理におけるリスク分析あるいはリスクアセスにあたるわけですが、この情報をわかりやすく正確に公衆に伝える必要があります。アカウンタビリティです。

そして我々市民は、自分の理解した範囲の情報でもって、リスクを避けるか、あるいはリスクを犯す(乗り越える)かを決めるわけです。インフォームドコンセントになります。
具体的には牛丼を食べるかどうかなどの決断になるわけです。

かつては「100%安全を保証しろ」と無理なことを言う人が少なからずいましたが、今は自己責任の考え方で、「リスクと付き合う」ことの理解が広がってきていると思います。

雑感 - タイガー -2004-01-24 16:09:36 削除
高熱隧道さんのレスにある、経済社会の中での自己責任のくだりは私も概ね同感だったのですが、
それを国民生活全体で考えたときにどうもしっくりこず、しばらく考えていました。

結局、アカウンタビリティの内容なのかもしれません。
どの程度の情報を与えられたら、「あとは自分の責任で判断します」と言えるか、
また仮に(量的に)納得できるだけの情報があったとしても、
どこまでその情報を信用して良いのか、という問題があります。
黙っていても入ってくる情報は、どうしても企業に有利なものが多くなりがちで、
消費者が本当に知りたいことはなかなか伝わってきません。

BSEについて、全頭検査が問題になっています。
科学的な根拠ということになれば、日本もアメリカも同レベルでしょう。
食の安全性の基本は予防原則とトレーサビリティですが、トレーサビリティが
確立していない現状では、疑わしきは流通させないという考え方もでてきます。
結局、何をもって疑わしいとするかの(決定的な)相違でしょう。
私自身は100%の安全などあり得ないと思っているからいいのですが、
それを求めるのも消費者の権利だとも思います。
全頭検査をしないにせよ、最低限、輸入再開にあたり、
検査をパスした牛とそうでない牛の区別をして欲しいと思います。
完全ではないにせよ、トレーサビリティにもつながります。
検査をパスした牛は、ステイタスとして価格に反映する、
その辺が落としどころなのではないでしょうか。

こう書いていて思うのは、今までの「行政任せ」を否定しつつも、
「自己責任」の実現のためには、もっと行政を活用していく
〜行政に必要な情報を積極的に求め、それに確実に答えてもらう〜
必要があると思います。

そういう双方向性がなければ、インフォームドコンセントなどあり得ないでしょうから。

社会的弱者へのアカウンタビリティ - 頼り切り -2004-01-24 21:59:50 削除
タイガーさんの意見「社会的弱者」を読んで、H15年度適性試験の問題がを思い出しました。問題の解は私にとって不明なままですが、問題を本HPから引用させていただきます。

この問いでは公衆という言葉を使っていますが、当然、「社会的弱者」も公衆に入るでしょう。私のイメージの「社会的弱者」は、「子供と老人」であり、どちらも判断能力を持っていない、または表現することができない人という個人的定義です。(もちろん、子供と老人の全てが判断能力を持っていない、表現できないということではないですよ)

技術者としては、「公衆の安全、健康、及び福利を最優先すること」が重要だと思います。その中で「社会的弱者」を含む公衆に自己責任を追及してしまうのはいかがなものでしょう。

給食センターや福祉施設が出すものを無条件に食べる「社会的弱者」は多いと思います。技術者として、これらを踏まえて考えていきたいと思います。

課題4 「公衆の安全、健康、及び福利を最優先すること」は、技術者倫理で最も大切なことである。さて、公衆は技術業の業務によって危険を受けうるが、技術者倫理における一つの考え方として、「公衆」は、[ イ ]である」というものがある。

アメリカの主張が理解できない - APEC -2004-01-24 22:02:48 削除
BSEの安全性に関する日米の議論がかみ合わないのですが、今回に関してはアメリカの主張がどうもよく理解できません。
ニュースなどから、危険部位除去を一部で(全部ではなく)やるという対策を新たに始めた。これによる安全性向上を強調した、というように私は理解したのですが、違いますか?
もしそうなら、危険部位除去に効果(予防的措置も含め)を認めるのなら、全頭について危険部位除去をしている日本のほうが明らかにリスクは低いはず。
出荷時のBSE検査も、ロット検査(アメリカ)と全数検査(日本)では明らかにリスクが違います。ロット検査では当然危険率がリスク発生確率になります。
日本は、この危険率分のリスクが保有できないから全数検査をしているはずです。
それに対して「科学的でない」と主張するアメリカの論拠がわからない。それこそ「科学的でない」と思うのですが・・・・
内容がわからないのでちょっとイライラします。

「親の務め」 - APEC -2004-01-24 22:15:41 削除
頼り切りさん、ニアミスでした。

「公衆」の定義として、「インフォームドコンセント(IC)が与えられない」というのがあります。適性試験はこのことを知っているか確認したものでした。
ではなぜICが与えられないか、というと、
 (1) 情報が少ない
 (2) 情報の内容が理解できない(専門的知識が足りないなどによる)
 (3) 考える時間がない
といった理由が考えられます。
こういった理由のため、自分で判断できない(ICが与えられない)立場にいる人達、それゆえに対象行為に関して受動的にならざるを得ない人達を「公衆」というわけです。

アカウンタビリティは(1)の問題を解消することを主目的とします。
また、問題点をわかりやすく説明することで、(2)の問題もできるだけ解消します。
(3)の問題を解消するためには、時間をかけます。
そして、「公衆」側は、(1)説明を聞き、(2)理解しようと努め、(3)きちんと考える 努力を、自己責任において行います。これが市民意識の一つだと考えます。

まだ幼く論理的思考が無理だったり知識が乏しかったりする子ども、あるいは判断力や記憶が鈍ってきている老人は、主に(2)の問題が解消できません。
それゆえ、補助を必要とします。それが親であり、介護者であると考えます。
しかし、給食センターなど子どもの成長だけでなく安全にも大きく影響する施設について、まるで無関心な親も多いです。愕然とします。
こういう親が問題なんだよなあ・・・・といつも思います。
なんだか「親の務め」みたいになりましたね。失礼しました。

そこで技術者ができるのは - 頼り切り -2004-01-24 22:32:54 削除
技術者は、社会的弱者を守ることができるのでしょうか?
食品に関しては、政治的な側面もあるので、輸入解禁になることもあります。

そのとき、政府がOKを出したからOKであろう・・・では芸がなさすぎます。
安全の可否について、消費者や食品業界に理解して貰えるような説得力のある意見が出ることを技術者として祈るのみですね。

BSEの議論から少しはずれますが - 高熱隧道 -2004-01-24 22:44:20 削除
今後、BSEについては行政側にキチンとした説明責任がありましょうし、かつ、行政を活用していくということも大切だと思います。しかし、行政マンとしては自虐的かもしれませんが、本来行政とは「小さな政府」であるべきと考えます。国民の教育・判断・倫理を信頼し、自由を尊重し、そのうえで行政が必要最小限を規制する社会が理想ではないのでしょうか。

行政は戦後、国民を繁栄に導いてきました。しかし、教育レベルが向上し、マスメディアを通じて豊富な情報を手にした国民には、これまでの規制の強すぎる社会が堅苦しくなってきたように感じます。規制緩和の流れの中、お上という意識から公僕、あるいはコーディネーターに徹するべきでしょう。国民のニーズを理解し、快適な生活ための情報提供や最低限のルールづくり、そしてコストパフォーマンスのよい事業を目指し、さらに、そのクレーム対応を行うことが求められていると考えます。

自由と規制、自己責任の考え方について、次に日米の比較を示します。米国グランドキャニオン国立公園では、切り立った断がいには、景観を阻害する転落防止柵などはなく、安全確保は個々人の責任とされています。一方、日本の海岸や河川などでは、美しい景観を壊さないよう「転落防止柵などは設置せず、転落後対策(縄ハシゴなど)を充実させればいいのではないか」との意見があっても、事故時の管理瑕疵を問われないように、キチンとした転落防止柵を設置することになってしまいます。

米国ではまず「自由」が憲法で保証され、かつ、それが建国の精神であり、その自由を最小限に束縛する規制が存在します。日本ではその反対に、まず規制ありきの社会となっています。よく議論となる銃の問題があります。私は銃を規制すべきだと考えますが、米国では自由が優先されています(これは悪い例でした。自由は万能ではありません)。また、抗ガン剤投与などの考え方についても、米国では、インフォームドコンセントによって、患者がリスクを保有し、自分の体に対し新薬を投与する自由が与えられます。結果として、米国では新薬がハイペースで承認されることとなります。確かに副作用等で亡くなる人もいるでしょうが、それ以上に助かる人も増えています。そして、新薬開発のインセンティブが働き、その技術革新も日々進歩していきます。私は、米国が今後も世界をリードするであろう理由として、こうした建国の精神の「自由」があるからと考えています。

社会的影響を考え、最小限の危険なもの(薬)は規制するというのが米国型です。勿論、この場合、わかりやすい説明なくしては、国民(患者)の同意を得たことにはなり得ません。はじめに戻りますが、こうした説明責任は、行政・企業(製薬会社・医者)にあり、国民(患者)側も積極的に行政などを活用していくことが大切と思います。

規制緩和とは、自己責任型の社会です。自己責任型の社会とは、国民が主体的に参加し、かつ、勉強していく社会に繋がります。ゆえに、規制緩和とは、国民の主体的な参加と活力を促すことに通ずると思うのです。

そのとおりなのですが - 頼り切り -2004-01-24 23:31:22 削除
高熱隧道さんへ
おっしゃることは重々承知なのですが、日本人の多くは規制型社会(不適当な例えかもしれませんが)に慣れています。現在、高齢者と呼ばれる方に、「今度から自由型社会になるので自己責任で全て賄うように」と言っても、すぐには受け入れられないと思います。

今後、国家としてアメリカ型の自由型社会を目指すのであれば、国民に浸透するまでに30〜40年くらいかかるのではないでしょうか?

現状を踏まえて、社会的弱者も含めた住民が安全で安心な生活ができるようにしていきたいと思います。

バランスよく行きたいですね - APEC -2004-01-24 23:44:26 削除
そうですね。
そのために、子どもに対する親と同じように、公衆に対する技術者としての我々は、しっかりしなくてはならないですね。
公衆が公衆でなくなる(自分で判断する:インフォームドコンセントを与える)ように説明責任などの面で努力をしなければなりませんが、「自分で決めろ」と突き放すのではなく、必要であれば「自分がしっかりして、最善の判断をする」こともしなければならないでしょう。
しかしそれが度を越すと、「よかれと思って全部決めてあげる」というパターナリズムになります。
このあたりのバランス感覚というか、塩梅も、技術者、とりわけ技術士に求められる資質ではないかと思います。

確かに - 高熱隧道 -2004-01-25 01:00:35 削除
現状認識として、従来型のビジネスモデルなどに限界があり、その歪みが構造不況として顕在化しているのではありませんか。これを打開するためには、やはり、社会システムの構造改革、行政による規制緩和などが命題だと思います。

が、頼り切りさんのいうように、規制緩和論は重々承知ならば、それほど考え方の意見の相違は無いように思います。抽象論ではなく、具体論であればどうでしょう。

BSEについては、
・まず、行政が説明責任を果たすべき
・合意形成のあるべき姿は、説明と同意(IC)である
・わかりやすくなければ説明責任を果たしていない
・ICができない場合とは、判断する知識がない人、あるいはその知識を与えられていない人、幼児、禁治産者など合理的な判断ができない人である

ここで重要なのは、判断する知識のない人の定義には、後期高齢者や与えられた課題を考える時間のない人も含みます。その解決策は、APECさんのいうとおりだと思います。このような説明と同意を求める社会とは、皆が参加して熱心に議論する社会であり、それ自体が規制緩和ではないのでしょうか。行政の押しつけではないのですから。

正直にいうと、行政の権限が減ることには不安があります。それに従来の規制社会であれば、仕事はこれまでどおりなのですから、きっと楽なんです。しかしながら、この規制緩和の流れは止められないでしょうし、また、それがこの国にとってもベターだとも思っています。きっと、この変革には30〜40年はかからないと思いますよ。

これは、社会的弱者を切り捨てる訳でも、行政による規制は不要な訳でもありません。念のために申し添えておきます。

最後に、頼り切りさんがいみじくも指摘されるよう、政府と市民の関係だけではなく、第3の集団として「技術者」があってもいいのではないでしょうか。そういった新集団が、積極的に市民あるいは社会的弱者に語りかける。そのエキスパート集団は、技術士を擁するNPOでもいいと思います。複眼的思考を持つ集団ならば、行政ににらみを利かせ、かつ、サポートする役割を持ち、そして市民のアドバイザーとして活躍することも可能かもしれません。



予防的措置と規制 - ノーソン -2004-01-25 04:11:47 削除
●全頭検査が非科学的と主張する背景
全数検査は、不良品が人命に危害を与えることが想定される場合には、極一般的な検査方法であり、生産者倫理としても妥当な検査と思います。EUでも実施されており、個人的には、生きたままでBSE診断が可能になる日まで継続されるべきと思っています。
一方、米連邦法令は、予防原則として、人体への安全性や環境への悪影響を科学的証拠によって証明することを重視しており、予防的措置が限定されていると聞きます。おそらく、このような背景もあって米国は、わが国の全頭検査を過度な予防措置とみなし非科学的と非難しているのではないかと思います。要は、未解明部分が多い現状において、全頭検査以外でも安全は、確保されるだろうという主張です。
●米国の検査方法は科学的かつ妥当か
米国の検査は、約3500万頭の消費牛に対し、歩行困難など明らかにBSE症状がでている約2万頭の牛を対象に実施している様子ですが、病死・病気または疑わしい牛を含めると検査対象は、20万頭以上になると言われています。従って、この検査方法は、抜き取り検査に近く、乱暴な言い方をすれば、BSE混入を是認しているように思えます。(BSEが発生してから牛肉の消費量が伸びたとする米国政府のプロパガンダなどは、このことを象徴しており、呆れてしまいます)
●安全・安心の概念と輸入国の立場を主張
米国の検査率(標本数の率)は、3500万頭に対する2万頭ですので、たったの0.057%です。わが国の消費者は、この数字に納得し安心できるでしょうか。また、検査対象の選定基準や選考過程も不透明ですので、全く信頼できません。安全とは、客観的な判断に加え、社会が受容可能な程度まで極小化されたリスク状態になければならないと思います。
米国との社会的受容の差を、狩猟民族と草食民族の違いと言われればそれ迄ですが、少なくとも生産者である米国側のとるべき姿勢は、顧客であるわが国の要求・ニーズに応えることだと思います。従って、政府には、横暴なアメリカン・スタンダードや国内外のステークホルダーの圧力に屈することがないよう毅然とした態度を望みます。(ひとつの安易な変更が機能しているシステム全体の不整合を招かないように)

新聞論調を分析しました - 高熱隧道 -2004-01-25 14:32:53 削除
 以下に、毎日新聞の論点を整理してみました。

 このような報道によれば、私は、日本への輸入牛を対象とした全頭検査などの措置が必要だと考えます。これが措置されてこそ、本来輸入再開が行われるべきでしょう。にもかかわらず、米国側は「安全性を実証できる全頭検査と同等の措置がないか検討中」としていますので、現在、当該協議は平行線のもようです。残念ながら、今後の動向を見守るしかないのでしょうか。

 一方、米国内でも、政府にBSEの全頭検査を義務付ける法案が提出されたようです。が、法案可決はないだろうとのこと。新聞の論調によれば、業界よりのブッシュ政権の姿勢が明らかな状況にあります。また、その外交姿勢は、国際協調路線から離れ一国主義と呼ばれています。この一国主義が貿易摩擦にあっても然り、とならなよう願うばかりです。

 日米協議の進展が見込めず、かつ、両政府の対応が難しく、こうした膠着状態が続くのならば、企業(日本の外食産業や米国の生産者など)が検査費用を負担し、第3者の専門家が検査を行う方法もあるのかもしれません。いずれにしてもキチンとした議論がなされず、うやむやのまま米国追随が既成事実化する。こうした形では、進行しないよう監視の目が必要だと思います。

(個人的には、米国産でもリスクを保有し食べるつもりですが、原則は「外国に売るのならば、その国の仕様に合わせなければならない」と考えます。こと安全性については、せめて世界標準のレベルが必要でしょう=24〜30か月以上全頭検査)


<BSE検査を巡る論点(毎日新聞)>

(米国の意見)
・歩行困難な牛の食用禁止、検査頭数を現在の2万頭から4万頭程度に増やす
・牛1頭当たり50ドル程度かかるとされる検査費用がコスト増の要因になる
・世界標準では、生後30カ月までの牛の細胞にはBSEプリオンは形成されない
・したがって、生後30カ月以上の牛の危険部位の除去義務付けなどで十分である

(日本の意見)
・日本でBSEが発生した以降、牛の全頭検査や脳など危険部位の除去を徹底している
・その結果、一時は発生前の4割に落ち込んだ牛肉消費が9割近くまで回復した
・また、全頭検査の結果、従来は安全とされていた2歳半未満の牛2頭で感染が見つかっている
・したがって、若い牛にも全頭検査、危険部位の除去徹底が必要である

(欧州専門家の意見)
・欧州はBSE発生後10年以上たつが、各国政府は毎年対策を修正・改善している
・日本では消費者の不安解消として、牛肉出荷の段階で全頭にBSE検査を行っているが、24カ月以下の若い牛を検査しても症状が確認されず、科学的な意味はない

(その他)
・安全とされる豪州牛は全頭検査を実施していない。勿論、禁輸措置はない
・米国は肉骨粉禁止を措置してきたが、それがキチンと守られているのか怪しい
 欧州検査体制:http://lin.lin.go.jp/alic/week/2001/jul/493eu.htm


嫌な方向ですね - APEC -2004-01-25 21:19:50 削除
高熱隧道さんと同じく、私もアメリカのゴリ押しを懸念しています。
日本がこれを受け入れられるとは到底思えません。
受け入れたら、国内の全頭検査体制を自ら否定することになります。これまでは何だったんだとなります。
消費者も当然買い控えるでしょう。

客観的に見れば、自分がBSEに感染する確率は、交通事故で死ぬ確率よりよほど小さいので、私個人は(あくまで個人です)リスクを保有してUSビーフを食べると思います。

しかし、大多数の国民は買わないでしょう。
毎日交通事故死のリスクを保有して車に乗っていながら、それよりはるかにリスクの小さいBSEを恐れてUSビーフを食べないのは、非科学的かもしれませんが、人間は感情の動物ですから、それを「こうしろ」とは言えません。

たとえ政府がアメリカに押し切られても、国民がNOと言うのは目に見えています。そのようなことをしたら内閣もただではすまないでしょう。
結果、アメリカの思い通りにはなりません。
アメリカ国内で牛肉生産者を中心に、「非科学的ないいがかりをつけて牛肉を輸入しない日本」が非難されるという流れを懸念します。

アメリカという国は - タイガー -2004-01-25 22:23:40 削除
>原則は「外国に売るのならば、その国の仕様に合わせなければならない」と考えます。

上記の主張はごくごく当たり前の筈ですが、
これまでの歴史の中で、アメリカは常に相手国の仕様がおかしいと言い続けていました。

グローバリゼーションも、もともと、経済的に明らかに格の違う南側諸国に
市場開放を迫ることを目的に出てきた考え方と認識しています。

政府には毅然とした対応と、国民へのハッキリした説明をしてもらいたいと真に思います。

話は変わりますが、「行政と国民」のように、一対多の関係になるときの、
インフォームドコンセントを考えるときに
何を持って合意が形成されたと考えるのが良いでしょうか?
インフォームドコンセントの原則はわかりやすいですが、
その現実的な判断になると、政治的でもあり、難しいですよね。

一連のレスを読み書きしつつ、ずっと考えています。

今こそ説明が重要 - APEC -2004-01-26 08:30:38 削除
佐口さんの掲示板でも、インフォームドコンセントというものは、その当事者をどこまで広げ得るのかということが議論になりました。
 (1) 医者対患者などの専門家とその影響を受ける特定個人のケース
 (2) 砂防担当行政&コンサルと土石流危険流域在住者のように、人数は多くなるが当事者は特定できるケース
 (3) 地震対策行政等と地域住民のように、人数も多く、当事者が不特定になってくるケース(しかし大多数は特定できる)
 (4) 行政施策に関する行政と国民といった不特定多数が対象となるケース
インフォームドコンセント事例としてよく引用されるチャレンジャー事故は(1)か(2)のケース、年金政策などは(4)になるでしょう。
(1)から(4)に行くに従って、たとえ同意を与えなくとも、その影響からは逃れられなくなっていきます。
患者は医者の提案した医療法を拒否できますし、チャレンジャー乗組員は搭乗を拒否できます(かな?)。
しかし年金政策は同意しなくとも束縛されます。よって、こういうケースではインフォームドコンセントが成立し得るかどうか疑問も感じています。

BSEは、輸入解禁については(4)ですが、USビーフを買うかどうかは個々人に決定権があります。
つまり、この問題を、徹底的な議論・合意なしにアメリカに押し切られる形で輸入解禁した場合、これまでの種々の例では国民は黙ってそれを事実として受け入れざるを得なかったわけですが、今回は国民一人一人が「買わない」と判断し、政府間の妥協を蹴っ飛ばすことが可能です。
そういう意味では(1つの見方として)、国民の間に広がる、アメリカの横暴さと、それに盲従する日本の頼りなさにに対する批判・不満を表明するチャンスなのかもしれません。

一方、もしそのような事態になれば、政府の決定と国民の意思が明瞭に異なることが白日のもとにさらされるわけですから、行政としてはそのようなことは避けねばなりません。
そのためには、政府としてのインフォームドコンセントと国民一人一人のインフォームドコンセントの大多数の結果が同じになるよう、BSEや検査体制などに関する徹底的でわかりやすい説明をする必要が、政府にはあると思います。

ちょっとおじゃまします・・・ - Kei -2004-01-26 13:23:00 削除
 みなさんなかなか深い議論をされていて、私には難しいのですか、USビーフを買う買わないの判断は自己責任に基づく選択の問題というのは、あたかも正論に聞こえますが、果たしてそうでしょうか?
 自由な選択には安心・安全な食材の提供という大前提がなければなりません。
 自己責任というのは、その肉を食べた結果太りすぎようが、ドロドロ血になろうが、それはあなた自身の責任ですよ、という類のものではないのでしょうか。

 アメリカは、全頭検査している日本の牛肉の輸入を禁止したままだそうですね。それでいて、日本には危険な肉の輸入解禁を迫る。あまりにも横暴すぎると思います。

 思いつくまま書きましたので、ピントがずれてたらごめんなさい。


 
事故の教訓 - メカ -2004-01-18 15:09:18 削除
昨年8月に新潟の朱鷺メッセで通路が崩落するという事故が発生しました。
「こんなことが日本で起きるのか?」と思わせるようなひどいものです。
幸い人身事故にならなかったためか全国的には大きく報道されていません。
建築の専門家ではありませんが、この事故で学ぶことはいっぱいあります。

1.発注者側が事前に見抜けなかったのか。
2.設計業者はある程度の危険予測はあった?阻止できなかったのか。
3.工期変更で設計変更が必要となったが追加予算がない。
4.発注者・施工・施工監理・設計業者の関係は適切か。

皆さんの意見をお願いします。

http://www.pref.niigata.jp/gateway/messe_jiko/

朱鷺メッセ - APEC -2004-01-18 16:40:22 削除
崩壊メカニズムの要旨(http://www.pref.niigata.jp/gateway/messe_jiko/mechanism/summary.pdf)をとりあえず読みましたが、定着部コンクリートのクリープ性破壊と推定しているようですね。
ただし、推定方法は消去法(いくつもの崩壊メカニズムを仮定して、ありそうもないものから消去していったら、上記メカニズムが残った)のようです。

まだ内容を勉強していませんが、今の段階では、次のようなことを頭において勉強してみようと思っています。

●施工実績のあまりない形状・構造のものは、事例がないので、理論的にしか安全判定ができない。土木建設分野は、特にこういうのに弱いように思う。
●コスト縮減、性能設計導入の中、施工実績の少ないもの(新工法を含む)でも、コストパフォーマンスがよければ導入する方向である。このときに、「施工実績がないから安全側に設計する」では「効率的なインフラ整備」に逆行する。このジレンマをどう克服していくか。


 
年齢・年代って - APEC -2004-01-16 08:42:37 削除
芥川賞に新成人の女性2人が選ばれましたね。お二人とも大人になっていく途上の女性心理を描いた作品を書かれたようですが、あれをみて思ったこと。

「芥川賞に選ばれるようなレベルで自己表現できる人もいる。酒の勢いを借りて成人式をぶち壊すことでしか自己表現できない人もいる。どちらも二十歳。」

ひるがえると、
自分の力で自分の人生を切り開こうとする若手もいる。指示されたことをやる以外はボーッと技術者人生を過ごしている若手もいる。
頭ガチガチのオジサンもいる。少年の心を失わないオジサンもいる。
人生の終盤にさしかかってなおチャレンジし続ける人もいる。心が老け込んでどんどん小さくなっていく人もいる。

「年齢」、「年代」とは何かな、と考えさせられるニュースでした。まとまっていませんが、感じたままです。

年齢 - メカ -2004-01-16 12:29:01 削除
こんにちは。
40になって勉強に目覚めたおじさんです。若いうちにもっと
勉強しておけばよかったと思いながら歳を重ねてしまいました。
やはり技術者はいくつになっても勉強しないといけませんね。
そういう意味でこのHPは刺激になります。これからも宜しく。

スレに対する意見ですが、人は年齢と共に限りなく成長するもの
です。考え方が大きく変わってくればぶち壊す人も将来大物かも〜?

感想です - しまぴー -2004-01-16 13:02:38 削除
こんにちは。
私も思ったままに...。
芥川賞は芸術方面の作品で、直木賞は娯楽方面の作品とテレビで言っていたような...(違ったかな?)
昨夜この話しを聞いた時、私も、「○○賞に選ばれるようなレベルで自己表現できる人」という部分に
すばらしさを感じました。
この”レベル”という表現に、なんとも言えない言葉の重さを感じた次第でありました。


格差 - 青い炎 -2004-01-16 14:46:24 削除
これから個人格差は広がる一方でしょうね。

世の中に流されず、自分をよく見つめないと
とんでもない目に合うんじゃないですかね。

こんな感じでしょうか - 万年受験生 -2004-01-16 18:57:21 削除
あら、青い炎さん、久しぶり。
先日、図書館に芥川賞をとった「ハリガネムシ」というのがあったが、
なんだか性描写がドギツクて・・・・・。
文学は、よく分からないなあ。

世代とか年齢には関係なく、精力的にやる人は、
やるんじゃないのかな。
小生の所は、東京のベットタウンみたいな街なんですが、
先日、赤ちゃんを抱いた30過ぎの女性が、お父さんの帰りを駅で待っていて、帰ってきたのは、初老のパパ。
子供が成人の時は、75くらいになっていそう。
「うーん」唸っちゃいました。(笑)

地方の建設業も、公共事業が激減なので、風土に根ざした
農業とか食とか林業とか福祉とか、まじめに考えて行った
ところが残るんじゃないのかな?
ローテクで十分じゃないですか。
会社じゃ採算が合わないても、個人ならできると思います。
不安ですから、5年くらいやってダメなら方向転換すると
いうのは、どうでしょうか?




居場所 - APEC -2004-01-16 19:17:00 削除
メカさんのレスを拝見して、「そうだよな〜、人間変わるからな〜」とまた考えました。
一芸に秀でると、他がお留守になるとも言われますしね。
アインシュタインやエジソン、ダーウィンなどは多動性障害や自閉症などであったと言われていますし、野口英世も経済観念ゼロだったそうです。
やさしい〜頼りない、開拓精神〜わがまま、たくましい〜悪ガキ、落ち着いている〜覇気がない・・・・など、人間の性格も表裏一体ですしね。

万年受験生さんのおっしゃる「風土に根ざした」は大切ですね。これまではみんな「東京になりたい」でしたからね。

私は地域活動を本格的に始めて10年ほどになりますが、最初のころに世話した子どもがそろそろ成人しています。
やってることは世間の二十歳と変わりませんが、「ずっと知っている」だけで「やさしい目、寛容な目」で見れるようになりますね。
結局彼は地域社会に受け入れられているというか、居場所があることになるのかな、と思います。
いくつになっても居場所って必要ですもんね。

頑張ろう。自分のために! - ノーソン -2004-01-17 01:32:27 削除
みんな優秀で頑張り屋さん(マジメ過ぎ)だから、プレッシャーでいろんなストレスを抱え、疲れているんですよ。不真面目という訳ではないのですが、発展途上国では、明るく陽気な人たちが多いことに驚かされます。特にラテン系の国では-ケセラセラっていう感じです。援助のつもりが、逆に、いたわってもらったり元気づけられたりして…「豊かさって何だろう」と考えさせられます。

今は(暫くかな)超低成長時代ですから、どこの会社でも給料とポストの減は、当たり前です。その上に成果主義の導入やマネジメントの強化が加わって、ストレスがたまるのは必然です。こんな時期は、上を見るより、周りとの連携や自分の技術領域を拡げるためと思って、いろんな仕事に協力してみることなんかはどうでしょうか…。

人の一生もあらかじめ遺伝子によりプログラムされていると割り切って考えると、がむしゃらな人生も、こだわりのない人生も、それぞれの人生のような気がします。最近は、先が見えなくなったせいか「自分のために働け!」と訓示する社長さんが多くなったように思います。これも本田宗一郎さんの影響かしらなどとかってに解釈しています。
●「会社のために働くな。自分が犠牲になるつもりで勤めたり、モノを作ったりする人間は、いるはずがない。口先で結構なことはいくらでも言えるが、どっちみち人間は、自己保存から抜けられない。だから、会社のためなどとカッコイイことを言わずに自分のために働け」けだし名言かも…。

居場所でしょうか - 高熱隧道 -2004-01-17 17:59:36 削除
「自分のために働け」という、目標が明確でなくなったから、日本人は悩んでいるのではないでしょうか。戦後は、どん底から、貧しくともがんばって先進国になろうという目標がありましたから。というよりは、必死にみんなが生きていたんだろうと。
結局、APECさんのいう「自分の居場所」を探すことのような気がします。かくいう私も、組織の歯車状態を考えると、自分の居場所をふと考えることがあります。いろんなところに居場所があると、いきいきした人生が広がるようにも思います・・・。

いろんな価値観でしょうか - ノーソン -2004-01-21 22:26:18 削除
価値観が多様化しているということなのでしょう。インセンティブとして考えてみると、今の時代は、人的(居心地の良さ)、自己実現(能力発揮)、理念的(価値観)の3つのインセンティブが同時に求められているのかも知れません。
これらの要求は、有能な人間ほど強いと思われますが、トレードオフの状態になる可能性も高いため、なんとも悩ましい問題になります。
しかし、何も対応しない場合は、リテンション(人材流出)や意欲の低下を招く危険もありますので、組織と個人の両面から何ができるかを考えてみることも大切なことかなと思っています。
ところで、自分探しの旅は、自分を見つめることでしかないと言われますが…これは、現状をありのままに受止めることから全てが始まるということかも知れませんね。

夢と現実 - APEC -2004-01-22 00:09:07 削除
現実を受け止める・・・・ノーソンさんのおっしゃるとおりですね。
夢を持って生き生きとすることと、現実をしっかり直視することを両立すること。つまり、理想や夢と現実のギャップに押しつぶされず、逃げないこと。
これってなかなか大変ですね。

ああ・・・カタカナ語がわからない・・・ - くさぶ -2004-01-31 06:10:25 削除
私自身、なにを見、どこを見、どのように見るのかということは大切なポイントだと常々感じております。
(見える見えないの判別を含めて)見えないものは見えるようにする。
振り返りますと、このことを恒に意識して10年の歳月を過ごしたように思います。
現実、現状さまざまありますが、「青山」を見据えて生きようと思います。


夢という頂点 - 頼り切り -2004-01-31 07:24:22 削除
夢という言葉がAPECさん、青山という言葉がくさぶさんから出ました。
私は、人生を登山に例えています。
夢という青山を見ながら、現実という地面を踏みしめ、自分の意志で歩き続けます。
途中、休んだって良いですし、山道だって平坦な道も下り坂もあります。でも、夢に向かって青山を見据えて歩いていきたいです。
以上、私の信条でした。


 
米国BSEその2 - APEC -2004-01-13 12:01:46 削除
アメリカで見つかったBSE感染牛について、「あれはカナダ産。アメリカ産は安全。輸入解禁を」とアメリカが主張しています。
また、日本が全頭検査を求めているのに対して、「全頭検査が必要だとする科学的根拠がない。今の検査の制度を上げたもの(検査頭数を倍にする)で十分」とも言っています。

対して日本では、昨年に全頭検査の結果、従来は安全だとされていた1歳11カ月と1歳9カ月の若い牛の感染が確認されたことなどを根拠に全頭検査を譲らない構えです。

「今回の牛はカナダ産だから、アメリカ産は大丈夫」はNAFTAの存在などを考えるとあまり根拠がなさそうなので、やはり何らかの形で安全確認が必要ですが、そのために全頭検査が必要なのか、抜き取り検査でいいのか、という所が論点になりそうです。

リスク管理、予防原則、さらにインフォームドコンセントなどを念頭に、今後も注目していきたいと思います。

いやー、すごい年になりそう。 - 万年受験生 -2004-01-13 20:50:44 削除
たぶん、米国の牛肉組合が反対しているんでしょう。
世界中の牛肉が流通している現状やインターネットで瞬時で情報が広まることから考えても、時間の問題で全頭検査になるものと思います。
鳥肉も危ないようだし、毎日胃袋に納まるものなので関心が高いですよね。

うーん。
いろいろな意味で、今年はリスク管理になりそうです。
思わぬところで、役に立たないと思っていた総監の技術が、
役に立ちそうですね。
また、apecさんの問題の掘り起こしで、合格発表までの端境期に、
掲示板が盛り上がってますよ。(笑)



トリインフルエンザとリスク分析・予防的措置 - APEC -2004-01-13 22:01:15 削除
万年受験生さん、トリもやばいですね。
トリのかかるインフルエンザウィルスが突然変異して(ウィルスは単純な作りなので、変異もしやすい)人間に感染するインフルエンザウィルスが生まれている可能性があると聞きました。
接触感染はあっても、卵や肉での感染例はないとのことですが、それでも問題の養鶏場のニワトリと卵は全部処分し、30km以内の鶏卵・鶏肉の移動を制限したという「念のため」の措置は、「予防的措置」の実例と言えるのではないかと思います。

リスク管理における「リスク保有」には、2つあります。
1つは、リスクを認知しつつ保有することです。アメリカが牛の全頭検査をしないままで輸入解禁に押し切れば、それは日本の国としてリスクを保有することになると考えます。ただしそれがいけないとは言っていません。それも1つの選択肢です。
もう1つは、リスクを認知していないため、結果として保有する形になっていることです。未知の病気や環境リスクなどもそうです。20年前ごろの野焼きによるダイオキシン、環境ホルモン、さらに以前のアスベストなど枚挙にいとまがありません。
予防的措置は、リスク分析が定量的にできない、あるいはリスクを十分認知している科学的な確信がない時などに、「念のため」対処しておくことであると理解しています。

しかし、今回の養鶏場への補償など、何でもとにかく予防的措置を取ればいいというものでもありません。SARS対策として広東省当局がハクビシンを撲滅しようとしているのは、予防的措置と言えるのでしょうが、生態系への影響なども考えると、新たなリスクを生み出していると言えないでしょうか。

しかし、リスク管理的なテーマがこんなに次々と出てくるのは、今が波乱の時代だから?それとも「こういう目」(総監的な目)で何でも見ているから?ホント、万年受験生さんと同感。今年はすごい年になりそうな気がしてきますね。

頭がいたいですね。 - 万年受験生 -2004-01-14 21:02:23 削除
確かに、ある野鳥が媒介として駆除したところで、
副作用が心配ですね。
特に、生態系への影響が大きいです。
首都圏では、最近、オオタカが増えているのですが、オオタカの好物のカラス、ドバトも異常に増えています。
それ以前に、人間の出す生ゴミは、カラスの格好のエサです。
今回の件で、小鳥〜猛禽類までも駆除の方向へ持って行くと、違う病気等が出てくるんじゃないでしょうか。
オオタカ→カラス→生ゴミ→変な病気→・・・・
ぐるぐる回り出すと大変です。








リスクを保有しましょう - 高熱隧道 -2004-01-14 23:09:53 削除
私は、アメリカ産を輸入してもよいと考えます。もちろん、米国産表示と、BSE検査体制を明示することが条件になります。それでも、食べたい人は、リスクを保有して食べるべきと考えます。また、国内産にとっては、品質管理を徹底することで、付加価値を増すこともできますから。さらに、比較広告を出して、米国産の危険性と日本産の安全性をアピールすべきと思います。リスク削減したい方は、日本産で!と。
個人的には、論理的ではありませんが、あの消費者がうるさい国で、認められた肉なんですから、それくらいのリスクは甘んじて受けてもいいと考えます。アメリカ人も食べてますから、リスクは一緒。農薬オレンジなどのポストハーベストの問題や、飛行機の墜落、自動車事故、あるいは殺人事件に巻き込まれ・・・で死ぬ確率の方を心配すべきでしょう。
飛行機には結構乗っていますが、多少不安ハアリマス。でも、楽ちんのメリットをとりますよ。

同感ですね - APEC -2004-01-14 23:43:43 削除
私もアメリカ牛・トリともに、現時点では食べるつもりです。
牛はBSE感染確率が低いこと、トリは卵・肉を経由しての発症例がないことが根拠です。
なお、インフルエンザウィルスは熱に弱いので、卵も加熱調理して食べることでリスクはゼロに近く減らせます。

牛・トリともに「なんとなく気持ち悪い」とか、「もし万が一」という理由で敬遠する人は数多くいると思いますが、人それぞれなので、それはそれでいいと思います。逆にそれで値段が下がったら、こちらはラッキーです。

食品といえば、クローン、遺伝子組み換えもありますね。

クローン牛は、卵細胞クローンは国産牛がすでに出荷例あり、体細胞クローンもアメリカでは流通しつつあります。
卵細胞クローンは、「人工的な双子」のようなものですから、「なんとなく」ですが、問題なさそうに思いますが、問題になっていました。今は中止されていたのかな?
体細胞クローンは、一般に奇形が多いとされていること、羊のドリーに見られるように老化が早く、それはテロメアが短いのではないかといわれていることなど、不安を感じる点が多いので、私は多分回避します。

遺伝子組み換えは、OKだという説・報告とともに、問題ありという説もあるので、自分なりの予防的措置で回避しています。クローンと違って表示義務があるので、自分でインフォームドコンセントを実行できます。

しかし万年受験生さんじゃないですが、まさかマーケットで買い物カゴ片手にリスク管理を実行することになるとは・・・・

オオタカが増えているんですか?>万年受験生さん
ついにそこまで・・・・という人間社会(ゴミ社会)を中心にした生態系の萌芽状態ですね。
でも、どこに営巣するんですかね?

う〜む。私は回避ですネ - ノーソン -2004-01-15 04:00:54 削除
個人の意思や嗜好は別にして、リスク管理で考えてみます。まず、BSEと鳥インフルエンザウイルスに共通していることは、人とモノの移動が活発化している現代では、世界中に拡がる可能性があるということ。感染経路が、現時点で十分解明されていないということ。人から人への感染はないと言われているが、可能性も否定できないこと。死に至るケースがある一方で有効なワクチンがないこと。我々の知りえる情報がまだごく一部に過ぎないことなどでしょうか。(多少、曖昧な表現ですが)

このような現状でリスク管理をするとして、管理行動指針と管理基本目的は、とりあえず「国民の健康を守り、他国へのる」とします。リスクを鳥感染を防止すインフルエンザウイルス感染と変異型ヤコブ病とすると、過去の事例から、リスクが顕在化する確率は低いが顕在化した場合の影響は非常に大きいと言えるでしょう。従って対策の優先順位は比較的高くなり、リスクがあるモノは、できるだけ供用しないこと、感染性のものは焼却処分することが妥当と受止められます。もしも供用するのであれば、しっかり管理を持続させること(トレーサビリティ)が重要な条件になるでしょう。でも、これは難しそうです。

これらのリスクをコントロールするためには、消費者を含め関係する全ての人の理解と協力がなければ困難で、社会全体が冷静に対応していかなければならないことだと思います。
これからは、このような「予防型」の対応が増える社会になるのかも知れません(ただしリスクに見合う程度の予防対策としてですが)。

接触感染と経口感染 - APEC -2004-01-15 08:59:28 削除
トリインフルエンザについて重要なポイントだと思うこと。

鳥→人間の接触感染の危険性は、実際に死者も出ていますから、あると思います。また、インフルエンザウィルスは簡単に変異種ができるため、人間から人間へ感染していく変異種ができるの危険性も否定できないと思います。
従って私は、今の流行が収まらない限り、養鶏場へは必要がないかぎり立ち入らないし、できれば近づかないと思います。

しかし、鶏卵・鶏肉からの感染例はありません。接触感染だけです。また、インフルエンザウィルスは熱に弱いので、加熱調理すれば感染の可能性は事実上ゼロと考えられます。
従って私は、鶏卵・鶏肉とも買い控えることはしませんし、加熱調理にだけ留意して、何ら気にせず食べると思います。

この区別をしないといけないと思います。
養鶏場に近づかないようにするのは日常生活における接触感染の可能性を下げる「リスク削減」です。
しかし、鶏卵・鶏肉を食べないようにするのはリスク削減(あるいは回避?)にはなりません。つまり、適切なリスク分析ができていないため、リスク対策が不適切になっているといえます。
これは、総監でいうところの「リスク認知におけるバイアス」ですね(青本p.125)。
接触感染と経口感染の区別がついていない→正しい情報が得られていない→客観的評価ができない→バイアス効果がつけいるスキができる ということでしょうか。
バイアスとしてはバージン・バイアス(人によりカタストロフィー・バイアス)に相当すると思います。

このことから、正確な情報を与えてもらうこと、それを正しく理解することが大切であることがわかります。
行政やマスコミは、正確な情報を国民に知らせる努力が必要です。特にマスコミはいたずらに不安を煽るセンセーショナルな報道傾向を控えるべきでしょう。
国民は、そういった情報をもとに、正しい知識を持つ努力が必要です。
それらを怠ると、接触感染も経口感染もごっちゃになって、全部を「トリ」でひとくくりにして「風評被害」のようなものになってしまいます。

こう考えると、たとえば私が鶏卵・鶏肉を食べ続けるのはインフォームド・コンセントを与えることになるのですが、その絶対条件として情報が大切であることがわかります。
経口感染はまずないこと、そのリスクをほぼゼロにするには加熱調理すればよいこと(生卵・生肉を食べないようにする)はわかりました。
あとは感染経路がわからない。渡り鳥がキャリアになっている可能性が指摘されています。とすると、渡り鳥の越冬地に近い養鶏場は危険なのか・・・・この部分がわからないのです。そのため、「養鶏場」はひとくくりにせざるを得ません。養鶏場には近づかないようにするといったのは、この部分の情報が少ないためです。
渡り鳥がキャリアであれば、渡り鳥の飛来地に近い養鶏場は、全国どこでも危険ということになります。養鶏業者はそれなりのリスク対策を迫られるでしょう。そのところの対応がどうなっているのかが心配です。
たとえば突然新潟県あたりで感染養鶏場が出たとします。渡り鳥がキャリアだと判明したとします。わーっと不安が広がり、鶏卵・鶏肉が売れなくなり、養鶏業者がつぶれ、渡り鳥が殺され・・・・ということにならないか、そちらのほうがインフルエンザ自体より社会に与えるダメージは大きいように思うのです。

猛禽類の価値 - 万年受験生 -2004-01-15 21:17:11 削除
オオタカは、雑木林で繁殖します。
エサには困らないと思います。
冬季間、雪国のが南下して河川敷では、結構飛んでます。
○宮市の駅前ビルの排気口なんぞは、チョウゲンボウという猛禽が住んでおります。ビルというのは、絶壁と同じ感覚のようです。

知っておいてほしいことは、猛禽類(ワシ・タカ)には、保険警察の役割があるということ。
小鳥等の集団を襲うわけですが、狙われるのは、幼鳥とか傷病鳥です。
つまり、その集団で一番ドジな鳥です。

今回のウイルスで発病した鳥も、そこで移動を食い止められる可能性が高いということです。(リスクの削減)
また、逆に言えば、集団全体への感染も防げることにもなり、集団としての絶滅を防ぐことにもなります。

小鳥から猛禽類への感染は、あるかもしれません。
でも、猛禽類の個体数が格段に少ないことから、リスクの保有でいいでしょう。





リスク(BSE)を保有すべきでしょう - 高熱隧道 -2004-01-16 01:06:56 削除
かなり酔っているので、適切な論理構築となっていないかもしれませんが、BSEとインフルエンザウイルスは共通しれいるようで、似て非なるものと考えます。なぜならば、インフルエンザは、動物を媒介として世界中に広がる恐れがありますが、BSEは人から人へと感染することはありません。BSEは、食べなければ、拡大することはあり得ないのです。
したがって、BSEならば、リスク保有も個人の意志としてはあり得るのではないでしょうか。一方、サーズやインフルエンザは、本人の意志に関係なく、爆発的な発症の可能性がありことから、リスクを保有すべきではないとと考えます・・・。どうでしょう

上記補足 - 高熱隧道 -2004-01-16 01:11:17 削除
上記「動物を媒介として世界中に広がる恐れがありますが」の動物には、人を含めています。また、サーズは、個人の意志でリスク保有することには、意味がないと考えます。なぜならば、その他への影響が大き過ぎるから、個人の判断では責任がとれないという主旨です。
日常生活でのリスク管理 - APEC -2004-01-16 08:32:21 削除
高熱隧道さん(しかし、なぜ「高熱」なんですか?)のレスを拝見して、リスク管理をするということは、ハザードの影響を受ける対象に対して個人が責任・義務を負うということなのかな、と感じました。
影響を受けるのが自分自身の範囲にとどまるのであれば、「個人として、自分自身に責任を持って行動(リスク管理)する」
家族であれば、「家族の一員として(あるいは世帯主として)家族に対して責任を持って行動する」
会社であれば、社会であれば・・・・ということなんですね。

そして、それぞれの組織体の長・リーダーが、リスク対応方針を決め、リスクを特定してリスクアセスによりリスク対策を決めて、その結果によって組織構成員の役割を決め、各自はそれに基づいて行動するということでしょうか。
あるいは、各自それぞれでリスクに対する位置づけが変わる(たとえば、お父さんはオフィス勤務だが子どもは学校でニワトリに接するのでトリインフルエンザ感染リスクが少し高いとか、大人と子どもでは体力が違うので感染して重大な結果に至る可能性が異なるなど)ので、リスク対応方針と特定されたリスクにより、各自でリスクアセスとリスク対策を考えて行動するとかですね。
実生活ではそんなムズカシイ「理屈」では行動しませんが、リスク管理の視点で整理すると、「日常生活でのリスク管理」とは、そういうこうとしているのかなと感じました。
ただの感想で失礼しました。

黒部ダム - 青い炎 -2004-01-16 14:44:36 削除
高熱隧道というHNは黒部ダムの工事用道路(トロッコ)のトンネル掘削を描いた小説の題名からとっているんじゃないですか?

学生の時、読書感想文を書けという課題が出て読んだのですが、読みながら非常に興奮したのを覚えています。

なるほど - APEC -2004-01-16 19:19:38 削除
青い炎さん、さすが本の虫ですね。ありがとうございます。
黒四ダムに行くと観光バスが通るあのトンネル(ものすごい破砕帯があるやつ)とはまた別のトンネルなんですか?
一度読んでみようと思います。

失礼ですが割り込んで - ノーソン -2004-01-17 03:28:39 削除
いい話と気になる話。いい方から…が鉄則なので、まず朗報から。
●全国紙には、掲載されていなかったようですが、北海道新聞(1/15朝刊)によると、国内で初めて道立畜産試験場がBSEの感染試験(子牛の脳に異常プリオンを接種してBSE擬似患畜を飼育)に着手するとのこと。動衛研・農水省と連携して生前診断法の開発や異常プリオン検査法の改良、研究用異常プリオン確保に役立てるようです。
今までは、発病した牛の異常プリオン分布で特定危険臓器を決定していましたが、症状が出る前の異常プリオン分布についてもデータが得られ、危険部位の解明がされるのではないかと期待しています。
また、BSE診断は、と殺後の脳検査を元に行っておりましたが、海外研究からは、BSE感染動物(羊)の尿から異常プリオンが排出されることも報告されているため、この検出方法が確立されれば生前診断が可能となり、画期的です。
●気になることは、トリの方。鶏を埋める処分方法(中国新聞1/16朝刊)です。専門家が指導しているので問題はないのですが、傾斜地?に穴を掘って(周囲に溝を掘って水の浸入を防ぐ?)、ビニールシートを敷いた穴の中に鶏を投入するとのことです(ゴミ処理並みですが?)地下水汚染(井戸水)については、住民の了解を得たということですが…このウイルスは、確か水を介しても感染するのではなかったのかな。新聞の写真を見て、ちょっと気になりました。

強者の視点と弱者の視点? - タイガー -2004-01-17 09:15:16 削除
私も割り込ませてもらいます。

大変おもしろい議論ですが、気になることがあります。
例えば牛肉を食べることによるBSEのリスクを保有するかしないかを、
ここでは皆、個人で判断しています。

国民は、正しい情報から客観的な判断な判断をする努力が必要とのことですが、
正しい情報があれば誰でも客観的な判断ができるでしょうか?
もしできなければ、いくら行政サイドが情報だけを与えたとしても、
「個人の意志によらないリスク保有」をしてしまう可能性は大きいと思います。

そういう意味で、少々窮屈ではあっても、行政の対応が安全側にシフトしたものになるのは当然だと思いますが、どうでしょうか?

話はそれます - 高熱隧道 -2004-01-17 17:30:59 削除
黒部川電源開発のため、戦前〜戦後における当時の土木技術の粋が結集されました。世界最大級の電源開発事業といっても過言ではありません。
この富山県から長野県へと繋がる電源開発ルートのうち、宇奈月温泉から欅平まで(一般開放)を黒部川に沿って走るトロッコ電車は、大正時代につくられ、その後、欅平から黒部川第三発電所まで(現在も工事専用軌道)のトンネルは昭和初頭、黒部川第3発電所から黒部第4発電所のトンネル(及び黒部ダム)は戦後に建設されました。
黒部ダム及び黒部川第四発電所工事は、映画「黒部の太陽」などで紹介され、世紀の大工事として有名です。しかし、これより前の第2次世界大戦直前には、仙人谷ダム及び黒部川第三発電所工事が行われ、300余名の人命を失う、極めて困難な工事であったようです。これは、吉村昭の小説「高熱隧道」の舞台となっており、高熱隧道との闘いを通じて技術者と作業員との葛藤を描いています。ご一読を。(私は関電関係者ではありませんが、一度ルートを見学したことがあります)。

高熱隧道見学http://www.pref.toyama.jp/sections/1111/kurobe/
関連資料http://www.kepco.co.jp/pr/kurobe/kutourki.htm

ほんの感想です - 高熱隧道 -2004-01-17 17:44:39 削除
「少々窮屈ではあっても、行政の対応が安全側にシフトしたものになるのは当然という論法」は、これまでの純日本的な発想だと思います。時代は変化しています。いわゆるお上が規制を行う行政責任型から、規制を少なくした自己責任型の社会が、世の流れではないでのしょうか。

結局リスクはなくならないのでは? - APEC -2004-01-18 00:14:40 削除
タイガーさん、私の述べてきたことは、次のようなことを前提にしています。説明不足でしたね。申し訳ありません。

(1) アメリカは、日本の全頭検査レベルの検査は結局やらないだろう。
(2) しかし、現行の検査のレベルを上げるなどして、日本とアメリカの「双方妥協」で決着するだろう。
(3) よって、リスクはなくならないまま(ごく小さいけれどリスクを残したまま)輸入解禁になるだろう。
(3) ここで見ものなのは、日本政府が国民にどう説明するか。「絶対安全」などと言ってももう国民はごまかされることはない。おそらくリスクの小ささを強調するだろう。首相がUSビーフを食べるパフォーマンスも見られるかもしれない。
(4) 結局、そのわずかなリスクをどうするかは個人個人の判断に委ねられるだろう。国は安全を主張するので、徐々に消費は回復するのではないだろうか。

しかし学校給食などでは避けるでしょうね。外食産業はマーケットでの売れ行き眺めではないでしょうか。USビーフである旨の明記だけは必須ですね。

リスクという点では、トリインフルエンザのほうが可能性は高いと思います。
経口感染がなく、加熱調理すれば卵・肉とも感染リスクはほとんどないものをがんばって処分する前に、接触感染を防ぐ手立てやどうやって韓国から日本に来たのか(渡り鳥などがキャリアとなっていないかなど)調査することが先決だと思います。

動物の病気が多い - 万年受験生 -2004-01-18 14:40:41 削除
うーん。
鳥インフルエンザ→渡り鳥、sars→ハクビシン、
エボラ出血熱→サル、BSE→牛
人間に感染する病気が頻発してきましたね。
昔なら、風土病だったかもしれないのですが、
今は、流通や情報の発達で世界中に広まってしまう。

豪州の牛肉や魚介類の値上げ、M製菓なんぞは、消毒液で株高です。
もう少しすると花粉症の季節ですし、振り回されています。
情報は氾濫してますが、公衆衛生の基本に帰るしかない。

●外出先から帰ったら、うがい+石鹸での手洗い
●疲れたら、十分な睡眠+栄養のあるものを食べる



 
第一次試験合格者名簿漏洩? - is that true? -2004-01-11 19:07:44 削除
たまたま、2ちゃんねるのサイトを見ていたら、合格者名簿を
特定のメールアドレス取得者(ヤフー)に時間制限で配信する
との情報を見ました。この情報ほんとうですか・・・??
だとしたら、かなり問題になるのでは・・・??

チミはバカかね - aa -2004-01-11 19:45:36 削除
チミはバカかね
ガセです - APEC -2004-01-11 22:31:43 削除
見ましたが、同様の「誘い」は時々2chに出てきます。
  書いてあるとおりにIDやパスワードを入力
 →それがそのままレスになって表示される
 →他人にメールのパスワードを公開してしまったことになる
というものです。
あと2週間ちょっとでわかることですから、それにつけこんだイタズラなどに惑わされず、おちついて過ごしましょう。

そうですね。 - is that true? -2004-01-12 11:25:18 削除
やはり、ガセですか。2チャンネルを真に受けた私が
馬鹿でした(苦笑)
あと、三週間、冷静に待つことと致します。
ありがとうございました。

夢か幻か - 高熱隧道 -2004-01-12 20:05:06 削除
なんで、こんなに発表が遅いのでしょうか。JABEEの一次免除関連とはまったく関係ないんですよね。

それにしても不思議です。試験問題も摩訶不思議でした。一番不安だった基礎科目で高得点で、一番楽勝だった適性科目でギリギリ(まぁ、勉強しませんでしたが)。そういえば、受験していたのも夢だったりして・・・。なんだか、遠い過去の話に思えてきました。


 
16年度試験概要発表されました - いなかもの -2004-01-11 14:49:01 削除
16年度技術士試験の概要が文部科学省から発表されました。
代表して1次試験のアドレスを載せます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/sonota/03122401.htm

16年度の試験内容 - APEC -2004-01-11 22:49:17 削除
いなかものさん、情報ありがとうございます。
関連トピックにも書きましたが、16年度試験の変更点は、
 (1) 試験後に正解公表
 (2) 合否とともに成績を本人に通知
というものですが、そのほかに、一次試験の専門科目については「4年制理工系大学で教えている程度の内容を基本とする趣旨を、より強く反映させたものとする。」ということ、二次試験の選択科目については、「経験年数4年で受験する者が大幅に増えることを踏まえた内容とする。」とあります。
すなわち、一次試験はより「教科書的」に、二次試験はより「基礎的」になるということです。
そういったことを念頭に準備する必要がありそうですね。


 
話題提供:マーズラッシュはアメリカの一人勝ち - APEC -2004-01-04 18:43:51 削除
HPのトピックに紹介しましたが、今日(1月4日)、アメリカの火星探査車「スピリット」が火星への軟着陸に成功し、本格的な探査は始まるようです。

今年1月には、アメリカ・ヨーロッパ・日本の探査機が同時期に火星に到達し、探査ラッシュになるということで、「マーズラッシュ」になるといわれていました。ハレー彗星接近のときも各国の探査機が集中して「ハレー艦隊」と呼ばれましたが、今回は偶然に探査時期が一致したようです。
しかし、日本の「のぞみ」は太陽フレアにやられて火星周回軌道投入断念、ヨーロッパのビーグル2は着陸したらしいものの音信不通で、結局アメリカの一人勝ちに終わりそうです。

「スピリット」の、エアバッグをいっぱい膨らませて細胞分裂中の卵のような格好になって、ポンポンと何度もバウンドしながら軟着陸するという発想は、「すごいなあ」としか言いようがありません。今回はアメリカの底力を見せ付けられたような気がします。

経験の差 - YOSHI -2004-01-04 19:47:57 削除
火星が大接近するときを狙って、米、欧、日が火星探査を試みたことは素晴らしいことです。

そのなかで、それぞれの国の探査機の結果がAPECさん述べられたようであったということは、宇宙開発における経験(積み重ね、データーの蓄積)の差が出たものといえそうです。

わが国の探査機が太陽フレアにやられたということは、設計基準が甘かったか、機器の対応が出来ていなかったからでしょう。これは、同じ時に機能を失った資源探査衛星にもいえます。

でも他方、市販の電子デバイスを使った衛星を地球周回軌道に乗せ、試験しようという計画などは評価すべきでしょう。又大阪で中小企業が衛星を造ったり、というような広がりも裾野の広がりとして評価すべきことです。

火星探査機を打ち上げたミュウXなどは全段固体エンジンで太陽系を飛び出す能力もあるし、小惑星へピンポイント着陸も出来る(はずの)能力を持っています。

B/Cでいえば極めて高効率な能力があります。H2Aの失敗も含め、失敗を糧として今後わが国の宇宙開発、研究、利用が発展することを願うばかりです。

成功の裏に日本の技術が・・・ - 遅咲きパパ -2004-01-05 12:30:51 削除
 あけましておめでとうございます。
こちらのHPには、お世話になっています。
今年もよろしくお願いします。

 さて、アメリカの火星探査機「スピリット」のエアバッグ、実は日本製の繊維が使われているそうですね。気温零下100度の環境下で機能を果たすことができるエアバッグとするため、NASAがその素材を捜し求め、日本のある会社の開発した繊維に行きついたそうです。
 アメリカの一人勝ちかもしれませんが、日本の技術があればこそです。日本の宇宙開発はH2A打ち上げの失敗で挫折した感がありますが、まだまだこれからって思えるエピソードじゃないでしょうか。ちょっと嬉しいニュースだったので、書き込みました。

マネジメント力の差? - APEC -2004-01-05 18:18:39 削除
遅咲きパパさん、あのエアバッグが日本製とは嬉しいですね。
YOSHIさんのおっしゃるとおり、日本の能力・技術力はやはりトップクラスだと思います。
失敗したH2Aも、コストパフォーマンスは非常に高く、商用衛星市場で優位に戦えると期待されていたものです。

私は、宇宙開発・商用衛星市場分野で日本が劣っているものがあるとすれば、それはマネジメント力ではないかと思います。
特に、リスク管理・危機管理を含む品質管理です。
人工衛星というのは非常なハイリスクだそうです。たとえば「のぞみ」は太陽フレアにやられて回路がショートし、過電流防止ブレーカーが下りるようになってしまって動かなくなったようですが、たまたまスイングバイか何かで太陽の近くにいる時にフレアが発生した不運でした。
とすれば、システム安全工学の出番になって、フォールトトレランス・フェールソフト技術を盛り込む必要があるのですが、そうすると重量増加(=でかいロケットが必要)やコスト増大とのトレードオフが問題となります。
結局、総監的マネジメントが必要となります。H2Aは、商用衛星市場でのシェア確保を重視したため、コストに重きを置くあまり、やや品質(信頼性)を抑え気味だったようにも思われます。

ところで、YOSHIさんもご指摘の小型衛星「まいど1号」は、学校教育との連携が計画されているそうです。後に続く多目的衛星も含めてNEDO採択されているようですし、ぜひ2005年の打上を成功させてもらいたいと期待しています。

そのとおりです - F2 -2004-01-05 19:23:10 削除
日本の製造技術はTOPレベルですが、マネジメント能力、特にシステム設計などはなわばり意識が強すぎて駄目だと感じます。
個々の機材はすばらしくても、システムとしてどうか?これは航空機、ロケット、人工衛星などに当てはめるとよくわかります。
日本の技術者はマネジメント能力(官公庁の縦割り行政をいかにスムーズにまとめるか)が課題です。


なるほど - APEC -2004-01-05 22:45:36 削除
F2さんのレスを拝見して、SQCからTQCまでが日本で発達し、これが欧米でTQMとなって逆輸入されたという話を思い出しました。
ロケットなどは、統一規格のモノを、オールインワンで大量生産するという日本得意の生産パターンの対極にありますね。
特殊技術を要するパーツをそれぞれ外注し、それをトータルとしてスムーズに動くシステムに組み上げる。生産ロットも極少。
こういうものをいかに作りこむか、というところも課題でしょうね。

宇宙開発はハイリスク - APEC -2004-01-06 21:28:46 削除
スピリットは順調に観測を開始するようですが、国際宇宙ステーションでは異物がぶつかったか何かで気圧低下が起きているとのことです。(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040106-00000012-yom-int
やはり宇宙開発においてトラブルに遭遇するリスクは大きいようですね。
考えてみればスペースシャトルも107回で2回爆発・空中分解事故を起こしていますから、50回強に1回は死んでしまうということになります。
ロシアが宇宙結婚などのビジネスを始めたようですが、やはり「冒険」であり、ハイリスク・ハイリターンですね。

秋山さんが正解か - 万年受験生 -2004-01-12 20:34:36 削除
ロシアのロケットに乗った秋山さんの話です。
ロケットの見送りに行った森山科技庁長官のバスがエンコして動かなくなったそうです。
ロシアは、ロケットを飛ばす高度な技術と日常の技術とが、アンバランスの国のようです。

最近のBSEや鳥インフルエンザのニュースを聞いていると、
秋山さんのようにTBSを辞めて自給自足の生活した方が、正解のように思えます。(笑)
きっと、宇宙船「地球号」が最高の乗り物ですよ。



秋山さんかあ - APEC -2004-01-12 22:54:03 削除
あの人は、宇宙から地球を眺めて人生観が変わり、朝日新聞(でしたっけ?)をやめて自給自足生活に入ったんですよね。

立花隆さんの「宇宙からの帰還」という本がありますが、その本でも多くの人が人生観を変えたことが記されています。
ただ、あの本のすごいところは、宇宙へ行くといわゆる「神的体験」がかなりの確率でできるらしいこと、それはたとえば極端な非日常体験や酸素100%の空気中で生活することによる「催眠効果」のような精神的原因ではなく、私たちの知っている科学法則とは別個の法則性のようなもの(コスミックパターンなどと呼ばれる)の存在を示しているのではないか、ということをレポートしているところだと思います。

話がそれてしまいました。私個人も秋山さんのような生活にあこがれますが、一人だけ抜け駆けして隠遁生活するのはズルいなあと思います。自然や生命といっぱい触れ合う生活の素晴らしさをもっとPRしないと。

私はカントリージェントルマンのようなライフスタイル、スローライフだけれど隠者にはなっておらず、社会の中での役割も果たしているスタイルが理想です。といっても、自分で自分をどんどん忙しくしてしまうので、無理だとはわかっていますが(^^;)

でも - 高熱隧道 -2004-01-13 22:28:18 削除
スローフードやスローライフもいいのですが、
高度成長を支え、がむしゃらに生きた技術者「本田宗一郎」が好きです。欧米に追いつけ、追い越せと、いつも怒鳴り散らしていたそうです。自分の思ったところに一途で、かつ、顧客第一主義で、納得行くまで諦めない姿勢には、いまの技術者に見習う点があると思います。
そして、最後は若手に引き継ぎ、潔く身を退く。その姿勢があとに続いていく。引退時、楽しい人生だったとふりかえった彼、そんな仕事ができたらとあこがれています。

一流の人生 - ノーソン -2004-01-14 19:13:56 削除
高熱隧道さん(随分エネルギッシュなお名前ですね)のスレ内容にピッタリの本田宗一郎語録がありましたので2つだけ挙げます。

●『創業当時、私が「世界的視野に立ってものを考えよう」といったら噴出したやつがいた』(昭和21年ごろのことでしょうか)
●『企業が一番コワイのは、社長の無知です。人は、年齢と言いますが、問題は、持っている智恵が古くなることです。そうすると過去がどんなに偉かった経営者でも会社を潰すことになります』
(強い信念をお持ちになって有言実行された方なんですね)(三笠書房-「名言大語録」より)

プラス志向 - APEC -2004-01-14 19:25:47 削除
意外な方向になってきましたね。こういう面白い方向に話がズレていくのも大歓迎です。
本田氏は、まさに高度経済成長期の日本の「勢い」と「気概」の象徴のような人ですね。中国には今、こういう人がたくさんいるようです。
やはり国は人からですね。こういう人を中心として、またこういう人が活躍できるような社会、国民のモチベーションが国の発展を支えるのでしょう。それと教育です。

今の日本の社会をみると、生活水準は十分に高く、ライフスタイルや価値観も大きく変わりました。
「一生懸命になる理由」が少なくなっていますね。あっても、以前のように「もっと豊かになりたい」というプラス志向ではなく、「クビになりたくない」みたいなマイナス思考が多いですからね。

たとえば、技術士資格を取って、重要プロジェクトなんかの中心スタッフとして活躍したいとか、まちづくりの中枢にかかわる仕事がしたいという思いをインセンティブにして、勉強したり、目的意識をもって仕事をするというようなのは、もう流行らないんでしょうか?
「そんなのは口頭試験向けのポーズで、みんな取ってるからとか、取らないとリストラされるからとかいうのが本音だよ」とよく言われます。それもあるでしょう。厳しい立場におかれている方にとっては死活問題なので、そういう考えを批判するつもりは毛頭ありませんが、本当に積極的・プラス志向で技術士資格を目指している人もおられると思うのですが・・・・
さらに話がズレてしまいましたね(^^;)

スピリット、ソフトのバグで重体? - APEC -2004-01-25 13:40:02 削除
火星探査車「スピリット」からの交信が途絶えたそうですが、今日の新聞を見ると、どうもソフトウェア上のトラブルが原因のようですね。
ハードトラブルと違い、時間をかけて修復できる可能性があるようですが、ソフトウェア上のバグだという話もあるようです。
14年度の総監試験でもコンピュータシステムの危機管理をテーマにしたものがありました。
フォールトアボイダンス(トラブらない信頼性)やフォールトトレランス(トラブっても機能維持)、フェールソフト(トラブっても最低限の機能を維持)などのことを考えながら、今後の推移を見守りたいと思います。


 
米国BSEを総監の視点で - APEC -2003-12-25 15:18:16 削除
アメリカでBSE感染牛が見つかりました。
世界最大の牛肉輸出国としては、かなり深刻な問題だと思います。出勤前に新聞をざっと斜め読みしただけですが、これまでの国内検査がかなりいいかげんで、歩行困難な牛がそのまま食用に回されていくのを何度も見たというような聞き取り記事もありました。
また、我が国は当面輸入ストップや加工品の自主回収などで対応しつつ、アメリカの出方を見るとともに、オーストラリアやニュージーランドからの輸入増による対応も考えているようです。また、市場では、牛肉高騰の懸念が出始めました。

この件など、これから総監の視点でウォッチしていくと面白い(といっては不遜ですが)と思います。

全頭検査を要求するかしないか - P&B -2003-12-26 08:46:30 削除
アメリカでの発覚は、時間の問題というか、感染牛の存在は間違いないと見られていたようですね。
近年のアメリカの対外政策から、どのような行動・発言をするかはおよそ想像がつくような気がします。
リスクマネという意味では、アメリカよりむしろ日本政府あるいは小泉政権にとって、
再び難所がやってきたという展開になるのでは。

みなさん、良いお年を - 万年受験生 -2003-12-26 20:06:36 削除
小生は、しがない仕事を持っており、正月返上です。
BSEの件でちょっと考えました。
骨格はこんな感じでしょうか?

1.安全管理
○流通ルートの検証 農場〜食卓まで調べる
○飼料工場の検証 肉骨粉が原因かもしれないので、混入防止策
○工場はhaccp導入

2.人的資源
○人間への感染防止ネットワーク、診断マニュアル作成、
○獣医師〜研究者〜行政の人的な連携
○消費者モニターによる食の安全性向上

3.情報管理
○最新の知見、情報開示、米国の動向
○消費者〜生産者のリスクコミュニケーション
○正しい知識の啓蒙
○牛のトレーサビリティ、飼育歴


さすがですね - APEC -2003-12-28 12:16:29 削除
万年受験生さん、さすがですね。もしこの問題が総監問題に出たら、模範解答ですね。

安全管理は品質管理としてもいいかと思います。HACCPは食品製造におけるISO9000sという感じですから、重要なキーワードですね。しかし、これを取得していながら食害事故を出した雪印のような例もあるので、実行が大事です。これはISO9000sにもいえますが、「認証だけとって、マニュアルはお題目」では困ります。そしてこのようなマニュアル不実行が相次ぐ産業事故の主原因とも言われています。

人的資源の消費者モニタはいいですね。今後は、そういったシステムが定着し、消費者サイドにもNPOなどが誕生して、企業と建設的に連携することが望まれます。産官学連携も大切ですね。

情報管理は、リスクコミュニケーションと正確な知識の啓発が大切と思います。
外食産業から「神経質すぎる」とのクレームが出始めています。吉野家の牛丼の味が変わると個人的に悲しいですが、現在の政府の対応が適切なのか、甘いのか厳しすぎるのか、私には判断できません。その意味において、まさに「公衆」です。
我々消費者も、できることならば十分な情報をもらって、その上で自分の意思で買うかどうかを決める、インフォームド・コンセントを実行していくべき時代ではないかと思います。そのためにも、情報開示は強く望まれます。

ところで、正確な情報伝達の上で、今もこれからも問題になるのは、マスコミの質ではないかと思います。センセーショナルに大衆感情を煽る風潮が蔓延しています。
最近は政治座談番組に政党の党首や幹事長クラスが出て議論していますが、マスコミもあそこに出て、批判されること、それに受け答えることを鍛えるべきではないかと思います。

正確な情報 - 胡蝶 -2003-12-28 14:52:46 削除
異常プリオンは熱では分解されず,酵素による分解が有望視されています。

・2002年に農技研と明治製菓が異常プリオン分解酵素を発見
・翌2003年に鹿児島大学農学部がさらに強力な分解酵素を発見

いずれも実用化には時間を要するものですが,ウォッチするべきですね。

異常プリオンは加熱調理では分解されません。煮る,焼くではだめなのです。奥さん方に啓蒙する一方,お子さん方にも疑問に答えましょう。

イトーヨーカ堂,ダイエー,マルエツ,吉野家は販売を継続するようですが,判断基準に透明性が欠けています。一方イオンは“「販売する輸入牛肉の産地はBSEが発生していない国」と定めた社内基準に基づき、グループ全店での販売中止”を決めています。(朝日新聞より)

いずれが望ましい社内体制であるかは言うまでもありません。予防原則に係る生きた事例ですね。


予防原則 - APEC -2003-12-28 18:11:17 削除
なるほど胡蝶さん、イオンは社内基準を優先して適用したわけですね。
予防原則は一次試験にも出ましたが、科学的に因果関係が明確になっていなくても、その恐れがあるときは原因行為となる可能性があることをしないというものですね。
BSE感染牛の食用肉がすでに日本に入ってきて、在庫に混じっている確率、さらにそれで人間に発病者が出る確率は非常に低いでしょうが、そのリスクを保有したのが吉野家ほかであり、販売中止によりリスクを削減した(発生確率を下げた)のがイオンということですね。
BSE感染牛の肉が混入しており、自分がそれを摂取して、生きているうちに発症するという確率がわかれば、それを承知で吉野家の牛丼を食べることにインフォームドコンセントを与えられるのでしょうね。(吉野家にこだわっているなあ・・・・笑)

情報公開と自己責任 - 青い炎 -2003-12-29 11:41:09 削除
情報公開と自己責任を推し進めていくやり方には賛成ですが、政府が輸入禁止にするとか、あれこれ規制をかけるやり方にはどうも賛成できません。吉野家がこれまでどおり販売するとして、リスクを承知で牛丼を食べるという選択肢は残して欲しいと思いますね。学生時代、私のバイトの先輩でタイにマンションを買って、半年毎にタイと日本を行き来している人がいました。日本でバイトして金を稼いで、タイで遊ぶという生活なのですが、彼のすごいところはタイの女性に対して絶対コンドームをつけないということです。死ぬ時は運命で決まっているというのが彼の持論でした。10年以上もそうやって生活しながら、日本で毎年AIDS検査を受けていて一度も陽性になったことはありません。そんな確率の低いことで女性を疑ったりしては駄目だ、と彼は私に力説していました。●政府の対応がどうあるべきというより、個人個人がどう対応すべきか、私はどう対応するか、そんな議論となるような社会を望みます。ちなみに日本で起こった狂牛病騒ぎの時は私自身は平気で和牛を食べていました。●雪印の話が出たので、私の知っている裏話を暴露しておきます。私の友人が食品会社に勤めており、彼はいろんな会社から食品の開発の依頼を受けて、開発した食品の生産ラインの指導まで行っています。彼はいろんな食品会社と取引があるのですが、食の安全については雪印が圧倒的に一番うるさかったと言っていました。本当にどうでもいいような細かいところまで徹底して食の安全についてうるさいのが雪印だと。当時の雪印は熟練者をリストラしたわけでも、マニュアルがなかったわけでもなかったのですが、何かが不足していたのだと思いました。
インフォームドコンセント - APEC -2003-12-29 12:04:52 削除
青い炎さんのおっしゃる「リスクを承知で牛丼を食べるという選択肢」がインフォームドコンセントといえるかどうかは、消費者がリスクの内容について十分に知らされているかどうかだと思います。
まさに適性科目の「公衆」の問題のようになってきますが、どのような内容のリスクがどのような確率で顕在化するのか、つまりリスクの被害規模と確率について、できるだけ情報を伝えられた状態で、
 ・リスク削減(もし消費者がBSE感染の確率を下げる方法があるのならそれを実行する)
 ・リスク回避(牛丼を食べない)
 ・リスク保有(牛丼を食べる)
 ・リスク移転(保険に入ってから牛丼を食べる・・・・笑)
といった選択を消費者個人個人がすることになります。
ただ、そのためには、情報が理解できないといけません。むずかしい化学式とか言葉で「聞いても理解できない」状態だと、「十分伝えられた」とはいえません。
すなわち、アカウンタビリティがまず果たされ、その上でのインフォームドコンセントということになります。
そういう意味で、青い炎さんが日本のBSE騒ぎの時に和牛を食べておられたのは、インフォームドコンセントと言えるのでしょうか?
「よくわかんないけど、いっちゃえ」というようにしてリスクを犯すことはよくやりますよね。

雪印のそのような態度が、なぜ工場で実施されていなかったか、興味があるところですね。HACCP認証まで受けていながら・・・・

話はどこまでも曲がっていく・・・ - 青い炎 -2003-12-29 15:30:23 削除
日本での狂牛病騒ぎのときは、人体への影響は100%ないと複数の専門家が発表していました。私は彼らの説明が十分納得いくものだったので、リスクを承知でそれを信じることにしました。
遺伝子組替食品についても安心して食べています。遺伝子組替食品で騒いでいる人を見ると滑稽としかいいようがないと思うのは私だけでしょうか?彼らは外食はしないのでしょうか?遺伝子組み替え飼料で育った家畜は食べないのでしょうか?
あまり総合監理とは関係ない話になりそうなので、そろそろやめます。

100円ショップの時計 - APEC -2003-12-30 12:32:36 削除
なるほど、青い炎さんが和牛を食べられたのは、それなりの客観的情報に基づいてのことだったのですね。
ただ、インフォームドコンセントは、たとえば和牛であればその販売者あるいは精肉業者がリスクを説明する必要があったと思います。違ってましたら、どなたかご指摘ください。
今日、100円ショップでトイレに置く小さな壁掛け時計を買ったのですが、「不良品が入っているかもしれないことを了承の上で買ってくれ。不良品は交換する」旨の記載が箱にありました。なるほど、コストダウンのために品質管理・検査工程を簡略化しているのかな?あるいは信頼限界を低めに設定しているのかな?と思うとともに、そういうリスクを内包した商品である旨を表示し、そのリスク(不良品であり、交換のためにもう一度店舗に持ち込む)を承知の上で買ってくれ、というこれはまさにインフォームドコンセントだなあと思ったりしました。

遺伝子組替等----予防措置 - APEC -2004-01-07 08:48:58 削除
吉野家がカレー丼の販売を前倒しして始めたようですね。
カレーのにおいが充満する吉野家というのも、なんとなく寂しいような・・・・もう特盛が食べられないのも寂しい・・・・(;_;)

青い炎さん、総監とは関係なくないですよ。大いにあります。
遺伝子組替食品、クローン食品については、本当に問題がないのかは、まだ明確でないと思います。実用レベルに確立された理論上は、別に問題はないはずですが、疑問を呈する説も先端科学分野でいくつかあり、また遺伝子組替・クローンのせいかもしれない問題もいくつか報告されています。細かいことは忘れましたが、クローン食品が原因かもしれない病気があるといった報道がされていたと思います。
また、SARSにせよBSEにせよ、人獣感染の新病が目立ちますが、これらをバイオ技術と関連付ける考え方もあります。これを一笑に付すのは科学的ではありません。
これらは、予防原則(precautionary principle)、予防的措置(precautionary approach)の見地から見てみる必要もあるかもしれないなと思っています。
まだ科学的には因果関係が立証されていないけれど、関係があるかもしれないので、「念のため」避けよう、という考え方です。
特に環境対策で用いられますが、15年度一次試験の適性科目にも出題されましたね。
遺伝子組替食品は、その明示が義務付けられています。これは、インフォームドコンセントを可能にするための措置と考えます。
また、「因果関係が明確ではないけれど、可能性が排除できない」ものはリスクでもあります。
インフォームドコンセントを与えるということは、自分の中でリスク対策をとるということでもあります。そのためには、リスク分析のためのデータが必要です。インフォームドコンセントのためには説明責任というのはそういうことだと思います。

君子危うきに近寄らず・・・かな - ノーソン -2004-01-08 23:48:28 削除
BSEと変異型ヤコブ病に因果関係があると仮定して、英国の変異型ヤコブ病発症例から発生率を計算すると…人にうつる確率は1/500万くらいだそうです…。日本では、もっともっと低い確率でしょう。
だからといって、食の問題を確率で判断するのは、大胆過ぎます。私ならば、食の安全に関しては、リスク回避を最優先し、リスク保有は最終選択にします。

そんな確率なんですか? - APEC -2004-01-09 00:14:28 削除
ノーソンさん、その確率にさらに発症確率がかかってくるんでしょうか?
だとしたら私は個人的には牛丼食べますね。食べられなくなると思うと余計に食べたくなるし。(^^;)
冗談はさておき(実は本気)、少なくともアカウンタビリティを十分行い、あとは自己責任において決めるというのが妥当かと思います。

アメリカは、
(1)感染した牛はカナダからの輸入
(2)検査する牛の数を倍にする
ということで輸入解禁を迫ってくるようです。今の政府なら、少し時間を置くとしても最終的には受けるでしょう。
上記理由の(1)は実はあまり意味がない(NAFTA:North American Free Trade Agreementがあるため、カナダの牛かアメリカの牛かなど実際にはごっちゃになってしまう)し、(2)はどのような科学的根拠によるものかわかりません。
つまり、リスクは1/500万でも1/1000万でも厳然と残るということです。そのことを周知の上で、そのリスクを犯して食べるかどうかは自己責任、ということでいいのではないでしょうか。
交通事故死する確率(死者8000人として約1/15000)よりはるかに低い確率なのであれば、リスク保有も十分ありえるでしょうね。
ただし、USビーフ明示は絶対条件でしょうが(でないとインフォームドコンセントが全然成立しない)。

別の尺度もありませんか - 万年受験生 -2004-01-09 19:50:12 削除
apecさん。
確率の話をしても違うように思います。
たしか、流星に当たって死ぬ確率が10万人あたり、10^−5人だったか?流星に当たって死ぬリスクが低いので安全。

そういう尺度じゃなくて、消費者が心配しているのは、
BSEで体に毒が回り、じわじわ苦しむとか働けなくなり会社員を辞めるとか介護が大変とか・・・
そういう心配もあり、「恐い」と言っているんじゃないのかなあ。
取り越し苦労でしょうか?



バイアスかな? - APEC -2004-01-10 01:28:33 削除
万年受験生さんのおっしゃることはよく理解できます。
カタストロフィーバイアス、あるいはバージンバイアスでしょうかね?
ただ、本当に消費者はどう思っているんでしょうか。
意識調査のようなものがまだなされていないので、何とも言えませんが、私の周りでは「食べるよ」という人も少なくありません。(私もそうです)

アメリカの説明も「信じられるの?」という疑念が残りますし、罹患確率のような定量的リスクを示してくれる人もなし。
これではインフォームドコンセントを与えようがないですね。
今はまだバタバタ・フラフラしてますから、説明しようもないでしょうが、輸入再開の判断をしてから説明、というのではなく、リスクをきちんと示して、国民世論に耳を傾けるという形でもいいから、少しでもインフォームドコンセントらしきことをしてほしいと思います。

価値観とか倫理観の尺度もあるかな - ノーソン -2004-01-10 02:46:22 削除
えーと(汗)。まず、変異型ヤコブ病発症の確率のことなんですが、英国で当該病症が10名ほど発症した時点で、人口比から500万人に一人と算出した数字ではないかと思います。「BSEキューアンドエー」に説明があります。

それと、BSEと変異型ヤコブ病との因果関係や発症した場合の影響度合は、不明のようですので、極端な話、食した本人に症状が現れずに世代を越えて発症する場合も想定されます(事実は分かりませんが)。将来起こりうることについて予測ができないという点では、遺伝子組替え食品と似たところがあります。

自分だけが影響を受ける範囲でリスクを選択することについては、否定できませんが、変異型ヤコブ病や遺伝子組替え食品が、それぞれなんの関係もない子供や自然界の作物種に悪影響を与えるかも知れないと考えると…ちょっと「恐い」かも。将来の有望・有益な可能性を喪失してしまうと言う点で。

アカウンタビリティやインフォームドコンセントでは、このような将来起こりうる結果の予測や結果が及ぼす影響までを考慮したものであってほしいと思うのです。








うーん。 - 万年受験生 -2004-01-10 19:33:32 削除
結局、アカウンタビリティとか
インフォームドコンセントとか、
めんどうくさいことを「まじめにやった
人の勝ち」ということなんだろうなあ。

でもね、外務省のキャリアが
2年間海外青年協力隊に行ったとか
税務署の所長が、窓口相談に2年間いた
という話も聞かないね。

汚れ役が陽の目を見る社会になって
ほしいもの。


ISO - 万年受験生 -2004-01-11 10:33:31 削除
聞いた話だと、haccp+ISO9000を組み合わせた
ISO22000が、来秋できるそうです。
apecさんのいうとおり、マネジメント力によるところが大きいですね。

元来、日本人は、小さな改良(例えば、5s)は得意とする民族なので、大丈夫でしょう。
後は、トップの方針一つで変わるように思います。

ー余談ー
年末、外資系の製薬会社に勤めている人の話を聞きました。
成果主義で大変そうです。
キャリア アップして2年くらいで、次へ転職していくそうです。
社長までも、そうらしいです。

○メリット
組織が澱まないとか、事なかれ主義にならない。
例えば、外国の良薬を認めさせた。
偏頭痛に効くイミグラン。
厚生省は、始め「頭痛という病気はない」と言っていたそうです

○デメリット
引継ぎ。
後任が分からない。
ISOの文書管理とか記録主義は、こんな背景から出てきたらしい。

そんな背景が - APEC -2004-01-11 11:15:51 削除
なるほど、そんな所に文書主義・記録主義の背景があるのですね。いかにもアメリカですねえ。

私の会社でも、ISO9001導入当初は、その発想がなかなか理解できずにマニュアル・規定作りに手間がかかりました。
キャリアアップ転職にしても、ISO9001などのトップダウン型マネジメントにしても、現時点の日本人には合っているとは言えませんね。直輸入してそのまま使っているような違和感があります。
ISO9001が実効性がない(記録を取って安心しているだけで品質確保に実効性を発揮していない)会社はかなり多くあるように感じますが、その基本理念が身から出たものではなく、取って付けたものにすぎないため、そうなるのかなと思います。
インフォームドコンセントにしても、相手を相応の人物・プロと認めたら、全部まかせる、ごちゃごちゃ言わない、それが潔いという「美学」が日本にはあります。

私はISO9001にせよCALSにせよ、またインフォームドコンセントにせよ、非常に理にかなっていると思うし、主体性があって肌に合うというか、好みのシステムなのですが、「仕事に必要だから表面だけ理解しよう」とすると、
 ISO9001・・・・検査書類をそろえること
 CALS/EC・・・・電子納品すること
 インフォームドコンセント・・・・うまく言って同意を取り付けること
というように、見かけの形式的なアウトプットだけを追い求めることになって、本当のアウトプット(品質、下流側での使いまわし、合意形成)がハリボテになってしまいます。
さらに、本来あるはずの企業のメリット(経済性管理・人的資源管理分野におけるスキルアップと効率化、そしてそれが満足感などを経て働く活力となり、最終的に増産・利潤へとつながるサイクル)をもたらさなくなってしまうと思います。

理解しにくいものを本当に活用するには、自分を変えて理解するか、理解しやすいものに変えるか、どちらかです。
誰か非常に理解の深い人が、理解しやすい形にアレンジしたものでまず導入して、慣れと教育訓練の中で発想を変えていくという手順が必要ではないかと思います。
そしてそのためには、他に先駆けて導入するといった「先見の明」が経営者に必要なのでしょう。後発であわてて導入したものは、たいてい形だけになってしまいます。

そう。日本国経営の信念が必要 - ノーソン -2004-01-11 17:13:24 削除
ご存知のとおり、日本は、食料自給率の目標を45%(この目標達成は難しいのですが)としており、この目標達成に向けては生産と同時に国内外の需要を喚起しなければなりません。

この時に、日本の食べ物は「安全」なんだという品質保証は、既存市場の拡大や新規市場を開拓するうえで重要な戦略と思います。例として、最近、台湾で日本の「イチゴ」が美味い・清潔安心な包装として好評を得ていたニュースを見ました。

日本と言う国が、「安全・衛生」に厳格な国なんだ(管理基準を含めて)というイメージを世界に宣伝することが大切とおもいます。日本の工業製品が、品質において、そのようなイメージを大事にして世界のシェアを獲得してきたように。この頑固な日本の経営理念が、国益に結びつくはずです。

ISOについては、最終的に会社の利益に反映させなければ、やる意味がないと思っています。従って、規格要求事項は外せませんが、できる範囲内でどんどんアレンジすべきと思います(部門の品質目標に委託成績評価点をいれたり、実行予算を数値化したり…)そして、会社が確実に一歩前進(利益向上)するように、そのことが実感(賞与の増)できるようにシステムを直していくことがいいのではないかと思います。


 
公務員の資質など:その2 - APEC -2003-11-24 18:11:11 削除
レス満杯に付き、続きを別スレでたてます。
ちょうど新入社会人さんから次のような質問がありました。
----------------------------
公務員の方にお聞きしたいのですが、あなたは公僕ですか?
----------------------------
皆さんのご意見をお願いします。
また、「公僕」という言葉の定義もあるでしょうから、新入社会人さんもよろしければお持ちの疑問の内容を少し詳しく述べていただけると助かります。

公務員6年目の若造の戯れ言です。 - fai -2003-11-24 21:30:32 削除
こんばんわ。
6年目の地方自治体職員です。
公僕ですかと言われると・・・納税者に対してひたすら平身低頭ですかと言う意味で言われているのかな?などと個人的に思ってしまいます(被害妄想でしょうか(笑))。

私は、企業はその企業の利益をひたすら追求し(社会貢献はもちろん必要ですが)、地方自治体にとっては、地域の発展が地方自治体にとっての利益であり、それを追求するのが公務員であると考えています。
その意味で公務員が公僕なら、民間企業に勤務する方は、企僕、社僕ですね。
民間企業であろうと、公務員であろうと、その所属する団体にとっての利益を追求する部分では変わりありません。
私は、地域発展のための施策の方向性であるとか大局的な意志決定に関わる立場には有りませんので、
現時点で自分のできること「担当している事業の中で如何に安価に良い物を作り地域に貢献できるか」のため、
技術力の向上が必要であると考え、その一環として、技術士一次試験も受験しました(このHPのおかげで合格ラインに達しました。APEC様ありがとうございました。)。
地域の発展を考えて職務を遂行している職員が大半であると思います(少数のそうでない人が目に付きますが)。
大半は公僕なのではないでしょうか。

つたない文章で申し訳ありません。

性悪説 - 国の現場係長 -2003-11-24 21:37:02 削除
孟子曰く「人は生まれながらにして善であるが、後天的に欲望に駆られ悪となる。しかし己を磨けば誰しも聖人になれる」と、荀子は「人は生まれながらにして悪である。しかし徳を積み己を鍛錬することで誰しも聖人になれる」という。
( http://plaza.rakuten.co.jp/rakurtenten/008000 )

公務員に対し性善説を唱えるならば、
公務員は初めから公僕であるが、後天的には欲望に駆られ公僕を忘れてしまう。しかし己をみがけば誰しも公僕になれる。

公務員に対し性悪説を唱えるならば、
公務員は初めから公僕ではない。しかし己を鍛錬することで公僕になれる。

人間とは、都合の良いもので、
あるときは性善説、またあるときは性悪説のような気がします。
基本的には、人とは性悪説ではないのでしょうか。その悪のレベルは、公僕という定義、基準はわかりませんが・・・。

( 吉田松陰の結末 http://www.geocities.jp/timeway/kougi-26.html )

公僕って - 天馬 -2003-11-24 22:12:59 削除
公務員の訳は「public servant」確かに公僕という訳もありますが、「公共の奉仕者」の方がわかりいいですね。
公務員の私の見るところ、ほとんどの公務員は公共のために頑張っているように思います。
ただし、「公共」の定義が間違っていることは多いようです。(特定の議員や、地域の有力者の意見を聞くことが、「公共」だという誤解をしているようです。)
そういう意味で、真の公共の奉仕者を目指すことはなかなか困難ですね。

公僕ですか‥ - くまくま -2003-11-24 23:19:38 削除
少なくとも、公共の奉仕者で「在ろうとする努力」はしてますね。ただ、「納税者のために働く‥」はあまり好きじゃないですね。「納税者のため”だけに”働く‥」と言う使い方をされる人が多いと感じますからね。今の時代、納税出来ない方も沢山おられますから。「納税しない方」とは違いますよ、念のために。
住民の方は、「全て対等」が私のスタンスです。ただ、風当たりが強いのは事実ですね。特に田舎の市役所ではね。

自分の足元を見るということ - APEC -2003-11-24 23:38:15 削除
我々コンサルは、国・都道府県・市町村といった公務員の方、それも複数の都道府県・市町村の公務員の方いずれとも接しますが、いろいろな方がおられます。
技術力もしかりですし、視野の広さもしかりです。
しかし、何よりも自分の足元を見ているかどうか、自分は誰でどういう立場の人間で、自分にできることは何で、自分はどうあるべきかということ、そういうことを考えている(常日頃でなくとも)か、そうでないかが非常に大切ではないかと私は思います。
そういうことは、少し話したらすぐにわかりますが、やはりそういうことを考えている人は、どんどん変わっていかれます。もちろん順風満帆で成長していかれるわけでもなく、時には大変に落ち込んでアイデンティティーの危機のようになる方もおられます。しかし紆余曲折はあっても、どんどん変わっていかれます。男子三日合わざれば括目して見よです。
自分の足元を見ていない人は、ただ無策に年を重ねられます。いい人は多いですが、正直申し上げてそれだけです。飲み友達としてはいいかもしれませんが、技術職としては、納税者としてもコンサルとしてもまかせられません。
これは民間技術者に対しても同じです。自分が社会のためにできること、そのことを考えない技術者は、官でも民でも、社会資本整備に主体的に係るべきでないと考えます。
まずはそこからです。このHPも「技術士受験応援ページ」も、そこから応援が始まると考えています。

APECさん、同感です - 忘年会(旧:やっぱり)頑張りすぎ -2003-11-25 05:35:37 削除
●APECさん、同感です。というかビックリしました。私が技術士を目指すきっかけになった元上司と同じことを仰るから。
●その方は、よく言っておられたのが「おまえは、どっちを向いとるんや?」「なんで、そっちを向いとるんや?」ということでした(怒り口調ではないですよ)。その癖がついて、私の思考パターンは(特に悩んだときは)、「まず、俺はどっちを向いているのか」「それは何故か」を意識し、「であれば、次のステップではこういう選択肢へ・・」と進むようになりました。これは「足元は?」「足元を見ろ」ということなんだと考えています。(一般論では、向いている方向やその正否については、立場や所属、時代により様々で、一意的には言えないのでしょうけど)
●またその方は河川分野の技術士で、当時、特に河川についてはマニュアル技術者だった私に、マニュアルの記述の「意味」「思想」を「理論的に」「まるい言葉」で説明してくれました。その「あざやか」な説明に感動・感心した私は、「技術力」「まるい言葉」「自分の向いている方向(=足元)」、そして何より「技術者であること=とことん【技術】にこだわること」を意識しはじめ、「俺も、その人と同じ【技術士】を目指してみよう」と思い立ちました。
●何だか自分のことばかり書いていますが・・(これからの公務員の)技術力、資質の向上を図るためには、地位、競争導入その他のインセンティブ付与もあるとは思いますが、このような、単純だけれども「憧れ」とか「理想」とか「向上心」を『刺激』することが有効なんじゃないかなと考えています(少なくとも単純な私は、まんまと「その気」になっている。)。またその方が持続性もあります。私は役職はありませんが、若い職員さんの指導を言われています。「コスト縮減」についても「難問解決」についても・・どこかに眠っている筈の「技術屋としての自覚」を刺激するというか、私も含めて単純な人間ほど「おだてりゃ木に登る」し「それが気持ちいい」訳です。今時、甘過ぎますかね。
●そうなれば「我々」こそ「うかうか」しておれません。「なんだ、こんなもんか」「こんなもんでいいのか」と思われないよう、逆に、直接会話をしなくても日常の姿勢から「スゲエ」「あんなになりたい」と思われるよう自分を高めていく必要があります。そういう意味で、私などは自分でも「まだまだ」と思っています。そして組織内部で「技術力」で競争があればいいなと考えています。これこそ甘過ぎと言われそうですが・・

くまくまさんへ・・私のイメージですが - 忘年会(旧:やっぱり)頑張りすぎ -2003-11-25 05:44:18 削除
●くまくまさん。私は良く納税者という言葉を使います。また意識しています。その考えを書き込みます。
●日本は累進課税制度をとっていますね。収入に応じて課税・納税する。これは、ある意味では(ある意味では無くとも)、日本が選択した福祉国家化です。収入が無くとも税を納めなくとも「最低限度の生活は保障する」。国民が創り出した「利益」を、一旦「税」という形で集め「再配分」する(富の再配分)。
●この「富の再配分」と「生活権の保障」。これを選択したこと自体は、日本の、あるいは国民の選択結果ですからいいとします。が、やはり不公平感は払拭しきれません。というか、全ての人がこの制度に満足している訳でも無いと思います。
●「自由主義(自由市場)」の基本は「優勝劣敗」でしょうね。(きつい言い方ですが・・)。「能力」「努力」に応じて利益を得る。望む生活ができる(もちろん金で買えない物もありますが)。この単純な比例関係を崩している制度でもあるんです。もちろん「完全自由主義」がいいとは限りません。それのもたらす結果(いずれは独占、寡占、政治腐敗、貧富の差、そして・・)は歴史が証明するところです。
●話しが横道にそれました。私が言いたいのは、こういう「能力に応じて得た富」が「再配分」される制度だからこそ、「税」の使途について適切でなければならない、説明がなされなければならない、のではないのかと言うことです。
●具体的に言いますと、私はかつて「県道整備プログラム策定」なるものに携わったことがありますが、全体の投資フレームを県内各地域に配分する時の視点として「地域別納税額によるバランス(係数)」を考えたことがあります。予算投資は税金に応じてされるべきではないのか、あるいは、きつい言い方で言うと「都市部で納めた税金を、何故それ以外の地域で使うのか」という質問にどう答えるのか?・・
●でも、この考え(納税比バランス)は結局捨てました。何故ならそういう単純2元論では説明できないと思ったからです。例として「都市部」と「地方部」に分けましたが、それぞれが独立して存在するものではない。それぞれが相互に依存して存在している。これを「生産地」と「消費地」に分けたら・・河川のように「上流」と「下流」に分けたら・・。
● では「限られた原資」の「配分」をどうするのか(方向性)、どう説明してゆくのか(説明性)、最大効果をもたらす投資とは、また他の方策は(効率性、コスト管理)。道路屋の腕の見せ所といったところですが・・結果は聴かないで下さい。
●またしても大きく横道に逸れました。ただ私の「納税者」というイメージは、以上のような「システム」を意識した上でのものです。(でも、押しつけているものではありません。こういう考え方をしている奴もいる。私も書き込みながら整理している、という感じなんです)
●まとまりが無く結局何が言いたいのか判りづらくなってしまいました。

おっしゃる事、よくわかります - くまくま -2003-11-25 22:46:12 削除
APECさま、忘年会(旧:やっぱり)頑張りすぎさまのレスを読みながら、自身の視野が狭いなあと痛感しています。
「税」の使途の適切性と説明責任は、例え末席であっても公務員であるならば果たすべき最低限の責務だと考えています。
「納税者」の言葉の意味、再度考えて見ます。

ありがちな行政改革・・・ - 現場係長 -2003-11-27 00:41:36 削除
公務員は、さまざまな権力を持つことになります。あまりにも野心が強く、立身出世や保身のみを目的化した者が公務員となったらどうなるでしょう。
残念ながら、これまでにはゼネコン疑獄や官製談合、公務員汚職などが明らかにされいます。そこで、公務員には一にも二にも倫理性、三、四がなくて、五に技術力(職務遂行能力)が求められてきました。しかしながら、脱標準設計の昨今、技術屋としては、技術力は倫理性と同格として位置づけられるように感じられます。

その技術力向上の基本戦略としては、
国民の立場から見て行政サービスの質、並びに公共事業の質をいかに向上するかという点に主眼を置きつつ、優れたサービスを提供する公務員の育成とそのサービスを達成するために変革をいとわない環境の促進があげられます。

この基本方針を前提として、まずは、下記についての数値目標を掲げて実行すべきでしょう(性悪説派としては数値が必要と・・・)。

・まず、行政トップに↓以下を実行できる人を選ぶ必要がある。
・行政組織・人員のスリム化、権限委譲、民間委託、民営化の検討により、事務手続きの効率化、簡素化、迅速化を図る必要がある。   
・民間企業が行うコスト管理を行政においても取り入れ、コスト意識・経営感覚を持ち、税金の有効活用を図るべきである。    
・行政には外部評価が必要。外部で目標を決め、達成度を評価していくシステムを作る。
・各種の施策を進めるためには、公務員の資質が決め手になってくる。国、県、市町村、民間企業(利害関係者除く)間の職員の相互交流を増やす等して資質の向上を図るべきである。

公務員、役人とは - YN -2004-01-18 21:00:18 削除
何故、公務員が必要なのでしょう?
一言で言うならば民間に任せて放っておくと市場の失敗が起きてしまうからです。市場の失敗とは何かといいますと、世の中の需要と供給によって決まる数量が社会のために最適でない状態になってしまうということです。故にこの市場の失敗がなるべく起こらないようにするために公務員が必要であるというようなことだろうと考えます。
 ということは本来、公務員は市場で起きるであろう「市場の失敗」を先に見抜き方向修正していかなければなりません。そうするためには市場の力よりも公務員の能力のほうが優れてなければいけないということです。これは有名な経済学者のケインズも言ってます。ケインズは公共事業は有効であるといっていますが、その前提条件は「役人は公正で有能である事」としています。
 しかし現状はどうでしょうか。私も地方小都市の技術職員でありますが、私を含め周りを見ても・・・です。企業で働いておられる方々のほうが市場競争の中で揉まれ数段有能な気がします、というより有能です。そろそろ(早急に)公務員はぬるま湯から出て本来の役割を果たさなければいけないなあと考える今日この頃です。しかしある意味ぬるま湯から出るのが怖いのかもしれません。
 ということですが、とにかく一次試験受かっていて欲しい!!!

補足 - 高熱隧道 -2004-01-18 21:08:15 削除
役所幹部については、半数ほど民間登用を行うと、確実に体質が変わります。そして、さらにいうと、幹部は任期制かつ年俸性がよいと思います。
役所の人には本当にがんばってほしい - APEC -2004-01-19 08:40:32 削除
YNさんのおっしゃるとおりだと思います。
バブル後の経済誘導・市場調整失敗が現在の大不況を招いたという不信感が広くあります。これから経済は徐々に上向くかもしれませんが、そこでリーダーシップがとれなければ、「行政は頼りにならん」という話になり、さらに「選択・競争・自己責任の時代」を反映して、夜警国家論などが出てくるかもしれません。

「T型人間」、すなわち、専門分野については深く、しかし「広く浅く」も兼ね備えた人材があらゆる分野で必要視されていますが、公務員はまさにそれが必要ですね。

特に地方は、市町村合併さらに道州制などカンフル剤がいっぱいあるのですから、ぜひ奮起していただきたいなと思います。
中でも市町村は、CALSにしても何にしても、システム改革が国→都道府県→市町村と降りてくるせいか、なかなかに呑気です。「CALSって何?」という方も多くおられ、国・都道府県・市町村の職員に対して、今が一番「格差」を感じます。私の身の回りの感覚では、国≧都道府県>>市町村という感じです。

21世紀は「選択・競争・自己責任の時代」でありますが、「参加と連携」の時代でもあります。具体的には市民参加型事業などですが、企業はこの部分においてはまだイニシアチブを取っていません(主導する立場にもない)。
私はこの分野でこそ行政主導を望んでいます。特に市民に近い市町村行政に携わる人たちに、「参加と連携」に意識を変えていただいて、どんどん市民と話し合ってほしいですね。NPOからも「行政は頼りにならんぞ」と言われないように・・・・

T型公務員さん - 海風 -2004-01-22 15:11:45 削除
私も仕事柄、国・都道府県・市町村の公務員の方々とお付き合いさせていただいておりますが、感覚的には国や県の職員は「|型」が多く、市町村の職員は「−型」が多いように思われます。
「|型」さんは重箱の隅のほうに目が行きがちで、住民の求めているのはそんなところには無いんだけどなぁと思わされる事がしばしばありますし、「−型」さんには打ち合わせの場で用語から説明しなければならないこともあります。
しかし、「T型公務員」さんもまた多くいらっしゃいます。小さな町村では、建設課→住民課といった民間の感覚では考え難いような異動があります。そのご苦労は計り知れないものがありますが、各課を一周して建設課に帰ってこられたときに、立派な「T型技術者」に変身しておられ驚かされる事がよくあるのです。住民の声にじかに触れ、本当に必要な社会資本作りとは何かを考えながら技術を深めてこられたのだと思います。

脱線しますが「T型人間」という言葉から、「技術士制度」が連想されました。私は当初「技術士試験制度」の変更にがっかりしていました。何で今更「クローンの作り方」や「新幹線の緩和曲線がサイン曲線である」などということを覚えなければいけないのか、などと思ったからです。実務をこなしていく中で、これらは「専門的応用能力」の基礎というより、「雑学」に近いものだととらえていました。
しかし、「T型人間」という視点で見るとこの制度も悪くないのかなと思えるようになりました。無機質で遠い存在に感じていた自然科学も、「乗り心地を良くするために鉄道のカーブに波形を用いている」ということを知ると、暮らしの中に自然の摂理が取り入れられている事が実感できて、勉強する事の楽しさを知ることができました。
一次試験に受かっていても落ちていても、基礎的知識の勉強はこれからも続けていくことになると思います(趣味のゴルフよりもおもしろいなどと言ったらヒンシュクものでしょうか)。制度の変更が無かったら、いまでも論文の書き方ばかり練習していたと思います。

公務員に求められる資質は市民の要望を吸い上げるのに必要な幅広い知識と理解力、常にニュートラルな位置に自分を置く事できる能力だと思います。専門志向に陥りがちな技術屋を複眼的な目でリードしていって欲しいと思います。

行政は良き受け手であってほしい - ノーソン -2004-01-23 01:10:03 削除
海風さんの最後(2行)のご意見には、同感です。

マチづくりに住民の主体的活動は欠かせませんので、それを無くして、地方分権が有効に機能するとは思われません。
今は、モノに変わって知識・知恵が新たな経営資源と言われます。知識・知恵がマチを活性化する原点であり、その源泉は、一人ひとりの内にあるわけですから、行政には、それらの情報をうまくキャッチして組織の形式知に創造されることを期待します。

また、経済力を資本力、労働力、全要素生産性に分けてみると、建設分野の将来は、投資額の減少や少子高齢化の動向から技術進歩を核とする全要素生産性に期待がかかります。そんな面からも、規制緩和や分権・委譲によって一人ひとりの知恵を生かし技術進歩を促す環境整備が大切なのかなと思います。

土木行政の将来像は? - YN -2004-01-23 20:15:12 削除
前述のとおり経済的成長は資本力、労働力、技術進歩に依存し、こと建設分野については投資の減少、労働力の減少、よって技術進歩が重要というのは確かです。しかしその前に「経済成長、経済」の目的を考えてみますと、それは資源(人、天然資源)の最適配分であるといえます。平たく言うと「本当に社会が必要とする分野に資源を投入する事」と言えるのでしょう。そう考えると今後とも現在の土木分野の状態を社会が必要とするのだろうか思ってしまいます。私は地方小都市で土木技師をしておりますが、その立場で考えた場合、そう永くない限られた時間のうちにある程度整備しつくされ、今の意味での土木分野は収束するのではないかと予想します。これは私たち土木技術者にとっては寂しい次第です。故に私達が考えなければいけないのは「社会が本当に必要としている(必要とするであろう)土木事業とは何なのか?」というような気がします。どなたかお考え有りましたら是非お聞かせてくださいませ!!将来とも誇りと目標を持って仕事をしたいものでございます。
国民の生命財産を守るという役割 - APEC -2004-01-23 22:19:21 削除
私は、土木の第一の役割は、国民の生命財産を自然災害から守ること、これにつきると思います。
もっともわかりやすいのは砂防分野でしょう。土石流、地すべり、斜面崩壊、洪水などです。これは、危険が存在する限り、必要性はあり続けると思います。
無論、価値観も変わっていますし、自己責任の考え方も浸透しつつありますから、土石流危険渓流であろうが地すべり地帯であろうが、野放図に開発して行政に安全担保を求めるといったような話は、今後は「身勝手」として排斥されたり抑制されたりするでしょう。
しかしそれでもなお、こういった自然災害から生命財産を守るという役割はあり続けると思います。

かつては、「山奥で冬になると雪で交通が遮断され、病気になると死ぬしかなかった」ような所にとっての道路や橋・トンネルも、「生命財産を守る」ものであったろうと思います。
しかし、そのようなところがなくなり、後は「もっと便利に、もっと快適に、もっと大量に、もっと速く、もっと・・・・」のための土木建設が多くなっていきました。高度経済成長の中でこれが国民の総意に近いものであった時代はともかく、今は違います。
さらにバブル後は「土建屋が生き残るため」が目的である土木も少なからずあるようにもなってしまいました。

もう一度原点に戻るべきではないでしょうか。
今2時間かけていけるところへ1時間で行きたい、そのために限られたカネ(税金)を使うのか、自然災害で命を落とすリスクを減らすために使うのか。そして使うのなら、どこから使うのか。

新規事業は減る一方、これからは維持管理補修、さらには知的財産やバイラフリー・ユニバーサルデザイン・エコビジネス・・・・
いろいろ言われますが、新規事業はゼロでいいかというと、決してそんなことはないと思います。総量は減るでしょうが、やはり国民の生命財産を守るためにはぜひとも必要なものはあるはずです。
土木建設というと、後ろ暗いようなイメージが世間には蔓延していますが、世のため人のために必要なことであるならば、堂々と必要性を説き、予算を回せと言い、事業化していく気概が必要ではないかと思います。

人を守るために環境・安全を守る事業 - ノーソン -2004-01-24 02:38:10 削除
私もAPECさんと同じように考えます。(裏付けは、ありませんが)
土木はインフラ整備が主体ですので、整備水準がある程度充足されて社会が成熟してくると先進欧米諸国のように財政難とは関係なく建設投資額は、減少すると思います。

ヒト・カネが縮小する小資源社会への移行の中で、経営資源または国家戦略として知識・知恵が重要視されるということは、言い換えれば心身ともに健康な人間が大切ということであり、人を守るために環境を維持するとか安全に配慮するという考え方が社会通念として定着するのではないかと思います。

従って、土木分野は、より積極的に環境・安全を確保(維持)する方向にシフトしていくだろうと思います(例えば地下水を維持するための工事や安全を付加した補修とか…)。しかも、結果の成否が明確となる境界領域での工事が多くなり、性能設計の普及と相まって技術者の判断・責任が強く求められるだろうと思っています。

行政とは安全の下支え - 頼り切り -2004-01-24 10:32:21 削除
APECさん、ノーソンさんと同意見ですが、特に維持管理に関する行政の役割について思うことを述べます。

インフラ整備というと、ダム開発、バイパス整備になりがちですが、ダムにしても、バイパスにしても、適当な時期に適当なメンテナンスを継続的に実施することで要求性能を維持することができます。
住民に影響が出る前、苦情が発生する前に補修していけば、住民の目に映ることはありませんが、住民に快適な生活を提供し続けることができます。

当たり前にあるものを、当たり前に使い続けられるよう維持管理していく縁の下の力持ちが、行政に求められる1つの姿だと思います。

プロジェクトXは華やかですが、作った後にメンテナンスする人については、あまり触れられません。行政でも、企業でも、維持管理は地味な仕事ですが重要な仕事ですよね。最近の爆発事故や、JASの車輪破損を見ると、つくづく維持管理を継続することの大切さを思い知るのでした。

公務員技術者とは - 高熱隧道 -2004-01-24 12:21:22 削除
海風さんの意見を聞き、公務員の技術力は将来的にどうあるべきなのか、と考えさせられました。国家戦略として、「地方にできることは地方に委ねる。民間にできることは民間に委ねる」があります。専門技術という点からは、民間にできないことはほとんどないように思います。

例えば、A設計施工一括方式などの業者選定では、高度な技術力が必要でしょうから、コンサルタントの発注支援業務があり得るでしょう。積算、検査、維持管理なども、極論は第3者的な機関ならば(コンサルタントを含む)行えると考えます。さらにBマネージメント能力にしても、コンサルタント、市民団体やNPOなどが行うこともありましょう。また、@企画立案能力はBからの情報収集や連携によるところから生まれるように感じます。

では、すべて民間で行えばいいのではないか、あるいは、インハウスエンジニアは不要ではないか、というとそうではないでしょう。

やはり、公務員技術者には、安価で良質な公共財の提供と情報公開を目指して、Bの中立者としてのコーディネーターの役割があるように思います。これは、事業着手前の取り組みを含み、民間が取り組むには採算性の見えない分野でもあるからです。
しかし、よきコーディネーターであるためには、海風さんのいう幅広い知識と理解力について、具体的にどのレベルで専門技術力を必要なのか。そのレベルを保つためには、どのような組織態勢であるべきなのかと考えさせられます・・・。