H18技術士二次試験 森林部門 択一問題臨時掲示板

この掲示板は、平成18年度技術士第二次試験のうち、森林部門の択一問題について語り合う掲示板です。
2006.8.11立ち上げ、2006.8.31終了。


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1 2-1-1 (Res:5) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 1
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:39:05
2-1-1 木材保存について述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) 木材には辺材と心材があるが、樹種に関係なく辺材が腐朽しやすい。
(2) 保存処理薬剤として、近年は水溶化した銅化合物が多く使われている。
(3) インサイジングは薬剤注入のための前処理技術の一つであり、木材表層に均一な保存剤の浸潤層を得るために行う。
(4) 加圧式保存処理法は、未乾燥材には適さない。
(5) イエシロアリは比較的含水率の高い木材を好み、乾燥材には加害しない。

2 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 02:28:44
水食い材と言うのがあり、心材が辺材より水分含有率が高いとう記載がどこかにありました
したがって(2)は間違いでは?

イエシロアリは水を運んで来る能力があり、しったがってどんな木材でも加害すると言うのも
聞いたことがあり(5)も間違いのような木もするし、(2)か(5)?

3 名前:gon 投稿日: 2006/08/12(土) 08:20:54
CCA処理は行われていないはずだし、イエシロアリは乾燥材も加害するということで、
どちらが正解なのでしょうか。

4 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 09:40:29
一般に心材は腐れにくく、イスノキの芯はジンと言って九州では賞用されます。また、木材保存剤ではCCAの代替品であるACQ、CUAZなどにも銅は使われています。5の記述はヤマトシロアリのものとすれば、5が不適切ではないでしょうか?

5 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 10:31:04
すみません。1.と2.の(2)は(1)の間違いです。

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2 2-1-2 (Res:3) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 2
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:38:49
2-1-2 森林の遷移について述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) 遷移が最終段階に達したとき、多くの場合耐陰性のある樹種が優占する。
(2) 遷移の初期段階にのみ出現する寿命の短い植物を先駆植物という。
(3) 最初の段階で環境塞質内に繁殖材料を持たないものを一次遷移という。
(4) 湿性遷移系列では遷移の進行と共に土壌中に有機物が堆積し湿潤化する。
(5) 二次林を皆伐した後に繰り返される遷移は二次遷移である。

2 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 09:43:09
尾瀬を見ても、有機物の堆積で徐々に乾燥しています。従って、4が不適切ではないでしょうか?

3 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 09:57:21
なるほど、そうですか。正解は(4)ですか。どれも正しく思えて
えいやーで(5)にしてしまいました。

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3 2-1-3 (Res:3) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 3
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:38:36
2-1-3 治山技術基準における山腹工について述べた次の文章のうち、最も不適切な
(1) 土留工の安定計算に用いる荷重は、原則として自重および土庄とし、特に必要のある場合は地震などを考慮した荷重を加える。
(2) 実播工の種別は、筋実播、斜面実播、航空実播、種子吹付などとし、地形や土質条件、施工条件や規模等との関係などを考慮し、最適な種別を選定する。
(3) コンクリート水路は土庄に対して安全で浮き上がりも少ないので、山腹表層の不安定な崩壊地や地すべり地などで効果的である。
(4) 伏工は、降雨、凍上などによる表土の侵食、崩落の防止、植生の発芽・生育環境の改善を目的とする。
(5) 落石防止のための根固工は、岩石の下部をコンクリートなどで固定し、移動を防止するもので、岩石下部に構造物を設けることができる場合に計画する。

2 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 02:30:27
これは(3)が間違い

3 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 09:45:21
コンクリート構造物は、柔軟性、可とう性がないので、地すべり地等には不適切と思われます。したがって、forestaさんに賛同します。

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4 2-1-4 (Res:4) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 4
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:38:21
2-1-4 きのこについて述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) きのことは、菌類がつくる大型の繁殖器官(子実体と呼ぶ)を指している一般的な用語である。
(2) きのこなどの菌類は腐生菌、共生菌、寄生菌に分けられるが、シイタケは腐生菌に属する。
(4) 木材腐朽菌であるマツタケの人工栽培はまだ成功していない。
(4) 菌床とは、きのこ栽培を目的として培地に種菌を接種したもの、又はその菌糸が蔓延したものをいう。
(5) 生シイタケの生産量は、原木栽培よりも菌床栽培の方が多い現状にある。

2 名前:gon 投稿日: 2006/08/12(土) 08:31:16
(4)マツタケは腐朽菌ではないと思いますが。

3 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 09:27:05
そうですね。(4)ですね。わからないので飛ばしました。

4 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 09:47:00
マツタケは、マツの根に共生しています。従って、皆さんに賛同します。

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5 2-1-5 (Res:4) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 5
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:38:04
2-1-5 平成16年度「森林・林業白書」に記載されている広葉樹の手段枯死に関する次の記述の( )の中に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを@〜Dの中から選べ。
 「近年、日本海側を中心に、(a)や(b)などの(c)類の樹木が集団的に枯れる被害が発生し、急速に広まりつつある。これは(d)の媒介する(c)菌薗((e)科樹木萎凋病菌)が樹体内に入ることにより、樹木の通水組織に影響を及ぼし、根から吸い上げられた水分が樹木全体に供給できなくなることが原因と考えられている。
  a    b   c     d        e
(1) ミズナラ コナラ  ナラ  カシノナガキクイムシ ブナ
(2) ケタキ  ハルニレ ニレ  クワカミキリ     ニレ
(3) アラカシ シラカシ カシ  カシノナガキクイムシ カシ
(4) ミズナラ イヌブナ ブナ  ブナアオシャチホコ  ナラ
(5) ブナ   イヌブナ ブナ  ブナアオシャチホコ  ブナ

2 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 02:56:45
カシノナガキクイムシは、カシではなくてナラを食害するのはコレいかん。
ナラノナガキクイムシと命名すべきでは?
よって正解は(1)

3 名前:gon 投稿日: 2006/08/12(土) 08:32:26
これは(1)ですよね。勉強しておいて良かった^^;。

4 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 09:47:37
そのとおりです。

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6 2-1-6 (Res:3) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 6
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:37:49
2-1-6 森林土壌の構造について述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) カべ状構造とは、各粒子が密に連結密着して全体が均質に凝集し、一つの大きな塊となったもので、空隙が少ない状態のものであるe
(2) 塊状構造とは粒状あるいは粉状の土粒が菌糸などでつづられた状態のもの。かなり乾燥していて菌糸の発達が著しいところで発達する。
(3) 堅果状構造とは、大きさが0.5cm〜5cm程度で、表面が堅くかどばった感じの土塊。A層下部からB層にできやすく、風衝地のやや乾きやすいところにみられる。
(4) 団粒状構造とは、大きさが0.1cm〜0.2cm前後で、比較的やわらかで丸味がある。湿り気があり、押すとすぐにつぶれ、表層で発達する。
(5) 板状構造とは、水平方向に大きく上下方向に薄い状態のもので、凍結しやすい草地、やや湿潤なポドゾル化土壌の表層でみられる。

2 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 09:49:19
2の記述は、細粒状構造のことではないでしょうか。従って、2が不適切と思われます。

3 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 10:03:09
きっと(2)だと思います。自信がいまひとつで飛ばしました。

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7 2-1-7 (Res:3) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 7
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:37:37
2-1-7 木材の成分について述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) 圧縮あて材では、一般的に正常材に比べてリグニンが多く、セルロースが少ない。
(2) 木材のリグニン含有量は、一般に広葉樹材では熱帯産材の方が温帯産材より多い。
(3) ヘミセルロースは、木材の細胞壁を構成する主要な成分のうちの一つである。
(4) 木材の成分組成は辺材部と心材部で異なるが、年輪内の早材部と晩材部とでは相違はない。
(5) 木材のセルロースは、加水分解および発酵によりアルコールに変換できる。

2 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 09:38:28
早材と晩材は、いわゆる年輪は、組成が違うと思うのですが。
(4)が間違い?

3 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 09:52:24
正直言って、これは自信がありません。ただし、早材部はセルロース等の含有率が高いという記述が高校の教科書(実教出版)にありますので、4かと思いますが。

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8 2-1-8 (Res:3) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 8
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:37:20
2-1-8 林道設計について述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) 交角(T・A)が15度以下の箇所にあっては、曲線を設置ないことができる。
(2) 平面図の地形は20m間隔以下の等高線をもって表示する。
(3) 測定における閉合誤差は、簡易トランシットで図上距離の総和の1/200以内、ポケットコンパスで図上距離の総和の1/100以内とする。
(4) T・P間距離は、地形に応じて適切な距離とするが、30〜50m程度が望ましい。
(5) 切土のり面の土質区分が土砂および岩石の場合で、表土を講成する土砂の層厚が1m程度以内ののり面は、切土面の高さなどを考慮して岩石ののり面勾配によることができる。

2 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 10:44:58
自信がありません。消去法で、4としましたが、林道屋さんがいたら、教えて下さい。

3 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/14(月) 08:46:04
すみません。4ではなく3でした。
H15版林道工事調査等業務標準仕様書では、ポケットコンパス1/100以内、トランシット・トータルステーション1/1000以内となっているので、やはり3でしょうか?

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9 2-1-9 (Res:4) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 9
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:37:00
2-1-9 森林の防火機能について述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) 樹木の耐火性とは、火による被害後も枯死することなく生存し続ける性質をいう。
(2) 樹木の防火性とは、焼失することなく樹木としての形状を維持し、火災の燃焼をくい止める性質をいうb
(3) 樹木の防火力は、ヤマモモ、サクラ類、スギ、ヒノキの順に小さくなる。
(4) 地表火の場合、樹木は火熱による形成層の被害が大きいと枯死に至る。
(5) 樹葉の含水率は、針葉樹 落葉広葉樹、常緑広葉樹の順に高くなるといわれ、一番低い針葉樹でも水分を60%程度含んでいる。

2 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 02:35:43
木材の耐火性と言う言葉はよく聞くが、樹木の耐火性というのは、あまり聞かないので(1)が間違いでは?

3 名前:gon 投稿日: 2006/08/12(土) 08:27:18
林業技術ハンドブックによると、防火力は、確かヤマモモ、ヒノキ、サクラ、スギの順番となっていました。
こんなもの覚えている人がいるのでしょうか。
同じハンドブックでは、樹葉の含水率も針葉樹では150〜となっていましたが、最も不適切というとやはり(3)ということになるのでしょうか。
防火力の高いヤマモモくらいは技術者として知っている必要があると思いますが・・・
あまりよい設問ではないと思います。

4 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 09:59:23
葉の含水率は、150〜250%という記述があるので、5としましたが、これも自信がありません。gonさんのご指摘どおり、ハンドブックには、防火力大:ヤマモモ、中:ヒノキ、小:サクラ類、危険スギ などとなっています。従って、3が不適切でしょうね。

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10 2-1-10 (Res:4) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 10
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:36:45
2-1-10 木材の乾燥について述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) ヒノキ柱材は、辺材部、心材部とも生材含水率が高く、乾燥の難しい材である。
(2) 木材の人工乾燥法においては、蒸気式が主流である。
(3) 乾球温度を高くすると乾燥速度が増大するが、その影響の程度は低含水率域で顕著になる。
(4) 一般に広葉樹材では乾燥温度が高いと割れが発生しやすいが、一部の広葉樹材と針葉樹材ではむしろ高温ほど割れにくい場合がある。
(5) 柱材や梁材などの心持ち材では、乾燥末期まで表層部に大きな引張応力が存在し、割れが発生しやすい。

2 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 09:43:59
木材を乾燥すると
  乾燥初期は、表面に引張力が働く 表面われ
  乾燥後期は、内部に引張力が働く 内部われ
と記憶していましたが、心持ち材は例外ですか?

3 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 10:00:55
1は、スギの記述ではないでしょうか。従って、1を不適切としました。

4 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 10:06:24
私も(1)を選びました。自信はありません。

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11 2-1-11 (Res:4) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 11
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:36:31
2-1-11 林道規程について述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) 設計速度20km/時の2級林道における縦断勾配は、地形の状況その他の理由によりやむを得ない場合には、交通安全施設などを設置して、14%以下とすることができる。また、延長100m以内に限り、16%以下とすることができる。
(2) 設計速度20km/時の2級林道における中心線の曲線半径は、地形の状況その他の理由によりやむを得ない場合には、交通安全施設などを設置して、12mまで縮小することができる。
(3) 待避所の間隔は、1級林道で200m以内、2扱および3級林道では300m以内とする必要がある。
(4) 設計車両が普通自動車の場合、車両の長さは12m、幅は2.5mである。
(5) 2級林道の路肩の幅員は0.50mであるが、長さ50m以上の橋においては0.25mまで縮小することができる。

2 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 02:39:49
難しそうだが、普通自動車の車両の長さは12mもあるんですか?
これ(4)が、正解なら、おかしな問題ですね。

3 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 10:04:54
普通自動車といっても、乗用車のことではなく、トラックのことをさしています。全て、林道規定に記述がありますが、不適切なのは、3の待避所の間隔で、200→300、300→500が正解ですが、技術士として覚えておくべき内容かどうか、疑問が残ります。

4 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 10:09:29
すばらしいですね。林道規程の細部まで記憶されているのは。

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12 2-1-12 (Res:3) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 12
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:36:15
2-1-12 スギ ヒノキの二段林施業について述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) スギ、ヒノキの二段林施業は、裸地化を防ぎ景観的にも好ましい施業である。
(2) スギ、ヒノキの二段林施業は、林齢が高くなると下層埴生が貧弱になる。
(3) 二段林施業は、人工的に被庄木に近い下木を生み出すことになり病虫害に注意が必要となる。
(4) 複層期間は、長くても下木の樹高が上木の枝下高に遠する直前までとすることが望ましい。
(5) 二段林施業の導入に当たっては、長期二段林施業や帯状複層林施業の選択が望ましい。

2 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 10:06:55
これも自信がありませんが、理屈が通りそうにない4を不適切としました。誰か正解を教えて下さい。

3 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 10:12:57
(4)が仮に正しいとすれば、複層林化はかなり困難となると常識的に判断して

(4)にしました。きっとあっていると思います。

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13 2-1-13 (Res:2) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 13
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:36:00
2-1-13 次のa〜eは環境省による「自然環境保全基礎調査」において10ランクに区分された植生自然度のうち5ランクについてだけの区分基準を記述したものである。@〜Dのうち、自然性の高い順に、正しく記されているものを選べ。
 a ブナ・ミズナラ再生林、シイ・カシ萌芽林など
 b 高山ハイデ、風衝草原、自然草原など1・、
 c クリーミズナラ群乳クヌギ−コナラ群落など
 d ササ群落、ススキ群落など
 e エゾマツ−トドマツ群集、ブナ群集など
(1) a−e−c−b−d
(2) a−d−b−c−e
(3) b−a−e−d−c
(4) b−e−a−c−d
(5) e−a−c−d−b

2 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 10:08:21
これは4です。インターネットで検索できます。

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14 2-1-14 (Res:5) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 14
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:35:17
2-1-14 平成17年6月に改正された森林組合法の改正内容について述べた次の文章うち、最も不適切なものを選べ。
(1) 林業労働力確保支援センターの設置について法的に位置付けした。
(2) 組合員の森林と一体的に整備する森林の所有者について、森林確業計画の作成、施業により生産される木材の販売事業の員外利用制限を緩和した。
(3) 森林組合の行う事業として組合員の森林を利用した森林環境教育に関する事業を追加した。
(4) 木質バイオマス、林業技術指導など政令で定める事業にづいて員外利用制限を緩和した。
(5) 准組合員の有資格者の範囲を森林組合から物資の供給やサービスの提供を継続して受けている者にまで拡充した。

2 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 09:46:53
はたしてこれは技術的問題なのか?

3 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 10:09:47
1は、労確法に基づいています。

4 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 10:18:02
自信はありませんでしたが、厚生労働省との共管のような気がして(1)にしました。
あってますか。よかった。

5 名前:gon 投稿日: 2006/08/12(土) 11:08:54
確かにH17の法律改正は、員外利用制限の緩和しかなかったような気がしましたし、労確センターは以前からありましたので、(1)にしました。

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15 2-1-15 (Res:4) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 15
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:34:52
2-1-15 水支および地質に関する用語について述べた次の文章のうち、正しくないものを選べ。
(1) 確率雨量とは、年最大日雨量の特定の値を想定してみると、それを上回る事象が生起する確率を定義することができ、その特定の値をいう。
(2) 変成岩とは、既存の岩石が形成時と異なる温度・圧力・化学変化などの作用を受け、鉱物の種類や岩石の組織を変えて形成された岩石である。
(3) 水年とは、暦年とは異なる12ケ月をまとめて水文解析に用いる単位年で、水量が最も少ないときなどを区切りとすることが多い。
(4) 節理とは、堆積岩における上下に明確に岩相が変化する境界のことで、堆積物質や堆積環境の変化によって生じ、堆積面を表している。
(5) 間隙水圧とは、土粒子の間隙を充たしている水に作用している圧力のことで、土のせん断抵抗力を減ずる作用がある。

2 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 09:34:32
(1)は、文章自体が、意味不明ですね。正解かどうかは別ですが。

3 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 10:15:59
4の記述は層理のことではないか、火成岩にも節理がある(安山岩の柱状節理など)ことから、4としました。

4 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 18:21:25
そうですね。言われてみれば(4)が正解ですね。私は間違えました。

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16 2-1-16 (Res:4) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 16
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:34:39
2-1-16 木材の構造および性質について述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) 木材の熱伝導率は、密度が小さいほど、また含水率が高いほど小さくなる。
(2) 未成熟材は、未成熟期の形成層によって形成された髄近くの木都である。
(3) 木材の電気抵抗は、繊維に直角方向の方が繊維方向よりも数倍大きい。
(4) 広葉樹材においても、仮道管が樹種により認められることがある。
(5) らせん木理は、カラマツなどの樹心近くに多く出現し、遺伝性が強いと推定されてる。

2 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 10:18:46
2は、木都でなく木部ですね。自信はありませんが、乾燥しているほど熱を伝えにくいだろうということで、1を不適切としました。

3 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 18:10:02
電気が流れやすい、つまり抵抗が小さいのは繊維方向じゃないかと思って
(3)にしました。数倍と言うのはわかりません。自信なし。

4 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/13(日) 10:01:25
勘違いでした。(3)は正しいですね。

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17 2-1-17 (Res:5) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 17
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:34:21
2-1-17 外国からの移入種によるわが国の在来の生物多様性への影響について、「生物多様性国家戦略」に記述された次の文章のうち、内容に誤りのあるものを選べ。
(1) 移入種が、類似した生態をもつ在来種の食物や採食場所を奮ってしまうことによる競合の影響。
(2) ノヤギなどが採草や踏みつけによって植生を劣化させたり、生態系の基盤環境である土壌を攪乱することによる影響。
(3) ナングースやブラックバスといった補食者が、餌となる在来種を減少させることによる掃食の影響。
(4) 移入されたタイワンザルがニホンザルと交雑することなどによる遺伝的攪乱の影響。
(5) 導入樹穫の植林によって、自然林の面積が著しく減少するなど、在来種の生育場所を奪ってしまうことの影響。

2 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 02:43:19
ノヤギは、移入種かなー?
(2)が正解ならまたしても変な問題

3 名前:gon 投稿日: 2006/08/12(土) 08:13:33
(2),(3),(4)は国家戦略に記述されていました。
(1)も(5)ももっともらしい内容ですが、森林部門の問題なので、
(5)が怪しいと思いました。

4 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 10:22:10
gonさんに賛同します。1から4は、国家戦略に記述がありますが、外来種による植林や緑化には触れられていないように思います。

5 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 10:36:01
そうですね。林野庁がかって進めた外来樹種の造林が国家戦略に反しては問題ですね。

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18 2-1-18 (Res:5) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 18
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:34:06
2-1-18 林分密度管理図の使用について述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) 林分密度管理図は、樹種ごとに国有林、民有林、地域別に作られているため、使用に当たっては林分が該当するものを利用する。
(2) 生産目標とする平均胸高直径を決め林分密度管理図にあてはめることにより、目標とする林分の個体サイズを知ることができるe
(3) 下層間伐では、間伐前後の幹材積や間伐材積を予測できる。
(4) 林分の密度と上層木の平均樹高を林分密度管理図にあてはめることにより、その林分の幹材積、平均直径、収量比数を知ることができる。
(5) 収量比数を目安とする本数管理では、密仕立ては0.9から0.8の間で、中庸仕立ては0.8から0.7の間で、疎仕立ては0.7よりも低くなるよう行うことが多い。

2 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 02:48:02
密度管理図では、被圧木の樹高はわからないのでは?
したがって(3)は間違いか?

3 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 10:29:32
これもわかりにくい設問ですね。林分密度管理図は、もともと下層間伐を想定しているので、forestaさんには賛同しかねます。5のRyについては、密仕立て0.8、中庸0.7、疎0.6なので、不適切と思いましたが、2については、林分密度管理図は個体サイズではなく、平均値しかわからないことから、2を最も不適切としました。いかがでしょうか?

4 名前:gon 投稿日: 2006/08/12(土) 10:37:23
唯一数値が問題となっている(5)が怪しいと思いましたが、結局せいちゃんさんの理由で(2)にしました。自信ありません。

5 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 10:42:52
そうですか。今年の択一式は難問ばかりで正解の自信があるものは、わずかで困ってます。

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19 2-1-19 (Res:3) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 19
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:33:19
2-1-19 治山事業などで用いられている次の式について述べた文章のうち、最も不適切なものを選べ。
    X=1/n・R2/3・T1/2
(1) この式はマンニングの平均流速式と呼ばれ、渓流などにおける平均流速を求める際使用される。
(2) Xは流速で、単位はm/sである。
(3) nはマンニングの粗度係数で、コンクリート人工水路の場合、自然河川の場合の値より小さい。
(4) Rは径深で、「流積/潤辺」の値である。
(5) Tは水面勾配で、単位は%である。

2 名前:foresta330 投稿日: 2006/08/12(土) 02:51:09
(5)が間違いか?
あっているようだが、O.O5などと記載することから、無名数。単位なし。
困った問題です。

3 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 10:34:50
5以外はそのとおりであり、forestaさんに賛同します。

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20 2-1-20 (Res:2) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad 20
1 名前:APEC 投稿日: 2006/08/11(金) 22:33:03
2-1-20 2000年時点での世界各国の森林率と森林面積について述べた次の文章のうち、最も不適切なものを選べ。
(1) 森林率と一人当たり森林面積の世界の平均値は、それぞれ、約30%、0.6haである。
(2) 日本の一人当たり森林面積0.2haはアジア〈ロシアのシベリア・極東地域を除く)の平均値に相当する。
(3) オーストラリアの一人当たり森林面積は世界の平均値の10倍を超える。
(4) フィンランドとカナダの森林率はほぼ同じである。
(5) ヨーロッパの森林面積は増加傾向にある。

2 名前:せいちゃん 投稿日: 2006/08/12(土) 10:38:28
統計数値を比較してみればわかるのですが、森林大国(と思われている)カナダは、原野などが多く、森林率は極めて低いのです。従って、4が不適切です。

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