H17一次農業部門臨時掲示板

平成17年度技術士第一次試験・農業部門の専門科目択一問題についてのみ語る、特設臨時掲示板です。
2005.10.14立ち上げ、2005.11.7終了。

4-1	4-6	4-11	4-16	4-21	4-26	4-31
4-2	4-7	4-12	4-17	4-22	4-27	4-32
4-3	4-8	4-13	4-18	4-23	4-28	4-33
4-4	4-9	4-14	4-19	4-24	4-29	4-34
4-5	4-10	4-15	4-20	4-25	4-30	4-35

4-1

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:23:53: ＩＶ－１　平成１７年３月に策定された「食料・農業・農村基本計画」（以下「新計画」という。）に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　「新計画」は，平成１２年３月に策定された食料・農業・農村基本計画を見直し，新たな農政の確立を目指して策定されたものである。
②　「新計画」では，平成２７年度の食料自給率の目標を，供給熱量べ一スの総合食料自給率で５０％と設定している。
③　「新計画」では，食料消費の面で，自給率向上に向け取り組むべきこととして，分りやすい実践的な「食育」と「地産地消」の全国展開などをあげている。
④　「新計画」では，担い手への施策の集中化・重点化の一環として，品目横断的政策への転換方向が示されている。
⑤　「新計画」では，施策の計画的な推進のため，手順，目標などを示した工程表を作成しその的確な管理を行うこととしている。
2 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 21:03:06: ２ですね。50％ではなく46％です。
3 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:07:30: ②です。５０ではなく４５です。
4 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 23:45:41: ②　４６％でなく４５％です。４５％と入力したつもりが・・・
5 名前：パーコ 投稿日： 2005/10/15(土) 13:06:03: 2ですね。フォー
6 名前：パーコ 投稿日： 2005/10/15(土) 13:06:03: 2ですね。フォー

【公表された正解：２】

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4-2

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:22:01: ＩＶ－２　日本の食料消費に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　総合食料自給率（供給熱量べ一ス）は，平成１０年度以降６年連続で４０％と横ばいであるが，平成１５年度の小麦，大豆の国内生産量は，平成１０年度と比較して増加している。
②　国産牛肉１ｋｇを生産するのに必要な穀物の量（とうもろこし換算）は，約１１ｋｇと試算されている。
③　日本の供給熱量ベースめ総合食料自給率は，昭和４０年度当時は７３％であったが，昭和６２年度当時には５０％，平成１５年度当時には４０％に低下した。
④　近年，外食及び調理食品の食料消費支出に古める割合は増加しており，平成１５年の食料消費支出の約５割が外食及び調理食品で占められている。
⑤　１人１年当たり野菜の消費量は，緑黄色野菜が増加傾向にあるものの，だいこん等重量野菜の消費の減少等により，全体として減少傾向で推移している。
2 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 23:06:03: ④　５割ではなく８割

【公表された正解：４】

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4-3

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:20:57: ＩＶ－３　日本の耕地利用の現状に関する次の記述のうち誤っているものはどれか。

①　平成１６年の田耕地利用率は全国で約９３％であるが，全国農業地域別には中国地域が最も高く，１４０％を上回っている。
②　平成１６年の作付（栽培）延べ面積は約４４２万ｈａで，前年より減少した。
③　平成１６年の麦類の作付面積は，豆類の作付面積を上回っている。
④　平成１６年の畑耕地面積のうち，普通畑が約５５％，樹園地が約１５％，牧草地が約３０％を占めている。
⑤　平成１６年度までに，「中山間地域等直接支払制度」において，約６６万５千ｈａの農用地を対象に集落協定等が締結された。
2 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 21:04:59: １です。１４０％ではなく１００％未満です。

【公表された正解：１】

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4-4

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:20:22: ＩＶ－４　国際貿易交渉を巡る状況に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　２００３年の第５回ＷＴＯ（世界貿易機関）閣僚会議において，日本は上限関税の設定や関税割当の拡大に反対してスイス等と連携し，１０か国グループ（Ｇ１０）共同提案を提出した。
②　２００４年７月に，農業分野の市場アクセス改善，国内支持削減等を内容とするＷＴＯ交渉の枠組み合意が成立した。
③　日本は，ＷＴＯを補完するものとして，特定の国・地域との間のＦＴＡ（自由貿易協定），ＥＰＡ（ＦＴＡの内容を含み，幅広く経済的な関係を強化する経済連携協定）の締結を推進している。
④　日本は，２００４年９月に，農林水産物の実質的な関税撤廃・削減を含むものとしては初めてのＥＰＡとなる日本・韓国経済連携協定に署名した。
⑤　２００４年１１月に，アジア諸国とのＥＰＡ交渉に臨む農林水産省の方針として，「みどりのアジアＥＰＡ推進戦略」が策定された。
2 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 22:21:19: ④です。韓国ではなくメキシコ

【公表された正解：４】

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4-5

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:18:46: ＩＶ－５　地球温暖化問題に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　今後，地球温暖化の進行によって，干ばつや洪水に関連した異常気象が大規模かつ高頻度で発生し農業に影響をもたらすとの予測がある。
②　１９９７年の「気候変動枠組条約第３回締約国会議（京都会議）」で採択された京都議定書が，２００５年２月に発効した。
③　京都議定書では，温室効果ガス排出量の６％削減が日本の数値約束としで定められた。
④　気温の上昇程度は地域によって異なり，今後，北半球では，北にいくほど気温の上昇程度が小さくなるとの予測がある。
⑤　農業生産活動に伴い，園芸施設の加温，農業機械の稼動等への燃料の使用による二酸化炭素，水田等からのメタンなどの温室効果ガスが発生する。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 22:18:28: ４　北半球では、北に行くほど気温の上昇程度が大きい　はず。

【公表された正解：４】

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4-6

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:18:28: ＩＶ－６　以下は米の食味に影響する要因のうち，デンプン（アミロース，アミロペクチン）とタンパク質について述べたものである。正しいものはどれか。

①　通常のうるち品種のデンプンはアミロースが約８０％，残りの約２０％がアミロペクチンである。
②　通常，タンパク質が，玄米中には１５～１８％，白米には１３～１５％程度含まれる。
③　多窒素条件，とくに生育後期の追肥が多いとタンパク質含量が増加し食味の低下をまねく。
④　登熟気温が高いとアミロース含量が増加し，食味は向上する。
⑤　アミロースとアミロペクチンの比率は、窒素施用量の違いにより大きく変動する。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 22:06:53: ３　食味のよい米を作るため、なるべく追肥を抑えますね。

【公表された正解：３】

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4-7

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:18:07: ＩＶ－７　以下の説明はある作物の特徴の一部を記したものである。この作物は何か，下記の中から選べ。

「イネ科に属するこの作物には多くの種類があり，倍数性により２倍体，４倍体，６倍体に分けられる。その中で６倍体は世界の栽培面積の９割以上，日本では全部を占める。主な貯蔵タンパク質はグルテニン，グリアジンであり，粉に水を加えてこねるとこれら
が会合してグルテンを形成し，粘弾性のある生地ができる。４倍体は高温，乾燥に強く地中海沿岸，アメリカなどで栽培されている。」

①イネ　　　②コムギ　　　③ソルガム　　　④トウモロコシ　　　⑤アワ
2 名前：mo 投稿日： 2005/10/14(金) 22:36:02: 2

【公表された正解：２】

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4-8

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:17:29: ＩＶ－８　以下は日本の主な果樹の栽培立地について述べたものである。誤っているものはどれか。

①　リンゴは寒冷地に適する果樹で，青森をはじめ東北各県，長野県，北海道に大きな産地を形成しているが，近年，中国，四国，九州などでも栽培されるようになった。
②　モモは東北南部から九州に及ぶ広い範囲に産地が分布するが，２代から３代連続して栽培すると連作障害が顕著になる。
③　カキの産地は東北から九州に及び，とくに甘ガキは渋ガキに比べ温度に対する適応範囲が広く，北海道の一部でも栽培可能である。
④　ブドウは北海道から九州まで広い地域に産地がみられ，山梨盆地のほか，長野県，山形県，福岡県，岡山県にも大きな産地がある。
⑤　カンキツ類は種類が多く，それぞれの生態条件に対応した産地が形成されているが，主な産地は西南暖地の沿岸部に立地している。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:45:51: ③　北海道では甘かきは生産していない。http://www.kudamono200.or.jp/arekore/q-a/q-a-kaki.html　参照
3 名前：YI 投稿日： 2005/10/18(火) 10:47:24: ③ですね。甘ガキと渋ガキの記述が逆です

【公表された正解：３】

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4-9

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:17:03: ＩＶ－９　以下は作物とその代表的な機能性成分及びそれらに期待される主な機能性の組合せである。不適切なものはどれか。

①　ダイズ／カテキン／抗がん．抗菌作用
②　カンキツ／β－クリプトキサンチン／がん予防
③　ブルーベリー／アントシアニン／眼精疲労回復
④　ゴマ／セサミン／肝機能保護作用
⑤　ヤーコン／フラクトオリゴ糖／整腸作用
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:42:10: ①　ダイズはイソフラボン、カテキンは茶葉ですよね。
3 名前：農民２１号 投稿日： 2005/10/15(土) 05:43:47: この問題を見た時、すぐに児玉清さんの顔が浮かびました。
「大豆のススメ」しかもおいしい。
大豆はイソフラボン

【公表された正解：１】

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4-10

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:16:45: ＩＶ－１０　イネのいもち病に関する次の記述のうち，正しいものはどれか。

①　いもち病の病原菌は白葉枯病菌などと同様，細菌（バクテリア）に分類される。
②　圃場におけるいもち病菌のレースはほぼ一定しているため，外国稲などから導入した主働遺伝子による品種の抵抗性は安定している。
③　いもち病は低温年や雨が多い年には発生が少なく，高温，乾燥条件で発生しやすい。
④　施肥量が多いとイネの抵抗力が低下し，いもち病が多発しやすいが，とくに多窒素の影響が顕著である。
⑤　コシヒカリ，ひとめぼれ，あきたこまちなどの良食味品種はいもち病抵抗性も強いため，これらの品種の普及により，いもち病の防除回数は減った。
2 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 22:44:32: ⑤かな？　良食味米は弱い。
3 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/15(土) 20:54:22: ④だと思いますが…。窒素過多はいもち病になりやすい。

【公表された正解：４】

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4-11

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:15:57: ＩＶ－１１　以下は日本の養蚕あるいはカイコについて述べたものである。誤っているものはどれか。

①　明治維新後，大量の生糸，蚕種がヨーロッパに輸出され莫大な外貨を獲得し，日本の近代化に貢献したが，現在では国内の生糸生産量は激減した。
②　現在の主な養蚕地帯は，群馬県，福島県などであるが，生糸の国内需要の大部分は海外からの輸入に依存しており，主な輸入先は中国，ブラジルである。
③　カイコは完全変態を行う昆虫で，卵，幼虫，蛹，成虫の成育過程をとる。
④　自然条件で交尾のためにカイコの雄が雌を探し出すのは，雌の発する化学物質，フェロモンによる。
⑤　稚蚕の人工飼料育は未だ成功しておらず桑葉育が必要であであるが，壮蚕は人口飼料育が可能になった。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/15(土) 21:13:00: ⑤　カイコの人工飼料育は一般化しているようです。

【公表された正解：５】

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4-12

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:15:37: ＩＶ－１２　耕地土壌に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　畑土壌中では，アンモニウム塩は硝酸化成作用を受けて硝酸に酸化される。
②　近年，堆きゅう肥施用量の減少など土壌管理の粗放化や栽培技術の変化に伴い，作土の浅層化が進んでいる。
③　土壌中の有機態窒素が土壌微生物の働きによりアンモニア態や硝酸態等の無機態窒素に変化することを窒素の無機化という。
④　圃場容水量どは，降雨や灌概によって十分な水が土壌に加えられた後，１～２日経過して重力水が排除されたときの水分状態であり，畑土壌が重力に抗して保持できる最大の水分量にあたる。
⑤　日本の耕地土壌の種類のうち，グライ土は約５０％を占めており，その殆どは畑として使われている。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:48:01: ⑤　グライ土はほとんど‘水田‘として利用されていると思います。

【公表された正解：５】

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4-13

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:15:16: ＩＶ－１３　肥料に関する次の記述のうち，正しいものはどれか。

①　植物に必須の元素のうち，窒素やカリは多量要素，亜鉛や鉄は微量要素と呼ばれる。
②　土壌改良資材に重金属や土壌汚染物質が含まれていても，土壌改良効果が高い場合は積極的な施用に努める。
③　畑作物栽培から水稲栽培に戻した初年目は地力が衰えているので，窒素肥料を多めに施用する。
④　近年，国内での化学肥料の需要は増加している。
⑤　リン酸質肥料の原料となるリン鉱石の主要産地は，モロッコ，アメリ力などであるが，我が国でも需野満たす程度の量は生産される。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:49:23: ①だと思います。

【公表された正解：１】

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4-14

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:15:00: ＩＶ－１４　土壌に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　減水深とは水田における用水必要量をいい，蒸発散量と水田浸透量の和を単位時間当たりの水深で表したものである。稲の生育に適している１日当たりの減水深は２０ｍｍから４０ｍｍである。
②　土壌が陽イオン吸着できる最大量を陽イオン交換容量（ＣＥＣ）または塩基置換容量という。値が大きいほど保肥力が高い土壌とされる。
③　バイオレメディエーションとは，微生物や植物など自然界の力を借りて汚染された土壌や水質を回復する技術である。
④　ホウレンソウやナスはｐＨが酸性側でも比較的生育が良好であるが，水稲や茶に酸性側で生育は悪い。
⑤　リン酸吸収係数は，土壌１００ｇが吸収固定するリン酸の量をｍｇで表したものである。一般に黒ぼく土壌では高い値を示す。
2 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 23:21:26: ④　ホウレンソウやナスはアルカリ性を好みます。

【公表された正解：４】

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4-15

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:14:35: ＩＶ－１５　日本における最近のバイオマスの利用に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　平成１３年度に廃棄物として排出された廃棄物系バイオマスは，廃棄物等の総発生量の約５４％を占めている。
②　廃棄物系バイオマスの再利用または再利用される割合は（循環利用率）は平成１３年度で約１４％にとどまり，廃棄物全体の約３６％に比べても低い循環利用率となっている。
③　廃棄物系バイオマスのうち家畜排泄物は平成１１年時点で年間約９，１００万トンあるが，そのうち約３割が堆肥や液肥として利用されている。
④　平成１２年度における食品廃棄物約２，２００万トンのうち，８割以上が焼却や埋立により処理されている。
⑤　平成１２年度における約１，３００万トンの家庭系食品廃棄物のうち，再生利用されているのは約１％である。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:29:21: ②　家畜糞尿などの廃棄物系は利用率が高いですよね。
3 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 22:47:42: ③　３割ではなく８割

【公表された正解：３】

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4-16

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:14:03: ＩＶ－１６　日本における環境保全型農業に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　環境保全型農業に取り組む農家の割合は平成１２年で約２２％であり，特に露地野菜経営で約３５％，施設野菜経営で約４６％と高くなっている。
②　エコファーマーの認定件数は着実に増加しており，平成１６年９月末に約６万３千件となっている。
③　有機ＪＡＳ制度に基づく認定を受けた国内の生産行程管理者は，平成１６年１２月末現在約２，１００件となっている。
④　化学合成農薬の使用量を低減させる方法としては，機械除草，マルチ栽培，天敵利用，フェロモン剤使用などがある。
⑤　環境保全型農業を推進している農家は，環境保全型農業を推進していない農家に比較して経営耕地面積は小さく，契約生産している割合は低い。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:50:40: ⑤　経営耕地面積は大きく、契約生産している割合は高い。

【公表された正解：５】

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4-17

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:13:43: ＩＶ－１７　日本の最近の食生活に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　食品の廃棄や食べ残し等の食品ロスは増加している。
②　生活習慣病は，日常の食生活のあり方と密接に関係していると言われている。
③　平成１４年度のＰＦＣ供給熱量比率でみると，我が国の脂質の摂取割合はアメリカより約１０％多い。
④　ＰＦＣ供給熱量比率でみると，昭和４０年代に過多であった炭水化物の摂取割合が減少し，バランスの取れた比率に移行してきたが，近年脂質の摂取割合が過多になりつつある。
⑤　高齢者を含めた単身世帯が増加することで，調理食品や加工食品等，食の外部依存が進むと言われている。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:51:36: ③　いくら欧米型になったとはいえ、アメリカより多いとは思わない。

【公表された正解：３】

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4-18

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:13:23: ＩＶ－１８　日本における平成１５年度の畜産物の生産・輸入量に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　生乳生産量は，北海道よりも都府県合計のほうが多い。
②　生乳の用途別処理量は，牛乳等向けよりも乳製品向けのほうが多い。
③　主要乳製品の生産量は，バターよりも脱脂粉乳のほうが多い。
④　牛肉の国内生産量（部分肉べ一ス）のシェアは，肉専用種が約３９％，乳用種が約６１％で，乳用種のほうが大きい。
⑤　牛肉の輸入量（部分肉ベース）は約５２万トン，豚肉の輸入量は約７８万トンで，豚肉の輸入量のほうが多い。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:57:55: ②　調べてみると、牛乳向け＞乳製品向けでした。http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jki/info/1tikusan/Milk.htm

【公表された正解：２】

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4-19

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:13:01: ＩＶ－１９　日本における可消化養分総量べ一スで示した家畜飼料の需給状況に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　平成１４年度の純国内産飼料自給率は約２５％で，近年やや減少傾向で推移している。
②　平成１４年度の純国内産粗飼料自給率は約７８％である。
③　平成１７年３月に策定された「食料・農業・農村基本計画」では，平成２７年度の純国内産飼料自給率の目標を３５％と設定している。
④　平成１５年度の大家畜経営の飼料自給率は，肉用牛繁殖経営で約１０％，肉専肥育経営で約４％である。
⑤　平成１５年度の酪農経営の飼料自給率は北海道で約５５％，都府県合計で約１８％である。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/15(土) 21:07:21: 調べた結果④だと思われます。１０％→５９％　http://www.maff.go.jp/lin/zousan_koudou/03.pdf

【公表された正解：４】

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4-20

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:12:42: ＩＶ－２０　日本における稲わらの需給状況に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　平成１５年度の粗飼料輸入量は，多いものから乾草，ヘイキューブ，稲わらの順である。
②　海外からの口蹄疫の侵入防止措置に万全を期するため，口蹄疫の清浄地域以外から輸入される稲わら等について検疫が強化されている。
③　平成１５年度の飼料用稲わらの総供給量は約１１９万トンで，このうち国内産稲わらは約８５％，輸入稲わらは約１５％を占めている。
④　平成１５年度の国産稲わらの用途別利用状況は飼料用が約４０％で，残りは農地へのすき込み・焼却等である。
⑤　国産稲わらの飼料利用の促進のため，稲わらの収集等機械施設の整備，収集作業の受託組織及び長期契約による安定的な稲わら収集供給組織の育成等が推進されている。
2 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 22:57:33: ④　４０％ではなく１２％

【公表された正解：４】

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4-21

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:12:22: ＩＶ－２１　牛，馬，豚，めん羊の繁殖関係に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　妊娠期間が最も短い家畜は馬である。
②　発情周期が最も短い家畜はめん羊である。
③　発情持続時間が最も長い家畜は馬である。
④　１回の射精量が最も多い家畜は豚である。
⑤　牛や豚は周年繁殖動物，馬は長日繁殖動物，めん羊は短日繁殖動物である。
2 名前：エフ投稿日： 2005/10/14(金) 22:13:48: ④かな
3 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 23:41:11: ④　豚ではなく馬です。すごい量です！！

【公表された正解：１】

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4-22

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:12:09: ＩＶ－２２　牛の放牧に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　放牧は機械化収穫作業が困難な傾斜地草地や林内草地においても行うことが出来る。
②　放牧はふん尿を直接草地に排泄するので，ふん尿処理施設を特に必要としない。
③　放牧は舎飼よりも１頭当たりの飼養管理労働時間が長い。
④　適正な放牧は趾蹄や足腰を丈夫にする効果がある。
⑤　搾乳牛は暑熱に弱いので，外気温が高い夏期の日中放牧は搾乳牛にとってストレスとなる。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:58:40: ③　だと思います。
3 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 22:28:56: ③です。長いではなく短い。

【公表された正解：３】

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4-23

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:11:54: ＩＶ－２３　反芻動物のルーメン（第一胃）で生成するメタンに関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　反芻動物から放出されるメタンは，地球温暖化に影響を及ぼすと考えられている。
②　反芻動物が生成するメタンは，飼料効率を上げることや低繊維質飼料を給与することで低減させることが可能である。
③　乳牛のメタン生成量は個体乳量の増加につれて増えるが，単位乳量あたりのメタン生成量は減少する。
④　反芻動物の飼料に脂肪または長鎖脂肪酸を添加して給与することにより，ルーメン内のメタン生成を抑制出来ることが知られている。
⑤　ルーメン内でのメタン生成は反芻動物にとって飼料エネルギーの損失とならない。

【公表された正解：５】

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4-24

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:11:29: ＩＶ－２４　農業用水路の設計に当たって留意すべき事項に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　用水路では，組織の送水部分および配水部分で，営農形態に応じ，水利用の様態が異なる。送水と配水での通水能力を確保し，かつ調整池等を設置し，水路組織の整合性と柔軟性を保つことが必要である。
②　水理的応答の速い開水路と応答の遅い管水路の接合部には，流送の導続性確保の観点から，緩衝効果をもつ調整池などの設置を検討する。
③　年間を通じて一定量の水を送水することはほとんどないので，分水，調整機能の検討では，設計流量以下の流量での機能確保についても確認しておく。
④　水路組織中に放流工，余水吐，調整池等の調節施設を有効に配置し，洪水，地すべり等により生じる施設の破損，機能停止等の事故や二次災害を防止する。
⑤　地域の開発計画との整合，自然環境の保全に配慮することはもちろん，水路の有する多面的・公益的幾能（親水機能など）にも配慮する。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:59:49: ①　調整池を設置するのは‘排水路‘じゃないかな。
3 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 22:30:07: ②　早いと遅いが逆。

【公表された正解：２】

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4-25

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:11:04: ＩＶ－２５　干拓，埋立てに関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　干拓とは，水面，低湿地等を堤防で締切り，排水して新たに農用地を造ることで，その対象となる水面によって，海面干拓，湖面干拓，内水面干拓に分けられる。
②　埋立てとは，水面に土砂を運び入れて地盤を高めて新たに陸地を造ることであるが，埋立てにより農地を造成することは少ない。
③　単式干拓とは，海面を直接堤防で囲み，内部を排水して干陸化する方式である。
④　複式干拓とは，海湾の一部または全部を潮受け堤防で締切って人造湖を造り，その中に内部堤防をめぐらして干拓する方式である。
⑤　日本においては，海面干拓は，干潟が発達し潮差の小さい有明海，瀬戸内海，伊勢湾等で多く実施された。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:23:37: ⑤　瀬戸内海では少ないのでは？ちょっと自信なし。
3 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 22:30:54: ⑤　小さいが大きい。

【公表された正解：５】

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4-26

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:10:43: ＩＶ－２６　平成１７年３月に策定された「食料・農業・農村基本計画」における地域資源の保全管理施策に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　地域資源とは，地域独自の伝統文化，生物多様性を除いた，食料の安定供給の基盤である農地・農業用水や，豊かな自然環境，美しい農村景観等をいう。
②　農地・農業用水等の資源は，食料の安定供給や多面的機能の発揮の基盤となる社会共通資本である。
③　地域資源は，過疎化・高齢化・混住化等の進行に伴う集落機能の低下により，その適切な保全・管理が困難になってきている。
④　地域の農業者だけでなく，地域住民や都市住民も含めた多様な主体の参画を得て，地域資源の適切な保全管理を行う。
⑤　棚田等を含む農村特有の良好な景観の形成を促進するため，景観に配慮した施設の整備や景観と調和した農業的土地利用を誘導するなど計画的な土地利用を推進し，農地の適切な保全を図る。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:22:28: ①　今話題の「地域資源」、これには伝統文化を含みますよね。

【公表された正解：１】

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4-27

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:10:17: ＩＶ－２７　水質の化学的指標に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　ｐＨとは，酸性，アルカリ性の程度を示すもので，水中の水素イオン濃度逆数の対数値で表す。
②　生物化学的酸素要求量（ＢＯＤ）とは，水中の好気性微生物が，有機物を栄養分として取り入れて増殖したり呼吸のために消費する酸素量をいう。有機物量が少ないほど大きな値となる。
③　化学的酸素要求量（ＣＯＤ）とは，酸化剤としてマンガン（Ｍｎ）またはクロム（Ｃｒ）を用い，化学的に有機物・無機物を酸化させ，消費した酸化剤の量を酸素量に換算したものである。
④　溶存酸素（ＤＯ）とは，水中に溶けている酸素の量を表す。大気との混合や藻類の光合成によって生産される。
⑤　全窒素（Ｔ－Ｎ）とは，アンモニア態窒素，亜硝酸態窒素，硝酸態窒素及び有機態窒素の総和で，リンとともに富栄養化の指標となる。
2 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 22:31:38: ②　少ないが多い

【公表された正解：２】

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4-28

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:09:49: ＩＶ－２８　日本の農業用水の利用に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　日本の年平均降水量は，世界の年平均降水量のおよそ２倍である。
②　日本の河川は，世界の代表的な大河川と比べると，一般に短く河床勾配が大きいので，降雨は比較的短時間で流出する。
③　２０００年の水資源の年間総使用量は，取水量べ一スで約８７０億トンであり，農業用水はその約３０％を占めている。
④　２０００年の水資源の年間総使用量の水源別割合をみると，地下水依存率は１５％以下である。
⑤　２０００年の農業用水の需要を用途別にみると，全体の９０％以上が水田灌漑を目的としている。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 22:04:08: ⑤　畑地かんがい用水量も増えているので、９０％より小さいのでは？
3 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 22:33:53: ③　３０％でなく２／３以上。

【公表された正解：３】

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4-29

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:09:28: ＩＶ－２９　頭首工に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　頭首工という用語は，明治以来用いられてきており，用水路の頭首部（ｈｅａｄ）に設けられる水門，堰堤等の施設の総称である。
②　頭首工は，河川の流水を用水路に取り入れるための施設であり，取り入れ口，取水堰，魚道などの付帯施設及び管理施設から構成される。
③　頭首工の取水口の位置は，河川湾曲部の流れの現象と取水時の防砂という二つの観点から，蛇行河川の湾曲部凸岸側の，みお筋（河道内において低水時に形成される流路）が岸から最も遠いところがよい。
④　取り入れ方式は，河川または湖沼の自然水位から直接取水する「自然取り入れ」と，水位を一定に保つために堰上げ施設を設けて取水する「堰上げ取り入れ」とに区別される。
⑤　取水堰は，岩盤の上に直接築造される「ｆｉｘｅｄ　ｔｙｐｅ」と浸透性地盤（砂礫地盤など）上に築造される「ｆｌｏａｔｉｎｇ　ｔｙｐｅ」に大別される。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:17:27: ③　説明文の箇所は最も滞砂量が多い箇所なので、不適です。

【公表された正解：３】

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4-30

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:09:15: ＩＶ－３０　世界の農産物需給と食料・農業分野における国際協力に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　世界の穀物生産量は，１９６１～２００３年において，約２．４倍に増加したが，９６年以降ほぼ横ばい傾向で推移している。
②　近年，世界の耕地面積の伸びが鈍化するなかで世界の人口が増加していることから，一人あたり耕地面積は減少している。そのため，主食となる殺物の増産は，灌概施設の整備などによる土地生産性の向上によって対応している。
③　世界の穀物生産は，中長期的に見て，水資源の枯渇，塩害，砂漠化及び異常気象による農業生産への影響等，供給の制約要因となる多くの不安定要因がある。
④　開発途上国には現在，約８億人に及ぶ栄養不足人口が存在するが，世界の食料需給の安定を図るうえで，開発途上国における自主的な経済発展や食料増産が必要不可欠である。
⑤　農業分野における援助量において，日本はＯＥＣＤ－ＤＡＣ（経済協力開発機構・開発援助委員会）参加国の中で未だ低い水準にあり（２００２年），日本は農業分野の政府開発援助に消極的である。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:15:10: ⑤、日本の援助量は高い水準のはずです。

【公表された正解：５】

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4-31

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:08:58: ＩＶ－３１　日本の灌慨事業計画に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　水源計画の検討には，水源予定地点における長期間（１０年以上）にわたる流量データを必要とする。実測データの測定期間などに不備がある場合には，水文学あるいは統計学の手法により必要な補充を行う。
②　用水計画における基準年は，降水量，連続干天日数，河川渇水流量等から，原則として１０年に１回程度発生する干ばつを対象として採用する。
③　新規水資源開発が難しくなってきたことから，地域によっては農地転用の進展等により生じた余剰水を他の農地等に振替えるなど，用水再編により新たな営農を展開している。
④　施肥や畜産ふん尿に起因する硝酸性窒素に汚染された水の浄化は難しく，現時点では減肥やふん尿処理施設の整備，清浄水による希釈などで対応せざるを得ない。
⑤　ダムの貯水池などから取水する場合には，水稲に冷水障害が発生しないよう深層から取水できる取水施設を設ける必要がある。
2 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 22:36:15: ⑤　深層の方が水が冷たいので太陽等で暖められた表層。

【公表された正解：５】

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4-32

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:08:46: ＩＶ－３２　地下ダムに関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　地下ダムは，水を貯留する目的で，帯水層中の地下水の流れを堰止めるように設けられた止水壁と定義されている。
②　地下ダムの適地の条件は，貯水層となる空隙性の高い地層の存在とその下位の透水性の高い地層の分布，貯水容量に見合う地下水涵養があることである。
③　地下ダムの長所は，地表面下に貯水するため，水没地がないこと，決壊による災害がないこと，蒸発ロスがないことなどである。
④　地下ダムの短所は，水文地質状況を明らかにするための十分な調査や水利用にあたって揚水エネルギーを必要とすることなどである。
⑤　水資源開発コストにかかわらず，離島の場合や地表ダムの建設が困難である場合などでは，地下ダムを選択せざるを得ないケースがある。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:14:13: ②．透水性が高いと水は溜らない･･･。

【公表された正解：２】

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4-33

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:08:34: ＩＶ－３３　日本のため池に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　ため池は明治時代の新田開発に伴って多く築造され，その時期に造られたものが全国のため池の約７割を占めると推計されている。
②　ため池の数は，全国で２０万以上にものぼり，降雨量が比較的少ない瀬戸内海沿岸にその半数以上が集中している。
③　ため池は，形態的には小さな谷や小川を堰止めた谷池，平野部に多く見られる堤体が低く長い皿池に大別される。
④　近年，ため池は堤体や付帯構造物の老朽化，都市化や混住化の進展によるゴミの投棄や生活雑排水の流入による水質変化，維持管理体制の脆弱化などの問題を抱えるようになった。
⑤　近年のため池改修工事では，周辺の緑化，親水のための石積護岸，休憩所などの設置により，ため池を地域住民の憩いの場所としても活用できるような整備も行われている。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:18:12: ⑤、深層は水温が低いので不適。
3 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 22:43:34: この回答４－３１のものです。ごめんなさい。
4 名前：ひぐま 投稿日： 2005/10/14(金) 23:37:29: ①　明治時代ではなく江戸時代

【公表された正解：１】

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4-34

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:08:21: ＩＶ－３４　日本の土地利用計画に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　土地利用計画とは，狭義には，計画区域において，将来に達成されるべき望ましい土地利用のあり方を定めたものをいい，広義には，その計画を実現するための各種の規制・誘導措置を含めたものをいう。
②　具体的な法定土地利用計画は，「国土利用計画法」によるほか，「都市計画法」，「農業振興地域の整備に関する法律（農振法）」などの個別の法律に基づいて策定される。
③　土地の用途や機能などにより計画区域の全体または一部を小区域に区分し，小区域ごとに異なった土地利用規制をかける制度をゾーニングという。
④　「農振法」による農用地区域では農地転用や開発は原則として禁止され，厳しい土地利用規制がかけられる一方，各種の農業補助施策の優先的な実施や相続税の扱いなどの点で，土地所有者への優遇措置も盛り込まれている。
⑤　「都市計画法」による市街化区域では，開発規制を厳しくするとともに，都市基盤整備を集中的・優先的に実施するなどして，土地利用転換を促進する仕組みが整えられている。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:12:42: ⑤ですね。開発規制を厳しく？

【公表された正解：５】

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4-35

1 名前：APEC 投稿日： 2005/10/14(金) 19:07:38: ＩＶ－３５　日本の農村環境に関する次の記述のうち，誤っているものはどれか。

①　農村の自然は，人の手が入ることで農村に特徴的な生態系が維持され，生物多様性が確保されてきた。
②　近年，農業経営においては，生産性・効率性を過度に重視してきた結果，環境への負荷が増大しつつあり，低農薬や有機性肥料を使用する環境保全型の農業が推進されている。
③　近年，ミズアオイ，サクラソウ，タガメ，メダカ，ドジョウなど，農地，水路，里山等に生息する代表的な動植物が急速に減少しているが，絶滅危惧種に分類されているものはない。
④　平成１３年６月に一部改正された「土地改良法」では，土地改良事業の施行に当たっての基本原則に「環境との調和への配慮」が新たに位置づけられた。
⑤　平成１６年６月には，都市，農山漁村等における良好な景観の形成を図るための総合的な法律「景観法」が制定された。
2 名前：ぱぴぃー 投稿日： 2005/10/14(金) 21:11:26: ③ですね。タガメなどは絶滅危惧種ですよね

【公表された正解：３】

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