平成16年度技術士第一次試験・応用理学部門の専門科目択一問題についてのみ語る、特設臨時掲示板です。
2004.10.12立ち上げ、2004.10.31終了。

フリートーク(試験全般)
4-1 質点系の自由振動周期 4-11 電磁波と物質の相互作用 4-21 大陸棚
4-2 熱の法則 4-12 フッ素およびフッ素化合物 4-22 日本列島の地質現象
4-3 流体 4-13 界面活性剤 4-23 鉱床
4-4 波動の伝播 4-14 沈殿 4-24 地球上の流体物質
4-5 音 4-15 核種 4-25 気候
4-6 気体の性質 4-16 屈折法地震探査 4-26 水質測定項目
4-7 接触電位差 4-17 浅層反射法地震探査 4-27 水質汚濁ほか
4-8 光の散乱 4-18 電気探査 4-28 水素・酸素同位体
4-9 抵抗体ほか 4-19 速度検層 4-29 放射性廃棄物ほか
4-10 X線構造解析 4-20 電磁探査 4-30 脱窒過程ほか

フリートーク - APEC -2004-10-18 16:08:23 削除
正解も公表されましたので、フリートークをお願いして臨時掲示板の締めとさせていただきたいと思います。
よろしくお願いします。

公表された正解 - APEC -2004-10-18 17:21:48 削除
(4- 1〜4-10)4,4,3,5,1/3,4,4,1,2
(4-11〜4-20)1,4,2,2,5/5,3,5,3,3
(4-21〜4-30)3,1,2,4,1/2,3,4,3,4

見解求む - 微妙 -2004-10-18 17:39:01 削除
W−19の問題について
速度検層に関係の薄いものの正答の意味が理解できません。
どなたか解説可能でしょうか?
よろしくお願いします。

所感・反省点 - 井戸端 -2004-10-18 17:43:13 削除
思いついたところを箇条書きさせて頂きます。

・正誤問題において、間違っている部分をかぎ分ける嗅覚を身につけることが必要。全ての選択肢の内容を理解できるようにする必要はない(というかできない!)。落とし穴(問題文に紛れ込んでいる意図的な間違い)を見つけられるような勉強をする。
・数値をちょいと変えて間違いにした選択肢がでることが多いので、基本的な数値はこまめに覚えておく習慣をつけたい。(H16例:地球温暖化による気温上昇は過去100年で1度程度、とか)
・物探分野は、ある技術(反射法地震探査、屈折法、電磁探査など)について、5つの中から関係の薄い用語を1つ選ばせる問題が多い。(出題者が同じなのか?)
・バネの問題は基礎科目もあわせてよく出るような気がする。問題が作りやすく、受験者にもなじみがあるから?演習問題をあらかじめ数個解いておけば、本番であわてないだろう。一方電気の問題はあまり見かけない。
・気象の問題は過去問と似たパターンが多い。対策は立てやすいと思う。(今回の出題も、以前どこかで見たような気が...)
・鉱床の問題は頻出。過去問と似たようなもの多い。代表的な鉱床について、その特徴を覚えておく。
・放射壊変、同位体比(酸素、炭素)はしっかり勉強しておいたほうがいいみたいですね。
・化学は基礎的な問題も多いので、大学レベルとはいわないので高校レベルは復習しておきたい。私は化学嫌いですのでほとんど勉強していませんでしたが、化学の問題で救われました。

4−19はおかしいですね - 物探屋です -2004-10-18 22:25:49 削除
4−19はどうも納得いきません。
低比抵抗層の間違いではないでしょうか。

4-2の選択肢について - コタロー -2004-10-18 23:16:34 削除
4-2 熱の法則に関する問題で、公表された正答は選択肢4とのことですが、選択肢5のウィーンの変位則に関する記述も誤りなのではないでしょうか。「黒体が放射する赤外線のピーク波長はその黒体の絶対温度とともに小さくなる」というのは、絶対温度→大、波長→小という反比例の関係を述べているのでしょうか。選択肢の文からは、私は、そのように読みとれずに、誤りだと判断し、こちらを選択してしまいました。みなさんのご意見をお聞かせ下さい。よろしくお願いいたします。
出題ミス? - クリリン -2004-10-19 00:28:54 削除
4-2は上記にあるようにウィーンの変位則も誤りだと思います。
発表された正答を押し通すとあとあとカッコ悪いことに・・・
それにしても毎年出題ミスとか疑問を残す問題が多過ぎ。
「万全の措置を講じ」(プレス発表より)ても出題者(技術士?)
のレベルはこの程度なのでしょうか。

4-2だけじゃないよね〜 - どうやろ? -2004-10-19 14:37:27 削除
なんか、表現がわかりにくく、誤解を受け易い問題が多すぎだよね〜
問題作った時って、誰か添削しないのかな?

4-2は・・・ - おつ -2004-10-19 18:37:27 削除
ん〜、私の第一印象では、絶対温度→大=ピーク波長→小というふうに読めました。何に引っかかっているのかと思い、よ〜く文章を見て、分かりました。

「絶対温度とともに」の「ともに」の意味が曖昧なのですね。「絶対温度の上昇とともに」もしくは、「絶対温度の上昇とは逆に」、と書いてあれば良かったんですね。

微妙な感もありますが、試験中の緊張状態で、一旦、そのように読んでしまうと、完全に思い込んでしまうのは分かります。

ちなみに、私は昨年、納得のいかない問題について、確認して欲しい旨のメールは致しました。返事はありませんでしたが、何もしないよりは良かったかもしれないと思っています。(特に4-19は問題が大きいと思います)

4-2の選択肢について(追記) - コタロー -2004-10-20 00:29:50 削除
クリリンさん、どうやろ?さん、おつさん、私の疑問にご意見いただき、ありがとうございました。その後、再度ウィーンの変位則について、理化学事典、インターネットで調べてみましたが、絶対温度→大、ピーク波長→小という反比例の関係を否定する記述は見あたりませんでした。
ところが、「赤外領域」では、ウィーンの変位則に合致しないとの記述を見つけました→http://www.keirinkan.com/kori/kori_physics/kori_physics_2/contents/ph-2/4-bu/4-1-1.htm
 この記述によれば、「レイリー・ジーンズの式」が赤外領域の実験結果によく対応しており、その式を見ると、絶対温度→小、振動数大(ピーク波長→小)という関係を示しているようです。(この式については全然、知りませんでした)
けれども、選択肢の文中の「ウィーンの変位則によれば」という前提があるので、ウィーンの変位則:「絶対温度とピーク波長が反比例の関係」と赤外領域の逆転現象は、整合しないと思うのですが・・・(最初に疑問に思った論点と変わってきてしまいましたが) 
ウィーンの変位則は、赤外線領域の逆転現象も含んだ定義なのでしょうか。どなたかご存じの方はいらっしゃいませんか?
どうにも、スッキリしません。おつさんの仰るように、技術士会に問い合わせをしてみようかと思っています。

4-19について - ちちもん -2004-10-21 12:42:07 削除
 正解が(3)とのこと、正直言って戸惑いを感じております。さまざまな図書類(事例)をみても、(4)を検出している例は希といってもよいでしょう。私なりに考えた結果、次のような場合であれば(4)は消去されるかもしれません。
 @O社のサスペンション型検層機を利用すれば一応(4)も検出可能。
 A出題者はベテランの大学教官で、実験等で(4)を検出したことがあ  る。
 B逆に、出題者は経験の浅い大学教官で、理論を優先している。
 C出題した大学教官は、地盤工学を専門とした物理探査学研究者であ  り、岩盤における経験・知識が不足している。  
 D(3)低速度層→低速度帯のミスプリント
 今年度から正解が公表となりました。そのため、出題内容についてダブルチェックが十分に行われていることでしょう。したがって、今回の正解がかわることはないと思われます。不正解の方々はさぞかし残念ででしょう。     
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4-1 - APEC -2004-10-12 23:29:17 削除
4−1 質量0.1kgのおもりとばね定数0.4N/mのぱねから成る質点系がある。この質点系の自由振動の周期に関する次の記述のうち正しいものを選べ。
(1) この振動の周期は0.5秒である,
(2) この振動の周期は約1.57秒である。
(3) この振動の周期は2秒である。
(4) この振動の周期は約3.14秒である。
(5) この振動の周期は約12.56秒である。

- 井戸端 -2004-10-13 14:15:39 削除
T=2π*sqrt(m/k)
=2π*sqrt(0.1/0.4)


で(4)

【公表された正解:4】 戻る


  
4-2 - APEC -2004-10-12 23:29:05 削除
4−2 熱の法則に関する次の記述のうち誤っているものを選べ。
(1) 熱力学の第2法則によれば,熱エネルギーは自然に低温側の物体から高温側の物体に移動することはない。
(2) フーリエの法則によれば,固体中の単位面積を単位時間に移動する熱量は温度勾配に比例して生じ、その物質の熱伝導率に依存する。
(3) ニュートンの冷却則によれば,物体が放射によって失う熱量は、その物体と周囲との温度差に比例する。
(4) シュテファン−ボルツマンの法則によれば,黒体の幅射熱量はその黒体の絶対温度の2乗に比例する。
(5) ウィーンの変位則によれば,黒体が放射する赤外線のピーク波長はその黒体の絶対温度とともに小さくなる。

- 井戸端 -2004-10-13 01:08:27 削除
答えは4。
理化学辞典でみたら、2乗じゃなくて4乗でした。

4でしょうね - ゴンタ -2004-10-13 12:45:37 削除
しかし、(5)の波長と絶対温度は反比例するのではないですか。
私の勘違いかな・・・

理化学辞典をみてみました - 井戸端 -2004-10-13 23:43:29 削除
理化学辞典で「ウィーンの変位則」をみてみました。
「絶対温度Tにある黒体から放出される放射のエネルギー密度が最大になるような波長は、Tに反比例し....」
とあるので絶対温度が大きくなると、ピーク波長は反比例で小さくなるのが正しいのではないでしょうか?
私も5を選択したので、5の方が嬉しいのですが....

【公表された正解:4】 戻る


  
4-3 - APEC -2004-10-12 23:28:55 削除
4−3 流体に関する次の記述のうち誤っているものを選べ。
(1) 非圧縮性完全流体の定常な流れでは,単位体積あたりの運動エネルギー,位置エネルギーおよび圧カエネルギーの和が一つの流線に沿って一定である。
(2) 非圧縮性流体にさらされた物体が受ける抵抗は,レイノルズ数が小さいときには流体の速さに比例し,レイノルズ数が大きい時には流体の速さの2乗に比例する、
(3) 容器に人れた液体が、容器の壁に開けた小さい孔から流れ出るとき,粘性の影響がなければその流出速度は孔から液面までの高さに比例する。
(4) 風の強い日に電線や木の枝が音を発するのは,気流によってカルマン渦が生じることにより電線や木の枝が振動するためである。
(5) 高回転数で回る水中のスクリューの後方に気泡が発生するのは、キャビテーションのためである。

(4)じゃないかと思いました。 - シャバ憎 -2004-10-13 12:21:18 削除
「・・・・カルマン渦が生じることにより電線や木の枝が振動するためである。」
振動するのは、電線、木の枝では無く、空気なのでは?

(5) は正しい - Tsu -2004-10-14 17:05:44 削除
(5) 理化学辞典より
スクリューや水力タービンの翼などのように水中を高速度で運
動する物体の表面には,ベルヌーイの定理によって圧力の低い
部分が生ずる.その圧力が飽和蒸気圧よりも低下すると水蒸気
が発生したり,水中に含まれていた気体が膨張して気泡が作ら
れる.この現象をキャビテーションという.
→ 正しいですね

【公表された正解:3】 戻る


  
4-4 - APEC -2004-10-12 23:28:44 削除
4−4 波動の伝播に関する次の記述のうち誤っているものを選べ。
(1) あらゆる方向に均質な無限にひろがる弾性体中では縦波と横波が生じ、横波よりも縦波の方が速く伝播する。
(2) 気体や液体はせん断的な変形に対する弾性をもたないので,その中を伝播する音波は縦波である。
(3) 媒質中の音速は媒質の体積弾性率と密度によって決まり,空気中の音速よりも水中の音速の方が速い。
(4) 弾性体が空気など異なる媒質と接している場合に生じる表面波は深さ方向にはあまり伝播せず,表面に沿って平面的に伝播する性質をもつ。そのため、平面内での減衰が小さい。
(5) 波長に比べて水深の浅い水面に生じる波の速度は波長の平方根に比例する。

5にしました。 - シャバ憎 -2004-10-13 12:27:27 削除
水面の波の速度は水深および波の周期によって変わる。もっとも水深が非常に深い場合は周期Tだけで決まり、gT/(2π)となる。また津波のように周期が非常に長い場合は、壷井も述べているように(gh)^1/2と、水深だけで決まる。
http://www.nn.iij4u.or.jp/~therans/Hidaka/TsuboiIhachi.html
にあったので、
上記の式より、(5)が間違いでは?

- 井戸端 -2004-10-13 13:17:57 削除
1〜4は合っていそうだったので、消去法で5を選びました。

【公表された正解:5】 戻る


  
4-5 - APEC -2004-10-12 23:28:32 削除
4−5 音に関する次の記述のうち誤っているものを選べ。
(1) 無指向性点音源から3次元空間に音が放射される場合,音源から受音点までの距離が2倍になると音圧レベルは3dB小さくなる。
(2) 冬の快晴の夜間など,温度が上空ほど高い場合には,音波の屈折によって遠くの音がよく聞こえることがある。
(3) 高い周波数ほど空気による音響吸収率が大きいため,遠くを飛ぶ航空機騒音は近くを飛ぶ航空機騒音に比べて低周波数帯域が優勢である。
(4) 音源と受音点の間に塀がある場合でも,回折によって音は聞こえる。塀の高さを高くすると高周波数の音ほど減衰量が大きく,低い周波数の音ほど減衰量が小さい。
(5) 波長に比べて小さな径の直管の一端を測定試料により封じ,他端に取り付けたスピーカーから純音を放射すると,管内に定在波が生じる。この定在波の最大音圧、最小音圧およびそれらの位置を計測することにより,試料の音響インピーダンスがわかる。

- 井戸端 -2004-10-14 12:56:39 削除
自信はありません。
距離が2倍になると、球面発散で音圧レベルは1/4になる。(=1/2^2)
10log(1/4)=-6 dB
となり、これが誤り。

波数と回折の関係 - るりるり -2004-10-15 01:07:24 削除
高周波ほど、回折の度合いは大きくなる?のだとすれば、高周波数の減衰量は小さくなるはずで、(4)が間違いとなりますが、周波数と回折の関係があやふや。
(4)は正しい - るりるり -2004-10-15 01:12:12 削除
http://www.onosokki.co.jp/HPWK/nakaniwa/keisoku/kaisetsu.htm
高周波ほど回折しにくいとのことです。よって(4)は正しい。

【公表された正解:1】 戻る


  
4-6 - APEC -2004-10-12 23:28:14 削除
4−6 気体の性質に関する次の記述で正しいものはどれか。
(1) 1気圧付近の圧力領域では,気体の熱伝導率は圧力に比例する。
(2) 気体の粘性率は,温度が上昇すると低下する。
(3) 気体分子速度のマックスウェル・ボルツマン分布において,最大確率速度は平均速度よりも小さい。
(4) 気体の入った容器を回転させても中の気体には遠心力の影響は生じない。
(5) 気体の定積比熱容量(定積比熱)は,定圧比熱容量(定圧比熱)よりも常に大きい。

2について - 井戸端 -2004-10-14 12:47:56 削除
(2)は逆(気体の粘性率は,温度が上昇すると上昇する)なので×。温度が上昇すると低下するのは液体の粘性率。
5について - 井戸端 -2004-10-14 15:52:03 削除
マイヤーの関係式から、
Cp=Cv+R(理想気体)
定圧比熱の方が大きいから、たぶん5は×。

4について - るりるり -2004-10-15 01:03:35 削除
4としてしまいましたが、たぶん間違い
1について - 井戸端 -2004-10-15 21:05:25 削除
気体の熱伝導率Kは
K=ρVλc/3
ρ:密度
V:速さの平均
λ:分子の平均自由行程
c:1gあたりの比熱

えーと、圧力はどこに効いてくるんでしょうか....

【公表された正解:3】 戻る


  
4-7 - APEC -2004-10-12 23:28:03 削除
4−7 異種金属を接触させると,電子の移動がおこり,両者の(A)が等しくなったところで平衡に達し、各々の金属の(B)の差が,接触電位差となる。この記述の(A)、(B)の中に入れる用語の組合せで正しいものは,次のどれか。
    (A)    (B)
(1) フェルミ準位  熱起電力
(2) 拡散電位   イオン化ポテンシャル
(3) 電子密度   電子親和力
(4) フェルミ準位  仕事関数
(5) 電子密度   電気陰性度

- 井戸端 -2004-10-13 01:11:08 削除
理化学辞典で調べたところ、4でした。

【公表された正解:4】 戻る


  
4-8 - APEC -2004-10-12 23:27:49 削除
4−8 晴れた空が青く見えるのは,光の(A)のためであり,エアロゾルによる光の散乱は(B)と呼ばれる。この記述の(A),(B)に入る光散乱過程として最も正しいものは、次のどれか
    (A)    (B)
(1) トムソン散乱  コンプトン散乱
(2) コンプトン散乱 トムソン散乱
(3) ブリユアン散乱 レイリー散乱
(4) レイリー散乱  ミー散乱
(5) ミー散乱   ブリユアン散乱

- 井戸端 -2004-10-13 01:11:39 削除
理化学辞典で調べたところ、4でした。

【公表された正解:4】 戻る


  
4-9 - APEC -2004-10-12 23:27:37 削除
4−9 次の記述のうち,正しいものはどねか。
(1) 抵抗体の熱雑音起電力の二乗平均値は,温度と抵抗値に比例する。
(2) 表面に入射した電子に励起されて表面から放出される二次電子の強度は、入射電子の強度を越えることはない。
(3) 半導体のpn接合のp領域側に正電圧を加えると、接合界面に空乏層ができる。
(4) 空間電荷制御領域で動作している熱電子源の放射電流は,印加電圧に比例する。
(5) 熱電子放出陰極表面に、BaOやThO2などの酸化物皮膜を形成することにより,陰極表面の仕事関数を高めることができる。

- volchain -2004-10-16 16:21:49 削除
(1)・・×
http://home.c06.itscom.net/miya/series2/noise151.html
より2乗平均が温度と抵抗値に比例するのは、実行ノイズ電圧?

(2)・・?
私が選んだ答え。エネルギー保存の法則から、強くなることはあり得ないと思った。
が、間違っているとも正しいとも分からなかった。
量子力学の分野なんだろうけど、、

(3)・・○
http://www.nanoelectronics.jp/kaitai/semiconductor/5.htm
より正しい。
リンク先では、
問題文では、P領域側に正電圧(+)を加えている。印可電圧

(4)・・?×
電子銃の記述?
電界を強くする事で、電圧は高くなる?がそれがそのまま、放出電流が強くなるわけではない(比例しない)?。

(5)・・×
http://www.jeol.co.jp/technical/dictionary/EMTerms/02.htm
熱電子放出陰極表面の放出が電子銃のことを指しているのなら、タングステンチップにコーティングしたとき、仕事率が下がる物(ポテンシャル障壁が下がる物)、酸化ジルコニウム(Zr)。よって、×

【公表された正解:1】 戻る


  
4-10 - APEC -2004-10-12 23:27:25 削除
4−10 X線構造解析に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
(1) 体心立法構造の逆格子は,面心立方構造である。
(2) X線源の単性が高くなると、可干渉距離は短くなる。
(3) シリコンやゲルマニウムは、ダイアモンド型結晶構造をとる。
(4) 放射光光源から放射される光は,時間的には連続光源ではなく,パルス光源である。
(5) 二次元周期構造の逆格子は,二次元面に垂直な針状(ロッド)である。

調査中 - 井戸端 -2004-10-14 00:11:49 削除
毎度恒例の理化学辞典でみてみました。
(1)は正しいようです。
(3)も正しいような気がする。

【公表された正解:2】 戻る


 
4-11 - APEC -2004-10-12 23:27:17 削除
4−11電磁波と物質との相互作用に関する次の記述で,誤りのあるものはどれか。
(1) 物質に紫外線を照射すると,基底電子状態から励起電子状態への遷移に対応する吸収スペクトルを示す。また紫外線のエネルギーを吸収して励起された分子が,三重項励起電子状態を経て失活する際に放出される光を蛍光という。
(2) 物質に入射した光が散乱されるとき,物質中の原子や分子の振動準位間の遷移により、入射光とは周波数が少しずれた散乱光が観測される。これをラマン散乱という。
(3) 光学活性物質では,その光学活性吸収帯の波長領域で左右の円偏光に対するモル吸光度が異なるため,直線偏光が光学活性物質を透過すると楕円偏光となる。この現象に基づく円偏光二色性スペクトルは,タンパク質をはじめとする光学活性物質の立体化学の研究に利用されている。
(4) 磁気モーメントを持つ粒子に外部から静磁場を印加すると,磁気モーメントの配向に基づくエネルギー準位の分裂が起き,準位間のエネルギー差に対応した電磁波吸収が起きる。このとき印加する磁場が強いほど,吸収される電磁波の波長も短くなる。
(5) 原子や分子にX線を照射すると,光電子が放出されるが,その運動エネルギ一分布から、その電子が占めていた軌道のイオン化エネルギーを知ることができる。光電子分光法の一つとして利用されている。

- 井戸端 -2004-10-13 01:21:18 削除
一重項励起電子状態→蛍光
三重項励起電子状態→りん光

引っかけ問題だったようです。

【公表された正解:1】 戻る


  
4-12 - APEC -2004-10-12 23:26:59 削除
4−12 フッ素およびフッ素化合物に関する記述がある。(1) 〜(5) に示したA,B,Cの記述の組合せで,正しいものはどれか。
 A1.原子番号9のフッ素はハロゲン元素の一つで,存在比の最も高い同位体は核スピンを持たない。
 A2.フッ素は電気陰性度の高い元素である。
 B1.フッ素分子は二原子分子であり,沸点が常温付近であるため,常温常圧では気体もしくは液体として存在する。
 B2.フッ化水素の水溶液は,弱酸性を示す。
 C1.オゾン層破壊との関連が指摘されているフロンは、有機フッ素化合物である。
 C2.フッ素樹脂は、一般に低い表面エネルギーを示すことから,はっ水剤などに使用される。
(1) A1,B1,C1 (2) A1,B2,C2 (3) A2,B1,C1 (4) A2,B2,C1 (5) A2,B1,C2

- 井戸端 -2004-10-13 10:10:44 削除
A2-B2-C1が正しいと思い、4を選びました。(試験中は全く自信なかった)
B1: 沸点は常温ではなくもっと低い。(マイナス百数十度)

【公表された正解:4】 戻る


  
4-13 - APEC -2004-10-12 23:26:42 削除
4−13 界面活性剤に関する次の記述で,誤りがあるのはどれか。
(1) 界面活性剤は両親媒性の分子構造を持ち,陽イオンや陰イオンなどの親水部分とアルキル基のような疎水部分とで構成されている。
(2) 油脂のけん化で得られる石鹸は,酸化水溶液中で高い洗浄作用を示す。
(3) 水平で平滑なポリエチレンの板上にある液滴の接触角は,液滴が純水である場合より界面活性剤水溶液である場合の方が小さい。
(4) 石鹸は脂肪酸塩であり,水中では疎水部同士が会合して球状のミセルを形成する。
(5) 界面活性剤は,洗剤、シャンプー,クリームだけでなく,帯電防止剤や潤滑剤などをはじめとする数多くの製品に使用されている。

- 井戸端 -2004-10-13 10:13:25 削除
石鹸は弱アルカリ性と記憶していました。そんなものを酸化水溶液に入れると塩になって機能しないだろうと思い、2を選択。

【公表された正解:2】 戻る


  
4-14 - APEC -2004-10-12 23:26:23 削除
4−14 A〜Dに示す水溶液には、沈殿が生成しているものがある。沈殿が生じている水溶液の正しい組合せは次の(1) 〜(5) のどれか。なお、以下に示すモル濃度で表したこの条件での溶解度積の値を参考にせよ。
  PbSO4:2×10^-8, PbCl2:1.6×10^-5, AgCl: 1.7×10^-10
 A.0.01mol dm^-3 Pb(NO3)2と0.01mol dm^-3 Na2SO4を含む水溶液。
 B.0.01mol dm^-3 Pb(NO3)2と0.01mol dm^-3 HClを含む水溶液。
 C.0.01mol dm^-3 AgNO3と0.01mol dm^-3 HClを含む水溶液。
 D.0.01mol dm^-3 AgClと1mol dm^-3 NH3を含む水溶液。
(1) A,B  (2) A,C  (3) B,D  (4) A,B  (5) B,C,D

【公表された正解:2】 戻る


  
4-15 - APEC -2004-10-12 23:26:05 削除
4−15 核種に関する次の記述で正しいのはどれか。
(1) 質量数2の2D(重水素,デューテリウム),質量数3の3T(トリチウム)はいずれも水素の放射性同位元素であり,トレーサーとして体内の代謝経路研究などに使用される。
(2) 出土した木炭の14C/12C比は,生きている生物中の14C/12C比の1/8であった。14Cの半減期が6,000年であるとき,この木炭は約24,000年前のものである。
(3) 放射性核種からでるβ線は,波長の短い電磁波で,物質透過性が高い。生体組織に照射すると、生成するラジカル種などにより大きな損傷を与えるが,この特性を利用してガン治療などに用いられている。
(4) 1H,13C,31Pなどの核種は,いずれも核スピン1/2を持ち存在比がほぼ100%と高いため,核磁気共鳴スペクトル測定に適した核種である。
(5) 放射化分析とは,中性子などの高エネルギー粒子を照射することにより放射性核種を生成させ、これから放出される核種に特有な放射線エネルギーと半減期を測定することにより,核種の同定,定量をおこなう分析法である。

- 井戸端 -2004-10-13 01:15:44 削除
(2) 木炭は18,000年前のもの
(3) ベータ線じゃなくてガンマ線
(4) 「13Cの存在比がほぼ100%」ってことは無いだろうと思った

(1)(5)で迷って、(1)にしたのですが、たぶん正解は(5)かな?(;_;)
有毒な重水素を体内で使うことはないですよね?

【公表された正解:5】 戻る


  
4-16 - APEC -2004-10-12 23:25:53 削除
4−16 次の語句のうち、屈折法地震探査に関して関係のないものはどれか。
(1) ダイナマイト (2) 原点走時 (3) 地層・岩石層の硬軟 (4) ブラインド層 (5) 標準曲線

- 井戸端 -2004-10-13 01:09:45 削除
5の標準曲線は電気探査です。
5 - Tsu -2004-10-13 09:42:56 削除
標準曲線 → 電気探査
間違いないですね

【公表された正解:5】 戻る


  
4-17 - APEC -2004-10-12 23:25:45 削除
4−17 次の語句のうち、浅層反射法地震探査のデータ処理,解析において関係のないものはどれか。
(1) 利得補正 (2) フィルタ処理 (3) タイムターム (4) CMP重合 (5) マイグレーション

- 井戸端 -2004-10-13 01:04:08 削除
3の「タイムターム」は屈折法地震探査です。
正解は3 - ちちもん -2004-10-13 10:02:29 削除
井戸端さんの言われるとおり3で良いと思います。

【公表された正解:3】 戻る


  
4-18 - APEC -2004-10-12 23:25:33 削除
4−18 次の語句のうち,電気探査の測定,解析に最も関係の薄いものはどれか。
(1) 電極配置   (2) ウェンナー配置 (3) 滞水層の分布  (4) 断層破砕帯の分布 (5) 地盤の力学的性質

- 井戸端 -2004-10-13 01:22:45 削除
「地盤の力学的特性」は地震探査と関連が深い。5を選択。
5 - Tsu -2004-10-13 09:47:02 削除
(5) 地盤の力学的性質
電気探査は、あくまで比抵抗値による解析なので
力学的性質は関係が薄いと思います

【公表された正解:5】 戻る


  
4-19 - APEC -2004-10-12 23:25:23 削除
4−19次の語句のうち,速度検層に関して最も関係の薄いものはどれか。
(1) ダウンホール法  (2) 区間速度   (3) 低速度層  (4) 薄い挟み層  (5) 動的弾性常数

4では? - Tsu -2004-10-13 10:09:05 削除
(1) もちろん関係が深い → ○
(2) 当然、分かります → ○
(3) これも、分かります → ○
(4) 薄い程度にもよりますが、これではないですか? → ×?
(5) 詳しくは分かりませんが、弾性波探査関係で聞いたことがあるような → △

4では? - ちちもん -2004-10-13 10:24:48 削除
速度検層のメリットは鉛直方向の詳細な区間速度が求められること。
「薄い挟み層」を検出するほど分解能はないのでは?ただし、出題者が定義する「薄い挟み層」の層厚によるが...

4か5? - 井戸端 -2004-10-13 12:03:18 削除
悩ましいですね。
速度検層で得られたP/S波速度に、別途密度値が得られれば、動的な弾性率は計算できますね。
とすると4でしょうか? 「薄いはさみ層」であることと速度検層は直接関係しませんし。
なお4が答えであれば、私は間違えました。(;_;)

やっぱり4か - 井戸端 -2004-10-13 13:26:08 削除
仮に「薄い低速度の挟み層」であれば関係があると思いますが、「薄さ」だけで、その物性については何も語っていませんから、やはり4が×なのでしょうね。
5では? - りゅうま -2004-10-14 11:31:57 削除
速度検層はブラインド層(通常薄い挟み層という)を検出できるメリットがありますし、下層につれて高速度となることを前提として解析する弾性波探査において、挟み層というのは低速と判断するのが妥当では?5については計算はできるが関係は薄いという題意にあっているのでは?
人それぞれ - Tsu -2004-10-15 12:35:13 削除
(4)について
「薄い」とありますが、人それぞれ「薄い」についての感覚は
さまざまだと思います。
数mオーダーを薄いという人もいれば
数cmオーダーを薄いという人もいるかもしれません
数mオーダーであれば、測定間隔を調整すれば、測定可能ですが
数cmオーダーであれば、実務レベルの計測機器では限界があり
測定できないと思います

以上のような、曖昧さを持っている(4)を選択しました

ただし、設問は測定可能かどうかではなく、関係の深さを聞いています

「速度検層−薄い挟み層」 の関係は?と聞かれた場合
単純に関係が薄いとは言えないような気がしてきまして・・・

ということは、5かも、、、

薄い挟み層 - ちちもん -2004-10-15 14:43:04 削除
通常のダウンホール法であれば、層厚2〜3m程度が検出限界になると思われます。また、素朴な考え方ですが「薄い挟み層≒岩質の異なる薄層」と定義した場合、ボーリングコアのみで確認可能ではないでしょうか?
補足です - ちちもん -2004-10-15 15:25:32 削除
「速度検層の方法は、一般的に(1)で、(2)を求めるものであり、(3)or(4)の検出に優れている。速度検層で得られたVp・Vsは(5)の算出に利用され、重要構造物の耐震設計に大きく役立つ。」
このようなストーリーで説明すると、やはり(4)が関係が薄いのではないでしょうか?

回答について - ??? -2004-10-18 11:51:24 削除
回答が3というのは納得いかないです・・・
同上 - 井戸端 -2004-10-18 16:06:08 削除
(3)が他の項目より速度検層と関連が低いという理由が思いつきません。
出題ミス - え? -2004-10-18 20:28:22 削除
出題ミスではないでしょうか?
あ〜っ - おつ -2004-10-19 01:43:28 削除
嫌な予感がしておりました。低速度層を地学事典で見ると、アセノスフェアの上部の低速度層のことしか書いてありませんよね?というわけで、例えば高校の先生レベルの人が作った問題だとすれば・・・

もしくは、一般に、低速度層というと、屈折法で最下部層にみられる低速度層を指すのかもしれません。

そんなことを思っていたのですが、「ありえな〜い」と思って書き込みませんでした。

私としては、この問題で、不合格になる人がいるならば、正式に抗議すべきだと思います。

- 井戸端 -2004-10-19 10:04:08 削除
結構いい推測かもしれませんね。
- 微妙 -2004-10-19 11:22:29 削除
詳しい人に聞いたところ、低速度層はどちらかというと弾性波のときに用いるそうで、あながち間違ってるわけでもなさそうとのことです。
しかし - 微妙 -2004-10-19 11:25:01 削除
薄い挟み層については、特殊な検層以外では検出できないため、これもどうかと思うのですが・・・
表現の仕方が問題かな〜 - どうやろ? -2004-10-19 14:13:36 削除
弾性波では、低速度層とは言わずに低速度帯で表すことが多いのでは?
層って表記したら、検層でのイメージに近づくんでは?

低速度層 - 井戸端 -2004-10-19 16:44:45 削除
たとえば「地球科学技術の耳学問」(http://homepage3.nifty.com/nishimura_ya/earth/yo_kotai.htm)によると「モホ面から数十km下方に地震波の速さが異常に小さい層(厚さ100km程度)があり、これを「低速度層」(低音速層)という」。
「山賀 進のWeb site」にも低速度層の記載あり。(http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/chikyunokozo-02.htm#%83}%83%93%83g%83%8B%82%CC%8D\%91%A2)
「地球 低速度層」でgoogle検索すると、いろいろ出てきますが、アセノスフェアの上部の低速度層が主流のようです。

低速度層 - 地質論 -2004-10-20 11:32:49 削除
低速度層の定義:地震波の速さが、その上下と比べて遅くなっている層。(地学辞典)
これは、広義的な定義であるが、速度検層には直接関係するものである。
一般的には、やはり地球マントル内の深さ約100kmの所にあると考えられているものらしい。
しかし、薄い挟み層についても、一般的な検層では把握できないため、広義的な意味合いを考えると低速度層とは真逆に、関係の薄いものと判断できる。
簡単にまとめると、
(1) ダウンホール法 → 直接関与
(2) 区間速度 → 直接関与
(3) 低速度層 → 直接関与
(4) 薄い挟み層 → 特殊な検層の場合、直接関与
(5) 動的弾性常数 → 間接関与
となる。
よって、関係の薄いものは(4)or(5)ではないでしょうか。



弾性常数 - 弾性常数 -2004-10-20 23:17:48 削除
(5)動的弾性常数は速度検層から得られたP波S波の速度から算出しますので、関係が深いです.
前の方が言っているように出題者は(3)低速度層を地球物理的な意味あいにとらえて、関係が薄いとしているのかもしれませんが、速度検層で、上下の層と比較して速度の遅い層を低速度層ということもあり、関係は薄くはありません。やはりこの場合(4)薄い挟み層がもっとも関係の薄いものだと思います。(「薄い挟み」というのも非常に曖昧な表現ですが)

【公表された正解:3】 戻る


  
4-20 - APEC -2004-10-12 23:25:14 削除
4−20 次の語句のうち,電磁探査に関して最も関係の薄いものはどれか。
(1) TEM法   (2) CSAMT法   (3) VES曲線  (4) 受信コイル  (5) 地盤の比抵抗

- 井戸端 -2004-10-13 10:06:31 削除
VES曲線→電気探査
ですよね?

正解は3 - ちちもん -2004-10-13 10:32:59 削除
Vertical electrical soundingの略であり、VESは電気探査比抵抗法の比抵抗曲線となります。したがって「3でまちがいない」と思います。
- Tsu -2004-10-13 10:33:49 削除
(1)(2)は、電磁探査にある手法ですよね
(4)も、電磁探査では必要なものです
(5)は、解析などで比抵抗断面図を作成しますから
消去法で、3ということです。

【公表された正解:3】 戻る


  
4-21 - APEC -2004-10-12 23:25:04 削除
4−21 大陸棚に関連して述べた次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1) 大陸棚は沿岸から沖合250kmまでの海底を指し,傾斜角1°未満の緩やかな傾斜をもつ。
(2) 大陸棚は,水深100〜1,000mくらいまでの間に広がる傾斜が緩やかな(1°未満)海底面である。
(3) 大陸棚の先,水深約2,000mまでで,傾斜が3°〜6°とやや急になっているところが大陸斜面である。
(4) 大陸斜面の外側(外洋側)には、ほぼ水深8,000mに達する大洋底が広がり,これが海洋底の面積の大半を占める。
(5) 大陸棚は,第四紀の氷期には大部分が陸上に現れていたところであるが、当時の地形を一切残していないのが特徴である。

- 井戸端 -2004-10-13 01:07:03 削除
4と5は間違いだろうと思いました。
(4) 8000mは深すぎる
1〜3で迷いました。
まず200m程度の水深の記載がないことから1をはじき、えいやっ、で3を選択。

う〜む・・・。 - 応用できない理学なひと -2004-10-13 01:23:57 削除
(1)大陸棚の定義に沿岸から沖合い何キロというのはないので、これは×。
(4)水深8,000mは海溝であり、海洋底の面積の大半を閉めているわけではないので、これも×。
(5)一切残していないわけではないので、これも×。

で、(2)か(3)かで迷って(2)にしたんですけれど、やっぱり(3)かなぁ?

う〜む・・・。(再掲) - 応用できない理学なひと -2004-10-13 01:37:17 削除
訂正

(4)水深8,000mは海溝であり、海洋底の面積の大半を占めているわけではないので、これも×。

2の除外理由 - 井戸端 -2004-10-13 08:27:37 削除
大陸棚の水深は200m程度と記憶していたので、1000mは深いと思い、(2)は除きました。
3では - Tsu -2004-10-13 10:51:25 削除
「大陸周辺をとりまく水深約200mまでの浅海。陸棚。
深海の大洋底とは大陸棚の縁にある急斜面によって隔てられている。
大陸棚は、大陸の一部が海面の上昇によって水面下に沈んだものと
考えられ、地形・地質の面でも陸地との連続性が見られる。」
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=1661
とあり、
大陸棚の定義(国連海洋法条約第76条)では
「5 4(a)の(1)又は(2)の規定に従って引いた海底における大陸棚の限界線は、
これを構成する各点において、領海の幅を測定するための基線から350海里を超え
又は2,500メートル等深線(2,500メートルの水深を結ぶ線をいう。)から
100海里を超えてはならない。」
などから、3ではないかと・・・

【公表された正解:3】 戻る


  
4-22 - APEC -2004-10-12 23:24:53 削除
4-22 日本列島の地質現象について述べた次の記述のうち,正しいものはどれか,
(1) 日本列島で見られる地質現象の多くは海洋プレートの沈み込みの過程と関連付けられ、安山岩質マグマを主体とする火山活動は日本島弧に特徴的なものである。
(2) 安山岩質マグマ活動に比べ、花岡岩質マグマの活動は日本島弧においては稀で,沈み込み帯における大陸性地殻の形成過程のひとつとしては考えられない。
(3) 花南岩質マグマが島弧地殻の上部に貫入することにより接触変成作用が生じ、周囲の岩石が変成され構成鉱物の分布や配列に方向性が見られる。
(4) 海洋プレートが海溝やトラフから沈み込んでいく陸側の下方では,水を含んだ冷たいプレートの沈み込みにより低温で低圧のもとでの変成作用が起きる。
(5) プレート活動に関連する地質現象として,地震に関連する活断層がある。日本島弧における活断層は九州,四国,北海道に特に多く,近畿,中部,関東には少ない。

1か3 - 井戸端 -2004-10-13 01:03:18 削除
私は1か3か迷いましたが、1にしました。
私は - ぼんねん -2004-10-13 08:52:46 削除
私も1か3で迷い3にしました。しかしあとから考えると、接触変成の場合、鉱物は定向配列しないですよね?1だったかなあ…。
2にしちゃいました。。。 - シャバ憎 -2004-10-13 12:15:06 削除
自信は無いですが。。
1は、「日本島弧に特徴的な」ってところに疑問符がつきました。沈み込み帯では日本列島に限らず安山岩質マグマを主体とする火山活動が起こるのでは?
3は、ぼんねん さんと同じ理由で除外

確かに引っかかる表現 - 井戸端 -2004-10-13 13:22:58 削除
私も「特徴的」という言葉にはひっかかっていました。
2に関してですが、花崗岩は日本列島を構成する岩石の一つなので、「考えられない」と言い切るほどのことはあるまいと思い、私は除外しました。

【公表された正解:1】 戻る


  
4-23 - APEC -2004-10-12 23:24:40 削除
4−23人間にとって有用な鉱物やエネルギー資源が濃集している部分を鉱床という。鉱床の生成は地殻の地質作用と密接に関連し,鉱床の種類も地質作用に関連して分類される。鉱床に関する次の記述のうち正しいものはどれか。
(1) 正マグマ成鉱床は、マグマの冷却に伴い生成する鉱床で,塩基性岩(斑レイ岩など)や超塩基性岩の活動と密接に関連して生成する。主として鉄、金,鉛,亜鉛などを大量に産出する。
(2) ペグマタイト鉱床は,花崗岩中や花崗岩などから派生するペグマタイト脈に関連して生成する鉱床で,リチウム、錫,タングステン,ベリリウム、ウランなどを主として産する。
(3) スカルン型鉱床は,炭酸塩岩および炭酸塩質岩と密接に関連し,大量の柘榴石や単斜輝石などからなるスカルン鉱物に伴って産する。規模は小さく主として鉄を産し,他の鉱種はほとんど見られない。
(4) 斑岩型銅鉱床は,熱水成鉱床に属し,主としてアルカリ岩に関連する鉱床である。鉱床の銅品位は高く,規模も大きく,世界の銅の産出量の大半を占めることで知られている。
(5) 地質時代の生物遺骸に由来する化石燃料のうち石油や天然ガスは,地層に含まれる有機物質が酸素を含む酸化環境のもとで,バクテリアによる分解や熱および圧力の影響を受けて生成されたものである。

- 井戸端 -2004-10-13 01:26:07 削除
2を選択したのですが、自信が無いのでよろしくお願いいたします。
(1) 産出するのは「ニッケル、白金、クロム」など
(3) 「主として鉄を産し」がひっかかり、除外。
(4) 「アルカリ岩」ではなく「中性〜酸性」では?
(5) 「酸化環境」ではなく「還元環境」

(2) について - Tsu -2004-10-14 17:38:15 削除
ペグマタイトは、花崗岩質に卓越している。
・リチウム:大部分がペグマタイト産
・錫:大部分が熱水鉱床。ペグマタイトに濃集する例もある
・タングステン:花崗岩類の活動に伴う熱水鉱床。ペグマタイトにも小規模に濃集する
・ベリリウム:花崗岩質ペグマタイトや熱水鉱床に濃集する
・ウラン:貫入岩型は、ペグマタイト中の鉱染鉱床
以上、地学事典より抜粋
→ 正しいのではないでしょうか

【公表された正解:2】 戻る


  
4-24 - APEC -2004-10-12 23:24:26 削除
4−24 地球上の流体物質とその運動に関連する次の記述のうち,正しいものはどれか。
(1) 地球にはおよそ1.36×10^18トンの水が存在する。現在地球上に存在する水の量は一定であるといわれており,地球表面積の70.8%を占める海洋を満たす水の量は99.5%であり,地球がまさに「水の惑星」といわれるゆえんである。
(2) 海面の風や波,海面付近の温度変化による密度の変化は,海水の鉛直混合を引き起こす。特に水深1,000mまでの領域においては鉛直混合が盛んに行われる。黒潮と親潮の水温と塩分は水深1,000m以下ではそれぞれ年間を通じてほぽ同じである。
(3) 貿易風は赤道付近海水の表層水を西から東へ動かす。コリオリの力は、海流の向きを北半球では左へ,南半球では右へかえる。この働きにより,北半球では反時計回り、南半球では時計回りの海水の表面循環が生じる。
(4) 海水1kg中には約35gの塩分が存在している。世界の海洋における表面水のpHはほぼ8であり,弱塩基性である。また,種々の成分は河川水の流入、蒸発,降水、凍結によって地域的,時間的に多少の変化はあるが、海水の組成はほぼ一定している。
(5) 地球上の水の一部は気圏と水圏を循環し,水収支の釣り合いを保っている。地球全体の年平均蒸発量と年平均降水量はともに約860mmである。また,全海洋での年平均蒸発量と年平均降水量はそれぞれ1,020mm,940mm、全大陸ではそれぞれ680mm、480mmである。

(4) かな? - シャバ憎 -2004-10-13 15:17:06 削除
空間的に一定な海水中の主要化学成分の組成は、時間的にもほぼ定常状態にある。約46億年前の地球誕生の後、海水の形成とともに原始大気から溶けこみ、固体地球から溶出してきた海水の化学成分の組成は、生命の誕生した約38億年前には現在の海水の組成に近くなっており、少なくとも6億年くらい前から現在まで、海水の主要化学成分の組成はほとんど変化していないと推定されている。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/ES_SK_K1.html
とあるので、(4)が正解?

(3)について - 井戸端 -2004-10-13 15:40:32 削除
「北半球では反時計回り、南半球では時計回り」は逆ですよね?
(5) について - Tsu -2004-10-14 17:48:15 削除
(5) について
「海上も含めた世界の年間平均降水量は約1,000ミリ」
http://www.jica.go.jp/world/issues/kankyou05.html

「地球全体の〜と年平均降水量はともに約860mmである。」→ × かな?

(1) について - Tsu -2004-10-14 17:57:51 削除
(1) について
「地球上に存在する、あらゆる水の量は約14億km3。その97.5%というと13億km3以上です。」
http://www.portnet.ne.jp/~kaijkoho/uminomizuhadonokurai.html


「地球表面積の70.8%を占める海洋を満たす水の量は99.5%」→ ×かな?

負け惜しみ - 井戸端 -2004-10-15 15:21:11 削除
負け惜しみになりますが、微妙な数値の差で正誤を判断させる問題はいかがなものかと....
この問題の価値は? - きりん -2004-10-16 01:10:23 削除
この問題の価値は?

【公表された正解:4】 戻る


  
4-25 - APEC -2004-10-12 23:24:15 削除
4−25 気候および気候変動,気温変動に関する次の記述のうち,ILしいものはどれか。
(1) 5月から7月にかけて現れる梅雨期の地上天気図を見ると、南方海上に広がる亜熱帯高気圧(北太平洋気団)からの暖かく湿った空気と、オホーツク海付近に現れる高気圧(オホーツク海気団)からの冷たく湿った空気との間に梅雨前線が停滞していることが多い。
(2) 梅雨末期には、長江(揚子江)流域や西日本でしばしば積乱雲が発達して集中豪雨を降らせる。なお,オホーツク海高気圧が弱い年は,東日本や北日本では冷害を起こし,亜熱帯高気圧が弱いと梅雨がなく(からつゆ),干ばつになることがある。
(3) 統計的に見て稀にしか起こらないと考えられる気象現象を異常気象という。気候値として平均値を用いる場合、60年に一度しか起こらないと考えられる現象を異常気象として扱う。
(4) エル二ーニョは熱帯東部太平洋の海面水温が数℃高くなる現象で,10〜15年に1度現れ,熱帯太平洋で積雲対流の活発に起こる海域が西に移り,大気の循環の様子が変わって世界の気象に影響を与える。
(5) 過去100年あまりにおける全地球平均の地上気温の毎年の変化を調べてみると、年毎に多少の上下はあるものの全体としてこの100年間に3℃ほど上昇していることが報告されている。化石燃料の消費に起因するCO2の増加に由来すると考えられている地球温暖化現象である。

答えは1か? - 井戸端 -2004-10-13 01:01:04 削除
私自身間違えましたようです。(;_;)
(2) オホーツク海高気圧が「弱い」ではなくて、「強い」。
(3)「60年」ではなく、「30年」
(4) エルニーニョの出現周期はもっと短いと思う。(数年程度)
(5) 100年間の温度上昇は1℃未満。

【公表された正解:1】 戻る


  
4-26 - APEC -2004-10-12 23:23:26 削除
4−26 次の水質測定項目に関する記述のうち,誤っているものはどれか。
(1) pHが水素イオン濃度であり,酸性・アルカリ性の尺度となる。純水のpHは7である。外洋水は弱いアルカリ性である。また,多くの場合に,人間活動の影響を受けなくても,降水のpHは7以下である。
(2) プランクトンはクロロフィルaを含有するから,クロロフィルaが動植物プランクトン量の指標となる。
(3) 窒素とリンは生物の主要な構成元素であるので,その量が少なければプランクトンの増殖の制限因子となる。
(4) 水中に含まれる酸素を溶存酸素と呼ぶ。水質汚濁が進行すると,有機物が酸素を消費するため,溶存酸素が減少し貧酸素化が発生しやすい。
(5) WHOに定められた水質基準によると,トリクロロエチレンおよびテトラクロロエチレン濃度の基準値がそれぞれ0.03mg/L以下と0.01mg/L以下である。

- 井戸端 -2004-10-13 01:02:06 削除
引っかけ問題か?
クロロフィルは植物性プランクトンにしか含まれない。

2でしょう - Tsu -2004-10-13 11:14:18 削除
一般的な関係
魚類の餌料生物としての役割 ― 動物プランクトン
環境汚染や浄化との関わり ― 植物プランクトン 
上記に関連した物質循環の一員としての役割 ― 動植物プランクトン
「クロロフィルaはほとんどの植物に含まれているが、水域ではその濃度が植物プランクトンの量を示す」
以上のことから、2が間違いでは

1は? - 1は? -2004-10-14 13:30:25 削除
1はどうでしょう?
http://www.yamato-net.co.jp/support/qa/kagaku/qa_sapo_5.htm
より、純水はpH7になることは、無い。とされています。

1は× - 1は? -2004-10-14 14:59:14 削除
すいません。
良く読むと、"通常は"となっていますね。
理論値では純水はph7になるんでしょうか?
私が1にしたのでひいきにしてしまったみたいです。

私も1を選んでいました - 井戸端 -2004-10-14 15:54:20 削除
降水のpHは通常5.7程度、酸性雨でも5程度らしい。私はここで誤りました。
変な表現 - 4は? -2004-10-15 00:27:48 削除
有機物って酸素消費するんでしょうか?生物ならわかるのですが・・・

【公表された正解:2】 戻る


  
4-27 - APEC -2004-10-12 23:23:07 削除
4−27 次の記述のうち,誤っているものはどれか。
(1) 富栄養化に関わるリン酸やアンモニアは堆積物によく吸着するが酸化還元状態の変化などによって再び脱着して水中に回帰する。
(2) 吸着も多くの反応と同様に一方通行ではなく,吸着した物質が常に一定の割合で脱着する。よって,時間が十分経過すれば吸着速度と脱着速度とが等しくなり、平衡状態となる。
(3) 土壌は、CO2が水分にとけ、H2CO3の電離でいったん酸性になるが,加水分解を受けやすい鉱物が共存するとH2CO3が使われてしまう。そういう状況では,陸水はほぽ中性に近く,CO3^2-イオンが溶けた陰イオンの主成分になる。
(4) 一般的に,年平均気温20℃の熱帯では、12℃の温帯に比べるとほぼ倍ぐらいの速さで風化が進む。
(5) 2価の金属イオンM^2+が組み込まれたシリケートはM^2SiO4の組成をもち,その溶解速度が金属イオンのサイズによって異なる。例えば、Ca2SiO4>Mg2SiO4>Be2SiO4となる。

【公表された正解:3】 戻る


  
4-28 - APEC -2004-10-12 23:22:50 削除
4−28 水素,酸素同位体に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。
(1) 液体の水から水蒸気が発生するとき、水蒸気は水素,酸素どちらの同位体に関しても軽くなる。
(2) 降水中のδ18Oが負の値をとっている。これらの絶対値は高緯度地方の降水ほど大きくなる。極地の氷は地球上で最も軽い水である。
(3) 世界の降水中のδDとδ18Oの間にはδD=8δ18O+10という関係が見出される。
(4) 有孔虫化石の酸素同位体比は,間氷期と比較すると、氷期において小さくなっている。
(5) 沈み込み帯の高温火山ガスの酸素,水素同位体比はその地域の天水の同位体比に関係なく、δD=−10〜−30‰、δ18O=の+5.5〜10.0‰である。

予備知識 - 井戸端 -2004-10-13 12:20:03 削除
・蒸発の時、軽い同位体の方が早く蒸発。
・降雨の時は、重い同位体が先に落ちる。

とすると、(1)は正しい。
ホームページ上をいろいろ探してみると
・海水温が高いほど軽い酸素(16O)が取り込まれ易く、殻の酸素同位体比は小さくなる

ということなので、4が誤りか?

- 3度目 -2004-10-13 15:40:45 削除
氷河期には広がる氷床中に軽い16Oが選択的に多く取り込まれるので、δ18Oが海水中で高くなり、有孔虫の炭酸塩殻に取り込まれ保存されると思います。氷河期に-1、間氷期に-3程度の値を示します。
これも誤り? - あれ -2004-10-19 13:00:12 削除
δ18O=の+5.5〜10.0‰
???

実は - sssss -2004-10-19 13:28:37 削除
試験中
δ18O=D+5.5〜10.0‰
と書いてあるのかと思ってましたが。

うーん - 通りすがり -2004-10-20 00:24:31 削除
確か最も軽い水は高緯度の内陸に降ると聞いたことがあります。(4)も明らかに誤りですが、(2)も微妙なところじゃないですかねえ?どなたかご意見おば。

【公表された正解:4】 戻る


  
4-29 - APEC -2004-10-12 23:22:36 削除
4−29 次の記述のうち,誤っているものはどれか。
(1) 放射性廃棄物の地層処分は,人エバリアと天然バリアからなる多重バリアによって放射性核種の移行速度が抑えられる。
(2) 放射能の単位として二つの基本的単位が用いられている。一つは放射線を発生する能力そのものを表すベクレル(Bq)で、もう一つは生体組織によって吸収される放射線量を表すグレイ(Gy)またはシーベルト(Sv)である。
(3) 放射性核種は温度や圧力などの外的条件によらず,以下の関係に従って,一定の速度で壊変する。
    dN/dt=−λN^2
 ここで,Nは放射性核種の数,λは壊変定数とよぱれる定数である。
(4) 海水のSrとNdの主要な究極的な供給源はマントル由来物質と大陸地殻由来の物質と考えられるので,海水のSrとNd同位体比は,海水へ流人するマントル由来物質と大陸地殻由来物質との相対的な割合を反映している。
(5) Re-Os法は、187Reのβ−壊変に基づく、187Os存在度の変動を利用した同位体年代測定法である。

- 井戸端 -2004-10-13 01:17:28 削除
3を選択しました。
放射壊変の式はN^2ではなくて、Nだと思ったので。

自信ないですが - 1では? -2004-10-15 00:30:18 削除
放射線は届かなくなるだろうけど、移行速度は変わらないのでは?
4では? - るりるり -2004-10-15 00:58:51 削除
(4)の論理展開が短絡的だから・・・
1は○では? - 井戸端 -2004-10-15 10:10:38 削除
「移行速度」が何を指すのかわからなかったので、調べてみました。
原子力図書館(http://sta-atm.jst.go.jp/atomica/index.html)なんていうのもあるのですね。知らなかった。
ぴったりの項目が見つからなかったのですが、移行速度を「大気から土壌への沈着、土壌から大気への再放出、土壌中移行、植物への取り込み等の挙動」のような媒体間の移動速度と考えると、1は合っているような印象を受けます。

やっぱり3なのかなあ - るりるり -2004-10-16 23:25:03 削除
3のようですね。
どこにも3が正しいと言い切れる根拠を見つけることができません。
見つけた方、おりますか?

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4-30 - APEC -2004-10-12 23:21:43 削除
4-30 次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 脱窒過程は系内に酸素がなくなると,硝酸が酸素の代わりに電子受容体として使われる反応である。この反応の生成物は通常N2であるが,NO2-、N2Oが最終生成物となる微生物も存在する。
(2) 土壌中の無機態窒素は脱窒などによって15Nが濃縮され、重い値を示す。
(3) 降雨や潅漑によって降下浸透が起これば,硝酸イオンは地下水に入り,水系の富栄養化や硝酸汚染につながる。そのため,WHOでは飲料水中の硝酸性窒素濃度の基準をNO3-−Nとして10mg/L以下と定めている。
(4) 自然浄化能力をもつ湿地,水田,河畔域では.流入したNO3-のかなりの部分が希釈で除かれるという。
(5) 海洋の湧昇域では表層に窒素などの栄養塩が十分供給されるため,植物プランクトンの増殖が活発となる。

(3)が正解? - シャバ憎 -2004-10-13 15:43:07 削除
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/11/s1108-5g.html
から、(3)が間違いなのかな?

チョット待った - るりるり -2004-10-13 23:51:03 削除
WHO基準の(急性)とはなんぞや?
他の基準では10となっていますが。

(4)かな? - りゅうま -2004-10-14 11:19:54 削除
自然浄化能力とは希釈によるものではなく生物やバクテリアによる分解作用のことをいうのではないかな?
ということで(4)ではないでしょうか。

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