平成20年度技術士第二次試験問題 (上下水道部門) |
提供:たずへいさん | |
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上下水道一般 Ⅱ 次の問題について解答せよ。(答案用紙3枚以内にまとめよ。) 次ぎに示す図表等を参考にして、日本の水利用の現状と課題を整理し、健全な水循環系を構築するために上水道及び下水道がそれぞれ取り組むべき技術的対策について述べよ。 |
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専門問題(上水道及び工業用水道) Ⅰ 次の2問題(Ⅰ-1、Ⅰ-2)について解答せよ。 Ⅰ-1 次の8設問のうち3設問を選んで解答せよ。ただし、Aグループ及びBグループから少なくとも1設問を選ぶこと。(設問ごとに答案用紙を替えて解答設問番号を明記し、それぞれ1枚以内にまとめよ。) (Aグループ) Ⅰ-1-1 河川表流水を取水する場合の取水施設を2つ挙げ、機能及び特徴を述べよ。 Ⅰ-1-2 水道施設における機械・電気設備のシステム機能評価の効用と診断技術について述べよ。 Ⅰ-1-3 平成20.4.1水道法の水質基準に追加された塩素酸に関連して、消毒用次亜塩素酸ナトリウムの適切な使用に当たっての留意点について述べよ。 Ⅰ-1-4 浄水汚泥の有効利用の計画に当たって検討すべき項目とその内容について述べよ。 (Bグループ) Ⅰ-1-5 藻類による浄水処理障害とその対策について述べよ。 Ⅰ-1-6 急速濾過池の濾層の洗浄方式の概略と運転上の留意点について述べよ。 Ⅰ-1-7 MF/UF膜濾過設備における膜の洗浄方法について述べよ。 Ⅰ-1-8 配水管の洗浄に当たっての留意点について述べよ。 Ⅰ-2 次の3設問のうち1設問を選んで解答せよ。(答案用紙を替えて解答設問番号を明記し、 3枚以内にまとめよ。) Ⅰ-2-1 水道水質管理を適切に行うに当たり、水源から給水栓までの水質管理の着目点と、その理由について述べよ。 Ⅰ-2-2 残留塩素の低下が著しい給水栓がある。直結給水及び貯水槽水道の場合に分け、考えられる原因を列挙し、その対策を述べよ。 Ⅰ- 2-3 河川表流水を水源とする浄水場(施設能力5,000m3/日)を計画・設計するに際し、下記の原水水質に適応可能と考えられる浄水処理フローを1つ挙げ、その選定理由を述べよ。 |
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専門問題(下水道) Ⅰ 次の2問題(Ⅰ-1、Ⅰ-2)について解答せよ。 Ⅰ-1 次の8設問のうち3設問を選んで解答せよ。ただし、Aグループから1設問以上、Bグループから1設問以上を選ぶこと。(設問ごとに答案用紙を替えて解答設問番号を明記し、それぞれ1枚以内にまとめよ。) (Aグループ) Ⅰ-1-1 汚水処理計画策定における集合処理と個別処理との役割分担の考え方について述べよ。 Ⅰ-1-2 下水道管渠の代表的な3つの布設工法について、工法選定上の留意点を述べよ。 Ⅰ-1-3 合流式下水道の改善対策が必要となった背景と改善目標について述べよ。 Ⅰ-1-4 下水道処理施設において耐震設計上満たすべき性能について述べよ。 (Bグループ) Ⅰ-1-5 嫌気一無酸素一好気法における反応タンクの管理について考慮すべき項目を3つ挙げ、それぞれの概要を述べよ。 Ⅰ-1-6 下水あるいは下水汚泥からリンを回収する技術を2つ挙げ、それぞれの概要を述べよ。 Ⅰ-1-7 下水汚泥の濃縮方法を3つ挙げ、それぞれの概要を述べよ。 Ⅰ-1-8 急速濾過法の原理、特徴及び設計上の留意点を述べよ。 Ⅰ-2 次の3設問のうち1設問を選んで解答せよ。(答案用紙を替えて解答設問番号を明記し、3枚以内にまとめよ。) Ⅰ-2-1 下水道の未普及地域を有する市町村が抱える課題を踏まえ、効率的な下水道整備に必要な技術について、概要と採用にあたっての留意点を述べよ。 Ⅰ-2-2 下水道へのディスポーザー排水の受入について、その利害・得失を述べよ。 Ⅰ-2-3 下水道施設の老朽化に伴う影響を挙げ、今後の下水道事業における対応策について述べよ。 |
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専門問題(水道環境) |