平成21年度技術士第一次試験専門科目問題(生物工学部門) | 各部門の部屋Topへ 第一次試験過去問題Topへ |
W 次の35問題のうち25問題を選択して解答せよ。(専門科目解答欄に1つマークすること。)
W-1 エピジェネティクスの定義・特徴に関する次の記述のうち、誤っているものを選べ。
@ DNAの塩基配列の変化なしに、遺伝子機能が変化する現象のことをいう。
A 胚発生、細胞分化、老化などの様々な生物現象に関与する。
B ガンや先天異常など、多数の病因に関係する。
C 哺乳類ではCpG配列の60〜90%のグアニン残基がメチル化されている。
D ガン細胞では、ガン抑制遺伝子領域のDNAが異常にメチル化されていることがある。
W-2 通常、動物細胞では生産されていない物質を次の中から選べ。
@ 組織性プラスミノーゲンアクチベータ
A プラバスタチン
B 腫瘍壊死因子
C 天然型インターフェロン
D コロニー制御因子
W-3 水素生成に関与する酵素として、ヒドロゲナーゼとニトロゲナーゼが知られているが、次の水素生成微生物(属)のうち、ニトロゲナーゼを主に使っているものを選べ。
@ Azotobacter
A Clostridium
B Sarcina
C Desulfovibrio
D Escherichia
W-4 バイオレメディエーションに関する次の記述のうち、誤っているものを選べ。
@ 生物を利用して汚染された環境を修復することである。
A 有機溶媒、農薬などの汚染除去に適用される。
B 生分解されない汚染源には適用できない。
C 植物を利用した環境修復をファイトレメディエーションという。
D 他所から分解菌などを導入して浄化することをバイオスティミュレーションという。
W-5 イムノアッセイに関する次の技術のうち、誤っているものを選べ。
@ 抗原抗体反応を利用して物質を測定する方法の総称である。
A 非標識法は簡便であるが、高感度化は困難である。
B 赤血球を標識に使ったイムノアッセイもある
C 放射性同位元素に代わり、酵素などが標識として用いられるようになった。
D 合成高分子などの微粒子は標識としては利用されない。
W-6 次の化合物のうち、外因性内分泌撹乱物質の疑いが最も低い物質を選べ。
@ ビスフェノールA
A ポリエチレン
B PCB
C ダイオキチン
D DDT
W-7 花粉アレルギーに関する次の記述の、□に入る最も適切な語句を@〜Dの中から選べ。
花粉アレルギーは花粉症とも呼ばれ、花粉を抗原とした□との特異的反応により気道や眼に生じる即時性のアレルギー性炎症である。
@ IgA抗体
A IgD抗体
B IgE抗体
C IgG抗体
D IgM抗体
W-8 高速液体クロマトグラフィーではピーク幅が広がったり、テーリングやリーディングなど非対称なピーク形状を呈するときがあり、分離あるいは定量に支障をきたす。想定されるいくつかの原因に対する対策として最も不適切なものを次の中から選べ。
@ カラムに対する試料の過負荷を考え、充填量の大きなカラムに取り替えた。
A 小さなピークが重なり定量できないと考え、原理の異なる検出器を検討してみた。
B カラム内での試料の析出を考え、溶離液と極性の大きく異なる溶媒で試料を調製してみた。
C 流路に空隙や袋小路ができていると考え、流路の部分をひとつひとつ交換して該当箇所を検討した。
D カラムへの吸着物の蓄積を考え、やや溶解性の高い溶媒でカラムを事前洗浄した。
W-9 次の(ア)〜(オ)の性質をすべて有する物質を@〜Dの中から選べ。
(ア)水やエタノールに溶解性がよく、細胞ミトコンドリアへの自由な出入が可能である。
(イ)細胞膜に及ぼす浸透圧や、細胞外排出エネルギーへの影響が小さい。
(ウ)アロステリック酵素のエフェクターとして、解糖系や脂肪酸合成系の進行を制御する。
(エ)Ca2+やFe3+をキレートし、その生理作用を調節する。
(オ)結晶水を含む無色の結晶をつくる。
@ グルコース
A ATP
B 葉酸
C アセチルCoA
D クエン酸
W-10 細胞内のペルオキシソームとミトコンドリアに局在する活性酸素除去作用をもった物質又は酵素の正しい組合せを次の中から選べ。
(ペルオキシソーム/ミトコンドリア)
@ ビタミンC/ビタミンE
A ビタミンE/ビタミンC
B カタラーゼ/SOD
C SOD/カタラーゼ
D カタラーゼ/ビタミンE
W-11 生命倫理に関する次の(ア)〜(エ)の記述の、a〜dに入る語句として適切な組み合わせを@〜Dの中から選べ。
(ア)本年7月に改正・交付された臓器の移植に関する法律では、aがヒトの死と認められ、本人の拒否の意思表示がなければ家族の承諾の下で移植が可能である。
(イ)遺伝子診断前には被験者にbを行い、遺伝子診断の目的・方法・精度・診断限界などについて正確な情報を伝えなければならない。
(ウ)培養系においてES細胞の分化・増殖を制御することは難しく、移植時にはcを引き起こす危険性がある。
(エ)動物実験を遂行するにあたっては、研究者は生命尊厳の社会的倫理を尊重する義務を負う。この観点で、微生物や動物培養細胞を用いるdが開発されてきている。
(a/b/c/d)
@ 脳死/精神療法/拒絶反応/遺伝子操作法
A 脳死/カウンセリング/奇形腫形成/動物実験代替法
B 心臓停止/精神療法/プリオン病/動物実験代替法
C 心臓停止/カウンセリング/拒絶反応/不死化技術
D 呼吸停止/免疫適合性検査/奇形腫形成/遺伝子操作法
W-12 事業者の環境への取り組みに関する次の記述のうち、正しいものを選べ。
@ 環境マネジメントシステムとは、法律で定められた手順書どおりに、適正なレベルの達成に向けて取り組んでいくことをいう。
A PDCAサイクル、すなわち(1)方針・結果(Plan)、(2)実施(Do)、(3)点検(Check)、(4)予想(Anticipation)というプロセスを繰り返すことにより、環境マネジメントのレベルを継続的に改善することが可能である。
B グリーン購入とは、製品やサービスを購入する際に、経済効果と必要性を第一義としたうえで、環境への負荷が少ないものを選んで購入することである。
C 予防原則とは、環境に重大かつ不可逆的な影響を及ぼす恐れがある化学物質や遺伝子組換えなどの新技術に対して、科学的に因果関係が完全に証明されれば、規制措置を可能にする制度や考え方のことである。
D PRTR制度は、有害性が疑われるような化学物質が、どこから、どのくらい、環境中へ排出されているか(排出量)、廃棄物などとして移動しているか(移動量)を把握し、集計・公表する仕組みである。
W-13 アポトーシスは細胞死の1つの形態であり、ネクローシスと対比される。次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。
@ アポトーシスでは、細胞膜や細胞内小器官は一見正常なまま核内ゲノムDNAが断片化する。
A アポトーシスを起こした細胞自体は、マクロファージによる貪食を受けて炎症にいたる。
B サイトカインや増殖因子などのシグナル伝達リガンドには、アポトーシスを誘発するものがある。
C 癌化とアポトーシスは密接な関係にあるが、アポトーシスが誘発されることは癌化の抑制となり、アポトーシスの抑制は癌化につながる。
D 神経組織にβ-アミロイド沈着物が生じ周辺の細胞にアポトーシスが誘発される病気として、アルツハイマー病やプリオン病がある。
W-14 下図に示す小型通気攪拌培養装置の操作手順を順に記した。最も不適切な操作を@〜D中から選べ。V1〜V5は図中の各バルブを表す。
@ 【培養槽の準備】培地を入れ、加圧殺菌可能なセンサー、電極類などを装着し、不要な口はすべてゴム栓などで、ゴム管はピンチコックで塞ぐ。空気排出口は無菌的に空気を開放するために、綿ろ管を接続する。培養槽を丸ごとオートクレーブで加圧殺菌(通常120℃、20分間)する。
A 【冷却】培養槽を取り出してセットする。冷却水を通じ(V1開放)、培地を攪拌しながら冷却を続ける。ある程度冷却したら、コンプレッサーから除菌フィルター通して培養槽内に空気を送り込む(V2、V5の開放)。
B 【センサー類の取り付け】各種センサーを接続し、ウォーミングアップする。加圧、加熱できないセンサーを用いるときはセンサーに応じ70%エタノールなどで滅菌した後、無菌水で洗浄して手早く培養槽に取り付ける。
C 【前培養液の接種】温度、攪拌速度及び通気量を点検後、接種口の溝に脱脂綿をつめ、エタノールを周囲に溢れさせない程度に染み込ませる。ピンチコックでV2を閉じた後、蓋をゆるめ、はずせる状態になったら点火する。炎で前培養容器の口をよく殺菌した後、種菌を接種し、蓋を閉じて消火する。
D 【培養液の採取】V3を開いて採取管を培養液の槽内に排出した後、V3を閉じる。V5を閉じて培養槽の内圧を上げ、V4を開いて採取管より培養液を取り出す。出始めの数mLを捨てた後、必要量採取する。採取後一時V3、V4を開いて採取口の培養液を除去しておく。
W-15 遺伝子発現の指標となるレポーター遺伝子に関係する次の語句の組合せのうち、誤っているものを選べ。
@ ルシフェラーゼ―ホタル由来の生物発光を起こす酵素
A クロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼ―CATアッセイ
B 緑色蛍光タンパク質―ウミシイタケ由来のタンパク質
C β-グルクロニダーゼ―植物中での外来遺伝子の発現
D β-ガラクトシダーゼ―大腸菌のラクトースオペロンを構成する遺伝子lacZ
W-16 ウィルスを用いない非ウィルス性ベクターに関係する次の語句の組合せのうち、誤っているものを選べ。
@ ポリ-L-リシン―カチオン性ポリマー
A アニオン性脂質によるアニオン性リポソーム―DNA-リポソーム複合体
B ポリエチレングリコール―PEG修飾リポソーム
C ブロック共重合体―高分子ミセル型遺伝子ベクター
D ポリアミドアミンデンドリマー―アミノ基付加樹状合成高分子
W-17 個別化医療とその関連技術に関する次の記述のうち、誤っているものを選べ。
@ マイクロアレイは、スライドガラスなどの支持体上にRNA断片を固相化したもので、遺伝子発現解析に用いる。
A 人口の1%以上の頻度で存在する遺伝子配列の違いは遺伝的多型と呼ばれる。
B 遺伝的多型には病気に対するかかりやすさや薬の作用・副作用に影響するものが存在すると考えられている。
C 個体間でのDNAの一塩基の違いのことを一塩基多型という。
D 近年、サンガー法に基づかない自動解析装置である次世代シーケンサが開発、発売されている。
W-18 人体に影響を与える細菌に関する次の(ア)〜(オ)の語句の組合せについて、正しいものには○、誤っているものには×をつけた@〜Dの組合せのうち、適切なものを選べ。
(ア)腸管出血性大腸菌O157:H7のベロ毒素―赤痢菌由来の志賀毒素に類似
(イ)腸炎ビブリオによる食中毒―肉類や鶏卵を用いた食品の加熱不足・不衛生な保管
(ウ)サルモネラ菌による食中毒―生鮮海産魚介類を介した経口感染により発生
(エ)ヘリコバクターピロリ―慢性胃炎、胃潰瘍、胃ガンの発生に関与
(オ)レジオネラ肺炎―空調施設の冷却塔、循環式浴槽、給湯器などから感染
(ア、イ、ウ、エ、オ)
@ ○××○○
A ○○×××
B ×○○○×
C ××○○×
D ○○×○×
W-19 バイオインフォマティクスに関する次の記述のうち、誤っているものを選べ。
@ GenBankはDNA塩基配列のデータベースであるが、アミノ酸配列も掲載されている。
A BLASTは相同性解析のためのソフトウェアで、DNA塩基配列同士や、アミノ酸配列同士の相同性解析を行うことができるが、アミノ酸配列と塩基配列間の相同性解析はできない。
B バイオインフォマティクスの解析では、一種類のデータベースだけを用いることは少なく、様々なデータベースや検索システムを組み合わせた統合データベースが構築されるようになってきた。このような例としてNCBI Entrez、DBGETがある。
C ゲノム塩基配列のような文字配列情報の解析には、文字列操作に優れかつ比較的習得が容易なプログラミング言語であるPerlが多く用いられる。
D プロテオーム解析では、タンパク質の酵素消化物の質量分析データであるペプチドマスフィンガープリントを、タンパク質データベースに照合させることで、そのタンパク質を同定する。
W-20 遺伝学と連鎖解析に関する次の(ア)〜(オ)の語句の組合せについて、正しいものには○、誤っているものには×をつけた@〜Dの組合せのうち、適切なものを選べ。
(ア)メンデルの遺伝の法則―優性の法則、分離の法則、独立の法則
(イ)X染色体連鎖遺伝―血友病A、デュシェンヌ型筋ジストロフィー
(ウ)連鎖不平衡解析―2つの遺伝子座間の距離を、組換え率に基づいて算出
(エ)連鎖解析―common disease common variant仮説
(オ)QTL解析―血糖値など連続的な量的形質で表される表現型による解析
(ア、イ、ウ、エ、オ)
@ ○×○○○
A ○○×××
B ×○○○×
C ○○××○
D ○××○×
W-21 次のバイオセンサーとその分子認識素子の組合せのうち、誤っているものを選べ。
(バイオセンサー/分子認識素子)
@ グルコースセンサー/グルコースオキシダーゼ
A 免疫センサー/抗体
B 尿素センサー/ウリカーゼ
C DNAチップ/DNAプローブ
D 脂質センサー/リポプロテインリパーゼ
W-22 次のうち、アレルギー物質を含む食品として食品衛生法の表示制度の対象となっていないものを選べ。
@ かに
A 米
B 卵
C 乳
D そば
W-23 ヘモグロビン及び赤血球に関する次の記述のうち、不適切なものを選べ。
@ ヘモグロビンは、酸素及び二酸化炭素運搬の主役である。
A エリスロポエチンは、赤血球の産生を促進する。
B 赤血球では嫌気性解糖が行われる。
C 採取した大便中のヘモグロビンの検査は、大腸がん検診に利用される。
D グリコヘモグロビンは、血糖値管理の指標となる。
W-24 回分培養法と半回分培養法の特徴に関する次の記述のうち、不適切なものを選べ。
@ 基質濃度が高いために異化代謝物抑制がかかって生産性が低下する場合に有効である。
A 増殖阻害を引き起こす物質を基質とする場合に採用される。
B 高密度培養に適している。
C 主培養の前に数段の種培養を必要としない。
D 栄養要求性変異株を用いる場合に適する。
W-25 土壌浄化に生物を利用する方法として、最も不適切なものを次の中から選べ。
@ 分級洗浄処理
A 原位置処理
B 固相処理
C スラリー処理
D ファイトレメディエーション
W-26 BODに関する(ア)〜(ウ)の記述について、正しいものには○、誤っているものには×をつけた@〜Dの組合せのうち、適切なものを選べ。
(ア)BODは水中の有機物の全量を知る直接的な指標となる。
(イ)BODの標準的な試験方法では、測定に5日間を要する。
(ウ)湖沼の環境基準はBODによっている。
(ア、イ、ウ)
@ ○×○
A ×○×
B ○○×
C ××○
D ○○○
W-27 高COD濃度排水の処理に使用されるUASB法の特徴について、活性汚泥法と対比させた次の記述のうち、不適切なものを選べ。
@ 汚泥生成率が小さい。
A 汚泥沈降性が大きい。
B 処理CODあたりの動力費が小さい。
C COD除去率が高い。
D バイオガスによるエネルギー回収が可能である。
W-28 グルコースを出発原料とし、発酵法により次の物質を直接生産する場合、解糖系を経由しない物質を次の中から選べ。
@ クエン酸
A グルタミン酸
B 乳糖
C グルコン酸
D エタノール
W-29 生理活性を有するペプチド及びタンパク質に関する(ア)〜(エ)の記述について、正しいものには○、誤っているものには×をつけた@〜Dの組合せのうち、適切なものを選べ。
(ア)G-CSFは、好中球の形成を誘導するタンパク質であり、顆粒球減少症の治療薬として用いられている。
(イ)ヒルジンは、トロンビンに結合してフィブリン形成を阻害することによる血液抗凝固作用を有している。
(ウ)tPAは、プラスミノーゲンを活性化することにより血栓溶解剤として用いられており、ジスルフィド結合と糖鎖を有している。
(エ)TNF-αは、活性化マクロファージなどが産生するサイトカインの一種で、関節リウマチの治療薬として用いられている。
(ア、イ、ウ、エ)
@ ××○○
A ×○×○
B ○××○
C ×○○×
D ○○○×
W-30 下記のアミノ酸配列を有するペプチドをトリプシンにより加水分解した際に生じると予想されるペプチド又はアミノ酸の種類を@〜Dの中から選べ。
Leu-Ile-Val-Thr-Gln-Thr-Met-Lys-Gly-Asp
@ 2種類
A 3種類
B 4種類
C 5種類
D 10種類
W-31 DNAに関する次の記述の、aに入る数値及びbに入る語句の適切な組合せを@〜Dの中から選べ。
ある細胞の全DNAの塩基の割合を調べたところ、アデニンは14%であった。このDNAのGC含量はa%であり、このDNAのTmは、ある高等動物由来DNA(GC含量42%)のTmと比べてb。
(a、b)
@ 72、高い
A 28、高い
B 72、低い
C 28、低い
D 36、低い
W-32 ショ糖溶液にインベルターゼを作用させて工業的に製造されているオリゴ糖を@〜Dの中から選べ。
@ トレハロース
A フルクトオリゴ糖
B パラチノース
C 乳果オリゴ糖
D キシリトール
W-33 カルスに関する次の技術の、a〜eに入る語句として適切な組合せを@〜Dの中から選べ。
カルスとは、aした植物組織の一部を適当な培地に移して培養するとbが起こり、細胞分裂を繰り返して形成される無定形の組織塊をいう。外植片からカルスを誘導するには、cやdなどの植物ホルモンを培地に加える。cは、茎切片の伸長生長、発根等を促進する。また、dは、芽の伸長等を促進する。カルスの継代培養には、固形(寒天)培地を用いた静置培養か、液体培地を用いた振とう培養が行われる。生育速度が一般的に早いのはe培養である。「出典:生化学辞典」
(a/b/c/d/e)
@ 分化/脱分化/サイトカイニン/オーキシン/振とう
A 脱分化/分化/オーキシン/サイトカイニン/振とう
B 分化/脱分化/サイトカイニン/オーキシン/静置
C 脱分化/分化/サイトカイニン/オーキシン/静置
D 分化/脱分化/オーキシン/サイトカイニン/振とう
W-34 アミノ酸生成に関する次の経路について、a及びbに入る酵素の適切な組合せを@〜Dの中から選べ。
フマル酸+アンモニア―a→L-アスパラギン酸―b→L-アラニン
(a/b)
@ アスパラギン酸キナーゼ/アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ
A アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ/アスパラギン酸キナーゼ
B アスパラギン酸カルバモイルトランスフェラーゼ/アスパルターゼ
C アスパルターゼ/アスパラギン酸-β-デカルボキシラーゼ
D アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ/アスパラギン酸カルバモイルトランスフェラーゼ
W-35 生体内におけるヌクレオチドの分解に関する次の記述の、a〜cに入る語句として適切な組合せを@〜Dの中から選べ。
プリン塩基は、プリンヌクレオチドの分解によって生じ、そのほとんどはaによってヌクレオチド合成に再利用される。過剰のプリン塩基は、bを経てcに変換されて排泄される。通風は、関節や組織内にc塩が沈着し、激しい痛みや腫れの発作を繰り返す病気である。「出典:バイオサイエンス辞典」
(a/b/c)
@ サルベージ経路/アンモニア/尿酸
A オルニチン回路/キサンチン/尿酸
B サルベージ経路/キサンチン/尿酸
C オルニチン回路/アンモニア/乳酸
D サルベージ経路/キサンチン/乳酸
正解 | |||||||||||||||||||
問題 | 正解 | 問題 | 正解 | 問題 | 正解 | 問題 | 正解 | 問題 | 正解 | 問題 | 正解 | 問題 | 正解 | ||||||
1 | 4 | 6 | 2 | 11 | 2 | 16 | 2 | 21 | 3 | 26 | 22 | 31 | 1 | ||||||
2 | 2 | 7 | 3 | 12 | 5 | 17 | 1 | 22 | 2 | 27 | 4 | 32 | 2 | ||||||
3 | 1 | 8 | 3 | 13 | 2 | 18 | 1 | 23 | 1 | 28 | 4 | 33 | 5 | ||||||
4 | 5 | 9 | 5 | 14 | 4 | 19 | 2 | 24 | 4 | 29 | 5 | 34 | 4 | ||||||
5 | 5 | 10 | 3 | 15 | 3 | 20 | 4 | 25 | 1 | 30 | 1 | 35 | 3 |