平成8〜14年度技術士第二次試験問題(環境部門) ●自然環境保全・記述式問題 |
提供:ヤマガラさん |
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平成14年度 技術士第二次試験問題(環境部門−自然環境保全)
選択科目(19−3)自然環境保全
I‐1次の問題について解答せよ。(3,600字以上4,000字以内にまとめよ。)
あなたが受験申込書に記入した「専門とする事項」について,技術的責任者として日本国内外で従事した業務のうち,自然環境保全の技術士として適当と思われるものを1つ挙げ,下記の項目に従って論述せよ。
(1)専門とする事項及び業務内容並びにあなたの役割
(2)業務開始時点における技術的問題点とその技術的解決策
(3)業務の成果に対する現時点での客観的評価と今後の技術的課題
選択科目(19‐3)自然環境保全
I‐2 次の6問題のうち2問題を選んで解答せよ。ただし,1問題はAグループのうちから,他の1問題はBグループから選ぶこと。(緑色の答案用紙を使用し,問題ごとに用紙を替えて解答問題番号を明記し,それぞれ1,600字以上2,000字以内にまとめよ。)
(Aグループ)
I‐2‐1(A)生物多様性の保全を推進するために自然を積極的に再生,修復する「自然再生型公共事業」の必要性及び事業を展開するための技術的な留意点について論述せよ。
I−2−2(A)国立公園等の自然公園で,歩道,園地,野営場等公共的に整備される利用施設の計画及び設計に際し,留意しておくべき基本的事項を5つ以上挙げ,その内容を具体的に論述せよ。
I−2−3(A)環境影響評価法において,自然とのふれあいの調査,予測及び評価の基本的な考え方と技術的課題について論述せよ。
(Bグループ)
I‐2‐4(B)里地・里山の生態学的な機能と現状について述べ,自然環境保全上の問題点と対応策,今後の課題について論述せよ。
I‐2−5(B)沿岸域における自然環境の現状を述べ,自然環境保全上の問題点と対応策,今後の課題について論述せよ。
I‐2−6(B)「生物多様性条約」で,各国政府は生物多様性の保全と持続可能な利用を目的とした国家戦略の策定が求められている。日本では平成7年10月に策定した生物多様性国家戦略の見直しが行われ,平成14年3月地球環境保全に関する関係閣僚会議で「新・生物多様性国家戦略」が決定された。この新・生物多樵性国家戦略では生物多様性関連条約との連携強化を唱えている。これら生物多様性関連条約を3つ以上挙げ,条約ごとに日本の果たしている役割と今後の課題について論述せよ。
必須科目(19)環境一般
U−2 次の問題について解答せよ。(茶色の答案用紙を使用し、2枚以内にまとめよ。)
環境低負荷型社会を実現する上での重要な課題、展望と技術士としての貢献の可能性について、内外の環境の現状を踏まえ、あなたの意見を述べよ。
平成13年度 技術士第二次試験問題(環境部門−自然環境保全)
選択科目1
出題番号I‐1(800字詰用紙5枚以内に回答)
あなたが経験した業務の内,技術士にふさわしいと思うもの1つを挙げ,業務の概要と技術的問題点を記述し,あながた行った技術的提案と解決方策,現時点における評価及び今後の課題とその解決のための技術的見解について述べよ。
選択科目2
出題番号I‐2‐1
次の2問のうち,1つを選んで回答せよ。(400字詰原稿用紙5枚以内に回答)
(1)道路建設に関する環境影響評価を行うに当たって,近接して都道府県立自然公園が存在する場合,調査範囲,進め方及び評価の考え方について述べよ。
(2)自然公園の近年の施設整備の方向性を考慮し,国立公園の保護と利用の観点からの影響と問題点を実例で示し,技術的な提案と解決方策を述べよ。
出題番号I−2−2
次の3問の内,1つを選んで回答せよ。(400字詰原稿用紙5枚以内に回答)
(1)移入動物による被害の問題点を事例で示せ。うち,2例は具体的事例について,在来生態系保全の問題点をそれぞれの対象について述べよ。
(2)緑のコリドーについて,生物多様性保全の観点からの効果と設置の際の問題点を示せ。
(3)環境教育を目的とした小学校のビオトープ整備における計画設計及び施エ上の留意点を示せ。
出題番号U−2
次の問題について解答せよ。(800字詰原稿用紙2枚以内に回答)
わが国を取り巻く環境の現況を踏まえ,環境低負荷と循環型社会の形成を図る上で重要な課題と解決の見通し,技術士として貢献できる可能性について,あなたの意見を述べよ。
平成12年度 技術士第二次試験試験問題(環境部門−自然環境保全)
1経験問題
I−1 (2例詳述)
(1)業務の概要
(2)技術的問題点とその解決策
(3)現時点における評価
(4)今後の課題とその解決策
2.選択間題
(Aグループ)
(1)スキー場計画が自然環境に及ぼす影響、
それが国立公園内にある場合の保護と利用計画上の配慮事項
(2)環境影響評価における手続きの流れ
「生物多様性の確保」と「自然との触れ合い」の点での評価の考え方、評価における間題点
(Bダループ)
(1)ラムサール条約の概要、国内の登録湿地3例列挙、管理方法
(2)レッドデータプックの意義
カテゴリーの説明、代表種を挙げる。代表種に対する保護対策、論述
3.必須間題
環境一般(選択1問4枚)
大量生産・消費・廃棄型社会から循環型社会への期待される環境保全施策
技術士としての貢献の可能性
平成11年度 技術士第二次試験試験問題(環境部門−自然環境保全)
経験問題
I−1 次の設問に答えよ。(答案用紙5枚以内にまとめよ)
あなたが従事した自然環境保全に関する業務のうち、技術士としてふさわしいと思うものを二つ挙げ、それぞれについて次の事項について述べよ。
(1)業務の概要
(2)技術的に留意した点
(3)技術的問題点とその解決策
(4)現時点における評価
(5)今後の課題とその解決のための技術的見解
専門問題
I‐2−1 次の2設問のうち、1つを選び解答せよ。(答案用紙3枚以内にまとめよ)
(1)干潟の生態学的特性と環境保全機能について述べ、最近わが国で話題になった三つの干潟について、それぞれの概要、課題及び解決策について述べよ。
(2)わが国の鳥獣被害について、三つの事例を挙げ、今後の鳥獣保護のあり方について述べよ。
I−2−2 次の2設問のうち、1つを選び解答せよ。(答案用紙3枚以内にまとめよ)
(1)IUCNの保護地域の類型について記し、わが国の保全制度との関係を述べよ。
(2)「自然ふれあい」の動向について述べるとともに、「自然ふれあい」のための施設を5種類挙げて、その特色を概説し、これらを整備する際の留意点について述べよ。
一般問題
U 次の設問に答えよ。(答案用紙4枚以内にまとめよ)
わが国の環境及びわが国を取り巻く環境の現状を踏まえ、今後、環境改善を図っていく上で重要な課題とそれを解決するための方向性及ぴ展望について、あなたの意見を述べよ。
平成10年度 技術士第二次試験試験問題(環境部門−自然環境保全)
第1問 業務経験
あなたが、今までに行った環境保全関係の仕事について、吹の問題に答えよ。
(答案用紙5枚以内にまとめよ。)
(1)これまで、あなたが経験してきた業務の中で技術士としてふさわしいと考える業務を2つあげ、その業務の概要を遂行する上での技術的課題について記述せよ。
(2)また、それぞれの業務の成果と残された問題点について記述せよ。
第2−1問 選択科目
次の2問のうち、1つを選び解答せよ。(答案用紙3枚以内にまとめよ。)
(1)ビジターセンターの役割及び計画及び設計を行う上で技術的な留意点について記述せよ。
(2)野生生物の生育・生息環境を修復・改善するための技術的な留意点について記述せよ。
第2‐2問 選択科目
次の2間のうち、1つを選び解答せよ。(答案用紙3枚以内にまとめよ。)
(1)環境アセスメントを進める上で、生態系に関する基本的視点と技術的課題について述べよ。
(2)生物多様性保全について、我が国が果たしている国際的な役割と貢献について述べよ。
第3間 必須問題
次の問題について解答せよ。(答案用紙4枚以内にまとめよ。)
我が国において、これからの環境改善を進めていく上での基本的な課題及びこれを解決するための方法及び方向性についてあなたの考えを述ペよ。
平成9年度 技術士第二次試験試験問題(環境部門−自然環境保全)
経験問題
I−1
あなたが、今までに行なった業務のうち、技術士としてふさわしいと思うものを1事例取り上げ、その内容、業務による社会的成果と残された問題点及び今後の対応策について述べよ。
専門問題
I−2−1
(1)エコミュージアムの概念と、我が国の具体的施策及び期待される効果について述べよ。
(2)野生生物とのふれあいを計画する際の考慮すべき事項について、具体的な事例をあげて述べよ。
I−2−2
(1)自然景勝地の野営場整備に当たって、パリアフリー化の意義と、バリアフリー化に際して配慮すべき事項について述べよ。
(2)マルチメディアによる景観情報処理の現状とその特徴について説明し、今後の展開についてあなたの考えを述べよ。
一般問題
我が国の環境について、今後重要となると思われる事項をあげ、その解決のための方策について述べよ。
平成8年度 技術士第二次試験試験問題(環境部門−自然環境保全)
I−1
経験問題
1−2−1
次の問題から1つを選んで答えよ。
(1)生物多様性の保全のために、わが国の制度の特徴と問題点について述ぺなさい。
(2)自然保護活動を行っている非政府団体(NGO、NP0等)について環境部門の技術士としての考え方を述べよ。
I−2−2
次の問題から1つを選んで答えよ。
(1)環塊保全に際してのミティゲーションの意義について述ベよ。
(2)里山や雑木林などのニ次的自然の保全の技術的課題を具体的に論ぜよ。
(3)エコツーリズムにおけるインタープリテーションのあり方について述べよ。
U 世界的な社会経済の変化をふまえて、わが国における環境管理、監査について今後の展開について論ぜよ。