平成19年度技術士第二次試験問題 (環境部門) |
提供:詐欺士さん | |||||||||||||||
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環境一般 2 次の問題について解答せよ。(答案用紙3枚以内にまとめよ。) 環境に係る国際的な動向や第3次環境基本計画の策定等を踏まえつつ、我が国において環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会を実現する上での重要な課題を3つ列挙し、その概要を述べよ。そのうち。按術士として最重要と考える1つの課題について、最重要と考える理由を述べ、その解決の方向性及び自らの貢献の可能性について論述せよ。 |
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専門問題(環境保全計画) 1 次の6問題のうち2問題を選んで解答せよ。(問題毎に答案用紙を替えて解答問題番号を明記し、それぞれ3枚以内にまとめよ。) 1−1 バイオエタノールやバイオディーゼル燃料のようにバイオマスを原料として作られる主として輸送用のバイオ燃料について、次の問いに答えよ。 (1)バイオ燃料の生産及び利用に関する技術の現状及び将来的可能性について述べよ。 (2)バイオ燃料の利用拡大がもたらす環境面及び社会経済面の影響について論ぜよ。 1−2 我が国の資源循環の現状と課題に関する次の問いに答えよ。 (1)「循環型社会形成推進基本法」に基づき策定された「循環型社会形成推進基本計画」において、循環型社会形成のために物質フロー指標並びに取組指標に数値目標が設定されている。このうち、物質フロー指標に関する目標について、設定内容と目標達成の見通しについて述べよ。 (2)市町村の資源循環推進に係る施策目標の設定及び施策効果の評価手法に関する課題について論ぜよ。 1−3 残留性有機汚染物質(POPs)について次の問いに答えよ。 (1)2001年5月に採択された「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)」の概要について述べよ。また、日本の国内における取り組みの概要について述べよ。 (2)上記条約で対象としている残留性有機汚染物質に関し、地球環境全体の汚染を念頭に置いて、その対策の方向性について論ぜよ。 1−4 「湖沼水質保全特別措置法」(以下湖沼法という)は、平成17年6月にその一部が改正された。これにつき次の問いに答えよ。 (1)この改正の背景と概要について述べよ。 (2)湖沼法による指定湖沼では、様々な施策が講じられているにもかかわらず、多くの湖沼でまだ著しい水質改善は見られていない。指定湖沼等の水域における今後の水質保全対策の在り方につき、上記改正を考慮したうえで論ぜよ。 1−5 トリクロロエチレンに汚染された土壌及び地下水から汚染物質を除去する浄化方法につき次の問いに答えよ。 (1)あなたが想定する汚染事例で最も有効と考えられる浄化方法を1つ選択し、その浄化原理など技術概要と共に、選択した理由を述べよ。 (2)上記(1)で選択した浄化方法を汚染現場に適用する場合、あらかじめ調査すべき事項や留意すべき事項につき論ぜよ。 1−6 我が国における野生動物の保護について、次の問いに答えよ。 (1)@哺乳類、A鳥類、B両生類・斐虫類、C魚類、D昆虫類の区分に従って、現状における保護の仕組みの概要を述べよ。 (2)上記@〜Dの区分のうち1つを選び、その保護の課題について論ぜよ。 |
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専門問題(環境測定) 1 次の10問題のうち2問題を選んで解答せよ。ただし、Aグループ(I−1〜1−6)及びBグループ(1−7〜1 −10)からそれぞれ1問題を選ぶこと。(問題毎に答案用紙を替えて解答問題番号を明記し、それぞれ3枚以内にまとめよ。) (Aグループ) 1−1 「土壌汚染対策法」において、土壌ガスを採取して分析を行う場合、現地での分布調査の地点の決定やガス採取方法の要点及び現地調査での留意点を簡潔に述べよ。また、土壌ガスの各種分析方法の特徴と感度・検出限界値との関係について述べよ。 1−2 環境分析における試料の誘導体化について述べよ。 1−3 大気粒子状物質の試料採取を行なう場合、目的物質の物性が測定値に系統的誤差を与える要因とその最も効果的と考えられる対処方法について述べよ。 1−4 「土壌汚染対策法」においては、第二種特定有害物質(重金属類)の環境基準値が溶出量値と含有量値で定められており、分析法ではそれぞれ水(pH 5.8〜6.3)と1M塩酸(六価クロムとその化合物を除く)による抽出法が採用されている。両抽出法の特徴と意義を、重金属類の土壌中存在状態との関連、他の抽出法や分解法との比較、及び健康・環境影響との関連において述べよ。 1−5 新幹線鉄道騒音並びに新幹線鉄道振動について、測定方法と測定の際に留意すべき点について述べよ。 1−6 地下水の水質成分や濃度の特徴について、地表水と比較して述べよ。また、地下水の採水、現場水質裁定、運搬、前処理、分析方法で留意すべき点とその理由を述べよ。 (Bグループ) 1−7 疸微量で毒性の強い化学物質を分析するための実験施設に必要な条件及び使用上配慮すべき事項について述べよ。 1−8 環境測定において、測定方法の変更などにより測定値に大幅な変化が生じた場合、そのデータの取り扱い方法及び対処方法について述べよ。 1−9 近年、土壌汚染の対策現場などにおいて、対策を円滑かつ効率的に進めるために、土壌、浸出水、地下水などを対象にした迅速な現場簡易分析の必要性が高まっている。この目的に使用できる分析法とその問題点について述べよ。また、現場簡易分析の将来のあり方について、考え方を述べよ 1−10 金属加主工場から。騒音が周辺地区で問題となった場合、将来。海策まで配慮した調査計画を策定せよ。 |
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専門問題(自然環境保全) 1 次の4問題のうち2問題を選んで解答せよ。ただし、Aグループ(1−1、1−2)及びBグループ(1−3、1−4)からそれぞれ1問題を選ぶこと。(問題毎に答案用紙を替えて解答問題番号を明記し、それぞれ3枚以内にまとめよ。) (Aグループ) 1−1 我が国の国立・国定公園と生物多様性保全との関わりに関し、次の@〜Bについて述べよ。 @ 生物多様性保全と関わる自然公園法(該当部分)及びその制度運用の概要 A 国立・国定公園の指定・管理における生物多様性保全について、現状の問題点と課題 B 国立・国定公園における生物多様性保全のあり方について、今後の展開方策 1−2 我が国では「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(外来生物法)が制定されている。いわゆる「外来生物」に関し、次の@〜Cについて述べよ。 @ 外来生物が及ぼす生態系への影響 A 生態系への被害が懸念される外来生物(1種)の具体的な影響と対策 B 我が国における行敬の取り組みの現状と課題 C 効率的な対策に向けた将来展望 (Bグループ) 1−3 自然公園におけるビジターセンターの整備並びに管理運営に関し、次の@〜Bについて述べよ。 @ ビジターセンターの整備の目的と備えるべき機能 A ビジターセンターの整備計画立案に当たっての留意点 B ビジターセンターの管理運営の問題点・課題と今後の対応策 1−4 自然公園内の高冷な地域に設置される山岳トイレの整備を行う際に必要とされる適切な措置に関し、次の@〜Bについて述べよ。 @ 山岳トイレの基本的な考え方と整備上の問題点 A 採用されている対策及び技術の現状と評価 B 上記@及びAを踏まえて、山岳トイレ問題を解決するための将来展望 |
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専門問題(環境影響評価) 1 次の2問題(1−1、1−2)について解答せよ。(問題毎に答案用紙を巷えて解答問題番号を明記し、それぞれ指定枚数以内にまとめよ。) 1−1 以下に示す想定事業の方法書の作成にあたって、表1のマトリックスの空欄に記号(○、●)を用いて評価項目を選定し、以下の@〜Bについて述べよ。(解答用紙2枚以内にまとめよ)。 @環境影響評価を実施するにあたっての基本的な考え方 A環境影響評価項目として何を選定するか B上記項目を選定した理由
1−2 上記想定事業において環境影響評価を実施するにあたり、表1のマトリックスに示された環境要素区分A・Bの中から1つの項目及び区分Cの項目の中から1つの項目をそれぞれ選定し、以下の@〜Bについて述べよ。〔解答用紙4枚以内にまとめよ。〕 @現況調査手法と留意点 A予測の手法と留意点 B評価の手法と留意点 |
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