平成10年度技術士第二次試験問題(情報工学部門) | 提供:たっくんさん |
必須科目 | |
選択科目 | |
全科目(経験論文) | |
専門問題(情報システム) | |
専門問題(情報数理及び知識処理) | |
専門問題(情報応用) | |
専門問題(電子計算機システム) |
必須科目
情報工学一般
Ⅱ 次の問題について解答せよ。(茶色の答案用紙を使用し、4枚以内にまとめよ。)
情報工学部門の選択科目(情報システム、情報数理及び知識処理、情報応用、電子計算機システム)のうち、あなたが選択した科目を除いた3科目のそれぞれについて、いかに示した項目から1題ずつを選び、それについて①内容を解説し、②その将来を展望せよ。
(1)情報システム
(イ)SI(System Integration)
(ロ)グループウェア
(2)情報数理及び知識処理
(イ)線形計画法
(ロ)カオス理論
(3)情報応用
(イ)CASE
(ロ)2000年問題
(4)電子計算機システム
(イ)ICカード
(ロ)GUI
全科目
Ⅰ-1 次の問題について解答せよ。(答案用紙5枚以内にまとめよ。)
あなたが受験申込書に記入した「専門とする事項」に関連して、あなた自身が体験したもののうち5件以内の業務名、該当期間、あなたの役割について年代順に列記し、その中で技術士にふさわしいと思う業務2件を選び、次の事項について論述せよ。
(1)業務の内容
(2)主要な技術的課題、及び解決策とその選択理由
(3)その解決策についてあなたが発揮した創意工夫
(4)今日の技術水準からみた評価。選択した解決策が現在において最良と考えるときは、その理由と手法の将来性
情報システム
I-2 次の2問題について解答せよ。(緑色の答案用紙を使用し、問題ごとに用紙を替えて解答問題番号を明記し、I-2-1は4枚以内、I-2-2は2枚以内にまとめよ。)
Ⅰ-2-1 あなたの会社(公的機関、学協会なども含む)の会議録をデータベース化するための情報システムを構想し、以下の事項について論述せよ。
(1)資料の特性分析、整理方法
(2)具体的な情報システムの概要
(3)システム構築上の主要な問題点
(4)これらの問題点に対する技術的解決案
Ⅰ-2-2 次の3事項のうち、1事項を選択して論述せよ。
(1)XML(eXtensible Markup Language)
(2)ISO23590(ANSI・Z39.50)
(3)グループウェアの基幹産業への適用可能性
情報数理及び知識処理
Ⅰ-2 次の問題について解答せよ。(緑色の答案用紙を使用し、6枚以内にまとめよ。)
下記の3つの技術分野に含まれる情報処理手法、あるいは知識処理手法をそれぞれ1つ選び、下記の設問項目について述べよ。
〔技術分野〕
1.技術計算・数値解析
2.グラフ理論
3.画像解析
〔設問項目〕
1.手法の概要
2.手法が有効に応用される分野
3.手法の将来の発展性
情報応用
Ⅰ-2 次の2問題について解答せよ。(緑色の答案用紙を使用し、問題ごとに用紙を替えて解答問題番号を明記し、Ⅰ-2-1は4枚以内、Ⅰ-2-2は2枚以内にまとめよ。)
Ⅰ-2-1 近年、モバイル・コミュニケーション技術の進歩がめざましいが、この技術を応用した情報システムを構想し、次の項目について述べよ。
(1)対象とする適用業務
(2)構築する情報システムの概要
(3)本システムを構築するに当たって必要となる要素技術
(4)構築した情報システムの予想される有効性
Ⅰ-2-2 次の4項目のうち、2項目を選んで概説し、その将来を展望せよ。
(1)アウトソーシング
(2)WIPO(World Intellectual Property Organization)
(3)イントラネット
(4)STEP(STandard for Exchange of Product model data)
電子計算機システム
Ⅰ-2 次の3問題について解答せよ。(緑色の答案用紙を使用し、問題ごとに用紙を替えて解答問題番号を明記し、それぞれ2枚以内にまとめよ。)
Ⅰ-2-1 OSI(Open Systems Interconnection)のネットワーク管理機能を5項目以上挙げ、それぞれについて概説し、技術的課題と将来方向を論述せ
よ。
Ⅰ-2-2 リレーショナルDBMSについて概説せよ。また、これをソフトウェア開発などのエンジニアリングアプリケーションや先進的オフィスアプリケーションなどのデータ管理に適用した場合の弱点を4項目あげ、それぞれについて論述せよ。
Ⅰ-2-3 次の4項目のうち2項目を選んで内容を概説し、その将来を展望せよ。
(1)C++言語
(2)SCSI(Small Computer System Interface)
(3)MPEG(Moving Pictures Expert Group)
(4)PVM(Parallel Virtual Machine)