平成18年度技術士第二次試験問題(原子力・放射線部門)
 ●経験論文
提供:電力マンさん

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選択科目(経験論文)

(20-1) 原子炉システムの設計及び建設 

1-1 次の問題について解答せよ。(答案用紙6枚以内にまとめよ。)

  1. あなたが受験申込書に記載した「専門とする事項」について,あなた,又はあなたのグループが実際に行った業務のうち,技術士として相応しいと考えるものについて,特に“あなたの役割”,“工夫して成功したと考える点”,“苦心の上解決できたと考える点”,“世界的に見たときの技術レベル”などを詳しく述べよ。(答案用紙4枚以内にまとめよ。)

  2. 上記の業務経験に関連して,今後の「原子炉システムの設計及び建設」の技術士としての立場から,「技術士として相応しい」あり方について,以下の課題中から1つを選び論ぜよ。(答案用紙2枚以内にまとめよ。)
     1.市民生活において果たすべき役割について
     2.産業社会活動において果たすべき役割について
     3.国際社会の相互依存の中で果たすべき役割について

(20-2) 原子炉システムの運転及び保守 

1-1 次の問題について解答せよ。(答案用紙6枚以内にまとめよ。)

あなた又はあなたのグループが,原子炉システムの運転又は保守に関連して,これまでに経験した業務について,
 (1)その業務の概要
 (2)その業務の目的と使命
 (3)その業務遂行中に経験したトラブル(報告義務の有無,大小を問わない)の概要
 (4)あなたが技術者としてどういう判断をし,どういう措置をとったか
 (5)あなたがそのトラブルの経験を以後の業務にどう生かしたか
 (6)現在の技術知見から見た評価
 (7)今後,仮想的に考えられるトラブル(報告義務の有無,大小を問わない)の概要2例
 (8)その際,それぞれトラブル発生時にどういう措置をとるべきか。
について分かりやすく述べよ。


(20-3) 核燃料サイクルの技術 

1-1 次の問題について解答せよ。(答案用紙6枚以内にまとめよ。)

あなたが受験申込書に記入した「専門とする事項」について,実際に行った業務経験のうち,技術士としてふさわしいと思う2例を答案用紙2枚以内に述べ,その中の1例について,その業績が,如何に社会に貢献したか,さらにあなたが今後如何に業務を通じて社会に貢献しようと考えているかを答案用紙4枚以内に述べよ。


(20-4) 放射線利用

1-1 次の問題について解答せよ。(答案用紙6枚以内にまとめよ。)

あなたが受験申込書に記載した「専門とする事項」について,あなたが実際に行った仕事について,

  1. 技術士としてふさわしいと思う業務体験を1例(失敗例でもよい)挙げて,2枚以内で,業務遂行中に直面した課題,その解決方法,得られた技術的成果と波及効果(失敗例の場合はその原因と現在考えられる解決策)を述べよ。
  2. あなたのこれまでの業務体験からみて,その分野における放射線利用の現状での問題点と今後の発展の方向について2枚以内で述べよ。
  3. 上記の業務体験に関連して,今後技術士としての立場から,「技術士としてふさわしい」あり方について,以下の課題の中から1つを選び,2枚以内で述べよ。
     1)市民社会の中で果たすべき役割について
     2)産業活動の中で果たすべき役割について
     3)国際交流の中で果たすべき役割について

(20-5) 放射線防護

1-1 次の問題について解答せよ。(答案用紙6枚以内にまとめよ。)

あなたが受験申込書に記入した「専門とする事項」について,過去に実施した業務,又は現在実施している業務の中から1件を選び,以下の項目について述べよ。
 (1)業務の概要とその実施時期
 (2)直面した問題点又は課題
 (3)問題解決の方法と創意工夫
 (4)現時点での評価と今後の技術的展望

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