技術士第一次試験 平成14年度 専門科目《建設部門》

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(4−1)択一問題

  1. 土質および基礎に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

    (1) 液性指数とは、液性限界と現在の含水比の差を塑性指数で除したものであり、コンシステンシー指数とは、現在の含水比と塑性限界の差を塑性指数で除したものである。
    (2) テルツァーギの1次元圧密理論によれば、対象とする粘土の種類や層厚、あるいは載荷する荷重の大きさにかかわらず、時間係数と平均圧密度の関係は同じになる。
    (3) 圧密試験で得られた圧密降伏応力が、その粘土を採取した深度における有効土被り圧よりも小さい場合、その粘土は過圧密粘土であると考えられる。
    (4) 場所打ち杭とは、現場で打撃、振動、圧入等の手法を用いて、工場で管理生産されたコンクリートや鋼管の既成杭を地盤中に打ち込む工法である。
    (5) バーチカルドレーン工法は、軽量盛土工法と併用することにより、粘土地盤の圧密が促進されるために、地盤改良の効果は一層向上する。


    解答案:2

    (1)・・・・× コンシステンシー指数は、液性限界と含水比の差を塑性指数で除したもの。これがゼロに近いと、ほぼ液性限界=含水比ということになり、ちょっとした刺激ですぐ液性状態になってしまうので、施工における土の安定性が大変悪くなる。
    (2)・・・・○ そのとおり。
    (3)・・・・× 過圧密とは、圧密降伏応力>有効土被り圧の場合。設問のような場合は逆に未圧密といえる。
    (4)・・・・× 場所打ち杭は現場で掘削・鉄筋挿入・セメントミルク注入により作成する杭。
    (5)・・・・× 地下水を絞り出そうとするのだから、荷重を大きくする(載荷盛土と併用する)。
    ※これは知らなければ答えられませんね。しかし、(3)〜(5)は常識レベルで消去してほしいところです。「コンシステンシー指数」も、土の安定度を示す重要な指標ですから、基礎知識として知っていてもらいたいところです。
     
  2. 「アルカリ骨材反応」について書かれた次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    (1) アルカリ骨材反応は粗骨材が河川から採取できなくなって、砕石が使用され出してから頻発するようになった。
    (2) 既に建造された構造物のアルカリ骨材反応を解消する根本的方法は、造り直すこと以外にないとされている。
    (3) 骨材の主成分によってアルカリ・シリカ反応とアルカリ・炭酸塩反応とがある。
    (4) 融雪剤の散布は、アルカリ雰囲気を阻害し、アルカリ骨材反応を促進する。
    (5) アルカリ骨材反応の対策の具体的な考え方は、反応性骨材、アルカリと水分の共存を防ぐことであり。低アルカリ型セメントを使用することも一策である。


    解答案:4

    (1)・・・・○ そのとおり。【参考例:こちら
    (2)・・・・○ 多分そうだと思う。
    (3)・・・・○ そのとおり。【参考例:こちら
    (4)・・・・× 「アルカリ雰囲気を阻害」というのはよくわからないが、融雪剤散布で起こるのは塩害でアル骨反応ではないはず。
    (5)・・・・○ そのとおり。
    ※アル骨はH11にも出題されています。抑制策についても、
    こちらなどに出ています。 
  3. 日本の都市計画に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    (1) 平成12年の都市計画法の改正により、非線引き都市計画区域を含め、すべての都市計画区域でマスタープランの策定が定められることになった。

    (2) 特定用途制限地域制度とは、用途地域が指定されていない、非線引き白地地域などにおける用途規制を行うことなどを目的とした制度である。

    (3) 準都市計画区域とは、用途区域などの都市計画決定などを通じて土地利用の整序のみを行うことを目的として、都道府県が指定する区域である。

    (4) 国及び地方公共団体は、都市の住民に対し、都市計画に関する知識の普及及び情報の提供に努めなければならないことは、都市計画法にも規定されている。

    (5) 土地区画整理事業で、都市計画道路を用地買収方式で整備する場合には、道路整備特別会計からの補助を受けることができる。


    解答案:3

    (1)・・・・○ そのとおり。
    (2)・・・・○ そのとおり。【参考例:こちら
    (3)・・・・× 指定するのは市町村。都道府県は市町村が協議し同意を得ることとなっている相手。
    (4)・・・・○ そのとおり。【参考例:こちら
    (5)・・・・○ そのとおり。
    **********皆様からの情報・ご指摘*****伏龍さんに情報をいただきました。ありがとうございます。
    都市計画法第5条の2にて,「市町村は,・・・準都市計画区域として指定する」と記述があります.
    **********

    ※「誰に権限があるのか」の「間違い探し」はよくある手です。 
  4. 河川法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    (1) 法の目的に、河川環境の整備と保全が含まれている。
    (2) 河川整備計画の策定に当たって、必要な場合は関係住民の意見を反映させる。
    (3) 河川法上の河川は、一級河川、二級河川、三級河川の3種類である。
    (4) 河川管理施設である樹林帯には、堤防沿いの河畔林のほかに、ダム湖周辺に整備されるダム湖畔林がある。
    (5) 河川立体区域の指定は、稠密化した市街地で合理的な土地利用を図りながら河川整備を進めるために行われる。


    解答案:3

    (1)・・・・○? そうだろうなあ。
    (2)・・・・○? そうだろうなあ。
    (3)・・・・×  三級河川なんて聞いたことないぞ。
    あきらかに違う選択肢が出てきたので、ここで終わり。
    **********皆様からの情報・ご指摘*****伏龍さんに情報をいただきました。ありがとうございます。
    河川の区分的には,1級河川・2級河川・準用河川・普通河川です.このうち,法河川となるのは,1級河川(国)・2級河川(都道府県)・準用河川(市町村)です.
    **********

    ※専門知識がなくても、常識で(3)がおかしいとわかります。 
  5. 港湾計画に関する次の記述のうち、 誤っているものはどれか。
     
    (1) 港口とふ頭との距離が入港船の航行停止、転舵に差し支えない余裕を持ち、構内の静穏な場所を選ぶ。
    (2) ふ頭は利用上、内外貿易の別、船客と船荷の別、取扱貨物の種類別に区分して配置することが望ましい。
    (3) 岸から突き出す突堤ふ頭は、限られた陸岸の水際線に比較的数多くのバースを造ることができる。
    (4) バースの寸法は、計画される船形に応じて、長さは船の長さに5〜10mの余裕を、水深は満載きっ水に5mの余裕を与える。
    (5) バース数は、入港船数がポアソン分布に従うとして集中度を推定し、バースの利用率やバース待ち時間などを考慮して定める。


    解答案:4

    (1)・・・・○? そうだろうなあ。
    (2)・・・・○? そんな気がする。
    (3)・・・・○? そりゃそうだろう。
    (4)・・・・×? どんな船でも水深に5mの余裕?ということは5m以浅のバースはありえないってか?
    (5)・・・・○? よくわからんが、利用率や待ち時間を考慮するという話はありそうだ。
    **********皆様からの情報・ご指摘*****伏龍さんに情報をいただきました。ありがとうございます。
    港湾の施設の技術上の基準・同解説(第8編 係留施設の第2章 係留施設の諸元)に,「バースの長さは,船の全長に係船索の長さその他を考慮して15〜30mを,また,水深は,満載乞水に余裕水深として船型に応じほぼ0.5〜1.5mを加算して定める」と記述してあります.
    **********

    ※知識がなくても常識で解けます。

    ※伏龍さん、そうですよね。そんな程度ですよね。

  6. 「グリーン電力制度」について書かれた次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    (1) 省エネルギー(化石燃料節減)や温室効果ガスCO2の削減を目的に、自然エネルギー利用の促進を図るために、国、電力会社、消費者が一体となった社会システムを目指すために導入された。

    (2) 主に個人からの基金を受け入れる「グリーン電力基金」制度が用意され、その基金を基に自然エネルギー発電助成を行う。

    (3) 企業からの支援を受け入れるため「グリーン電力証書システム」があり、それを仲介に自然エネルギー発電業者に発電を委託する。契約企業・団体には発電実績を記した証書が発行される。

    (4) 自然エネルギー利用の長期的な促進を図るために、自然エネルギー発電で個々の発電コストにかかわらず安定した購入価格を指導設定することにより導入インセンティブを大きくする。

    (5) 温室効果ガスの削減を目的とし、風力発電と太陽光発電への助成を行い環境対策としての数値化を図る。


    解答案:1

    (1)・・・・×? あれは電力会社と消費者で、国は関与してなかったような・・・・。
    (2)・・・・○  そのとおり。
    (3)・・・・○  そのとおり。
    (4)・・・・○? よくわからないが、それっぽい。
    (5)・・・・○  そのとおり。
    ※知らないと解けません。グリーン電力制度関連サイトは、経済産業省がこちら、九州電力がこちら 
  7. 道路構造令に定める道路構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    (1) 都市部の幹線道路には原則として、植樹帯を設ける。
    (2) 車道部の建築限界の高さは、原則として3.8mである。
    (3) 自転車歩行車道の幅員は、歩行者の交通量が多い道路では4m以上とする。
    (4) 積雪地域の道路では、中央帯の幅員は除雪を勘案して定める。
    (5) 車道の曲線部においては、設計車両と曲線半径に応じて車線を拡幅する。


    解答案:2

    (1)・・・・○ そのとおり。
    (2)・・・・× ん?トンネル入り口などに「車高制限4m」なんて書いてあったりするということは、3.8mはおかしいんじゃない?
    (3)・・・・○ そのとおり。
    (4)・・・・○ そのとおり。
    (5)・・・・○ そのとおり。
    ※身近なところに答えはあります。知識がなくても解けます。 
  8. 鉄道・交通計画に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    (1) 乗り上がり脱線と、すべり上がり脱線では、アタック角の符号が逆となるが、一般には後者の脱線は前者に比べ起こりにくい。

    (2) 我が国の鉄道貨物輸送量は、トンキロ単位で1970年に全体の40%弱を占めていたが、近年は4%前後のシェアに低下している。

    (3) 定尺レールをロングレール化する場合、一般には、1)工場溶接、2)現場準備溶接、3)現場溶接 の3段階の手順を踏む。

    (4) 現在、我が国の二酸化炭素排出量の部門別シェアで、運輸部門は約40%を占めており、公共交通への転換など環境に優しい交通政策の一層の推進が求められている。

    (5) 四段階推定法の機関分担モデルには非集計行動モデルが多く用いられるが、このモデルは、必要サンプル数が少なくてすみ、かつ詳細な変数を取り込むことができるという長所を有している。


    解答案:4

    **********皆様からの情報・ご指摘*****あきさんに情報をいただきました。ありがとうございます。
    8は解答案の通り4が誤りです。日本のCO2排出量は産業部門40%、民生部門20〜25%、運輸部門20%程度です。
    参考:
    こちら「公共・・・」は正しいと思いますが。
    **********
    ※あきさんの情報で確定しました。ありがとうございました。 
  9. トンネルに関する次の記述のうち、 正しいものはどれか。

    (1) 軟弱地盤を密閉型泥土圧式シールドで掘進する場合、泥土圧をかけすぎると切羽前隆起や後続沈下の危険があるため、掘進時の泥土圧の管理圧は低めに設定することが望ましい。

    (2)  平行に2本の山岳トンネルを建設する場合、応力的にも施工的にもお互いが干渉しないためには、弾性挙動する地山ではトンネル代表直径の半分程度の離隔距離を持たせればよい。

    (3) 膨張性地山は、地山自身の膨張圧によりアーチ効果が形成されやすく、土被りの小さい場合でも切羽が安定しやすいという特長がある。

    (4) 道路トンネルの長大化には換気施設の進歩も重要な役割を果たしてきたが、以前は横流換気方式が主流であったが、現在は換気コストが削減できる縦流換気方式が主流である。

    (5) 沈埋トンネルは、水密性の高い鋼殻内にコンクリートを打設した沈埋函をドライドッグで製作し、その沈埋函を施工現場まで曳航し、あらかじめ掘削されたトレンチに沈設する工法で造られる。


    解答案:5(もしかしたら4)

    (1)・・・・× 高めに設定する。
    (2)・・・・× 半分程度では不足。
    (3)・・・・× 切羽は安定しにくい。
    (4)・・・・? よくわからない。
    (5)・・・・? コンクリート打設は現場でするのではなかったっけ?
    **********皆様からの情報・ご指摘*****nomuさんに情報をいただきました。ありがとうございます。
    (4)と(5)のどちらが正解であるか、判別が出来ないとなっていますが、私は(5)が正解と考えます。
    確かに、沈埋トンネルの施工方法には、幾つかの方法がありますが、問題の記述である「鋼殻内にコンクリートを打設した沈埋函をドライドックで製作」した事例として、新潟港沈埋トンネル、大阪港咲洲トンネル、神戸港港島トンネルなどがあります。大阪及び神戸は、鋼殻は造船ドックで製作し、鋼殻をドライドックに曳航し、引き入れて、ドライ状態でコンクリートを打設しています。これは、鋼殻を浮かべてコンクリートを打設する場合、百数十mの岸壁をコンクリート打設する間、占用する必要があり、数函同時製作が非常に難しいこと、コンクリート打設を浮上打設した場合の品質確保等が問題になったからだと思われます。
    また、鋼殻を造船ドックで製作し、現地へ曳航し、浮上打設する方法を取っているのは、北九州の新若戸トンネル、那覇港トンネルなどです。これは、現地にドライドックを造成するスペースが確保できなかったことや、予算の関係で1函づつ施工していくことなどから採用されていると思われます。
    東京港トンネルなどは、鋼殻式で無いことから、ドライドックで製作していますが、鋼殻式を採用していないのは、東京港トンネル及び第2トンネル等数例しかなく、現在の主流は、鋼殻方式(合成構造含む)となっており(止水性の問題)、ドライドックのスペースが確保できれば、コンクリート打設もドライドックで施工するのが、沈埋函製作の品質の面からも有利と思われます。
    一方、トンネルの換気方式については、縦流換気方式がコスト面で有利であるが、長大トンネルについては、横流換気方式が採用されるケースが多いとのことです。(近代図書刊「技術士第一次試験の解答例[建設部門]」参考)トンネルの長大化が云々と前段で記述されていることを考え合わせると(4)の記述は誤りであると私は思っております。(前述参考書では(4)と思われるが明確でないとしています。)

    **********
    ※よくわかりません。(4)か(5)なのは確かなようです。もめていた問題ですね。 
  10. 公共施設整備における環境影響に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    (1) 航空機騒音の評価には、WECPNL(加重等価平均感覚騒音レベル)という単位が用いられる。
    (2) 道路交通振動の発生は、道路面の凹凸、橋梁の伸縮継ぎ手の段差が主因の1つとされる。
    (3) 窒素酸化物濃度を予測するための拡散モデルには、プルームモデルとパフモデルがある。
    (4) 水質汚濁に関する環境基準では、富栄養化の指標として、河川ではBOD、湖沼ではSSを用いている。
    (5) 地盤沈下の発生は、地下水の採取による地下水圧の低下や、盛土などによる新たな加重が原因とされる。


    解答案:4

    (1)・・・・○ そのとおり。
    (2)・・・・○ そのとおり。
    (3)・・・・○ そのとおり。有風時にはプルーム、無風時にはパフと使い分ける。
    (4)・・・・× 湖沼ではCODを用いる。
    (5)・・・・○ そのとおり。
    解答は(4)
    ※知っていれば解けます。(2)と(5)は常識でわかりますが、それ以外は専門用語を知っていなければ解けません。しかし、富栄養化は、押さえておきたい項目ですね。
    ※昔の水質汚濁は有害物質の混入によるものが主であり、その主な排出源は工場などでしたが、近年(といってももう10年以上前からだが)は一般家庭からの生活雑排水などによる富栄養化が主になってきました。主な汚染物質は窒素やリンであり、汚染の結果、COD(化学的酸素要求量)やBOD(生物化学的酸素要求量)、SS(浮遊物質量、要はにごり)が増大し、還元環境になることによりDO(溶存酸素)の低下、pHの上昇が見られます。これらの水質汚濁指標項目は「生活環境項目」と呼ばれていますが、指標のうち「酸素要求量」は河川ではBOD,海や湖沼ではCODを用います。ですから、SSも指標の1つではあるのですが、富栄養化のみに起因するものでもないこと、そして「河川ではBOD」とくれば「湖沼ではCOD」と来ないと文章になりません。
     

(4−2)記述問題
 次の11問題のうち3問題を選んで簡明に解答せよ。(3枚綴りの答案用紙を使用し、問題ごとに用紙を替え、解答問題番号を明記し、それぞれ1枚以内にまとめよ。)

  1. 地山切土斜面の安定化を図る工法の中で、鉄筋等の鋼棒あるいはそれに準ずる棒材を用いる点で類似しているものとして、地山補強土工法とグラウンドアンカー工法がある。両工法を比較して、@棒材の長さと定着方法、A棒材の引張力、B地山安定化のメカニズム、C地山の変形、D地山条件、の各項目について、両者の相違点が明確に分かるように説明せよ。
     
  2. 「省力化桁」や「合理化橋梁」と呼ばれる橋梁が盛んに架設されている。この利点及び欠点を2つずつ挙げ、述べよ。
     
  3. 平成12年の都市計画法改正で導入された特例容積率適用区域制度について、その特徴と目的、対象区域などについて説明せよ。
  4. 河川に設置される横断工作物を2つ挙げ、治水、生物環境の面からその留意点について説明せよ。
     
  5. 図のように計画された港湾の構造物a,b,cについて、それぞれ波浪と漂砂による影響と留意点について延べよ。
     
  6. 核燃料サイクルにおけるプルサーマルについて説明し、電力需要に対応する立場から必要性と問題点をそれぞれ述べよ。
     
  7. 道路緑化が有する交通安全機能とされる遮光機能、視線誘導機能、交通分離機能、指標機能、衝撃緩和機能の中から2つ取り上げ、その機能と仕組みを説明し、設計上の留意事項を述べよ。
     
  8. 我が国の大都市部における鉄道ネットワーク整備の課題について、利用者の立場、鉄道事業者の立場、環境保全の立場から、各々簡潔に述べよ。
     
  9. 山岳トンネルを施工する再の掘削工法のうち代表的なものを3つ挙げ、各々について説明せよ。なお、発破掘削、機械掘削、TBM掘削等の掘削方式についての問いではないので注意すること。
     
  10. 公共土木工事の積算について、積算基準による方法の長所・短所を、積算基準によらない個別積み上げによる方法と比較して述べよ。
     
  11. 開発事業候補地において稀少猛禽類の目撃情報が得られた場合の対処として、調査により把握すべき重要事項とその方法、調査結果に基づき施設配置計画・施工計画において配慮すべき事項を述べよ。