技術士一次試験 これだけ覚えてシート | 印刷用ファイルはこちら Word形式 PDF形式 |
基礎科目
設計とは | 設計の定義→概念をモノの形にし、モノを作るために必要な情報を全て作り出すこと/目的がなければ設計ではない 設計の基本工程:基本設計→詳細設計→生産設計→製作 設計には、創造的設計(前例なし、新たに設計:試作品・実験装置など)と定型的設計がある |
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システム信頼性 (システムの配列) |
並列化することで信頼性アップ→冗長化という
(フォールトアボイダンス)故障を少なくする、(フォールトトレランス・フェールソフト)故障の影響を抑える、(フールプルーフ)人為的ミスの影響を抑える ソフトウェアの信頼性:構造化プログラミング/デバッグはプログラマ本人、テストは別人 |
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設計工程管理 | 主要な方法はガントチャート(横軸が達成度)、バーチャート(横軸が日程) PERT:アローダイアグラムを使った、ネットワークモデルによる工程管理/CPM:クリティカルパス:日程的余裕のない最長経路 |
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創造的設計 | 創造設計原理:着想を得る段階→着想を発展させる段階 着想を得る方法:水平法、対話法、ブレーンストーミング法、KJ法、TRIZ/着想を発展させる方法:思考演算法、仮想演習、思考探索 |
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定型的設計 CADなど |
CAD:コンピュータ支援設計/CAM:コンピュータ支援加工 CADとCAMの統合:設計時から生産技術と融合させる設計手法:コンカレントエンジニアリング CAE(コンピュータ支援エンジニアリング:数値計算で技術検討を支援)、CIM(コンピュータ統合型加工システム)もある |
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社会的責任 | PL法:消費者は、(1)欠陥がある(2)そのせいで損害の2点のみ証明すればOK/工業製品のみ(農作物・電気・ソフトは別)/外国でも適用 ライフサイクルアセスメント:製品が企画され、設計・製作され、使用されて消耗するまでのライフサイクル全般にわたる、環境負荷の評価手法 ゼロエミッション:社会全体で廃棄物をゼロにしようとする構想/ある産業活動による廃棄物を他の産業活動の材料にする等する バリアフリーとユニバーサルデザイン:対象者が制限なく社会サービスを受けられるような配慮 バリアフリーは高齢者・身障者(弱者)が対象、ユニバーサルデザインは外国人なども含めたあらゆる人が対象 |
差分法 | 有限要素法 | 境界要素法 |
等間隔メッシュ | 三角形不均等分割メッシュ 要素のとり方難しく経験要す |
メッシュなしで境界条件のみ 内部解析できない |
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DNAの一部が遺伝情報 DNAが集まって染色体形成 DNA再生 2本鎖が別れる →1本づつを鋳型にしてもう1本が形成 →2組になる |
クローン種別 | 遺伝子移植元 | 移植先 | 事例、備考 |
胚細胞クローン | 受精卵 | 核を除いた卵子 | 一卵性双生児、倫理問題なし、バイオ農業で期待 |
体細胞クローン | 体細胞 | 羊のドリー、クローン人間など倫理問題あり、老化が早いなど問題多い |
地球温暖化 | CO2などの温暖化ガス(メタンも含まれる)のため地球規模の気温上昇が発生 CO2排出抑制の具体的取り決め→京都議定書→日本は2008〜2012年平均で1990年比6%削減 他国のCO2排出抑制に寄与→自国のCO2排出削減分にカウントできる |
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生物多様性 | 様々な多様な生物が生態系を形成→これを保ってこそ人類も生存していけるという理念 貴重な生物種のみでなく、生物の多様性・生態系を保全→生物多様性国家戦略 |
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酸性雨 | 窒素酸化物・硫黄酸化物→大気中で酸化→酸性ガス→pH5.6以下の強酸性の雨/日本のみでなく、北米やヨーロッパでも国際的な問題 日本における酸性雨→中国の工業地帯で排出される亜硫酸ガスが主→日本海側で酸性強 |
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ダイオキシン | 塩素を800度以下で燃やすと発生/毒性強いが遅効性/ガン・奇形原因、環境ホルモン/体内蓄積/特措法で環境基準設定 | |||||||||||
環境関連条約 | バーゼルは有害廃棄物、ワシントンは貴重な生物、ストックホルムは残留性有機汚染物質 | |||||||||||
エネルギー | 1W秒=1J、1cal=4.2J/Mは106、Gは109、Tは1012、μは10-6、nは10-9、pは10-12 1996年で石油55%、石炭16%、天然ガス11%、原子力12%、水力3%、新エネルギー1%/ 火力発電の熱効率:約40% |
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バイオマス | 太陽エネルギー→植物→生物体内蓄積有機物を利用(再生可能エネルギー)/木屑、さとうきび搾りかす、汚泥など | |||||||||||
燃料電池 | 酸化還元反応で化学エネルギー→電気エネルギー変換/自動車動力源等として期待、一部実用化 | |||||||||||
コジェネレーション | 発電設備・熱供給設備を併せ持つ/燃料→熱機関で発電→廃熱を利用して暖房・給湯など | |||||||||||
ヒートポンプ | 下水・河川水から熱を取得→暖房等の熱需要をまかなう、未利用エネルギー | |||||||||||
リスクマネジメント | (1)リスク対策方針、(2)リスク特定、(3)リスクアセス(分析・評価)、(4)リスク対策(削減・回避・保有・移転)
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専門科目
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塑性指数Ip=WL−Wp コンシステンシー指数Ic=(WL−Wn)/(WL−Wp)=(WL−Wn)/Ip 土の安定の程度でIc=0やIc<0だと液状となりやすい→鋭敏な状態 Ic>0で塑性状態で施工しやすい |
区域名称 | 目的 | 都市施設 | |
都市計画区域 | 市街化区域 | 市街化を進める | 道路公園水道ガス学校図書館病院 +河川水路 |
市街化調整区域 | 市街化を抑制 | ||
非線引区域 | 上記いずれにも属さず | すくなくとも道路水道公園 | |
都市計画区域外 | 都市計画法対象外 |
用途地域の分類・種類 | イメージ | ||
住 宅 系 |
低層住居 | 低層住専(一種・二種) | 一戸建住宅地 |
中高層住居 | 中高層住専(一種・二種) | 一戸建・マンション宅地 | |
住居地域 | 住居(一種・二種) | 幹線道路沿いの住居 マンション等 |
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準住居 | |||
商業系 | 近隣商業 | 近所商店街日用品提供 | |
商業 | 繁華街 | ||
工業系 | 準工業 | 町工場など住居混在 | |
工業 | 大きな工場 | ||
工業専用 | 工業団地など |
大分類 | 小分類 | 許可要面積 |
都市計画区域 | 市街化区域 |
1,000u以上 |
市街化調整区域 | 面積に関係なし | |
非線引き区域 | 3,000u以上 | |
準都市計画区域 | 3,000u以上 | |
どちらでもない区域 | 10,000u以上 |
区域 | 規制対象建築物等 |
@すべての地域 |
100u超特殊建築物、大規模建築物 |
A都市計画区域 準都市計画区域 |
すべての建築物新築・10u超増改築・移転 |
B防火・準防火地域 |
すべての建築物の新築・増改築・移転 |
ダム形式 | アーチ式コンクリートダム | 重力式コンクリートダム | フィルダム |
概要 | 構造物のアーチ作用で水圧等に耐える 平面形状は円弧や放物線 |
提体自重で水圧等に耐える 平面形状直線、横断三角形 |
岩石、砂、土質材料で造る 遮水構造によりゾーン型、均一型、表面遮水型 |
地形・地質的制約 | 【高】 最もきびしい 谷幅狭く強固な岩盤必要 |
【中】 ダム高に応じた基礎強度要 |
【低】 基礎強さの制約少 砂礫基礎でも可 遮水性・せん断強さ・パイピング抵抗性要。 |
堤体断面 | 小 | 中 | 大 |
設計手法 |
三次元弾性体 | 二次元弾性体 | 二次元非弾性体 |
形式 | 構造 | 防波の考え |
直立 | ケーソン・ブロック・セルラーブロック 前面直立 |
波のエネルギーを反射 |
傾斜 | 捨石式・捨ブロック 石・コンクリブロックを台形状に捨てこむ |
斜面での砕波で波エネルギー散逸 |
混成 | 捨石上に直立堤 | 捨石天端浅い時は傾斜堤の機能 深い時は直立堤の機能 |
消波ブロック被覆 | 直立・混成の前面に消波ブロック | 消波ブロックで波エネルギー散逸 プラス直立堤で波の透過押さえる |
ポンプ浚渫 | 大量浚渫・埋立に適、非航式が一般的 |
ドラグサクション | 大量、他船航行妨げないので航路運河に適 |
バケット | 大規模広範囲の浚渫に適 |
グラブ | 硬質地盤の浚渫に適 |
種別 | 該当道路 | 幅員 | 路肩 | 設計速度 | |||||||||
1級 | 2級 | 3級 | 4級 | 5級 | 左側 | 右側 | 1級 | 2級 | 3級 | 4級 | 5級 | ||
第1種 | ・地方部 ・高速・自動車専用道 |
3.5 | 3.5 | 3.5 | 3.25 | − | 1.75 〜2.5 |
0.75 〜1.25 |
120 | 100 | 80 | 60 | − |
第2種 | ・都市部 ・高速・自動車専用道 |
3.5 | 3.25 | − | − | − | 1.25 | 0.75 | 80 | 60 | − | − | − |
第3種 | ・地方部 ・高速・自動車専用道以外 ・大部分の道路はこれ |
3.5 | 3.25 | 3.0 | 2.75 | * | 0.5 〜 1.25 |
0.5 | 80 | 60 | 40 〜 60 |
30 〜 50 |
20 〜 40 |
第4種 | ・都市部 ・高速・自動車専用道以外 ・「街路」とも呼ばれる |
3.25 | 3.0 | 3.0 | * | − | 0.5 | 0.5 | 60 | 40 〜 60 |
30 〜 50 |
20 〜 40 |
− |
名称 | 役割 | 材料・施工・その他 | ||
舗装 | 表層 | ・交通荷重を下層に分散伝達 ・快適走向路面確保 ・雨水浸透防止 |
加熱アスファルト混合物 | |
基層 | ・路盤の不陸を整正 ・荷重を路盤に均一に伝達 |
加熱アスファルト混合物 交通量少ない道路では基層設けない場合あり |
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路盤 | 上層 | ・上層から伝達された荷重を さらに分散して路床に伝達 |
粒度調整・瀝青安定処理・セメント石灰安定処理 | |
下層 | クラッシャラン・鉄鋼スラグ・砂など 粒状路盤・セメント石灰安定処理 |
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路床(約1m) | ・舗装と一体となり交通荷重支持 ・路体に対して荷重を一定に分散 ・舗装の施工基盤 |
舗装作業のトラフィカビリティ必要 この部分の支持力が設計CBR |
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路体 |
全断面工法 | 小断面・安定地質で採用 断面が大きいと、掘削・支保工施工に大型機械が使用できて効率的 地山変化に順応性悪く、途中で段取変更困難 |
ベンチカット工法 | 上半断面・下半断面に分割して掘削 ベンチ長さによりロングベンチ(地山安定)・ショートベンチ(広範囲条件)に細分 地山条件の変化に強い |
導坑先進工法 | 側壁導坑先進工法、底設導坑先進工法、TBM先進工法など |
法切オープンカット工法 | 周囲に法面を残しながら掘削 |
土留め工法 | 土留め壁・切梁・腹起しなどの支保工を設けた中を掘削 |
アイランド工法 | 中央部分掘削・築造→これを利用して土留め支保、側部掘削・築造 |
トレンチカット工法 | 周辺を山留めしてトレンチ状に掘削→構造物外周を作成→これを土留めに内部掘削 |
大分類 |
小分類 | ||
産 |
事業活動に伴う廃棄物 20種類 マニュフェストで管理 |
特別管理 | 燃焼性廃油、腐食性酸・アルカリ、PCB、医療廃棄物等、特に有害な産廃 |
管理型 | 特別管理・安定型以外の産業廃棄物 | ||
安定型 | 安定5品目(@廃プラ、Aゴム、B金属、Cガラス・陶磁器、D建設廃材) | ||
一 |
産廃以外の廃棄物 一般家庭ごみ |
特別管理 | 産業廃棄物と同様の有害な一般廃棄物 |
その他 | 特別管理一般廃棄物以外の一般廃棄物 |