My Note 子どもゆめ基金
2005.4.26

「子どもゆめ基金」というのがある。子どもの体験活動や読書活動に対して、消耗品・謝礼・通信費等の補助を行う、独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センターの基金である。
ホリデースクールで36万、区の太鼓会で9万応募したら、それぞれ29万と6万ほどの補助が内定したとの通知をもらった。応募金額より安くなったのは、財源:応募総額の比率で割り引いた結果とのことである。
この補助金は本当にありがたい。
太鼓会は150万ほどの会計規模であるが、いつもギリギリの収支なので、子ども関係の消耗品等が補助金でまかなえるだけで大助かりである。
また、ホリデースクールはほぼ1年の活動がまかなえるので、自己財源分を備品やストックに回せ、大変助かる。

ホリデースクールについては、いずれは自己財源を持ちたいと思っている。やはり財政的に独立していると自主性がしっかり保てるので、非常に強い。PTAが典型的である(学校ごとの単位PTAではなかなか実感できないが、PTA連合会になると実感する)。

NPOにせよ何にせよ、一番大事なのはやはりスピリット(インセンティブや熱意など)だと思うが、お金も大事である。「お金は大事だよ〜」ではなく、「お金も大事だよ〜」である。一番大事なものではないけれど、2番目か3番目には大事だと思う。
もう少し正確に言うと、組織としての安定性、もっと具体的に言えば、常設事務局が必要なのだ。そしてそのために常設事務局を確保するお金が必要なのだ。だから、もし誰かがタダで常設事務局になってくれれば、お金はそれほど大事ではなくなる。
そのことを痛感し、またパソコンとネットを活用すれば、事務局はかなりのことができるという自信があるので、市P連の事務局もやったし、杜ハヤの事務局もやるつもりでいる。今のように10分のフリータイムが確保できないような時期はさすがに滞るが、そうでなければけっこう余裕である。


2005.4.26 ブログに掲載