ごみ分別 | ||
2005.4.3 |
4月になって、小浜市もやっと紙とプラのリサイクル分別回収を始めた。
これまでは分別回収していたのはペットボトル、スチール缶、アルミ缶、ビン、鉄だけで、あとは可燃ごみと不燃ごみ(埋立ごみ)であったが、可燃ごみが可燃ごみと「その他紙」、不燃ごみが埋立ごみと「その他プラ」に細分された。
一般廃棄物最終処分場が満杯になり、次の処分場が場所選定の遅れで結局間に合わず(オープンにはまだ3年ほどかかる)他自治体に埋立ごみは持ち込み処分という状態になってからプラ分別を始めたのだから、まあ呑気というか平和である。^^;
これに伴って会社でも細かい分別が始まっているが、すんなり行く人と分別がうまくできない人が、けっこうくっきり分かれている。家でごみ分別に携わっているかいないかの違いだろう。
もう5年以上前にグアムに行ったときは全く分別しなかった。可燃ごみと不燃ごみすら分けないのである。「ここはアメリカだから分けなくてもいいんだよ」と言われたが、みんなとまどい、後ろめたそうにまとめて捨てていた。
日本人は分別しないことに罪悪感を覚えるまでに分別が身についているんだなあと感心した。
自ら考え、自らの意志で環境保全に寄与することも大切だが、ルールを作ってそれを守りながら生活する中で「あたりまえ」化していくこともいい方法なんだなあと感じたものだった。
同時に、アメリカという国の傍若無人ぶりも痛感した。
温暖化ガスは撒き散らし放題、ゴミ分別も無関心、まったくやりたい放題のならず者であるが、力を持っているだけに始末が悪い。
逆にいえば、環境保全技術あるいは環境配慮インフラ整備に関してはアメリカは大きく遅れることは必定で、そのあたりに日本の活路の一つがあるのかもしれない。
とまあ、話は世界にまで広がるわけであるが、当面の心配事は、今日から始まる「祭りの稽古」の中で、大量で出てくるゴミ類をちゃんと分別できるか(特につまみ類の子袋)である。
2005.4.3 ブログに掲載