誠意を尽くす | ||
2005.3.15 |
私の会社ではISO9001シリーズに準拠したQMを実施しており、その一環として、品質管理に関する「目標」を掲げている。会社全体と部署で年度ごとに目標を決めるが、私の管理する部署の目標は「技術を尽くし、誠意を尽くす」だ。
「誠意を尽くす」とは、ウソをついたり約束を破ったりしないのはもちろんだが、やはり「相手のことを考える」ということに尽きると思っている。間違ってはいないけれど読みにくい報告書(口頭説明のサポートがないと読めなかったりする)などは、まさに『誠意がない』代表例ではないだろうかと思うのだ。その業務のことなど何も知らない、異動してきて間もない発注者担当者が読んでもスラスラとわかるような報告書、これが理想であろう。
「できる男」などという言葉があるが、やはり「できる」人というのは頼りにされるし皆を引っ張っていけるのだが、そこに「誠意」がなければどうだろう。
もちろん逆も困るわけで、誠意のあるいいヒトだけれど何もできない・・・・というのでは、頼りにならないし誰もついていかないだろう。
何より「社会」を構成しているのが人間である以上、モノとカネだけで動いているわけではない。理にかなっていても情にかなっていなければならないわけで、そこに「誠意」が必要だと思うのである。
ライブドアの活躍などを見ていると「いまどき流行らないのかなあ」とも思うのだが・・・・^^;
2005.3.15 ブログに掲載