公開添削、佐口師匠を囲む会 | ||
2005.7.5 |
2日、大阪で公開添削を開いた(やってみた)
受講生は7人、当初の予定よりずっと少なかったが、それでよかった。やはりどうしても力が入って、時間がかかってしまう。どう考えても1人30分から1時間かけないとしっかり面談できないことがわかった。
やはり人と人とのコミュニケーションなので、最初からバーッとたたみかけると後が続かなくなる。スロースタートで徐々に調子を上げないと、ついてこれなくなる。
特に私は早口だし話の展開が速いので、いつも気をつけているのだが、伝えたいことがあるとその気持ちが先に出てしまいがちになる。
でも、面談ならではの効果もいっぱいあった。やはり反応がすぐ返ってくるのはいい。こちらの指摘を理解してくれたか、すぐにわかる。
メールではここがわからない。だからつい念を押してくどくど書いてしまう。
問題点を指摘するときも、改良点を相談するときも、面談はやはりいい。
欠点は、じっくり考える時間がないので、「じゃあ、こうしたらどう?」といった改善案がその場で思いつくものに絞られてしまう点だろう。
また、「書いたもの」が残らないので、受講生はその場で聞いたことを忘れたらそれで終わりだ。
これらの対策としては、事前に原稿をもらってじっくり添削し、その評価を書いたものにまとめ、それを言葉で補う形で添削するということが考えられる。こちらが楽しくとも、受講生の役に立たないのでは駄目だから、そういうスタンスで改良していかねばならないだろう。
とはいえ、やはり濃密なコミュニケーションの結果としての満足感がある。友達が増えたような嬉しさがある。
一長一短あるが、悪いものではないと思った。改良していく方向性も何となく見えた気がする。
また機会をとらえてやってみたい。
何はともあれ、今回実現したのは何と言ってもPMPさんのおかげだ。私が後ろ向きの気分になっていた時期に、あっけらかんと引っ張ってくれたPMPさんに心から感謝したいと思う。
公開添削後は「佐口師匠を囲む会」であった。新しい多くの仲間と知り合い、語り合えた。
杜ハヤにオンライン入会を導入してからの人たちと話して、杜ハヤが早くも転換期に来ているような気がした。と言ってもそんな深刻な感じではなくて、ああ、変わっていくような気がするなあ、面白いなあ、どこへ行くかなあ、というような、むしろ楽しい感覚である。
同時に、ネット上のコミュニケーションの難しさも感じた。やはりface to
faceに比べれば圧倒的に情報が少ないためか、コミュニケーションが難しい。といって気遣いばかりでは疲れてしまう。
私は杜ハヤにせよ私のサイトにせよ、ネット上のコミュニケーションを基本にしたい。face
to
faceはもちろん素晴らしいが、ネットならではの特性も多いに活かしたい。でなければ、ネットは単なる出会いだけの場になってしまうし、実際に会わなければ不完全なコミュニケーションしかできないということになってしまう。
じゃあそうすればいいのかと言われると、まだよくわからないのであるが、何とかネット上でコミュニケーションを深めたいという思いは常に持っていたいと思う。
2005.7.5 ブログに掲載