My Note 名田庄村火起こし体験
2005.6.7/2005.6.13

名田庄村の仲間

昨日(日曜日)は、隣の名田庄村に行ってきた。
12日に子供会行事で大人子ども合わせて120人ほどのイベントがあり、その準備とリハ、懇親会が目的である。
イベントは、竹で食器を作り、縄文式で火を起こし、魚をさばいてバーベキューをしようというものである。
当初はニワトリをしめて捌こうと計画したらしいが、さすがにそれは今の子どもにはきついだろうということで、魚になったらしい。確かに今の子ども達は生き物と食べ物がなかなかリンクしないようだ。まあ、最初の一歩ということで仕方ないかと思う。

さて、私は火起こし講師として招かれたわけであるが、もう嬉しくて嬉しくてやる気満々で乗り込んだ。
だってそうだろう、ここしばらくPTAやら協助員やら、背広やネクタイの会議ばかりやっていたので(それはそれで大切なのだが)、けっこう溜まっていたのである。私はやっぱり自分で動くのが大好きなのである。口を動かすのも嫌いではないが、体を動かすのも好きである。

最初は食器材料の竹を切りに行った。そういえば竹を切るのも久しぶりだ。
続いて班に分かれて食器作り・食材処理・火起こし。さすがに大人は飲み込みが早く、10分もたたない間に火が起こせ、1時間ほどでみんな飲み込んでしまった。
やがて食器も揃い、懇親会バーベキューであるが、いつも間にやらアマゴなどを釣ってきて焼いているのには感心した。私は釣りが下手なので、今度教えてもらおう。
懇親会から二次会へ流れ、子ども会の中心メンバー数人と飲み、話が弾んだ。40過ぎのおっさん達が真剣に子どものことを語り合うというのは、はたから見ればあほちゃうかと思うかもしれないが、本人達は楽しくて仕方がなくやっているのである。自分だけがこんなことをしれいたら嫌になってくるだろうが、「ああ、ここにも仲間がいる」と思うと本当に嬉しくなってパワーがわいてくる。

しかし、6000円近く出して代行タクシーで帰宅したら夜中であった。おかげで今日は少々眠い。
12日は雨模様だが、息子が12日は参加すると張り切っているので、何とか持ってほしいものだ。

2005.6.7


遊んだぁ〜っ!

日曜日に火起こし講師として名田庄村に行ってきた。高2になる息子がアシスタントとして一緒に来てくれた。こういうことに親父と一緒に来てくれることが嬉しい。

さて、8:30に現地に着き、道具を運んでいると、周辺市町村から60人強の子供と保護者・引率者がやってきた。
火起こし班・食材班・食器作り(竹で皿とコップを作る)班・魚釣り班に分かれて活動開始である。
私は火起こし班なのだが、大人と子どもの共同作業にしたところ、わずか15分でついてしまった。乾燥していたせいだろうか、ちょっとあっさりつきすぎたようである。
マキまで火を大きくしてからバーベキュー用の炭に火を移す予定だが、時間が早すぎたのでちびちび炭を燃やす。
炭は地元の方が作っておられるもので、ホームセンターに売っている南洋材の炭とは雲泥の違いだ。煙などいっさい出ない。あまり明るくない赤い光を出しながら、しかし遠赤外線が多いのだろう、じっくりと熱が通る。肉などレアになって実にうまい。そして何と言っても長持ちする。ホームセンターの炭しか知らない人は驚くこと請け合いである。
目立たないけれど、こんなところにも我々が失ってしまったものがあるのだ。

食事まで時間があるので、竹を使って竹とんぼを作ったり、草笛を教えたりして時間を過ごした。一生懸命工作したり、草笛が鳴って喜んだり、竹とんぼを飛ばす練習をしたり、こういう時の子どもは「目を輝かせる」という表現がピッタリだ。全身から生命のオーラがほとばしっている感じがする。
午後4時、解散。それから残った食材で打ち上げ。前日釣って冷凍してあったというアユがむちゃくちゃうまい。名田庄村は山村、私は海のすぐ近くに住んでいるので、川魚のうまいのは珍しい。名田庄村のスタッフに混じって一人で5匹も食べてしまった。
さらに居酒屋に移って、今度はギターなど持ち出してワイワイ。
結局帰宅したのは夜10時ごろで、14時間も遊んでいたことになる。煙と汗でドロドロの服を脱いで風呂に入り、爆睡してしまった。
「遊んだぁ〜!」という日曜日であった。まったく、子どもたちと一緒に遊びまくるほど楽しいことはない。

翌日、朝から筋肉痛である。しかも悲しいことに、午後になって痛さが増している。まあ翌日出ているだけよしとするか・・・・  

2005.6.13


2005.6 ブログに掲載