My Note 小物好き
2006.1.5

実は私はかなりの小物好きである。セカンドバッグなどに何でもかんでも入れておくのが好きだ。

現在主に使っているのは、デジカメとケータイである。

デジカメはカシオのエクシリムというやつで、光学ズームがつく前の190万画素の初代エクシリム、薄型サイズである。これを名刺入れに入れてセカンドバッグに入れておき、現場や野外体験活動の時にはケータイのように首からかけて持ち歩く。あまり接写ができないのが玉に瑕だが、大変気に入っている。
難点は、バッグの中で何かに触るのか、電源が入りっぱなしになってバッテリーが空になることが多いことだ。さらに充電器が特殊なので、これも一緒に持ち歩くとかなりかさばるのが困りものであった。
しかし、昨年7月に娘がオーストラリアでのホームステイに持っていった時、「向こうでバッテリーがなくなったら困るだろう。電圧もコンセント形状も違うし(実は調べていない)、この子はなかなかそういうことまでできないから、予備バッテリーが必要なのだ」と声高に主張して女房を説き伏せ、予備バッテリーを2個購入することに成功した。サードパーティーの安物だが、おかげで娘もバッテリーのことを気にせず過ごせたようだ。今は、この予備バッテリーを1個、名刺入れのサブポケットに入れてある。少々全体が分厚くなってしまうが、バッテリー切れを心配しなくていいので、大変重宝している。

ケータイは、それ自体はごく普通のP252iだが(そろそろ買い換えたいが)、車のサイドブレーキの上にホルダーをつけて、ここにセットし、ルームミラー型のハンズフリーにつなげている。このホルダーはマジックテープでテーブルの足などに止められるタイプのテーブルタップコンセント用ホルダーの流用だが、ピッタリである。(正確には、グラインダーで少し削ってある)
車に乗ってこのホルダーにカチッとセットしてコードをつなげば、後は自動着信である。このハンズフリーも録音機能がついて非常に便利である。何より耳にイヤホンを突っ込まなくていいので、ご機嫌である。難点は、周囲の騒音ももろに拾うので、高速道路走行中などはほとんど会話は不可能だということである。

また、以前はヒューレットパッカードのHP200LXというパームトップパソコンを、腰ベルトにつけるタイプの工具入れのミニバッグに入れ、いつも持ち歩いていた。ロータス1−2−3が入っているので、現場でデータを即グラフ化できたのはよかった。またデータベースもあって部署の業務をすべて入力して工程管理に用いたり、スケジュール管理や簡単な文書入力に活躍していた。しかしCPUが非力な上に1−2−3とテキストファイルを除いてパソコンとのデータ交換ができなかったので、そういう使い方はもうしていない。旅行などの時に持って行き、感じたことをその場で(多少遅いけれど)入力するという使い方だけを時々している。しかし、昨年西安に行った時は重宝した。西安紀行の骨格部分は、この200LXを使って現地で入力したものである。電源が単3電池2本というのもいい。ハードディスクなどの稼動部分がないので、バッテリー(電池)も長持ちする。ハードに使っていた頃でも、電池交換ピッチは半月に1回以下だった。
このくらいの大きさでCPUパワーがあり、WindowsCE(マイナーだなあ)程度が動くマシンがあるといいのだが。(昔出ていたカシオペアなんかはそういう類かもしれない。また機会があったら買ってみたいものだ)

小物といえば、大いに刺激を受けたのは山根一馬氏の「スーパー書斎の仕事術」だった。もう20年も前の本だが、今でも時々読んだりするし、袋ファイルは今でも使っている。(野口氏の「超仕事術」で提案された応用タイプに近い使い方になっている)
あの本は袋ファイルばかりが有名になったが、その他にも様々なツールやアイデアが盛りだくさんで、あれがベストセラーになるのだから、男ってのは小物好きなんだなあと改めて思うのである。私も、小さいハサミやホチキス・テープなどの入ったツールボックスも大変好きだった。

そうそう、小物好きだなあと思うのが車のキーである。いまどき珍しい十得ナイフ、小さいメジャー、LEDライトがついていて、けっこう重宝する。
十得ナイフは、一番使うのはナイフだが、そのほか、ハサミやセンヌキもよく使うし、ドライバも時々使う。
メジャーは1mまで測定可能で、ホームセンターでの買い物やちょっとしたものを測る時に便利だ。そういう機会が月に何回あるかというと疑問だが、「あ、便利だな。持っててよかった」と思ったことが何度もあるので、壊れた時は最優先で補充している。100円ショップで買うから安いものだ。
LEDライトは、車の中でちょっとした探し物をするときに重宝する。ルームライトは隅々まで照らせないのだ。

そういえば、私の車自体が小物だらけである。いろんな野外小物を仕込んだフィッシングベストがいつも積んであるし、折りたたみスコップとかちょっとした工具など、けっこう小物が乗っている。
バッテリーから引っ張るAC電源もあって、ここからサイドブレーキ付近にタップで電源を引っ張って、携帯電話充電器やパソコンなどが接続できるようにしてある。車の中に普通のACコンセントがあると、けっこう便利なのである。


2005.1.30ブログに掲載/2006.1.5追記してアップロード