花粉症 | ||
2005.3.18 |
何度も報道されているが、今年の花粉はものすごく、花粉が飛び散るのを山火事と間違えて通報するほどらしい。「史上最大」という話も聞く。
そういえば先日、朝出ようと思ったら車のフロントガラスに黄砂がうっすらと積もっていて、「ああ、やっと春が来た」と思って、「は〜るよぉ〜〜と〜お〜き〜はるよぉ〜」なんてご機嫌でユーミンを歌いながら出勤したのだが、今考えてみるとあれはまさか・・・・か、花粉???なんてね。
私の周囲にもすでにカワイソウな状態に陥っている人もいる。薬で抑えているのだが、残業タイムになると「うー、ヤクが切れたー」などと言いながらハクションの連発である。うるさいったらありゃしないのだが、まあカワイソウである。杉林の中の現場に行かせたらもう大変だろう。
近所に耳鼻科があるが、ここでは鼻の粘膜をレーザーで焼ききってしまうという、「こんな粘膜いらんわーい」的過激な療法を推奨しているのだが、薬なしでまるっきり全快状態が2年程度は続くらしい。いろいろな療法があるものである。
私は幸いまだ発病していないが、数年前にやはりバンバン飛んだ年には、目の周りがぼーっとして鼻がちょっとぐずついたことがある。今年はもっとすごいらしいから、これはやばいかな?と不安に思っているところである。
花粉症が蔓延した理由は杉の樹齢もあるらしいが、人間が清潔な環境の中で暮らすようになりすぎたのも原因らしい。そういえば、もう10年ほど前か、バリ島かどこかで日本人だけがコレラか何かになって、いかに日本人がヤワな体になっているかが証明されてしまっていた。
私の小さい頃、よく「スギ鉄砲」と称して篠竹の筒にスギの実を詰め、これを吹き矢の要領で吹いて何かに当てては遊んでいた。あのときなどは小さくまとめるためにスギの実を口に入れてベロベロとなめていたものであるが、今の花粉症の子がそんなことをしたら即死ではなかろうか。
泥遊びをした手をろくに洗わずに手づかみでおやつを食べたりしていたが、おかげで友達が腹を壊しても自分だけは大丈夫という胃腸を手に入れることができたのかもしれない。
それはともかく、花粉症は私にとって胃カメラと並ぶ「いまだ見ぬ春の恐怖」である。
いつ花粉症になるだろう、できればずっとならずに済ませたいなーという思い。そしてそれと並び、いつかは胃カメラって飲まないといけないときがくるんだろうなー、できれば飲まずに済ませたいなーという思いである。
そう、私は胃が極めて良好で、これまで成人病検診ではずっとバリウムのみで済ませているのである。・・・・が、まあ長くなるのでこのへんで。4月中には成人病検診を受けるだろうから、バリウムの話はまたそこで。
2005.3.18 ブログに掲載