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虎の穴、かく終わりき |
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2005.6.14 |
立ち止まってみよう
「虎の穴」の受講生は280人を越えた。昨年よりすでに100人以上増えている。
今週いっぱいで閉店するが、昨年もこの後多くの受講希望があった。今年もメール可能な状態にしておく限りそうなるだろう。
しかし継続する気が起きない。
虎の穴は杜ハヤの代表的な事業になった。しかし事実上唯一の事業でもある。そして杜ハヤ=受験支援ボランティアという認識が広がりつつある。
それに対する疑問・不満がある。杜ハヤはそういうことをする所じゃなかっただろうということである。
杜ハヤは何でもやりたいことをどんどん提案して、賛同する人が集まって、新しいことを実際に始めることができる、そういうところだと思っていた。
しかし実際にそれをやったら、それがイコール杜ハヤになって困ると言う。
じゃあ私はどうすればいいのだろう。
自分一人が活発に活動するとみんなが困る。
それは、私の一番嫌いな前例主義・横並び主義・事なかれ主義の「三種の神器」の一つになってしまうのではないだろうか?
自分のサイトで呼びかけて、たとえ2人でも3人でも、応じてくれる人とチームを作って、できる範囲で受験支援をしていきたいという思いが強まっている。
しかし、私のやってきたことに賛同してくれて、虎の穴講師の仲間入りをしてくれた人達が大勢いる。この人達の思いに背く事もしたくない。
ずっと走ってきたが、立ち止まって考えてみたいと本当に思うようになった。
考えてみれば、自分のサイトと虎の穴、杜ハヤといったネット上での活動とともに、ホリデースクール、WAC小浜、中学校PTA、高校PTA、市PTA、県PTA、警察協助員、まちづくり委員会、学校あり方研究会、太鼓会とムカデ並みのわらじを履いて、ムカデ競争をしてきたのかもしれない。手帳を見ればフリーの夜など月に数日しかない。フリーの休日はない。
ちょっと張り詰めすぎていたのかもしれない。
NPOやPTAなど、子どものために何かをすることには相変わらずエネルギーが沸いてくるのだけれど・・・・
虎の穴が19日で閉店になったら、しばらく立ち止まってみようと思う。
2005.6.14 ブログに掲載
こんにちは。happymanです。
先日は資料を送って頂きありがとうございました。
虎の穴で、こんな大勢の技術士試験の受験支援を行っているとは知らず、無理を言いすみませんでした。
私はそんな受験生を指導出来るような存在ではないので、こういう活動を見ていて、勇気ある支援活動だと尊敬しています。
目標に手の届きそうな所(実力・姿勢とも)にある人を、手を差し出して合格のきっかけなればというのは、すばらしい事だと思います。
前々からのblogをみると、(姿勢に置いて)そういう方ばかりでもないようなので、どうなのかな?とも思います。
社内や同業のお付き合いのある人でそういう指導を求めた場合、依頼人(受験生)の人格をおのずと評価されているような気がしますし、あんまり先方に失礼だと相手にしても、もらえません。(実は、私も生意気でその口ですが。。。)
ボランティアは、無料ですし、個人差別が出来ないことだから、凄く難しい問題ではあるなあと唸ってしまいました。
いっそのこと受講者を事前審査なんて・・・判定基準が曖昧とかで、主催者の非難がネット上で飛び交うのでしょうか?なんかそんな気がします。
駄文失礼しました。
結局、ボランティアなんてのは自分本位ですから、自分が得るものが大きいからこそやっているわけです。虎の穴もそうです。
でも、それが結果として杜ハヤに好ましからざる影響を与えているのも確かです。
杜ハヤを有名にするという点では寄与しているのかもしれませんが、杜ハヤはそもそもそういう形で有名になろうとは思っていなかったということです。
抜粋『虎の穴は杜ハヤの代表的な事業になった。しかし事実上唯一の事業でもある。そして杜ハヤ=受験支援ボランティアという認識が広がりつつある。
それに対する疑問・不満がある。杜ハヤはそういうことをする所じゃなかっただろうということである。』抜粋終わり。
そういうところだったはずです。今でもそういうところだと思っています。
『好ましからざる影響を与えている』とのことですが、そんなはずじゃなかったというなら、その人が、そうでない行動を起こせばいいのではないでしょうか?
興味のあるなし、規模や効果の大小は別にして、細々ではありますが、私は杜ハヤ高知で、棚田再生事業に取り組んでいます。全国区ではありませんがね。(^.^)
魔法使いさん、
>『好ましからざる影響を与えている』とのことですが、そんなはずじゃ
>なかったというなら、その人が、そうでない行動を起こせばいいのでは
>ないでしょうか?
確かにそうですが、「技術者支援ばっかり」と同時に、私が出すぎているというのもあると思いますので、行動を起こすことは控えたいと思います。
それに私が思いつく行動・プロジェクトはボランティア的なものばかりですからね。
棚田プロジェクトの写真いっぱいのブログを見るのも楽しみにしていますし、何よりたとえ日常の結び付きは弱くとも、多くの仲間がネットのむこうにいると思うのは楽しいものです。
でも、今度は「それだけじゃダメだ」という人もいるわけですよね。何も活動しないのはダメだと。
でも、「活動しなければならない」はしんどいですよね。「〜ねばならない」ですから。
やっぱ難しいなあ。ゆっくり考えてみます。
私は今、諸々の事情?により、新しいことはあえて手を出していません。
動かざる事山のごとし、です。笑。
家族のことが第一、次が仕事のこと、それから杜ハヤです。
家族と仕事で手一杯になったら、杜ハヤ活動は休止せざるを得ませんし、ましてや新しい活動などできるわけもありません。
ハングリーさん、その通りですよね。
できない時ってあるわけで、そんな時にわざわざ「私はこういう事情で活動できません」なんてみんなに言って回る必要などありませんよね。
お互い、休むときは休みましょう。
APECさん、出る杭は,杜ハヤだけでなく、今世の中全体に求められていることだと私は思っています。私の場合、成果はさておき、出る杭であり続けなければ、自分の存在価値が感じられません。
出ることの出来る人は、大いに出るべし。
出過ぎなんていう判断基準でなく、『少し出る、出る、大いに出る、すばらしく出る。』という基準がいいと思っています。
追伸、棚田ブログは杜ハヤ高知の活動を知らせる、掲示板の役目を果たしていることを知って少々安心しました。
ねぎさんは、ここのブログを読んでいるだろうから、たまには棚田再生ブログにも、寄って下さい。
APECさん、魔法使いさん、お久しぶりです。
なぜ高知杜ハヤが「棚田再生事業」を立ち上げられたか?
詳しい経緯は知りませんが、基本的にはface
to
faceでの信頼関係の構築が大きかったのではないでしょうか?
近畿杜ハヤの4名の会(NEWZ)もそうです。お互いの思いを目と目で話す機会が必要でのでしょう。掲示板に書き込みができないくらいの会話・意思疎通があり、私も「思い立ったら吉日」で「どうなるか」を恐れずに(仲間との合意形成には努めますが)、動きたいと思います。
佐口師匠の「掲示板-1」から立ち上がった「杜ハヤ」ですが、立ち上げ時の盛り上がりは今はありませんね。いわゆる「立ち上がり時のワクワク感」が無いのでしょうか?
明日、近畿杜ハヤ+アルファの会合があります。
どんな報告ができるか判りませんが、「私は動かないのが性に合いません」
「技術士 総監対策本」もそうです。やってみたいからやっているのです。
APECさん、あなたと同じ思いの仲間はたくさんいます。
「虎の穴」だって「杜ハヤ」の有志がやっていることで、「杜ハヤの事業」でしょうか?参加せず、批判する方に遠慮はいらいなのではないでしょうか??
その辺も含め、明日6/18杜ハヤ+アルファの会合で議論したいと思います。
高知杜ハヤの棚田再生は杜ハヤ結成前から、ぼんやり頭の中にありました。
昨年、ビオトープを試し、今年は杜ハヤ高知の事業として、5人で協力してやっています。この事業の実行が、仲間意識を高める効果があることは間違いなく、結構楽しくやっています。また、協力がなければ、トラクターやトラックを集めたり、動かしたりは出来ません。活動するうちに役割分担のようなものが出来つつあります。
たまには会員の子供達も参加してくれるので、いずれ、本格的な参加も出来そうです。『杜ハヤ高知子供会員』なんていうのも良いかもしれないと、今思いつきました。ああ、これいいな!今度杜ハヤ高知のメンバーに提案しよう。
PMPさん、『虎の穴も杜ハヤ有志でやっている。』に同感です。
活動しないで批判する外野席=野球ファンの野次、ぐらいに受け止めればいい。
無視はしませんが、必要以上に引きずれれることはないという意味です。
虎の穴=杜ハヤの有志がやっている事業という位置づけに賛成です。
虎の穴の終了
虎の穴が終わった。
閉店時点の受講者数が299人というのは実にできすぎな感じがするが、とにかくこれで終わった。
この2ヵ月ちょっとの間、最優先事項にして、いつも添削原稿を持ち歩いてきたが、手持ちを終わらせればそれもなくなる。
1割の寂しさと、9割の安堵感である。
総勢20人の講師の皆さんには、本当にお世話になった。こんなにしてもらってばちが当たらないだろうかと思うほど恵まれていたと思う。
自分のサイトで引き続き、できる範囲で添削支援を続けようと思っていたが、今はそういう気にならない。昨年は「一区切り」という気分だったが、今年は「終わったぁ〜」という気持ちである。
虎の穴は、杜ハヤに入会したときからやりたかった事業だった。
2年間継続させてもらい、新たな講師さんもご協力いただき、本当にラッキー&ハッピーだったと思う。
みんなに感謝し、虎の穴の終わりとしたい。本当にありがとうございました。
2005.6.19 ブログに掲載
お疲れ様でした。
いつもAPECさんのコメントをみて元気を分けてもらってます。
無償の奉仕というか、「やりたい人間がやりたいことを気張らずに」という考え方に頭が下がるばかりです。
本日は会社で、明日までの資料を徹夜で作成予定です。かなり逃避しておりますが、また少し元気を分けてもらいました。
これからもゆったりと頑張ってください。
ユガさん、ありがとうございます。
私のほうこそ元気をいただきました。会ったこともなく、話したこともない方とこうやって出会い、元気の交換ができるということは、本当にありがたいことですね。
日曜日に月曜日の資料を徹夜で、というシチュエーションはかなり辛いものがありますが、がんばればその先にきっといいことがありますよ。楽しみを見つけながらやりましょう。
お互い無理せず、がんばっていきましょう。
APECさん。
返信ありがとうございます。なんとか、乗り切り(ごまかし?)ました。
下のblogにあった杜ハヤ等の活動の件ですが、雑感書きます(わざわざ向こうに書くほどではありませんので)。
2〜3年、APECさんのHPや佐口師匠のHPをみてきた読者としての感想です。的はずれでしたらすいません。
現状の問題点としては、
(1)当初の無償ボランティアが、一部有償化(対価を求め始めた)してきたこと。
(2)当初は、やりたいことをやれる範囲で皆で実施してきたが、実働部隊と評価者(あれこれ提案するけど手は動かさない)に分かれてきて、杜ハヤに期待される活動を運営していく負担が偏ってきたこと。
ではないでしょうか。
何だか自分の会社の組織の問題とだぶって考えてしまい、詳細も知らないままこのようなことを書くべきではないと思いますが、つい筆が走りすぎました。
私も2児の父として、APECさんの人間性、特に次代を担う子供達に対する愛情あふれるblogを楽しみにしております。
「やりにくい時は無理してやらない」くらいの気持ちで泰然と気楽にいきましょう。
2005.6.14〜2005.6.18/2005.6.19〜2005.6.21 ブログに掲載
先日は資料を送って頂きありがとうございました。
虎の穴で、こんな大勢の技術士試験の受験支援を行っているとは知らず、無理を言いすみませんでした。
私はそんな受験生を指導出来るような存在ではないので、こういう活動を見ていて、勇気ある支援活動だと尊敬しています。
目標に手の届きそうな所(実力・姿勢とも)にある人を、手を差し出して合格のきっかけなればというのは、すばらしい事だと思います。
前々からのblogをみると、(姿勢に置いて)そういう方ばかりでもないようなので、どうなのかな?とも思います。
社内や同業のお付き合いのある人でそういう指導を求めた場合、依頼人(受験生)の人格をおのずと評価されているような気がしますし、あんまり先方に失礼だと相手にしても、もらえません。(実は、私も生意気でその口ですが。。。)
ボランティアは、無料ですし、個人差別が出来ないことだから、凄く難しい問題ではあるなあと唸ってしまいました。
いっそのこと受講者を事前審査なんて・・・判定基準が曖昧とかで、主催者の非難がネット上で飛び交うのでしょうか?なんかそんな気がします。
駄文失礼しました。