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[1122]
関係者との調整方策について
Name:ヨシダ
2020/08/30(日) 21:09:26
関係者との調整方策は、どのようなことを書くのでしょうか。
調整「方策」ということは、調整をする方法や手立てだと読めます。
しかしながら、各所の参考回答は、調整「事項」を模範解答と書いていることがほとんどです。
「方策」案としては、グループウェアの活用などが方策なのではないでしょうか。
しかしながら、私自身も問題文がこんなことを求められているように思えません。
調整「事項」や調整「内容」を書く回答を自信もってできないです。
とはいえ、「方策」と「事項」を両方書くのも問題文を読めていないように思えてしまいます。
皆様のご見解をいただけませんか。
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[1123]
Re: 関係者との調整方策について
Name:鋼橋が好き 2020/08/31(月) 10:16:22
お疲れ様です。小問(2)からの繋がりを重要視すると、
「業務を進める手順に関する留意点・工夫点を効率的、効果的に進める(実現)
するために、具体的に実施した関係者との調整内容」
で良いのではないでしょうか。私は昨年度、鋼構造(U-2-2 不適合の再発防止)
を選んで、鋼構造で問題になりやすい溶接に関連した内容で解答しました。
溶接プロセス、検査要領、検査管理、の項目を挙げ、それぞれに深く関わる
部署や人との調整事項について記載し、そうすれば調整がうまく進み、同時に
業務自体が効率的、効果的に進められる、と記載したと思います。
昨年度は試験方法改正の年でしたので、「調整方策」については試験時に
目の当たりにしましたが、調整するというのは業務経験上よくあることだと
思いますので、経験したことを事前に纏めておけば書きやすいのでは
ないでしょうか。 参考になれば幸いです。
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[1124]
Re: 関係者との調整方策について
Name:おじさん技術士 2020/08/31(月) 11:32:25
確認しますが、選択問題U-2のことに関する質問ですよね?
選択問題U-2は、問われるものは基本的に以下の内容と予想されます。あるテーマについて、
(1)調査、検討すべき事項とその内容について説明せよ。
(2)業務を進める手順について、留意すべき点 工夫を要する点を含めて述べよ。
(3)業務を効率的・効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。
『技術士に求められる資質能力』の中に、「コミュニケーション」がありますが、(3)の設問がこれに関するものと思います。
「関係者」は雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザーなど。
そして、「関係者との調整」は口頭、あるいは文書で行います。
「方策」は手段、方法のこと。(何をするかを書く)
「効率的」とは少ない労力で情報交換を行うこと。(ICTの活用等が考えられる)
「効果的」とは高い成果を出すこと。(関係者が協力して課題に取り組むことなど)
ここでは、解答論文を題意に沿って自分の意見(考え)を出題順に書けばいいだけなのだが、例えば、設問(2)の業務手順に@〜の番号を付けることによって、関係者の調整方策も、「@では〜により調整のための協議を円滑化する」など説明しやすくなると思います。
このように、設問(2)の手順との整合性がとれているよう留意する必要があると思います。
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[1126]
Re: Re: 関係者との調整方策について
Name:ヨシダ
2020/08/31(月) 12:26:13
おじさん技術士様
ご回答ありがとうございます。
おっしゃる通り、選択問題U-2の件です。
「方策」は、「何をするか」でしょうか。
私は「何でするか」「どのようにするか」ではないかと思います。
効率的・効果的の件と、それらの事例はご提示いただいたもので妥当と思います。
ご回答いただいた内容について、非常に勉強になりました。
おっしゃっていることがとてもわかりやすかったです。
このあと、効果的・効率的についても質問予定でしたが、本件で確認ができてしまいました。
ありがとうございました。
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[1127]
Re: Re: 関係者との調整方策について
Name:ヨシダ
2020/08/31(月) 12:34:36
鋼橋が好き様
ご回答ありがとうございます。
やはり調整内容をご回答なさっているのですね。
ちなみに、私が気にしている「方法」「何でするか」「どのようにするか」などはご回答なされましたか。
拝見すると、調整対象者=ステークホルダ、調整内容、課題が書かれているようです。
私も方策の一つに、「事前に調整対象者に課題を提示、共有しておく」ことが効率化につながる方策だと思っております。
ですが、題意は、効果的・効率的な「調整方策」なので、方策を回答するものだと捉えております。
御意見では、方策に一部触れながら、調整内容をご提示することで十分と理解しました。
ありがとうございました。
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[1128]
Re: Re: Re: 関係者との調整方策について
Name:鋼橋が好き 2020/08/31(月) 13:33:00
ヨシダ 様
お疲れ様です。ご返信ありがとうございます。
ご返信内容自体がしっかりとされているので、もう私がアドバイスする
までもないように感じました。頼もしいです。
「どのようにするか」は記述したように記憶しています。例えば、検査が
ちゃんとしたプロセスで実施されるようにするために、○○のタイミングで
打合せ(調整)をしたとか、でしょうか。また、自分の知識や経験の範疇を
超えそうな場合は、しかるべき技術者の見識も取り入れて、総合的に判断する
ための調整をする、とかだったと思います。
なんせU-2は用紙2枚以内なので、説明したいことを色々と書いていると
文字数がけっこうギリギリに迫りそうだった、とも記憶しているので、
そのあたりの要点を簡潔に表現できるよう準備されたら良いのではと
思います。 よろしくお願い致します。
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[1130]
Re: Re: Re: Re: 関係者との調整方策について
Name:ヨシダ
2020/09/01(火) 09:47:42
鋼橋が好き様
ご回答ありがとうございます。
やはりご記入なさっていたのですね。
各所の解説ではまったくもって「どのように」の観点がなかったので、
私だけが日本語理解できていないのかと悩んでいた次第です。
そのうえで調整内容や事項も(たぶん効果的・効率的につながる要素として)
回答に盛り込んでいくようにいたします。
大変参考になりました。
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[1163]
Re: Re: 関係者との調整方策について
Name:R 2020/09/07(月) 12:23:03
>『技術士に求められる資質能力』の中に、「コミュニケーション」がありますが、(3)の設問がこれに関するものと思います。
皆さんのおっしゃることは、ごもっともだと思いますが、
技術士分科会試験部会の資料によると、U-2-(3)(関係者調整)は、「リーダーシップ」 が該当しています。「コミュニケーション」は、(的確表現)なので、筆記試験では、文章の書き方の適切さ分かりやすさを確認することになっています。
https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11293659/www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/002/siryo/__icsFiles/afieldfile/2019/02/18/1411044_013_1.pdf
留意されたほうが、よろしいかと思います。
※私見ですが、コンピテンシーのマネジメント・コミュニケーション・リーダーシップなどは、様々な意味合いを含む言葉であり、定義が明確ではありません。従って、コンピテンシーを構成するこれらの資質確認にあたっては、受験者に対してあらかじめ、この試験で考える定義を公表せざるを得なかったのだと思います。
ですから、受験者の経験や思いで、しっかりした解答をつくるのはもちろんですが、公開されている定義を踏まえて解答することが重要だと思います。
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調整「方策」ということは、調整をする方法や手立てだと読めます。
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