4−7 C社は従業員50名の建築関連の部品類を製造しており、生産形態は受注・ロット生産で、製造部門は機械加工、組立、電装職場に大別される。製品は約30種で、年間の需要はある程度安定している。受注ロットは50〜1000個で、納期は2〜4ヶ月、生産着手からの製造期間は約1週間である。生産計画は、1ヶ月ごとに3ヶ月先までの中日程計画を確定し、以後の小日程計画及び統制は各職場単位で運営しているが、飛び込み品や受注後の取引先による計画変更などの外的要因により、生産が混乱し、稼働率の低下、納期遅れがしばしば生じている。そのため追込み生産になり、その結果、不良も生じることがある。ただし、製造2週間前以後の設計や計画の変更は受け付けていない。また、従業員は専門化し、技術レベルは高いが、5Sなどのやや問題がある。C社は、計画後の外的要因による混乱が問題であり、それに対する改善が急務である。そこで改善の根本的、直接的な方向付けをしたい。次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
(1) 従業員の多能工化とセル生産に移行
(2) 小日程計画の迅速な調整体制の確立
(3) 各職場長に管理者教育の徹底
(4) 中日程計画の計画サイクルの短縮
(5) 従業員に5Sや不良防止などの基礎教育の徹底
Re: 4-7
- ウーロン
2004/10/30(Sat) 13:19
正解は4のようですが、私なら5を優先させたいですね。5Sは危険防止にもつながりますし。
CQDよりまず工場は安全第一を優先すべきではないでしょうか?
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