平成15年度技術士第二次試験・水道部門の択一問題に
ついてのみ語る、特設臨時掲示板です。
2003.8.11立ち上げ、2003.8.19終了、アクセス数980件。
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2-1-1 - APEC -2003-08-11 16:44:39 削除
Ⅱ－１－１　次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。

①水道法では、給水栓における水が、遊離残留塩素で0.1mg/L（結合残留塩素の場合は0.4mg/L）以上保持することとされている。
②水道法による水質基準では、総トリハロメタンについて基準が定めらている。
③環境基準では、トリハロメタンについては基準が定められていない。
④一定規模以上の下水道の終末処理場は、「特定水道利水障害の防止のための水道水源水域の水質の保全に関する特別処置法」の水道水源特定事業場に該当する。
⑤下水道法では、放流水について塩素注入率の基準が定められている。
2-1-1 - Tsuji -2003-08-12 12:42:09 削除
⑤と思います。


 
2-1-2 - APEC -2003-08-11 16:44:15 削除
Ⅱ－１－２　水環境の保全に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。

①湖沼水質保全特別処置法に基づく湖沼水質保全計画は、都道府県知事が定める計画であり、環境大臣の同意を必要とする。
②ダイオキシン類対策特別処置法に基づく、ダイオキシン類についての大気排水基準や水質排出基準が定められている。
③水質汚濁防止法では、総量削減基本方針は環境大臣が定め、総量削減計画は都道府県知事が定めることとされている。
④水道水質への関心が高まる中、クリプトスポリジウム等の病原性微生物に対するリスク管理が求められている。
⑤生活環境の保全に関する環境基準の類型のうち、水道水源として利用する場合に適応性のある河川の類型は、ＡＡ類型のみである。
2-1-2 - Tsuji -2003-08-12 12:42:55 削除
⑤と思います。
2-1-2 - Tsuji -2003-08-12 12:43:55 削除
⑤と思います。
正解は⑤ - ｎｏｍｕ -2003-08-12 22:18:57 削除
河川の場合は
ＡＡ－水道１級－簡易な浄化
Ａ－水道２級－通常の浄化
Ｂ－水道３級－高度な浄化
と分類されています。
湖沼の場合は
ＡＡ－水道１級、Ａ水道２，３級となっています。


 
2-1-3 - APEC -2003-08-11 16:42:59 削除
Ⅱ－１－３　第３回世界水フォーラムの官僚宣言の内容について、以下の文の（　）に当てはまる言葉の組合せのうち、最も適切なものを選べ。

（　ア　）年までに、安全な飲料水を利用できない人口の割合を（　イ　）させるという目標と、（　ウ　）させるという目標を達成するためには莫大な投資が必要であり、目標達成のための戦略を各国が策定するよう呼びかけることが宣言された。

（ア）　（イ）　（ウ）
①2015　 半減　　半減
②2015　 半減　　漸減
③2030　 半減　 半減
④2030　 漸減　　漸減
⑤2050　 漸減　　漸減
回答 - take -2003-08-12 09:56:03 削除
①と思います。


 
2-1-4 - APEC -2003-08-11 16:42:30 削除
Ⅱ－１－４　電磁流量計に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。
①測定原理は、ファラディーの電磁誘導の法則である。
②管内に流れの抵抗となるものがなく、圧力損失が少ない。
③流量の測定特性は、直線であるが範囲が狭い。
④流体中の混合物、温度、粘度の影響を受けにくい。
⑤気体、蒸気、油などの導電性液体は測定でいない。
2-1-4 - まさやん -2003-08-12 16:09:11 削除
回答 ③
流量の測定特性は、直線であり範囲が広い。
詳しくは下記のＨＰをご覧下さい。
http://keisoplaza.info/+info/Pdf/flow3.pdf


 
2-1-5 - APEC -2003-08-11 16:42:10 削除
Ⅱ－１－５ 監視制御システムの設計上の留意点に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。
①システムの信頼性の確保・・・監視制御システムは処理システムの運用には不可欠な機能を担っており、高い信頼性が求められる。
②ソフトウェアの設計・・・ソフトウェアは、機能性、操作性、信頼性などの面で大きな比重を占める。ソフトウェアは、システムの基本部等の標準ソフトウェアと施設に対応して開発する応用ソフトウェアがある。
③電源の無停電化・・・監視制御システムは施設運用の中枢を担っており、システムの安定稼働や管理データの保存を目的とした電源の無停電化が必要である。
④冗長設計・・・システムが大規模になるにつれて、システム全体での故障頻度が大きくなることはさけられない。二重化に代表される冗長システムや自動バックアップシステム等のシステムを複雑にするのでさけるべきである。
⑤更新への配慮・・・将来の監視制御システム更新を配慮した設計が必要である。今後、機能の集中化傾向はさらに進むと予想され、更新に当たっては全面停止となる事態を回避するため、適切に分散した構成としておく必要がある。
2-1-5 - Tsuji -2003-08-12 12:46:07 削除
自信が無いですが､④と思います。


 
2-1-6 - APEC -2003-08-11 16:41:39 削除
Ⅱ－１－６　水質汚濁に係る環境基準に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。
①環境基準は「維持されることが望ましい基準」である。
②環境基準には人の健康の保護及び生活環境の保全に関する基準がある。
③環境基準の達成期間設定では目標達成のための施策に留意する必要がない。
④環境基準は排水基準とは異なる。
⑤環境基準は環境基本法第１６条に基づいている。
2-1-6 - Tsuji -2003-08-12 12:48:20 削除
これも自信が無いですが､①と思います。
正解は③ - ｎｏｍｕ -2003-08-12 21:24:47 削除
「水質汚濁に係る環境基準について」を調べたところ「第三　環境基準の達成期間等」で「施策の推進とあいまちつつ、可及的速やかにその達成維持を図るものとする」と記載されています。この法文の「あいまちつつ」は、力を併せつつと意味ですので、③の記述は明らかに違っていると思います。


 
2-1-7 - APEC -2003-08-11 16:41:19 削除
Ⅱ－１－７　日本の水資源と水道水源に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。

①年平均降水量は約6,500億ｍ３程度あり、そのうち水資源賦存量は4,200億ｍ３程度である。
②水資源賦存量の半分以上が都市用水（生活用水、工業用水）と農業用水に使用されている。
③水使用量が最も多いのは農業用水であり、淡水の総使用水量の半分以上を占める。
④上水道水源の約３分の２は地表水（主として表流水）を利用しており自流水がダム水を上回るが、水道用水供給事業に限ればダム水が自流水を上回る。
⑤上水道水源としての地下水は、深井戸利用水量が浅井戸、伏流水の水量を上回っている。
2-1-7 - Tsuji -2003-08-12 12:49:03 削除
⑤でしょうか。


 
2-1-8 - APEC -2003-08-11 16:40:42 削除
Ⅱ－１－８　地下水に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。

①地下水の涵養速度は遅いので、過剰に揚水すると地盤沈下を引き起こし、海岸部では地下水の塩水化に留意する必要がある。
②水文地質調査には、地表地質調査、電気探査、ボーリング調査などがあり、これらによって地質構造、地層の界面、透水性の良否などを大まかに把握する。
③伏流水は、河川水が河床又はその付近に潜流している不圧地下水の一種であり、その取水施設としては集水埋渠や浅井戸などが用いられる。
④被圧地下水は、帯水層が難透水性の地層によって狭まれているため圧力を有しており、被圧の状態では自噴することもある。
⑤浅層地下水は、降水量の変動によって水位や水量は増減するが、水質は変化しない。
2-1-8 - Tsuji -2003-08-12 12:49:42 削除
⑤と思います。


 
2-1-9 - APEC -2003-08-11 16:40:11 削除
Ⅱ－１－９　水道管の地下漏水探知機器の原理に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。

①音聴棒・・・漏水による振動音を振動板に共振させる。
②電子式漏水発見器・・・漏水振動音を検出し、増幅器によって電気的に増幅する。
③相関式漏水発見装置・・・振動数の同じ漏水振動音が検出されたときの伝搬速度と到達時間差を計算する。
④地中探査レーダ・・・アンテナから地中に超音波を発射し、反射してくる超音波を受信し、解析する。
⑤時間積分式漏水発見器・・・漏水音の特徴である継続的な音とその他の音を区別するため、決まった時間内である一定の大きさ以上の音の占める割合を求める。
2-1-9 - まさやん -2003-08-12 17:11:35 削除
回答 ④
超音波 → 電磁波 のように思います。あまり自信がありません。


 
2-1-10 - APEC -2003-08-11 16:39:35 削除
Ⅱ－１－１０　浄水処理目的と水質計器の組み合わせについて、次の中から最も不適切なものを選べ。

①凝集処理　　　　　　　　　　濁度計、ｐＨ計
②ｐＨ調整　　　　　　　　　　アルカリ度計、色度計
③塩素剤注入　　　　　　　　　塩素要求量計、残留塩素計
④クリプトスポリジウム対策　　高感度濁度計、粒子カウンター
⑥有機物監視　　　　　　　　　ＵＶ計、ＶＯＣ計
2-1-10 - まさやん -2003-08-12 17:06:38 削除
回答 ②
ｐＨ調整 アルカリ度計、色度計 → アルカリ度計、pH計
（水道施設設計指針）


 
2-1-11 - APEC -2003-08-11 16:39:13 削除
Ⅱ－１－１１　ろ過池の下部集水装置として最も不適切なものを次の中から選べ。

①マイクロストレーナ形
②ホイラー形
③多孔板形
④多孔管形
⑤有孔ブロック形
2-1-11 - まさやん -2003-08-12 17:02:16 削除
回答 ④
多孔管形 → 有孔管形
通水孔を開けた管を孔が下向きになるように、底版上に支台を設けて
設置する。（水道施設設計指針）
2-1-11 - まさやん -2003-08-13 15:51:32 削除
水道施設設計指針2000の正誤表に
誤 有孔管形 正 多孔管形 とありました。よって④は正解と思われます。
恐らく①で
マイクロストレーナー形 → ストレーナー形
ではないでしょうか？


 
2-1-12 - APEC -2003-08-11 16:38:42 削除
Ⅱ－１－１２　湖沼の富栄養化による水道への影響についてその原因と対応策を示すが、次の組合せで最も不適切なものを選べ。

（影響）　　　　　　　　　　（原因）　　　　　　　（対応策）
①異臭味の発生　　　　　　　放線菌、藍藻類　　　　活性炭処理、オゾン処理
②ろ過水への藻類漏出　　　　小型藻類、鞭毛藻類　　凝集剤の注入量増加、高分子凝集剤
③ろ過閉塞　　　　　　　　　珪藻類　　　　　　　　二層ろ過、二段凝集
④ｐＨの上昇　　　　　　　　藻類代謝産物　　　　　硫酸などの酸剤の注入
⑤鉄、マンガン濃度の増加　　底層部の無酸素化　　　塩素注入、マンガン砂
②が正解？ - ｎｏｍｕ -2003-08-13 21:08:23 削除
小型藻類や鞭毛藻類は、凝集しにくいことから、ろ過水へ漏出するようです。そのための対策としては、珪藻類に吸着させる珪藻土ろ過が効果的だそうです。
この問題は、非常に難しいと思います。私は、水処理に関しては素人ですが、富栄養化に興味があって、ホームページなどを調べてみました。しかし、正解にたどりつくまでどれだけ苦労したか。
最初⑤が底層部の無酸素化でどうして鉄、マンガン濃度が増加するのか疑わしい（鉄、マンガン濃度増加の直接原因は工場排水）と思い調べてみましたが、無酸素化で還元（溶出）する様です。マンガン砂を調べると鉄、マンガンの除去対策として効果があるようです。
次に④が硫酸は確かに酸剤でアルカリを中和することが出来るけど、浄水では使わないのではと思いましたが、富栄養化対策として使用するようです。また、藻類の代謝（光合成）でCO2が減少してO2が増加することでアルカリになるみたいです。
①と③は、調べて正しいことが分かり、②を調べて、誤りであることが分かった次第です。
すごく勉強になりました。（環境系の勉強として）
水道技術情報 - ｎｏｍｕ -2003-08-13 21:25:10 削除
↑の参考として、下記ホームページをご参照願います。
http://www.asahi-net.or.jp/~kv6t-ymgc/


2-1-13 - APEC -2003-08-11 16:37:33 削除
Ⅱ－１－１３　次の文書中、（ア）～（ウ）に最もふさわしい言葉の組合せを選べ。

　揮発性有機物質とは一般には（ア）、又は、低沸点有機物化合物ともいい、揮発性物質のうち、有機物質であるものをいう。環境水中には、天然由来の揮発性有機物質も存在するが、最近、工場排水などからの合成の揮発性有機物質が問題となった。それらは、有機溶剤であるものがほとんどである。その中で人体に影
響のあるものにはトリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなどがある。これらの物質を処理する方法には曝気や（イ）などがあるが、大気汚染を考えると慎重に配慮しなければならない。なお、これらの物質の指標として（ウ）ある。

　　　（ア）　　　　　　　　　（イ）　　　　　　　（ウ）
①揮発性有機化合物 　粒状活性炭処理 揮発性有機炭素
②揮発性有機ハロゲン化合物　　凝集処理 揮発性有機炭素
③揮発性有機化合物 凝集処理 揮発性有機化合物
④揮発性有機化合物 凝集処理 揮発性有機炭素
⑤揮発性有機ハロゲン化合物 粒状活性炭処理 揮発性有機化合物
2-1-13 - Tsuji -2003-08-12 12:50:26 削除
④と思います。
2-1-13 - Ｒｙｕｕ -2003-08-14 08:53:44 削除
トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン等の有機化合物は、
エアレーション処理もしくは粒状活性炭処理を行う必要があるところから、⑤が正解と思います。
2-1-13 - kands -2003-08-15 05:18:52 削除
揮発性有機物質（ＶＯＣ）の中にはホルムアルデヒドやベンゼンのようにハロゲンを含まない物もあるため、①が正解と思いますが。


 
2-1-14 - APEC -2003-08-11 16:36:38 削除
Ⅱ－１－１４　流域別下水道整備総合計画に関する次の記述について、（　）に該当する言葉の組合せとして最も適切なものを選べ。

　流域別下水道整備総合計画は、（ア）に基づく水質環境基準の類型指定がなされている水域に係る下水道整備に関する総合的な基本計画であり、（イ）に基づいて、（ウ）が策定することとされている。

　　　（ア）　　　　　（イ）　　　　　　　（ウ）
①水質汚濁防止法　　下水道法　　　　　都道府県
②環境基本法　　　　都道府県条例　　　市町村
③水質汚濁防止法　　都道府県条例 市町村
④環境基本法 下水道法 都道府県
⑤環境基本法 下水道法 市町村
回答 - take -2003-08-12 09:52:55 削除
④と思います
流域下水道整備総合計画（以下、流総計画）は、環境基本法第１６条に基づく水質環境基準の類型指定がなされている水域について、下水道法第２条の２に基づいて策定される当該水域に係る下水道整備に関する総合的な基本計画です。
2-1-14 - Tsuji -2003-08-12 12:51:14 削除
私も④と思います。


 
2-1-15 - APEC -2003-08-11 16:36:09 削除
Ⅱ－１－１５　小規模下水処理施設に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。

①処理方式は標準活性汚泥法などの高負荷型よりも、オキシデーションディッチ法などの低負荷型の処理方式を採用するほうが望まれる。
②流入水質は、特定の事業場排水による水質変動等の影響を受けやすい。
③処理区域の生活排水が類似していることが多く、大規模施設に比べて流入水量や流入水質の時間的変動が小さい。
④大規模処理施設に対して処理水量当たりの建設費や維持管理費が割高となる。
⑤大規模施設に比べて発生汚泥量が少ないため、汚泥処理の共同化などによりコスト縮減を図る必要がある。
回答 - take -2003-08-12 09:47:08 削除
③と思います。
時間的変動は大きい。
2-1-15 - Tsuji -2003-08-12 12:52:45 削除
私も③と思います。小規模施設の設計上の留意点の一つです。


 
2-1-16 - APEC -2003-08-11 16:35:48 削除
Ⅱ－１－１６　下水管の更正に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。

①自立管は、既設管とその内側の更正材が一体となって外力に抵抗するものをいう。
②複合管の構造計算は、限界状態設計法により行うことが原則となっている。
③自立管の更正材をガラス繊維で補強している場合と、補強していない場合では性能の把握方法が違う。
④更正法の施工現場には、管更正の専門技術を習得したものが常駐する。
⑤複合管の品質検査は、充填材の圧縮強度試験結果を必要とする。
2-1-16 - Tsuji -2003-08-12 12:53:51 削除
自信は無いですが、①です。
正解は① - ｎｏｍｕ -2003-08-12 21:55:42 削除
自立管は、更生材だけの強度で外力に抵抗するもので、既設管と一体となって抵抗するのは、複合管です。


 
2-1-17 - APEC -2003-08-11 16:35:22 削除
Ⅱ－１－１７　雨水調整池に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。

①雨水調整池は、下水管渠の流下能力や下流のポンプ場の能力が不足している箇所に設置する。
②堀り込み式の場合は、その地域に係る下水道の雨水排除計画と整合を図る必要はない。
③雨水調整計算は、調整池への流入量と放流量の差が調整池に水平に貯留するものとして連続式によって行う。
④雨水調整池からの雨水の放流方式は自然流下が好ましいが、地下式等で自然流下によることが困難な場合はポンプによる放流方式を採用することがある。
⑤ダム式の雨水調整池は防災上、堀り込み式や地下式に比べて、安全度の高い確率年の計画降雨を考慮する。
2-1-17 - Tsuji -2003-08-12 12:54:53 削除
②と思います。試験時は消去法で選びましたが・・・


 
2-1-18 - APEC -2003-08-11 16:34:52 削除
Ⅱ－１－１８　オキシデーションディッチ法の特徴について、次の記述の中から最も不適切なものを選べ。

①流入下水量、水質の時間変動があっても、標準活性汚泥法に比べて安定した有機物処理ができる。
②反応タンク内のＤＯ濃度は混合液の流れ方向に濃度勾配が生じるが、ＭＬＳＳ濃度はほぼ均一である。
③余剰汚泥の性状は、標準活性汚泥法に比べ安定している。
④ＨＲＴが標準活性汚泥法に比べ長く、水深が浅いため、広い用地が必要となる。
⑤硝化細菌の保持が困難であり、反応タンクの運転方法を工夫しても窒素除去のための高度処理を行うことができない。
2-1-18 - Tsuji -2003-08-12 12:58:50 削除
⑤です。OD法は運転方式を変えることで脱窒処理を行う事が比較的容易です。


 
2-1-19 - APEC -2003-08-11 16:33:49 削除
Ⅱ－１－１９　下水汚泥に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。

①汚泥の粒子は負に帯電しており、正の電荷を持つ凝集剤を添加すると、粒子の結合が促進される。
②含水率９６％の濃縮汚泥を含水率８０％に脱水すると、汚泥容量は約１／５になる。
③余剰汚泥は、均質であるため、初期汚泥よりも脱水性が良い。
④ベルトプレスろ過機には有機凝集剤を用いる場合が多い。
⑤遠心脱水機はベルトプレスろ過機よりも消費電力が大きい。
2-1-19 - Tsuji -2003-08-12 13:00:55 削除
③です。確かに余剰汚泥は初沈汚泥より均質ですが､脱水性は初沈汚泥のほうがいいです。


 
2-1-20 - APEC -2003-08-11 16:33:21 削除
Ⅱ－１－２０　消毒に関する次の記述のうち、最も不適切なものを選べ。

①消毒は放流水の衛生的な安全性を高める目的で行うもので、すべての細菌を殺す、いわゆる滅菌を意味するものではない。
②次亜塩素酸ナトリウム溶液は、安全性が良く、紫外線により分解が促進されることもないため、長期の保存に耐えられる。
③固形塩素材として用いられる次亜塩素酸カルシウムは刺激臭が強く、腐食性の強い物質である。
④紫外線消毒は、紫外線ランプの照射により微生物を不活化させる方法であるが、他の消毒法にない独特の光回復現象がみられる。
⑤水中でのオゾンは、酸性溶液中ではいくぶん安定であるが、温度上昇及びｐＨの上昇に伴って、急速に分解する。
2-1-20 - Tsuji -2003-08-12 13:04:28 削除
②と思います。安定性は悪いです。


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