一次試験体験記〜知床世界遺産さん

自分は4月に受験を思い立ち、5月中旬から本格始動し、約5ヶ月の学習期間がありました。自分の様に、1日3時間程度コツコツ5ヵ月やるか1ヵ月に絞って1日一杯短期集中で学習するかは各人の自己判断に委ねるとして、要は「うかる力」がつけば良いわけです。時間配分は1ヶ月で力を蓄えられる人もいるし、1年掛かる人もいるということなので、自己能力を知ることも試験には必要です。以下に自分の手法を紹介します。
@情報収集
 この期間は過去問・ネット上の情報等から「1次試験は何か」を知ります。自分の場合こ  こで「高校生の思考回路に近づく」必要性を感じ、高校の数学(5冊)・物理・化学の教科  書を用意しました。情報収集して必要な教材を揃えます。(概ねAPEC・HPで事足りますがね)
A弱点発見・強化
 過去問3年分くらいでどの科目が苦手かはっきりします。さらに学習を進めると科目の中でもどの分野が苦手かはっきりさせます。学習しなくても合格ラインにある分野は確認作業程度にとどめ、不得意分野をつぶします。
B実践・実践・実践
 ひととうり「戦える学力」をつけてからは、実践有るのみです。問題は自分のもらった物がありますので、希望者には提供します(基礎・専門各6回分程度)。実践後はデーター分析し、再度弱点をみつけ強化する。
 
使った教材は以下に示します
※あくまで中心はAPEC・HP
○基礎科目
 1.高校・大学の自分の使いやすい教科書
 2.現代工学の基礎(希望者には提供します)
   これはボリュウムがあって、辞書代わりに使用。APEC・HPや練習問題等で今ひとつ  
   理解でき無かった物をピックアップしてその周辺を読んだ。知識の定着に有効。
○専門科目
 1.1級土木の参考書(私は弘文社の2級試験用の物を使用)
   基本はこれで十分。1級取得者は自分が愛用していた物を隅々迄読めば良い。
 2.技術士1次用参考書(私は近代図書の「技術士第一次試験の解答例」を使用)
   1.でカバーできない部分を本屋で選んで自分で使いやすそうな物を買う。
 3.問題集(私は潟eクノの建設100問使用)
以上で私が受かったのですから誰でも受かるはずです。欲を言えば、基礎科目の問題集があれば完璧です。(私が基礎科目正解率47%だった事から・・・)
 
ひつこいようですが、あくまで大黒柱はAPEC・HPです。これを完全吸収してから上記の参考書がお薦めなだけで、HP学習だけで合格ライン到達は可能です。HPの内容の知識の刷り込みのために自分の気に入った参考書を購入するといったスタンスでいきましょう。
 
ここで自分の学習ペース配分は
@・・・4月〜5月中旬(約1月半)
A・・・5月中旬〜8月上旬。(約3ヵ月)高校程度の基礎学力確認に1週間、〜7月上旬基礎科目、〜8月上旬専門科目。
B・・・8月中旬〜9月中旬(1ヵ月)
9月中旬〜試験直前・・・Bのデータ分析から最終仕上げ学習。
※ここで2回程度の練習問題を温存しておいて、本番さながらの自己模試を試みた

※今回の試験準備の骨格をなす@の部分では、地元の技術士会の先輩諸氏に大変大変お世話になりました。このHPの情報もそこでいただきました。こんな素晴らしい人々が地元にいる自分は幸せ者です。Tさん、Iさん、Oさん、Yさん、Nさん他皆さん、本当にありがとうございました。

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一次試験体験記〜レイクさん

 はじめにAPCEさん、そして技術士受験を応援するページに参加されたみなさんお世話になりました。無事平成15年度技術士一次試験に合格することができ、ありがとうございました。

 私が、技術士に挑戦しようと動き出したのは、平成14年度からです。もちろん、一次試験の勉強を直接的にしたわけではなく、一次試験を有利に受験するため、一級土木施工管理技士を受験しました。みなさんご存じのとおり、共通科目を免除するためです。
 また、この勉強は、共通科目を免除するだけではなく、一次試験においても専門科目対策に多いに役立ちました。平成15年度の一次試験対策は、5月から始めました。技術士受験を応援するページをみるようになったのもこの時期です。

 対策としては、

1.技術士一次試験を理解するために、過去の問題集及び参考書を購入しました。
・完全突破技術士一次試験(建設部門)オーム社
・完全突破技術士一次試験(基礎科目・適正科目・共通科目)オーム社
・平成15年度版 技術士一次試験の解答例(基礎・適正)
・平成15年度版 技術士一次試験の解答例(建設部門)


2.勉強は、9月ぐらいまで基本的に過去の問題集及び参考書を集中して、過去問題対策 をしました。分からないところは、このHPを参考にいろいろ情報集めをし、理解を深 めました

3.9月以降は、APCEさんの技術士受験を応援するページを主に、参考HP(Echoの宅建○×問題1000本ノック・遺伝子の部屋などなど)から情報を得ました。
 これは、大変助かりました。

4.10月に入ってからは、ガチンコ技術士学園(青い炎さん)の予想問題等で、知識の再確認をしました。

5.試験日前日、APCEさんの択一問題解答のテクニックを再確認しました。

 以上のように約5ヶ月間毎日1〜2時間そして週末は土・日のどちらかを勉強にあてました。

 とりとめのない文章になりましたが、来年度受験される方に少しでも役立てればと思い書きました。
 最後になりますが、私もそうでしたが、勉強に挫折しそうなとき、このHPをみて、全国数万人の同じ受験生(同士)が、がんばっていることを一人ではないことを再確認され、やる気を出していただきたいと、思います。
 「継続は、力なり」努力をされれば結果は、あとから必ずついてきます。

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一次試験体験記〜by the wayさん

しがない建設コンサルタントに勤める34歳です。
今回何とか、一次試験に合格できました。私の体験が、少しでも誰かの役に立てばと思い、投稿する次第です。

(2001年、2002年)
技術士制度が変わる前まで、経験年数さえクリアすれば二次試験が受けられたため、一次試験など見向きもしませんでした。
しかし、制度が変わると聞いたため、「これはまずい」と思い、2001年は一次試験の申し込みはしましたが、幸か不幸か1級土木施工管理技士の実地試験日と重なり、受験を見合わせました(1級土木は合格)。
2002年も受験しましたが、勉強不足であったため、基礎と専門の択一試験で合格ラインに達せず、ダメでした。
一方で、二次試験も受験していましたが、準備不足でこちらもダメでした。

(2003年春)
 このままでは技術士はおろか、技術士補にもなれないと思い、本格的な対策を考えました。そして、一次試験の内容も大きく変わって「マークシートのみ」になり、学生や若い受験者に有利になったとの噂もあったため、「絶対今回合格するしかない」と考えました。しかし、私の場合切羽詰まらないとダメなタイプであるため、自分を追いつめることが必要と思い、通信講座への参加を決めました。
 開催されている通信講座を調べたところ、いくつかありましたが、どれも結構な受講料でした。家族を養う身としては、あまり多額の投資ができないため、「新技術開発センター」の主催する比較的割安のものにしました(といっても4万円強!それも小遣いから捻出!!)。厚生労働省の給付金制度にも指定されているため、受講して条件を満たすと受講料の一部が返還されるというのも魅力でした(当時は8割返還でした)。
テキストの内容は、制度の変更、基礎・適正・専門問題の過去の出題傾向分析、解答の絞り込み方のテクニックなど、とても参考になりました。そして、専門問題の対策として、25問の模擬問題が一ヶ月おきに3回ありました。解答を返信することで、添削してもらえるというものです。
4月に申し込みをして、すぐにテキスト等が送られてきたのですが、時間がたつにつれ当初の意気込みが徐々に低下し、実際はなかなか進みませんでした。

(2003年夏)
8月を過ぎた頃に、「このままではお金が戻ってこない!」と思い、25問の出題×3回の問題を必死に解きました。模擬問題の内容は、過去に出題された問題をアレンジしてあり、とても手強いものでした。そして、受講料返還の条件は「3回の平均点が60点以上」というものであったため、8月後半に集中的してインターネットや専門書、基準類から、解答を見つけました。その結果、3回とも70点以上の結果で、9月末にめでたく受講料の返還を受けることができました。

(2003年9月)
しかし、まだ一次試験に合格したわけではなく、「本番はこれから」と思い、通信講座のテキスト、添削結果をベースに勉強していたのですが、試験日が近づくにつれ、まだまだ不安でした。そんなときにAPECさんのHPを見つけました。
APECさんのHPは、基礎、適正、建設部門の専門試験対策から、解答のテクニック、試験日までの準備と試験当日の昼食の食べ方(笑)が完全に網羅されていたため、非常に参考になりました(私は御飯党なので、当日はおにぎりにしました・・・)。
試験後は、臨時掲示板や解答案速報により、合格ラインに達したことがわかりましたが、人間弱いもので発表があるまで「マークミスはないよなぁ。名前書いたよなぁ」と心のどこかで引っかかっていました。
気になってAPECさんのHPに行ってみると、「終わったことはくよくよするな」「家族サービスしよう」「二次試験に向けて準備しても損はない」と的確なことが書かれていて、それだけでも安心させて頂きました(二次試験の準備は・・・これからがんばります!!!)

(2004年1月30日早朝)
技術士会のHPがダウンしていたため、この日もやっぱりAPECさんのHPの掲示板を参考に、文部科学省のHPで合格を確認しました。

(試験を振り返って)
通信講座の受講はもとより、APECさんのHPにおける模擬問題、解答の解説、受験対策を参考にして追い込みをした甲斐もあって、無事合格することができました。
試験は、基礎、適正、専門とも、簡単なものではなく、私の場合、受験対策をしなければ合格は難しかったと思います。
頭が固くなった今となっては、基礎科目における化学・生物や、専門科目(建設部門)の中でも、電力土木や港湾分野など、私の業務では日頃接することがない分野は、なかなか頭に入りませんでした。
合格者の激増について賛否両論あるようですが、今回合格した人の中には、私のように奮起した人も多かったのではないでしょうか。
私自身、一次試験の合格はスタートラインに立つための第一歩と考えています(「スタートライン」とは、二次試験の合格と思います)。
今回の体験をもとに、二次試験突破に向けて、さらに自分を追い込みたいと思います。
とりとめのない体験記となってしまい、申し訳ありません。これから二次試験に向けて、文章構成をわかりやすいものとする勉強もしていきたいと思います。

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技術士第一次試験を終えて〜島びとさん

(1) 受験の動機
 私は某県の出先に勤務している者です。私が技術士資格を取得しよう思ったのはふたつの理由があります。ひとつめは基準と基準の隙間を埋める技術力に磨きをかけたいと思ったこと、ふたつめは行政に求められている説明責任やインフォームドコンセントを果たすために技術をかみ砕き住民に対してもわかりやすい説明をできるようになることです。このふたつの目的を果たす自己研鑽の一環として受験を思い立ちました。

(2) このHPとの出会い
 実際のところ、昨年度までが第二次試験から受験できたせいなのか4、5月頃は本屋さんにいっても第一次試験の参考書はあまり見かけませんでした。大学を卒業して10年近く経っているため、特に基礎科目が心配でたまりませんでした。設計・計画、情報・論理、解析、材料・化学・バイオ、技術連関???正直なところ何をやればいいのか解らず受験申し込みを取りやめようと思ったこともありました。こんな時に既技術士の先輩にこのホームページを教えてもらったのです。

(3) 勉強方法
 基本的な勉強方法はこのAPECさんのホームページとテクノさんの「メールマガジン」(ほぼ毎日、過去の専門・基礎・適性問題が1問ずつメールで送ってきます。http://www.proengineer.jp)です。まず、『全般的な受験対策』(以下『』内はAPECさんのホームページ内のページです。)を読みました。そして過去問題を解いてみて自分の実力を知ることから始めました。予想どおりボロボロの結果で特に基礎科目は目も当てられない始末です。ヘコみました。もうやめようかなとも思ったのですが、解答例をみて「なるほど!!」と思えた問題もいくつかあることに気づきました。基礎科目は5つの枠からそれぞれ3問ずつ解答しないといけないわけですが、30問中15問解答し、その中で7、8問正解すればいいのです。「30問中7、8問でいい、25%でいいんだ!!」と自分に言い聞かせました。まずは毛嫌いしないことが大切です。
 基礎科目については『過去問題』や『基礎科目対策』に出てくる用語や関連する用語を『リンク集』から調べていき知識に枝葉をつけていきました。中には子供向けホームページもありましたがなかなか侮れませんよ。
 次に専門科目ですが同じく『過去問題』や『専門科目対策』のキーワードと関連事項を調べることを中心に行いました。役所勤めであることもあり、構造令、示方書、技術基準などは事務所にあるのでそれらを調べ、それで足りないものは『リンク集』から検索しました。参考書はテクノさんの「技術士第一次試験(建設部門100問)」(メールマガジンでお世話になったので買ってしまいました。)を使ったのですが内容が一歩踏み込んでいて過去問題より難しく感じました。しかし、試験も同様にレベルが上がっていたのでやっていてよかったと思います。最近、「国土交通白書」を読んでいるのですが、試験前に読んでいたら2問ほど正解が増やせたような気がしています。二次試験対策にもなりますし、先取りして読んでみてもいいのではないでしょうか?
 基礎科目・専門科目は『過去問題』を解いては調べ、『予想問題』を解いては調べの繰り返しでした。調べる癖がついたのは受験対策としてだけでなく仕事する上でもいいことだと思いました。試験直前には『ここだけ覚えてシート』が掲載されたのですが、これは使いませんでした。(APECさんごめんなさい。(^^;))すでに自分で調べたキーワード集を作っていたからです。なんでもかんでもオンブにダッコではなくて自分流というのも必要ではないでしょうか?キーワード集を使いやすいようにまとめて常に持ち歩き、移動時間など隙間時間を有効利用しました。一次試験は択一問題なのでしっかり用語を覚えるというよりも「こんなもんだろ!?」というレベルでいいから多くの用語に慣れるようにしました。
 最後に適性科目ですが、申し訳ありませんが勉強しませんでした。『過去問題』はいずれも7,8割は取れていたのではっきり言ってなめきっていました。倫理観の問題で合否が大きく分かれたようですが、感覚的には「大人の世界の常識」よりも「くそ真面目な学級委員長の常識」というか、「良い子ちゃん」していればそこそこ点数は稼げました。

(4) 反省点
 なんだか偉そうに体験談なんか書いちゃいましたが、自己採点が、専門・基礎ともに5割+αだったので発表までドキドキでした。実際のところ、5月に勉強を始めて8月には「そこそこいけるのでは!?」と変な自信をつけてしまい、9月に入って余裕が出てきたのかここのホームページと馴染みの深い佐口さんの「掲示板−1」を見るのが楽しみになって一次試験の勉強時間が減りました。モチベーションが維持できなかったことが反省点です。試験直前に風邪ひいたし・・・。やはり己をよく知り自分にあったペースをつかむことが大切ですよね。

(5) 最後に
 今年はこのホームページも『試験に向けて』などさらに充実しています。新制度に移行して4年目でまだまだ試験内容も紆余曲折することが予想されますが、がんばって下さい。そして共に技術士を目指しましょう。

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一次試験体験記〜YASUさん

 平成14年度、平成15年度の2回のチャレンジにて、今回、合格(建設部門 )しました。
 点数の結果としてはAPECさんのHPにおける回答速報により自己採点してみたところ、(1)基礎科目:9点、(2)専門科目:24点、(3)適正科目:11点、よって基礎科目+専門科目=33点のボーダーラインでした。特に専門科目の正解率が一番低かったのは合格とはいえ、恥ずかしさと情けなさを感じています。
 この結果から、結局は
 (1)平成15年度からは専門科目の出題形式が記述式 からマークシート方式へ変更され、あいまいな知識でも設問を読むことによって消去法による回答肢の選択が可能であった
 (2)基礎科目と専門科目による得点を複合した合格基準へと変更になった、という技術士第一次試験の試験制度改正の恩恵を受けたこと

が、合格の大きな理由だと実感しています。

 一般的な勉強方法については、APECさんのHPにも詳細に記載してありますので 、そちらを参考にしていただくとして、このログではちょっと長くて申し訳ありませんが、自分の実態についてお伝えしたいと思います。なお、自分は勤続12 年の土木系地方公務員で、都市計画、下水道(計画、設計、積算、施工)、道路 (設計、積算、施工)を経験してきました。

 専門科目は知床世界遺産さんと同様に、1級土木の参考書、近代図書の「技術 士第一次試験の解答例」、オーム社の「ハンディブック土木」、さらに日常業務での基本的な参考書代わりにしている工業高校土木科の教科書(土木計画、土木 施工、水理・土質、土木設計)を活用していました。
 1級土木のテストも出題範囲がかなり広範囲にわたっている択一式ですので、一次試験とは違和感があまり無いと思います。(もっとも出題レベルは、もちろん技術士試験のほうが上ですが。)
 それから、月2回刊の日経コンストラクションを読んでいます。

 基礎科目については、あまりに出題範囲が多岐にわたっているので、正直言って体系的な勉強のやりようが無く、日々の科学技術知識の蓄積だと自分は考えています。
 ただし、自分は「初級システムアドミニストレータ」の資格を持っていたためなのかはわかりませんが、「1群:設計・計画に関するもの」と「2群:情報・論理に関するもの」については正答率が高く(それぞれ3/5、2/4の正解)、この部分での得点は有利でした。
 けれども「3群:解析に関するもの」は出題ミスがあったとはいえ全滅、大学受験では物理は大得意だったのに15年以上たつとすっかり忘れています。ただ 、平成15年度のT−3−5:ばね定数を求める問題についてはばね定数の考え方を覚えていたので解けたのですが、数式中の単位換算を間違えてしまいひっか かってしまいました。みなさん単位の換算にはくれぐれも注意してください。
 さらに「4群:材料・化学・バイオに関するもの」については正解がわずか1 問。特に化学・バイオ系は建設部門の受験の方々は苦手とする人が多いと思います。最後の「5群:技術関連」では3/7の正答率でした。私見ではありますが科学技術に興味があるかたはナツメ社の図解雑学シリーズなどで4群、5群の知識を仕入れておくのが、科学一般を学ぶうえでも参考になるのかと思います。

 適性科目についてはHPで平成15年度はかなりレベルアップだったということでしたが、自分がおこなったことといえば、過去問題に目を通す程度と、たまたま試験直前に土木学会の「土木技術者の倫理」講習会を受講し、そのテキスト(土木学会出版の同タイトル)をひととおり読んでいた、また日頃から受験とは関 係なく新聞の社会、経済面の科学技術に関する記事や科学技術に関するNHKスペシャル(日曜の夜9時が多い)などをよく見ていたことぐらいでした。

 実際の試験勉強期間としては、今年度は多忙であったため開始は9月に入ってからでした。それも専門科目の過去約10年間の択一式問題をひととおりこなすだけでした。(ほぼ毎日夜11時頃から1時間くらい)
 じつは、このHPを知ったのは受験後だったので、第一次試験には活用できませんでしたが、勉強の方法を模索するにしても、掲示板などでみなさんの意見を拝読するにしても、かなり受験のモチベーションを保つことができると思います。 (APECさんに感謝!)
 こんなラッキーマンの私ですが、今まで雲の上の存在でしかなかった技術士第 二次試験という山の麓にたたずむとやはり挑戦したくなります。けれども合格後のこの数日、このHPなどで経験論文の対策を読むと、この数年間、業務に対する取り組みとして自分は何をやってきたのだ、と情けなくなります。
 どうか、みなさん、第一次試験に対する勉強も重要ですが、日々の業務に対しても真の技術者として取り組んで、すばらしい第二次試験の経験論文が記述できることをお祈りいたします。

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一次試験(水道部門)体験記〜troutさん

 水道部門で1次試験合格しました。専門学校卒でたいして教養もない、自分の体験談でも参考になれば幸いです。

 6月から勉強を開始しました。当初は、APECさんHPや受験同士の会等をのぞき情報を収集し対策を練りました。冒頭にも書きましたが、教養の無い自分にとって基礎科目が最大の障害と考え合格ラインの6問正解を目指しました。勉強方法としては以下の通りです。

<基礎科目>
 過去問を、理解した上で以下に進みました。
 ・設計・計画に関するもの  目標3問正解
   設計に携わっていれば、常識的な回答で正解できると判断。あとトライアル計算の練習。
   結果〜常識的な回答、トライアル計算で3問正解
 ・情報・倫理に関するもの  目標1問
   インターネット関連の用語を知恵蔵で勉強。
   アルゴリズムを理解(アルゴリズムという言葉さえしらなかった・・・)。
   結果〜2問正解
 ・解析に関するもの  目標0問
   手も足もでません
   結果〜出題ミス(2問)、択一セオリー(1問)で3問正解!!
 ・材料・科学・バイオに関するもの  目標1問
   DNA、クローン技術をネットで勉強、材料は過去問を理解。
   結果〜2問正解、選択次第でもう1問いけた。
 ・技術関連  目標1問
   リスク関連をネットで勉強、環境関連を面接用の時事用語集で勉強。
   結果〜2問正解
 基礎科目のまとめ
   運にも助けられ12問正解という結果でした。あと、APECさんHPの“これだけ覚えてシート”は必読です。

<適性科目>
 過去問で8割取れたので勉強せず。
 結果〜知識が足りず考えすぎて、ギリギリの8問正解。
 APECさんHPで対策を練ることをお勧めします。

<専門科目>
 解説付きの過去問を購入し、解説の大事な用語等に緑マジックを塗り、赤下敷きで隠し反復学習。自分の場合、5年分を5回程度反復学習しました。(補足に下水道指針、水道指針)
 結果〜下水に知識が偏りすぎて16問正解

 以上が私の勉強内容です。コンサル勤務の方は時間がないことでしょう。自分も帰宅が平均23時なものですから、効率的な勉強を心がけました。時間は昼休みの1時間、帰宅後の1時間半、朝のトイレの中、出張の移動中、自分の生活を見つめなおし少ない時間を有効に使うことが大事と考えます。
 あくまで目標は2次試験合格です。お互いがんばりましょう。

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一次試験体験記〜高熱隧道さん

○1次試験の基本対策
やはり、技術士を目指すのですから、1次試験に向けて、(1)現状と課題を把握し、(2)課題に対しての対応策(plan)を立案し、(3)そして実行と評価(do&see)を行った上で、(4)今後の発展((4)→(1)→(2)→(3)→(4)→)を考えるという流れなのでしょうか。

このうち、特に私が重要と考えるのは(1)になります。そのために、まずやるべきことは、過去問への取り組みでしょう。なるべく早い時期に読み通しましょう。

なぜならば、過去問を読むことで、出題傾向を把握し、かつ、自分の不足している知識を明確にできます。過去問を1度読み通して、さらに2度、3度と繰り返すほどにスピードがアップし、その学習成果に対して充実感が生まれます。その上で、自分の知識が不足している点について、参考図書やネット等で補うべきでしょう。

そうはいうものの、恥ずかしながら、私の試験対策については計画的に進みませんでした(願書送付以降、のんびりと工学書等を眺めていました)。それは、過去問対策が出遅れたためと考えます。それで、試験直前は冷や汗ものでした・・・。また、ちょうど、この頃にAPECさんのサイトを発見したように記憶しています。

○私の試験直前対策(1か月半)
過去問対策として、建設部門は1日1分野×11分野=11日間、基礎科目は1日1分野×5分野=5日を要します(学習時間:通勤時間や土日、平日21〜24時)2回目も同じくらい時間がかかります。3回目はかなりスピードがアップしてきます。そして、総仕上げとして、直前3日間対策も重要です。

総仕上げは、短期記憶として確実に残るでしょうから、
 ・まず、過去問数年分をもう一度読む(既に記憶したところは飛ばす)
 ・APECさんのサイトをチェックする(演習問題やその他模試含む)
 ・参考図書を再確認する(気になる点のみ)
などの取り組みを行いました。
※APECさんのサイトを印刷するとフラットファイル3冊分程度にもなります

○専門科目用資料
 ・技術士1次試験:建設部門:全問題と解答(通商産業研究社)
 ・APECさんのサイト(私の専門外の道路や都市計画などは助かりました)
 ・難しい工学書を読むよりは、入門書で基礎知識を再確認することが重要と考えます(特に土質や構造、コンクリートなどは絵解き系の本やハンディブック土木などを、余裕のある時期に読んでおくことがお勧めです)
 ・1土施取得者にあっては、テキスト(一般土木編)などの再読がお勧めです

○基礎科目用資料
 ・技術士1次試験:基礎科目・適性科目:全問題と解答(通商産業研究社)
 ・技術士1次試験:基礎科目徹底解析(テクノ)→部分的に参考活用
 ・APECさんのサイト
 ・数学・物理・生物・化学の受験ハンディブック、シスアド系の本や当該用語集

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一次試験体験記〜γ-GTPさん

1.受験時の状況
  H13、14: 二次試験受験。二回とも筆記試験失敗。
  H15   : 一次試験からの受験となる。5月に申し込み決意。
          ※H11: 一級土木施行管理技士取得済
  専  門  : 土質及び基礎
  現在年齢  : 33歳 

2.使用した参考図書
  1)当サイト「技術士受験を応援するページ」
  2)技術士一次 建設部門 平成7〜14年全問題と解答 
    通商産業研究社 2003.3.20  2,900円
  3)技術士一次 基礎科目・適性科目 平成13・14年全問題と解答 
    通商産業研究社 2003.4.15  1,575円
  4)完全突破!技術士一次試験 −建設部門編−
    オーム社 平成15.5.20  2,800円
  5)技術士第一次試験「基礎・適性」科目 模擬問題集
    (株)中部技術支援センター 2003.8.15 3,000円

3.準備スケジュール
  4 月 : <試験内容把握期>
        ・制度改正後の受験概要について調査(当サイトに出会う)
        ・前年までの失敗で腐っていたが、再度やる気を出す。
  5 月 : 受験申し込み
  6〜7月: <過去問味見・だらだら期>
        ・無対策にて、時間を計り、過去門にトライ。
         ※過去問は、当サイトより出力し、利用。
         ※解答は、当サイトの解答、及び上記2の2)を利用。

        ・合格ラインに到達していない自分の実力を把握。
  8〜9月: <実力醸造・ペース向上期>
        ・当サイトの一次専門資料を出力。これを読み込み、「知識整理
         シート」として活用。
        ・その後「すぐに」、当サイトの模擬問題を実施。正解することで、
         自信をつけてゆく。不正解部は「知識整理シート(HP出力)」
         へ考え方、注意事項を「書き込み」。
        ・当サイトので専門、基礎、適性を一通り実施。
        ・その後、上記2の4)を使用して、知識整理部分の読み込み→
         練習問題を実施。(期間:9/1〜9/14)
        ・その後、上記2の5)を使用して、知識整理部分の読み込み→
         練習問題を実施。(期間:9/16〜9/20)
        ※この頃、平日1時間程度、土日6時間程度の時間を使った。
        ※別の資格試験(10月実施)をもうひとつ受験していたため、この頃
         「時間の無さ」を自覚。焦りと戦いながら、受験準備に励んでいた。

  10 月: <実力確認・追い込み集中期>
        ・通勤時間を利用しての知識刷り込み+本番形式での過去問・模擬問
         を実施。
        ・専門が安心レベルに到達しないため非常に焦る。
        ・「当日試験開始までは、全て準備期間。一生懸命準備すれば、本番で
         最高のパフォーマンスがでる!」と信じて、「一度やった問題・知識」
         の刷り込みをひたすら「繰り返す」。
  本番前日: <最終チェック>
        ・今まで使った資料(過去問、模擬問)をすべて再確認。
        ・知識整理シートは2度読み直し。
        ・当サイトの「直前これだけ覚えてシート」は3度読み直し。
  本 番 :適性> 傾向が異なり、焦る。「先ずわかる問題を探す」手法で、落ち着
            いて最低ラインを確保することに注力。
        基礎> 計算問題を後回し。「わかる問題探し」をするも、解析分野にハマ
            ってしまい時間がなくなる。なんとか最低ラインはクリアか。非常
            に不安を残した。
        専門> 準備に最も時間をかけただけあって、わかる問題が最低ラインは
            あると確信。(結果、最低ラインはあったが、上積みはなかった)

4.過去問・模擬問題状況(正解数/問題数(実施日))
  適性>H13過去問:13/15( 5/10)
      H14過去問:13/15( 6/10)
  基礎>H13過去問:13/15( 5/10)
      H14過去問:10/15( 6/10)
      当サイト問 : 8/15(10/ 5)
  専門>H8過去問 : 3/10( 6/ 9)
      H9過去問 : 4/10( 6/10)
      H10過去問: 5/10( 6/22)
      H11過去問: 4/10( 6/29)
      H12過去問: 4/10( 7/ 6)      
      H14過去問: 6/10(10/ 4)
      H13過去問: 5/10(10/ 5)
      H7過去問 : 3/10(10/ 6)
      当サイトガチ:11/25(10/ 8)
      当サイト問 :18/25(10/11)

5.自己採点
  適性> 9/15 ・・・9点 (>8点)
  基礎>10/15 ・・・10点
  専門>13/25 ・・・26点 →基礎+専門 36点(>33点)

6.信条 
  1)焦り、諦めは禁物
  2)直前繰り返しは、効果絶大
  3)最高得点は本番でとの自己暗示

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一次試験体験記〜しげやんさん

1.技術士一次試験の過去の問題集と参考書について
私が利用したものは下記のものです。
  ・『技術士第一次試験演習問題建設部門 100問』  (株)テクノ
  ・技術士一次試験の解答例(基礎・適正・専門)建設部門 apecさんの hp
  ・通信教育の問題(基礎・適正・専門)


2.専門分野の勉強方法について

 勉強方法は、9月中頃まで専門分野は業務の設計課題を整理し、これを専門問題集及び参考書(会社にある基準書等)で知識の再整理をおこなうことで過去問題対策としました。
 業務外の専門分野(当然理解不足で分からない)は、このHPを参考にいろいろ情報収集をおこなうと共に20年以上も前の教科書を引っ張り出し、当時の基準が現在の基準に変更されてきた変遷を中心にhp検索を中心に理解を深めました。また、apecさんのhpで情報を整理したことは言うまでもありません。

3.基礎・適正の勉強方法について
 基礎の勉強方法は、APCEさんの技術士受験を応援するページを主に、参考HP(Echoの宅建○×問題1000本ノック・遺伝子の部屋などなど)から情報を得ました。・・・・これは、効果絶大です。
 また、APCEさんの択一問題やガチンコ技術士学園等々HP検索で問題集を探し出し、知識の再整理もしました。
 適正は過去問題で12問以上正解していたので、特に対策はしませんでした。・・・・これは失敗だった。

4.直前対策
 10月に入ってからは、ガチンコ技術士学園(青い炎さん)の予想問題等で、知識の再確認をしました。
 そして、試験日前日はAPCEさんの『これだけ覚えてシート』で知識の再確認をしました。

6.通信教育の受講
 「何が何でも合格したい」との思いから、8月から通信教育を受講いたしました。(短期受講のため、受講料は\25,000程度だったと思います。)共通・適正・専門分野の問題数も多く、私のお薦めです。また、申し込めば(無料)メールマガジンで毎日基礎・適正の問題も送られてきます。
      CTSC中部技術支援センター
       技術士第一次試験受験者応援団
       応援団長:寺本

       E-Mail:teramoto@ctsc.co.jp
       URL:http://www.ctsc.co.jp/
また、テクノさんの「メールマガジン」(ほぼ毎日、過去の専門・基礎・適性問題が1問ずつメールで送ってきます。(http://www.proengineer.jp)も利用しました。(これも無料)

 以上のようなやり方(あくまで中心はAPEC・HP)で約5ヶ月間毎日1〜2時間そして週末は土曜日を勉強にあてました。(日曜日は自治会行事の参加や家族サービス等々)
継続は、力なり」です。勉強に挫折しそうなとき、このHPをみて、全国数万人の同じ受験生(同士)が、がんばっていることを再確認され、やる気を出していただきたいと、思います。

 最後になりますが、継続勉強の結果は(私の推定試験結果)専門 18問 適正 10問 基礎 10問でした。努力をされれば結果は、あとから必ずついてきます。どうか頑張ってください。

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平成15年度 技術士第一次試験(建設部門)を終えて〜いなかものさん

1 はじまり
 わたしは、ある小さな市に勤務する40代前半の地方公務員で、所有している資格は「測量士」、「1級土木施工管理技士」の二つです。
 14年度は一次試験免除で二次試験が受験できる最後のチャンスだったため、一か八かで二次試験を「道路」で受験した。(※ 結果はもちろん惨敗でした)
 そのため、一次試験の勉強は14年1月から3月初めと、二次試験が終わった8月末から10月初めの約四ヶ月間という短い期間であった。
 ある程度、勉強したつもりだったが、一次試験はそんなに甘いものじゃなかった。案の定、基礎科目は6/15(40%)、適性科目は13/15(86%)、専門科目は択一が4/10(40%)、記述式は何とか3問選択し、マス目をやっと60%ぐらい埋めた、という悲惨な結果だった。
 こんな難しい試験をどうやって克服するのか、わたしには到底無理なんじゃないか、そんな思いであった。何をどうやって勉強していけばいいのか、つまり、どこから手を着けていいのか検討もつかなかった。特に基礎科目については皆目分からなかった。

2 再挑戦
 一次・二次試験共に不合格の失意から立ち直れたのは、年が明けた15年1月末にAPECさんのHPに出会えたことが大きかった。
 今後やるべきことがきちんと示されていた。こんなサイトは他になかった。掲示板にもいろんな情報が書き込まれ非常に参考になった。受験仲間が訪れて、励まし合い、助け合い、そして同じ目標に向かっていた。
 2月頃から少しずつ過去問の整理を始めた。一日一問を目標に、暗記するのではなく理解することに重点を置いた。わからない問題は多くの専門書を漁った。
 平日は、子供と一緒に9時に寝て、3時頃に起きて7時までを勉強時間に充てた。そして休日も4時間程度は机に向かった。また、10分でも隙間時間があれば勉強に充てた。
 まず、基礎科目に焦点を絞り、過去問を理解することにした。苦手な化学・バイオの分野も捨てずに、何とか1問でも正解できるように勉強をした。
 専門科目は一問一問、正解文だけでなく、選択肢すべての専門用語について時間を掛けて、広く深く理解することに努めた。
 適性科目は過去問をやる程度で十分と判断し、特段に対策を立てなかった。そんなレベルの問題であったからだ。
 そういう勉強方法で4月末には過去問に一通り目を通すことができた。本格的に始めたのは5月の連休明けからであった。
 まず、長期(一箇月)・中期(一週間)・短期(一日)のスケジュールを立てて自分を追い込んだ。予定が遅れれば、その都度スケジュールを見直した。
 決して無理な計画は立てなかった。一週間の遅れは週末に取り戻せるような計画とした。
 夜は勉強しないことにした。なぜなら晩酌だけは欠かしたくなかったからだ。好きな酒を我慢してまで勉強したくなかった。これは精神の安定を図る上からも、その方がいいと考えたからだ。これは試験直前まで変えなかった。
 試験勉強も長期になると、どうしても中だるみが生じてくる。そんな時は思い切った気分転換が必要である。今年は8月下旬に2泊3日で東京ディズニーランドに家族旅行をしたことが、わたしにはもちろん、家族にとっても大きな気分転換となった。
 9月頃には模擬や練習問題で何とか合格基準に達するようになった。あとはこれまで勉強したことの復習や肉付けに重点を置いた。新しい知識などは詰め込まないように努めた。
 こうして集まった資料はドッチファイルで延べ60cmぐらいになっていた。

3 参考書
 わたしが使用した参考書等は次のとおりです。
(1) 全体
 @ APECさんのHPを全科目で大いに活用させていただきました。本当にナンバーワンでした。
 A 潟Iーム社「技術士一次試験 徹底研究」
 B 樺部技術支援センターのメルマガ(基礎・適性)※ 無料
 C A社※固有名詞掲載について講義を受けたため、固有名詞を削除します。
 D わからない単語はとにかくインターネットで検索しまくった。
 E 新聞(全国紙・地方紙)は必ず目を通し、関係する記事(特に基礎科目)はスクラップした。
(2) 適性科目
 @ 近代図書梶u技術士一次試験解答例(基礎・適性)」(平成13・14年度)
   過去問を1回した。
 A 潟Iーム社「OHM9月号予想問題」
(3) 基礎科目
 @ 近代図書梶u技術士一次試験解答例(基礎・適性)」(平成13・14年度)
   過去問を3回した。
 A 集英社「イミダス2002・2003」
 B 潟Iーム社「OHM9月号予想問題」
(4) 専門科目
 @ 近代図書梶u技術士一次試験解答例(建設部門)」
   過去問を3回以上した。(平成3年度〜14年度)
 A 日経コンストラクション
 B 且R海堂「土木施工」
 C 大学時代の教科書
 D 轄O文社「これだけはマスター 1級土木施工管理技術検定」

4 試験本番
 ついに本番10月13日を迎えた。いままでの時間や苦労を無駄にしないため、問題用紙に向かい「精一杯がんばらせていただきます」といった真摯な気持ちでぶつかった。
 最初は適性科目、例年は簡単な問題だったため安心していたが、最初1問目から“えっ”という問題で正直焦った。15問の出題で50%つまり8問正解しないと他の科目が100%でも不合格である。
 聞いたこともない用語が並んでいる。時間が経てば経つほど焦っているのが自分でもよくわかった。適性というより、知識を問うような問題が多かった。誰もがそう感じていたに違いない。
 次が専門科目、1問目は過去問でよく見た土質の公式問題、最後の最後まで暗記に努めた相対密度の式が出題されており、土質公式を暗記した甲斐があった。
 ところが、3問目から問題の雰囲気が変化した。こんな問題みたことないぞ!わからない問題が続く、どの問題を選択すればいいのか?都市計画は全くわからなかった。河川も道路も鉄道もトンネルも……見たことのない専門用語のオンパレード、さすが一次試験だ、と妙に感心した。五つの選択肢をひとつひとつ消していく作業を続けた。
 結局、解答するのに時間は差程掛からず、何とか25問選択したが、絶対正解の自信はなく、1時間くらい残していた。あー今年もダメかなぁー、と不安が頭をかすめた。
 昼の休憩を挟み、いよいよ最後の難関「基礎科目」である。何としても最低6問は正解しなければならない。難度は例年以上と感じた。
 すべての問題をざっと確認した。何とかなるかもしれない。これで最後だ!もう少しだ!ガンバレ!また来年も同じ勉強はごめんだ。1時間は短かった。
 「終了」、監督員の声が教室に響いた。終わった。今日で終わった。そんな心境だった。帰路で一緒に受験した同僚たちと答え合わせをした。皆、手応えを感じた。そして家路へ着いた。

5 結果
 試験翌日、早速APECさんのHPや他サイトで正解を探る。臨時掲示板から皆の熱気が感じられた。うーん、いい調子だ、いいかも知れない。何とか全科目50%確保できたみたいだった。
 1月30日、待ちに待った発表の日。寝つかれないまま5時を迎え、文科省HPで自分の名前を見つけた時は、さすがにうれしかった。これでやっと安心できた。その夜、共に闘い合格を勝ち取った同僚たちと盛大に祝杯をあげた。
 結果は次のとおりだった。
  (1) 適性科目 10/15 66.7%
  (2) 基礎科目  8/15 53.3%(情報・論理および材料・化学・バイオは0%だった)
  (3) 専門科目 15/25 60.0%(鋼構造・コンクリート部門は捨てた)


6 おわりに

 長かった受験勉強もようやく終わった。「やればできる」、「試験勉強は自分との闘いだ」と実感した。
 しかし、一次試験合格は二次試験受験の切符を手に入れただけである。また、明日から二次試験合格へ向けて新たな挑戦が始まった。

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一次試験体験記〜30歳さん

10/10金 はれ
 技術士1次対策に着手する。過去2年分の適性問題を1時間勉強した。
 常識な問題ばかりで、合格レベルにあることを確認。時間節約のため対策は中止する。

10/11土 くもり
 基礎科目の勉強3時間。
 得意の解析分野は過去2年分の出題をみて題意を把握。常識的な微分と、連続式か運動方程式とその類。これも準備不要と解釈。
 設計分野、情報分野、技術連関も準備せずとも解けることを確認。よって、バイオ対策のみに絞ることを決定。DNAとクローンの定義のみを覚える。
 なんとなく何もしなくても受かりそうな気配。

10/12日 はれ
 慌てて専門科目の過去問を見る。といっても昨年まで一部記述式だったためサンプルが足りない。しかしサンプルが足りないのが良かった。
 2時間専門科目を勉強。明日見るために、技術士関連HPから専門科目についての予想問題・練習問題等をプリントアウト。
 23時床につく、しかし私事について悩みあり眠れず。ビールを飲んで結局3時頃就寝したと思う。

10/13月 祝 雨
 6:40起床する。実は寝坊なのだが、試験には間に合うので正直運がいい。
 2時間かけて電車移動。車内で自己に集中。HPで昨夜入手した専門問題を頭の中で解いていき、重要で基本的と思われる事項のみ暗記。
 加えて参考書でも再確認を行うことで定着を図る。結局、全く見もしなかった専門分野にまで手を広げて強引にポイントと思われる箇所を暗記していく。
 集中勉強した5分野(港湾、コンク、河川砂防、施工積算、建設環境)+土質、道路等
 を追加することにより心理的な補強とする。昨年うけた技術士2次試験のときのような人数と雰囲気。学生が多い印象あり。
 8:50頃、試験室に着く。

*************
 以下、試験について述べる。

1.適性科目試験9:00−10:00
 時間は40分余った。5割は取得したろう。

2.専門科目試験10:30−12:30
 時間が1時間余った。目標は10問としたが、8問がいいところだろう。サービス問・難問あった。
 なお試験後、10問目標では合格基準を満たすのは非常に困難と判明。1問2点配点という噂。勘違いしていた。

3.基礎科目試験13:30−14:30
 時間は15分余った。6割は取れた感触あり。

寸評:
 受験前の心構えとして、公表している合格基準(適正5割、専門4割、基礎4割、専門+基礎5割)をギリギリでクリアしての合格を目標とした。勉強はチマチマと計10時間はしたろうが、当日直前の電車内勉強で5問得した気がする。これにはAPECのHPの問題例が有効であった。
 結局の各分野に対する勉強時間は、適性1時間、専門6時間、基礎3時間。
 やり方は過去問中心だった。但し今年から専門出題形式が変更(論文が廃止され択一のみに)されたこともあり準備にはとまどった。また、それに加え、専門の配点情報を見誤った。専門目標10問では基礎13問が要求されることになり、困難である。
 多分、ボーダーギリギリ合格だろうと認識。
   ・意外と、理系知識や一般知識を知らないことが判明。新旧の知見の継続吸収が必要。
   ・全体的に勉強不足というか知識不足。自信過剰であることを自覚して謙虚に知識吸収する必要。
   ・常より技術における世情に明るくあるべき。
   ・前線の新技術をいつも追い求める必要あり。技術はすぐ陳腐になる。
    時間を掛けて準備していた港湾なんて、数問出題のみで、試験範囲のほんの一部にすぎなかった。


 帰宅後、HPで答えを検索。どうやら合否ラインを余裕でクリアしていることが判明。熱伝導方程式が割れ問となっているが、自信あったのだが。
 間違えた所は、選択時における次点の肢であったり、落ち着いて慎重に解いていれば正答であったろうものか、殆ど知識がない場合であった。

【得点結果】
●適性科目(10/15)
●基礎科目(13/15)
●専門科目(20/25)

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一次試験体験記〜tanakaさん

1、受験動機
 一次試験受験の動機は昨年当社で(地方中小建設会社)ISOの一貫として年度毎に各自の教育目標ってのがありまして工事の部門長としては何を目指すか?ってことを考えたときにどうせなら細かい協会関係のものより生え抜き社員じゃ誰も取ってない技術士でもやってみるか?っていう軽い(?)思いでした。無論1回で簡単には取れないだろうし2次試験へ進んだとしてもその後も相当しんどいやろなって感じで試験準備を2月末ぐらいから準備しました。

2、受験準備
使用した受験参考書

@ 技術士の第一次試験の解答例 建設部門 土木技術研究会
A 技術士第一次試験の解答例 基礎、適性 土木技術研究会

 この本の販売時期は@よりも1ケ月以上遅かったように思います。
B 技術士第一次試験 「基礎、適性」科目模擬問題集 中部技術支援センター
 8月末ぐらいの販売だったと思いましたが基礎科目についての不安とかなりの解説がありましたので購入し直前に設計、計画 情報倫理 解析の部分を3,4回は確認しました。


 勉強方法としては会社での勤務時間が不規則なことに加え自宅での学習習慣がないこともあり主として電車での通勤時間を利用しました。(徒歩時間を除き20分*2回=40分ってとこでしょうか?)勤務中でも出先へ持ち歩くバックの中には上記の本を忍ばせておりました。自宅のほうでは週7日のうちなんとか4日はやるように努力しました。(時間的には1、2時間程度)
 試験準備期間としては3月頃から初め8月までは問題をこなしながらの現状確認その後は基礎科目については過去問が少ないこともあり解答例だけでなくその周辺知識やら類似問題を学生時代の本を引っ張り出しある程度の例題は解けるようにじっくりと勉強しました。(但し、学校を卒業して20年以上だったので情報、バイオについては参考になる本がなくてインターネットなんかで探し語句の理解に努めました)
 8月のお盆以降は完全な受験モードに入りとにかく毎日1,2時間は机に向かうように心がけました。この時期上記のBの本が発行され基礎については新たな知識の吸収は止めてこの本の内容に絞りきって学習しました。
 試験直前の一週間ぐらいには専門の基礎用語や公式を確実にものにできるように再チェック。適性の基本になる技術士法についても原文確認に努めました。

3、受験模様
 以上の状態で本番を迎えたのですがその段階での自信はせいぜい50:50と言うところでした。試験当日は朝5:30に起きて隣の県の大学まで車で行きましたが初めての場所で少々迷子になり試験会場についたのが開始前の30分前でした。(そんな意味ではほんと余裕を持って行くことが大事かも知れません。当日も同業者の道路工事による迂回路表示が途中でわかりにくくなり焦りましたから)
@ 適性科目
 試験前の注意説明事項の読み上げ中に試験用紙は配布され自分がいた会場では表の受験番号と名前の記入までは許されました。スタートと同時に中を見た瞬間、「う〜ん この程度の文章ならなんとかなる」って意気込みで行ったのですが段々と問題を進めていくうちに文章が多くどこがキーポイントなのかボッートしてしまう場面があったりで、これじゃいかんってことでポイントが見えない所や答えが絞り切れないものについては後回しにしましたが15問一回りした段階で既に40分近くを要し残りの問題をやり直すのに少々焦りました。
A 専門科目
 25問の選択だったのでとにかく解ける問題、確実なところをまっさきに押さえました。後は25問の不足分を補う形で計算問題も含めて再検討。自信のある科目だっただけに80%は大丈夫って感じでした。
B 基礎科目
 昼食を挟んでの午後からだったのですが自分の受けた大学構内では弁当の販売とか食堂などもなく手弁当がお勧めだと思います。
 基礎科目では不安が的中しまして問題を見た途端 「うん?若干今までのと傾向が違う」 そうなってくると急に額に汗が出てきましたがこれが最後の試験科目だし@、Aはうまく切り抜けたのだから合格ラインは最悪40%でもなんとかなるんだと思いなおし(15問中6問正解でも可)とにかく確実な問題を押さえるようにしました。

4、試験終了後合格発表まで
 試験終了後に実は帰り同業者の方と一緒になり成り行き上自分の車で一緒に帰ることになり答え合わせなんぞをやったのですが――――どうも基礎科目の情報、倫理がまったく取れなかったみたいで―――この段階である参考書にあった基礎科目のいずれかの項目で0点があると不合格って話がありまして、自宅に着いたころは基礎科目での不合格を100%確信してました。
 試験終了後1週間もするとあちらこちらから推定解答なるものが出てくるのです。既に不合格と思っていたためさほど真剣に見ていなかったのですが基礎科目の一部で0点でも不合格はないと聞き俄然自己採点をやり出したのですがその段階では、
 適性科目 9問
 専門科目 13問から15問(機関により解答に食い違いがあったため)
 基礎科目  8問(内出題ミス1問を含む)
従って適性合格 専門と基礎が34点から38点最低の34点で考えた場合マークシートでの誤記入やら万が一の出題者側の変な解答(?)があればアウトと言う状態で合格発表までの3ケ月はほんと長かったです。ここまで来てAPCEさんとの関わりなんですが実は試験終了後でした――――だからこのホームを知ったときにはこのページをもっと早く見てればもっと効率的にやれたんじゃないかと思いました。

5、試験を終えての反省
 適性試験では恐らく過去問を眺めていると大方の人はこの程度ならなんとかなると思うのですが(50%取ればいいと言う意味で)本番の試験では問題の熟読を迫られるため意外と時間が足らなくなり焦りましたから試験本番前には15問設定で1時間とう訓練をしておいたほうが良いのかも知れません
 専門と基礎とですが難しさと点数配分を考えるととにかく専門で点数を稼ぎ最悪基礎ではぎりぎり6問(→6点)でもなんとかなるように勉強するのが効果的かと思います。
 解答は全てマークシートですので特に選択科目である専門、基礎では誤記入のないように最後の5分はこの確認作業をするようにしたほうが良いかと思います。

6、最後に
 今回独学で試験を迎えてしまいましたが運よく一次試験は合格しました。この間仮に受かっていれば2次は8月で準備期間が1次よりも少ない期間になる訳でどうしたものかと思案していましたがこのHPにあるとおり結果はどうあれまた勉強するわけですからゆっくりと国土交通白書でもというAPCEさんの言葉どおり1次でも2次でも役にたつ本書を読みながら結果を待っていました。
 願書の受け付けは4月からですがもう来月から願書とか経験論文の準備に入ることになります。2次試験に向けて本HPを徹底利用して勉強を進めたいと思います。
 試験を受けていたとき、回りの真剣なムードは社会人になってからはとんと忘れていた感動でした それなりに準備をしたと言う自信と結果のわからぬ緊張感、何とか受かりたいという気持ち、全てが新鮮な思いでチャレンジすることができました!!
 試験終了後はダメでもまた来年チャレンジしたいと素直に思いました。これから一次試験にチャレンジする方も一生懸命やれば結果はともかくこの感動を味わえるものと思います。頑張って下さい!!

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不合格体験記

はじめに言いますが、決して真似しないで下さい。
40代の中年エンジニアです。機械専門。

4月
(明確な理由はないが)受験を決意する。←この動機からしてマズイ。

5月
某協会のセミナーに参加。
そこでは、「現代工学の基礎の表紙とまえがきと目次を集めよ。まえがきに問題の半分が出ている」と言った。
これを信じて勉強する。
しかし、APECさんのサイトで、まごちさんも言われてます。その通りでした。
“某協会の無料セミナーでは、「現代工学の基礎の表紙とまえがきと目次を集めよ。まえがきに問題の半分が出ている」と言われた。これをチェックすると、まえがきには本文の概要が書かれており、確かに言われたことに嘘はなかったが、まえがきをいくら勉強しても正答にはたどり着かないのである。”

6月
2年分の過去問を解く。
H13 基礎  8問
    適正 14問
H14 基礎  7問
    適正 13問
正直、基礎は6問なので安心感が出て来ました。“仮に基礎6問でも専門で稼げるさ”
という気持ちはありました。
結果、次のようなことが分かった。
得意科目 設計・解析・技術連関
不得意科目 材料バイオ(0点)
得意分野 計算問題(正解率90%以上)

7月
ここから本格的な勉強開始。(現代工学の基礎のまえがきを中心に暗記する)

10月13日
適性

過去問から“楽勝だ”と思って問題を読んで唖然。
しかし、落ち着いて解いて、何とか9問クリア。
専門
専門は経験から解けたので18問クリア。楽勝。
基礎
APECさんは、文章問題から解いたほうがいいといってましたが、逆らって(APECさん。ごめんなさい)答えが確実に1つに絞れる計算問題を中心に解く。過去問でも計算問題は正解率90%以上
検査回数、アルゴリズム、・・と解く。
順調だ。あともう少し。
しかし、ここで例の、運命の、解析の出題ミスに出会う。
3−4 解いて5分位で、???? ウーン。わからない。パス。
3−5 解いて5分位で、???? ウーン。わからない。パス。
何が何だかわからなくなってパニック。時間がない。
焦って、次の計算問題に着手。
計算問題は5問クリア。あせって間違ったところもある。
あと、2問は欲しい。
文章問題に着手。
しかし、時間がない。
もう適当にマークする。
試験終了後の感触は何とか7問ゲット。
家に帰って、HPで調べる。6問に減る。
数日後、サイトでの答え合わせで、5問に減る。
だんだん、点が減っていく自分が情けない。
このころAPECさんのサイトと出会う。(感激!)

発表当日
“もしや・・・”と思ってサイト見るも、やはり不合格。
1週間はがっくりきてショック。放心状態。2日会社休む。
しかし、段々とふがいない自分に腹が立って、リベンジを決意。

反省点
1 “絶対に1回で合格する”という強い決意がなかった。(私の会社では技術士はあってもなくてもどちらでも良いところです)
2 某協会のセミナーでの言葉を鵜呑みにした。
3 ノートはパソコンでまとめた。これが意外と頭に入らない。
4 過去問では100%合格していた。今年は基準が下がるので安心感があった。
5 APECさんのサイトを知らなかった。

皆さんは私の真似を決してしないで下さい。

今年のやり方
1 キーワードはパソコンで徹底して調べる。
2 基礎の4群の専用ノートを作る。キーワードを2,3行の手書きで行う。
3 基礎でバイオは捨てる。サイコロ勝負。
4 APECさんのサイトに世話になる。
5 文章問題を解く力をつける。

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一次試験体験記〜きりばんさん

1)プロフィール
  32歳
  専門分野は土木ではありませんが建設部門で受験しました。
  受験動機は、マークシート式になったのと1級土木も受験するため、よい勉強になると思い決意しました
  今回初めてのチャレンジで運良く共に合格できました。  

2)技術士一次試験対策の問題集
 @技術士第一次試験(建設部門)の解答例 近代図書 (平成7年〜14年度の過去問)
 A同上(建設部門)の平成6年度版(昭和62年〜平成5年度の過去問)
 B技術士第一次試験(基礎・適性)の解答例 近代図書 (平成13・14年度の過去問)

あとはAPECさんのHPに大変お世話になりました。

3)専門分野の勉強方法について
1級土木施工管理技士も同時に受験したため1級土木の勉強をより深く理解できるように心がけながら勉強しました。(1級土木はマークシートなのであまり理解できていなくても解けてしまいます。)
通常業務時も疑問点は深く掘り下げて調べる様に心掛けました。
後は、過去問とAPECさんの練習問題を繰り返し理解しながら、何度も取りこぼしがないように解きました。

4)基礎・適正の勉強方法について
過去問の取りこぼしのないようにし、APECさんの参考資料を読み勉強しました。

5)直前対策
ガチンコ技術士学園(青い炎さん)の予想問題とAPCEさんの『これだけ覚えてシート』を参考に弱点を見つけて再度強化しました。

6)勉強時間
1級土木実地試験の終了後、平日は仕事帰りに毎日ファーストフード店で2時間勉強しました。

7)受験しての感想
基礎は、勉強不足の感が否めませんでした。大卒後のブランクが埋められませんでした。
(出題ミスのお陰でなんとか目標の5割はクリアーできました)
適性は、過去問ではより難しくは感じましたが取りこぼしなく7割以上はできました。
専門は、難しいというか早とちりを誘うような問題が多く思ったより得点がのびず6割の出来でした。
(問題は、選択肢の最後まで確実に読み、問題を理解してから回答すべきですね。)

やはり、過去問とAPECさんの演習問題等を理解しながら取りこぼしなく勉強することが合格への近道だと思います
私の場合、社内に技術士や同志が見あたらず独学でやるしかありませんでしたが、APECさんのお陰で挫折することもなく合格できました

8)今後の目標
実務経験が7年以上あるため、H16年度の技術士第二次試験(施工計画、施工設備及び積算)にチャレンジします。
今回の受験で通常業務でも、あらゆる視点から見ることが出来るようになり今後より一層理解を深めていきたいと思います。
また、これから第一次試験を志す社内の後輩たちへアドバイスしていきたいと思っています(自己啓発にもなると思います)。

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一次試験(環境部門)体験記〜パチスケさん

 30歳、環境コンサルタント会社勤務です。
 環境部門について、一次試験をどのように乗り切ったかをご報告させていただきます。

2003年3月
 技術士になろうと思う。
 都内某本屋に行き、書籍を当たるがとにかく全体像が全く見えなかった。試験情報を収集している時に、APECさんのHPに出会う。すぐに感動して、色々と情報収集する。
同時に、「メールマガジン名 : 技術士第一次試験を解こう!」(株式会社テクノマーケティングセンター)http://www.proengineer.jp/mag/mag_01.htmlのメールマガジンの購読をはじめる。ここで、ユーザー作成問題(正解付)も掲載されることを知り、自分も平成14年版の環境白書を元に、問題を作り始め投稿をはじめる。
結局、7月までに20問以上問題を作り、投稿しました。これにより、かなり力がついた。

2003年4月
 基礎科目と適性科目について、まだ、よくわからなかった。
そこで、「第二版 大学講義 技術者の倫理 入門」(杉本泰治 高城重厚)を通勤の時間を使って読んでみた。
相変わらず、平成14年版の環境白書を読み、問題を作成していた。
その他に、「環境政策」(阿部晶著)は4月から7月に掛けて3回通読した。
環境部門の過去問を入手し、その解答を7月ぐらいまで掛けて順次作成した。
なお、かなりの年度で解答が入手できたため、その解答案について精査した。
というのは、現在では解答が異なることが多いために、現在の解答案も作成した。

2003年5月
科学技術者の倫理〜その考え方と事例:第2版」(日本技術士会訳編,H14.3.31発行,丸善)を購入、通勤時間を使って通読しました。しかし、400ページ強で、200ページ強までしか読みきれなかった。
 「完全突破!技術士一次試験 基礎科目・適性科目・共通科目編」(オーム社)を購入し、基礎科目と適正科目を一通り解いた。8月に再度解いた。

2003年6月
平成15年版環境白書を購入し、通読を開始した。同時に、問題を作成し投稿した。
その他には特に勉強はしなかった。

2003年7月
 APECさんのHPの基礎科目のページをプリントアウトして、まず一通り解いてみた。
3週間程度後(適度に忘れた頃を見計らって)、再度解いた。
技術士第一次試験基礎科目・適性科目全問題と解答 平成13年度・14年度」(通商産業研究社)を解いた。8月と9月にも1回ずつ解いた。

2003年8月
第一次試験「基礎・適性」科目模擬問題集 技術士一次試験対策  (平成15年 度版)」(http://www.ctsc.co.jp/book-g1.htm)を購入して、盆休みで一通り解いてみた。
その後試験まで、苦手分野は4回、その他は2、3回繰り返した。

2003年9月
「第一次試験「基礎・適性」科目模擬問題集 技術士一次試験対策  (平成15年 度版)」及び、APECさんのHPの演習問題を週末にまとまった時間を作ってひたすら解いた。
技術総合誌OHM 2003年9月号」(オーム社)に直前対策/技術士第一次試験予想問題と出題分析、傾向と対策(基礎・適性科目) があったため、購入して2回程解いてみた。
1回目で、基礎は11/15、適正は14/15だったので、ほぼ合格ラインには達したと判断した。

2003年10月
「技術士第一次試験 演習問題」が9月末に発売されたので急いで購入した。(http://www.techno-con.co.jp/item/81115.html)
これについては、3回繰り返しましたが、1回目で正解率が8割だったので、専門についてはほぼ大丈夫かと判断しました。

試験結果
基礎科目13/15(解析で1点プラス)
適正科目14/15(問題2−5(公衆の定義)を間違えました)
専門科目25/25(JMAM)
      20/25(テクノ)
      24/25(CTSC)
専門については、環境白書の読み込みと自作問題の作成がかなり力をつけてくれたと思います。
自分としては、JMAMさんの正解推定が正しいだと信じていますが・・・・。
私は必要以上に勉強しすぎたかもしれません。

基礎科目について
  1)APECさんのHPの解説と問題を繰り返し解くこと。
  2)過去問を解いてみること。
この二つで自分の苦手分野を洗い出した上で、
  3)すでに幾つか問題集が出ているので、そのうち1冊を購入し、繰り返し解くこと。
で十分かと思います。

適性科目について
 1)いわゆる教科書とよばれる本を1冊でも読んでみること。
 2)過去問を解いてみること。
 3)必要に応じて、幾つかの問題集を解いてみること。
で十分かと思います。3)よりも、教科書をじっくり読んだほうが、効果的かとは思います。

専門科目(環境部門)について
 1)環境白書を当該年及び前年について読み込むこと。
 2)過去問について、自分で調べて解答を作ること。
5年以上も前の過去問を解いたところでどれほど意味があるのかと思います。問題を解くことにより問題慣れするメリットはありますが、色々な本を読んで幅広い知識を身に付ける方が大切かと思います。

私が読んだその他の本の例
 「環境経済学入門 R.K.ターナー他著 大沼あゆみ訳」(東洋経済新報社)
 「環境保全対策入門 環境保全技術研究会編」(オーム社)
 「環境工学 第3版 石井一郎著」(森北出版株式会社)
昨年の3月に環境計量士(濃度)の試験を受けており、それもバックグラウンドとして有効だったと思います。

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技術士一次試験体験記〜OISOさん

48歳物忘れの良くなった三児のお父さんの受験体験記

私は、地方公務員(市職員)で、水道部門(下水道が主)を受験をし合格しました。
 私の推定得点
  基礎 9/15点 (出題ミスで1問○になりました。)
  適正 10/15点
  専門 30/50点

小さな子供がいて、受験勉強の時間が取れにくいので、やらねばならない、時間が無いとストレスを感じながら3月頃から、だらだらと受験勉強をしていました。APECさんのHPを読んで、発想の転換が出来て、ぎりぎりの合格をねらう方向で、受験勉強をしました。試験の2〜3日後には、インターネットの解答速報でチェックをし、合格の手応えを得ました。合格発表まではとても長く、本当に合格しているのだろうかと不安になり、なまけ虫が出てきて、二次対策もほとんど出来ませんでした。

勉強方法は、結論から言うと APECさんのHPを何度も読み、効率よく利用することで、限りなく合格に近くなると思います。合格体験記を書くために、再度HP見て余計に痛感をしています。信じるものこそ救われる。私以外にも、このHPを読んで合格され人が、たくさんおられると思います。

私が、なぜ合格できたのか
1 家族に、10月に技術士一次試験を受けると宣言した。
 妻 フ〜ン 好きにしたら 。
 私 好きにさせてもらいます。
 長男 まあ、がんばりや。
 私 はい、多分がんばります。
 長女 ヘ〜 お父さんなにをするの?
 私 お勉強をするの、たまには、親も勉強する姿を見せないと。
 次男 4歳で意味分からず、父さんがんばれ。
 私 かわいな、がんばるぞ。
2 APECさんのHPを知って、正確な対応が出来た。
 基礎、適正については、HPの内容を理解するだけで十分では。
3 過去問題を工夫をしながら、何度も読みました。
 適を知ることが、資格試験対策の王道です。
 最初は、三色ボールペン法(詳しくは、齋藤 孝さんの本を読んでください)を利用して四色ボールペンを使いながら
  赤 ものすごく大切
  青 大切
  緑 おもしろい
 で、色分けの線を引きながら読みました。
 次の日は、前日の読んだ所の、線を引いた所を読み直し、次に進みました。
 1年分が済むと、それまでの、線を引いた所を読み直し、次年度に進みました。
 後は、それを何度も繰り返しました。
 覚えられない所は、メモにして直ぐに見れるようにしました。
 試験前の、おさらいにメモが役に立ちました。
4 受験会場に行く時に、知り合いを作り、知らない会場まで連れていってもらった。
 会場までの不安が無くなり、コミュニケーションでリラックスできました。
 電車で、水道部門の本を読んでいる見知らぬ人に、声をかけました。
 話をすると、知っているコンサルさんだったので、会場まで連れて行ってもらいました。
 受験後は、知り合いの人も一緒に、コーヒーブレークをして、答え合わせをしました。
 専門で、ポカミスをして当然取れるのが、2問間違えたことが分かりました。
 とてもあせりましたが、その時点で、合格は遠のいたと思いました。
5 数十年ぶりに勉強する気持ちを持続できた。
 子供に言った手前、止めることが出来なくなった。
 日ごろ、子供にはうるさく言う親父のために、する時はする姿を見せたかった。
 効果の方は、分かりませんが、何らかのプラスになっているのではと納得しております。

私の場合は、APECさんのHPを知ることにより、基礎、適正の正確な、攻略方法及び対策が出来ました。例えば、基礎は、40%を確保すれば良い、ぎりぎりでも合格は出来る。適性は、神様になったつもりで解答すれば良い等のアドバイスで、勉強する時間の割合と、解答率を
  専門に6割 で、5割強の解答率
  基礎に3割 で、4割強の解答率
  適正に1割 で、5割強の解答率

を目指すことにしました。

HPにある対策で、試験の内容レベルを知ることができ、模試試験、演習問題等の説明を読むことで、理解が一層増しました。市販されている図書に劣ることはないと思います。リアルタイムで資料が出てくるし、私は時間が余り利用しませんでしたが、分からない所は、直ぐにリンク先で詳細を調べることも出来るようになっているのは、優れものだと思います。

試験直前になれば、あれもこれもしないと駄目だと、焦って逆に何も出来ない状態になりました。いつも出てくる、あきらめる虫が出てきて、「別に、こんな勉強せんでいいやん、止めとき」「資格を取っても、何もメリットがないで、止
めとき」と甘いささやきが聞こえ出します。そんな時に、グッドタイミングで、試験直前メッセイジが出て、みんな同じ状況なんだ、冷静になれ、あきらめるなと励まされました。

これだけ覚えてシートは、試験直前に要点を見直すので大変役に立ちました。会場では、数名の人が同じシートを見ながら、最後の追い込みをかけていました。私の場合は、試験でこの問題は、あそこに書いてあったのにと場所だけが思い出せ、肝心の答えは思い出せないこともありました。もっと、しっかり見ておけば良かったと後悔をしました。

私の使用した本は、
1.平成15年版 技術士第一次試験の解答例(基礎・適正) 〜技術士研究会編 近代図書 1,500円
基礎は、最初、三色ボールペン法で読み、サービス問題を含めて、3問は解ける感触を得ました。後、4問をどれで取るかを念頭に置き、何度も線を引いた所を読み直しました。解析の所は、微分、積分の部分を補強しました。オームの法則、抵抗、コンデンサーの直列、並列の考え方の整理をしました。
 適正は、三色ボールペン法で軽く流し読みをすることで止めました。
2.平成15年版 技術士第一次試験の解答例(水道部門) 〜土木技術研究会編 近代図書 3,000円
基礎を、最低限でクリアーするためには、専門で稼がないと思い、最初、三色ボールペン法で読み、二度目に、解答を見ずに、自分でどれだけ解けるかを問題の下に番号をつけて、○×を書いていきました。下水道部門は、3割ほど解くことができましたが、水道部門がもう一つでした。ともかく、物忘れがとても良くなっているので、線を引いた所を自分なりにあれこれ工夫をしながら読みました。

3.技術士試験 水道一般 五択式演習問題と解説〜CEネットワーク編 鹿島出版会 1,900円
専門の補強のために、解答例と同様に対応しました。

4.OHM 9月号〜株式会社 オーム社 1,600円
基礎・適正の、仕上げのつもりで一度目は真剣に、二度目からは、理解するように読み数度読み直しました。

3月に本を買って、試験勉強の体制を作りましたが、小さな子供の4歳児がいるために、ほとんど家では、勉強らしいことは出来ませんでした。仕事が終わった後、20〜30分ほど、本を見ること、APECさんのHPを見ることを目標に
しましたが、1/3も出来ませんでした。休みに家族で、出かけた時に少しの時間でも問題集を見て、家族に、ひんしゅくを買いました。夏休みには、子供がいない時に集中的にしました。試験が近づくに従い、いらいらしている私を見守ってくれた家族と、何かと協力をしてくれた、職場の同僚及び上司に感謝をしております。

最後に、物忘れの良くなった私でも、合格できました。自分なりの工夫をしながら、APECさんのHPを参考に勉強するのが、私の経験から合格には一番の近道だと思います。あれこれ、悩まないで、みなさんの、受験体験記を見ながら、自分で出来そうなことや、やってみようと思うことを決めて、進んで行ってください。誰でも、止める理由は山ほどあります、この機会を逃せば、次回はそれ以上のエネルギーと時間がかかると思います。次回は、技術士の合格体験記を書けるようにしていきます。

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技術士一次試験を終えて〜ともさん

1. 自己紹介
 勤務先:ゼネコン(試験受験時)
 年齢 :28才
 1次試験の受験回数:社会人1年目に1回、今年が2回目(1回目は、全く対策をたてずに受験し、撃沈。)
 取得資格:1級土木施工管理技士、測量士、CAD利用技術者2級
 2次試験の受験予定部門:土質および基礎、道路

2.受験動機
 @試験勉強を通して、技術者としてのスキルアップ。
 A本年度から、1次試験の合格が、2次試験受験の必要条件となったため。
 B建設業界で最高位の資格『技術士』を取得するため。(顧客への説得力)

3.受験勉強の期間と方法
 開始時期:4月ぐらいから開始。(10月試験のため、約6ヶ月)
 勉強時間:
  @行き帰りの通勤電車内、片道30分。
    →メリット:最低毎日、電車内で1時間の勉強が確保できる。(勉強の習慣付け)
  A週末の土・日のいずれかを図書館で勉強
    →メリット:図書館であるため、周りの雰囲気がモチベーションをあげる。
          知りたい事項がすぐに調べられる。(基礎科目)新聞からの情報を得られる。(基礎科目)

4.利用したもの
1)参考書
  完全突破 技術士1次試験 建設部門  オーム社
  完全突破 技術士1次試験 基礎・適正・共通 オーム社
  技術士 1次試験 基礎・適正 科目 中部技術支援センター
  技術士1次試験の回答例 近代図書

2)参考書以外の書物
@基礎科目対策
  イミダス、日本経済新聞
A専門科目
  日経コンストラクション(技術士 2次試験のためにもなる)
3)インターネット
  APECさんのHP
  佐口さんのHP(技術士受験講座)
4)メールマガジン(無料)
  ・中部技術支援センター :オリジナル問題
  ・proengineer.jp    :過去問
  ※毎日、1問づつ送信されてくるため、日々の積み重ねによい。

5.試験結果
@個人の結果
 適正(13/15)
  予想では、もう少し悪いと思ったが、うまく拾えていた箇所があった。
  例年に比べて、難しかった。
 基礎(12/15)
  基礎の中では一番難しいと思っていた、バイオで満点がとれた。(イミダスが有効)
  解析問題での出題ミスに助けられた。 
 専門(15/25)
 個人的な感想
  ・ 専門の都市計画は捨てて正解だった。
  ・ (それぞれの得意分野、不得意分野の取り組み方)
  ・ 自分の専門では、確実に正解を導けることが重要。
A社内の結果
 7/25 (28%)
 社内の傾向
  ・若手社員の方が、合格率が高かった。
  ・適正をなめて痛い目にあった人が多かった。
  ・やはり日々努力している人達が、結果を残していた。

6.合格の秘訣
 多くの人に自分が、受験することを公言し、『絶対合格する!!』と宣言する。
 このことにより、自分を追い込み、高いモチベーションが維持できる。
 身体を壊さない程度に、自分を追い込みましょう!!
 他人(会社)に追い込まれる前に、自分で自分を追い込みましょう!!

7.最後に
 APECさんのHPでは、本試験における様々な情報を得ることができ、試験までのモチベーションが常に高い位置で維持できました。このたびの試験の結果は、APECさんのHPのおかげです。ありがとうございました。
 二次試験に向けて、自分自身、スキルアップができるように日々精進したいと思います。そして少しでも、技術者として、社会に貢献できるように努力したいと思います。

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一次試験(水道部門)体験記〜ポポてつまるさん

1.はじめに
「技術士になりたい!」との思いから一次試験に挑戦し、なんとか合格しました。
「後に続く皆さんへ」とのことで、自分の体験が少しでも参考になればと思います。
専門は水道です。一級土木を持っているので、共通科目は免除でした。

2.適性科目について
過去問題を勉強しました。

3.専門科目について
過去問題を中心に勉強しました。
水道設計指針、下水道設計指針から自分に必要な情報を探し整理して読み返しました。

4.基礎科目について
高卒の自分にはヤバイ科目です。範囲は広いし、なんだこれ?と思うのもありました。
過去問題を全部読み無理だと判断した分野については勉強しないで、自分でも理解出来る分野を中心に勉強しました。
試験時間も短く自信のある分野から回答したが、これは出来たと思う問題が少なく、かなり苦戦しました。そして終了!もうだめだと思い落ち込みました・・・
基礎科目への対策が一次試験合格へのポイントになると思います。

5.終わりに
勉強は「やる気」の持続が大切だと思います。
自分は会社の上司や仲間と試験を受けたので、自分だけ落ちたら嫌だと思い勉強しました。しかし、「遊びたい」・「のんびりしたい」・「仕事終わってから勉強!」・「休みも勉強!!」
冗談じゃない!!!楽しくな〜い!!!!
勉強しない時期もありました。(不合格の言い訳を考える・・・かっこ悪いよね)
しかしである。嫌々勉強していたある日、「技術士を目指し勉強する自分はかっこいい?」と思うようになり、ホントの「やる気」になりました。(単純ですね〜♪)
目標に向かって努力することはいい事だし、合格出来たら嬉しいよね。
お互い技術士を目標に、がんばろう!


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